71
Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第1版 2006年4月 Microsoft® Windows® 2000 Microsoft® Windows® XP Microsoft® Windows Server TM 2003

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイドsoftware.fujitsu.com/jp/manual/manualfiles/M060019/B1WW8631/01Z000/... · Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

  • Upload
    others

  • View
    13

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Systemwalker Live Help 13.0

インストールガイド

第1版 2006年4月

Microsoft® Windows® 2000

Microsoft® Windows® XP

Microsoft® Windows ServerTM 2003

はじめに

Live Help について 富士通のリモートサポート製品、Systemwalker Live Help (この

ガイドでは Live Help と表現します)をお買い求めいただき、あり

がとうございます。Live Help は富士通の運用管理ソフトウェア

Systemwalker のファミリ製品です。

Live Help の役割は何でしょう?サポート担当者(このガイドでは

エキスパートと表現します)が自席から直接提供するエンドユーザ

(このガイドではクライアントと表現します)向けの支援や訓練、

サーバ(このガイドではクライアントと表現します)の運用支援で

す。エンドユーザのコンピュータ、またはサーバ(このガイドでは

クライアントのコンピュータと表現します)の状況を自分自身で把

握することで、アプリケーションや設定の問題を素早く、正確に

解決することができます。Live Help は問題の発生から解決までを

時間単位から分単位に縮めることで組織全体に利益をもたらしま

す。

エキスパートは、サポートセッションを進行するために、[Live Help Expert]プログラム、または[Live Help Monitor]プログラム

を自分自身のコンピュータ(本書ではエキスパートのコンピュータ

と表現します)で利用します。エキスパートは、エンドユーザの支

援をしたり、[Live Help Client]プログラムが実行されている無人

運用のサーバの状況を監視したりするために、リモート操作、画

面共有、ファイル転送、そしてクリップボード転送を利用できま

す。

Live Help Expert と Live Help Monitor の違い [Live Help Expert]プログラムはエキスパートがクライアントを支

援するのに役立つさまざまな機能を備えています。しかしながら、

これらの洗練された機能を実現するために、複数のクライアント

のコンピュータに同時に接続することができません。[Live Help Monitor]プログラムはこの制限をなくすように設計されています。

[Live Help Monitor]プログラムは、1 台のコンピュータで最大 8 個

まで同時に実行できます。このため、エキスパートは同時に複数

のクライアントのコンピュータに接続して、問題の発生の有無を

監視することができます。この機能は、とりわけ無人で運用され

ている複数のサーバを監視する用途に適しています。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド はじめに • 1

一つの例として、エキスパートは[Live Help Monitor]プログラムを

4 個起動し、4 台の異なるサーバに接続し、問題が発生するか監視

し、問題が発生したときそのサーバのリモート操作をすることが

できます。また、[Live Help Monitor]プログラムを教育の目的で使

用し、生徒の作業の進行を監視し、必要時に指導を行うこともで

きます。

同時に複数個起動することを実現するため、[Live Help Monitor]プログラムの機能は[Live Help Expert]プログラムの機能と少し違い

ます。以下に、各ソフトウェアの機能の違いを示します。[Live Help Monitor]プログラムは、[Live Help Expert]プログラムと同時に

インストールされますので、本書では特に断らない限り、[Live Help Expert]プログラムを例に説明します。

Live Help Expert • エキスパート同士の打ち合わせのため、セッションを開

けます。

• 実行しているコンピュータの画面を送る機能を持ち、ク

ライアントの教育、訓練に利用できます。

Live Help Monitor • [Live Help Client]プログラムや[Live Help Expert]プログラ

ムと同時に実行できます。

• 1 台のコンピュータで最大 8 個まで同時に実行させ、それ

ぞれを異なる[Live Help Client]プログラムとの通信に利用

できます。

2 • はじめに Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

OS の表記について 本書では、OS 名称について以下のように略記しています。

OS の正式名称 略記

Microsoft® Windows® XP operating system Professional Microsoft® Windows® XP operating system Home edition Microsoft® Windows® XP Professional x64 Edition

Windows® XP

Microsoft® Windows® 2000 Professional operating system Microsoft® Windows® 2000 Server operating system Microsoft® Windows® 2000 Advanced Server operating system

Windows® 2000

Microsoft® Windows Server™ 2003, Standard Edition operating system Microsoft® Windows Server™ 2003, Enterprise Edition operating system Microsoft® Windows Server™ 2003, Standard x64 Edition Microsoft® Windows Server™ 2003, Enterprise x64 Edition

Windows ServerTM 2003

Microsoft® Windows® 2000 Professional operating system Microsoft® Windows® 2000 Server operating system Microsoft® Windows® 2000 Advanced Server operating system Microsoft® Windows Server™ 2003, Standard Edition operating system Microsoft® Windows Server™ 2003, Enterprise Edition operating system Microsoft® Windows Server™ 2003, Standard x64 Edition Microsoft® Windows Server™ 2003, Enterprise x64 Edition Microsoft® Windows® XP operating system Professional Microsoft® Windows® XP operating system Home edition Microsoft® Windows® XP Professional x64 Edition

Windows®

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド はじめに • 3

本バージョンでの追加、変更事項 本バージョンでは V12.0 に比べ、次の機能を追加、または変更し

ます。

• FT モデルのサポート- [Live Help Expert]プログラムおよ

び[Live Help Client] ]プログラムを PRIMERGY FT(Fault Tolerant)モデルで動作可能としました。

• 64 ビット Windows® のサポート(32 ビット互換動作) - [Live Help Expert]プログラム、[Live Help Client]プログ

ラム、[Live Help CM]プログラムを、Windows® XP x64 Edition、Windows Server™ 2003 x64 Editions で 32 ビット互

換で動作可能としました。

• Client 構成機能の追加 - インストール済みの[Live Help Client]プログラムの設定を一括変更できる機能を追加しま

した。Client 構成ウィザードで Client 構成ファイルを作成

し、Client 構成ファイル適用ツールで[Live Help Client]プログラムに適用します。

• セッション録画機能の機能追加 - セッション開始時か

ら録画を開始する機能を追加しました。

• セッション再生機能の機能追加 - 録画データを画面全

体に表示する機能、及び、再生時に録画した時間の実際

の時間をステータスバーに表示する機能を追加しました。 また、録画データファイルの関連付けを設定する機能を

追加し、エクスプローラなどから録画データファイルを

ダブルクリックするだけで再生できるようにしました。

• ファイル送信機能の削除 - ファイル送信機能は削除さ

れました。拡張ファイル転送機能をご利用ください。

本書の内容 第 1 章 - 概要 では、Live Help CM の考え方を説明し、サポートセ

ンターを紹介します。

第 2章 - ソフトウェアのインストール では、[Live Help Expert]、[Live Help Client]、[Live Help Connection Manager] (本書では[Live Help CM]と記載します。) そして、 [Live Help CM 管理] プログ

ラムのインストールと構成方法について説明します。インストー

ル作業の手順について段階を追って説明します。また、Live Helpソフトウェアを実行するためのハードウェアとソフトウェア要件

についても説明します。

4 • はじめに Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更 では、サポートセン

ターや Live Help CM の追加など、デフォルトの構成の変更につい

ての情報を提供します。

第 4 章 - Live Help CM 管理 では、Live Help CM の構成や、サ

ポートセンターの構成を管理する[Live Help CM 管理]プログラム

の操作の詳細が説明されています。

第 5章 - Live Help インストーラのカスタマイズでは、Live Help インストーラカスタマイズウィザードを利用した、インストーラ

のカスタマイズについて説明しています。

関連した出版物 Live Help の操作に関する詳細は、「Systemwalker Live Help ユー

ザーズガイド」を参照してください。

ファイアウォールを越えてインターネット接続をする場合、[Live Help Connect] コンピュータが必要になります。詳細は、

「Systemwalker Live Help Connect 管理者ガイド」を参照してくださ

い。

[Live Help Expert] プログラムのインストール CD にある

"EXPERT.TXT"ファイルには、製品のリリース情報、トラブルの

解決方法についての記述があります。このファイルを読むための

アイコンが、ソフトウェアをインストールする時にスタートメ

ニューの[Live Help]フォルダに追加されます。

Microsoft® Windows®に関して詳しく知りたい場合は、Microsoft® Windows®のマニュアルを参照してください。

ローカルエリアネットワーク(LAN)やワイドエリアネットワーク

(WAN)の構成(ネットワーク構成)について知りたい場合は、ネッ

トワーク関連のハードウェアや、ソフトウェアとともに提供され

る技術資料を参照してください。ご使用中の TCP/IP 環境について

知りたい場合は、ご使用中のネットワークプロトコルを処理する

製品と共に提供されている技術資料を参照してください。

製品サポート 問題が起こった場合は、富士通の製品サポート部門までご連絡く

ださい。その際には、次の情報の準備をお願いします。

• Live Help のバージョン番号 – バージョン番号は[バー

ジョン情報]ダイアログボックス([ヘルプ]メニューから

[バージョン情報]コマンドを選択します)、またはソフト

ウェアのインストール CD-ROM のラベルを見てください。

• 動作環境 – ご使用になっているハードウェア、およびシ

ステムソフトウェア(ネットワーク、モデム、および

Windows®のバージョン)

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド はじめに • 5

• 問題の詳しい内容 – 問題の発生しているコンピュータに

アクセスできる状態にしておいていただければ、問題解

決の助けとなります。 "EXPERT.TXT" ファイル

には問題解決に役立つ情報が書かれています。

ご連絡いただく前に、[Live Help Expert]のインストールディスク

にある"EXPERT.TXT"ファイルの情報をよくお読み下さい。この

ファイルには、留意事項・制限事項について、最新の情報が含ま

れています。ソフトウェアのインストール後は、"EXPERT.TXT"ファイルへのショートカットが、スタートメニューの[Live Help]フォルダに追加されます。

2006 年 4 月

Systemwalker は富士通株式会社の米国、日本およびそのほかの国における登録商標です。 Microsoft、Windows および MS は米国 Microsoft Corporation の米国およびそのほかの国にお

ける登録商標です。 Windows Server は、米国 Microsoft Corporation の米国およびそのほかの国における商標です。 画面の使用に際して、米国 Microsoft Corporation の許諾を得ています。 そのほか、本書に記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商

標です。 All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1993-2006.

6 • はじめに Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

目次

はじめに ......................................................................................................................................................1 Live Help について .................................................................................................................. 1 Live Help Expert と Live Help Monitor の違い....................................................................... 1 OS の表記について ................................................................................................................. 3 本バージョンでの追加、変更事項 ....................................................................................... 4 本書の内容 ............................................................................................................................... 4 関連した出版物 ....................................................................................................................... 5 製品サポート ........................................................................................................................... 5

目次 ...............................................................................................................................................................i

第 1 章 - 概要..............................................................................................................................................1 最初に読んでください! .......................................................................................................... 1

この後の読み方 ......................................................................................................... 2 サポートセンターと CCL ファイル...................................................................................... 3

サポートセンターの役割 ......................................................................................... 3 サポートセンターを作成する理由と作成方法 ..................................................... 3

Live Help CM の役割と必要性 ............................................................................................... 5 Live Help CM とサポートセンター ....................................................................................... 6

第 2 章 - ソフトウェアのインストール....................................................................................................9 概要 ........................................................................................................................................... 9 システム要件 ........................................................................................................................... 9

エキスパートとクライアントのコンピュータ要件 ........................................... 10 Live Help CM のコンピュータ要件....................................................................... 13 Live Help CM 管理のコンピュータ要件 ............................................................... 14

移行上の注意 ......................................................................................................................... 15 制限事項................................................................................................................... 15 ユーザデータの互換性 ........................................................................................... 15 環境定義情報の互換性 ........................................................................................... 15

Live Help Expert と Live Help Client のインストール ........................................................ 16 Live Help Client を Windowsのサービスとして実行 ........................................ 17 ユーザ権限 ............................................................................................................... 18 インストール方法 ................................................................................................... 18

Live Help CM のインストール ............................................................................................. 21 Live Help CM を起動する...................................................................................... 24 Live Help CM のホスト名の指定........................................................................... 24

ソフトウェアのアンインストール ..................................................................................... 25

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 目次 • i

第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更......................................................................................... 27 サポートセンターの追加 ..................................................................................................... 27

サポートセンターの設計 ....................................................................................... 27 サポートセンターの追加 ....................................................................................... 28

Live Help CM のホスト名または IP アドレスの変更........................................................ 31 Live Help CM コンピュータの追加 ..................................................................................... 33

第 4 章 - Live Help CM管理 .................................................................................................................. 35 概要 ......................................................................................................................................... 35 [Live Help CM 管理]プログラムの起動............................................................................... 35 [ファイル]メニュー............................................................................................................... 36

[CCL ファイルの保存]コマンド............................................................................ 36 [Live Help CM 管理の終了]コマンド .................................................................... 37

[CM]メニュー ........................................................................................................................ 37 [CM の追加]コマンド ............................................................................................. 38 [CM の削除]コマンド ............................................................................................. 39 [CM の設定]コマンド ............................................................................................. 39

[センター]メニュー............................................................................................................... 39 [センターの追加]コマンド .................................................................................... 39 [センターの削除]コマンド .................................................................................... 41 [センターの設定]コマンド .................................................................................... 42

[サービス]メニュー............................................................................................................... 42 [サービスの制御]コマンド .................................................................................... 42 [サービスの設定]コマンド .................................................................................... 43

[ヘルプ]メニュー................................................................................................................... 43 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ ............................................................................... 45

概要 ......................................................................................................................................... 45 [Live Help インストーラカスタマイズウィザード]プログラムの起動 ......................... 45 インストールパッケージの設定 ......................................................................................... 47 インストール先フォルダの設定 ......................................................................................... 49 起動方式の設定 ..................................................................................................................... 50 通信方式の設定 ..................................................................................................................... 51 ユーザ名の設定 ..................................................................................................................... 53 インストール終了時の動作 ................................................................................................. 54 Live Help Client の設定 ........................................................................................................ 55 Live Help Expert の設定........................................................................................................ 57 インストールパッケージの保存 ......................................................................................... 57 カスタマイズパッケージを利用したインストール.......................................................... 58

