312
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2、3)と「使用上の ご注意」(P.4、5)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくた めにも、クイック・スタートおよび取扱説明書をよくお読みください。クイック・スタートおよび 取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。 取扱説明書 Microsoft、MS DOS Microsoft Corporation の びその における です。 Windows 、Microsoft Windows operating system Version です。 Windows 、Microsoft Windows operating system です。 Windows 、Microsoft Windows operating system です。 MacOS Apple Computer Inc の です。 Zip Iomega Corporation の です。 スマートメディア です。 また です。 MIDI (AMEI)の です。 © 2000 ローランド 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。 本文中の表記について この するために、 のように しています。 [ ]で囲まれた英 パネ のボタ しま す。 、[PATCH] PATCH ボタ し、[ENTER] ENTER ボタ します。 に※マークが いている です。 ずお みください。 の(P ページを しています。 ※ この している のに づいておりますが、 のと異なる があります。あらかじめご ください。 このたび ボイス・シ セサイザー・モジュー XV をお げいただ き、まことにありがとうございます。 XV 、「ク イック・スタート」「 「Q A、 」の なっています。 「クイック・スタート」 XV をあげて しています。一 にお みください。 )」 、XV えて、さら んだ につ いて しています。 してお ください。 「Q A、 」に 、XV についてよく かれる とそ をまとめてあり ますので、 にしてください。

XV-5080 r j - Rolandlib.roland.co.jp/support/jp/manuals/res/1810365/XV-5080...この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2、3)と「使用上の

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この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2、3)と「使用上のご注意」(P.4、5)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、クイック・スタートおよび取扱説明書をよくお読みください。クイック・スタートおよび取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。

02019790 ’01-5-E2-41K

取扱説明書

※ Microsoft、MS-DOS は、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。※ Windows 3.1 の正式名称は、Microsoft Windows operating system Version 3.1 です。※ Windows 95の正式名称は、Microsoft Windows 95 operating system です。※ Windows 98の正式名称は、Microsoft Windows 98 operating system です。※ MacOS は、米国Apple Computer, Inc. の登録商標です。※ Zip は、米国 Iomega Corporationの商標です。※ スマートメディアは、株式会社東芝の商標です。※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。

© 2000 ローランド 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。 If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland distributor.

本文中の表記についてこの取扱説明書では、操作方法を簡潔に説明するために、次のように表記しています。

[ ]で囲まれた英字や数字はパネル上のボタンを表します。例えば、[PATCH]はPATCHボタンを表し、[ENTER]はENTER ボタンを表します。

文章の先頭に※マークが付いているものは注意文です。必ずお読みください。

文中の(P.**)は参照ページを表しています。

※ この取扱説明書で掲載している画面は、製品出荷時のものに基づいておりますが、一部で出荷時のものと異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

このたびは、ローランド 128 ボイス・シンセサイザー・モジュール XV-5080 をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。

XV-5080 の取扱説明書は、「クイック・スタート」「取扱説明書」「Q&A、音色一覧」の3部構成になっています。「クイック・スタート」は XV-5080 の基本的な機能を具体例をあげて解説しています。一番最初にお読みください。「取扱説明書(本書)」は、XV-5080 の基本操作に加えて、さらに進んだ使い方や応用操作について説明しています。目次、索引で目的の項目を検索してお読みください。「Q&A、音色一覧」には、XV-5080についてよく聴かれる質問とその回答をまとめてありますので、参考にしてください。

取扱説明書�

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安全上のご注意

火災・感電・傷害を防止するには

このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載されていることを表わしています。

このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警告しています。

マークについて この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。

以下の指示を必ず守ってください

図記号の例

取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。 ※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。

取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。

● は、強制(必ずすること)を表わしています。 具体的な強制内容は、● の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。

警告

注意

注意の意味について 警告と

  は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。 具体的な注意内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。

  は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。 具体的な禁止内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。

注意: 感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品はありません。 修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに依頼してください。

注意 感電の恐れがあります。

キャビネットをあけないでください。

2

001● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説

明書をよく読んでください。

..............................................................................................................002b● この機器を分解したり(取扱説明書に記載され

ている指示(クイック・スタートP.3~ 5、P.34~ 37)を除く)、改造したりしないでください。

..............................................................................................................003● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ

ていないことは、絶対にしないでください。必ずお買い上げ店またはローランド・サービスに相談してください。

..............................................................................................................004● 次のような場所での使用や保存はしないでくだ

さい。

○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)

○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や湿度の高い場所

○ 雨に濡れる場所○ ホコリの多い場所○ 振動の多い場所

..............................................................................................................

005● この機器の設置には、ローランドが推奨する

SYR-600/4200 を使用してください。

..............................................................................................................006● この機器の設置にSYR-600/4200を使用する場

合、ぐらついた所や傾いた所にSYR-600/4200を設置しないでください。安定した水平な所に設置してください。機器を単独で設置する場合も、同様に安定した水平な所に設置してください。

..............................................................................................................008a● 電源プラグは、必ずAC100V の電源コンセント

に差し込んでください。

..............................................................................................................008e● 電源コードは、必ず付属のものを使用してくだ

さい。

..............................................................................................................009● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上

に重いものを載せたりしないでください。電源コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火災や感電の恐れがあります。

警告 警告

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3

010● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン

プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設定によっては永久的な難聴になる程度の音量になります。大音量で、長時間使用しないでください。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談してください。

..............................................................................................................011● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針

金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に入れないでください。

..............................................................................................................012a● 次のような場合は、直ちに電源を切って電源

コードをコンセントから外し、お買い上げ店またはローランド・サービスに修理を依頼してください。

○ 電源コードやプラグが破損したとき○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし

たとき○ 機器が(雨などで)濡れたとき○ 機器に異常や故障が生じたとき

..............................................................................................................013● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の

取り扱いやいたずらに注意してください。必ず大人のかたが、監視/指導してあげてください。

..............................................................................................................014● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を

与えないでください。

..............................................................................................................015● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしない

でください。特に、電源タップを使用している場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を超えると発熱し、コードの被覆が溶けることがあります。

..............................................................................................................016● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または

ローランド・サービスに相談してください。

..............................................................................................................022a● 基板(SRX シリーズ、SR-JV80 シリーズ)を

取り付ける前に、機器本体の電源を切って電源プラグをコンセントから外してください(クイック・スタートP.8)。

..............................................................................................................

101a● この機器は、風通しのよい、正常な通気が保た

れている場所に設置して、使用してください。

..............................................................................................................102b● 電源コードを機器本体やコンセントに抜き差し

するときは、必ずプラグを持ってください。

..............................................................................................................103a● 長時間使用しないときは、電源プラグをコンセ

ントから外してください。

..............................................................................................................104● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな

いように配慮してください。特に、コードやケーブル類は、お子様の手が届かないように配慮してください。

..............................................................................................................106● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの

を置かないでください。

..............................................................................................................107b● 濡れた手で電源コードのプラグを持って、機器

本体やコンセントに抜き差ししないでください。

..............................................................................................................108a● この機器を移動するときは、電源プラグをコン

セントから外し、外部機器との接続を外してください。

..............................................................................................................109a● お手入れをするときには、電源を切って電源プ

ラグをコンセントから外してください。

..............................................................................................................110a● 落雷の恐れがあるときは、早めに電源プラグを

コンセントから外してください。

..............................................................................................................115a● 指定の基板(SRX シリーズ、SR-JV80 シリー

ズ)だけを取り付け、指定されたネジだけを外してください(クイック・スタート P.3~ 5、34~ 37)。

..............................................................................................................118● 光デジタル・コネクターのキャップを外した場

合は、小さなお子様が誤って飲み込んだりすることのないようお子様の手の届かないところへ保管してください。

..............................................................................................................

警告� 注意�

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使用上のご注意

291a2、3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。

電源について301● 雑音を発生する装置(モーター、調光器など)や消費電

力の大きな機器とは、別のコンセントを使用してください。

307● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ

ため、必ずすべての機器の電源を切ってください。308● 完全に電源を切る必要があるときは、この機器の電源ス

イッチを切った後、コンセントからプラグを抜いてください。そのため、電源コードのプラグを差し込むコンセントは、この機器にできるだけ近い、すぐ手の届くところのものを使用してください。

設置について352● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレ

ビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。

354a● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め

切った車内などに放置しないでください。変形、変色することがあります。

355● 故障の原因になりますので、雨や水に濡れる場所で使用

しないでください。

お手入れについて401a● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く

絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。

402● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル

コール類は、使用しないでください。

修理について451b● お客様がこの機器を分解(取扱説明書に記載されている

指示(クイック・スタートP.3 ~ 5、P.34 ~ 37)を除く)、改造された場合、以後の性能について保証できなくなります。また、修理をお断りする場合もあります。

452● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあ

ります。大切な記憶内容は、メモリー・カードなどに保存するか、記憶内容をメモしておいてください。修理するときには記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあります。失われた記録内容の修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。

453● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維

持するために必要な部品)を、製造打切後 6年間保有しています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、または最寄りのローランド・サービスにご相談ください。

メモリー・バックアップについて501b● 本体内には、電源を切った後も記憶した内容を保持する

ための電池を装備しています。電池が消耗してくると、ディスプレイに次のように表示されます。電池が消耗すると記憶した内容が失われますので、早めに交換してください。交換するときは、必ずローランド・サービスに相談してください。

「Battery Low」

その他の注意について551● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、

失われることがあります。失っても困らないように、大切な記憶内容はバックアップとしてメモリー・カードなどに保存しておいてください。

552(***は、複数になる場合もあります)● 本体メモリー、メモリー・カード、他の MIDI 機器(シーケンサーなど)などの失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。

553● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端

子などに過度の力を加えないでください。554● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでくださ

い。556● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プ

ラグを持ってください。557● この機器は多少発熱することがありますが、故障ではあ

りません。558b● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからない

ように、特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。

559a

● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。

● この取扱説明書で掲載している画面は、工場出荷時のものに基づいておりますが、一部で出荷時のものと異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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使用上のご注意

カードをお使いになる前に

DATA カードの取り扱い704● DATA カードは、確実に奥まで差し込んでください。

● DATA カードは、金色の接点部分を下向きにして、メモリー・カード・スロットに挿入してください。

705● DATA カードの端子の部分に触れたり、汚したりしない

でください。

著作権について854● 個人で楽しむこと(私的使用)を目的としていても、

SCMS等の技術的保護手段を回避して第三者の著作物を無断で複製することは、第三者の著作権を侵害する行為となり、法律で禁じられています。

855● 技術的保護手段が施されていないもの、及びSCMS に対

応しての複製に関しては、従来どおり私的使用の範囲で行えます。

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目 次

安全上のご注意.........................................................................................2

使用上のご注意.........................................................................................4

主な特長..................................................................................................11

各部の名称と働き ...................................................................................12フロント・パネル .........................................................................................................................................12リア・パネル..................................................................................................................................................14

第 1章 音色を選んで鳴らす....................................................................16本体だけで音を鳴らす(フレーズ・プレビュー).................................................................................16

プレビュー発音の種類を選ぶ.........................................................................................................16他のMIDI 機器(MIDIキーボードなど)を使って鳴らす...................................................................17

受信チャンネルを設定する.............................................................................................................17モード(パッチ、パフォーマンス、リズム・セット)を選ぶ ..........................................................17サウンド・ライブラリーを選ぶ ................................................................................................................18音色を選ぶ......................................................................................................................................................19

基本操作で音色を選ぶ .....................................................................................................................19カテゴリー別にパッチを選ぶ(パッチ・ファインダー).........................................................19外部機器から MIDIメッセージで選ぶ..........................................................................................21

パッチの音の高さをオクターブ単位で変える(オクターブ・シフト)............................................23パッチの鳴らしかた(ポリフォニック/モノフォニック)を選ぶ..................................................23

第 2章 エフェクトを使う .......................................................................24エフェクトをオン/オフする.....................................................................................................................24パッチ・モードでの設定.............................................................................................................................24

各エフェクターへの出力を設定する ............................................................................................25マルチエフェクトの設定をする.....................................................................................................26コーラスの設定をする .....................................................................................................................27リバーブの設定をする .....................................................................................................................28

パフォーマンス・モードでの設定 ............................................................................................................30各エフェクターへの出力を設定する ............................................................................................31マルチエフェクトの設定をする.....................................................................................................31コーラスの設定をする .....................................................................................................................32リバーブの設定をする .....................................................................................................................34

リズム・セット・モードでの設定 ............................................................................................................36各エフェクターへの出力を設定する ............................................................................................37マルチエフェクトの設定をする.....................................................................................................37コーラスの設定をする .....................................................................................................................38リバーブの設定をする .....................................................................................................................39

GMモードでの設定......................................................................................................................................41各マルチエフェクト(MFX Type)の設定パラメーター...................................................................41エフェクトの設定をコピーする ............................................................................................................. 106

第 3章 出力ジャックを設定する ..........................................................107パッチ・モードでの設定..........................................................................................................................107

信号の流れ(トーン).................................................................................................................... 107設定パラメーター........................................................................................................................... 108設定例 ............................................................................................................................................... 110

パフォーマンス・モードの設定 ............................................................................................................. 111信号の流れ(パート).................................................................................................................... 111設定パラメーター........................................................................................................................... 111設定例 ............................................................................................................................................... 113

リズム・セット・モードでの設定 .........................................................................................................114信号の流れ(リズム・トーン)....................................................................................................114

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目 次

設定パラメーター........................................................................................................................... 114設定例 ............................................................................................................................................... 116

GMモードでの設定................................................................................................................................... 117信号の流れ(パート).................................................................................................................... 117設定パラメーター........................................................................................................................... 117

R-BUSを使用したデジタル接続............................................................................................................ 119設定パラメーター........................................................................................................................... 119R-BUS を利用した8チャンネルデジタル接続....................................................................... 120

各種デジタルフォーマットに変換する.................................................................................................121ADATへのデジタル出力..............................................................................................................121TASCAM DAシリーズへのデジタル出力............................................................................... 122AES/EBUフォーマット対応機器へのデジタル出力 .............................................................123

XV-5080を WORD CLOCK INからのワードクロックに同期させる.......................................... 124

第 4章 パッチを作る ............................................................................125パッチの種類と構成.................................................................................................................................. 125

4 トーン・パッチ........................................................................................................................... 125トーンの構成................................................................................................................................... 125マルチパーシャル・パッチ.......................................................................................................... 126パーシャルの構成........................................................................................................................... 126

発音させるトーンを選ぶ(4トーン・パッチのみ)...........................................................................126パッチ全体に共通の設定をする ............................................................................................................. 127

Common(パッチ・コモン)........................................................................................................ 127Control(パッチ・コントロール).............................................................................................. 129Struct(パッチ・ストラクチャー)............................................................................................131K.Range(パッチ・キー・レンジ)........................................................................................... 132V.Range(パッチ・ベロシティー・レンジ)...........................................................................133

4 トーン・パッチを作る ..........................................................................................................................134パッチを作るときのポイント......................................................................................................134トーンをさらにエディットする.................................................................................................. 134波形の設定をするときのポイント ............................................................................................. 135波形や音の高さを変える([F2(WG)])................................................................................. 136フィルターで音の明るさを変える([F3(TVF)])...............................................................140音量や音の定位を変える([F4(TVA)])................................................................................143ビブラートやトレモロをかける([F5(LFO&CTL)])........................................................145

マルチパーシャル・パッチをエディットする.....................................................................................148パーシャルを割り当てる ..............................................................................................................148パーシャルをエディットする......................................................................................................149Sample(サンプル)をエディットする.................................................................................... 150フィルターで音の明るさを変える([F3(TVF)])...............................................................152音量を変える([F4(TVA)])....................................................................................................155ビブラートやトレモロをかける([F5(LFO&CTL)])........................................................156

エフェクトの設定をする..........................................................................................................................158作成したパッチを保存する...................................................................................................................... 158他のパッチの設定をコピーする(パッチ・トーン・コピー)..........................................................158

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目 次

第 5章 パフォーマンスを作る ...........................................................159パフォーマンスの構成.............................................................................................................................. 159パフォーマンスの基本的な使い方 .........................................................................................................159発音させるパートを選ぶ..........................................................................................................................159パフォーマンス全体に共通の設定をする(Common)...................................................................... 160各パートの設定をする.............................................................................................................................. 160

各パートの設定を比較しながら設定する................................................................................. 161発音域を設定する........................................................................................................................... 161パッチ選択、音量、パン、音の高さ、発音数を設定する.................................................... 162音の立ち上がり/余韻の補正、音の鳴り方を変える ............................................................ 163MIDI 関連の設定をする................................................................................................................. 164各 MIDIチャンネルの MIDI情報を確認する............................................................................ 166

エフェクトの設定をする..........................................................................................................................166作成したパフォーマンスを保存する..................................................................................................... 166他のパートの設定をコピーする(パフォーマンス・パート・コピー).........................................167パフォーマンス・モードのままパッチ/リズム・セットをエディットする............................... 167

第 6章 リズム・セットを作る..............................................................168打楽器音の構成 .......................................................................................................................................... 168設定する打楽器音をMIDI キーボードで選ぶ...................................................................................... 168リズム・セットの共通の設定をする..................................................................................................... 168各リズム・トーンの設定をする ............................................................................................................. 170

波形の設定をするときのポイント ............................................................................................. 170波形、音の定位や高さを変える([F2(Key WG)])............................................................ 171フィルターで音の明るさを変える([F3(Key TVF)])....................................................... 175音量を変える([F4(Key TVA)])........................................................................................... 177その他の設定([F5(Key Ctl)])...............................................................................................179

エフェクトの設定をする..........................................................................................................................179作成したリズム・セットを保存する..................................................................................................... 179他のリズム・トーンの設定をコピーする(リズム・キー・コピー)............................................. 180

第 7章 各種データを読み込む..............................................................181サンプラー用ライブラリー(CD-ROM)を読み込む....................................................................... 181

SIMM(メモリー・モジュール)を装着する.......................................................................... 181SIMMを装着するときの注意......................................................................................................181SIMMを取り外すには ..................................................................................................................182CD-ROMドライブを接続する ....................................................................................................183サンプラー用ライブラリーの場合 ............................................................................................. 183各サンプラー用ライブラリーのフォルダーの種類(表示)について ...............................185サンプラー用ライブラリー内ファイルのカテゴリー表示について ................................... 186サンプル・ロード(Sample Load)........................................................................................... 186オート・ロード(Auto Load)....................................................................................................187

読み込んだサンプラー用ライブラリーを再生する............................................................................ 188Zipディスクに保存したデータを読み込む..........................................................................................188

パッチ/パフォーマンス/リズム・セット単位で読み込む................................................ 188メモリー・カード内のデータを読み込む............................................................................................. 189サンプルに関するユーティリティー..................................................................................................... 189

サンプルを送受信する(Sample Dump).................................................................................. 189読み込んだサンプルの高域を強調/抑制する(Emphasis)................................................ 190マルチパーシャル・パッチを自動的に作る(Create Patch)............................................. 191

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目 次

第 8章 作った音色などを保存する.......................................................192本体に保存する(Write)..........................................................................................................................192XV-5080全体のデータをメモリー・カードに保存する([DISK]-[F2(SAVE)])............. 193

メモリー・カードをフォーマットする .....................................................................................194データを保存する........................................................................................................................... 194メモリー・カードの内容を整理する ......................................................................................... 195

XV-5080全体のデータを Zipディスクに保存する([DISK]-[F2(SAVE)])......................198Zipディスク/ハードディスクをフォーマットする .............................................................198データを保存する........................................................................................................................... 198Zipディスクの内容を整理する................................................................................................... 199

特定の音色を初期化する(Initialize)..................................................................................................... 200パッチ、パフォーマンスの場合.................................................................................................. 200リズム・セットの場合 ..................................................................................................................200MIDI IN2からのMIDI 信号処理の設定を変更する................................................................. 201

外部MIDI 機器とのデータ転送(Data Transfer)..............................................................................201外部 MIDI機器に転送する............................................................................................................ 201ユーザー・メモリーに転送する.................................................................................................. 202

本体への書き込みを禁止する(Protect)............................................................................................. 203すべての設定を工場出荷時の設定に戻す(Factory)........................................................................ 204お気に入りのパッチをフェイバリット・リストに登録する............................................................ 205FAVORITE LIST からパッチを選ぶ......................................................................................................205

第 9章その他の設定や状態確認をする.................................................206全体に共通の設定をする([SYSTEM/UTILITY]-[F1(General)])........................................ 206

環境設定をする...............................................................................................................................206チューニングおよび音量を設定する ......................................................................................... 207システムのテンポを設定する......................................................................................................207

スケール・チューンの設定をする([SYSTEM/UTILITY]-[F1(General)])....................... 207イコライザーの設定をする([SYSTEM/UTILITY]-[F2(Outp&EQ)]-[F2(EQ)]).....209MIDIに関する設定をする([SYSTEM/UTILITY]-[F3(MIDI)])............................................209

MIDI チャンネルを設定する ........................................................................................................ 210MIDI 送受信スイッチを設定する................................................................................................ 210システム・エクスクルーシブの設定をする............................................................................. 210音色ごとに受信スイッチを設定する ......................................................................................... 210MIDI IN コネクターについて....................................................................................................... 211XV-5080を複数台使って同時発音数を増やす....................................................................... 212

共通で使うコントローラーを選ぶ([SYSTEM/UTILITY]-[F4(Control)])........................213現在の状態を確認する([SYSTEM/UTILITY]-[F6(Info)])...................................................213

第 10章 具体的な活用例.......................................................................215外部MIDI 機器で本体をリアルタイムにコントロールする .............................................................215

外部 MIDI機器でマルチエフェクトの設定を変化させる...................................................... 215トーンの設定を変化させる.......................................................................................................... 216

パッチを使った応用.................................................................................................................................. 217LFO の周期をシステムのテンポに同期させる ....................................................................... 217マルチエフェクトの変化をシステムのテンポに合わせる.................................................... 217トーン・ディレイの時間をシステムのテンポに合わせる.................................................... 218ロータリーの回転周期をペダルで切り替える.........................................................................218システムと同じテンポでフレーズ・ループを使用する ........................................................218

外部MIDI 機器からパフォーマンスのパートの設定を変える......................................................... 219マトリックス・コントロールを使った応用......................................................................................... 221

TMTを LFOでコントロールし、トーンを鳴らすタイミングを周期的に変化させる ..221GM音源として使う................................................................................................................................... 222

GMモードに切り替える ..............................................................................................................222エフェクトのオン/オフをする.................................................................................................. 223GMモードの設定を変更する ......................................................................................................223GMモードでのユーティリティー機能...................................................................................... 226

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目 次

故障かな?と思ったら..........................................................................230

エラー・メッセージ一覧 ......................................................................233

SCSI について ......................................................................................237SCSI(スカジー)機器を接続する........................................................................................................ 237

使用できる SCSI機器................................................................................................................... 237接続の前に必要な知識.............................................................................................................................. 237

SCSI ケーブルとSCSI コネクターの形状 ............................................................................... 237SCSI チェーンについて................................................................................................................237ターミネーターについて ..............................................................................................................238SCSI ID ナンバー........................................................................................................................... 238接続のしかた................................................................................................................................... 238

MIDI インプリメンテーション..............................................................280

MIDI インプリメンテーション・チャート............................................303

主な仕様................................................................................................304

索 引 ...................................................................................................305

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主な特長

128 音ポリフォニック+ 32パート・マルチティンバーXV-5080 は、最大同時発音数128音の 32パート・マルチティンバー音源です。複数トーンを組み合わせて作った音色でも十分な発音数が得られます。

表現力溢れる音色の作成が可能ステレオ・ウェーブを使った4トーン合成パッチ、ステレオ4ウェーブ・リズムトーン(最大8種類のウェーブを使用可能)など、従来のJV シリーズより一歩進んだきめ細やかなパッチ作成が可能です、より豪華で、表現力溢れる音色を作成できます。

COSMエフェクトを含む強力エフェクトを内蔵内蔵エフェクトを基本から徹底的に改良。この中核を担うリバーブにはSRV-3030 クオリティのDSPを内蔵し、クリアで質感の優れたサウンドによる音場表現が単体で可能になりました。

また、RSSや3D ディレイ、スライサー、フォルマント・フィルターといった、90 種類にもおよぶマルチエフェクト(MFX)を搭載。さらに、COSMテクノロジーによるギター・アンプ・シミュレーターやギター/ベース/キーボードに最適なギター・マルチ、ベース・マルチ、キーボード・マルチなどの複数のエフェクトを組み合わせたものも内蔵し、よりパワフルなサウンドをつくります。また、パフォーマンス・モードでは、3種類のMFXを使用可能。任意のパートでそれぞれのMFXを使用することができます。

また、各出力ジャックごとに2バンドEQ も搭載しています。

サンプル・プレイバック機能によるウェーブ追加も可能XV-5080 は、SIMM(72pin/64、32、16Mバイト)を増設することにより、最大128M バイトのサンプル・プレイバック機能も追加できます。SCSI 端子に接続した CD-ROMドライブで、ローランドS-700 シリーズなどのCD-ROMライブラリーを読み込むことが可能。既存のサンプラー用音色を、そのままパフォーマンスで使用したり、1つのウェーブとして内蔵パッチと組み合わせてシンセサイズすることも可能です。また、読み込んだサンプルの波形データはスマートメディアに保存することもできるため、ライブ・パフォーマンスなどでも、SCSIに CD-ROMドライブやハードディスクを接続することなく、手軽に既存のサンプルを使用することができます。

デジタル・アウト、R-BUS装備でデジタル・システムにも完全対応XV-5080 のアウトプット系は、4ステレオ・ペアとしても使用可能な8系統パラレル・アナログ出力をはじめ、S/PDIF デジタル・アウト(オプティカル、コアキシャル)、R-BUS デジタル・アウトを備えています。R-BUS使用時には8つのアナログ出力をそのまま8チャンネル・デジタル・オーディオとして出力可能。VM-3100Pro やVM-7000 シリーズとR-BUSケーブル 1本でデジタル接続できます。

また、ワードクロック・インも標準で装備されています。

GMレベル 2 システムに対応DTM(デスクトップ・ミュージック)で共通語となったGMレベル 2システムに適合したモードを備えています。GM2とは、より高度な演奏表現と互換性を実現させるために決められた、GMの上位互換の推奨規定です。これにより、GM システム対応のソング・データをも再生することができます。

新フォーマットのウェーブ・エクスパンション・ボードを装着可能新しいフォーマットのウェーブ・エクスパンション・ボード(SRXシリーズ)を4枚装着可能です。加えて、従来のウェーブ・エクスパンション・ボード(SR-JVシリーズ)も4枚装着可能です。

これらにより、大量の波形データを元にした音作りが可能です。

パッチ・ファインダー機能、フレーズ・プレビュー機能を搭載パッチの種類(カテゴリー)を指定することで、使いたいパッチをすばやく選び出すことができます。

また、選んだパッチは[PHRASE PREVIEW]を押すことによって、そのパッチの種類ごとに用意された最適なフレーズで確認することができます。

お気に入りのパッチを集めたリストを作成可能よく使用するお気に入りのパッチを FAVORITE LIST(フェイバリット・リスト)に登録することによって、まとめておくことができます。このフェイバリット・リストを使うと、本体、ウェーブ・エクスパンション・ボード、メモリーカード(スマートメディア)内に分散しているお気に入りのパッチを素早く選ぶことができます。登録できるパッチは、64個までです。

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1

各部の名称と働き

フロント・パネルfig.0-001

A

VOLUME(ボリューム)つまみ(PHRASEPREVIEW)A(MIX)OUTPUT ジャックやPHONES ジャックからの音量を調節します。B、C 、D OUTPUTジャックからの音量は調節できません。

つまみを押すと、XV-5080 本体だけで音を確認することができます。(フレーズ・プレビュー機能 P.16)

PHONES(フォーンズ)ジャックヘッドホンを接続します。(クイック・スタート P.7)

B

ディスプレイ操作に応じてさまざまな情報を表示します。

C

[SYSTEM/UTILITY](システム/ユーティリティ)ボタンを押すたびにシステム・モード→ユーティリティ・モード→元の画面の順に表示されます。

システム・モード(インジケーターが点灯)

XV-5080 全体に関する機能を設定します。

ユーティリティー・モード(インジケーターが点滅)

データの保存、コピー、初期化、転送、プロテクト、ファクトリー・リセットなどをします。

[F1]~[F6]選んでいる画面によって働きが変わります。

機能名はディスプレイに表示されます。

画面下段の機能名の横に「 」が表示されているときは、さらに画面が用意されていることを意味します。該当する

[F1]~[F6]を押すたびに、用意されている画面が切り替わります。

[EXIT](イグジット)表示を基本画面に戻すときや、実行操作を取り消すときに押します。

[EXIT]を押しながら[ ]を押すと、デモ・ソングが聴ける状態になります。(クイック・スタート P.11)

D

VALUE(バリュー)ダイヤル(SOUNDLIST)設定値を変更します。このダイヤルを押し回したり、[SHIFT]を押しながら回すと、値が大きく変わります。

パッチ/リズム・セット・モードでこのダイヤルを押すと、お気に入りの音色を集めたフェイバリット・リストが表示されます。(P.205)

画面右上に「 」が表示されているときにVALUE ダイヤルを押すと、画面に応じたリストが表示されます。

[PATCH FINDER](パッチ・ファインダー)パッチ・ファインダー機能を使ってパッチを選びます。(P.19)

[INC]/[DEC](インクリメント/デクリメント)設定値を変更します。片方のボタンを押しながら、もう一方のボタンを押すと値が速く変わります。また、[SHIFT]を押しながらこのボタンを押すと、値の変化が大きくなります。

[ ][ ][ ][ ]カーソルを移動します。

AA C

D E F

J

G

B

H I

2

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各部の名称と働き

E(MODE)

[PERFORM](パフォーマンス) パフォーマンス・モードにします。(P.17)

[SHIFT]を押しながらこのボタンを押すと、パート・プレイ・モードになり、各パートに割り当てられているパッチ/リズム・セットの設定を変更することができます。(P.167)

[PATCH](パッチ)パッチ・モードにします。(P.17)

[RHYTHM](リズム・セット)リズム・セット・モードにします。(P.17)

[GM]GMモードにします。(P.17)

F(SOUND LIBRARY)

[USER](ユーザー)ユーザー・ライブラリーの音色を選びます。(P.18)

[CARD](カード) メモリー・カード(別売)の音色を選びます。(P.18)

[PRESET](プリセット)プリセット・ライブラリーの音色を選びます。(P.18)

[EXP]ウェーブ・エクスパンション・ボード(別売)の音色を選びます。(P.18、クイック・スタート P.19)

G

PART SELSECT[1/17]~[16/32](パート・セレクト[1/17]~[16/32])設定対象のパートを選びます。(P.160)

パートのオン/オフをします。(P.159)

TONE SWITCH[1]~[4](トーン・スイッチ[1]~[4])トーンのオン/オフをします。(P.126)

TONE SELECT[1]~[4](トーン・セレクト[1]~[4])設定対象のトーンを選びます。(P.134)

[A]~[H]サウンド・ライブラリーの音色バンクを選択します。

H

[SHIFT](シフト)このボタンは他のボタンと組み合わせて使います。このボタンを押している間、他のボタンの機能が変わります。

[UNDO](アンドゥ)変更した値をもとに戻すときに使います。

[DISK](ディスク)ディスク・モードにします。

[EFFECTS ON/OFF](エフェクト・オン/オフ)内蔵されている各エフェクター(マルチエフェクト、コーラス、リバーブ)について、オン/オフを切り替えるときに使います。(P.24)

I

MEMORY CARD(メモリー・カード)スロットメモリー・カード(スマートメディア)を挿入します。

(P.193)

J

[MIDI MESSAGE/RX](MIDI メッセージ・インジケーター/レシーブ・スイッチ)MIDI MESSAGE :MIDI メッセージを受信すると点灯します。

RX :パフォーマンス・モードおよびGMモード時のパートのオン/オフをします。(P.159、P.222)

[1-16/17-32]PART SELECT[1/17]~[16/32 ]の機能を、パート 1~16 にするかパート17 ~32 にするかを切り替えます。

このボタンが点灯しているときは、パート17 ~32 が選択できます。

POWER(パワー)スイッチ電源のオン/オフをします。(クイック・スタート P.8)

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各部の名称と働き

リア・パネルfig.0-002

K

AC IN(AC インレット)付属の電源コードを接続します。(クイック・スタート P.7)

L(MIDI)

MIDI(ミディ)コネクター(IN 1, 2 、OUT 、THRU)MIDI メッセージの送受信をするときに、XV-5080 と他のMIDI 機器を接続する端子です。(クイック・スタート P.7)

IN1, 2(イン):MIDI 機器からのメッセージを受信します

OUT(アウト):MIDI 機器からのメッセージを送信します

THRU(スルー):MIDI IN1 で受信したMIDI メッセージを、そのまま送信します

M(OUTPUT)

