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とは 第3回 17日㈭ 『江戸川乱歩没後50周年記念講演 ~幽玄の探偵作家はいかにして『大乱歩』となったか~ココが 一押し 現役のミステリー作家が乱歩の魅力に迫ります。 第5回 10日㈭ 『豪雨時の土砂災害から 身を守れ』 ココが 一押し 普段お住まいの 地区についての防災力UP 第9回 11 19日㈭ 『松谷武判 南仏の風』 ココが 一押し フランス在住の松谷先生の 特別講座。 美術の最先端に触れられます。 E S /i P S 第1回 93日㈭ ココが 一押し 何かと話題の最先端の医療を分かりやすく解説します。 第2回 910日㈭ 『戦後70周年記念・戦後の女性史 象徴天皇制の歴史から検討する』 ココが 一押し ユニークな視点から戦後の女性史を振り返ります。 第4回 10日㈭ 「気軽にオペラ ~2時間でわかるオペラ400年」 ココが 一押し 普段なかなか聴きに行けないオペラを、 ダイジェスト版でお聴かせします。 第6回 1015日㈭ 谷崎潤一郎没後50周年記念講演 谷崎が愛した女たちココが 一押し 関西を代表する谷崎研究者による スペシャル講座です。 第8回 1112日㈭ 『エチオピアの大地に 人類進化の謎を探る』 ココが 一押し われわれ人類の祖先についての 研究の前線を学べます。 第10回 1126日㈭ 『山田耕作と西宮』 ココが 一押し 山田耕作の名曲が、 あの畑先生のスーパー美声で お楽しみいただけます。 第27回 西宮東高等学校 The Thursday course 2015 西宮東高等学校が併設しているホール、「西宮東高校ホール(なるお文化ホール)」で行っております市民講座 で、無料でどなたでも受講できます。また事前の登録や申し込みも必要ありません。 今年度は新しい試みとしまして、音楽関連の講座を2つ開講いたします。また没後50年にちなんだ二人の作 家、江戸川乱歩と谷崎潤一郎の特別企画もございます。どうか27年目の本年度も、木曜講座をよろしくお願いし ます。 見ての通りのマークですが、「どうして雷が落ちてるんだ?」と疑問にお感じになった方も多いことで しょう。実は木曜日を意味する言葉はヨーロッパでは大抵「雷神の日」という意味なのです。英語の Thursday、仏語のJeudi、独語のDonnerstagなどがそうですね。その雷は太古の昔から自然の力を強 く人間に意識させてきましたが、いまだにその発生原理は完全には解明されておりません。よって木曜日 にちなみまして、この雷を本講座の学芸探求のシンボルと考え、新たなロゴマークを作成しました。 木曜講座の新ロゴマーク 第7回 1019日㈪ 『『天下』から民族国家へ』 ココが 一押し 中国ご出身の先生が中国の 民族問題を丁寧に解説します。 月曜日です、 ご注意!

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木曜講座とは

第3回 9月17日㈭『江戸川乱歩没後50周年記念講演~幽玄の探偵作家はいかにして『大乱歩』となったか~』

ココが一押し 現役のミステリー作家が乱歩の魅力に迫ります。

第5回 10月8日㈭『豪雨時の土砂災害から      身を守れ』ココが一押し 普段お住まいの

地区についての防災力UP

第9回 11月19日㈭『松谷武判 南仏の風』

ココが一押し

フランス在住の松谷先生の特別講座。美術の最先端に触れられます。

『ES/iPS細胞を活用した   再生・生殖医療の可能性』

第1回 9月3日㈭

ココが一押し 何かと話題の最先端の医療を分かりやすく解説します。

第2回 9月10日㈭『戦後70周年記念・戦後の女性史    象徴天皇制の歴史から検討する』

ココが一押し ユニークな視点から戦後の女性史を振り返ります。

第4回 10月1日㈭「気軽にオペラ ~2時間でわかるオペラ400年」

ココが一押し

普段なかなか聴きに行けないオペラを、ダイジェスト版でお聴かせします。

第6回 10月15日㈭『谷崎潤一郎没後50周年記念講演    谷崎が愛した女たち』

ココが一押し

関西を代表する谷崎研究者によるスペシャル講座です。

第8回 11月12日㈭『エチオピアの大地に  人類進化の謎を探る』

ココが一押し

われわれ人類の祖先についての研究の前線を学べます。

第10回 11月26日㈭『山田耕作と西宮』

ココが一押し

山田耕作の名曲が、あの畑先生のスーパー美声でお楽しみいただけます。

第27回 西宮東高等学校

The Thursday course 2015 西宮東高等学校が併設しているホール、「西宮東高校ホール(なるお文化ホール)」で行っております市民講座で、無料でどなたでも受講できます。また事前の登録や申し込みも必要ありません。 今年度は新しい試みとしまして、音楽関連の講座を2つ開講いたします。また没後50年にちなんだ二人の作家、江戸川乱歩と谷崎潤一郎の特別企画もございます。どうか27年目の本年度も、木曜講座をよろしくお願いします。

