2
五年P.2~4 六年P.2,5 使五年P.43 23 六年P.23 使42 まとめ 三年P.42 麿使42 まとめ 四年P.42 使使42 まとめ 五年P.42 39 まとめ 39 六年P.39 やぎ 香料 にかわ なたね とろろあおい みつまた こうぞ がんぴ こうりょう 2 うすくのばした毛を外側にまきつける。 長さに応じて切った毛を均等に なるまで混ぜる。 きん こう りょう おう とう 選んだ動物の毛を そろえる。 ごみやよごれを取り, たたいてせんいをほぐす。 皮をにて,せんいを 取り出す。 こうぞ・みつまたなどの皮を はがし,水にさらす。 すすに,にかわと香料を混ぜて, つやが出るまでねる。 なたねなどの油を燃やし,すすを 集める。 表面を平らにした後,のみで海と陸をほる。 原石をだいたいの形に切る。 原石をとる。 3 じくに,ほを差しこむ。 ほの根元をあさ糸で結び, こてで焼いて固める。 一まいずつ,かわかす。 とろろあおいの根からとった液を混ぜ, すげたですくう。 ごみ たた 少しずつかんそうさせた 後,表面をみがく。 木の型に入れる。 うるしなどを表面に ぬって仕上げる。 と石などで表面をみがく。 えき 4 漢字の伝来 こうこつ ほね 世界で使われていた漢字以外の文字 ヒエログリフ (今から5000年ほど前) くさび形文字 (今から5000年ほど前) インダス文字 (今から4500年ほど前) 甲骨文字 今から3500年ほど前に, 動物の骨にほられた文字。 漢字の始まり 5 使使使金印 日本に残る最古の文字と いわれている。 福岡県志賀島で発見された。 きん ふくおかけん し しま いん 平仮名 片仮名 かの 2 調19 18 19

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五年P.2~4

六年P.2,5

点画のつながりを考えて、毛筆で「出発」が書けた。

文字の組み立て方を知り、形を整えて書けた。

文字の大きさや配列に注意して書けた。

いろは歌

声に出して、

読んでみよう。

 今となっては昔のこと、竹取りの翁と

いう者がいた。野山に入って竹を取って

は、さまざまなことに使っていた。名前

は、さぬきの造といった。その竹の中で、

根元が光る竹が一本あった。

 いふ者

 よろづの

 使ひけり

 讃岐

 造

 なむいひける

 竹なむ

 一筋

おきな

すじ

さぬき

みやつこ

一行ずつ書いて

みよう。

色は匂えど

 散りぬるを

 〔色は美しくても、(花は)散ってしまう〕

 いろは歌は、今から千年ほど前に、四十七字の仮名を

それぞれ一度だけ使って作られた歌。仮名を習うときの

手本として、昔から広く用いられてきた。

にお

我が世誰ぞ

 常ならむ

  〔わたしたちこの世のだれが、永久に変わらないことがあるだろうか〕

たれ

つね

有為の奥山

 今日越えて

 〔いろいろなことがある深い山を、今日もこえていくけれど〕

きょう

おくやま

浅き夢見じ

 酔いもせず

 〔浅い夢を見たり、酔ったりしないようにしよう〕

あさ

ゆめ

字形や配列に気をつけて、「竹取物語」を書こう。

「ゐ・ゑ」は、わ行の「い・え」に対応する昔の文字。

たけとりものがたり

43 42

五年P.43

平仮名のもとになった漢字

ひらが

「飛ぶ」で学習したことを、他の文字にいかそう。

まちがえやすい筆順

まとまりごとに、

リズムよく書こう。

食へば

 鐘

 法隆寺

(え)

