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WIS クイック・ガイド WISSSLMSS モジュール

WIS SSL MSS モジュール‚ˆうこそ グラフィック・ユーザー・インタフェース 車両データの決定 「WIS」モジュール - ワークショップ・インフォメーション・システム

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WIS クイック・ガイドWIS、SSL、MSS モジュール

ようこそ

グラフィック・ユーザー・インタフェース

車両データの決定

「WIS」モジュール - ワークショップ・インフォメーション・システム

サービス文献検索 (標準検索)

ステップ「検索条件を確定」の重要な機能

ステップ「ドキュメントの表示」の重要な機能

「SSL」モジュール - ダメージコード

ダメージコードの選択 / 入力

「MSS」モジュール - メインテナンス・サービス・システム

メインテナンス文献表示

ASSYST によるメインテナンス文献表示

セットアップ、オンライン・ヘルプ、フィードバックの作成

アプリケーションは予告なしに変更され、本クイック・ガイドの記載事項や図が実際と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。複製、複写、翻訳を行う場合は、一部を抜粋使用する

場合でも、弊社からの文書による承認が必要です。

作成日: 2012 年 11 月バージョン: 3.6

Daimler AG

GSP/OR

D-70546 Stuttgart

http://aftersales.mercedes-benz.com

注文番号: HLI 000 000 13 35

Printed in Federal Republic of Germany /

Imprimé en République fédérale d'Allemagne

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本クイック・ガイドはこのアプリケーションを初めてお使いに なる方々をサポートするものです。

新規ユーザーにも、すでに使用経験があるユーザーにも、本 クイック・ガイドが最初のステップを踏み出す手助けをします。

例に基づき、「WIS」、「SSL」および「MSS」モジュールの基本機能をステップごとにガイドしていきます。

「ASRA」モジュールには、別冊のクイック・ガイドがあります。

操作手順の説明は、 、 、... で記されます。

補足情報は、 、 、... で記されます。

本クイック・ガイドに記載されていないご質問がある場合は、 広範囲の内容を網羅するオンライン・ヘルプをご利用ください。

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諸機能を使用するにはアクセス権が必要です。 アプリケーションは以下のアクセス権に区別されます:

アクセス権限 使用可能なモジュール

WIS 「WIS」、「SSL」、「MSS」モジュール

ASRA 「ASRA」、「SSL」モジュール

WIS/ASRA 「WIS」、「SSL」、「MSS」、「ASRA」モジュール

WIS には多くの情報が収録されています

新しい WIS では、従来より使用している機能がさらに進化 しました。

モジュラー方式の構造でフレキシブルな操作

アプリケーションはモジュラー構造になっています。 メインの車両識別 はドキュメント、ダメージコード、メインテナンス範囲およびフラット・レート検索の基本事項です。

「WIS」モジュールは 1985 年以降のサービス文献をすべて収録しており、メインテナンス、修理、ダイアグノシスまたは 点検のために必要な知識をすべて提供します。 さらに ユーザのアクセス権に応じて、様々な車両の種類や情報の 種類を使用することができます。

「SSL」モジュールはワランティ清算に必要なダメージコードを決定します。

「MSS」モジュール (メインテナンス・サービス・システム) はすべての車両種類のメインテナンス範囲を決定する際の サポート・システムです。 さらに、このモジュールでは「ASSYST」および「ASSYST PLUS」装備車用のメインテナンス・ シートを車両別に作成できます。

ようこそ

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機機機機

標準検索

第 5 章

特殊検索 オプション

第 6 章

ダメージコードの 選択 / 入力

第 9 章

ASSYST

第 12 章

「WIS」モジュール 「SSL」モジュール 「MSS」モジュール

車両識別 第 3 章

WIS

メインの車両識別で、以下に挙げるステップの基本となる車両データの決定を行います。

サービス文献検索のために「WIS」モジュールでさまざまな検索オプションを使用することができます。

「SSL」モジュールではワランティまたはグッドウィル処理のためにダメージコードの選択や入力ができます。

「MSS」モジュールではすべての車両種類のメインテナンス範囲を確定できます。 ASSYST 装備車はリペアに関する特殊な メインテナンス・シートを作成できます。

「ASRA」モジュールで作業項目およびフラット・レートを検索できます。 「ASRA」モジュールには別冊のクイック・ガイドが あります。

メインテナンス文献の表示

第 11 章

クイック・ガイド 「ASRA」モジュール

「ASRA」モジュール

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このアプリケーションは、グラフィック・ユーザー・ インタフェースがモジュラ構造になっているため、 フレキシブルな操作を行うことができます。

