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© Hitachi, Ltd. 2014. All rights reserved.
TOCと言わずに、TOCを始める
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株式会社日立製作所ITビジネスサービス本部本部主管 渡辺薫
日立製作所におけるTOCによる取り組み
© Hitachi, Ltd. 2014. All rights reserved. 3
会社名 株式会社日立製作所(Hitachi,Ltd.)
創業 1910年
本社 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
連結売上高*1 9兆6,162億円
連結営業利益*1 5,328億円
EBIT*1*2 5,801億円
連結純利益*1 2,649億円
連結従業員数*3 320,725名
グループ会社数*3*4 948社
株主総数*3 372,894名*1:2013年度*2:Earnings Before Interest and Taxes(受取利息及び支払利息調整後税引前当期純利益)*3:2013年度末 *4:日立製作所含む
0-2.会社概要
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10%
7%
18%
13%
3%
13%
■電力システム
■金融サービス
■生活・エコシステム
■情報・通信システム
7%
14%
7%
8%■社会・産業システム
■オートモティブシステム
■高機能材料
売上高
96,162億円
■その他(物流・サービス他)
*:2014年4月1日より新区分に移行しており、新区分での数値を表示しています。
■電子装置・システム
■建設機械
0-3.事業の概要
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2-1.抵抗の6階層
1: 取り組もうとしている問題が、問題であるとは思わない
2: 解決しようとしている方向(あるべき姿)に、合意できない
3: その解決方法で、問題が解決するとは思わない
4: その解決方法を実行すると、マイナスの影響が生じる
5: 提案されている解決方法を実行すると、障害が発生するので、現実的ではない
6: 未知のことへの恐れ
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リーン、シックスシグマ、カンバン方式、TQCバランススコアカード、MBO…
また、新しい手法!?
2-2.それから(1)
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改革によって大きな成果を出す
速やかに改革を始める
TOCと言って体系的に進める
TOCと言わないで、改革に着手する
2-3.わたしたちの問題(3)
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2-4.インジェクション(2)
では、TOCと言わずに、
Common Senseと言ってみよう
経験・実績に基づく実用的な思慮分別・知識
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2-4.インジェクション(3)
「何を変える、何に変える、どうやって変える」「因果関係」
ODSC、タスクボード、フルキット、抵抗の6階層
思考プロセス
5 Focusing Steps / Flowの原則
MTO/sDBR, MTA/DBM, CCPM
S&T Tree
あたりまえっぽい
特別な手段・手法っぽい
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3-1.改革支援の実績を積み上げる
業務分析により戦略と現状のGAP
を把握
現状(As-Is像)の把握
将来像実現のための方法の検討
問題点の抽出
現状と課題の体系的整理
将来像(To-Be像)の検討
改革の方向性検討
実現性の検証
実効性の検証
実行計画の作成
改革実行のプロジェクト計画書
日立のエクスペリエンス指向アプローチ(Exアプローチ)
現場視点(エスノグラフィー調査等)で本質
的な問題を抽出
お客さまや従業員の経験価値を最適化する観点で、業務全体像を協創し関係者間で合意形成を行なう、日立独自のプロセス構築のアプローチです
実現イメージの見える化および合意形成に向けたアプローチ
「理解」 「展望」 「納得」
何を変えるか? 何に変えるか? どうやって変えるか?
新業務・システムの実現性・実効性の検証と実行計画作成
新しい価値を創造する新業務のTo-Be像立案
ビジョン・戦略とのGAPや現場での課題の把握
人間視点・全体最適の観点をふまえた
協創ワークショップでの議論と共有
各種プロトタイピング手法により、
新業務の実現性と効果を可視化
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3-4.Common Senseを幅広く紹介する
一般公募セミナー(2~4時間)
オンデマンド・セミナー(1時間~1日)
12講座60回/年
関心にあわせてカスタマイズ30回/年
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3-5.トライアル
将来、こうなると(原因:実体)今が、こうだから (原因:実体)
こう良くなるこう悪い
そのための改革
今のモヤモヤを、「何を変える、何に変える、どうやって変える」
で整理してみよう
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3-6.はじめる
小さな取組みをサポートし、成果を積み重ねる
やってみたいことを自主的に選んでもらう
手法や事例(Common Sense)の紹介
原因(ジレンマ・悪循環)分析 ワークショップ
UDE、DE共有 ワークショップ
段階的にスコープ(手法・対象組織)を広げる
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チームが育ち長期目標を達成する
目の前の仕事を完成させる
マネージャーは、チームを
マネジメントする
マネージャーは人とタスクを
コントロールする
マネジメント⇒ドラッカーの定義によるマネジメント
おなじみの「長期vs短期ジレンマ」&「マネージャーの時間が制約」
5-1.新しい取組み(2)