Title 表紙・目次 (泌尿器科紀要 第4巻第7号) 編集後記・購読要項・投稿内規

Author(s)

Citation 泌尿器科紀要 (1958), 4(7): 418-418

Issue Date 1958-07

URL http://hdl.handle.net/2433/111628

Right

Type Others

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Kyoto University

Vol. 4, No. 7 Acta Urologica July, 1958

泌 尿 器 科 紀 要

第4巻 第7号 　 　 　 　 　 　 　 　 昭 和33年7月

随想Nitze像 に想 う 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 金 沢 　 稔…355

小胃による代用膀胱の実験的研究

　 第5篇 　小胃膀胱造設術 　　　 　　　　 　　　 　　　 　　　 　渡 辺　 　 克…357

泌尿器科領域に於けるピロブォスファターゼの組織化学的研究

　 第3報 　 家兎実験的腎及び睾上体結核に於ける活性分布の変動　　　　鮫　島　　　博…370

泌尿器科領域に於けるピロフォスファターゼの組織化学的研究

　 第4報 　 臨床的研究　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮫　島　　　博…380

経諄脈性連続大動脈 ・腎実質撮影法 　 　 　 　 　後 藤 　 薫 ・大 森 孝 郎 ・

　　　　　　　　　 仁 平 寛 巳 ・酒 徳 治 三 郎・日 野 　 豪 ・片 村 永 樹…392

膀胱憩室の2例 　 　神 長 次 朗 ・広 瀬 潤 次 郎 ・武 村 俊 一 ・有 田 三 千 男…401

尿路感染症に対するTriacety101eandomycinの 応用

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 稲 田 　 務 ・日 野 　 豪…408

尿管結石症に対するCirculetinの 使用

　　　　　　　　　　　　　　　　 後 藤 　 　薫・仁 平 寛 巳 ・足 立 　 　明…411

編集後記・購読要項 ・投稿内規　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　418

The Experimental Study of the Substitute Bladder from the Segment of Stomach

V. The Substitute Bladder from the Isolated Gastric Pouch.

M. Watanabe•••357

Histochemical Studies on Pyrophosphatase in Urological Field

Report III. Activity of Pyrophosphatase in the Experimental Renal and

Epididymis Tuberculosis of Rabbits.••••••••••••• ....................... •••••• H. Sameshima••370

Histochemical Studies on Pyrophosphatase in Urological Field

Report IV. Clinical Study. H. Sameshima•••380

Intravenous Serial Aortography and Nephrography.

•••••••••••• K. Goto , T. Omori, H. Nihira, J. Sakatoku, T. Hino and E. Katamura•••392

Diverticulum of the Bladder : Two Case Report.

J. Kaminaga, J. Hirose, T. Takemura and M. Arita•••401

Treatment for Infection in the Urinary Tract with Triacetyl Oleandomycin.

T. Inada and T. Hino•••408

Use of Circuletin in the Ureteral Calculi. K. Goto, H. Nihira and A. Adachi•••411

京 都 大 学 医 学 部 泌 尿 器 科 教 室

泌 尿 紀 要

ACtaUrol.

Department of Urology, Faculty of Medicine,

Kyoto University, Japan.

Editor : Prof. Tsutomu INADA

418

編 集 後 記

前 月号の本欄に 「夏 の男性の服装」に就 て記 したが,そ の後 この事 に関連のあ る二っの事柄を

見 聞 した.そ の一っ は 「サyデ ー毎 日」の7月6目 号に服装 研究 家の長沢節 氏が 「軽い男性の 夏

姿」 と題 して主張を述べ てい られ る.そ の要 旨は,近 頃の若い男 性は背広 とい う制服に とらわれ

な くなっ ている.暑 い時 には背広を脱 ぐこ とが第一であ る.上 を軽 くした らズボyも 軽 くす るの

が当然で,ズ ボ ソが背 広の ままであ るの はおか しい,し か し南 国風の シヨーッは街着 としては ま

だ行 きす きであるか ら,あ ま り短 くせず,長 くても くるぶ しが 見える程 度にする.も う…っ,靴

も夏向きのサ ソ ダルの如 きものにす る.

以上の服装の点は後記子の書 いた事 と全 く一致 している.衛 生学者 でな くて も服装研究 の専 門

家 と同 じ意見であつた ことは愉快 であ り,自 説に 自信も持 つた.

◇

も う一つの事 は,7月11日 の朝の ラジォの話で,汗 の研究では第一入者であ る著 名な某生理学

者が,ア ナウソサ'の 問に答 えて,暑 くて汗 の出 る時 にネ クタイで首を しめてい ることは生理衛

生的 にもよ くない。開襟 シヤ ツが よい.そ う思 いなが ら世聞 の風習か ら,自 分 もネ クタイを しめ

て いる と言われた.こ れを聞きなが ら正直な ところ後記子 は一寸失望 した、 と言 うのは先生 のお

考 えが後記子の思 っているこ とと違っ ているか らであ る.こ の ような先生 こそ生理衛生的 な立場

か ら,先 頭に立って堂 々と開襟 シヤ ッを主張 し,実 行 して頂 きた い.そ うい う運動の リーダにな

つ て頂 きた い と思 うわけであ る.

◇

健康保険の根本及び今 回の甲乙二表に就て は多 くの問題 があ るが,目 本医師会雑誌7月1目 号

に載つ ている橋 本厚相 の言葉 に就て も考 えねばならぬ.厚 相は,大 学で指 針以外のこ とを行 うの

は文部省の聞題で,こ れを保険の枠で賄 うのは不合 理である と.成 程一応はそ う考え られるが,

更 に深 く考 えると,大 学 の臨床研究 は結局 は国民医療 のためにな り,従 つて健保 の向上 と結 びつ

くのであ るか ら,厚 生省 は知 らぬ顔 をせず に,進 んで研究費を負担すべ きであ ると考 える.

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