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クラブ(主催者)用システム取扱説
明書
この度はユニコンシステムをお買い上げ頂き誠にありがとうござ
います。
はじめにお読みください
ユニコンシステムを末永くお使いいただくために本書をよくお読
みいただきます様、お願 い申し上げます。本取扱説 書は大切に
保管してください。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
3 -
この度はユニコンクラブシステム御買い求め頂き誠に有難うございま
す。
ご使用になられる前に必ず本書をよくお読み頂きますようお願い申し上
げます。
ユニコン製品の特長
① 持ち寄り会場へ持参するのは、タバコ大のメモリーボックスの
み! ② レースコンピュータとメモリーボックスとの間は非接触伝
送のため(サビなどの)経時的な伝送ロスなし! ③ 最大16台ま
で、ロフトアンテナの増設が可能! ④ 非常用電源コネクタ装備!
⑤ 最大5レースまで同時参加可能! ⑥ 長距離レースなどで、審査
中の帰還鳩も本体の記録機能で、記録可能!
新ソフトウエアーの特長
① 開発環境の向上により、視覚的、直感的な優れた操作性! ② 入
力時の手間を極力省略! ③ インポート、エキスポート機能を強
化! ④ 各種オプションのご注文に対応!
⑤ レース毎にデータ管理していますので、受賞申請書を再度呼び出
すことも可能です。
注意!レースコンピュータと直接つないで印刷できるプリンターの機種に
制限があります。Canon BJM-70、LBP-350を推奨いたします。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
4 -
目次 1. マスター登録
1-1A 旧バージョンソフトからのデータのインポート方法----------------------------6
1-1B 新規データの登録(インポートしない場合)-------------------------------------8 2. ユニコンレースコンピュータのセットアップと基本操作
2-1 ユニコンクラブ用システムの各機器の名称----------------------------------------11 2-2 機器をセットアップする前の確認事項----------------------------------------------12 2-3 クラブアンテナの組み立て-------------------------------------------------------------13
2-4 レースコンピュータの各キーの役割 -----------------------------------------------14
2-5 クラブシステムの初期立ち上げ手順 -----------------------------------------------15
3. 準備登録作業(電子リングへのデータ送信)
3-1 準備登録作業時の各機器の結線図 ---------------------------------------------------17 3-2 準備登録作業 ------------------------------------------------------------------------------18
4. レース準備 4-1 放鳩地登録 ---------------------------------------------------------------------------------21 4-2 レース予定入力 ---------------------------------------------------------------------------22 4-3 日の出、日の入入力----------------------------------------------------------------------23
5. レース参加登録(閉函)
5-1 レース参加登録時の各機器の結線図 ------------------------------------------------24
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
5 -
5-2 閉函規正 ------------------------------------------------------------------------------------25 5-3 参加登録 ------------------------------------------------------------------------------------26
6. レース結果(審査) 6-1 レース実績入力 ---------------------------------------------------------------------------29 6-2 開函規正 -----------------------------------------------------------------------------------30 6-3 レース結果印刷 --------------------------------------------------------------------------31 6-4 メモリーボックスからパソコンへ帰還データの転送 --------------------------32 6-5 機械時計の方の入力 --------------------------------------------------------------------33 6-6 帳票印刷(データ集計)---------------------------------------------------------------34 6-7 レースモードの解除 --------------------------------------------------------------------38