かね

ほうりゅうじ

正岡子規の俳句

おか

まさ

はいく

筆順通りに書くと、点画のつながりに

むだがなく書けることがわかった。

点画のつながりと筆順に気をつけて

書くことができた。

漢字から変化する

様子がよくわかるね。

以幾之知仁比美利

宇久寸川奴不武由留

衣計世天禰部女礼

於己曾止乃保毛与呂遠

安加左太奈波末也良和无

平仮名は、どんな漢字からできたのかな。

1

243 5

6

7

8

12

4

3

124

351

2 43

筆順

23 22

六年P.23

与謝蕪村

そん

松尾芭蕉

まつ

ばしょう

小林一茶

ばやしいっ

山口誓子し

せい

やまぐち

秋 夏冬

小筆を使って、

いろいろな言葉

を書いてみよう。

山口誓子

筆使いに気をつけて、毛筆で「水玉」を書けた。

文字の組み立て方を知り、形を整えて書けた。

文字の大きさや配列に注意して書けた。

ひらがなの表

字形や配列に気をつけて、ていねいに書こう。

43 42まとめ七

三年P.42

百人一首のなか

から好きな和歌を

自分で選んで、

書いてみよう。

安倍仲麿

春日

 三笠

かさ

べの

まろ

なか

光孝天皇

衣手

のう

てん

こう

こう

字形や配列に気をつけて、百人一首を書こう。

ひゃくにんいっしゅ

筆使いに気をつけて、毛筆で「平和」を書けた。

文字の組み立て方を知り、形を整えて書けた。

漢字やかなの大きさや配列に注意して書けた。

小筆を使って、

いろいろな言葉

を書いてみよう。

ひらがなの表

筆順

ころもで

42まとめ六

四年P.42

点画のつながりを考えて、毛筆で「出発」を書けた。

文字の組み立て方を知り、形を整えて書けた。

文字の大きさや配列に注意して書けた。

いろは歌

声に出して、

読んでみよう。

 今となっては昔のこと、竹取りの翁と

いう者がいた。野山に入って竹を取って

は、さまざまなことに使っていた。名前

は、さぬきの造といった。その竹の中で、

根元が光る竹が一本あった。

 いふ者

 よろづの

 使ひけり

 讃岐

 造

 なむいひける

 竹なむ

 一筋

おきな

すじ

さぬき

みやつこ

一行ずつ書いて

みよう。

色は匂えど

 散りぬるを

 (桜はさいても散ってしまう)

 いろは歌は、今から千年ほど前に、四十七字の仮名を

それぞれ一度だけ使って作られた歌。仮名を習うときの

手本として、昔から広く用いられてきた。

にお

我が世誰ぞ

 常ならむ

  (この世のものは、いつかはなくなってしまうのだ)

たれ

つね

有為の奥山

 今日越えて

 (そのようなものをすて、遠い山を今日こえて)

きょう

おくやま

浅き夢見じ

 酔いもせず

 (目前の夢に酔っているように過ごさないようにしよう)

あさ

ゆめ

字形や配列に気をつけて、「竹取物語」を書こう。

「ゐ・ゑ」は、わ行の「い・え」に対応する昔の文字。

たけとりものがたり

43 42まとめ六

五年P.42

 春は夜明けがよい。だんだん白くなっていく山ぎわが、少し明るく

なって、むらさきがかった雲が細くたなびいているのがよい。

 夏は夜がよい。月のあるころは言うまでもない。やみもまたよい。

ほたるが多く飛びかっているのも、また、ただ一つ、二つと、かすか

に光っていくのも風情がある。雨などが降るのも風情がある。

●①

筆使い

●②

画の長さ、方向、間

●③

組み立て方

●④

文字の大きさと配列

●⑤

点画のつながり

 友情を、

●⑤点画のつながりに

気をつけて書こうかな。

アイ

清少納言の随筆の一部

せいしょう

ごん

ずいひつ

ぜい

自分のめあてを立てて書く

ことができた。

小学校で学習したことを

いかして書くことができた。

書きたい文字を選び、自分でめあてを立てて書こう。

字形や配列に気をつけて、「枕草子」を書こう。

まくらのそうし

筆順

やうやう

 山ぎは

 やみもなほ

 飛びちがひたる

 をかし

 降る

39 38まとめ六39

六年P.39

しせいと用具のあつかい方

学習の進め方

68

●点画の種類と筆使い

●基本的な筆使い

910

26

●文字の大きさ

●配列

30

●五年生のまとめ

40

 なるほど書写教室●②

●平仮名の筆使い

●点画のつながりと筆順

121417

●「たれ」のある文字

●「にょう」のある文字

 なるほど書写教室●①

18212532

●書く速さのちがい

一思い出して書こう

二文字の組み立て方を考えて書こう

三点画のつながりを考えて書こう

四書く速さを考えて書こう

五文字の大きさと配列を考えて書こう

六まとめ

444549

字形が整う三つのポイント

五年生で習う漢字(百八十五字)