A(MIX) OUTPUT(アウトプット)ジャック(L(MONO)、R)アンプやミキサーに音声信号をステレオ(L/R)で出力します。モノで出力するときは、L 側に接続してください。(クイック・スタート P.7)

SYSTEM SETUP のMix/Parallel パラメーターを「MIX」に設定したときの出力先になります。(P.109、P.112、P.116、P.118)

※ 工場出荷時の設定で、すべてのプリセット・パッチはこのジャックから出力されます。

N(OUTPUT)

B 、C、DOUTPUT(アウトプット)ジャック(L、R)アンプやミキサーに音声信号をステレオ(L/R)で出力します。(クイック・スタート P.7)

O(OUTPUT)

1 ~ 8 INDIVIDUAL OUTPUT(インディビジュアル・アウトプット)ジャックアンプやミキサーに音声信号をモノで出力します。(クイック・スタート P.7)

P(DIGITAL AUDIO OUT)

R-BUS(RMDB 2)コネクター(OUTPUTA-D/1-8)8 アウトの24 ビット・デジタル・オーディオ・コネクターです。ローランドVM-3100Pro やDIF-ATなどと接続します。

R-BUS(RMDB 2)コネクターには取扱説明書に記載されているR-BUS搭載機器だけを接続してください。故障の原因になりますので、たとえ端子の形状が同じでも、SCSI 接続タイプやRS-232C 接続タイプ、パラレル接続タイプの機器を接続することは絶対におやめください。接続には専用のR-BUS(RMDB 2)ケーブルをお使いください。

RMDB II 、RMDB 2 およびR-BUSは、ローランドの同一規格です。

WORD CLOCK IN(ワードクロック・イン)コネクター(44.1/48kHz)外部デジタル機器を同期させるためのワードクロックを入出力するコネクターです(BNC タイプ)。(P.124)

K L

PQ

N M

O

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各部の名称と働き

S/P DIF OUT コネクターオプティカル・タイプとコアキシャル・タイプのデジタル・アウト・コネクターです。S/P DIFに準拠しています。

S/P DIF:デジタル・インタフェースのフォーマットのひとつで民生用のデジタルオーディオ機器に使われています。

※ オプティカル・コネクター保護キャップについて

• 保護キャップをはずしたら、なくさないように保管して

ください。

• オプティカル・コネクターを使わないときは、コネク

ター保護のため保護キャップを装着しておいてください

• オプティカル・コネクターを使う場合、はずした保護

キャップはお子さまの手の届かないところへ置いてください。誤って保護キャップを飲み込んだときは、直ちに医師と相談してください。

Q

SCSI(スカジー)コネクターD-SUB 25ピンタイプの SCSIコネクターです。SCSI機器(CD-ROMドライブ、Zip ドライブ、ハードディスク)を接続します。

ID スイッチを回して、SCSI ID が他のSCSI 機器と重ならないように設定します。(P.238)

※ XV-5080 において、ID スイッチの「8」および「9」は使用しません。

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1

第1章 音色を選んで鳴らす

本体だけで音を鳴らす(フレーズ・プレビュー)XV-5080 はMIDI キーボードやシーケンサーを接続しなくても、パッチの種類(カテゴリー)ごとに用意された最適なフレーズで音色の確認をすることができます。

1. [PATCH]を押して、インジケーターを点灯させます。

2. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して

パッチを選びます。

3. VOLUMEつまみを押し続けます。

つまみを押している間、あらかじめ用意されたフレーズでパッチが鳴ります。

※ リズム・セットを選んでいるときも同様に、フレーズ・プレビューを行うことができます。この場合、ドラムのフレーズが鳴ります。また、パフォーマンスを選んでいるときは、現在選んでいるパートのパッチまたはリズム・セット(ドラム)のフレーズが鳴ります。

※ USER グループのパッチや別売のウェーブ・エクスパンション・ボード(SRX/SR-JV80 シリーズ)のパッチには、適切な音域で発音されないものがあります。このよ

うな場合は、[ ]/[ ]を押して(オクターブ・シフト機能 P.23)音域を適切な状態に合わせてください。

※ フレーズの音域が、パッチの各トーンの発音域(P.132)やパフォーマンスの各パートの発音域(P.161)より広い場合は、はみ出した部分のフレーズは鳴りません。

プレビュー発音の種類を選ぶプレビューの鳴り方を「フレーズで鳴らす (PHRASE)」「和音で鳴らす(CHORD)」「1音ずつ鳴らす(SINGLE)」の中から選べます。fig.01-000_70(画面図)

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点灯

させます。

SYSTEM 画面が表示されます。

※ インジケーターが点滅してるときは、UTILITYモードになっています。この場合、もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させてください。

2. [F5(Preview)]を押します。

3. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルを設定するパラメーターに合わせます。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、値を設定します。

5. [EXIT]を押して、元の画面に戻ります。

Preview Mode(プレビュー・モード)PHRASE:パッチの種類(カテゴリー)ごとに用意されたフレーズを鳴らします。

CHORD:Preview Note Number で設定した音を同時に鳴らします。

SINGLE:Preview Note Number で設定した音を1音ずつ順番に鳴らします。

Preview 1~ 4 Note Number(プレビュー1 ~ 4 ノート・ナンバー)Preview Mode で「SINGLE」や「CHORD」を選んだときに鳴らす4つの音(C -1~G9)を設定します。

※ Preview Mode で「PHRASE」を選んだときは、この設定は無効になります。

Preview 1~ 4 Velocity(プレビュー1 ~4 ベロシティー)Preview Mode で「SINGLE」や「CHORD」を選んだときに鳴らす4つの音の音量(0~ 127)を設定します。

※ Preview Mode で「PHRASE」を選んだときは、この設定は無効になります。

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第1章 音色を選んで鳴らす

第1章

他のMIDI 機器(MIDI キーボードなど)を使って鳴らすXV-5080 は他の機器からMIDI データを受信して発音します。このとき、送信側の機器(MIDI キーボードなど)とXV-5080 のMIDI チャンネルを合わせる必要があります。

送信側のMIDI 送信チャンネルの合わせかたは、送信側機器の取扱説明書を参照してください。

受信チャンネルを設定する

パッチ・モードパッチを鳴らすには、MIDI チャンネルを次の手順で合わせます。

1. [SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させま

す。

※ インジケーターが点滅してるときは、UTILITYモードになっています。この場合、もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させてください。

2. [F3(MIDI)]を押します。

3. [ ]/[ ]を押して、カーソルを Patch/Rhy Rx

Channel に合わせます。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、値を設定します。

5. 設定が終わったら[EXIT]を押します。

パフォーマンスの各パートパフォーマンスを鳴らすときは、各パートのMIDI チャンネルを合わせます。

1. 使用するパフォーマンスを選びます。

2. [F4(MIDI)]を押します。

3. PART SELECT [1/17]~[16/32]で鳴らしたい

パートを選びます。パート17 から32 を選ぶときは、[1-16/17-32]ボタンを押してインジケーターを点灯させてから、PART SELECT[1/17]~[16/32]ボタンを押します。

インジケーターが点灯し、画面左上にパート・ナンバーが表示されます。

4. [ ]/[ ]を押して、カーソルを Receive Channel

に合わせます。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

値を設定します。

6. 設定が終わったら[EXIT]を押します。

モード(パッチ、パフォーマンス、リズム・セット)を選ぶXV-5080 には、パッチ・モードの他にパフォーマンス・モード、リズム・セット・モード、GM2モードといったモードがあります。

各モードはMODE のボタン(PERFORM/PATCH/RHYTHM/GM)を押すことにより、簡単に切り替えることができます。fig.01-001(モード部)

PERFORM(パフォーマンス・モード)マルチティンバー音源として使ったり、パフォーマンスの設定を変更したりするモードです。

PATCH(パッチ・モード)単一のパッチを使って鍵盤を演奏したり、パッチの設定を変更したりするモードです。

RHYTHM(リズム・セット・モード)リズム・セットを鍵盤で演奏したり、リズム・セットの設定を変更したりするモードです。XV-5080 では、リズム・セットはパフォーマンスのどのパートでも使用でき、リズム・セット用にマルチエフェクトの設定もできます。

GM(GM2 モード)XV-5080 の音源を GM2 に合致した音源として働かせるモードです

GM(General MIDI)とは、音源の MIDI 機能の仕様を、メーカーを越えて標準化することを目的とした推奨規定です。GM に合致した音源やミュージックデータには GM マー

クがついており、GM マーク( )のついたミュージックデータは、GM マークつきの音源であればどれでもほぼ同じ演奏表現ができます。

GM2( )は、より高度な演奏表現と互換性を実現させるために決められた、GM の上位互換の推奨規定です。従来の GM で規定されていなかった音色のエディットやエ

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第1章 音色を選んで鳴らす

フェクトなどの動作仕様が細かく規定され、音色も拡張されています。GM2 に対応する音源は、GM、GM2のどちらのマークのついたミュージックデータも、正しく再生できます。なお、GM2 の追加規定を含まない従来の GM を「GM1」と呼んで、両者を区別することがあります。

パフォーマンス、パッチ、リズム・セットは、それぞれ次のようなグループに分けられています。

PATCH RHYTHM PERFORM

USER 1 ~ 128 1, 2, 3, 4 1 ~ 64

CARD ※ ※ ※

PR-A 1 ~ 128 1, 2 1 ~ 32

PR-B 1 ~ 128 1, 2 1 ~ 32

PR-C 1 ~ 128 1, 2 ---

PR-D 1 ~ 128 1, 2 ---

PR-E 1 ~ 128 1, 2 ---

PR-F 1 ~ 128 1, 2 ---

PR-G 1 ~ 128 1, 2 ---

PR-H 1 ~ 256 1 ~ 9 ---

XP-A ※ ※ ---

: : : :

XP-H ※ ※ ---

--- : ありません ※ : 種類によって異なります

サウンド・ライブラリーを選ぶXV-5080 では、音色データが記録されている場所をサウンド・ライブラリーと呼びます。サウンド・ライブラリーは、USER、CARD、PRESET、EXP の 4つのグループに分かれています。

各グループはSOUND LIBRARYのボタン(USER/CARD/PRESET/EXP)を押すことによって簡単に選ぶことができます。fig.01-002(サウンド・ライブラリー部)

USER(ユーザー)XV-5080 本体内の、書き替えることができる音色グループです。自分で作った音色は、ここに保存します。

CARD(カード)MEMORY CARD スロットに挿入した別売のメモリー・カード(スマートメディア)に入っている音色を使うグループです。

カード内のファイルにバンク(CD-A ~H)を割り当てておくことによって、ユーザー・メモリーにファイルを読み込まなくても、直接カード内の音色を選択することができます。(P.193)

PRESET(プリセット)XV-5080 本体内の、書き替えることができない音色グループです。パフォーマンスはPR-A, B のみです。ただし、設定は変更できるので「ユーザー」にその設定を記憶させることができます。

EXP(エクスパンション)EXP-A ~H スロットに装着したウェーブ・エクスパンション・ボード(SRXシリーズ、SR-JV80 シリーズ:別売)に入っている音色を使うグループです。書き替えはできませんが、設定は変更できるので「ユーザー」にその設定を記憶させることができます。内蔵されているパッチやリズム・セットの数は、ウェーブ・エクスパンション・ボードによって異なります。パフォーマンスはありません。(ウェーブ・エクスパンション・ボードを取りつけるときの注意 クイック・スタート P.3)

※ EXPの音色は所定のスロットにウェーブ・エクスパンション・ボードが装着されていないと選べません。

※ CARDの音色は MEMORY CARD スロットにスマートメディアが挿入されていないと選べません。

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第1章 音色を選んで鳴らす

第1章

音色を選ぶ

基本操作で音色を選ぶ音色はVALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して選びます。

VALUE ダイヤル値を大きく変更するには

VALUE ダイヤルを押しながら回します。または、[SHIFT]を押しながらVALUE ダイヤルを回します。

[INC]/[DEC]値を速く大きくするには

[INC]を押しながら[DEC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[INC]を押します。

値を速く小さくするには

[DEC]を押しながら[INC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[DEC]を押します。

[INC]/[DEC]を押したままにすると、バンク(A~ H)の先頭(001)で止まります。さらに続けるときは、ボタンを押しなおします。

カテゴリー別にパッチを選ぶ(パッチ・ファインダー)XV-5080 には、目的のパッチを素早く選ぶために「パッチ・ファインダー」という機能が用意されています。

1. [PATCH]を押して、インジケーターを点灯させます。

2. [PATCH FINDER]を押して、インジケーターを点灯させます。

PATCH PLAY画面内にカテゴリーが表示されます。fig.01-003_70(画面図)

[ ]/[ ]を押して、カテゴリーを選ぶことができます。

この状態で、VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]ボタンを押すことによって、現在選んでいるカテゴリーのパッチを選ぶことができます。

選べるカテゴリーの内容について、詳しくは取扱説明書の20 ページをご覧ください。

さらに多くの情報が欲しいときは、次の操作をします。

3. VALUE ダイヤルを押します。

グループ・リスト・ウィンドウが表示されます。

4. VALUE ダイヤルを回して、グループを選びます。

5. [F6(Select)]を押すと、カテゴリー・リスト・ウィン

ドウが表示されます。

6. VALUE ダイヤルを回してカテゴリーを選び、[F6

(Select)]を押すと、選んだカテゴリーのパッチが10個ずつ表示されます。

fig._70(画面図)

7. VALUE ダイヤルを回して、目的のパッチにカーソルを合わせます。

VOLUMEつまみ(PHRASE PREVIEW)を押すと、現在選ばれているパッチを聴くことができます。

8. VALUE ダイヤル(SOUND LIST)を押して、PATCH

PLAY 画面に戻ります。

9. [PATCH FINDER]を押して、インジケーターを消灯さ

せます。

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第1章 音色を選んで鳴らす

選べるカテゴリーは次のとおりです。

カテゴリー・グループ カテゴリー 内容

- - - NO ASSIGN カテゴリーに分類していないもの

PianoPNO AC.PIANO アコースティック・ピアノEP EL.PIANO エレクトリック・ピアノ

Keys&OrganKEY KEYBOARDS その他のキーボード

(クラビ、ハープシコードなど)BEL BELL ベル、ベル・パッドMLT MALLET マレットORG ORGAN エレクトリック・オルガン、

チャーチ・オルガンACD ACCORDION アコーディオンHRM HARMONICA ハーモニカ、ブルース・ハープ

GuitarAGT AC.GUITAR アコースティック・ギターEGT EL.GUITAR エレクトリック・ギターDGT DIST.GUITAR ディストーション・ギター

BassBS BASS アコースティック・ベース、

エレクトリック・ベースSBS SYNTH BASS シンセ・ベース

OrchestralSTR STRINGS ストリングスORC ORCHESTRA オーケストラ・アンサンブルHIT HIT&STAB オーケストラ・ヒット、ヒット

WND WIND 木管楽器(オーボエ、クラリネットなど)

FLT FLUTE フルート、ピッコロ

BrassBRS AC.BRASS アコースティック・ブラスSBR SYNTH BRASS シンセ・ブラスSAX SAX サックス

SynthHLD HARD LEAD シンセ・リード(ハードなもの)SLD SOFT LEAD シンセ・リード(ソフトなもの)TEK TECHNO SYNTH テクノ・シンセPLS PULSATING 鼓動音FX SYNTH FX シンセ FX(ノイズなど)

SYN OTHER SYNTH ポリ・シンセ

PadBPD BRIGHT PAD パッド・シンセ(明るいもの)SPD SOFT PAD パッド・シンセ(ソフトなもの)VOX VOX ボックス、クワイア

EthnicPLK PLUCKED 撥弦楽器(ハープ、民族

楽器など)ETH ETHNIC その他の民族楽器FRT FRETTED フレットのある撥弦楽器

(マンドリンなど)

Rhythm&SFXPRC PERCUSSION パーカッション類SFX SOUND FX サウンド・エフェクトBTS BEAT&GROOVE ビート、グルーブDRM DRUMS ドラム・セットCMB COMBINATION スプリットやレイヤーを

使ったその他のパッチ

内部の仕組み

音色を選ぶと、音色データはテンポラリー・エリアという一時的な記憶場所に読み込まれます。XV-5080は、このエリアのデータにしたがって発音します。

テンポラリー・エリアのデータは、

• 音色を切り替えるたびに入れ替わります。

• 電源を切ると失われます。fig.01-Int

パフォーマンス、パッチ、リズム・セットのエディットは、テンポラリー・エリアに読み込まれたデータの設定を変更します。テンポラリー・エリアのデータは一時的なものですから、残しておきたいときは保存操作をします。(P.192)

選�択�

選�択�

選�択�

選�択�

保�存�

保�存�

書き替えできる領域��USER

XP-A, B, C, D, E, F, G, H

書き替えできない領域��PR-A~G�PR-H (General MIDI)

本体内蔵音色�

パフォーマンス��

パッチ�リズム・セット�

テンポラリー・エリア�

ウェーブ�エクスパンション・ボード�DATAカード�

20

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第1章 音色を選んで鳴らす

第1章

外部機器からMIDIメッセージで選ぶXV-5080 はMIDI データを受信することで、パッチ(パフォーマンスの各パートのパッチを含む)やリズム・セットを切り替えることができます。

パッチ / リズム・セットの場合

1. [PATCH]/[RHYTHM]を押して、どちらかのインジ

ケータを点灯させます。

2. 外部MIDI 機器の送信チャンネルとXV-5080の受信チャ

ンネル Patch/Rhy Rx Chl(P.210)を合わせます。

外部MIDI 機器の設定については、その機器の取扱説明書を参照してください。

3. XV-5080 にバンク・セレクトMSB(コントローラー・

ナンバー 0)の値を送信します。

「87」ならパッチが、「86」ならリズム・セットが選択されます。

4. つぎにバンク・セレクトLSB(コントローラー・ナン

バー 32)の値を送信します。

5. プログラム・チェンジの値を送信します。

パッチ/リズム・セットが切り替わります。

※ XV-5080 では、バンク・セレクトを受信せずにプログラム・チェンジのみを受信すると、プリセット、ユーザーなど指定されたグループ内でパッチやリズム・セットに切り替わります。

各グループのパッチやリズム・セットは、次のバンク・セレクト・ナンバーに対応しています。

パッチ

パッチ パッチ バンク・セレクト プログラムグループ ナンバー ナンバー ナンバー

MSB LSB

USER 001 ~ 128 87 00 001 ~ 128

PR-A 001 ~ 128 87 64 001 ~ 128

PR-B 001 ~ 128 87 65 001 ~ 128

PR-C 001 ~ 128 87 66 001 ~ 128

PR-D 001 ~ 128 87 67 001 ~ 128

PR-E 001 ~ 128 87 68 001 ~ 128

PR-F 001 ~ 128 87 69 001 ~ 128

PR-G 001 ~ 128 87 70 001 ~ 128

CD-A 001 ~ 128 87 32 001 ~ 128

… … … … …

CD-H 001 ~ 128 87 39 001 ~ 128

XP-A *1 *1 *1 *1

… … … … …

XP-H *1 *1 *1 *1

※ 1 装着しているウェーブ・エクスパンション・ボードによって異なります。

バンク・セレクト・ナンバーはウェーブ・エクスパンション・ボード自体に固有のナンバーが割り振られています。

シリーズの番号によって、つぎのようにMSB/LSB が決まります。パッチ パッチ バンク・セレクトグループ ナンバー ナンバー

MSB LSB

SR-JV80-01 001 - 128 89 00

SR-JV80-01 129 - 256 89 01

SR-JV80-02 001 - 128 89 02

SR-JV80-02 129 - 256 89 03

… … … …

SR-JV80-65 001 - 128 91 00

SR-JV80-65 129 - 256 91 01

21

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第1章 音色を選んで鳴らす

リズム・セット

リズム・セット リズム・セット バンク・セレクト プログラムグループ ナンバー ナンバー ナンバー

MSB LSB

USER 1, 2, 3, 4 86 00 1, 2, 3 , 4

PR-A 001, 002 86 64 001, 002

PR-B 001, 002 86 65 001, 002

PR-C 001, 002 86 66 001, 002

PR-D 001, 002 86 67 001, 002

PR-E 001, 002 86 68 001, 002

PR-F 001, 002 86 69 001, 002

PR-G 001, 002 86 70 001, 002

CD-A 1, 2, 3, 4 86 32 1, 2, 3, 4

… … … … …

CD-H 1, 2, 3, 4 86 39 1, 2, 3, 4

XP-A *1 *1 *1 *1

… … … … …

XP-H *1 *1 *1 *1

※ 1 装着しているウェーブ・エクスパンション・ボードによって異なります。

バンク・セレクト・ナンバーはウェーブ・エクスパンション・ボード自体に固有のナンバーが割り振られています。

シリーズの番号によって、つぎのようにMSB/LSB が決まります。リズム・セット リズム・セット バンク・セレクトグループ ナンバー ナンバー

MSB LSB

SR-JV80-01 001 - 128 88 00

SR-JV80-01 129 - 256 88 01

SR-JV80-02 001 - 128 88 02

SR-JV80-02 129 - 256 88 03

… … … …

SR-JV80-65 001 - 128 90 00

SR-JV80-65 129 - 256 90 01

パフォーマンスの場合

1. [PERFORM]を押して、インジケーターを点灯させま

す。

2. 外部MIDI機器の送信チャンネルとXV-5080の Perform

Ctrl Ch(P.210)を合わせます。

外部MIDI 機器の設定については、その機器の取扱説明書を参照してください。

3. XV-5080 にバンク・セレクトMSB(コントローラー・ナンバー 0)の値を送信します。

4. つぎにバンク・セレクトLSB(コントローラー・ナン

バー 32)の値を送信します。

5. プログラム・チェンジの値を送信します。

パフォーマンスが切り替わります。

※ XV-5080 では、バンク・セレクトを受信せずにプログラム・チェンジのみを受信すると、同一グループ(プリセットまたはユーザー)内でパフォーマンスが切り替わります。

パートに割り当てられているパッチまたはリズム・セットを切り替えることもできます。操作のしかたは、クイック・スタート「パートに割り当てているパッチを替える (P.23)」をご覧ください。

各グループのパフォーマンスは、次のバンク・セレクト・ナンバーに対応しています。

パフォーマンス

パフォーマンス パフォーマンス バンク・セレクト プログラム

グループ ナンバー ナンバー ナンバー

MSB LSB

USER 001 ~ 064 85 00 001 ~ 064

PR-A 001 ~ 032 85 64 001 ~ 032

PR-B 001 ~ 032 85 65 001 ~ 032

CD-A 001 ~ 064 85 32 001 ~ 064

… … … … …

CD-H 001 ~ 064 85 39 001 ~ 064

Patch/Rhy Rx Ch と Perform Ctrl Ch を同じに設定した場合、バンク・セレクトとプログラム・チェンジを送信することで、パッチ、リズム・セット、パフォーマンス間の切り替えが可能です。

パッチ、パフォーマンス、GM2モード間の切り替えパッチ、パフォーマンス、GM2モード間の切り替えをするには、次のエクスクルーシブ・メッセージをXV-5080 に送信します。(メッセージは16 進表記です。)

パッチ/リズムセットに切り替えるには (Sys Ex.)

F0 41 10 00 10 12 00 00 00 00 01 7F F7

パフォーマンスに切り替えるには

F0 41 10 00 10 12 00 00 00 00 00 00 F7

GM2モードに切り替えるには

F0 41 10 00 10 12 00 00 00 00 03 7D F7

3 バイト目のMIDI メッセージ“10”はデバイスID ナンバーを表しています。“10”(16進表記。10 進表記では16)は出荷時の値です。(デバイス ID ナンバーは、XV-5080 のディスプレイ表示では17 と表示されます。送信メッセージは、この値から1引いた値(16)になります。)デバイス ID ナンバーを変更している場合(P.210)は、3バイト目をその値に合わせて送信してください。

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第1章 音色を選んで鳴らす

第1章

パッチの音の高さをオクターブ単位で変える(オクターブ・シフト)パッチ・モードで手軽にパッチ全体の音の高さを変えることができます。

[ ]/[ ]を押すたびにオクターブ単位で音の高さが変わります。±3オクターブ設定できます。fig.01-004

パッチの鳴らしかた(ポリフォニック/モノフォニック)を選ぶパッチを複数の音で同時に鳴らす(ポリフォニック)か、一音ずつ最後にキーを押した音だけを鳴らす(モノフォニック)かを選ぶことができます。

1. 使用するパッチを選びます。(P.19)

2. [F1(Common)]を押します。

3. [F2(Control)]を押します。fig.01-005(画面図)

4. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルをKey Assign に合わせます。

5. VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、

値を設定します。

6. 設定が終わったら[EXIT]を押します。

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第2章 エフェクトを使う

XV-5080 には以下の4系統のエフェクターが内蔵されており、各エフェクターは独立した設定ができます。

マルチエフェクト

マルチエフェクトには90 種類のエフェクト・タイプがあります。90 種類の中には、ディストーション、ディレイなどの単一のエフェクターで構成されたもののほか、それらを組み合わせた複合タイプもあります。また、マルチエフェクトのエフェクト・タイプの中にもコーラス、リバーブがありますが、以下のコーラス、リバーブとは別系統でエフェクトをかけることができます。パフォーマンス・モードでは、このマルチエフェクトを3個、それぞれ独立して使うことができます。

コーラス

コーラスは音に厚みや広がりを与えるエフェクターです。

リバーブ

リバーブはホールで音を鳴らしているような響きを与えるエフェクターです、

イコライザー

音の周波数成分レベルを増減して、音質を変えるエフェクターです。

※ イコライザーは、システム・モード(P.209)で設定します。

エフェクトをオン/オフするXV-5080 に内蔵されている各エフェクター(マルチエフェクト、コーラス、リバーブ、EQ)は、XV-5080全体でオン/オフの設定ができます。

1. [EFFECTS ON/OFF]ボタンを押して、インジケー

ターを点灯させます。

EFFECTS On/Off ウィンドウが表示されます。fig.02-001_70(画面図)

2. 各エフェクトに対応する[F2]~[F5]を押して、オン/オフします。

3. [EFFECTS ON/OFF]ボタンを押して、インジケー

ターを消灯させます。

原音を聴きながら音作りをするときや、内蔵エフェクターを使わず外部エフェクターを使うときは、この設定を「OFF」にするとよいでしょう。

パッチ・モードでの設定4 トーン・パッチあるいはマルチパーシャル・パッチごとにマルチエフェクト、コーラス、リバーブを設定することができ、各トーンあるいは各パーシャルに同じ効果がかけられます。それぞれのエフェクトに送る信号のレベルを変えることで、各トーンや各パーシャルのエフェクトのかかり具合を変えることができます。fig.02-002_70(xv_p214 トーン )

fig.02-003_70(マルチパーシャル )

エフェクトの設定は、まず4トーン・パッチでは ToneOutput Assign(トーン・アウトプット・アサイン)、マルチパーシャル・パッチではSplit Key Output Assign(スプリット・キー・アウトプット・アサイン)を決定するということが基本になります。

目的に応じて、Output Assignを次の設定値の中から選びます。

MFX:マルチエフェクト、コーラス、リバーブを使うときに設定します。

A~ D:マルチエフェクトを使わず、ステレオで出力させるときに設定します。コーラス、リバーブは使用できます。

1~ 8:マルチエフェクトを使わず、モノで出力させるときに設定します。コーラス、リバーブは使用できます。このときコーラス音およびリバーブ音は、コーラス・アウトプット・アサインまたはリバーブ・アウトプット・アサインの設定にしたがってステレオで出力されます。

Chorus

Reverb

TONE Multi-Effects

4 TONE Patch

Chorus

Reverb

Partial Multi-Effects

Multi-Partial Patch

88 Partials

A0

C8

4

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第2章 エフェクトを使う

第2章

設定値に応じて、画面は次のように表示されます。

• MFXのときfig.02-004_70(画面図)

• A ~D のときfig.02-005_70(画面図)

• 1 ~ 8 のときfig.02-006_70(画面図)

設定の基本手順は以下のとおりです。

1. 設定するパッチを選びます。

2. [F6(Effects)]を押します。

Patch Effect 画面が表示されます。

3. [F1(General)]を押します。

General 画面が表示されます。fig.02-007_70(画面図)

4. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルを設定したいパラメーターに合わせます。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

値を設定します。

※ 設定を間違えてしまったときや音色が気に入らない場合は、[UNDO]を押してこのパラメーターにカーソルを合わせたときの値に戻すことができます。

6. 3 ~ 5 を繰り返してエフェクトを設定します。

7. [EXIT]を押して、PATCH Play 画面に戻ります。

パッチ・ネームの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

fig.02-008_70(* 付きパッチ画面)

※ マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチなどに切り替えると、変更したパッチの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(P.192)

※ マルチパーシャル・パッチの場合は、[F6(MIDISel)]を押すことで、エディット対象のパーシャルをMIDIキーボードから選択できるようになります。

※ [MFX]/[CHO]/[REV]をそれぞれオフにするとGeneral 画面ではオフにしたエフェクターの枠が破線で表示されます。

※ General 画面が表示されているときに、[F6(Palette)]を押すと、4つのトーンの値がディスプレイにまとめて表示され、各トーンの設定を比較しながら設定することができます。[F6(→Tone 1)]を押すと、General 画面に戻ります。[F6]には、戻る先のトーン・ナンバーが表示されています。

Split Key Edit Mode(スプリット・キー・エディット・モード)

マルチパーシャル・パッチをエディットするときの、キーの適用範囲を設定します。

設定値

1KEY:1 キーごとに設定します。

PTL:該当するパーシャルが割り当てられているすべてのキーに対して設定します。

ALL:パーシャルが割り当てられているすべてのキーに対して設定します。

各エフェクターへの出力を設定するトーンおよびパーシャルの出力先とレベル、およびコーラス、リバーブへのセンド・レベルを設定します。

Effects General 画面で次のパラメーターを設定します。

Output Assign(アウトプット・アサイン)

設定値

MFX:マルチエフェクトを通して信号を出力します。出力先は、マルチエフェクトの設定に従います。

A~ D:OUTPUT A ~D ジャックに出力します。

1~ 8:INDIVIDUAL 1 ~ 8 ジャックに出力します。

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第2章 エフェクトを使う

Dry Send Level(ドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

アウトプット・アサインで設定した出力先へ送る信号のレベルを設定します。

Chorus Send Level(コーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスへ送る信号のレベルを設定します。

Reverb Send Level (リバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブへ送る信号のレベルを設定します。

マルチエフェクトの設定をするマルチエフェクトの種類、パラメーター、出力先などを設定します。

Effects General 画面で次のパラメーターを設定します。

MFX Type(マルチエフェクト・タイプ)

使用するマルチエフェクトを90 種類の中からを選びます。エフェクトの種類については、「各マルチエフェクト(MFXType)の設定パラメーター(P.41)」をご覧ください。

MFX Dry Send Level(マルチエフェクト・ドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をOUTPUT ジャックへ出力するレベルを設定します。

MFX Chorus Send Level(マルチエフェクト・コーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をコーラスへ送るレベルを設定します。

MFX Reverb Send Level(マルチエフェクト・リバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をリバーブへ送るレベルを設定します。

MFX Output Assign(マルチエフェクト・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

マルチエフェクトを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

Effects General 画面で[F2(MFX Prm)]を押すと、MFXParam 画面が表示されます。

MFX Parameter

使用するマルチエフェクトのパラメーターを設定します。各エフェクトのパラメーターの詳細については、「各マルチエフェクト(MFX Type)の設定パラメーター(P.41)」をご覧ください。

Effects General 画面で[F3(MFX Ctl)]を押すと、MFXControl 画面が表示され次のようなパラメーターが設定できます。

MFX Control 1 ~ 4 Source(MFX コントロール1~4ソース)

マルチエフェクトのパラメーターを変化させるコントロール・ソース、そのコントロール・ソースで変化させるパラメーターとセンスを設定します。

設定値

OFF:コントローラーを使いません。

CC01~ 95:コントローラー・ナンバー1~95(32を除く)

PITCH BEND:ピッチ・ベンド

AFTERTOUCH:アフタータッチ

SYS-CTRL 1~ 4:システム・コントロール1~4

MFX Control Destination 1 ~ 4(MFXコントロール・ディスティネーション 1~ 4)

MFXコントロール1~ 4ソースでコントロールするマルチエフェクトのパラメーターを選びます。選べるパラメーターの種類は、MFX Type で設定したマルチエフェクトの種類によって異なります。

MFX Control 1 ~ 4 Sens(MFX コントロール1~ 4センス)

設定値:-63 ~ +63

設定したパラメーターの値を現在の値からプラス方向(大きい値、右方向、速いなど)に変化させるときはプラスの値に、マイナス方向(小さい値、左方向、遅いなど)の変化させるときはマイナスの値に設定します。数値が大きいほど変化は大きくなります。

