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Ver 5.00
CAD PERT® for Windows TM
ダイジェスト
マニュアル
第1部 工程表作成の概要 --------------- 1ページ
第2部 画面で見つける機能と操作 -------- 11ページ
ダイジェストマニュアルは、CAD PERT for Windows(Full版)を
対象に解説しています。Lite版の制限機能などは[ヘルプH]をご覧下さい。
ホームページに「CADPERT操作操作説明(動画)」も用意しました。併せて
ご覧下さい。
第1部 工程表の作成
第1部 工程表作成の概要
1.4. 作業名などの書式設定
1.1. CADPERTの起動
1.2. 基本データの入力
1.3. 保存と終了
1.5. 作業名マスターの登録
1.6. 工程表の入力と編集
1.7. 作業名を編集する
1.8. CAD図の編集(工事名等)
1.9. 印刷枠と用紙領域の確認
1.10. 印 刷
1.11. 終 了
・工事名
・休み表現
・工 期
・日付
・矢線、ダミーの入力、編集
・工期計算
・工期短縮
第1部 工程表の作成
1
1.1. CAD-PERTの起動
ここでは、新規に工程表を作る方法を説明します。
計画工程表は、類似の実績工程表をコピーしたものを修正して作るとラクに作れます。
この方法を説明した資料がありますので、弊社宛にご請求下さい。
①パソコンの電源ON。
②Windowsの[スタート]<全てのプログラムP>からCADPERTを選択。
③「キャドパート」が起動すると画面は次のようになる。
1.2. 基本データの入力
①[ファイルF]<新規作成N>を選択すると、<参照CADPERTファイルを開く>画面になる。
マウスを「01ヶ月A横14段」に移動すると、概要をビュアー表示する。
第1部 工程表の作成 2
②概要を確かめ<開くO>を指示。<プロジェクト設定>画面になる。
<休み表現> 網掛表示
レイアウト A4用紙、横置き
グリッド間隔 横幅=12で約30日分を描画可。
縦幅=10で約31段の矢線入力可。
工事名「練習」、工程表の開始-終了は2005.4.1~2005.4.30。<単位設定T>を選択。
「開始日が変更されました…」に対し<OK>。
③<単位設定>画面
<表示設定D>を押し<表示設定画面>に。<その他>で「月・日・曜日」と設定し<OK>。
<単位設定>画面で<詳細設定T>を選択。
④<詳細設定>画面では休日・表示・罫線を指定
<罫線指定>を選ぶ。1日に縦罫線有り。カレンダー画面の左上から右下までドラッグ。
1日に縦罫線無し → 1日を[左] → これで4月の全日程に罫線が設定される。
<次月N>を1回押し、<戻るO><OKo><OKo>。
しまった!
☆<プロジェクト設定>画面への復帰
矢線入力画面へ進んだ時は、
[ファイルF]<プロジェクト設定J>と選択。
第1部 工程表の作成
3
⑤矢線入力画面
現在は機能選択前のため、画面左下に「基本モード」と表示。
初の結合点:工期計算の基準となる結合点。
・ 初の結合点が消える操作: [編集E]<全体選択A>し、[編集E]<切り取りT>とした時など。
・ 復元方法:ダミー矢線(点線矢線)を水平に入力し、<工期計算>を行う。
※ 初の結合点が無い時に矢線を入力し<工期計算>すると元結合点は開始日に移動する。
☆休日を網掛表示から欄外表示(=標準)に変える操作。
[ファイルF]<プロジェクト設定J>とし、<休み表現>を<標準>にして、<OKo><OK><はいY>。
(<OKo><OK><いいえN>とした時は、矢線図入力画面で[ファイルF]<印刷編集H><単位取込T>
<再取込A>を指示)
休日が欄外表示(標準に)変わり、扱える期間が1ヶ月以上になる。
