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Qualys Browser Recorderユーザガイド
バージョン 1.0.0
2018 年 4 月 19 日
Verity Confidential
無断複写・転載を禁じます。2018 年 クォリスジャパン株式会社
Qualys および Qualys ロゴは Qualys, Inc. の登録商標です。その他すべての商標は、各所有者に帰属します。
クォリスジャパン株式会社 〒 100-6208 東京都千代田区丸の内 1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス 8 階 03-6860-8296
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目次
まえがき ............................................................................................................ 4Qualys について............................................................................................................................................ 4
はじめに ............................................................................................................ 5Qualys Browser Recorder について ............................................................................................................. 5Qualys Browser Recorder の機能 ................................................................................................................. 5
Qualys Browser Recorder のバージョン ..............................................................................................5
インストール ..................................................................................................... 6Qualys Browser Recorder をインストールするための前提条件.................................................................. 6Qualys Browser Recorder のインストール .................................................................................................. 6
処理の結果 ............................................................................................................................................7Qualys Browser Recorder にアクセスする方法 ...................................................................................7
Qualys Browser Recorder のアンインストール ........................................................................................... 8
Qualys Browser Recorder ユーザインタフェース ......................................... 9Qualys Browser Recorder の画面 ............................................................................................................... 10ツールバー .................................................................................................................................................. 10
「Test Suites」パネル ..........................................................................................................................11「Editor」パネル ..................................................................................................................................12「Log」パネル .....................................................................................................................................13「Reference 」パネル...........................................................................................................................14「Download」パネル ...........................................................................................................................14