索引 ........................................................................................................................................................... 59

ii • 目次 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

第 1 章 - 概要

最初に読んでください! この章では、Live Help ソフトウェアのインストールオプションを

紹介します。ソフトウェアのインストールを開始する前に、以下

の情報に目を通してください。これは、インストールの選択肢と

要件を理解する助けになります。たとえば、ネットワーク上のサ

ポートセッションに参加するするために、構成の決定をいくつか

行う必要があります。

ネットワークを通してサポートセッションを実行するつもりなら、

ネットワーク管理者と相談して、自分の要求と、組織の要求の両

方を満足させる構成を計画し、実現することが推奨されます。

Live Help セッションは、クライアントとエキスパートの間で実行

されます。クライアントは[Live Help Client]プログラムを実行しま

す。エキスパートは、[Live Help Expert]または[Live Help Monitor]プログラムを実行します。(これら 2 つのプログラムの違いについ

ては、「Systemwalker Live Help ユーザーズガイド」を参照してくだ

さい。) インストール時に、TCP/IP、モデム、または

これらの通信方式の組み合わせが任意にできます。

[Live Help Monitor]プログラムが、[Live Help Expert]プログラムと

同じフォルダに、同時にインストールされることに注意してくだ

さい。このため、このマニュアルで、[Live Help Expert]プログラ

ムのインストールについて説明する場合、同じことが、[Live Help Monitor]プログラムについても当てはまります。2 つのプログラム

は、自動的、かつ同時にインストールされます。

Live Help は通信方式として「TCP/IP」と「モデム」をサポートしてい

ます。Live Help ソフトウェアをインストールする時に、どちらか

一方、または両方を選択できます。ユーザのコンピュータが複数

の通信方式をサポートしている場合、インストール時にはセッ

ションに使用する通信方式だけを選択します。たとえば、モデム

を使用する予定がなければ、モデム通信を選択しないでくださ

い。なお、サポートセッションで、クライアントとエキスパート

は、同じ接続を使用しなければならないことを覚えておいてくだ

さい。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 1 章 - 概要 • 1

インストール後は、Live Help のメニューを使用し

て構成を変更します。

将来構成が変わっても、ソフトウェアの再インストールをするこ

となく、新しい環境に合わせて通信方式の追加と削除を簡単に行

えるので、心配する必要はありません。

エキスパートは、[Live Help Expert]メニューから簡単に変更を行

うことができます。クライアントは[Live Help Client]プログラムの

初期画面で[設定の変更]ボタンをクリックするか、[Live Help Client セットアップ]プログラムを実行して、別の通信方式を選択

することができます。

通信方式としてサポートされているネットワークとモデムについ

て簡単に説明しましょう。

• TCP/IP ネットワーク – Live Help のユーザはネットワー

ク接続を介してサポートセッションを実行できます。

セッションは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ある

いは広域ネットワーク(WAN)を通して実行できます。

ネットワーク接続でセッションを実行するために、[Live Help Expert]または[Live Help Monitor]プログラムは、クラ

イアントのコンピュータのネットワークアドレスを知っ

ている必要があります。

TCP/IP 通信で[Live Help CM]コンピュータが使われている

場合、Live Help がユーザに代わって、アドレスを決定し

ます。[Live Help CM]コンピュータについては、本章で後

述します。反対に、クライアントのコンピュータの IP ア

ドレスまたは、完全に修飾されたホスト名(たとえば、

yamamoto.fujitsu.com)を指定して、接続することもできま

す。この場合、[Live Help CM]コンピュータは使用されま

せん。

• モデム – ユーザはサポートセッションを実行するのに、

モデムを利用できます。エキスパートのモデムとクライ

アントのモデムが直接通信し、ネットワークソフトウェ

アは使用されません。

この後の読み方 モデムだけを使用してサポートセッションに参加する場合は、第 2 章に進

んでください。

モデムだけを使用してサポートセッションを保持する場合、この

章の残りの部分を読み飛ばして、「第 2 章 - ソフトウェアのイン

ストール」に進んでください。モデムを使用してサポートセッ

ションに参加するための Live Help ソフトウェアのインストール

について詳しく説明されています。

2 • 第 1 章 - 概要 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

ネットワークを使用する場合は、引き続きこの章を読み進んでください。

ただし、ネットワークを使用する場合には、少し時間をかけて、

この章を読み終えてください。Live Help と[Live Help CM]コン

ピュータの背景となる概念を紹介します。この概念を理解するこ

とで、[Live Help CM]コンピュータの導入が必要かどうかの判断

と、最適な構成を計画、展開する手助けが得られます。

すべての要素の中で、最も基本的な要素であるサポートセンター

から説明します。ついで、[Live Help CM]コンピュータについて

説明します。

サポートセンターと CCL ファイル ネットワークを介して技術サポートを提供するために、エキス

パートはクライアントの所在 隣のオフィスにいるのか、別の

階にいるのか、あるいは遠くのビルにいるのか を知る必要が

あります。Live Help では、エキスパートがサポートセンターを介

してクライアントの位置を突き止めます。

サポートセンターの役割 Live Help は、サポートセッションをいくつかのサポートセンター

にグループ化して、管理します。 サポートセンターは複数の会議室がある建物とみなしてください。

サポートセンターは、複数の会議室がある建物と似ています。会

議に参加するには、ビルに入ってから、目的の会議室に行きま

す。クライアントが[Live Help Client]プログラムを起動すると、

サービスのリクエストがネットワーク上に登録されます。実際に

は、クライアントが割り当てられたサポートセンター内に「サ

ポートセッション」が開かれます。これは、建物に入り、会議室

に向かい、エキスパートと打ち合わせるために会議室を予約する

ことに相当します。

エキスパートは、[セッションに参加する]ダイアログボックスの

ドロップダウンリストから、クライアントと同じサポートセン

ターを選択し、ついでクライアントの名前を選択する — これは、

同じビルに入って、クライアントの居る会議室に入ることに等し

い — ことによって、クライアントと接続できます。こうしてサ

ポートセッションが始まります。

サポートセンターを作成する理由と作成方法 デフォルトのサポートセンターの名前は"Support TCP/IP"です。

".CCL"ファイルにはサ

ポートセンター情報が含まれています。

Live Help を最初にインストールした時に、"Support TCP/IP"とい

う名前のサポートセンターが作成されます。

エキスパートは、[セッションに参加する]ダイアログボックス

で、クライアントと同じサポートセンターを選択して、サポート

セッションを始めることができます。Live Help は、Live Help プ

ログラムをインストールしたフォルダのサブフォルダに格納され

ている構成ファイルを参照して、利用可能なサポートセンターを

見つけます。このファイルはサポートセンターのパラメータが格

納されていて、ファイルの拡張子は".CCL"です。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 1 章 - 概要 • 3

[Live Help Client]プログラムは、[Live Help Expert]および[Live Help Monitor]プログラムと違うフォルダにインストールします。デ

フォルトのフォルダ名は、[Live Help Client]プログラムの場合、

"¥CLIENT"であり、[Live Help Expert]および[Live Help Monitor]プログラムの場合、"¥EXPERT"です。プログラムをインストールす

ると、デフォルトのサポートセンターの構成ファイルが格納され

たサブフォルダが作成されます。

• [Live Help Client]プログラムについては、"CLICCL"サブ

フォルダに"Support TCP/IP"サポートセンターの構成ファ

イル"SUPTCP.CCL"が格納されます。

• [Live Help Expert]プログラムについても、"EXPCCL"サブ

フォルダに"Support TCP/IP"サポートセンターの構成ファ

イル"SUPTCP.CCL"が格納されます。

注意: それぞれのサブフォルダには、"DCTCP.CCL"ファイルが存在します。このファイルは IP アドレス指定による接続を実現するための情報が含まれています。このファイルは、変更したり、削除したりしないでください。

サポートセンターはユーザをグループに分ける便利な方法です。

なぜサポートセンターを使用するのでしょうか。それは、サポー

トセンターがユーザをグループ化する便利な方法だからです。

Live Help を使用する全ユーザがセッションに対して相互にアクセ

スできるようにデフォルトのサポートセンターを使用するか、あ

るいは別々にサポートセンターを作成し、それらへのアクセス権

を自分の裁量でユーザに与えることができます。

CCL ファイルを作成し

て、サポートセンターを追加できます。

たとえば、次のような状況を考えてみましょう。自分の会社に技

術サポートを提供する 2 人のエキスパートがいるものとします — 2 人は[Live Help Expert]または[Live Help Monitor]プログラムを

実行します。ほかの全員(クライアント)は、サポートが必要なと

きに[Live Help Client]プログラムを実行します。

この場合、クライアントを 2 つのグループに分け、第 1 のグルー

プは一方のエキスパートから支援を受け、第 2 のグループは他方

のエキスパートから支援を受けるようにすることができます。

この場合、エキスパートごとにサポートセンターを作成する必要

があります。サポートセンターの名前は、たとえば、「山本 健一」と「鈴木 一郎」のように、エキスパートの名前にすることもで

きます。

• 2 つの CCL ファイル(たとえば、"YAMAMOTO.CCL"と"SUZUKI.CCL")を作成します。

• 「山本 健一」に割り当てられたクライアントのサポートセ

ンターフォルダ("CLICCL")に"YAMAMOTO.CCL"ファイ

ルを割り当てます。次に、「鈴木 一郎」に割り当てられた

クライアントのサポートセンターフォルダ("CLICCL")に"SUZUKI.CCL"ファイルを割り当てます。

4 • 第 1 章 - 概要 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

• サポートセンターが複数ある場合は、[Live Help Clientセットアップ]ダイアログボックスの設定で使用するサ

ポートセンターを選択します。サポートセンターが一つ

だけの場合は、クライアントの設定を変更する必要はあ

りません。

• クライアントが、[Live Help Client]プログラムを起動する

と、構成したサポートセンターにサポート要請が置かれ

ます。エキスパートは、[セッションに参加する]ダイアロ

グボックスで、クライアントと同じサポートセンターを

選択し、ついでクライアントの名前を選択して、サポー

トセッションを始めることができます。

ほとんどの場合、デフォルトの"Support TCP/IP"サポートセンター

だけで十分です。追加のサポートセンターを作成する必要があれ

ば、「第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更」-「サポート

センターの追加」の説明にしたがってください。

Live Help CM の役割と必要性 [Live Help CM]コンピュー

タはサポートセンターとセッションの状況を管理します。

[Live Help CM]コンピュータは Live Help サポートセッションの

接続を管理するためのネットワークに接続されたサーバまたは専

用のパーソナルコンピュータです。このコンピュータはサポート

センターのデータと処理中のセッションの状況を管理するために

使われます。一般に、構成されたセッションの中で、[Live Help CM]コンピュータを一つだけ必要とします。構成されたサポート

セッションのすべてのエキスパートやクライアントが使用する共

通のリソースです。

[Live Help CM]コンピュータを使うには、いくつかの理由がありま

す。これらには、セキュリティ、利便性それに管理の容易性など

があります。 クライアントに接続するには、サポートセンターまたは IP アドレス指定を

利用します。

Live Help はエキスパートが TCP/IP プロトコルを使ってクライア

ントに接続する 2 つの方法 (サポートセンター、または IP アドレ

ス指定接続) を提供します。

• サポートセンター – [Live Help CM]コンピュータは利用で

きるセッションのリストを[Live Help Expert]や[Live Help Monitor]プログラムに提供します。エキスパートはそのリ

ストから選択するだけでセッションに参加することがで

きます。

IP アドレス指定 – エキスパートは、クライアントのコン

ピュータの IP アドレスやホスト名を指定して接続します。

クライアントの IP アドレスを格納しておくアドレス帳を

利用することができます。IP アドレス指定の接続方法だ

けを使用する場合は、[Live Help CM]コンピュータやサ

ポートセンターは必要ありません。 利用している TCP/IP 環境が、DHCP サーバやダイアル

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 1 章 - 概要 • 5

アップ接続などを使用し、動的 IP アドレス割当てを行う

よう構成されている場合、クライアントのコンピュータ

の IP アドレスが、その時々で変化しますので、IP アドレ

ス指定に代えて、サポートセンターを利用することを考

慮してください。

注意: ファイアウォールを越えたインターネット接続を実現するには、[Live Help Connect]プログラムの導入が必須となります。[Live Help Connect]プログラムの概要やインストールについては、「Systemwalker Live Help Connect 管

理者ガイド」を参照してください。

Live Help は[Live Help CM]コンピュータを次の用途に使います。

• クライアントが[Live Help Client]プログラムを起動したと

き、サポート要請を適切なサポートセンターに配置しま

す。

• 選択されたサポートセンターで開かれているサポート

セッションの名前の一覧を作成します。このリストは、

エキスパートの[セッションに参加する]ダイアログボック

スに表示されます。

• エキスパートがサポートセッションを始めるため、クラ

イアントのコンピュータに接続しようとしたとき、クラ

イアントの所在を突き止めます。[Live Help CM]コン

ピュータがクライアントの IP アドレスを突き止めますの

で、エキスパートが、クライアントの IP アドレスを調べ

たり、アドレス帳を使ったりする必要がありません。

これらに加えて、[Live Help CM]コンピュータを使って以下のこと

ができます。

• サポートセンターで同時に開くことのできるセッション

数を制限します。

• 特定のサポートセンターでセッションを開くことやセッ

ションに参加するユーザを制限します。

• 適切なサポートセンター(CCL)ファイルだけを提供するこ

とによってユーザのアクセスを制限します。

Live Help CM とサポートセンター [Live Help CM]コンピュー

タはサポートセンターとセッションの状況を管理します。

[Live Help CM]コンピュータはサポートセッションの接続を管理

します。[Live Help CM]コンピュータで実行される[Live Help CM]プログラムは、サポートセンター、サポートセッションを開いた

人の名前とネットワークアドレス、そしてセッションの状態を管

理します。セッションが閉じられると、管理データは破棄されま

す。

[Live Help CM]コンピュータで [Live Help Expert]や [Live Help Client]プログラムを実行しないでください。

6 • 第 1 章 - 概要 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

[Live Help CM]コンピュータは同時に最大 63 の開か

れたセッションを管理できます。

一台の[Live Help CM]コンピュータで管理できる同時サポート

セッション数は、最大 63 です。

しかし、[Live Help CM]コンピュータは TCP ソケットの数以上の

サポートセッションを管理できません。したがって、TCP ソケッ

ト数が限られたシステムは[Live Help CM]コンピュータとして相

応しくありません。詳しくは、お使いになる TCP/IP プロトコル

制御製品のマニュアルを参照してください。

重要な注意

- 一台の[Live Help CM]コンピュータで、管理できる同時サポートセッション数は、最大 63 です。 [Live Help Client]プログラムは「Windows 起動時に自動起動」以外で使用することを推奨します。Windows 起動時に[Live Help Client]プログラムが動作して[Live Help CM]コンピュータに接続するため、最大サ