7. その他の機能
通信設定、データのインポートエキスポート、鳩一覧印刷、マ
ーク鳩抽出
結果データ出力 保証について
1.マスター登録
ソフトをインストールした後、ソフトを立ち上げ、まず連合会登録しま
す。(最初だけ自動で画面がでてきます) このときフリガナは必ず半角カ
タカナ文字で入力してください。
その後、下記の画面となり、ソフトが立ち上がります。(審査時使用の画
面)
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
6 -
1-1A 旧バージョンソフトからのデータのインポート方法
(新規入力される方は、不要です)
左上の「ファイル」から、「データのインポート」を選択しますと、下記
画面がでます。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
7 -
通常は、過去のレース実績データは不要なので、基本データである、上
記チェックマーク(クラブ、鳩舎、鳩、放鳩地、レース予定、日出日
入)だけを取り込める準備をし、「インポートを実行」をクリックしま
す。
上記画面となりますので、旧バージョンの格納ファイルをクリック、
「UnikonO mdb」をクリックして「開く」をクリック後、下記画面となり
ます。
(通常は、Cドライブ、program files内にあり、「Uniadmin」とかかれ
たホルダーです)
OK(右上)をクリックしますと、インポートが完了し、データが取りこ
まれます。
そうすると下記画面となります。(マスター登録画面)
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
8 -
(データがインポートされたマスター登録時の全画面イメー
ジ)
1-1B. 新規データの登録(インポートしない場合)
1 クラブ登録
「マスター登録」の「1、クラブ登録」をクリックすると、下記画面とな
ります。
「新規入力」をクリックしデータを順番に入力します。最後に「 定」を
クリック。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
9 -
「閉じる」をクリックしますと完了です。テーブル上にデータが入力さ
れているか確認してください。つぎは、「2.鳩舎登録」です。鳩舎位置
登録カードをご用意ください。
(なお、右上の「連合会編集」は、最初の連合会入力を間違えた場合に使用
し、通常は使いません)
2 鳩舎登録
「新規入力」をクリックしデータを順番に入力します。
「鳩舎番号」は、原則鳩舎位置登録カード記載の番号を入力してくださ
い。住所は全て入力の必要はございません。最後に「 定」をクリック。
「閉じる」をクリックしますと完了です。テーブル上にデータが入力さ
れているか確認してください。つぎは、「3.鳩登録」です。なお鳩舎番
号は、一度入力すれば、訂正できませんのでご注意ください。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
10 -
3. 鳩登録
「3.鳩登録」をクリックしますと、上記画面がでます。「新規入力」で
データ入力していきます。
これは便利!1
脚環番号は通常連番なので、右上の「一括追加」で下記画面より連番登
録が可能です。
これは便利!2
「マーク」欄に1から9まで入力可能で、序列作成時に入力時の番号の
みの抜き出しが可能となります。
これは便利!3
今回のバージョンアップで、一件ごとの入力時の手間が格段に向上しま
した。(番号以外データ保持機能追加)
これは便利!4
今回のバージョンアップで、脚環番号データ重複時のエラー機能を追加
しました。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
11 -
(羽色入力手順)
連番
登録時には、あとで1羽ずつ、羽色を変更する必要があります。
変えたい番号の羽色をクリックし、上記のよう青くしておきます。そし
て右上の羽色を選択し、次の羽色を鳩一覧テーブルで選択した時点で羽
色が変わります。
(削除方法)
登録と同様、連番での「一括削除」が可能です。(上記)もちろん、一件
ごとの削除もテーブル上から可能です。
これは便利!5
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
12 -
「電子コードが0の鳩のみ削除する」は、メモリーボックス上で紐付け
されていない(存在していない)鳩のみ、削除する便利な機能です。
2. ユニコンレースコンピュータのセットアップ
と基本操作
2-1 ユニコンクラブ用システムの各機器の名称
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
13 -
2-2 機器をセットアップする前の確認事項
1)機器を操作する場所の温度が所定の温度範囲内であることを確認し
ます。
・保管場所の温度 -20℃ ~ +6
0℃ ・操作場所の温度 +5℃ ~ +5
0℃
2)クラブアンテナの周辺に金属物がないことを確認します。
3)レ-スコンピュータとクラブアンテナの距離は2m以上離してくだ
さい。
携帯電話も、レースコンピュータから2m以上離してください。
4)別のレースコンピュータに接続するクラブアンテナどうしも、2m
以上離してください。
5)レースコンピュータとクラブアンテナは、湿気が少なく直射日光が
当らない場所に 設置して下さい。
6)セットアップ中は全ての電源は切ってください。
7)レースコンピータの液晶表示画面の保護シ-ルを剥がします。
8)レースコンピュータ、電源ケ-ブル、クラブアンテナ、プリンター
(オプション)、 およびPC(オプション)を接続します。ここ
で、レースコンピュータにクラブアンテナが接続されているかどう
かをチェックします。
もし機器が所定の動作状態になっていない場合には、レースコンピュ
ータはエラーメッセージを表示し、適切な処置を取るよう要求しま
す。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
14 -
クラブアンテナの黄色のLEDは、適切に接続されていることを示し
ます。
9)注意!!
