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User’s Manual IM 04L61B01-01JA 19 版 SMARTDAC+ スタンダード ユニバーサルビューア ユーザーズマニュアル

SMARTDAC+スタンダード ユニバーサルビューア …M 010101A i はじめに このマニュアルは、ユニバーサルビューアの使い方について説明したものです。ご使用前

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User’sManual

IM 04L61B01-01JA19 版

SMARTDAC+ スタンダードユニバーサルビューアユーザーズマニュアル

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計測相談のご案内

当社では、お客様に正しい計測をしていただけるよう、レコーダ・データロガー製品に関する、仕様、機種のご選定、応用上の問題などのご相談を下記CSセンターで承っています。価格、納期などの販売についての内容は、最寄りの営業・代理店へお問い合わせください。

●お問い合わせ:横河電機株式会社 カスタマーサポートセンター

フリーダイヤル受付時間 9:00~17:00 (12:00~13:00を除く)月~金曜日(祝・祭日、弊社指定休日を除く)

0120-569116フリーダイヤル

[email protected]

ご購入いただいた製品情報の確認や関連資料のダウンロード、メールニュースなどの様々なサービスをご利用いただけます。

会員サイト(Partner Portal)https://partner.yokogawa.com/japan/

会員登録のご案内

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iIM 04L61B01-01JA

はじめにこのマニュアルは、ユニバーサルビューアの使い方について説明したものです。ご使用前にこのマニュアルをよくお読みいただき、正しくお使いください。

SMARTDAC+ シリーズの付加仕様に関連した機能については、付加仕様のマニュアルも合わせてご覧ください。

無線入力ユニット(GX70SM)に関連した機能については、無線入力ユニットのマニュアル(IM 04L57B01-01JA)も合わせてご覧ください。

ご注意・ 本書の内容は、性能・機能の向上などにより将来予告なしに変更することがあります。・ 本書の内容に関しては万全を期していますが、万一ご不審の点や誤りなどお気づきのこ

とがありましたら、お手数ですが、当社支社・支店・営業所までご連絡ください。・ 本書の内容の全部または一部を無断で転載、複製することは禁止されています。

QRコードYOKOGAWA 製品は、機器保全・機器管理業務にお役立ていただくために、製品に QR コードを順次添付して出荷します。QR コードによって、購入製品の機器仕様の確認や、取扱説明書の参照が可能です。詳細については次の URL をご参照ください。https://www.yokogawa.co.jp/qr-code

QR コードは ( 株 ) デンソーウェーブの登録商標です。

商標・ SMARTDAC+ は、当社の登録商標です。・ Microsoft および Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国にお

ける登録商標または商標です。・ Adobe および Acrobat は、Adobe Systems Incorporated( アドビシステムズ社 ) の登録商

標または商標です。・ Pentium は、米国 Intel 社の登録商標です。・ Kerberos は Massachusetts Institute of Technology (MIT) の商標です。・ 本書に記載している製品名および会社名は、各社の登録商標または商標です。・ 本書では各社の登録商標または商標に、® および ™ マークを表示していません。

履歴2012 年 12 月 初版発行2013 年 2 月 2 版発行2014 年 5 月 3 版発行2014 年 12 月 4 版発行2015 年 1 月 5 版発行2015 年 3 月 6 版発行2015 年 8 月 7 版発行2015 年 12 月 8 版発行2016 年 11 月 9 版発行2016 年 12 月 10 版発行2017 年 6 月 11 版発行2017 年 9 月 12 版発行2017 年 12 月 13 版発行2018 年 3 月 14 版発行2018 年 6 月 15 版発行2018 年 6 月 16 版発行2019 年 3 月 17 版発行2019 年 12 月 18 版発行2020 年 5 月 19 版発行

19th Edition: May 2020 (YK)All Rights Reserved, Copyright © 2012, Yokogawa Electric Corporation

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ソフトウェア使用許諾契約書

ご使用前に必ずお読みください。このたびは横河電機株式会社(以下「横河」といいます。)のソフトウェア(以下、お客様が横河の Web からダウンロードされたソフトウェア、または、横河、横河の支店、営業所または代理店等から製品添付の記録媒体にて入手されたソフトウェアを併せて「本ソフトウェア」といいます。)をお求めいただきまして誠にありがとうございます。本ソフトウェアをインストールまたは使用することにより、お客様は本使用許諾契約書に記載の各条項に同意したものとみなされます。もし、本書に同意いただけない場合は、本ソフトウェアのインストールおよび使用は行わないでください。

第 1 条 ( 適用範囲 ) 本契約は,本ソフトウェアおよびこれに付帯して提供される関連資料(以下併せて「横河ソフトウェア製品」といいます)に適用します。横河が別に定める場合を除き、

横河が提供する横河ソフトウェア製品の改訂版および機能追加版についても本契約が適用されます。 対象製品:SMARTDAC+ STANDARD Universal Viewer

第 2 条 ( 使用権の許諾 )1. 横河は、お客様に対し、横河ソフトウェア製品について、お客様の自己使用を目的とした、非独占的かつ譲渡不能の使用権を許諾します。2. 横河が書面により別途合意または規定した場合を除き、次の行為は禁止されます。

a. 横河ソフトウェア製品を複製すること(ただし、バックアップ用に1部複製することは可能としますが、この場合複製物の管理に厳重な注意を払うものとします。)b. 横河ソフトウェア製品またはそれらの使用権を第三者に販売、転貸、頒布、譲渡、質入もしくは再使用を許諾したり、公衆送信もしくは送信可能化することc. ネットワークを介して指定コンピュータ以外のコンピュータ上で横河ソフトウェア製品を使用することd. ダンプ、逆アッセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリング等により横河ソフトウェア製品をソースプログラムその他人間が読み取り可能な形式へ変換もしく

は複製すること、修正もしくは他の言語への翻訳等により横河ソフトウェア製品を提供された形式以外に改変すること、またはこれらを試みることe. 横河ソフトウェア製品に使用または付加された保護の機構(コピープロテクト)を除去したり、除去を試みることf. 横河ソフトウェア製品に表示されている著作権、商標、ロゴその他の表示を削除すること

3. 横河ソフトウェア製品およびそれらに含まれる一切の技術、アルゴリズム、ノウハウおよびプロセスは、横河または横河に対し再使用許諾権または譲渡権を付与している第三者の固有財産および営業秘密であり、横河ソフトウェア製品の権利は横河または当該第三者に帰属し、お客様に権利の移転や譲渡を行うものではありません。

4. 前項記載の固有財産および営業秘密ならびにキーコードは、横河ソフトウェア製品を使用するために必要とされるお客様の役員、従業員またはそれに準じる者以外の第三者に開示、漏洩しないものとし、お客様は当該従業員等に対しては秘密保持の義務を負わせるものとします。

5. 本契約終了または解除時は、横河ソフトウェア製品およびその複製物を横河に返却するとともに、コンピュータまたは記憶媒体に記録されている複製物を完全に消去するものとします。横河ソフトウェア製品およびその複製物が記録されている記憶媒体を廃棄する場合は、必ずこれに記憶されている内容を完全に消去するものとします。

6. 横河ソフトウェア製品には、横河が第三者(横河の関係会社を含みます)から再使用許諾権または譲渡権を付与されているソフトウェアプログラム(以下「第三者プログラム」という)を含む場合があります。かかる第三者プログラムの供給者(以下「供給者」といいます)が本契約と異なる使用許諾条件を定めている場合には、別途提示される当該条件が本契約に優先して適用されます。第三者プログラムによっては、お客様が供給者から直接使用許諾を受ける形態のものもあります。

7. 横河ソフトウェア製品には、オープンソースソフトウェア(以下「OSS」といいます)が含まれる場合があります。OSS については、別途提示される条件が本契約に優先して適用されます。

第 3 条 ( 特定用途に関する制限 )1. 横河ソフトウェア製品は、横河、お客様間にて別途書面で合意した場合を除き、航空機の運行、船舶の航行もしくはこれらを地上でサポートする機器、鉄道施設、原子力

施設もしくは放射線関連機器、または医療機器もしくは医療施設に関連した使用、その他高度な安全基準が求められる状況下での使用を目的として設計、製造または使用許諾されたものではありません。

2. お客様が前項の目的で横河ソフトウェア製品を使用する場合には、横河は当該使用により発生するいかなるクレームおよび損害に対しても責任を負わないものとし、お客様は、お客様の責任においてこれを解決するものとします。

第 4 条 ( 保証 )1. 横河ソフトウェア製品は、当該製品完成時または出荷時の現状のままでお客様に提供されるものとし、横河は瑕疵担保責任その他の保証責任を一切負わないものとします。

提供形態が記録媒体の場合、それに破損、損傷などの瑕疵が発見された場合は出荷後 12 ヶ月に限り、横河はこれを無償で交換します。ただし、お客様の費用で横河の指定するサービス拠点に当該ソフトウェア製品の記憶媒体を送付していただく場合に限ります。横河はいかなる場合であっても、横河ソフトウェア製品に瑕疵および不具合のないこと、的確性、正確性、信頼性もしくは最新性などの品質上または性能上の明示もしくは黙示の保証をするものではありません。また、横河ソフトウェア製品が他のソフトウェアとの間で不整合、相互干渉などの影響のないことを保証するものでもありません。

2. 横河は、自己の判断により必要と認めた場合、横河ソフトウェア製品に関するバージョンアップ(以下、「バージョンアップ」といいます)を実施し、これを有償または無償にて提供することがあります。ただし、横河は、バージョンアップまたはバージョンアップ後の製品をお客様に提供する義務を負うものではありません。

3. 製品によっては、有償保守サービスが提供される場合があります。保守サービスの範囲および条件は、横河が別途定めるところによります。ただし、横河が保守対応をするのは、カタログまたは一般仕様書に別に記載のない限り、最新のバージョンおよびその直前のバージョンまでとし、直前のバージョンについてはバージョンアップ後5年間に限るものとします。また、受注停止のものについては、受注停止後5年内に限り対応します。標準品以外の製品については、保守対応できない場合があります。なお、横河以外により改変または修正された横河ソフトウェア製品については、横河は一切対応しないものとします。

第 5 条 ( 特許権,著作権等の侵害に関する損害賠償責任 )1. お客様は、横河ソフトウェア製品につき、第三者から特許権、商標権、著作権その他の知的財産権の侵害に基づき使用の差止め、損害賠償請求等が行われた場合は、書面

にて直ちに請求の内容を横河に通知するものとします。2. 前項の通知がなされ、当該請求等が横河の責に帰すべき事由による場合は、その防御および和解交渉について、お客様から横河に防御、交渉に必要なすべての権限を与え

ていただき、かつ必要な情報および援助をいただくことを条件に、横河は自己の費用負担で当該請求等の防御および交渉を行い、前項記載の第三者に対して最終的に認められた責任を負うものとします。

3. 横河は第1項における請求またはその恐れがあると判断した場合は、横河の選択により、横河の費用で下記のいずれかの処置をとることができるものとします。a. 正当な権利を有する者からかかる横河ソフトウェア製品の使用を継続する権利を取得する。b. 第三者の権利の侵害を回避できるようなソフトウェア製品と交換する。c. 第三者の権利を侵害しないようにかかる横河ソフトウェア製品を改造する。d. 前各号の処置がとれない場合、本契約を解除し、かかる製品の簿価のうち既に横河が受領した金額を限度として損害を賠償する。

4. 前各項にかかわらず、第 1 項の請求にかかる侵害が、横河以外の者による横河ソフトウェア製品の改変に起因する場合、横河以外の第三者が納入した製品と横河ソフトウェア製品との組み合わせによる場合、お客様または発注者の指示に起因する場合、横河の助言に従わない場合その他横河の責に帰すべき事由によらない場合は、横河は前各項の責任を負わないものとします。

5. 本条の定めが知的財産権侵害に関する横河および供給者の責任のすべてとします。本条にかかわらず、第三者プログラムまたは OSS に起因する請求等については別途提示される条件が優先します。

第 6 条 ( 責任の制限 )1. 本契約に従いお客様が使用される横河ソフトウェア製品によって、横河の責に帰すべき事由によりお客様が損害を被った場合は、横河は、本契約の規定に従って対応する

ものとしますが、横河は、いかなる場合においても、派生損害、結果損害、その他の間接損害(営業上の利益の喪失、業務の中断、営業情報の喪失等による損害その他)については一切責任を負わないものとする。なお、横河が納入した製品につきお客様が横河の書面による事前の承諾なく改造、改変、他のソフトウェアとの結合を行い、またはその他、カタログ、一般仕様書、基本仕様書、機能仕様書もしくはマニュアルとの相違を生ぜしめた場合は、横河は一部またはすべての責任を免れることができるものとします。

2. 本契約の遂行または違反その他本契約に関してお客様が横河に対して有するすべての請求権は、請求の原因となる事由の発生から3ヶ月以内に横河に対して書面で通知しない限り、当該3ヶ月の経過をもって消滅するものとします。

第 7 条 ( 輸出規制 ) お客様は、事前に横河の同意を得た場合を除き、横河ソフトウェア製品の全部または一部を、直接、間接を問わず輸出または他国に提供しないものとします。横河が同意

した場合、お客様は、日本国、アメリカ合衆国その他関連国の輸出関連法規を遵守し、自らの責任と費用において輸出入許可の取得その他必要な手続きを行うものとします。

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第 8 条 ( 監査、使用の差止め )1. 横河は、お客様による本契約の履行を確認するため、合理的な範囲で、お客様の関連施設に立ち入り監査することができるものとします。2. 横河ソフトウェア製品の使用許諾後といえども、使用環境の変化または許諾時には見出せなかった不適切な環境条件が見られる場合、その他横河ソフトウェア製品を使用

するに著しく不適切であると横河が判断した場合には、横河はお客様に対して当該使用を差止めることができるものとします。

第 9 条 ( 譲渡 ) お客様は、横河ソフトウェア製品の譲渡を行う場合には、事前に横河の書面による承諾を得たうえで譲渡とすることができます。また、お客様は譲渡前に譲受人に本契約

が適用されることを明示しこれを遵守させるとともに、横河ソフトウェア製品をすべて譲受人に譲渡し、お客様自身が保有する複製物を完全に消去しなければなりません。

第 10 条 ( 解除 ) 横河は、お客様が本契約に違反した場合には、何ら催告を要することなく通知をもって本契約を解除できるものとします。この場合お客様は直ちに横河ソフトウェア製品

の使用を中止し、第 2 条第 5 項に従い横河ソフトウェア製品およびその複製物を返却または消去するものとします。本契約終了後といえども第 2 条第 4 項および第 5 項、第 3 条、第 5 条、第 6 条および第 11 条は効力を有するものとします。

第 11 条 ( 管轄裁判所 ) 横河ソフトウェア製品の使用または本契約に関して生じた紛争については、両者誠意をもって協議解決するものとします。ただし,一方当事者が他方当事者に協議解決を

したい旨の通知後 90 日以内に両当事者間で協議が整わない場合は東京地方裁判所 ( 本庁 ) を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。以上

ソフトウェア使用許諾契約書

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オープンソースソフトウェアの使用について

Heimdal下記の製品のパスワード管理機能における AES 認証キー生成部は、Heimdal のソースコードを使用しています。Heimdal のライセンスに従い、コピーライト・配布条件およびライセンスを原文 ( 英文 ) にて記載します。SMARTDAC+ スタンダード ユニバーサルビューア

Copyright (c) 2006 Kungliga Tekniska Högskolan (Royal Institute of Technology, Stockholm, Sweden). All rights reserved.Redistribution and use in source and binary forms, with or without modification, are permitted provided that the following conditions are met:

1. Redistributions of source code must retain the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer.

2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer in the documentation and/or other materials provided with the distribution.

3. Neither the name of the Institute nor the names of its contributors may be used to endorse or promote products derived from this software without specific prior written permission.

THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE INSTITUTE AND CONTRIBUTORS "AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE INSTITUTE OR CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.

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このマニュアルの利用方法

利用方法本マニュアルは、以下に示す第 1 章〜第 5 章で構成されています。章 タイトルと内容1 ご使用になる前に

ユニバーサルビューアの概要と、ユニバーサルビューアを使用するときに必要な PC 環境について説明しています。

2 基本の操作 起動方法、データファイルの開き方、接続方法など各データファイルに共通の操作について説明しています。

3 データを表示する、変換するデータファイルの表示方法を設定する操作、Excel や ASCII 形式に変換する操作について説明しています。

4 データを保存する、印刷するデータの表示条件を保存したり、データを印刷する方法について説明しています。

5 トラブルシューティングエラーメッセージの一覧とその対処方法について説明しています。

このマニュアルにおける説明の範囲本マニュアルでは、オペレーティングシステムの基本的な操作については説明していません。オペレーティングシステムの基本的な操作は、Windows のユーザーズガイドなどをお読みください。

このマニュアルで使用している記号単位

K 「1024」の意味です。使用例:768K バイト ( ファイル容量 )k 「1000」の意味です。

注記本機器で使用しているシンボルマークで、人体および本機器に危険があることを示すとともに、 その内容についてユーザーズマニュアルを参照する必要があることを示します。ユーザーズマニュアルでは、その参照ページに目印として、「 警告」「注意」の用語といっしょに使用しています。

警告 取り扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う危険があるときに、 その危険を避けるための注意事項が記載されています。

注意 取り扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負うか、または物的損害だけが発生する危険があるときに、それを避けるための注意事項が記載されています。

Note 本機器を取り扱ううえで重要な情報が記載されています。

参照項目の表記関連する操作や説明の参照先をこのマークのあとに記述しています。使用例: 4.1 節

操作説明ページで使用しているシンボル[ ] 画面に表示される文字列を表します。

使用例:[ 電圧 ]操作 数字で示す順序で各操作をしてください。ここでは、初めて操作を

することを前提に、手順を説明しています。操作内容によっては、すべての操作を必要としない場合があります。解説では操作に関する限定事項などを説明しています。

解説

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画像について本書に掲載されている画像が、操作説明に影響のない範囲で実際のソフトウェアの画像と異なる場合があります。

このマニュアルが対象としている製品 *

製品 バージョンSMARTDAC+ STANDARD Universal Viewer R3.09.xx * 表示可能なファイルの種類については 「1.1.1 表示が可能なファイルと拡張子 」をご覧ください。

改版の履歴版数 追加/変更1 新規発行2 バージョン R1.02.xx 対応

GX10、GP10、GP20 データファイル表示対応、検索データファイルの接続に対応。記述改善。3 バージョン R2.01.xx 対応

SMARTDAC+ GX/GP リリースナンバー 2、およびデータロギングソフトウェア GA10 リリースナンバー 1 に対応。機能改善。<サポート情報>:旧バージョンで作成された表示条件ファイル(.vdx)、接続情報ファイル

(.ldx)、表示テンプレートファイル(.vdx)はサポートされています。4 バージョン R2.02.xx 対応

SMARTDAC+ GM リリースナンバー 1 に対応。記述改善。5 バージョン R2.03.xx 対応

機能追加(範囲コメントなど)。6 バージョン R2.04.xx 対応

μ R10000/ μ R20000 SD メモリカード(付加仕様、/EM1)に保存されたデータファイルの表示対応。機能追加(ファイル検索機能強化など)。

7 バージョン R2.05.xx 対応SMARTDAC+ GM 拡張セキュリティ機能(付加仕様、/AS)のデータファイル表示に対応。波形表示画面にて、波形を一斉に On/Off できる機能を追加。記述改善。

8 バージョン R2.06.xx 対応SMARTDAC+ GX/GP/GM リリースナンバー 3 に対応。機能改善。

9 バージョン R2.08.xx 対応GA10 R3 で拡張された記録タグ(最大 4000)の記録ファイルに対応。

10 バージョン R2.09.xx 対応機能追加(GX/GP/GM, および GA10 のデータファイル表示のタイムゾーン切り替え)。記述改善。

11 バージョン R3.01.xx 対応SMARTDAC+ GX/GP/GM リリースナンバー 4(デュアルインターバル測定モード、制御動作など)に対応。異なるファイルのデータを同じウィンドウに別々の時間軸で表示させる機能(重ね合わせ表示)を追加。記述改善。

12 バージョン R3.02.xx 対応DAQLOGGER、および DAQ32Plus/DAQ32 で記録されたデータファイル、レポートファイルの表示と印刷に対応。重ね合わせ表示のカーソル値ダイアログを印刷する領域を改善。時間軸グリッドの表示、非表示を切り替える機能を追加。

13 バージョン R3.03.xx 対応複数グループの印刷設定を追加。GA10 ファイル一覧画面で開いたデータファイルに対し、表示条件ファイルを GA10 サーバフォルダに保存するように改善、また前方ファイルを接続 / 後方ファイルを接続 / 一括接続のとき、ファイル接続の対象フォルダが GA10 サーバフォルダになるように改善。

14 バージョン R3.04.xx 対応波形表示印刷でフォントサイズと凡例位置を指定できるように改善。

15 バージョン R3.05.xx 対応GX/GP/GM のリリースナンバー R4.02(通信チャネルの入力値補正)に対応。無線入力ユニット対応。

次ページに続く

このマニュアルの利用方法

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版数 追加/変更16 バージョン R3.06.xx 対応

区間演算ダイアログの表示項目に「表示 / 非表示」を追加。17 バージョン R3.07.xx 対応

GX/GP/GM のバージョン R4.06 に対応。18 バージョン R3.08.xx 対応

GX/GP/GM のリリースナンバー R4.07 に対応。GA10 のリリースナンバー R3.06 に対応。機能追加(操作履歴一覧のフィルタ、区間演算結果の保存 / 印刷、GA10 の記録中のデータファイル表示)。その他の改善。

19 バージョン R3.09.xx 対応GA10 のバージョン R3.07 に対応。

このマニュアルの利用方法

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目次

はじめに .........................................................................................................................................................................................................iソフトウェア使用許諾契約書 ...........................................................................................................................................................iiオープンソースソフトウェアの使用について ...................................................................................................................... ivこのマニュアルの利用方法 ................................................................................................................................................................v

第 1章 ご使用になる前に1.1 ユニバーサルビューアについて ..............................................................................................................................1-1

1.1.1 表示が可能なファイルと拡張子 .................................................................................................................................. 1-1

1.1.2 画面の展開と表示内容 ...................................................................................................................................................... 1-6

1.1.3 メニューとアイコン ........................................................................................................................................................... 1-8

1.1.4 インストールとバージョンの更新について ......................................................................................................1-14

1.2 必要な PC システム環境............................................................................................................................................ 1-15

1.2.1 ハードウェア ........................................................................................................................................................................1-15

1.2.2 オペレーティングシステム ..........................................................................................................................................1-15

1.2.3 その他の動作条件 ..............................................................................................................................................................1-16

1.2.4 セキュリティ対策 ..............................................................................................................................................................1-16

第 2章 基本の操作2.1 ユニバーサルビューアを起動する/終了する ................................................................................................2-1

2.1.1 ユニバーサルビューアの起動 ....................................................................................................................................... 2-1

2.1.2 表示の共通事項を設定する ............................................................................................................................................ 2-1

2.1.3 ユニバーサルビューアの終了 ....................................................................................................................................... 2-2

2.2 データファイルを開く ..................................................................................................................................................2-3

2.2.1 ファイル名を指定してデータファイルを開く ................................................................................................... 2-3

2.2.2 ドラッグ & ドロップ操作でデータファイルを開く ......................................................................................... 2-5

2.2.3 検索結果からデータファイルを開く ........................................................................................................................ 2-5

2.3 データファイルを接続する ..................................................................................................................................... 2-13

2.3.1 メニュー、またはツールバーからファイルを接続する .............................................................................2-13

2.3.2 ダイアログボックスからファイルを接続する .................................................................................................2-15

2.3.3 接続情報ファイルを保存する .....................................................................................................................................2-17

2.4 データファイルの情報を確認する ...................................................................................................................... 2-18

2.4.1 ファイル情報を表示する ...............................................................................................................................................2-18

2.4.2 設定情報を表示する .........................................................................................................................................................2-22

2.5 データファイルにサインする ................................................................................................................................ 2-23

2.5.1 対象機種とファイル .........................................................................................................................................................2-23

2.5.2 操作の概要 .............................................................................................................................................................................2-23

2.5.3 サインインする ...................................................................................................................................................................2-24

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第 3章 データを表示する、変換する3.1 波形を表示する .................................................................................................................................................................3-1

3.1.1 波形表示ウィンドウ ........................................................................................................................................................... 3-1

3.1.2 表示グループの詳細設定 ................................................................................................................................................. 3-4

3.1.3 時間軸の設定 ........................................................................................................................................................................3-12

3.1.4 アラームの表示と検索 ....................................................................................................................................................3-13

3.1.5 Y 軸の設定 ..............................................................................................................................................................................3-14

3.1.6 凡例表示からできる操作 ...............................................................................................................................................3-17

3.1.7 トリップの移動 ...................................................................................................................................................................3-18

3.1.8 カーソルの設定 ...................................................................................................................................................................3-19

3.1.9 カーソル値と区間演算結果の表示 ...........................................................................................................................3-21

3.1.10 マークの追加、編集、削除 ..........................................................................................................................................3-23

3.1.11 マークノートの追加、編集、削除 ...........................................................................................................................3-26

3.1.12 画像マーク(手書きメッセージ)の表示、コピー、印刷 ........................................................................3-28

3.1.13 波形の太さの切り替え ....................................................................................................................................................3-30

3.1.14 波形のコピー ........................................................................................................................................................................3-30

3.1.15 時間範囲へのコメントの付加(範囲コメント) ...............................................................................................3-31

3.1.16 重ね合わせ表示で波形を表示する ...........................................................................................................................3-34

3.2 サーキュラを表示する ............................................................................................................................................... 3-40

3.2.1 サーキュラ表示ウィンドウ ..........................................................................................................................................3-40

3.2.2 表示グループの詳細設定 ...............................................................................................................................................3-41

3.2.3 時間軸の設定 ........................................................................................................................................................................3-41

3.2.4 アラームの表示 ...................................................................................................................................................................3-42

3.2.5 カーソルとマークの表示 ...............................................................................................................................................3-42

3.3 ディジタル値を表示する .......................................................................................................................................... 3-43

3.3.1 ディジタル表示ウィンドウ ..........................................................................................................................................3-43

3.3.2 表示グループの詳細設定 ...............................................................................................................................................3-44

3.3.3 時間軸の設定 ........................................................................................................................................................................3-44

3.3.4 カーソルの設定 ...................................................................................................................................................................3-45

3.3.5 マークの追加 ........................................................................................................................................................................3-46

3.4 アラーム / マーク / 画像マークを一覧表示する ......................................................................................... 3-47

3.4.1 一覧表示ウィンドウ .........................................................................................................................................................3-47

3.4.2 アラーム一覧タブページ ...............................................................................................................................................3-48

3.4.3 制御アラーム一覧タブページ .....................................................................................................................................3-50

3.4.4 マーク一覧タブページ ....................................................................................................................................................3-51

3.4.5 画像マーク一覧タブページ ..........................................................................................................................................3-53

3.5 イベント情報、制御動作を一覧表示する ....................................................................................................... 3-54

3.5.1 イベント一覧タブページ ...............................................................................................................................................3-54

3.5.2 制御動作一覧タブページ ...............................................................................................................................................3-56

目次

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3.6 操作履歴を一覧表示する(DX100P、DX200P、/AS1 オプション付き DX1000、DX1000N、DX1000T、DX2000、DX2000T、 お よ び /AS オ プ シ ョ ン 付 き GX10、GX20、GP10、GP20、GM10) ....................................................................................................................................................................................... 3-59

3.6.1 操作履歴一覧タブページ ...............................................................................................................................................3-59

3.6.2 設定ソフトウェアを起動して操作履歴を確認する .......................................................................................3-67

3.7 TLOG ファイルを表示、変換する(CX1000/CX2000、DX100/DX200/DX200C、DX100P/DX200P、MV100/MV200、FX100) .................................................................................................................... 3-69

3.7.1 TLOG ファイル表示ウィンドウ .................................................................................................................................3-69

3.7.2 TLOG ファイルのデータを変換する .......................................................................................................................3-70

3.8 レポートファイルを表示する ................................................................................................................................ 3-71

3.8.1 レポートファイル表示ウィンドウ ...........................................................................................................................3-71

3.8.2 時 報・ 日 報・ 週 報・ 月 報 フ ァ イ ル 表 示 ウ ィ ン ド ウ(CX1000/CX2000、DX100/DX200、DX100P/DX200P、MV100/MV200、FX100) .....................................................................................................3-74

3.9 マニュアルサンプルデータファイルを表示する ........................................................................................ 3-753.10 データを変換する ......................................................................................................................................................... 3-76

3.10.1 データを変換する ..............................................................................................................................................................3-76

3.10.2 アラーム、マーク、画像マーク、イベント、制御動作、操作履歴、演算結果の各情報を変換する ............................................................................................................................................................................................3-79

3.10.3 積算レポートデータを変換する ................................................................................................................................3-80

3.11 積算グラフを表示する、デマンド監視データを表示する .................................................................... 3-81

3.11.1 積算グラフを表示する ....................................................................................................................................................3-81

3.11.2 デマンド監視データを表示する ................................................................................................................................3-85

第 4章 データを保存する、印刷する4.1 表示条件を保存する .......................................................................................................................................................4-1

4.1.1 表示条件ファイルの保存 ................................................................................................................................................. 4-1

4.1.2 重ね合わせ表示の表示条件保存 .................................................................................................................................. 4-2

4.1.3 表示条件ファイルと優先順位について................................................................................................................... 4-3

4.2 表示テンプレートを保存する ...................................................................................................................................4-4

4.2.1 表示テンプレートの保存 ................................................................................................................................................. 4-4

4.2.2 表示テンプレートの適用 ................................................................................................................................................. 4-4

4.2.3 表示テンプレートの使用 ................................................................................................................................................. 4-5

4.3 印刷する ................................................................................................................................................................................4-6

4.3.1 印刷の設定 ............................................................................................................................................................................... 4-6

4.3.2 印刷の操作 .............................................................................................................................................................................4-11

4.3.3 印刷のイメージ(重ね合わせ表示) ........................................................................................................................4-12

第 5章 トラブルシューティング5.1 トラブルシューティング .............................................................................................................................................5-1

索引

目次

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ご使用になる前に

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1.1 ユニバーサルビューアについて

本書では、ユニバーサルビューアについて説明します。ユニバーサルビューアでは、記録計が生成した以下のデータを画面に表示、印刷することができます。・ 表示データファイル・ イベントデータファイル・ TLOG データファイル・ レポートデータファイル(時報、日報、週報、月報、バッチ報、日報カスタム、フリーを含む)・ マニュアルサンプルデータファイル・ 積算レポートデータファイル、(GA10)・ デマンド監視データファイル(GA10)

複数のデータファイルを同時に個別のウィンドウに表示することができます。また、表示したデータのファイルは接続したり、変換したりすることができます。

拡張セキュリティ機能 *1 を使用した記録計、または DX100P / DX200P 記録計で作成した表示データファイル、イベントデータファイルに、サイン(承認情報)を付加することができます。

*1 GX/GP/GMの /AS オプション、またはDX1000/DX2000 などの /AS1 オプションです。

1.1.1 表示が可能なファイルと拡張子ユニバーサルビューアで表示できるファイルの種類と拡張子は、以下の表のとおりです。

それぞれの機器の表において、列は「機器のデータファイルの種類」、行は「ユニバーサルビューアの表示の種類(メニュー)」を示します。

「-」は、機器のデータファイルと表示の組み合わせが存在しないことを表しています。

機種、および機種のファームウェアバージョンによって、ユニバーサルビューアの旧バージョンではデータファイルを表示できない場合があります。ユニバーサルビューアを最新のバージョンに更新してお使いください。

ユニバーサルビューアの更新について: 1.1.4 節

GX10、GX20、GP10、GP20*1、GM10*2

ファイル種類(拡張子)

表示の種類

表示データファイル

イベントデータファイル

レポートデータファイル

マニュアルサンプルデータファイル

*.GDS *.GSD*3 *.GEV *.GSE*3 *.GRE *.GMN波形表示 ○ ○ - -ディジタル表示 ○ ○ - -サーキュラ表示 ○ ○ - -

一 覧 表 示

アラーム一覧 ○ ○ - -マーク一覧 ○ ○ - -画像マーク一覧 ○ ○ - -イベント一覧 - - - -制御アラーム一覧 *4 ○ - ○ -制御動作一覧 *4 ○ - ○ - - -操作履歴一覧 - ○ - ○ - -

TLOG 表示 - - - -レポート表示 - - ○ -マニュアルサンプル表示 - - - ○*1 GX/GP リリースナンバ 2 は、ユニバーサルビューア R2.01 以降で対応。*2 GM10 は、ユニバーサルビューア R2.02 以降で対応。*3 拡張セキュリティ機能(/AS オプション)。GX/GP はユニバーサルビューア R2.01 以降、GM10 は R2.05

以降で対応。

*4 PID 制御モジュールを装着している GX/GP/GM で収集したデータファイルで表示されます。ユニバーサルビューア R3.01 以降で対応。

第 1章 ご使用になる前に

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1-2 IM 04L61B01-01JA

GA10(ユニバーサルビューア R2.01 以降で対応。)

ファイル種類(拡張子)

表示の種類

データファイル積算レポート

データファイル *1デマンド監視

データファイル *1

*.dld *.GRI *.DRE波形表示 ○ - -ディジタル表示 ○ - -サーキュラ表示 ○ - -

一 覧 表 示

アラーム一覧 ○ - -マーク一覧 ○ - -画像マーク一覧 - - -イベント一覧 - - -制御動作一覧 - - -操作履歴一覧 - - -

TLOG 表示 - - -レポート表示 - - -マニュアルサンプル表示 - - -積算グラフ表示 - ○ -デマンド監視表示 *2 - - ○*1ユニバーサルビューア R3.08 以降で対応。*2表示内容はレポート表示相当です。

DX1000、DX1000N、DX1000T、DX2000、DX2000T、MV1000、MV2000、FX1000

ファイル種類(拡張子)