グラフィック・ユーザー・インタフェースはさまざまな範囲で見やすく配置されています。

車両識別 車両識別はドキュメント、フラット・レート、ダメージコード およびメインテナンス範囲の検索を行うための基本事項 です。 車両識別はすべてのモジュールに適用されます。

モジュール・バー 使用できるモジュールはモジュール・バーに表示されます。 アイコンをクリックするとモジュールをスムーズに切り換えることができます。

標準機能 標準機能はモジュール共通です。

コントロール・バー コントロール・バーは合理的なステップに基づいて、 システムの効率的な操作方法を決定します。

モジュール領域 モジュール領域には、選択されたモジュールに応じた 各操作エレメントが表示されます。

グラフィック・ユーザー・インタフェース

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アイコンにはツール・チップが付いています。 マウス・ポインタをアイコンに重ねると、機能を簡略に 説明するツール・チップが表示されます。

本クイック・ガイドに記載されていないご質問がある 場合は、広範囲の内容を網羅するオンライン・ヘルプを ご利用ください。

ツリー構造の 1 つまたは複数のオプションは、チェック・ ボックス をクリックして選択できます。

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「車両識別」領域で、以下に続行するほとんどすべてのステップの基本となる車両データを決定します。

車両データの決定を精密にするほど、検索結果が絞り込まれ ます。

車両データは以下の方法で決定できます:

• バリエーション 1: 車両データをシャシナンバで決定 (推奨) シャシナンバを入力してください。

• バリエーション 2: 車両データをバウムスタ・インフォメーション で決定 モデルおよび / またはエンジン および / または ユニット・ バウムスタをプル・ダウン・メニューで選択してください。

• バリエーション 3: 車両データをバウムスタ表示 で決定 車両種類および / またはモデル および / または エンジン および / または ユニット・バウムスタをプル・ダウン・メニューで選択してください。

車両データの決定

ご使用のコンピュータに EPC の車両データ・カードのインタ フェースがある場合は、シャシナンバの入力が便利です。 この場合、アプリケーションはデータ・カードを評価し、 プル・ダウン・メニューで正しいモデル、エンジンおよび ユニット・バウムスタを自動的に選択します。 EPC が使用できない場合、モデル・バウムスタのみ 評価されます。

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車両データ決定を的確に行うための オプションについては、例をご参照ください:

バリエーション 1: 車両データをシャシナンバで決定

プル・ダウン・メニューで国別製造者コードから ドイツWDBを選択します。

シャシナンバ 2030061F000264 を入力フィールドに入力し、 RETURN キー で入力を確定します。

車両データが決定されました。

ご使用のコンピュータが EPC のインタフェースに接続して いない場合はWIS がモデル・バウムスタのみを検索します。 この後、バリエーション 2 の説明に従い、エンジンおよび ユニット・バウムスタの双方を選択する必要があります。

プル・ダウン・メニューをクリックして、「履歴」を呼び出すことが できます。 ここには、前回 WIS、ASRA および EPC に入力された 車両データが保存されています。

EPC へのインタフェースを介している場合、シャシナンバの入力後データ・カードをアイコン で呼び出すことができます。

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バリエーション 2: 車両データを バウムスタ・インフォメーションで決定

アイコン をクリックし、以前の車両データを消去します。

プル・ダウン・メニュー「車両種類」から「乗用車」を 選択します。

プル・ダウン・メニュー「バウムスタ」が開きます。 車両種類で使用可能なすべてのバウムスタが表示されます。

プル・ダウン・メニュー「バウムスタ」の入力範囲にモデル・ バウムスタ「203006」を入力します。

入力フィールドのバウムスタはそれぞれの入力によって より正確に選別されます。 希望するバウムスタのみが表示されたら、RETURN キー でこれを適用します。

このモデル・バウムスタにはエンジン・バリエーションが 1 つしかないので、このエンジン・バウムスタが自動的に 選択されます。

プル・ダウン・メニュー「ユニット」が開かれた状態で表示 されます。

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メニューのすべてのユニット・バウムスタを、チェック・ボックス 「すべての選択」をクリックして選択してください。