機器に電源が入っている時は、クラブアンテナの接続を切ったり入れたりしない
でください。機器の故障の原因となることがあります。
備考)レースコンピュータ表示窓が見えにくい場合は、裏面の窪みに精
密ドライバーを差し込みゆっくり回してください。コントラスト
を変えられます。
ただし普通は、触らないでください。
2-3 クラブアンテナの組み立て
クラブアンテナ本体に、下図のように、付属の2枚の支持板をネジ止め
します。
クラブアンテナ本体表面のへこみのあるほうを下方にします。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
15 -
2-4 レースコンピュータの各キーの役割
① 数字キー(テンキー)数値データを入力するキーです。各鳩の入舎デ
ータ 、表示されたメニューを選択する場合に使います。
② 上下方向の矢印キー
メインメニューをスクロール(画面の上下移動)するのに使い
ます。
画面上のカーソル(横向きの“⇒”)は、現在の位置を示しま
す。
③ OKキー
メインメニューから選択したメニューを実行するのに使いま
す。
④ Cキー(クリアー、訂正キー)
入力中のデータを訂正するため、1文字分だけ後退させるのに
使います。
⑤ Fキー(ファンクションキー)
メインメニューへ、またはひとつ前の画面にもどるのに使いま
す。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
16 -
0 1 2 3
4 5 6 F
7 8 9
ユニコンレースコンピュータ操作キー
2-5 クラブシステムの初期立ち上げ手順(全項目共通)
1 レースコンピュータの電源を入れると(後ろのつまみスイッチ)、以
下の画面になりますので、クラブアンテナの凹みにマスターキーを
置いてください。
アンテナガセツゾクサレテイマセン!
カクニンクダサイ
ときどき以下の画面がでますので、そのときも、マスターキーを置いて
ください。
デンシキーヲ
アンテナニ
カザシテクダサ
イ!
2 クラブアンテナの凹みにマスターキーを置くと、クラブアンテナの緑
色のLEDが一瞬点灯し、画面には次のメニューが表示されます。
1 トケイキセイ
2 → ゲンザイノ
トケイヲシヨウ
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
17 -
Th 01. 08. 23. 15 –
34 – 46
3 青色のカーソルキーで通常は、「ゲンザ
イノトケイヲシヨウ」の左横に矢印
(→)を合わせ、「OK」キーを押しま
す。
(なお、レース参加登録(閉函規正)と審査(開函規正)の時には、ここで 1の「トケイ
キセイ」にあわせ 規正します。詳しくは、それぞれの項を参照ください。)
各メモリーボックスのクロック(時計)を設定するには、必ず同じキーを使用してくだ
い。
4 そうすると「メモリーボックスヲソウニ
ュウクダサイ」となりますので、いずれ
かのメモリーボックスをレースコンピュ
ータに挿入します。次に以下の画面がで
ますので、クラブアンテナの凹みにマス
ターキーを置いてください。なお、レー
スコンピュータにメモリーボックスを差
し込む時、メモリーボックスの矢印は手
前側、下向きにします。この作業は、各
メモリーボックスを挿す毎に行います。
デンシキー
ヲアンテナニ
カザシテクダサ
イ! 5 レース参加
登録前では、以下
のメニュー画面と
なります。
1 → レースサン
カトウロク
2 ジュンビトウロ
ク
4 ケッカインサツ
*
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
18 -
5 ケッカヒョウジ
この状態で、あとは各場面に従い、各項参照ください。
電子リングへのデータ登録作業のときは、「ジュンビトウロク」を選択し
てください。
(次章、準備登録作業をご参照ください)
レース参加登録させるときは、「レースサンカトウロク」を選択してくだ
さい。
(5章 レース参加登録を参照ください)
4.「ケッカインサツ」、5.「ケッカヒョウジ」は、審査の時に使いま
す。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
19 -
3 準備登録作業(電子リングへのデータ送信)
3-1 準備登録作業時の各機器の結線図
3-2 準備登録作業
1. パソコン側の設定
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
20 -
(下記画面にしておきます)
2. レースコンピュータの設定 最初に登録するメモリーボックス(鳩舎ごとに持つ鳩データ記憶器)
を、クラブ用レースコンピュータに差し込んでおきます。なおクラブシ
ステムの詳しい立ち上げ方法は、「2-
5 クラブシステムの初期立ち上げ手順」を参照ください。
レースコンピュータは、以下の画面(メニュー画面)にしておきます。
1 → レースサンカトウロク
2 ジュンビトウロク
4 ケッカインサツ *
5 ケッカヒョウジ