表示の種類

表示データファイル

イベントデータファイル

レポートデータファイル

マニュアルサンプルデータファイル

*.DAD *.DSD*1 *.DAE *.DSE*1 *.DAR *.DAM波形表示 ○ ○ - -ディジタル表示 ○ ○ - -サーキュラ表示 ○ ○ - -

一 覧 表 示

アラーム一覧 ○ ○ - -マーク一覧 ○ ○ - -画像マーク一覧 - - - -イベント一覧 - - - -制御動作一覧 - - - -操作履歴一覧 - ○ - ○ - -

TLOG 表示 - - - -レポート表示 - - ○ -マニュアルサンプル表示 - - - ○*1拡張セキュリティ機能(/AS1 オプション)。

1.1 ユニバーサルビューアについて

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DX100P、DX200P

ファイル種類(拡張子)

表示の種類

表示データファイル

イベントデータファイル

TLOGデータファイル

レポートデータファイル

マニュアルサンプルデータファイル

*.dbd *.dbe *.dtg*.dhr,*.ddr,*.dwr,

*.dmr*.dmn

波形表示 ○ ○ - - -ディジタル表示 ○ ○ - - -サーキュラ表示 ○ ○ - - -

一 覧 表 示

アラーム一覧 ○ ○ - - -マーク一覧 ○ ○ - - -画像マーク一覧 - - - - -イベント一覧 - - - - -制御動作一覧 - - - - -操作履歴一覧 ○ ○ - - -

TLOG 表示 - - ○ - -レポート表示 - - - ○ -マニュアルサンプル表示 - - - - ○

CX1000、CX2000

ファイル種類(拡張子)

表示の種類

表示データファイル

イベントデータファイル

TLOGデータファイル

レポートデータファイル

マニュアルサンプルデータファイル

*.cds *.cev *.dtg*.dhr,*.ddr,*.dwr,

*.dmr*.dmn

波形表示 ○ ○ - - -ディジタル表示 ○ ○ - - -サーキュラ表示 ○ ○ - - -

一 覧 表 示

アラーム一覧 ○ ○ - - -マーク一覧 ○ ○ - - -画像マーク一覧 - - - - -イベント一覧 ○ ○ - - -制御動作一覧 ○ ○ - - -操作履歴一覧 - - - - -

TLOG 表示 - - ○ - -レポート表示 - - - ○ -マニュアルサンプル表示 - - - - ○

DX100、DX200、MV100、MV200、AX100、FX100

ファイル種類(拡張子)

表示の種類

表示データファイル

イベントデータファイル

TLOGデータファイル

レポートデータファイル

マニュアルサンプルデータファイル

*.dds *.dev *.dtg*.dhr,*.ddr,*.dwr,

*.dmr*.dmn

波形表示 ○ ○ - - -ディジタル表示 ○ ○ - - -サーキュラ表示 ○ ○ - - -

一 覧 表 示

アラーム一覧 ○ ○ - - -マーク一覧 ○ ○ - - -画像マーク一覧 - - - - -イベント一覧 - - - - -制御動作一覧 - - - - -操作履歴一覧 - - - - -

TLOG 表示 - - ○ - -レポート表示 - - - ○ -マニュアルサンプル表示 - - - - ○

1.1 ユニバーサルビューアについて

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μ R10000、μ R20000 SDメモリカード(付加仕様、/EM1)付き(ユニバーサルビューア R2.04 以降で対応。)

ファイル種類(拡張子)

表示の種類

イベントデータファイル

*.RXE*1

波形表示 ○ディジタル表示 ○サーキュラ表示 ○

一 覧 表 示

アラーム一覧 ○マーク一覧 ○画像マーク一覧 -イベント一覧 -制御動作一覧 -操作履歴一覧 -

TLOG 表示 -レポート表示 -マニュアルサンプル表示 -

*1μ R10000、およびμ R20000 で SDメモリカード(付加仕様、/EM1)に保存した測定データ。

1.1 ユニバーサルビューアについて

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1.1 ユニバーサルビューアについて

DAQLOGGER(ユニバーサルビューア R3.02 以降で対応。)

ファイル種類(拡張子)

表示の種類

データファイル レポートファイル

*.mld *.rbi

波形表示 ○ -ディジタル表示 ○ -サーキュラ表示 ○ -

一 覧 表 示

アラーム一覧 ○ -マーク一覧 ○ -画像マーク一覧 - -イベント一覧 - -制御動作一覧 - -操作履歴一覧 - -

TLOG 表示 - -レポート表示 - ○マニュアルサンプル表示 - -.mld:DAQLOGGERのロガーが生成したデータファイル.rbi:DAQLOGGERのレポートソフトウエアが生成したバイナリ形式のレポートファイル

DAQ32Plus/DAQ32(ユニバーサルビューア R3.02 以降で対応。)

ファイル種類(拡張子)

表示の種類

データファイル レポートファイル

*.daq *.rbi波形表示 ○ -ディジタル表示 ○ -サーキュラ表示 ○ -

一 覧 表 示

アラーム一覧 ○ -マーク一覧 ○ -画像マーク一覧 - -イベント一覧 - -制御動作一覧 - -操作履歴一覧 - -

TLOG 表示 - -レポート表示 - ○マニュアルサンプル表示 - -.daq:DAQ32PlusR9以降のロガーが生成したデータファイル.rbi:レポートオプション付きのDRシリーズ、DC100が生成したレポートファイル、または

DAQ32Plus ロガーが生成したレポートファイル

NoteDAQ32PlusR9 より前のロガーが生成したデータファイル(拡張子:.bfd、.Y**)は表示できません。

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1.1 ユニバーサルビューアについて

1.1.2 画面の展開と表示内容下図はメインウィンドウを中心とした画面展開です。→ は画面の起動を表し、↔は相互に移動が可能なことを表しています。データファイルを開いたときに表示するウィンドウは、そのデータの種類と表示形式によって異なります。

時報・日報週報・月報

ファイル

マニュアルサンプルファイル

TLOGファイル

起 動

波形表示 ディジタル表示 一覧表示サーキュラ表示

印刷プレビュー

バッチ情報

レポートファイル

時報 週報日報 月報積算

バーグラフバッチ報日報

カスタム フリー 全表示

アラーム一覧

マーク一覧

画像マーク一覧

タブページ

ウィンドウメインウィンドウ

イベント一覧

制御アラーム一覧

制御動作一覧

操作履歴一覧

積算レポートファイル

デマンド監視ファイル

ユニバーサルビューアの各画面と、その用途を下表に示します。

ウィンドウとタブの名称 表示内容・形式

波形表示ウィンドウ データを波形で表示する。

サーキュラ表示ウィンドウ データをサーキュラで表示する。

ディジタル表示ウィンドウ データをディジタル値で表示する。

一覧表示ウィンドウ

アラーム一覧タブページ データ収集中のアラームの状態変化を表示する。

マーク一覧タブページ データに付加されたマーク情報を表示する。

画像マーク一覧タブページ データ収集中に付加された手書きメッセージ情報を表示する。

イベント一覧タブページ データ収集中に発生したイベントの情報を表示する。

制御アラーム一覧タブページ データ収集中の制御アラームの状態変化を表示する。

制御動作一覧タブページ データ収集中に行われた制御動作を表示する。

操作履歴一覧タブページ データファイル内の操作履歴情報を表示する。

TLOGファイル表示ウィンドウ TLOGデータファイル内のデータをディジタル値で表示する。

次ページに続く

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1.1 ユニバーサルビューアについて

ウィンドウとタブの名称 表示内容・形式

時報・日報・週報・月報ファイル表示ウィンドウ 時報、日報、週報、月報データファイル内のデータをディジタル値で表示する。

積算データ表示ウィンドウ 積算レポートデータを積算バー、積算トレンドで表示する。

デマンド監視表示ウィンドウ デマンド監視データを表示する。

レポートファイル表示ウィンドウ

時報タブページ 時報データを表形式で表示する。

日報タブページ 日報データを表形式で表示する。

週報タブページ 週報データを表形式で表示する。

月報タブページ 月報データを表形式で表示する。

バッチ報タブページ バッチ報データを表形式で表示する

日報カスタムタブページ 日報カスタムデータを表形式で表示する

フリータブページ レポートファイル内のフリーデータを表示する

全表示タブページ レポートデータファイルのすべてのデータを表形式で表示する。

積算バーグラフタブページ レポートデータファイルのデータを積算バーグラフの形式で表示する。

バッチ情報タブページ バッチ報データファイル内のバッチ情報を表示する。

マニュアルサンプルファイル表示ウィンドウ マニュアルサンプルデータファイルのデータをディジタル値で表示する。

印刷プレビュー画面 アクティブウィンドウのデータの印刷プレビューを表示する。

Noteレポートデータファイルは、ファイルを作成した記録計によって「レポートファイル表示ウィンドウ」、または「時報・日報・週報・月報ファイル表示ウィンドウ」のいずれかで表示されます。

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1.1.3 メニューとアイコン起動時のメニュー *1

メニュー 説明ファイル (F)

開く (O) データファイルを開く

検索オープン (H) ファイルを検索し、検索結果のファイルを開く

積算データオープン (E)... 積算レポートデータファイルを開く

テンプレート指定 (Y)... テンプレートを指定する

テンプレート使用 (U) ファイルを開くときに、テンプレートを使用する

プリンタの設定 (R)... プリンタ印刷オプションを設定する。

( 最近使ったファイル ) 最近使用したファイルのリスト

終了 (X) ビューアを終了し、ファイルの表示条件の保存を指示する

表示 (V)

スタイル (Y) ライト (L) 画面をライトスタイルで表示する

ダーク (D) 画面をダークスタイルで表示する

日付の形式 (F) 年 / 月 / 日 (Y) 日付を年 / 月 / 日で表示する

月 / 日 / 年 (M) 日付を月 / 日 / 年で表示する

日 / 月 / 年 (D) 日付を日 / 月 / 年で表示する

日 . 月 . 年 (S) 日付を日 . 月 . 年で表示する

小数点の記号 (I) .(D) 小数点を . で表示する

,(C) 小数点を , で表示する

タイムゾーン (U) データ (D) データファイル内のタイムゾーンで時刻を表示する

PC(P) PCのタイムゾーンで時刻を表示する

ツールバー (T) ツールバーの表示 / 非表示を切り替える

サーチバー (R) サーチバーの表示 / 非表示を切り替える

重ね合わせ表示バー (J) 重ね合わせ表示バーの表示 / 非表示を切り替える

ステータスバー (S) ステータスバーの表示 / 非表示を切り替える

言語 英語 言語表示を切り替える(メニュータイトルは原語表記)

日本語

中文(簡体)

中文(繁体)

フランス語

ドイツ語

ロシア語

韓国語

ヘルプ (H)

取扱説明書 (M) F1 取扱説明書を AdobeReader で表示する

バージョン情報 (A) プログラムの情報、バージョンそして著作権を表示する

更新ウェブサイトへ (U) ユニバーサルビューアの更新ウェブサイトを表示する

*1:ウィンドウによって、メニューの種類、有効/無効が変わります。本メニューは、ユニバーサルビューアを起動したときに表示されるデフォルトメニューです。

1.1 ユニバーサルビューアについて

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波形を表示しているときのメニュー *2

メニュー*1 説明ファイル (F)

開く (O) データファイルを開く

検索オープン (H) ファイルを検索し、検索結果のファイルを開く

積算データオープン (E)... 積算レポートデータファイルを開く

閉じる (C) 表示中のファイルを閉じる

表示条件保存 (S) 表示中のファイルの表示設定(表示条件)を保存する

テンプレート指定 (Y)... テンプレートを指定する

テンプレート使用 (U) ファイルを開くときに、テンプレートを使用する

テンプレート保存 (T)... 表示条件をテンプレートに保存する

前方ファイルを接続 (L) 表示中のファイルの前方ファイルを接続して表示する

一括接続 (K) 表示中のファイルの前方後方ファイルを接続して表示する

後方ファイルを接続 (N) 表示中のファイルの後方ファイルを接続して表示する

デュアルインターバル一括接続 (D) デュアルインターバル測定モードで収集したデータファイルを、それぞれ前方後方、すべて接続して表示する

印刷 (P) 表示中のファイルを印刷する

印刷プレビュー (V) 印刷イメージを表示する

印刷設定 (I)... 印刷方法を設定する

プリンタの設定 (R)... プリンタ印刷オプションを設定する

( 最近使ったファイル ) 最近使用したファイルのリスト

終了 (X) ビューアを終了し、ファイルの表示条件の保存を指示する

編集 (E)

コピー (C) 選択範囲をコピーしてクリップボードに保存する

すべて選択 (A) すべてのデータを選択する

カーソル消去 (E) カーソルを消去する

アラーム検索 (S) カーソル A 右側 (R) カーソル A を右側アラーム変化点へ移動する

カーソル A 左側 (L) カーソル A を左側アラーム変化点へ移動する

カーソル B 右側 (I) カーソル B を右側アラーム変化点へ移動する

カーソル B 左側 (E) カーソル B を左側アラーム変化点へ移動する

マーク検索 (H) カーソル A 右側 (R) カーソル A を右側マークへ移動する

カーソル A 左側 (L) カーソル A を左側マークへ移動する

カーソル B 右側 (I) カーソル B を右側マークへ移動する

カーソル B 左側 (E) カーソル B を左側マークへ移動する

任意マーク追加 (M)... カーソルの位置に任意マークを追加する

マーク削除 (D) 選択した範囲内のマークを削除する

マークを初期状態に戻す (R) マークを初期状態に戻す

任意マークノート追加 (O) カーソル位置に任意マークノートを追加する

マークノート削除 (L) 選択した範囲内のマークノートを削除する

範囲コメント追加 (N) カーソルで時間範囲を指定してコメントを追加する

範囲コメント削除 (T) カーソルで指定した時間範囲内のコメントを削除する

時間軸 (T)

時刻表示 (B) 時間をデータの時刻で表示する

1.1 ユニバーサルビューアについて

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メニュー 説明時間表示 (E) 時間を先頭データからの相対時刻で表示する

全体表示 (A) 全てのデータを表示する

グリッド表示 (S) グリッドの表示/非表示を切り替える

標準グリッド (N) 標準グリッドで表示する

密グリッド 1(G) 密グリッド 1 で表示する

密グリッド 2(R) 密グリッド 2 で表示する

密グリッド 3(3) 密グリッド 3 で表示する

密グリッド 4(D) 密グリッド 4 で表示する

拡大 (I) カーソル付近を拡大表示する

縮小 (O) カーソル付近を縮小表示する

Y 軸 (Y)

フルゾーン (F) 軸配置をフルゾーンにする

スライドゾーン (S) 軸配置をスライドゾーンにする

自動ゾーン (A) 軸配置を自動ゾーンにする

フリーゾーン (R) 軸配置をフリーゾーンにする

標準グリッド (N) 標準グリッドで表示する

密グリッド 1(1) 密グリッド 1 で表示する

密グリッド 2(2) 密グリッド 2 で表示する

密グリッド 3(3) 密グリッド 3 で表示する

密グリッド 4(4) 密グリッド 4 で表示する

クリップ (C) 波形に対して制限をつける

表示 (V)

表示グループ設定 (D)... 表示グループの各種設定を行う

ロギング波形表示 (H) ロギング波形を最新のデータまで更新して表示する

アラーム (A) アラームの表示/非表示を切り替える

チャネル名 (C) チャネル (C) チャネルをチャネル番号で表示する

タグ番号 (N) チャネルをタグ番号で表示する

タグコメント (G) チャネルをタグコメントで表示する

ループ名 (N) ループ名 (L) ループ名をループ番号で表示する

タグ番号 (N) ループ名をタグ番号で表示する

タグコメント (G) ループ名をタグコメントで表示する

パターン名 (B) パターン名 (P) パターン名をパターン名称で表示する

パターン番号 (N) パターン名をパターン番号で表示する

2 値表示 (V) 数値表示 (D) 2 値チャネルのスケール値を数値で表示する

ラベル表示 (L) 2 値チャネルのスケール値をラベルで表示する

TRIG マーク (B) ファイル内のトリガ位置を示すマークを表示する

マークノート (E) 通常表示 (N) 全てのマークノートを縮小表示する

縮小表示 (C) 全てのマークノートを通常表示する

画像マーク (X) 通常表示 (N) 全ての画像マークを縮小表示する

縮小表示 (C) 全ての画像マークを通常表示する

画像マークのサイズ (Z) 小 (S) 画像マークを小さいサイズで表示する

標準 (N) 画像マークを標準サイズで表示する

大 (L) 画像マークを大きいサイズで表示する

波形の太さ (K) 標準線 (N) 波形を標準線で描画する

中太線 (M) 波形を中太線で描画する

1.1 ユニバーサルビューアについて

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メニュー 説明太線 (K) 波形を太線で描画する

凡例 (L) 凡例の表示/非表示を切り替える

凡例表示モード (M) チャネル (C) 凡例をチャネル表示モードで表示する

軸 (A) 凡例を軸表示モードで表示する

カーソル値 (O) カーソル値の表示/非表示を切り替える

カーソル値透明度 (P) 半透明 (T) カーソル値の背景を半透明で表示する

不透明 (O) カーソル値の背景を不透明で表示する

スタイル (Y) ライト (L) 画面をライトスタイルで表示する

ダーク (D) 画面をダークスタイルで表示する

日付の形式 (F) 年 / 月 / 日 (Y) 日付を年 / 月 / 日で表示する

月 / 日 / 年 (M) 日付を月 / 日 / 年で表示する

日 / 月 / 年 (D) 日付を日 / 月 / 年で表示する

日 . 月 . 年 (S) 日付を日 . 月 . 年で表示する

小数点の記号 (I) .(D) 小数点を . で表示する

,(C) 小数点を , で表示する

タイムゾーン (U) データ (D) データファイル内のタイムゾーンで時刻を表示する

PC(P) PCのタイムゾーンで時刻を表示する

ツールバー (T) ツールバーの表示 / 非表示を切り替える

サーチバー (R) サーチバーの表示 / 非表示を切り替える

重ね合わせ表示バー (J) 重ね合わせ表示バーの表示 / 非表示を切り替える

ステータスバー (S) ステータスバーの表示 / 非表示を切り替える

言語 英語 言語表示を切り替える

日本語

中文(簡体)

中文(繁体)

フランス語

ドイツ語

ロシア語

韓国語

ウィンドウ (W)

重ねて表示 (C) ウィンドウを重ねて表示する

並べて表示 (T) ウィンドウを並べて表示する

アイコンの整列 (A) ウィンドウの下部にアイコンを整列する

波形表示 (G) 波形表示ウィンドウを開く

ディジタル表示 (S) ディジタル表示ウィンドウを開く

サーキュラ表示 (R) サーキュラ表示ウィンドウを開く

一覧表示 (L) 一覧表示ウィンドウを開く

重ね合わせ表示 (O) 重ね合わせ表示ウィンドウを開く

カーソル値表示 (O) カーソル位置の値を表示する

演算結果表示 (I) カーソルで指定した範囲について区間演算を実行する

ファイル構成表示 (F) 表示中のデータのファイル構成を表示する

(子ウィンドウ名)

変換 (C)

データ変換 (D) データを変換する

アラーム一覧 (R)... アラーム情報をデータ変換する

1.1 ユニバーサルビューアについて

Page 27: SMARTDAC+スタンダード ユニバーサルビューア …M 010101A i はじめに このマニュアルは、ユニバーサルビューアの使い方について説明したものです。ご使用前

1-12 IM 04L61B01-01JA

メニュー 説明マーク一覧 (M)... マーク情報をデータ変換する

画像マーク一覧 (I) 画像マーク情報をデータ変換する

イベント一覧 (V)... イベント情報をデータ変換する

制御動作一覧 (C)... 制御動作情報をデータ変換する

制御アラーム一覧 (A) 制御アラーム情報をデータ変換する

操作履歴一覧 (O)... 操作履歴情報をデータ変換する

演算結果 (S)... 演算結果をデータ変換する

情報 (I)

ファイル情報 (A)... ファイル情報を表示する

設定情報 (S)... データ収集時の機器の設定情報を表示する

サインイン (S)

サインイン (S) データファイルへサインを付加する

ヘルプ (H)

取扱説明書 (M) F1 取扱説明書を AdobeReader で表示する

バージョン情報 (A) プログラムの情報、バージョンそして著作権を表示する

更新ウェブサイトへ (U) ユニバーサルビューアの更新ウェブサイトを表示する

*2:ウィンドウによって、メニューの種類、有効/無効が変わります。本メニューは波形表示画面(重ね合わせ表示をのぞく)で表示されます。

波形データを表示した場合の画面例

ステータスバーY軸エリア 時間軸

ツールバーサーチバー 重ね合わせ表示ツールバー

カーソル

ツールバー、サーチバー、重ね合わせ表示ツールバーのボタンに対応するメニューの内容を次ページ以降に示します。ツールバーの各ボタンはメニューに連動しています。ウィンドウにメニューが存在しない場合は、ツールバーのボタンは無効として表示されます。

1.1 ユニバーサルビューアについて

Page 28: SMARTDAC+スタンダード ユニバーサルビューア …M 010101A i はじめに このマニュアルは、ユニバーサルビューアの使い方について説明したものです。ご使用前

1-13IM 04L61B01-01JA

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ツールバー

検索オープン

表示条件保存

開く

表示グループ設定

ファイル接続波形/ディジタル/サーキュラ表示

一覧表示 区間演算表示カーソル値表示

バージョン情報

ロギング波形表示

ボタン メニュー ボタン メニューファイル―開く 表示―アラーム

ファイル―検索オープン 表示―凡例表示

ファイル―表示条件保存 表示―カーソル値

編集―コピー 時間軸―拡大

表示―表示グループ設定 時間軸―縮小

表示ーロギング波形 Y 軸―フルゾーン

編集―任意マーク追加 Y 軸―スライドゾーン

編集―マーク削除 Y 軸―自動ゾーン

編集―任意マークノート追加 Y 軸―フリーゾーン

編集―マークノート削除 Y 軸―標準グリッド(プルダウンで密グリッド 1 ~ 4)

編集―範囲コメント追加 時間軸―標準グリッド(プルダウンで密グリッド 1 ~ 4)

編集―範囲コメント削除 サインイン―サインイン

Y 軸―クリップ

ウィンドウ―波形表示 ファイル―前方ファイルを接続

ウィンドウ―ディジタル表示 ファイル―一括接続

ウィンドウ―サーキュラ表示 ファイル―後方ファイルを接続

ウィンドウ―一覧表示 ファイル-デュアルインターバル一括接続

ウィンドウ―カーソル値表示 ファイル―印刷

ウィンドウ―区間演算表示 ヘルプ―バージョン情報

サーチバー

ボタン メニュー ボタン メニュー編集―アラーム検索―カーソル A 右側 編集―マーク検索―カーソル A 右側

編集―アラーム検索―カーソル A 左側 編集―マーク検索―カーソル A 左側

編集―アラーム検索―カーソル B 右側 編集―マーク検索―カーソル B 右側

編集―アラーム検索―カーソル B 左側 編集―マーク検索―カーソル B 左側

1.1 ユニバーサルビューアについて

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1-14 IM 04L61B01-01JA

重ね合わせ表示ツールバー

ボタン メニュー ボタン メニュー編集―グループ割り付け 時間軸―先頭データ一致

時間軸―時間軸モード―同期モード 時間軸―時刻一致

時間軸―時間軸モード―個別モード

ツールバー、サーチバーのボタンにカーソルをあてると、ツールチップが表示されます。また、バーの移動や表示/非表示の操作は Windows の操作と同じです。メニューの [表示 ] ー [ツールバー ]、[サーチバー ]、または [ステータスバー ]をチェックすると、各バーが表示され、チェックを外すとバー表示が消えます。

1.1.4 インストールとバージョンの更新について本ソフトウェアのインストールとバージョンの更新は、当社ウェブサイトよりインストーラをダウンロードして行ってください。お使いのソフトウェアの「バージョン情報」、および「更新ウェブサイトへのリンク情報」は[ヘルプ]メニューより取得できます。なお、ソフトウェアをインストールする前に、必ず PC のウィルスチェックをおこない、ウィルスに感染していないことをご確認ください。

Noteユニバーサルビューアには、単独インストーラ版とGA10 インストーラ版の2つがあります。これら2つはバージョンが異なっていても同じ PCにインストールして動作しますが、古いバージョンでデータファイルを表示すると表示条件やテンプレートの内容が表示に反映されない場合があります。新しいバージョンでのデータファイル表示を推奨します。

1.1 ユニバーサルビューアについて

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1-15IM 04L61B01-01JA

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1.2 必要な PCシステム環境

1.2.1 ハードウェアパーソナルコンピュータ本体項目 内容CPU Core2DuoE6300 以上の Intel 社製 x64 または x86 プロセッサ内部メモリ 2GB 以上。ハードディスク 空き容量が 100MB 以上(データ量により、これ以上必要な場合があります)。ディスプレイ OS が推奨するビデオカードと OS に対応したディスプレイ。

マウス OS に対応したマウス。キーボード OS に対応したキーボード。通信ポート OS に対応した Ethernetポート。TCP/IP プロトコルがインストールされていること。プリンタ OS に対応したプリンタ。OS に対応したプリンタドライバ。

1.2.2 オペレーティングシステムOS* エディション サービスパック 32bit/64bitWindows8.1 update 32 ビット版、64 ビット版

Pro update 32 ビット版、64 ビット版Windows10 Home 32 ビット版、64 ビット版

Pro 32 ビット版、64 ビット版Enterprise 32 ビット版、64 ビット版EnterpriseLTSB 32 ビット版、64 ビット版

*MicrosoftCorporationがサポートを終了した OSについては、横河電機でもサポートを終了します。

Note• PC のタイムゾーンの設定はWindows[コントロールパネル]の[日付と時刻]で行ってください。ただし、ビューア起動中に PCのタイムゾーンは変更しないでください。日付時刻によるファイルの検索において、検索結果に影響を与えることがあります。

• 本体記録時と同じタイムゾーン(DST 含む)を PCに設定することで、記録時と同じ時刻で参照できます。

• 夏時間が存在する場合は、[自動的に夏時間の調整をする]をONにしてご使用ください。• Windows の autoexec.bat によるタイムゾーン設定は使用しないでください。autoexec.bat に"TZ=GTM0" などの設定がある場合には、動作しないように REMコマンドを付けてください。

• 本ソフトウェアは 2038 年以降のデータを扱えません。• 本ソフトウェアの日付は表示形式を選択することができますが、日付の入力、および、入力部分の表示は常に「年 /月 / 日」の形式を使用しています。

• OS の言語は、日本語、英語、中国語、繁体字中国語、仏語、独語、露語、韓国語、伊語をサポートしています。ただし、データを収集した記録計本体の言語、ソフトウェアの言語とOSの言語は必ず一致させてください。

• 本ソフトウェアから設定ソフトウェアを起動させ、操作履歴情報を確認するときは、設定ソフトウェアを本ソフトウェアと同じフォルダにインストールしてください。

2-22ページの「2.4.2設定情報を表示する」 3-67ページの「3.6.2設定ソフトウェアを起動して操作履歴を確認する」• 大量のデータファイルを接続表示する場合、PCの CPUと内部メモリによって、処理速度が遅くなる可能性があります。

• PC がハイブリッドスリープ状態から復帰したあと、ビューアのウィンドウが拡大できなくなることがあります。このような場合は、ビューアをいったん終了し、再起動させてください。

• PC から印刷を行う場合、ページ数は 36500 枚を超えないようにしてください。• 32 ビット版 (x86) において、3200 万点表示する場合の最大チャネル数は下表のとおりです。データ種類 チャネルタイプ サポート最大チャネル数表示データ 演算チャネル 4

測定チャネル 8イベントデータ 演算チャネル 8

測定チャネル 12

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1-16 IM 04L61B01-01JA

1.2 必要な PCシステム環境

1.2.3 その他の動作条件Excel 形式へのデータ変換データを、下記の Excel のバージョンで扱える形式に変換して出力します。MicrosoftOfficeExcel2007、2010、2013、2016

取扱説明書の参照本ソフトウェアの取扱説明書をご覧になるには、アドビシステムズ社の AdobeReader10以上(最新を推奨)が必要です。

1.2.4 セキュリティ対策セキュリティ脅威に対処するため、セキュリティ対策を実施していただくことを推奨しています。・ PC のネットワーク接続を制限する。 隔離されたネットワーク内で運用することを推奨します。・ 外部メディアを適切に管理する。 外部メディア経由でのマルウェアの持ち込み、外部メディアに対する不正なファイル操

作、紛失による情報漏洩を防止してください。・ 強固なパスワードを設定し、適切に管理する。 パスワードは 8 文字以上とし、英大文字、英小文字、数値、および記号のうち3種類以

上を含むようにしてください。定期的にパスワードを変更してください。・ アンチウィルスソフトウェアを導入する。 McAfeeVirusScanEnterpriseVer.4.8.0.887 が動作している PC で本ソフトウェアが動作す

ることを確認済みです。

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2-1IM 04L61B01-01JA

基本の操作

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2.1 ユニバーサルビューアを起動する/終了する

2.1.1 ユニバーサルビューアの起動操 作

1 [スタートメニュー]-[すべてのプログラム]ー[SMARTDAC+STANDARD]* ー[ビューア]を選択します。*: データロギングソフトウェアGA10 でユニバーサルビューアをお使いの場合は、[SMARTDAC+DataLoggingSoftware]ー[ビューア]を選択します。

ユニバーサルビューアが起動します。(データを表示していない状態です。)

Windows で、「ファイルの関連づけ」を設定すると、データファイルをダブルクリックしてユニバーサルビューアを起動することができます。

2.1.2 表示の共通事項を設定する

スタイルの変更 メニューの[表示]-[スタイル]で表示画面の色を[ライト]、または[ダーク]に変

更できます。デフォルトは[ライト]スタイルです。一部のウィンドウ、ダイアログボックスには、変更できないものがあります。

日付の形式の変更 メニューの[表示]-[日付の形式]で、ユニバーサルビューアの日付表示部分のフォー

マットを下記の 4 種類から選ぶことができます。 年 / 月 / 日 月 / 日 / 年 日 / 月 / 年 日 . 月 . 年

小数点の記号 メニューの[表示]-[小数点の記号]でユニバーサルビューアの数値表示部分の小数

点記号(「ドット」、または「カンマ」)を変更できます。

ツールバー、サーチバー、ステータスバー メニューの[表示]-[ツールバー]、[サーチバー]、または[ステータスバー]のチェッ

クで各バーの表示/非表示が切り替えられます。 ツールバーとサーチバー: 1-12 ページ

第 2 章 基本の操作

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2-2 IM 04L61B01-01JA

言語 メニューの[表示]ー[言語]から表示言語を選択すると、ユニバーサルビューアの表

示言語を切り替えることができます。

Note• ユニバーサルビューアで表示言語を切り替える前に、ユニバーサルビューアで開いているファイルを全て閉じてください。

• データを収集した記録計本体の言語、ソフトウェアの言語とOSの言語は一致させてください。

2.1.3 ユニバーサルビューアの終了操 作

1 [ファイル]-[終了]を選択するか、[×]ボタンをクリックします。設定を変更したときは、「ファイル名 .*** への変更を保存しますか」メッセージが表示されます。

設定を保存してデータビューアを終了するときは、[はい]ボタンをクリックします。設定を保存しないでデータビューアを終了するときは、[いいえ]ボタンをクリックします。

2.1 ユニバーサルビューアを起動する/終了する

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2-3IM 04L61B01-01JA

基本の操作

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2.2 データファイルを開く

ユニバーサルビューアでは、下記の方法でデータファイルを開くことができます。・ ファイル名を指定してデータファイルを開く・ ドラッグ & ドロップ操作でデータファイルを開く・ 検索結果からデータファイルを開く

2.2.1 ファイル名を指定してデータファイルを開く[ファイルを開く]ダイアログボックスで、ファイル名を指定してデータを表示させます。

操 作

1 [ファイル]-[開く]を選択する、または[開く]アイコンをクリックします。

[ファイルを開く]ダイアログボックスが表示されます。

表示させたいデータファイルを選択

ここをクリックファイルが開く

2 ダイアログボックス上で表示させたいデータファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。またはファイル上でダブルクリックします。

ウィンドウにデータが表示されます。

Note• ユニバーサルビューアの接続情報ファイル(.ldx)、表示条件ファイル(.vdx)はそれだけを単独で開くことはできません。条件ファイルに保存された状態でファイルを表示させるには、条件ファイルと同じフォルダ内に「元のデータファイル」が必要です。

• 重ね合わせ表示条件ファイル(.ovd)はそれ自身をダブルクリックすることで、重ね合わせ表示を再現します。

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2-4 IM 04L61B01-01JA

2.2 データファイルを開く

解 説[ファイルを開く]ダイアログボックスは、ファイル指定部分(上部)とファイル情報表示部分(下部)の2つの部分から構成されています。

ファイル指定部分

ファイル情報部分

ファイル指定部分ファイル指定部分はWindowsのダイアログボックスと同じ構成になっています。データファイルの選択肢は、以下のとおりです。選択肢 意味AllReadableFile(*.GSD;*.GSE;*.GDS;*.GEV;*.dld;*.DAD;*.DAE;*.DBD;*.DBE;*.DSD;*.DSE;*.dds;*.dev;*.cds;*.cev;*.RXE;*.mld;*.daq;*.dtg;*.ldx;*.GRE;*.d?r;*.GMN;*.DAM;*.dmn;*.rbi;*.GRI;*.DRE)

読み込み可能なすべてのファイルを表示する。

DisplayFile(*.GSD;*.GDS;*.DAD;*.DBD;*.DSD;*.dds;*.cds)

表示データファイルのみを表示する。

EventFile(*.GSE;*.GEV;*.dld;*.DAE;*.DBE;*.DSE;*.dev;*.cev;*.RXE;*.mld;*.daq)