※元に戻す~ここでは、[編集E]<元に戻すU>と操作し、網掛け表示に戻す。
1.3. 保存 と 終了 次の操作で、現在の状態を保存し、キャドパートを終了する。
①[ファイルF]<名前を付けて保存A>と操作。
・保存先のフォルダーは、上側の「保存する場所」の窓を使って操作。
・画面の「保存する場所」と、次の「ファイル名」を別にメモする。
②下側のファイル名入力部に「練習」と入力し、<保存S>を指示。
③その後、[ファイルF]<キャドパートの終了X>として終了。
初の結合点
第1部 工程表の作成 4
1.4. 作業名などの書式設定 ここでは、作業名・単位表示・所要時間の文字書式の設定を行う。
[スタート]<全てのプログラムP>からCADPERTを起動。
[ファイルF]<開くO>、保存時のメモで「保存する場所」から「練習」を選び<開くO>。
①[補助機能(O)]<システム設定(S)>を選択。
②次に、右のように設定。
③利用文字の<フォント>関係の設定。
<作業名F>:「文字サイズ=10」、<OKo>。
<所要時間S>:「文字サイズ=7」、<OKo>。
<単位表示K>:「文字サイズ=10」、<OKo>。
<システム設定>画面で<OKo>。
「単位データを再取り込み…?」<はいY>。
1.5. 作業名マスターの登録 ①[入力I]<マスタ登録M><作業S>で<作業マスタ>画面を表示。
②画面の「作業マスタ」を選択。(選択部の下側に登録)
③作業名入力の窓に「あああ」と入力、<登録R>。
作業名の入力の窓に「いいい」と入力。
この時、<登録R>の選択状態を確認して[Enter]キー押下。「い
いい」を登録(マスタを連続登録)。
☆作業マスタとシステム作業マスタ
・作業マスタの作業名が工程表に使える。
・システム作業マスタは作業マスタに複写して使う。
・システム作業マスタは、いつも表示できる。
・作業マスタをシステム作業マスタに複写できる。
④登録作業名の操作例
例えば、システム作業マスタの「土木-積算技術型」の上
にマウスを移動して[右]とし、「いいい」までドラッグ
して離すと右のメニューを表示。
⑤「作業名マスタ」編集が終わったら、<閉じるC>を指示。
となりへ移動
となりへ複写
下層に移動
下層に複写
キャンセル
第1部 工程表の作成
5
1.6. 工程表の入力と編集 1,工程表の一部を拡大
①<表示T><縮小・拡大S><範囲指定表示J>を選択。
②拡大する範囲をドラッグで操作。
2,作業矢線の入力
①[入力I]<矢線入力Y><実線矢線J>を選択。
②入力作業の元結合点の位置で[左]、先結合点の位置で[左]。
(初めの[左]の後で[右]とすると、矢線入力をキャンセルする)
③矢線入力終了のため[右]とすると、<作業名マスター>画面を表示。
(つまり、矢線入力は[左][左][右]が基本操作)
※ 後の[右]をするまで、[左]の指示で矢線を書き続けられる。
⑤設定する作業名を選んで<選択(O)>指示。(作業名を[W]でも同じ効果)
この指示で、作業名の頭に「→」印が付く。
⑥続けて作業名を選択可能(max100)
⑦<閉じるC>を指示。
⑧<矢線プロパティ>画面の所要時間を確認して<OKo>。
※重要 矢線プロパティ画面で「他ファイル参照」とし、既存ファイルの作業名以下(資源・ISO・
安全・メモ・写真・計算式)を取り込む。(「矢線入力時自動参照する」では自動参照)
⑨入力した作業矢線を画面に表示。(この後②から続けて矢線入力できる)
3,折れ点の付いた矢線の入力
①[入力I]<矢線入力Y>を選択。
②入力矢線の元結合点の位置で[左]。
③垂直(又は斜め)に上げた折れ点の位置で[左]。
④先結合点の位置で[左]。
⑤入力終了のため[右](後は前記⑤~⑨参照)。
4,ダミー矢線入力-1
①[入力I]<矢線入力Y><ダミー矢線D>を選択。
②元結合点の位置で[左]、先結合点の位置で[左]と入力。
