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SOLIDWORKS 2018-2 SOLIDWORKS 2018 日本語インストレーションガイド 本ガイドは商用版、教育版の SOLIDWORKS 2018 及びアドイン製品を新規インストールまたはアップグレードする際の手順に 沿って説明するものです。 各手順のより詳細な説明は、「インストレーションとアドミニストレーション SOLIDWORKS 2018」(※)をご参照ください。 ※ソリッドワークス・ジャパン ウェブサイト ⇒ サポート ⇒ テクニカルサポート ⇒ カスタマーサービス ⇒ アドミニストレーションガイド ⇒ 「SOLIDWORKS インストレーション及びアドミニストレーションガイド」 URL:http://files.solidworks.com/Supportfiles/SW_Installation_Guide/2018/Japanese/install_guide.pdf インストールの前に必ずお読み下さい (1)お客様のシステム構成が次の条件を満たしている事をご確認ください。 http://www.solidworks.co.jp/sw/support/SystemRequirements.html (SOLIDWORKS システム要件) http://www.solidworks.co.jp/sw/support/PDMSystemRequirements.html (SOLIDWORKS PDM システム要件) http://www.solidworks.co.jp/sw/support/videocardtesting.html (グラフィックカードドライバ) (2)SOLIDWORKS 2018 Beta 版及び Pre-Release 版をお使いの場合はアンインストールの上、SOLIDWORKS 2018 を 新規にインストールしてください。 (3)SOLIDWORKS インストールメディア(以下 DVD)からインストールする場合には、インストールするマシンの DVD ドライブから のインストールが推奨です。(DVD は有償となり標準では付属していません。) (4)SOLIDWORKS のインストールには管理者権限のあるユーザーが必要です。 (5)SOLIDWORKS インストール後は Windows で標準ユーザー以上のユーザー権限での使用が推奨です。 (6)教育版のインストールを実施する場合、SOLIDWORKS 2018 SP2 以降の DVD またはインストールファイルから実施してくださ い。(SP2未満のサービスパックで教育版のインストールは出来ません。) (7)SOLIDWORKS Workgroup PDM は SOLIDWORKS 2017 で最後のリリースとなるため、SOLIDWORKS 2018 では インストールできません。詳細は代理店までご連絡ください。 ソリッドワークス・ジャパン株式会社 〒141-6020 東京都品川区大崎 2-1-1 ThinkPark Tower TEL: 03-4321-4001(代) Email: [email protected] URL: http://www.solidworks.co.jp

SOLIDWORKS 2018 · SOLIDWORKS Visualize Standard のライセンスが含まれますのでここには入力しません。 ・SOLIDWORKS Visualize Boost 欄には、下記ライセンスをお持ちの場合にシリアル番号を入力します。

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SOLIDWORKS 2018-2

SOLIDWORKS 2018

日本語インストレーションガイド

本ガイドは商用版、教育版の SOLIDWORKS 2018 及びアドイン製品を新規インストールまたはアップグレードする際の手順に

沿って説明するものです。

各手順のより詳細な説明は、「インストレーションとアドミニストレーション SOLIDWORKS 2018」(※)をご参照ください。

※ソリッドワークス・ジャパン ウェブサイト ⇒ サポート ⇒ テクニカルサポート ⇒ カスタマーサービス ⇒ アドミニストレーションガイド

⇒ 「SOLIDWORKS インストレーション及びアドミニストレーションガイド」

URL:http://files.solidworks.com/Supportfiles/SW_Installation_Guide/2018/Japanese/install_guide.pdf

インストールの前に必ずお読み下さい (1)お客様のシステム構成が次の条件を満たしている事をご確認ください。

http://www.solidworks.co.jp/sw/support/SystemRequirements.html (SOLIDWORKS システム要件)

http://www.solidworks.co.jp/sw/support/PDMSystemRequirements.html (SOLIDWORKS PDM システム要件)

http://www.solidworks.co.jp/sw/support/videocardtesting.html (グラフィックカードドライバ)

(2)SOLIDWORKS 2018 Beta 版及び Pre-Release版をお使いの場合はアンインストールの上、SOLIDWORKS 2018を

新規にインストールしてください。

(3)SOLIDWORKS インストールメディア(以下 DVD)からインストールする場合には、インストールするマシンの DVD ドライブから

のインストールが推奨です。(DVD は有償となり標準では付属していません。)

(4)SOLIDWORKS のインストールには管理者権限のあるユーザーが必要です。

(5)SOLIDWORKS インストール後はWindowsで標準ユーザー以上のユーザー権限での使用が推奨です。

(6)教育版のインストールを実施する場合、SOLIDWORKS 2018 SP2 以降のDVD またはインストールファイルから実施してくださ

い。(SP2未満のサービスパックで教育版のインストールは出来ません。)

(7)SOLIDWORKS Workgroup PDM は SOLIDWORKS 2017 で最後のリリースとなるため、SOLIDWORKS 2018 では

インストールできません。詳細は代理店までご連絡ください。

ソリッドワークス・ジャパン株式会社

〒141-6020 東京都品川区大崎 2-1-1 ThinkPark Tower

TEL: 03-4321-4001(代)

Email: [email protected]

URL: http://www.solidworks.co.jp

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -2- SWIGJPN2018-2

目 次

Part Ⅰ

SOLIDWORKS

クライアントインストール

1. SOLIDWORKS インストール方法 … 3

2. ライセンスのアクティベーション … 21

3. Xpress 製品コード取得方法について … 23

Part Ⅱ

SolidNetWork

License Manager

Server インストール

1. 概要 … 25

2. バージョンアップ手順 … 26

3. インストール手順 … 26

4. SNL Manager に関する機能・操作説明 … 32

5. 環境条件等補足説明 … 36

Part Ⅲ

その他のサーバー製品の

インストール

1. SOLIDWORKS PDM Server … 39

2. SOLIDWORKS Electrical … 45

3. SOLIDWORKS PCB Services … 47

Part Ⅳ

複数のマシンへの

クライアントインストール

1. アドミニストレーティブイメージ作成 … 49

2. アドミニストレーティブイメージオプションエディタ … 50

3. アドミニストレーティブイメージによるクライアントインストール … 56

4. アドミニストレーティブイメージとクライアントのアップグレード … 56

付録 困ったときは・・・ … 57

●SOLIDWORKS スタンドアロンライセンス版のインストール・・・PartⅠをご覧ください。

●SOLIDWORKS ネットワークライセンス版のインストール・・・PartⅡ⇒PartⅠをご覧ください。

注意)旧バージョンから SOLIDWORKS 2018 へアップグレードする前に、全ての SOLIDWORKS ファイル(部品、アセンブリ、図

面、ドキュメント テンプレート、シート フォーマット、ライブラリ フィーチャー、フォーム ツール、他にアドイン製品関連データ等)のバックアッ

プ コピーを取ることを強く推奨いたします。これらのファイルを SOLIDWORKS 2018 で開き、保存すると、以後旧バージョンの

SOLIDWORKS で編集することはできません。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -3- SWIGJPN2018-2

Part Ⅰ

SOLIDWORKSクライアントインストール

1.SOLIDWORKS のインストール

SOLIDWORKS Installation Manager

インストールは、SOLIDWORKS Installation Manager(以下 IM)より行います。IM を使用して SOLIDWORKS製品のインスト

ール・アップグレード・アンインストールを行うことができます。

・IM は、ダウンロードやインストールのアップグレードをチェックします。

・IM は、内蔵されているダウンロードアクセラレータを利用して、サービスパックの適用やメジャーバージョンのインストールに必要なすべて

のファイルをダウンロードします。

・インストール容量は最大で約 20GB です。全ファイルのダウンロードを行う場合には更に約 14GB の HDD空き容量が必要です。

(必要なディスク総容量は最大で 34GB程度必要になる場合があります。)

インストール開始方法

SOLIDWORKS および関連製品のインストールは、下記いずれかの方法により開始します。

DVDからインストールする方法(DVDは有償となり標準では付属していません。)

SOLIDWORKS 2018 DVD 1 枚目を DVDドライブにセットすることで IM が自動起動します(注:インストールするマシンの

DVD ドライブからのインストールが推奨です。自動起動しない場合は、DVD内の「setup.exe」をダブルクリックすることで開始されま

す)。

インターネットからダウンロードしインストールする方法

1. Customer Portal (※)にログインします。

※ソリッドワークス・ジャパン ウェブサイト ⇒ ログイン ⇒ SOLIDWORKS カスタマーポータル

URL:https://customerportal.solidworks.com

Customer Portal のログイン方法が不明な場合は、Customer Portalガイド(※)をご参照ください。

※ソリッドワークス・ジャパン ウェブサイト ⇒ サポート ⇒ テクニカルサポート ⇒ カスタマーサービス ⇒ 各種ガイド ⇒

「Customer Portalガイド」

URL : http://www.solidworks.co.jp/sw/support/csguides.htm

2. ダウンロードの下にある「ダウンロード(Downloads and Updates )」をクリックします。

日本語表示する場合は、こちらのプルダウンメニューから「日本語」を選択します。

こちらをクリックします。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -4- SWIGJPN2018-2

3. Select Versionで「2018」を選択し、インストールするバージョンの SOLIDWORKS Products をクリックします。

4. 「SOLIDWORKS Download EULA」画面で[Japan]をクリックし、内容を確認の上、[Accept Agreement &

Continue] (同意して次へ進む)をクリックします。

5. 「Download and Install」画面

Internet Explorer をご利用の場合、インストール作業に必要な Internet Explorerのアドオン製品をインストールするために、

下記のようなダイアログが現れることがあります。「インストール」を選択し Step2 に進みます。

プルダウンメニューから「2018」を選択します。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -5- SWIGJPN2018-2

「Download」をクリックします。

「実行」をクリックします。

ユーザーアカウント制御のダイアログが表示された場合は、「はい」をクリックします。

環境によっては下記の手順のように WinZipが起動します。IM を一時フォルダにダウンロードします。下記の例では、「Unzip」→

「OK」→「実行」をクリックすると、自動で IM が起動します。

注意)既にダウンロードしたファイルから IM を開始するには「setup.exe」 をダブルクリックします。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -6- SWIGJPN2018-2

IM起動後(以降、DVD,インターネット共通)

SOLIDWORKS のインストールは、基本的に大きく 3 ステップ(画面)で構成されていますので、以下にステップ順に追って、インストール

中に表示される主なダイアログメニューに関する補足説明を記します。

『▼』表記は、特定の条件でのみ表示される画面(オプション)を示します。

① インストレーションタイプの選択

② シリアル番号の入力

③ サマリー(設定の確認、変更)

①インストレーションタイプの選択

②シリアル番号の入力

③サマリー(設定の確認 / 変更)