イベントデータファイルのみを表示する。

LoggerFile(*.dld;*.mld;*.daq) ロガーデータファイルのみを表示する。TLOGFile(*.dtg) TLOG データファイルのみを表示する。LinkFile(*.ldx) 接続情報ファイルのみを表示する。ReportFile(*.GRE;*.d?r;*.rbi;*.GRI;*.DRE) 時報データファイル、日報データファイル、週報

データファイル、月報データファイル、レポートデータファイル、積算レポートデータファイル(/WH)、デマンド監視データファイル(/WH)のみを表示する。

ManualSampleFile(*.GMN;*.DAM;*.dmn) マニュアルサンプルデータファイルのみを表示する。

SuperimposedDisplayFile(*.ovd) 重ね合わせ表示条件ファイルのみを表示する。AllFile(*.*) 表示中のフォルダ内のファイルをすべて表示する。

ファイル情報部分選択しているファイルの情報を表示する部分です。データファイルの情報の詳細は、ファイル情報ダイアログボックスからも確認することができます。

データファイルの情報を確認する: 2.4 節

Note• [ファイルを開く]ダイアログボックスの情報表示部分に表示される内容は、データファイルの種類によって異なります。

• ファイル名にファイルの名称を入力して指定した場合、ファイルの情報は表示されません。

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基本の操作

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2.2.2 ドラッグ &ドロップ操作でデータファイルを開くドラッグ&ドロップ操作で、データファイルを開き、データを表示させます。

操 作

1 表示させたいデータファイルを、デスクトップ、またはエクスプローラから起動画面のメインウィンドウにドロップします。

ウィンドウにデータが表示されます。

2.2.3 検索結果からデータファイルを開く[検索オープン]ダイアログボックスで、データファイルを検索し、データを表示させます。検索の条件には、以下を指定することができます。・ 期間による検索・ チャネル番号/タグ番号/タグコメントによる検索・ マーク(メッセージ)による検索・ バッチ名による検索・ バッチコメントによる検索・ バッチテキストによる検索・ サインイン状態による検索

操 作

1 [ファイル]-[検索オープン]を選択する、または[検索オープン]アイコンをクリックします。

[ 検索オープン]ダイアログボックスが表示されます。

2 [ 検索オープン ] ダイアログボックス上で検索条件(① ~ ⑦)を指定し、[検索]ボタンをクリックします。検索条件の詳細については、2-6 ページの「検索条件について」をお読みください。

⑦ サインイン状態

④ バッチ名

⑤ バッチコメント

① 期間

② チャネル番号/タグ番号/タグコメント

⑥ バッチテキスト

③ マーク

カレンダー表示 フォルダ指定

[ ファイル表示 ] タブページと[接続表示]タブページに、それぞれ単位別(ファイル単位とファイル接続単位)の検索結果が表示されます。

なお、検索範囲となるフォルダが存在しない場合は、エラー「指定フォルダが存在しません」が表示されます。

2.2 データファイルを開く

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2-6 IM 04L61B01-01JA

3 検索結果の表示を調整したいときは、次のように操作します。

検索項目の表示ボタン

検索項目の非表示ボタンタイトル名をクリックすると昇順/降順が切り替わる

境界線上でポインタが に変わったらドラッグすると表示幅が変更される

・ 表示ボタンにマウスを移動すると、ツールチップに項目のタイトルが表示されます。クリックすると、その項目の検索結果が表示されます。

・ タイトルにマウスを移動すると、非表示ボタン(-)が表示されます。クリックすると、その項目は非表示(+)になります。ただし、[ ファイル名 ] は非表示にはできません。

・ 項目のタイトルをクリックするとソートアイコンが表示され、クリックするたびに昇順と降順を切り替えることができます。

4 検索結果から表示させたいデータファイルを選択し、ダブルクリック、または[開く]ボタンをクリックします。

ウィンドウにデータが表示されます。

解 説

検索条件について

①期間による検索検索期間を指定して検索します。日付は、▼をクリックして表示されるカレンダーから選択するか、または、数値をクリックして反転表示させたのち直接入力して設定します。設定可能な範囲は、「1990/01/01 00:00」~「2037/12/31 23:59」です。期間を設定した場合、対象となっているファイルの一部でも検索範囲と重なるときは、検索結果に表示されます。[ 指定時間を含まない ] のチェックボックスにチェックを入れた場合の検索動作については、例 5 をご覧ください。以下に検索期間を設定した場合の検索例を示します。

例1.連続したデータファイル A ~ E がすべて存在している場合

ファイル A ファイル B ファイル C ファイル D ファイル E検索期間

ファイル B、C、D を [ ファイル表示]タブページに表示します。ファイルが接続されている場合、ファイル A ~ファイル E が1つの単位として抽出され、[接続表示]タブページに表示されます。

例2.連続したデータファイルの一部が存在せず、その期間内の検索を指定した場合

ファイル A ファイル Bファイル C 抜けている

ファイル D ファイル E

検索期間

ファイル単位ではいずれのファイルも検索結果として表示されません。ファイル接続単位では、データファイルが連続データの場合は表示されません。ただし、バッチファイルの場合はファイル A ~ファイル E が1つの単位として抽出され、[接続表示]タブページに表示されます。

2.2 データファイルを開く

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基本の操作

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例3.連続したデータファイルの一部が存在せず、その期間を含んで検索を指定した場合

ファイル A ファイル Bファイル C 抜けている

ファイル D ファイル E

検索期間

ファイル単位では、検索期間を含むファイル B、ファイル D が [ ファイル表示]タブページに表示されます。ファイル接続単位では、連続データの場合は、ファイル A とファイル Bの単位、ファイル D とファイル E の単位がそれぞれ[接続表示]タブページに表示されます。バッチファイルの場合はファイル A ~ファイル E が1つの単位として抽出され、[接続表示]タブページに表示されます。

例4.データの収集中に時刻が変更された場合

ファイル A ファイル B ファイル C ファイル D ファイル E

ファイル A ファイル B ファイル C ファイル D ファイル E

データ収集中に記録計本体で時刻を変更した場合、最終データ位置を基準にデータの時刻を計算します。上記のように時刻を 6:00:00 から 10:00:00 に変更した場合、当初の開始時刻4:00:00 から 6:00:00 までのデータ時刻が、8:00:00 から 10:00:00 のデータとして読み替えられます。検索ではこの時刻が使われるため、もしも検索期間を 5:00:00 ~ 6:00:00 とした場合は何も抽出されません。検索期間を8:00:00~ 9:00:00とした場合は、ファイルが抽出され、

[接続表示]タブページに表示されます。

例5.[ 指定時間を含まない ] のチェックボックスにチェックを入れた場合8:00 ~ 10:00 の時刻を指定した場合、終了時刻が 8 時のファイル、開始時刻が 10 時のファイルは検索結果に含まれません。

②チャネル番号 /タグ番号 /タグコメントによる検索リストボックスから、チャネル番号、タグ番号、またはタグコメントのいずれかを選択し、検索したい文字列を入力します。指定した文字列を含むデータファイルが検索結果として表示されます。検索文字列の半角と全角は区別します。スペースを含む文字列は設定できません。

③マーク(メッセージ)による検索マークのチェックボックスをチェックし、検索したい文字列を入力します。検索文字列は70 文字まで有効です。大文字と小文字の区別はありません。スペースを入力しても無視されます。検索を実行すると、検索文字列を含んでいるデータファイルを表示します。検索されるのは、本体(ファイルを作成した機器)で記入したマークのみです。ビューアで追加したマークは検索しません。

④バッチ名による検索バッチ名のチェックボックスをチェックし、バッチ番号とロット番号を入力します。バッチ番号とロット番号の片方のみでの検索もできます。また、チェックボックスにチェックがされ、バッチ番号とロット番号がどちらも空欄の場合は、バッチ情報を含むデータファイルが検索結果として表示されます。

収集開始 4:00:00 12:00:00

本体で時刻変更6:00:00 → 10:00:00 14:00:00

開始時間は 8:00:00 となる 終了時間 14:00:00計算

2.2 データファイルを開く

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2.2 データファイルを開く

⑤バッチコメントによる検索バッチコメントのチェックボックスをチェックし、検索対象の文字列を入力します。検索文字列は 96 文字まで有効です。スペースを入力しても無視されます。検索を実行すると、バッチコメント1、2、または3が検索文字列を含んでいるデータファイルを表示します。検索結果に、バッチコメント1、2、3のカラムが表示されます。

⑥バッチテキストによる検索バッチテキストのチェックボックスをチェックし、検索対象の文字列を入力します。検索文字列は、タイトル 23 文字、記述 96 文字まで有効です。スペースを入力しても無視されます。大文字と小文字の区別はありません。

Noteバッチ情報やバッチテキストは、メニューの[情報]ー[ファイル情報]から確認することができます。 2-18ページの「ファイル情報を表示する」

⑦サインイン状態による検索サインイン情報を含むデータファイルの中で、選択されたサインイン状態のデータファイルを検索します。リストボックスの項目から検索したいサインイン状態を選択します。選択項目と内容は次のとおりです。

選択項目 内容1 未サインイン サイン 1がサインインされてないファイル2 未サインイン サイン 2がサインインされてないファイル3 未サインイン サイン 3がサインインされてないファイル任意未サインイン サイン 1、サイン 2、サイン 3のすべてがサインインされてないファイル任意サインイン済み サイン 1、サイン 2、サイン 3いずれかがサインインされたファイルすべてサインイン済み サイン 1、サイン 2、サイン 3のすべてがサインインされたファイル

ファイル接続単位での検索では、構成するファイルの末尾のファイルが検索条件を満たせば抽出されます。

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基本の操作

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2.2 データファイルを開く

検索結果の表示[検索オープン]ダイアログボックスでは、ファイルの単位ごとに以下の2つのタブページで検索結果を表示します。

[ファイル表示]タブページ ファイル単位での検索結果を表示します。

[接続表示]タブページ ファイル接続単位 *での検索結果が表示されます。ファイル単位で検索してから、そ

の中で接続できるファイルを接続して表示します。 *:「ファイル接続単位」とは、接続された複数のデータファイルを 1つの単位として扱うことをいいます。

検索結果表示部

[一括接続して表示]

検索条件設定部

[接続表示]

[デュアルインターバルまとめ表示]

[ファイル表示]

・[一括接続して表示]を選択すると、接続してから検索条件を適用し結果を表示します。・[デュアルインターバルまとめ表示]を選択すると、デュアルインターバルモードで

測定したファイルも接続して表示します。

Note• [一括接続して表示]と[デュアルインターバルまとめ表示]は、別々にOn/ Off することができます。

• ファイルは、同じフォルダ内でのみ接続できます。• デュアルインターバル測定モードで測定したデータファイルには、記録モードの組み合わせによって「フリー+フリー」「フリー+トリガ」「トリガ+トリガ」の3つのタイプがあります。本ソフトウェアから「デュアルインターバル測定モードを使用した対のファイル」と認識できるのは「フリー+フリー」のみです。

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2-10 IM 04L61B01-01JA

デュアルインターバルまとめ表示の検索結果[デュアルインターバルまとめ表示]を選択すると、デュアルインターバル測定モードで収集したデータファイルを接続して表示します。

検索対象のファイルを以下のように仮定し、結果の表示例を示します。・ 周期 1 で収集した「ファイル 1 ~ 3」と、周期 2 で収集した「ファイル A ~ I」が同じフォ

ルダの中にある。・ 検索範囲はファイル 1 とファイル 2 の間とする。

周期1(1sec)(フリー)

周期2(100ms)(フリー) A FEDCB G H I

1 32

検索範囲

・ ファイルのデータ数や開始終了時刻は下表のとおりとする。ファイル名 周期 データ数 開始時刻 終了時刻1.GSD,..,3.GSD 1sec 10800 2015/12/2510:00:00 2015/12/2513:00:00A.GSD,…,I.GSD 100msec 108000 2015/12/2510:00:00 2015/12/2513:00:00

[ デュアルインターバルまとめ表示 ] がオフの場合検索結果リストは以下のように表示されます。ファイル名 データ数 周期 開始時刻 終了時刻1.GSD,..,2.GSD 7200 1sec 2015/12/2510:00:00 2015/12/2512:00:00B.GSD,..,E.GSD 48000 100msec 2015/12/2510:20:00 2015/12/2511:40:00

[ デュアルインターバルまとめ表示 ] がオンの場合周期 1 からは「ファイル 1 とファイル 2」、周期 2 からは「ファイル B からファイル E まで」が対になり、1 つの検索結果として同じ行で表示されます。この場合、開始時刻は「ファイル 1の開始時刻」、終了時刻は「ファイル 2の終了時刻」となります。ファイル名 データ数 周期 開始時刻 終了時刻1.GSD,…/B.GSD,… ― 1sec/100msec 2015/12/25/10:00:00 2015/12/2512:00:00

このリストをダブルクリックして表示させると、「ファイル 1 とファイル 2」、「ファイル Bからファイル E まで」が接続され、それぞれ別ウィンドウで波形表示されます。

[ デュアルインターバルまとめ表示 ]、[一括接続して表示]の両方がオンの場合同時に[一括接続して表示]も選択すると、検索結果は以下のように表示されます。ファイル名 データ数 周期 開始時刻 終了時刻1.GSD,…/A.GSD,… ― 1sec/100msec 2015/12/2512:00:00 2015/12/2513:00:00

このリストをダブルクリックして表示させると、「ファイル 1 とファイル 3」、「ファイル Aからファイル I まで」が接続され、それぞれ別ウィンドウで波形表示されます。

2.2 データファイルを開く

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2-11IM 04L61B01-01JA

基本の操作

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検索結果の表示項目と表示内容は次の表のとおりです。[]内は、[デュアルインターバルまとめ表示]を選択した場合の表示内容です。表示項目 表示内容 意味ファイル名 拡張子を含むファイル名

[周期 1 ファイル名先頭、および周期2 ファイル名先頭をつなげたファイル名]

デュアルインターバル測定モードの接続ファイルの場合、ファイル名表示は以下のようになります。例:1.GSD,…/2.GSD,…

機種 データを収集した機種名機器シリアル番号 *1 データを収集した機器のシリアル番号種類 *1 表示/イベント データファイルの種類プロセスタイプ *1*3 バッチ/連続/- データ収集時のデータ収集プロセス

情報が存在しない場合、-を表示する。周期 周期[周期 1、周期 2]データ数 *1 データ数 先頭ファイルの最初のデータから、末

尾ファイルの最後のデータまでのデータ数。停電データ、抜けファイルのデータを含む。ただし、先頭ファイルと末尾ファイルが抜けている場合はカウントしない。

開始時刻 データ開始日時 先頭ファイルの先頭データの時刻を表示する。

[周期1、周期2の開始時刻で早い時間を表示する。]

終了時刻 データ終了日時 末尾ファイルの最終データの時刻を表示する。

[周期1、周期2の終了時刻で遅い時間を表示する。]

バッチ名 バッチ名 バッチ情報が存在しない場合、-を表示する。

[同じバッチ名なら表示、違うバッチ名なら「-」を表示する。]

バッチコメント *1 指定した文字列を含むバッチコメント1、2、3 を表示する。

状態 *1 データファイルの状態(正常/異常) ファイル破損、または、データ異常の場合、異常を表示する。

[周期 1 ファイル、または周期 2 ファイルのどちらかが異常の場合は「異常」を表示する。]

重複 *2 有/無 重複するファイルの有無を表示する。[周期 1 ファイル、または周期 2 ファイルのどちらかに重複がある場合は「有」を表示する。]

抜け *2 有/無 バッチを構成するファイルのデータ抜けの有無を表示する。

[周期 1 ファイル、または周期 2 ファイルのどちらかに抜けがある場合は「有」を表示する。]

サインイン状態 *4

サイン 1サイン2サイン3

未サインイン/パス/フェイル/-[-]

未サインイン:サインインを実施していない。パス:サインインの結果が合格。フェイル:サインインの結果が不合格。-:サインイン情報が存在しない。

サイン 1 ユーザサイン 2 ユーザサイン3ユーザ

ユーザ名/-[-]

サインイン済みの場合はユーザ名を表示する。サインイン情報が存在しない場合、-を表示する。

*1初期状態では表示されません。*2[接続表示]タブページにだけ表示されます。*3GX/GP では、「プロセスタイプ」を「サインインタイプ」、「バッチ」を「バッチ単位」、「連続」を「ファイル単位」

と呼んでいます。*4デュアルインターバル測定モードと拡張セキュリティ機能は同時に使用できません。そのため、デュアルインター

バルのファイルにはサインイン情報は存在しません。

Note• データファイルの時刻変更が生じたとき、検索結果に表示されない場合があります。詳しくは次ページの「例 4. データの収集中に時刻が変更された場合」を参照してください。

• ファイルを選んで接続操作を行う: 「2.3 データファイルを接続する」

2.2 データファイルを開く

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2-12 IM 04L61B01-01JA

3200 万点を超える連続データの表示ユニバーサルビューアは、3200 万点(1 秒で 1 年間収集したデータファイル)を超える連続データを同一ウィンドウ上で表示することができません。そのため、3200 万点を超える連続データを検索結果から開くときは、下記の条件に基づき自動的に分割され、各ウィンドウに表示されます。・ 最初の分割単位は先頭ファイルから、データ数が 3200 万点を超えていない範囲の最大数

のファイルまでを接続単位として分割します。このとき、途中に抜けファイルや停電期間があった場合もデータ数をカウントし、計算に含めます。

・ 最初の分割単位で 3200 万点の位置が停電期間だった場合は、停電期間の前のファイルまでを最初の単位として分割します。

・ 2つ目以降の分割は、最初の分割単位の次に存在するファイル、あるいは抜けファイルを先頭のファイルとして分割します。以降、上記のルールは繰返し適用されます。

Note• 分割されたデータは、分割単位の末尾から順に表示されます。• PC のメモリが不足したとき、一部のデータが表示できないことがあります。

2.2 データファイルを開く

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2-13IM 04L61B01-01JA

基本の操作

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2.3 データファイルを接続する

記録計のオートセーブ、停電などで分割したファイルをつなげて表示できます。(注)

接続方法にはメニューバー、ツールバーから行う方法と、[ファイル構成]ダイアログボックスから行う方法があります。

注:記録ストップしたファイルは接続できません。

2.3.1 メニュー、またはツールバーからファイルを接続するメニュー、またはアイコンからの操作で、データファイルを接続する方法です。接続できるのは同一ディレクトリ内にあるファイルだけです。

操 作

1 [ファイル]-[開く]を選択する、または[開く]アイコンをクリックします。

[ファイルを開く]ダイアログボックスが表示されます。

起点となるファイルを選択

ここをクリックファイルが開く

2 接続の起点となるデータファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。またはファイル上でダブルクリックします。

ウィンドウにデータが表示されます。

3 [ファイル]-[前方ファイルを接続]、[後方ファイルを接続]、[一括接続]のいずれかを選択します。または、ツールバーから、下図のいずれかをクリックします。 前方ファイルの接続:表示中のファイルの前方ファイルを1つ接続します。 一括接続:表示中のファイルの前方、後方ファイルをすべて接続します。 後方ファイルの接続:表示中のファイルの後方ファイルを1つ接続します。

[前方ファイルを接続][一括接続]

[後方ファイルを接続]

ファイルが接続されます。

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2-14 IM 04L61B01-01JA

デュアルインターバル一括接続デュアルインターバル測定モード(GX/GP/GM)を使用した「周期の異なる対のデータファイル」を、それぞれ前方後方すべて接続し、2つのウィンドウで表示することができます。2 つめのウィンドウは、先に表示させたファイルの表示形式(波形表示、ディジタル表示、サーキュラ表示、一覧表示のいずれか)で表示されます。

操 作

1 接続の起点となるデータファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。またはファイル上でダブルクリックします。

ウィンドウにデータが表示されます。

2 [ファイル]-[デュアルインターバル一括接続 ] を選択、または アイコンをクリックします。

別ウィンドウが開き、対のファイルが表示されます。 起点となるファイル(先に開いたファイル)と同じ表示形式で表示されます。

解 説デュアルインターバル測定モードで測定したデータファイルには、記録モードの組み合わせによって「フリー+フリー」「フリー+トリガ」「トリガ+トリガ」の3つのタイプがあります。本ソフトウェアから「デュアルインターバルの対のファイル」と認識できるのは、「フリー+フリー」のみです。以下の 1 ~ 3 を例に、デュアルインターバル一括接続について説明します。起点となるデータファイルは「周期 1 の2」のファイルとします。

1. ファイル 1 ~ 3 までを接続し、対のファイル A ~ Iも接続して別ウィンドウで表示します。A ~ I のうちのいずれかのファイルが欠落していても接続して表示します。

周期1(1sec)(フリー)

周期2(100ms)(フリー)

1 32

CA B H IFED G

2. ファイル 1 ~ 4 までは接続されますが、「フリー+トリガ」で収集したため「A ~ F」、「G~ I」は対のファイルとみなされず表示しません。

周期1(1sec)(フリー)

周期2(100ms)(トリガ)

1 32 4H IFECA B D G

3. ファイル2と接続可能なファイルが存在しないため、接続されません。「トリガ+トリガ」で測定しているため、対のファイルも表示されません。

周期1(1sec)(トリガ)

周期2(100ms)(トリガ)

21 3

CA B F ED

「一括接続」、および「デュアルインターバル一括接続」では、起点となるファイルの手前までを次の優先順位で接続します。

・ 起点ファイルの後方から最後までを接続・ 起点ファイルの前方から最後までを接続・「デュアルインターバル一括接続」の場合は、さらに、対になるファイルの先頭から

後方へ接続します。ただし、対になるファイル群のなかで、すでに表示しているファイルがある場合はその手前で表示を終了します。(次ページの4を参照)

2.3 データファイルを接続する

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2-15IM 04L61B01-01JA

基本の操作

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4. ファイル 2 とファイル F が開いているときに、ファイル 2 からデュアルインターバル一括接続を行うと、まず、ファイル 2 から 3 と 1 を接続します。その後、対のファイルでA~Eまでを接続し、すでに表示されている F をアクティブにして接続動作を終了します。

周期1(1sec)(フリー)

周期2(100ms)(フリー)

1 32

CA B H IFED G

接続1接続2

接続3

表示中

表示中

2.3.2 ダイアログボックスからファイルを接続する[ファイル構成]ダイアログボックスを使用してデータファイルを接続します。[ファイル構成]ダイアログボックスでは、表示しているデータファイルの状態を確認しながら、前後に存在するデータファイルの接続操作を行うことができます。GA10 を介してファイルを表示した場合、表示対象ファイル構成はサーバ側のデータフォルダです。GA10 サーバ側ファイルは一時フォルダにダウンロードして接続表示されますが、ビューアが終了時に一時フォルダは削除されます。

操 作

1 接続の起点となるデータファイルを表示させます。[ウィンドウ]-[ファイル構成表示]を選択します。

[ファイル構成 ] ダイアログボックスが表示されます。

表示中のデータファイルを構成するファイルにはリンクアイコンが表示されます。

Makeをクリック構成と接続候補を表示

リンクアイコン

現在表示中のデータファイルの構成 重複している

データ(オレンジ色)

先頭データの時刻

Lack抜けているファイル

接続候補のファイル

最終データの時刻

Prev前方ファイル接続

Next後方ファイル接続

All一括接続

保存先フォルダ

2 [Make]ボタンをクリックします。接続候補のデータファイルを表示します。

3 [Prev]、[Next]、[All]の中から接続方法を選び、そのボタンをクリックします。 [Prev]ボタン:前方ファイルの接続 [Next]ボタン:後方ファイルの接続 [All]ボタン:一括で接続

該当ファイルが接続されます。

2.3 データファイルを接続する

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2-16 IM 04L61B01-01JA

解 説[ファイル構成]ダイアログボックスでは、アクティブなデータファイルの保存先のフォルダ、および、そのファイルに関連する各種ファイルの情報を表示します。

構成データファイルの表示アクティブなデータファイルのファイル名の背景は灰色で表示され、接続されていることを示すリンクアイコン が表示されます。

重複するデータファイルの表示同一フォルダ内にデータが重複するファイル(ファイル名が異なってもデータが同じファイル)が存在する場合、その重複ファイルの名前を確認することができます。重複しているデータファイルは、ファイル名の背景がオレンジ色で表示されます。

抜けているデータファイルの表示表示中のどの部分のデータファイルが抜けているかを確認することができます。抜けているデータファイルは、ファイル名を Lack とし、背景色が灰色で表示されます。抜けている部分がいくつのファイルで構成されているかという情報は表示されません。また、表示中のデータファイルに対して先頭または末尾方向にファイルが抜けている場合は、情報を表示できません。

接続候補となるデータファイルの表示表示中のデータファイルに対して、接続可能なデータファイルを接続候補として表示します。接続候補のデータファイルは、ファイル名の背景色が灰色で表示されます。リンクアイコンは表示されません。

接続候補となるファイルは以下の条件を満たすデータファイルです。・表示中のデータファイルと同一記録データファイル(注)であること・データファイルを接続した際に、データの抜けがないこと・表示中のデータファイルと同じフォルダ内にあるデータファイルであること

注:同一記録データファイルとは、記録計で記録を開始し、終了するまでに作成された複数のデータファイルを指します。記録ストップしたファイルは接続できません。

データファイルの接続データファイルの接続は、前方ファイルの接続、後方ファイルの接続、一括接続の3とおりができます。前方ファイルの接続(Prev)では、アクティブなデータファイルより手前の時刻のデータファイルを 1 つ接続し、後方ファイルの接続(Next)では、後の時刻のデータファイルを 1 つ接続します。一括接続(All)は接続候補のデータファイルをすべて接続します。

2.3 データファイルを接続する

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2-17IM 04L61B01-01JA

基本の操作

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2.3.3 接続情報ファイルを保存する接続表示中のデータファイルの接続情報を保存します。

操 作

1 [ファイル構成]ダイアログボックスでデータファイルを接続したあと、メニューから、[ ファイル ] ー [名前を付けて表示条件保存 ] を選択します。

Windows の [名前を付けて保存 ]ダイアログボックスが開きます。

2 [保存]ボタンをクリックします。接続情報ファイルが、接続前のファイルと同じディレクトリに保存されます。

ファイル名は、元のファイル名に拡張子 .ldx が付いた名前になります。ファイル名を新たに指定して保存することもできます。

Note• 拡張子 .ldxのファイルは、接続情報と表示条件を保存したファイルです。再度、接続された状態でファイルを開くには、接続情報ファイルと同じフォルダ内に、接続した元のデータファイルが必要です。

• バッチデータファイルの途中に抜けファイルがある場合、接続情報ファイルは保存できません。• 接続表示中のデータファイルを保存するには [名前を付けて表示条件保存 ]メニューを使用してください。[表示条件保存]だけでは接続情報ファイル(*.ldx)は保存されません。

• 表示条件の保存についての詳細は「4.1 表示条件を保存する」をご覧ください。

2.3 データファイルを接続する

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2-18 IM 04L61B01-01JA

2.4 データファイルの情報を確認する

メニューの[情報]ー[ファイル情報]を選択すると、アクティブなデータファイルの情報を確認できます。また、印刷時のヘッダの内容はここから指定することができます。

印刷する: 4.3 節

2.4.1 ファイル情報を表示する操 作

1 メニューの[情報]ー[ファイル情報]を選択します。

[ファイル情報]ダイアログボックスの[ファイル基本情報]タブページが表示されます。

表示データファイル、またはイベントデータファイルのとき

入力値補正設定内容のクリップボードへのコピー入力値補正タブでの操作です。

2 コピーボタンをクリックします。入力値補正タブページの内容が文字列の形式でクリップボードにコピーされます。他のアプリケーションに貼り付けて利用できます。

印刷ボタンコピーボタン

入力値補正設定内容の印刷入力値補正タブでの操作です。

3 印刷ボタンをクリックします。入力値補正タブページの内容が印刷されます。

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2-19IM 04L61B01-01JA

基本の操作

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解 説[ファイル情報]ダイアログボックスは以下の複数のタブページから構成されています。これらのタブページは情報が存在する場合だけ表示されます。

・ バッチ情報・ バッチテキスト・ サイン情報・ ファイルコメント・ 入力値補正

各タブページの表示項目で情報が存在しないものは非表示となり、下の項目が上に詰めて表示されます。また、各タブページのチェックの付いた項目が印刷時にヘッダとして出力されます。

[ファイル基本情報 ]タブページの表示内容項目名 意味

ファイル名 ファイル名プロセスタイプ*1 データ収集時のプロセスタイプ(バッチ/連続だけ表示)機種 データを収集した機種名シリアル番号 データを収集した機器のシリアル番号ファイルメッセージ データ収集時に付加したファイルメッセージ時刻変更 データ収集中の時刻変更の有無

開始要因データ収集の開始要因(手動 / 停電復帰 / 自動 / トリガ復帰 / 継続中 / 上書き/FPGA/ 不明)

終了要因データ収集の終了要因(手動 / 停電 / 自動 / トリガによる終了 / 継続中 / データ数 / 割込み /FPGA/ 不明)

測定チャネル数 データを収集した機器の測定チャネル数演算チャネル数 データを収集した機器の演算チャネル数制御チャネル数 データを収集した機器の制御チャネル数拡張チャネル数 データを収集した機器の拡張チャネル数通信チャネル数 データを収集した機器の通信チャネル数データ数 データ数サンプル周期 サンプル周期(秒)開始時刻 データ収集の開始時刻

GX/GP/GM/GA10 で記録されたデータファイルでは、括弧内にタイムゾーン情報を表示します。

終了時刻 データ収集の終了時刻トリガ時刻 トリガの時刻

トリガ位置トリガ時刻に対するデータの、先頭データからの相対データ番号(先頭データを 0 とした番号)(バッチファイルで、中間にファイル抜けがある場合、抜け部分のデータもカウント)

ファイル状態 データファイルの状態(正常 / 異常)内部データ キー操作で保存したデータの有無(有 /無)開始ユーザ データ収集を開始したユーザ名、または開始の状態(次ページの表参照)

終了ユーザ データ収集を終了したユーザ名、または終了の状態(次ページの表参照)入力補正チャネル (Note) 入力値補正が行われているチャネル名印刷コメント 印刷時のコメント(最大 128文字まで入力可能)*1:GX/GP/GMでは、「プロセスタイプ」を「サインインタイプ」、「バッチ」を「バッチ単位」、「連

続」を「ファイル単位」と呼んでいます。

Note• 表示中のデータファイルがGX10、GX20、GP10、GP20(ファームウェアバージョン 1.xx)で作成されている場合、入力値補正チャネルの情報は表示されません。本体のファームウェアを最新のファームウェアにアップデートしていただくことをお勧めします。

• [ファイル基本情報]の表示項目は、ファイルを作成した記録計の機種、またはファイルに含まれる情報により、必ずしも表示されないことがあります。

• DAQLOGGER、およびDAQ32Plus/DAQ32 で記録されたデータファイルでは、[開始要因][終了要因]は「-」が、[開始ユーザ][終了ユーザ]は「無」が表示されます。

2.4 データファイルの情報を確認する

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[開始ユーザ]、および[終了ユーザ]の表示内容と意味表示 意味

[ キー入力 ] 本体でのキー操作(タッチ操作)による開始、または終了[ リモート入力 ] リモートからの操作による開始、または終了[ 通信入力 ] 通信コマンドによる開始、または終了[ イベント入力 ] イベントアクションによる開始、または終了[ システム入力 ] 自動操作による開始、または終了[ シリアル入力 ] シリアル通信経由の操作による開始、または終了[EXTERNAL] モドバス等からの操作による開始、または終了[WEB] WEB アプリケーションからの操作による開始、または終了[ データ数 ] 指定されたデータ数による終了[ 継続中 ] 停電、Auto セーブ、サンプリング中の終了Username 開始、または終了の操作を行ったログインユーザの名前を表示[ 無効 ] 該当なし[ 不明 ] 上記以外による開始、または終了無 DAQLOGGER、および DAQ32Plus/DAQ32 で記録されたデータファイル

[バッチ情報]タブページの表示内容項目名 意味

バッチ番号 バッチ番号ロット番号 ロット番号コメント1 コメント1を入力したユーザ、入力した時刻、コメントの内容。

データを収集した機種がμ R10000、μ R20000 の場合は、「開始印字 1」を表示します。開始印字が設定されていない場合は、「終了印字 1」を表示します。どちらも設定がない場合は何も表示されません。

コメント2 コメント2を入力したユーザ、入力した時刻、コメントの内容。データを収集した機種がμ R10000、μ R20000 の場合は、「開始印字 2」を表示します。開始印字が設定されていない場合は、「終了印字 2」を表示します。どちらも設定がない場合は何も表示されません。

コメント3 コメント3を入力したユーザ、入力した時刻、コメントの内容。データを収集した機種がμ R10000、μ R20000 の場合は、「開始印字 3」を表示します。開始印字が設定されていない場合は、「終了印字 3」を表示します。どちらも設定がない場合は何も表示されません。

[バッチテキスト]タブページの表示内容項目名 意味

タイトル バッチテキストのタイトル文字列。データを収集した機種がμ R10000、μ R20000 の場合は、タイトル 1~ タイトル 5 には[StartPrintout1]~[StartPrintout5]が固定で表示されます。また、タイトル 6~ タイトル 10 には[EndPrintout1]~[EndPrintout5]が固定で表示されます。

記述 バッチテキストの記述の文字列データを収集した機種がμ R10000、μ R20000 の場合は、バッチテキスト 1~ バッチテキスト 5の記述には、開始印字 1~5 を表示します。バッチテキスト 6~ バッチテキスト 10 の記述には、終了印字 1~5 を表示します。どちらも設定がない場合は何も表示されません。

[サイン情報]タブページの表示内容*

項目名 意味サイン1 サイン1のサイン時刻、サインユーザ、サイン結果(未サイン / パス / フェイル )サイン1コメント サイン1のサイン時のコメントサイン2 サイン2のサイン時刻、サインユーザ、サイン結果(未サイン / パス / フェイル )サイン2コメント サイン2のサイン時のコメントサイン3 サイン3のサイン時刻、サインユーザ、サイン結果(未サイン / パス / フェイル )サイン3コメント サイン3のサイン時のコメント