5,ダミー矢線入力-2
①[入力I]<矢線入力Y>を選択。
②元結合点で[左]。
第1部 工程表の作成 6
③[Ctrl]キーを押して少しマウスを移動する(又はゆっくりマウスを画面右のスクロールバーを越
えて移動し中央に戻す)と、矢線が実線から破線に変わる。
④先結合点の位置で[左]とした後、終了のため[右]とする。
6,矢線の削除
☆矢線削除は、「基本モード」で矢線をドラッグで囲み[Delete]キーでも可。
①[編集E]<矢線削除Y>を選択。
②対象矢線の「元結合点」と「先結合点」を[左]と(又は矢線をドラッグ)する。
(矢線の元側で[左]、先側で[左]として線分削除が可能)。
③<はい>の指示で矢線を削除。
7,矢線の点移動 重要
矢線の点には、結合点・折れ点・線種の変わり目などがあります。
①[編集E]<移動M><矢線M>を選択。
②矢線の点(結合点、折れ点)を[左]。
③移動先の位置で[左]とすると移動する。
※離れた結合点を他の結合点に移動すると結合する。
8,矢線を範囲指定して移動 重要
①[編集E]<移動M><矢線M>を選択。
②矢線の点(結合点や折れ点で、複数の対象可)をドラッグで囲む。
③移動先で[左]とすると矢線が移動。
※領域移動で結合点を結合点に移動しても、重なるだけで結合しない。
→重なった結合点を点移動する(又は、<工期計算>する)と、離れているのが分かる。
9,実線の移動
PERT計算をすると余裕を破線で表示する。この時の実線部を移動する機能。
①[編集E]<移動M><実線J>を選択。
②余裕のある矢線を[左]。
③実線はマウスと連動し、[左]とすると固定する。
10,PERTの計算
①[計算K]<工期計算[標準]K>を指示。
PERT計算後、工程表のクリチカルパスを赤い太線、余裕を破線で示す。
11,工期短縮
①[計算K]<工期短縮T>を指示。
②PERT計算して計算工期を示し、目標工期の入力
を促す。
③例えば計算工期=20の場合、目標工期=18として、
<するO>を押すと、リミットパスを表示。
第1部 工程表の作成
7
<工期短縮の例>
※柱-壁-窓-仕上の経路で「2日短縮」すると、目標工期になります。
※屋根は現在、目標工期に対し「3」の余裕があります。
1)(日程訂正のために)[入力(I)]<矢線訂正(S)>を選択。
2)窓矢線を[左]。
3)所要時間「5」を「4」にして<OK>。
4)再計算して窓の所要時間は「4(-1)」と表示。リミットパス表示は消えぬ。
5)仕上も「5」を「4」に。リミットパス消える。
6)[計算K]<工期[計算K]標準>指示で、計算工期=18。
※所要時間横の(TF)は[表示V]<時間J><通常U>とする
と、消える。
1.7. 作業名を編集する 1,全作業名を一度に編集
1)[編集E]<作業名書式S>とすると、<作業名書式>画面を表示。
2)下部で< 全ての作業名を編集する>をチェックしてから、上部で編集形を設定。
※「指定」や「整列」は、[補助機能O]<システム設定S>の<作業名>及び<フォント>での設定値。
3)<OKo>とすると、全作業名を一度に編集。
2,選択作業名を同じに編集
1)[編集E]<作業名書式S>操作で、<作業名書式>画面を表示。
2)上部で編集形を設定して<OKo>。(下部の<□全ての作業名を編集する>をチェックせず)
3)編集する作業名を[左]で選ぶと編集する。
※「自由」を選択した機能は、マウス操作で動き[左]で確定。確定前に[右]でその機能をパス。
3,選択作業名を別々に編集
1),作業名を選択 ‥‥‥‥‥‥ 作業名の文字部を[左]
2)-ア,作業名の位置調整。 ‥‥ 作業名の中心部分をドラッグ
第1部 工程表の作成 8
2)-イ,作業名のサイズ調整。 ‥‥ 作業名の上部をドラッグ
2)-ウ,作業名の傾き調整。 ‥‥ 作業名の右下部をドラッグ
※ドラッグしたままマウスを右に移動し、離れた位置で傾きを操作。