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第2章 エフェクトを使う

第2章

コーラスの設定をするXV-5080 では、コーラス部をディレイとしても使うことができます。

ここでは、コーラスかディレイの選択、コーラス/ディレイ音の鳴らしかたや出力のしかたなどを設定します。

Effects General 画面で次のパラメーターを設定します。

Chorus Type(コーラス・タイプ)

設定値

0(Off):コーラス/ディレイを使いません。

1(Chrus):コーラスを使います。

2(Delay):ディレイを使います。

Chorus Output Select(コーラス・アウトプット・セレクト)

コーラスを通した信号の出力先を設定します。

設定値

MAIN:OUTPUT ジャックに信号を出力します。fig.02-009(XVp.24)

REV:リバーブのみに信号を出力します。fig.02-010(XVp.24)

M+R:OUTPUTジャックおよびリバーブに信号を出力します。fig.02-011(XVp.24)

Chorus Level(コーラス・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスを通した信号の出力レベルを設定します。

Chorus Output Assign(コーラス・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

コーラス・アウトプット・セレクトで「MAIN」または「M+R」を選択したときの信号(MAIN)を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

General 画面で[F4(Chorus)]を押すと、Chorus 画面が表示され次のようなパラメーターが設定できます。

Type:1(CHORUS)の場合

Rate(コーラス・レイト)

設定値:0.05 ~ 10.00 Hz

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

設定値:0 ~ 127

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Feedback(コーラス・フィードバック)

設定値:0 ~ 127

コーラスを通した音を再びコーラスの入力に戻す(フィードバック)量を設定します。値を大きくするほど複雑なコーラス効果がかかります。

Phase(フェイズ)

設定値:0 ~ 180 度

コーラス音の広がり具合を設定します。

Pre Delay(コーラス・プリ・ディレイ)

設定値:0.0 ~ 100 ms

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

値を大きくするほど音が広がります。

Type(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

設定値

OFF:フィルターを使いません。

LPF:カットオフ・フリケンシーの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:カットオフ・フリケンシーの値より上の周波数帯域をカットします。

Cutoff freq(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

設定値

200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600,2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz

OUTPUT

OUTPUTChorus Input

Chorus Reverb

OUTPUT

OUTPUT

Chorus Input

Reverb Input

Chorus

Reverb

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第2章 エフェクトを使う

Type:2(DELAY)の場合

Center(ディレイ・センター)

設定値:200~ 1000 ms、音符

中央に定位したディレイ音のディレイ・タイム(音を遅らせる時間)を調整します。

Left(ディレイ・レフト)

設定値:200~ 1000 ms、音符

左に定位したディレイ音のディレイ・タイム(音を遅らせる時間)を調整します。

Right(ディレイ・ライト)

設定値:200~ 1000 ms、音符

右に定位したディレイ音のディレイ・タイム(音を遅らせる時間)を調整します。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻したディレイ音について、高域成分をカットするときの基準周波数を設定します。カットしないときはBYPASS に設定します。

設定値

200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600,2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz,BYPASS

Feedback(フィードバック)

設定値:-98 ~ +98 %

フィードバック量を調整します。フィードバック量を変えると、ディレイ音のくり返し回数が変化します。値を (-) にすると位相を反転したフィードバック音を出力します。

Center(ディレイ・センター・レベル)

設定値:0 ~ 127

中央に定位したディレイ音のレベル(大きさ)を調整します。

Left(ディレイ・レフト・レベル)

設定値:0 ~ 127

左に定位したディレイ音のレベル(大きさ)を調整します。

Right(ディレイ・ライト・レベル)

設定値:0 ~ 127

右に定位したディレイ音のレベル(大きさ)を調整します。

リバーブの設定をするリバーブまたはディレイの種類、リバーブ音の鳴らし方、出力のしかたなどを設定します。

Effects General 画面で次のパラメーターを設定します。

Reverb Type(リバーブ・タイプ)

リバーブの種類を選びます。

設定値

0(Off):リバーブを使いません。

1(Revrb):基本的なリバーブです。

2(Room):ROOMの残響音をより細かくシミュレートしたリバーブです。

3(Hall):HALLの残響音をより細かくシミュレートしたリバーブです。

4(Plate):プレート・エコー(金属板を利用したリバーブ)をシミュレーションしたリバーブです。金属的な響きがえられます。

Reverb Level(リバーブ・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブを通した信号の出力レベルを設定します。

Reverb Output Assign(リバーブ・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

リバーブを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

General 画面で[F5(Reverb)]を押すと、Reverb 画面が表示され次のようなパラメーターが設定できます。

Type:1(REVERB)の場合

Type(リバーブ/ディレイ・タイプ)

リバーブ(またはディレイ)の種類を設定します。

設定値

ROOM1:リバーブ音が短く、密度の濃いリバーブ

ROOM2:リバーブ音が短く、密度の薄いリバーブ

STAGE1:後部リバーブ音の多いリバーブ

STAGE2:初期反射の強いリバーブ

HALL1:澄んだ響きのリバーブ

HALL2:豊かな響きのリバーブ

DELAY:一般的なディレイ

PAN-DELAY:反射音が左右にパンニング(移動)するディレイ

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第2章 エフェクトを使う

第2章

Time(リバーブ/ディレイ・タイム)

設定値:0 ~ 127

Type がROOM1~ HALL2 のときはリバーブが続く時間を、DELAYと PAN-DELAYのときはディレイ・タイム(遅延時間)を設定します。

値が大きくなるほど空間が広く感じられます。

HF Damp(リバーブ/ディレイ・HFダンプ)

リバーブ音の高域成分をカットする基準周波数を設定します。

周波数を低くするほど高域成分がカットされ、やわらかなリバーブ音になります。カットしないときはBYPASS に設定します。

設定値

200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600,2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz,BYPASS

Feedback(ディレイ・フィードバック)

設定値:

Type がDELAY とPAN-DELAY のとき、ディレイ音を再びディレイの入力に戻す(フィード・バック)量を設定します。

値が大きくなるほどディレイ音が持続します。

Type:2(SRV ROOM)/3(SRV HALL)/4(SRV PLATE)の場合

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

設定値:0.0 ~ 100 ms

原音が鳴ってからリバーブ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Time(リバーブ・タイム)

設定値:0 ~ 127

リバーブ音の余韻の長さを設定します。

Size(サイズ)

設定値:1 ~ 8

部屋/ホールの大きさを調整します。値が大きい程大きくなります。

High Cut(ハイ・カット・フリケンシー)*1

最終出力音の高域成分をカットする基準周波数を設定します。カットしないときは BYPASS に設定します。

Density(リバーブ・デンシティー)

設定値:0 ~ 127

リバーブ音の密度を調整します。値が大きいほど濃密な音になります。

Diffusion(リバーブ・ディフュージョン)

設定値:0 ~ 127

リバーブ音の密度の時間変化を調整します。値が大きいほど時間が経つに従って、濃密な音になります。(リバーブタイムを長くした場合に効果がよくあらわれます。)

LF Damp Freq(LFダンプ・フリケンシー)*2

リバーブ音の低域成分をカットする基準周波数を設定します。

LF Damp Gain(LFダンプ・ゲイン)

設定値:-36 ~ 0 dB

LF ダンプの減衰量を調節します。「0」に設定すると、LFダンプの効果はなくなります。

HF Damp Freq(HF ダンプ・フリケンシー)*3

リバーブ音の高域成分をカットする基準周波数を設定します。

HF Damp Gain(HF ダンプ・ゲイン)

設定値:-36 ~ 0 dB

HFダンプの減衰量を調節します。「0」に設定すると、HFダンプの効果はなくなります。

*1 160, 200, 250, 320, 400, 500, 640, 800, 1000, 1250,1600, 2000, 2500, 3200, 4000, 5000, 6400, 8000,10000, 12500 Hz, BYPASS

*2 50, 64, 80, 100, 125, 160, 200, 250, 320, 400, 500,640, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3200, 4000Hz

*3 4000, 5000, 6400, 8000, 10000, 12500 Hz

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第2章 エフェクトを使う

パフォーマンス・モードでの設定パフォーマンスは、3つのマルチエフェクトを使うことができます。

3つのうちどのマルチエフェクトを使うかは、Part OutputMFX Select で設定します。このパラメーターで同じマルチエフェクトを選んだパートは、各パートに同じ効果がかかります。それぞれのエフェクトに送る信号のレベルを変えることで、各パートのエフェクトのかかり具合を変えることができます。(図1)

設定によっては、トーンのエフェクトのかかり具合を有効にすることもできます。(図2)

また、あるパートのパッチにかけているマルチエフェクトをそのままパフォーマンス全体あるいは一部にかけることもできます。fig.02-012(図 1)

fig.02-013(図 2)

エフェクトの設定は、まずPart Output Assign(パート・アウトプット・アサイン)を決定するということが基本になります。

目的に応じて、Part Output Assign を次の設定値の中から選びます。

MFX:マルチエフェクト、コーラス、リバーブを使うときに設定します。

A~ D:マルチエフェクトを使わず、ステレオで出力させるときに設定します。コーラス、リバーブは使用できます。

1~ 8:マルチエフェクトを使わず、モノで出力させるときに設定します。コーラス、リバーブは使用できます。このときコーラス音およびリバーブ音は、コーラス・アウトプット・アサインまたはリバーブ・アウトプット・アサインの設定にしたがってステレオで出力されます。

PAT:パートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定にしたがって出力します。

設定値に応じて、画面は次のように表示されます。

• MFXのときfig.02-014_70(画面図)

• A ~D のときfig.02-015_70(画面図)

• 1 ~ 8 のときfig.02-016_70(画面図)

設定の基本手順は以下のとおりです。

1. 設定するパフォーマンスを選びます。

2. [F5(Effects)]を押します。

Perform Effect 画面が表示されます。

3. [F1(General)]を押します。

General 画面が表示されます。fig.02-017_70(画面図)

4. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルを設定したいパラメーターに合わせます。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、値を設定します。

Performance

Part32

TONE

Patch

Part 1

図1:�Output Assignパラメーターを“MFX”に設定したとき�(トーンのOutput Assignパラメーターの設定は無効)�

Chorus

Reverb

Multi-Effects

Chorus

Reverb

Multi-Effects

Performance

Part32

TONE

Patch

Part 1

図2:�Output Assignパラメーターを“PATCH”に設定したとき�(トーンのOutput Assignパラメーターの設定は有効)�

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第2章 エフェクトを使う

第2章

※ 設定を間違えてしまったときや音色が気に入らない場合は、[UNDO]を押してこのパラメーターにカーソルを合わせたときの値に戻すことができます。

6. 3 ~ 5 を繰り返してエフェクトを設定します。

7. [EXIT]を押して、PERFORM Play 画面に戻ります。

パフォーマンス・ネームの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。fig.02-018_70(* 付きパフォーマンス画面)

※ マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパフォーマンスなどに切り替えると、変更したパフォーマンスの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(P.192)

※ [MFX]/[CHO]/[REV]をそれぞれオフにするとGeneral 画面ではオフにしたエフェクターの枠が破線で表示されます。

※ General 画面が表示されているときに、[F6(Palette)]を押すと、8つのパート(パート1~8、パート9~16、パート 17~24、パート 25 ~32)の値がディスプレイにまとめて表示され、各パートの設定を比較しながら設定することができます。[F1]を押すたびにパート1~8、パート9~ 16、パート17 ~24、パート25 ~32の Part Palette 画面が切り替わります。[F6(→Part 1)]を押すと、General 画面に戻ります。[F6]には、戻る先のパート・ナンバーが表示されています。

各エフェクターへの出力を設定するパートの出力先とレベル、およびコーラス、リバーブへのセンド・レベルを設定します。

Effects General 画面で次のパラメーターを設定します。

Part Output Assign(パート・アウトプット・アサイン)

設定値

MFX:マルチエフェクトを通して信号を出力します。出力先は、マルチエフェクトの設定に従います。

OUTPUT A~ D:OUTPUT A ~D ジャックに出力します。

INDIVIDUAL 1~ 8:INDIVIDUAL 1 ~ 8 ジャックに出力します。

PATCH:パッチの設定に従います。

Part Output MFX Select(パート・アウトプットMFXセレクト)

設定値:A ~C

3つのMFXの中からどの MFXを使うかを設定します。

Part Dry Send Level(パート・ドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

アウトプット・アサインで設定した出力先へ送る信号のレベルを設定します。

Part Chorus Send Level(パート・コーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスへ送る信号のレベルを設定します。

Part Reverb Send Level (パート・リバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブへ送る信号のレベルを設定します。

マルチエフェクトの設定をするマルチエフェクトの種類、パラメーター、出力先などを設定します。

Effects General 画面で次のパラメーターを設定します。

MFX Type(マルチエフェクト・タイプ)

使用するマルチエフェクトを90 種類の中からを選びます。エフェクトの種類については、「各マルチエフェクト(MFXType)の設定パラメーター(P.41)」をご覧ください。

MFX Dry Send Level(マルチエフェクト・ドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をOUTPUT ジャックへ出力するレベルを設定します。

MFX Chorus Send Level(マルチエフェクト・コーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をコーラスへ送るレベルを設定します。

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第2章 エフェクトを使う

MFX Reverb Send Level(マルチエフェクト・リバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をリバーブへ送るレベルを設定します。

MFX Output Assign(マルチエフェクト・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

マルチエフェクトを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

MFX A~ C Source

どこで使われているMFX設定をマルチエフェクト A~ Cに割り当てるかを設定します。パフォーマンスのMFX設定を使うときは、PRFを選びます。いずれかのパートに割り当てられているパッチのMFX設定を使うときは、パート・ナンバー(P1~32)を選びます。

MFX Parameter

使用するマルチエフェクトのパラメーターを設定します。各エフェクトのパラメーターの詳細については、「各マルチエフェクト(MFX Type)の設定パラメーター(P.41)」をご覧ください。

※ Effects General 画面で[F2(MFX Prm)]を押すと、MFX Parameter 画面が表示されます。

Effects General 画面で[F3(MFX Ctl)]を押すと、MFXControl 画面が表示され次のようなパラメーターが設定できます。

MFX A~ C Control 1 ~ 4 Source(MFXA~C コントロール 1~4ソース)

マルチエフェクトのパラメーターを変化させるコントロール・ソース、そのコントロール・ソースで変化させるパラメーターとセンスを設定します。

設定値

OFF:コントローラーを使いません。

CC01~ 95:コントローラー・ナンバー1~95(32を除く)

PITCH BEND:ピッチ・ベンド

AFTERTOUCH:アフタータッチ

SYS-CTRL 1~ 4:システム・コントロール 1~4

MFX A~ C Control Destination 1 ~ 4(MFX A~ Cコントロール 1~4デスティネーション)

MFXコントロール1~ 4ソースでコントロールするマルチエフェクトのパラメーターを選びます。選べるパラメーター

の種類は、MFX Type で設定したマルチエフェクトの種類によって異なります。

MFX A~ C Control 1 ~ 4 Sens(MFX A~C コントロール 1~4 センス)

設定値:-63 ~ +63

設定したパラメーターの値を現在の値からプラス方向(大きい値、右方向、速いなど)に変化させるときはプラスの値に、マイナス方向(小さい値、左方向、遅いなど)の変化させるときはマイナスの値に設定します。数値が大きいほど変化は大きくなります。

コーラスの設定をするXV-5080 では、コーラス部をディレイとしても使うことができます。

ここでは、コーラスかディレイの選択、コーラス/ディレイ音の鳴らしかたや出力のしかたなどを設定します。

Effects General 画面で次のパラメーターを設定します。

Chorus Type(コーラス・タイプ)

設定値

0(Off):コーラス/ディレイを使いません。

1(Chrus):コーラスを使います。

2(Delay):ディレイを使います。

Chorus Source(コーラス・ソース)

設定値:PRF/P1 ~ 32

他のパートで使われているコーラス設定を割り当てるときに設定します。パフォーマンスのコーラス設定を使うときは、PRF を選びます。いずれかのパートに割り当てられているパッチのコーラス設定を使うときは、パート・ナンバー(P1~32)を選びます。

Chorus Output Select(コーラス・アウトプット・セレクト)

コーラスを通した信号の出力先を設定します。

設定値

MAIN:OUTPUT ジャックに信号を出力します。fig.02-019(XVp.24)

REV:リバーブのみに信号を出力します。fig.02-020(XVp.24)

OUTPUT

OUTPUTChorus Input

Chorus Reverb

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第2章 エフェクトを使う

第2章

M+R:OUTPUTジャックおよびリバーブに信号を出力します。fig.02-021(XVp.24)

Chorus Level(コーラス・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスを通した信号の出力レベルを設定します。

Chorus Output Assign(コーラス・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

コーラス・アウトプット・セレクトで「MAIN」または「M+R」を選択したときの信号(MAIN)を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

General 画面で[F4(Chorus)]を押すと、Chorus 画面が表示され次のようなパラメーターが設定できます。

Type:1(CHORUS)の場合

Rate(コーラス・レイト)

設定値:0.05 ~ 10.00 Hz

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

設定値:0 ~ 127

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Feedback(コーラス・フィードバック)

設定値:0 ~ 127

コーラスを通した音を再びコーラスの入力に戻す(フィードバック)量を設定します。値を大きくするほど複雑なコーラス効果がかかります。

Phase(フェイズ)

設定値:0 ~ 180 度

コーラス音の広がり具合を設定します。

Pre Delay(コーラス・プリ・ディレイ)

設定値:0.0 ~ 100 ms

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

値を大きくするほど音が広がります。

Type(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

設定値

OFF:フィルターを使いません。

LPF:カットオフ・フリケンシーの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:カットオフ・フリケンシーの値より上の周波数帯域をカットします。

Cutoff freq(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

設定値

200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600,2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz

Type:2(DELAY)の場合

Center(ディレイ・センター)

設定値:200~ 1000 ms、音符

中央に定位したディレイ音のディレイ・タイム(音を遅らせる時間)を調整します。

Left(ディレイ・レフト)

設定値:200~ 1000 ms、音符

左に定位したディレイ音のディレイ・タイム(音を遅らせる時間)を調整します。

Right(ディレイ・ライト)

設定値:200~ 1000 ms、音符

右に定位したディレイ音のディレイ・タイム(音を遅らせる時間)を調整します。

HF Damp(HF ダンプ)

入力に戻したディレイ音について、高域成分をカットするときの基準周波数を設定します。カットしないときはBYPASS に設定します。

設定値

200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600,2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz,BYPASS

OUTPUT

OUTPUT

Chorus Input

Reverb Input

Chorus

Reverb

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第2章 エフェクトを使う

Feedback(フィードバック)

設定値:-98 ~ +98 %

フィードバック量を調整します。フィードバック量を変えると、ディレイ音のくり返し回数が変化します。値を (-) にすると位相を反転したフィードバック音を出力します。

Center(ディレイ・センター・レベル)

設定値:0 ~ 127

中央に定位したディレイ音のレベル(大きさ)を調整します。

Left(ディレイ・レフト・レベル)

設定値:0 ~ 127

左に定位したディレイ音のレベル(大きさ)を調整します。

Right(ディレイ・ライト・レベル)

設定値:0 ~ 127

右に定位したディレイ音のレベル(大きさ)を調整します。

リバーブの設定をするリバーブまたはディレイの種類、リバーブ音の鳴らし方、出力のしかたなどを設定します。

Effects General 画面で次のパラメーターを設定します。

Reverb Type(リバーブ・タイプ)

リバーブの種類を選びます。

設定値

0(Off):リバーブを使いません。

1(Revrb):基本的なリバーブです。

2(Room):ROOM の残響音をより細かくシミュレートしたリバーブです。

3(Hall):HALL の残響音をより細かくシミュレートしたリバーブです。

4(Plate):プレート・エコー(金属板を利用したリバーブ)をシミュレーションしたリバーブです。金属的な響きがえられます。

Reverb Source(リバーブ・ソース)

設定値:PRF/P1 ~ 32

他のパートで使われているリバーブ設定を割り当てるときに設定します。パフォーマンスのリバーブ設定を使うときは、PRFを選びます。いずれかのパートに割り当てられているパッチのリバーブ設定を使うときは、パート・ナンバー(P1~32)を選びます。

Reverb Level(リバーブ・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブを通した信号の出力レベルを設定します。

Reverb Output Assign(リバーブ・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

リバーブを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

General 画面で[F5(Reverb)]を押すと、Reverb 画面が表示され次のようなパラメーターが設定できます。

Type:1(REVERB)の場合

Type(リバーブ/ディレイ・タイプ)

リバーブ(またはディレイ)の種類を設定します。

設定値

ROOM1:リバーブ音が短く、密度の濃いリバーブ

ROOM2:リバーブ音が短く、密度の薄いリバーブ

STAGE1:後部リバーブ音の多いリバーブ

STAGE2:初期反射の強いリバーブ

HALL1:澄んだ響きのリバーブ

HALL2:豊かな響きのリバーブ

DELAY:一般的なディレイ

PAN-DELAY:反射音が左右にパンニング(移動)するディレイ

Time(リバーブ/ディレイ・タイム)

設定値:0 ~ 127

Type がROOM1 ~HALL2 のときはリバーブが続く時間を、DELAY とPAN-DELAY のときはディレイ・タイム(遅延時間)を設定します。

値が大きくなるほど空間が広く感じられます。

HF Damp(リバーブ/ディレイ・HFダンプ)

リバーブ音の高域成分をカットする基準周波数を設定します。

周波数を低くするほど高域成分がカットされ、やわらかなリバーブ音になります。カットしないときはBYPASS に設定します。

設定値

200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600,2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz,BYPASS

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第2章 エフェクトを使う

第2章

Feedback(ディレイ・フィードバック)

設定値:

Type がDELAY とPAN-DELAY のとき、ディレイ音を再びディレイの入力に戻す(フィード・バック)量を設定します。

値が大きくなるほどディレイ音が持続します。

Type:2(SRV ROOM)/3(SRV HALL)/4(SRV PLATE)の場合

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

設定値:0.0 ~ 100 ms

原音が鳴ってからリバーブ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Time(リバーブ・タイム)

設定値:0 ~ 127

リバーブ音の余韻の長さを設定します。

Size(サイズ)

設定値:1 ~ 8

部屋/ホールの大きさを調整します。値が大きい程大きくなります。

High Cut(ハイ・カット・フリケンシー)*1

最終出力音の高域成分をカットする基準周波数を設定します。カットしないときは BYPASS に設定します。

Density(リバーブ・デンシティー)

設定値:0 ~ 127

リバーブ音の密度を調整します。値が大きいほど濃密な音になります。

Diffusion(リバーブ・ディフュージョン)

設定値:0 ~ 127

リバーブ音の密度の時間変化を調整します。値が大きいほど時間が経つに従って、濃密な音になります。(リバーブタイムを長くした場合に効果がよくあらわれます。)

LF Damp Freq(LFダンプ・フリケンシー)*2

リバーブ音の低域成分をカットする基準周波数を設定します。

LF Damp Gain(LFダンプ・ゲイン)

設定値:-36 ~ 0 dB

LF ダンプの減衰量を調節します。「0」に設定すると、LFダンプの効果はなくなります。

HF Damp Freq(HF ダンプ・フリケンシー)*3

リバーブ音の高域成分をカットする基準周波数を設定します。

HF Damp Gain(HF ダンプ・ゲイン)

設定値:-36 ~ 0 dB

HFダンプの減衰量を調節します。「0」に設定すると、HFダンプの効果はなくなります。

*1 160, 200, 250, 320, 400, 500, 640, 800, 1000, 1250,1600, 2000, 2500, 3200, 4000, 5000, 6400, 8000,10000, 12500 Hz, BYPASS

*2 50, 64, 80, 100, 125, 160, 200, 250, 320, 400, 500,640, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3200, 4000Hz

*3 4000, 5000, 6400, 8000, 10000, 12500 Hz

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第2章 エフェクトを使う

リズム・セット・モードでの設定各リズム・トーンに同じ効果がかけられます。それぞれのエフェクトに送る信号のレベルを変えることで、各リズム・トーンのエフェクトのかかり具合を変えることができます。fig.02-022(xv_p21 トーン )

エフェクトの設定は、まずRhythm Tone Output Assign(リズム・トーン・アウトプット・アサイン)を決定するということが基本になります。

目的に応じて、Rhythm Tone Output Assign を次の設定値の中から選びます。

MFX:マルチエフェクト、コーラス、リバーブを使うときに設定します。

A~ D:マルチエフェクトを使わず、ステレオで出力させるときに設定します。コーラス、リバーブは使用できます。

1~ 8:マルチエフェクトを使わず、モノで出力させるときに設定します。コーラス、リバーブは使用できます。このときコーラス音およびリバーブ音は、コーラス・アウトプット・アサインまたはリバーブ・アウトプット・アサインの設定にしたがってステレオで出力されます。

設定値に応じて、画面は次のように表示されます。

• MFXのときfig.02-023_70(画面図)

• A ~D のときfig.02-024_70(画面図)

• 1 ~ 8 のときfig.02-025_70(画面図)

設定の基本手順は以下のとおりです。

1. 設定するリズム・トーンを選びます。

2. [F6(Effects)]を押します。

Rhythm Effect 画面が表示されます。

3. [F1(General)]を押します。

General 画面が表示されます。fig.02-026_70(画面図)

4. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルを設定したいパラメーターに合わせます。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

値を設定します。

※ 設定を間違えてしまったときや音色が気に入らない場合は、[UNDO]を押してこのパラメーターにカーソルを合わせたときの値に戻すことができます。

6. 3 ~ 5 を繰り返してエフェクトを設定します。

7. [EXIT]を押して、RHYTHM Play 画面に戻ります。

リズム・セット・ネームの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。fig.02-027_70(* 付きリズム・セット画面)

※ マークが表示された状態で電源を切ったり、他のリズム・セットなどに切り替えると、変更したリズム・セットの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(P.192)

※ [MFX]/[CHO]/[REV]をそれぞれオフにするとGeneral 画面ではオフにしたエフェクターの枠が破線で表示されます。

Chorus

Reverb

RHYTHMTONE

Multi-Effects

Rhythm Set

A0

C8

36

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第2章 エフェクトを使う

第2章

各エフェクターへの出力を設定するトーンの出力先とレベル、およびコーラス、リバーブへのセンド・レベルを設定します。

Effects General 画面で次のパラメーターを設定します。

Rhythm ToneOutput Assign(リズム・トーン・アウトプット・アサイン)

設定値

MFX:マルチエフェクトを通して信号を出力します。出力先は、マルチエフェクトの設定に従います。

A~ D:OUTPUT A ~D ジャックに出力します。

1~ 8:INDIVIDUAL 1~ 8 ジャックに出力します。

Rhythm ToneDry Send Level(リズム・トーン・ドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

リズム・アウトプット・アサインで設定した出力先へ送る信号のレベルを設定します。

Rhythm ToneChorus Send Level(リズム・トーン・コーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスへ送る信号のレベルを設定します。

Rhythm ToneReverb Send Level (リズム・トーン・リバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブへ送る信号のレベルを設定します。

マルチエフェクトの設定をするマルチエフェクトの種類、パラメーター、出力先などを設定します。

Effects General 画面で次のパラメーターを設定します。

MFX Type(マルチエフェクト・タイプ)

使用するマルチエフェクトを90 種類の中からを選びます。エフェクトの種類については、「各マルチエフェクト(MFXType)の設定パラメーター(P.41)」をご覧ください。

MFX Dry Send Level(マルチエフェクト・ドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をOUTPUT ジャックへ出力するレベルを設定します。

MFX Chorus Send Level(マルチエフェクト・コーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をコーラスへ送るレベルを設定します。

MFX Reverb Send Level(マルチエフェクト・リバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をリバーブへ送るレベルを設定します。

MFX Output Assign(マルチエフェクト・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

マルチエフェクトを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

Effects General 画面で[F2(MFX Prm)]を押すと、MFXParam 画面が表示されます。

MFX Parameter

使用するマルチエフェクトのパラメーターを設定します。各エフェクトのパラメーターの詳細については、「各マルチエフェクト(MFX Type)の設定パラメーター(P.41)」をご覧ください。

Effects General 画面で[F3(MFX Ctl)]を押すと、MFXControl 画面が表示され次のようなパラメーターが設定できます。

MFX Control 1 ~ 4 Source(MFX コントロール1~4ソース)

マルチエフェクトのパラメーターを変化させるコントロール・ソース、そのコントロール・ソースで変化させるパラメーターとセンスを設定します。

設定値

OFF:コントローラーを使いません。

CC01~ 95:コントローラー・ナンバー1~95(32を除く)

PITCH BEND:ピッチ・ベンド

AFTERTOUCH:アフタータッチ

SYS-CTRL 1~ 4:システム・コントロール1~4

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第2章 エフェクトを使う

MFX Control Destination 1 ~ 4

MFXコントロール1~ 4ソースでコントロールするマルチエフェクトのパラメーターを選びます。選べるパラメーターの種類は、MFX Type で設定したマルチエフェクトの種類によって異なります。

MFX Control 1 ~ 4 Sens(MFX コントロール1~ 4センス)

設定値:-63 ~ +63

設定したパラメーターの値を現在の値からプラス方向(大きい値、右方向、速いなど)に変化させるときはプラスの値に、マイナス方向(小さい値、左方向、遅いなど)の変化させるときはマイナスの値に設定します。数値が大きいほど変化は大きくなります。

コーラスの設定をするXV-5080 では、コーラス部をディレイとしても使うことができます。

ここでは、コーラスかディレイの選択、コーラス/ディレイ音の鳴らしかたや出力のしかたなどを設定します。

Effects General 画面で次のパラメーターを設定します。

Chorus Type(コーラス・タイプ)

設定値

0(Off):コーラス/ディレイを使いません。

1(Chrus):コーラスを使います。

2(Delay):ディレイを使います。

Chorus Output Select(コーラス・アウトプット・セレクト)

コーラスを通した信号の出力先を設定します。

設定値

MAIN:OUTPUT ジャックに信号を出力します。fig.02-028_70(XVp.24)

REV:リバーブのみに信号を出力します。fig.02-029_70(XVp.24)

M+R:OUTPUTジャックおよびリバーブに信号を出力します。fig.02-030_70(XVp.24)

Chorus Level(コーラス・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスを通した信号の出力レベルを設定します。

Chorus Output Assign(コーラス・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

コーラス・アウトプット・セレクトで「MAIN」または「M+R」を選択したときの信号(MAIN)を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

General 画面で[F4(Chorus)]を押すと、Chorus 画面が表示され次のようなパラメーターが設定できます。

Type:1(CHORUS)の場合

Rate(コーラス・レイト)

設定値:0.05 ~ 10.00 Hz

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

設定値:0 ~ 127

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Feedback(コーラス・フィードバック)

設定値:0 ~ 127

コーラスを通した音を再びコーラスの入力に戻す(フィードバック)量を設定します。値を大きくするほど複雑なコーラス効果がかかります。

Phase(フェイズ)

設定値:0 ~ 180 度

コーラス音の広がり具合を設定します。

Pre Delay(コーラス・プリ・ディレイ)

設定値:0.0 ~ 100 ms

OUTPUT

OUTPUTChorus Input

Chorus Reverb

OUTPUT

OUTPUT

Chorus Input

Reverb Input

Chorus

Reverb

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第2章 エフェクトを使う

第2章

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

値を大きくするほど音が広がります。

Type(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

設定値

OFF:フィルターを使いません。

LPF:カットオフ・フリケンシーの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:カットオフ・フリケンシーの値より上の周波数帯域をカットします。

Cutoff freq(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

設定値

200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600,2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz

Type:2(DELAY)の場合

Center(ディレイ・センター)

設定値:200~ 1000 ms、音符

中央に定位したディレイ音のディレイ・タイム(音を遅らせる時間)を調整します。

Left(ディレイ・レフト)

設定値:200~ 1000 ms、音符

左に定位したディレイ音のディレイ・タイム(音を遅らせる時間)を調整します。

Right(ディレイ・ライト)

設定値:200~ 1000 ms、音符

右に定位したディレイ音のディレイ・タイム(音を遅らせる時間)を調整します。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻したディレイ音について、高域成分をカットするときの基準周波数を設定します。カットしないときはBYPASS に設定します。

設定値

200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600,2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz,BYPASS

Feedback(フィードバック)

設定値:-98 ~ +98 %

フィードバック量を調整します。フィードバック量を変えると、ディレイ音のくり返し回数が変化します。値を (-) にすると位相を反転したフィードバック音を出力します。

Center(ディレイ・センター・レベル)

設定値:0 ~ 127

中央に定位したディレイ音のレベル(大きさ)を調整します。

Left(ディレイ・レフト・レベル)

設定値:0 ~ 127

左に定位したディレイ音のレベル(大きさ)を調整します。

Right(ディレイ・ライト・レベル)