*:GX10/GX20 の場合、「サイン 1」「サイン 2」「サイン 3」の部分には GX/GP で設定したサインインタイトルを表示します。サインインタイトルが設定されていないときは「サイン 1」「サイン 2」「サイン 3」を表示します。

2.4 データファイルの情報を確認する

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2-21IM 04L61B01-01JA

基本の操作

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[入力値補正]タブページの表示内容入力値補正をしているすべてのチャネルの補正モード、補正値を表示します。

モード 表示される値折線近似

入力値、出力値折線バイアス補正係数 未補正値、機器補正係数、センサ補正係数

[ファイルコメント]タブページの表示内容データファイルに付加されたコメントのタイトルと文字列が表示されます。データロギングソフトウェア GA10 で作成したデータファイル(*.dld)、およびDAQLOGGER で作成したデータファイル(*.mld)内のコメント 1 ~ 8 が表示されます。DAQ32Plus/DAQ32 で作成されたデータファイルでは、[ファイルコメント]タブが表示されません。

[TLOG ファイル情報]ダイアログボックスデータファイルが TLOG ファイルの場合は、[TLOG ファイル情報]ダイアログボックスが表示されます。

表示される項目内容は以下のとおりです。印刷項目の指定は、各項目の先頭のチェックボックスで行います。

項目名 意味ファイル名 ファイル名機種 データを収集した機種名シリアル番号 データを収集した機器のシリアル番号ファイルメッセージ データ収集時に付加したファイルメッセージ測定チャネル数 データを収集した機器の測定チャネル数演算チャネル数 データを収集した機器の演算チャネル数インターバルアップ データファイル内のデータサンプリング回数TLOG スタート データ収集の開始時刻ファイル状態 データファイルの状態(正常 / 異常)タイマ No. [TLOG ファイル]ウィンドウで、アクティブとなっているタブペー

ジに表示しているタイマ番号印刷コメント 印刷時のコメント(最大 128文字まで入力可能)

2.4 データファイルの情報を確認する

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2-22 IM 04L61B01-01JA

2.4.2 設定情報を表示するメニューの[情報]ー[設定情報]を選択すると、本ソフトウェアから設定ソフトウェアを起動 * し、表示中のデータファイルのデータ収集時の設定情報を表示します。以下は GX/GP/GM のデータファイルを使用した例です。

*:あらかじめ、データファイルに対応した設定ソフトウェアがインストールされている必要があります。また、データ収集時の設定情報を表示できるのは、拡張セキュリティ機能(付加仕様、/AS)を使用した表示データファイル、イベントデータファイルです。(Note 参照)

関連項目: 「3.6.2 設定ソフトウェアを起動して操作履歴を確認する」操 作

1 データファイルをウィンドウに表示させます。

2 メニューの[情報]ー[設定情報]を選択します。

「SMARTDAC+ハードウェア設定」が起動し、機器の設定情報が表示されます。

Note• 「ハードウェア設定」は、記録計の設定データを作成するためのソフトウエアです。ユニバーサルビューアと同じ PCにインストールされていない場合、[設定情報]メニューは使用できません。

• データを収集した機器によって、対応している設定ソフトウェアが異なります。機種 設定ソフトウェアの名称 データファイルの拡張子GX10、GX20、GP10、GP20、GM10

(/AS オプション付き)SMARTDAC+スタンダードハードウェア設定

*.GSD、*.GSE

DX1000、DX2000(/AS1 オプション付き)

DXA120DAQSTANDARDハードウェア設定

*.DSD、*.DSE

DX100P、DX200P DXA120DAQSTANDARDDX-Pハードウェア設定

*.dbd、*.dbe

• DXA120DAQSTANDARDハードウェア設定は、ユニバーサルビューアと同じフォルダにインストールしてください。インストール先のフォルダを指定するには、[セットアップタイプ]に[カスタム]を選択してください。ユニバーサルビューアがインストールされるデフォルトフォルダは以下の通りです。

[システムドライブ]:\ProgramFiles\YokogawaElectricCorporation\SMARTDAC+STANDARDUniversalViewer\

• 設定ソフトウェアの使用方法については、それぞれの取扱説明書をご覧ください。

2.4 データファイルの情報を確認する

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2-23IM 04L61B01-01JA

基本の操作

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2.5 データファイルにサインする

2.5.1 対象機種とファイル下記のファイルにサイン(承認情報)を付加することができます。機種 データファイルの拡張子GX10、GX20、GP10、GP20、GM10 *.GSD、*.GSEDX1000、DX1000N、DX1000T、DX2000、DX2000T *.DSD、*.DSEDX100P、DX200P *.dbd、*.dbe

2.5.2 操作の概要サインインは以下の 3 つのステップで行います。Step1. データの確認Step2. データファイルへのログインStep3. データファイルへのサイン

データファイルの種類とサインの方法データファイルの種類には「バッチデータ」と「連続データ」が有ります。

「バッチデータ」とは「プロセスタイプ」を「バッチ」として記録したデータのことです。記録開始から記録終了までに保存した全てのデータファイルをひとまとめにしてサインします。「連続データ」とは「プロセスタイプ」を「連続」として記録したデータのことです。データファイルごとにサインします。

*:GX/GP/GMでは、「プロセスタイプ」を「サインインタイプ」、「バッチ」を「バッチ単位」、「連続」を「ファイル単位」と呼んでいます。

データの確認最初にデータファイルを開いて確認することが必要です。「バッチデータ」の場合は、全ての構成データファイルを開いて確認することが必要です。「連続データ」の場合は、サインするデータファイルを開いて確認します。連続した複数のデータファイルに同時にサインすることもできます。

データファイルへのログインデータファイル内のユーザ情報でログインします。ただし、パスワード管理機能を使用している場合は、KDC サーバ上のユーザ情報でログインします。

ログインの失敗によるユーザの失効あらかじめ決められている回数ログインに失敗すると、ユーザは失効します。そのユーザではサインインできません。失効する前にログインするダイアログボックスを閉じると、失敗回数はリセットされます。

Noteサインインできるのは、以下の場合です。・ サインイン権限が付与されているユーザでログインしている。・ 実行されたことのないサインイン * である。 *:同じ権限のサインは 1回だけできます。サインを上書きすることはできません。

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2-24 IM 04L61B01-01JA

2.5.3 サインインする操 作

1 メニューの[サインイン]ー[サインイン]を選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。

[ サインイン ] ダイアログボックスが開きます。

2 [ ユーザ名 ]、[ ユーザ ID]、[ パスワード ] を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

[ サインインの実行 ] ダイアログボックスが開きます。

3 [ サインイン先 ] と [ 結果 ] を選択し、[ コメント ](32 文字以内)を入力します。[OK]ボタンをクリックします。

対象ファイルがひとつの場合確認のダイアログボックスが開きますので、[OK] をクリックします。[ サインインの実行 ] ダイアログボックスが閉じます。これで終了です。

複数のファイルに一括してサインインした場合[ サインイン対象の確認 ] ダイアログボックスが開きます。手順 4に進みます。

2.5 データファイルにサインする

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2-25IM 04L61B01-01JA

基本の操作

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4 [ サインイン対象の確認 ] ダイアログボックスで、サインインの内容を確認し、[OK]ボタンをクリックします。

[ サインインの実行 ]、[ サインイン対象の確認 ] ダイアログボックスが閉じ、[ サインインの結果 ]ダイアログボックスが開きます。

5 [閉じる]ボタンをクリックします。[ サインインの結果 ] ダイアログボックスが閉じます。

2.5 データファイルにサインする

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Blank

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3-1IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.1 波形を表示する

記録計で収集した各チャネルのデータを、時間軸を横軸、値のスケールを縦軸(Y 軸)としたグラフ上に波形として表示させます。

3.1.1 波形表示ウィンドウ表示データファイルとイベントデータファイルを開くと、データは最初に波形表示形式で表示されます。いったん閉じたウィンドウを再表示させるときは、下記の操作を行ってください。

操 作

1 波形表示ウィンドウを表示させるには、メニューの[ウィンドウ]ー[波形表示]を選択する、または[波形表示]アイコンをクリックします。

波形が表示されます。

グリッドの選択

タブページ

カラーオーバビュー

カーソル値

アラームの表示エリア

Y軸エリア マークノート

Y軸の表示方法選択

水平スプリッタ(上下にドラッグ)

アラームの表示/非表示カーソル値の表示/非表示

(表示したいグループのタブを選ぶ)

垂直スプリッタ(左右にドラッグでY軸エリアの表示幅を変更)

波形表示例(ライトスタイル)

時間軸グラフエリア

TRIGマーク

波形表示例(ダークスタイル)

第 3章 データを表示する、変換する

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3-2 IM 04L61B01-01JA

カラーオーバビュー表示

表示がONになっている波形を表示

カーソル、マーク、トリガを表示

データ全体の測定値を色分けして表示します。スケールの最小値から最大値までを 50 色に分けて、測定値を色分けします。対象が表示データのときは、1 つの波形に割り当てられたスペースの上段に最大値、下段に最小値を表示します。イベントデータのときは1段で表示します。カラーバー上にマウスを移動すると波形番号が表示されます。また、マウスをクリックまたはドラッグすると、その部分の波形が波形表示エリアに表示されます。

Noteカラーオーバビューは、初期状態では非表示 になっています。タブページ上部の水平スプリッタを下へドラッグすると、表示されます。

TRIG マーク表示データファイル内に保存されているトリガ位置を示すトリガマークは、TRIG と表示されます。TRIG マークは、メニューの[表示]―[TRIG マーク]で表示 / 非表示を切り替えることができます。

Noteデータファイル内に保存されているマーク(メッセージ、トリガ)はオレンジ色、ユニバーサルビューアで新たに追加されたマークとマーク線は緑色で表示されます。

バックフィルマークの表示データロギングソフトウェア GA10で収集されたデータにおいて、バックフィルが行われた場合、バックフィルを知らせるためのマークが表示されます。開始時点には [BackfillStart]、終了時点には [BackfillEnd] と表示されます。

3.1 波形を表示する

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3-3IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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2 値チャネルの表示On/Off、0/1 などの 2 つの値をとる入力の場合、Y 軸の型に [2 値 ]* を指定すると便利です。以下、Y 軸の型に [2 値 ] を指定したチャネルを「2 値チャネル」と呼びます。

* 「3.1.2表示グループの詳細設定」で設定します。・ 波形を矩形波で表示します。・ Y 軸には 2 値の目盛り線とスケール値を表示します。スケール値には、数字表示とラベ

ル表示を切り替えて表示できます。3-16ページの「2値チャネルのスケール値の切り替え」をご覧ください。

・ 波形には、2 値のグリッド線が表示されます。トリップラインは設定できません。・ スケール値の拡大/縮小/移動はできません(「3.1.5Y軸の設定」をご覧ください)。

Y 軸 波形

グリッド

Start

CH004[V]

CH001

Stop

1

0

3.1 波形を表示する

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3-4 IM 04L61B01-01JA

3.1.2 表示グループの詳細設定どの波形にどのチャネルのデータを表示するかは、[表示グループ設定]ダイアログボックスで設定を行います。このダイアログボックスでは、チャネルのグループ設定と、ウィンドウに表示する際の表示方法 * を設定することができます。

* このダイアログボックスで設定する内容は、波形表示、ディジタル表示、サーキュラ表示の各タブページに連動しており、各ウィンドウのデータ表示にも反映されます。操作結果が反映される表示箇所については、3-9ページの「Note」を参照ください。

操 作

1 表示グループの各種設定を行うには、メニューの[表示]ー[表示グループ設定]を選択する、または[表示グループ設定]アイコンをクリックします。

[表示グループ設定]ダイアログボックスが表示されます。

2 設定するグループのタブをクリックします。

グループのタブNo.

3.1 波形を表示する

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3-5IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3 必要に応じて設定データを編集します。(各設定の詳細は解説をご覧ください。)

グループのタブNo.グループ名の指定

波形No.チェックで表示ON

波形No.をクリックするとその波形が選択される

Y軸の指定通常表示/指数表示の選択

表示範囲を入力チャネルの登録

表示位置を入力

トリップライン1チェックで表示ON

値を入力

表示色を選択する

Y軸の目盛間隔の指定デフォルトの目盛間隔を使用する場合は未チェックのまま。目盛間隔を指定したいときは、チェックして値を入力する。

クリックで表示色を選択することもできる。

4 画面下の[OK]ボタンをクリックすると、設定が表示に反映されます。

Noteこのダイアログボックスに最初に表示される設定データには、データ収集時に記録計で利用した表示の設定がそのまま反映されています。編集した設定データを、次回データファイルを開くときの表示に反映させたい場合は、ファイルを閉じるときに必ず保存してください。

解 説[表示グループ設定]ダイアログボックスは、複数のタブページから構成されています。各タブページのシートは、横方向の各行が1つの波形の設定内容、縦方向の各列がその設定項目となっています。

波形番号

また、このダイアログボックスでは、次のいずれかの方法で設定データの編集を行います。・ 設定データの各項目を個々に設定する・ 範囲を指定した上で一括設定する・ 波形間で設定データをコピーする一括設定やコピーによる編集方法では、ダイアログボックスの操作バーを使用しますが、これらの方法については、本節の後半を参照してください。設定データの各項目を個々に設定する場合について、説明します。

3.1 波形を表示する

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3-6 IM 04L61B01-01JA

列の表示・非表示

非表示アイコン 表示アイコン

列タイトルにマウスを移動すると、タイトルセル内に非表示アイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると、その列は非表示になります。同時に、画面の右上に再表示アイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると、非表示の列が表示されます。

アクティブな表示グループの切り替えデータファイルを表示させたときに、最前面に表示するグループを設定できます。最前面に表示させたいグループのタブ No. を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

表示グループ名の指定[グループ名]のボックスに表示グループ名を入力し、[OK]ボタンをクリックします。ウィンドウの表示グループのタブページのタイトルに反映されます。

各波形に対しては、次の表の内容が設定できます。項目名 設定内容No. 各波形の表示・非表示チャネル 波形に割り付けるチャネルY 軸の番号 波形間で共有する Y 軸Y 軸のモード 表示モード(詳細/コンパクト)Y 軸の型 目盛の表示(線形表示/対数表示/ 2 値)Y 軸のタイトル タイトル表示 Y 軸目盛値やデータの表示フォーマットの指定(通常表示/指数表示)スケールの最小 Y 軸スケールの最小値スケールの最大 Y 軸スケールの最大値ゾーンの最小 Y 軸表示時の下限位置ゾーンの最大 Y 軸表示時の上限位置トリップ 1 ~ 4 の使用 トリップ1~ 4 の使用・未使用トリップ 1 ~ 4 の値 トリップ1~ 4 の値トリップ 1 ~ 4 の色 トリップ1~ 4 の表示色目盛間隔の使用 目盛間隔を設定するかどうかの選択目盛間隔の値 目盛間隔指定時の値色 波形表示色の選択

波形表示のOn/Off 切り替え表示する波形番号のボックスにチェックをいれます。非表示にするときはチェックを外します。[OK]ボタンをクリックすると、表示ウィンドウに反映されます。

3.1 波形を表示する

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3-7IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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チャネルの登録波形へのチャネルの割り付けができます。変更したい波形のチャネルをクリックすると、[チャネル]ダイアログボックスが開きます。

波形に割り付けるチャネルを選択すると、[表示グループ設定]ダイアログボックスに反映されます。チャネルを割り付けないときは[None]を選択します。

Y軸(番号、表示モード、型、タイトル)の指定

リストからY軸の番号を選択 クリックして[詳細]、または[コンパクト]を選択クリックして[線形]、[対数]、または[2値]を選択

クリックすると[タイトル]が文字入力できる

・ 番号波形間で共有する Y 軸の指定ができます。異なる複数の波形間で Y 軸を共有していた場合、参照関係の整合性をとります。

たとえば、波形 A が波形 B の Y 軸を使用している場合に、B が波形 C の Y 軸を使用すると、A も自動的に C の Y 軸を使用する形に変更します。

・ モード Y 軸の表示を[詳細]モード、または[コンパクト」モードから選択できます。[コンパクト]

モードでは、目盛値を表示しません。・ 型

Y 軸の目盛の付加方法を[線形]、[対数]、[2 値 ] から選択できます。・ タイトル ユーザの指定によるタイトルを入力することができます。表示可能な文字数は 30 文字ま

でです。指定がない場合は、波形に割り付けられたチャネルのチャネル番号、タグ番号、あるいはタグコメントがデフォルトのタイトルとして表示されます。

3.1 波形を表示する

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3-8 IM 04L61B01-01JA

値の表示フォーマットの指定

ここをクリック

[表示]列のアイコンをクリックし、[F]通常、または[E]指数を選択します。行のデータのスケール、トリップの値が、指定したフォーマットで表示されます。指数表示の場合、目盛間隔の値は無効になります。

[OK]ボタンをクリックすると、ウィンドウに表示されている値(Y 軸の目盛、カーソル値、トリップ値)が指定した表示フォーマットに変更されます。

表示範囲(スケール ) の指定スケール値表示エリアをクリックすると、数値入力が可能になります。入力範囲と小数点以下桁数は、次のとおりです。・ 最大値 /最小値の入力範囲

Y 軸の表示が線形のとき:-1E16 ~ 1E16Y 軸の表示が対数のとき:1E-16 ~ 1E16

・ 値の小数点位置Y 軸の値表示が F(通常)のとき:データを収集するとき、指定した小数点の桁数Y 軸の値表示が E(指数)のとき:4 桁固定

表示位置(ゾーン ) の指定波形表示位置を、波形表示画面の波形表示エリアの下端を 0%、上端を 100%として設定します。ゾーン表示エリアをクリックすると、数値入力が可能になります。入力範囲は、次のとおりです。・ 最小値:0~ 99%・ 最大値:1~ 100%・ 値の小数点位置:1 桁固定

トリップ 1~ 4波形ごとに 4 つ設定できます。アクティブ波形のトリップラインだけが、波形表示画面に表示されます。表示させたいトリップラインのボックスにチェックをいれます。値表示エリアをクリックすると、数値入力が可能になります。また、表示色の指定もできます。波形表示画面では、トリップライン表示をドラッグして、位置を変更できます。Y 軸の [ 型 ] が [2 値 ] のチャネルには [ トリップ ] を設定できません。

Y 軸の目盛間隔の指定Y 軸の目盛を、指定した目盛間隔で表示させることができます。目盛間隔のボックスにチェックをいれます。(未チェックのときはデフォルトの目盛間隔が使用されます。)値表示エリアをクリックすると、数値入力が可能になります。入力後、[OK]ボタンをクリックすると、Y 軸の目盛が指定した間隔で表示されます。Y 軸の [ 型 ] が [2 値 ] のチャネルにはこの設定はできません。

Note[表示グループ設定]ダイアログボックスで、Y 軸の目盛間隔を指定すると、メニューとツールバー

での Y 軸グリッドの設定は無効になります。

3.1 波形を表示する

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3-9IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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波形色の指定各波形の色を選択できます。色をクリックすると、[色の設定 ]ダイアログボックスが表示され、基本色から色を選択することができます。任意の色を設定するときは、[色の設定 ]ダイアログボックスの [色の作成 ]ボタンをクリックします。操作方法は Windows の色の設定ダイアログボックスと同じです。

Note[表示グループ設定]ダイアログボックスの各タブページの内容は、波形表示、ディジタル表示、サー

キュラ表示の各タブページに連動しています。連動している設定操作と、その結果が反映される表示は、次の表のとおりです。各設定を行うと、○の付いた表示にそのまま反映されます。

設定操作操作結果が反映される表示

波形表示 サーキュラ表示 ディジタル表示 カーソル値表示アクティブな表示グループの切り替え ○ ○ ○ ○表示グループ名(タブのタイトル名) ○ ○ ○ ○波形表示のOn/Off 切り替え ○ ○ ○ ○チャネルの登録(波形へのチャネルの割り付け) ○ ○ ○ ○波形間で共有する Y軸の指定 ○ ○Y軸表示モード(詳細、またはコンパクト) ○ ○Y軸目盛の付加方法(線形、または対数) ○ ○Y軸のタイトル ○ ○波形に関する値の表示形式(通常表示、または指数表示)

○ ○ ○ ○

Y軸スケールの範囲 ○ ○Y軸表示位置(ゾーン)の指定 ○ ○トリップラインの表示 ○ ○Y軸の目盛間隔 ○ ○波形色の指定 ○ ○ ○ ○

設定データの一括編集各波形の設定データをマウスで範囲選択後、操作バーを使用して範囲内のデータを一括して編集できます。操作例では、W02 から W04 までを選択し、一括で同じ Y 軸を指定します。

操 作

1 選択したい行(波形番号)の上にマウスを移動し、左クリックをします。左クリックをした位置が選択開始行となります。

選択したいデータのNo.上で左クリックする

行が選択される

W02 行が選択されます。

2 そのまま左ボタンを押したままの状態でマウスを W04 まで移動し、左ボタンを放します。

左クリックしたままドラッグする 放した位置までの行が選択される

W02 ~ W04 までが選択されました。

3.1 波形を表示する

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3-10 IM 04L61B01-01JA

3 設定データが範囲選択された状態で、操作バーの[Y 軸グループ化]アイコン をクリックします。

操作バーのアイコンをクリック

単位が同じY軸がグループ化される

W02 ~ W04 までが同じ Y2 軸に設定されました。

解 説設定データを一括で編集する場合は、対象の設定データを選択してから、画面下部の操作バー上のアイコンをクリックして行います。操作バーのアイコンの種類によって、その操作結果は変わります。

アイコン種類 操作結果 チェック、未チェックの状態を切り替える。

選択範囲の先頭波形を基準にチャネル番号をインクリメントして割り付ける。

設定値をデフォルトに戻す。

チャネルの単位がものをグループ化し、同じ Y 軸を割り付ける。

チャネルの単位とスケール値が同じものをグループ化し、同じ Y 軸を割り付ける。選択範囲の先頭波形の設定を、他の波形にコピーする。

波形間でのコピーを行うときに、貼り付け項目の選択と非選択を切り替える。通常は選択(貼り付け)の状態。クリックすると、その項目は非選択状態になり、貼り付けの対象とならない。

波形の設定データを範囲選択するとき、前ページの手順2の方法以外に下記の方法もあります。・[Shfit]キーを利用した選択 選択開始行を決定したら、[Shift]キーを押したまま、選択終了行で左クリックをします。・ 全選択 [No.](タイトル)をクリックすると、すべての設定データが選択されます。

3.1 波形を表示する

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3-11IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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波形間でのデータのコピー画面下部の[コピー]ボタン、[貼り付け]ボタンを使用して、設定データのコピーができます。コピー元となる設定データを範囲選択し、[コピー]ボタンをクリックします。貼り付け先となる設定データを範囲選択し、[貼り付け]ボタンをクリックすると、内容がコピーされ

ます。また、貼り付ける項目はコピーフラグアイコン で選択することができます。

このとき、Y 軸の番号が貼り付け先の選択肢に存在しない場合、貼り付け先の波形固有の Y軸の番号を設定します。

スケール値の自動計算複数のデータに対し、表示範囲の値を自動計算させることができます。操作対象の設定データを範囲選択し、画面下の[スケール計算]ボタンをクリックします。波形に割り付けられたチャネルの先頭から最終までの測定データにおける、最大値と最小値をスケール値として設定します。

3.1 波形を表示する

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3-12 IM 04L61B01-01JA

3.1.3 時間軸の設定

時刻表示 /時間表示の選択時間軸の表示を時刻表示と時間表示とで切り替えることができます。切り替え操作はメニューの[時間軸]から行います。

・ 時刻表示:日付を表示し、時間軸をデータの時刻で表示します。(例:h:m:s:18:26:59)

・ 時間表示:時間軸を先頭データからの時間で表示します。(例:DAYh:m:s:00:00:53)

タイムゾーンの切り替えメニューの[表示]-[タイムゾーン]で、時刻表示のタイムゾーンを変更することができます。このメニューは、SMARTDAC+シリーズの GX/GP/GM、およびデータロギングソフトウェア GA10 のデータを表示させた場合だけ有効となります。タイムゾーンの選択肢は以下のとおりです。

・ データ:データファイル内のタイムゾーンで時刻を表示します。(初期値)・ PC:データを表示させている PC のタイムゾーンで時刻を表示します。

ここで選択したタイムゾーンは、印刷にも反映されます。

全体表示メニューの [時間軸 ] - [全体表示 ]を選択すると、すべてのデータを表示できる大きさに時間軸を縮小、または拡大して表示します。

グリッド表示メニューの [時間軸 ] - [グリッド表示 ]をクリックすると、グリッドの表示、非表示を切り替えることができます。チェックをはずした状態で「非表示」となります。

グリッドの密度の変更(X軸)メニューの[時間軸]から密度を選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。グリッド線の密度はそれぞれ、5段階から選択することができます。

時間軸の拡大 /縮小カーソル付近を拡大、または縮小します。カーソルがない場合は、表示中波形の左端を基準に拡大、または縮小します。メニューの[時間軸]から選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。

ここをクリックして選択 拡大/縮小

3.1 波形を表示する

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3-13IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.1.4 アラームの表示と検索

アラーム表示のOn/Off操 作

1 メニューの[表示]ー[アラーム]を選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。

ここをクリックして選択

アラームの表示/非表示

アラーム表示エリアにアラームバーが表示されます。

アラームバー

アラームの表示エリア

アラームバーは、上からアラーム1、アラーム2、アラーム3、アラーム4の順番に表示されます。重ねて表示された場合は、最前面から、アクティブ波形、アクティブ波形と同一 Y軸の波形、表示グループの中で波形番号の小さい波形の優先順位で表示されます。

アラームの検索アラームを検索し、その位置にカーソルを移動させることができます。メニューの[編集]-[アラーム検索]から選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。指定した内容に従って、カーソルが移動します。

ここをクリックして[アラーム検索]を選択

カーソルをアラーム変化点へ移動

サーチバー

アラームの情報は、[アラーム一覧]タブページで一覧表示させることができます。[アラーム一覧]タブページの詳細については 3.4 節をご覧ください。

3.1 波形を表示する

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3-14 IM 04L61B01-01JA

3.1.5 Y軸の設定

波形表示ゾーンの切り替えメニューの[Y 軸]から選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。

フルゾーンスライドゾーン 自動ゾーン

フリーゾーン

ここをクリックして選択

・ フルゾーン:全波形をフルゾーンで表示・ スライドゾーン:各波形を波形表示エリアの上から下に順次ずらして表示

フルゾーン スライドゾーン

・ 自動ゾーン:表示波形の数に応じて波形表示エリアを等分割して表示・ フリーゾーン:自由にゾーンを指定して表示 フリーゾーンでのゾーン指定は画面の Y 軸を直接操作することで変更できます。 ゾーン変更エリアでマウスの左ボタンを押したまま、変更したい位置までドラッグする

と、その位置まで Y 軸が拡大/縮小します。また、マウスの形状が変わった状態で左ボタンを押し、ドラッグすると放した位置まで Y 軸が移動します。Y 軸の移動はフリーゾーンだけ可能です。

自動ゾーン フリーゾーン

ゾーン変更エリア上下にドラッグで拡大/縮小できる

この形状のとき、ドラッグでY軸が移動できる

3.1 波形を表示する

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3-15IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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マウスを Y 軸エリアに移動すると、下図のように Y 軸が編集状態になります。

目盛線

目盛値

アクティブ波形アイコン

タイトル表示メニュー切り替え

スケール拡大/縮小ボタン

垂直スプリッタY軸エリアを拡げる/狭める

コンパクトモード詳細モード

スケール値の初期化 クリックで詳細モードに変更

表示した状態でマウスのホイールを回すとスケール値が上下に移動

クリックでコンパクトモードに変更

Y軸スケール値変更エリア

Y軸スケール移動エリア

コンパクトモードと詳細モードY 軸のスタイルはコンパクトモードと詳細モードの2つのスタイルがあり、アイコンをクリックすることで切り替えができます。コンパクトモードでは、目盛値を表示しないことで Y 軸の幅を狭くすることができます。

Y 軸スケール値の拡大・縮小マウスを[スケール値]変更エリアに移動すると、マウスの形状が図のように変わります。この状態で左クリックをすると、スケール拡大/縮小ボタンが表示されます。矢印をクリックするか、マウスホイールを上下に回すと、スケール値が拡大/縮小されます。Y 軸の [ 型 ] が [2 値 ] のチャネルではこの操作はできません。

Y 軸スケール値の移動マウスを[スケール]変更エリアに移動すると、マウスの形状が図のように変わります。この状態でマウスホイールを上下に回すと、表示中の Y 軸スケール値の上限値と下限値が、スケール上限と下限の値の差を維持したまま、上下に移動します。スケール値が変更した値になります。Y 軸の [ 型 ] が [2 値 ] のチャネルではこの操作はできません。

アクティブな Y軸の切り替えY 軸エリアで対象の Y 軸をクリックすると、その Y 軸がアクティブになります。アクティブになった Y 軸の下には、アクティブ波形アイコンが移動します。複数の波形で Y 軸を共有している場合は、表示グループ設定から番号が一番小さい有効な波形がアクティブ波形になります。

Y 軸のタイトルの切り替えメニューの[表示]ー[チャネル]、[表示]ー[タグ番号]、あるいは[表示]ー[タグコメント]を選択すると Y 軸のタイトルが指定した文字列に変わります。

3.1 波形を表示する

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3-16 IM 04L61B01-01JA

グリッドの密度の変更(Y軸)

メニューの[Y 軸]から密度を選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。グリッド線の密度はそれぞれ、5段階から選択することができます。Y 軸の[型]が[2 値]のチャネルには Y 軸のグリッド線の密度は適用されません。

Note以下の場合は、Y 軸の目盛線位置のグリッド線だけが優先して表示されます。• [表示グループ設定]ダイアログボックスで、目盛間隔の指定を行った場合• Y 軸の目盛が対数指数表示の場合また、Y 軸の表示ゾーンの方式の違いによる、Y 軸のグリッドの表示方法は以下のとおりです。• フルゾーン、スライドゾーンの場合:アクティブ波形の Y 軸に対するグリッド線を表示する• 自動ゾーンの場合:表示中のすべての Y 軸に対するグリッド線を表示する• フリーゾーンの場合:Y 軸が一致しているアクティブ波形の Y 軸のグリッド線を表示する

波形表示制限 (クリップ )メニューの[Y 軸]-[クリップ]を選択するか、ツールバーのアイコンをクリックします。

クリップここをクリックして選択

波形表示制限を付けると、波形の Y軸方向の表示範囲を [表示グループ設定 ]の [スケール ]で設定した最小値から最大値までに制限できます。スケールの最小値より小さな測定値は最小値に、スケールの最大値より大きな測定値は最大値に張り付けて表示されます。

表示制限をした例 表示制限をしない例

2 値チャネルのスケール値の切り替えメニューの[表示]-[2 値表示]から、[ 数値表示 ] または [ ラベル表示 ] を選択します。[ 数値表示 ] のときは「0」と「1」をスケールに表示します。[ ラベル表示 ] のときは記録計本体で設定されているラベルをスケールに表示します(ラベルが設定されていないときは

「0」と「1」が表示されます)。この設定は、すべての画面で共通です。

3.1 波形を表示する

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3-17IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.1.6 凡例表示からできる操作

凡例の表示切り替え凡例の表示/非表示の切り替えは、メニューの[表示]から選択するか、ツールバーのアイコンで行います。また、凡例表示には[チャネル表示]モードと[軸表示]モードがあり、凡例の左上のボタンで切り替えることができます。

凡例の表示/非表示

ここをクリックして選択

表示モードの切り替えボタン

チャネル表示モード 軸表示モード

チャネルのタイトル

軸のタイトル

チャネルチェックアイコン

軸チェックアイコン

クリックで表示/非表示の切り替え

波形一斉ON/OFF アイコン

波形一斉On/Off波形一斉 On/Off アイコンをクリックすると、波形と軸の表示/非表示を一斉に切り替えることができます。表示されていない波形がある場合は、すべての波形と軸を表示させます。また、すべての波形が表示されている場合は、すべて非表示にします。

チャネル表示モード表示グループのうちチャネルが割り付けられた波形だけが表示されます。チャネルチェックアイコン(緑)をクリックすると、その波形のデータを非表示にします。Y 軸を他の波形データと共有していない場合は、Y 軸も非表示となります。非表示状態のチェックアイコン(薄い緑)をクリックすると、そのデータを再表示します。

軸表示モード表示グループのうちチャネルが割り付けられた波形だけが表示されます。Y 軸を基準に、同じ Y 軸を利用する波形がまとめて表示されます。軸チェックアイコンをクリックすると、軸を共有する波形データがすべて非表示になります。

3.1 波形を表示する

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3-18 IM 04L61B01-01JA

3.1.7 トリップの移動トリップライン表示をドラッグして、位置を変更できます。トリップの値部分でマウスの左ボタンを押すと、トリップの値部分の枠線と文字色が黒色になります。マウスの左ボタンを押した状態のままドラッグして、マウスの左ボタンを離すと、離した位置にトリップが移動します。トリップの値は、移動した位置の値になります。

3.1 波形を表示する

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3-19IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.1.8 カーソルの設定

カーソルの指定操 作

1 グラフエリア上でマウスを左クリックします。

カーソル A が表示されます。

2 カーソルをドラッグし、マウスの左ボタンを放します。

放した位置にカーソル B が表示されます。マウスで指定した位置に最も近いデータの位置が、カーソルの位置になります。

Note表示中のデータ範囲外にカーソル B を表示するには、マウスをドラッグするときに、マウスを左右どちらかのグラフエリア外にドラッグします。表示中のデータがマウスの方向にスクロールします。