この時カーソルはどこにあっても構いません。 3. パソコンからレースコンピュータへデータ送信
「鳩データをユニコンに送信」をクリックしますと、パソコンからレー
スコンピュータを介し、メモリーボックスヘデータが送られます。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
21 -
メモリーボックスにデータが転送されましたら、次はユニコン機器で電
子リングの紐付けです。(データ書き込み作業となります)
4. 電子リングにデータ書き込み
1レースコンピュータのメニュー画面から、「ジュンビトウロク」を
選択し、(青いカーソルキーで移動、OKキーを押す)登録する鳩
番号を、青いカーソルキー、もしくは、数値キー(テンキー)で
(鳩番号下4桁をテンキーで呼び出すこともできます)呼び出し
ておきます。
登録するなかで一番小さな脚環番号のものから、自動的に表示さ
れます。
右上の番号の前に "+" 印が付いている場合は、これと同じ番号のも
のが複数いる ことを示しています。このような場合には脚環番号を
再度チェックし、違った鳩で ないことを確認してください。ただ
し、あくまで下4桁だけのデータを使って、
並び替えさせていますので、最初の一桁目が違い、あとの下4桁が同
じ場合、右上に同じ番号であることを示す、“+”印がつきま
す。
ジュンビトウロク +0018
JP01 AA 10018♀ BB
―― ―― ―― ―― ――
8/11 トウロクズミ
2この状態で、クラブアンテナの凹みに電子リングのはまった鳩の
脚を置き、OKキーを押します。この時、電子リングはクラブア
ンテナ面と垂直にし、脚は動かさないようにします。確認音が鳴
れば登録(電子リングへの鳩番号など書き込み)終了です。
この時点で、レースコンピュータの画面には電子リングに入力さ
れた脚環番号と電子番号がともに表示されます。(下記参照)
ジュンビトウロク →0019
JP01 AA 10019♀ BB
CD 0E 82 D7 7B
9/11 トウロクズミ
すでに準備登録された電子リングでは、再度準備登録することはで
きません。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
22 -
このような場合には確認音は鳴らず、画面はすでに準備登録された
ものに戻ります。5.
準備登録リストの印刷
上記画面にて、「F」キーを押せば、「準備登録リスト」が印刷できま
す。(下記画面)
ケッカヲ インサ
ツ シマスカ?
OK= インサツ
C = インサツシ
マセン
OKキーを押しますと、印刷されます。
6.電子リングデーターの削除方法
Cキ-を押すことで登録されたデータを削除できます。(下記参照)
ジュンビトウロク →0
019 JP01 AA 10
019♀ BB
CD 0E 82 D7 7B
サクジョシマスカ OK/C
削除するデータを選び、OKキーを押します。
詳しい削除方法は、「よくある質問」を参照ください。
7.パソコンヘデーター吸上げパソコンのマスター登録画面にて「鳩デ
ータをから Unikonから受信」をクリックします。データが全て取り
こまれますと、電子リングのシリアルコード番号がパソコン画面に
表示されます。
以上で、準備登録終了です。つぎはいよいよレース参加登録です。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
23 -
4 レース準備(ツールバーの「2.レース準備」をクリック
しておきます)
(このときの画面イメージは、後程23ページを参照ください)
4-1 放鳩地登録(データを旧バージョンからインポートされた場合は不要)
「1.放鳩地登録」をクリックしますと上記画面となり、「新規入力」をク
リックして順番に入力してください。「 定」「閉じる」で完了です。
北緯、東経は、絶対間違えないようにしてください。(分速に影響します)
ユニコンソフトの計算式は、協会の指導に準拠しており、承認いただいております。
これは便利!6
ツールバーにある「印刷」から「鳩舎別距離一覧印刷」をクリックしま
すと下記画面がでて、鳩舎ごとに放鳩地からの距離一覧を打ち出せま
す。(下記)
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
24 -
4-2 レース予定入力(予め放鳩地を入力しておきます)
「2.レース予定登録」をクリックしますと、上記画面がでます。「新規
入力」をクリックし、データを入力します。「 定」「閉じる」で完了で
す。
なお、旧バージョンデータを流用するときなど既存データを呼び出す
場合は、テーブル上で、呼び出すデータをクリックして青くしておき、
「2.レース予定登録」をクリックします。その後データを、deleteキ
ーで消して、新たにデータを入力して、「 定」をクリックします。
全て入力後、「レース予定をユニコンに送信」をクリックし、連合会用
のレースコンピュータに全てデータを送ります。(下記)このとき、ユニ