学習のめあて

パンジー

学習したことをふり返って、

できたら■□の中に○を書こう。

マークの説明

ショパン五年生では、

どんなことを

学習するのかな。

書く場面に合った

筆記具を選べる

ようになろう。

もっと

  書こう

いろいろな場面で、書写で学習した

ことを役立てよう。

書写で学習したことを、毎日の

生活や他の学習に広げよう。

五年生で学習することと決められた

ものではありません。楽しそうだな

と思ったら、やってみよう。

次 用紙全体に対する文字の大きさや配列を考えて書こう。

 書く速さを意識して書こう。

 目的に合った筆記具を選び、その特ちょうをいかして

 書こう。

 毛筆を使って、ほ先の動きと点画のつながりを意識し

 て書こう。

何ができるのかな?

世界の文字で「ありがとう」

筆記具の特ちょうを知ろう

いろは歌

「行書」って何?

意見文を書いて交流しよう

もっと

  書こう

案内の手紙の書き方

はがきの書き方

ポスターの書き方

38253643283537

広がる学び

広がる学び

何の原料

だろう?

やぎ

香料

にかわ なたね

とろろあおい

みつまた

こうぞ

がんぴ

学習したことをいかして

書こう。

教科書を見ながら

確かめよう。

どんなことを学習するのか、

考えよう。

考える

何ができるのかな?

確かめるたし

ひら

ぎょうしょ

なほんてき

筆記具でくふう

ポスターを

作ったよ。

文字の

大きさも

考えて

書けたよ。

先生に見せて

ごらん。

すごい!

読みやすく

書けたね。

でも、筆記具や

色を変えると、

もっとくふうできる

と思うよ。な

るほど、

たしかに

目立つように

なった!