全データの選択メニューの [ 編集 ] ー [ すべて選択 ] を選択します。カーソル A がデータの先頭に、カーソル B がデータの末尾に移動します。

カーソルの消去メニューの [ 編集 ] ー [ カーソル消去 ] を選択します。

検索によるカーソルの移動アラーム変化点、またはマーク位置を検索して、カーソルを移動させることができます。メニューの [ 編集 ] ー [ アラーム検索 ]、またはメニューの [ 編集 ] ー [ マーク検索 ] から位置を選択するか、サーチバーのアイコンをクリックします。

アラーム、マークの検索について: 「3.4アラーム /マーク / 画像マークを一覧表示する」

カーソルをアラーム変化点へ移動 カーソルをマークへ移動

3.1 波形を表示する

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3-20 IM 04L61B01-01JA

グラフエリアでのカーソル値の表示/非表示操 作

1 メニューの [ 表示 ] ー [ カーソル値表示 ] を選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。

ここをクリックして選択

カーソル値の表示/非表示

[半透明]表示 [不透明]表示

最大値

最小値

波形色

タイトル

交点

カーソル値が表示されます。

チェックを外すと、非表示になります。

2 メニューの [ 表示 ] ー [ カーソル値透明度 ] で表示させたい透明度を選択できます。

解 説・ カーソル値の表示は通常はカーソルと波形の交点の右側に表示されます。

右側に表示しきれないとき、右側のカーソルと重なるときは、左側に表示します。さらに左側に表示しきれない場合は、カーソル値は表示されません。

・ カーソル位置がスキップデータ、エラーデータ、不定データ、停電期間のデータの場合、値は表示されません。

・ 複数のチャネルのカーソル値が重なっている場合は、最前面のカーソル値だけが表示されます。重なったカーソル値は表示されません。表示の優先順位は、アクティブな波形、アクティブ波形と同一 Y 軸の波形、波形番号の小さい波形の順です。

・ データファイルが[イベントデータファイル]の場合は、瞬時値が表示されます。

Note波形表示ウィンドウで、カーソル、またはマークの指定、消去、初期化の操作を行った場合、それらの操作結果は同時にサーキュラ表示ウィンドウ、ディジタル表示ウィンドウにも反映されます。

3.1 波形を表示する

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3-21IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.1.9 カーソル値と区間演算結果の表示

カーソル値表示[ カーソル値 ] ダイアログボックスには、カーソル位置の値と、カーソル間の値の差が表示されます。カーソル位置の変更、アラーム情報の表示、クリップボードへのデータのコピーを行うことができます。

操 作

1 メニューの [ ウィンドウ ] ー [ カーソル値表示 ] を選択するか、ツールバーの[カーソル値表示]アイコンをクリックします。

ここをクリックして選択

カーソル値表示

[ カーソル値 ] ダイアログボックスが表示されます。

コピーボタン

アラーム表示(左からアラーム1、2、3、4の状態を表示)

波形表示画面のカーソルA、Bの値

カーソル移動ボタン

解 説波形表示画面のカーソル A、Bの値と差分を一覧表示します。カーソル移動ボタンをクリックすると、カーソル A、Bの値が増減し、カーソルの位置が変更されます。アラーム表示が ONのときは、アラーム状態が表示されます。アラームが発生していると赤、発生していないと緑で表示されます。コピーボタンをクリックすると [ カーソル値 ] ダイアログボックスの内容をクリップボードにコピーします。タブ区切りのテキスト形式で、txt ファイルや Excel にそのまま貼り付けることができます。

異常データのディジタル値表示異常データは、次のように表示されます。表示内容 意味+OVER 測定 /演算データが+レンジオーバ /+演算オーバ-OVER 測定 /演算データが-レンジオーバ /-演算オーバSKIP スキップデータLACK 演算エラーやデータ抜けINVALID 無効なデータBURNOUT バーンアウトデータILLEGAL 規格外データ何も表示しない 停電期間のデータ、および、何らかの通信異常によりデータが取得できなかった場合

Note波形表示画面にカーソルが表示されていないときは、カーソル値表示エリアは空欄になります。

「値 B −値 A」は INVALID になります。

3.1 波形を表示する

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3-22 IM 04L61B01-01JA

区間演算表示[演算結果]ダイアログボックスには、カーソル間の値についての計算結果が表示されます。カーソル位置の変更、演算結果の更新、クリップボードへのデータのコピー、印刷を行うことができます。

操 作

1 メニューの [ ウィンドウ ] ー [ 区間演算表示 ] を選択するか、ツールバーの[区間演算表示]アイコンをクリックします。

ここをクリックして選択

区間演算表示

[演算結果]ダイアログボックスが表示されます。

時刻演算区間の末尾データ番号(カーソルB) コピー

カラム表示ボタン(カラムが非表示の場合に表示されます)

再計算演算区間の先頭データ番号(カーソルA)

印刷

カラム非表示ボタン

解 説カーソル A、カーソル B で選択した範囲の波形ごとの最小値 / 最大値 /P-P/ 平均値 / 実効値を演算して、表示します。(区間演算表示の初期状態は全データが選択されています。)コピーボタンをクリックすると [ カーソル値 ] ダイアログボックスの内容をクリップボードにコピーします。タブ区切りのテキスト形式で、txt ファイルや Excel にそのまま貼り付けることができます。印刷ボタンをクリックすると演算結果を印刷します。

カラムの表示 /非表示カラムのタイトルにマウスを移動すると、非表示ボタンが表示されます。非表示ボタンを押すと、対象カラムを非表示にします。カラムを表示するには、表示ボタンを押します。

Note• 演算結果は、カーソル位置および表示グループと連動していません。カーソル A、カーソル B

の位置を変更した場合、また、表示グループを切り替えた場合は、[ 再演算 ] ボタンをクリックして演算結果を更新してください。

• 実効値の計算式は以下のとおりです。 1

n(x )2

Σk=0

n-1 k

k

実効値=

n :データ数x :値

• チャネルデータの点数が 10 万点を超えると、プログレスバーが表示されます。 演算中にキャンセルをクリックすると演算は停止され、演算が完了しているチャネルの演算結

果のみ表示されます。

3.1 波形を表示する

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3-23IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.1.10 マークの追加、編集、削除

マークの追加カーソル Aとカーソル Bが同じ位置にあるときに、任意マークを付けることができます。

操 作

1 マークを付加したい位置でマウスを左クリックします。

カーソル A が表示されます。

2 メニューの[編集]―[任意マーク追加]を選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。

ここをクリックして選択

任意マーク追加

[マーク情報]ダイアログボックスが表示されます。

3 マーク情報を編集します。

マークのタイトル(最大70文字まで)

選択後、[OK]ボタンをクリック

クリックして表示位置を選択

全グループ共通、または表示しているグループのみにマークを付けるかを選択

チェックするとマークに時間が表示される

[OK]ボタンをクリックすると、カーソル A の位置マークが追加されます。

Note• 時間表示は、時間軸の設定によって、時刻、または先頭データからの時間のいずれかを表示し

ます。表示位置をフラグに指定したときは、いずれの時間も表示されません。• 既存のマークを変更したいときは、該当のマークをダブルクリックすると、[マーク情報]ダイ

アログボックスが表示されます。編集方法は追加時の手順3以降と同様です。• データ収集時に付加されたマークは、表示位置と時間表示だけ、編集できます。• ユニバーサルビューアで新たに追加されたマークとマーク線は緑色で表示されます。

3.1 波形を表示する

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3-24 IM 04L61B01-01JA

マークの削除拡張セキュリティ機能を使用した記録計本体または DX100P / DX200P 記録計本体で付加したマークは削除できません。

操 作

1 削除したいマークを囲むように、カーソル A とカーソル B を指定します。

カーソルA、Bで囲む

表示位置:左 表示位置:中央 表示位置:右 フラグ

2 メニューの[編集]―[マーク削除]を選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。

ここをクリックして選択

マーク削除

カーソル位置を含むカーソル範囲内のマークがすべて削除されます。

マーク表示の初期化メニューの[編集]―[マークを初期状態に戻す]を選択すると、すべてのマークが削除されます。データファイルに保存されているマーク(メッセージ、トリガ)は削除されません。

Noteメニューから[マーク削除]を選択したときは、カーソル A とカーソル B の間のマーク、カーソル上のマーク、および、データファイルに保存されているマークが表示から削除されます。初期化した場合は、データファイルに保存されているマークだけが表示されます。

3.1 波形を表示する

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3-25IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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マークの検索マークの位置を検索して、カーソルを移動させることができます。メニューのメニューの [ 編集 ] ー [ マーク検索 ] から位置を選択するか、サーチバーのアイコンをクリックします。

ここをクリックして[マーク検索]を選択

カーソルをマークへ移動サーチバー

アラーム、マークの検索について: 「3.4アラーム /マーク / 画像マークを一覧表示する」

マークの表示順序の変更複数のマーク表示が重なって表示順序を変更したいときは、[Shift]キーを押しながらマークを左クリックします。クリックするたびに前面表示と背面表示が切り替わります。

3.1 波形を表示する

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3-26 IM 04L61B01-01JA

3.1.11 マークノートの追加、編集、削除

マークノートの追加波形表示ウィンドウの任意の位置に、マークノートを付けることができます。マークノートには、タイトルとコメントを入力することができます。

操 作

1 マークを付加したい位置でマウスを左クリックします。カーソル A が表示されます。

2 メニューの[編集]―[任意マークノート追加]を選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。

カーソル A の位置に、マークノートが追加されます。

ここをクリックして選択

マークノートの追加 マークノートの削除

縮小表示 クリックすると通常表示に戻る

マークノート(新規追加時の通常表示)マークノート(コメント編集状態)

クリックすると表示位置が左右切り替わる

縮小ボタン クリックすると縮小される

3 マークノートのタイトル部分、またはコメント部分をダブルクリックします。カーソルが点滅し、文字入力ができる状態になります。

4 文字列を入力し終えたら、マークノートの現在入力した部分以外をクリックします。入力内容が確定されます。

Note• タイトルは 60 文字、コメントは 250 文字まで入力できます。表示範囲に収まりきらない場合

は文字列の後ろを省略し、「…」で表示します。• 既存のマークノートを編集する場合も、上記 Step3、4 で編集できます。

3.1 波形を表示する

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3-27IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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表示の切り替え図のように、ボタンをクリックすると表示位置を左右切り替えることができます。また、縮小ボタンをクリックすると、通常表示を縮小表示に変更することができます。表示順序は背面から作成順になります。順序は切り替えることができません。

マークノートの移動上下に移動させるには、マークノートの上でマウスの左ボタンを押したまま、移動させたい方向にドラッグします。カーソル位置を軸にして反対側に表示させるには、マークノートの上でマウスの左ボタンを押したまま、移動させたい方向に動かし、左ボタンを放します。

マークノートの削除削除したいマークノートを囲むようにカーソル A とカーソル B を指定します。メニューの[編集]―[マークノート削除]を選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。

3.1 波形を表示する

Page 85: SMARTDAC+スタンダード ユニバーサルビューア …M 010101A i はじめに このマニュアルは、ユニバーサルビューアの使い方について説明したものです。ご使用前

3-28 IM 04L61B01-01JA

3.1.12 画像マーク(手書きメッセージ)の表示、コピー、印刷データファイル内の手書きメッセージを表示し、クリップボードへコピーしたり印刷したりできます。以下の説明では、手書きメッセージを「画像マーク」と呼びます。

画像マークの表示画像マークの表示方法は[通常表示]、または[縮小表示]から選択できます。[縮小表示]のとき、画像ボタンだけが表示されます。表示中の画像マークのサイズを選択することができます。

操 作

1 データファイル内に画像マークが含まれている場合、波形表示の最上部に画像マークを示すマーク( 、「画像ボタン」)が表示されます。画像ボタンをクリックします。

画像マークが表示されます。

または、メニュー[表示]-[画像マーク]の[通常表示]を選択します。

波形表示エリアのすべての画像マークが表示されます。

画像ボタン(縮小表示の状態)[表示]-[画像マーク]

画像マークが表示され、画像ボタンの色が変わります。

画像ボタン(通常表示の状態)

3.1 波形を表示する

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3-29IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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2 表示サイズを変更させたい場合は、メニューの[表示]-[画像マークのサイズ]から表示サイズを指定してクリックします。表示サイズは、[ 小 ]、[ 標準 ]、および、[ 大 ]

から選択できます。

波形表示エリアのすべての画像マークの表示サイズが変わります。

Note• 画像マークは半透明で表示されます。

・ 画像マークまたは画像ボタンの上にマウスを移動すると、その画像マークがハイライト表示されます。

3 画像マークが重なっているとき、下記の操作で画像マークの表示順序を変更できます。画像ボタン、または、画像マークを左クリックするとその画像マークが最前面に移動

し、[Shift]キーを押しながら左クリックすると最背面に移動します。

Shiftキーを押しながらクリックすると最背面へ移動

マークの上でクリックすると最前面へ移動

4 全ての画像マークを閉じる場合は、メニューから[表示]-[画像マーク]の[縮小表示]を選択します。

個別の画像マークを閉じる場合は、画像マーク右上の [×] ボタンをクリックします。

画像マークが閉じます。

解 説画像ボタンの表示と意味は次の表のとおりです。画像ボタン 状態 縮小表示。画像ボタンだけ表示されている。 通常表示。画像マークが半透明で表示されている。 ハイライト表示されている。クローズボタンが表示されている。 [ 画像マーク ] ダイアログボックスが表示されている

3.1 波形を表示する

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3-30 IM 04L61B01-01JA

画像マークのクリップボードへのコピー操 作

1 マウスを画像マークの上に移動し、右上のボタン( )をクリックします。または、画像マークをダブルクリックします。

[ 画像マーク ] ダイアログボックスが開きます。

このボタンをクリックまたは画像マークの上でダブルクリック

2 左上のコピーボタン( )をクリックします。画像マークがクリップボードにコピーされます。

3 [ × ] ボタンをクリックすると [ 画像マーク ] ダイアログボックスが閉じます。

画像マークの印刷操 作

1 [ 画像マーク ] ダイアログボックスの左上の印刷ボタン( )をクリックします。[ 印刷 ] ダイアログボックスが開きます。

2 印刷の設定をして [OK] ボタンをクリックします。画像マークが印刷されます。

3 [ × ] ボタンをクリックすると [ 画像マーク ] ダイアログボックスが閉じます。

3.1.13 波形の太さの切り替え波形の太さを 3 段階の中(標準線、中太線、太線)から選択できます。メニューの[表示]ー[波形の太さ]から、表示させたい太さを選択します。

3.1.14 波形のコピー表示中の[波形表示]ウィンドウの表示イメージを、クリップボードにコピーすることができます。メニューの[編集]ー[コピー]を選択するか、ツールバーのアイコンをクリックします。

コピー

Noteウィンドウの表示イメージは、[サーキュラ表示]ウィンドウでもコピーすることができます。クリップボードにコピーした内容は、他のアプリケーションソフトウェアに貼り付けて使用できます。

3.1 波形を表示する

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3-31IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.1.15 時間範囲へのコメントの付加(範囲コメント)時間範囲を指定してコメントを付けることができます。このコメントを「範囲コメント」と呼びます。

範囲コメントの付加範囲コメントは表示している(アクティブな)表示グループだけに付加されます。

操 作

1 波形表示ウィンドウ上でマウスによるドラッグ & ドロップ操作で、コメントを付加する時間範囲を指定します。

カーソル A とカーソル B が表示されます。

2 メニューから[編集]-[範囲コメント追加]を選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。

範囲コメントが表示されます。

ここをクリックして選択

範囲コメントの追加 範囲コメントの削除

範囲コメント コメント文字列ダブルクリックするとコメントを入力できる

コメントを付加する時間範囲(カーソルA、カーソルB)

3 コメント文字列エリアをダブルクリックし、コメントを入力します。全角、半角を問わず、最大 50 文字まで入力できます。文字列エリア以外をクリックすると、入力したコメントが確定します。

3.1 波形を表示する

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3-32 IM 04L61B01-01JA

範囲コメントの編集操 作

1 範囲を示す水平線の付近でマウスのポインタが になったときに、マウスを Y 軸方向にドラッグ & ドロップします。

範囲コメントが Y 軸方向に移動します。

2 範囲を示す矢印の付近でマウスのポインタが になったときにマウスを時間軸方向にドラッグ & ドロップします。

時間範囲が拡大/縮小します。

コメントエリア

時間範囲の拡大/縮小

Y軸方向への移動

3 コメントエリアをダブルクリックします。コメントを編集できます。

3.1 波形を表示する

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3-33IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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範囲コメントの削除

操 作

1 波形表示ウィンドウ上で、削除したい範囲コメントを含むようにマウスによるドラッグ & ドロップ操作を行います。

カーソル A とカーソル B が表示されます。カーソル A とカーソル B の間に一部分でも含まれる範囲コメントは削除対象になります。

削除するコメントを含む時間範囲(カーソルA、カーソルB)

2 メニューから[編集]-[範囲コメント削除]を選択するか、またはツールバーのアイコンをクリックします。

指定した範囲に範囲コメントが一つだけの場合、その範囲コメントが削除されます。

指定した範囲に複数の範囲コメントが有る場合、[ 範囲コメント削除 ] ダイアログボックスが表示されます。

3 [ 範囲コメント削除 ] ダイアログボックスで、削除する範囲コメントにチェックマークが付いていることを確認します。削除しない範囲コメントのチェックマークは外しま

す。

4 [ 削除 ] ボタンをクリックします。範囲コメントが削除され、[ 範囲コメント削除 ] ダイアログボックスが閉じます。

3.1 波形を表示する

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3-34 IM 04L61B01-01JA

3.1.16 重ね合わせ表示で波形を表示する「重ね合わせ表示」の機能を使って、異なるファイルのデータを、同じウィンドウに別々の時間軸で表示させることができます。時間軸の表示モードを変えることで、ファイルごとに移動させたり、一緒に移動させることができます。また、時間軸を別々にスクロールさせることで、異なるファイルの波形を比較することができます。

操 作重ね合わせ表示を行うには、表示させたいデータを「波形 1」と「波形 2」の各グループに割り付ける必要があります。

1 重ね合わせ表示を行う元のデータファイルを開きます。

2 メニューの[ウィンドウ]ー[重ね合わせ表示]を選択する、または アイコンをクリックします。

[重ね合わせ表示]の起動画面が表示されます。

3 グループの割り付けを行います。メニューの[編集]ー[グループ割り付け]を選択する、または アイコンをクリックしてください。

[グループの割り付け]ダイアログが表示されます。

4 [波形 1]と[波形 2]にそれぞれファイルとそのグループを割り付けます。

ファイルを選択

グループを選択

同様の割り付けは、重ね合わせ表示画面の[凡例]からもできます。詳細は次ページ以降を参照してください。

5 [OK]をクリックします。波形 1 と波形 2 の重ね合わせ表示画面が表示されます。

3.1 波形を表示する

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3-35IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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解 説

グループ割り付け重ね合わせ表示の 2 グループ(波形 1、波形 2)は、[グループ割り付け]ダイアログ、または起動画面の[凡例]から割り付けることができます。波形1と波形2の「ファイルとグループ」をリストから選択します。波形 1、波形 2 は、それぞれ最大 50 チャネルまで割り付け可能です。表示がオンになっている Y 軸はすべて表示されます。また、グループ割り付けに制限はなく、同じファイルの同じグループでも割り付け可能です。割り付けたグループを変更するときは、割り付けと同様の操作で変更ができます。

ダイアログからの割り付け

ファイルを選ぶ グループを選ぶ

起動画面の凡例からの割り付け

[凡例]で1つめの波形を割り付けたイメージ

続けて2つめの波形を割り付けたイメージ

項目 説明 初期値 備考波形 1:波形名 波形 1 のファイルを選択。

表示している波形名、および[無]をリストとして表示される。

無 表示しているファイルがない場合、指定できません。

波形 1:グループ名波形 1 で選択したファイルのグループ名を決める。リストとして表示されるので選択する。

選択したファイルの現在表示中のグループ

波形 1 が[無]の場合、指定できません。

波形 2:波形名波形 2 のファイルを選択。表示している波形名、および[無]をリストとして表示される。

無 表示しているファイルがない場合、指定できません。

波形 2:グループ名波形 2 で選択したファイルのグループ名を決める。リストとして表示されるので選択する。

選択したファイルの現在表示中のグループ

波形 2 が[無]の場合、指定できません。

OKクリックすると、設定されたファイルのグループを重ね合わせ表示する。

ー このボタンは、ダイアログ上で表示されます。

キャンセルダイアログを閉じる ー 同上

3.1 波形を表示する

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3-36 IM 04L61B01-01JA

波形表示位置重ね合わせ表示では、まず「先に割り付けた波形」の時間軸と表示設定で表示します。次に2 つめの波形を割り付けると、それらのデータに同じ時刻があれば、その時刻を重ねて表示します。同じ時刻がない場合は、それぞれのトレンド表示で表示している場所を表示します。このとき、先に割り付けている波形の表示箇所と時間軸の拡大率は変更されません。

表示設定以下の表示設定項目([表示]メニューの[表示グループ設定])は「割り付け元のファイル」の設定が反映されます。元のファイルで設定を変更すると、連動して重ね合わせ表示でも変更されます。重ね合わせ表示画面で、個別に表示を変更することはできません。

項目名 設定内容No. 各波形の表示・非表示チャネル 波形に割り付けるチャネルY 軸の番号 波形間で共有する Y 軸Y 軸のモード 表示モード(詳細/コンパクト)Y 軸の型 目盛の表示(線形表示/対数表示/ 2 値)Y 軸のタイトル タイトル表示 Y 軸目盛値やデータの表示フォーマットの指定(通常表示/指数表示)スケールの最小 Y 軸スケールの最小値スケールの最大 Y 軸スケールの最大値ゾーンの最小 Y 軸表示時の下限位置ゾーンの最大 Y 軸表示時の上限位置トリップ 1 ~ 4 の使用 トリップ1~ 4 の使用・未使用トリップ 1 ~ 4 の値 トリップ1~ 4 の値トリップ 1 ~ 4 の色 トリップ1~ 4 の表示色

時間軸重ね合わせ表示で 2 つのグループを割り付けたとき、時間軸は初めに割り付けたグループの拡大率で表示されます。例えば、以下の波形 1 と波形 2 のうち、波形 2 を最初に割り付けた場合、重ね合わせ表示の時間軸は 1month/div となります。

波形 1:10min/div 波形 2:1month/div

いったん表示させたあと、仮に波形 2 の割り付けを 10msec/div のグループに変更しても表示は 1month/div のまま変更されません。

「重ね合わせ表示の時間軸」関連項目: 次ページの「表示モード」

Y 軸ゾーン重ね合わせ表示の Y 軸の表示ゾーンはフルゾーン、フリーゾーンのみです。

凡例グループ割り付け機能以外の設定操作は通常の表示と同様です。

3.1 波形を表示する

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3-37IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

1

2

3

4

5

7

8

9

10

11

12

3.1 波形を表示する

表示モード重ね合わせ表示の時間軸には、「同期モード」と「個別モード」の2つの表示モードがあります。初期モードは、同期モードです。モードは、[時間軸]メニュー、または重ね合わせ表示ツールバーのアイコンで切り替えることができます。(波形が2つ割り付けられていない場合は、

「同期モード」のみ。)

同期モード(初期モード) メニュー[時間軸]―[表示モード]―[同期モード]

重ね合わせた 2 つのグループの時間軸の違いを維持したまま、同時に移動させるモードです。時間軸は、波形が2つ(波形1と波形2の両方)が割りついている場合でも、波形 1 の時間軸だけを表示します。波形 1 または波形 2 のみ割りついている場合は、割りついているグループの時間軸を表示します。グループを割り付けたとき、または変更したときに、波形 1 と波形 2 のデータに同じ時刻がある場合(デュアルインターバル測定モードで収集したデータなど)は時刻を一致させて表示させます。同じ時刻がない場合は、トレンド表示で表示されている場所を表示します。また、時間軸拡大率はすでに割り付いているグループの拡大率で表示します。

個別モード メニュー[時間軸]―[表示モード]―[個別モード]

重ね合わせた 2 つのグループの波形を、それぞれ独立した時間軸で表示させるモードです。時間軸とスクロールバーが、波形 1、波形 2 の 2 つ表示されます。波形 1 のスクロールバーでは波形 1 の波形のみ移動し、波形 2 のスクロールバーでは波形 2 の波形だけが移動します。

・ 先頭データ一致

個別モードで、[先頭データ一致]をクリックすると、波形 1 と波形 2 の先頭データが一致します。

・ 時刻一致

個別モードで[時刻一致]をクリックすると、波形 1 と波形 2 のデータ時刻をそろえて表示します。

ただし、波形 1 と波形 2 のデータ範囲に同じ時刻が存在しない場合は、[時刻一致]ボタンは使用できません。

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3-38 IM 04L61B01-01JA

カーソルカーソルは波形 1、または波形 2 のデータがある時間軸に置くことができます。データがある時刻には○が表示されます。個別モードで時間軸をスクロールさせた場合は、カーソル表示は消えます。

カーソル値カーソル値はデータがある(カーソル上、○が表示される)時刻に表示されます。

カーソル値ダイアログ重ね合わせのカーソル値ダイアログは、上下に分かれて波形 1 と波形 2 のカーソル値を表示させます。該当の時刻にデータが存在しない場合は値は表示されません。また、データ番号ごとのカーソル値移動はできません。

コピー

貼り付け

カーソル値ダイアログからのカーソル値コピーは、図のように波形 1 と波形 2 の間に 1 行いれてコピーされます。

マーク重ね合わせ表示では、割り付け元のファイル上で作成されたマークは表示されますが、マークを編集したり、新たに作成したりすることはできません。

マークノート重ね合わせ表示では、割り付け元のファイル上で作成されたマークノートは表示されますが、マークノートを編集したり、新たに作成したりすることはできません。マークノートの通常表示、縮小表示の切り替えもできません。

画像マーク重ね合わせ表示では画像マークは表示されません。

範囲コメント割り付け元のファイル上で作成された範囲コメントは表示されますが、新たに作成することはできません。

ロギング中波形ロギング中の波形を割り付けているときは、波形表示画面に連動して最新のデータまで更新して表示されます。

3.1 波形を表示する

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3-39IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

1

2

3

4

5

7

8

9

10

11

12

Note• 重ね合わせ表示からのデータ変換はできません。• 重ね合わせ表示の表示条件保存については、「4.1.2重ね合わせ表示の表示条件保存」をお読み

ください。

3.1 波形を表示する

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3-40 IM 04L61B01-01JA

3.2 サーキュラを表示する

記録計で収集した各チャネルのデータを、サーキュラチャート上に波形として表示させることができます。この節では、サーキュラ表示ウィンドウでの表示設定操作において、波形表示ウィンドウと異なる点について説明します。

3.2.1 サーキュラ表示ウィンドウ操 作

1 サーキュラ表示ウィンドウを表示させるには、メニューの[ウィンドウ]ー[サーキュラ表示]を選択する、または[サーキュラ表示]アイコンをクリックします。

サーキュラが表示されます。

Y軸のグリッド線

Y軸エリア

カーソル

(表示したいグループ

のタブを選ぶ)

垂直スプリッタ(左右にドラッグで

Y軸エリアの表示幅を変更)

サーキュラ表示例(ライトスタイル)

時間軸のグリッド線

グラフエリア時刻または時間

1サイクルあたりの表示時間

トリップライン(赤、青の点線)

アラーム表示エリア

タブページ

サーキュラ表示例(ダークスタイル)

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3-41IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

1

2

3

4

5

7

8

9

10

11

12

3.2.2 表示グループの詳細設定チャネルのグループ設定と表示方法は、[表示グループ設定]ダイアログボックスで設定します。ダイアログボックスの各項目のうち、サーキュラ表示が波形表示と違う設定は次のとおりです。

トリップラインサーキュラ表示のトリップラインはドラッグ &ドロップできません。

[表示グループ設定]ダイアログボックスで数値を変更すると、サーキュラ表示のトリップラインの位置を変更できます。

表示グループの詳細設定: 3.1.2 項

3.2.3 時間軸の設定メニューの[時間軸]から X 軸の設定をします。サーキュラ表示の場合、下図のように、円の中心から円周方向が Y 軸のスケールとなり、円周が時間軸となります。

1サイクルあたりの表示時間を選択

Y軸の方向

時間軸の方向

時間軸のグリッド線

Y軸のグリッド線

表示周期の変更表示周期(1 サイクルあたりの表示時間)を変更する場合は、メニューの[時間軸]から、表示させたい周期を選択します。

タイムゾーンの切り替えGX/GP/GM、およびデータロギングソフトウェア GA10 のデータを表示させた場合、メニューの[表示]-[タイムゾーン]で、時刻表示のタイムゾーンを変更することができます。

メニュー詳細: 3-12ページの「タイムゾーンの切り替え」

3.2 サーキュラを表示する

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3-42 IM 04L61B01-01JA

3.2.4 アラームの表示アラームの表示位置を波形表示部分の内側か外側かで選択できます。メニューの[表示]から、[アラーム内側]または[アラーム外側]を選択します。表示順は、サーキュラ画面の外側から内側へ向かって、アラーム1、アラーム2、アラーム3、アラーム4の順です。

アラーム外側アラーム内側

3.2.5 カーソルとマークの表示・ サーキュラ表示ウィンドウでのカーソル指定方法は、波形表示ウィンドウでの操作と同

様です。グラフエリアで、マウスを左クリックすると、カーソル A を表示します。カーソルAをドラッグし、マウスの左ボタンを離した位置にカーソルBを表示します。ただし、表示中のデータの範囲外にカーソル B を表示することはできません。

・ サーキュラ表示ウィンドウでのマークの追加、削除、初期化方法は、波形表示ウィンドウでの操作と同様です。サーキュラ表示では下図のように、ポインタとマーク線で表示されます。

カーソルA、B

ユニバーサルビューアで付加したマーク(緑色で表示)

データファイル内に保存されているマーク(オレンジ色で表示)

Note[サーキュラ表示]ウィンドウで、表示の指定、消去、初期化の操作を行った場合、それらの操作

結果は他の表示にも反映されます。

3.2 サーキュラを表示する

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3-43IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

1

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5

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11

12

3.3 ディジタル値を表示する

記録計で収集した各チャネルのデータを、時系列順にシート形式で表示させることができます。

3.3.1 ディジタル表示ウィンドウ操 作

1 [ディジタル表示]ウィンドウを表示させるには、メニューの[ウィンドウ]ー[ディジタル表示]を選択する、またはツールバーの[ディジタル表示]アイコンをクリッ

クします。

ディジタル値が表示されます。

ディジタル表示例(ライトスタイル)

アクティブ波形のマーク

時刻、または時間

アラーム表示赤がアラーム発生(左からアラーム1、2、3、4の状態を表示)

波形のラベル名(チャネル番号/タグ/タグNo.より選択可能)

最小値 最大値波形色

データNo.

