Th細胞媒介自己免疫疾患の予防・改善・治療効果に

優れたラクトバチルスペントーサス KF340

Huons.co.ltd

1. 企業紹介

2. 技術紹介

3. 市場の現状と展望

4. 権利取得現状

5. マーケティング目的

目 次

1. 企業紹介

企業名

(創立日)

(株)Huons

(2016年5月3日)

(舊 光明藥品工業社 1965.07)

代表取締役

ハングル : オム・キアン

漢字 : 厳 基 安

英語 : Um Key An

技術分野 製薬、健康機能食品、食品 主な生産品 医薬品

資本金 2,948百万ウォン売上高

(2016年)167,572百万ウォン

住所 253C-902 Pangyo-ro Bundang-gu、Sungnam Kyunggi-do、Republic of Korea

Homepage www.huons.com E-mail -

TEL - FAX -

3

1. 企業紹介

4

• GMP生産施設 (チェチョン)

• 本社 (パンギョ) • 2020年、社屋入居予定 (パンギョ)

• 中央研究所 (アンサン)

1. 企業紹介

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• Huons Natural

✓ 健康機能食品専門製造会社

• (株)biotopia

✓ 機能性原料専門製造会社

2. 技術紹介

技術の概要• アレルギーとは？

✓ 健常者には影響がない物質[アレルゲン]が特定の人にだけじんましんやかゆみ、鼻水、咳などの過敏反応を誘発させる難

治性疾患（アトピーを含む。）

✓ 完治が難しく、医薬品の長期服用による副作用が伴う

✓ 食品を通じた予防的管理を必要とする疾患群

• 有病率

✓ 世界的に急速に増加

✓ 韓国内: 20ー25%

• 治療

✓ 抗ヒスタミン剤、ステロイド剤や免疫抑制剤など

• 開発目的

✓ アレルギー改善機能性素材を提示することで、当面した社会的問題を解決し、市場の需要を満たせるためにアレルギー改

善素材発掘研究を行った。6

The Global Food Allergy and Intolerance Products Market, 2016

技術の特徴

2. 技術紹介

• 伝統的な発酵食品であるキムチから由来したLactobacillus pentosus KF340

• 韓国食品医薬品安全処の食品原材料DB及びQPS LISTに登録された食用

可能菌株

• 優れた腸管內環境での安定性と保存安定性を確保

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QPS: Qualified presumption of safety

2. 技術紹介

技術の特徴

• アレルギー性接触性皮膚炎の改善活性

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[LPKF340の接触性皮膚炎症状緩和] [LPKF340のTh2 サイトカイン生成抑制活性]

2. 技術紹介

技術の特徴

• イエダニに起因するアトピー性皮膚炎の改善活性及び関連メカニズムの研究

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[Preventive effect of LPKF340 on symptoms of experimental atopic dermatitis]

Journal of Functional Foods 26 ( 2 0 1 6 ) 258–267

2. 技術紹介

技術の特徴

• イエダニに起因するアトピー性皮膚炎の改善活性及び関連メカニズムの研究

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[Effect of LPKF340 on the production of IL-10 in AD mice]

Journal of Functional Foods 26 ( 2 0 1 6 ) 258–267

2. 技術紹介

技術の特徴

• イエダニに起因するアトピー性皮膚炎の改善活性及び関連メカニズムの研究

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[Effect of LPKF340 on the expression of B10 cell-induced factors in PPs or BMDCs.]

Journal of Functional Foods 26 ( 2 0 1 6 ) 258–267

2. 技術紹介

技術の特徴

• イエダニに起因するアトピー性皮膚炎の改善活性及び関連メカニズムの研究

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[Effect of LPKF340 on the induction of B10 cells by up-regulating the production of BAFF from DCs.]

Journal of Functional Foods 26 ( 2 0 1 6 ) 258–267

2. 技術紹介

技術の特徴

• 食品原料としての安全性

✓ キムチ、発酵オリーブ、チーズなど様々な発酵食品に分布する菌株

✓ 長期間の摂取経験が国内外の文献で報告

✓ KFDAの食品原料使用可能菌株

✓ 欧州のQPS listに登録された食用可能菌株

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[Lactobacillus pentosus KF340の抗生剤耐性評価]: 抗生剤耐性と関連して安全性に問題がない。