車両データが決定されました。

バリエーション 3: 車両データをバウムスタ表示 で決定

課題: ユニット 722.695 (オートマチック・トランスミッション) の 取付け可能性を検索します。

アイコン をクリックします。

ウインドウ「WIS バウムスタ」が開きます。

オプション・ボタン「 ユニット」をクリックします。

「ユニット」欄が左へ移動します。 ユニットを基準とした取付け可能性が特定されます。

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プル・ダウン・メニュー「ユニットナンバ」の入力範囲にユニット・バウムスタ 722.695 を入力し、入力を RETURN キー で確定 します。

モデル・リストには、そのユニットが取り付けられているモデル / バウムスタが表示されます。

希望するモデル・バウムスタを選択し、ファンクション・キー「OK」 をクリックします。

取付けできるかどうかが検索されました。

車両データが決定されました。

この後の操作手順については、以下の章に詳しく説明されて います:

「WIS」モジュール (4 ~ 7 章)「SSL」モジュール (8 ~ 9 章)「MSS」モジュール (10 ~ 12 章)「ASRA」モジュール (「ASRA」モジュールのクイック・ガイドを参照)

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「WIS」モジュール - ワークショップ・インフォメーション・システム

WIS はワークショップ・インフォメーション・システム (Werkstatt-Informations-System) の略号です。

「WIS」モジュールでワークショップ・インフォメーションを すばやく検索できます。

「WIS」モジュールはモジュール・バーのアイコン を クリックすると表示されます。

「WIS」モジュールに以下のプロセス・ステップがあります:

1. 検索条件を確定 2. 検索スタート 3. ドキュメントの表示

このプロセス・ステップは一定の順番で処理され、その後 コントロール・バーに表示されます。

現在のステップで必要な入力がすべて終了すると、 コントロール・バーの次のステップが直ちに有効に なります。

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サービス文献検索で最も多く使用する検索オプションは 標準検索 です。

標準検索では、グループおよび情報の種類の入力によって サービス文献検索が行われます。

車両識別で、車両データはシャシナンバまたはバウムスタ・ インフォメーションによって決定されます。

課題: ドキュメントリヤ・アクスル・ユニットの脱着を検索します。

3 章の説明を参照して、車両データを決定します。

モジュール・バーのアイコン をクリックします。

「WIS」モジュールはステップ「検索条件を確定」が有効になった状態で表示されます。

プル・ダウン・メニュー「検索」でモード「標準」 を選択します。

次にグループおよび情報の種類を決定します。

「WIS」モジュール- サービス文献検索 (標準検索)

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グループおよび情報の種類の決定

スクロール・バーでグループ 35 に移動します。 アイコン をクリックします。

サブ・グループが表示されます。 ここで個々のサブ・グループまたは全体グループの選択を行います。

この例では、全体グループ35 をチェック・ボックス で 選択しています。

全体グループはリスト「グループ選択」に表示されます。

チェック・ボックスから 情報の種類「修理」 を選択します。

コントロール・バーのファンクション・キー「検索スタート」の表示が有効になります。 これで検索をスタートするために必要なすべての検索条件が決定されました。

コントロール・バーのファンクション・キー「検索スタート」をクリックします。

標準検索がスタートします。

検索ステータスについてのインフォメーションが表示されます。 検索が終了すると直接、見つかったドキュメントを列挙した検索結果が表示されます。

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サービス文献の検索結果はステップ 「ドキュメントの表示」に表示されます。