コンレースコンピュータは、メニュー画面になっている必要がありま
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
25 -
す。もし通信できないときは、下記画面となりますので、確認してくだ
さい。
ちょっと一言 1
既存データの変更は、どの場面で上記の手順です。旧バージョンのよう
に、「編集」ボタンでのデータ変更ではありません。
ちょっと一言 2
レース予定データを送るタイミングは、通常春、秋レースシーズン前に
行います。
(レースごとに送信の必要はございません)最大で 50レースまで送信可
能です。
レース予定データは、メモリーボックスをのせてないと、送信でき
ませんが実際は連合会用レースコンピュータに送信していますの
で、お持ちの連合会用レースコンピュータの台数分で結構です。(す
べてのメモリーボックスに送信不要です)これは便利!7
今回のバージョンから、「レース年度」欄を設けました。年度ごとに、レ
ース予定データを表示できる大変便利な機能です。
4-3 日の出、日の入入力(翌日レース時のみ)
「3.日出日入登録」をクリックしますと、上記画面がでますのでデー
タを入力します。「定」「閉じる」で完了です。
これは便利!8
今回のバージョンから、カレンダー欄を設けました。パソコン時計と連
動し、今日の日付も表示されます。これを見ながら入力できます。
なお、パソコン時刻も合わせておいてください。「設定」⇒「コントール
パネル」⇒「日付と時計」
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
26 -
(「レース準備」データ入力後のイメージ)
これで、レース参加登録が可能となりました。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
27 -
5 レース参加登録(閉函)
5-1 レース参加登録時の各機器の結線図
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
28 -
5-2 閉函規正
ユニコンレースコンピュータにて、一回だけ、規正をします。
(会員名簿記載の「自動記録機ユニコンシステムを使用する際の諸規
定」もあわせて、 参照ください)(規正時間を間違えた場合は何度でも
規正の修正はできます)レースコンピュータの電源を入れた後、以下の
画面にします。
(レースコンピュータの詳しい立ち上げ手順は、2-5を参照くださ
い)
1 トケイキセイ
2 → ゲンザイノ
トケイヲシヨウ
Th 01. 08. 23. 15 –
34 – 46
1の「トケイキセイ」にあわせ、OKキーを押し以下の画面にします。
ジコクセット
→ 01 08 23 15 34 50
Th 01. 08. 23. 15 – 34 – 46
数字が点滅しますので、テンキーで、年、月、日、時間、の順で入力し
てゆき、最後に、時報などを聞きながら規正をします。最後の秒をテン
キーで入力したその時点で、時計が規正されます。時間は24時間制で
す。ご注意ください。
時計規正後は、再度二つ上の画面になりますので、2 ゲンザイノトケイ
ヲシヨウを選択します。 (ゲンザイノトケイヲシヨウにしないと先に進
めません)
レース予定(放鳩地)の画面、もしくは、「メモリーボックスヲソウニュ
ウクダサイ」が表示されたとところでメモリーボックスをいれます。
メニュー画面(以下)になったところで、「レースサンカトウロク」を選
択します。
1 → レースサン
カトウロク
2 ジュンビトウロ
ク
4 ケッカインサツ
*
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
29 -
5 ケッカヒョウジ
すると以下の画面となります。
サンカトウロク :
0 トウロクサレテイ
マセン
--
―――――――― ――
なお、複数のレース予定をメモリーボックスに登録されたときは、メニ
ュー画面で、レースサンカトウロクを選択後、レースを選択する画面
(放鳩地が表示)となりますので、どのレースに参加するか、選んでく
ださい。
5-3 参加登録(持ち寄り)実際の登録作業
では、実際にレース参加登録してゆきましょう。(3章の準備登録作業の
手順をすべて踏んだ後でないと、レース参加登録できません)
1. クラブアンテナの凹みに鳩の脚を置き、電子リングのデ-タを読み
込みます。この時、電子リングはクラブアンテナ面と垂直にし、
脚は動かさないようにします。
2. 緑のLEDの点灯時、確認の電子音がなり、レースコンピュータに
電子リングのシリアル番号が3行目に表示されれば参加登録完了
です。
レース参加登録時には、レースコンピュータでのキー操作は不要です。
パソコン操作も不要です。
鳩がレース参加登録されると以下のように表示されます。
サンカトウロク : 1
→0013
JP01 AA 100
13 BB
Fr 17-
45-27
3. 画面にエラーが表示され警告音がした場合は、上記の1、2の手順