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -7- SWIGJPN2018-2

① インストレーションタイプの選択

IM でインストレーションのタイプを選択し、[次へ]をクリックします。

・個人(当コンピュータ上):クライアントインストールします。 ⇒P.8 へ進む

・アドミニストレーティブイメージ:複数のマシンにクライアントインストールを展開するためのアドミニストレーティブイメージを作成します。

⇒ P.49へ進む

・サーバー製品:選択すると下記オプションが表示されます。

・SOLIDWORKS Manage Server コンポーネントをこのコンピュータにインストールします。

⇒ 日本での販売開始時期にあわせて後日掲載予定です。販売状況はソリッドワークス・ジャパンウェブサイトをご覧下さい。

・SOLIDWORKS PDM Server コンポーネントをこのコンピュータにインストールします。

⇒ P.39 へ進む

・SolidNetWork License Manager (配布ライセンス)をこのコンピュータにインストールします。

⇒ P.25 へ進む

・SOLIDWORKS Electrical(共有データ)をこのコンピュータにインストールします。

⇒ P.45 へ進む

・SOLIDWORKS PCB Services をこのコンピュータにインストールします。

⇒ P.47 へ進む

・全ファイルのダウンロードと共有。一度のダウンロードで複数のマシン上に個人インストレーションかアドミニストレーティブイメージを

作成する場合に使用できます。

⇒ダウンロードのみを行います。(ダウンロードのみの場合の基本的な手順は P.6 の①②③となります。また DVD から IM を起動した

場合には表示されません。)

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -8- SWIGJPN2018-2

② シリアル番号の入力

お持ちのシリアル番号を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

・この画面でシリアル番号を入力しない場合は、eDrawings, SOLIDWORKS Explorer, SOLIDWORKS Simulation

Worker Agent, SOLIDWORKS Composer Playerなどの無償の製品のみのインストールとなります。

・SOLIDWORKS Composer / SOLIDWORKS Inspection 欄には、SOLIDWORKS Composer / SOLIDWORKS

Inspection単体ライセンスをお持ちの場合はシリアル番号を入力します。SOLIDWORKS のネットワークライセンスに

SOLIDWORKS Composer / SOLIDWORKS Inspection ライセンスが含まれている場合、SOLIDWORKS のシリアル番号

のみを入力し、製品選択画面で SOLIDWORKS Composer / SOLIDWORKS Inspection を選択すると、インストールを開

始後に次のメッセージが表示されますので、「はい」をクリックします。

「SOLIDWORKS Composer(または Inspection)のシリアル番号が必要です。 SOLIDWORKS のシリアル番号を使

用しますか?」

・SOLIDWORKS Electrical Schematic欄には、SOLIDWORKS Electrical単体ライセンスをお持ちの場合のみシリアル番

号を入力します。SOLIDWORKS Electrical 3D または SOLIDWORKS Electrical Professional ライセンスをお持ちの場合

は SOLIDWORKS のシリアル番号に含まれますのでここには入力しません。

・SOLIDWORKS Visualize 欄には、下記ライセンスをお持ちの場合にシリアル番号を入力します。

1. SOLIDWORKS Visualize Standard / SOLIDWORKS Visualize Professionalの単体ライセンス。

2. サブスクリプションサービスに加入中の SOLIDWORKS Professional又は SOLIDWORKS Premium をお持ちの場合は、

SOLIDWORKS Visualize Standard を無償でお使いいただけます。

SOLIDWORKS Professional又は SOLIDWORKS Premium がスタンドアロンライセンスの場合、Customer Portal よ

り、SOLIDWORKS Visualize Standard のシリアル番号を新たに取得し、それを SOLIDWORKS Visualize欄にご入力く

ださい。 (Customer Portal にログイン > 「自分のサポート」 > 「マイプロダクト」をクリック)

SOLIDWORKS のシリアル番号はこちらに入力します。

SOLIDWORKS以外のシリアル番号は をクリックし、該当製品名

左側のチェックボックスにチェックした後、表示されたボックスに入力します。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -9- SWIGJPN2018-2

SOLIDWORKS Professional又は SOLIDWORKS Premium のシリアル番号がネットワークライセンスの場合、そこに

SOLIDWORKS Visualize Standard のライセンスが含まれますのでここには入力しません。

・SOLIDWORKS Visualize Boost 欄には、下記ライセンスをお持ちの場合にシリアル番号を入力します。

1. SOLIDWORKS Visualize Boost の単体ライセンス。

2. サブスクリプションサービスに加入中の SOLIDWORKS Visualize Professional ライセンスをお持ちの場合は

SOLIDWORKS Visualize Boost を無償でお使いいただけます。(教育版は対象外) SOLIDWORKS Visualize

Professionalがスタンドアロンライセンスの場合、Customer Portal より、SOLIDWORKS Visualize Boost のシリアル番

号を新たに取得し、それを SOLIDWORKS Visualize欄にご入力ください。 (Customer Portal にログイン > 「自分の

サポート」 > 「マイプロダクト」をクリック)

SOLIDWORKS Visualize Professional のシリアル番号がネットワークライセンスの場合、そこに SOLIDWORKS

Visualize Boostのライセンスが含まれますのでここには入力しません。

・SOLIDWORKS Visualize Professional のネットワークライセンスを持っており、SOLIDWORKS Visualize Boost の

みをインストールする場合(SOLIDWORKS Visualize Professional はインストールしない)、SOLIDWORKS Visualize 欄

または SOLIDWORKS Visualize Boost 欄に、SOLIDWORKS Visualize Professional のシリアル番号を入力しますが、

製品選択で SOLIDWORKS Visualize Boostのみ選択してください。その後、表示されるダイアログに合わせて SNL Managerサ

ーバーの設定を行ってください。

注意)Customer Portalからシリアル番号を取得するには、サブスクリプションサービスに加入中である最新バージョンのライセンスが登

録されている必要があります。登録されていない場合、下記「Customer Portalガイド」(※)をご参照ください。

※「Customer Portalガイド」 URL : http://www.solidworks.co.jp/sw/support/csguides.htm

▼インターネットに接続できない場合に[次へ]をクリックすると下図の画面が表示されます。[キャンセル]をクリックすると次へ進みます。入

力したシリアル番号に応じた製品が自動的に選択されないため、③-1 製品変更画面にてお持ちの製品を選択します。

▼『① インストレーションタイプの選択』で<個人>インストールを選択しており、既に旧バージョンの SOLIDWORKS がインストールさ

れている場合は、『インストレーションオプション』画面が表示されます。新規又は更新のいずれかを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

注意)SOLIDWORKS 2018 が既にインストールされている場合には、別のサービスパックを新規インストールすることはできません。前

サービスパックがアップグレードされます。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -10- SWIGJPN2018-2

③ サマリー(設定の確認、変更)

インストールする製品やオプションを確認/変更できます。

確認した設定を変更する

必要がある場合には各設

定の をクリック

すると変更画面が表示さ

れます。

製品・・・入力したシリアル番号に応じた製品が自動的にインストールする製品として選択されます。インストールする製品を変更す

る、またはインターネットに接続できずシリアル番号の認証が行われていない場合には必要に応じてここで変更します。 ⇒③-1 をご参照

ください。

ダウンロードオプション・・・バックグラウンドダウンローダーの設定や、ダウンロード先のフォルダ、ダウンロード方法が変更できます。

⇒③-2 をご参照ください。

インストレーション先・・・SOLIDWORKS のインストール先を変更できます。

Toolbox/穴ウィザードオプション・・・Toolbox の標準ライブラリの新規作成、アップグレード、作成場所に変更がある場合はここ

で変更します。

⇒③-3 をご参照ください。

▼ SOLIDWORKS PDM オプション・・・SOLIDWORKS PDM Client をインストールする製品に選択した場合に表示されま

す。

⇒③-4 をご参照ください。

▼ Electrical オプション・・・SOLIDWORKS Electrical をインストールする製品に選択した場合に表示されます。

⇒③-5 をご参照ください。

注意)各変更画面において変更を終了後、「サマリーに戻る」をクリックしてサマリー画面に戻ります。

サマリー画面では「使用許諾書」をクリックして内容ご確認の上、「SOLIDWORKS使用許諾契約の条項に同意します」にチェッ

クし、ダウンロード(必要な場合)とインストールを開始します。

をクリックします。 表示されていない設定内容

を確認する場合は各項目名

の をクリックします。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -11- SWIGJPN2018-2

▼『② シリアル番号の入力』でネットワークライセンス版のシリアル番号を入力した

場合のみ『③ サマリー(設定の確認、変更)』から[ダウンロードと(必要な場合)

インストール]を開始すると、SolidNetWork License Manager Server位置

指定のダイアログが表示されます。

「ポート番号@サーバー名」の形式で入力し、[OK]をクリックします。

③-1 「製品選択」画面

・インストールするパッケージを変更する場合には「別のパッケージ/製品の選択」をクリックし、表示された画面でパッケージを変更します。

・「当パッケージに含まれない製品も表示します。」 にチェックを入れ[OK]をクリックすると、全製品が表示されます。

・SOLIDWORKS Composerのみをインストールする場合には、SOLIDWORKS のチェックは入れず、必要に応じて代わりに表示さ

れる SOLIDWORKS Translator と SOLIDWORKS Composer を選択します。

教育版についての注意点

●パッケージが SOLIDWORKS Premium以外の場合、「別のパッケージ/製品の選択」で SOLIDWORKS Premium が選択され

ていることをご確認ください。

●SOLIDWORKS 教育版 2018-2019 の搭載モジュール(下記参照)の中でインストールする製品のチェックボックスにチェックしてく

ださい。

SOLIDWORKS Premium / SOLIDWORKS Simulation Premium / SOLIDWORKS Motion / SOLIDWORKS Flow

Simulation / SOLIDWORKS Plastics Premium / SOLIDWORKS MBD / SOLIDWORKS Electrical Professional

(2D + 3D) / SOLIDWORKS Visualize Professional / SOLIDWORKS CAM Professional / SOLIDWORKS

Composer(ネットワークライセンスのみ)SOLIDWORKS PDM Standard(ネットワークライセンスのみ)

インストールする製品のチェック

ボックスにチェックをします。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -12- SWIGJPN2018-2

③-2 「ダウンロードオプション」画面

・ダウンロードしてインストールしてください。・・・ダウンロードの完了後、IMはダウンロード ファイルを使用してインストレーションを

実行します。

・ダウンロードのみです。ダウンロードを 1度行い、ダウンロードファイルを複数コンピュータで共有できます。・・・IMはダウンロードの

完了後にインストレーションを実行しません。このオプションを指定すると、下記オプションの選択を求められます。

▼当コンピュータ用のファイル・・・製品選択ページで選択した製品のうち、現在のコンピュータ上にあるインストレーションファイルに無

いファイルをダウンロードします。このファイルを使用して別のコンピュータへインストールすることは可能ですが、

インストレーションの実行時に追加のファイルをダウンロードが必要になる場合があります。

▼任意のコンピュータで共有できるファイル・・・任意の製品を任意のコンピュータにインストールするために使用できる完全なファイル

セットがダウンロードされます。そのため、ファイルサイズは大きくなります。

・インストールのみです。必要なすべてのインストレーションファイルが既にそろっています。・・・IMはダウンロードはせずに、指定したディ

レクトリにあるファイルを使用してインストレーションを実行します。

・マニュアル ダウンロード実行-自動ダウンロード中に問題が発生した場合はこのオプションを使用してください。・・・プロキシサーバー

によって IM からの自動ダウンロードが禁止されている場合など、ダウンロード中に問題が起きた場合に選択します。

・ネットワークの高帯域幅を使用してダウンロード速度を向上します。・・・ダウンロード中に使用するネットワークの帯域幅を増やして

ダウンロード速度を増加させるアルゴリズムを使用します。プロキシサーバーでサポートされていない場合、このオプションは自動的に無

効になります。

・今後、バックグラウンドダウンローダーを使用して Service Pack をダウンロードします。・・・バックグラウンドダウンローダーを有効に

します。このオプションが有効な場合、バックグラウンドプロセスを用いてダウンロードを自動的に行う為、ダウンロード中にも他の作業を

継続することが可能となります。バックグラウンドダウンローダーについては をクリックすると詳細を確認できます。

・このダウンロードにバックグラウンドダウンローダーを使用します。・・・ダウンロードオプションで、「ダウンロードのみです。」を選択するとア

クティブになります。バックグラウンドプロセスを用いてダウンロードを自動的に行い、完了時点で通知されます。

ダウンロード ファイルの場所、ファイルをダウンロードする方法、

ダウンロード ファイルをインストールするかどうかなど、ダウンロー

ド処理を完了するための詳細を指定します。

今後のサービスパックのダウンロードを

自動にバックグラウンドで行う場合に

はチェックします。

ダウンロードを行うフォルダ位置

を変更する場合には[参照]を

クリックして指定します。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -13- SWIGJPN2018-2

