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Siemens PLM Software LMS Test.Lab 振動騒音試験のための統合ソリューション siemens.com/plm/lms

Siemens PLM Software LMS Test...LMS Test.Labでは、試行錯誤によるトラブ ルシューティングに時間を浪費することは ありません。完全に統合された分析機能と

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Siemens PLM Software

LMS Test.Lab振動騒音試験のための統合ソリューション

siemens.com/plm/lms

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私たちは今、プレッシャーにさらされています。航空機メーカーの振動音響のエキスパートも、家電メーカーの試験部門を一人で担当するエンジニアでも、製品試験に関して言えば、現在の市場を取り巻く環境により、問題を独創的に解決しなければならない状況に置かれています。市場のルールはすっかり変わり、現在の製品はすべての要求を網羅する必要があります。消費者は、個性的で高品質、そして環境にやさしい持続的なソリューションを提供する製品を求めていますが、その一方でそれらにあまりお金をかけることは望みません。 現在、エンジニアリングの世界はデジタル化に向かっています。このため、振動騒音のエンジニアは、より短時間で多くのことを行い、またその作業を設計プロセスの中でさ

LMS Test.Lab振動騒音試験のための統合ソリューション

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らに前倒ししなければならないという課題に直面しています。不快な騒音を覆い隠すために防音材を追加すれば良いという時代は終わりました。より手軽に、かつ効率的に試験を行えるように設計されたLMS Test.Labは、最高品質を維持しながら試験の生産性を向上させ、最終的に既存の試験設備から利益回収率を上げる上で、試験部門にとって頼りになるソリューションです。

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振動騒音試験向けの完全なポートフォリオLMS Test.Labには、音響試験、回転次数比解析、構造試験、環境試験、振動制御、レポート作成、データ管理用のソリューションなど、振動騒音試験向けの完全なポートフォリオが用意されています。LMS Test.Labでは、統一されたインターフェースが使用されているので、異なるアプリケーションとシームレスにデータを共有でき、作業効率を大幅に向上させます。また、最適な操作性という付加価値もついています。日常業務として行われる標準試験から高度なトラブルシューティングまでを1つのソフトウェアとハードウェアで実現できるので、最大の柔軟性と最適な投資が確保されます。 生産性の組み込みLMS Test.Labは、ワークフローベースのインターフェースにより、最適な操作性と生産性を実現し、データの一貫性について新たな基準を打ち立てています。ソフトウェアは、試験プロセスの流れに沿って、ユーザーを導きながらさまざまな手順を進め、計測および解析パラメーターの最適な設定を提案します。LMS Test.LabのLMS SCADAS™データ収集ハードウェア製品とのシームレスな統合は、エンジニアから高く評価されています。ハードウェアとソフトウェアの単一プラットフォーム上での実験室やフィールド試験に加えて、レコーダーベースの試験作業にも対応することができます。デー

タ収集時に組み込み解析機能を使用することで、試験プロセスを短縮し、1回で適切なデータを確実に収集することができます。LMS Test.Labは、その場で試験結果を目標値と比較・検証し、問題の根本原因にたどり着くことができるため、試験時間を効率よく使用することができます。 振動騒音問題の発生源の特定LMS Test.Labでは、試行錯誤によるトラブルシューティングに時間を浪費することはありません。完全に統合された分析機能とLMS™独自のソース-伝達系-応答の考えに基づき、ユーザーを問題の根源へと直接導きます。また、ユーザーのレベルに関係なく問題の根本原因にたどり着くことができるため、効果的かつコスト効率良く、迅速に問題を解決することができます。LMS Test.Labはエンジニアの仕事を軽減する試験および解析のツールであると言えます。         

振動騒音試験のための 統合ソリューションLMS Test.Labは、高速の多チャンネルデータ収集と、分析、そしてレポート作成の各ツールを一体化した実験ベースのエンジニアリング統合ソリューションです。LMS Test.Labは、すべてのユーザーにとって試験がより便利で効率的なものになるよう工夫されており、操作性と機能の柔軟性の適切なバランスを目指す試験部門にとって理想的なツールとなっています。LMS Test.Labを使用することで、プロトタイプの作成が大幅に削減された場合でも、試験効率を大幅に向上させて、より信頼性の高い結果を生み出すことができます。