ドキュメントの表示

検索結果のドキュメント・タイトル 「リヤ・アクスル全体の脱着」をダブル・クリックします。

ドキュメントに危険防止規定が含まれているため、まずウインドウ「危険防止規定」が表示されます。

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危険防止規定の表示

ファンクション・キー をクリック します。

危険防止規定ドキュメントが 表示されます。

危険防止規定を知らない場合は必ず 表示させてください。

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危険防止規定ドキュメントを読んで ください。

危険防止規定を読み終わったら、 ファンクション・キー で メイン・ドキュメントを開きます。

メイン・ドキュメント「リヤ・アクスル全体の脱着」が表示されます。

ドキュメントに危険防止規定が含まれている場合は、メイン・ドキュメントに赤色のファンクション・キー があります。

危険防止規定はこのファンクション・キー をクリックしていつでも

表示できます。

メイン・ドキュメントにいくつかの危険防止規定がある場合は、ファンクション・キー

が 「ドキュメントの表示」の場所に 表示されます。

メイン・ドキュメントが再び表示されるまで、すべての危険防止規定が順に表示されます。

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ステップ「検索条件を確定」の重要な機能

オペレーションナンバやドキュメントナンバがあらかじめ分かっているときや、何らかの検索語で WIS の全文検索を行いたい ときがあります。 そのような場合、標準検索のほかに、ステップ 「検索条件を確定」により、さらに別の検索を行うことができ ます。

直接領域で、車両識別の車両データを確定せずに、 ドキュメントを検索することができます。

すべてのその他の検索オプションはプル・ダウン・メニュー 「検索」から呼び出すことができます。

選択した検索に応じて、その他の検索条件の 入力フィールドを利用できます。

一般に: どの検索でも、さまざまな検索条件が必要です。 必要なすべての基準が確定されると、コントロール・バーの ファンクション・キー「検索スタート」の表示が有効になります。

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直接領域の機能

ドキュメントナンバ を完全に入力すると (車両データの 事前選択なし) このドキュメントのみがタブ「ドキュメント」に表示されます。

ドキュメントナンバの一部しか分からない場合は、 ドキュメントナンバをワイルド・カード * および ? と 組み合わせることができます。 例: ar35.??-p-00* または ar3510p0010* ワイルド・カード * は任意の数の任意の文字の代わりです。 ワイルド・カード ? は 厳密に 1 つの文字に対応します。

この検索オプションでは、事前に車両データを選択しなくても、目次からサービス文献にアクセスすることができます。 ユーザーは段階的なリンクを通じて、希望するサービス文献にたどり着きます。

プル・ダウン・メニュー「検索」の機能

検索「ドキュメントタイトル」では、入力された検索語に基づいて、ドキュメントタイトルにこの検索語を含むドキュメントを検索します。

必要な検索条件:• 車両データ (バウムスタ 6 桁)• グループ• 情報の種類• 検索用語

検索「全文検索」では、入力された検索語に基づいて、 ドキュメント・テキストにこの検索語を含むドキュメントを検索 します。

必要な検索条件:• 車両データ (バウムスタ 6 桁)• グループ• 情報の種類• 検索用語

検索 「ドキュメントタイトル」では、すべてのグループおよび すべてのインフォメーション種類が規定で選択されています。 必要に応じてグループを選択解除することができます。

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プル・ダウン・メニュー「検索」の機能 (続き)

検索「オプション・コード」はオプション・コードに該当する ドキュメントを検索します。 シャシナンバで車両識別が行われると、プル・ダウン・メニューが表示されます。 プル・ダウン・メニューには車両に装備されるすべてのオプション・コードが収録されています。 このインフォメーションは車両のデータ・カードから検索されます。 バウムスタで車両識別される場合は、オプション・コード入力用の入力フィールドが表示されます。

必要な検索条件:• 車両データ (バウムスタ 6 桁)• グループ• 情報の種類• オプション・コード

車両識別で入力された車両データは ASRA のオペレーション・ナンバと組み合わせることができます。 WIS はオペレーション・ナンバに直接リンクされたドキュメントを自動的に検索し、 このドキュメントを検索結果に表示します。

必要な検索基準:• 車両データ (バウムスタ 6 桁)

この検索は 前回のデータ・アップデート以降に変更された か新しく 発行されたドキュメントを検索します。

必要な検索条件:• 車両データ (バウムスタ 6 桁)• グループ - オプション• 情報の種類 - オプション

検索「トップニュース」は、データ・アップデートとは無関係に、一定期間中に特に注意が必要とみなされたドキュメントを検索します。

そのドキュメントは期限付きで、データ・アップデートとは 無関係に、それぞれのドキュメントの「有効期限」に達する まで、WIS で「トップニュース」として分類されています。 期限切れの後そのドキュメント・タイトルは 「トップニュース」にはもう表示されなくなります。 これらのドキュメントタイトルはその後も、他の検索 オプションで検索することができます。