設定値:0 ~ 127

右に定位したディレイ音のレベル(大きさ)を調整します。

リバーブの設定をするリバーブまたはディレイの種類、リバーブ音の鳴らし方、出力のしかたなどを設定します。

Effects General 画面で次のパラメーターを設定します。

Reverb Type(リバーブ・タイプ)

リバーブの種類を選びます。

設定値

0(Off):リバーブを使いません。

1(Revrb):基本的なリバーブです。

2(Room):ROOMの残響音をより細かくシミュレートしたリバーブです。

3(Hall):HALLの残響音をより細かくシミュレートしたリバーブです。

4(Plate):プレート・エコー(金属板を利用したリバーブ)をシミュレーションしたリバーブです。金属的な響きがえられます。

Reverb Level(リバーブ・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブを通した信号の出力レベルを設定します。

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第2章 エフェクトを使う

Reverb Output Assign(リバーブ・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

リバーブを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

General 画面で[F5(Reverb)]を押すと、Reverb 画面が表示され次のようなパラメーターが設定できます。

Type:1(REVERB)の場合

Type(リバーブ/ディレイ・タイプ)

リバーブ(またはディレイ)の種類を設定します。

設定値

ROOM1:リバーブ音が短く、密度の濃いリバーブ

ROOM2:リバーブ音が短く、密度の薄いリバーブ

STAGE1:後部リバーブ音の多いリバーブ

STAGE2:初期反射の強いリバーブ

HALL1:澄んだ響きのリバーブ

HALL2:豊かな響きのリバーブ

DELAY:一般的なディレイ

PAN-DELAY:反射音が左右にパンニング(移動)するディレイ

Time(リバーブ/ディレイ・タイム)

設定値:0 ~ 127

Type がROOM1~ HALL2 のときはリバーブが続く時間を、DELAYと PAN-DELAYのときはディレイ・タイム(遅延時間)を設定します。

値が大きくなるほど空間が広く感じられます。

HF Damp(リバーブ/ディレイ・HFダンプ)

リバーブ音の高域成分をカットする基準周波数を設定します。

周波数を低くするほど高域成分がカットされ、やわらかなリバーブ音になります。カットしないときはBYPASS に設定します。

設定値

200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600,2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz,BYPASS

Feedback(ディレイ・フィードバック)

設定値:

Type がDELAY とPAN-DELAY のとき、ディレイ音を再びディレイの入力に戻す(フィード・バック)量を設定します。

値が大きくなるほどディレイ音が持続します。

Type:2(SRV ROOM)/3(SRV HALL)/4(SRV PLATE)の場合

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

設定値:0.0 ~ 100 ms

原音が鳴ってからリバーブ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Time(リバーブ・タイム)

設定値:0 ~ 127

リバーブ音の余韻の長さを設定します。

Size(サイズ)

設定値:1 ~ 8

部屋/ホールの大きさを調整します。値が大きい程大きくなります。

High Cut(ハイ・カット・フリケンシー)*1

最終出力音の高域成分をカットする基準周波数を設定します。カットしないときは BYPASS に設定します。

Density(リバーブ・デンシティー)

設定値:0 ~ 127

リバーブ音の密度を調整します。値が大きいほど濃密な音になります。

Diffusion(リバーブ・ディフュージョン)

設定値:0 ~ 127

リバーブ音の密度の時間変化を調整します。値が大きいほど時間が経つに従って、濃密な音になります。(リバーブタイムを長くした場合に効果がよくあらわれます。)

LF Damp Freq(LFダンプ・フリケンシー)*2

リバーブ音の低域成分をカットする基準周波数を設定します。

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第2章 エフェクトを使う

第2章

LF Damp Gain(LFダンプ・ゲイン)

設定値:-36 ~ 0 dB

LF ダンプの減衰量を調節します。「0」に設定すると、LFダンプの効果はなくなります。

HF Damp Freq(HF ダンプ・フリケンシー)*3

リバーブ音の高域成分をカットする基準周波数を設定します。

HF Damp Gain(HF ダンプ・ゲイン)

設定値:-36 ~ 0 dB

HFダンプの減衰量を調節します。「0」に設定すると、HFダンプの効果はなくなります。

*1 160, 200, 250, 320, 400, 500, 640, 800, 1000, 1250,1600, 2000, 2500, 3200, 4000, 5000, 6400, 8000,10000, 12500 Hz, BYPASS

*2 50, 64, 80, 100, 125, 160, 200, 250, 320, 400, 500,640, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3200, 4000Hz

*3 4000, 5000, 6400, 8000, 10000, 12500 Hz

GMモードでの設定「エフェクトを設定する」(P.225)をご覧ください。

各マルチエフェクト(MFXType)の設定パラメーターマルチエフェクトには90 種類のエフェクト・タイプがあります。エフェクト・タイプの中には2種類以上のエフェクトを直列または並列に接続したものもあります。

「#」記号の付いているパラメーターは、特定のコントローラーを使って値を変化させることができます(# 1、# 2 は、2 つの設定項目が同時に変化します)。(P.26, P.32, P.38)

1: STEREO EQ(P.44)

2: OVERDRIVE(P.44)

3: DISTORTION(P.45)

4: PHASER (P.45)

5: SPECTRUM(P.46)

6: ENHANCER(P.46)

7: AUTO WAH(P.47)

8: ROTARY (P.47)

9: COMPRESSOR(P.48)

10: LIMITER (P.48)

11: HEXA-CHORUS(P.49)

12: TREMOLO CHORUS(P.49)

13: SPACE-D (P.50)

14: STEREO CHORUS(P.50)

15: STEREO FLANGER(P.51)

16: STEP FLANGER(P.52)

17: STEREO DELAY(P.52)

18: MODULATION DELAY(P.53)

19: TRIPLE TAP DELAY(P.54)

20: QUADRUPLE TAP DELAY(P.55)

21: TIME CONTROL DELAY(P.56)

22: 2VOICE PITCH SHIFTER(P.56)

23: FBK PITCH SHIFTER(P.57)

24: REVERB (P.58)

25: GATED REVERB(P.58)

26: OVERDRIVE →CHORUS(P.59)

27: OVERDRIVE → FLANGER(P.59)

28: OVERDRIVE →DELAY(P.60)

29: DISTORTION→CHORUS(P.60)

30: DISTORTION→ FLANGER(P.60)

31: DISTORTION→DELAY(P.60)

32: ENHANCER→CHORUS(P.61)

33: ENHANCER→ FLANGER(P.61)

34: ENHANCER→DELAY(P.62)

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第2章 エフェクトを使う

35: CHORUS→DELAY(P.62)

36: FLANGER→DELAY(P.63)

37: CHORUS→ FLANGER(P.63)

38: CHORUS/DELAY(P.64)

39: FLANGER/DELAY(P.64)

40: CHORUS/FLANGER(P.64)

41: STEREO PHASER(P.65)

42: KEYSYNC FLANGER(P.65)

43: FORMANT FILTER(P.66)

44: RING MODULATOR(P.67)

45: MULTI TAP DELAY(P.68)

46: REVERSE DELAY(P.69)

47: SHUFFLE DELAY(P.70)

48: 3D DELAY (P.70)

49: 3VOICE PITCH SHIFTER(P.71)

50: LOFI COMPRESS(P.72)

51: LOFI NOISE(P.72)

52: SPEAKER SIMULATOR(P.73)

53: OVERDRIVE 2(P.74)

54: DISTORTION 2(P.74)

55: STEREO COMPRESSOR(P.75)

56: STEREO LIMITER(P.75)

57: GATE (P.76)

58: SLICER (P.76)

59: ISOLATOR (P.77)

60: 3D CHORUS(P.77)

61: 3D FLANGER(P.78)

62: TREMOLO (P.79)

63: AUTO PAN (P.79)

64: STEREO PHASER 2(P.80)

65: STEREO AUTO WAH(P.81)

66: ST FORMANT FILTER(P.81)

67: MULTI TAP DELAY 2(P.82)

68: REVERSE DELAY 2(P.83)

69: SHUFFLE DELAY 2(P.83)

70: 3D DELAY 2(P.84)

71: ROTARY 2 (P.85)

72: ROTARY MULTI(P.86)

73: KEYBOARD MULTI(P.87)

74: RHODES MULTI(P.89)

75: JD MULTI (P.90)

76: STEREO LOFI COMPRESS(P.91)

77: STEREO LOFI NOISE(P.92)

78: GUITAR AMP SIMULATOR(P.93)

79: STEREO OVERDRIVE(P.94)

80: STEREO DISTORTION(P.94)

81: GUITAR MULTI A(P.95)

82: GUITAR MULTI B(P.96)

83: GUITAR MULTI C(P.98)

84: CLEAN GUITAR MULTI A(P.99)

85: CLEAN GUITAR MULTI B(P.101)

86: BASS MULTI(P.102)

87: ISOLATOR 2(P.104)

88: STEREO SPECTRUM(P.104)

89: 3D AUTO SPIN(P.105)

90: 3D MANUAL(P.105)

MFX Param画面で[PATCH FINDER]を押すと、次のようなカテゴリーに分けられ順番に表示されます。

■Modulation(音を揺らす)     

4: PHASER

7: AUTO WAH

41: STEREO PHASER

42: KEYSYNC FLANGER

43: FORMANT FILTER

44: RING MODULATOR

64: STEREO PHASER 2

65: STEREO AUTOWAH

66: ST FORMANT FILTER

■Delay(音を遅らせて鳴らす)

17: STEREO DELAY

18: MODULATION DELAY

19: TRIPLE TAP DELAY

20: QUADRUPLE TAP DELAY

21: TIME CONTROL DELAY

22: 2VOICE PITCH SHIFTER

23: FBK PITCH SHIFTER

34: ENHANCER→DELAY

45: MULTI TAP DELAY

46: REVERSE DELAY

47: SHUFFLE DELAY

48: 3D DELAY

49: 3VOICE PITCH SHIFTER

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第2章 エフェクトを使う

第2章

67: MULTI TAP DELAY 2

68: REVERSE DELAY 2

69: SHUFFLE DELAY 2

70: 3D DELAY 2

■Keyboard(鍵盤楽器に適した効果をつける)

08: ROTARY

71: ROTARY 2

72: ROTARY MULTI

73: KEYBOARD MULTI

74: RHODES MULTI

75: JD MULTI

■ LoFi(音質を粗くする)

50: LOFI COMPRESS

51: LOFI NOISE

76: STEREO LOFI COMPRESS

77: STEREO LOFI NOISE

■Guitar and Bass(ギター/ベースに適した効果をつける)

2: OVERDRIVE

3: DISTORTION

26: OVERDRIVE→ CHORUS

27: OVERDRIVE→ FLANGER

28: OVERDRIVE→ DELAY

29: DISTORTION→CHORUS

30: DISTORTION→ FLANGER

31: DISTORTION→DELAY

52: SPEAKER SIMULATOR

53: OVERDRIVE 2

54: DISTORTION 2

78: GUITAR AMP SIMULATOR

79: STEREO OVERDRIVE

80: STEREO DISTORTION

81: GUITAR MULTI A

82: GUITAR MULTI B

83: GUITAR MULTI C

84: CLEAN GUITAR MULTI A

85: CLEAN GUITAR MULTI B

86: BASS MULTI

■ Compressor(音量を変化させにくくする)

9: COMPRESSOR

10: LIMITER

55: STEREO COMPRESSOR

56: STEREO LIMITER

57: GATE

58: SLICER

■Chorus(音に広がりをつける)

11: HEXA-CHORUS

12: TREMOLO CHORUS

13: SPACE-D

14: STEREO CHORUS

15: STEREO FLANGER

16: STEP FLANGER

32: ENHANCER→CHORUS

33: ENHANCER→ FLANGER

35: CHORUS→DELAY

36: FLANGER→DELAY

37: CHORUS→ FLANGER

38: CHORUS/DELAY

39: FLANGER/DELAY

40: CHORUS/FLANGER

60: 3D CHORUS

61: 3D FLANGER

■Dimension(音の鳴る位置を変える)

62: TREMOLO

63: AUTO PAN

89: 3D AUTO SPIN

90: 3D MANUAL

■ Filter(音質を変える)

1: STEREO EQ

5: SPECTRUM

6: ENHANCER

59: ISOLATOR

87: ISOLATOR 2

88: STEREO SPECTRUM

■Reverb(音に残響をつける)

24: REVERB

25: GATED REVERB

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第2章 エフェクトを使う

1:STEREO EQ(ステレオ・イコライザー)低域、中域×2、高域の音質を調節するステレオ・イコライザーです。fig.02-001m

Freq/GainLow Freq(ロー・フリケンシー)

低域を調節するときの、基準周波数(200Hz/400Hz)を設定します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

Mid1 Freq(ミドル1・フリケンシー)

特定の周波数帯を調節するときの、基準周波数を設定します。

Mid1 Gain(ミドル 1・ゲイン)

Mid1 Freqや Mid1 Qで設定した周波数帯のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほどMid1 Freq、Mid1Q で設定した周波数帯が強調(増幅)されます。

Mid2 Freq(ミドル2・フリケンシー)

特定の周波数帯を調節するときの、基準周波数を設定します。

Mid2 Gain(ミドル 2・ゲイン)

Mid2 Freqや Mid2 Qで設定した周波数帯のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほどMid2 Freq、Mid2Q で設定した周波数帯が強調(増幅)されます。

High Freq(ハイ・フリケンシー)

高域を調節するときの、基準周波数(4000Hz/8000Hz)を設定します。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Band WidthMid1 Q(ミドル 1・Q)

Mid1 Freq で設定した周波数を基準として、周波数帯に幅をもたせます。

値を大きくするほど Mid1 Gainで調節する周波数帯の幅が狭くなります。

Mid2 Q(ミドル 2・Q)

Mid2 Freq で設定した周波数を基準として、周波数帯に幅をもたせます。

値を大きくするほど Mid2 Gainで調節する周波数帯の幅が狭くなります。

OutputLevel(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

2:OVERDRIVE(オーバードライブ)オーバードライブは真空管アンプで歪ませたような、自然な歪みが得られます。fig.02-002m

OverdriveDrive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Amp SimulatorType(アンプ・シミュレーター・タイプ)

ギター・アンプの種類を設定します。

SMALL:小型アンプ

BUILT-IN:ビルト・イン・タイプのアンプ

2-STACK:大型 2段積みアンプ

3-STACK:大型 3段積みアンプ

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

L in

R in

L out

R out

4-Band EQ

4-Band EQ

AmpSimulator

2-BandEQ

L in

R in

Overdrive

L out

R outPan R

Pan L

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第2章 エフェクトを使う

第2章

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

オーバードライブをかけたときとかけないときとの音量差は、アウトプット・レベルで調節するとよいでしょう。

Pan(アウトプット・パン)#

出力音の定位を設定します。

L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

3:DISTORTION(ディストーション)ディストーションはオーバードライブよりも激しい歪みが得られます。fig.02-003m

DistortionDrive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Amp SimulatorType(アンプ・シミュレーター・タイプ)

ギター・アンプの種類を設定します。

SMALL:小型アンプ

BUILT-IN:ビルト・イン・タイプのアンプ

2-STACK:大型 2段積みアンプ

3-STACK:大型 3段積みアンプ

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

ディストーションをかけたときとかけないときとの音量差は、アウトプット・レベルで調節するとよいでしょう。

Pan(アウトプット・パン)#

出力音の定位を設定します。

L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

4:PHASER(フェイザー)フェイザーは原音に位相をずらした音を加えて音色を時間的に変化させ、音をうねらせます。fig.02-004m

PhaserManual(マニュアル)#

音をうねらせる基準周波数を設定します。

Rate(フェイザー・レイト)#

うねりの周期を設定します。

Depth(フェイザー・デプス)

うねりの深さを設定します。

Resonance(レゾナンス)

フェイザーのフィードバック量を設定します。値を大きくするほど、クセの強い音になります。

Mix Level(ミックス・レベル)

原音に対する位相をずらせた音の音量を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)

出力音の定位を設定します。

L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

L in

R in

L out

R outPan R

Pan LAmpSimulator

2-BandEQ

Distortion

Phaser

Resonance

Mix

L in

R in

L out

R outPan R

Pan L

45

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第2章 エフェクトを使う

5:SPECTRUM(スペクトラム)スペクトラムはフィルターの一種で、特定の周波数のレベルを増減させて音色を変えます。

イコライザーと働きが似ていますが、音色のクセをつけるのに最適な8つの周波数が決められているので、より特徴のある音が作れます。fig.02-005m

Gain250Hz(バンド1・ゲイン)

250Hzのゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

500Hz(バンド2・ゲイン)

500Hzのゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

1000Hz(バンド3・ゲイン)

1000Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

1250Hz(バンド4・ゲイン)

1250Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

2000Hz(バンド5・ゲイン)

2000Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

3150Hz (バンド 6・ゲイン)

3150Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

4000Hz(バンド7・ゲイン)

4000Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

8000Hz(バンド8・ゲイン)

8000Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

Band WidthQ(Q)

各バンド共通の、レベルを変化させる帯域幅を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)#

出力音の定位を設定します。

L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

6:ENHANCER(エンハンサー)エンハンサーは高域の倍音成分をコントロールすることで、音にメリハリをつけ、音ヌケをよくします。fig.02-006m

EnhancerSens(センス)#

エンハンサーのかかり具合を設定します。

Mix Level(ミックス・レベル)#

エンハンサーで生成された倍音を原音に混ぜ合わせる割合を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Spectrum

L out

R outPan R

Pan LL in

R in

L in

R in

L out

R outMix

MixEnhancer

Enhancer2-Band

EQ

2-BandEQ

46

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第2章 エフェクトを使う

第2章

7:AUTO WAH(オート・ワウ)オート・ワウはフィルターを周期的に動かすことで、ワウ効果(音色が周期的に変化する効果)を得るエフェクターです。fig.02-007m

Auto WahFilter Type(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

LPF:広い周波数範囲でワウ効果が得られます。

BPF:狭い周波数範囲でワウ効果が得られます。

Sens(センス)

フィルターを変化させる感度を設定します。

Manual(マニュアル)#

ワウ効果を与える基準周波数を設定します。

Peak(ピーク)

基準周波数付近のワウ効果のかかり具合を設定します。

値を小さくすると基準周波数周辺の広い範囲で、値を大きくすると狭い範囲でワウ効果が得られます。

Rate(LFOレイト)#

ワウ効果の揺れの周期を設定します。

Depth(LFO デプス)

ワウ効果の揺れの深さを設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

8:ROTARY(ロータリー)ロータリーは往年の回転スピーカー・サウンドをシミュレートしたエフェクターです。

高域と低域のローターの動作をそれぞれ独立して設定できるので、独特のうねり感をリアルに再現できます。オルガンのパッチに最も効果的です。

fig.02-008m

RotarySpeed(スピード)#

低域ローターと高域ローターの回転速度(周期)を設定します。

SLOW:指定の回転周期(Low Slow Rate/HiSlow Rate の値)になります。

FAST:指定の回転周期(Low Fast Rate/Hi Fast Rate の値)になります。

ペダル・スイッチでロータリーの回転速度を切り替える手順は(P.218)をご覧ください。

WooferSlow Rate(ロー・フリケンシー・スロー・レイト)

低域ローターの低速回転時(SLOW)の周期を設定します。

Fast Rate(ロー・フリケンシー・ファースト・レイト)

低域ローターの高速回転時(FAST)の周期を設定します。

Acceleration(ロー・フリケンシー・アクセラレーション)

低速回転から高速回転(または高速回転から低速回転)に切り替えたときに、低域ローターの回転周期が変化するのに要する時間を設定します。値を小さくするほど時間がかかります。

Level(ロー・フリケンシー・レベル)

低域ローターの音量を設定します。

SeparationSeparation(セパレーション)

音の広がり具合を設定します。

TweeterSlow Rate(ハイ・フリケンシー・スロー・レイト)

高域ローターの低速回転時(SLOW)の周期を設定します。

Fast Rate(ハイ・フリーケンシー・ファースト・レイト)

高域ローターの高速回転時(FAST)の周期を設定します。

Auto Wah

L out

R out

L in

R in

L out

R out

L in

R in

Rotary

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第2章 エフェクトを使う

Acceleration(ハイ・フリケンシー・アクセラレーション)

低速回転から高速回転(または高速回転から低速回転)に切り替えたときに、高域ローターの回転周期が変化するのに要する時間を設定します。値を小さくするほど時間がかかります。

Level(ハイ・フリケンシー・レベル)

高域ローターの音量を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

9:COMPRESSOR (コンプレッサー)コンプレッサーは大きなレベルの音を抑え、小さなレベルの音を持ち上げることで、全体の音量のバラツキを抑えるエフェクターです。fig.02-009m

CompressorAttack(アタック・タイム)

入力した音の立ち上がり時間を設定します。

Sustain(サスティン)

小さなレベルの音を持ち上げて一定の音量に達するまでの時間を設定します。

Post Gain(ポスト・ゲイン)

出力するレベルを設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)#

出力音の定位を設定します。

L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

10:LIMITER(リミッター)リミッターは指定の音量レベルより大きな音を圧縮し、音の歪みを抑えるエフェクターです。fig.02-010m

LimiterThreshold(スレッショルド・レベル)

圧縮を始める音量レベルを設定します。

Ratio(コンプレッション・レシオ)

圧縮比を設定します。

Release(リリース・タイム)

音量がスレッショルド・レベル以下になってから効果がなくなるまでの時間を設定します。

Post Gain(ポスト・ゲイン)

出力する音のレベルを設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)#

出力音の定位を設定します。

L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

L in

R in

L out

R outPan R

Pan LCompressor 2-Band

EQ

L in

R in

L out

R outPan R

Pan LLimiter 2-Band

EQ

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第2章 エフェクトを使う

第2章

11:HEXA-CHORUS(ヘキサ・コーラス)ヘキサ・コーラスは音に厚みと広がりを与える6相コーラス(ディレイ・タイムの異なる6つのコーラス音が重なる)です。fig.02-011m

Hexa ChorusRate(コーラス・レイト)#

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Depth Dev(デプス・ディビエーション)

各コーラス音の揺れの深さの偏差を設定します。

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Pre Delay Dev(プリ・ディレイ・ディビエーション)

プリ・ディレイは原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間でした。これは、各コーラス音のプリ・ディレイの偏差を設定します。値が大きいほど、各コーラス音の発音のずれが大きくなります。

Pan Dev(パン・ディビエーション)

各コーラス音の定位の偏差を設定します。

0ですべてのコーラス音の定位が中央になります。20 にすると、中央の定位を基準に各コーラス音が60 度間隔で定位します。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とコーラス音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100W でコーラス音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

12:TREMOLO CHORUS(トレモロ・コーラス)トレモロ・コーラスはトレモロ効果(音量を周期的に揺らす)のかかったコーラスです。fig.02-012m

ChorusRate(コーラス・レイト)

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

TremoloRate(トレモロ・レイト)#

トレモロ効果の揺れの周期を設定します。

Phase(トレモロ・フェイズ)

トレモロ効果の広がり具合を設定します。

Separation(トレモロ・セパレーション)

トレモロ効果の広がり具合を設定します。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とトレモロ・コーラス音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100W でトレモロ・コーラス音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Balance W

Balance W

L in

R in

L out

R out

Hexa Chorus

Balance D

Balance D Tremolo Chorus

L in

R in

L out

R outBalance D

Balance D

Balance W

Balance W

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第2章 エフェクトを使う

13:SPACE-D(スペースD)スペースDは2相のモジュレーションをステレオでかける多重コーラスです。変調感はありませんが、透明感のあるコーラス効果が得られます。fig.02-013m

ChorusRate(コーラス・レイト)#

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Phase(フェイズ)

コーラス音の広がり具合を設定します。

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とコーラス音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、

D0:100Wでコーラス音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

14:STEREO CHORUS(ステレオ・コーラス)ステレオ仕様のコーラスです。フィルターを使ってコーラス音の音質を調節できます。fig.02-014m

ChorusRate(コーラス・レイト)#

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Phase(フェイズ)

コーラス音の広がり具合を設定します。

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

FilterType(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

OFF フィルターを使いません。

LPF Cutoff Freqの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF Cutoff Freqの値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

L in

R in

Space D

Space D

L out

R out

2-BandEQ

2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

L in

R in

Chorus

Chorus

L out

R out

2-BandEQ

2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

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第2章 エフェクトを使う

第2章

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とコーラス音の音量バランスを設定します。

DRY100:0WET で原音だけが出力され、

DRY0:100WET でコーラス音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

15:STEREO FLANGER(ステレオ・フランジャー)ステレオ仕様のフランジャーです(LFOは左右同相)。

ジェット機の上昇音/下降音のような金属的な響きが得られます。フィルターを使ってフランジャー音の音質を調節できます。fig.02-015m

FlangerRate(LFOレイト)#

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

Depth(LFO デプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

Feedback(フィードバック)#

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

値を大きくするほど、クセのある音になります。

Phase(フェイズ)

フランジャー音の広がり具合を設定します。

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

FilterType(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

OFF フィルターを使いません。

LPF Cutoff Freqの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF Cutoff Freqの値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)

原音とフランジャー音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100W でフランジャー音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

R in R out

L in L out

Flanger

FeedbackFeedback

Flanger

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

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第2章 エフェクトを使う

16:STEP FLANGER(ステップ・フランジャー)ステップ・フランジャーはフランジャー音のピッチが段階的に変化するフランジャーです。ピッチ変化の周期は、特定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。fig.02-016m

FlangerRate(LFOレイト)

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

Depth(LFO デプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

Feedback(フィードバック)#

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

値を大きくするほど、クセのある音になります。

Phase(フェイズ)

フランジャー音の広がり具合を設定します。

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Step RateStep Rate(ステップ・レイト)#

ピッチ変化の周期を設定します。

Step Rate は特定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。その場合は音符記号の値を設定してください。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)

原音とフランジャー音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100W でフランジャー音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

17:STEREO DELAY(ステレオ・ディレイ)ステレオ仕様のディレイです。

フィードバック・モードが NORMALのときfig.02-017am

フィードバック・モードが CROSS のときfig.02-017bm

DelayLeft(ディレイ・タイム・レフト)

原音が鳴ってから左のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Right(ディレイ・タイム・ライト)

原音が鳴ってから右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Step Flanger

Step Flanger

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Delay

Delay

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Delay

Delay

52

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第2章 エフェクトを使う

第2章

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。

カットしないときはBYPASS に設定します。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

FBK Mode(フィードバック・モード)

ディレイ音を戻す入力先を設定します。

NORMAL:左のディレイ音は左の入力に、右のディレイ音は右の入力に戻されます。

CROSS:左のディレイ音は右の入力に、右のディレイ音は左の入力に戻されます。

PhasePhase Left(フェイズ・レフト)

左のディレイ音の位相を設定します。

NORMAL:位相は変わりません。

INVERT:位相が反転します。

Phase Right(フェイズ・ライト)

右のディレイ音の位相を設定します。

NORMAL:位相は変わりません。

INVERT:位相が反転します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とディレイ音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、

D0:100Wでディレイ音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

18:MODULATION DELAY(モジュレーション・ディレイ)モジュレーション・ディレイはディレイ音に揺れが加えられるエフェクターです。フランジャーのような効果が得られます。

フィードバック・モードが NORMALのときfig.02-018am

フィードバック・モードが CROSS のときfig.02-018bm

Delay Left(ディレイ・タイム・レフト)

原音が鳴ってから左のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Right(ディレイ・タイム・ライト)

原音が鳴ってから右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。

カットしないときはBYPASS に設定します。

Feedback(フィードバック)

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

FBK Mode(フィードバック・モード)

ディレイ音を戻す入力先を設定します。

NORMAL:左のディレイ音は左の入力に、右のディレイ音

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Delay

Delay

Modulation

Modulation

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Delay

Delay

Modulation

Modulation

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第2章 エフェクトを使う

は右の入力に戻されます。

CROSS:左のディレイ音は右の入力に、右のディレイ音は左の入力に戻されます。

ModulationRate(モジュレーション・レイト)#

モジュレーション効果の揺れの周期を設定します。

Depth(モジュレーション・デプス)

モジュレーション効果の揺れの深さを設定します。

Phase(フェイズ)

モジュレーション効果の広がり具合を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とモジュレーション・ディレイ音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100W でモジュレーション・ディレイ音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

19:TRIPLE TAP DELAY(トリプル・タップ・ディレイ)トリプル・タップ・ディレイは、中央、左、右の3方向にディレイ音が鳴らせるエフェクターです。ディレイ・タイムは、特定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。

fig.02-019m

DelayCenter(ディレイ・タイム・センター)

原音が鳴ってから中央のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Left(ディレイ・タイム・レフト)

原音が鳴ってから左のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Right(ディレイ・タイム・ライト)

原音が鳴ってから右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay Center、Delay Left、Delay Rightは特定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。その場合は音符記号の値を設定してください。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。

カットしないときはBYPASS に設定します。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

Delay LevelCenter(センター・レベル)

中央のディレイ音の音量を設定します。

Left(レフト・レベル)

左のディレイ音の音量を設定します。

Right(ライト・レベル)

右のディレイ音の音量を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

L in

R in

L out

R out

Left Tap

Right Tap

Triple Tap Delay

2-BandEQ

2-BandEQ

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Feedback

Center Tap

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第2章 エフェクトを使う

第2章

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とディレイ音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100W でディレイ音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

20:QUADRUPLE TAP DELAY(クアドラプル・タップ・ディレイ)クアドラプル・タップ・ディレイは4つのディレイを持っています。各ディレイ音のディレイ・タイムは、指定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。fig.02-020am

各ディレイ音の定位は次のとおりです。fig.02-020bm

DelayDelay 1(ディレイ・タイム 1)

原音が鳴ってから、ディレイ1の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay 2(ディレイ・タイム 2)

原音が鳴ってから、ディレイ2の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay 3(ディレイ・タイム 3)

原音が鳴ってから、ディレイ3の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay 4(ディレイ・タイム 4)

原音が鳴ってから、ディレイ4の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay 1、Delay 2、Delay 3、Delay 4 は特定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。その場合は音符記号の値を設定してください。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。

カットしないときはBYPASS に設定します。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

Delay LevelLevel 1(レベル 1)

ディレイ1の音量を設定します。

Level 2(レベル 2)

ディレイ2の音量を設定します。

Level 3(レベル 3)

ディレイ3の音量を設定します。

Level 4(レベル 4)

ディレイ4の音量を設定します。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とディレイ音の音量バランスを設定します。

DRY100:0WET で原音だけが出力され、DRY0:100WETでディレイ音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

L in

R in

L out

R out

Quadruple Tap Delay

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Delay 1

Delay 2

Delay 3

Delay 4

Feedback

1

2 3

4

L R

55

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第2章 エフェクトを使う

21:TIME CONTROL DELAY(タイム・コントロール・ディレイ)MFX Control 画面で設定したMIDI コントローラーを使ってディレイ・タイムとピッチをリアルタイムに変化させることができます。ディレイ・タイムを長くするとピッチが下がり、短くするとピッチが上がります。

詳しくは(外部 MIDI 機器でマルチエフェクトの設定を変化させる(P.215))をご覧ください。fig.02-021m

DelayTime(ディレイ・タイム)#

原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Acceleration(アクセラレーション)

ディレイ・タイムを変化させた場合、現在のディレイ・タイムから指定のディレイ・タイムに達するまでの時間を設定します。ディレイ・タイムと同時にピッチ変化の速さも変わります。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。

カットしないときはBYPASS に設定します。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)

原音とディレイ音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100W でディレイ音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)

ディレイ音の定位を設定します。

L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

22:2VOICE PITCH SHIFTER(2ボイス・ピッチ・シフター)ピッチ・シフターは原音のピッチをずらすエフェクターです。2ボイス・ピッチ・シフターは2つのピッチ・シフターを持ち、ピッチをずらせた2つの音を原音に重ねて鳴らすことができます。fig.02-022m

Pitch ACoarse(コース・ピッチ A)# 1

ピッチ・シフトAのピッチ・シフト量を半音単位で設定します。(-2~+1オクターブ)

Fine(ファイン・ピッチA)# 1

ピッチ・シフトAのピッチ・シフト量を2セント単位(1セント=半音の1/100)で設定します。

Pan(アウトプット・パン A)

ピッチ・シフトAの音の定位を設定します。

L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイムA)

原音が鳴ってからピッチ・シフトAの音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

L in

R in

L out

R out2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

2-BandEQ

Feedback

Time Control Delay

L in

R in

L out

R out

2Voice Pitch Shifter

Level Balance ABalance W

Balance D

Balance W

Balance D

Level Balance BPanB R

PanA L

PanA R

PanB L

56

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第2章 エフェクトを使う

第2章

Pitch ShiftMode(ピッチ・シフター・モード)