を繰り返します。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
30 -
注意:1)電子リングのデ-タを読み込んで(緑のLEDが点滅して)
も、暗号が書 き込まれない限りレ-ス参加登録はされず、鳩の
電子リングはメモリー ボックスに認識されません。
2) 電子リングのデ-タが読み込めない(緑のLEDが灯かない)場合、
その 電子リングは損傷している恐れがあります。
3) 上記手順の所要時間は鳩1羽あたり約2秒です。
4) 一度参加登録させた鳩は、2度同じレースには参加できません。以
下の画面が表示され、参加登録が以前になされていたことを表しま
す。
サンカトウロク : 1
→0013 ト
ウロクスミ
カ
バスケッティング
スミノハト
この作業を1鳩舎ごと(1メモリーボックスごと)に行います。
準備登録時と同様に、鳩番号を呼び出しておき、Cキーで参加登録を取
り消すこともでます。
5. 1鳩舎ごと(1メモリーボックスごと)にレース参加登録を終了し
たときに、
「レースサンカトウロクリスト」を印刷しておきます。
サンカトウロク : 1
→0013
JP01 AA 100
13 BB
Fr 17-
45-27
上記画面で、「F」キーを押し、印刷枚数を指定します。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
31 -
6 レース結果(審査) (ツールバーの「3.レース結果」をクリックしておきます、下記イメー
ジ)
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
32 -
ユニコンクラブシステムの接続は、レース参加登録時と同じです。
審査のとき、実際、クラブアンテナは使用しませんが、レースコンピュータと
つないでおいて
ください。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
33 -
6-1 レース実績入力(実際の放鳩時刻など)
ツールバーの「1.レース実績登録」をクリックしますと上記画面と
なります。
これは便利!9
今回のバージョンから、「レース実績一括作成機能」をつけました。「レ
ース予定から一括登録」をクリックしてください。上記画面となりま
す。そして年度を入力、OK をクリックします。
次に、放鳩時刻を入力します。ただし日延べの時(レース予定日が延びた場合)は、
実際の放鳩日 を入力しなおします。
長距離レース時は、日の出、日の入データを入力します。
「レース準備」時に入力済みのデータを一度にインポート可能です。こ
の欄で再度入力も可能です。加算時間を採用の連盟様は、加算時間を入
力します。
これは便利!10
今回のバージョンから、「加算時間計算」機能をつけました。日の出、日
の入データと放鳩時刻から、加算時間を計算してくれます。(ただし連盟
様発表の加算時間も必ず確認おとりください)
加算時間入力時は、加算時間優先で計算されます。
さらに、旧バージョンではできなかったレース毎の加算時間管理が可能
となりました。
これで、レースがいくつ重なっても大丈夫です。
すべてのデータの入力を終えて、「 定」「閉じる」で完了です。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
34 -
6-2 開函規正
ユニコンレースコンピュータにて、一回だけ、開函規正をします。
(会員名簿記載の「自動記録機ユニコンシステムを使用する際の諸規
定」もあわせて、 参照ください)操作手順は、閉函規正と同じです。
(規正は繰り返し行えます)レースコンピュータの電源を入れた後、以
下の画面にします。
(レースコンピュータの詳しい立ち上げ手順は、3-5を参照ください)
1 トケイキセイ
2 → ゲンザイノ
トケイヲシヨウ
Th 01. 08. 23. 15 –
34 – 46
1の「トケイキセイ」にあわせ、OKキーを押し以下の画面にします。
ジコクセット
→ 01 08 23 15 34 50
Th 01. 08. 23. 15 – 34 – 46
数字が点滅しますので、テンキーで、年、月、日、時間、の順で入力し
てゆき、最後に、時報などを聞きながら規正をします。最後の秒をテン
キーで入力したその時点で、時計が規正されます。
時計規正後は、再度二つ上の画面になりますので、2 ゲンザイノトケイ
ヲシヨウを選択します。 時間は24時間制です。ご注意ください。
つぎは、ユニコンレースコンピュータから帰還データのプリントアウト
です。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
35 -
6-3 レース結果印刷
クラブシステムの開函規正の後、メニュー画面(以下)になったところ
で、「ケッカインサツ」を選択します。
1 レースサンカト
ウロク
2 ジュンビトウロ
ク
4 → ケッカイン
サツ *
5 ケッカヒョウジ
すると以下の画面となります。
ケッカヲインサツ
シマスカ?
