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WebFOCUSWebFOCUS研修補足資料研修補足資料
((WebFOCUS 8.2.01WebFOCUS 8.2.01))
はじめに
本テキストについて
本テキストはWebFOCUS研修コースを受講された方向けの補足資料です。研修環境の設定やWebFOCUSの
関連マニュアル入手方法についてまとめています。
対象
「WebFOCUSアプリケーション開発 入門」「WebFOCUSアプリケーション開発 応用」コースを受講された方。
製品のバージョン
本テキストで解説しているWebFOCUS、App Studioは以下のバージョンを使用しています。
・WebFOCUS 8.2
・App Studio 8.2
テキスト中の表記について
画面中に表示される文字の表記
ウィンドウ、ボタン、メニューなど、画面に表示される文字は[]で囲んで表記しています。
画面上に表示される選択肢や、入力する文字については「」で囲んで表記しています。
ディレクトリの表記
本テキストではファイルのパスを表す際、すべてデフォルトのインストールディレクトリを基準に表記しています。
WebFOCUSのインストールディレクトリは「C:\ibi」となります。お客様の環境と異なる場合は、適宜読み替えて
下さい。
コマンドの構文規約
値 この表記は、ユーザが適切な値に置き換えて指定することを表します。
{ 値1 | 値2 | 値3 } この表記は{}の中から、いずれか1つを選択することを表します。
[値] この表記はその指定が任意に指定できる、オプションの指定であることを表します。
必ずしも指定する必要はありません。
・Microsoft、Windows、Microsoft Office、SQL Server、その他本書に記載されるマイクロソフト製品は、米
国Microsoft Corporationの、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
・Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。
・UbuntuおよびCanonicalは、Canonical Ltd.の登録商標です。
・OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録
商標です。文中の社名、商品名などは各社の商標または登録商標である場合があります。
・IBM、IBMロゴ、ibm.com、DB2およびdeveloperWorksは、世界の多くの国で登録されたInternational
Business Machines Corp.の商標です。
・Mac、Mac OS、Safari、iPhone、iPadは、米国およびほかの国々で登録されたApple Inc.の商標です。
・Google Chrome、AndroidはGoogle Inc.の商標です。
・Adobe、Adobeのロゴ、Adobe Reader、Acrobat、Flashは、Adobe Systems Incorporated(アドビ シス
テムズ社)の商標です。
・Apache、Tomcatは、Apache Software Foundationの商標または登録商標です。
・Mozilla、Firefoxの名称およびそのロゴは、米国Mozilla Foundationの米国およびその他の国における商標
または登録商標です。
・その他、記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
・本書では、®、©、TMマークなどは特に明記していません。
・本書に記載された内容を使用して、いかなる損害が発生しても、株式会社アシスト、および、著者、本書製作関
係者は一切責任を負いません。
目次
1 研修環境の設定............................................................................................11.1 研修環境の設定...............................................................................................................1
1.2 App Studioの設定...........................................................................................................1
1.3 データベース接続の設定(データアダプタ)..........................................................................6
1.4 サーバプロファイルの設定...................................................................................................8
2 関連マニュアルの入手方法...........................................................................102.1 関連マニュアルの入手方法..............................................................................................10
WebFOCUS研修補足資料(WebFOCUS 8.2.01)
1 研修環境の設定
1.1 研修環境の設定
研修環境では、いくつか設定を変更・追加しています。
研修環境と画面の表示や動作が異なる場合は、必要に応じて設定を変更してください。