1.8. CAD図の編集(工事名など)
CAD図の全般説明
※CAD図は、操作レベルを設定後に入力する。
※印刷枠や項目欄の「文字」や「線」は、「操作レベル=印刷枠」で作る。
※管理単位(日付)の「操作レベル=単位」でシステムが自動書換する。操作者は「操作レベル
=単位」にすると編集できる。操作レベルが「山積、出来高など」も同様。
※CAD図は、[CADC]<設定S><レベル>で設定した操作レベルのCAD図をキャッチできる。
但し、「操作レベル=通常」は全てのCAD図をキャッチできる。
※「操作レベル=通常」……矢線領域(白色部)だけで表示。
「操作レベル=印刷枠」…矢線領域と全体領域(鼠色部)で表示。
※マージン設定ではCAD図キャッチのマージン枠を決める。
小さいとキャッチし難く、大きいと隣接図までキャッチしやすい。
※グリッド設定ではCAD図入力の入力位置(碁盤の目)を設定。
印刷枠の上項目欄部分の編集
先に上項目欄部を拡大‥‥[表示V]<縮小・拡大S><範囲指定表示J>を選び、注目部をドラッグ
1,機能を選んで編集
1)印刷枠部の操作レベル=印刷枠。次の操作で操作レベルを同じにする。
[CADC]<設定S><レベル>で「印刷枠」に設定……操作レベルの設定
2) [CADC]<変更R><形状K>を選択…………………文章変更のため
3)CAD図の文字列をキャッチするため感知点(文字列を囲む線分上)を[左]。
お勧め値
マージン=3
グリッド=1
第1部 工程表の作成
9
4)<CAD文字書式>画面で「内容」の< 変更する>を指示し、<OKo>とします。
5)文字を入力し、<OKo>とします。
2,基本モードで直接編集
①[CADC]<設定S><レベル>で「印刷枠」に設定。……操作レベルの設定
②CAD図の感知点(文字列を囲む線分上)を[左]。
③[右]とし、表示メニューから<CAD変更E>を選択。
④<CAD文字書式>画面で「内容」の< 変更する>を指示し<OKo>。
前掲の<CAD文字設定>画面を表示。
文字を入力し、<OKo>。
1.9. 印刷枠と用紙領域の確認 (20頁の「2.5.レイアウト領域関係」の図参照)
1,[表示V]<縮小・拡大S><全体表示Z>を選択すると工程全体を表示。
2,[ファイルF]<印刷編集H><単位取込T>を選択。
「1.2.基本データの入力」4,で設定した日付・休み・縦罫線を表示。 3,[ファイルF]<プリンタの設定R>を選択。
「用紙サイズ:A4、用紙の向き:横」など、現在の工程表用紙の状態を表示。
※ 出力調整:[ファイルF]<印刷編集H><用紙領域R>で用紙領域を調整(1枚や複数枚出力)が可能。
第1部 工程表の作成 10
4,[表示V]<レイアウトP>を選択。
用紙領域と印刷枠の表示例
1.10. 印 刷
1) [ファイルF]<プリンタの設定R>を選択します。
2) 「プリンタの設定」になります。設定して<OK>とします。
3) 用紙領域を変更するときは、[ファイルF]<印刷編集H><用紙領域R>を選択し、赤い四角の実線上で
「 」ドラッグ、または、四角の中で「 」ドラッグします。([表示V]<レイアウトP>の状態で表
示)
4) [ファイルF]<印刷P>を選択します。
以下、画面で指示してください。
1.11. 終 了 ①1-3.保存を参照し、作成したデータを保存する。
②[ファイル(F)]<キャドパートの終了(X)>を選択し、終了。
日報印刷
工事日報、安全日誌の印刷ができます。
ユーザーズマニュアル「4.4日報印刷」を参照下さい。
用紙領域:赤い四角で表示。
実線で囲まれた部分が指定
用紙1枚に出力できます。
印刷枠の変更 (‥‥少し高度な操作)
画面の左右と下側の灰色部分、及び、中央部
の水色の線(CAD図)を消去できます。
灰色部分は[ファイルF]<印刷編集H><全体領域I>