…やりすぎると、

かえって読み

にくくなるから、

ほどほどにね。

●❶

●❸

●❷

●❹

こうりょう

いしき

2

何ができたか

わかったかな。

自然にあるものを原料

にして、人々の技術を

生かして作られている

んだね。

ぎじゅつ

四か国語で書かれた案内板

※男女で言い方がことなる。※右から左へ書く。

じくに,ほを差しこむ。ほの根元をあさ糸で結び,こてで焼いて固める。

うすくのばした毛を外側にまきつける。

長さに応じて切った毛を均等になるまで混ぜる。

きん

こう

りょう

おう

とう

選んだ動物の毛をそろえる。

一まいずつ,かわかす。 とろろあおいの根からとった液を混ぜ,すげたですくう。ごみやよごれを取り,たたいてせんいをほぐす。

皮をにて,せんいを取り出す。

こうぞ・みつまたなどの皮をはがし,水にさらす。

少しずつかんそうさせた後,表面をみがく。

木の型に入れる。

すすに,にかわと香料を混ぜて,つやが出るまでねる。なたねなどの油を燃やし,すすを集める。

うるしなどを表面にぬって仕上げる。 と石などで表面をみがく。

表面を平らにした後,のみで海と陸をほる。

原石をだいたいの形に切る。 原石をとる。

 みなさんが知っている「ありがとう」の文字は

ありますか。世界の各地では、この他にもさまざ

まな文字が使われています。どこの国でどんな文

字が使われているか、調べてみましょう。

韓国語日本語

中国語

アラビア語

ポルトガル語

英語

世界の文字で「ありがとう」

えき

カ ム サ ハ ム ニ ダ

シ ェ   シ ェ

オ ブ リ ガ ー ド

オ ブ リ ガ ー ダ シ ュ ク ラ ン

サ ン キ ュ ー

かんこく ご

3

何ができたか

わかったかな。

自然にあるものを原料

にして、人々の技術を

生かして作られている

んだね。

ぎじゅつ

四か国語で書かれた案内板

※男女で言い方がことなる。※右から左へ書く。

じくに,ほを差しこむ。ほの根元をあさ糸で結び,こてで焼いて固める。

うすくのばした毛を外側にまきつける。

長さに応じて切った毛を均等になるまで混ぜる。

きん

こう

りょう

おう

とう

選んだ動物の毛をそろえる。

一まいずつ,かわかす。 とろろあおいの根からとった液を混ぜ,すげたですくう。ごみやよごれを取り,たたいてせんいをほぐす。

皮をにて,せんいを取り出す。

こうぞ・みつまたなどの皮をはがし,水にさらす。

少しずつかんそうさせた後,表面をみがく。

木の型に入れる。

すすに,にかわと香料を混ぜて,つやが出るまでねる。なたねなどの油を燃やし,すすを集める。

うるしなどを表面にぬって仕上げる。 と石などで表面をみがく。

表面を平らにした後,のみで海と陸をほる。

原石をだいたいの形に切る。 原石をとる。

 みなさんが知っている「ありがとう」の文字は

ありますか。世界の各地では、この他にもさまざ

まな文字が使われています。どこの国でどんな文

字が使われているか、調べてみましょう。

韓国語日本語

中国語

アラビア語

ポルトガル語

英語

世界の文字で「ありがとう」

えき

カ ム サ ハ ム ニ ダ

シ ェ   シ ェ

オ ブ リ ガ ー ド

オ ブ リ ガ ー ダ シ ュ ク ラ ン

サ ン キ ュ ー

かんこく ご

4

漢字の伝来

日本の文字は、

長い歴史の中で

くふうされて

できたものなんだね。

こうこつ

ほね

(右:国宝 金光明最勝王経,左:華厳経残巻 奈良国立博物館蔵)

世界で使われていた漢字以外の文字

ヒエログリフ(今から5000年

ほど前)くさび形文字(今から5000年

ほど前)インダス文字(今から4500年

ほど前)

宮沢賢治(1896‒1933)の手帳みや ざわけん じ

宮沢賢治は,こんなふうに生きたいという

気持ちを,手帳にえん筆で書きとめました。

野口英世(1876‒1928)の母から

の手紙

英世の母は,英世に帰ってきてほしいという思い

から,文字を練習して,アメリカで医学の研究を

続ける英世に手紙を送りました。 平成7年に起きた阪神・淡路

大震災の後,亡くなった人々

をついとうする碑が,被害を

受けた地域のあちらこちらに

建てられました。(西宮市)

へい

だいしんさい

しょう わ

いしのまき し

なみ

はん あわ

ひ がい

にし しのみや

じしんせい

昭和8年,東北地方では,地震

による津波で多くの人がぎせい

になりました。後世の人々に,

そのおそろしさを伝えるための

石碑が建てられました。

(石巻市)

伝えるものがある…

 日本人は、文字を書くことを伝達手段として、

さまざまなものを残してきました。それらは、

何を伝えようとしたものか、考えてみましょう。

 今、書写を学習するみなさんは、これから文

字を使って、どんなことを伝えますか。

しゅだん

奈良時代に書かれたお経

大切な仏教の教えを広めるために,朝廷は専門の

書き手を養成して,お経をたくさん写させました。

地震の記念碑 

甲骨文字

今から3500年ほど前に,

動物の骨にほられた文字。

漢字の始まり自分の気持ちを形にする

未来の人たちに伝える

大切な言葉を伝える

遠くの人に思いを伝える

な らきょう

きじ しん ねん ひ

ちょうてい せんもん

の ぐち ひで よ

ち いき

5

姿勢と用具のあつかい方

学習の進め方

68

●点画の種類と筆使い

●基本的な筆使い

910

242728

●目的に合った筆記具

32

●六年生のまとめ

36

●点画のつながりと筆順

121417

●「かまえ」のある文字

●三つの部分の組み立て方

 なるほど書写教室

19

●配列

●行の中心と字間・行間

●文字の大きさと余白

一思い出して書こう

二文字の組み立て方を考えて書こう

三点画のつながりを考えて書こう

四文字の大きさと配列を考えて書こう

五筆記具の特ちょうをいかして書こう

六まとめ

444549

字形が整う三つのポイント

六年生で習う漢字(百八十一字)