ポートセッション数を超えてしまう可能性があります。

[Live Help CM]、[Live Help Expert]、および[Live Help Client]プログ

ラムをインストールすると、全員が使えるサポートセンターが

"Support TCP/IP"という名前で作成されます。この設定を使うに

は、 [Live Help CM] コンピュータのアドレスとホスト名

の”CMTCP”を DNS サーバか”Hosts”ファイルのエントリに定義し

ておく必要があります。追加のサポートセンターが不要であれば、

それ以上の変更は必要ありません。変更したい場合、新しいサ

ポートセンターを作り、設定するために、[Live Help CM 管理]プログラムを使ってください。

[Live Help CM]プログラムのインストールと設定の詳細は、「第 2章 - ソフトウェアのインストール」を参照してください。

下図は、[Live Help CM]コンピュータ、サポートセンター、そして

開かれているセッションの関連を示す概念を示します。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 1 章 - 概要 • 7

このTCP/IPネットワーク上の[Live Help CM]の例では、2つのサ

ポートセンターが存在します。一方は"Support TCP/IP"という名前

のデフォルトのサポートセンター、もう一方は「山本 健一」という

名前のサポートセンターです。

• Support TCP/IP サポートセンターでは、3 人のクライア

ントがサポート要請、「斎藤 花子」、「阿部 一男」、「鈴木 太郎」を出しています。

• 「山本 健一」サポートセンターでは、2 人のクライアント

がサポート要請、「佐藤 一郎」、「高橋 良子」を出してい

ます。

「第2章 - ソフトウェアのインストール」では、Live Helpソフト

ウェアのインストールと[Live Help CM]コンピュータのセットアッ

プ方法を説明します。

8 • 第 1 章 - 概要 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

第 2 章 - ソフトウェアのインストー

概要 この章では、Live Help ソフトウェアのインストールについて説明

します。

最初に[Live Help Expert]と[Live Help Client]コンピュータと[Live Help CM]コンピュータのハードウェアとソフトウェアの要件を説

明します。次に、インストール処理を計画できるように、[Live Help Expert]と[Live Help Client]プログラムのインストールオプ

ションを紹介します。これらの導入部に続いて、 [Live Help Expert]と[Live Help Client]プログラムのインストール方法を詳しく

説明します。 クライアントは、1 つの

通信方式を選択しなければなりませんが、エキスパートはすべての通信方式を選択できます。

[Live Help Expert]プログラムをインストールする時には、3 つの通

信方式をすべて選択することができます。[Live Help Client]プログ

ラムの場合は、どれか 1 つの通信方式を選択しなければなりませ

ん。

モデムあるいは IP アドレス指定だけをセットアップするインス

トールをする場合、[Live Help CM]コンピュータは不要であり、

[Live Help CM]プログラムは使用されません。[Live Help Expert]および[Live Help Client]プログラムをインストールするだけで、サ

ポートセッションに参加することができます。

インストール処理を開始する前に、少し時間をとって残りの説明

を読んでください。

システム要件 ここでは、[Live Help Expert]、[Live Help Client]、そして[Live Help CM]プログラムを利用するために必要なハードウェア、およびオ

ペレーティングシステムの要件について説明します。

[Live Help Connect]プログラムの概要やインストールについては、

「Systemwalker Live Help Connect 管理者ガイド」を参照してくださ

い。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 2 章 - ソフトウェアのインストール • 9

エキスパートとクライアントのコンピュータ要件 [Live Help Expert]と[Live Help Client]プログラムの実行に必要な、

最低限のハードウェア・システムの要件は以下のとおりです。

• OS と RAM(最小値)

- Windows® 2000 *1 Professional の場合 : 64MB

- Windows® 2000 *1 Server の場合 : 128MB

- Windows® 2000 *1 Advanced Server の場合 : 128MB

- Windows® XP Home edition の場合 : 128MB

- Windows® XP Professional の場合 : 128MB

- Windows® XP Professional x64 Edition の場合 : 256MB

- Windows Server™ 2003 Standard Edition の場合 : 128MB

- Windows Server™ 2003 Enterprise Edition の場合 : 128MB

- Windows Server™ 2003 Standard x64 Edition の場合 : 512MB

- Windows Server™ 2003 Enterprise x64 Edition の場合 : 512MB

• TCP/IP: Winsock 1.1 互換(接続待ちにポート番号 1513を使います。)

規模の大きいセッションでは、ソケットやバッファが不

足することがあります。Live Help は、TCP/IP セッション

の通信に次の数の TCP ソケットを使います。

- [Live Help Expert]プログラム: セッションのメンバー

数(自分を含む)

- [Live Help Client]プログラム: セッションのメンバー

数(自分を含む)+1

TCP/IP ドライバの各製品には TCP ソケットの最大数が決

められています。通常、この最大値は 8 から 256 ですが、

製品によっては変更可能なものもあります。詳しくは、

製品のマニュアルを参照してください。

• ネットワーク間相互接続ブリッジ/ルータ間接続: 56kbps以上のモデムの利用を推奨。ダイアルアップ接続: 56kbps以上のモデムの利用を推奨。

• モデム: 56kbps 以上のモデムの利用を推奨

• CPU: 以下のプロセッサを推奨

Intel® Pentium®互換以上 Intel® EM64T に対応した Intel® Xeon® Intel® EM64T に対応した Intel ®Pentium® 4 AMD Opteron™ AMD Athlon™ 64

*1 Windows® 2000 上で[Live Help Client]プログラムをサービスとして実行しかつ、

Windows®起動時に自動起動させる場合には、Service Pack 2 以降の適用が必要です。

10 • 第 2 章 - ソフトウェアのインストール Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

• ハードディスクの空き領域

- [Live Help Expert]プログラム: 15 MB

- [Live Help Client]プログラム: 12 MB

• 画面: VGA 以上

• マシン: ディスプレイモニタ、キーボード、マウスが接続

された PC-AT 互換機

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 2 章 - ソフトウェアのインストール • 11

重要な注意

- Live Help を他社のリモートコントロール製品と共存させることはできません。他社のリモートコントロール製品(たとえば、 pcAnywhere 、 LapLink 、 ReachOut 、 CoSession 、 VNC 、WinShare、JP1 のリモート操作機能、LANDeskServerManagerのリモート操作機能、SMS のリモート操作機能、など)がインストールされているコンピュータに Live Help をインストールすると、Windows®システムが矛盾を起こして立ち上がらなくなることがあります。Live Help をインストールする前に、他社のリモートコントロール製品がインストールされていないことを確認してください。インストールされている場合には、必ずアンインストールしてから Live Help をインストールしてください。

- 異なるバージョンの Live Help 製品をネットワーク上で混在させて利用される場合、[Live Help Client]プログラムと接続可能な[Live Help Expert]と[Live Help Monitor]プログラムは、[Live Help Client]プログラムと同じか、より新しいバージョンを使用する必要があります。

- 一つのコンピュータに[Live Help Expert]と[Live Help Client]および[Live Help Connection Manager]プログラムをインストールする場合は、同一のバージョン/レベルとする必要があります。異なるバージョン/レベルをインストールした場合、正しく動作しなくなります。

- ターミナルサービスが起動しているサーバ上で、エキスパートおよびクライアントを利用する場合、サーバにローカル・ログオンして操作する限り利用可能です。他の端末からターミナルサービスで接続し、リモートでサーバ上の Live Help を利用することはできません。

- Live Help は、ターミナルサービスに対するアドオンソフトMetaFrame が共存した環境での動作は保証していません。

- Live Help をクラスタ環境にインストールして使用することについてはサポートしていません。Windows 版 Systemwalker Centric Manager のリモート操作機能をクラスタ環境にインストールして使用することはできますが、クラスタのフェールオーバーには対応していません。この場合のリモート操作機能の動作保証は、通常の Windows Server™ 2003 / Windows® 2000 サーバ上での動作範囲となります。

12 • 第 2 章 - ソフトウェアのインストール Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

Live Help CM のコンピュータ要件 [Live Help CM]をインストールするコンピュータは、以下の要件を

備え、Windows®が動作していなければなりません。

• OS - Windows® 2000 Professional - Windows® 2000 Server - Windows® XP Home edition - Windows® XP Professional - Windows® XP Professional x64 Edition - Windows Server™ 2003 Standard Edition - Windows Server™ 2003 Enterprise Edition - Windows Server™ 2003 Standard x64 Edition - Windows Server™ 2003 Enterprise x64 Edition

• TCP/IP: Winsock 1.1 互換(接続待ちにポート番号 1514を使います。)

• ハードディスクの空き領域 : 5 MB

• LAN カード: 1 枚のみ搭載されたコンピュータ(2枚以

上搭載された環境で利用することはできません。)

[Live Help CM]プログラムは、サポートセンターのデータと、開か

れているセッションを管理する Windows®アプリケーションまた

は Windows®のサービスとして動作します。[Live Help Client]プロ

グラムは、クライアントがサポートセンターにサポート要請を登

録する(セッションを開く)とき、[Live Help CM]プログラムと通信

を開始します。[Live Help Expert]プログラムは、エキスパートが

そのセッションに参加するときに、[Live Help CM]プログラムと通

信を開始します。サポートセンターの作成と設定を行うには、

[Live Help CM 管理]プログラムが使用されます。

一台の[Live Help CM]コンピュータで管理できる同時サポートセッ

ション数は、最大 63 です。しかし、[Live Help CM]は TCP ソケッ

トの数以上のサポートセッションを管理できません。したがって、

最大 8 個の TCP ソケットしか持たないシステムは[Live Help CM]コンピュータとして相応しくありません。詳しくは、製品のマ

ニュアルを参照してください。

重要な注意

- [Live Help CM]プログラムは、ご利用中の[Live Help Expert]と[Live Help Monitor]プログラムの中で最新のバージョンと同じ

バージョンを使用する必要があります。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 2 章 - ソフトウェアのインストール • 13

Live Help CM 管理のコンピュータ要件

• OS - Windows® 2000 Professional - Windows® 2000 Server - Windows® XP Home edition - Windows® XP Professional - Windows® XP Professional x64 Edition - Windows Server™ 2003 Standard Edition - Windows Server™ 2003 Enterprise Edition - Windows Server™ 2003 Standard x64 Edition - Windows Server™ 2003 Enterprise x64 Edition

• TCP/IP: Winsock 1.1 互換(接続待ちにポート番号 1514を使います。)

• ハードディスクの空き領域 5 MB

14 • 第 2 章 - ソフトウェアのインストール Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

移行上の注意 ここでは、以前のバージョンからアップデートインストールにて

移行する場合の注意事項を説明します。

制限事項 制限事項はありません。

ユーザデータの互換性 非互換はありません。

環境定義情報の互換性 環境定義情報(セットアップ項目)に関しては、アップデート前

の Live Help のバージョンにより、一部情報が引き継がれないも

のがあります。詳細を以下に示します。

作成バージョン (アップデートする製品)

5.0 5.2 10.0 11.0 12.0 13.0

5.0 ○ ○ △(※) △(※) △(※) △(※)

5.2 × ○ ○ ○ ○ ○

10.0 × × ○ ○ ○ ○

11.0 × × × ○ ○ ○

12.0 × × × × ○ ○

読み込みバージョン

(インストール済)

13.0 × × × × × ○

○ 互換あり 設定項目は全て引き継がれます △ 一部互換なし 再設定が必要な項目があります × 互換なし 設定を引き継ぐことは出来ませ

ん。(サポート対象外)

※ アップデートインストールを実施した場合、次の情報を引き

継ぐことはできません。[Live Help Client セットアップ]プログ

ラムまたは、[Live Help Expert]プログラム より再度設定を

行って下さい。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 2 章 - ソフトウェアのインストール • 15

Live Help Client で引き継がれない項目

Client セットアップ • 接続の承認処理をする • [TCP/IP の設定] - [アダプタの選択]

Live Help Expert で引き継がれない項目

[表示]メニュー • 画面全体に表示 • ツールバーの表示/非表示 • ツールボタン名の表示/非表示 • ステータスバーの表示/非表示

[オプション]メニュー

-[セキュリティ] • セッションを抜ける/閉じる時確認する • 接続の承認処理をする • セッションに参加する/抜けるメンバーの

通知 • [Ctrl+Alt+Del]キーを受け入れる

[オプション]メニュー

-[通信方式] • [TCP/IP の設定] - [アダプタの選択]

[オプション]メニュー

-[画面送信方式] • 方式 • 減色して送信 • 壁紙の表示/非表示

Live Help Expert と Live Help Client のインストール ここでは、[Live Help Expert]および[Live Help Client]プログラムを

インストールする時に選択できる、いくつかのオプションについ

て説明します。インストールプログラムの起動方法についても説

明します。

重要な注意

- Windows® 2000 上で[Live Help Client]プログラムをサービスとして実行しかつ、Windows®起動時に自動起動させる場合には、Service Pack 2 以降の適用が必要です。