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•  標準的な認証試験から高度なトラブルシューティングやエンジニアリングまで、単一のソリューションで実現

•  モバイル試験とレコーダーおよび実験室試験のためのLMS SCADASデータ収集ハードウェア製品群とシームレスに統合

•  将来を見据えた技術と手法により、投資を保護

 このツールを体系的に使用することで、シミュレーションではモデリングが困難な複雑なコンポーネントおよびサブアセンブリのモデルを試験から生成することができます。LMS Test.Labは、LMS Virtual.Lab™やLMS Imagine.Lab™、またその他のシミュレーションパッケージと簡単に組み合わせることができるため、効率的で現実的な仮想シミュレーションを強力にサポートします。

 変化する試験の世界への順応仮想モデルは、実際の状況を正確に表現できなければ、価値はありません。これには、高品質のモデリング技術と正確な荷重データが必要になります。LMS Test.Labは、既存のコンポーネントを試験し、競合製品のベンチマークを行って目標を設定することで、シミュレーションプロセスの初期段階でデータを使用するために広く使用されているツールです。またCAEモデルをアップデートするためのフィードバックも提供します。 

LMS Test.Labの特徴•  振動騒音試験のための拡張可能な統合プラットフォーム

•  回転次数比解析、構造試験、音響試験、環境試験、振動制御、レポート作成、データ管理用ソリューション

•  ワークフローベースのユーザーインターフェースにより、最適な操作性と生産性を実現

•  迅速な可視化、さまざまな結果分析、容易なレポート作成の各機能が一体化

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LMS Test.Lab Desktop                                                デスクトップ - 試験データを効率的なレポートに変換 LMS Test.Lab™ Desktopは、すべてのLMS Test.Labアプリケーションの起動プラットフォームだけでなく、効率的な試験データの確認、分析、レポート作成、データ共有をするための最適なソリューションです。LMS Test.Labではさまざまな分析ができるため、別のシステムにデータを受け渡すためのフォーマット変換が不要になります。また、組織内でデータ共有ができる環境を提供します。

LMS Test.Lab Acoustics                                    音響試験 - 音響試験および解析をサポートするソリューション 最新の国際標準およびエンジニアリング慣習に従った、音響試験と分析に関するさまざまなソリューションを提供しています。音響の評価に必要な基本的な機能が統合されており、音圧レベルの測定から、音質評価、音源探査などの音響エンジニアリングまで幅広い領域をカバーします。

LMS Test.Lab Structures                                             構造試験 - 測定から解析までトータルの構造エンジニアリング 従来、主に部品単位で行われていた実験モーダル解析は、近年、アセンブリ状態へとその適用範囲が広がっています。さらに開発期間の短縮化に伴い、プロトタイプや実験室を使用できる時間が短くなっています。LMS Test.Lab™ Structuresには、最先端のモーダルパラメーター推定ツールPolyMAXと自動ポール選択(AMPS)機能が搭載され、このような環境の中でも、短時間で精度の高い実験モーダル解析を行うためのソリューションを提供します。

試験ソリューション

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LMS Test.Lab Rotating Machinery                         回転次数比解析 - 実験室からモバイルまで複雑な振動-音響試験をサポート 振動音響問題のトラブルシューティングや製品の性能改善に取り組むエンジニアリングチームには、次数、ナローバンド、オクターブ、時間軸データなどの測定と処理、そして膨大な量のデータを分析し可視化してレポート作成するといった幅広い機能をサポートするツールが必要です。また、データ測定も実験室や屋外のさまざまな場所で行われるので、可搬性も重要な要素になります。LMS Test.Lab™ Rotating Machineryは、これらお客様のニーズに合った振動-音響試験に関するソリューションを提供しています。

LMS Test.Lab Transfer Path Analysis                         伝達経路解析 - 振動騒音問題の根源を把握するエンジニアリングソリューション 振動-音響問題のトラブルシューティングや、主要な各コンポーネントにおける性能目標値の設定をサポートします。ソース-伝達系-応答モデルの考えに基づき、実稼働時の入力を同定して周波数応答関数と組み合わせることで、応答点の振動・騒音に対する入力の寄与を解析します。さらに、入力や伝達特性を変更したらどうなるかといったWhat-if解析を行うことができ、開発初期段階における性能評価から開発後期におけるトラブルシューティングまで幅広く使用することができます。