学習のめあて

パンジー

学習したことをふり返って、

できたら■□の中に○を書こう。

マークの説明

ショパンいろいろなものを、

自分でくふうして

書けるように

なりたいな。

これまでの学習を

思い出して

書いてみよう。

もっと

  

書こう

いろいろな場面で、書写で学習した

ことを役立てよう。

書写で学習したことを、毎日の

生活や他の学習に広げよう。

六年生で学習することと決められた

ものではありません。楽しそうだな

と思ったら、やってみよう。

次  用紙全体に対する文字の大きさや配列を考えて書こう。

 書く速さを意識して書こう。

 目的に合った筆記具を選び、その特ちょうをいかして

 書こう。

 毛筆を使って、ほ先の動きと点画のつながりを意識し

 て書こう。◆

平仮名と片仮名ができるまで

伝えるものがある…

身の回りの文字に目を向けよう

平仮名のもとになった漢字

「行書」で書けるかな?

経験をもとに自分の考えをまとめよう

もっと

  

書こう メ

モの取り方

作品の作り方

 

卒業に向けて

342318233140

広がる学び

広がる学び

 

 

 

 

鉄剣

一音に一字を当てて記された名前。

埼玉県稲荷山古墳から出土した。

 その後、漢字を使って日本語を書き表そうと、音のよく似た

字を当てはめて使うようになりました。

 平安時代には、漢字の全体をくずした「平仮名」と、漢字の

一部を使ってできた「片仮名」が生まれました。

へいあん

 日本に初めて漢字が伝わったのは、

今からおよそ二千年前のことです。

金印日本に残る最古の

文字と

いわれている。

福岡県志賀島で発見された。

きん

ふくおかけん ししま

いん

平仮名と片仮名ができるまで

ひらが

かた

学習したことをいかして

書こう。

教科書を見ながら

確かめよう。

どんなことを学習するのか、

考えよう。

考える

平仮名

片仮名

確かめる

聞きながら書くときは

連らくします。

明日の集合

場所は…。

とちゅう

から書けな

かった。

間に合わないよ…。

書けた!

聞いた通りに

書くんじゃなくて、

ポイントをメモ

にしたらいいん

だよ。

なるほど。

…あれ?

アオヤマって

何だっけ?

公園の名前ですよ。

忘れないうちに、

メモを整理して

直しておきましょうね。

●❶

●❸

●❷

●❹

さいたまけんいなりやまこふん

てっけん

一音に一字を当てて記された名前。

埼玉県稲荷山古墳から出土した。

 平安時代には、漢字の全体をくずした「平仮名」と、漢字の

へいあん

さいたまけんいなりやまこふん

せい

ぎょうしょ

ひら

かた

わす

かの

2

文字に対する自覚と関心を高め、幅広い知識や書写に

親しむ態度を育てるようにしました。

「書く」文化の継承と創造

長い歴史のなかで受け継がれてきた「筆・墨・硯・紙」や「漢字・

平仮名・片仮名」の資料を提示し、文字そのものについて興味・関

心を高めたり、知識を深めたりすることができるようにしました。

我が国の文化として継承されてきた文学の一節に触れ、それ

を視写する教材を取り上げました。国語に対する関心を高め

たり、尊重する態度を育んだりすることを目指しました。

国語で学習する古典や文

学作品を視写することで、

内容をより深く味わうこ

とができるね。

調べ学習にも

活用できるよ。

国語を尊重する態度

伝統と文化を大切にする心

19 1819

全体構成

学年の特色

多様な学び

ユニバーサルデザイン

基本方針

漢字の伝来

日本の文字は、

長い歴史の中で

くふうされて

できたものなんだね。

こうこつ

ほね

(右:国宝 金光明最勝王経,左:華厳経残巻 奈良国立博物館蔵)