- [Live Help Client]プログラムの起動方式を「サービスとして起動」に設定している場合、Windows ファイアウォールで Live Help の通信がブロックされても、それを通知する警告メッセージが表示されず、通信がブロックされていることに気付かない可能性があります。Windows ファイアウォールが有効になっている OS 上で Live Help を使用する場合は「Systemwalker Live Help ユーザーズガイド」 -「付録 D - Windows ファイアウォールの設定」を参照して必要な設定を

行ってください。

16 • 第 2 章 - ソフトウェアのインストール Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

Live Help Client を Windowsのサービスとして実行 [Live Help Client]プログラムを Windows®のサービスとして動作さ

せることで、無人運用のサーバやワークステーションの管理者は、

[Live Help Expert]プログラムを使って、管理者権限でログオンし、

コンピュータの管理ができます。たとえば、ログオン中のユーザ

の権限では実行できないシステム構成の変更に、管理者権限を必

要とする場合があります。Windows®のサービスとして動作させ

ることで、[Live Help Client]プログラムはログオフ後も動作します。

サービスとして動作していなければ、[Live Help Client]プログラム

はログオフと同時に終了します。

[Live Help Client 起動方式の選択]ダイアログボックスで、[Live Help Client]プログラムを Windows®のサービスとして動作させる

ことを選択できます。

サービスとして起動する場合、2 つの選択肢、「Windows 起動時に

自動起動」、「自動起動しない」があります。無人運用のサーバや

ワークステーションを監視する場合、前者を選択することが推奨

されます。

[Live Help Client]プログラムのインストール終了後でも、[Clientセットアップ]を使ってサービスオプションを確認したり、変更し

たりすることができます。 [Client セットアップ]は、

スタートメニューまたは[Live Help Client]プログラ

ムの初期画面から起動できます。

[Client セットアップ]は、スタートメニューから[Live Help]-[Client セットアップ]を選択するか、[Live Help Client]プログラム

の初期画面の[設定の変更]ボタンをクリックして(この場合、[Live Help Client セットアップ]ダイアログボックスが閉じられるまで、

[Live Help Client]プログラムが一時的に停止されます。) 起動でき

ます。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 2 章 - ソフトウェアのインストール • 17

ユーザ権限 [Live Help Expert]または[Live Help Client]プログラ

ムをインストールするには管理者権限が必要です。

[Live Help Expert]または[Live Help Client]プログラムをインストー

ルする場合、必ず"Administrators"グループに属するユーザアカウ

ントを使ってログオンしてから行ってください。

インストール方法 インストール処理を開始するには、該当するプログラムのインス

トール CD-ROM を準備し、以下の手順にしたがってください。

1. CD ドライブに [Live Help Client] または [Live Help Expert] プログラムの CD-ROM をセットします。

2. Live Help のインストールプログラムは、自動的に起動し

ます。パソコンの環境によっては、CD-ROM を差し込ん

でもインストール画面が表示されない(オートスタート

機能が作動しない)場合があります。その場合は、CD-ROM に格納されている"SWSETUP.EXE"を起動してくだ

さい。

3. [Live Help Client] プログラムの場合、次のダイアログ

ボックスで [Live Help Client インストール] を選択します。

[Live Help Expert]プログラムの場合、次のダイアログ

ボックスで[Live Help Expert インストール]を選択します。

18 • 第 2 章 - ソフトウェアのインストール Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

4. [Live Help Client] プログラムを、Windows 2000、Windows ServerTM 2003 または Windows® XP にインストー

ルする場合は、ダイアログボックスが表示され、 [Live Help Client] プログラムの起動方式を選択できます。

各オプションの詳細は、本章の「Live Help Client を

Windowsのサービスとして実行」を参照してください。

5. 次のダイアログボックスでプログラムを格納するドライ

ブとフォルダを指定します。デフォルトのフォルダ名は、 -"C:¥Program Files¥Fujitsu¥Live Help¥Expert"または

"C:¥Program Files¥Fujitsu¥Live Help¥Client"です。

6. [Live Help Expert] プログラムの場合、次のダイアログ

ボックスで利用する通信方式を選択します。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 2 章 - ソフトウェアのインストール • 19

利用する通信方式を示すチェックボックスにチェックを

つけ、モデムを選択した場合は、利用するモデムの名前

を、リストボックスから選択してください。

なお、この選択はインストール終了後も、[オプション]メニューを使って変更することができます。

[Live Help Client]プログラムの場合、次のダイアログ

ボックスで利用する通信方式を選択します。

利用する通信方式を示すオプションボタンを選択してく

ださい。モデムを選択した場合は、利用するモデムの名

前と、接続方法(「着信待ち」、または「ダイヤル発信」)を、

リストボックスから選択してください。

なお、この選択はインストール終了後でも、スタートメ

ニューから[Live Help]-[Client セットアップ]を選択して

変更することができます。

7. [次へ] ボタンをクリックして、インストールを続けてく

ださい。ファイルが適切なフォルダにコピーされます。

8. インストールの終わりに、システムファイル(レジストリ) が更新されます。 [Live Help Expert]プログラムの場合、[Live Help Expert]プログラムおよび [Live Help Monitor]プログラムへの

ショートカットと、"EXPERT.TXT"ファイル(留意事項・

制限事項について、最新の情報が含まれています)を読

むためのショートカットが、スタートメニューの[Live Help]フォルダに追加されます。 [Live Help Expert]プログラムの場合、[Live Help Expert]プログラム、[Live Help Monitor]プログラム、そして製品

のリリース情報、トラブルの解決方法について記述した

"EXPERT.TXT"ファイルを読むためのショートカットが、

スタートメニューの[Live Help]フォルダに追加されます。

[Live Help Client]プログラムの場合、[Live Help Client]と

20 • 第 2 章 - ソフトウェアのインストール Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

[Client セットアップ ]ショートカットが、スタートメ

ニューの[Live Help]フォルダに追加されます。

9. 最後に、 [Windows の再起動] ボタンをクリックしてイン

ス ト ー ル を 終 了 し 、 Windows を 再 起 動 し ま す 。

Windowsの再起動後、コンピュータがサポートセッショ

ンに参加できる状態にセットアップされます。

10. インストールはこれで終わりです。サポートセンターを

使う場合、後述の「Live Help CM のインストール」にした

がって、[Live Help CM]プログラムをインストールしてく

ださい。

注意: - Windows® XP x64 Edition、Windows Server™ 2003 x64 Edition に Live Help をインストールする場合、インストール中に、画面が数秒間ブラックアウトすることがあります。これは Live Help の画面制御ドライバを登録する際に発生する現象で、正常な動作です。

-インストール完了後、Windows®の再起動を行うまではLive Help は有効になりません。使用するには Windows®の再起動が必要です。

-通常、NTFS 区画にアプリケーションがインストールされると Windows®はインストールフォルダへの完全なアクセス権限を“Everyone”グループに与えます。これはセキュリティリスクに繋がります。 そのため、Live Help が NTFS 区画にインストールされた場合、Live Help は“Everyone”グループをアクセス権限リストから削除します。レジストリデータベース上における Live Help の登録内容に関しても、ファイルシステムに関係なく同様の処理を行います。 これは Live Help のファイルや構成情報への不要なアクセスを防ぐためです。これらの処理を行っても、Interactive Users(物理的にコンピュータにログオンしているユーザ)や Administrators が、インストールフォルダやレジストリデータベースへの完全なアクセス権限を持ち続けることに変わりはありません。 これらの権限を元に戻す必要がある場合は、お使いのWindows®のマニュアルのアクセス権限に関する説明を参

照してください。

Live Help CM のインストール [Live Help CM]コンピュータがシステム要件のすべてを満たしていることを確認してください。

最初に、コンピュータが「第 2 章 - ソフトウェアのインストール」-「システム要件」-「Live Help CM の役割と必要性」に示されている環境をすべて満たすことを確認してください。 以下に、インストールの手順を示します。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 2 章 - ソフトウェアのインストール • 21

1. パソコンの CD ドライブに [Live Help Expert] プログラム

の CD-ROM をセットします。パソコンの環境によっては、

CD-ROM を差し込んでもインストール画面が表示されな

い(オートスタート機能が作動しない)場合があります。

その場合は、CD-ROM に格納されている"SWSETUP.EXE"を起動してください。

2. [Live Help CM] プログラムの場合、次のダイアログボッ

クスで [Live Help Connection Manager インストール] を選

択します。

3. 次に [Live Help CM のセットアップ] ダイアログボックス

が表示されます。

4. [Live Help CM セットアップ] ダイアログボックスで 2 つ

の選択肢が与えられます。1 つは、[Live Help CM]プログ

ラムを、もう 1 つは、[Live Help CM 管理]プログラムをイ

ンストールします。デフォルトで、両方が選択されてい

ます。

この時点では、[Live Help CM 管理]プログラムのインス

トールは、オプションになります。[Live Help CM 管理]プログラムは、サポートセンターの構成を管理するために

使われ、デフォルトのサポートセンター(Support TCP/IP)

22 • 第 2 章 - ソフトウェアのインストール Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

を変更(例えば、新しいサポートセンターを追加)する場合

だけ必要になります。サポートセンターの追加や変更に

ついての詳細は「第 3 章 - サポートセンター関連の設定

変更」-「サポートセンターの追加」を参照してくださ

い。この時点で[Live Help CM 管理]プログラムをインス

トールすると、[Live Help CM 管理]プログラムは[Live Help CM]プログラムと同じフォルダにインストールされ

ます。

[Live Help CM 管理]プログラムを後でインストールする場

合、セットアッププログラムを単に再度実行してくださ

い。[Live Help CM]プログラムは通常セキュリティに配慮

された場所に格納されますので、セキュリティに配慮す

る場合、これは良い方法です。[Live Help CM 管理]プログ

ラムを[Live Help CM]コンピュータと同じコンピュータに

インストールしない場合、[Live Help CM]コンピュータの

管理を行う人がアクセス可能な、「ローカル」または

「私用」ドライブまたはネットワークドライブにインス

トールしてください。ほかのユーザが構成情報ファイル

を誤って変更したり、削除したりしないよう、プログラ

ムを「共用」ドライブに格納しないようにしてください。

5. デ フ ォ ル ト の イ ン ス ト ー ル 先 フ ォ ル ダ で あ る

"C:¥Program Files¥Fujitsu¥Live Help CM"を使用するか、

あるいは新しいパスを入力します。これは、プログラム

をコピーするフォルダです。[次へ]ボタンをクリックしま

す。

6. デフォルトのプログラムフォルダである"Live Help"を使

用するか、既存のアプリケーションフォルダを選択しま

す。[次へ]ボタンをクリックします。

7. 選択したインストールオプションをサマリー画面で確認

します。[次へ]ボタンをクリックするか、選択した内容を

変更するために[戻る]ボタンをクリックします。

[Live Help CM]プログラムが選択したフォルダにコピーされます。

[Live Help CM 管理]プログラムをインストールしている場合は、

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 2 章 - ソフトウェアのインストール • 23

スタートメューの[Live Help]フォルダに[Live Help CM 管理]ショー

トカットが追加されます。

Live Help CM を起動する [Live Help CM]プログラムを起動するには、次のいずれかの操作

を行います。

• CM 管理プログラムを利用する: [Live Help CM 管理]プロ

グラムをインストールしている場合は、[Live Help CM 管

理]プログラムで[サービス]-[サービスの制御]-[サービ

スの開始]コマンドを選択して起動することができます。

システム起動時に Windows®のサービスとして自動的に動

作させる場合は、[サービス]-[サービスの設定]-[サービ

ス自動起動]コマンドを選択します。

• Windows®のサービスの設定を利用する: コントロールパ

ネルの[サービス]アプレットを表示させて、[Live Help CM]サービスの状態を確認したり、開始または停止させた

りすることができます。サービス名は「Live Help Connection Manager Service」です。

Windows®のサービスとして動作する[Live Help CM]プログラムに

は利点があります。第一は、[Live Help CM]プログラムを起動する

ために、OS にログオンする必要がないことです。Windows®の

サービスはログオン前に起動するように設定できますので、[Live Help CM]プログラムは自動的に起動します。

第二に、[Live Help CM]プログラムはユーザがログオフした後も動

作を継続できることです。[Live Help CM]プログラムがサービスで

はなく通常のアプリケーションとして起動されると、Window®か

らログオフすると[Live Help CM]プログラムが終了してしいます。

これで、インストール処理の最初の段階は終了です。[Live Help CM]プログラムのインストールと、デフォルトの設定で動作させ

るまでの説明を終えました。次のステップでは、[Live Help CM]コンピュータのホスト名について説明します。

Live Help CM のホスト名の指定 今までのステップで、[Live Help CM]プログラムを起動しました。

この段階で、[Live Help CM]プログラムは完全に機能し、サポート

セッションを管理する準備が整っています。しかしながら、[Live Help CM]コンピュータをユーザが認識できるようにする処理が

残っています。認識させるもっとも簡単な方法は、以下のどちら

かです。

• [Live Help CM]コンピュータのホスト名を DNS サーバに

登録する。

24 • 第 2 章 - ソフトウェアのインストール Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

• [Live Help CM]コンピュータのホスト名を[Live Help Client]または[Live Help Expert]プログラムを利用するすべてのコ

ンピュータのローカル"Hosts"ファイルに追加する。 デフォルトでは、 [Live Help CM]コンピュータのホスト名が"CMTCP"とみなされています。

デフォルトのインストールでは、[Live Help CM]コンピュータの

ホスト名が"CMTCP"とみなされています。特別な理由がない限

り、このデフォルトの設定を使うことを推奨します。

デフォルトの設定を使うには、このホスト名"CMTCP"を DNSサーバか、適切な"Hosts"ファイルに加えてください。

[Live Help CM]コンピュータのホスト名にほかの名前を使うことができます。 DNS サーバや"Hosts"ファイルを使わない場合、IPアドレスを指定する必要があります。

