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「数字で見る“業務室だより”」 業務室だより編集委員会 委員 「読者から一言…頂きました!」 室長から一言言わせてください 今月号で創刊から一年が経ちました。記念すべき一周年です! この一年長かったような短かったような…。 一周年という事で今月は通常のコラムをお休みして、この一年の業務室だよりを振り返るような 内容をお送りしたいと思います。 数字で振り返ってみたこの業務室だよりの一年と、読者の方々から頂いたコメントを掲載したコ ラムとなっております。毎月業務室だよりが発行できているのも、皆様からのあたたかいお言葉 のおかげです。 この場をお借りして、お礼申し上げます。2 年目も引き続きよろしくお願いいたします。・・・・・ あ、そうでした。今月も、すでに一言を超えていると囁かれている、室長からひとこと あるそうです。 (業務室だより編集委員会 委員) Vol. 013 03-6703-3986 idx_admin@jp.nomura.com http://qr.nomura.co.jp/jp/index.html バックナンバー含めた閲覧や定期配信(月 1 回)をご希望の方(機関投資家様限定)は、 以下までご連絡ください。

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「数字で見る“業務室だより”」 業務室だより編集委員会 委員 「読者から一言…頂きました!」

室長から一言…言わせてください

今月号で創刊から一年が経ちました。記念すべき一周年です! この一年長かったような短かったような…。 一周年という事で今月は通常のコラムをお休みして、この一年の業務室だよりを振り返るような

内容をお送りしたいと思います。 数字で振り返ってみたこの業務室だよりの一年と、読者の方々から頂いたコメントを掲載したコ

ラムとなっております。毎月業務室だよりが発行できているのも、皆様からのあたたかいお言葉

のおかげです。 この場をお借りして、お礼申し上げます。2 年目も引き続きよろしくお願いいたします。・・・・・

あ、そうでした。今月も、すでに一言を超えていると囁かれている、室長からひとこと あるそうです。

(業務室だより編集委員会 委員)

Vol. 013

03-6703-3986 [email protected]

http://qr.nomura.co.jp/jp/index.html

バックナンバー含めた閲覧や定期配信(月 1 回)をご希望の方(機関投資家様限定)は、 以下までご連絡ください。

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数字で見る “業務室だより” 業務室だより編集委員会 委員

2016年10月から業務室だよりの発行を

開始し、今回でちょうど1年。1周年記念号

として、業務室だよりと共に歩んだこの一

年(ちょっと言い過ぎ?!)を数字で振り返

ってみたいと思います。

“1000”の 私たちは News Letter「業務室だより」と

して、毎月メールでお届けしています。お会

いした方、業務室が主催のセミナーにご参

加いただいた方々を中心にお届けしていて、

その数、実に“1000”名を超えました。みな

さま、業務室だよりをいつもお受け取りいた

だき、ありがとうございます。

“1”の “一”番クリックの多かった号は・・・

2017 年 3 月(Vol.006)でした。

その号は、「資本性証券を取り入れた債

券指数」と「運用前にトラッキング・エラーの

手掛かりを」と題したコラムをお届けしてい

ました。ついでまでに、「室長から一言」は、

バグルスの“Video Killed the Radio Star”

を紹介した月でした。2017 年 8 月末時点

のクリック数、TOP 5 を見ると、こんな感じ

になりました。(うーん、「室長から一言」は

懐かしの洋楽ヒットソング集みたいになっ

てしまっていますね。)

クリックが多いことと、内容の充実度は

別モノですので、これをそのまま信じている

わけではないのですが…

どうでしょう?このランキング。みなさんの

感覚に合っていますでしょうか・・?