 見ての通りのマークですが、「どうして雷が落ちてるんだ?」と疑問にお感じになった方も多いことでしょう。実は木曜日を意味する言葉はヨーロッパでは大抵「雷神の日」という意味なのです。英語のThursday、仏語のJeudi、独語のDonnerstagなどがそうですね。その雷は太古の昔から自然の力を強く人間に意識させてきましたが、いまだにその発生原理は完全には解明されておりません。よって木曜日にちなみまして、この雷を本講座の学芸探求のシンボルと考え、新たなロゴマークを作成しました。

木曜講座の新ロゴマーク

第7回 10月19日㈪『『天下』から民族国家へ』

ココが一押し

中国ご出身の先生が中国の民族問題を丁寧に解説します。

月曜日です、ご注意!

詳しくは裏面へ!

Page 2: The Thursday course 2015kusunoki.nishi.or.jp/school/media/nishihh/2015...ららぽーと甲子園南 バス停 西宮東高校ホール (なるお文化ホール) 木曜講座のご案内

至神戸

甲子園

甲子園球 場

至大阪鳴 尾

43号線

バス停

東高校前

西宮市立

西宮東高等学校

浜 甲 子 園 団 地

浜甲子園

ららぽーと甲子園南

バス停

西宮東高校ホール(なるお文化ホール)

木曜講座のご案内

■会 場:西宮東高校ホール(なるお文化ホール)■開 場:13時30分 ■開 演:14時 ■終 演:16時■入場料:無料■参加資格:どなたでも歓迎(当日受付)■問い合わせ先:西宮東高校 TEL(0798)47-6013        ホール   TEL(0798)47-7977☂兵庫県下に暴風警報が発令中で開演1時間前までに解除されない場合、休講になることがあります。ご照会ください。

検索西宮東高校

●阪神甲子園駅よりバス⑦のりば(甲子園八番町経由) 「武庫川団地行」「高須東行」「鳴尾浜行」に乗車 「ららぽーと甲子園南」下車すぐ(所要時間4分)●阪神電鉄鳴尾駅より徒歩8分

2015 木曜講座 講師の先生方紹介と講座の概要

■第1回/9月3日㈭

「ES/iPS細胞を活用した再生・生殖医療の可能性」 関西学院大学 関 由行(せき よしゆき)先生▶関西学院大学理工学部・生命医化学科准教授。専門は生殖細胞学、エピジェ

ネティクス、幹細胞生物学。「私たちの研究室では、すべての細胞を生み出すことができる生殖細胞の研究を行っています。iPS細胞は人工的に万能性(専門的には多能性と呼びます)を獲得した細胞ですが、生殖細胞による多能性獲得機構を人工的に改変することで、より質の高いiPS細胞の作製に応用できるのでは?と期待しています。」

■第2回/9月10日㈭

「戦後70周年記念・戦後の女性史 象徴天皇制の歴史から検討する」 神戸女学院大学 河西 秀哉(かわにし ひでや)先生▶神戸女学院大学文学部総合文化学科准教授。象徴天皇制などをはじめとする

近代日本思想史が専門。「日本国憲法の制定に伴って大きな変革を遂げたものがあります。その一つが女性の地位の変化であり、天皇制であると思われます。それで思い出されるのがミッチー・ブームでしょう。これには人々の意識と大きな関係がありました。しかしそれ以後、現在に至るまで紆余曲折がありました。その点について、お話できればと思います。」

■第3回/9月17日㈭

「江戸川乱歩没後50周年記念講演 ~幽玄の探偵作家はいかにして『大乱歩』となったか~」 作家 椙本 孝思(すぎもと たかし)先生▶作家。「THE CHAT」シリーズで若者を中心に熱烈な支持を獲得し、異色ホラー