値を大きくするほど反応が遅くなり、音揺れも少なくなります。

Pitch BCoarse(コース・ピッチ B)#2

ピッチ・シフトBのピッチ・シフト量を半音単位で設定します。(-2~+1オクターブ)

Fine(ファイン・ピッチB)# 2

ピッチ・シフトBのピッチ・シフト量を2セント単位(1セント=半音の1/100)で設定します。

Pan(アウトプット・パン B)

ピッチ・シフトBの音の定位を設定します。

L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイムB)

原音が鳴ってからピッチ・シフトBの音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Level BalanceLevel Balance(レベル・バランス)

ピッチ・シフトAとピッチ・シフトBの音量バランスを設定します。

A100:0Bでピッチ・シフトA音だけが出力され、A0:100Bでピッチ・シフトB音だけが出力されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)

原音とピッチ・シフト音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100W でピッチ・シフト音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

23:FBK PITCH SHIFTER(フィードバック・ピッチ・シフター)ピッチ・シフト音を入力に戻すことができるピッチ・シフターです。

fig.02-023m

PitchCoarse(コース・ピッチ)# 1

ピッチ・シフトする量を半音単位で設定します。(-2~+1オクターブ)

Fine(ファイン・ピッチ)# 1

ピッチ・シフトする量を2セント単位(1セント=半音の1/100)で設定します。

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからピッチ・シフト音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Mode(ピッチ・シフター・モード)

値を大きくするほど反応が遅くなり、音揺れも少なくなります。

Feedback(フィードバック)#

ピッチ・シフト音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)

原音とピッチ・シフト音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100W でピッチ・シフト音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

L in

R in

L out

R out2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

2-BandEQ

Feedback

Pitch Shifter

57

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第2章 エフェクトを使う

Pan(アウトプット・パン)

ピッチ・シフト音の定位を設定します。

L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

24:REVERB(リバーブ)リバーブは原音に残響を加え、空間の広さなどをシミュレートします。fig.02-024m

ReverbType(リバーブ・タイプ)

リバーブの種類を設定します。

ROOM1:リバーブ音が短く、密度の濃いリバーブ

ROOM2:リバーブ音が短く、密度の薄いリバーブ

STAGE1:後部リバーブ音の多いリバーブ

STAGE2:初期反射の強いリバーブ

HALL1:澄んだ響きのリバーブ

HALL2:豊かな響きのリバーブ

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからリバーブ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Time(リバーブ・タイム)#

リバーブ音の余韻の長さを設定します。

HF Damp(HFダンプ)

リバーブ音の高域成分をカットする周波数を設定します。

周波数を低くするほど高域成分がカットされ、やわらかなリバーブ音になります。

カットしないときはBYPASS に設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とリバーブ音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100W でリバーブ音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

25:GATED REVERB(ゲート・リバーブ)ゲート・リバーブはリバーブ音を途中でカットするリバーブです。fig.02-025m

ReverbType(リバーブ・タイプ)

リバーブの種類を設定します。

NORMA:通常のゲート・リバーブ。

REVERSE:逆回転のリバーブ。

SWEEP1:リバーブ音が右から左へ移動します。

SWEEP2:リバーブ音が左から右へ移動します。

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからリバーブ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Gate Time(ゲート・タイム)

リバーブ音の余韻の長さを設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

+にするほど高域が強調(増幅)されます。

L in

R in

L out

R out

Reverb

2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

2-BandEQ

L in

R in

L out

R out

Gate Reverb

2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

2-BandEQ

58

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第2章 エフェクトを使う

第2章

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とリバーブ音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100W でリバーブ音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

26:OVERDRIVE → CHORUSオーバードライブとコーラスを直列に接続しています。fig.02-026m

OverdriveDrive(ドライブ)

オーバードライブの歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Pan(オーバードライブ・パン)#

オーバードライブ音の定位を設定します。

L64 で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

ChorusPre Delay(コーラス・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(コーラス・レイト)

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Balance(コーラス・バランス)#

オーバードライブにコーラスを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでオーバー・ドライブ音だけが出力され、D0:100Wでオーバードライブにコーラスを通した音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

27:OVERDRIVE → FLANGERオーバードライブとフランジャーを直列に接続しています。fig.02-027m

OverdriveDrive(ドライブ)

オーバードライブの歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Pan(オーバードライブ・パン)#

オーバードライブ音の定位を設定します。

L64 で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

FlangerPre Delay(フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(フランジャー・レイト)

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

Depth(フランジャー・デプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

Feedback(フランジャー・フィードバック)

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

Balance(フランジャー・バランス)#

オーバードライブにフランジャーを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでオーバー・ドライブ音だけが出力され、D0:100Wでオーバードライブにフランジャーを通した音だけが出力されます。

L in

R in

ChorusOverdrive

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

L in

R in

FlangerOverdrive

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

59

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第2章 エフェクトを使う

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

28:OVERDRIVE → DELAYオーバードライブとディレイを直列に接続しています。fig.02-028m

OverdriveDrive(ドライブ)

オーバードライブの歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Pan(オーバードライブ・パン)#

オーバードライブ音の定位を設定します。

L64 で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

DelayTime(ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback(ディレイ・フィードバック)

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

HF Damp(ディレイ・HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。

カットしないときはBYPASS に設定します。

Balance(ディレイ・バランス)#

オーバードライブにディレイを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでオーバー・ドライブ音だけが出力され、D0:100Wでオーバードライブにディレイを通した音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

29:DISTORTION → CHORUSディストーションとコーラスを直列に接続しています。設定項目は「26:OVERDRIVE → CHORUS」とほぼ同じで、以下の2カ所だけ異なります。

Drive →ディストーションの歪み具合を設定します。

Pan →ディストーション音の定位を設定します。fig.02-029m

30:DISTORTION → FLANGERディストーションとフランジャーを直列に接続しています。設定項目は「27:OVERDRIVE → FLANGER」とほぼ同じで、以下の2カ所だけ異なります。

Drive →ディストーションの歪み具合を設定します。

Pan →ディストーション音の定位を設定します。fig.02-030m

31:DISTORTION → DELAYディストーションとディレイを直列に接続しています。設定項目は「28:OVERDRIVE → DELAY」とほぼ同じで、以下の2カ所だけ異なります。

Drive →ディストーションの歪み具合を設定します。)

Pan →ディストーション音の定位を設定します。fig.02-031m

L in

R in

DelayOverdrive

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

L in

R in

ChorusDistortion

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

L in

R in

FlangerDistortion

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

L in

R in

DelayDistortion

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

60

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第2章 エフェクトを使う

第2章

32:ENHANCER → CHORUSエンハンサーとコーラスを直列に接続しています。fig.02-032m

EnhancerSens(エンハンサー・センス)#

エンハンサーのかかり具合を設定します。

Mix Level(エンハンサー・ミックス・レベル)

原音に対するエンハンサーで生成される倍音の音量を設定します。

ChorusPre Delay(コーラス・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(コーラス・レイト)

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Balance(コーラス・バランス)#

エンハンサーにコーラスを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでエンハンサー音だけが出力され、D0:100Wでエンハンサーにコーラスを通した音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

33:ENHANCER → FLANGERエンハンサーとフランジャーを直列に接続しています。fig.02-033m

EnhancerSens(エンハンサー・センス)#

エンハンサーのかかり具合を設定します。

Mix Level(エンハンサー・ミックス・レベル)

原音に対するエンハンサーで生成される倍音の音量を設定します。

FlangerPre Delay(フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(フランジャー・レイト)

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

Depth(フランジャー・デプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

Feedback(フランジャー・フィードバック)

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

Balance(フランジャー・バランス)#

エンハンサーにフランジャーを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでエンハンサー音だけが出力され、D0:100Wでエンハンサーにフランジャーを通した音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Chorus

L in

R in

L out

R out

Mix

Mix

Enhancer

Enhancer

Balance W

Balance W

Balance D

Balance DFeedback

Flanger

L in

R in

L out

R out

Mix

Mix

Enhancer

Enhancer

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

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第2章 エフェクトを使う

34:ENHANCER → DELAYエンハンサーとディレイを直列に接続しています。fig.02-034m

EnhancerSens(エンハンサー・センス)#

エンハンサーのかかり具合を設定します。

Mix Level(エンハンサー・ミックス・レベル)

原音に対するエンハンサーで生成される倍音の音量を設定します。

DelayTime(ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback(ディレイ・フィードバック)

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

HF Damp(ディレイ・HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。

カットしないときはBYPASS に設定します。

Balance(ディレイ・バランス)#

エンハンサーにディレイを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでエンハンサー音だけが出力され、D0:100Wでエンハンサーにディレイを通した音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

35:CHORUS → DELAYコーラスとディレイを直列に接続しています。fig.02-035m

ChorusPre Delay(コーラス・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(コーラス・レイト)

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Balance(コーラス・バランス)#

原音とコーラス音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100Wコーラス音だけが出力されます。

DelayTime(ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback(ディレイ・フィードバック)

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

HF Damp(ディレイ・HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。

カットしないときはBYPASS に設定します。

Balance(ディレイ・バランス)#

コーラスにディレイを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでコーラス音だけが出力され、D0:100Wでコーラスにディレイを通した音だけが出力されます。

Feedback

Delay

L in

R in

L out

R out

Mix

Mix

Enhancer

Enhancer

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

Delay

L in

R in

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

ChorusBalance W

Balance W

Balance D

Balance D

62

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第2章 エフェクトを使う

第2章

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

36:FLANGER → DELAYフランジャーとディレイを直列に接続しています。fig.02-036m

FlangerPre Delay(フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(フランジャー・レイト)

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

Depth(フランジャー・デプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

Feedback(フランジャー・フィードバック)

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

Balance(フランジャー・バランス)#

原音とフランジャー音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100Wでフランジャー音だけが出力されます。

DelayTime(ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback(ディレイ・フィードバック)

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

HF Damp(ディレイ・HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波

数を設定します。

カットしないときはBYPASS に設定します。

Balance(ディレイ・バランス)#

フランジャーにディレイを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wフランジャー音だけが出力され、D0:100Wでフランジャーにディレイを通した音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

37:CHORUS → FLANGERコーラスとフランジャーを直列に接続しています。fig.02-037m

ChorusPre Delay(コーラス・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(コーラス・レイト)

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Balance(コーラス・バランス)#

原音とコーラス音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100Wコーラス音だけが出力されます。

FlangerPre Delay(フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(フランジャー・レイト)

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

Feedback

Delay

L in

R in

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Flanger

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

Feedback

Flanger

L in

R in

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

ChorusBalance W

Balance W

Balance D

Balance D

63

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第2章 エフェクトを使う

Depth(フランジャー・デプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

Feedback(フランジャー・フィードバック)

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

Balance(フランジャー・バランス)#

コーラスにフランジャーを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでコーラス音だけが出力され、D0:100Wでコーラスにフランジャーを通した音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

38:CHORUS/DELAYコーラスとディレイを並列に接続しています。設定項目は「35:CHORUS → DELAY」と同じです。

ただし、Delay Balance では原音とディレイ音の音量バランスを設定します。fig.02-038m

39:FLANGER/DELAYフランジャーとディレイを並列に接続しています。設定項目は「36:FLANGER → DELAY」と同じです。

ただし、Delay Balance では原音とディレイ音の音量バランスを設定します。fig.02-039m

40:CHORUS/FLANGERコーラスとフランジャーを並列に接続しています。設定項目は「37:CHORUS → FLANGER」と同じです。

ただし、Flanger Balance では原音とフランジャー音の音量バランスを設定します。fig.02-040m

R in R out

L in L out

Feedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Chorus

Delay

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Flanger

Delay

R in R out

L in L out

Feedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Chorus

Flanger

64

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第2章 エフェクトを使う

第2章

41:STEREO PHASER(ステレオ・フェイザー)ステレオ仕様のフェイザーです。ステップ効果でフェイザー効果のかかった音のピッチを段階的に変化させることもできます。fig.02-041m

PhaserType(フェイザー・タイプ)

フェイザーのタイプを選びます。

1 よりも 2のほうが、より高音域にフェイザー効果がかかります。

Mode(モード)

フェイザーの段数(4-STAGE/ 8-STAGE)を選びます。

Polarity(ポラリティー)

モジュレーションの左右の位相を同じにするか逆にするかを選びます。

INVERSE:左右の位相が逆になります。モノ・ソースを使用したときに音の広がりがでます。

SYNCHRO:左右の位相が同じになります。ステレオ・ソースを使用するときに選びます。

Manual(マニュアル)#

フェイズ効果がかかる中心周波数を設定します。

Rate(フェイザー・レイト)#

うねりの周期を設定します。

Depth (フェイザー・デプス)

うねりの深さを設定します。

Resonance(フェイザー・レゾナンス)

フェイザーのフィードバック量を設定します。値を大きくするほど、クセの強い音になります。

X-Feedback(クロス・フィードバック・レベル)

フェイザー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値に設定すると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力されます。

Mix Level(ミックス・レベル)

原音に対する位相をずらせた音の音量を設定します。

Step RateSwitch(スイッチ) 

ピッチを段階的に変化させるか(ON)、させないか(OFF)を設定します。

Rate(ステップ・レイト)#

ピッチ変化の周期を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

42:KEYSYNC FLANGER(キーシンク・フランジャー)エフェクターへの入力音の音量でフランジャー効果をリセットし、リセットのたびに同じピッチから再開するようにコントロールします。

鍵盤を弾く強さでフランジャー効果をコントロールできます。fig.02-042m

FlangerPrDly(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(LFOレイト)#

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

R in R out

L in L outPhaserMix

2-BandEQ

Phaser 2-BandEQ

Mix

R in R out

L in L out

Flanger

FeedbackFeedback

Flanger

2-BandEQ

2-BandEQ

65

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第2章 エフェクトを使う

Depth(LFO デプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

Fbk(フィードバック)#

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値に設定すると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力されます。値を大きくするほど、クセのある音になります。

Phase(フェイズ)

フランジャー音の広がり具合を設定します。

FilterType(フィルター・タイプ)

OFF:フィルターを使いません。

LPF:Cutoff Freq の値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:Cutoff Freq の値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数をカットする場合の基準周波数を設定します。

Step RateSwitch(スイッチ)

ピッチを段階的に変化させるか(ON)、させないか(OFF)を設定します。

Rate(ステップ・レイト)#

ピッチ変化の周期を設定します。

KeysyncSwitch(キーシンク・スイッチ)

入力音によってフランジャーの LFO をリセットするか(ON)、しないか(OFF)を設定します。

Thres(キーシンク・スレッショルド)

リセットをかける音量レベルを設定します。

Phase(キーシンク・フェイズ)

リセットしたときの LFO の位相を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(バランス)#

原音とフランジャー音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でフランジャー音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

43:FORMANT FILTER(フォルマント・フィルター)人間の声のように、音に母音をつけることができます。fig.02-043m

OverdriveSwitch(スイッチ)

ドライブの ON/OFF を切り替えます。

Drive(ドライブ)

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

FilterVowel 1(ヴォウエル)

母音を選びます。

Vowel 2(ヴォウエル)

母音を選びます。

Rate(レイト)

2つの母音を切り替える周期を設定します。

Depth(デプス)

効果の深さを設定します。

Manual(マニュアル)

2つの母音を切り替えるポイントを調節します。50 に設定するとヴォウエル1と2は同じ時間で切り換わります。50

Formant 2-BandEQ

L in

R in

Overdrive

L out

R outPan R

Pan L

66

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第2章 エフェクトを使う

第2章

以下に設定するとヴォウエル1の時間が長くなります。

50 以上に設定するとヴォウエル1の時間が短くなります。

KeysyncSwitch(キーシンク・スイッチ)

入力音によって母音を切り替えるための LFO をリセットするか(ON)、しないか(OFF)を設定します。

Thres(キーシンク・スレッショルド)

リセットをかける音量レベルを設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)

出力音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

44:RING MODULATOR(リング・モジュレーター)リング・モジュレーターは、入力信号に振幅変調(AM変調)をかけることによりベルのような音を出すことができるエフェクターです。

エフェクターへの入力音の音量により、変調周波数を変化させることもできます。fig.02-044m

Ring ModulatorFreq(フリケンシー)#

変調をかける周波数を設定します。

Modulator(モジュレーター・ソース)

変調を制御するエンベロープの元となる音の入力先を設定し

ます。

SOURCE に設定すると、MFX に入ってきた音のエンベロープによって周波数を変調します。

Modulator Monitor(モジュレーター・モニター)

モジュレーターとして入力した音を出力するか(ON)、しないか(OFF)を設定します。

Sens(センス)#

周波数の変調のかかり具合を設定します。

Polarity(ポラリティー)

周波数の変調を高い周波数方向に動かすか(UP)、低い周波数方向に動かすか(DOWN)を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音が出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

L in

R in

L out

R out

Ring Mod

2-Band EQ

2-Band EQ

Ring Mod

67

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第2章 エフェクトを使う

45:MULTI TAP DELAY(マルチ・タップ・ディレイ)マルチ・タップ・ディレイは、4つのディレイを持っています。各ディレイ音のディレイ・タイムは指定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。また、各ディレイ音の定位やレベルを設定することができます。fig.02-045m

Delay1(ディレイ・タイム 1)

原音が鳴ってから、ディレイ1 の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

2 (ディレイ・タイム 2)

原音が鳴ってから、ディレイ2 の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

3 (ディレイ・タイム 3)

原音が鳴ってから、ディレイ3 の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

4 (ディレイ・タイム 4)

原音が鳴ってから、ディレイ 4 の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値に設定すると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力されます。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする基準周波数を設定します。

カットしないときは BYPASS に設定します。

Level1 (レベル 1)

ディレイ1の音量を設定します。

2 (レベル 2)

ディレイ2の音量を設定します。

3 (レベル3)

ディレイ3の音量を設定します。

4 (レベル4)

ディレイ4の音量を設定します。

Pan1(アウトプット・パン 1)

ディレイ音(ディレイ1)の定位を設定します。L64 で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

2 (アウトプット・パン2)

ディレイ音(ディレイ2)の定位を設定します。L64 で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

3 (アウトプット・パン3)

ディレイ音(ディレイ3)の定位を設定します。L64 で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

4 (アウトプット・パン4)

ディレイ音(ディレイ 4)の定位を設定します。L64 で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音が出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

L in

R in

L out

R out

Multi Tap Delay

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Delay 1

Delay 3

Delay 4

Delay 2

Feedback

2-BandEQ

2-BandEQ

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第2章 エフェクトを使う

第2章

46:REVERSE DELAY(リバース・ディレイ)入力された音のリバース音をディレイ音として付加するディレイです。fig.02-046m

Delay1(ディレイ・タイム 1)

原音が鳴ってから、ディレイ1 の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

2(ディレイ・タイム 2)

原音が鳴ってから、ディレイ2 の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

3(ディレイ・タイム 3)

原音が鳴ってから、ディレイ3 の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

4(ディレイ・タイム 4)

原音が鳴ってから、ディレイ4 の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback 1(フィードバック 1)#

ディレイ1, の音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値に設定すると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力されます。

4(フィードバック 4)#

ディレイ4の音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値に設定すると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力されます。

HF Damp1(HFダンプ 1)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする基準周波数を設定します。

カットしないときは BYPASS に設定します。

4(HFダンプ 4)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする基準周波数を設定します。

カットしないときは BYPASS に設定します。

Level1 ~ 3(レベル 1~3)

ディレイ1, 2, 3 の音量を設定します。

Pan1 ~ 3(アウトプット・パン 1~3 )

ディレイ音(ディレイ1, 2, 3)の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

ThresholdThresh(スレッショルド・レベル)

リバース・ディレイがかかり始める音量レベルを設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

FeedbackL in

R in

Rev. Delay

L out

R out2-BandEQ

2-BandEQ

1

2

D1

Delay

3D3

D2

D4

69

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第2章 エフェクトを使う

47:SHUFFLE DELAY(シャッフル・ディレイ)ディレイ音をシャッフルさせる事ができ、スイング感のある弾むようなディレイ効果が得られます。fig.02-047m

DelayTime(ディレイ・タイム)#

原音が鳴ってから、ディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Shuffle Rate(シャッフル・レイト)#

ディレイ A の音が鳴るまでの遅延時間に対するディレイ Bの音が鳴るまでの遅延時間の割合(%)を設定します。100% に設定すると、遅延時間は同じ長さになります。

Acceleration(アクセラレーション)

ディレイ・タイムを変化させた場合、現在のディレイ・タイムから指定のディレイ・タイムに達する間での時間を設定します。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値に設定すると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力されます。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする基準周波数を設定します。

カットしないときは BYPASS に設定します。

Pan A(パンA)

ディレイ A の音のパンを設定します。

B(パン B)

ディレイ B の音のパンを設定します。

BalanceBalance(レベル・バランス)

ディレイ A とディレイ Bの音量バランスを設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

48:3D DELAY(3D ディレイ)ディレイ音に 3D 効果(立体感)がかかります。ディレイ音が 90 度左と90 度右に定位します。fig.02-048m

DelayCenter(ディレイ・タイム・センター)

原音が鳴ってから中央のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Left(ディレイ・タイム・レフト)

原音が鳴ってから左のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Right(ディレイ・タイム・ライト)

原音が鳴ってから右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする基準周波数を設定します。

FeedbackL in

R in

Delay

L out

R out2-BandEQ

2-BandEQ

1

2

Delay 1

Delay 2

L

R

3D Delay L

3D Delay R

3D Delay C

Level2-Band

EQ

2-BandEQ

L out

R out

70

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第2章 エフェクトを使う

第2章

カットしないときは BYPASS に設定します。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値に設定すると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力されます。

Delay LevelCenter(レベル・センター)

中央のディレイ音の音量を設定します。

Left(レベル・レフト)

左のディレイ音の音量を設定します。

Right(レベル・ライト)

右のディレイ音の音量を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音だけが出力されます。

OutputOut(アウトプット・モード)

OUTPUT ジャックから出力させる音を再生する方法を設定します。スピーカーで鳴らすときは SPEAKERを、ヘッドホンで鳴らすときは PHONESを 選ぶと、最適な 3D 効果が得られます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

49:3VOICE PITCH SHIFTER(3ボイス・ピッチ・シフター)ピッチ・シフターは原音のピッチをずらすエフェクターです。3ボイス・ピッチ・シフターは3つのピッチシフターを持ち、ピッチをずらした3つの音を原音に重ねて鳴らすことができます。また、ピッチ・シフト音をそれぞれの入力に戻すことができます。fig.02-049m

Pch Coarse1 ~ 3(コース・ピッチ 1~ 3)# 1

ピッチ・シフト 1, 2, 3 のピッチを半音単位で設定します。

Pch Fine1 ~ 3(ファイン・ピッチ 1~3)#1

ピッチ・シフト 1, 2, 3 のピッチを2セント単位で微調節します。

Pitch ShiftMode(ピッチ・シフター・モード)

値を大きくするほど反応が遅くなり、音揺れも少なくなります。

Fbk1 ~ 3(フィードバック・レベル 1~ 3)#

ピッチシフト1~ 3の音を再び入力に戻す時の割合(%)を設定します。

Pre Delay1 ~ 3(プリ・ディレイ・タイム 1~ 3)

原音が鳴ってからピッチ・シフト1~ 3の音が鳴るまでの時間を設定します。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音だけが出力されます。

Level1 ~ 3(レベル 1~ 3)

ピッチシフト1~ 3の音の音量を設定します。

L

R

Pitch 1

Pitch 3

Pitch 2

L out

R out

1

2

3

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第2章 エフェクトを使う

Pan1 ~ 3(アウトプット・パン 1~ 3)

ピッチシフト1~3の音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

50:LOFI COMPRESS(ローファイ・コンプレス)音質を荒くするエフェクターです。fig.02-050m

Lo-FiType(ロー・ファイ・タイプ)

音質を粗くします。値が大きいほど音質が粗くなります。

Pre FilterType(プリ・フィルター・タイプ)

Lo-Fi を通る前のフィルターのタイプを設定します。

Post Filter 1Type(ポスト・フィルター1・タイプ)

Lo-Fi を通った後のフィルターのタイプを設定します。

Post Filter 2Type(ポスト・フィルター2・タイプ)

OFF:ポスト・フィルター2 を使いません。

LPF:Cutoff Freq の値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:Cutoff Freq の値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数をカットする場合の基準周波数を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)

出力音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

51:LOFI NOISE(ローファイ・ノイズ)ローファイ効果に加えて、ラジオ・ノイズ、ディスク・ノイズなどのノイズを発生させます。fig.02-051m

Lo-FiType(ロー・ファイ・タイプ)

音質を粗くします。値が大きいほど音質が粗くなります。

Post FilterType(ポスト・フィルター・タイプ)

OFF:フィルターを使いません。

LPF:Cutoff Freq の値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:Cutoff Freq の値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数をカットする場合の基準周波数を設定します。

Radio NoiseDetune(ラジオ・デチューン)#

ラジオのチューニングのノイズをシミュレートします。値が大きくなるほどチューニングがずれます。

Lo-Fi 2-BandEQ

L in

R in

L out

R outPan R

Pan L

Lo-Fi

Radio Noise Gen.

L in

R in

L out

R outPan R

Pan L2-BandEQ

72

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第2章 エフェクトを使う

第2章

Level(レベル)

ラジオ・ノイズの音量を設定します。

Disc NoiseType(ディスク・ノイズ・タイプ)

レコード・ノイズの種類を選びます。タイプによってノイズの出る頻度が変わります。

LPF

レコード・ノイズにかけるロー・パス・フィルターの基準周波数を設定します。

Level(ディスク・ノイズ・レベル)

レコード・ノイズの音量を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)

出力音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

52:SPEAKER SIMULATOR(スピーカー・シミュレーター)スピーカーのタイプとスピーカーの音を録るマイクのセッティングをシミュレートしたエフェクターです。fig.02-052m

SpeakerType(スピーカー・タイプ)

スピーカーのタイプを選びます。各タイプの仕様は以下のとおりです。スピーカーの項は、スピーカーの径(インチ)と個数を示しています。タイプ キャビネット スピーカー マイク

SMALL 1 小型後面開放型 10 ダイナミック・マイクSMALL 2 小型後面開放型 10 ダイナミック・マイクMIDDLE 後面開放型 12 x 1 ダイナミック・マイクJC-120 後面開放型 12 x 2 ダイナミック・マイクBUILT IN 1 後面開放型 12 x 2 ダイナミック・マイクBUILT IN 2 後面開放型 12 x 2 コンデンサー・マイクBUILT IN 3 後面開放型 12 x 2 コンデンサー・マイクBUILT IN 4 後面開放型 12 x 2 コンデンサー・マイクBUILT IN 5 後面開放型 12 x 2 コンデンサー・マイクBG STACK 1 密閉型 12 x 2 コンデンサー・マイクBG STACK 2 大型密閉型 12 x 2 コンデンサー・マイクMS STACK 1 大型密閉型 12 x 4 コンデンサー・マイクMS STACK 2 大型密閉型 12 x 4 コンデンサー・マイクMETAL STACK 大型 2段重ね 12 x 4 コンデンサー・マイク2-STACK 大型 2段重ね 12 x 4 コンデンサー・マイク3-STACK 大型 3段重ね 12 x 4 コンデンサー・マイク

MicSetting(マイク・セッテイング)

スピーカーの音を収録するマイクの位置を設定します。設定できるマイクの位置は 3 段階で、1/ 2/ 3 の順でマイクの位置が遠ざかります。

Level(レベル)#

マイクの音量を設定します。

Direct Level(ダイレクト・レベル))#

ダイレクト音の音量を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

L in

R in

L out

R out

Speaker

Speaker

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第2章 エフェクトを使う

53:OVERDRIVE 2(オーバードライブ 2)強い歪みが得られるオーバードライブです。fig.02-053m

OverdriveDrive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Tone(トーン)

オーバードライブの音質を設定します。

Amp SimulatorSwitch(スイッチ)

アンプ・シミュレーターの ON/OFF を切り替えます。

Type(アンプ・シミュレーター・タイプ)

ギター・アンプの種類を設定します。

SMALL:小型アンプ

BUILT-IN:ビルト・イン・タイプのアンプ

2-STACK:大型 2 段積みアンプ

3-STACK:大型 3 段積みアンプ

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)#

出力音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

54:DISTORTION 2(ディストーション 2)強い歪みが得られるディストーションです。fig.02-054m

DistortionDrive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Tone(トーン)

ディストーションの音質を設定します。

Amp SimulatorSwitch(スイッチ)

アンプ・シミュレーターの ON/OFF を切り替えます。

Type(アンプ・シミュレーター・タイプ)

ギター・アンプの種類を設定します。

SMALL:小型アンプ

BUILT-IN:ビルト・イン・タイプのアンプ

2-STACK:大型 2 段積みアンプ

3-STACK:大型 3 段積みアンプ

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)#

出力音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

L in

R in

L out

R outPan R

Pan LAmpSimulator

2-BandEQ

Overdrive

L in

R in

L out

R outPan R

Pan LAmpSimulator

2-BandEQ

Distortion

74

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第2章 エフェクトを使う

第2章

55:STEREO COMPRESSOR(ステレオ・コンプレッサー)ステレオ仕様のコンプレッサーです。fig.02-055m

CompressorAttack(アタック・タイム)

入力した音の立ち上がり時間を設定します。

Sustain(サスティン)

小さなレベルの音を持ち上げて一定の音量に達するまでの時間を設定します。

Post Gain(ポスト・ゲイン)

出力するレベルを設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

56:STEREO LIMITER(ステレオ・リミッター)ステレオ仕様のリミッターです。fig.02-056m

LimiterThreshold(スレッショルド・レベル)

圧縮を始める音量レベルを設定します。

Ratio(コンプレッション・レシオ)

圧縮比を設定します。

Release(リリース・タイム)

音量がスレッショルド・レベル以下になってから効果がなくなるまでの時間を設定します。

Post Gain(ポスト・ゲイン)

出力する音のレベルを設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

L in

R in

L out

R out

Compressor

2-Band EQ

2-Band EQ

Compressor

L in

R in

L out

R out

Limiter

2-Band EQ

2-Band EQ

Limiter

75

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第2章 エフェクトを使う

57:GATE(ゲート)エフェクターへの入力音の音量によって、残響音の余韻をカットします。音の余韻を強制的に短くするときなどに使います。fig.02-057m

GateMode(モード)

GATE(ゲート・リバーブ):

原音の音量が小さくなるとゲートが閉じ、リバーブ音がカットされます。

DUCK(ダッキング・リバーブ):

原音の音量が大きくなるとゲートが閉じ、リバーブ音がカットされるダッキング・リバーブ風効果です。大入力時のみリバーブ音を止めて、演奏が不明瞭になるのを防止できます。

Attack Time(アタック・タイム)

ゲートが開き始めてから、開ききるまでの所要時間を設定します。

Hold Time(ホールド・タイム)

原音がスレッショルド・レベルを下回った瞬間から、ゲートが閉じ始めるまでの時間を設定します。

Release Time(リリース・タイム)

ホールド・タイム経過後、ゲートが閉じ始めてから閉じ終わるまでの所要時間を設定します。

Gate KeyKey(キー)

ゲートを閉じるためのトリガーとなる音の入力先を設定します。

SOURCE に設定すると、MFX に入ってきた音でゲートを閉じます。

Threshold(キー・スレッショルド)

ゲートを閉じ始める音量レベルを設定します。

Monitor(キー・モニター)

ゲートのトリガーとして使った音を出力するか(ON)、しないか(OFF)を設定します。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

58:SLICER(スライサー)音を連続的にカットすることで、普通に音を鳴らしているだけで、バッキング・フレーズを刻んでいるような効果を作り出します。特に持続音にかけると効果的です。fig.02-058m

Level 1 ~ 4Beat 1 ~ 4(ビート1~ 4)

1小節を4分の4拍子として、16分割したときの各16分音符のレベルを設定します。0 の時は音が出力されません。

RateRate(レイト)#

1 小節の周期を設定します。

AttackAttack(アタック)

ビート間の音量変化の速さを設定します。値が大きくなるほど音量変化が速くなります。

ResetTrigger(トリガー)#

1 小節のパターンをリセットするためのトリガーとなる音の入力先を設定します。OFFにすると、入力があってもパターンはReset されません。Source に設定すると、MFXに入ってきた音でパターンをReset します。MFX コントロールするパラメータとして RESET を選択すると、外部MIDI 機器でパターンの Reset を行なうことができます。

Threshold(リセット・スレッショルド)

リセットし始める音量レベルを設定します。

Monitor(リセット・モニター)

リセットのトリガーとして使った音を出力するか(ON)、し

L in

R in

L out

R out

Gate

Gate

L in

R in

L out

R out

Slicer

Slicer

76

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第2章 エフェクトを使う

第2章

ないか(OFF)を設定します。Reset が OFF および Sourceのときは、このパラメーターは無視されます。

Beat ChangeMode(モード)