で、水色の線は「CADの操作レベル=印刷枠」
にし、[CADC]<削除D>機能で線の端をキャッチ
します。
第2部 画面で見つける機能と操作
11
第2部 画面で見つける機能と操作
= 凡 例 =
○ (操作):簡単ですぐご利用頂ける項目です。
● (操作):少し面倒ですがご利用頂きたい項目です。
▲ (操作):各操作に慣れてからご利用をお勧めします。
※ (説明):注意事項。
2.1. 矢線図関係
2.2. 表示と取込関係
2.3. 管理単位(日付)関係
2.4. CAD図と操作レベル関係
2.5. レイアウト領域関係
第2部 画面で見つける機能と操作 12
2.1. 矢線図関係
作業矢線
(クリチカルパス)
作業矢線
(破線部分=余裕)
ダミー矢線
作業矢線
(実線部分=実働)
初の結合点 所要時間
資源数と資源名
作業量と単位
作業名
第2部 画面で見つける機能と操作
13
○入力する作業名を設定:[補助機能O]<システム設定S>として、
「作業名」(縦書/横書、文字角度)。「フォント」<作業名F>(文字フォント、サイズ)。
○作業矢線の入力:[入力I]<矢線入力Y>。
○破線矢線の入力:矢線入力中に、右側スクロールバーまでマウスを移動して戻すと破線に変わる。
※実線で入力しても<工期計算>をすると、余裕や休日は自動的に破線になります。
○ダミー矢線の入力:矢線を破線だけで入力。
○入力した作業名を編集:
1つの作業名:[編集E]<作業名書式S>。「□全ての作業名」をチェックせず設定。作業名選択。
全部の作業名:[編集E]<作業名書式S>。「 全ての作業名」をチェックする。
矢線データの編集:[入力I]<矢線訂正S>、矢線を選択、<矢線プロパティ>画面で以下を操作。
※データには、「計画値」と「実施値」があるので注意。矢線書き直しは「実施値」優先。
○所要時間の変更:数値で設定。
○休日稼働の設定:「 休日に稼働」をチェックする。
但し、[ファイルF]<プロジェクト設定J><休み表現>が<網掛表示>の時に指示できます。
○作業量と単位入力:数値入力、単位設定。
○作業名編集:<作業>タグ。(自動位置調整、追加、削除、サイズ、角度、並替)
●資源と歩掛の設定:<資源>タグ。(歩掛は作業量と資源数の比。※実績を残すとラク)
資源数算出タイプは、[補助機能O]<システム設定S><資源数算出>で設定。
○矢線メモ入力:<メモ>タグ。
▲計算式設定:<計算式>タグ。
○矢線削除:[編集E]<矢線削除Y>。
1矢線の中では2点で[左]。(1点目は元結合点に近い方)。領域はドラッグ操作。
○矢線移動:[編集E]<移動M><矢線M>。点(折れ点、結合点)は[左]。領域はドラッグ。
○実線移動:[編集E]<移動M><実線J>。(※山崩のシミュレーション機能)
余裕部分で実線を移動する。[計算K]<工期計算[標準]K>をしてもそのまま。
※休み表現が<網掛表示>の時
左図のような場合、屋根取付作業で、
①実線移動が<工期計算[標準]K>で元に戻る。
②結合点も移動させると、戻らない。
戻る場合は、結合点を[入力I]<保護指定H>。
●資源のマスタ登録:[入力I]<マスタ登録M><資源P>。
※<工期計算>を指示した時に、想定と違った再編処理になる場合は、
ユーザーズ・マニュアルの「機能チェックと活用編」をご参照下さい。
第2部 画面で見つける機能と操作 14
2.2. 表示と取込関係
主な[表示V]と、[ファイルF]<印刷編集H>の取込関係。
単位(取込)
資源(表示)
山積グラフ(表示)
山積グラフ(取込)
所要時間(表示) 作業量(表示)
ツールバー(表示)
出来高曲線(取込)
第2部 画面で見つける機能と操作
15
所要時間:作業に掛かる日数。
作業量:各作業矢線を代表する仕事の量。
資源:作業を実行するパワー(人力や機械力。‥‥材料や経費も資源として扱える)