LMS Test.Lab Vibration Control                                 振動制御試験 - 衝撃および振動試験用の完全なソリューション  LMS Test.Lab™ Vibration Controlは、高性能なエントリーレベルの振動制御ソリューションです。最適な使い易さと高性能・高信頼性を兼ね備えた最新のシステムです。このシステムには、正確な閉ループ振動制御機能と、高価な供試体を損傷から保護するための安全機構が搭載されています。ユーザーガイド機能や確実な自動化機能は、試験の生産性を最大限に向上させ、試験チームの厳しい納期にも対処できるよう支援します。

LMS Test.Lab Environmental                                 振動試験 - 大型構造物からコンポーネントまでの閉ループ振動制御試験 強力な高速多チャンネル閉ループ振動制御システムで、衛星などの大型構造物やコンポーネントの振動試験に使用されます。ランダム、サイン、衝撃、および複合モードの各試験を簡単に実行でき、振動制御システムで重要な安全性についてもソフトウェアとハードウェアの両方に多くの安全機能が組み込まれています。制御システムと収集システムを組み合わせて数百チャンネルのシステムを構築してもリアルタイム制御は維持されます。

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LMS SCADAS納期の心配からの解放

作業を1回で適切に完了するには、必要な品質や形式でデータを提供する必要があります。そのために世界中の実験エンジニアがLMS SCADAS™ハードウェアを頼りにしています。この必要性は、実験室やフィールドで使用する場合も、PCで使用する場合、またはスタンドアロンで記録する場合も同じです。LMS Test.Lab™ソフトウェアおよびLMS™ Test.Xpressソフトウェアとシームレスに統合できるため、測定セットアップをすばやく行うことができ、正しい形式で結果を出力できます。ここで、信頼性の高い結果を生成し、テストの生産性を最適化するうえで、LMS SCADASシステムがお勧めのツールである理由を見てみましょう。 

LMS SCADAS Mobile•  8、16、40、72チャンネルを単一のフレームに搭載可能

•  持ち運びに最適なコンパクトなサイズと軽量さ

•  高温や過酷な稼働条件下での動作を保証

 LMS SCADAS Recorder•  エラーや面倒な再測定を防止するために、その場でデータ検証

•  CompactFlashカードへのレコーディング

•  Bluetooth接続によるワイヤレスタブレット端末からのリモートコントロール

LMS SCADAS Durability Recorder•  過酷な環境下でも計測可能          (防塵、防水システム)

•  振動に強いLEMOコネクター•  1つのモジュールで、ひずみ、振動、    変位測定が可能

 LMS SCADAS Lab•  19インチラックに組み込み可能な       多チャンネルフレーム

•  8~2000+チャンネルまで拡張可能•  最大160チャンネル / フレーム•  LMS SCADAS Lab / Mobile / Recorderメインフレームとの自由な組み合わせ

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Lab-Mobility - 新しいレベルの試験シナリオLab-Mobilityの概念により、さまざまなタイプのLMS     SCADASシステムを組み合わせたり、LMS   SCADAS    Mob i l eまたはLMS   SCADAS   Re co rde rをLMS     SCADAS Lab™ハードウェアに直接接続することができま  す。フィールド測定にLMS SC ADAS Mobileを使用すれば時間削減につながります。またLMS SCADAS MobileをLMS SCADAS Labに接続するだけで、実験室に戻ってからもさらに測定を行えます。ローラーベンチ試験や無響室試験においても、新しい試験セットアップに貴重な時間を割く必要はなくなります。

オンデマンド型のチャンネルとシグナルコンディショニングLab-Mobilityは、実験室のセットアップを見直すきっかけとなります。日々の試験用としての各試験ステーションに高性能なLMS SCADAS Labシステムを設置し、それを補うかたちで追加のチャンネルや特殊業務用にLMS SCADAS Mobileユニットを使用することができます。このように、個々のシステムに少数の追加チャンネルや特別なコンディショニングが必要な時にだけ、LMS SCADAS Mobileを用いてチャンネル数を増やしたり、特殊な試験に対応することが可能になります。  