AntibioticMIC(㎍/mL) LPKF340

EFSA IST+MRS sensititre WHB sensititre

Ampicillin 2 1 1

Chloramphenicol 8 8 8

Gentamicin 16 ≤2 ≤2

Tetracycline 32 16 16

Erythromycin 16 ≤0.25 ≤0.25

Clindamycin 2 ≤0.5 ≤0.5

EFSA: European Food Safety Authority

2. 技術紹介

技術の特徴

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[Lactobacillus pentosus KF340の有害物質生成に関する評価]

✓ β-glucosidaseは、配糖体（glycoside）のアグリコンへの転換において重要な役割をする酵素であり、腸内でglycosidesが

生物学的活性を有する形で容易に吸収されるようにサポートする。

✓ β-glucuronidaseを生産しないということが確認された。（一般的にβ-glucuronidaseは、がんを誘発する酵素であり、プロ

バイオティクスを選別する上で重要な基準となる。）

LPKF340

indole -

urea -

β-glucosidase +

β-glucuronidase -

[溶血性評価]: 溶血現象が起こらない。

2. 技術紹介

技術の特徴

• 食品原料としての安全性

✓ プロバイオティクスの摂取は経口を通じて行われ、活性するには生菌の状態で腸管に到達するのが有利であるため、消化

管を通過する間に高い生育度を維持することが優秀なプロバイオティクスの条件の一つである。

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[Lactobacillus pentosus KF340試製品の生育度評価]: 腸管条件での生存率に優れている菌株

処理時間

(分) pH 2.0

2.0％

Bile extract Pancreatin α-amylase 処理時間

(分)

40℃ 50℃

0 2.1×1011 1.4×1011 1.2×1011 1.5×1011 0 1.0×1011 1.4×1011

30 1.7×1011 2.7×1010 2.2×1011 2.4×1011 10 4.1×1010 4.2×1010

60 1.7×1011 3.1×1010 2.4×1011 2.5×1011 30 5.3×1010 2.2×1010

120 1.6×1011 5.0×1010 2.0×1011 3.1×1011 - - -

120分後の

生存率(%)98.4% 94.4% 102.6% 104.1%

30分後の

生存率(%)91.6% 90.3%

(単位 : CFU/g)

2. 技術紹介

技術の特徴

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[Lactobacillus pentosus KF340 (大量生産)の貯蔵条件による安定性評価]

Weeklog10CFU/mg

4℃ 25℃ 40℃

0 11.44

2 11.38 10.97 10.17

4 11.34 10.70 10.08

6 11.21 10.79 9.72

8 11.22 10.64 9.35

10 11.33 10.76 9.39

2. 技術紹介

従来の技術との比較

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区分 当社技術の優位性 従来の技術

韓国ヤクルト - アトピーへの効力に関する資料無し。

- プロバイオティクスHY7714 (Lactobacillus plantarum HY7714)

- 個別認定健康機能食品

- しわ改善/保湿効果あり。

CJ - 自社製品の効能がより優れている。

- 果菜由来乳酸菌

- (Lactobacillus plantarum CJLP133)

- 個別認定健康機能食品

- 敏感肌の改善。

Pro Bionic - 自社製品の効能がより優れている。

- Lactobacillus Sakei Probio 65

- 個別認定健康機能食品

- 敏感肌の改善。

DUOLAC - 複合乳酸菌（特長点無し。）

- プロバイオティクスATP

- 個別認定健康機能食品

- 敏感肌の改善。

2. 技術紹介

従来の技術との比較

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[Lactobacillus pentosus KF340 と市販の敏感肌改善用製品とのIL-4分泌抑制活性比較]

✓ OVAを利用して過敏免疫状態を誘導させたマウスの脾臓（spleen; SPL）と腸間膜リンパ節（Mesenteric lymph node;

mLN）から得られた免疫細胞を、LPKF340または市販の敏感肌改善用プロバイオティクス（3社）と共同培養した後、IL-4

分泌量を測定

✓ SPLでは、LPKF340処理時に市販製品に比べて最も優れたIL-4分泌抑制活性が見られ、mLNでは、DB社とI社の製品

より高い阻害活性を、C社の製品とは築地した活性が見られた。

2. 技術紹介

従来の技術との比較

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[動物実験による、市販の皮膚状態改善用製品との活性比較]

✓ イエダニで誘導したアトピー性皮膚炎モデルを利用して市販の皮膚状態改善用製品と比較した結果、

LPKF340で、市販製品に比べて優れたアトピー性皮膚炎改善効果が見られた。

< 耳の厚さ>

2. 技術紹介

従来の技術との比較

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[動物実験を通じた市販の皮膚状態改善用製品との活性比較]