※計画通りに施工するには、資源を計画に合わせて用意することが絶対条件。
山積グラフ:その日に投入される資源毎に合計し、グラフ化したもの。
出来高曲線:各矢線の総資源数とマスターの単価から、金額ベースで累計し、金額や百分率でグラフ
化したもの。
<表示関係>
○ 単位の表示:[表示V]<単位T>。(マウスで下方にドラッグ移動可。 印刷されない)
○ 所要時間の表示:[表示V]<時間J>とし、メニューの一つを選択。
(文字設定:[補助機能O]<システム設定S><フォント><所要時間S>。=作業量、資源)
○ 作業量の表示:[表示V]<作業量W>。(文字は「所要時間」に同じ)
○ 資源表示:[表示V]<資源Y>。山積グラフも表示。(文字は「所要時間」に同じ)
※表示するのは、[入力I]<マスタ登録M><資源P>で「 山積表示」チェックしたもの。
目盛幅の変更:表示した山積グラフの領域で[右]とし、数値で設定。
○ ツールバーの表示:[表示V]<ツールバーT>。~<標準T>、<CADt>、<表示T>
<取込関係>
○ 単位の取込:[ファイルF]<印刷編集H><単位取込T>。
(文字設定:[補助機能O]<システム設定S><フォント><単位表示K>)
この操作で、上側の矢線図領域の真下に取り込む。印刷する。
○ 山積グラフ取込:<工期計算>後に、[ファイルF]<印刷編集H><山積取込Y>。
●出来高曲線の取込:<工期計算>と次の操作をします。
出来高曲線設定:[補助機能O]<システム設定S><出来高曲線>で金額/割合、全高を設定。
全高の設定例:「200」で約10cm
※ [計画]も[実施]も、現在の工程表(実施所要時間)を元にして作成します。
出来高(計画)の取込:[ファイルF]<印刷編集H><出来高(計画)取込K>。
計画単価×計画総資源数を累計表示。
※取り込む前に「計画所要時間=実施所要時間」を確認する。
出来高(実施)の取込:[ファイルF]<印刷編集H><出来高(実施)取込K>。
実施単価× 終予測総資源数を累計表示。
第2部 画面で見つける機能と操作 16
2.3. 管理単位(日付)関係
休み<標準>
休日を欄外表示
休み<網掛表示>
休日を網掛表示
単位罫線
単位(取込)
第2部 画面で見つける機能と操作
17
管理単位:一般的には“日付”のこと。工程表のタイムスケールを言う。
単位罫線:日付に設定された縦の罫線。
○ 単位取込:[ファイルF]<印刷編集H><単位取込T>を指示。
※文字は[補助機能O]<システム設定S><フォント> <単位表示K>
※日付は、上側の矢線図領域の直下に取り込む。
※重ならずに毎日表示できるサイズ:「横幅(1-6-5<横幅>)>文字サイズ」
○ 開始設定:[ファイルF]<プロジェクト設定J>で開始日を設定。
※休日など詳細設定後に開始の月や年を変えると設定内容を初期化してしまいます。
○ 休み表現:[ファイルF]<プロジェクト設定J><休み表現>で次を選択。
<網掛表示>: 休みを網掛け表示‥‥前ページ上側のタイプ
<標準>: 休みを欄外表示‥‥‥前ページ下側のタイプ
○ 単位の詳細設定:[ファイルF]<プロジェクト設定J><単位設定T><詳細設定T>で次を操作。
休みの設定:<休み設定>。([左]及びドラッグ操作が可。以下同じ)
単位の表示設定:<表示設定>。(薄くなった日は単位表示しない)
単位罫線の設定:<罫線設定>。(設定日の左側に線を引く。範囲は矢線図領域内)
(項目欄は「5、レイアウト領域関係」)
○ 表示単位を設定:[ファイルF]<プロジェクト設定J>を指示。
・<通常>とは:前ページ下側のタイプ。月替わりに年・月を縦表示、日は上側に表示。
「横幅>単位文字サイズの2倍」の時に曜日を表示。
「横幅<単位文字サイズ」の時は、重なる文字を自動的に間引きして表示。
・<その他>とは:前ページ上側のタイプ。年・月・日・曜日・延べ日数から選択。年から順に表示。