(表示したいグループのタブを選ぶ)

イベントデータファイルの場合、瞬時値を表示

ここをクリックすると、アクティブ波形になる

タブページ

ディジタル表示例(ダークスタイル)

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3-44 IM 04L61B01-01JA

3.3.2 表示グループの詳細設定[表示グループ設定]ダイアログボックスで設定する各項目のうち、ディジタル表示に反映される設定は次のとおりです。

・ アクティブな表示グループの切り替え・ 表示グループ名(タブのタイトル名)の登録・ 波形表示の On/Off 切り替え・ チャネルの登録(波形へのチャネルの割り付け)・ 波形に関する値の表示形式(Y 軸の目盛、カーソル値、トリップ値)・ 波形色の指定

表示グループの詳細設定: 3.1.2 項

3.3.3 時間軸の設定メニューから、[時間 ] ー [時刻表示 ]または [時間表示 ]を選択します。さらに [形式 ]で時間の表示形式を選択します。[データ No.]はチェックを外すと、非表示になります。

タイムゾーンの切り替えGX/GP/GM、およびデータロギングソフトウェア GA10 のデータを表示させた場合、メニューの[表示]-[タイムゾーン]で、時刻表示のタイムゾーンを変更することができます。

メニュー詳細: 3-12ページの「タイムゾーンの切り替え」

3.3 ディジタル値を表示する

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3-45IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

1

2

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12

3.3.4 カーソルの設定[ディジタル表示]ウィンドウでのカーソルの設定は、ラインを選択して行います。

操 作

1 カーソルを設定したいラインの上で左クリックをします。ラインが選択され、カーソル A が設定されます。

2 カーソル B の設定ラインまでドラッグし、マウスを放します。マウスを放したラインがカーソル B の位置になります。

カーソルA

ドラッグして放す

選択範囲

[編集]ー[カーソル消去]で範囲選択が解除ライン上で左クリック

カーソルB

3 カーソルを消去するときは、メニューの[編集]ー[カーソル消去]を選択します。範囲選択が解除されます。

Note下記のキー操作で表示範囲の移動が可能です。• [上矢印]キーで1セル分上を表示(下へスクロール)、同様に[下矢印]キーで1セル分下を

表示(上へスクロール)• [PageUp]キーで1ページ上を表示、同様に[PageDown] キーで1ページ下を表示(可視セル

の範囲内で移動)• [右矢印]キー、[左矢印]キーでそれぞれ左右に1チャネル分スクロール

全データの選択[編集]- [ すべてを選択]を選択すると、カーソル Aがデータの先頭に、カーソル Bがデータの末尾に移動します。

データのコピー[編集]- [ コピー]を選択すると、カーソル A、カーソル Bで囲まれた区間のデータをコピーします。

3.3 ディジタル値を表示する

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3-46 IM 04L61B01-01JA

3.3.5 マークの追加このウィンドウではラインを選択してマークを付加します。詳しくは、「3.1.10マークの追加、編集、削除」をご覧ください。

操 作

1 マークを付けたいラインをクリックします。カーソル A が設定されます。

2 メニューから[編集]ー[任意マーク追加]を選択する、またはツールバーの[任意マーク追加]アイコンをクリックします。

マーク情報ダイアログボックスが表示されます。

3 マーク情報を編集し、[OK]ボタンをクリックします。カーソル A の位置のラインにマークが追加されます。

マーク

Note[ディジタル表示]ウィンドウで、表示の指定、消去、初期化の操作を行った場合、それらの操作

結果は他の表示にも反映されます。

3.3 ディジタル値を表示する

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3-47IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.4 アラーム /マーク / 画像マークを一覧表示する

表示データファイル /イベントデータファイルを開いた状態で、アラーム、マーク、画像マーク、イベント、制御動作、操作履歴の各情報をリスト形式で一覧表示します。これらの情報を変換出力する方法については、「3.10データを変換する」をご覧ください。

3.4.1 一覧表示ウィンドウ操 作

1 [一覧表示]ウィンドウを表示させるには、メニューから[ウィンドウ]ー[一覧表示]を選択する、またはツールバーの[一覧表示]アイコンをクリックします。

[ 一覧表示 ] ウィンドウが開きます。

[一覧表示]ウィンドウは以下のタブページから構成されています。

・ アラーム一覧・ マーク一覧・ 画像マーク一覧・ イベント一覧・ 制御動作一覧・ 制御アラーム一覧・ 操作履歴一覧

[アラーム一覧]、[マーク一覧]は、常に表示されますが、他のタブページの表示は、記録を収集した記録計の機種と機能に依存します。

[イベント一覧]、[制御動作一覧]については 3.5 節、[操作履歴一覧]については 3.6 節をご覧ください。

表示が可能なファイルと拡張子: 1.1.1 項

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3-48 IM 04L61B01-01JA

3.4.2 アラーム一覧タブページ

アラームの発生、または解除の時刻

アラーム一覧タブページ

タイプ

ステータス

チャネルレベル

カーソル指定範囲

データファイル内のアラーム情報(データ収集中のアラームの状態変化)をリスト形式で表示します。表示内容の意味は下表のとおりです。

ステータス表示内容 意味ON アラームの発生OFF アラームの解除ACK アラームの ACK 操作

レベルアラームが発生した位置を表します。表示内容 意味L1 アラーム 1L2 アラーム 2L3 アラーム3L4 アラーム 4ALL アラーム 1 ~ 4 のすべて

アラームタイプ表示内容 意味OFF アラームオフH 上限アラームL 下限アラームdH 差上限アラームdL 差下限アラームRH 変化率上昇限アラームRL 変化率下降限アラームtH ディレイ上限アラームtL ディレイ下限アラームPVH 測定値上限アラームPVL 測定値下限アラームDVH 偏差上限アラームDVL 偏差下限アラームDVO 偏差上下限アラームDVI 上下限偏差内アラームSPH 設定値上限アラームSPL 設定値下限アラームOTH 出力値上限アラームOTL 出力値下限アラームETC その他のアラーム(CX 系)??? その他のアラーム(CX 系以外)??? アラーム ACK[ALL](全 ACK の場合)

3.4 アラーム/マーク/画像マークを一覧表示する

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3-49IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

1

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12

操 作

データのソート[アラーム一覧]タブページでは、タイトルをクリックすると各項目でソートします。1 回目のクリックで昇順、2 回目のクリックで降順にソートします。

データのコピーカーソル範囲を指定します。カーソル A をラインで選択し、そのままドラッグしてカーソル B で左ボタンを放します。(指定方法は[ディジタル表示]ウィンドウと同様です。)

[編集]- [ コピー]を選択すると、カーソル A、カーソル Bで囲まれた区間のデータを、クリップボードにコピーします。ステータス、チャネル、レベル、タイプ、時刻の各内容がコピーされます。ただし、タイプについては、アイコンの中の文字列だけコピーされます。また、時刻カラムのデータ番号はコピーされません。

[アラーム一覧]タブページでは、上記の操作の他に次の設定ができます。

・ チャネル文字列の切り替え(表示メニュー)・ 時刻表示・時間表示の切り替え(時間メニュー)・ 時刻の表示フォーマットの切り替え(時間メニュー)・ タイムゾーンの切り替え(表示メニュー、GX/GP/GM・GA10 のデータのみ)・ データ番号の表示・非表示の切り替え(時間メニュー)・ アラームの検索(編集メニュー、またはサーチバー)・ カーソルの消去(編集メニュー)・ 全データの選択(編集メニュー)・ マークの追加(編集メニュー、またはツールバー)・ マークの削除(編集メニュー、またはツールバー)・ マークの初期化(編集メニュー)・ マークの検索(編集メニュー、またはサーチバー)

Note[アラーム一覧]タブページで、表示の指定、消去、初期化の操作を行った場合、それらの操作結

果は他の表示にも反映されます。

3.4 アラーム/マーク/画像マークを一覧表示する

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3-50 IM 04L61B01-01JA

3.4.3 制御アラーム一覧タブページGX/GP/GM(PID 制御モジュール)で収集したデータファイル内の制御アラーム情報を、リスト形式で表示します。表示内容の意味は下表のとおりです。

ステータス

アラーム発生時刻 メモリサンプル連番

ループ

レベル タイプ

制御アラーム一覧

ステータス表示内容 意味ON アラームの発生OFF アラームの解除ACK アラームの ACK 操作

ループ表示内容 意味L001 ~ L652 ループ番号

ただし、メニューの表示形式にしたがって、タグ No.、タグ文字列に切り替わる。

レベルアラームが発生した位置を表します。表示内容 意味L1 アラーム 1L2 アラーム 2L3 アラーム3L4 アラーム 4ALL アラーム 1 ~ 4 のすべて

タイプ文字列のみ表示されます。アイコンは表示されません。表示内容 意味OFF OFFPVH PV 上限PVL PV 下限SPH SP 上限SPL SP 下限DVH 偏差上限DVL 偏差下限DVO 偏差上下限DVI 上下偏差内OTH 出力値上限アラームOTL 出力値下限アラームPVR PV 変化率

時刻表示内容 意味yyyy/mm/dd hh:mm:ss. [ メモリサンプル連番 ] 制御アラーム発生時刻

表示例:2017/02/10 17:43:33.000[00000240]

3.4 アラーム/マーク/画像マークを一覧表示する

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3-51IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.4.4 マーク一覧タブページ

クリックするとページが切り替わる

マークを付加したユーザ名

マークを付加したデータの時刻

マークの種類

付加したマーク文字列の内容 マークを付加した表示グループ

マークを付加した時刻

マーク一覧

データファイル内のマーク情報(データ収集中に付加されたマーク、およびユニバーサルビューア上で付加されたマーク)をリスト形式で表示します。表示内容の意味は次のとおりです。

マークマーク文字列が長く表示範囲に収まりきらない場合は、文字列の後ろを省略し、省略部分が「…」で表示されます。

ユーザ表示内容 意味[ キー入力 ] 本体でのキー操作(タッチ操作)による入力[ リモート入力 ] リモートからの操作による入力[ 通信入力 ] 通信コマンドによる入力[ イベント入力 ] イベントアクションによる入力[ シリアル入力 ] シリアル通信経由の操作による入力[ システム入力 ] 自動操作による入力[EXTERNAL] モドバス等からの操作による入力[WEB] WEBアプリケーションからの操作による入力[Username] 操作を行ったログインユーザの名前を表示

[無] 該当なし[不明] 上記以外の入力

グループ表示内容 意味全グループ 全グループを対象としたマークグループ a,グループ b,グループ c など 対象となったグループ番号を表示 *

* 対象が 1 つのグループの場合:グループ a 対象が複数のグループの場合:グループ a, グループ b, グループ c• a、b、c:グループ番号。桁数は固定しておらず、番号の小さい順に並びます。• グループ文字列が長く表示範囲に収まりきらない場合は、文字列の後ろを省略し、省略部分が

「…」で表示されます。

種類表示内容 意味

トリガ位置

記録計で作成されたデータファイル上に保存されているメッセージ

ユニバーサルビューアで付加されたマーク

データロギングソフトウェア GA10で付加されたマーク

NoteDAQLOGGER、DAQ32Plus/DAQ32 で収集したデータは、記録時にはマークが追加できません。そのため、データファイルを開いたときは、トリガ位置のみが表示されます。

3.4 アラーム/マーク/画像マークを一覧表示する

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3-52 IM 04L61B01-01JA

操 作

データのコピーカーソル範囲を指定します。カーソル A をラインで選択し、そのままドラッグしてカーソル B で左ボタンを放します。(指定方法は[ディジタル表示]ウィンドウ、または[アラーム一覧]タブページと同様です。)

[編集]- [ コピー]を選択すると、カーソル A、カーソル Bで囲まれた区間の内容を、クリップボードにコピーします。ただし、マークの[種類]の表示内容にあるアイコンは、下表の文字列に変換されます。

表示内容 データファイルを作成した記録計の機種 コピーされる文字列- TRIG

DX100、DX200 DX

MV100、MV200 MV

CX1000、CX2000 CX

DX100P、DX200P DXP

FX100 FX

DX1000、DX2000 DX-Adv.

DX364 DX-Adv.

MV1000、MV2000 MV-Adv.

FX1000 FX-Adv.

AX100 AX

GX10、GX20 GX

GP10、GP20 GP

GM10 GM

μ R10000、μ R20000(いずれも /EM1 オプション付きの場合) μ R

ー Viewer

データロギングソフトウェア GA10 PCSoft

[マーク一覧]タブページでは、上記の操作の他に次の設定ができます。

・ 時刻表示・時間表示の切り替え(時間メニュー)・ 時刻の表示フォーマットの切り替え(時間メニュー)・ タイムゾーンの切り替え(表示メニュー、GX/GP/GM・GA10 のデータのみ)・ データ番号の表示・非表示の切り替え(時間メニュー)・ アラームの検索(編集メニュー、またはサーチバー)・ カーソルの消去(編集メニュー)・ 全データの選択(編集メニュー)・ マークの追加(編集メニュー、またはツールバー)・ マークの削除(編集メニュー、またはツールバー)・ マークの初期化(編集メニュー)・ マークの検索(編集メニュー、またはサーチバー)

Note[マーク一覧]タブページで、表示の指定、消去、初期化の操作を行った場合、それらの操作結果

は他の表示にも反映されます。

3.4 アラーム/マーク/画像マークを一覧表示する

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3-53IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

1

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3.4.5 画像マーク一覧タブページ画像マーク一覧

画像マークを付加したユーザ名画像マークを付加したデータの時刻 付加した画像マーク 画像マークを付加した

表示グループ

画像マークを付加した時刻

データファイル内の画像マーク情報(データ収集中に付加された手書きメッセージ)をリスト形式で表示します。表示内容の意味は次のとおりです。

手書きメッセージ手書きメッセージの画像を縮小して表示します。

ユーザ表示内容 意味

[キー入力] 本体での操作による入力[リモート入力] リモートからの操作による入力[通信入力] 通信コマンドによる入力[イベント入力] イベントアクションによる入力[ シリアル入力 ] シリアル通信経由の操作による入力[ システム入力 ] 自動操作による入力

[Username] 操作を行ったログインユーザの名前を表示[無効] 該当なし[不明] 上記以外の入力

グループマーク一覧タブページの説明を参照してください。

操 作

データのコピー操作方法はマーク一覧タブページでの方法と同じです。[手書きメッセージ]の画像はコピーされません。

[ 画像マーク ] ダイアログボックス一つの行をダブルクリックすると、その行の手書きメッセージの画像が [ 画像マーク ] ダイアログボックスに表示されます。[ 画像マーク ] ダイアログボックスでは、画像のコピーと印刷ができます。操作方法は「」をご覧ください。

[画像マーク一覧]タブページでは、上記の操作の他に次の設定ができます。

・ 時刻表示・時間表示の切り替え(時間メニュー)・ 時刻の表示フォーマットの切り替え(時間メニュー)・ タイムゾーンの切り替え(表示メニュー、GX/GP のデータのみ)・ データ番号の表示・非表示の切り替え(時間メニュー)・ カーソルの指定・ カーソルの消去(編集メニュー)・ 全データの選択(編集メニュー)・ マークの削除(編集メニュー、またはツールバー)

Note[画像マーク一覧]タブページで、表示の指定、消去、初期化の操作を行った場合、それらの操作

結果は他の表示にも反映されます。

3.4 アラーム/マーク/画像マークを一覧表示する

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3-54 IM 04L61B01-01JA

3.5 イベント情報、制御動作を一覧表示する

GX/GP/GM(PID 制御モジュール)、または CX1000、CX2000 で収集した表示データファイルとイベントデータファイルについて、イベント情報と制御動作情報を表示します。これらの情報は[一覧表示]ウィンドウ(3.4 節)の中の[イベント一覧]タブページと[制御動作一覧]タブページで表示されます。

3.5.1 イベント一覧タブページデータ収集中に発生したイベントの情報をリスト形式で表示します。

操 作

1 [一覧表示]ウィンドウを表示させるには、メニューから[ウィンドウ]ー[一覧表示]を選択する、またはツールバーの[一覧表示]アイコンをクリックします。

[一覧表示]ウィンドウが開きます。

2 [イベント一覧]タブページをクリックします。

イベント一覧

イベントが発生したレベルイベントの種類

イベントの発生時刻 イベントの解除時刻イベント発生源の情報

データのソート[イベント一覧]タブページでは、タイトルをクリックすると各項目でソートします。1回目のクリックで昇順、2回目のクリックで降順にソートします。昇順時のソートルールは下表のとおりです。

タイトル 昇順時の表示順番名前 タイムイベント、PV イベント。PV イベントは表示中の文字列の昇順。レベル L01 ~ L16 の昇順タイプ OFF、タイムイベント、測定値上限、測定値下限、偏差上限、偏差下限、偏差上下限、

上下限偏差内、設定値上限、設定値下限、出力値上限、出力値下限イベントオン イベントオン時刻の昇順、空欄イベントオフ イベントオフ時刻の昇順、空欄

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データを表示する、変換する

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データのコピーカーソル範囲を指定します。カーソル Aをラインで選択し、そのままドラッグしてカーソル Bで左ボタンを放します。[編集]-[コピー]を選択すると、カーソル A、カーソル Bで囲まれた区間のデータを、クリップボードにコピーします。名前、レベル、タイプ、イベントオン、イベントオフの各内容がコピーされます。ただし、タイプについては、アイコンの中の文字列だけコピーされます。また、時刻カラムのデータ番号はコピーされません。

[イベント一覧]タブページでは、上記以外に次の設定、および操作ができます。

・ 時刻表示・時間表示の切り替え(時間メニュー)・ 時刻の表示フォーマットの切り替え(時間メニュー)・ データ番号の表示・非表示の切り替え(時間メニュー)・ アラームの検索(編集メニュー、またはサーチバー)・ カーソルの消去(編集メニュー)・ 全データの選択(編集メニュー)・ マークの追加(編集メニュー、またはツールバー)・ マークの削除(編集メニュー、またはツールバー)・ マークの初期化(編集メニュー)・ マークの検索(編集メニュー、またはサーチバー)

解 説[イベント一覧]タブページの項目とその内容は以下のとおりです。

名前表示 イベントの種類 タグ番号の有無 ループの種類 意味

TIMEEVENT タイムイベント TIMEEVENT[TagNo]

PV イベント有 タグ番号の文字列

INT-[LoopNo]無

内蔵 INT-[ ループ番号 ]EXT-[LoopNo] 外部 EXT-[ ループ番号 ]

ループ番号は 2 桁で表示され、番号が指定の桁数に満たない場合は上位に 0 を入れて表示されます。

レベルL01 ~ L16 を表示します。

タイプ表示 意味OFF イベントオフ、または、イベント設定解除TM タイムイベントPVH 測定値上限PVL 測定値下限DVH 偏差上限DVL 偏差下限DVO 偏差上下限DVI 上下限偏差内SPH 設定値上限SPL 設定値下限OTH 出力値上限OTL 出力値下限??? 上記以外の場合に表示

イベントオン、イベントオフイベントの発生時刻と、イベントの解除時刻を指定したフォーマットで表示します。

3.5 イベント情報、制御動作を一覧表示する

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3.5.2 制御動作一覧タブページ制御動作情報は[制御動作一覧]タブページに表示されます。表示させるための操作は、[イベント一覧]タブページと同様です。メニューから[ウィンドウ]ー[一覧表示]を選択し、[制御動作一覧]タブページをクリックして表示させます。

GX/GP/GM(PID 制御モジュール付き)のデータ表示例

名前 時刻ステータス制御動作一覧

解 説GX/GP/GM(PID 制御モジュール付き)の場合、[制御動作一覧]の表示内容は下表のとおりです。名前 状態 時刻ループ番号 *1 LOCAL 制御動作発生時刻

yyyy/mm/dd hh:mm:ss. [ メモリサンプル連番 ]表示例:2017/02/10 17:43:33.740

REMOTEPROGRAMAUTOMANUALCASCADERUNSTOPAT [PID 番号 ] ONAT [R] ONAT OFFSTAND-BY ONSTAND-BY OFF

パターン番号 *2 PROG RUNRESETHOLD ONHOLD OFFWAIT ONWAIT OFFADVANCE

パターン番号、ループ番号、タイプ *3

表示例:パターン 0 ループ 092DVOPVE [PV イベント番号 ] ON *4

PVE [PV イベント番号 ] OFF

パターン番号 TME [TIME イベント番号 ] ON *5

TME [PV イベント番号 ] OFF

*1 [表示]メニューの[ループ名]で、ループ番号、タグ No.、タグ文字列のいずれかに切り替えることができます。

*2 [表示]メニューの[パターン名]で、パターン名、パターン番号のいずれかに切り替えることができます。

*3 [タイプ]には、3-50ページの「制御アラームのタイプ」が表示されます。*4 [PV イベント番号]は 1~32 のいずれかです。

*5 [TIME イベント番号]は 1~32 のいずれかです。

3.5 イベント情報、制御動作を一覧表示する

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データを表示する、変換する

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CX1000/CX2000 のデータファイル表示例

制御モードが発生したループ名、またはプログラム制御かどうかを表示

プログラムのウェイト

運転状態制御モード変更発生時刻 制御状態

制御SPプログラムの運転

プログラムのホールド

解 説[制御動作一覧]タブページの項目とその内容は以下のとおりです。

時刻制御モード変更発生時刻です。表示フォーマットは他のリスト形式のウィンドウ、タブページと同様です。

名前制御モード変更が発生したループ名、あるいは、プログラム制御かどうかを示します。制御モードの場合は、タグ情報の有無により表示フォーマットが変わります。プログラム制御の場合は” プログラム” と表示されます。

表示 制御の種類 タグ番号の有無 ループの種類 意味プログラム プログラム制御

[TagNo]制御モード

有 タグ番号の文字列INT-[LoopNo]

無内蔵 INT-[ ループ番号]

EXT-[LoopNo] 外部 EXT-[ ループ番号]

制御-運転プログラム運転時には何も表示されません。

表示 意味運転 ラン状態停止 ストップ状態文字が赤色で文字列が <> で括られている 状態が変化したことを示す文字が白色または黒色で文字列 <> で括られていない 状態が変化していないことを示す

制御- A/M/C自動、手動、カスケードの制御の状態を示します。文字色と <> の意味は上記と同じです。

制御- SPSP 値がリモート、ローカル、プログラムのいずれの状態かを示します。文字色と <> の意味は上記と同じです。

表示 意味内部 ローカルの状態であることを示す外部 リモートの状態であることを示すプログラム プログラムの状態であることを示す

3.5 イベント情報、制御動作を一覧表示する

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3-58 IM 04L61B01-01JA

プログラム-運転制御運転時には何も表示されません。

表示 意味運転 プログラム運転がラン状態停止 プログラム運転がストップ状態文字が赤色で文字列が <> で括られている プログラム関連の状態が変化したことを示す文字が白色または黒色で文字列 <> で括られていない

プログラム関連の状態が変化していないことを示す

プログラム-ホールドプログラム制御のホールド、解除の状態を示します。文字色と <> の意味は上記と同じです。制御運転時には何も表示されません。

表示 意味オン プログラム運転のホールドを示す。オフ プログラム運転のホールド解除を示す。

プログラムーウェイトプログラム制御のウェイト、解除の状態を示します。文字色と <> の意味は上記と同じです。制御運転時には何も表示されません。

表示 意味オン プログラム運転のホールドを示す。オフ プログラム運転のホールド解除を示す。

操 作以下の操作はデータ収集の機種に関わらず共通です。

データのコピーカーソル範囲(行範囲)を指定します。カーソル A(行)で選択し、そのままドラッグしてカーソル B(行)で左ボタンを放します。

[編集]-[コピー]を選択すると、カーソル A、カーソル Bで囲まれた区間のデータを、クリップボードにコピーします。時刻、名前、制御の運転、制御の A/M/C、制御の SP、プログラムの運転、プログラムのホールド、プログラムのウェイトの各内容がコピーされます。ただし、時刻カラムのデータ番号はコピーされません。

[編集]-[カーソル消去]でカーソル範囲(行の選択)を解除できます。

データの変換表示中のデータファイル内のイベント情報を Excel 形式、または ASCII 形式に変換出力することができます。メニューから[変換]ー[制御動作一覧]を選択し、[制御動作一覧]ダイアログボックスでファイルを変換出力するための設定を行います。

データを変換する: 3.10 節

[制御動作一覧]タブページでは、上記以外に次の設定、および操作ができます。・ 時刻表示・時間表示の切り替え(時間メニュー)・ 時刻の表示フォーマットの切り替え(時間メニュー)・ データ番号の表示・非表示の切り替え(時間メニュー)・ アラームの検索(編集メニュー、またはサーチバー)・ カーソルの消去(編集メニュー)・ 全データの選択(編集メニュー)・ マークの追加(編集メニュー、またはツールバー)・ マークの削除(編集メニュー、またはツールバー)・ マークの初期化(編集メニュー)・ マークの検索(編集メニュー、またはサーチバー)

3.5 イベント情報、制御動作を一覧表示する

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データを表示する、変換する

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3.6 操作履歴を一覧表示する(DX100P、DX200P、/AS1 オプション付きDX1000、DX1000N、DX1000T、DX2000、DX2000T、および /AS オプション付きGX10、GX20、GP10、GP20、GM10)

DX100P、DX200P、/AS1 オプション付き DX1000、DX1000N、DX1000T、DX2000、DX2000T、および /AS オプション付き GX10、GX20、GP10、GP20、GM10 の表示データファイルとイベントデータファイルについて、操作履歴を表示します。操作履歴情報は、[一覧表示]ウィンドウ(3.4 節)の中の[操作履歴一覧]タブページに表示されます。ファイルの拡張子は *.GSD、*.DSD、*.dbd(表示データファイル)、または*.GSE、*.DSE、*.dbe(イベントデータファイル)です。

3.6.1 操作履歴一覧タブページデータファイル内の操作履歴情報をリスト形式で表示します。

操 作

1 [一覧表示]ウィンドウを表示させるには、メニューから[ウィンドウ]ー[一覧表示]を選択する、またはツールバーの[一覧表示]アイコンをクリックします。

[一覧表示]ウィンドウが開きます。

2 [操作履歴一覧]タブページをクリックします。

操作を実施したユーザ

時刻、または時間[表示]ー[ 時刻表示]、または[時間表示]で表示切り替え

操作方法の種類 表示ボタン

実施した操作の内容

操作履歴の通し番号

詳細情報がある場合、[詳細情報]の[表示]ボタンが有効になります。

3 [表示]ボタンをクリックします。

[詳細情報]ダイアログボックスが表示されます。

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Noteデータを収集した機器の設定変更の操作履歴が含まれている場合、この設定変更の操作履歴は影付きの文字列で強調表示されます。このとき、ユニバーサルビューアから設定ソフトウェアを起動し、変更操作後の機器のすべての設定情報を確認することができます。設定ソフトウェアの起動方法については 3.6.2 項をご覧ください。

[操作履歴一覧]タブページでは、下記の操作も実施できます。・ 時刻表示・時間表示の切り替え(時間メニュー)・ 時刻の表示フォーマットの切り替え(時間メニュー)・ 全データの選択(編集メニュー)・ マークの初期化(編集メニュー)・ データのソート(項目タイトルをクリックする)・ データのフィルタリング(ユーザ、種類、操作内容)・ データのコピー(編集メニュー)

フィルタ機能ユーザ、種類、操作内容の各項目にフィルタをかけることができます。選択した項目はリスト表示されなくなります。

1 各タイトルのフィルタリングアイコン([ データファイル一覧画面]へ )をクリックします。

フィルタリングダイアログが表示されます。

2 フィルタリングする内容をチェックして OK をクリックします。[ データファイル一覧画面]へ

フィルタリングされた内容は表示されなくなります。

データの変換表示中のデータファイル内の操作履歴情報を Excel 形式、または ASCII 形式に変換出力することができます。メニューから[変換]ー[操作履歴一覧]を選択し、[操作履歴一覧]ダイアログボックスでファイルを変換出力するための設定を行います。

データを変換する: 3.10 節

3.6 操作履歴を一覧表示する

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データを表示する、変換する

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解 説[操作履歴一覧]タブページの項目とその内容は以下のとおりです。

履歴No.操作履歴の通し番号です。

時刻操作を実施した時刻です。

ユーザユーザ名を表示します。

種類レコーダ製品別に表示内容を記載します。エラーや警告が発生した場合は、「エラー (種類 )」、「警告 (種類 )」と表示します。たとえば、キー入力時にエラーが発生した場合、「エラー (キー入力 )」と表示します。キー入力時に警告が発生した場合、「警告 (キー入力 )」と表示します。

機種 DX100P/DX200P DX1000/DX1000N/DX2000/AS1オプション付き

表示内容 キー入力 キー入力リモート入力 リモート入力USERキー入力 通信入力通信入力 イベントPC ソフト システム測定サーバ(モニタ) PCソフトFTP サーバ 警告診断サーバ(セッティング) エラー診断サーバ(モニタ) 不明シリアル通信本機器による操作警告エラー不明

機種 GX10/GX20/GP10/GP20/GM10 AS オプション付き

表示内容 OPERATE 本体でのタッチ操作(バーコード入力による操作を含む)REMOTE リモートからの操作COMMU 通信からの操作(Web アプリケーションからの操作を含む)ACTION イベントアクションからの操作SYSTEM 本機器での自動操作SERIAL シリアル通信経由の操作EXTERNAL モドバス等からの操作WEB Web アプリケーションからの操作PC PC からの操作でユーザ無効が発生した

操作内容実施した操作の内容が表示されます。操作内容は機種によって異なります。操作履歴一覧タブページに表示される操作内容は以下の表のとおりです。

3.6 操作履歴を一覧表示する

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3-62 IM 04L61B01-01JA

機種別操作内容リスト

DX100P、DX200P操作内容 画面に表示する文字 (太字は表示文字、細字は説明 )ログイン ログインログアウト ログアウトパスワード無効 パスワード無効メモリスタート メモリスタートメモリストップ メモリストップアラーム ACK アラーム ACKメッセージ メッセージマニュアルサンプル マニュアルサンプルトリガ トリガ演算スタート 演算スタート演算ストップ 演算ストップ演算リセット 演算リセット演算抜け ACK 演算抜け ACKスナップショット スナップショットメールスタート メールスタートメールストップ メールストップ表示データセーブ 表示データセーブイベントデータセーブ イベントデータセーブ表示データロード 表示データロードイベントデータロード イベントデータロード設定変更 設定変更 [設定ファイルシーケンス番号 ]時刻変更前 時刻変更前時刻調整前 時刻調整前時刻変更(調整)後 時刻変更(調整)後停電発生 停電発生停電復帰 停電復帰ログイン情報ロード ログイン情報ロードクリア1実行 クリア1実行クリア2実行 クリア2実行クリア3実行 クリア3実行バッチ番号設定 バッチ番号設定ロット番号設定 ロット番号設定パスワード無効 パスワード無効設定セーブ(システムモード) 設定セーブ(システムモード)設定セーブ(エンジニアリングモード) 設定セーブ(エンジニアリングモード)設定ロード(システムモード) 設定ロード(システムモード)設定ロード(エンジニアリングモード) 設定ロード(エンジニアリングモード)システムモード設定変更 設定変更 [ 設定ファイルシーケンス番号 ]( システムモー

ド )エンジニアリングモード設定変更 設定変更 [ 設定ファイルシーケンス番号 ]( エンジニアリ

ングモード )エンジニアリングモード設定変更 +システムモード設定変更

設定変更 [ 設定ファイルシーケンス番号 ]( システム&エンジニアリングモード )

ログイン情報設定変更 設定変更 [ 設定ファイルシーケンス番号 ]( ログイン情報 )システムモード設定変更 +ユーザ登録関連設定変更

設定変更 [ 設定ファイルシーケンス番号 ]( システムモード&ログイン情報 )

A/D 校正モードログイン A/D 校正モードログインA/D 校正実行 A/D 校正実行不正アクセス ACK 不正アクセス ACKパスワード変更 パスワード変更シャットダウン シャットダウンファイルアップロード ファイルアップロードファイルダウンロード ファイルダウンロード入力値補正点数変更 入力値補正点数変更 (CHチャネル番号:旧点数 ->新点数 )入力値補正値変更 入力値補正値変更 (CHチャネル番号 No.補正点:補正値 )演算リセット 演算リセット (CHチャネル番号 )

3.6 操作履歴を一覧表示する

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3-63IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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操作内容 画面に表示する文字 (太字は表示文字、細字は説明 )徐々に時刻調整の開始 徐々に時刻調整の開始 [調整時刻との誤差 (符号、分、秒、

ミリ秒、マイクロ秒 )]SNTPによる時刻変更 SNTPによる時刻変更夏時間/冬時間切り替え 夏時間/冬時間切り替え内部メモリからのデータ保存 内部メモリからのデータ保存エンジニアリングモード設定変更 +ユーザ登録関連設定変更

設定変更 [設定ファイルシーケンス番号 ](ログイン情報&エンジニアリングモード )

エンジニアリングモード設定変更 +システムモード設定変更 +ユーザ登録関連設定変更

設定変更 [設定ファイルシーケンス番号 ](すべて )

DX1000/DX1000N/DX1000T/DX2000/DX2000Tリリースナンバー 4、/AS1オプション付き操作内容 画面に表示する文字 (太字は表示文字、細字は説明 )A/D 校正モード A/D 校正モードA/D 校正 A/D 校正電源オフ 電源オフ電源オン 電源オンログイン ログインログアウト ログアウトユーザ無効 ユーザ無効パスワード変更 パスワード変更不正アクセス ACK 不正アクセス ACKメモリスタート メモリスタート (バッチグループ番号が無効の場合 )

メモリスタート [バッチグループ番号 ](バッチグループ番号が有効の場合 )

メモリストップ メモリストップ (バッチグループ番号が無効の場合 )メモリストップ [バッチグループ番号 ](バッチグループ番号が有効の場合 )

アラーム ACK アラーム ACK[ALL](全 ACKの場合 )アラーム ACK[CHチャネル番号 /Lvlアラームレベル ](全ACK以外の場合 )

アラーム表示リセット アラーム表示リセットメッセージ メッセージ (バッチグループ番号が無効の場合 )

メッセージ [バッチグループ番号 ](バッチグループ番号が有効の場合 )

マニュアルサンプル マニュアルサンプル演算スタート 演算スタート演算ストップ 演算ストップ演算リセット 演算リセット (バッチグループ番号が無効の場合 )

演算リセット [バッチグループ番号 ](バッチグループ番号が有効の場合 )

演算抜け ACK 演算抜け ACKスナップショット スナップショットメールスタート メールスタートメールストップ メールストップ表示データセーブ 表示データセーブ (バッチグループ番号が無効の場合 )

表示データセーブ [バッチグループ番号 ](バッチグループ番号が有効の場合 )

イベントデータセーブ イベントデータセーブ (バッチグループ番号が無効の場合 )イベントデータセーブ [バッチグループ番号 ](バッチグループ番号が有効の場合 )

内部メモリデータの保存 内部メモリデータの保存時刻変更後、時刻調整後の時刻 時刻変更後、時刻調整後の時刻時刻変更 時刻変更時刻調整開始 時刻調整開始 [調整時刻との誤差 ( 文字列をそのまま表

示 )]時刻調整終了 時刻調整終了SNTP による時刻変更 SNTP による時刻変更

3.6 操作履歴を一覧表示する

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3-64 IM 04L61B01-01JA

操作内容 画面に表示する文字 (太字は表示文字、細字は説明 )夏時間 / 冬時間の切り替え 夏時間 /冬時間の切り替えバッチ番号設定 バッチ番号設定 (バッチグループ番号が無効の場合 )

バッチ番号設定 [バッチグループ番号 ](バッチグループ番号が有効の場合 )

ロット番号設定 ロット番号設定 (バッチグループ番号が無効の場合 )ロット番号設定 [バッチグループ番号 ](バッチグループ番号が有効の場合 )

バッチテキストフィールドの書き込み バッチテキストフィールドの書き込み (バッチグループ番号が無効の場合 )バッチテキストフィールドの書き込み [バッチグループ番号 ](バッチグループ番号が有効の場合 )

第 2 表示更新レート 第 2表示更新レート標準表示更新レート 標準表示更新レートモドバスクライアント手動復帰 モドバスクライアント手動復帰モドバスマスタ手動復帰 モドバスマスタ手動復帰タイマリセット タイマリセット [ALL]( 全タイム指定の場合 )

タイマリセット [タイマ番号 ](全タイム指定以外の場合 )マッチタイムタイマリセット マッチタイムタイマリセット [タイマ番号 ]イベントレベルスイッチ ON イベントレベルスイッチON[スイッチ番号 ]イベントレベルスイッチ OFF イベントレベルスイッチOFF[スイッチ番号 ]イベントエッジスイッチ イベントエッジスイッチ [スイッチ番号 ]設定モードへ移動 設定モードへ移動基本設定モードへ移動 基本設定モードへ移動オペレーションモードへ移動 オペレーションモードへ移動通信入力チャネルへのライト 通信入力チャネルへのライト [CHチャネル番号と設定値

( 文字列をそのまま表示 )]モドバスクライアント Exchange 実行 モドバスクライアント Exchange実行 [CMDチャネル番

号と設定値 ( データファイル内の文字列をそのまま表示 )]モドバスマスタ Exchange 実行 モドバスマスタ Exchange実行 [CMDチャネル番号と設