次の Beat に移行するときの音量変化のしかたを設定します。

LEGATO:ある Beat のレベルから次の Beat のレベルへ、音量がそのまま変化します。次の Beat のレベルが前のBeat のレベルと同じである場合は、音量変化は起きません。

SLASH:次の Beat のレベルへ移行する前に、一旦レベルが 0 になります。次の Beat のレベルが前の Beat のレベルと同じである場合であっても、この変化は起きます。

Shuffle(シャッフル)#

偶数番目の Beat(Beat 1-2/ Beat 1-4/ Beat 2-2/ ...)のレベルへの音量変化のタイミングを設定します。値が大きいほど移行のタイミングが遅くなります。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

59:ISOLATOR(アイソレーター)音量をカットする度合いが非常に大きなイコライザーで、各音域の音量をカットすることにより特殊な効果が得られます。fig.02-059m

Boost/CutLow(レベル・ロー)#

Mid(レベル・ミッド)#

High(レベル・ハイ)#

高域(High)、中域(Middle)、低域(Low)の各周波数帯域を増減します。-60 dB にすると、その帯域は聴くこえなくなります。0 dB で入力音と同じレベルになります。

Anti Phase LowSwitch(アンチ・フェイズ・ロー・スイッチ)

低域(Low)の帯域別アンチ・フェイズ機能のオン/オフを設定します。オンにすると、ステレオの反対チャンネルの音が位相反転されて加えられます。

Level(アンチ・フェイズ・ロー・レベル)

低域(Low)の帯域別アンチ・フェイズ機能のオン/オフとレベルを設定します。レベルの設定によって、特定のパートだけを抽出するような効果が得られます。(ステレオ入力のみ有効)

Anti Phase MidSwitch(アンチ・フェイズ・ミドル・スイッチ)

中域(Middle)の帯域別アンチ・フェイズ機能のオン/オフを設定します。オンにすると、ステレオの反対チャンネルの音が位相反転されて加えられます。

Level(アンチ・フェイズ・ミドル・レベル)

中域(Middle)の帯域別アンチ・フェイズ機能のレベルを設定します。レベルの設定によって、特定のパートだけを抽出するような効果が得られます。(ステレオ入力のみ有効)

Low BoostSwitch(ロー・ブースター・スイッチ)

ロー・ブースターを使うか(ON)、使わないか(OFF)を設定します。低域を増強して重低音を作り出します。

Level(ロー・ブースター・スイッチ/レベル)

レベルを設定します。値が大きくなるほど重低音が得られます。(アイソレーターやフィルターの設定によっては、効果がわかりにくい場合があります。)

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

60:3D CHORUS(3D コーラス)コーラス音に 3D 効果(立体感)がかかります。コーラス音が 90 度左と90 度右に定位します。fig.02-060m

ChorusRate(LFOレイト)#

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(LFO デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

L in

R in

L out

R out

Isolater

Low Boost

Low Boost

Isolater

L

R

3D Chorus

2-BandEQ

2-BandEQ

R out

L out

77

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第2章 エフェクトを使う

Phase(フェイズ)

コーラス音の広がり具合を設定します。

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

FilterType (フィルター・タイプ)

OFF:フィルターを使いません。

LPF:Cutoff Freq の値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:Cutoff Freq の値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数をカットする場合の基準周波数を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(バランス)#

原音とフランジャー音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でフランジャー音だけが出力されます。

OutputOutput(アウトプット・モード)

OUTPUT ジャックから出力させる音を再生する方法を設定します。スピーカーで鳴らすときは SPEAKER を、ヘッドホンで鳴らすときは PHONES を 選ぶと、最適な 3D 効果が得られます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

61:3D FLANGER(3D フランジャー)フランジャー音に 3D 効果(立体感)がかかります。フランジャー音が 90 度左と90 度右に定位します。fig.02-061m

FlangerRate(LFOレイト)#

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

Depth(LFO デプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

Feedback(フィードバック)#

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値に設定すると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力されます。値を大きくするほど、クセのある音になります。

Phase(フェイズ)

フランジャーの音の広がり具合を設定します。

PrDly(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

FilterType(フィルター・タイプ)

OFF:フィルターを使いません。

LPF:Cutoff Freq の値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:Cutoff Freq の値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数をカットする場合の基準周波数を設定します。

Step RateSwitch(スイッチ)

ピッチを段階的に変化させるか(ON)、させないか(OFF)を設定します。

L

R

3D Flanger

2-BandEQ

2-BandEQ

R out

L out

78

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第2章 エフェクトを使う

第2章

Rate(ステップ・レイト)#

ピッチ変化の周期を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(バランス)#

原音とフランジャー音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でフランジャー音だけが出力されます。

OutputOutput(アウトプット・モード)

OUTPUT ジャックから出力させる音を再生する方法を設定します。スピーカーで鳴らすときは SPEAKER を、ヘッドホンで鳴らすときはPHONES を 選ぶと、最適な 3D 効果が得られます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

62:TREMOLO(トレモロ)トレモロは音量を周期的に動かすことで、音にトレモロ効果を与えます。fig.02-062am

TremoloMod Wave(モジュレーション・ウェーブ)

TRI:三角波のように変化します。

SQR:矩形波のように変化します。

SIN:正弦波のように変化します。

SAW1/ 2:のこぎり波のように変化します。SAW1とSAW2では、のこぎりの刃の向きが逆になっています。

fig.02-062bm

Rate(レイト)#

エフェクトのかかる周期を設定します。

Depth(デプス)#

エフェクトのかかる深さを設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

63:AUTO PAN(オート・パン)オート・パンは音の定位を周期的に変化させます。fig.02-063am

Auto PanMod Wave(モジュレーション・ウェーブ)

TRI:三角波のように変化します。

SQR:矩形波のように変化します。

SIN:正弦波のように変化します。

SAW1/ 2:のこぎり波のように変化します。SAW1とSAW2では、のこぎりの刃の向きが逆になっています。fig.02-063bm

Rate(レイト)#

エフェクトのかかる周期を設定します。

L in

R in

L out

R out

Tremolo

2-Band EQ

2-Band EQ

Tremolo

SAW1 SAW2

L in

R in

L out

R out

Auto Pan

2-Band EQ

2-Band EQ

Auto Pan

SAW1 SAW2

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第2章 エフェクトを使う

Depth(デプス)#

エフェクトのかかる深さを設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

64:STEREO PHASER 2(ステレオ・フェイザー 2)ステレオ仕様のフェイザーです。fig.02-064m

PhaserType(フェイザー・タイプ)

フェイザーのタイプを選びます。

1 よりも 2のほうが、より高音域にフェイザー効果がかかります。

Mode(モード)

フェイザーの段数(4/ 8/12/16)を選びます。

Polarity(ポラリティー)

モジュレーションの左右の位相を同じにするか逆にするかを選びます。

INVERSE:左右の位相が逆になります。モノ・ソースを使用したときに音の広がりがでます。

SYNCHRO:左右の位相が同じになります。ステレオ・ソースを使用するときに選びます。

Manual(マニュアル)#

フェイズ効果がかかる中心周波数を設定します。

Rate(フェイザー・レイト)#

うねりの周期を設定します。

Depth(フェイザー・デプス)

うねりの深さを設定します。

Resonance(フェイザー・レゾナンス)

フェイザーのフィードバック量を設定します。値を大きくするほど、クセの強い音になります。

X-Feedback(クロス・フィードバック・レベル)

フェイザー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値に設定すると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力されます。

Mix Level(ミックス・レベル)

原音に対して位相をずらした音の音量を設定します。

Step RateSwitch(スイッチ)

ピッチを段階的に変化させるか(ON)、させないか(OFF)を設定します。

Rate(ステップ・レイト)#

ピッチ変化の周期を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

R in R out

L in L outPhaserMix

2-BandEQ

Phaser 2-BandEQ

Mix

80

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第2章 エフェクトを使う

第2章

65:STEREO AUTO WAH(ステレオ・オート・ワウ)ステレオ仕様のオート・ワウです。fig.02-065m

Auto WahFilter Type(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

LPF:広い周波数範囲でワウ効果が得られます。

BPF:狭い周波数範囲でワウ効果が得られます。

Sens(センス)#

フィルターを変化させる感度を設定します。

Manual(マニュアル)#

ワウ効果を与える基準周波数を設定します。

Peak(ピーク)

基準周波数付近のワウ効果のかかり具合を設定します。

値を小さくすると基準周波数周辺の広い範囲で、値を大きくすると狭い範囲でワウ効果が得られます。

Rate(LFOレイト)#

ワウ効果の揺れの周期を設定します。

Depth(LFO デプス)#

ワウ効果の揺れの深さを設定します。

Polarity(オート・ワウ・ポラリティー)

オート・ワウのフィルターを変化させる場合に、フィルターがどちらの周波数方向に動くかを設定します。Upではフィルターが高い周波数方向に動き、Down では低い周波数方向に動きます。

Phase(フェイズ)#

左右の音でワウ効果の揺れをずらすときの割合を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

66:ST FORMANT FILTER(ステレオ・フォルマント・フィルター)ステレオ仕様のフォルマント・フィルターです。fig.02-066m

OverdriveSwitch(スイッチ)

ドライブの ON/OFF を切り替えます。

Drive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

FilterVowel1(ヴォウエル 1)

母音1を選びます。

Vowel2(ヴォウエル 2)

母音2を選びます。

Rate(レイト)#

2つの母音を切り替える周期を設定します。

Depth(デプス)#

効果の深さを設定します。

Manual(マニュアル)#

2つの母音を切り替えるポイントを調節します。50 に設定するとヴォウエル1と2は同じ時間で切り換わります。50以下に設定するとヴォウエル1の時間が長くなります。

50 以上に設定するとヴォウエル1の時間が短くなります。

Phase(フェイズ)#

2 つの母音を切り替えるタイミングを左右の音でずらす位相を設定します。

L in

R in

L out

R out

Auto Wah

2-Band EQ

2-Band EQ

Auto Wah

L in

R in

L out

R out

2-Band EQ

2-Band EQ

Overdrive

Overdrive

Formant

Formant

81

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第2章 エフェクトを使う

KeysyncSwitch(キーシンク・スイッチ)

入力音によって母音を切り替えるための LFO をリセットするか(ON)、しないか(OFF)を設定します。

Thres(キーシンク・スレッショルド)

リセットをかける音量レベルを設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

67:MULTI TAP DELAY 2(マルチ・タップ・ディレイ 2)マルチ・タップ・ディレイのディレイ・タイムをさらに長く設定(max.3000ms)できるようにしたものです。fig.02-067m

Delay1 ~ 4(ディレイ・タイム 1~4)

原音が鳴ってから、ディレイ1~4 の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値に設定すると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力されます。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする基準周波数を設定します。

カットしないときは BYPASS に設定します。

Level1 ~ 4(ディレイ・レベル 1~4)

ディレイ1~ 4の音量を設定します。

Pan 1 ~ 4(アウトプット・パン 1~ 4)

ディレイ音(ディレイ1~ 4)の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。L in

R in

L out

R out

Multi Tap Delay

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Delay 1

Delay 3

Delay 4

Delay 2

Feedback

2-BandEQ

2-BandEQ

82

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第2章 エフェクトを使う

第2章

68:REVERSE DELAY 2(リバース・ディレイ 2)マルチ・タップ・ディレイのディレイ・タイムをさらに長く設定(max.1500ms)できるようにしたものです。fig.02-068m

Delay1 ~ 4(ディレイ・タイム 1~ 4)

原音が鳴ってから、ディレイ1~4 の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback1, 4(フィードバック 1, 4)#

ディレイ1、4 の音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値に設定すると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力されます。

HF Damp1, 4(HFダンプ 1, 4)

入力に戻すディレイ音(ディレイ1、4)について、高域成分をカットする基準周波数を設定します。

カットしないときは BYPASS に設定します。

Level1 ~ 3(ディレイ・レベル 1~3)

ディレイ音(ディレイ1~3)の音量を設定します。

Pan1 ~ 3(アウトプット・パン 1~3)

ディレイ音(ディレイ1~3)の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

ThresholdValue(バリュー)

リバース・ディレイがかかり始める音量レベルを設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音が出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

69:SHUFFLE DELAY 2(シャッフル・ディレイ 2)シャッフル・ディレイのディレイ・タイムをさらに長く設定(max.3000ms)できるようにしたものです。fig.02-069m

DelayTime(ディレイ・タイム)#

原音が鳴ってから、ディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Shuffle Rate(シャッフル・レイト)#

ディレイ A の音が鳴るまでの遅延時間に対するディレイ Bの音が鳴るまでの遅延時間の割合(%)を設定します。100% に設定すると、遅延時間は同じ長さになります。

Acceleration(アクセラレーション)

ディレイ・タイムを変化させた場合、現在のディレイ・タイムから指定のディレイ・タイムに達する間での時間を設定します。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値に設定すると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力されます。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする基準周波数を設定します。

カットしないときは BYPASS に設定します。

FeedbackL in

R in

Rev. Delay

L out

R out2-BandEQ

2-BandEQ

1

2

D1

Delay

3D3

D2

D4

FeedbackL in

R in

Delay

L out

R out2-BandEQ

2-BandEQ

1

2

Delay 1

Delay 2

83

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第2章 エフェクトを使う

PanA, B(パン A, B)

ディレイ A、Bの音のパンを設定します。

BalanceBalance(レベル・バランス)

ディレイ A とディレイ Bの音量バランスを設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

70:3D DELAY 2(3D ディレイ2)3D ディレイのディレイ・タイムをさらに長く設定(max.3000ms)できるようにしたものです。fig.02-070m

DelayCenter(ディレイ・タイム・センター)

原音が鳴ってから中央のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Left(ディレイ・タイム・レフト)

原音が鳴ってから左のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設

定します。

Right(ディレイ・タイム・ライト)

原音が鳴ってから右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

HF Damp(HF ダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする基準周波数を設定します。

カットしないときは BYPASS に設定します。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値に設定すると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力されます。

Delay LevelCenter(ディレイ・レベル・センター)

中央のディレイ音の音量を設定します。

Left(ディレイ・レベル・レフト)

左のディレイ音の音量を設定します。

Right(ディレイ・レベル・ライト)

右のディレイ音の音量を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音が出力されます。

OutputOutput(アウトプット・モード)

OUTPUT ジャックから出力させる音を再生する方法を設定します。スピーカーで鳴らすときは SPEAKERを、ヘッドホンで鳴らすときは PHONESを 選ぶと、最適な 3D 効果が得られます。

L

R

3D Delay L

3D Delay R

3D Delay C

Level2-Band

EQ

2-BandEQ

L out

R out

84

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第2章 エフェクトを使う

第2章

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

71:ROTARY 2(ロータリー 2)ロータリーのスピーカー特性を変えたタイプで、低域がより強調されています。

VK-7 に搭載されているロータリーと同じ仕様のエフェクトです。fig.02-071m

RotarySpeed(スピード)#

回転スピーカーの回転速度(周期)を切り替えます。

SLOW:ウーファーは Woofer Speed Slow で設定された速度で回転し、ツイーターは Tweeter Speed Slow で設定された速度で回転するようになります。

FAST:ウーファーは Woofer Speed Fast で設定された速度で回転し、ツイーターは Tweeter Speed Fast で設定された速度で回転するようになります。

Brake(ブレーク)#

回転スピーカーの回転のオン/オフを切り替えます。

オフにすると回転スピーカーの回転は徐々に止まります。 また、オンにすると回転を始めます。

SpreadValue(バリュー)

回転スピーカーのステレオ感を設定します。値が大きくなるほど音の広がりが大きくなります。

WooferSlow(ウーファー・スロー・レイト)

ウーファーの低速回転時の回転速度を設定します。

Fast(ウーファー・ファースト・レイト)

ウーファーの高速回転時の回転速度を設定します。

Level(ウーファー・レベル)

ウーファーの音量を設定します。

Trans Up(ウーファー・トランジション・アップ)

回転速度を低速回転(Slow)から高速回転(Fast)に切り替えたときに、ウーファーの回転速度が変化する速さを設定

します。値を大きくするほど速く切り替わります。

Trans Down(ウーファー・トランジション・ダウン)

回転速度を高速回転(Fast)から低速回転(Slow)に切り替えたときに、ウーファーの回転速度が変化する速さを設定します。値を大きくするほど速く切り替わります。

TweeterSlow(ツイーター・スロー・レイト)

ツイーターの低速回転時の回転速度を設定します。

Fast(ツイーター・ファースト・レイト)

ツイーターの高速回転時の回転速度を設定します。

Level(ツイーター・レベル)

ツイーターの音量を設定します。

Trans Up(ツイーター・トランジション・アップ)

回転速度を低速回転(Slow)から高速回転(Fast)に切り替えたときに、ツイーターの回転速度が変化する速さを設定します。値を大きくするほど速く切り替わります。

Trans Down(ツイーター・トランジション・ダウン)

回転速度を高速回転(Fast)から低速回転(Slow)に切り替えたときに、ツイーターの回転速度が変化する速さを設定します。値を大きくするほど速く切り替わります。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

L out

R out

L in

R in

Rotary

2-Band EQ

2-Band EQ

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第2章 エフェクトを使う

72:ROTARY MULTI(ロータリー・マルチ)オーバードライブ/ディストーション(ODDS)と3バンド・イコライザー(EQ)とロータリー(RT)を直列に接続しています。fig.02-072m

SequenceOD/Dist(オーバードライブ/ディストーション・スイッチ)

オーバードライブ/ディストーションをオン/オフします。

Amp Sim(アンプ・シミュレーター・スイッチ)

アンプ・シミュレータをオン/オフします。

3 Band EQ(3 Band EQスイッチ)

3 Band EQ をオン/オフします。

Rotary(ロータリー・スイッチ)

ロータリーをオン/オフします。

Overdraive/DistortionType(タイプ)

オーバードライブ、ディストーションのいずれかを選択します。

Drive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Tone(トーン)

オーバードライブ/ディストーションの音質を設定します。

Level(レベル)

オーバードライブ音またはディストーション音の音量を設定します。

Amp SimulatorType(アンプ・タイプ)

ギターアンプの種類を設定します。

Small:小型アンプ

BltIn:ビルト・イン・タイプのアンプ

2-Stk:大型 2段積みアンプ

3-Stk:大型 3段積みアンプ

EQ GainLow(EQ ロー・ゲイン)

イコライザーの低域のゲインを設定します。

Mid(EQ ミッド・ゲイン)

Mid Freq パラメーターとMid Q パラメーターで設定した範囲のゲインを設定します。

High(EQ ハイ・ゲイン)

イコライザーの高域のゲインを設定します。

MidMid Freq (EQ ミッド・フリケンシー)

イコライザーの中域の基準周波数を設定します。

Mid Q(EQミッド Q)

Mid Freq パラメーターを中心にしたゲインの変化範囲を設定します。値を大きくするほど変化範囲が狭くなります。

RotarySpeed(スピード)#

ロータリーの低域ローターと高域ローターの回転速度を同時に切り替えます。

Slow:指定の回転周期(RT L Slow パラメーター/RT HSlow パラメーターの値)に下げます。

Fast:指定の回転周期(RT L Fast パラメーター/RT HFast パラメーターの値)に上げます。

Separation(セパレーション)

ロータリーの音の広がり具合を設定します。

WooferSlow(ロー・フリケンシー・スロー・レイト)

ロータリーの低域ローターの低速回転時(Slow)の周期を設定します。

Fast(ロー・フリケンシー・ファースト・レイト)

ロータリーの低域ローターの高速回転時(Fast)の周期を設定します。

Accel(ロー・フリケンシー・アクセラレーション)

ロータリーの低速回転から高速回転(または高速回転から低速回転)に切り替えたときの、低域ローターの回転周期が落

L out

Pan

R out

L in

R in

Overdrive/Distortion

Rotary

3-Band EQAmpSimulator

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第2章 エフェクトを使う

第2章

ちつくまでの時間を設定します。値を小さくするほど時間がかかります。

Level(ロー・フリケンシー・レベル)

ロータリーの低域ローターの音量を設定します。

TweeterSlow(ハイ・フリケンシー・スロー・レイト)

ロータリーの高域ローターの低速回転時(Slow)の周期を設定します。

Fast(ハイ・フリーケンシー・ファースト・レイト)

ロータリーの高域ローターの高速回転時(Fast)の周期を設定します。

Accel(ハイ・フリケンシー・アクセラレーション)

ロータリーの低速回転から高速回転(または高速回転から低速回転)に切り替えたときの、高域ローターの回転周期が落ちつくまでの時間を設定します。値を小さくするほど時間がかかります。

Level(RT ハイ・フリケンシー・レベル)

ロータリーの高域ローターの音量を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)#

出力音の定位を設定します。

73:KEYBOARD MULTI(キーボード・マルチ)リング・モジュレーター(RM)、イコライザー(EQ)、ピッチ・シフター(PS)、フェイザー(PH)、ディレイ(Dly)を直列に接続しています。

リング・モジュレーターは、入力信号に振幅変調(AM変調)をかけることによりベルのような音を出すことができるエフェクターです。fig.02-073m

SequenceRing Mod(リング・モジュレーター・スイッチ)

リング・モジュレーターをオン/オフします。

3 Band EQ(3バンド・イコライザー・スイッチ)

イコライザーをオン/オフします。

Pch Shift(ピッチ・シフター・スイッチ)

ピッチ・シフターをオン/オフします。

Phaser(フェイザー・スイッチ)

フェイザーをオン/オフします。

Delay(ディレイ・スイッチ)

ディレイをオン/オフします。

Ring ModulatorFreq(RM モジュレーション・フリケンシー)#

変調をかける周波数を設定します。

Balance(RMバランス)#

原音とリング・モジュレーター音の音量バランスを設定します。

EQ GainLow(EQ ロー・ゲイン)

イコライザーの低域のゲインを設定します。

Feedback

PitchShifter

L in

R in

Ring Mod

Ring Mod

3-Band EQ

3-Band EQ

Feedback

Delay

L out

R outResonance

MixPhaser

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第2章 エフェクトを使う

Mid(EQ ミッド・ゲイン)

Mid Freq パラメーターとMid Qパラメーターで設定した範囲のゲインを設定します。

High(EQ ハイ・ゲイン)

イコライザーの高域のゲインを設定します。

MidMid Freq (EQ ミッド・フリケンシー)

イコライザーの中域の基準周波数を設定します。

Mid Q(EQミッド・Q)

Mid Freq パラメーターを中心にしたゲインの変化範囲を設定します。値を大きくするほど変化範囲が狭くなります。

Pitch ShifterMode(PSシフター・モード)

数値を大きくするほど反応が遅くなり、音揺れも少なくなります。

Coarse Tune(PSコース・ピッチ)# *1

ピッチ・シフトのピッチを半音単位で設定します(-2~ +1オクターブ)。

Fine Tune(PS ファイン・ピッチ)# *1

ピッチ・シフトのピッチを2セント単位で調節します(-100~ +100セント)。

Delay(PS プリ・ディレイ)

原音が鳴ってからピッチ・シフト音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback(PS フィードバック)#

ピッチ・シフト音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。

Balance(PSバランス)

原音とピッチ・シフト音の音量バランスを設定します。

PhaserMode(フェイザー・モード)

フェイザーの段数を選びます。

Manual(フェイザー・マニュアル)#

音をうねらせる基準の周波数を設定します。

Rate(フェイザー・レイト)#

うねりの周期を設定します。

Depth(フェイザー・デプス)

うねりの深さを設定します。

Resonance(フェイザー・レゾナンス)

PH Man パラメーターで設定した基準周波数付近の周波数成分を強調します。

Mix Level(フェイザー・ミックス)

位相をずらせた音を原音に混ぜ合わせる割合を設定します。

DelayLeft Time(ディレイ・タイム・レフト)

原音が鳴ってから左のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Right Time(ディレイ・タイム・ライト)

原音が鳴ってから右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback(ディレイ・フィードバック・レベル)

ディレイ音を再び入力に戻すときの割合(%)を設定します。

HF Damp(HF ダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。カットしないときは BYPASS に設定します。

Balance(ディレイ・バランス)#

原音とディレイ音との音量バランスを設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

※ 1 リアルタイム・コントロールでは、これらパラメータにより定まるピッチを制御します。

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第2章 エフェクトを使う

第2章

74:RHODES MULTI(ローズ・マルチ)エンハンサー(EH)、フェイザー(PH)、コーラスまたはフランジャー(CF)、トレモロまたはパン(TP)を直列に接続しています。fig.02-074m

SequenceEnhancer(エンハンサー・スイッチ)

エンハンサーをオン/オフします。

Phaser(フェイザー・スイッチ)

フェイザーをオン/オフします。

Cho/Flg(コーラス/フランジャー・スイッチ)

コーラス/フランジャーをオン/オフします。

Tre/Pan(トレモロ/パン・スイッチ)

トレモロ/パンをオン/オフします。

EnhancerSens(エンハンサー・センス)#

エンハンサーのかかり具合を設定します。

Mix Level(エンハンサー・ミックス・レベル)

エンハンサーで生成された倍音を原音に混ぜ合わせる割合について設定します。

PhaserMode(フェイザー・モード)

フェイザーの段数を選びます。

Manual(フェイザー・マニュアル)#

音をうねらせる基準の周波数を設定します。

Mix Level(フェイザー・ミックス)

位相をずらせた音を原音に混ぜ合わせる割合を設定します。

Rate(フェイザー・レイト)#

うねりの周期を設定します。

Depth(フェイザー・デプス)

うねりの深さを設定します。

Resonance(フェイザー・レゾナンス)

PH Man パラメーターで設定した基準周波数付近の周波数成分を強調します。

Chorus/FlangerType(タイプ)

コーラスまたはフランジャーを選びます。

Rate(レイト)

揺れの周期を設定します。

Depth(デプス)

揺れの深さを設定します。

Feedback(フィードバック・レベル)

フランジャー音を再び入力に戻すときの割合(%)を設定します。マイナスの値にしたときは位相が反転します。

PreDly(プリ・ディレイ)

原音が鳴ってからコーラスまたはフランジャー音が鳴るまでの時間を設定します。

Balance(バランス)#

原音とコーラス/フランジャー音との音量バランスを設定します。

Type(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

OFF:フィルターを使いません。

LPF:Cutoff Freqの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:Cutoff Freq の値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

Resonance

Phaser

L in

R in

Mix

Mix

Mix

Enhancer

Enhancer

R out

L out

Chorus/Flanger

Chorus/Flanger

Feedback

Tremolo/Pan

Tremolo/Pan

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第2章 エフェクトを使う

Tremolo/PanType(タイプ)

トレモロまたはパンを選びます。

ModWave(モジュレーション・ウェーブ)

トレモロまたはパンの揺れの変化のしかたを選びます。

Tri:三角波のように変化します。

Sqr:矩形波のように変化します。

Sin:正弦波のように変化します。

Saw1,2:のこぎり波のように変化します。

Saw1 とSaw2 では、のこぎりの刃の向きが逆になっています。

Rate(モジュレーション・レイト)#

揺れの周期を設定します。

Depth(モジュレーション・デプス)#

揺れの深さを設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

75:JD MULTI(JDマルチ)ディストーション(DS)、フェイザー(PH)、スペクトラム(SP)、エンハンサー(EH)を、任意の順序で直列に接続しています。fig.02-075m

SequenceDist(ディストーション・スイッチ)

ディストーションの ON/OFF を切り替えます。

Phaser(フェイザー・スイッチ)

フェイザーの ON/OFF を切り替えます。

Spectrum(スペクトラム・スイッチ)

スペクトラムの ON/OFF を切り替えます。

Enhancer(エンハンサー・スイッチ)

エンハンサーの ON/OFF を切り替えます。

※ [SHIFT]を押しながら[F1]/[F2]を押すことによって、エフェクトの接続順を入れ替えることができます。

DistortionType(ディストーション・タイプ)

歪みの種類を設定します。

MELLOW DRIVE:柔らかな歪みで、やや暗めの音です

OVERDRIVE:真空管アンプをドライブさせたような歪みになります

CRY DRIVE:高域が強調された歪みになります

MELLOW DIST:大型のアンプを歪ませるような感じになります

LIGHT DIST:歪みが強く明るい感じになります

FAT DIST:低域と高域が強調された太い音になります

FUZZ DIST:FAT DISTよりさらに強力に歪んだ音になります

Drive(ディストーション・ドライブ)#

歪み具合を設定します。

Level(ディストーション・レベル)

ディストーションの出力音量を設定します。

PhaserManual(フェイザー・マニュアル)#

音をうねらせる基準周波数を設定します。

Mix Level(ミックス・レベル)#

原音に対する位相をずらした音の音量を設定します。

Rate(フェイザー・レイト)#

うねりの周期を設定します。

Depth(フェイザー・デプス)#

うねりの深さを設定します。

Resonance(フェイザー・レゾナンス)#

フェイザーのフィードバック量を設定します。値を大きくするほど、クセの強い音になります。

SpectrumBand Width(バンド・ウィズ)

各バンド共通の、レベルを変化させる帯域幅を設定します。

L out

R out

L in

R in

Distortion

Spectrum Enhancer

Phaser

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第2章 エフェクトを使う

第2章

Band Gain250Hz(250Hzゲイン)

250 Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

500Hz(500Hzゲイン)

500 Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

1000Hz(1000Hzゲイン)

1000 Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

2000Hz(2000Hzゲイン)

2000 Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

4000Hz(4000Hzゲイン)

4000 Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

8000Hz(8000Hzゲイン)

8000 Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

EnhancerSens(エンハンサー・センス)

エンハンサーのかかり具合を設定します。

Mix Level(ミックス・レベル)#

エンハンサーで生成された倍音を原音に混ぜ合せる割合を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)

出力音の定位を設定します。

76:STEREO LOFI COMPRESS(ステレオ・ローファイ・コンプレス)ステレオ仕様のローファイ・コンプレスです。音質を荒くするエフェクターです。fig.02-076m

Lo-FiType(ロー・ファイ・タイプ)

音質を粗くします。値が大きいほど音質が粗くなります。

Pre FilterType(プリ・フィルター・タイプ)

Lo-Fi を通る前のフィルターのタイプを設定します。

Post Filter 1Type(ポスト・フィルター1・タイプ)

Lo-Fi を通った後のフィルターのタイプを設定します。

Post Filter 2Type(ポスト・フィルター2・タイプ)

OFF:ポスト・フィルター2 を使いません。

LPF:Cutoff Freq の値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:Cutoff Freq の値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数をカットする場合の基準周波数を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音だけが出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

L in

R in

L out

R out

Lo-Fi

2-Band EQ

2-Band EQ

Lo-Fi

91

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第2章 エフェクトを使う

77:STEREO LOFI NOISE(ステレオ・ローファイ・ノイズ)ステレオ仕様のローファイ・ノイズです。ローファイ効果に加えて、ラジオ・ノイズ、ディスク・ノイズ等さまざまなノイズを発生させます。fig.02-077m

Lo-FiType(ロー・ファイ・タイプ)

音質を粗くします。値が大きいほど音質が粗くなります。

HumType(ハム・ノイズ・タイプ)

ハム・ノイズの種類を設定します。

LPF(ハム・ノイズ LPF)

ハム・ノイズにかけるロー・パス・フィルターの基準周波数を設定します。

Level(ハム・ノイズ・レベル)

ハム・ノイズの音量を設定します。

Post FilterType(ポスト・フィルター・タイプ)

OFF:フィルターを使いません。

LPF:カットオフ・フリケンシーの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:カットオフ・フリケンシーの値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(ポスト・フィルター・カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数をカットする場合の基準周波数を設定します。

Disc NoiseType(ディスク・ノイズ・タイプ)

レコード・ノイズの種類を選びます。タイプによってノイズの出る頻度が変わります。

LPF(ディスク・ノイズ LPF)

レコード・ノイズにかけるロー・パス・フィルターの基準周波数を設定します。

Level(ディスク・ノイズ・レベル)

レコード・ノイズの音量を設定します。

Radio NoiseDetune(ラジオ・デチューン)#

ラジオのチューニングのノイズをシミュレートします。値が大きくなるほどチューニングがずれます。

Level(ラジオ・ノイズ・レベル)

ラジオ・ノイズの音量を設定します。

NoiseType(ノイズ・タイプ)

ホワイト・ノイズまたはピンク・ノイズを選択します。

LPF(ホワイト/ピンク・ノイズ LPF)

ホワイト・ノイズまたはピンク・ノイズにかけるロー・パス・フィルターの基準周波数を設定します。

Level(ホワイト/ピンク・ノイズ・レベル)

ホワイト・ノイズまたはピンク・ノイズの音量を設定します。

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

BalanceBalance(エフェクト・バランス)#

原音とエフェクト音の音量バランスを設定します。

D100:0W で原音だけが出力され、D0:100W でエフェクト音が出力されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