・「横幅<単位文字サイズ」なら単位文字が重なる。解消には、‥‥
①[補助機能O]<システム設定S><フォント><単位表示K>でサイズを小さくする。
②[ファイルF]<プロジェクト設定J><単位設定T><詳細設定T><表示指定>で削除日を決める。など
●暦日以外の単位:[ファイルF]<プロジェクト設定J><単位設定T>で単位選択を<その他>にする。
‥‥月、旬、週、時、分などと、「呼称」と「刻み」を設定して利用。
●現在の定型用紙に、もっと長い期間を書きたいとき
[ファイルF]<プロジェクト設定J>で<横幅>を小さくする。
以下の操作をしても画面は変わりません。
下記を設定後に、上記「単位取込」を行って下さい。
但し、システムが取込必要と感知した時は、「単位取
込しますか?」と、メッセージを表示します。
第2部 画面で見つける機能と操作 18
2.4. CAD図と操作レベル関係 説明の元になる工程表
上図を操作レベル毎のCAD図と矢線図に分解すると次のようになります。
① 印 刷 枠
② 単 位
③ 通 常
④山積グラフ
⑤出来高グラフ
以下の①~⑤は、
CAD図の操作レ
ベルを表します。
矢線図
第2部 画面で見つける機能と操作
19
工程表は、前ページの「CAD図」「矢線図」「レイアウト領域」で構成している。
※ CAD図の入力:[CADC]<設定S><レベル>で操作レベルを設定後に、[CADC]<入力I>。
※ CAD図の編集:[CADC]とした後、<移動>、<変更>、<削除>‥‥を選択して編集。
[CADC]<設定S>で設定した操作レベルと同じCAD図だけが編集可。
設定した操作レベルが「通常」の時は、全てのCAD図を編集可。
前と同じサイズで入力:(ヒント)前の文字を[CADC]<複写C>で複写し、それを[CADC]<変更R>
<形状K>で編集操作する。
○ XY軸固定操作:入力や編集で、マウスと連動している時に+[SHIFT]操作。
○ 入力点や線へ突き合わせ操作:[CADC]<入力I>で入力時に+[CTRL]+[SHIFT]操作。
※ CAD図は、<工期計算>をしても移動しません。
計画と実績の比較工程表を作る:計画工程表をCAD図で表現し、実績工程表を矢線図
(実績工程の修正は<工期計算>で編集するため)で作ります。
操作レベルについて
※CAD図入力は、操作レベル「③通常」を使用(①②④⑤は、再取込で自動書換するので注意)。
①印刷枠は[ファイルF]<印刷編集H><印刷枠取込W>で、②単位は同じく<単位取込T>で、
④山積は同じく<山積取込Y>、⑤出来高は同じく<出来高取込>で書換する。
○通 常:[CADC]<設定S>でレベルを「通常」に設定後に入力する。
矢線図領域(項目欄以外)に描く操作レベル。(項目欄は次ページの「2.5. レイアウト領域関係」参照)
※「通常」は、矢線図領域以外(全体領域など)では見えなくなる。
[ファイルF]<印刷編集H><レイアウト領域L>で+[CTRL]操作と連動しない。
● 印刷枠:[CADC]<設定S>でレベルを「印刷枠」に設定後に入力する。
矢線図領域の外側部分の項目欄に使う。(項目欄は「5、レイアウト領域関係」)
※「印刷枠」は、全体領域部分でも見えます。
[ファイルF]<印刷編集H><レイアウト領域L>で+[CTRL]+[SHIFT]操作で連動。~一部を抜き出す週間・月間工程
表に利用すると有効。
● 作った印刷枠を別の工程表で利用する
利用する工事ファイルを開き、[ファイルF]<名前を付けて保存A>で新しい工事名で保存。
▲ 印刷枠のCAD図だけ再利用。(但し、レイアウト領域関係の再設定が必要)
1) 作成したCAD図を[CADC][ファイルF]<名前を付けて保存A>を指示。
名前の例:「標準A3L.CAD」)(※システムのファイル名(A3L.CADなど)で保存すると、新規入力時に