必要な検索条件:• 車両データ (バウムスタ 6 桁)• グループ - オプション• 情報の種類 - オプション

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検索「特別作業指示」は車両識別のシャシナンバの入力と 関連しています。 見つかったドキュメントには、措置 をどのように実行・遂行 すればいいかを明らかにする説明が表示されます。

必要な検索基準:• シャシナンバ

プル・ダウン・メニュー「検索」の機能 (続き)

検索「本日更新したドキュメント」は 編集終了後新規作成され るか、変更され、現行のデータベース・バージョンよりも新しく なったドキュメントを検索します。 このドキュメントはステータス で印がつけられています。 検索は原則として、本日更新分から過去にさかのぼって行われます。 指定された期間を選択するか、日付を入力することにより、 検索期間を限定することができます。

必要な検索条件:• 検索期間 • 車両データ (バウムスタ 6 桁)• グループ - オプション• 情報の種類 - オプション

本日更新したドキュメント にアクセスするためには 以下の技術的な前提条件が必要です:

• 「本日更新したドキュメント」用のアップデート・サーバが インターネットまたはイントラネットに接続している

• この機能についてのユーザ ID の使用許可をシステム管理者から得ている

• アクセス権「本日更新分の検索」がある• セットアップのタブ「WIS」のオプション「本日更新したデータも検索の対象にする」がオンになっている

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ステップ「ドキュメントの表示」の重要な機能

検索結果に 1 つまたは複数のドキュメントがある場合、 これらはステップ「ドキュメントの表示」に表示されます。

検索結果に見つかったドキュメントがリストアップされます。

ドキュメントはドキュメント・タイトルをダブル・クリック すると

ドキュメントの表示に表示されます。

検索結果リストとドキュメントの表示のサイズは、境界線 をクリックしたままスライドさせることにより、任意に設定 することができます。

アイコン で、表示したドキュメントを印刷 することが できます。

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検索結果リストの最も重要な諸機能およびアイコン

アイコン および を使用して、検索結果リスト内で ドキュメント構造 を展開したり、閉じたりすることができ ます。

アイコン は、現在表示され中のドキュメントを示して います。

アイコン は、他のドキュメントへの リンク (リンクされたドキュメント) を含むドキュメントを示しています。

アイコン は、危険防止規定 を示しています。

ドキュメントにある他のドキュメントへのリンクは、検索 結果リストに階層で表示されます。 外部とリンクしている ドキュメント・タイトルは黒または灰色で表示されます。

黒のドキュメント・タイトル: 「外部リンク」をダブル・クリックすると、ドキュメントと その他のインフォメーションが呼び出されます。 これらの インフォメーションは車両識別で選択した車両データに 対応しています。

グレーのドキュメントタイトル: 「外部リンク」をダブル・クリックすると、ドキュメントと その他のインフォメーションが呼び出されます。 これらの インフォメーションは車両識別で選択した車両データに 対応していません。

新規 、変更 および本日更新した ドキュメント(前回の データ・アップデートに関連) は「検索結果」でステータスが つけられています。

本日更新したドキュメント にアクセスするためには、 以下の技術的な前提条件が必要です:

• 「本日更新したドキュメント」用のアップデート・サーバが インターネットまたはイントラネットに接続している

• この機能についてのユーザ ID の使用許可をシステム管理者から得ている

• 「本日更新分の検索」のアクセス権がある• セットアップのタブ「WIS」のオプション「本日更新したデータも検索の対象にする」がオンになっている

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ドキュメントにリンクが設定されている場合は、追加情報を表示することができます。 これらのリンクは、検索結果リストまたはドキュメントの表示で表示することができます。

ドキュメント内部のリンク (青) 「ドキュメント内部のリンク (青)」の選択によって、容量、市販のツール、スペシャル・ツールなどドキュメント内でジャンプを行うことができます。

外部へのリンク (赤) 「外部へのリンク (赤)」の選択によって、ドキュメントとその他のインフォメーションを呼び出すことができます。 これらのインフォメーションは車両識別で選択した車両データに対応しています。

外部へのリンク (灰色) 「外部へのリンク (灰色)」の選択によって、ドキュメントと その他のインフォメーションを呼び出すことができます。 これらのインフォメーションは車両識別で選択した車両 データに対応していません。