定値 ( 文字列をそのまま表示 )]設定モードでの設定セーブ 設定モードでの設定セーブ設定モードでの設定ロード 設定モードでの設定ロード基本設定モードでの設定ロード 基本設定モードでの設定ロードクリア 1 クリア 1クリア 2 クリア 2クリア 3 クリア 3クリア 4 クリア 4入力補正作業の終了 入力補正作業の終了入力補正期限のオーバ 入力補正期限のオーバ設定モード設定変更 設定変更 [設定ファイルシーケンス番号 ](設定モード)基本設定モード設定変更 設定変更 [設定ファイルシーケンス番号 ](基本設定モー

ド)ユーザ登録関連設定変更 設定変更 [設定ファイルシーケンス番号 ](ログイン情報)設定モード設定変更 + 基本設定モード設定変更

設定変更 [設定ファイルシーケンス番号 ](基本設定モード&設定モード)

設定モード設定変更 + ユーザ登録関連設定変更

設定変更 [設定ファイルシーケンス番号 ](ログイン情報&設定モード)

基本設定モード設定変更 + ユーザ登録関連設定変更

設定変更 [設定ファイルシーケンス番号 ](基本設定モード&ログイン情報)

設定変更 [No](すべて) 設定変更 [設定ファイルシーケンス番号 ](すべて)アラームの設定 アラームの設定 [CHチャネル番号 /Lvlアラームレベル ]入力値補正点の変更 入力値補正点の変更 [CHチャネル番号 ]入力値補正値の変更 入力値補正値の変更 [CHチャネル番号 /Pt補正点 ]アラームディレイ時間の設定 アラームディレイ時間の設定 [CH チャネル番号 ]メッセージの設定 メッセージの設定 [メッセージ番号 ]データ保存先フォルダの設定 データ保存先フォルダの設定

GX10/GX20/GP10/GP20/GM10、/AS オプション付き操作内容 画面に表示する文字 (太字は表示文字、細字は説明 )エラー操作 エラー [エラー番号 ]

3.6 操作履歴を一覧表示する

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3-65IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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操作内容 画面に表示する文字 (太字は表示文字、細字は説明 )A/D校正 校正実行電源 OFF 電源オフ電源 ON 電源オンログイン ログインログアウト ログアウトユーザ無効 ユーザ無効パスワード変更 パスワード変更モード移動 モード移動時刻変更 時刻変更新時刻 新時刻時刻調整開始 TRev 開始時刻調整終了 TRev 終了SNTP時刻変更 SNTP 変更DST開始 DST 開始DST終了 DST 終了ユーザ無効 ACK User 無効 ACKアラーム ACK アラーム ACKメッセージの書き込み メッセージ [メッセージ番号 ]

(通常メッセージの場合)メッセージF [メッセージ番号 ]

(フリーメッセージの場合)メッセージHnd

(手書きメッセージの場合)記録スタート 記録スタート記録ストップ 記録ストップマニュアルサンプル Mサンプル演算スタート 演算スタート演算ストップ 演算ストップ演算リセット 演算リセット演算抜け ACK 演算 ACKメールスタート メールスタートメールストップ メールストップモドバス手動復帰 Modbus 復帰表示データセーブ 表示セーブイベントデータセーブ イベントセーブマニュアルデータセーブ Manual セーブスナップショット スナップショットバッチ番号設定 BatchNo 設定ロット番号設定 LotNo 設定バッチテキストフィールド設定 TextField 設定トレンド更新周期の切換え 表示レート変更タイマリセット タイマリセット [ALL](全タイマを指定した場合)

タイマリセット[タイマ番号 ](1つのタイマを指定した場合) タイマリセット [タイマ番号 ,タイマ番号…](複数のタイマを指定した場合)

マッチタイムタイマリセット Mタイマリセット [オール ](全タイマを指定した場合)Mタイマリセット [タイマ番号 ](1 つのタイマを指定した場合)Mタイマリセット [タイマ番号 ,タイマ番号…](複数のタイマを指定した場合)

通信チャネルに書込み 通信 CH書込みDOチャネルの出力変更操作 DO書込みSWの値の変更操作 SW書込み帳票セーブ 帳票セーブスケール画像セーブ スケールセーブカスタムディスプレイセーブ カスタムセーブ証明書セーブ 証明書セーブパラメータセーブ Paramセーブ全設定セーブ 全セーブ帳票ロード 帳票ロードスケール画像ロード スケールロード

3.6 操作履歴を一覧表示する

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3-66 IM 04L61B01-01JA

操作内容 画面に表示する文字 (太字は表示文字、細字は説明 )カスタムディスプレイロード カスタムロードパラメータロード Paramロード証明書ロード 証明書ロード全設定ロード 全ロード鍵作成 鍵作成完了鍵作成 鍵作成中断鍵作成 鍵作成開始証明書インストール 証明書 Install証明書作成 証明書作成タッチパネル調整 タッチ調整実行初期化 初期化サインイン サインインキーロック On キーロックOnキーロック Off キーロックOffBluetoothOn BluetoothOnBluetoothOff BluetoothOffBluetooth リストクリア Bluetooth リストクリアIP アドレス固定モード IP アドレス固定モード未セーブデータセーブ 未セーブデータセーブ設定変更 設定変更アラーム設定変更 アラーム設定アラームディレイ設定変更 AlmDelay 設定入力値補正のモード/補正点数の変更 CCMode 点数設定入力値補正の補正値設定変更 CC 値設定保存先ディレクトリ設定変更 ディレクトリ設定送信先アドレス設定変更 送信先アドレス設定送信元アドレス設定変更 送信元アドレス設定題名設定変更 題名設定ユーザ登録設定変更 ユーザ登録設定モジュールアップデート Module 更新モジュール切断 Module 切断モジュール装着 Module 装着モジュール情報 Module 情報モジュール有効化 Module 有効化再構築 Module 再構築アップデート WEB更新SLMP 復帰 SLMP 復帰マルチバッチ機能変更 マルチバッチ期日超過 期日超過スケジュール設定 スケジュール設定 [番号 ](番号は 2 桁の数字 )補正値係数設定 補正係数設定AO 伝送出力操作 AO 伝送出力操作AO マニュアル出力操作 AO マニュアル出力操作モジュール校正 モジュール校正個別初期化 個別初期化 [ 記録チャネル設定 / 表示グループ設定 ]設定コメント 設定変更コメント設定差分 設定差分W 定数設定 W 定数設定

3.6 操作履歴を一覧表示する

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3-67IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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詳細情報操作履歴に対するエラー発生、および、設定変更などの詳細情報がある場合に[表示]ボタンが有効になります。記録計が DX100P、DX200P の場合は表示されません。

[表示]ボタンをクリックすると、[詳細情報]ダイアログボックスが表示されます。

基本情報

変更内容の詳細

差分表示がある場合 差分表示

基本情報には、以下の内容を表示します。[操作内容][種類]の意味は、前出の機種別リストをご覧ください。

・[時刻]操作を実施した時刻・[操作内容]実施した操作の内容・[バッチ]バッチ番号(存在する場合だけ表示)・[種類]操作方法の種類・[ユーザ]操作を実施したユーザ名

変更内容の詳細部分には、具体的な変更内容や、チャネル番号、スロット番号、またはエラーメッセージなどを表示します。

操作内容が[設定差分]のときは、[差分表示]ボタンが表示されます。ボタンをクリックすると、ハードウェア設定を起動して、差分表示画面に遷移します。(差分表示は、ハードウェア設定がインストールされている必要があります。)

3.6.2 設定ソフトウェアを起動して操作履歴を確認する操 作

1 [操作履歴一覧]タブページのリストの中で、太字で強調表示されたリスト(設定変更の操作履歴)をダブルクリックします。

設定変更の操作履歴(太字)をダブルクリック

機種に対応した設定ソフトウェアが起動し、設定情報を表示します。

3.6 操作履歴を一覧表示する

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3-68 IM 04L61B01-01JA

解 説設定ソフトウェアでは、変更操作後の機器のすべての設定情報を確認することができます。設定ソフトウェアが起動可能な操作履歴は下表のとおりです。機種 表示内容DX100P、DX200P 設定変更 [No]

設定変更 [No](システムモード)設定変更 [No](エンジニアリングモード)設定変更 [No](システム & エンジニアリングモード)設定変更 [No](ログイン情報)設定変更 [No](システムモード & ログイン情報)設定変更 [No](ログイン情報 & エンジニアリングモード)設定変更 [No](すべて)

/AS1 オプション付きDX1000、DX1000N、DX1000T、DX2000、DX2000T

設定変更 [No](設定モード)設定変更 [No](基本設定モード)設定変更 [No](ログイン情報)設定変更 [No](基本設定モード & 設定モード)設定変更 [No](ログイン情報 & 設定モード)設定変更 [No](基本設定モード & ログイン情報)設定変更 [No](すべて)

/AS オプション付きGX10、GX20、GP10、GP20、GM10

設定変更設定差分

データを収集した機器の設定変更は、必ず機器の「設定情報ファイル」として保存されます。操作履歴から設定ソフトウェアを起動するには、この「設定情報ファイル」と、各機器に対応した設定ソフトウェア(下表)が必要です。• 機器の設定情報ファイルは、表示させているデータファイルと同じフォルダから移動さ

せないでください。• DXA120DAQSTANDARD ハードウェア設定は、ユニバーサルビューアと同じフォルダに

インストールしてください。インストール先のフォルダを指定するには、[セットアップタイプ]に[カスタム]を選択してください。ユニバーサルビューアがインストールされるデフォルトフォルダは以下の通りです。

[システムドライブ]:\ProgramFiles\YokogawaElectricCorporation\SMARTDAC+STANDARDUniversalViewer\機種 設定ソフトウェア 設定情報ファイルの拡張子DX100P、DX200P DXA120 DAQSTANDARD

DX-P ハードウェア設定PPL ファイル

DX1000、DX2000(/AS1 オプション付き) DXA120 DAQSTANDARDハードウェア設定

PEL ファイル

GX10、GX20、GP10、GP20、GM10(/AS オプション付き)SMARTDAC+ スタンダード ハードウェア設定

GSL ファイル

Note以下の場合、設定ソフトウェアは起動しません。

・ ダブルクリックした項目が設定変更以外の項目のとき。・ ビューア起動時に設定ソフトウェアが存在しない。・ ダブルクリック時に設定ソフトウェアが存在しない。・ 設定情報ファイルが、表示しているデータファイルと同じフォルダに存在しない。

3.6 操作履歴を一覧表示する

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3-69IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.7 TLOG ファイルを表示、変換する(CX1000/CX2000、DX100/DX200/DX200C、DX100P/DX200P、MV100/MV200、FX100)

CX1000/CX2000、DX100/DX200/DX200C、DX100P/DX200P、MV100/MV200、FX100 で作成した TLOG ファイルを表示します。TLOG ファイルの拡張子は「.dtg」です。

3.7.1 TLOG ファイル表示ウィンドウTLOG データ収集時の各タイマのデータを、タイマごとのタブに分けてディジタル値で表示します。

操 作

1 TLOG ファイルを開きます。 メニューから[ファイル]-[開く]、またはツールバーの[開く]アイコンをクリッ

クし、表示させたい TLOG ファイルを選択します。

データが表示されます。

TLOG データ収集時には、3 つのタイマが利用できます。使用したタイマのうち、最少番号のタイマのデータが最前面のタブに表示されます。

フラグ

データを収集した時刻

データ番号

チャネル情報チャネルの名前、単位、波形色と各時刻の値を表示

データを収集したタイマの番号

解 説

チャネル文字列の切り替えメニューの[表示]―[チャネル]、または、[表示]―[タグ番号]を選択すると表示を切り替えることができます。

時刻表示フォーマットの切り替えメニューの[表示]―[日付]、または、[表示]―[時刻]でフォーマットを選択できます。

データ番号の表示・非表示の切り替えメニューの[表示]―[データ番号表示]をチェックすると時刻の後にデータ番号が表示され、未チェックで表示されなくなります。

フラグの表示・非表示の切り替えメニューの [表示 ] ー [フラグ表示 ] をチェックすると、次のステータスが表示されます。表示内容 意味

TLOG 演算をストップした

TLOG 演算中に記録計の日付時刻が変更された

TLOG 演算中に停電が発生した

複数のフラグがあった場合、停止、時刻変更、停電の順に重なって表示されます。

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3-70 IM 04L61B01-01JA

TLOG ファイルの情報表示メニューの[情報]-[ファイル情報]を選択すると、表示中の TLOG ファイルの情報が表示されます。

データファイルの情報: 2.4 節

3.7.2 TLOG ファイルのデータを変換するTLOG データファイル内の収集データを、Excel 形式、または ASCII 形式で変換出力することができます。変換出力するための設定は、[データ変換]ダイアログボックスで行います。

操 作

1 メニューの[変換]-[データ変換]をクリックします。TLOG の[データ変換]ダイアログボックスが表示されます。

2. ファイルを変換出力するための設定を行います。 収集したデータはタイマ単位で保存されています。どのタイマ番号のデータを変換

するかを指定してください。

ファイルの形式を選択する

ここをクリックしてファイル名と保存先を指定する

タイマ番号の指定

変換ファイル名と保存先の表示

3 設定がおわったら、[OK]ボタンをクリックします。変換が実行されます。

3.7 TLOGファイルを表示、変換する

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3-71IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.8 レポートファイルを表示する

レポートファイル内のデータをディジタル値で表示します。

3.8.1 レポートファイル表示ウィンドウレポートファイルの拡張子が「.DAR」、または「.GRE」の場合に、データが表示されるウィンドウです。

操 作

1 メニューから[ファイル]-[開く]、またはツールバーの[開く]アイコンをクリックします。

2 表示させたいレポートファイルを選択します。

レポートが表示されます。下図は時報と日報がひとつのレポートファイルに収納されている場合、横フォーマットでの表示例です。

[表示]ー[ 日付の形式]でフォーマットが選択できる ステータス表示

クリックすると縦表示、または横表示の切り替えができる

ヘッダ部分(ファイル情報)

チャネル

解 説[レポートファイル表示]ウィンドウは、ヘッダ部分と、下記の複数のタブページから構成されています。ファイルに含まれるデータは、その種類ごとにタブページに分けて表示されます。

[時報]タブ ファイル内の時報を表示します。[日報]タブ ファイル内の日報を表示します。[週報]タブ ファイル内の週報を表示します。[月報]タブ ファイル内の月報を表示します。[バッチ報]タブ ファイル内のバッチ報を表示します。[日報カスタム]タブ ファイル内の日報カスタムデータを表示します。[フリー]タブ ファイル内のフリーデータを表示します。

[全表示]タブ時報データ、日報データ、週報データ、月報データ、バッチ報、日報カスタム、および、フリーをまとめて表示します。

[積算バーグラフ]タブ 上記の各タブページの SUM 値を、積算バーグラフの形式で表示します。

[バッチ情報]タブファイル内にバッチ報、およびバッチ情報が含まれるとき、バッチ情報を表示します。

Noteタブページは常にすべての種類が表示されるのではなく、そのデータがレポートファイル内に含まれるときに表示されます。

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3-72 IM 04L61B01-01JA

[レポートファイル表示]ウィンドウでは、以下の操作ができます。

チャネル文字列の切り替えメニューの[表示]―[チャネル]、[表示]―[タグ番号]、または、[表示]―[タグコメント]を選択するとチャネルの表示を切り替えることができます。このとき、[積算バーグラフ]タブの凡例のチャネル名も切り替わります。

時刻表示フォーマットの切り替えメニューの[表示]―[日付の形式]で日付のフォーマットを選択できます。このとき、[積算バーグラフ]タブの時間軸の日付も切り替わります。

シートの表示方向の切り替え縦 / 横表示切り替えボタンをクリックすると、チャネル情報を縦方向に並べた縦表示と、チャネル情報を横方向に並べた横表示とで切り替えることができます。

シートのデータ表示部データ表示部には、以下の内容が表示されます。

Status レポート中のデータの作成時に発生したイベントが、アイコンと文字列で表示されます。表示 ステータス 意味Er Error レポートの対象期間中に測定エラーまたは演算エラーが発生した。

DAQLOGGER、およびDAQ32Plus/DAQ32で記録されたレポート(*.rbi)の場合、以下の異常データはすべて[Er]で表示されます。Illegal、Invalid、Error、NoCh、SpIn、Unknown

Ov Over レポートの対象期間中にレンジオーバまたは演算オーバが発生した。DAQLOGGER、およびDAQ32Plus/DAQ32で記録されたレポート(*.rbi)の場合、以下の異常データはすべて[Ov]で表示されます。+Over、-Over、DataUnder、DataOver、ExpUnder、ExpOver

Pw Blackout レポートの対象期間中に停電が発生した。Cg TimeCorrection レポートの対象期間中に時刻が変更された。Bo Burnout レポートの対象期間中にバーンアウトが発生した。

Ave 各回のレポートデータ作成時の平均値です。

Max 各回のレポートデータ作成時の最大値です。

Min 各回のレポートデータ作成時の最小値です。

Sum 各回のレポートデータ作成時の積算値です。

Inst 各回のレポートデータ作成時の瞬時値です。

Total 各回のレポートデータ作成時の累積積算値です。DAQLOGGER、および DAQ32Plus/

DAQ32 で記録されたレポート(*.rbi)で表示されます。

Ave、Max、Min、Sum、Inst、Total の数値データは、レポートファイル作成時の設定で収集の対象とした場合だけ表示されます。

3.8 レポートファイルを表示する

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3-73IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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レポート種類([全表示]タブ)[全表示]タブでは、各タブページの内容がまとめて表示されます。そのため、時刻表示のとなりに、そのレポートの種類 ( 時報、日報、週報、月報、バッチ報、日報カスタム、または、フリー ) が追加して表示されます。

積算バーグラフ表示([積算バーグラフ]タブ)レポートデータに積算値が含まれるとき、[積算バーグラフ]タブに積算バーグラフが描画されます。積算値が 0 以上の最初のチャネルを基準として、基準チャネルと同じ単位、または積算値が 0 以上のすべてのチャネルを積算してバーグラフ表示します。最大 60 チャネルまでの積算バーグラフと凡例が表示できます。

横軸表示

時報日報+週報のときは、日報を表示日報+月報のときは、日報を表示

日報日報+週報のときは、週報を表示日報+月報のときは、月報を表示

チャネル表示

[積算バーグラフ]タブ

時刻表示

各タブのデータは、時報、日報、週報、月報、バッチ報、日報カスタム、フリーの順で左側から右側に並べて表示されます。

Note• バーグラフのチャネルの色は変更できません。• 横軸、および、時刻の表示形式はファイルの種類に依存します。変更はできません。• レポートファイル内のすべてのチャネルを 1 画面で表示します。• エラー、Over、または負の値のチャネルは表示しません。

バッチ情報表示([バッチ情報]タブ)レポートデータにバッチ情報が含まれるとき、[バッチ情報]タブに以下の情報が表示されます。・[バッチ番号]:ファイル内のバッチ番号・[ロット番号]:ファイル内のロット番号・[コメント 1]~[コメント 3]:時刻、ユーザ名、コメントの順にファイル内のデータを

表示します。・[タイトル]:バッチテキストのタイトル・[記述]:バッチテキスト

3.8 レポートファイルを表示する

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3-74 IM 04L61B01-01JA

3.8.2 時報・日報・週報・月報ファイル表示ウィンドウ(CX1000/CX2000、DX100/DX200、DX100P/DX200P、MV100/MV200、FX100)

レポートファイルの拡張子が「.dhr」、「.ddr」、「.dwr」、または「.dmr」の場合に、データが表示されるウィンドウです。

操 作

1 メニューから[ファイル]-[開く]、またはツールバーの[開く]アイコンをクリックします。

2 表示させたいレポートファイルを選択します。データがディジタル値で表示されます。

解 説時報・日報・週報・月報ファイル表示ウィンドウでは、ヘッダとシートエリアでレポートの内容が表示されます。各カラムの内容は以下のとおりです。

表示 内容ヘッダ部 HOURLYREPORT レポートの種類 時報

DAILYREPORT 日報WEEKLYREPORT 週報MONTHLYREPORT 月報SerialNo. シリアルナンバ 記録計の製造番号FileMessage ファイルメッセージ データファイル作成時に記録計で設定

したファイルヘッダの文字列シートエリア CH[number]

[unit]チャネル番号単位

日付と時刻 時刻表示で選択したフォーマットStatus ステータス データ作成時に発生したイベントAVE 平均値MAX 最大値MIN 最小値SUM 積算値

Note• Status の表示内容詳細は[レポートファイル表示]ウィンドウと同様です。• 時刻表示フォーマットの切り替え、シートの表示方向の切り替えができます。「チャネル」に表

示される文字列は変更できません。

3.8 レポートファイルを表示する

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3-75IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.9 マニュアルサンプルデータファイルを表示する

マニュアルサンプルデータファイルのデータを表示します。

操 作

1 メニューから[ファイル]-[開く]、またはツールバーの[開く]アイコンをクリックします。

2 マニュアルサンプルデータファイルを選択します。ファイルを開くと、対応するウィンドウにデータが表示されます。下図はデータファイルの拡張子が「.GMN」「.DAM」の表示です。

収集したチャネルの名前と単位メニュー[表示]からチャネル、タグ番号、タグコメントのいずれかを選択できる

各時刻の値

マニュアルサンプルを実施した日時メニュー[表示]ー[ 日付の形式]でフォーマットが選択できる

マニュアルサンプルデータファイルの拡張子が「.dmn」の場合CX1000、CX2000、DX100、DX200、DX200C、MV100、MV200、FX100のマニュアルサンプルデータファイル ( 拡張子 .dmn) の表示画面では、ファイル内に異なる条件で収集されたマニュアルサンプルデータがある場合、タブに分けて表示されます。

Note• 「チャネル」に表示される文字列は変更できません。• 以下の条件にあてはまる場合、タブが 1 ページ追加されます。 測定チャネルの測定モード SKIP と他の測定モードを切り替えたとき 演算チャネル On と Off を切り替えたとき チャネルの単位を変更したとき

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3-76 IM 04L61B01-01JA

3.10 データを変換する

表示データファイルとイベントデータファイルに含まれる測定データやアラームなどの付加情報、および演算結果、積算レポートデータを、Excel 形式、または ASCII 形式で変換出力することができます。

TLOG ファイルのデータ変換: 3.7.2 項

3.10.1 データを変換する表示中のデータを変換出力するための設定は、[データ変換]ダイアログボックスで行います。

操 作

1 変換出力させたいファイルをウィンドウに表示させます。(注)

注:「重ね合わせ表示」からのデータ変換はできません。

2 メニューから[変換]ー[データ変換]を選択します。

[データ変換]ダイアログボックスが表示されます。

3 ファイルを変換出力するための設定を行います。

開始点と終了点のデータ番号を指定する

開始/終了時刻

データの間引きの指定

変換データの範囲

先頭Gr./最終Gr.先頭Ch./最終Ch.

アラーム、またはマーク情報の選択

ファイル形式の選択 ファイル名と保存先の指定分割行数

出力するファイルに含めるヘッダ項目の選択

変換ファイル名

ヘッダ項目選択

出力しない項目のチェックマークを外します。

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3-77IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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4 設定がおわったら、[OK]ボタンをクリックします。変換が実行されます。

解 説

開始点/終了点変換するデータ範囲の指定です。カーソル A、カーソル Bで指定した範囲がそれぞれ開始点、終了点に設定されます。カーソル A、カーソル Bを設定していない場合、またはカーソルを消去した場合は、開始点のデータ番号には [0]が、終了点のデータ番号には [全データ数から 1を引いた数値 ]が自動的に設定されます。

ステップ変換後のデータが大量にならないように、データの間引きを行うことができます。間引きはステップ数で指定します。指定範囲内のすべてのデータを変換する場合は、ステップ数を 1にしてください。

グループ指定/チャネル指定グループ指定を選択したときは、変換するグループの範囲を入力します。チャネル指定を選択したときは、変換するチャネルの範囲を設定します。

付加情報アラーム情報、マーク情報を変換データに付加するかどうかの選択ができます。上記のグループ指定、チャネル指定で指定した範囲によって選択肢が以下のように変わります。操作対象 付加情報の選択肢グループ指定 先頭グループと最終グループが同じ None、アラーム / メッセージ付き

先頭グループと最終グループが違う None、アラーム付きチャネル指定 None、アラーム付き

出力ファイルの種類

1ファイルあたりの行数の指定ファイルの種類 1 ファイルあたりの行数の指定入力範囲 ファイルの拡張子Excel97 ~ 2003Workbook 10000 ~ 65536 xlsExcelWorkbook 100 ~ 1048576 xlsxASCIIFile - txt

Note変換データ量やチャネル数が多いと、1 ファイルあたりの行数が上記の入力範囲より少なくなる場合があります。

ファイル名と保存先の指定データ変換したファイルの保存先、またはファイル名を変更する場合は […]ボタンをクリックします。[ファイル名変更 ]ダイアログボックスが開きます。保存先を選択して[OK]をクリックしてください。

3.10 データを変換する

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3-78 IM 04L61B01-01JA

各設定項目の初期値は下表のとおりです。設定項目 初期値開始点 カーソル A の位置、または、0終了点 カーソル B の位置、または、データセットの最終データ番号ステップ数 1グループ / チャネル グループ先頭グループ番号 現在表示しているグループ最終グループ番号 現在表示しているグループ先頭チャネル番号 データファイル内に存在する最小のチャネル番号最終チャネル番号 データファイル内に存在する最大のチャネル番号付加情報 Noneファイルの種類 Excel97-2003Workbook(*.xls)分割行数 65536変換ファイル名(Note) ウィンドウに表示しているファイルのパス名

Note• バッチ情報を含むファイルと、含まないファイルとでは、変換ファイル名の表示形式が変わり

ます。バッチ番号、またはロット番号が設定されている場合、デフォルトのファイル名にはその番号が含まれます。

• 保存に時間がかかるため、外部メディアを保存先ファイルの書き込み先に指定しないでください。・ ルートディレクトリを保存するファイルの書き込み先に指定しないでください。・ 書き込み先のディスク容量を十分確保してください。• 変換ファイル名(パス名)が制限文字数(218 文字以内)を超えないように、出力先を指定し

てください。

3.10 データを変換する

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3-79IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.10.2 アラーム、マーク、画像マーク、イベント、制御動作、操作履歴、演算結果の各情報を変換する

表示中のデータファイル内の付加情報(アラーム、マーク、画像マーク、イベント、制御動作、操作履歴)、および演算結果をそれぞれ個別に変換出力することができます。下記の例は、アラーム情報を変換する操作です。

操 作

1 情報を変換出力させたいファイルをウィンドウに表示させます。

2 メニューから[変換]ー[アラーム一覧]を選択します。

[アラーム一覧]ダイアログボックスが表示されます。

3 ファイルを変換出力するための設定を行います。

ファイルの形式を選択する

ここをクリックしてファイル名と保存先を指定する

分割行数

変換ファイル名と保存先の表示

4 設定がおわったら、[OK]ボタンをクリックします。

変換が実行されます。

解 説表示データファイルとイベントデータファイルに含まれる、アラーム情報、マーク情報、画像マーク情報、イベント情報、制御動作情報、および操作履歴情報は、すべて個別に変換出力することができます。メニューの[変換]から、出力したい情報を選択し、表示されるダイアログボックスで変換出力するための設定を行います。操作、および設定項目は、どの情報もすべて同じです。

出力ファイルの種類と 1ファイルあたりの行数の指定

ファイルの種類1 ファイルあたりの行数の指定

ファイルの拡張子入力範囲

Excel97 ~ 2003Workbook 10000 ~ 65536 xlsExcelWorkbook 10000 ~ 1048576 xlsxASCIIFile - txt

Note各情報をリスト形式でウィンドウに表示させたい場合は、[一覧表示]ウィンドウにて表示できます。アラーム一覧、マーク一覧、画像マーク一覧については 3.4 節を、イベント一覧、制御動作一覧については 3.5 節を、また、操作履歴一覧については 3.6 節をご覧ください。

3.10 データを変換する

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3-80 IM 04L61B01-01JA

変換例

Excel 変換ファイル

ASCII 変換ファイル

3.10.3 積算レポートデータを変換する表示中の積算レポートデータを、TEXT、Excel 形式に変換して出力する操作です。出力データ範囲は画面表示範囲と同じです。出力値は、各グループ内の各タイミングにおける全チャネルの合計値です。

「2 段に並べて比較」からのデータ変換はできません。

操 作

1 変換出力させたいファイルをウィンドウに表示させます。

2 メニューから[変換]ー[積算データ変換]を選択します。

変換が実行されます。

3.10 データを変換する

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3-81IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.11 積算グラフを表示する、デマンド監視データを表示する

GA10、GM10 の積算レポートデータおよび GA10 のデマンド監視データを表示します。

3.11.1 積算グラフを表示する積算レポートデータを積算バーまたは積算トレンドで表示します。

操 作

1 メニューから[ファイル]-[積算データオープン]をクリックします。[積算データオープン]ダイアログボックスが表示されます。

2 [フォルダ]に、積算グラフを表示する積算データファイルの保存先を指定します。 積算データの範囲を指定するときは、[積算データ範囲]の[日付]のチェックボッ

クスにチェックを入れ、積算グラフを表示する開始および終了の年月日を指定します。

[ データファイル一覧画面]へ

参照

積算グラフの表示範囲を指定するカレンダー表示

積算データファイルのフォルダ指定

3 設定が終了したら[OK]をクリックします。積算グラフが表示されます。

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3-82 IM 04L61B01-01JA

画面の説明

積算グラフ表示

積算バーグラフの例

凡例、カーソル値日付指定

ツールバー

積算グラフ 積算総量 *

カーソル

時間軸

* 積算トレンドには積算総量表示はありません。

スケール

スケール

項目 説明ツールバー レポート種類の選択、時間表示範囲の切り替え、凡例とカーソル値表

示の On/Off ができます。日付指定 積算グラフを表示する日付を指定します。カーソル カーソル位置を表示します。凡例、カーソル値 各チャネルの凡例を表示します。

カーソルで選択されている時間表示範囲のデータの各チャネルの値と合計値を表示します。表示画面は右端に固定です。

積算グラフ 積算バーグラフまたは積算トレンドを表示します。グループ設定のチャネル設定で設定されている先頭チャネルから順に積み重ねて表示します。Y 軸のスケールは、各チャネルのデータの合計値から自動で設定されます。

積算総量 各チャネルの積算総量を表示します。積算トレンドには積算総量表示はありません。

3.11 積算グラフを表示する、デマンド監視データを表示する

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3-83IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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2 段にならべて表示任意の日付の積算グラフを比較することができます。

日付指定ツールバー 日付指定(上段)

日付指定(下段)

項目 説明日付指定(上段) 上段に表示する積算グラフの日付を指定します。日付指定(下段) 下段に表示する積算グラフの日付を指定します。

カーソル値表示表示例 説明

各チャネルの値を表示します。

2 段に並べて比較のとき

表示例 項目 説明

[ データファイル一覧画面]へ

下段 下段に表示している積算グラフの各チャネルの値を表示します。

上段 上段に表示している積算グラフの各チャネルの値を表示します。

差分 上下段に表示している積算グラフの各チャネルの値の差分値を計算して表示します。

変化率 上下段に表示している積算グラフの各チャネルの値の変化率を計算して表示します。

3.11 積算データを表示する、デマンド監視データを表示する

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3-84 IM 04L61B01-01JA

ツールバーの説明

2 段表示のときの日付指定

上段の日付指定

下段の日付指定

積算グラフ種類

日付指定

カレンダー表示

レポート種類

2段に並べて表示

凡例、カーソル表示On/Off

時間表示範囲

項目(ボタン) 説明レポート種類 日報、週報、月報、年報の中から、表示するレポート種類を選択します。

日報 1 日分の積算グラフを表示します。

週報 1 週間分の積算グラフを表示します。

月報 1 か月分の積算グラフを表示します。

年報 1 年分の積算グラフを表示します。

積算グラフ種類 表示する積算グラフ種類を選択します。積算バーグラフ 積算バーグラフを表示します。

積算トレンド 積算トレンドを表示します。

[ データファイル一覧画面]へ

2 段に並べて比較 上段と下段に指定した任意の日の積算グラフを表示します。

凡例 / カーソル表示 On/Off 凡例、カーソル値表示の On/Off をします。

[ データファイル一覧画面]へ

凡例表示 On/Off 凡例表示を On/Off します。クリックするたびに表示 / 非表示を切り替えます。凡例表示が Off のときでも、カーソル表示を On にすると凡例が表示されます。

[ データファイル一覧画面]へ

カーソル表示 On/Off

カーソル表示を On/Offf します。クリックするたびに表示 / 非表示を切り替えます。選択した時間表示範囲上のデータの各チャネルの値と合計値を表示します。2 段に並べて比較のときは、下段、上段、差分、変化率の値を表示します。

時間表示範囲 現在の表示から、時間表示範囲の単位で、前時間または次時間に表示を切り替えます。

[ データファイル一覧画面]へ

前のレポートへ 現在の表示から、前時間の表示範囲を表示します。例:レポート種類が日報のとき、現在表示している日の前日のデータを表示します。

[ データファイル一覧画面]へ

次のレポートへ 現在の表示から、次時間の表示範囲を表示します。例:レポート種類が日報のとき、現在表示している日の翌日のデータを表示します。

日付指定 積算グラフを表示する日付を任意に指定できます。1 段表示 積算グラフを表示する日付を指定します。

2 段表示 上段と下段に積算グラフを表示する日付をそれぞれ指定します。

3.11 積算グラフを表示する、デマンド監視データを表示する

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3-85IM 04L61B01-01JA

データを表示する、変換する

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3.11.2 デマンド監視データを表示するデマンド監視データファイルのデータから、デマンド監視期間の積算値を表示します。