世界で使われていた漢字以外の文字

ヒエログリフ(今から5000年ほど前)

くさび形文字(今から5000年ほど前)

インダス文字(今から4500年ほど前)

宮沢賢治(1896‒1933)の手帳みや ざわ けん じ

宮沢賢治は,こんなふうに生きたいという気持ちを,手帳にえん筆で書きとめました。

野口英世(1876‒1928)の母からの手紙英世の母は,英世に帰ってきてほしいという思いから,文字を練習して,アメリカで医学の研究を続ける英世に手紙を送りました。 

平成7年に起きた阪神・淡路大震災の後,亡くなった人々をついとうする碑が,被害を受けた地域のあちらこちらに建てられました。(西宮市)

へい

だいしんさい

しょう わ

いしのまき し

なみはん あわ

ひ がい

にし しのみや

じしんせい昭和8年,東北地方では,地震による津波で多くの人がぎせいになりました。後世の人々に,そのおそろしさを伝えるための石碑が建てられました。(石巻市)

伝えるものがある…

 日本人は、文字を書くことを伝達手段として、

さまざまなものを残してきました。それらは、

何を伝えようとしたものか、考えてみましょう。

 今、書写を学習するみなさんは、これから文

字を使って、どんなことを伝えますか。

しゅだん

奈良時代に書かれたお経大切な仏教の教えを広めるために,朝廷は専門の書き手を養成して,お経をたくさん写させました。

地震の記念碑 

甲骨文字今から3500年ほど前に,動物の骨にほられた文字。

漢字の始まり 自分の気持ちを形にする

未来の人たちに伝える

大切な言葉を伝える

遠くの人に思いを伝える

な ら きょう

きじ しん ねん ひ

ちょうてい せんもん

の ぐち ひで よ

ち いき

4

「はす」で学習したことを、他の文字にいかそう。

手書き文字は人に

よってちがうので、

だれが書いたかが

わかるね。

活字は、読みやすい

ようにくふうがされて

いるんだよ。

むすびの筆使いには、ちがいが

あることがわかった。

むすびの筆使いに気をつけて

書くことができた。

兵十

ひょうじゅう

会話のところや

行を変えるところに

気をつけて書こう。

他に、どんな

ちがいがある

かな。

教科書で使われて

いる活字は、

手書き文字によく

にているよ。

・字形

・画の長さ

・画の方向

ひらがなのむすびには、

いろいろな形があったね。

くらべてみよう

道草を食う

道草を食う

◆本や新聞、コンピュータなどで使われる活字

◆手書き文字

明朝体

みんちょうたい

教科書体

ゴシック体

新美南吉「ごんぎつね」より

にい

なんきち

筆順

手書きの文字と活字のよさを知ろう

手書き文字と活字は、

どこがちがうかな。

手書き文字のよいところは

何だろう。

活字のよいところは

何だろう。

31 30

よこに かく とき

ただしく

かけて

いるかな。

どんな

もちかたで

かいて

いるかな。

ともだちに

たしかめて

もらおう。

◆ひだりから みぎに かく。

まがり

「かく」って

なあに?