 簡単なセットアップデータ収集ハードウェアソリューションは、もはやデータを収集するだけの時代ではなくなりました。LMS SCADASシステムは、多種のアプリケーションに対応可能です。高い柔軟性を持ったLMS SCADASハードウェアは、ひずみゲージや加速度計などのさまざまなトランスデューサに対応した内蔵のシグナルコンディショニングが特徴です。このハードウェアでは、デジタルオーディオ、CAN-bus、FlexRay、GPS、車軸動力計など、さまざまなデジタル信号を受け入れることができます。また、最先端の同期機能によって、これらの信号をリアルタイムでデータ収集プロセスとシームレスに統合することができます。LMS SCADAS製品は、単一の汎用モジュールで構成されています。この柔軟な1つのモジュールで、あらゆる種類の振動、騒音、耐久試験データを収集することができるため、個別のシステムを使用する必要はありません。

成長への投資(無制限の拡張)チャンネルを多くすればするほど、また速度を速くすればするほど、指先ひとつの操作で高サンプルレートからなる多チャンネルデータを処理できます。今は数百チャンネルや16Mサンプル/秒のデータ転送速度は必要ないかもしれませんが、今後、より複雑な試験と迅速なシミュレーションへと向かう傾向にあり、このレベルの性能がすぐに必要になると思われます。これこそが、LMS SCADASシステムのメリットであり、ユーザーのニーズに応えていくシステムなのです。

生産性と柔軟性

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 効果的な試験のための優れたデータ品質LMS SCADASシステムの特徴は、最高品質という表現をはるかにしのぐ品質のデータを提供します。LMS SCADASハードウェアを使用する実験エンジニアは、自動レンジ設定など昔ながらの手順を省くことができるのでより効率的に作業を行うことができます。これにより時間の短縮だけでなく、リスク要因を大幅に軽減または解消します。データは可能な限り最も純粋な状態で提供されます。低ノイズで、余計なデータ変換の必要がなく、人為的なエラーは最小限に抑えられます。また、高品質なケーブルと頑丈なコネクターにより、妥協のないデータ収集を保証します。

さまざまな用途に対応できるLMS SCADASソリューションLMS SCADASデータ収集およびシグナルコンディショニングシステムの豊富な製品ラインナップにより、小型軽量のモバイルユニットから、スタンドアロンのスマートレコーダー、多チャンネルシステムを使った実験室での計測まで幅広く使用することができます。多様なトランスデューサやシグナルコンディショニングがサポートされており、振動、騒音、疲労耐久試験などに対応しています。

 精度の高いデータ収集で業界をリードLMS SCADAS製品は、多種のシグナルコンディショニング、コネクターの種類、そして高スループット性能を提供し、長年にわたり実験室環境でも実績のある技術を届けてきました。低い高調波歪や、10kHzにおいて0.2˚以内の位相整合を実現したチャンネル間仕様など、高精度なデータが保証されています。LMS SCADASでは、これらの高い信頼性を厳格な設計標準、効率的な品質管理、また強力なサポート体制によって達成しています。

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LMS SCADAS Mobile実験室とフィールド試験の両方に適した機能性と適応性•  8、16、40、72チャンネルを単一のフレームに搭載可能•  持ち運びに最適なコンパクトなサイズと軽量さ•  高温や過酷な稼働条件下での動作を保証 利用可能な製品[1]  LMS SCADAS Mobile 01[2]  LMS SCADAS Mobile 02[3]  LMS SCADAS Mobile 05[4]  LMS SCADAS Mobile 09 振動制御試験向けLMS SCADAS Mobile[5] [6] [7] 

データ収集フロントエンドLMS SCADAS

LMS SCADAS Recorder実験室とフィールド試験に対応可能な      PC不要のポータブルレコーダー        •  エラーや面倒な再測定を防止するために、その場でデータ検証

•  CompactFlashカードへのレコーディング•  Bluetooth接続によるタブレット端末からのリモートコントロール

 利用可能な製品[9]  LMS SCADAS Recorder 01 – 4~8チャンネル  LMS SCADAS Recorder 02 – 4~16チャンネル[10]  LMS SCADAS Recorder 05 – 4~40チャンネル[12]  LMS SCADAS Recorder 09 – 4~72チャンネル

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LMS SCADAS Durability Recorder過酷な環境下でも使用可能な      多チャンネルデータ収集フロントエンド    •  IP54に準拠した防塵・防水システム(MIL-STD 810F認定)•  1つのモジュールで、ひずみ、振動、変位測定が可能•  4チャンネルから数百チャンネルまで拡張可能 利用可能な製品[11]  LMS SCADAS Durability Recorder 07         