▼「マニュアルダウンロード」画面

ダウンロードオプション画面で「マニュアルダウンロード実行」にチェックが入っている場合のみ、『③ サマリー(設定の確認、変更)』で[ダウ

ンロードとインストール]をクリックすると下記画面が表示されます。

注意) 「マニュアルダウンロード実行」オプションは通常のダウンロードがネットワークのセキュリティ等で実行できない場合に選択します。

ここに表示されている全てのファイルのダウンロードが終わったら、IM の画面(マニュアルダウンロード画面)で[次へ]をクリックします。

③-2 「ダウンロードオプション」画面で「ダウンロードしてインストールしてください」オプションを選択している場合は自動的にファイルの

解凍が行われ、インストールが開始されます。

それぞれのリンクをクリックし、③-2で指定

されているフォルダに全て保存します。

「マニュアルダウンロードする場合はこ

こをクリックします」をクリックすると、

次画面が表示されます。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -14- SWIGJPN2018-2

③-3 「Toolbox/穴ウィザード オプション」画面

いずれかのオプションを選択します。

・新規 SOLIDWORKS 2018 Toolbox作成・・・次の場合はこのオプションを選択します。

1. 既に設定された Toolbox がローカルに、あるいはネットワーク上にインストールされていない場合

2. 既存の Toolbox を使用しない場合

・既存の SOLIDWORKS Toolbox を使用します・・・既に設定された Toolbox がローカルに、あるいはネットワーク上にインストー

ルされている場合に選択できます。既存データが古いバージョンの場合は、既定の場所でアップグレードされます。

▼既に旧バージョンの Toolbox がインストールされている場合にのみ以下のオプションが表示されます。

・20XX(旧バージョン) Toolboxデータのコピーをアップグレードしてください。・・・チェックボックスにチェックを入れた場合、旧バー

ジョンの SOLIDWORKS Toolbox を保持した上で、Toolbox のコピーを作成し、そのコピーされた Toolbox をアップグレードしま

す。 [参照]をクリックして、コピー先フォルダを指定します。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -15- SWIGJPN2018-2

③-4 「SOLIDWORKS PDM Client オプション」画面

PDM製品の選択

お持ちのライセンスに合わせて、SOLIDWORKS PDM Standard(以下 Standard)か SOLIDWORKS PDM Professional

(以下 Professional)かを選択します。

ライセンスの違いについては、下記のソリッドワークス・ジャパン ウェブサイトをご覧ください。

「ソリッドワークス・ジャパン ウェブサイト ⇒ 製品 ⇒ 製品データ管理 ⇒ SOLIDWORKS PDM Professional製品マトリックス」

URL: http://www.solidworks.co.jp/sw/products/product-data-management/data-management-

matrix.htm

PDM Client タイプの選択

お持ちのライセンスに合わせて、SOLIDWORKS PDM CAD Editor, SOLIDWORKS PDM Contributor, SOLIDWORKS

PDM Viewerかを選択します。この設定は、インストール後に SOLIDWORKS PDM アドミニストレーションを起動し、アドミニストレー

ション (ヘルプ) > SOLIDWORK PDM アドミニストレーションについて > クライアントの種類 のプルダウンメニューより設定変更が可

能です。

アドインの選択

PDM製品の選択と PDM Client タイプの選択の組み合わせによってアドインで選択できるオプションが下記のように変わります。

PDM 製品の選択 PDM Clientタイプの選択 アドインの選択

SOLIDWORKS PDM CAD EditorSOLIDWORKSアドインDraftSightアドイン

SOLIDWORKS PDM CAD Contributor DraftSightアドインSOLIDWORKS PDM Viewer なし

SOLIDWORKS PDM CAD Editor

SOLIDWORKSアドインDraftSightアドインMicrosoft Officeとの統合InventorアドインAutoCADアドイン

SOLIDWORKS PDM CAD ContributorDraftSightアドインMicrosoft Officeとの統合

SOLIDWORKS PDM Viewer Microsoft Officeとの統合

SOLIDWORKS PDM Standard

SOLIDWORKS PDM Professional

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -16- SWIGJPN2018-2

③-5 「SOLIDWORKS Electrical オプション」画面

データの場所・・・プログラムデータ(プロジェクトデータ、シンボル、各種テンプレート、ライブラリ、カタログ等の実データ)をインストール

する場所を指定します。

コラボレーション サーバー・・・SOLIDWORKS Electrical クライアントと SQL サーバーの接続を監視するサービスです。

・名前・・・コラボレーションサーバーがインストールされているサーバーの「コンピュータ名」または「コンピュータの IP アドレス」を入力します。

・ポート番号・・・接続に関しての問題がなければデフォルト値「26666」の使用を推奨します。

SQLサーバー・・・メタデータ(プログラムデータの情報)を保存します。

・SQLサーバーの新規インスタンスをインストール・・・データベースを新規にインストールします。名前にサーバー名\インスタンス名

(デフォルト値を推奨)を入力します。"TEW"ユーザーパスワードも接続に問題がなければデフォルト値を推奨します。

・既存の SQLサーバーデータベースを使用・・・既存の SQLサーバーデータベースに接続する場合に選択します。 [参照]ボタンをクリ

ックすると、同一サブネットで使用可能な SQL サーバーを検索し表示します。

注意)サーバーシステムとクライアントシステムの両方に完全な管理者権限が必要です。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -17- SWIGJPN2018-2

▼DVD からのインストールの場合、2 枚目の DVD を要求された際には DVD を入れ替えます。

④ インストレーションの完了

インストールが完了すると、 「インストレーション完了」 画面が表示されます。

・SOLIDWORKS 2018の新規項目を表示にチェックが入っていると、[完了]をクリック後に新規機能ガイド(PDF)が起動します。

・SOLIDWORKS ユーザーパフォーマンス フィードバックプログラムでは、インターネットに接続できる環境であれば「はい、参加しま

す」を選択します。SOLIDWORKS が実際の使用でどのように動作しているかを把握し、今後の開発に役立てることを目的としたも

のです。SOLIDWORKS の起動/終了時間、使用状況等、いくつかの情報を記録したログファイルが生成されます。インターネット

に接続できる環境の場合にのみ、定期的に SOLIDWORKS社へ自動送信が行われます。この設定はインストール後、

SOLIDWORKS のツール/オプションでも変更できます。管理者向けのツール「CAD Admin Dashboard」をご使用いただくため

には必須となります。

参考 URL:

http://help.solidworks.com/2018/japanese/SolidWorks/sldworks/c_sw_cad_admin_dashboard.htm

なお、[完了]をクリックした後、マシンを再起動するかのメッセージが表示された場合は、他のソフトウェアを終了の上、必ずマシンの再起

動を実施します。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -18- SWIGJPN2018-2

SOLIDWORKS のアンインストールについて

製品をアンインストールするにはWindowsのコントロールパネルの「プログラムと機能」より SOLIDWORKS 2018 を選択し[アンインス

トール]をクリックし、IM の画面でアンインストールする製品のチェックボックスにチェックいれます。

詳細設定オプション・・・展開すると現在のアンインストールオプションを確認できます。

をクリックすると変更画面が表示されます。次項の通り、詳細設定オプション画面が表示されます。

アンインストールする製品をチェックします。

Page 19: SOLIDWORKS 2018 · SOLIDWORKS Visualize Standard のライセンスが含まれますのでここには入力しません。 ・SOLIDWORKS Visualize Boost 欄には、下記ライセンスをお持ちの場合にシリアル番号を入力します。

SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -19- SWIGJPN2018-2

・プログラムファイルとフォルダ・・・プログラムとフォルダが標準アンインストールで削除されます。

・レジストリエントリ・・・レジストリからシリアル番号とユーザー定義を削除します。

・データファイルとフォルダ・・・データフォルダに保存されているファイル(例えば Toolboxや、テンプレートなどのユーザー定義ファイル)

が削除されます。他のフォルダ/コンピュータ、またはネットワーク上の場所にあるファイルやフォルダは削除されません。

・ダウンロードファイルとフォルダ・・・ダウンロードファイルとフォルダが削除されます。名前変更/移動されたダウンロードファイルとフォルダは

削除されません。

・削除されるファイルとフォルダ・・・削除されるアイテムがリストアップされます。

注意)SOLIDWORKS Electricalで、クライアント製品のアンインストールを行う場合、Electricalサーバーに接続した状態でアンイ

ンストールを行って下さい。アンインストールに失敗することがあります。

SOLIDWORKS の変更/修復インストールについて

インストール完了後に製品の変更/修復を行う場合にはWindowsのコントロールパネルの「プログラムと機能」より SOLIDWORKS

2018 を選択し[変更]をクリックします。IM が起動した後は、インストール時と同様の手順で変更(または修復)することが可能です。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -20- SWIGJPN2018-2

SOLIDWORKS のサービスパック アップグレードについて

新しい SOLIDWORKS のサービスパックがリリースされた後、既に SOLIDWORKS がインストールされた環境を新しいサービスパックへ

アップグレードする方法は下記の 4 つです。

1.Windows のシステムトレイにあるバックグラウンドダウンローダーアイコン をクリックする、もしくは、Windows タスクバー通知領

域に表示されたバックグラウンドダウンローダーのメッセージをクリック します。

⇒バックグラウンドダウンローダーのオプションが「アップデート自動チェック」になっている場合には、新しいバージョンがある旨のメッセージをク

リックすると IM が起動します。

⇒バックグラウンドダウンローダーのオプションが「アップデート自動ダウンロード」になっている場合には、新しいサービスパックのダウンロ

ード終了後に完了のメッセージが表示されます。

・バックグラウンドダウンローダーのオプションはWindows タスクバー通知領域のバックグラウンドダウンローダーアイコン をクリック

することによりメニューが表示されます。ここから自動ダウンロードの保存先を変更することも可能です。

・Windows タスクバー通知領域に上記のアイコンが無い場合、スタート > すべてのプログラム > SOLIDWORKS

Installation Manager > SOLIDWORKS バックグラウンド ダウンローダーの順にクリックすると、Windowsのシステムトレ

イにアイコンが表示されます。

2. Windows スタートの すべてのプログラム > SOLIDWORKS Installation Manager > アップデート チェック の順にクリ

ックすると、[利用可能な新しいバージョン]画面が表示されます。その画面上のプルダウンメニューから、アップグレードしたいサービス

パックを選択し[次へ]をクリックするとインストールするサービスパックの IM が起動します。(アップグレード対象が複数ない場合は、

プルダウンメニューは表示されません。)