もうひとつの“1”? この夏頃から、「業務室だより」をインタ

ーネットでワード検索すると、“一”番上にヒ

ットするようになりました。検索の上位表示

に求められるのは「網羅性」や「被リンクの

数」などと言われています 1が、世の中には

いろいろな「業務室」がある中で、この業務

室だよりが TOP にくるとは、何かしら評価

された(?)と勝手にうれしく思っています。

“50”の 業務室だよりを初めて 1 年、「業務室だ

より」に対するご意見やご感想など、たくさ

んのメッセージお寄せいただきました。本

1 Searchmetrics “The 2014 Rank Correlation Analysis and SEO Ranking Factors for Google U.S.” (2014 年 9 月 7 日) https://blog.searchmetrics.com/us/2014/09/07/the-2014-rank-correlation-analysis-and-seo-ranking-factors-for-google-u-s/

2

当にありがとうございました。そのあたたか

いメッセージの数、“50” 。「メール配信

をお願いします」に始まり、「いつも楽しみ

にしています」や「室長ってだれ?」など、お

ひとりおひとりの言葉で、業務室メンバー

一同、どれほど励まされたことでしょう。読

んでもらった、そしてわざわざメッセージをく

ださった、本当にうれしいものです。いろい

ろなメッセージをいただきましたが、その中

のいくつかを次のコラムで紹介できればと

思います。

これからも、この「業務室だより」と、私た

ちインデックス業務室をどうぞよろしくお願

いします。

(次回からはいつものコラムに戻ります。)

Vol. コラム 「室長から一言」 クリック

1006

『資本性証券を取り入れた債券指数』 バグルス, 1,980

『運用前にトラッキング・エラーの手掛かりを』 “Video Killed the Radio Star”

2 001『NOMURA-BPI で日銀オペを考慮したらどうなる?』 J.J ケイル/

エリック・クラプトン, 1,334 『そのインデックス、「キャパシティ」は大丈夫?』

“It’s Easy”

3 003『NOMURA-BPI はもう使えない?』

ビリー・マック, 1,124 『セミナー・アンケートから見るファクター指数』

“Christmas is all around”

4 002『TOKYO PRO-BOND Market ってご存知ですか?』

Paul McCartney, 779 『原油インデックス: よくあるお問い合わせ』

“The Pound is Sinking”

5 005『増配銘柄 気になりませんか?』

(総集編) 578 『改めて着目したい負債対応のための債券指数』

(注)2017 年 8 月末時点。 (出所)野村

「業務室だより」のクリック数 TOP 5

1

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3

読者から一言…頂きました!

室長から一言はインパクトが

ありますね、やりすぎというか(笑)。債券

インデックスについてのコメントになりますが

BPI ってまだこんなに書くことがあるんだ、 と感心しました。

インデックスの提供者として、インデックスの意義

や、なぜその指数が選ばれているのか、

なぜその指数が選ばれないのか、他との優位性は

どこなのかを自問自答し続けることが

大切だと思います。

―BPI 担当 OB より

指数の構築自体は難しくない

のですが、指数会社の提供して

いる指数は、運用会社からすると運用に

耐えられるかという、実現可能かどうか

が大切です。

この業務室だよりは、指数の実現可能性に

ついて指数提供側と利用者側の橋渡し

のような位置づけになっているなと

感じています。

―インデックス運用

ご担当者様より

インデックスの印象は一般的には、ボタンを押し

たら自動的に出てくるんでしょう、というイメージが

あるのですが、実際は分割とか浮動株調整とか

大変な作業があるという事が、業務室だよりを

通じて伝わりました。もっと浮動株調整とか実務で

の苦労話があると、運用者側と苦労が分かり

合えていいかもしれないです(笑)