1.2 App Studioの設定
パネルの設定
App Studioのパネルの表示有無は、[ホーム]タブの[表示]グループで変更できます。
研修環境では、[環境ツリー]と[プロシジャビュー]にチェックを入れています。
なお、[環境ツリー]パネルの初期設定は画面に常に表示される[ドッキング]ですが、上部のボタンで[自動的に隠
す]に変更し、パネル名にマウスカーソルをあてたときにのみ表示する設定に変更しています。
コマンドコンソールの設定
コマンドコンソールは、簡単なコマンドを試す際に使用する画面です。
このコマンドコンソールの環境設定として、[ホーム]タブの[コマンドコンソール]をクリックし、[コマンドコンソール]タ
ブの[実行パス]グループで「IBFS:/localhost/EDA」を選択します。
WebFOCUS研修補足資料(WebFOCUS 8.2.01) 1
App Studioのオプション設定
画面上部の[アプリケーションメニュー]をクリックし、[オプション]を選択します。
[全般]
[「ようこそ」画面を表示]のチェックを外す
[閉じる時に確認]のチェックを入れる
[ローカル WebFOCUS Server を開始]のチェックを外す
App Studio起動時に、ローカル開発用のWebFOCUSを起動しないための設定です。
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App Studioの設定
レポート
[フィールド見出しの表示]のチェックを入れる
JOINキャンバスでマスターファイル中のTITLE属性を表示するために設定します。
HTMLページ
[フォームの設定]をクリックし、[フォームの設定]ウィンドウで[スケジュールボタンの追加]と[ディファードボタン
の追加]のチェックを外す
HTMLキャンバスの入力フォーム作成時に、スケジュールとディファードのボタンを挿入しないための設定です。
WebFOCUS研修補足資料(WebFOCUS 8.2.01) 3
出力ビューアの設定
[ブラウザの設定]を「Internet Explorer」に設定する
レポートキャンバスの表示桁数の設定
レポートキャンバスを起動し、[表示]タブの[フィールド長の制限値]を初期設定の「15」から「25」に変更します。
この変更は、研修のサンプルデータの「売上」や「定価」など、桁数の多い数値データのキャンバス上のプレビュー表
示を見やすくするための設定です。初期設定と変更後では、キャンバスの上の表示が以下のように異なります。
[フィールド長の制限値]が「15」の場合
売上は「>>」と表示されます。
[フィールド長の制限値]が「25」の場合
売上は「11」と表示されます。
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App Studioの設定
TITLE属性の表示設定
レポートキャンバスを起動し、[オブジェクトインスペクタ]上で右クリックして[タイトルの表示]を選択します。
この設定により、研修用のマスターファイルに設定されているTITLE属性の値を表示できます。
上記の操作により、[一時項目(COMPUTE)の作成]ウィンドウの項目一覧にもTITLE属性が表示されます。
また、研修環境では以下の項目一覧においても右クリックメニューの[タイトルの表示]を選択しています。
レポートキャンバスの[式ビルダ]ウィンドウ
条件値設定時にデータベース中の項目一覧を表示する[値の検索]ウィンドウ
DEFINEキャンバス
一時項目の[関数のパラメータ]ウィンドウ
MATCHキャンバス
HTMLキャンバスの[設定]パネル、[動的]選択時の[値フィールド]と[表示フィールド]
JOINキャンバスの項目一覧で[タイトルの表示]を選択した場合、TITLE属性の表示はその起動したJOINキャン
バスのみで有効です。JOINキャンバスでTITLE属性を永続的に表示したい場合は、App Studioのオプションの[レ
ポート]で、[フィールド見出しの表示]のチェックを入れます。
※p.3『1.2 App Studioのオプション設定』のレポートの設定をご参照ください。
WebFOCUS研修補足資料(WebFOCUS 8.2.01) 5
1.3 データベース接続の設定(データアダプタ)
研修環境では、Microsoft Accessのデータベースに接続するためのデータアダプタを設定しています。
以下では、Microsoft Accessのデータアダプタを初めて設定する手順として、研修環境のデータアダプタの設定を
ご紹介します。
(1) [ホーム]タブの[データ]をクリックし、[アダプタ管理]を選択します。
[サーバノードの選択]ウィンドウの[データサーバ]をダブルクリックし、表示された[EDASERVE]を選択して
[選択]ボタンをクリックします。
(2) 初めてMicrosoft Accessのデータアダプタを設定するため、[アダプタ]→[利用可能]→[SQL]フォルダを
開き、[MS Access]を選択して[構成]ボタンをクリックします。
OracleやSQLServerなどのデータアダプタを初めて設定する場合も、[アダプタ]→[利用可能]→[SQL]フォル
ダを開いてから設定します。
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データベース接続の設定(データアダプタ)
(3)任意の接続名と接続先のデータベースの情報を設定します。
[接続名]と[データソース]に「wf_training」と入力し、[構成]ボタンをクリックします。
※「wf_training」は、[ODBCデータソース]で設定したデータソース名です。
(4) データアダプタを設定できました。[閉じる]ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