3. 起動している SOLIDWORKS から ヘルプ > アップデートチェック の順にクリックすると、[利用可能な新しいバージョン]画面

が表示されます。その画面上のプルダウンメニューから、アップグレードしたいサービスパックを選択し[次へ]をクリックするとインストー

ルするサービスパックの IM が起動します。(アップグレード対象が複数ない場合は、プルダウンメニューは表示されません。)

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -21- SWIGJPN2018-2

4. Customer Portal からログインし、P.3 のインターネットからのインストール方法と同様の手順から、新しいサービスパックの IM が

起動します。

アップグレードをおこなうサービスパックの IM が起動したら、P.7~16 と同様の手順でアップグレードをおこないます。ただし、アップグレード

時には P.8 の「②シリアル番号の入力」画面は表示されません。

アップグレードに関する基本事項については、以下を参照してください。

http://www.solidworks.co.jp/sw/docs/QuickAndEasyUpgradeSolidWorks.pdf

2.ライセンスのアクティベーション

SOLIDWORKSはライセンス認証システム「ライセンスアクティベーション」が導入されております。ライセンスアクティベーションは、インスト

ールの過程においてソリッドワークス製品の正規ユーザーを安全かつスムースに認証するプロセスです。

SOLIDWORKS 2018 製品のプログラムをインストールした場合、最初の起動時に下記のように『SOLIDWORKS 製品のアクティベ

ーション』画面が表示されます。

・今 SOLIDWORKS 製品をアクティブ化する・・・通常このオプションを選択して<次へ>をクリックします。

・後で SOLIDWORKS 製品をアクティブ化する・・・今まで SOLIDWORKS製品をインストールしたことがない PC に対して初めて

インストールを行った場合には、30 日間のトライアル期間があります。この期間内であればライセンス アクティベーションを行なわなくて

も製品を使用することができます。なお、30 日のトライアル期間が終了した後は、ライセンス アクティベーションを実行しないとソフトウ

ェアを起動することはできなくなります。また、この 30 日間のトライアル期間はライセンス アクティベーションを実行した時点で消滅する

ことになります。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -22- SWIGJPN2018-2

「次へ」をクリックすると、下記のダイアログが表示されます。

・インターネットを自動的に使用(推奨)・・・インターネットに接続している場合はこちらを選択します。

・電子メールをマニュアルで送信・・・インターネットに接続できない場合や上記オプションでエラーとなる場合はこちらを選択します。

リクエストファイルが作成されるので、これを電子メールが送付できるマシンに移動し、[email protected] まで添付ファ

イルとして送信します。(P.29 ④▼参照)

注意)・送信する電子メールには、件名や文章などは必要ありません。

・1 メールにつき 1 リクエストファイルの添付で送信します。

・リクエストファイルは圧縮せず、テキストファイルのまま添付のうえ、送信します。

「次へ」をクリックすると、アクティベーションが成功すると下記のダイアログが表示されます。

ライセンスアクティベーションについての詳細な手順は「スタンドアロン版 ライセンスアクティベーション操作マニュアル」(※)をご覧ください。

※ソリッドワークス・ジャパン ウェブサイト ⇒ サポート ⇒ テクニカルサポート ⇒ カスタマーサービス ⇒ アクティベーション/登録/SNL

⇒ プロダクト アクティベーション ⇒ 「ライセンスアクティベーション操作マニュアル」

URL:http://www.solidworks.co.jp/sw/docs/activation_manual.pdf

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -23- SWIGJPN2018-2

3.Xpress 製品コード取得方法について

SOLIDWORKS 2018 では Xpress製品(SimulationXpress、FloXpress、DFMXpress、DriveWorksXpress、

SustainabilityXpress)をお使いいただくために Customer Portal のアカウント (SOLIDWORKS ID) を使用して

MySolidWorks から入手した製品コードを入力する必要があります。

下記の手順で Xpress製品コードを取得するには、事前に SOLIDWORKS のライセンスが Customer Portal に登録され

ている必要があります。(サブスクリプションサービスに加入していないライセンスの登録でもご利用可能)

インターネットにつながっている場合

① Xpress製品を起動すると左図のダイアログが表示されますの

で、赤枠のリンクをクリックします。

② MySolidWorksのログイン画面が表

示されますので、Customer Portalにロ

グイン時の ID(SOLIDWORKS ID)を入

力します。

③ ログイン後、左図のようにアクティベーションコード(activation

code)が表示されますので、それを①の製品起動時のダイアログに

ある製品コード欄に入力します。その後、Xpress製品がご利用

になれます。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -24- SWIGJPN2018-2

インターネットにつながっていない場合

① インターネットにつながる別の環境から、下記リンク先にアクセスします。

https://my.solidworks.com/xpress

② MySolidWorksのログイン画面が表

示されますので、Customer Portalにロ

グイン時の ID(SOLIDWORKS ID)を入

力します。

③左の画面が表示されますので、24 桁の

SOLIDWORKS シリアル番号の入力、

SOLIDWORKS のバージョン選択、Xpress製品の

選択を行い、コードの取得を行います。

16桁のシリアル番号をご利用の場合、次の方法で 24 桁のシリアル番号を確認し、MySolidWorks に SOLIDWORKS シリアル

番号の入力を行い、製品コードを取得します。

起動している SOLIDWORKS の 「ヘルプ」 > 「SOLIDWORKS について」 をクリックすると、右下図のダイアログが表示されますの

で、「シリアル番号の表示」をクリックすると、24 桁のシリアル番号が確認できます。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -25- SWIGJPN2018-2

Part Ⅱ

SOLIDWORKS SolidNetWork License Manager Server のインストール

注意事項

(1) SOLIDWORKS 2018 SolidNetWork License Manager(以下、SNL Manager) Server は他のバージョンの SNL

Manager Server と同一サーバー内で使用することができません。

(2) SNL Manager Sever はライセンス認証システム「ライセンスアクティベーション」が導入されております。詳細は、P.22 で案内され

ている「スタンドアロン版ライセンスアクティベーション操作マニュアル」をご覧ください。

注意)トライアドサーバーについては、アクティベーションは導入されておらず、3 サーバー用の Activation Exemption ライセンスファイ

ルが必要です。(SOLIDWORKS 2018 より、ドングルに基づくライセンスファイル提供ができなくなるため、MAC アドレスに基づくライセン

スファイルの運用となりました。)

詳細は下記リンク先にある、「Activation Exemption ライセンスファイル」(※)をご覧ください。

※ソリッドワークス・ジャパン ウェブサイト ⇒ サポート ⇒ テクニカルサポート ⇒ カスタマーサービス ⇒ 各種ガイド ⇒ 「3 サーバー

(トライアド)構成」

http://www.solidworks.co.jp/sw/docs/SNL_Triad_ActivationExemption.pdf

(3) SOLIDWORKS 2018 SNL Manager Server をお使いいただくには、SOLIDWORKS 2018の使用権利が登録されたシ

リアル番号が必要です。

(4) SNL Manager Server のバージョンはクライアントと同一または上位であることが必要です。ただし、クライアントのサービスパックが

上位となっても問題ありません。

本セクションでは、SOLIDWORKS 2018 SNL Managerのインストール、機能、操作、運用についての代表的な方法について説明

します。

1.概要

SolidNetWork License(SNL)では、ネットワーク上のクライアントにライセンスを配布することで複数のライセンスクライアントをサポ

ートします。ユーザー数はライセンス数を上回ることが可能になります。以下に SNL の典型的なシステム構成例を記します。

・LAN 上でマシンが 31 台稼働している。

・その内の 1 台には Server OS がインストールされており、SNL Manager をインストールしてライセンス サーバーとして機能させる。

・購入したライセンス数は SOLIDWORKS Premium 30 ライセンスとする。

・残りの 30 台のマシンには SOLIDWORKS をクライアントとしてインストールする。

・任意の SOLIDWORKS クライアントで 1 台目の SOLIDWORKS を起動する。この際に、ライセンスサーバーと通信し、1 ライセンス

の使用許可を得る。その結果、あと 29 ライセンスが使用可能数として残る。

・同様に、残りの任意のマシンで SOLIDWORKS を起動し、最大 30 台の同時使用が可能。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -26- SWIGJPN2018-2

2.バージョンアップ手順

SNL Manager Server はアップグレード可能です。ただし、以前のバージョンから SOLIDWORKS 2018 へアップグレードする場合に

は、旧バージョンでライセンスを非アクティブ化した上で SNL Manager Server をアップグレードします。(この時、「非アクティブ化可能

な数を超えています」とのメッセージが表示され、非アクティブ化が行えなくなった場合には代理店までご連絡ください。)

サービスパック間のアップグレードでは非アクティブ化は必要ありません。インストール方法は、次項目「インストール手順」をご参照くださ

い。バージョンアップ実行前に、ライセンスを使用しているユーザーがいないことを確認し、SNL Manager Serverサービスを停止する必

要があります。

3.インストール手順

標準的な作業手順は下記のとおりです。

1. SNL Manager Server インストール (PartⅡ P.25~)

2. SNL Manager Serverでのライセンスアクティベーション (PartⅡ P.28~)

3. SOLIDWORKS クライアントインストール (PartⅠ P.3~)

本セクションでは、上記手順をベースに説明します。

3.1 SNL Manager Server インストール

① 『インストレーションタイプの選択』画面において、<サーバー製品>の<SolidNetWork License Manager (配布ライセン

ス)をこのコンピュータにインストールします> を選択し[次へ]をクリックします。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -27- SWIGJPN2018-2

② 「SolidNetWork License Manager オプション」画面

ネットワークライセンス版の複数シリアル番号(SOLIDWORKS Simulationなど別製品のシリアル番号が複数ある場合、

SOLIDWORKS シリアル番号が複数ある場合)をお持ちの場合は、下図のようにカンマ区切りでシリアル番号を入力します。

③ [次へ]をクリックします。

④ サマリー画面では「使用許諾書」をクリックして内容ご確認の上、「SOLIDWORKS使用許諾契約の条項に同意します」にチェ

ックし、ダウンロード(必要な場合)とインストールを開始します。ダウンロードオプションについては、P.12 ③-2 をご参照下さい。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -28- SWIGJPN2018-2

3.2 SNL Manager Server でのライセンスアクティベーション

① アクティベーションスタート画面

ライセンスアクティベーションを実行する前に SNL Manager

Server を起動すると左図の画面が表示されます。[はい]をクリック

すると、次の画面が表示されます。ライセンスアクティベーションを実

行せずに SNL Manager Server を起動する場合には、[いいえ]

をクリックします。トライアドサーバーの場合にはアクティベーションは行

いませんので[いいえ]をクリックします。

② SolidNetWork License Server 情報画面

ファイアウォールをご使用の場合には「このサーバーのファイアウ

ォールは使用中です」にチェックを入れます。

ポート番号は 25734 と 25735 がデフォルト設定されま

す。この値が SOLIDWORKS 以外のシステムと干渉する場

合は、1024 から 60000 の間で変更できます。

また、オプションファイルを使用する場合には「オプションファイ

ル」にチェックを入れ、[参照]ボタンよりオプションファイルのパス

を指定し、[編集]ボタンよりオプションファイルの新規作成、ま

たは既存ファイルの編集を行います。オプションファイルの使用

例は P.37 をご参照ください。

③ SOLIDWORKS製品のアクティブ化/非アクティブ化画

ライセンスアクティベーションを行うシリアル番号を 1 つまたは複

数選択します。複数のシリアル番号を選択すると同時にアクテ

ィベーションする事が可能です。

ライセンスアクティベーションをインターネット経由か、電子メー

ルで行うかを選択します。

連絡情報に電子メールを入力後、[次へ]をクリックします。

注意)アクティブ化の方法として「電子メールをマニュアルで送信」を選択した場合には、複数シリアル番号を同時にアクティベーションす

ることはできません。

注意)「電子メールをマニュアルで送信」はインターネットにつながっていない環境、または「インターネットを自動的に使用」でライセンスア

クティベーションをおこなうことができない場合に使用します。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -29- SWIGJPN2018-2