ホスト名をほかの名前に変更したい場合、Live Help のデフォルト

の構成情報ファイルを変更する必要があります。第 3 章の「Live Help CM のホスト名または IP アドレスの設定」にしたがってくだ

さい。

利用するネットワークで、DNS サーバや"Hosts"ファイルが使わ

れていない場合、Live Help の構成情報ファイルで IP アドレスを

指定する必要があります。「第 3 章 - サポートセンター関連の設

定変更」-「Live Help CM のホスト名または IP アドレスの変

更」にしたがってください。

ソフトウェアのアンインストール インストールされた Live Help ソフトウェアは、以下の方法でア

ンインストールすることができます。

コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]アイコン

をダブルクリックして、削除するアプリケーションの一覧表から

「Live Help Client」、「Live Help Expert」または「Live Help CM」を選

択してください。

注意: - Live Help をアンインストールする場合、必ず "Administrators"グループに属するユーザアカウントを使ってログオンしてから行ってください。

-Live Help Client、Live Help Expert のアンインストール後

は、システムの再起動が必要です。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 2 章 - ソフトウェアのインストール • 25

第 3 章 - サポートセンター関連の設

定変更

この章では、Live Help をインストールした後で、変更可能なサ

ポートセンター関連の設定について説明します。たとえば、サ

ポートセンターを追加したり、サポートセンターの設定を変更し

たり、あるいは[Live Help CM]コンピュータを追加したりできます。

サポートセンターの追加 サポートセンターを追加するには、いくつかの事項について判断

をする必要があります。以下に、考慮しなければならない事柄と、

実際のやり方について説明します。最初に、サポートセンターの

必要性について説明し、次に[Live Help CM 管理]プログラムを

使ってサポートセンターを追加する方法について説明します。

[Live Help CM 管理]プログラムの操作の詳細は、第 4 章を参照し

てください。

サポートセンターの設計 まず、どのクライアントがどのエキスパートとセッションを持つ

かを決めなければなりません。

ユーザ もっとも簡単なセットアップは、だれもが利用できるサポートセンターを 1 つ設けることです。

もっとも簡単な[Live Help CM]コンピュータのセットアップは、

クライアントとエキスパートの両方が利用するサポートセンター

を 1 つ設けることです。この場合、だれもが TCP/IP ネットワー

ク上の"Support TCP/IP"サポートセンターにアクセスして、セッ

ションを開いたり、セッションに入ったりすることができます。 しかし、複数のサポートセンターが必要な場合もあります。

なぜ、複数のサポートセンターがあると便利なのかを理解してい

ただくために、次のようなシナリオを考えてみてください。会社

に技術サポートを行う人が 2 人いるとします。この 2 人は[Live Help Expert]プログラムを実行します。そのほかの人は、助けが必

要になると[Live Help Client]プログラムを実行します。そこで、1つのグループは 1 人のエキスパートからサポートを受け、もう 1つのグループはもう 1 人のエキスパートからサポートを受けるよ

うにクライアントを 2 つのグループに分けることができます。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更 • 27

CCL ファイルを作成して

サポートセンターを追加します。

この場合、それぞれのエキスパートに 1 つずつ、2 つのサポート

センターを作成します。サポートセンターにそれぞれのエキス

パートの名前を — 「山本 健一」と「鈴木 一郎」のように — つけ

ることもできます。

1. 2 つの別々の CCL ファイル、"YAMAMOTO.CCL"と "SUZUKI.CCL"を作成します。

2. 「山本 健一」に割り当てられたクライアントに、

"YAMAMOTO.CCL"ファイルを割り当てます。次に、「鈴

木 一 郎 」 に 割 り 当 て ら れ た ク ラ イ ア ン ト に 、

"SUZUKI.CCL"ファイルを割り当てます。

3. 「山本 健一」に"YAMAMOTO.CCL"ファイル、「鈴木 一郎」に"SUZUKI.CCL"ファイルを割り当てます。

4. クライアントが[Live Help Client]プログラムを起動する

と、そのクライアントで割り当てたサポートセンターに

サービス要求が登録されます。クライアントは、[Live Help Client セットアップ]プログラムによりサポートセン

ターを指定することができます。

エキスパートは、適切なサポートセンターを選択し、ク

ライアントの名前を[セッションに参加する]ダイアログ

ボックスから選択してサポートセッションをはじめま

す。

まとめると、どのユーザがお互いにサポートセッションを持つこ

とを必要としているかを考え、それに従ってサポートセンターを

作成することです。まず、デフォルトのセットアップでだれもが

使用できるサポートセンターを 1 つ作成し、次に必要に応じてサ

ポートセンターを追加してください。

サポートセンターの名前 サポートセンターの名前は重複させないでください。

次に、サポートセンターの名前を決めます。サポートセンターの

名前は注意して選んでください。それぞれの名前は互いに重複し

ないようにしてください。たとえば、「ヘルプデスク」という名前

のサポートセンターが 2 つある場合、エキスパートはクライアン

トを見つけるのに、どちらのサポートセンターを選択すればいい

のかわかりません。

サポートセンターを使用する人達の組織名か、サポートセンター

の使用目的のどちらかを表す名前を考慮してみてください。

サポートセンターの追加 サポートセンターを追加するには、[Live Help CM 管理]プログラ

ムを起動します。このプログラムは[Live Help CM]プログラムと連

携し、現在のサポートセンター情報を表示し、CCL ファイルの追

加や変更を行うことを可能にします。

28 • 第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

重要: [Live Help CM 管理]プログラムを起動する前に、[Live Help CM]プログラムが起動済であることを確認してください。[Live Help CM 管理]プログラムは[Live Help CM]コンピュータと「通信」を行います。

スタートメニューのから[Live Help]-[CM 管理]を選択し、[Live Help CM 管理]プログラムを起動しま

す。

スタートメニューから[Live Help]-[Live Help CM 管理]を選択し

ます。[Live Help CM 管理]ウィンドウが表示され、アクセスでき

る[Live Help CM]コンピュータと、選択された[Live Help CM]コン

ピュータ内に現在配置されているサポートセンターの一覧を表示

します。ここで、作業を行う[Live Help CM]コンピュータを選択

する必要があります。デフォルトのインストールでは、[Live Help CM]コンピュータの名前は"Connection Manager 1"で、サポートセ

ンターの名前は"Support TCP/IP"になります。

サポートセンターを[Live Help CM]コンピュータに追加するには、

以下の操作を行ってください。

1. [センター] - [センターの追加] コマンドを選択します。

[センターの構成情報]ダイアログボックスが表示されます。

[センター]パネルに必要な情報を入力してください。

• 名前 -サポートセンターの名前を入力します。たと

えば、「経理部門支援」や「技術支援」などの名前も使え

ます。

• 同時セッション -セッション数を制限しない場合は、

[無制限]を選択し、数を制限する場合は[制限数]を選

択します。セッション数の制限を選択した場合は、

セッション数の上限値を入力します。特別な事情がな

ければ、デフォルトの無制限を選択することをお勧め

します。将来、使用数を制約する必要ができたときに、

制限を設定することができます。たとえば、ネット

ワークの帯域幅の使用度合いをもっと管理したいこと

があるかもしれません。

• 別名 - [別名]パネルのタブをクリックして、そのほ

かのオプションを設定することができます。[開始専

用]テキストボックスと、[参加専用]テキストボックス

を使ってセッションの権利を制限できます。しかし、

通常はこれらをブランクにしておき、ユーザにセッ

ションで制限を与えないことをお勧めします。権利を

制限することについての詳細は、「第 4 章 - Live Help CM 管理」を参照してください。

2. [OK] ボタンをクリックします。[Live Help CM 管理]ウィ

ンドウに戻ります。追加したサポートセンターが[セン

ター]リストボックスに表示されていることを確認してく

ださい。

3. 新しいサポートセンターの CCL ファイルを、以下の手順

で作成し、ユーザに配付します。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更 • 29

CCL ファイルにより、ど

のサポートセンターが使えるかが決められます。

前に説明したように、CCL ファイルにはサポートセン

ターの構成情報が入っています。Live Help は、[Client]の場合は CLICCL サブフォルダ、[Expert]の場合は EXPCCLサブフォルダ内の CCL ファイルに基づいて、アクセスで

きるサポートセンターを決定します。 クライアントとエキスパートの両方が使えるサポートセンターを 1 つ作

成します。

ほとんどの場合、クライアントとエキスパートの両方が

使用できるサポートセンターと CCL ファイルを 1 つ作成

するだけで十分です。CCL ファイルを作成し、CLICCLサブフォルダと EXPCCL サブフォルダの両方にそれをコ

ピーします。

(1) [センター]リストボックスで追加したサポートセン

ターを強調表示(クリック)します。

(2) [ファイル]-[CCL ファイルの保存]コマンドを選択し

ます。[CCL ファイルの保存]ダイアログボックスが表

示されます。ファイル名を入力し、ドライブとフォル

ダを選択します。

• ファイル名 - CCL ファイル名を入力します。名

前が重複しないよう注意してください。CCL ファ

イル名として、たとえば"HELPDESK.CCL"が使え

ます。

• 保存する場所 - 配布しやすいようにすべての

ユーザがアクセスできる場所に CCL ファイルを

格納します。

(3) [保存]ボタンをクリックし、CCL ファイルを保存しま

す。

注意: 複数のサポートセンターをサポートする場合は、上記の手続きを繰り返し、複数の CCL ファイルを

作成してください。

4. 新しい CCL ファイルを配付します。

保存した CCL ファイルをそれぞれのコンピュータ

の”CLICCL”または”EXPCCL”サブフォルダにコピーしま

す。

複数のサポートセンターをサポートする場合は、複数の

CCL ファイルを該当するサポートセンターに属するすべ

ての[Live Help Client]プログラムの"CLICCL"サブフォルダ

と、複数のサポートセンターをサポートする[Live Help Expert]プログラムの"EXPCCL"サブフォルダにコピーして

ください。

30 • 第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

注意: 複数の CCL ファイルが、"CLICCL"サブフォルダまたは"EXPCCL"サブフォルダに格納されている場合、ユーザは利用するサポートセンターを選択することができます。クライアントの場合、[Live Help Client セットアップ]プログラムで選択します。エキスパートの場合、[セッションを開く]または[セッションに参加する]ダイアログボックスで直

接サポートセンターを選択します。

サポートセンターの作成と構成設定に必要なステップは

これで終わりです。[センター]リストボックスにサポート

センターが追加され、[Live Help CM 管理]プログラムは

[Live Help CM]コンピュータをこの情報に基づいて更新し

ます。

5 サポートセンターを追加し、CCL ファイルを適切な CCLサブフォルダにコピーしたら、[ファイル]メニューから

[Live Help CM 管理の終了]コマンドを選択して[Live Help CM 管理]プログラムを終了します。

6 最後に、Live Help ソフトウェアのインストールで作成さ

れたデフォルトの CCL ファイルとサポートセンターを削

除するかどうかを決めます。[Live Help Client]プログラム

の CLICCL サブフォルダと[Live Help Expert]プログラムの

EXPCCL サブフォルダの両方に、"Support TCP/IP"という

サポートセンター用の"SUPTCP.CCL"ファイルがあります。

この CCL ファイルを削除した場合は、[Live Help CM 管

理]を使って[Live Help CM]コンピュータからこのサポート

センターを削除することも忘れないでください。

注意: それぞれのサブフォルダには、"DCTCP.CCL"という名前の第 2 のファイルが存在します。このファイルは IP アドレス指定による接続を実現するための情報が含まれています。このファイルは、変更したり、削除したりしないでください。

Live Help CM のホスト名または IP アドレスの変更 [Live Help CM]コンピュー

タのデフォルトのホスト名は"CMTCP"です。

TCP/IP ネットワークを使うデフォルトのセットアップでは、Live Help は"CMTCP"を[Live Help CM]コンピュータのホスト名に使う

ように設定されます。これは、[Live Help Client]プログラム、

[Live Help Expert]プログラムおよび[Live Help CM 管理]プログラム

が[Live Help CM]コンピュータを認識できるようにするために、

それぞれのプログラムが使用する DNS サーバや"Hosts"ファイル

に追加する論理名です。

デフォルトのホスト名を変更したい場合は、[Live Help CM 管理]プログラムを実行して、ホスト名を変更します。デフォルトの名

前が使えない場合として、たとえば、[Live Help CM]コンピュータ

の既定のホスト名を使いたい場合が考えられます。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更 • 31

DNS サーバや"Hosts"ファ

イルが使われていない場合、IP アドレスを指定し

ます。

利用するネットワークで、DNS サーバや"Hosts"ファイルが使われ

ていない場合、Live Help の構成情報ファイルで IP アドレスを指

定する必要があります。

ホスト名は次のファイルから参照されます。

• "CCL"ファイル このファイルにはサポートセンターの

名前と、サポートセンターを管理する[Live Help CM]コン

ピュータのホスト名など、サポートセンターの構成情報

が入っています。デフォルトの"SUPTCP.CCL"サポートセ

ンターファイルでは、ホスト名が"CMTCP"に設定されて

います。

[Live Help CM]コンピュータに別のホスト名を使うには、以下の作

業を行います。

1. 必要に応じて DNS サーバに変更を加えるか、 [Live Help Expert] プログラム、 [Live Help Client] プログラム、また

は [Live Help CM 管理] プログラムを実行するコンピュー

タの"Hosts"ファイルに適切な変更を加えます。このス

テップは、[Live Help CM]コンピュータの現在の名前また

はアドレスがすでに正しくなっていれば不要です。

2. [Live Help CM] コンピュータで [Live Help CM] プログラ

ムが起動されていることを確認してください。

3. スタートメニューから [Live Help] - [Live Help CM 管理] を選択し、 [Live Help CM 管理] プログラムを起動します。