自動的に取り込めますが、以前の同名のシステムデータは無くなります。
2) 利用する工程表の印刷枠を削除([ファイルF]<印刷編集H><印刷枠取込W><はい>)し、[CADC]<ファイ
ルF><読込L>で「標準A3L.CAD」を読み込む。
第2部 画面で見つける機能と操作 20
2.5. レイアウト領域関係
ここでは、<ファイルF><印刷編集H>の取込関係以外の機能について説明します。
レイアウト領域関係は、[表示V]<レイアウトP>を指示しているときに表示します。
用語の説明
用紙領域:[ファイルF]<プ リンタの設定R>で設定した用紙の領域を赤い実線(=1頁目。2頁以降は破線)の四角で表示。
レイアウト領域:一般的には、[ファイルF]<プロジェクト設定J><レイアウト>で設定。
マウスで領域を変更するには、[ファイルF]<印刷編集H><レイアウト領域L>。
使い方により、プリンタとの出力調整など、特殊な利用が可能。
※現在設定した領域以外にも矢線入力ができます。~週間工程表などに有効。
全体領域:操作レベルが「印刷枠」のCAD図しか表示されない領域。
項目欄:全体領域(ネズミ色)部分を言い、上側を上項目欄、左側を左項目欄と呼びます。
一般的に上項目欄には、工事名や発注社名等をCAD図(操作レベル=印刷枠)で書き込む。
一般的に左項目欄には、矢線図の説明等をCAD図(操作レベル=印刷枠)で書き込む。
項目欄は、下側や右側にも設定できます。
矢線図領域:矢線図や全てのCAD図が表示できる領域。(設定領域は白地部分)。
用紙領域(赤四角から内側)
レイアウト領域(濃紺色から内側)
矢線図領域(白地部分側)
全体領域(灰色から内側)
第2部 画面で見つける機能と操作
21
※以下は、まず、[表示V]<レイアウトP>を指示してから、[ファイルF]<印刷編集H>‥‥と操作し、それぞれの操
作を続けます。
○ 用紙領域の変更:‥‥<用紙領域R>。(用紙領域の基本部は、赤い実線の四角で表示)
移動:実線四角の中心で「 」の時に操作。(+[SHIFT]操作でXY軸固定移動)
縮小拡大:実線四角の外周で「 」の時に操作。
● レイアウト領域の移動:‥‥<レイアウト領域L>。
※レイアウト領域と印刷枠(CAD図)の同時移動は、「 」の時に+[CTRL]で操作。
更に+[SHIFT]で操作するとXY軸固定移動。~週間・月間工程表の時に利用。
▲ レイアウト領域の変更①:‥‥<レイアウト領域L>。
レイアウト領域の外周で「 」の時に操作。
※この操作をすると、出力時に、定型用紙への用紙領域の変更が必要になります。
▲ レイアウト領域の変更②:[ファイルF]<プロジェクト設定J><レイアウト>。
「別の定型用紙」や「用紙をmm単位」で設定できます。
※以前の全体クリップ、矢線図領域を初期化します。
※任意サイズに設定すると、出力時に用紙領域の変更が必要になります。
▲ 全体領域の変更:‥‥<全体領域I>。
レイアウト領域の内側で「 」の時に操作。
※工程表の一部出力など、特殊な場合に利用。
○ 矢線図領域の変更:‥‥<矢線図領域C>。
・作成と変更:「 」の時に操作。
※日付取込の[ファイルF]<印刷編集H><単位取込T>は、上項目欄の下側に取り込む。
● 左項目欄の作成と変更:‥‥<矢線図領域C>。
左側の位置で「 」の時に+[CTRL]操作で右側に向けて設定する。
※+[CTRL]操作した分、矢線図が右側に移動し、工程表の左側部分が見えるようになります。
上・下・右項目欄の設定時は、[CTRL]操作は必要ありません。
= お願い =
お気付きの点がありましたら、[email protected] 宛にご連絡頂きたくお願い申し上げます。
第2部 画面で見つける機能と操作 22
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