④ ▼マニュアルアクティベーション画面(③で「電子メールをマニュアルで送信」を選択した場合のみ)

(a) [保存]をクリックし任意の場所に、

「SWActivateRequest_・・・」(リクエスト)ファイル

を保存します。

(b) 「SWActivateRequest_・・・」ファイルを

[email protected] までファイルを添

付して送信します。

(c) 数分後に「SWActivateResponse_・・・」(レ

スポンス)ファイルが返信されてきますので、任意の場

所に保存し、[開く]より保存したレスポンスファイルを

参照します。

⑤ライセンスアクティベーション完了画面

ライセンスアクティベーションが完了すると、認証され

た製品名と本数が表示されます。

[完了]をクリックするとアクティベーションが完了とな

り、SNL Manager Serverが起動します。

これで SNL Manager Server のインストールとライセンスアクティベーションは終了です。

3.3 SOLIDWORKS クライアントインストール

⇒Part Ⅰ SOLIDWORKS クライアントインストール をご参照ください。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -30- SWIGJPN2018-2

ライセンスのアクティブ化/再アクティブ化/非アクティブ化手順

ライセンスのアクティブ化/再アクティブ化/非アクティブ化は、SNL Manager Server で実行します。

(1) ライセンスのアクティブ化/再アクティブ化手順

① SNL Manager Serverのサービス開始後に、

追加でネットワークライセンス版のシリアル番号で、ライ

センスのアクティブ化を行いたい場合、まずそのシリアル

番号を SNL Manager Serverに登録する必要が

あります。

Windows のコントロールパネルの「プログラムと機

能」より SOLIDWORKS SolidNetWork

License Manager を選択し[変更]インストールを

実行します。左画面にて、追加したいシリアル番号を

入力します。

② SNL Manager Server を起動し、[変更]を

クリックします。

③ [製品ライセンスのアクティブ化/再アクティブ

化]を選択し[次へ]をクリックします。

この後、3.2②の「SolidNetWork License

Server 情報画面」が表示されるので、その手順に

従ってアクティブ化または再アクティブ化を行って下さ

い。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -31- SWIGJPN2018-2

(2) ライセンスの非アクティブ化

①SNL Manager Server を起動し、[変更]をクリックした

あと、左画面で「製品ライセンスを新しい/アップグレードし

たコンピュータに移動」を選択し、[次へ]をクリックします。

②SOLIDWORKS製品のアクティベーション画面が表示さ

れます。非アクティブ化したいシリアルを選択し、[次へ]をクリッ

クします。

③「非アクティブ化に成功しました。」の画面が表示されま

す。[完了]をクリックし終了します。

サービスパックのアップグレードや、アンインストールを行い、別

のコンピュータに SNL Manager Server をインストールしな

い場合には、非アクティブ化は必要ありません。

注意)SNL Managerのライセンス非アクティブ化回数には

制限があります。「非アクティブ化可能な数を超えています」と

のメッセージが表示され、非アクティブ化が行えなくなった場合

には代理店までご連絡ください。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -32- SWIGJPN2018-2

アクティブ化されている製品ライセンス情報の表示

[アクティブ化されている製品ライセンス情報の表

示]を選択し、[次へ]をクリックすると、下図の現在ア

クティブ化されている製品の一覧が表示されます。

確認後は [完了]をクリックし終了します。

4.SNL Manager に関する機能・操作説明

4.1 SNL Manager Server

SNL Manager Server を起動します。(「スタート」→「すべてのプログラム」→「SOLIDWORKS 2018」→「SOLIDWORKS ツー

ル」→「SolidNetWork License Manager Server 2018」)下記画面が表示されます。

注意)SNL Manager Server では、[ライセンスを借りる]タブと[ライセンス順序]タブは使用しません。

[サーバーアドミニストレーション]

・変更:SolidNetWork license Product Activation画面が表示され、ライセンスのアクティブ化/再アクティブ化/非アクティブ化を

行います。

・再読み込み:ライセンスファイルの再読み込みを行います。

・開始:サービスを開始します。

・停止:サービスを停止します。ライセンス使用中に停止しないようご注意ください。「ライセンスの使用状況」タブでライセンスが使われて

いないことをご確認ください。

2 つのタブは使用しない

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -33- SWIGJPN2018-2

・オプション:ライセンスモードをアクティベーションにするかライセンスファイルを使用するかを

設定します。[オプション]をクリックすると、左図のダイアログが表示されます。通常は「アク

ティベーション使用」オプションを選択します。トライアドサーバーと、トラブル対応時等に一

時ライセンスが発行された場合のみ「ライセンスファイル使用」オプションを選択します。その

後同タブで[変更]をクリックし、ライセンスファイル使用のためのウィザードでライセンスファイル

を読み込みます。

・ログファイルを表示:次ページのようなテキストファイルが表示されます。このログの中には、SOLIDWORKS およびアドイン製品の使

用者アカウント、開始・終了時間が時系列で表示されます。また、この内容は、テキストファイルとして保存できます。

--------- ログファイル例 -------------------------

11:17:17 (SW_D) OUT: "solidworks" Administrator@PC-1

11:17:36(SW_D) UNSUPPORTED: "photoworks" (PORT_AT_HOST_PLUS) Administrator@PC-1 (License

server does not support this feature (-18,327))

11:17:36 (SW_D) OUT: "swofficepremium" Administrator@PC-1

11:23:05 (SW_D) IN: "swofficepremium" Administrator@PC-1

11:33:34(SW_D) UNSUPPORTED: "featureworks" (PORT_AT_HOST_PLUS) Administrator@PC-1 (License

server does not support this feature (-18,327))

11:33:34 (SW_D) OUT: "swofficepremium" Administrator@PC-1

11:35:30 (SW_D) IN: "swofficepremium" Administrator@PC-1

11:39:41 (SW_D) IN: "solidworks" Administrator@PC-1

12:08:06 (SW_D) OUT: "solidworks" Administrator@PC-2

---------------------------------------------------------

4.2 SNL Manager Server/SNL Manager Client 共通操作方法

[ライセンスの使用状況]

サーバー名、ライセンスの合計数、未使

用ライセンス数、ライセンス使用者が表

示されます。

更新:ライセンス使用状況の情報が更

新されます。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -34- SWIGJPN2018-2

[サーバーのリスト]

使用するライセンスサーバーが表

示されます。

複数サーバーを使用する場合には

[追加]をクリックして「25734@サ

ーバー名」で追加します。

ライセンスサーバー名を 2 つ以上

設定しておくことができます。クライ

アントからアクセスする順番は、リス

トの一番上にあるサーバーから使

用可能なライセンスを取得します。

4.3 SNL Manager Client

SNL Manager Clientを起動します。(「スタート」→「すべてのプログラム」→「SOLIDWORKS 2018」→「SOLIDWORKS ツー

ル」→「SolidNetWork License Manager Client 2018」)以下のダイアログでライセンス情報確認を行うことができます。

注意)SOLIDWORKS Composer のみをお使いの環境の場合、SNL Manager Client は次の場所から起動します。(「スター

ト」→「すべてのプログラム」→「SOLIDWORKS 2018」→「SOLIDWORKS Composer 2018」→「SOLIDWORKS Tools」

→「SolidNetWork License Client 2018」)

[ライセンスを借りる]

① クライアントでライセンスを借りる場合は、借りる期限と製品の種類を選択し[借りる(B)]ボタンをクリックします。借りる期限は 30 日

までです。31 日以上の日付を設定することはできません。

② お持ちのパッケージ「SOLIDWORKS Premium」などを選択して期限を設定し[借りる(B)]」ボタンをクリックすると、「製品選択」

画面が表示されます。借用するライセンスが表示されている状態で[OK]をクリックします。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -35- SWIGJPN2018-2

③ 「借用製品ライセンス」から製品を選択し[戻す(E)]ボタンをクリックすると、借りたライセンスを返却できます。

注意)SOLIDWORKS Premium等のパッケージを借りる必要がない場合には「製品選択」画面で SOLIDWORKS Standard

を選択します。

[ライセンス順序]

[ライセンス順序]タブに表示されているパッケージ製品を並び替えることにより、クライアントがライセンスを取得する順序を変更することが

できます。

下図では SOLIDWORKS Simulation Premium 、SOLIDWORKS Premium ライセンスがアクティブ化されている場合の例に

なり、上から順にライセンスを取得します。したがって、SOLIDWORKS Simulation をアドインする場合、SOLIDWORKS

Simulation Premium ライセンスを先に取得します。SNL Manager Serverで SOLIDWORKS Simulation Premiumの使

用数がライセンス数を超えている場合、SOLIDWORKS Premium ライセンスを取得します。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -36- SWIGJPN2018-2

5.環境条件等補足説明

5.1 ライセンスサーバー管理者がいること

・管理者はどのクライアントにどの製品がインストールされているか等、各クライアントマシンの状況を把握している必要があります。

・ライセンスサーバーにトラブルが発生した場合を考え、トラブル時に管理者による迅速な対応ができる体制が必須です。

5.2 ライセンスサーバー

・SOLIDWORKS システム要件ページで掲載されているオペレーティングシステムがインストールされているコンピュータにインストールする

必要があります。(http://www.solidworks.co.jp/sw/support/SystemRequirements.html)

・ライセンスサーバーには、固定 IP アドレスを割り振り、クライアントから名前解決ができることが必要です。

・Windows仕様としてクライアントからの同時接続数の制限がありますが、SNL としての使用制限にはなりません。

・クライアントからライセンスサーバーへの通信が、途中に存在するルータ、ファイアウォール、ゲートウェイ等を通過できることが必要です。

・SOLIDWORKS のファイルサーバー/クライアントインストール構成の場合は、ライセンスサーバーを SOLIDWORKS のファイルサーバ

ーとは別に構築することを推奨します。

・SNL Manager 2018 では SOLIDWORKS 2004~2018(クライアント)バージョンを動かすことができます。

・Windows ファイアウォールを使用しているマシンでは、2 つのポート番号を Windows ファイアウォールに設定する必要があります。デ

フォルトのポート番号は、25734 (SNL サーバー)、25735 (ベンダーデーモン) です。

設定方法

1.コントロールパネルを開く。

2.Windows ファイアウォールをクリック。

3.詳細設定をクリック。

4.受信の規則を表示し、新しい規則をクリック。

5.ポート番号「25734」、ポート番号「25735」を追加。

6.画面に従い任意の名前で規則を設定。

5.3 クライアント

・クライアントからライセンスを確認するタイミング、間隔を指定することはできません。また、これらの情報は公開されておりません。

・ファイル保存や解析等の処理・操作中にライセンスサーバーを認識出来なくなったときは、少なくとも処理が終了するまでの間は、動作

が継続します。

・SNL Manager Server を認識出来なくなった場合でも、しばらくの間 SOLIDWORKS クライアント側での操作が可能です。その間

に SNL Manager Serverの接続を確認します。

・クライアントからルータを介してライセンスサーバーと通信する場合も、TCP/IP プロトコル上での名前解決メカニズムに依存します。

(サーバー名指定時のドメイン名の付加は不要)