一いち

どに

かく

せんや

てんの

ことだよ。

かん字の「かく」

四かんじ字を

ていねいに

かこう

たてかく

よこかく

右はらい左はらい

そり

おれ

てんここが ポイント

◆ちいさい もじは, 3の ところに かく。

ひろがる まなび

すうじの かきかた

2

2

2

11 1 1 1

1 1 1 1 1

1

23

1

2

1

2

3

4

1

2 3

1

2

1

2

3

4

1

かん字には、どんな

かくが

つかわれて

いるかな。

21 20

一年P.20

文字の大きさを

くふうして、目立たせる

書き方を考えよう。

●どんな内ようにするかを考

 える。

●記事の分たんを決める。

●事実を正しく、伝えたいこ

 とを短く、まとまりのある

 文章で書く。

●下書きをした後、ていねい

 に清書する。

●読みやすさを考えて、書き

 方をくふうしながらまとめ

 る。

●書き終わったら、まちがい

 がないか見直す。

見出し

キャプション

記事を集めて、一つの

学級新聞にまとめよう。

読み手にきょうみを

持ってもらえるように、

くふうする。

写真やイラスト、グラフ

などの説明を書く。

短い文で、記事の内よう

をかんたんにまとめる。

リード文

読み手のことを考えて、

わかりやすく、正しく書く。

本文

記事の下書き

学級新聞

●取材内ようを事前に整理し

 ておき、話を聞きながらメ

 モをとる。

●必要であれば、写真さつえ

 いをする。

ひつよう

学級新聞の作り方

広がる学び

筆順

話し合う

1取材する

2学級新聞を作成する

4記事をまとめる

3せいしょ

さくせい

今年

27 26

四年P.26

何ができたか

わかったかな。

自然にあるものを原料

にして、人々の技術を

生かして作られている

んだね。

ぎじゅつ

四か国語で書かれた案内板

※男女で言い方がことなる。 ※右から左へ書く。

じくに,ほを差しこむ。ほの根元をあさ糸で結び,こてで焼いて固める。

うすくのばした毛を外側にまきつける。

長さに応じて切った毛を均等になるまで混ぜる。

きん

こう

りょう

おう

ま とう

選んだ動物の毛をそろえる。

一まいずつ,かわかす。 とろろあおいの根からとった液を混ぜ,すげたですくう。 ごみやよごれを取り,たたいてせんいをほぐす。

皮をにて,せんいを取り出す。 こうぞ・みつまたなどの皮をはがし,水にさらす。

少しずつかんそうさせた後,表面をみがく。

木の型に入れる。すすに,にかわと香料を混ぜて,つやが出るまでねる。 なたねなどの油を燃やし,すすを

集める。

うるしなどを表面にぬって仕上げる。と石などで表面をみがく。

表面を平らにした後,のみで海と陸をほる。

原石をだいたいの形に切る。 原石をとる。

 みなさんが知っている「ありがとう」の文字は

ありますか。世界の各地では、この他にもさまざ

まな文字が使われています。どこの国でどんな文

字が使われているか、調べてみましょう。

韓国語

日本語

中国語

アラビア語

ポルトガル語

英語

世界の文字で「ありがとう」

えき

カ ム サ ハ ム ニ ダ

シ ェ   シ ェ

オ ブ リ ガ ー ド

オ ブ リ ガ ー ダシ ュ ク ラ ン

サ ン キ ュ ー

かんこく ご

5

五年P.5

えん筆

ボールペン

小筆

筆ペン

絵の具筆

カラーフェルトペン

フェルトペンポスターの書き方

広がる学び

筆記具には、どんな特ちょうがあるのかな。

そして、どんなときに、どの筆記具を使うか

を考えてみよう。

えん筆で、うすく

下書きしてから

書くといいよ。

たて画を太く

横画を細く

ポスターを書く前に、

・どこにけい示するか

・だれが読むか

・どんな筆記具を使うか

を考えよう。

伝えたいことをはっきり書いたり、

強調したいところを目立つように

書いたりする。

かじょう書きにして

わかりやすく書く。

筆記具の特ちょうを知ろう

37 36

五年P.36

絵手紙を書こう

 用紙の大きさや文字数から、文字の大きさを考えて

書いてみましょう。

書き出しの位置や

上下・左右の余白を

くふうしてみよう。

よはく

四年第③表紙

「かまえ」と内側の部分の組み立て方を考えて書こう。

「かまえ」と内側の部分の組み立て方を考えて書こう。

画と画の間や接し方、

筆順にも気をつけよう。

「かまえ」のある文字

◆「かまえ」のある文字は、

 内側の部分を「かまえ」か

 らはみ出さないようにして

 書く。

二文字の組み立て方を考えて書こう

「かまえ」の内側の部分は、どのように

書けばいいのかな。

考える

「かまえ」のある文字の組み立て方

がわかった。

「かまえ」のある文字を、組み立て

方に気をつけて書くことができた。

「仲間」で学習したことを、

他の文字にいかそう。

組み立て方を確かめて、

毛筆で書いてみよう。

確かめる

ここがポイント

1

1

2

2

3

3 7

8

4

4

5

5

11

12

6中心

右に出す。

下に出す。

6

910

13 12

「行書」って何?