株の運用に携わっているので債券の事は知らな

かったのですが、記事量がコンパクトで読み

やすく、債券事情がどうなっているのか分かるので

良いです。

―クオンツ運用ご担当者様より

一周年おめでとうございます。

創刊時に室長さんから連絡を頂い

て以来読んでいます。

私自身もかつてホームページでレポートを

出すという経験をしていたので、毎月続ける

苦労は分かります…3 ケタのナンバリング…ネタ

が続くのか心配ですが、継続してください。

最近ですとハイブリッド人材の話が興味深かった

です。株と債券ではカルチャーなども違い、なかなか

両方が出来る人材がいない中で、両方できるように

なる人材の育成という試みは良いと思います。

―運用調査マーケティング

ご担当者様より

毎月 2 本のコラムを書くのはなかなか大変だった

のでは…と思っています。定型化されていない

内容で、毎回色々と違った内容で良いなと思って

読んでいます。創刊号でいきなり日銀関係の記事

とキャパシティの内容だったのはかなりインパクト

がありました。

それぞれの個性が出たコラムもあって(バック

ボーンの話とか)担当者の顔が見えて身近に

感じられて良いですね。

浮動株の調整やインデックスの開発の経緯などの

苦労した話なども見てみたいなと思います。

―インデックス運用ご担当者様より

もともとはクオンツの運用をずっとしているのですが、

パッシブの運用も担当するようになってほとんどトラッキン

グエラーが許されない運用を行っている中で、プロビジョ

ナル・レガシーの記事は大変参考になりました。

インデックス運用は緻密だなぁとしみじみ感じました。

時々他の指数と比べたパフォーマンスの要因分解がある

と面白いと思います。

処理に困ったコーポレートアクションとか浮動株の話は、

こんなに大変なんだというドラマがあると思うので、

取り上げてもらえたらと思います。

これからも挑戦的なコラムを期待しています。

―クオンツ運用ご担当者様より

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創刊号のはなむけとして贈った一言は、エリック・クラプトン/J.J.ケイルからの引用でした。早いもので一年。

再びギターの神様のお言葉を借りながら、2 年目突入のはなむけ(?)の一言を贈りたいと思い、選んだの

は 1993 年のグラミー賞 3 部門を獲得したアルバム“Unplugged”収録の一曲、“Lonely Stranger”です。 時折「孤独な旅人」という訳があてられているのを見かけますが、ここは是非とも「独りぼっちのよそ者」と訳

したいところ。この曲が謳うのは、誰に知られることもなく袋小路を這いつくばってきた、自由になりたくて周

りと衝突してばかりだったが今はちょっと大人になれた、後ろをついてきて欲しいけど涙で終わる結末がわ

かるのであまり近づき過ぎて欲しくないと思う、そんな人物だからです。そしてサビの美しいこと。

'cause I'm a lonely stranger here, だって、ここでは独りぼっちのよそ者だし

Well beyond my day, もう自分の時代じゃないしね

And I don't know what's goin' on, 今どうなっているかもわからない

So I'll be on my way. だから、自分の道を行くよ*

非常に寂しげではあるけど、とても強い心の持ち主なのだと思います。このサビの後に、 “Yes, I will”が三

度繰り返されます。まるで、わが道を行くしかないのだと自分に言い聞かせるように。

最も印象に残るのは、4番目の歌詞。*

Some will say that I'm no good, ダメなヤツと、僕のことを言う人もいるだろう

Maybe I agree. そうかもしれない

Take a look, then walk away, ちょっと見て、立ち去ってくれても

That's all right with me. 僕は全然かまわない*

何か自負するところがなければ、こんな歌詞は出てきません。心の拠り所が必ずあるはずです。自分自身

を振り返ってみると、こんな言葉が出てくる可能性は皆無。微塵もありません。でも、業務室のメンバーを代

表して申し上げるならば、ほんの少しかも知れませんが、こんな気持ちになれるような気がします。お客様

に対して強気の姿勢で商売しているという意味ではありませんので、誤解なきよう。我々が提供するインデ

ックスやサービスについて、ちゃんと胸を張れるように責任感を持って頑張っています、と申し上げたい。そ

れでもダメなら仕方がない。そういうことです。

当室のメンバーは、業務遂行の際に「顧客目線」を重視していることは言うまでもなく、運用者が運用しやす

く、究極的には資産保有者に利するような指数運営を日々心がけています。しかし、あまりにお客様のご要

望に“迎合”しすぎたとすると、その指数の正当性や公正性などは損なわれてしまうかもしれません。このバ

ランスは難しい。判断を迫られた時に、「自分の道を行きます」と胸を張って言えるだけの自負が持てるよう、

メンバー一同これからも精進します。2 年目に突入した「業務室だより」、これからも宜しくお願い致します。

*Eric Clapton, “Unplugged”, Reprise 1992 収録の“Lonely Stranger”より引用。

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