ドキュメントの表示での最も重要な諸機能およびアイコン

アイコン は切換えスイッチで、これによって検索結果の 表示および非表示ができます。

アイコン および で、前回表示されたドキュメントの 表示履歴において、前後にナビゲートすることができます。

アイコン で、ページ・サイズを 希望する ズーム倍率 に設定することができます。

スクロール・バー で、ドキュメント内を上下に移動することが できます。

ドキュメントは、ドキュメント・タブ で見たい箇所を個別に 表示させることができます。 ドキュメント全文が見たい場合は、タブ「ドキュメント」で表示させることができます。 さらに、 「作業ステップ」、「基本データ」などドキュメントの一部のみを表示することができます。

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「SSL」モジュール- ダメージコード

「SSL」モジュールでワランティおよびグッドウィルのためのダメージコードを選択することや、現在あるダメージ コードの詳細を入力することができます。

「SSL」モジュールはモジュール・バーのアイコン を クリックして表示します。

「SSL」モジュールに含まれるプロセス・ステップ:

1. ダメージコードを確定 2. ダメージコードをクリップ・ボードに伝送

このプロセス・ステップは一定の順番で処理され、 コントロール・バーに表示されます。

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ダメージコードの選択 / 入力

「SSL」モジュールでワランティおよびグッドウィルのためのダメージコードを決定します。

課題: ダメージコードラジエタの漏れを決定します。

車両データを 3 章の説明を参照して 決定します。

モジュール・バーのアイコン をクリックします。

「SSL」モジュールが表示されます。

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アイコン (グループ 20) をクリック します。

サブ・グループ 20.20 を選択します。

ピクチャはツリー構造で表示されます。

ツリー構造でラジエタ、クーラント・ ホースのピクチャを選択します。

ダメージコードのピクチャが表示されます。

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不具合部位ラジエタ、をメニューか ピクチャでクリックしてください。

不具合形態漏れをクリックします。

ワランティ形態オリジナル取付前を クリックします。

リペア形態材料を使用した修理を クリックします。

ダメージコードが特定されました。

ファンクション・キー「ダメージコードを クリップ・ボードに伝送」で、ダメージ コードを Windows クリップ・ボードに コピーでき、 他のプログラムに貼り付けることができます。

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ダメージコードの入力

「SSL」モジュールで機能「ダメージコードの入力」から現在あるダメージコードを 手動で入力できます。 ダメージコードは 自動的に分析され、そこからそれに伴う ワランティ形態、不具合部位、不具合形態およびリペア形態が検索されます。

課題: ダメージコード 0-50001-04-1 を検索 します。

アイコン をクリックし、前の選択を 消去します。

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ワランティ形態0 を入力フィールドに 入力し、TAB キー で次の入力 フィールドにジャンプします。

不具合部位50001を入力フィールドに入力し、TAB キー で次の入力 フィールドにジャンプします。

メニュー「ピクチャ」に不具合部位の 番号が含まれたダメージコード・ ピクチャがリストアップされます。

不具合形態 04 を入力フィールドに 入力し、TAB キー で次の入力 フィールドにジャンプします。

リペア形態 1 を入力フィールドに 入力し、 入力を RETURN キー で 確定します。

ダメージコードがすべて表示されます。

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「MSS」モジュール - メインテナンス

MSS はメインテナンス・サービス・システム (Maintenance-Service-System) の略号です。

「MSS」モジュールで• 車両のメインテナンスに必要なメインテナンス文献が 表示されます。

• ASSYST により車両関連のメインテナンス・シートを 作成できます。

「MSS」モジュールはモジュール・バーのアイコン を クリックして表示します。

最初に必ずステップ「インフォメーションの選択」が表示 されます。 ここに表示されたオプションは車両識別で選択 した車両に応じて、異なります。

「MSS」モジュールのステップ「インフォメーションの選択」で選択したオプションにしたがい、さまざまなプロセス・ ステップが表示されます。

このプロセス・ステップは一定の順番で処理され、 コントロール・バーにオンの状態で表示されます。

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メインテナンス文献表示

「MSS」モジュールでプログラム・ガイドによりメインテナンス 文献にすばやく正確にアクセスすることができます。

メインテナンス文献は以下の説明にしたがい、表示されます。 ASSYST で作成する車両関連のメインテナンス・シートは例外 です。

ASSYST による車両関連のメインテナンス・シートの作成は、 12 章を参照してください。

課題: 車両に関する既存のメインテナンス文献をすべて表示します。

3 章の説明を参照して、シャシナンバの入力により車両データを決定してください。

モジュール・バーのアイコン をクリックします。

「MSS」モジュールはオンの状態のステップ「インフォメーションの選択」で表示されます。

オプション・ボタン 「すべてのメインテナンス文献」をクリックします。

ファンクション・キー「メインテナンス文献の表示」が有効な状態で表示されます。

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ファンクション・キー「メインテナンス文献の表示」をクリック します。