ホットキー .................................................................................................................................................. 16サポートされているコマンド ..................................................................................................................... 16
テストケースの作成 ........................................................................................ 17ステップ 1: 記録する .................................................................................................................................. 17ステップ 2: 編集する .................................................................................................................................. 17
コマンドの挿入...................................................................................................................................17コマンドの編集...................................................................................................................................17
ステップ 3: テストケースを保存する......................................................................................................... 18ステップ 4: テストケースを実行する......................................................................................................... 18
テストケースの実行 ...........................................................................................................................18テストスイートの実行 ........................................................................................................................18停止と開始 ..........................................................................................................................................18途中での停止 ......................................................................................................................................18任意のシングルコマンドの実行 .........................................................................................................18
例................................................................................................................................................................. 19
4
まえがきまえがき
まえがき
Qualys Browser Recorder へようこそ本書では Qualys Browser Recorder 拡張機能を Chrome ブラウザにイ
ンストールする方法について説明します。
本拡張機能を使用することによって以下の条項に同意するものと見なされます。本拡張機能は「現状のまま」
提供するものとします。法律によって許容される範囲内で、Qualys は本契約により本拡張機能の提供また
は使用について一切の責任を負わないものとします。
Qualys について
Qualys, Inc.（NASDAQ: QLYS）は、セキュリティおよびコンプライアンスを目的とするクラウドベースソ
リューションのパイオニアであり、リーディングカンパニーです。Qualys の製品は、「Forbes Global 100」 および「Fortune 100」の大多数を占める、世界 100 か国以上の 9,300 を超える顧客に採用されています。
Qualys クラウドプラットフォームおよび統合されたアプリケーションスイートは、重要なセキュリティイ
ンテリジェンスをオンデマンドで提供し、IT システムと Web アプリケーションの監査、コンプライアンス、
および保護の全範囲を自動化することにより、ビジネスにおけるセキュリティ業務の簡略化とコンプライア
ンスのコスト削減を支援します。1999 年の創立以来、Qualys は、Accenture、BT、Cognizant Technology Solutions、富士通、HCL Comnet、HPE、InfoSys、NTT、Optiv、SecureWorks、Tata Communications、Verizon、 Wipro などのマネージドサービスプロバイダやコンサルティング企業との戦略的パートナーシップを構築
してきました。Qualys は、CSA（Cloud Security Alliance）の創立メンバーでもあります。
詳細については、www.qualys.com をご覧ください。
Qualys Browser Recorder についてはじめに
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はじめに
Qualys Browser Recorder にご関心をお寄せいただきありがとうございます。
本書では Qualys Browser Recorder について詳しく説明します。使用するための要件、インストール手順、
アンインストール手順、機能などについてお伝えします。