R in R out

L in L out

Lo-Fi

Lo-Fi

2-BandEQ

2-BandEQ

Noise Gen.Radio

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第2章 エフェクトを使う

第2章

78:GUITAR AMP SIMULATOR(ギター・アンプ・シミュレーター)アンプをシミュレートしたエフェクターです。fig.02-078m

Amp SimulatorSwitch(プリ・アンプ・スイッチ)

アンプのスイッチをオン/オフします。

Type(プリ・アンプ・タイプ)

ギター・アンプの種類を選びます。

Amp LevelVolume(プリ・アンプ・ボリューム)#

アンプの音量と歪み具合を設定します。

Master(プリ・アンプ・マスター・ボリューム)#

プリ・アンプ全体の音量を設定します。

Gain(プリ・アンプ・ゲイン)

プリ・アンプの歪み具合をLow、Middle、High の中から選びます。

Amp TonePresence(プリ・アンプ・プレゼンス)

超高域の音質を設定します。通常の設定範囲は0~127 ですが、プリ・アンプ・タイプで「Match Drive」を選んでいるときは、-127~ 0 に変わります。

Bright(プリ・アンプ・ブライトネス)

「ON」にすると、歯切れの良い明るい音になります。このパラメーターは、プリ・アンプ・タイプで「JC-120」「CleanTwin」「BG Lead」を選んでいるときに設定できます。

Bass(プリ・アンプ・バス)

低域の音質を設定します。

Middle(プリ・アンプ・ミドル)

中域の音質を設定します。プリ・アンプ・タイプで「MatchDrive」を選んでいる場合、このパラメーターは設定できません。

Treble(プリ・アンプ・トレブル)

高域の音質を設定します。

SpeakerSwitch(スピーカー・スイッチ)

スピーカーを通すか(オン)/通さないか(オフ)を選択します。

Speaker Type(スピーカー・タイプ)

スピーカーのタイプを選びます。各タイプの仕様は以下のとおりです。スピーカーの項は、スピーカーの径(インチ)と個数を示しています。タイプ キャビネット スピーカー マイク

Small 1 小型後面開放型 10 ダイナミック・マイク

Small 2 小型後面開放型 10 ダイナミック・マイク

Middle 後面開放型 12 x 1 ダイナミック・マイク

JC-120 後面開放型 12 x 2 ダイナミック・マイク

Built In 1 後面開放型 12 x 2 ダイナミック・マイク

Built In 2 後面開放型 12 x 2 コンデンサー・マイク

Built In 3 後面開放型 12 x 2 コンデンサー・マイク

Built In 4 後面開放型 12 x 2 コンデンサー・マイク

Built In 5 後面開放型 12 x 2 コンデンサー・マイク

BG Stack 1 密閉型 12 x 2 コンデンサー・マイク

BG Stack 2 大型密閉型 12 x 2 コンデンサー・マイク

MS Stack 1 大型密閉型 12 x 4 コンデンサー・マイク

MS Stack 2 大型密閉型 12 x 4 コンデンサー・マイク

Metal Stack 大型 2段重ね 12 x 4 コンデンサー・マイク

2 Stack 大型 2段重ね 12 x 4 コンデンサー・マイク

3 Stack 大型 3段重ね 12 x 4 コンデンサー・マイク

MicSetting(マイク・セッテイング)

スピーカーの音を収録するマイクの位置を設定します。設定できるマイクの位置は 3 段階で、1/ 2/ 3 の順でマイクの位置が遠ざかります。

Level(マイク・レベル)

マイクの音量を設定します。

Direct(ダイレクト・レベル)

ダイレクト音の音量を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)#

出力される音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

L in

R in

L out

R outPan R

Pan LPre Amp Speaker

93

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第2章 エフェクトを使う

79:STEREO OVERDRIVE(ステレオ・オーバードライブ)ステレオ仕様のオーバードライブです。fig.02-079m

OverdriveDrive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Tone(トーン)

オーバードライブの音質を設定します。

Amp SimulatorSwitch(アンプ・シミュレーター・スイッチ)

アンプ・シミュレーターのスイッチをオン/オフします。

Type(アンプ・シミュレーター・タイプ)

ギター・アンプの種類を設定します。

SMALL:小型アンプ

BUILT-IN:ビルト・イン・タイプのアンプ

2-STACK:大型 2段積みアンプ

3-STACK:大型 3段積みアンプ

EQ GainLow(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

オーバードライブをかけたときとかけないときとの音量差は、アウトプット・レベルで調節するとよいでしょう。

80:STEREO DISTORTION(ステレオ・ディストーション)ステレオ仕様のディストーションです。fig.02-080m

DistortionDrive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Tone(トーン)

ディストーションの音質を設定します。

Amp SimulatorSwitch(アンプ・シミュレーター・スイッチ)

アンプ・シミュレーターのスイッチをオン/オフします。

Type(アンプ・シミュレーター・タイプ)

ギター・アンプの種類を設定します。

SMALL:小型アンプ

BUILT-IN:ビルト・イン・タイプのアンプ

2-STACK:大型 2段積みアンプ

3-STACK:大型 3段積みアンプ

EQ GainLow ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調(増幅)されます。

High(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調(増幅)されます。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

オーバードライブをかけたときとかけないときとの音量差は、アウトプット・レベルで調節するとよいでしょう。

L in

R in

L out

R out

AmpSimulator

2-BandEQ

Overdrive

AmpSimulator

2-BandEQ

Overdrive

L in

R in

L out

R out

AmpSimulator

2-BandEQ

Distortion

AmpSimulator

2-BandEQ

Distortion

94

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第2章 エフェクトを使う

第2章

81:GUITAR MULTI A ( ギター・マルチ A)ギター・マルチ1はコンプレッサー(Comp)、オーバードライブまたはディストーション(OD/Dist)、アンプ・シミュレーター(Amp Sim)、ディレイ(Delay)、コーラスまたはフランジャー(Cho/Flg)を直列に接続しています。fig.02-081m

fig.02-080ms

※ この章では、上図のようにDelay およびChorus/Flanger を略図で表します。以降同様のエフェクトがある場合は、略図の方で記載します。

SequenceComp(コンプレッサー・スイッチ)

コンプレッサーをオン/オフします。

OD/Dist(オーバードライブ/ディストーション・スイッチ)

オーバードライブまたはディストーションをオン/オフします。

Amp Sim(アンプ・シミュレーター・スイッチ)

アンプ・シミュレーターをオン/オフします。

Delay(ディレイ・スイッチ)

ディレイをオン/オフします。

Cho/Flg(コーラス/フランジャー・スイッチ)

コーラス/フランジャーをオン/オフします。

CompressorAttack(コンプレッサー・アタック)

音を入力したときの音の立ち上がり時間を設定します。

Sustain(コンプレッサー・サスティン)

小さなレベルの音を持ち上げて一定の音量に達するまでの時間を設定します。値を大きくすると、時間が短くなります。値を変えるとレベルも変化します。

Level(コンプレッサー・レベル)#

コンプレッサー音の音量を設定します。

Overdrive/DistortionType(タイプ)

オーバードライブまたはディストーションを選びます。

Drive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Tone(トーン)

オーバードライブ/ディストーションの音質を設定します。

Level(レベル)

オーバードライブ音またはディストーション音の音量を設定します。

L in

R in

Compressor AmpSimulator

Overdrive/Distortion

R out

L out

PanDelay Chorus/Flanger

R outL out

Chorus/Flanger

Chorus/Flanger

Feedback

Delay

Feedback

Delay

Chorus/Flanger

95

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第2章 エフェクトを使う

Amp SimulatorType(アンプ・シミュレーター・タイプ)

ギター・アンプの種類を選びます。

Small:小型アンプ

BltIn:ビルト・イン・タイプのアンプ

2-Stk:大型2段積みアンプ

3-Stk:大型3段積みアンプ

DelayLeft Time(ディレイ・タイム・レフト)

原音が鳴ってから左のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Right Time(ディレイ・タイム・ライト)

原音が鳴ってから右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback(ディレイ・フィードバック・レベル)

ディレイ音を再び入力に戻すときの割合(%)を設定します。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。カットしないときは BYPASS に設定します。

Balance(ディレイ・バランス)#

原音とディレイ音との音量バランスを設定します。

Chorus/FlangerType(タイプ)

コーラスまたはフランジャーを選びます。

Rate(レイト)

揺れの周期を設定します。

Depth(デプス)

揺れの深さを設定します。

Feedback(CFフィードバック)

フランジャー音を再び入力に戻すときの割合(%)を設定します。マイナスの値にしたときは位相が反転します。

Pre Delay(コーラス/フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Balance(バランス)#

原音とコーラス/フランジャー音との音量バランスを設定します。

FilterType(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

OFF:フィルターを使いません。

LPF:Cutoff Freqの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:Cutoff Freq の値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)

出力音の定位を設定します。

82:GUITAR MULTI B(ギター・マルチ B)ギター・マルチ2はコンプレッサー(Cmp)、オーバードライブまたはディストーション(ODDS)、アンプ・シミュレーター(Amp)、イコライザー(EQ)、コーラスまたはフランジャー(CF)を直列に接続しています。fig.02-082m

SequenceComp(コンプレッサー・スイッチ)

コンプレッサーをオン/オフします。

L in

R in

Compressor AmpSimulator

Overdrive/Distortion

3-Band EQ

L out

R out

Chorus/Flanger

96

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第2章 エフェクトを使う

第2章

OD/Dist(オーバードライブ/ディストーション・スイッチ)

オーバードライブまたはディストーションをオン/オフします。

Amp Sim(アンプ・シミュレーター・スイッチ)

アンプ・シミュレーターをオン/オフします。

3 Band EQ(3 Band EQスイッチ)

3 Band EQ をオン/オフします。

Cho/Flg(コーラス/フランジャー・スイッチ)

コーラス/フランジャーをオン/オフします。

CompressorAttack(コンプレッサー・アタック)

音を入力したときの音の立ち上がり時間を設定します。

Sustain(コンプレッサー・サスティン)

小さなレベルの音を持ち上げて一定の音量に達するまでの時間を設定します。値を大きくすると、時間が短くなります。値を変えるとレベルも変化します。

Level(コンプレッサー・レベル)#

コンプレッサー音の音量を設定します。

Overdrive/DistortionType(タイプ)

オーバードライブまたはディストーションを選びます。

Drive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Tone(トーン)

オーバードライブ/ディストーションの音質を設定します。

Level(レベル)

オーバードライブ音またはディストーション音の音量を設定します。

Amp SimulatorType(アンプ・シミュレーター・タイプ)

ギター・アンプの種類を選びます。

Small :小型アンプ

BltIn :ビルト・イン・タイプのアンプ

2-Stk :大型 2段積みアンプ

3-Stk :大型3段積みアンプ

EQ GainLow(EQ ロー・ゲイン)

イコライザーの低域のゲインを設定します。

Mid(EQ ミッド・ゲイン)

Mid Freq パラメーターとMid Q パラメーターで設定した範囲のゲインを設定します。

High(EQ ハイ・ゲイン)

イコライザーの高域のゲインを設定します。

MidMid Freq (EQ ミッド・フリケンシー)

イコライザーの中域の基準周波数を設定します。

Mid Q(EQミッド Q)

Mid Freq パラメーターを中心にしたゲインの変化範囲を設定します。値を大きくするほど変化範囲が狭くなります。

Chorus/FlangerType(タイプ)

コーラスまたはフランジャーを選びます。

Rate(レイト)

揺れの周期を設定します。

Depth(デプス)

揺れの深さを設定します。

Feedback(CF フィードバック)

フランジャー音を再び入力に戻すときの割合(%)を設定します。マイナスの値にしたときは位相が反転します。

Pre Delay(コーラス/フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Balance(バランス)#

原音とコーラス/フランジャー音との音量バランスを設定します。

FilterType(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

OFF:フィルターを使いません。

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第2章 エフェクトを使う

LPF:Cutoff Freqの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:Cutoff Freq の値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)

出力音の定位を設定します。

83:GUITAR MULTI C(ギター・マルチ C)ギター・マルチCはオーバードライブまたはディストーション(ODDS)、ワウ(Wah)、アンプ・シミュレーター(Amp)、ディレイ(Dly)、コーラスまたはフランジャー(CF)を直列に接続しています。fig.02-083m

SequenceOD/Dist(オーバードライブ/ディストーション・スイッチ)

オーバードライブまたはディストーションをオン/オフします。

Wah(ワウ・スイッチ)

ワウをオン/オフします。

Amp Sim(アンプ・シミュレーター・スイッチ)

アンプ・シミュレーターをオン/オフします。

Delay(Dlyスイッチ)

ディレイをオン/オフします。

Cho/Flg(コーラス/フランジャー・スイッチ)

コーラス/フランジャーをオン/オフします。

Overdrive/DistortionType(タイプ)

オーバードライブまたはディストーションを選びます。

Drive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Tone(トーン)

オーバードライブ/ディストーションの音質を設定します。

Level(レベル)

オーバードライブ音またはディストーション音の音量を設定します。

WahFilter Type(ワウ・フィルター・タイプ)

フィルターの種類を選びます。

LPF:広い周波数範囲でワウ効果が得られます。

BPF:狭い周波数範囲でワウ効果が得られます。

Rate(ワウ・レイト)

ワウ効果の揺れの周期を設定します。

Depth(ワウ・デプス)

ワウ効果の揺れの深さを設定します。

Sens(ワウ・センス)

フィルターを変化させる感度を設定します。

Manual(ワウ・マニュアル)#

効果を与える基準周波数を設定します。

Peak(ワウ・ピーク)

基準周波数付近のワウ効果のかかり具合を設定します。値を小さくすると基準周波数周辺の広い範囲で、値を大きくすると狭い範囲でワウ効果が得られます。

L out

R out

L in

R in

Overdrive/Distortion

AmpSimulator

Delay Chorus/Flanger

Pan

Wah

98

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第2章 エフェクトを使う

第2章

Amp SimulatorType(アンプ・シミュレーター・タイプ)

ギター・アンプの種類を選びます。

Small:小型アンプ

BltIn:ビルト・イン・タイプのアンプ

2-Stk:大型2段積みアンプ

3-Stk:大型3段積みアンプ

DelayLeft Time(ディレイ・タイム・レフト)

原音が鳴ってから左のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Right Time(ディレイ・タイム・ライト)

原音が鳴ってから右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback(ディレイ・フィードバック・レベル)

ディレイ音を再び入力に戻すときの割合(%)を設定します。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。カットしないときは BYPASS に設定します。

Balance(ディレイ・バランス)#

原音とディレイ音との音量バランスを設定します。

Chorus/FlangerType(タイプ)

コーラスまたはフランジャーを選びます。

Rate(レイト)

揺れの周期を設定します。

Depth(デプス)

揺れの深さを設定します。

Feedback(CFフィードバック)

フランジャー音を再び入力に戻すときの割合(%)を設定します。マイナスの値にしたときは位相が反転します。

Pre Delay(コーラス/フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス/フランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Balance(バランス)#

原音とコーラス/フランジャー音との音量バランスを設定します。

FilterType(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

OFF:フィルターを使いません。

LPF:Cutoff Freqの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:Cutoff Freq の値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)

出力音の定位を設定します。

84:CLEAN GUITAR MULTI A(クリーン・ギター・マルチ A)コンプレッサー(Cmp)、イコライザー(EQ)、ディレイ(Dly)、コーラスまたはフランジャー(CF)を直列に接続しています。fig.02-084m

SequenceComp(コンプレッサー・スイッチ)

コンプレッサーをオン/オフします。

3 Band EQ(3 Band EQ スイッチ)

イコライザーをオン/オフします。

Delay(ディレイ・スイッチ)

ディレイをオン/オフします。

L out

R out

L in

R in

Compressor

Delay Chorus/Flanger

Pan

3-Band EQ

99

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第2章 エフェクトを使う

Cho/Flg(コーラス/フランジャー・スイッチ)

コーラス/フランジャーをオン/オフします。

CompressorAttack(コンプレッサー・アタック)

音を入力したときの音の立ち上がり時間を設定します。

Sustain(コンプレッサー・サスティン)

小さなレベルの音を持ち上げて一定の音量に達するまでの時間を設定します。値を大きくすると時間が短くなります。

※ 値を変えるとレベルも変化します。

Level(コンプレッサー・レベル)#

コンプレッサー音の音量を設定します。

EQ GainLow(EQ ロー・ゲイン)

イコライザーの低域のゲインを設定します。

Mid(EQ ミッド・ゲイン)

Mid Freq パラメーターとMid Qパラメーターで設定した範囲のゲインを設定します。

High(EQ ハイ・ゲイン)

イコライザーの高域のゲインを設定します。

MidMid Freq (EQ ミッド・フリケンシー)

イコライザーの中域の基準周波数を設定します。

Mid Q(EQミッド・Q)

Mid Freq パラメーターを中心にしたゲインの変化範囲を設定します。値を大きくするほど変化範囲が狭くなります。

DelayLeft Time(ディレイ・タイム・レフト)

原音が鳴ってから左のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Right Time(ディレイ・タイム・ライト)

原音が鳴ってから右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback(ディレイ・フィードバック・レベル)

ディレイ音を再び入力に戻すときの割合(%)を設定します。

HF Dump(ディレイ・HF ダンプ)

入力に戻したディレイ音について、音域成分をセットする周波数を設定します。カットしないときは、Bypassに設定します。

Balance(ディレイ・バランス)#

原音とディレイ音との音量バランスを設定します。

Chorus/FlangerType(タイプ)

コーラスまたはフランジャーを選びます。

Rate(レイト)

コーラスまたはフランジャーの揺れの周期を設定します。

Depth(デプス)

コーラスまたはフランジャーの揺れの深さを設定します。

Feedback(フィードバック)

フランジャー音を再び入力に戻すときの割合(%)を設定します。マイナスの値にしたときは位相が反転します。

PreDly(コーラス/フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス/フランジャ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Balance(バランス)#

原音とコーラス/フランジャー音との音量バランスを設定します。

FilterType(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

OFF:フィルターを使いません。

LPF:Cutoff Freqの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:Cutoff Freq の値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

100

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第2章 エフェクトを使う

第2章

Pan(アウトプット・パン)

出力音の定位を設定します。

85:CLEAN GUITAR MULTI B(クリーン・ギター・マルチ B)オート・ワウ(AW)、イコライザー(EQ)、ディレイ(Dly)、コーラスまたはフランジャー(CF)を直列に接続しています。fig.02-085m

SequenceWah(オート・ワウ・スイッチ)

オート・ワウをオン/オフします。

3 Band EQ(3 Band EQスイッチ)

イコライザーをオン/オフします。

Delay(ディレイ・スイッチ)

ディレイをオン/オフします。

Cho/Flg(コーラス/フランジャー・スイッチ)

コーラス/フランジャーをオン/オフします。

WahFilter Type(オート・ワウ・フィルター・タイプ)

オート・ワウのフィルターの種類を選びます。

LPF:広い周波数範囲でワウ効果が得られます。

BPF:狭い周波数範囲でワウ効果が得られます。

Rate(オート・ワウ・レイト)

オート・ワウの揺れの周期を設定します。

Depth(オート・ワウ・デプス)

オート・ワウの揺れの深さを設定します。

Sens(ワウ・センス)

フィルターを変化させる感度を設定します。

Manual(オート・ワウ・マニュアル)#

オート・ワウの効果を与える基準周波数を設定します。

Peak(オート・ワウ・ピーク)

基準周波数付近のワウ効果のかかり具合を設定します。値を小さくすると基準周波数周辺の広い範囲で、値を大きくすると狭い範囲でワウ効果が得られます。

EQ GainLow(EQ ロー・ゲイン)

イコライザーの低域のゲインを設定します。

Mid(EQ ミッド・ゲイン)

Mid Freq パラメーターとMid Q パラメーターで設定した範囲のゲインを設定します。

High(EQ ハイ・ゲイン)

イコライザーの高域のゲインを設定します。

MidMid Freq (EQ ミッド・フリケンシー)

イコライザーの中域の基準周波数を設定します。

Mid Q(EQミッド・Q)

Mid Freq パラメーターを中心にしたゲインの変化範囲を設定します。値を大きくするほど変化範囲が狭くなります。

DelayLeft Time(ディレイ・タイム・レフト)

原音が鳴ってから左のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Right Time(ディレイ・タイム・ライト)

原音が鳴ってから右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback(ディレイ・フィードバック・レベル)

ディレイ音を再び入力に戻すときの割合(%)を設定します。

HF Dump(ディレイ・HF ダンプ)

入力に戻したディレイ音について、音域成分をセットする周波数を設定します。カットしないときは、Bypassに設定します。

Balance(ディレイ・バランス)#

原音とディレイ音との音量バランスを設定します。

L out

R out

L in

R in

Wah

Delay Chorus/Flanger

Pan

3-Band EQ

101

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第2章 エフェクトを使う

Chorus/FlangerType(タイプ)

コーラスまたはフランジャーを選びます。

Rate(レイト)

コーラスまたはフランジャーの揺れの周期を設定します。

Depth(デプス)

コーラスまたはフランジャーの揺れの深さを設定します。

Feedback(フィードバック)

フランジャー音を再び入力に戻すときの割合(%)を設定します。マイナスの値にしたときは位相が反転します。

PreDly(コーラス/フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス/フランジャ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Balance(バランス)#

原音とコーラス/フランジャー音との音量バランスを設定します。

FilterType(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

OFF:フィルターを使いません。

LPF:Cutoff Freqの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:Cutoff Freq の値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)

出力音の定位を設定します。

86:BASS MULTI(ベース・マルチ)コンプレッサー(Comp)、オーバードライブまたはディストーション(OD/Dist)、アンプ・シミュレーター(AmpSim)、イコライザー(3Band EQ)、コーラスまたはフランジャー(Cho/Flg)を直列に接続しています。fig.02-086m

SequenceComp(コンプレッサー・スイッチ)

コンプレッサーをオン/オフします。

OD/Dist(オーバードライブ/ディストーション・スイッチ)

オーバードライブまたはディストーションをオン/オフします。

Amp Sim(アンプ・シミュレーター・スイッチ)

アンプ・シミュレーターをオン/オフします。

3 Band EQ(EQスイッチ)

3 Band EQ をオン/オフします。

Cho/Flg(CFスイッチ)

コーラス/フランジャーをオン/オフします。

CompressorAttack(コンプレッサー・アタック)

音を入力したときの音の立ち上がり時間を設定します。

Sustain(コンプレッサー・サスティン)

小さなレベルの音を持ち上げて一定の音量に達するまでの時間を設定します。値を大きくすると、時間が短くなります。

※ 値を変えるとレベルも変化します。

Level(コンプレッサー・レベル)#

コンプレッサー音の音量を設定します。

L out

R out

L in

R in

Compressor

3-BandEQ

Overdrive/Distortion

AmpSimulator

Chorus/Flanger

102

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第2章 エフェクトを使う

第2章

Overdrive/DistortionType(タイプ)

オーバードライブまたはディストーションを選びます。

Drive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Level(オーバードライブ/ディストーション・レベル)

オーバードライブ音またはディストーション音の音量を設定します。

Amp SimulatorType(アンプ・シミュレーター・タイプ)

ベース・アンプの種類を選びます。

Small:小型アンプ

BltIn:ビルト・イン・タイプのアンプ

2-Stk:大型2段積みアンプ

EQ GainLow(EQ ロー・ゲイン)

イコライザーの低域のゲインを設定します。

Mid(EQ ミッド・ゲイン)

Mid Freq パラメーターとMid Qパラメーターで設定した範囲のゲインを設定します。

High(EQ ハイ・ゲイン)

イコライザーの高域のゲインを設定します。

MidMid Freq (EQ ミッド・フリケンシー)

イコライザーの中域の基準周波数を設定します。

Mid Q(EQミッド・Q)

Mid Freq パラメーターを中心にしたゲインの変化範囲を設定します。値を大きくするほど変化範囲が狭くなります。

Chorus/FlangerType(タイプ)

コーラスまたはフランジャーを選びます。

Rate(レイト)

コーラスまたはフランジャーの揺れの周期を設定します。

Depth(デプス)

コーラスまたはフランジャーの揺れの深さを設定します。

Feedback(フィードバック・レベル)

フランジャー音を再び入力に戻すときの割合(%)を設定します。マイナスの値にしたときは位相が反転します。

PreDly(コーラス/フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス/フランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Balance(バランス)#

原音とコーラス/フランジャー音との音量バランスを設定します。

FilterType(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

OFF:フィルターを使いません。

LPF:Cutoff Freqの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF:Cutoff Freq の値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)

出力音の定位を設定します。

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第2章 エフェクトを使う

87:ISOLATOR 2(アイソレーター 2)ISOLATOR にフィルターを追加したものです。アイソレーターは音量をカットする度合いが非常に大きなイコライザーで、各音域の音量をカットすることにより特殊な効果が得られます。fig.02-087m

Boost/CutLow(レベル・ロー)#

Mid(レベル・ミッド)#

High(レベル・ハイ)#

高域(High)、中域(Middle)、低域(Low)の各周波数帯域を増減します。-60 dB にすると、その帯域は聴くこえなくなります。0 dB で入力音と同じレベルになります。

Anti Phase LowSwitch(アンチ・フェイズ・ロー・スイッチ)

Level(アンチ・フェイズ・ロー・レベル)

Anti Phase MidSwitch(アンチ・フェイズ・ミドル・スイッチ)

Level(アンチ・フェイズ・ミドル・レベル)

中域(Middle)、低域(Low)の帯域別アンチフェイズ機能のオン/オフとレベルを設定します。オンにすると、ステレオの反対チャンネルの音が位相反転されて加えられます。レベルの設定によって、特定のパートだけを抽出するような効果が得られます。(ステレオ入力のみ有効)

Post FilterSwitch(フィルター・スイッチ)

フィルターの ON/OFF を切り替えます。

Type(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

LPF:カットオフ周波数よりも低い周波数を通過させます。

BPF:カットオフ周波数付近の周波数を通過させます。

HPF:カットオフ周波数よりも高い周波数を通過させます。

NOTCH:カットオフ周波数付近以外の周波数を通過させます。

Cutoff(フィルター・カットオフ・フリケンシー)

フィルターのカットオフ周波数を設定します。0に近づくほど低い周波数に、127に近づくほど高い周波数になります。

Resonance(フィルター・レゾナンス)

フィルターの共振レベルを設定します。設定を上げるとカットオフ周波数付近が強調され、クセのある音になります。

Slope(フィルター・スロープ)

フィルターの傾き(減衰特性、1オクターブあたりの減衰量 -24dB:急峻、-12dB:緩やか)を設定します。

Gain(フィルター・ゲイン)

フィルターの帯域カットによって下がった音量を補正します。値が大きくなるほど補正量が増え、音量が大きくなります。

Low BoostSwitch(ロー・ブースター・スイッチ)

ロー・ブースターを使うか(ON)、使わないか(OFF)を設定します。低域を増強して重低音を作り出します。

Level(ロー・ブースト・レベル)

値が大きくなるほど重低音が得られます。(アイソレーターやフィルターの設定によっては、効果がわかりにくい場合があります。)

OutputLevel(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

88:STEREO SPECTRUM(ステレオ・スペクトラム)ステレオ仕様のスペクトラムです。スペクトラムはフィルターの一種で、特定の周波数のレベルを増減させて音色を変えます。fig.02-088m

Band Gain250Hz(250Hzゲイン)

250Hzのゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

500Hz(500Hzゲイン)

500Hzのゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

L in

R in

L out

R out

LowBoost

Isolator Filter

LowBoost

Isolator Filter

L in

R in

L out

R out

Spectrum

Spectrum

104

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第2章 エフェクトを使う

第2章

1000Hz(1000Hzゲイン)

1000Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

1250Hz(1250Hz・ゲイン)

1250Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

2000Hz(2000Hzゲイン)

2000Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

3150Hz(3150Hzゲイン)

3150Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

4000Hz(4000Hzゲイン)

4000Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

8000Hz(8000Hzゲイン)

8000Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

Band WidthQ(Q)

各バンド共通の、レベルを変化させる帯域幅を設定します。

OutputLevel(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

89:3D AUTO SPIN(3Dオート・スピン)3Dオート・スピンは定位を回転させるエフェクトです。fig.02-089m

Auto SpinAzimuth(アジマス)

回転を止めたときに止まる位置を設定します。0で中央に定位します。

Speed(スピード)#

回転する速さを設定します。

Clockwise(クロックワイズ)

回転方向を設定します。-で反時計周りに、+ で時計周りに回転します。

Turn(ターン)#

回転を止めたり、動かしたりします。On にすると回転します。Off にすると回転がAzimuth で設定した位置で止まります。

OutputOut(アウトプット・モード)

OUTPUT ジャックから出力させる音を再生する方法を設定します。スピーカーで鳴らすときは SPEAKERを、ヘッドホンで鳴らすときは PHONESを 選ぶと、最適な 3D 効果が得られます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

90:3D MANUAL(3Dマニュアル)3D の効果を任意の位置に定位させます。fig.02-090m

Auto SpinAzimuth(アジマス)#

定位を設定します。0で中央に定位します。

OutputOut(アウトプット・モード)

OUTPUT ジャックから出力させる音を再生する方法を設定します。スピーカーで鳴らすときは SPEAKERを、ヘッドホンで鳴らすときは PHONESを 選ぶと、最適な 3D 効果が得られます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

L out

R out

L in

R in

3D Auto

L out

R out

L in

R in

3D Manual

105

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第2章 エフェクトを使う

エフェクトの設定をコピーする現在選んでいるパッチ、パフォーマンス、または リズム・セットに、任意のパッチ、パフォーマンス、リズム・セットの設定をコピーすることができます。この機能をうまく利用することによってエディット作業が楽になります。

コピーするエフェクトの内容は、次の中から選べます。

Copy Type(コピー・タイプ)

ALL:マルチエフェクト、コーラス、リバーブの設定

MFX:General 画面のマルチエフェクトの設定

CHORUS:コーラスの設定

REVERB:リバーブの設定

CHO&REV:コーラスとリバーブの設定

※ コピー元がパフォーマンスのときに「MFX」でコピーされる内容は、パフォーマンス固有のマルチエフェクト設定(General 画面のMFX 1 ~ 3 Source が「PERFORM」のときのマルチエフェクトの設定値)です。また、パッチなどのMFX の設定をパフォーマンスにコピーすると、パフォーマンス固有のマルチエフェクト設定としてコピーされます。

1. パッチ、パフォーマンス、またはリズム・セットが選ば

れていることを確認します。

2. [SYSTEM/UTILITY]を数回押して、インジケーターを点滅させます。

Utility Menu画面が表示されます。fig.02-032(画面図)

※ インジケーターが点灯してるときは、SYSTEM モードになっています。この場合、もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅させてください。

3. [F2(Copy)]を押します。

4. [ ]を押してカーソルを Type に合わせ、EFFECTを

選びます。

各Effect Copy 画面が表示されます。fig.02-033(画面図)

Destination の「Temporary」は、コピー先が現在選んでいるパッチ、パフォーマンス、または リズム・セットであることを表しています。

5. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルを設定するパラメーターに合わせます。

6. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

値を設定します。

7. [F6(Copy)]を押して、コピーを実行します。

8. [EXIT]を押して、各Play 画面に戻ります。

3Dエフェクトを使うとき

次の6つの3Dエフェクトでは、RSS(ローランド・サウンド・スペース)で培われたノウハウを生かし、ディレイ、リバーブやコーラスなどでは表現できない広がりを出しています。

48:3D DELAY(3D ディレイ)

60:3D CHORUS(3D コーラス)

61:3D FLANGER(3D フランジャー)

70:3D DELAY 2(3D ディレイ 2)

89:3D AUTO SPIN(3Dオート・スピン)

90:3D MANUAL(3Dマニュアル)

これらのエフェクトを使うときは、スピーカーを以下のように設置されることをおすすめします。また、スピーカーは、側面の壁から十分離してください。fig.02-031(XVp.71)

左右のスピーカーの距離が離れすぎている場合や、残響が多すぎる部屋では、3Dの効果が十分現れないことがあります。

また、これらのエフェクトには「Out(アウトプット・モード)」というパラメーターがあります。OUTPUT 端子から出力される音をスピーカーで鳴らすときは「Speaker」に、ヘッドホンで鳴らすときは「Phones」に設定すると、最適な3D効果が得られます。このパラメーターが正しく設定されていないと、3Dの効果が十分現れないことがあります。

30˚ 30˚

106

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第3章 出力ジャックを設定する

第3章

XV-5080 は、4系統のステレオ・アウトプットを装備しています。

たとえば、リズム・セットのスネアだけを別のアウトプット・ジャックから出力し、外部エフェクターで処理するといった使い方もできます。また、単に4系統のステレオ・アウトプットとして使うだけでなく、モノのダイレクト・アウトとして最大8個の独立アウトプット・ジャックとして使えるようにも設定できます。