・SOLIDWORKSパートナー製品(※)は、SNL管理対象外です。SNL稼働環境でのそれらのアプリケーションの使用にあたっては、

各ソフトウェアメーカーへお問い合わせください。

※「パートナー製品・サービス一覧」参照:「ソリッドワークス・ジャパン ウェブサイト ⇒ 製品 ⇒ パートナー製品・サービス一覧」

URL:http://www.solidworks.co.jp/sw/products/engineering-software-partners.htm

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -37- SWIGJPN2018-2

5.4 オプションファイル

オプションファイルを使用すると、ライセンス管理者はクライアントが使用するライセンスに対して制限出来ます。以下にタイムアウトに関す

る設定の例を紹介します。

SNL Manager Server とクライアント間におけるタイムアウトのデフォルトは 120 分間の為、その間何も操作がないと使用権がタイム

アウトし、ライセンスを戻しますが、以下手順でタイムアウトの設定が可能です。

1. P.28 3.2②SolidNetWork License Server 情報画面で「オプションファイル」にチェックを入れ、[参照]ボタンをクリックし、

「sw_d.opt」ファイルの保存場所を指定します。

(デフォルトパスは<SNL Manager インストールフォルダ>\licenses)

2.次に、 [編集]ボタンをクリックします。

▼指定したオプションファイルのパスに「sw_d.opt」ファイルが存在しない場合には「新しく作成しますか?」とのメッセージが表示されます

ので[はい]をクリックします。

3.表示されたテキストエディタ内で以下を記述し、ファイルを保存します。

TIMEOUTALL <指定秒数>

<指定秒数> 部分を 900(即ち 15 分)、またはそれ以上の数に置き換えます。60 分の設定例は下記のようになります。

TIMEOUTALL 3600

4. ファイル保存後に、SolidNetWork License Server 情報画面に戻り、[次へ]をクリックします。3.2 SNL Manager Server

でのライセンスアクティベーションの③にある SOLIDWORKS 製品のアクティベーション画面になるので、その手順に従ってアクテ

ィベーションを完了します。

5. サーバーアドミニストレーションタブで[停止]、[開始]の順でボタン選択することによりオプションファイル設定が適用されます。

注意)

・指定した秒数と実際のタイムアウト時間との間には若干のずれが生じる場合があります。

・タイムアウト後、クライアントで操作を再開した後に、ライセンスを自動で再取得します。

・タイムアウト後、ライセンスを再取得する際に未使用ライセンスが 0 の場合でも、保存が可能です。

・ライセンスを新規に購入し、SNL Manager Server に追加する操作を、平常運用時に実施したい場合、SNL Managerで、ライ

センスの再アクティベーションを実行した後、[停止]、[開始]の順でボタン選択します。これにより、新規ライセンス数に更新されます。

クライアント側では、ライセンスを自動で再取得します。上記の間、クライアント側での SOLIDWORKS の再起動は不要です。

・FLEXnetについての詳細(上記タイムアウトの設定以外のオプション等)は「FLEXlm End Users Guide(英文のみ)」(※)をご

参照ください。

※「ソリッドワークス・ジャパン ウェブサイト ⇒ サポート ⇒ カスタマーサービス一覧 ⇒ アドミニストレーションガイドのページ一番下

URL:http://www.solidworks.co.jp/sw/support/Administration_guides/ServicePacks.html

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -38- SWIGJPN2018-2

5.5 ライセンスサーバーの移行

ライセンスサーバーを移行する場合は、下記の手順で行います。

1. 使用中の SOLIDWORKS クライアントを全て終了させる。(借用中のライセンスは返却する)

2. 現在のライセンスサーバーで SNL Manager Serverのサービスを停止し、「サーバーアドミニストレーション」タブで「ライセンス情報」

の「変更」ボタンをクリックします。

3. ライセンスを非アクティブ化する。

4. 新しいライセンスサーバーでライセンスをアクティブ化する。

5. SNL Manager Serverのサービスを開始する。

6. SOLIDWORKS クライアントの SNL Manager Client の「サーバーのリスト」タブで、旧サーバー名を削除し、新サーバー名を追加

する。

・SOLIDWORKS クライアントのインストール時、または SOLIDWORKS クライアントの SNL Manager Client の「サーバーのリスト」

タブで、ライセンスサーバー名を 2 つ以上設定しておくことが出来ます。クライアントからアクセスする順番は、リストの一番上にあるサーバ

ーから使用可能なライセンスを取得します。

5.6 ライセンスサーバー運用上の注意

・同一製品に対して購入先が異なるライセンスサーバーを同一 LAN 内で同時に使用する場合は、下記運用とします。

-購入代理店別に、ライセンスサーバーを分けます。例えば、ライセンスサーバーAでは代理店Aから購入したライセンス 30 を稼働さ

せ、ライセンスサーバーB では代理店Bから購入したライセンス 70 を稼働させます。ライセンスサーバーの統合を希望する場合には

購入代理店までお問い合わせください。

・例えば上記条件で、LAN 上に 100 台のクライアントマシンがある場合、各クライアントマシンで使用するシリアル番号を管理上分けて

おくことが必要です。30 台にはライセンスサーバーマシン_Aのシリアル番号で SOLIDWORKS をインストールし、残りの 70 台にはラ

イセンスサーバーマシン_B のシリアル番号で SOLIDWORKS をインストールします。

・アドイン製品については、SOLIDWORKS Premium や SOLIDWORKS Simulation Premium としてライセンス管理されます。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -39- SWIGJPN2018-2

Part Ⅲ

その他のサーバー製品 1. SOLIDWORKS PDM Server

1.1 SOLIDWORKS PDM Server について

SOLIDWORKS PDM Server は、Microsoft SQL Server を利用したファイル管理システムです。SOLIDWORKS PDM

Server は SQL Server、データベースサーバー、アーカイブサーバーで構成されています。各サーバーの役割については後述するインス

トールの手順内で説明します。また、SOLIDWORKS PDM は SNL Manger Serverでライセンス管理されています。

下図に SOLIDWORKS PDM 製品の環境全体の例を示します。

1.2 SOLIDWORKS PDM Serverのライセンス

SOLIDWORKS PDM Standardは、SOLIDWORKS Professional、SOLIDWORKS Premium を所有されている場合、

無償でご利用いただけます。ご利用の際は、あらかじめ購入代理店までお持ちのシリアル番号をご連絡ください。

・お持ちの SOLIDWORKS Professional または SOLIDWORKS Premium がネットワークライセンスの場合:

ご連絡後に SOLIDWORKS PDM Standard が使用できるように、登録処理を行います。登録完了後、これらのシリアル

番号を使って SNL Manager Serverでアクティベーション可能になります。

・お持ちの SOLIDWORKS Professional または SOLIDWORKS Premium がスタンドアロンライセンスの場合

ご連絡後の登録処理が完了後、代理店より新しくネットワークライセンスのシリアル番号が発行され、SNL Manager Server

でアクティベーション可能になります。

SOLIDWORKS PDM Professional は、ご購入後に SOLIDWORKS PDM Professional用のネットワークライセンスが発行

されます。既に SOLIDWORKS Enterprise PDM をお使いの場合は、そのシリアル番号を引き続きご利用いただけます。

SOLIDWORKS PDM Client

SNL Manager Server

SQL Server と

データベースサーバー

アーカイブサーバー

SOLIDWORKS PDM Server

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -40- SWIGJPN2018-2

1.3 SOLIDWORKS PDM Serverのインストール

① インストレーションタイプの選択

<サーバー製品>の<SOLIDWORKS PDM Server コンポーネントをこのコンピュータにインストールします。>を選択し、[次

へ]をクリックします。SNL Manger Server も同時にインストールされるようにデフォルト選択されます。既に SNL Manager Server

がインストールされたライセンスサーバーがある場合、インストールをする必要はありませんので、チェックボックスを解除します。

② 「SolidNetWork License Manager オプション」画面

▼「SolidNetWork

License Manager (配

布ライセンス)をこのコンピュ

ータにインストールします。」

のチェックボックスが選択され

ている場合は、左図の

SolidNetWork License

Manager オプション画面

が表示されます。

SOLIDWORKS

Professional、

SOLIDWORKS

Premium のネットワークラ

イセンスのシリアル番号また

は、新しく発行された

SOLIDWORKS PDM

Standardのシリアル番号

を入力します。

「次へ」をクリックしてサマリー画面に進みます。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -41- SWIGJPN2018-2

サマリー画面で

SOLIDWORKS

PDM Server 横にあ

る をクリックし、

次の画面を開きます。

③ 「SOLIDWORKS PDM Server」画面

[Server製品の選択]・・・SOLIDWORKS PDM Standardか、 SOLIDWORKS PDM Professional かを選択します。

③-1 SOLIDWORKS PDM Standard を選択した場合

③-2 SOLIDWORKS PDM Professional を選択した場合

として説明します。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -42- SWIGJPN2018-2

③-1 SOLIDWORKS PDM Standard を選択した場合

Server製品の選択・・・SOLIDWORKS PDM Standard の選択を確認します。

インストレーション先・・・SOLIDWORKS PDM Server のインストール先を変更できます。

フィーチャーの選択・・・SOLIDWORKS PDM を使用するのに必要なコンポーネントを選択します。

注意)SOLIDWORKS 2018 よりフィーチャーの選択のチェックボックスのデフォルト設定が全てオフに変更されております。

・アーカイブサーバー・・・ファイルボルトに格納された物理ファイル(図面、ドキュメントなど)をホストし、ユーザーとその認証情報を管

理します。

・データベースサーバー・・・通知やローカルビューのリフレッシュ、複製スケジュールの更新、インデックスサーバーの変更などがあったかどう

か調べるために SOLIDWORKS PDM データベースを定期的にポーリングします。データベースサーバーはMicrosoft SQL サーバ

ーと同じシステムにインストールすることを推奨します。

・Client・・・SOLIDWORKS PDM クライアントを SOLIDWORKS PDM Server と同じマシンにインストールします。

注意)SOLIDWORKS PDM クライアントとサーバーを同一マシンにインストールするには、SOLIDWORKS PDM Server オプション

でクライアントを選択し、同時にインストールする必要があります。後からクライアントをインストールすることはできません。

SQL Server・・・データベースに新規インスタンスまたは既存のインスタンスに追加するための設定をおこないます。

・SQL Server Express の新規インスタンスをインストール・・・新規に SQL Server Express をインストールします。名前にサー

バー名\インスタンス名(デフォルト値を推奨)を入力します。

▼上記オプションを選択すると MS SQL 管理ツールのインスタンスが表示されます。選択すると、SQL Server Management

Studio がインストールされます。

・既存の SQL Server Expressデータベースを使用・・・既存の SQL Serverのインスタンスに追加します。必要に応じて[参照]

ボタンより既存の SQL Server とインスタンスを指定します。SQLシステム管理者(sa)パスワードは、ここで新たに設定します。

「サマリーに戻る」をクリックしてサマリー画面に戻ります。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -43- SWIGJPN2018-2