Qualys Browser Recorder について
Qualys Browser Recorder は Web アプリケーションのテストを自動化するスクリプトを記録して再生する、
無料のブラウザ拡張機能です。Qualys Browser Recorder には Selenium Core 全体が含まれています。これ
により Web 要素を取得してブラウザのアクションを記録できるため、自動で実行するテストケースをすば
やく簡単に生成し、編集、再生できます。また、ブラウザの現在表示されているページから UI 要素を選択
し、リストから Selenium コマンドとパラメータを選択することもできます。
Qualys Browser Recorder は次のように発展してきました。
- Qualys Web Application Scanning（WAS）は以前の Firefox 版 Selenium IDE 拡張機能で記録したスクリ
プトの再生をサポートしていたが、Firefox 55 がリリースされてこの拡張機能が使えなくなった
- スキャナの複雑な認証とワークフローの移動をスクリプトで対応できるようにした
- この新しい Chrome 拡張機能は Selenium IDE よりも本質的にパワフルで新しい代替機能として設計され
ている
- Selenium IDE で元々記録した既存のスクリプトと互換性があるように設計した
Qualys Browser Recorder の機能
Qualys Browser Recorder は Web Extensions API を基盤として開発されたもので、Chrome ブラウザでの実
行をサポートしています。Selenium IDE のすべての機能のほか、 新の優れた機能も多数備えています。
- テストケースのスクリプトを HTML 形式で保存できる
- ターゲット要素の選択で使いやすいインタフェーススタイルとロケータ
- 1 つのパネルで複数のテストスイートを開く、編集する、実行する
- テストスイートの自動トリガとシーケンシャル処理をサポート
Qualys Browser Recorder のバージョン
Qualys Browser Recorder のバージョンはツールバーのすぐ上に記載されています。
Qualys Browser Recorder をインストールするための前提条件インストール
インストール
Qualys Browser Recorder のインストールは簡単です。順を追って説明します。
Qualys Browser Recorder をインストールするための前提条件
Qualys Browser Recorder のインストール
Qualys Browser Recorder のアンインストール
Qualys Browser Recorder をインストールするための前提条件
Chrome Web ブラウザの 新バージョンをダウンロードしてインストールしておきます。
自動化テストのスクリプトを効率的に正しく実行するために、JavaScript と HTML の基本概念についても
理解している必要があります。
Qualys Browser Recorder のインストール
Qualys Browser Recorder をインストールする手順は次のとおりです。
ステップ 1: Google Chrome ブラウザを開いて Chrome ストアに移動します。Chrome ストアで Qualys Browser Recorder を検索します。
本拡張機能を使用することによって以下の条項に同意するものと見なされます。本拡張機能は「現状のまま」
提供するものとします。法律によって許容される範囲内で、Qualys は本契約により本拡張機能の提供また
は使用について一切の責任を負わないものとします。
ステップ 2: Web ページが読み込まれたら、「Add to Chrome」をクリックします。
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Qualys Browser Recorder のインストールインストール
ステップ 3: 別に表示されるポップアップウィンドウで「Add extension」をクリックします。
処理の結果
インストール手順を完了すると、Qualys Browser Recorder をブラウザに正しく追加したことを示す小さな
ポップアップウィンドウが表示されます。
Qualys Browser Recorder にアクセスする方法
メニューバーにある Qualys Browser Recorder アイコン をクリックすれば、いつでも Qualys Browser Recorder にアクセスして利用できます。
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Qualys Browser Recorder のアンインストールインストール
Qualys Browser Recorder のアンインストール
ステップ 1: Chrome ブラウザを開いてメニューバーにある Qualys Browser Recorder アイコンを右クリッ
クし、「Remove from Chrome」または「Manage Extensions」を選択します。
Qualys Browser Recorder 拡張機能が選択された状態で「Extensions」Web ページが表示されます。
ステップ 2: ページの下部にある「Remove extension」アイコンをクリックします。
ステップ 3: 削除を確認するポップアップウィンドウで「Remove」をクリックします。
8
Qualys Browser Recorder ユーザインタフェース
Qualys Browser Recorder ユーザインタフェース
Qualys Browser Recorder に用意されているさまざまなツール、パネル、メニューオプションについて説明
します。
ツールバー
「Test Suites」パネル
「Editor」パネル
「Log」パネル
「Reference 」パネル
「Download」パネル
ホットキー
サポートされているコマンド
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Qualys Browser Recorder の画面Qualys Browser Recorder ユーザインタフェース
Qualys Browser Recorder の画面
Qualys Browser Recorder のさまざまなパネルやツールバーのオプションについて見てみましょう。
ツールバー
ツールバーには以下のボタンがあります。
アイコン 名前 説明
Record 記録セッションを開始して終了します。ブラウザの各アクションは Selenium コマンドとしてエディタに入力されます。
Playback Speed テキストスクリプトの実行速度をコントロールします。