メインウィンドウが表示され、アクセスできる[Live Help CM]コンピュータ(もし、あれば)と現在構成されているサ

ポートセンターが表示されます。デフォルトのインス

トールでは、 [Live Help CM]コンピュータの名前は

"Connection Manager 1"となります。

[Live Help CM 管理] プログラムはデフォルトのホスト名

"CMTCP"を使って[Live Help CM]コンピュータへの接続を

試みます。[Live Help CM 管理]プログラムがそのホスト名

を使用して[Live Help CM]コンピュータを見つけられない

場合は、ダイアログボックスが表示されます。[はい]ボタ

ンをクリックし、アドレス情報をもう一度調べます。

[Live Help CM パラメータ]ダイアログボックスが表示され

ます。

4. [Live Help CM] コンピュータの新しいホスト名または IPアドレスを指定します。

[Live Help CM パラメータ]ダイアログボックスが、[Live Help CM]コンピュータに関する次の情報を求めてきます。

• 名前 - この名前は[Live Help CM]コンピュータを識

別するものです。

32 • 第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

• ホスト名/IP アドレス - ホスト名か実際の IP アドレ

スのどちらかを入力できます。デフォルトのセット

アップでは、論理ホスト名"CMTCP"が表示されます。

IP アドレスやホスト名が不明の場合、[Live Help CM]コンピュータ上でスタートメニューから[Live Help]-[IP アドレス情報]を選択し、[IP アドレス情報]プログ

ラムを起動してください。[IP アドレス情報]プログラ

ムは、[Live Help CM]コンピュータのアドレスを、[IPアドレス情報]プログラムが格納されているフォルダ

の"CMTCP.ADR"ファイルに書き込み、さらに画面に

も表示します。このファイルからアドレス情報をイン

ポートすると、アドレスの指定間違いを防ぐことがで

きます。

5. 作業が終了したら、 [OK] ボタンをクリックします。

[Live Help CM]コンピュータとの接続が行われます。

6. 次に、 [Live Help CM] コンピュータの新しいホスト名ま

たは IP アドレスが使えるように [Live Help Client] プログ

ラムおよび [Live Help Expert] プログラムの CCL ファイ

ルを更新します。

• [センター]リストボックス内のサポートセンター(たと

えば"Support TCP/IP")をクリックし、[ファイル]メニューから[CCL ファイルの保存]コマンドを選択しま

す。[CCL ファイルの保存]ダイアログボックスが表示

されるので、CCL ファイルのファイル名、あて先ド

ライブとフォルダを入力します。

• この[Live Help CM]コンピュータで管理されるサポー

トセンターの CCL ファイルをすべて入れ替える必要

があります。デフォルトのセットアップでは、[Live Help Client]プログラムの CLICCL サブフォルダにも、

[Live Help Expert]プログラムの EXPCCL サブフォルダ

にも、"Support TCP/IP"サポートセンター用の

"SUPTCP.CCL"ファイルが入っています。

7. 作業が終了したら、 [ファイル] メニューから [Live Help CM 管理の終了] コマンドを選択して [Live Help CM 管理] プログラムを終了させます。

以上の操作を終了すると、構成情報が更新され、新しい名前また

は IP アドレスを使って[Live Help CM]コンピュータにアクセスで

きるようになります。

Live Help CM コンピュータの追加 [Live Help CM]コンピュータを追加することもできます。[Live Help Expert]プログラムの CD-ROM には、[Live Help CM]プログラ

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更 • 33

ムをインストールするのに必要なすべてのファイルが含まれてい

ます。

1. 「第 2 章 - ソフトウェアのインストール」-「Live Help CM のインストール」を参照し、 [Live Help CM] プログ

ラムをインストールし、起動してください。ホスト名ま

たは IP アドレスの指定も必要です。

2. スタートメニューから [Live Help] - [Live Help CM 管理] を選択し、 [Live Help CM 管理] プログラムを起動します。

メインウィンドウが表示され、アクセスできる[Live Help CM]コンピュータ(もし、あれば)と現在構成されているサ

ポートセンターが表示されます。

3. [Live Help CM] コンピュータのパラメータを指定します。

• [CM]-[CM の追加]コマンドを選択します。[Live Help CM パラメータ]ダイアログボックスが表示されます。

• [Live Help CM]コンピュータの名前、たとえば「サポー

ト用サーバ 1」や「西日本地区サーバ」などを入力しま

す。

• 次に、[Live Help CM]コンピュータのホスト名か IP ア

ドレスを入力します。

4. [OK] ボタンをクリックします。 [Live Help CM]コン

ピュータの登録が完了し、接続が確立されます。

5. 次に、サポートセンターを追加します。詳しい手順につ

いては、前述の「サポートセンターの追加」を参照してく

ださい。

6. サポートセンターごとに CCL ファイルを書き終えたら、 [ファイル] - [Live Help CM 管理の終了] コマンドを選択

して [Live Help CM 管理] プログラムを終了します。

これらの作業が終わったら、[Live Help CM]コンピュータは運用可

能になり、クライアントとエキスパートはサポートセッションを

始めることができます。

34 • 第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

第 4 章 - Live Help CM 管理

概要 本章では、[Live Help CM 管理]プログラムを使った[Live Help CM]コンピュータの管理方法について説明します。[Live Help CM 管

理]プログラムは[Live Help CM]コンピュータ上のサポートセン

ターの構成を設定するために、ネットワーク管理者が使用するこ

とを前提にしています。 [Live Help CM 管理]プログラムを使って、複数の Live Help CM

にアクセスし、構成を設定したりできます。

この章では、プログラムの起動方法、メニューや関連するダイア

ログボックスについて説明します。説明は、メニューが表示され

る順番で行います。

[Live Help CM 管理]プログラムの起動 [Live Help CM]コンピュータが起動され、[Live Help CM]プログラムが実行さ

れている必要があります。

[Live Help CM 管理]プログラムを起動させるには、スタート

メューから[Live Help]-[CM 管理]を選択します。

次の例のように、[Live Help CM 管理]ウィンドウ が表示されま

す。

[Live Help CM 管理]ウィンドウの各フィールドについて説明しま

す。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 4 章 - Live Help CM 管理 • 35

• [メニュー]バー - ウィンドウの一番上にあり、利用でき

るメニュー([ファイル]、[CM]、[センター]、[サービス]、そして[ヘルプ])が表示されます。

[ファイル]メニューは CCL ファイルを保存したり、プロ

グラムを終了したりするのに使用します。[CM]メニュー

は[Live Help CM]コンピュータの追加、削除、設定を行

うために使用します。[センター]メニューは、サポートセ

ンターの追加、削除、設定を行うために使用します。

[サービス ]メニューは、Live Help Connection Manager Service の起動、停止、起動設定を行うために使用します。

[ヘルプ]メニューは、プログラムの実行中に疑問が生じた

ときの助けになります。

• [Live Help CM]コンピュータリスト - このリスト

ボックスは、アクセスできる[Live Help CM]コンピュータ

の一覧を表示します。[Live Help CM]コンピュータを追加、

設定したり、削除したりすることができます。この例で

は、[Live Help CM]コンピュータの名前は「Connection Manager 1」です。

• [センター]リスト - このリストボックスは、選択された

[Live Help CM]コンピュータ内で現在構成されているサ

ポートセンターの一覧を表示します。このリスト内のサ

ポートセンターは追加、削除、設定を行うことができま

す。この例では、1 つのサポートセンター("Support TCP/IP")があります。

• ステータス領域 - ウィンドウの一番下にあり、[Live Help CM]コンピュータとの現在の接続状態を表示し、各

種の情報メッセージを表示します。上記の例では、ス

テータスは「動作中」であり、[Live Help CM]コンピュータ

は動作中であることを示しています。

各メニューとそのコマンドを、以下の節で説明します。

[ファイル]メニュー [ファイル]メニューを使って、サポートセンターの構成情報を保

存したり、プログラムを終了させたりします。

[CCL ファイルの保存]コマンド [CCL ファイルの保存]コマンドを選択すると、サポートセンター

の構成情報が、拡張子".CCL"を持つファイルに保存されます。 CCL ファイルを作成するには、[センター]リストボックス内のサ

ポートセンターを強調表示し、[ファイル]-[CCL ファイルの保

存]コマンドを選択します。

36 • 第 4 章 - Live Help CM 管理 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

[CCL ファイルの保存]ダイアログボックスが表示されます。CCLファイルの名前と、そのファイルを保存するドライブとフォルダ

を入力します。

• ファイル名を入力します。できるだけ、サポートセン

ターの説明となるような名前をつけるよう心掛けてくだ

さい。たとえば、サポートセンターの名前が"Help Desk"だとすると、ファイル名は"HELPDESK.CCL"とします。

ファイル名は重複しないようにしてください。

• CCL ファイルの保存場所は、配布しやすいようにすべて

のユーザがアクセスできる場所に保存してください。

• [Live Help Client]プログラムと[Live Help Expert]プログラ

ムの、両方の CCL ファイル用のサブフォルダに CCL ファ

イルを保存することをお勧めします。そうすれば、エキ

スパートがクライアントのサポート要請を必ず認識でき

ます。

• "CLICCL"と"EXPCCL"のどちらかサブフォルダに、

"DCTCP.CCL"ファイル以外に、複数の CCL ファイルがあ

る場合、ユーザはどちらのサポートセンターを使うか選

択できます。クライアントは[Live Help Client セットアッ

プ]プログラムを使って、サポートセンターを選択します。

エキスパートは[Live Help Expert]プログラムの[セッション

を開く]または[セッションに参加する]ダイアログボック

スでサポートセンターを選択します。

また、複数のサポートセンターのエントリが入った CCL ファイル

を作成 — [センター]リストボックス内で複数のサポートセンター

を強調表示(クリック)し、CCL ファイルを書き込む — すること

もできます。しかし、複数のサポートセンターを 1 つのファイル

にまとめるよりも、サポートセンターごとに別々の CCL ファイル

を作成することをお勧めします。ファイルを別々にしたほうが、

構成情報の管理と保守が簡単になります。

[Live Help CM 管理の終了]コマンド [Live Help CM 管理の終了 ]コマンドは、[Live Help CM]コン

ピュータとの接続を断ち、[Live Help CM 管理]プログラムを終了

します。

[CM]メニュー [CM]メニューを使って[Live Help CM]コンピュータを追加、接続

したり、[Live Help CM]コンピュータに関する構成情報を削除した

り、パラメータの更新を行います。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 4 章 - Live Help CM 管理 • 37

注意: [Live Help CM]コンピュータを識別するためにホスト名を使う場合、その名前が[Live Help Client]、[Live Help Expert]プログラム、および[Live Help CM 管理]プログラムをインストールしたコンピュータの DNS(Domain Name System)サーバに登録されているか、"Hosts"ファイルに登録されていることを確認してください。

また、[Live Help CM]コンピュータで[Live Help CM]プログ

ラムが実行されていることを確認してください。

[CM の追加]コマンド [CM の追加]コマンドを選択したときは、[Live Help CM]コン

ピュータの構成情報を指定します。パラメータを入力すると、

[Live Help CM]コンピュータとの接続が確立されます。

接続を行うには、以下の操作を行ってください。

1. [CM の追加] コマンドを選択して、 [Live Help CM パラ

メータ] ダイアログボックスを表示します。

2. [Live Help CM] コンピュータの名前とそのアドレスを指

定します。

• [名前]テキストボックスに[Live Help CM]コンピュー

タの名前を入力します。例としては、「サポートマ

ネージャー1」、「3 階の CM」、「東京地区」などがあり

ます。

• 次に、[ホスト名/IP アドレス]テキストボックスに

[Live Help CM]コンピュータのホスト名または IP アド

レスを入力するか、IP アドレスをインポートします。

アドレスをインポートするには、[インポート]ボタン

をクリックします。アドレス情報の格納された

"CMTCP.ADR"という名前のファイルの入っている

ディスクを挿入するか、ドライブとフォルダを選択し

ます。[IP アドレス情報]プログラムを[Live Help CM]コンピュータで実行することによって"CMTCP.ADR"ファイルが作成されます。

3. [OK] ボタンをクリックすると、 [Live Help CM 管理] プログラムにより [Live Help CM] コンピュータとの接続が

確立されます。接続が確立されると、サポートセンター

を構成することができます。 [Live Help CM 管理]プログラムで複数の[Live Help CM]コンピュータを管理

することができます。

[Live Help CM 管理]プログラムを使って、複数の[Live Help CM]コンピュータを同時に管理することができます。[CM の追加]コマ

ンドを使って、ほかの[Live Help CM]コンピュータに関するパラ

メータを入力してください。

38 • 第 4 章 - Live Help CM 管理 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

[CM の削除]コマンド [CM の削除]コマンドを選択すると、該当する[Live Help CM]コン

ピュータの構成情報が削除され、接続が断たれます。

接続を断ち、構成情報を削除するには、[Live Help CM]コンピュー

タリストボックス内の該当するエントリをクリック(強調表示)し、

[CM の削除]コマンドを選択します。ダイアログボックスが表示さ

れ、削除の確認を求めます。[はい]ボタンをクリックしてリスト

から[Live Help CM]コンピュータを削除するか、[いいえ]ボタンを

クリックします。

注意: 削除を実行しても、構成したサポートセンターは[Live Help CM]コンピュータ内に残ることに注意してください。サポートセンターは別途、[センター]メニューを使って削除する必要があり、[Live Help CM]コンピュータを削

除する前に削除してください。

[CM の設定]コマンド [CM の設定]コマンドにより、[Live Help CM]コンピュータの名前、

ホスト名または IP アドレスのどちらかの変更が可能になります。

[Live Help CM]リスト内の該当するエントリをクリック(強調表示)し、[CM の設定]コマンドを選択してください。[CM の追加]メニューと同様に、[Live Help CM パラメータ]ダイアログボックス

が表示されます。

必要に応じて情報を変更し、[OK]ボタンをクリックします。

注意: ホスト名と IP アドレスのどちらかを変更した場合は、該当する[Live Help CM]コンピュータに対応したサポートセンターの CCL ファイルで、[Live Help Client]および[Live Help Expert]プログラムの"CLICCL"と"EXPCCL"サブフォ

ルダのファイルを忘れずに更新してください。

[センター]メニュー [センター]メニューを使って、[Live Help CM]コンピュータ内にサ

ポートセンターを構成します。新しいサポートセンターの追加、

既存サポートセンターの構成情報の削除や変更が行えます。

[センターの追加]コマンド [センターの追加]コマンドにより、サポートセンターを[Live Help CM]コンピュータに追加することができます。この情報は、

".CCL"ファイル拡張子をつけて、サポートセンター構成情報ファ

イルに格納されます。CCL ファイルの作成については、[CCLファイルの保存]コマンドを参照してください。

[センターの追加]コマンドを選択すると、[センターの構成情報]ダイアログボックスが表示されます。2 つのパネル(「センター」と

「別名」)が表示されます。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 4 章 - Live Help CM 管理 • 39