(5) 再度データアダプタの設定画面を表示すると、[アダプタ]→[構成済み]には、[MS Access]フォルダが追加
され、接続名[wf_training]が表示されています。
なお、接続名を選択して[プロパティ]をクリックすると、データアダプタの設定を確認できます。
WebFOCUS研修補足資料(WebFOCUS 8.2.01) 7
1.4 サーバプロファイルの設定
サーバプロファイルは、プロシジャの実行前に必ず実行されるファイルです。
例えば、SETコマンドをサーバプロファイルに設定すれば、全プロシジャに共通の設定として適用できます。
実行結果が研修環境と異なる場合は、サーバプロファイルの設定を確認してください。
サーバプロファイルの編集
(1) サーバプロファイルの設定には、Webコンソールと呼ばれる管理者向けの画面を使用します。
App Studioの右上の[WebFOCUS 管理]をクリックし、[Reporting Server コンソール]を選択します。
Webコンソールは、以下のURLでも起動できます。
http://サーバ名 :ポート /
サーバ名 :レポーティングサーバのホスト名もしくはIPアドレスです。
ポート :レポーティングサーバのWebコンソール用のポート番号です。デフォルトは8121です。
(2) セキュリティが設定されている場合は、サーバ管理者IDでログインします。
※デフォルトの管理者IDは「srvadmin」です。パスワードは任意の値が設定されています。
(3) [ワークスペース]タブの画面左側のメニューで、[構成ファイル]→[サーバプロファイル]を右クリックし、[編
集]を選択すると、画面右側に編集画面が表示されます。
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サーバプロファイルの設定
研修環境のサーバプロファイルの主な設定
研修環境のサーバプロファイルの主な設定をご紹介します。
数値の1桁目の0を表示する
初期設定では、1桁目の0が表示されず、「0.00%」は「.00%」と表示されます。
1桁目の0を表示するためには、以下のコマンドを指定します。(通常、インストール時に設定されています。)
SET CENT-ZERO = ON
シノニムの日付項目のフォーマットを日付タイプにする
初期設定では、シノニムの日付データのフォーマットは日付-時刻タイプ(USAGE=HYYMDS)になります。
研修環境では、以下のコマンドを指定し、日付データのデフォルトのフォーマットを日付タイプ(USAGE=YYMD)にし
ています。時刻のデータを頻繁に使用しない場合は、この設定すると便利です。
ENGINE SQLMAC SET DATETIME OFF
※構文中の「SQLMAC」の部分は、ご利用のデータアダプタに応じて変更してください。
例えば、Oracleのデータアダプタを設定した場合は、「SQLMAC」の部分は「SQLORA」になります。
シノニムの日付項目の自動作成機能を無効にする
初期設定では、日付項目を含む検索対象のシノニムを作成すると、マスターファイル中にDEFINEで年や月などの
日付項目を自動的に追加します。研修環境では、以下のコマンドを設定し、自動作成機能を無効にしています。
ENGINE INT SET DECOMPOSE-DATE OFF
シノニムの地理上の役割の自動追加機能を無効にする
初期設定では、STATE_IDやSTATE_NAMEなどの項目にマップ機能で使用される「GEOGRAPHIC_ROLE」の
指定が自動的に設定されます。研修環境では、以下のコマンドを設定し、自動追加機能を無効にしています。
ENGINE INT SET GEOROLES-AUTO OFF
データアダプタの設定
研修用データアダプタ「wf_training」を設定した場合に指定されます。
研修用データアダプタの設定はp.6『1.3 データベース接続の設定(データアダプタ)』をご参照ください。
ENGINE SQLMAC SET CONNECTION_ATTRIBUTES wf_training wf_training/,
WebFOCUS研修補足資料(WebFOCUS 8.2.01) 9
2 関連マニュアルの入手方法
2.1 関連マニュアルの入手方法
ここでは、WebFOCUSのマニュアルの入手方法についてご説明します。
WebFOCUSのマニュアルは、弊社のWebサポートサイトであるAWSC(Ashisuto Web Support Center)からダ
ウンロードできます。
AWSCのご利用には、弊社とのサポート契約が必要です。
また、はじめてご利用頂く際は、AWSC利用アカウント登録が必要です。(アカウント登録時に、上記サポート契約締
結後に発行されるサポートIDが必要になります。)
※アカウント登録や利用方法が分からない場合は、ログイン画面下部にあります「AWSC登録/操作ガイド
(PDF)」をご参考ください。
マニュアルの入手方法
(1)以下のURLから、AWSCにアクセスしAWSC利用アカウントでログインします。
https://support.ashisuto.co.jp/
(2) AWSCにログイン後、画面上のメニューから[資料検索]を選択します。
(3) [技術資料]にチェックを入れ、[製品カテゴリ]から「WebFOCUS」を選択します。必要に応じて[キーワード]
などを設定して[検索]ボタンをクリックします。
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マニュアルを含む資料の
一覧が表示されます。
WebFOCUS研修補足資料 (WebFOCUS 8.2.01)
発行者 株式会社アシスト
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本書に記載された内容を使用して、いかなる損害が発生しても、株式会社アシスト、および、著者、本書製作関係
者は一切責任を負いません。
WFEXT8201-20180601