見つかったメインテナンス文献を列挙した検索結果が 表示されます。

希望するメインテナンス文献をダブル・クリックします。

メインテナンス文献がドキュメント表示欄に表示されます。

ステップ「メインテナンス文献の表示」のすべてのエレメントの 機能は、「WIS」モジュールのステップ「ドキュメントの表示」と 同様です (7 章を参照)。

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ASSYST によるメインテナンス文献表示

機能「ASSYST」で車両に関連したメインテナンス・シートを 動的に作成することができます。 「MSS」モジュールは、 入力された車両データにより、以下の区別をします:

• ASSYST、メインテナンス範囲の表示なし• ASSYST、メインテナンス範囲の表示あり• ASSYST PLUS

課題: メインテナンス範囲の表示がある車両用メインテナンス・シートを作成します。

ASSYST を使用できる車両では、このオプションが常にステップ 「インフォメーションの選択」の最初のリスト・ポジションに表示されます。

3 章の説明を参照して、シャシナンバの入力により車両データを決定してください。

モジュール・バーのアイコン をクリックします。

「MSS」モジュールは有効な状態のステップ「インフォメーションの選択」で表示されます。

オプション・ボタン 「車両に関連したメインテナンス・シート」をクリックします。

ファンクション・キー「メインテナンス範囲の決定」が 有効な状態で表示されます。

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メインテナンス範囲の決定

現在の走行距離 35500 を入力 フィールドに入力します。

これらのフィールドには任意に入力することができます。 必要に応じ、データを入力フィールドに入力します。

オプション・ボタン メインテナンス 範囲 Bをオンにします。

ファンクション・キー「追加作業を確定」をクリックします。

ステップ「追加作業を確定」が表示されます。

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追加作業を確定

追加作業とは、構造の詳細、オプション、走行距離および車両の使用年数に 応じて決定された メインテナンス 範囲に追加的に実行される補足的な メインテナンス作業です。

必要な追加作業をチェック・ボックス で有効にします (図を参照)。

ファンクション・キー「メインテナンス・ シート表示」をクリックします。

メインテナンス・シートが表示されます。

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メインテナンス・シート表示

メインテナンス・シートには、決定されたメインテナンス範囲と 追加作業のためのすべての作業が収録されています。 これは 印刷してメカニックの作業の基本資料として使うことができ ます。

車両に関連したメインテナンス・シートは、そのシートが作成 された車両にのみ有効です。

アイコン は切換えスイッチで、これによって検索結果の表示および非表示ができます。

ステップ「メインテナンス範囲の決定」で入力した、 例えば総走行距離 (km)、お客様、フォアマン、オイル等級 / 粘度、注意事項、メインテナンス・コード、ワークショップ・コード、 オーダ・ナンバ、メインテナンス完了日およびお客様への作業の確認などは、メインテナンス・シートに表示されます。