③-2 SOLIDWORKS PDM Professional を選択した場合

Server製品の選択・・・SOLIDWORKS PDM Professional の選択を確認します。

インストレーション先・・・SOLIDWORKS PDM Serverのインストール先を変更します。

フィーチャーの選択・・・SOLIDWORKS PDM を使用するのに必要なコンポーネントを選択します。

注意)SOLIDWORKS 2018 よりフィーチャーの選択のチェックボックスのデフォルト設定が全てオフに変更されております。

・アーカイブサーバー・・・アーカイブサーバーはファイルボルトに格納された物理ファイル(図面、ドキュメントなど)をホストし、ユーザーと

その認証情報を管理します。

・データベースサーバー・・・通知やローカルビューのリフレッシュ、複製スケジュールの更新、インデックスサーバーの変更などがあったかどう

か調べるために SOLIDWORKS PDM データベースを定期的にポーリングします。データベースサーバーはMicrosoft SQL サーバ

ーと同じシステムにインストールすることを推奨します。

・Client・・・SOLIDWORKS PDM クライアントを SOLIDWORKS PDM Server と同じマシンにインストールできます。

・Web Server・・・SOLIDWORKS PDM Professional Web サーバーは、ユーザーが任意のシステムから Windows

Internet Explorer を使用してインターネットまたはイントラネット経由で 1 つまたは複数のファイルボルトに直接アクセスできるように

します。

・Web2 Server・・・ユーザーが任意のシステムから、インターネットブラウザを使用して、ほとんどのデバイスから SOLIDWORKS

PDM Professional ボルトに接続できます。Web2 クライアントが役立つのは、社内ネットワークに接続していない、あるいはオペレ

ーティングシステムがサポートされていないユーザーです。

SQL Server・・・既存の SOLIDWORKS PDM Professional は SQL Server 2016,SQL Server 2014,または SQL

Server 2012 が必要で、これらは事前にインストールしておく必要があります。この画面の設定では、参照ボタンより既に SQL

Serverがインストールされたサーバー名を選択し、その SQL Serve のログイン情報を入力します。

「サマリーに戻る」をクリックしてサマリー画面に戻ります。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -44- SWIGJPN2018-2

④ サマリー画面

ダウンロードオプションの設定については、P.12 ③-2「ダウンロードオプション」変更画面 をご覧ください。

サマリー画面では「使用許諾書」をクリックして内容ご確認の上、「SOLIDWORKS使用許諾契約の条項に同意します」にチェッ

クし、「今すぐインストール」をクリックします。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -45- SWIGJPN2018-2

2.SOLIDWORKS Electrical

2.1 SOLIDWORKS Electrical サーバー製品について

SOLIDWORKS Electrical サーバー は、Microsoft SQL Server Expressを利用したファイル管理システムです。

2.2 SOLIDWORKS Electrical サーバー製品のインストール

① インストレーションタイプの選択で、<サーバー製品>の<SOLIDWORKS Electrical(共有データ)をこのコンピュータにイン

ストールします。> を選択し、[次へ]をクリックします。

② 下図のサマリー画面が表示されます。

Electrical オプション・・・ をクリックすると SOLIDWORKS Electrical オプション画面が表示されます。

ダウンロードオプション・・・ダウンロードオプションについては、P.12 ③-2 をご参照下さい。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -46- SWIGJPN2018-2

③ Electrical オプション画面

インストールする機能・・・インストールする機能を選択します。

・データ・・・ プログラムデータ(プロジェクトデータ、シンボル、各種テンプレート、ライブラリ、カタログ等の実データ)

・コラボレーション サーバー・・・SOLIDWORKS Electrical クライアントと SQL サーバーの接続を監視するサービス

・SQLサーバー・・・ データベースを管理する SQL Server 2014 Express

データの場所・・・プログラムデータ(プロジェクトデータ、シンボル、各種テンプレート、ライブラリ、カタログ等の実データ)をインストール

する場所を指定します。

コラボレーション サーバー・・・SOLIDWORKS Electrical クライアントと SQL サーバーの接続を監視するサービスで、SQLサーバ

ーと同じシステムにインストールする必要があります。

・名前はコラボレーションサーバーがインストールされているサーバーの「コンピュータ名」または「コンピュータの IP アドレス」を入力しま

す。

・ポート番号は接続に関しての問題がなければデフォルト値「26666」の使用を推奨します。

SQLサーバー・・・メタデータ(プログラムデータの情報)を保存します。

・SQLサーバーの新規インスタンスをインストール・・・データベースを新規にインストールします。名前にサーバー名\インスタンス名

(デフォルト値を推奨)を入力します。"TEW"ユーザーパスワードも接続に問題がなければデフォルト値を推奨します。

・既存の SQLサーバーデータベースを使用・・・既存の SQLサーバーのインスタンスに追加する場合に選択します。 [参照]ボタン

をクリックすると、同一サブネットで使用可能な SQL サーバーを検索し表示します。

注意)サーバーシステムとクライアントシステムの両方に完全な管理者権限が必要です。

注意)サーバー データのアップデート後は以前のバージョンの SOLIDWORKS Electrical クライアントから使用できなくなりますので事

前にデータをアーカイブしバックアップコピーを取ることを強く推奨いたします。

④オプション設定が完了したら、「サマリーに戻る」をクリックしてサマリー画面に戻ります。サマリー画面では「使用許諾書」をクリックして

内容ご確認の上、「SOLIDWORKS使用許諾契約の条項に同意します」にチェックし、「今すぐインストール」をクリックします。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -47- SWIGJPN2018-2

3.SOLIDWORKS PCB Services

3.1 SOLIDWORKS PCB Servicesについて

SOLIDWORKS PCB Services には、Microsoft インターネット インフォメーション サービス(IIS)を使用し、データベース管理しま

す。下記機能を持つ共有サーバーとしてリポジトリを管理することにより、電気系と機械系デザイナーの共同作業を可能にします。機能

は下記 3 点です。

・ecadデータの格納

・SOLIDWORKS と共有される設計要素(ボード・シェイプや各コンポーネントのMCAD モデルなど)の格納

・共同作業での変更履歴を保存

3.2 SOLIDWORKS PCB Servicesのインストールについて

①インストレーションタイプの選択で、<サーバー製品>の<SOLIDWORKS PCB Services をコンピュータにインストールしま

す。 > を選択し、[次へ]をクリックします。

②サマリー画面が表示されます。

SOLIDWORKS PCB Services・・・上図の赤枠で囲んだ をクリックすると SOLIDWORKS PCB Services オプ

ションが表示されます。

ダウンロードオプション・・・ダウンロードオプションについては、P.12 ③-2 をご参照下さい。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -48- SWIGJPN2018-2

③「SOLIDWORKS PCB Services」オプション画面

インストレーション先・・・SOLIDWORKS PCB Servicesのインストール先を変更できます。

データフォルダ

・データベース フォルダ・・・データベースフォルダの保存場所を変更できます。

・リビジョン フォルダ・・・リビジョンフォルダの保存場所を変更できます。

PCB Services コンフィギュレーション

・Httpポート番号・・・デフォルトのポート番号は 9780 です。

・Httpsポート番号・・・SOLIDWEORKS 2018 から、ECAD-MCAD データを SOLIDWORKS PCB Services と交換するため

のセキュリティのレイヤーが追加されています。デフォルトのポート番号は 9785 です。

④オプション設定が完了したら、「サマリーに戻る」をクリックしてサマリー画面に戻ります。

サマリー画面では「使用許諾書」をクリックして内容ご確認の上、「SOLIDWORKS使用許諾契約の条項に同意します」にチェッ

クし、「今すぐインストール」をクリックします。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -49- SWIGJPN2018-2

Part Ⅳ

複数マシンへのクライアント インストール

1.アドミニストレーティブイメージ作成

アドミニストレーティブイメージは、ディスク上のソースイメージと同じように、製品をインストールするためのソフトウェアのソースイメージです。

アドミニストレーティブイメージを作成し、クライアントに展開することにより、複数のクライアントに SOLIDWORKS製品のインストールと

管理が可能です。

アドミニストレーティブイメージ作成の際の基本的な手順は P.6 ①②③となります。

①インストレーションタイプの選択で、<アドミニストレーティブイメージ>の<新規イメージをデフォルト設定を使用して作成します。>

を選択します。

②サマリー画面からは「アドミニストレーティブイメージに含める製品」、「ダウンロードオプション」、「アドミニストレーティブイメージ位置」を設

定できます。P.10 ③サマリー(設定の確認、変更) を参考に、各設定をおこないます。

③設定完了後は[今すぐ作成]または[ダウンロードとイメージ作成]をクリックし、アドミニストレーティブイメージの作成を開始します。

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2.アドミニストレーティブイメージオプションエディタ

アドミニストレーティブイメージの作成完了後、アドミニストレーティブイメージオプションエディタ(以下、オプションエディタ)を使用してクライア

ントへのインストール設定をおこないます。

(1) オプションエディタの起動 (下記いずれかにより起動します)

・アドミニストレーティブイメージ作成完了後に自動で起動

・作成したアドミニストレーティブイメージ内にある sldAdminOptionEditor.exe をダブルクリック

① 「セットアップ」/「手動配置」/「自動配布」を切り替えます。(次ページ(4)参照)

② 「グローバル設定」、「グループ」、「マシン」を設定します。(次ページ(3)参照)

③ 左側で選択した「グローバル設定」、「グループ」、「マシン」に対しての設定をおこないます。

設定編集をクリックすると設定を変更できます。設定するオプションについては P.10~16 等もご参照ください。また、「クライア

ントインストレーションオプション」の中にある「設定アドミニストレータ」を使用すると、SOLIDWORKS新規インストールまたはアッ

プグレードするときに適用されるシステムオプションを設定し、ユーザーがそれらのオプションを変更できないようにすることができま

す。(SOLIDWORKS 2018 の設定アドミニストレータは英語表記です。)

④ 「OK」をクリックすると、変更内容が保存され、オプションエディタが終了します。

「閉じる」をクリックすると、変更がある場合には保存確認のメッセージが表示され、オプションエディタが終了します。

「ヘルプ」をクリックすると、ヘルプ画面が表示されます。

1

2

3

4

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -51- SWIGJPN2018-2

(2) オプションエディタにグループ、マシンを追加する方法

①グループの追加・・・[新規グループ]ボ

タンをクリック、または「グローバル設

定」枠内で右クリックして「グループ追

加」し、グループ名を入力します。

②マシンの追加 1・・・[新規マシン]ボタンをクリック、または、「グローバル設定」また

は参加させたい「グループ」を選択し、右クリックして「マシン追加」します。マシン名

または IP アドレスの指定でマシンを追加することができます。

③マシンの追加 2・・・「マシン追加」ダイアログで直接マシン名を入力するか、または

「複数のマシン追加」をクリックし、ネットワーク上のマシンを参照して追加すること

ができます。テキストからマシン名をコピーすることも可能です。

・マシンをグループにドラッグ&ドロップで移動できます。移動先のグローバル設定/

グループ設定で上書きする場合は右クリックメニューから グローバル設定に戻

す / グループ設定に戻す を選択します。

・「インストールするソフトウェア」設定は「グループ」や「マシン」毎にインストールする

/しない製品を選択できます。

・ユーザーとグループの設定が異なる場合はユーザーで設定されている項目が優

先されます。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -52- SWIGJPN2018-2

(3) 編集方法

グループやマシンを追加後に、それぞれのグループやマシンを選択した状態で(1)③でインストールする製品、各種の設定をおこないま

す。

クライアントインストレーションオプション

●メジャーバージョンのクライアントインストールをどの方法で行いますか?