ぎょうしょ

行書には、こんな

特ちょうがあるよ。

 これまでに小学校で学習してきた漢字の書き方は、「楷書」といいます。

中学校の書写では、「行書」という書き方を学習します。行書は、楷書よりも

速く書くことに適しています。どんなちがいがあるか、比べてみましょう。

てき

かいしょ

行書

楷書

 

点画が連続する。

1

 

点画の形や方向が

 

変わる。

2

 

点画が省略される。

3

ひらがな・かたかなの表

点(

 

)や丸(

 

)の書き方

点(

 

)や丸(

 

)の書き方

五年第③表紙

・ 外 形

・ 左 右

・ 内 外

・ 上 下

・ 画 の 長 さ

・ 画 の 間

・ 画 の 交 わ り 方

・ 画 の せ っ し 方

・ 中 心

11

11

2

4

6

1 23

12

3

三 年 生 で 学 習 す る

漢 字 を 当 て は め て 、

書 い て み よ う 。

上 か ら 下 へ 横 画 が 先 中 が 先

つ き ぬ け る

た て 画 は さ い ご

左 か ら 右 へ た て 画 が 先 外 が 先

つ き ぬ け る

横 画 は さ い ご

・ 画 の 方 向

左 は ら い

お れ

と曲 が り そ り

筆 じ ゅ ん

組 み 立 て 方

字 形 が 整 う

   

つ の ポ イ ン ト三

言葉のれい

たこあげ

ひかり

正月

日の出

元日

書くしせい

ゆかの上で書く

立って書く

どんな言葉を

書こうかな。

筆使いや点画の長さ、方向などに気をつけて書こう。

45

言葉のれい

たこあげ

ひかり

正月

日の出

元日

書くしせい

ゆかの上で書く

立って書く

どんな言葉を

書こうかな。

筆使いや点画の長さ、方向などに気をつけて書こう。

46

言葉のれい

たこあげ

ひかり

正月

日の出

元日

書くしせい

ゆかの上で書く

立って書く

どんな言葉を

書こうかな。

筆使いや点画の長さ、方向などに気をつけて書こう。

47

言葉のれい

たこあげ

ひかり

正月

日の出

元日

書くしせい

ゆかの上で書く

立って書く

どんな言葉を

書こうかな。

筆使いや点画の長さ、方向などに気をつけて書こう。

48

五年P.37

六年P.4 三年P.45~48

六年P.13

四年P.31

「豊かな人間性」の育成を目指して

各学校での道徳教育の指導内容が子どもの日常生活にいかされることを願って、

道徳的心情を育むことのできる題材を数多く掲載しました。

日常生活には、文字を「手で書く」様々な

機会があります。活字と手書き文字の違い、

筆記具の種類や特徴を考えることで、文字

を「手で書く」意義について考えられるよ

うにしました。

手書きの意義を考える

子ども一人一人の個に応じた指導を充実させるために、

「発展的な学習内容」の教材を設定しました。

多様な興味・関心に応じて

健康で安全な日常生活を送る資質や能力を育て

るために、災害時の危険や自らの安全を確保す

る行動の重要性を意識させる題材を扱いました。

防災に対する意識を高める

礼儀

愛校心

国際理解

友情信頼

生命の尊重

道徳的心情を育む

子どもの発達段階に応じて豊かな言語感覚を養い、

感性や情趣を育む題材を扱いました。

21 2021

全体構成

学年の特色

多様な学び

ユニバーサルデザイン

基本方針