アイコン で メインテナンス・シートを印刷 することができ ます。

メインテナンス・シートを印刷する際、「外部へのリンク」は メインテナンス文献の参照指示に置き換えられます。

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セットアップ、オンライン・ヘルプ、フィードバックの作成

セットアップ

「セットアップ」でユーザーアカウントのための基本設定を行うことができます。

必ずセットアップの設定を確認し、ご自身の必要に合わせてセットアップを設定してください。 これは、提供された機能を最適な状態で使用するために必要不可欠な事項です。

セットアップ呼出し セットアップの呼出しは、メニュー・バーの「オプション / セットアップ」またはファンクション・キー F2 で行います。

基本設定全般と個々のモジュール用の基本設定はタブで 切り換えられます。

タブ「全般」 タブ「全般」で、すべてのモジュールに適用される基本設定を行います。• 印刷用に希望する用紙サイズの設定 • 基本プリセレクションの設定

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タブ「言語選択」

タブ「言語選択」で、言語設定を行います。この設定はすべての モジュールに適用されます。

スクリーン表示言語の選択で、グラフィック・ユーザー・ インタフェース用の言語を設定します。 これはファンクション・ キーとタブの表示にも適用されます。

プライオリティ 1 ~ 3 の設定で、ドキュメント使用言語の プライオリティを決定することができます。

各データベース・バージョンは各国語で収録されています。 これは国別コードで表示されます。

使用可能なデータベース・バージョンの表示はアクセス権に よって異なります。

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「SVG 配線図の表示」の設定は、ドキュメントの表示の新しい 電気配線図 (モデル 204 以降) の図にのみ、反映されます。 図のオプションを定義します。

本日更新されたデータが提供されます。 どの検索オプションを選択しても、すべてのサービス文献検索を 本日更新分で行うかどうか設定することができます。

サービス文献検索の際に、本日更新したドキュメントが見つかった場合、検索結果にステータス がつけられます。

本日更新したドキュメント にアクセスするためには 以下の 技術的な前提条件が必要です:

• 「本日更新したドキュメント」用のアップデート・サーバが インターネットまたはイントラネットに接続している

• この機能についてのユーザ ID の使用許可をシステム管理者から得ている

• 「本日更新分の検索」のアクセス権がある• セットアップのタブ「WIS」のオプション「本日更新したデータも検索の対象にする」が有効になっている

タブ「WIS」モジュール

車両識別ですべての車両コンテキストが選択されていない 場合は、有効になっているチェック・ボックス にメッセージ・ ウインドウが表示されます。

ここで設定された検索は 「WIS」モジュールスタート時の標準として設定されます。

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タブ「MSS」モジュール

プル・ダウン・メニューから、「ASSYST」に入力する走行距離の単位をキロメータまたはマイルで設定することができます。

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オンライン・ヘルプ

アプリケーションには、操作に関するユーザーからのあらゆる質問をサポートする広範囲の内容を網羅するオンライン・ヘルプが収録されています。 アイコンの機能についての情報、モジュールについての 詳細情報、または操作手順 が必要な場合に利用できます。

オンライン・ヘルプは以下の手順で表示することができます:

アイコン「ヘルプ」 アイコン で、状況に応じたヘルプが例えば現在の ステップに合わせて提供されます。 リンクまたはナビゲーション・バーで、他のヘルプ・トピックに移動することができます。

メニュー・バー メニュー・バーまたはファンクション・キー F1 からヘルプを呼び出すと、ヘルプの最初のページ「ようこそ」が表示されます。 ここで、様々なヘルプ・トピックを選択することができます。 リンクまたはナビゲーション・バーにより、他のヘルプ・ トピックに移動することができます。

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表示中のテキスト内のリンク 表示中のテキスト内のリンクはカラー文字で記されます。 リンクを選択すると、詳細情報が表示されます。

関連先に進むリンク 関連先に進むリンクは矢印とカラー文字で記されます。 文字を選択すると、詳細情報や関連する情報が表示され ます。

画面キャプチャ中のリンク ヘルプ内の画面キャプチャのほぼすべてには、リンクが 設定されています。 リンクが設定されている部分では マウスの矢印が手の形 に変わり、クリックすると 詳細情報が表示されます。

ナビゲーション・バー ヘルプ・トピックはすべて、ナビゲーション・バーに項目ごとに 表示されています。

最初にオンライン・ヘルプを呼び出すときに、ヘルプ・テーマ「WIS ユーザーへのインフォメーション」をよくお読みください。

タブ「検索のスタート」 タブ「検索のスタート」で、オンライン・ヘルプで文字列を検索 することができます。

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フィードバックの作成

使用中にエラーを発見したり、アプリケーションに改善すべき 箇所があることに気づくことがあります。 このような場合、 当部署にフィードバックを素早く簡単に送信することができますので、安心ください。

アプリケーションのメイン部分に アイコン があります。 ここからフィードバック画面を表示することができ、必要に応じて詳細説明を補足することができます。

基本設定に応じて XSF、E メールまたは Fax の書式が 利用できます。 どの書式を表示するかは、貴社のシステム管理者が定義します。

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