1-4=コピー マイ
スウ
0 =コピー ナシ
なお、複数のレース予定をメモリーボックスに登録されたときは、メニ
ュー画面で、ケッカインサツを選択後、レースを選択する画面となりま
すので、どのレースに参加するか、選んでください。
ユニコンよりケッカインサツをしておかないと、次にパソコンへデータ送信ができ
ません。必ず、
パソコンへデータ吸い上げ前に印刷しておいてください。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
36 -
6-4 メモリーボックスからパソコンへ帰還データの転送
次に、「ユニコン結果を Unikonから受信」をクリックしデータを取り込
む作業です。
1.パソコンを「3.レース結果」下記画面にしておき
ます。
2.ユニコン機械は、「メニュー画面」(時計規正が終
わり、メモリーボックスをレースコンピュータに
挿入してからの画面)にしておきます。
3.「レース結果を Unikonから受信」をクリックし、
データをパソコンに転送します。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
37 -
データが取りこまれますと、上記テーブル(個人成績と鳩成績)に、デ
ータが表示されます。(今回のバージョンでは分速はこの時点ではまだで
ません)鳩成績デ-タが取り込まれたことを確認し、これでひと鳩舎
(メモリーボックス)は OKです。
この作業を、メモリーボックスごとに行ないます。
6-5 機械時計の方の入力
1.「2.個人成績登録」をクリックし、下記画面をだします。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
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2.ここで、年度、レース名、鳩舎名以下を順番に入力してゆき、最後
は、「 定」をクリックし「閉じる」をクリックします。
3.「4.鳩成績登録」をクリックし、上記画面を呼びだします。
鳩番号毎に、データを入力していき、また新たなデータを追加される
ときは、
「 定+新規入力」をクリックし、またデータ入力していきます。終わ
るときは「定」をクリックし「閉じる」で終わります。
これで全てのデータ入力が終わりましたので、あとは、帳票印刷です。
6-6 帳票印刷
最後に協会に提出するための、受賞申請書などを印刷していきます。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
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1.「4.帳票印刷」(ツールバー)をクリックし、下記画面をだしま
す。
2.下の「新規入力」をクリックし、下記画面をだします。
3.今回のレースをクリック、青くし、「序列作成」をクリックしてくだ
さい。
そうしますと、下記のように序列作成されます。(下記参照)
受賞申請書の入力フォームがでますので、空欄をうめて、右の各帳票
を印刷するボタンを クリックし、印刷する準備をしていきます。
注意:
同じレースであっても、何度でも序列作成の実行が可能です。何度か実行されたとき
は、印刷する
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
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データは間違わないようにしてください。(一番下に、Recordとでますので、両端の
⇒で移動させ
てください。今までの序列が順番に表れます)
下記は、「序列作成」ボタンを押したあとの画面です。ここ で空欄項目を入力し
ます。
あとは、各印刷帳票のボタンをクリックします。下記は「受賞申請書」
をクリックしたときの画面です。(印刷イメージがでます)
印刷実行時は、一番下の、プリンターマークをクリックしてください。
更に小窓がでて、印刷範囲 、枚数を指定できます。そして印刷されま
す。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
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受賞申請書以外も同様です。印刷範囲(出力範囲)を順位で指定可能で
す。
「受賞申請書」
プリンターマーク
「A表」
「B表」
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
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「序列表」注:これは、協会書式ではありません。連合会様でご活用く
ださい。
「序列カード」総合序列作成時
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
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6-7 レースモードの解除
レースが終了し、全てのデータをパソコンへ送り、レース結果の印刷を
したあと、必ず、メモリーボックスのレースモードを解除しなければな
りません。
レースコンピュータのメニュー画面より、「レースショウキョ」を選択し
ます。
暗証番号を入力する必要がありますので、4258 と入力してくださ
い。
メモリーボックスのレースモードが解除され、次のレースに参加できる
ようになります。
かならず、次のレース前日までに、この消去(解除)作業を実行してください。
次のレース参加当日に、レースモードを解除させようとすると、まれに