操 作

1 メニューから[ファイル]-[開く]、またはツールバーの[開く]アイコンをクリックします。

2 表示させたいデマンド監視データファイルを選択します。デマンド監視データが表示されます。

プロジェクトタブ

[ データファイル一覧画面]へ

[表示]ー[ 日付の形式]でフォーマットが選択できる ステータス表示

クリックすると縦表示、または横表示の切り替えができる

ヘッダ部分(ファイル情報)

チャネル

3.11 積算データを表示する、デマンド監視データを表示する

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Blank

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4-1IM 04L61B01-01JA

データを保存する、印刷する

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4.1 表示条件を保存する

ユニバーサルビューアでデータファイルを表示させたときに設定した条件や、付加したマークなどの情報を、「表示条件ファイル」として保存することができます。

4.1.1 表示条件ファイルの保存表示条件を保存しておくと、同じファイル名のデータを再度開くときに、保存した表示条件で開きます。

操 作

1 データファイルを開き、表示を設定します。

2 メニュー[ファイル]-[表示条件保存]を選択する、またはツールバーの[表示条件保存]アイコンをクリックします。

表示中のデータファイルと同じフォルダ内に、表示条件ファイル(.vdx)が作成されます。

手順 1のデータファイルを次回開いたときに、同じ条件で表示されます。なお、重ね合わせ表示の表示条件保存については、4.1.2 節をお読みください。

Note• 表示条件ファイルは、表示データファイル、イベントデータファイル、TLOGデータファイルに対して、それぞれ1つずつ作成されます。ファイル名は「データファイル名 .vdx」となり、データファイルと同じフォルダ内に保存されます。

• 表示条件ファイル(.vdx)はそれ自身を単独で開いたり、表示させたりすることはできません。• データファイルを閉じるとき、表示条件に変更がある場合は、「変更を保存しますか?」のメッセージが表示されます。「はい」をクリックすると、表示条件ファイルが上書きされます。

• 表示条件保存ファイルは何度も上書きすることができます。また、不要な場合は削除することもできます。

解 説表示条件ファイル(.vdx)に保存できる表示条件は、下表のとおりです。

表示データファイル、イベントデータファイルの表示条件ファイル表示条件ファイルに保存される設定内容アラームの表示 ON/OFFチャネルの識別文字列のモード (チャネル、タグ No、タグコメント )カーソル A、カーソル Bの位置カラーオーバビュー表示 ON/OFF 波形表示カラーオーバビュー表示エリアのサイズ 波形表示Y 軸のクリップの ON/OFF 波形表示カーソル値の表示 ON/OFF 波形表示カーソル値の表示透明度 波形表示画像の表示 / 非表示、および表示のサイズ 波形表示マークノート情報 波形表示Y 軸の表示エリアのサイズ 波形表示、サーキュラ表示波形の太さ 波形表示、サーキュラ表示Y 軸のゾーン指定 波形表示、サーキュラ表示Y 軸にあるグリッド密度 波形表示、サーキュラ表示凡例表示の ON/OFF 波形表示、サーキュラ表示凡例表示のモードの選択 波形表示、サーキュラ表示時間軸のグリッド表示の ON/OFF 波形表示、サーキュラ表示時間軸のグリッドの密度 波形表示、サーキュラ表示アクティブな波形

第 4章 データを保存する、印刷する

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4-2 IM 04L61B01-01JA

表示条件ファイルに保存される設定内容アクティブな Y 軸選択していたグループアラーム表示(内側、外側)の状態 サーキュラ表示時間軸のサーキュラ表示周期 サーキュラ表示ディジタル表示の表示メニューの選択内容 ディジタル表示印刷設定(印刷設定ダイアログボックス)ファイル情報の各項目の ON/OFF と印刷コメント表示の詳細設定で設定した内容(表示グループ設定ダイアログボックス)マーク情報範囲コメント 波形表示

TLOGファイルの表示条件ファイル表示条件ファイルに保存される設定内容チャネルの識別文字列のモード (チャネル、タグ No、タグコメント )日付、時刻表示の選択状態データ No. の表示 ON/OFFフラグの表示 ON/OFFTLOG ファイル情報の各項目の ON/OFF と印刷コメントTLOG ファイルデータ変換時のタイマ番号の指定とファイルの変換形式

4.1.2 重ね合わせ表示の表示条件保存重ね合わせ表示(3-34ページの「3.1.16重ね合わせ表示で波形を表示する」)を開いているときの表示の状態を保存しておくことができます。

操 作

1 データファイル(波形 1、波形 2)を開き、重ね合わせ表示を設定します。

2 メニュー[ファイル]-[表示条件保存]を選択する、または をクリックします。

波形 1のデータファイルと同じフォルダ内に、重ね合わせ表示条件ファイル(.ovd)が作成されます。このとき、条件ファイルの名称は波形 1と同じ名称になります。(波形 1が指定されていない場合は、波形 2)

解 説上記の手順 2 で作成された条件ファイルを開くと、重ね合わせ表示が再現されます。条件ファイルの保存先、ファイル名を指定したいときは[ファイル]-[名前を付けて表示条件保存]を選択してください。4.1.1 節の表示条件ファイル(.vdx)とは異なり、重ね合わせ表示の表示条件ファイル(.ovd)は、それ自身を開くことで重ね合わせ表示を再現します。

重ね合わせ表示の表示条件ファイル(.ovd)に保存できる表示条件は、下表のとおりです。

保存される項目 概要ファイルの保存場所 波形 1、波形 2 のそれぞれの保存場所。ファイル名 波形 1、波形 2 の接続ファイルのファイル名グループ 波形 1、波形 2 の割りついているグループ番号位置 表示位置

カーソル位置時間軸 時刻表示 / 時間表示

グリッド表示の ON/OFF標準グリッド / 密グリッド 1/ 密グリッド 2/ 密グリッド 3/ 密グリッド 4拡大率個別モード / 同期モード

Y軸 フルゾーン / フリーゾーン標準グリッド / 密グリッド 1/ 密グリッド 2/ 密グリッド 3/ 密グリッド 4クリップON/OFF

4.1 表示条件を保存する

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4-3IM 04L61B01-01JA

データを保存する、印刷する

1

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保存される項目 概要表示 アラームON/OFF

チャネル / タグ番号 / タグコメント波形太さ凡例ON/OFF凡例表示モードカーソル値 ON/OFFカーソル値透明度

4.1.3 表示条件ファイルと優先順位についてユニバーサルビューアで表示条件を保存するファイルには次の種類があります。種類 拡張子 保存操作 保存される場所 保存される内容表示条件ファイル .vdx メニュー[ファイル]-[表

示条件保存]、または、ツールバーの

[表示条件保存]アイコン

データファイルと同一フォルダ

表示条件のみ

接続情報ファイル .ldx [ ファイル ] ー [名前を付けて表示条件保存 ]

指定保存場所 表示条件とファイル接続情報

表示テンプレートファイル

.tdx [ファイル]ー[テンプレート保存 ]

指定保存場所 「カーソルのデータ番号」「マーク情報」「マークノート情報」以外の表示条件

重ね合わせ表示条件ファイル

.ovd メニュー[ファイル]-[表示条件保存]、または、ツールバーの

[表示条件保存]アイコン

指定保存場所 表示条件とファイル接続情報

データファイルを開く場合、表示条件ファイルの優先順位は次のようになります。1. 接続情報ファイル (*.ldx) に含まれる表示条件2. テンプレートファイル (*.tdx)3. 表示条件ファイル (*.vdx)

データファイルがひとつの場合・ 表示条件ファイル (*.vdx) が存在せず、テンプレートファイル (*.tdx) が適用されてい

ないときは、デフォルトの表示となります。・ 表示条件ファイル (*.vdx) が存在するときは、テンプレートファイル (*.tdx) の使用 / 未

使用にかかわらず、表示条件ファイルどおりの表示となります。

データファイルが複数(接続されたファイル)の場合・ 接続情報ファイル (*.ldx) が存在し、その接続情報ファイルからデータファイルを開く

ときは、テンプレートファイル (*.tdx) の使用 / 未使用にかかわらず、接続情報ファイルに含まれる表示条件が適用されます。

・ 先頭データに表示条件ファイル (*.vdx) が存在せず、テンプレートファイル (*.tdx) も使用されないときは、デフォルトの表示となります。

・ 先頭データに表示条件ファイル (*.vdx) が存在せず、テンプレートファイル (*.tdx) が使用されているときは、テンプレートファイルの表示が優先されます。

このとき、先頭データファイル以降のデータファイルに表示条件ファイル (*.vdx) が存在すれば、そこに含まれるマーク情報も反映されます。

・ 先頭データに表示条件ファイル (*.vdx) が存在するとき、テンプレートファイル (*.tdx)の使用 / 未使用にかかわらず、表示条件ファイルどおりの表示となります。

このとき、先頭データファイル以降のデータファイルに表示条件ファイル (*.vdx) が存在すれば、そこに含まれるマーク情報も反映されます。

表示テンプレートファイルの保存: 4.2 節

4.1 表示条件を保存する

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4-4 IM 04L61B01-01JA

4.2 表示テンプレートを保存する

データファイルをユニバーサルビューアで表示させるときに、常に同じ条件で表示させるために表示テンプレートを保存できます。また、そのテンプレートを指定し、ファイル表示時に適用することができます。

4.2.1 表示テンプレートの保存表示データファイル、イベントデータファイルを表示させるときの表示テンプレートを作成します。

操 作

1 テンプレートとして使用する表示条件を設定します。

メニュー[ファイル]-[テンプレート保存]を選択します。

テンプレートを保存するためのダイアログボックスが表示されます。

2 そのまま[保存]ボタンをクリックします。

保存する場所やファイル名を指定して保存することもできます。

拡張子「.tdx」のファイルが保存されます。

Note表示テンプレートとして保存される内容には、以下のファイル固有の情報は含まれません。・カーソル Aとカーソル Bのデータ番号・マーク情報・マークノート情報

4.2.2 表示テンプレートの適用表示データファイル、イベントデータファイルを表示させるときに適用するテンプレートを指定します。

操 作

1 メニュー[ファイル]-[テンプレート指定]を選択します。

テンプレートを指定するためのダイアログボックスが表示されます。

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4-5IM 04L61B01-01JA

データを保存する、印刷する

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2 使用したいテンプレートを選択し[開く]ボタンをクリックします。

テンプレートが指定されました。

Note「表示テンプレートの指定」は使用したい対象のテンプレートを選択するための操作です。常に使用するためには、「表示テンプレートの使用」のための操作(次項)を行ってください。

4.2.3 表示テンプレートの使用表示データファイル、イベントデータファイルを表示させるときに、指定されたテンプレートを常に使用する状態に設定します。

操 作

1 メニュー[ファイル]-[テンプレート使用]を選択し、クリックします。

メニューは閉じますが、選択肢にチェックが入った状態になります。

2 テンプレートを使用しない場合は、再度、[ファイル ]メニューの [テンプレート使用 ]を選択してチェックを外します。

Noteメニューの[ファイル]-[テンプレート使用]をチェックした状態でも、表示条件ファイル(.vdx)が存在する場合は、表示条件ファイルが優先されます。

4.2 表示テンプレートを保存する

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4-6 IM 04L61B01-01JA

4.3 印刷する

表示データファイル(演算結果を含む)、イベントデータファイル、マニュアルサンプルデータファイル、TLOGファイル、レポートファイル、および一覧表示を印刷できます。

4.3.1 印刷の設定印刷を実行する前に印刷内容を設定します。

操 作

1 印刷させたいデータファイルをウィンドウに表示させます。

2 メニュー[情報]-[ファイル情報]を選択します。

[ファイル情報]ダイアログボックスが表示されます。

3 ヘッダの内容として印刷したい項目にチェックを入れます。

([ 印刷コメント ] は最大 128 文字まで入力できます。)

4 メニュー[ファイル]-[印刷設定]を選択します。

[印刷設定]ダイアログボックスが表示されます。

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4-7IM 04L61B01-01JA

データを保存する、印刷する

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印刷グループの選択グループを選択するとグループ選択ダイアログが表示されます。

5 印刷条件を設定します。(詳細は次ページの「解説」を参照してください。)

6 メニュー[ファイル]-[印刷]を選択します。

データが印刷されます。

Note• マニュアルサンプルデータファイル、レポートファイルを印刷するときは、Step2、Step3 のヘッダを指定する操作はありません。

ヘッダの内容の詳細: 「2.4データファイルの情報を確認する」• マニュアルサンプルデータファイル、TLOGファイル、レポートファイルを印刷するときは、Step4、Step5 の印刷設定はありません。

解 説

印刷範囲印刷範囲は、以下の3つの方法から選択できます。

全て:表示中の全データ(初期値) カーソル:カーソル A とカーソル B の範囲 指定時刻:時刻による範囲指定

・[指定時刻]を選択したときは、開始時刻と終了時刻を入力します。 初期値は、開いているファイルのデータ範囲です。「重ね合わせ表示」の印刷では波形 1

のデータ範囲です。 入力可能な時刻の範囲:1990/01/0100:00:00~2037/12/3123:59:59

・ 表示中のデータ範囲を超えて時刻を指定し、印刷または印刷プレビューを行なうと、「印刷範囲の指定時刻がデータ範囲を超えています。実行しますか?」という確認のメッセージが表示されます。「OK」または「キャンセル」を選択してください。

・ 重ね合わせ表示の [ 指定時刻 ] は、波形 1 の時刻を基準に指定してください。[ 指定時刻 ]に重ね合わせ表示上で波形 2 が重なっている場合は、波形 2 も印刷されます。

・[カーソル]を選択した位置に実際にカーソルがない場合は、データ収集の開始時刻と終了時刻が範囲になります。

・ ディジタル値の印刷のとき、演算結果ダイアログを表示している場合は、1 ページ目に演算結果を印刷し、次ページ以降にディジタル値を印刷します。

4.3 印刷する

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4-8 IM 04L61B01-01JA

印刷グループ印刷グループの設定は、波形、サーキュラ、およびディジタル表示に適用されます。重ね合わせ表示の場合、この機能は無効となります。

「表示グループ」を選択したら、表示グループのみの印刷を行います。「全グループ」を選択したら、全て有効なグループの印刷を行います。「選択グループ」を選択したら、グループ選択ダイアログで、選択したグループの印刷を行います。

波形印刷形式波形表示を印刷させるときに、指定した範囲を 1 ページで印刷する[1 ページ]と、固定のピッチで印刷する[複数ページ]が選択できます。初期値は[1 ページ]です。

[複数ページ]では、固定ピッチの目盛線に対して、[波形印刷グリッド]の時間をあてはめて印刷します。

線の太さ波形表示とサーキュラ表示の線の太さを指定します。0.25pt、0.5pt、1.0pt、1.5pt、3.0ptから選択できます。(初期値は 1.0pt)

波形フォントサイズ波形表示内のフォントのサイズを指定します。6pt、7pt、7.5pt、8pt、9pt、10pt、11pt、12pt、14pt、16pt、20pt から選択できます。(初期値は 7.5pt)対象は、Y 軸、時間軸、マーク、マークノート、範囲コメント、トリップ、カーソル値、および凡例です。

波形印刷グリッド波形表示を印刷するときの時間軸の目盛間隔と、目盛の補助線を指定します。

[波形印刷グリッド]を選択してから、[サブグリッド]を選択してください。[波形印刷グリッド]の選択肢によって、[サブグリッド]の選択肢が変更されます。なお、前出の【波形印刷形式]で 1 ページ印刷を選択した場合、グリッドは指定できません。波形表示画面で利用している時間軸のグリッドに従い、印刷します。(時間軸のグリッドを非表示に設定している場合は印刷されません。)

4.3 印刷する

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4-9IM 04L61B01-01JA

データを保存する、印刷する

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波形印刷グリッドとサブグリッドの選択肢は、下表のとおりです。

波形印刷グリッドの選択肢(/div) 波形印刷グリッドの選択肢に対するサブグリッドの選択肢3months None 1month 15days 10days 5days 1day1month 15days 10days 5days 1day 12hours7days 1day 12hours 6hours 3hours 1hour1day 12hours 6hours 3hours 1hour 30min12hours 6hours 3hours 1hour 30min 10min8hours 4hours 2hours 1hour 30min 10min6hours 3hours 1hour 30min 10min 5min4hours 2hours 1hour 30min 10min 5min3hours 1hour 30min 10min 5min 2min2hours 1hour 30min 10min 5min 2min1hour 30min 10min 5min 2min 1min30min 10min 5min 2min 1min 30sec20min 10min 5min 2min 1min 30sec10min 5min 2min 1min 30sec 10sec5min 2min 1min 30sec 10sec 5sec2min 1min 30sec 10sec 5sec 2sec1min 30sec 10sec 5sec 2sec 1sec30sec 10sec 5sec 2sec 1sec 500ms20sec 10sec 5sec 2sec 1sec 500ms10sec 5sec 2sec 1sec 500ms 200ms5sec 2sec 1sec 500ms 200ms 100ms2sec 1sec 500ms 200ms 100ms 50ms1sec 500ms 200ms 100ms 50ms 20ms500msec 200ms 100ms 50ms 20ms 10ms200msec 100ms 50ms 20ms 10ms 5ms100msec 50ms 20ms 10ms 5ms 2ms

画像マーク印刷高さ画像マークは波形を印刷する領域内に印刷されます。画像マークを印刷する領域の高さを、波形印刷領域の高さに対する割合(25 ~ 75%の範囲)で指定します。

サーキュラ分割周期サーキュラ表示を印刷するときの周期と、時間軸の目盛の補助線を指定します。

[サーキュラ分割周期]を選択してから、[サブ分割]を選択してください。[サーキュラ分割周期]の選択肢によって、[サブ分割]の選択肢が変更されます。サーキュラ分割周期とサブ分割の選択肢は下表のとおりです。

サーキュラ分割周期の選択肢(/rev.) サーキュラ分割周期の選択肢に対するサブ分割の選択肢4weeks None 12hours 6hours 3hours 1hour 30min2weeks 12hours 6hours 3hours 1hour 30min1week 12hours 6hours 3hours 1hour 30min2days 2hours 1hour 30min 10min 5min1day 1hour 30min 10min 5min 2min16hours 1hour 30min 10min 5min 2min12hours 30min 10min 5min 2min 1min8hours 30min 10min 5min 2min 1min6hours 10min 5min 2min 1min 30sec2hours 5min 2min 1min 30sec 10sec1hour 2min 1min 30sec 10sec 5sec

4.3 印刷する

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4-10 IM 04L61B01-01JA

Y 軸列数波形表示、サーキュラ表示を印刷するときの Y 軸スケールを列数で指定します。列数には、右から何列目までの Y 軸を印刷するかを(アクティブ Y 軸を含めた数で)指定します。1 列(初期値)から 50 列まで指定できます。アクティブ Y 軸の列を優先し、右から指定した列数で Y 軸が印刷されます。たとえば、列数に「1」を入力すると、アクティブな Y 軸だけが印刷されます。「3」を入力すると、アクティブな Y 軸 + 右から 2 列目までの Y 軸が印刷されます。

波形凡例位置波形表示の凡例位置を指定します。波形表示領域の上、下、左、右から選択できます。(初期値は右)凡例表示モードが軸モードに指定して印刷する場合は、凡例位置は常に右となります。重ね合わせ表示の印刷時、凡例位置を上または下に指定した場合、波形 1 と波形 2 の凡例は左右に表示されます。

カラーモード白黒印刷か、カラー印刷かを指定します。初期値は [ カラー ] です。

印刷色記録計で付けたマーク、ビューアソフトウェアで付けたマークの色をそれぞれ指定することができます。

コメント印刷コメントを入力することができます。ここで入力した内容は、操作 Step2 の[ファイル情報]ダイアログボックスの印刷コメントと同じ内容になります。128 文字まで表示されます。

[印刷設定]ダイアログボックスの各設定項目と、表示の関係は下表のとおりです。

設定項目 表示ウィンドウの種類波形表示 ディジタル表示 サーキュラ表示

印刷範囲 ○ ○ ○印刷グループ ○ ○ ○波形印刷形式 ○線の太さ ○ ○波形フォントサイズ ○波形印刷グリッド ○画像マーク印刷高さ ○サブグリッド ○サーキュラ分割周期 ○サブ分割 ○Y 軸列数 ○ ○波形凡例位置 ○カラーモード ○ ○ ○印刷色 ○ ○ ○印刷コメント ○ ○ ○

印刷プレビュー印刷する前に印刷のレイアウトを見ることができます。[ ファイル ] ー [ 印刷プレビュー ]を選択すると、印刷プレビュー画面が表示されます。

4.3 印刷する

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4-11IM 04L61B01-01JA

データを保存する、印刷する

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4.3.2 印刷の操作操 作

1 印刷したい画面を最前面に表示(アクティブウィンドウ)させます。

2 メニュー[ファイル]-[印刷]を選択します。印刷内容の設定方法は前の節を参照ください。

[印刷 ] ダイアログボックスが表示されます。

3 [OK] ボタンをクリックします。

表示が印刷されます。

4.3 印刷する

Page 155: SMARTDAC+スタンダード ユニバーサルビューア …M 010101A i はじめに このマニュアルは、ユニバーサルビューアの使い方について説明したものです。ご使用前

4-12 IM 04L61B01-01JA

4.3.3 印刷のイメージ(重ね合わせ表示)重ね合わせ表示(個別モード)の印刷を例にイメージを示します。

ヘッダ部分

凡例

時間軸

時間軸同期モードの場合は波形 1 の時間軸のみ、個別モードの場合は上下に 2 つ表示され上が波形 1、下が波形 2 の時間軸となります。

ヘッダ波形 1、波形 2 について、[ファイル情報]ダイアログボックスで項目を選択している場合に、以下の情報を印刷します。

・ ファイル名・ グループ・ 印刷範囲・ コメント

凡例上下に分かれ、上が波形 1、下が波形 2 のチャネルを表示します。表示チャネル数が多く、どちらも入りきらない場合は波形 1 と波形 2 の切れ目は中間とし、その範囲に入りきらないチャネルの凡例は印刷されません。通常のフォントで入りきらない場合は小さいフォントに調整されます。また、凡例の幅は印刷する文字列の長さ(印刷する最も長いタグ名の幅)によって調整されます。通常の波形を印刷する場合も同様です。

Y 軸列数印刷可能な列数は、波形 1 の波形番号 W01 から 50 軸までです。

カーソル値ダイアログカーソル値ダイアログが表示されている場合は、ヘッダ下部へ印刷されます。

4.3 印刷する

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5-1IM 04L61B01-01JA

トラブルシューティング

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5.1 トラブルシューティング

メッセージコード メッセージ 説明3130 サインイン処理を実行しますか? サインイン処理を実行するか確認します。

3131 処理を中止していいですか? 処理を中止するときは OK をクリックします。

3136 一時的に作成されたデータファイルであるため、変更した内容は失われます。変更を保存したい場合は元のデータファイルを直接ビューアで開いてください。

GA10 の[データファイル一覧画面]から、ビューアで表示させたファイルを閉じるときに表示されます。あらかじめ該当ファイルをローカル PC にコピーしてから、下記の方法でビューアを起動し、編集・保存を行ってください。

[スタートメニュー] -[ すべてのプログラム]-[SMARTDAC+Data Logging Software ]-[ ビューア]

警告メッセージコード メッセージ 説明または原因 対処方法1102 上書きされる可能性のあるファイルが

存在します。実行しますか?保存先に同じファイル名が存在しています。

ファイルを整理して重複を解消するか、別名で保存してください。

3108 同名ファイルが存在します。上書きしますか ?

保存先に同じファイル名が存在しています。

ファイルを整理して重複を解消するか、別名で保存してください。

3126 バッチを構成するファイルのサイン情報が一致していないのでサインインできません。

バッチを構成するファイルのサイン情報が一致していません。

ファイルのサイン情報の一致性を確認してください。解決しない場合は管理者に問い合わせてください。

3128 ファイルが存在しません。 ファイルが削除、または、移動されています。

ファイル一覧を更新して存在を確認してください。ディスクの状態を確認してください。解決しない場合は管理者に問い合わせてください。

3129 一部のデータファイルが既に表示されている為、接続表示を行う事ができません。

接続予定のデータファイルが既に開かれているため、表示することができません。

表示されているデータを閉じてから再度操作してください。

エラーメッセージコード メッセージ 説明 対処方法201 YOKOGAWA バイナリフォーマットでは

ありません。YOKOGAWA バイナリフォーマットではないファイルを開こうしています。

対応しているファイルを使用してください。

203 データがありません。 開こうとしているファイル内にデータが存在しないときに表示されます。

データが存在するファイルを開いてください。

211 ファイルに書き込めません。 ディレクトリ容量が足りない、他のプログラムで使用されている、またはパス名が長い可能性があります。

ディレクトリ容量や、他のプログラムで使用されていないかを確認してください。パス名が制限(218 文字まで)を超えている可能性がある場合は、より短いパス名の場所に出力先を変更してください。

212 ファイルが読み込めません。 ファイルが存在しないか、ファイルシステムに異常があります。または、ビューアのバージョンが古い可能性があります。

接続情報ファイル(.ldx)を、接続した元のデータファイルがない状態で開こうとしている可能性があります。

ファイルがあるかどうか、ファイルシステムが正常かどうか確認してください。ビューアで表示できるファイルかどうかを確認してください。また、ビューアを最新のバージョンに更新してお使いください。(1.1.1 節)

接続情報ファイル(.ldx)の表示を再現するには、接続した「全て」の元のデータファイルが同じフォルダ内にあることを確認してください。

第 5章 トラブルシューティング

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5-2 IM 04L61B01-01JA

コード メッセージ 説明 対処方法213 ファイルがオープン出来ません。 ファイルが存在しないか、またはファイ

ルシステムに異常があります。ファイルがあるかどうか、ファイルシステムが正常かどうか確認してください。

214 空き容量が足りません。 ディレクトリの空き容量が足りません。 容量を確保してください。215 指定ファイルがありません。 指定しているファイルは存在しません。 別のファイルを指定してください。218 指定フォルダが存在しません。 指定しているフォルダは存在しません。 別のフォルダを指定してください。250 Adobe Reader の起動に失敗しました。 Adobe Reader がインストールされていま

せん。Adobe Reader をインストールしてください。

3109 同名ディレクトリが存在します。 ディレクトリ名を確認してください。3110 ファイルを上書きできませんでした。 ディレクトリ容量が足りないか、または

他のプログラムで使用されている可能性があります。

ディレクトリ容量や、他のプログラムで使用されていないかを確認してください。

3111 ファイルに書き込めません。 ディレクトリ容量が足りないか、または他のプログラムで使用されている可能性があります。

ディレクトリ容量や、他のプログラムで使用されていないかを確認してください。

3115 データ数が多すぎます。 接続後のファイルのデータ数が 3200 万点を超えてしまうのでファイルを接続できません。

接続するファイルを減らしてください。

3118 CRC が異常です。 ファイルが壊れている可能性があります。ディスク状態を調査しファイルを復旧してください。解決しない場合は管理者に問い合わせてください。

3119 既にサインイン済みです。 サインインするレベルは既にサインイン済みです。

解決しない場合は管理者に問い合わせてください。

3120 登録されていないユーザです。 ユーザ名、ユーザ ID、または、パスワードのいずれかの入力が誤っています。

もう一度確認のうえ、入力してください。解決しない場合は管理者に問い合わせてください。

3121 サインインする権限がありません。 入力したユーザにはサインインする権限がありません。

サインイン権限を確認してください。正しいユーザ名、ユーザ ID と認証番号を入力してください。本体で設定した回数、サインに失敗すると、該当ユーザは無効になります。権限を有する別のユーザがログイン、サインを行ってください。解決しない場合は管理者に問い合わせてください。また、全てのユーザが無効の場合は、ご購入先にサービスを依頼してください。

3122 %d 回失敗したので、処理を終了します。処理を終了します。「%d」は失敗数です。

3123 %d 回失敗したので、ユーザを無効にします。

このユーザの権限を無効にします。「%d」は失敗数です。

3124 %s ファイルが見つかりません。 設定データファイルが見つかりません。 該当する設定ファイルをデータファイルのあるフォルダに置いてください。

3125 KDC サーバの問題で認証できません。 KDC サーバと接続できない、または、KDC サーバの設定が変わって、認証できません。ユニバーサルビューアの起動中に PC のタイムゾーンを変更した場合もKDC 認証できません。KDC サーバと本体とで 5 分以上の時刻差があると、認証できません。

管理者に問い合わせてください。

3132 ハードウェア設定の起動に失敗しました。

設定ソフトウェアが存在しないため起動しません。

設定ソフトウェアをインストールしてください。

3133 メモリが不足しています。一部のデータが表示できません。

PC のメモリが不足しています。「ファイルを開く」、および、「ファイルの接続」を行うときに表示されます。

PC のメモリ容量を確認してください。メモリの増設、または、64 ビット版のOS とソフトのご使用を推奨します。

3141 サーバからデータファイルが取得できません。

GA10 サーバのデータフォルダからデータファイルがダウンロードできません。

通信が問題ないことを確認して再度実行してみてください。

5.1 トラブルシューティング

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週報.........................................................................................................3-71, 3-74終了印字 ..........................................................................................................2-20終了点 ...............................................................................................................3-77詳細モード .....................................................................................................3-15

ススケール値 .............................................................................3-11, 3-15, 3-16ステップ ..........................................................................................................3-77スライドゾーン ...........................................................................................3-14

セ制御アラーム ................................................................................................3-50制御動作 ..............................................................................................3-54, 3-79積算グラフ .....................................................................................................3-81積算バーグラフ ...............................................................................3-71, 3-73積算レポートデータ .................................................................................3-80セキュリティ対策 ......................................................................................1-16接続情報ファイル ......................................................................................2-17接続表示 ................................................................................................ 2-5, 2-17設定情報 ..........................................................................................................2-22設定ソフトウェア ..........................................................................2-22, 3-67

ソ操作履歴 ..............................................................................................3-59, 3-79ソフトウエア使用許諾契約書 .................................................................... ii

タタイムゾーン ................................................................................................3-12

チチャネル表示モード .................................................................................3-17

テディジタル表示 ...........................................................................................3-43データ変換 .........................................................................................3-70, 3-76手書きメッセージ ....................................................1-6, 3-28, 3-53, 3-65デマンド監視データ .................................................................................3-85デュアルインターバル .....................................................................1-9, 2-9

トTRIG マーク .......................................................................................................3-2トリップ .................................................................................... 3-8, 3-18, 3-41

ニ2 値チャネル ....................................................................................... 3-3, 3-16日報.........................................................................................................3-71, 3-74日報カスタム ................................................................................................3-71入力値補正 .....................................................................................................2-21

ハバージョン ...................................................................1-8, 1-12, 1-14, 1-16ハードウェア設定 ..........................................................................2-22, 3-68波形一斉 ON/OFF .......................................................................................3-17波形の太さ .....................................................................................................3-30波形表示 ................................................................................................ 3-1, 3-34バックフィル ...................................................................................................3-2バッチコメント ..............................................................................................2-5バッチ情報 ............................................................................... 2-7, 2-11, 2-19バッチ単位 ............................................................................ 2-11, 2-19, 2-23

TTLOG ...................................................................................1-3, 1-6, 2-21, 3-69

XX 軸 .....................................................................................................................3-41

アACK 操作 ..............................................................................................3-48, 3-50アラーム一覧 ....................................................................................3-48, 3-50アラーム変化点 ...........................................................................................3-19

イ一覧表示 ................................................................................. 3-47, 3-54, 3-59イベント一覧 ................................................................................................3-54印刷........................................................................................................... 3-28, 4-6インストール ................................................................................................1-14

オ折線近似 ..........................................................................................................2-21折線バイアス ................................................................................................2-21

カカーソル ................................................................................. 3-19, 3-42, 3-45カーソル値 .....................................................................................................3-21開始印字 ..........................................................................................................2-20開始点 ...............................................................................................................3-77拡張子 ..................................................................................................................1-1拡張セキュリティ ............................................................................ 1-1, 3-24重ね合わせ表示 ..................................................................... 1-14, 3-34, 4-2画像マーク ........................................................................................... 3-53, 4-9

キ起動........................................................................................................................2-1

ク区間演算 ..........................................................................................................3-22グリッド表示 ................................................................................................3-12

ケ月報.........................................................................................................3-71, 3-74

ココピー .............................................................. 3-10, 3-22, 3-28, 3-30, 3-45コンパクトモード ......................................................................................3-15

ササーキュラ表示 ...........................................................................................3-40サインイン .........................................................................................2-23, 2-24サインイン状態 ................................................................................. 2-8, 2-11サインインタイプ ............................................................. 2-11, 2-19, 2-23サイン情報 .....................................................................................................2-20

シ時間軸 .......................................................................................3-12, 3-41, 3-44軸表示モード ................................................................................................3-17自動ゾーン .....................................................................................................3-14時報.........................................................................................................3-71, 3-74

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索 -2 IM 04L21B01-01JA

索引

バッチデータ ................................................................................................2-17バッチテキスト ..............................................................................................2-5バッチ報 ..........................................................................................................3-71バッチ名 .............................................................................................................2-5範囲コメント ................................................................................................3-31凡例表示 ..........................................................................................................3-17

ヒ表示グループ .......................................................................... 3-4, 3-41, 3-44表示条件保存 .............................................................................2-17, 4-1, 4-2表示テンプレート ...............................................................................4-3, 4-4

フファイル基本情報 ......................................................................................2-18ファイルコメント ......................................................................................2-19ファイル情報 ................................................................................................2-18ファイル単位 ....................................................................................2-19, 2-23フリー ...............................................................................................................3-71フリーゾーン ................................................................................................3-14フルゾーン .....................................................................................................3-14プロセスタイプ ...........................................................................................2-23

ヘ変換............................................................................................ 3-70, 3-76, 3-79

ホ補正係数 ..........................................................................................................2-21

ママーク .......................................................................................3-23, 3-42, 3-46マークノート ................................................................................................3-26マニュアルサンプル .................................................................................3-75

ユユーザの失効 ................................................................................................2-23

レレポートファイル表示 ............................................................................3-71連続データ .....................................................................................................2-12