 4~56チャンネル

LMS SCADAS Lab実験室でのデータ収集システム•  19インチラックに組み込み可能な多チャンネルフレーム•  8~2000+チャンネルまで拡張可能•  LMS SCADAS Lab / Mobile / Recorderメインフレーム との自由に組み合わせ

 利用可能な製品  LMS SCADAS Lab 220: 

構造試験、回転機械向け – 8~160チャンネル[8]  LMS SCADAS Lab 220V: 

振動制御試験向け – 8~160チャンネル

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LMS試験ソリューションさまざまな産業への適用

航空宇宙産業航空宇宙メーカーは、競合他社より安全で信頼性が高く、軽量、そして安価でありながら、乗客の快適性を向上させ、環境負荷の低いシステムやコンポーネントを開発しなければならないという難題に直面しています。宇宙開発について言えば、メーカーは、ペイロードの打ち上げや実稼働時の極限状態に耐えつつ、より大きく複雑な衛星をより迅速に設計する必要に迫られています。仮想プロトタイプによるシミュレーションは開発プロセスを大幅に短縮させてきましたが、最終承認を得ることや仮定を検証したり仮想モデルを調整したりするためのフィードバックを得るには、試験を実施するしかありません。LMS Test.Labは、専用の航空宇宙ソリューションを提供しています。•  地上振動試験(GVT)による航空機、宇宙探査機、その他の重要なコンポーネントの構造健全性の確認

•  実験モーダル解析による運用条件下での航空宇宙構造の挙動評価

•  ジェットエンジンの動的な試験、認証•  大規模なモーダル試験結果よる宇宙探査機、衛星、計器に関する認定、認証試験

  自動車産業現在、自動車のNVH試験専門家にとって最大の課題となっているのは、生産性と効率性だと言えます。仮想シミュレーションの利用が拡大しているにもかかわらず、試験部門が成し遂げなければならない試験作業は増大しているという現実があります。車種の急増と試験シナリオが複雑さを増したことにより、シミュレーションによって削減された定型試験の作業量をほとんど相殺してしまっているのが原因です。さらに、自動車メーカーは製品開発のサイクル時間を短縮してきており、その結果、試作品は減らされ、試験期間に充てる余裕がなくなりつつあります。LMS Test.Labは、このような課題に対処することを目的とした、自動車のNVHエンジニアリング用ツールとアプリケーション一式を提供しています。

•  エンジンの振動騒音試験•  ねじり振動試験•  ギアのうなり音またはラトル音向け試験•  ブレーキのスキール音向け試験•  ドライブラインの感度試験•  騒音源の特定•  音響パワー試験•  音響インテンシティマッピング•  騒音源のランク付け•  車室音の評価•  音質評価•  パスバイノイズ試験•  音響材料試験•  伝達経路解析•  実稼働変形アニメーション•  モーダル試験と解析•  実稼働モーダル試験と解析•  コンポーネントの振動認証試験 重機械産業世界市場の容赦ない圧力に直面する重機械メーカー各社は、競合他社をしのぐとともに顧客の期待に応えるか、またはそれを上回る革新的な製品を開発する必要に迫られています。弊社では、あらゆる産業のあらゆるタイプのメーカーがそれぞれの市場で競争力を確立するための拡張性のあるソリューション製品を開発してきました。例えば、高速で複雑な機械の共振を制御することで、オペレーターの安全を損なうことなく、一貫した製品品質、最大の疲労強度、および最小限の放射音の実現や、あるいは新型機械の設計が安全規制や環境規制に適合できるようにすることです。余裕のない開発スケジュールが問題であろうと、厳しい品質基準や安全基準が問題であろうと、LMS Test.Labはあらゆるタイプの製造業に適した実証済みの試験ソリューションを提供します。     