ミステリー作家として一躍注目を浴びる。「江戸川乱歩の経歴と著作を紹介しつつ、作家視点でその魅力を語ります。乱歩は、怪奇幻想分野を21世紀の現代においても楽しむことができるエンタテイメント小説に昇華させました。また乱歩は推理小説の文学的地位向上においても多大な業績を残した人物です。このような乱歩の二つの偉大な功績を中心に、お話を進めます。」

■第4回/10月1日㈭

「気軽にオペラ~2時間でわかるオペラ400年」 上方オペラ工房▶2001年に「オペラは娯楽です!」をモットーに旗揚げ。ピアノ一台で伴奏し、

日本語字幕をつけたイタリア語上演でオペラの公演を展開している。 【ソプラノ 繁田千都子 しげた ちずこ】 【バリトン 嶋本  晃 しまもと あきら】 【ピ ア ノ 伊原 敏行 いはら としゆき】

「オペラの誕生から始まって時代を追って、新時代エンターテインメントのミュージカルまで、代表的なオペラ作品の聴きどころを歌手二人とピアノ伴奏で熱演します。オペラが初めてという方も、この機会にぜひお越しください。」

■第5回/10月8日㈭

「豪雨時の土砂災害から身を守れ」 関西大学 小山 倫史(こやま ともふみ)先生▶関西大学社会安全学部 准教授。専門は地盤災害論、GIS実習。

「昨年,広島で起こったような土砂災害が西宮で身近に起こるのか,気象情報,ハザードマップなどの活用法について述べたいと思います。」

■第6回/10月15日㈭

「谷崎潤一郎没後50周年記念講演  谷崎が愛した女たち」 武庫川女子大学 たつみ 都志(とし)先生 ▶武庫川女子大学文学部日本語日本文学科 教授、芦屋市谷崎潤一郎記念館 副

館長。専門は日本近代文学。特に谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫など。「谷崎潤一郎は、関東大震災をきっかけに関西に移住し、代表作「細雪」のモデルとなった松子夫人と運命的な出会いを果たし、この阪神間で珠玉の名作を次々と発表するのです。今年は谷崎の没後50年、来年は生誕130年にあたります。この機会に谷崎文学の魅力を知っていただき、是非、今年と来年の「谷崎ブーム」を楽しんで下さい。」

■第7回/10月19日㈪

「『天下』から民族国家へ」 神戸大学 王 柯(おう か)先生 ▶神戸大学国際文化学研究科教授。著書に『東トルキスタン共和国研究』(第

18回サントリー学芸賞受賞)等、 編著、訳書、論文多数。「中国の伝統文化と近代以降からの中国政治および社会形態の変容を解説し、伝統的な多民族国家中国はなぜ近代以降に民族問題が頻発するようになったのか、 を分析します。」

■第8回/11月12日㈭

「エチオピアの大地に人類進化の謎を探る」 兵庫県立人と自然の博物館 加藤 茂弘(かとう しげひろ)先生▶兵庫県立人と自然の博物館主任研究員。1994年からは毎年のようにエチオ

ピアの大地溝帯に出かけて、古人類や類人猿の化石とその産出層の調査を続けている。

「アフリカで生まれて進化し、世界へと広がっていった初期人類の進化の歴史を、エチオピアでの調査の成果に基づいて紹介します。エチオピアの人と自然の素晴らしさ、野外調査での苦労や楽しさについてもお話します。」

■第9回/11月19日㈭

「松谷武判 南仏の風」 現代美術家 松谷 武判(まつたに たけさだ) 先生▶美術家。1960年、具体美術協会に参加し、会の解散まで国内外全展に出品。

平成14年度西宮市民文化賞、平成23年井植文化賞、平成26年度兵庫県文化賞受賞。

「西宮市が市制90周年を記念して開催します「松谷武判展」にちなみまして、フランスから帰国中の現代美術家・松谷先生から貴重なお話をおうかがいします。展覧会の話や、南仏で行われましたインスタレーション(屋外などに作品等を置いて、場所や空間全体を作品として体験させる芸術)の映像などもご覧いただきます。」

■第10回/11月26日㈭

「山田耕作と西宮」 京都女子大学 畑 儀文(はた よしふみ)先生▶京都女子大学非常勤講師。日本を代表するテノール歌手の一人であり、指揮

者・合唱指揮者としても活躍する。2007年度「兵庫県文化賞」など受賞多数。「「この道」や「赤とんぼ」の作曲家山田耕作は、西宮市民にとって身近な存在でした。そのわけを検証し、名家曲の演奏を通して、山田耕作の魅力に迫ります。」