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ツールバーQualys Browser Recorder ユーザインタフェース
「Test Suites」パネル
「Test Suites」パネルにはテストスイートとテストケースが表示されます。
Play Current Test Case
「Test Suites」パネルで選択しているテストスイートのすべてのテストケースを順番に再生します。
Play Current Test Suite
「Test Suites」パネルにあるすべてのテストスイートを順番に再生します。
Play Entire Test Suites
再生を停止します。
Pause/Resume 再生を一時停止 / 再開します。
Download 選択したテストケースのスクリプトを HTML 形式で表示、コピー、保存できます。
Qualys Web Application Scanning（WAS）で使えるようにするには、Selenium IDE HTML 形式を使用する必要があります。
アイコン 名前 説明
-- 一度に複数のテストスイートを開ける。
-- 現在開いているテストスイートを一覧で表示する。
-- テストスイートを開くと、そのスイートに含まれているすべて
のテストケースを自動的に一覧で表示する。
-- 現在選択しているテストケースはハイライトされる。再生後、
各テストケースには合格と失敗のどちらであるかを示すアイコ
ンが表示されます。下部にはテストケースの成功した数と失敗し
た数がまとめて表示されます。
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ツールバーQualys Browser Recorder ユーザインタフェース
「Editor」パネル
「Editor」パネルは、すべてのアクションを実行する場所だと考えてください。ここでは、テストケースのコ
マンドの作成と変更を行います。再生後、各ステップは色分けされて表示されます。
「Command」、「Target」、「Value」入力フィールドには、現在選択しているコマンドとそのパラメータが表
示されます。これらは入力フィールドで、現在選択しているコマンドをここで変更できます。コマンドを選
択して右クリックのメニューオプションを使うか、編集ツールバーを使い、コマンドのコピー、新しいコマ
ンドの挿入、すべてのコマンドの消去、コマンドの実行などさまざまなタスクを実行できます。
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ツールバーQualys Browser Recorder ユーザインタフェース
編集ツールバー
「Log」パネル
「Log」パネルには実行時のランタイムメッセージが表示されます。Qualys Browser Recorder が実行してい
ることに関してリアルタイムで更新されます。
これらのメッセージはテストケースのデバッグで役立つことがよくあります。ログは、ログをクリアするボ
タンをクリックして消去できます。
アイコン 名前 説明
Add コマンドを挿入します。
Delete 選択しているコマンドを削除します。
Copy 選択しているコマンドをコピーします。
Paste コピーしたコマンドを貼り付けます。
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ツールバーQualys Browser Recorder ユーザインタフェース
「Reference 」パネル
「Reference」パネルには、「Editor」パネルで現在選択しているコマンドの簡単な説明が表示されます。コマ
ンドで使われるロケータや値の説明もあります。
入力するパラメータの数、順番、タイプは指定されている数、順番、タイプとすべて一致している必要があ
ります。これら 3 つのいずれかに不一致があると、コマンドは正しく実行されません。
「Download」パネル
「Download」パネルでは未加工の形式のテストケースをコピーして保存できます。現在サポートされている
ファイル形式は、Selenium IDE HTML と Sidex HTML 形式の 2 つです。デフォルトで、スクリプトは
Selenium IDE HTML 形式でダウンロードされます。Qualys Web Application Scanning（WAS）で使える
ようにするには、Selenium IDE HTML 形式にする必要があります。
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ツールバーQualys Browser Recorder ユーザインタフェース
テストケースをネイティブ形式で表示するには、ツールバーのダウンロードボタンをクリックします。
HTML 形式に切り替えるには、「Format」ドロップダウンをクリックします。
ファイルが保存されているネイティブ形式（HTML）でテストケースが表示されます。
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ホットキーQualys Browser Recorder ユーザインタフェース
ホットキー
よく使うアクションにはショートカットキーが用意されています。試してみてください。
サポートされているコマンド
Qualys Browser Recorder には 500 を超えるコマンドがあります。ここではテストケースの作成で特によく
使われるコマンドを取り上げて説明します。
キー 説明
Ctrl + S テストスイートを保存します。
Ctrl + O テストスイートを開きます。
Ctrl + P このテストケースを再生します。
Ctrl + I 新しいコマンドを挿入します。
Ctrl + A すべてのコマンドを選択します。
Ctrl + X コマンドを切り取ります。
Ctrl + C コマンドをコピーします。
Ctrl + V コマンドを貼り付けます。
Del 選択しているコマンドを削除します。
Ctrl + B ブレークポイントを切り替えます。
コマンド 説明
open URL をテストフレームで開きます。相対 URL と絶対 URL のどちらでも指定できます。“ open ” コマンドは処理を進める前にページが読み込まれるのを待機します。つまり、“ AndWait ” サフィックスを付けているようになります。
click リンク、ボタン、チェックボックス、ラジオボタンをクリックします。クリックアクションで新しいページが読み込まれる場合は（通常のリンクなど）、waitForPageToLoad を呼び出します。
waitForPageToLoad 新しいページが読み込まれるのを待機します。
waitForElementPresent 指定した要素がページ上のどこかにあることを確認します。
verifyText 要素のテキストを取得します。テキストを含む要素で機能します。このコマンドは要素の textContent（Mozilla タイプのブラウザ）または innerText