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 風力エネルギーおよび発電新型風力タービンの認証を得るには、メーカーは実稼働条件下でシステム全体の信頼性を保証する必要があります。耐久性に関しては、低い運用・維持コストのもとで、20年以上の耐用年数を確保する必要があります。騒音放射も規定値内に収まっていなければいけません。その上、制御系は一定周波数のクリーンな電圧を保証するものでなければいけません。私たちは、風力タービンメーカーや部品メーカー各社と広範囲にわたって協力し合い、トップクラスの製品開発を支援してきました。LMS Test.Labは、風力タービンメーカー向けに、変速機や発電機、そしてブレードから放出される振動騒音を計測し最適化するためのソリューションを提供しています。LMS Test.Labは、複雑な構造体内部の振動騒音の伝播を特定し、騒音放射や過度振動に対する最適な解決策を見つけることができます。 風力エネルギー分野以外にも、発電装置の荷重同定と基盤解析、ガスタービンやパイプラインの振動騒音調査、ならびに研究開発とオンサイトトラブルシューティングなど、発電業界のさまざまな部門で使用されています。 建設・農業用車両建設機械メーカーは、常に自社製品の運動性能を向上させ、その運転限界を最適化させていく必要に迫られています。巨大な鉱山用トラックは最大限の効率を得るために、最大積載量のもとで高速に走行できるものでなければいけません。掘削機メーカーは、自社製品に対して最適な安全性と安定性を維持しながら、絶えず可動範囲と敏捷性を向上させています。また農業用のトラクターや機械は、快適性をおろそかにすることなく、これまで以上に厳しさを増す運転条件や環境基準、そして特注製品への要求の高まりに応えるよう設計されています。ドライバーの快適性(主に極端な条件での車室内騒音や振動の低減)は、代表的なブランド差別化の要因となりつつあり、また法規制や業界規範として定められるようにもなってきています。LMS Test.Labは、これら特定の振動騒音問題をカバーすることで、多くの建設・農業車両メーカーに採用されています。

 家電・オフィス製品家電製品や事務用電子機器、その他製品メーカーは、極端に短期化された開発サイクルやますます増大するデザイン品種、そしてかつてない顧客の期待の高まりに直面しています。騒音レベルを最小限に抑えることは、食器洗浄機、洗濯機、PC、コピー機など、多くの商品で重要な成功要因となっています。スピーカーやホームシアターシステム、携帯電話などの家庭用電子機器ブランドでは、その音響性能も重要な差別化の要因となります。また機械部品においては、制御する最新の電子制御装置はますます複雑さを増してきており、その製品寿命を通じて、安全で高品質な動作を保証することが一層難しくなっています。LMS Test.Labは、あらゆるタイプのメーカーに対して、新製品を開発する際のこれら厳しい要件に応えられるための積極的な取り組みをサポートしています。

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シーメンスPLMソフトウェアについてシーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットで、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェア、システムおよび関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。これまで世界77,000社のお客さまにサービスを提供し、900万ライセンスのソフトウェア販売実績を上げています。米国テキサス州プラノを本拠地として、プランニングおよび開発から製造、サポートに至るまで、数多くの企業のライフサイクルプロセスを最適化し、優れた製品の開発を支援しています。弊社の掲げるHD-PLMビジョンは、製品開発に携わるすべての人々が賢い意思決定を行うために必要とする情報を、必要なときに提供することです。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細は、www.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

本社Granite Park One 5800 Granite Parkway Suite 600 Plano, TX 75024 USA +1 972 987 3000

北米・中南米5755 New King Court  Troy, MI 48098 USA +1 248 952 5664

欧州Researchpark Haasrode 1237 Interleuvenlaan 68 3001 Leuven Belgium +32 16 384 200

アジア/太平洋Suites 4301-4302, 43/F AIA Kowloon Tower,  Landmark East 100 How Ming Street Kwun Tong, Kowloon Hong Kong +852 2230 3308

シーメンス株式会社                  〒222-0033                      神奈川県横浜市港北区新横浜3-1-9        アリーナタワー14階                    Tel:045-478-4800                     © 2014 Siemens Product Lifecycle Management Software Inc.  All  rights  reserved.  Siemens  および  Siemens  のロゴは、  Siemens  AG  の登録商標です。  LMS、  LMS  Imagine.Lab、  LMS  Imagine.Lab  Amesim、  LMS  Virtual.Lab、  LMS Samtech、  LMS  Samtech  Caesam、 LMS  Samtech  Samcef、 LMS  Test.Lab、  LMS  Soundbrush、LMS  Smart、およびLMS SCADASは、LMS  International  N.V.  またはその関連会社のいずれかの商標または登録商標です。その他の商標、登録商標またはサービスマークはそれぞれ各所有者に帰属します。 

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