✓ イエダニで誘導したアトピー性皮膚炎モデルを用利用して市販の皮膚状態改善用製品と比較した結果、

LPKF340は市販製品に比べて優れたアトピー性皮膚炎改善効果が見られた。

< Clinical score >

2. 技術紹介

従来の技術との比較

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[品質]

✓ 市販の敏感肌改善用プロバイオティクスに比べて優れた活性が見られ、生菌/死菌の全状態で活性が見られた。

ただし、生菌の活性がより高い。

< IL-4抑制活性>

2. 技術紹介

従来の技術との比較

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[品質]

✓ 市販の敏感肌改善用プロバイオティクスに比べて優れた活性が見られ、生菌/死菌の全状態で活性が見られた。

ただし、生菌の活性がより高い。

< Lactobacillus pentosus KF340の生菌及び熱処理死菌の投与によるアトピー性皮膚炎誘導マウスの症状緩和効果 >

2. 技術紹介

技術の適用範囲・応用分野

• 過敏免疫反応による皮膚状態を改善する健康機能食品

• 食品

• 化粧品（インナービューティー）

• 天然物医薬品（アトピー治療薬)

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3. 市場の現状と展望

国内外市場の現状と展望

• 2010年の地域別健康機能食品の売上高現状

✓ 米国（281億ドル、33.2％）、西ヨーロッパ（153億ドル、18.1％）、日本（105億ドル、12.4％）、中国（95億ドル、11.2％)

✓ 日本は、高齢化社会の拡大と経済環境の悪化により、健康食品に対する消費者の期待値上昇し、市場がこれからも成長

し続けると予想される。

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3. 市場の現状と展望

国内外市場の現状と展望

• アトピー治療薬市場

✓ 世界のアトピー性皮膚炎患者数は2022年に1.38億人まで増加するとみられ、韓国のアトピー性皮膚炎患者数は2008-

2012年平均104万人である。従って治療薬と健康機能食品の需要は持続的に増加すると予想される。

✓ 海外のアトピー性皮膚炎治療薬市場は3.8％の成長率で成長し、2022年には56億ドル規模になると見込まれる。

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3. 市場の現状と展望

国内外市場の現状と展望

• プロバイオティクス市場

✓ 2014年のプロバイオティクス健康機能食品市場は、1,338億円の売上高を記録し、前年（804億ウォン）比72.6％増加した。

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3. 市場の現状と展望

国内外の製品販売実績(契約を含む)

• N/A

✓ 韓国内未販売製品

✓ 韓国の場合、個別認定形の健康機能食品としての販売が独占的な販売力と持続的な

売上に貢献できるため、現在は個別認定ための人体試験を進行している。

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Clinical Study (on going)

TitleA 12 week, randomized, double-blind, placebo-controlled clinical trial for the

evaluation of the efficacy and safety of LPKF340 on atopic dermatitis in children

Investigational Product 1 x 109 CFU/day (Lactobacillus pentosus KF340)

Group N=96 (n=48 per test group), Test and Placebo

Administration 3 month

3. 市場の現状と展望

売上高の現状

• N/A

✓ 韓国内未販売製品

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4. 権利取得現状

国内外の出願・登録現状

番号 登録状態 特許番号 出願日 特許名

1 登録 10-1761506 2015-08-13 ラクトバチルスペントーサスを有効成分として含むTh-1媒介自己免疫疾患、Th17-媒介自己免疫疾患またはTh2-媒介自己免疫疾患の予防、改善または治療用

組成物2 出願 PCT/KR2016/003202 2016-03-29

3 出願 10-2016-0172818 2016-12-16 安定性が増進された乳酸菌及びその製造方法

4 出願 10-2016-0172787 2016-12-16 安定性が増進された乳酸菌及びその製造方法

5 出願 10-2016-0172558 2016-12-16 安定性が増進された乳酸菌及びその製造方法

6 出願 10-2016-0172803 2016-12-16 安定性が増進された乳酸菌及びその製造方法

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4. 権利取得現状

ノウハウ・その他の保有技術の現状

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5. マーケティング目標

技術移転、投資誘致、輸出、共同研究、販売代理店など

• 技術移転

✓ 日本内での販売を基本条件に技術移転可能。

✓ 技術移転後、海外（日本以外）への進出に関しては別途協議可能。

• 原料: 需要先の要求に応じて即時に原料供給可能

• 完製

✓ スティック包装およびカプセル製剤で即時に納品可能。

✓ 需要先の依頼による完成品の研究開発可能。

• その他: 需要先との協議を通じて製品開発可能.

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