不具合が生じます。
なお鳩登録情報は、メモリーボックス内に残ります。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
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7 その他の機能
7-1 通信設定
レースコンピュータとパソコンとの通信設定をするときに使います。通
常は、通信ポート COM1に設定されていますが、パソコンによって
COM2以上に設定されている場合もございます。(詳細は、「よくある質
問」を参照ください)お使いのパソコンに従い設定ください。
7-2 データのエキスポート、インポート
データを外部出力する場合は、「ファイル」から「データのエキスポー
ト」をクリックします。そうしますと下記画面がでてきます。エキスポ
ートさせたい項目をチェックし「エキスポートを実行」してください。
インポート時も同様ですが、インポート元の mdb ファイルを指定してく
ださい。(詳細は p6を参照してください)
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
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7-3 鳩登録一覧印刷
これは便利!12
鳩登録の項目を印刷可能です。次期シーズンのためのデータ準備に有効
にご活用ください。
7-4 マーク鳩抽出
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
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鳩登録時にチェックしたマーク鳩のみの序列作成が可能です。「詳細オプ
ション」(p30上段画面参照ください)チェック(複数選択可)後「閉じ
る」をクリック。その後各序列印刷します。
これは便利!13
このマーク鳩抽出は、今回のバージョンからの機能です。
7-5 結果データ出力
これは便利!14
今回のバージョンから一発で結果データを CSV(表計算用テキストデー
タ)で出力可能となりました。(まぜコン対応)
「ファイル出力」(p30の上段画面左下参照)をクリックしますと、上記
画面がでてきます。
任意でファイル名、保存先など指定してください。
連合会様での会報作りなど独自の帳票類を作成可能です。
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
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保証書とアフターサービス
必ずお読み下さい
記録内容の補償はできません
万一、レースコンピュータ メモリーボックスなどの不具合などによりレー
スデータが記録されなかった場合、記録データの補償については、ご容赦く
ださい。
保証書は国内に限られます
この製品は日本国内仕様です。保証期間内であっても外国でのご使用による
不具合についての補償は御容赦下さい。
保証書
この製品には保証書が添付されていますので、お買い上げの際、保証書をお
買い上げ会社よりお受け取り下さい。
所定事項の記入及び記載内容をお確かめの上、大切に保存してください。
アフターサービス
調子が悪いときはまずチェックを
「よくある質問」を御参照ください。
それでも具合の悪いときは
販売代理店か、弊社にご相談ください。
保証期間中の修理
ユニコンクラブ(主催者)用取扱説 書
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保証書の記載内容に基づいて修理させていただきます。詳しくは保証書をご
覧下さい。
保証期間経過後の修理は
修理によって機能が維持できる場合は、ご要望により有料修理させていただ
きます。
各位
ユニコン製品保守サービスのご案内
製品保証期間: 当社よりご購入後1年間は無償修理致します(詳細は商品
に添付)。
ただし、通常の状態で使用された場合に限ります。
出張修理ではなく持ちこみ修理となります。保証期間終了後も、
お客様のご要望により有償にて修理致します。
保証の範囲: 万が一製品に不具合があった場合において、レースが続行
できない、入賞しなかった、などの不利益が生じた場合
においても、当社は、製品自体の保証のみを責任の範囲
と致します。
電池の交換: メモリーボックスには、5年間保持のリチウムイオン電池
が内蔵されています。レースコンピュータにも2年間保
持のリチウムイオン電池が内蔵されています。電池が消
耗した場合は有償にて交換致します。
電子リング: ユニコン純正電子リングをお使いださい。他のルートでご
購入もしくは、他社製の電子リングを使用された場合の
不具合につきましては、一切保証致しかねます。
据付: お客様ご自身でお願い致します。ご要望により有償に
て別途据付指導致します。
ソフトウェア: ソフトウウェアを予告なく仕様を変更する場合がございま
すが、ソフトウェアのバージョンアップにつきまして
は、お客様ご自身でお い致します。お客様のご希望に
より、有償にてソフトのバージョンアップも致します。
(インターネットに接続できる環境であると容易にバージョンア
ップ可能です)
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緊急用在庫: 万が一不具合が出た場合は、緊急用在庫よりユニコン製品
をすぐ発送致します。在庫がない場合もございますの
で、お問い合わせください。
別途年間有償サポートプログラムもございますので、ぜひご加入ください