• [センター]パネルは、サポートセンターの名前と、同時に

開けるセッション数を制限するかどうかと、制限すると

きの最大値をたずねてきます。

[名前]テキストボックスにサポートセンターの名前を入力

します。必ず、意味のある名前を入力してください。サ

ポートセンターの利用者のグループや使用目的を表すも

のでなければなりません。たとえば、サポートセッショ

ンに使用するサポートセンターに"Help Desk" という名前

をつけることができます。名前は重複しないようにして

ください。

サポートセンター内で任意の数のセッションを同時に開

けるようにすることも、制限を設けることもできます。

デフォルトは無制限です。しかし、WAN(広域ネットワー

ク)を介したネットワークの使用を制御する必要から、制

限を設ける必要があるかもしれません。同時に開ける

セッションの最大数に制限を設けると、使用する帯域幅

の量を制御することができます。

• [別名]パネルは、制限つきのセッション特権をユーザに与

えるためのものです。通常は、ユーザがセッションを開

くことと、セッションに参加することの両方ができるよ

うに、すべての権利を与えます。これはデフォルトの設

定で、[開始専用]テキストボックスと[参加専用]テキスト

ボックスどちらもブランクのままになっています。

機密保護のために、セッション権を制限することもでき

ます。

40 • 第 4 章 - Live Help CM 管理 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

開始専用 - [開始専用]サポートセン

ターでは、サポートセッションを開くことだけができます。

[開始専用]テキストボックスに指定されたサポートセ

ンター名を使っている人はセッションを開くことだけ

ができます。どのセッションにも入れず、[セッショ

ンを開く]ダイアログボックスを表示しても[開かれて

いるセッション]リストボックスにセッション名は表

示されません。同じ[開始専用]サポートセンターで開

かれたほかのセッションの名前も表示されません。

参加専用 - [参加専用]サポートセン

ターを使うと、セッションへ参加することだけができます。

[参加専用]テキストボックスに指定されたサポートセ

ンターを使っている人はセッションへ参加することだ

けができます。新しいサポートセッションを開くこと

はできません。[セッションへ参加する]ダイアログ

ボックスの[開かれているセッション]リストボックス

に表示されるセッションには、[上位]サポートセン

ター または[開始専用]サポートセンターの名前を

使って開かれたセッションが含まれます。 [上位]サポートセンターは、[センター]パネルの[名前]テキストボックス

に表示されるセンター名です。

「上位」という言葉は、[センター]パネルの[名前]テキスト

ボックスで指定したサポートセンターのことを指しま

す。[開始専用]または[参加専用]テキストボックスに入力

する名前は、別名であり、「上位」サポートセンターを使

用するための代わりの方法です。たとえば、[参加専用]サポートセンターを作成した場合、そのセンターの利用者

は実際には「上位」サポートセンターのセッションに参加

しているのです。つまり、権利が制限されているだけな

のです。[Live Help CM]コンピュータは、利用者がセッ

ションを開いたり、セッションに入ったりしようとした

ときに特権の管理を行い、与えられた権利内での使用だ

けを許可します。

名前を決めるときには、「開始専用」の場合は「開始」また

は「要請」、「参加専用」の場合は「参加」または「支援」とい

うような言葉を名前に入れることをお勧めします。たと

えば、上位のサポートセンターの名前が 「役員」なら、

「開始専用」の名前は「役員要請」のようになります。 開始専用名と参加専用名は [Live Help CM 管理 ]ウィンドウ内にぶら下げ表示されます。

「開始専用」名または「参加専用」名を入力すると、[Live Help CM 管理]ウィンドウに戻ったときに、「上位」サポー

トセンターの下にその名前がぶら下げ表示されます。

[センターの削除]コマンド [センターの削除]コマンドを使って[Live Help CM]コンピュータか

らサポートセンターを削除することができます。

サポートセンターを削除するには、[センター]リストボックス内

の名前を強調表示し、[センターの削除]コマンドを選択します。

ダイアログボックスが表示され、削除するかどうかの確認を求め

ます。[はい]ボタンをクリックしてサポートセンターを削除する

か、[いいえ]ボタンをクリックします。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 4 章 - Live Help CM 管理 • 41

サポートセンターが[Live Help CM]コンピュータから削除されます。

注意: [Live Help Client]プログラムの場合は"CLICCL"サブフォルダ、[Live Help Expert]プログラムの場合は"EXPCCL"サブフォルダから対応する CCL ファイルを忘れずに削除して

ください。

[センターの設定]コマンド [センターの設定]コマンドを使って、サポートセンターの設定を

変更します。サポートセンターの名前、同時に開けるサポート

セッションを無制限にするかどうかを変更することができます。

また、「開始専用」、または「参加専用」にサポートセンターの別名

を変更することもできます。

[センター]リストボックス内の該当するエントリを強調表示(クリック)し、[センターの設定]コマンドを選択してください。[セン

ターの追加]コマンドと同様に、[センターの構成情報]ダイアログ

ボックスが表示されます。

必要に応じて情報を変更し、[OK]ボタンをクリックします。

注意: 変更したサポートセンターの CCL ファイルを忘れずに更新してください。CCL ファイルは、[Live Help Client]プログラムの場合は"CLICCL"サブフォルダ、[Live Help Expert]プログラムの場合は"EXPCCL"サブフォルダに格納されて

います。

[サービス]メニュー [サービス]メニューを使って、[Live Help CM]コンピュータ内の

[Live Help Connection Manager Service]を制御することができます。 なお、 [サービス ]メニューのコマンドは、インストール時に

「Connection Manager」を選択していない場合は、グレーアウトさ

れ選択できません。

[サービスの制御]コマンド [サービスの制御]コマンドにより、[Live Help Connection Manager Service]を「開始」または「停止」することができます。

サービスを開始する場合は、[サービス]-[サービスの制御]-[サービスの開始]コマンドを選択します。既にサービスが開始さ

れている場合は選択できません。

サービスを停止する場合は、[サービス]-[サービスの制御]-[サービスの停止]コマンドを選択します。サービスが停止してい

る場合は選択できません。

42 • 第 4 章 - Live Help CM 管理 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

[サービスの設定]コマンド [サービスの設定]コマンドにより、[Live Help Connection Manager Service]の起動設定を「自動起動」または「手動起動」に変更する

ことができます。

サービスを Windows®の起動時から自動的に起動させる場合は、

[サービス]-[サービスの設定]-[サービス自動起動]コマンドを選

択します。既にサービスが自動起動として設定されている場合は

選択できません。

サービスを手動で起動させる場合は、[サービス]-[サービスの設

定]-[サービス手動起動]コマンドを選択します。既にサービスが

手動起動として設定されている場合は選択できません。

[ヘルプ]メニュー [ヘルプ]メニューの内容は、[Live Help CM 管理]プログラムの使用

中に助けとなる情報を提供するためのものです。プログラムの

バージョン情報を見るための[バージョン情報]コマンドも、[ヘル

プ]メニューに含まれています。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 4 章 - Live Help CM 管理 • 43

第 5 章 - Live Help インストーラのカ

スタマイズ

概要 本章では、[Live Help インストーラカスタマイズウィザード]プロ

グラムを使った[Live Help インストーラのカスタマイズ]方法につ

いて説明します。

[Live Help インストーラカスタマイズウィザード]プログラムは、

インストーラ実行時の各設定をあらかじめ簡単なウィザードに

よって登録することにより、初期設定済みの[Live Help Client]プロ

グラムまたは[Live Help Expert]プログラムを展開することができ

ます。

カスタマイズの内容は、カスタマイズ情報としてテキストファイ

ルに保存されるため、カスタマイズしたパッケージの内容を確認

することができます。

インストーラカスタマイズツールで設定する各項目の詳細な説明

については、以下のマニュアルを参照してください。

・Live Help Client ガイド:第 4 章 - 設定の変更 ・Live Help ユーザーズガイド:第 10 章 - 設定の変更

[Live Help インストーラカスタマイズウィザード]プログラムの

起動 [インストーラカスタマイズウィザード]プログラムを開始するに

は、該当するプログラムのインストール CD-ROM を準備し、以下

の手順にしたがってください。

1. CD ドライブに [Live Help Client] または [Live Help Expert] プログラムの CD-ROM をセットします。

2. Live Help のインストールプログラムは、自動的に起動し

ます。パソコンの環境によっては、CD-ROM を差し込ん

でもインストール画面が表示されない(オートスタート

機能が作動しない)場合があります。その場合は、CD-

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ • 45

ROM に格納されている"AUTORUN.EXE を起動してくだ

さい。

3. [Live Help Client] プログラムの場合、次のダイアログ

ボックスで [CD-ROM の内容を表示する] を選択します。

[Live Help Expert]プログラムの場合、次のダイアログ

ボックスで[CD-ROM の内容を表示する]を選択します。

4. CD-ROM ドライブの内容が表示されたら、次のフォルダ

を開きます。 [Live Help Client] プログラムの場合、[CLIENT]フォルダ

を開きます。 [Live Help Expert]プログラムの場合、[EXPERT]フォル

ダを開きます。

5. フォルダ内の [LHINSTWZ.EXE]プログラムをダブルク

リックして起動します。

次のように、[Live Help インストーラカスタマイズウィザード]ウィンドウが表示されます。

46 • 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

[Live Help インストーラカスタマイズウィザード]ウィンドウの各

フィールドについて説明します。

[左ペイン] - ウィンドウの左側にあり、設定できる画面

項目が表示されます。

[右ペイン] - ウィンドウの右側にあり、設定項目が表示

されます。左ペインの文字列が青字の画面が表示されて

います。

[戻る]ボタン - 設定画面を一つ前に戻します。

[次へ]ボタン - 次の設定画面に進めます。

[キャンセル]ボタン - インストーラカスタマイズウィ

ザードを終了します。カスタマイズ内容は破棄されます。

[ヘルプ]ボタン - 各設定画面のオンラインヘルプを表示

します。

各設定画面と設定内容を、以下の節で説明します。

インストールパッケージの設定 [インストールパッケージの設定]画面では、カスタマイズするイ

ンストールパッケージを選択します。また、インストール種別、

Live Help Client または Live Help Expert の個別設定およびインス

トール時に表示する画面を設定することができます。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ • 47

• インストールパッケージの選択 カスタマイズするインストールパッケージが保存されて

いるフォルダを選択します。 インストールパッケージ とは、以下①~③のフォルダの

総称です。 ① Live Help V12.0 以降の CD のフォルダ <CD ドライブ>:¥Client <CD ドライブ>:¥Expert ② 上記①をコピーしたフォルダ ③ 上記①または②をカスタマイズし、保存したフォルダ

• インストール種別 新規インストール: ‐新規インストールする場合に選択します。 ‐既に Live Help がインストール先のコンピュータにイン

ストールされている場合は、次の設定内容がインストー

ラカスタマイズウィザードで設定された値に置き換わり

ます。インストールフォルダや動作設定は変更されず、

既存の内容が引き継がれます。 - 起動方式 - 通信方式 - ユーザ名 アップデートインストール: ‐既にインストールされている Live Help をアップデー

トする場合に選択します。既にインストールされている

Live Help のバージョンにより、引き継がれる設定内容が

異なります。詳細は「第 2 章 - ソフトウェアのインス

トール」-「移行上の注意」を参照してください。」 ‐インストール先コンピュータに Live Help がインス

トールされていない場合は、インストール時にエラー

メッセージが表示され、インストールに失敗します。

48 • 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

‐このオプションでカスタマイズしたパッケージでイン

ストールすると、インストール終了後に自動では再起動

されません。手動での再起動が必要です。 ‐このオプションを選択すると、インストール設定およ

び Live Help Client 設定または Live Help Expert 設定画面は

表示されません。

• Live Help Client 動作設定 [Live Help Client]プログラムの動作を設定する場合に選択

します。設定内容については、Live Help Client の設定を

参照してください。 インストール種別で「新規インストール」を選択した場

合のみ選択できます。

• Live Help Expert 動作設定 [Live Help Expert]プログラムの動作を設定する場合に選択

します。設定内容については、Live Help Expert の設定 を参照してください。 インストール種別で「新規インストール」を選択した場

合のみ選択できます。

• インストール時に壁紙を表示しない インストールプロセス中に Live Help インストーラの背景

を非表示にする場合は、このオプションを選択してくだ

さい。

• ファイルのコピー状況を表示しない インストールプロセス中にファイルのコピー状況を非表

示にする場合は、このオプションを選択してください。

設定完了後、「次へ」ボタンをクリックすると、設定されたイン

ストールパッケージの内容を確認して、次の画面に移行します。

インストールパッケージの内容に不備を発見すると、エラーメッ

セージを表示して終了します。この場合は、正しいインストール

パッケージを選択してください。

インストール先フォルダの設定 [インストール先フォルダの設定]画面では、実際にインストール

するフォルダを設定します。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ • 49

• インストール時にフォルダの選択画面を表示する インストーラ実行時にインストール先フォルダの選択画

面を表示する場合は、チェックを付けてください。

チェックが無い場合は、インストール先フォルダの選択

画面を表示せずに、「インストール先フォルダ」で設定

されたフォルダにインストールします。

• インストール先フォルダ インストール先フォルダを設定します。インストール先

フォルダには、インストールするマシン上に存在しない

ドライブやネットワークドライブを指定するとインス

トールに失敗します。インストール先フォルダの指定は、

実際にインストールするマシンを考慮して慎重に実施し

てください。

起動方式の設定 [起動方式の設定]画面では、Live Help Client の起動方法を設定し

ます。この画面は、Live Help Client インストールパッケージを選

択した場合のみ表示されます。

50 • 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

• インストール時に起動方式の選択画面を表示する インストーラ実行時に起動方式の選択画面を表示する場

合は、チェックを付けてください。チェックが無い場合

は、起動方式の選択画面を表示せずに、指定された起動

方式でインストールします。

• 通常アプリケーションとして起動 通常のアプリケーションとして動作します。プログラム

を起動するには、スタートメニューに登録されるアイコ

ンをクリックします。

• サービスとして起動 サービスプログラムとして動作すると、ローカルユーザ

がログオンしていない状態でも[Live Help Client]プログラ

ムが動作しているため、いつでも接続することが可能で

す。 Windows 起動時に自動起動: サービスプログラムを Windows 起動時から動作させる場

合に選択します。 自動起動しない: ローカルユーザがスタートメニューに登録されるアイコ

ンをクリックしてプログラムを動作させることで、サー

ビスプログラムを開始する場合に選択します。サービス

プログラムを動作させるためには、ローカルユーザが一

度ログオンする必要があります。

通信方式の設定 [通信方式の設定]画面では、Live Help Client および Live Help Expert で利用する通信方式を設定することができます。