・既存のメジャーバージョン(存在する場合)をアップグレードします。・・・インストールされている既存バージョンの SOLIDWORKS

をアップグレードします。

・新規メジャーバージョンをインストールします。・・・新規にインストールするかを選択します。

注意)既に SOLIDWORKS 2018 がインストールされている場合、サービスパックはどちらのオプションを選択してもアップグレードさ

れます。

新しいメジャーバージョンをインストールする前に、既存の最新バージョンをアンインストールしますか?

(上記で▼「新規メジャーバージョンを作成します」を選択した場合に表示されます)

「はい、カスタムアンインストールを実行します」を選択した場合には削除するアイテムを選択します。これにより、前のバージョンが自動でア

ンインストールされ、新しいバージョンが新規にインストールされます。

●SOLIDWORKS設定をどの方法で適用しますか?・・・クライアントにインストールされる SOLIDWORKS の設定を指定します。

設定ファイルを指定する場合には、同じオペレーティングシステム・バージョンで作成した設定ファイルが推奨です。

「SOLIDWORKS設定アドミニストレータで出力した設定ファイルを使用します。」を選択すると、「設定アドミニストレータ実行」ボタンが

表示されます。SOLIDWORKS ソフトウェアを展開またはアップグレードするときに適用されるシステムオプションを設定し、ユーザーがそ

れらのオプションを変更できないようにすることができます。

●クライアントインストレーションはどの方法でアクティブ化しますか?

[各クライアントインストレーションが完了した時点で自動的にアクティベーションを行います。] を選択すると、スタンドアロンライセンス版の

シリアル番号でインストールされたクライアントで SOLIDWORKS を初めて使用する際に、SOLIDWORKS ライセンスのサイレントアク

ティベーションが実行されます。 (各クライアントが初回 SOLIDWORKS起動時にインターネットに接続できる環境にある必要がありま

す。クライアントからアドミニストレーティブイメージフォルダに書き込み権限が必要です)

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -53- SWIGJPN2018-2

アドミニストレーティブオプション

各インストレーションで診断ログファイルを作成(時間がかかります)

クライアント インストレーションの診断ログ ファイルを作成します。(クライアントからアドミニストレーティブイメージフォルダに書き込み権限が

必要です)

別ユーザーとしてインストレーションを実行

ユーザーアカウント制御(UAC)が無効の場合、別ユーザーとしてクライアントのインストールをすることができます。クライアントで管理者

権限を持つユーザー名とパスワードを入力し、ログインしているユーザー以外のユーザーとしてインストレーションを実行します。

インストレーションの前(後)に次のプログラムを実行

インストレーションを行う前(後)に実行するプログラムを参照します。

注意)実行するプログラムの指定するパスがクライアントから参照できる必要があります。

クライアントはユーザーパフォーマンスフィードバックプログラムに参加しますか?

SOLIDWORKS ユーザーパフォーマンス フィードバックプログラムでは、インターネットに接続できる環境であれば「はい、参加します」を選

択してください。SOLIDWORKS が実際の使用でどのように動作しているかを把握し、今後の開発に役立てることを目的としたもので

す。SOLIDWORKS の起動/終了時間、使用状況等、いくつかの情報を記録したログファイルが生成されます。インターネットに接続

できる環境の場合にのみ、定期的に SOLIDWORKS社へ自動送信が行われます。

(4) クライアントへの展開方法の設定

オプションエディタからインストレーションを展開する方法は、電信メールをユーザーに送信する[手動配布]と、ターゲット マシンにインスト

レーションを自動的にプッシュする[自動配布]があります。

(4)-1. [手動配布]の設定

①オプションエディタ P.50 で、[手動配布]をクリックします。

②グループ、またはマシンの「インストール可能」列をクリックすると、選択したグループ/マシンのアップグレードタイミングを選択できます。

・現在使用可能・・・該当グループ/ユーザーで次回 SOLIDWORKS起動時にアップグレードが開始されます。

・使用不可・・・該当グループ/ユーザーに対してはアップグレードが行われません。

・特定の日付と時刻・・・設定した日時以降にクライアントマシンで

SOLIDWORKS を起動したタイミングでアップグレードが開始されます。

③[メール送信]をクリックします。

▼④アドミニストレーティブ イメージのインストール ディレクトリのパスがネットワークパス

でない場合、右図のダイアログが表示されます。[参照]をクリックしてネットワーク パ

スを指定し、[OK]をクリックします。右図はネットワークパスを指定した後の例です。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -54- SWIGJPN2018-2

⑤下記の電子メールが作成されます。このメールは、アドミニストレーティブ イメージ内の StartSWInstall.hta ファイルに対するネッ

トワーク ロケーションを使用してアドミニストレーティブ イメージからインストールする方法をマシンの所有者に伝えます。SOLIDWORKS

のインストール権限を持つユーザーに電子メールを送信してください。

(4)-2. [自動配布]の設定

クライアントマシンでのインストール操作を必要としないプッシュインストール / アンインストールが可能です。

①オプションエディタで[自動配布]をクリックします。

②展開するグループ / マシンに対して「展開」列でチェックします。

③ インストール時間・・・「今すぐ」、または「後で実行」を選択し日時を指定します。

④ クライアントオプション・・・クライアントで実施する内容を設定します。

・SOLIDWORK 2018 インストール・・・インストールを実行します。

・SOLIDWORK 2018 アンインストール・・・アンインストールを選択する場合、プログラム ファイルおよびプログラム フォルダと共に

レジストリ エントリ、データ ファイル、データ フォルダを削除するかどうかを指定できます。

・コンピュータを自動的に再起動します。・・・展開が完了したときにクライアントマシンを自動で再起動します。

⑤ クライアント資格情報・・・ドメイン名、管理者権限のあるユーザー名、パスワードを入力します。

メールアドレスを入力します。

ネットワークパスが表示されます。

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -55- SWIGJPN2018-2

⑥ [展開]ボタンをクリックすると、「展開」列にチェックしたマシンのステータスが「スケジューリング」または「インストールスケジュール済」とな

ります。([展開]ボタンをクリックした際に「展開」列のチェックは自動的に外れます)

●ステータス(一例)

インストール スケジュール済 ・・・ クライアントマシンにタスクが配布されています。

インストール中 ・・・ クライアントマシンでインストールが開始されています。

接続できませんでした ・・・ ネットワークまたは何らかの原因により接続に失敗しています。

注意)必須条件

・ アドミニストレーティブイメージが作成されているマシン/クライアントマシン共に Microsoft Active Directory ドメインメンバー

である必要があります。

注意)環境によって必要な設定 (展開後にステータスが「インストール中」にならない場合ご確認ください)

・ 管理マシンでユーザーアカウント制御(UAC)の設定を「通知しない」に設定する。

・ ステータスが「インストール スケジュール済」になっている状態でクライアントマシン上のコントロールパネル > 管理ツール > タ

スクスケジューラを起動します。タスクスケジューラライブラリの「Install SOLIDWORKS 2018」タスクを選択し、セキュリティオ

プションを「ユーザーがログオンしているときのみ実行する」に設定します。(クライアント資格情報で記載したユーザー名でログイン

します)

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SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -56- SWIGJPN2018-2

3.アドミニストレーティブイメージによるクライアントインストール

(1) アドミニストレーティブイメージを作成したフォルダを共有します。

(2) インストール方法は以下の 4 つです。

a. アドミニストレーティブイメージ内に作成された StartSWInstall.hta ファイルのショートカットを作成し、ショートカットをクライアントに

配布する。

b. オプションエディタで「手動配布」モードにし、 [メール送信] ボタンよりメールで直接通知する。

c. アドミニストレーティブイメージのパスを通知する。

d. オプションエディタで自動配布モードにし、展開ボタンよりクライアントのWindows のタスクスケジューラーにタスクを配布する。

(3) クライアントで StartSWInstall.hta を起動すると、下記画面が起動します。(上記手順の(2) d は除きます。)

・ [SOLIDWORKS製品を今すぐインストール]をクリックすることにより、SOLIDWORKS のインストールが開始されます。

・ アンインストールするオプションを選択し、[SOLIDWORKS 製品を今すぐアンインストール]をクリックすることにより、アドミニストレーティ

ブイメージからインストールした SOLIDWORKS製品をアンインストールすることができます。

4. アドミニストレーティブイメージとクライアントのアップグレード

アドミニストレーティブイメージ作成の際には、イメージを新規に作成する際もアップグレードの際も IM は新しいイメージを作成します。こ

の作成されたイメージから新規に SOLIDWORKS製品をインストールすることも可能です。作成方法は P.6 の①②③の手順となり、

新規イメージ作成時と基本的に変わりません。アップグレード時の違いとポイントは以下になります。

(1) DVD、Web等から新しくアップグレードするサービスパックの IM を起動します。

(2)<新規イメージを既存のイメージの設定とファイルを使用して作成します。>を選択し、[参照]をクリックして既存のアドミニストレー

ティブイメージの場所を指定します。

注意)P.49 ② 「アドミニストレーティブイメージの位置」では既存のイメージの場所ではなく、新規に作成する場所を指定します。

● アップグレードしたアドミニストレーティブイメージからクライアントの SOLIDWORKS をアップグレード

(1) クライアントが前回インストールした元のアドミニストレーティブイメージの共有を解除します。

(2) アップグレードしたアドミニストレーティブイメージを共有し、共有名を元のアドミニストレーティブイメージと同じにします。

(3) クライアントで SOLIDWORKS を起動するとオプションエディタの設定 P.52(3) に従いアップグレードが開始されます。

Page 57: SOLIDWORKS 2018 · SOLIDWORKS Visualize Standard のライセンスが含まれますのでここには入力しません。 ・SOLIDWORKS Visualize Boost 欄には、下記ライセンスをお持ちの場合にシリアル番号を入力します。

SOLIDWORKS 2018 Japanese Installation Guide -57- SWIGJPN2018-2

付録 困った時は・・・

1. インストールに失敗する。

以下をご確認ください。

A: オペレーティングシステムやその他基本動作環境を確認する

・システム要件ページ : http://www.solidworks.co.jp/sw/support/SystemRequirements.html

B: Customer Portal にログインし、「自分のサポート」>「ナレッジベース」でインストールに関する FAQ を検索する(サブスクリプショ

ンサービス契約要)

https://customerportal.solidworks.com/eservice_jpn/start.swe

C: 以下のリンクより「効果的な SOLIDWORKS の再インストール手順」を参照し、再インストールを実施する

http://www.solidworks.co.jp/sw/docs/how2cleanup.pdf

上記で解決しない/分からない場合には表示されたエラーコードのメモや画像とインストールログを担当代理店までご連絡ください。

2. アクティベーションができない。

以下をご確認ください。

A: ライセンスアクティベーションの FAQやマニュアルを確認する

[スタンドアロンライセンスの場合]

FAQ: https://www.solidworks.co.jp/sw/support/1090_JPN_HTML.htm

操作マニュアル:http://www.solidworks.co.jp/sw/docs/activation_manual.pdf

[ネットワークライセンスの場合]

FAQ: https://www.solidworks.co.jp/sw/support/1092_JPN_HTML.htm

B: Customer Portal にログインし、「自分のサポート」>「ナレッジベース」でアクティベーションに関する FAQ を検索する(サブスクリ

プションサービス契約要)

https://customerportal.solidworks.com/eservice_jpn/start.swe