（IE タイプのブラウザ）のいずれかを使いますが、これらはレンダリングしてユーザに表示されるテキストです。
sendKeys 1 つ 1 つキーで 値を入力したように、指定した要素でキーストロークイベントをシミュレーションします。
type 入力したように、入力フィールドに値を設定します。
pause 指定された時間（ミリ秒単位）だけ待機します。
mouseOver 指定した要素にユーザがマウスポインタを合わせるのをシミュレーションします。
verifyTextPresent レンダリングしてユーザに表示されるページのどこかに、指定したテキストパターンがあることを確認します。
selectFrame 現在のウィンドウ内でフレームを選択します。
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ステップ 1: 記録するテストケースの作成
テストケースの作成
テストケースは次の手順に従ってゼロから作成できます。
ステップ 1: 記録する
ステップ 2: 編集する
ステップ 3: テストケースを保存する
ステップ 4: テストケースを実行する
例
ステップ 1: 記録する
初めてのユーザは、Web サイトを自分で操作してテストケースを記録することから始めるとよいでしょう。
Qualys Browser Recorder を開くと、右上に「Record」ボタンがあります。「Record」ボタンをクリックす
ると、アクションの記録が開始されます。
記録中、Qualys Browser Recorder はアクションに合わせて自動的にコマンドをテストケースに挿入します。
よく行うアクションは以下のとおりです。
-- リンクをクリックする - click または clickAndWait コマンド
-- 値を入力する - type コマンド
-- ドロップダウンリストボックスからオプションを選択する - select コマンド
-- チェックボックスまたはラジオボタンをクリックする - click コマンド
ステップ 2: 編集する
操作の記録を完了してから、コマンドの編集や新しいコマンドの挿入ができます。
コマンドの挿入
コマンドを選択して右クリックし、表示されるメニューから「Insert Command」を選択します。Qualys Browser Recorder は選択した行のすぐ下に空白行を追加します。または、編集ツールバーの「+」をクリッ
クします。
次に、コマンドのテキスト編集フィールドを使い、新しいコマンドとパラメータを入力します。
コマンドの編集
変更する行を選択し、「Command」、「Target」、「Value」フィールドを編集します。
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ステップ 3: テストケースを保存するテストケースの作成
ステップ 3: テストケースを保存する
Qualys Browser Recorder ではテストケースとテストスイートが区別されます。1 つ、または複数のテスト
ケースを追加してテストスイートを作成できます。
テストを後で使えるように保存するには、テストケースを個別に保存しておくか、テストケースをテストス
イートに追加してテストスイートとして保存します。テストスイートに追加したテストケースを保存してい
ない場合は、テストスイートを保存する前にそれらのテストケースを保存するように指示されます。テスト
ケース / スイートを保存するには、「Test Suite」パネルでテストケース / スイートを選択してから右クリッ
クして保存します。
「Test Suite」パネルでテストケース / スイートを開くには、ツールバーの「Open Test Suites」をクリックし
て既存のファイルを参照します。既存のテストスイートを開くと、Qualys Browser Recorder はそのコマン
ドを「Command」パネルに表示します。
ステップ 4: テストケースを実行する
Qualys Browser Recorder にはテストケースを実行する際のオプションが多数あります。1 つのテストケー
スをすべて一度で実行する、テストケースを停止して開始する、一度に 1 行ずつ実行する、作成中の 1 つの
コマンドだけを実行する、テストスイート全体を一括で実行する、などが可能です。テストケースはかなり
柔軟に実行できます。
テストケースの実行
テストケースを選択し、再生ボタンをクリックして選択しているテストケースを再生します。
テストスイートの実行
テストスイートを選択し、再生ボタンをクリックして現在読み込んでいるテストスイートにあるすべてのテ
ストケースを実行します。
停止と開始
再生ボタンは再生と停止が切り替わります。テストケースを実行すると、実行中は同じボタンがテストケー
スを停止するボタンになります。テストケースを停止すると、今度はテストケースを再生するボタンになり
ます。
途中での停止
テストケースにブレークポイントを設定し、特定のコマンドで停止させることができます。これはテスト
ケースのデバッグで便利です。ブレークポイントを設定するには、コマンドを選択して右クリックし、
「Toggle Breakpoint」を選択します。
任意のシングルコマンドの実行
「Command」パネルで任意のシングルコマンドをクリックして右クリックし、「Execute this command」を
選択します。これはシングルコマンドを記述しているときに便利です。作成しながらコマンドをすぐにテス
トできます。シングルコマンドを実行して、正しく実行できるかどうかを確認できます。
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例テストケースの作成
例
手順がよくわかるように、サンプルのテストケースを実際に作成してみましょう。例として、Qualys Web サイトで必要な手順を記録します。
ステップ 1: Qualys Browser Recorder を開いて「Record」をクリックします。
ステップ 2: ブラウザに URL を入力し、数回クリックします。クリックのたびに、Qualys Browser Recorder は画面上にプロンプトを表示します。
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例テストケースの作成
ステップ 3: 一連のクリックが完了したら、「Record」ボタンをクリックして記録を停止します。Qualys Browser Recorder はすべてのアクションを自動的に「Editor」パネルに表示します。
ステップ 4: テストケースとテストスイートを保存します。
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例テストケースの作成
ステップ 5: 記録した手順を再生できます。スクリプトが正しく実行されてログステートメントが出力され
ると、その手順の背景が明るい緑に変わります。
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