なお、インストールパッケージの選択で選択したコンポーネント

によって、設定画面が異なります。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ • 51

Live Help Client を選択した場合

Live Help Expert を選択した場合

• インストール時に通信方式の選択画面を表示する インストーラ実行時に通信方式の選択画面を表示する場

合は、チェックを付けてください。チェックが無い場合

は、通信方式の選択画面を表示せずに、指定された通信

方式でインストールします。

• サポートセンター 通信にサポートセンターを利用する場合に選択します。

サポートセンターを利用する場合は、別途[Live Help CM]プログラムの導入が必要になります。 [Live Help Client]プログラムのカスタマイズ時は、「サ

ポートセンター名」および「IP アドレス」を設定するこ

とができます。[Live Help Expert]プログラムのカスタマイ

ズ時は、インストール後に設定を変更する必要がありま

52 • 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

す。 サポートセンター名: 接続するサポートセンター名を指定します。サポートセ

ンター名は、半角 40 文字まで設定することができます。 IP アドレス: 接続するサポートセンターの IP アドレスを指定します。

半角 49 文字まで入力することができます。

注意: サポートセンター名には、カンマ( , )を使用することはできません。また IP アドレスには、カンマ( , )および空白を

使用することはできません。

• IP アドレス指定 通信に IP アドレス直接接続を利用する場合に選択します。

• モデム 通信時にモデム接続を利用する場合に選択します。この

通信方式を選択した場合は、インストール後に対象のマ

シンに設定されているモデムを選択する必要があります。

ユーザ名の設定 [ユーザ名の設定]画面では、Live Help の接続で利用するユーザ名

を設定することができます。

注意: Live Help 接続では、接続毎に一意のユーザ名が設定されている必要があります。そのため、ユーザ名を直接指定する場合は十分ご注意ください。

• インストール時にユーザ名の入力画面を表示する インストーラ実行時にユーザ名入力画面を表示する場合

は、チェックを付けてください。チェックが無い場合は、

ユーザ名入力画面を表示せずに、指定されたユーザ名で

インストールします。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ • 53

• ユーザ名 設定するユーザ名を入力します。ユーザ名は、半角 16 文

字まで入力することが可能です。 なお、ユーザ名が空欄の場合は、インストール対象のマ

シンに設定されているコンピュータ名を自動的に設定し

ます。

注意: -ユーザ名にダブルクォーテーション(")は使用できません。

-入力したユーザ名の先頭または最後に半角スペースがあ

る場合、その半角スペースは自動的に削除されます。

インストール終了時の動作 [インストール終了時の動作]画面では、インストール終了後の動

作を設定することができます。

注意: Live Help Client および Live Help Expert を動作させるには、インストール後 OS の再起動が必要です。

• インストール時にシステムの再起動画面を表示する インストーラ実行時にシステムの再起動画面を表示する

場合は、チェックを付けてください。チェックが無い場

合は、システムの再起動画面を表示せずに指定された動

作で終了します。

• 再起動する インストール終了後、自動的に OS を再起動する場合に選

択します。

• 再起動せずに復帰する インストール終了後、再起動せずに復帰する場合に選択

54 • 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

します。この場合は再起動するまで Live Help を利用す

ることはできません。

注意: 「インストール時にシステムの再起動画面を表示する」チェックボックスをオフに設定し、「再起動する」を選択した場合は、インストールが終了した直後に OS が再起

動します。

Live Help Client の設定 [Live Help Client の設定-Ⅰ]および[Live Help Client の設定-Ⅱ]画面

では、Live Help Client 動作時の初期設定を変更することができま

す。

• 最小化して実行する [Live Help Client]プログラムを最小化状態で実行するには、

このオプションを選択してください。[Live Help Client]プログラムは最小化された状態でタスクバーに現れ、タス

クバーのボタンをクリックすることで元のサイズに戻す

ことができます。

• タスクトレイに格納する このオプションが設定されると、[Live Help Client]アイコ

ンがタスクトレイに表示されます。[Live Help Client]プロ

グラムは、タスクバーには表示されません。タスクトレ

イのアイコンをクリックすることで元のサイズに戻すこ

とができます。

• 接続の承認処理をする このオプションが選択されると、誰かがあなたのコン

ピュータに接続しようとすると、通知メッセージが表示

されます。接続しようとするエキスパートのユーザ名が

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ • 55

表示されますので、接続を承認したり、拒否したりする

ことができます。

• メッセージの表示秒数 [Live Help Client]プログラムがサービス起動の場合に画面

へ表示するメッセージ(接続の承認処理、リモート操作

の承認処理など)の表示秒数を指定します。メッセージ

の表示秒数はデフォルトで 5 秒です。最大で 120 秒まで

引き伸ばすことが可能です。なお、表示秒数の設定に 0秒を指定した場合は、自動的にメッセージが消えないた

め画面の操作が必要です。

• リモート操作の承認処理 エキスパートに対し、あなたのコンピュータのリモート

操作を許可する方法を選択します。 常に許可する: エキスパートにリモート操作を許可します 常に拒否する: エキスパートにリモート操作を許可しませ

ん ユーザに許可を求める: エキスパートがリモート操作をし

ようとしたとき、許可または拒否するための画面を表示

します

• クライアント終了時のメッセージを抑止する [Live Help Client]プログラムが通常アプリケーションとし

て動作している場合および自動起動しない設定のサービ

ス起動の場合は、エキスパートがセッションを終了する

際に「Client の終了」を選択すると、[Live Help Client]プログラムが終了します。この場合、終了時に[Live Help Client]プログラムは次のメッセージを表示します。 「サポートセッションは終了しました。ありがとうござ

いました。」 このオプションを選択すると、上記メッセージの表示を

抑止することができます。

56 • 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

• NumLock/ScrollLock/CapsLock を接続時に同期する このオプションを選択すると、セッション接続時に、エ

キスパート側のコンピュータの NumLock / ScrollLock / CapsLock キーの状態をクライアント側のコンピュータに

反映させることができます。

注意: - Live Help インストール時には 「NumLock / ScrollLock / CapsLock を接続時に同期しない」

設定になっています。。

Live Help Expert の設定 [Live Help Expert の設定]画面では、Live Help Expert 動作時の初期

設定を変更することができます。

• リモート操作権を自動的に取得する [Live Help Expert]プログラム又は[Live Help Monitor]プログ

ラムでクライアントへ接続する時に、自動でリモート操

作権を取得する場合に選択します。

• 最前面に表示する [Live Help Expert]プログラム又は[Live Help Monitor]プログ

ラムをデスクトップの最前面に表示する場合に選択しま

す。

インストールパッケージの保存 [インストールパッケージの保存]画面では、カスタマイズしたイ

ンストールパッケージの保存先を指定します。

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ • 57

• インストールパッケージの保存先 インストールパッケージの保存先を指定します。カスタ

マイズ設定した情報と共に、インストールに必要なファ

イルを指定先にコピーするため、十分な空き容量が必要

です。 カスタマイズした内容は、保存先フォルダ内の

「custom.txt」に保存され、確認することができます。

カスタマイズパッケージを利用したインストール カスタマイズしたパッケージを利用してインストールする場合は、

次の手順で実施します。 なお、カスタマイズしたパッケージは、日本語版/海外版の OS を

問わず、インストールすることができます。

1. カスタマイズしたパッケージをインストール対象のマシ

ンに配布します。

2. 配布先フォルダ内の Install.exe を実行します。

3. インストール終了後、OS を再起動します。

注意: 「インストール終了時の動作」で「インストール時にシステムの再起動画面を表示する」チェックボックスをオフに設定し、「再起動する」を選択した場合は、インストールが終了した直後に OS が自動的に再起動します。

58 • 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

索引

A "Administrators"グループ ..............................................................................................................18, 25

C CCL ファイル.........................................................................................................................................3 [CCL ファイルの保存]コマンド ..................................................................................................30, 36 [CCL ファイルの保存]ダイアログボックス ....................................................................................37 "CLICCL"サブフォルダ ........................................................................................................................4 "CLIENT"フォルダ ..............................................................................................................................19 CMTCP..................................................................................................................................................31 "CMTCP.ADR"ファイル ...............................................................................................................33, 38 [CM の削除]コマンド..........................................................................................................................39 [CM の設定]コマンド..........................................................................................................................39 [CM の追加]コマンド..........................................................................................................................38 [CM]メニュー.......................................................................................................................................37

D "DCTCP.CCL"ファイル.........................................................................................................................4 DHCP サーバ..........................................................................................................................................5 DNS サーバ ........................................................................................................................24, 31, 32, 38

E "EXPCCL"サブフォルダ .......................................................................................................................4 "EXPERT.TXT"ファイル ......................................................................................................................5 "EXPERT"フォルダ .............................................................................................................................19

H "Hosts"ファイル ...................................................................................................................................25

I IP アドレス ...........................................................................................................................................33 IP アドレス指定 .....................................................................................................................................5 [IP アドレス情報]プログラム ......................................................................................................33, 38

L [Live Help CM]コンピュータリスト..................................................................................................36 [Live Help CM]プログラムのコンピュータ要件 ..............................................................................13 [Live Help CM 管理]ウィンドウ.........................................................................................................35 [Live Help Client セットアップ]プログラム .................................................................................2, 17

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 索引 • 59

Live Help Client の設定.......................................................................................................................55 [Live Help Client]プログラムの起動方式 ..........................................................................................19 Live Help Client を Windowsのサービスとして実行.....................................................................17 [Live Help CM 管理の終了]コマンド.................................................................................................37 [Live Help CM 管理]プログラム.........................................................................................................35 [Live Help CM 管理]プログラムの起動.............................................................................................35 [Live Help CM 管理]プログラムを終了.............................................................................................31 [Live Help CM]コンピュータ..............................................................................................................38 Live Help CM コンピュータの追加 ...................................................................................................33 Live Help CM とサポートセンター .....................................................................................................6 Live Help CM の IP アドレスの変更..................................................................................................31 Live Help CM のコンピュータ要件 .............................................................................................13, 14 Live Help CM のホスト名の指定 .......................................................................................................24 Live Help CM のホスト名の変更 .......................................................................................................31 Live Help Expert の設定......................................................................................................................57 [Live Help Monitor]プログラム.............................................................................................................1 [Live Help インストーラカスタマイズウィザード]プログラム ...................................................45

S "Support TCP/IP"サポートセンター.....................................................................................................7 "Support TCP/IP"サポートセンター.................................................................................................3, 4 "SUPTCP.CCL"ファイル .................................................................................................................4, 31

W WAN......................................................................................................................................................40 Windows のサービス ...........................................................................................................................17 Winsock .....................................................................................................................................10, 13, 14

あ アンインストール ...............................................................................................................................25 インストール先フォルダの設定........................................................................................................49 インストール終了時の動作................................................................................................................54 インストールパッケージの設定........................................................................................................47 インストールパッケージの保存........................................................................................................57 インストール方法 ...............................................................................................................................18 エキスパートのコンピュータ要件....................................................................................................10

か 開始専用 ...............................................................................................................................................29 [開始専用]テキストボックス .............................................................................................................41 カスタマイズパッケージを利用したインストール ........................................................................58 起動方式 ...............................................................................................................................................19 起動方式の設定 ...................................................................................................................................50 クライアントのコンピュータ要件....................................................................................................10

さ サポートセンター .............................................................................................................................3, 5 サポートセンター関連の設定変更....................................................................................................27 サポートセンターサブフォルダ..........................................................................................................4 サポートセンターの追加..............................................................................................................27, 28

60 • 索引 Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド

サポートセンターの名前..............................................................................................................28, 29 サポートセンターを作成する理由と作成方法 ..................................................................................3 参加専用 ...............................................................................................................................................29 [参加専用]テキストボックス .............................................................................................................41 システム要件 ...................................................................................................................................9, 15 [上位]サポートセンター .....................................................................................................................41 ステータス領域 ...................................................................................................................................36 製品サポート .........................................................................................................................................5 [センター]リスト.................................................................................................................................36 [センターの削除]コマンド .................................................................................................................41 [センターの設定]コマンド .................................................................................................................42 [センターの追加]コマンド .....................................................................................................39, 42, 43 [センター]メニュー .............................................................................................................................39 ソフトウェアのアンインストール....................................................................................................25

た ダイアルアップ接続..............................................................................................................................6 通信方式の設定 ...................................................................................................................................51 同時セッション ...................................................................................................................................29 動的 IP アドレス割当て ........................................................................................................................6

な ネットワークアドレス..........................................................................................................................2

は [バージョン情報]コマンド .................................................................................................................43 [ファイル]メニュー .............................................................................................................................36 ブリッジ ...............................................................................................................................................10 別名 .......................................................................................................................................................29 [ヘルプ]メニュー.................................................................................................................................43 ホスト名 .........................................................................................................................................25, 31 ホスト名"CMTCP"...............................................................................................................................25 ホスト名の指定 ...................................................................................................................................24 保存する場所 .......................................................................................................................................30

や ユーザ ...................................................................................................................................................27 ユーザ名の設定 ...................................................................................................................................53

ら ルータ ...................................................................................................................................................10

Systemwalker Live Help 13.0 インストールガイド 索引 • 61