また、このほかにもR-BUSや S/P DIF などのデジタル・アウトも装備しています。

この章では、各モードでの信号の流れと関連するパラメーターやデジタル・アウト・コネクターの使用例について説明します。出力ジャックの設定をするときの参考にしてください。

デジタル・アウト(R-BUS, S/P DIF)とアナログ・アウト(OUTPUT A~ D(INDIVIDUAL 1 ~ 8))の対応は次のようになっています。

R-BUS 1~ 8: OUTPUT A ~D(INDIVIDUAL 1 ~ 8)

S/P DIF: OUTPUT A(MIX)(INDIVIDUAL 1~ 2)

R-BUSのOUTPUT 1 ~ 8には、OUTPUT A ~D(INDIVIDUAL 1~ 8)から出力されるように設定した音声信号がそれぞれ出力されます。またS/P DIF には、OUTPUT A(MIX)(INDIVIDUAL 1 ~ 2)から出力されるように設定した音声信号が出力されます。

※ PHONES(ヘッドホン端子)には、OUTPUT A(MIX) から出力されるように設定した音声信号が出力されます。

パッチ・モードでの設定

信号の流れ(トーン)fig.03-001

B

A

C

D

CHO

TONEOUTPUT B

OUTPUT C

OUTPUT D

REV

M-FX

Output Assign

M-FXOutput Assign

ChorusOutput Assign

ReverbOutput Assign

OUTPUT A

107

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第3章 出力ジャックを設定する

設定パラメーター信号の出力設定に関係するパラメーターには、以下のものがあります。

●PATCH Effects General 画面([PATCH]-[F6(Effects)]-[F1(General)])トーンの出力ジャックとレベル、およびコーラス、リバーブへのセンド・レベルを設定します。

Tone Output Assign(トーン・アウトプット・アサイン)

設定値

MFX:マルチエフェクトを通して信号を出力します。出力ジャックは、各マルチエフェクトの設定に従います。

OUTPUT A~ D:OUTPUTジャック A~ Dに出力します。

INDIV 1~ 8:INDIVIDUAL OUTPUTジャック1~ 8に出力します。

Tone Dry Send Level(トーン・ドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

トーン・アウトプット・アサインで設定したOUTPUTジャックへ送る信号のレベルを設定します。

Tone Chorus Send Level(トーン・コーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスへ送る信号のレベルを設定します。出力ジャックは、コーラスの設定に従います。

Tone Reverb Send Level(トーン・リバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブへ送る信号のレベルを設定します。出力ジャックは、リバーブの設定に従います。

MFX Dey Send Level(MFXドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をOUTPUT ジャックへ出力するレベルを設定します。

MFX Chorus Send Level(MFXコーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をコーラスへ送るレベルを設定します。出力ジャックは、コーラスの設定に従います。

MFX Reverb Send Level(MFXリバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をリバーブへ送るレベルを設定します。出力ジャックは、リバーブの設定に従います。

Chorus Output Select(コーラス・アウトプット・セレクト)

コーラスを通した信号の出力ジャックを設定します。

設定値

MAIN:OUTPUT ジャックに信号を出力します。

REV:リバーブのみに信号を出力します。

M+R:OUTPUTジャックおよびリバーブに信号を出力します。

Chorus Level(コーラス・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスを通した信号の音量を設定します。

Reverb Level(リバーブ・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブを通した信号の音量を設定します。

MFX Output Assign(MFX アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

マルチエフェクトを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

※ マルチエフェクトはステレオ仕様のため、INDIVIDUALOUTPUT ジャックへの設定はできません。

Chorus Output Assign(コーラス・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

コーラス・アウトプット・セレクトで「MAIN」または「MAIN+R」を選択したときの信号(MAIN)を出力するOUTPUT ジャックを設定します。リバーブへ送った信号の出力ジャックは、リバーブの設定に従います。

※ 内蔵エフェクターはステレオ仕様のため、INDIVIDUALOUTPUT ジャックへの設定はできません。

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第3章 出力ジャックを設定する

第3章

Reverb Output Assign(リバーブ・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

リバーブを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

※ 内蔵エフェクターはステレオ仕様のため、INDIVIDUALOUTPUT ジャックへの設定はできません。

●PATCH Common General #1画面([PATCH]-[F1(COMMON)]-[F1(General)])

Common(コモン)

Level(パッチ・レベル)

設定値:0 ~ 127

パッチの音量を設定します。

※ 各トーンの音量は、トーン・レベル(TVA P.143)で設定します。

Pan(パッチ・パン)

設定値:L64~ 63R

パッチの音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

※ 各トーンの音の定位は、トーン・パン(TVA P.143)で設定します。

※ パッチを構成するトーンごとにパンが設定されていますが、各トーンの定位はこのパラメーターの設定分だけ移動します。

Output Assign(アウトプット・アサイン)

パッチの原音の出力ジャックを設定します。

設定値

MFX:マルチエフェクトを通して出力します。出力ジャックは、マルチエフェクトの設定に従います。

OUTPUT A~ D:OUTPUTジャックA ~D から出力します。

INDIV 1~ 8:INDIVIDUAL OUTPUTジャック1~ 8から出力します。

TONE:各トーンの設定に従って出力します。

●SYSTEM Output 画面([SYSTEM]-[F2(OutP&EQ)])

Output Mix/Parallel(アウトプット・ミックス/パラレル)

Mode(モード)

設定値

MIX:A(MIX) OUTPUTジャック以外のジャックから出力するように設定されている信号を、まとめてA(MIX) OUTPUTジャックから出力します。音作りの際、ヘッドホンで音色の確認をするときや、ライブなどで接続先のミキサーが2チャンネルしかないときなどに使用すると便利です。

出力ジャックが INDIVIDUAL OUTPUTジャック 3/5/7に設定されている信号は、A(MIX) OUTPUT ジャックのL 側から、INDIVIDUAL OUTPUT ジャック4/6/8に設定されている信号は、A(MIX) OUTPUT ジャックのR側から出力されます。

PARALLEL:出力ジャックに関する各パラメーターの設定にしたがって、信号が出力されます。

マスター・レベル、ミックス/パラレルは、XV-5080 全体でひとつの設定です。

●SYSTEM General #1 画面([SYSTEM]-[F1(General)])

Master(マスター)

Level(マスター・レベル)

設定値:0 ~ 127

XV-5080 全体の音量を設定します。

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第3章 出力ジャックを設定する

設定例

パッチを構成している各トーンの出力ジャックを振り分けるここでは例として、4トーンで構成されているパッチを想定して、

このパッチのトーン1を A OUTPUTジャック、

トーン2を B OUTPUTジャック、

トーン3を INDIVIDUAL 5 OUTPUTジャック、

トーン4を INDIVIDUAL 6 OUTPUTジャックから出力し、

各トーンのコーラスおよびリバーブを通した信号をBOUTPUT ジャックから出力するよう設定します。

まず、各トーンの出力ジャックを設定します。 

1. 設定するパッチを選びます。

2. [F6(Effects)]を押します。

3. [F1(General)]を押して、PATCH Effects General 画

面にします。

4. TONE SELECT [1]~[4]で設定するトーンを選び

ます。

5. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルを設定するパラメーターに移動させ、VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、値を次のように設定します。

Tone Output Tone Dry Tone Chorus Tone Reverb

Assign Send Level Send Level Send Level

トーン1 A 127 100 100

トーン2 B 127 100 100

トーン3 5 127 100 100

トーン4 6 127 100 100

各センド・レベルは0以外の好みの値に設定して、バランスをとってもよいでしょう。

6. [EXIT]を押して、PATCH PLAY 画面に戻ります。

7. [F1(Common)]を押します。

8. [ ]/[ ]を押して、カーソルをOutput Assign に

移動します。

9. VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、

「TONE」に設定します。

10.[EXIT]を押して、PATCH PLAY 画面に戻ります。

次に、コーラスを通した信号の出力ジャックを設定します。

11.[F6(Effects)]を押します。

12.[ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルをChorus Output Assign に移動します。

13.VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、「B」に設定します。

14.[ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルをChorus Levelに移動します。

15.VALUE ダイヤルを回して、「100」に設定します。

16.[ ]/[ ]を押して、カーソルをChorus OutputSelect に移動します。

17.VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、「MAIN」に設定します。

最後に、リバーブを通した信号の出力ジャックを設定します。

18.[ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルをReverb Output Assign に移動します。

19.VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、

「B」に設定します。

20.[ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルをReverb Levelに移動します。

21.VALUE ダイヤルを回して、「100」に設定します。

22.[EXIT]を押して、PATCH PLAY 画面に戻ります。

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第3章 出力ジャックを設定する

第3章

パフォーマンス・モードの設定

信号の流れ(パート)fig.03-002

設定パラメーター信号の出力設定に関係するパラメーターには、以下のものがあります。

●PERFORMANCE Effects General 画面([PERFORM]-[F6(Effects)]-[F1(General)])パートの出力ジャックとレベル、およびコーラス、リバーブへのセンド・レベルを設定します。

Part Output Assign(パート・アウトプット・アサイン)

設定値

MFX:マルチエフェクトを通して信号を出力します。出力ジャックは、各マルチエフェクトの設定に従います。

A~ D:OUTPUTジャック A~ Dに出力します。

1~ 8:INDIVIDUAL OUTPUTジャック1~ 8に出力します。

PAT:パートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定にしたがって出力します。

Part Output MFX Select(パート・アウトプットMFXセレクト)

設定値:A ~C

3つのMFXの中からどの MFXを使うかを設定します。

Part Dry Send Level(パート・ドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

パート・アウトプット・アサインで設定したOUTPUTジャックへ送る信号のレベルを設定します。

B

A

C

D

CHO

PARTOUTPUT B

OUTPUT C

OUTPUT D

REV

Output Assign

M-FXOutput Assign

ChorusOutput Assign

ReverbOutput Assign

OUTPUT A

M-FX A

M-FX B

M-FX C

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第3章 出力ジャックを設定する

Part Chorus Send Level(パート・コーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスへ送る信号のレベルを設定します。出力ジャックは、コーラスの設定に従います。

Part Reverb Send Level(パート・リバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブへ送る信号のレベルを設定します。出力ジャックは、リバーブの設定に従います。

MFX Dry Send Level(MFX ドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をOUTPUT ジャックへ出力するレベルを設定します。

MFX Chorus Send Level(MFXコーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をコーラスへ送るレベルを設定します。出力ジャックは、コーラスの設定に従います。

MFX Reverb Send Level(MFXリバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をリバーブへ送るレベルを設定します。出力ジャックは、リバーブの設定に従います。

Chorus Output Select(コーラス・アウトプット・セレクト)

コーラスを通した信号の出力ジャックを設定します。

設定値

MAIN:OUTPUT ジャックに信号を出力します。

REV:リバーブのみに信号を出力します。

M+R:OUTPUTジャックおよびリバーブに信号を出力します。

Chorus Level(コーラス・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスを通した信号の音量を設定します。

Reverb Level(リバーブ・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブを通した信号の音量を設定します。

MFX Output Assign(MFX アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

マルチエフェクトを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

※ マルチエフェクトはステレオ仕様のため、INDIVIDUALOUTPUT ジャックへの設定はできません。

Chorus Output Assign(コーラス・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

コーラス・アウトプット・セレクトで「MAIN」または「M+R」を選択したときの信号(MAIN)を出力するOUTPUT ジャックを設定します。リバーブへ送った信号の出力ジャックは、リバーブの設定に従います。

※ 内蔵エフェクターはステレオ仕様のため、INDIVIDUALOUTPUT ジャックへの設定はできません。

Reverb Output Assign(リバーブ・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

リバーブを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

※ 内蔵エフェクターはステレオ仕様のため、INDIVIDUALOUTPUT ジャックへの設定はできません。

●SYSTEM Output 画面([SYSTEM]-[F2(OutP&EQ)])

Output Mix/Parallel(アウトプット・ミックス/パラレル)

Mode(モード)

設定値

MIX:A(MIX) OUTPUTジャック以外のジャックから出力するように設定されている信号を、まとめてA(MIX) OUTPUTジャックから出力します。音作りの際、ヘッドホンで音色の確認をするときや、ライブなどで接続先のミキサーが2チャンネルしかないときなどに使用すると便利です。

出力ジャックが INDIVIDUAL OUTPUTジャック 3/5/7 に設定されている信号は、A(MIX) OUTPUT ジャックのL 側から、INDIVIDUAL OUTPUT ジャック 4/6/8 に設定されている信号は、A(MIX) OUTPUT ジャックの R側から出力されます。

PARALLEL:出力ジャックに関する各パラメーターの設定にしたがって、信号が出力されます。

マスター・レベル、ミックス/パラレルは、XV-5080 全体でひとつの設定です。

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第3章 出力ジャックを設定する

第3章

●SYSTEM General #1 画面([SYSTEM]-[F1(General)])

Master(マスター)

Level(マスター・レベル)

設定値:0 ~ 127

XV-5080 全体の音量を設定します。

設定例

パフォーマンスのパートの出力ジャックを振り分けるここでは例として、

パート 1 はエフェクターを通さずにA(MIX) OUTPUTジャックから、

パート2はマルチエフェクト Aを通してB OUTPUT ジャックから、

パート 3 はエフェクターを通さずに INDIVIDUAL 5OUTPUT ジャックから出力させる手順を説明します。

まず、パート 1 を設定します。

1. 設定するパフォーマンスを選びます。

2. [F6(Effects)]を押します。

3. [F1(General)]を数回押して、Performance EffectsGeneral #1 画面にします。

4. PART SELECT [1/17]を押して、インジケーターを

点灯させます。

※ [1-16/17-32]が点灯していないことを確認してください。点灯している場合は、[1-16/17-32]を押して消灯させてください。

5. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルをPart Output Assign に移動します。

6. VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、

「A」に設定します。

7. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルをPart Dry Send Levelに移動します。

8. VALUE ダイヤルを回して、「100」に設定します。

9. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルをPart Chorus Send Level に移動します。

10.VALUE ダイヤルを回して、「0」に設定します。

11.同様に、Part Reverb Send Levelも「0」に設定しま

す。

つぎに、パート2を設定します。

12.PART SELECT[2/18]を押して、インジケーターを

点灯させます。

※ [1-16/17-32]が点灯していないことを確認してください。点灯している場合は、[1-16/17-32]を押して消灯させてください。

13.[ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルを設定するパラメーターに移動させ、VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、値を次のように設定します。

Part Output Part Dry Part Chorus Part Reverb

Assign Send Level Send Level Send Level

MFX-A 100 0 0

Part Dry Send Level は、0以外の好みの値にしてもかまいません。

14.[ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルを設定するパラメーターに移動させ、VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、値を次のように設定します。

MFX MFX Dry MFX Chorus MFX Reverb

Output Assign Send Level Send Level Send Level

B 100 0 0

最後に、パート3を設定します。

15.PART SELECT[3/19]を押して、インジケーターを

点灯させます。

※ [1-16/17-32]が点灯していないことを確認してください。点灯している場合は、[1-16/17-32]を押して消灯させてください。

16.[ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルを設定するパラメーターに移動させ、VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、値を次のように設定します。

Part Output Part Chorus Part Reverb

Assign Send Level Send Level

5 0 0

アウトプット・レベルは、0以外の好みの値にしてもかまいません。

17.[EXIT]を押して、PERFORM PLAY画面に戻ります。

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第3章 出力ジャックを設定する

リズム・セット・モードでの設定

信号の流れ(リズム・トーン)fig.03-003(リズム・トーンの信号の流れ)

設定パラメーター信号の出力設定に関係するパラメーターには、以下のものがあります。

●RHYTHM Effects General 画面([RHYTHM]-[F6(Effects)]-[F1(General)])リズム・トーンの出力ジャックとレベル、およびコーラス、リバーブへのセンド・レベルを設定します。

Rhythm ToneOutput Assign(リズム・トーン・アウトプット・アサイン)

設定値

MFX:マルチエフェクトを通して信号を出力します。出力ジャックは、マルチエフェクトの設定に従います。

A~ D:OUTPUTジャック A~ Dに出力します。

1~ 8:INDIVIDUAL OUTPUTジャック1~ 8に出力します。

Rhythm Tone Dry Send Level(リズム・トーン・ドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

リズム・トーン・アウトプット・アサインで設定したOUTPUT ジャックへ送る信号のレベルを設定します。

Rhythm Tone Chorus Send Level(リズム・トーン・コーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスへ送る信号のレベルを設定します。出力ジャックは、コーラスの設定に従います。

Rhythm Tone Reverb Send Level(リズム・トーン・リバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブへ送る信号のレベルを設定します。出力ジャックは、リバーブの設定に従います。

B

A

C

D

CHO

RHYTHMTONE

OUTPUT B

OUTPUT C

OUTPUT D

REV

M-FX

Output Assign

M-FXOutput Assign

ChorusOutput Assign

ReverbOutput Assign

OUTPUT A

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第3章 出力ジャックを設定する

第3章

MFX Dry Send Level(MFX ドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をOUTPUT ジャックへ出力するレベルを設定します。

MFX Chorus Send Level(MFXコーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をコーラスへ送るレベルを設定します。出力ジャックは、コーラスの設定に従います。

MFX Reverb Send Level(MFXリバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

マルチエフェクトを通した信号をリバーブへ送るレベルを設定します。出力ジャックは、リバーブの設定に従います。

Chorus Output Select(コーラス・アウトプット・セレクト)

コーラスを通した信号の出力ジャックを設定します。

設定値

MAIN:OUTPUT ジャックに信号を出力します。

REV:リバーブのみに信号を出力します。

M+R:OUTPUTジャックおよびリバーブに信号を出力します。

Chorus Level(コーラス・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスを通した信号の音量を設定します。

Reverb Level(リバーブ・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブを通した信号の音量を設定します。

MFX Output Assign(MFX アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

マルチエフェクトを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

※ マルチエフェクトはステレオ仕様のため、INDIVIDUALOUTPUT ジャックへの設定はできません。

Chorus Output Assign(コーラス・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

コーラス・アウトプット・セレクトで「MAIN」または「M+R」を選択したときの信号(MAIN)を出力する

OUTPUT ジャックを設定します。リバーブへ送った信号の出力ジャックは、リバーブの設定に従います。

※ 内蔵エフェクターはステレオ仕様のため、INDIVIDUALOUTPUT ジャックへの設定はできません。

Reverb Output Assign(リバーブ・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

リバーブを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

※ 内蔵エフェクターはステレオ仕様のため、INDIVIDUALOUTPUT ジャックへの設定はできません。

●RHYTHM Common画面([RHYTHM]-[F1(COMMON)])

Common(コモン)

Level(リズム・レベル)

設定値:0 ~ 127

リズム・セットの音量を設定します。

※ 各リズム・トーンの音量は、トーン・レベル(P.177)で設定します。

Output Assign(リズム・セット・アウトプット・アサイン)

設定値

MFX:マルチエフェクトを通して信号を出力します。出力ジャックは、マルチエフェクトの設定に従います。

OUTPUT A~ D:OUTPUTジャック A~ Dに出力します。

INDIV 1~ 8:INDIVIDUAL OUTPUTジャック1~ 8に出力します。

TONE:各リズム・トーンの設定にしたがって出力します。

115

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第3章 出力ジャックを設定する

●SYSTEM Output画面([SYSTEM]-[F2(OutP&EQ)])

Output Mix/Parallel(アウトプット・ミックス/パラレル)

Mode(モード)

設定値

MIX:A(MIX) OUTPUTジャック以外のジャックから出力するように設定されている信号を、まとめてA(MIX) OUTPUTジャックから出力します。音作りの際、ヘッドホンで音色の確認をするときや、ライブなどで接続先のミキサーが2チャンネルしかないときなどに使用すると便利です。

出力ジャックが INDIVIDUAL OUTPUTジャック 3/5/7に設定されている信号は、A(MIX) OUTPUT ジャックのL 側から、INDIVIDUAL OUTPUT ジャック4/6/8に設定されている信号は、A(MIX) OUTPUT ジャックのR側から出力されます。

PARALLEL:出力ジャックに関する各パラメーターの設定にしたがって、信号が出力されます。

マスター・レベル、ミックス/パラレルは、XV-5080 全体でひとつの設定です。

●SYSTEM General #1 画面([SYSTEM]-[F1(General)])

Master(マスター)

Level(マスター・レベル)

設定値:0 ~ 127

XV-5080 全体の音量を設定します。

設定例特定のリズム・トーンの出力ジャックを設定する

ここでは例として、C4に割り当てられているリズム・トーンをエフェクトを通さずに INDIVIDUAL 3 OUTPUT ジャックから出力させる手順を説明します。

1. 設定するリズム・セットを選びます。

2. [F6(Effects)]を押します。

3. [F1(General)]を押して、RHYTHM Effects General

画面にします。

4. TONE SELECT[1]~[4]を押して、画面の左上の

キー表示を「C4」に設定します。

※ MIDI キーボードを接続している場合は、C4キーを押して設定することもできます。

5. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルをRhythm Tone Output Assignに移動します。

6. VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、

「3」に設定します。

7. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルをRhythm Tone Dry Send Levelに移動します。

8. VALUE ダイヤルを回して、「100」に設定します。

9. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルをRhythm Tone Chorus Send Level に移動します。

10.VALUE ダイヤルを回して、「0」に設定します。

11.同様に、Rhythm Tone Reverb Send Levelも「0」に設定します。

12.[EXIT]を押して、RHYTHM PLAY画面に戻ります。

13.[F1(Common)]を押します。

14.[ ]/[ ]を押して、カーソルをOutput Assignに移動します。

15.VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、

「TONE」に設定します。

16.[EXIT]を押して、RHYTHM PLAY 画面に戻ります。

116

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第3章 出力ジャックを設定する

第3章

GMモードでの設定

信号の流れ(パート)fig.03-004(GM part の信号の流れ)

設定パラメーター信号の出力設定に関係するパラメーターには、以下のものがあります。

●GM Effects General 画面([GM]-[F6(Effects)]-[F1(General)])パートの出力ジャックとレベル、およびコーラス、リバーブへのセンド・レベルを設定します。

Part Output Assign(パート・アウトプット・アサイン)

各パートの出力ジャックを設定します。

設定値

A~ D:OUTPUTジャック A~ Dに出力します。

Part Dry Send Level(パート・ドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

パート・アウトプット・アサインで設定したOUTPUTジャックへ送る信号のレベルを設定します。

Part Chorus Send Level(パート・コーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスへ送る信号のレベルを設定します。出力ジャックは、コーラスの設定に従います。

Part Reverb Send Level(パート・リバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブへ送る信号のレベルを設定します。出力ジャックは、リバーブの設定に従います。

Chorus Output Assign(コーラス・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

コーラスを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

※ 内蔵エフェクターはステレオ仕様のため、INDIVIDUALOUTPUT ジャックへの設定はできません。

B

A

C

D

CHO

PartOUTPUT B

OUTPUT C

OUTPUT D

REV

Output Assign

Out (GM CHORUS)

Rev (GM CHORUS)

Out (GM REVERB)

OUTPUT A

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第3章 出力ジャックを設定する

Reverb Send Level(リバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスを通した信号をリバーブへ送るレベルを設定します。出力ジャックは、リバーブの設定に従います。

Reverb Output Assign(リバーブ・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

リバーブを通した信号を出力するOUTPUT ジャックを設定します。

※ 内蔵エフェクターはステレオ仕様のため、INDIVIDUALOUTPUT ジャックへの設定はできません。

●SYSTEM Output画面([SYSTEM]-[F2(OutP&EQ)])

Output Mix/Parallel(アウトプット・ミックス/パラレル)

Mode(モード)

設定値

MIX:A(MIX) OUTPUTジャック以外のジャックから出力するように設定されている信号を、まとめてA(MIX) OUTPUTジャックから出力します。音作りの際、ヘッドホンで音色の確認をするときや、ライブなどで接続先のミキサーが2チャンネルしかないときなどに使用すると便利です。

出力ジャックが INDIVIDUAL OUTPUTジャック 3/5/7に設定されている信号は、A(MIX) OUTPUT ジャックのL 側から、INDIVIDUAL OUTPUT ジャック4/6/8に設定されている信号は、A(MIX) OUTPUT ジャックのR側から出力されます。

PARALLEL:出力ジャックに関する各パラメーターの設定にしたがって、信号が出力されます。

マスター・レベル、ミックス/パラレルは、XV-5080 全体でひとつの設定です。

●SYSTEM General #1 画面([SYSTEM]-[F1(General)])

Master(マスター)

Level(マスター・レベル)

設定値:0 ~ 127

XV-5080 全体の音量を設定します。

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第3章 出力ジャックを設定する

第3章

R-BUSを使用したデジタル接続XV-5080 はR-BUS端子を装備しています。この端子を使うことで、8チャンネルのデジタル接続がR-BUSケーブル(別売:RBC-1/RBC-5)1本で接続できます。また、R-BUS端子に DIF-AT/AE-7000等を接続することで各種デジタルフォーマットへの変換も可能です。

※ XV-5080 のR-BUSは出力のみです。

R-BUS(RMDB 2)コネクターには取扱説明書に記載されているR-BUS搭載機器だけを接続してください。故障の原因になりますので、たとえ端子の形状が同じでも、SCSI 接続タイプやRS-232C 接続タイプ、パラレル接続タイプの機器を接続することは絶対におやめください。接続には専用のR-BUS(RMDB 2)ケーブルをお使いください。

設定パラメーター

●SYSTEM Output画面([SYSTEM]-[F2(Outp&EQ)])

Digital Interface(デジタル・インターフェース) 

Master Clock(マスター・クロック)

デジタル出力の動作クロックのマスターを設定します。

設定値

INTERNAL:XV-5080 自身をマスターにします。

R-BUS:R-BUSからの動作クロックに同期します。XV-5080 はスレーブとして動作します。

WORD CLOCK IN:WORD CLOCK からの動作クロックに同期します。XV-5080 はスレーブとして動作します。

※ XV-5080 はスレーブとして動作する場合、44.1kHzおよび48kHz の動作クロックに同期します。これ以外の動作クロックには、同期しません。

※ ( )内には同期の状態が表示されます。Unlockedと表示されている場合は、同期していないことを示します。

Master Freq(マスター・フリケンシー)

設定値:44.1/48kHz

デジタル出力の動作クロックを設定します。

DIF Control(DIFコントロール)

DIF-AT Clk Select(DIF-AT クロック・セレクト)

デジタル機器間でデジタル信号を同期させるときのDIF-ATの同期信号のソースを選びます。

※ DIF-ATを通して、ADAT や DA-88との同期を行う場合にのみ設定が必要です。

設定値

R-BUS:DIF-ATのR-BUS端子を通して入力される同期信号をマスターとします。

ADAT:DIF-ATの ADAT用端子を通して入力される同期信号にマスターとします。

DA-88:DIF-ATの DA-88用端子を通して入力される同期信号にマスターとします。

設定の基本手順は以下のとおりです。

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点灯

させます。

※ インジケーターが点滅しているときは、UTILITYモードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点灯させてください。

2. [F2(Outp&EQ)]を押して、SYSTEM Output 画面を表示させます。

3. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、設定し

たいパラメーターにカーソルを合わせます。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して値

を設定します。

※ 設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこのパラメーターに合わせたときの値に戻ります。

5. [EXIT]を押して、各PLAY画面に戻ります。

Output Gain(アウトプット・ゲイン)

Gain(ゲイン)

設定値:-12, -6, 0, +6, +12 dB

XV-5080 のアナログ・アウトとデジタル・アウトの出力ゲインを調整します。発音するボイス数が少ない場合などは+方向に出力ゲインをブーストすることで、録音時などに最適な出力レベルを得ることができます。

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第3章 出力ジャックを設定する

R-BUSを利用した8チャンネルデジタル接続

XV-5080 をワードクロック・スレーブにする場合fig.RBUS-1(接続図)

• XV-5080 の設定

Master Clock:RBUS

• R-BUS機器がVM-3100 Pro の設定

MasterClk:INTERNAL

• R-BUS機器がVM-7100/7200 の設定

WORD CLOCK SOURCE:INTERNAL

• R-BUS機器がVSR-880 の設定

MasterClk:INT

XV-5080 をワードクロック・マスターにする場合 

• XV-5080 の設定

Master Clock:INTERNAL

Master Freq:44.1kHz または48.0kHz (接続機器のサンプリング周波数にあわせる。)

• R-BUS機器がVM-3100 Pro の設定

MasterClk:RMDB-2

• R-BUS機器がVM-7100/7200 の設定

WORD CLOCK SOURCE:MULTI 1-8

• R-BUS機器がVSR-880 の設定

SYS:MasterClk:R-BUS

ワードクロックの流れ�

VM-3100Pro

R-BUS

XV-5080

W

W

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第3章 出力ジャックを設定する

第3章

各種デジタルフォーマットに変換する

ADATへのデジタル出力DIF-ATを接続することで ADATに出力できます。

XV-5080 をワードクロック・マスターにする場合fig.RBUS-2(接続図)

設定

• XV-5080 の設定

Master Clock:INTERNAL

Master Freq:44.1kHz または48.0kHz(接続機器のサンプリング周波数にあわせる。)

DIF-AT Clk Select:R-BUS

• ADAT

CLOCK:DIG

INPUT:DIGITAL

XV-5080 をワードクロック・スレーブにする場合

設定

• XV-5080 の設定

Master Clock:R-BUS

DIF-AT Clk Select:ADAT

• ADAT の設定

CLOCK:INT

INPUT:DIGITAL

ワードクロックの流れ�

POWER

OPTICAL

R-BUS DIF-AT

ADAT

XV-5080

W

W

WIN

IN

OUT

OUT

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第3章 出力ジャックを設定する

TASCAM DAシリーズへのデジタル出力DIF-ATを接続することで TASCAM DAシリーズに出力できます。

XV-5080 をワードクロック・スレーブにする場合fig.RBUS-3(接続図)

設定

• XV-5080 の設定

Master Clock:R-BUS

DIF-AT Clk Select:DA-88

• TASCAMの設定

CLOCK:INT

DIGITAL IN:ON

XV-5080 をワードクロック・マスターにする場合

設定

できません。

ワードクロックの流れ�

POWER

R-BUS DIF-ATXV-5080

TDIF

TASCAM DAシリーズ�

W

W

W

122

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第3章 出力ジャックを設定する

第3章

AES/EBUフォーマット対応機器へのデジタル出力AE-7000を接続することでAES/EBU フォーマット対応機器に出力できます。

XV-5080 をワードクロック・スレーブにする場合fig.R-BUS4(接続図)

設定

• XV-5080 の設定

Master Clock:R-BUS

• AE-7000の設定

CLOCK SOURCE SELECT:WORD CLOCK または INPUT A(詳しくは AE-7000のマニュアルをご覧ください。

XV-5080 をワードクロック・マスターにする場合

設定

• XV-5080 の設定

Master Clock:INTERNAL

Master Freq:44.1kHz または48.0kHz(接続機器のサンプリング周波数にあわせる。)

• AE-7000の設定

CLOCK SOURCE SELECT:R-BUS

ワードクロックの流れ�

XV-5080

888 I/O

AE-7000

ProTools

R-BUS

DIGITAL OUTPUT(AES/EBU)

DIGITAL INPUT(AES/EBU)

AES/EBU INAES/EBU OUT

W

W

W

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第3章 出力ジャックを設定する

XV-5080をWORD CLOCK INからのワードクロックに同期させるfig.RBUS-6(接続図)

設定

• XV-5080 の設定

Master Clock:WORD CLOCK IN

• ワードクロック・マスター側の設定

ワードクロック・マスターになる機器のサンプリング周波数を44.1kHz または48.0kHzに設定してください。

※ WORD CLOCK IN から入力されたワードクロック信号は、R-BUS, S/P DIFに出力されます。

サンプリング・クロックの流れ�

VM-3100Pro

R-BUS

W

W

XV-5080

WORD CLOCK MASTER

WORD CLOCK OUT

WORD CLOCK IN

W

124

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第4章 パッチを作る

第4章

パッチの種類と構成XV-5080 では、通常の演奏に使う音色をパッチと呼び、「4トーン・パッチ」と「マルチパーシャル・パッチ」の2種類があります。

パッチの種類は、Patch Common 画面のPatch Type の設定によって決まります(P.127)。

パッチを演奏するときは、これらを特に意識する必要はありません。しかし、パッチの設定を変えるときや新たにパッチを作るときは、パッチの種類によってパラメーターが異なります。

4トーン・パッチXV-5080 のプリセット・パッチやウェーブ・エクスパンション・ボードのパッチなどがこれにあたります。

4トーン・パッチは最高4つのトーンを組み合わせて音が作られています。fig.04-001(パッチの構成 xvp83)

トーンはそれぞれオン/オフすることができ、どのトーンを発音させるかを選ぶことができます。(P.126)

また、トーン1と2、トーン3と 4は内部構造の組み合わせ方(Structure:ストラクチャー)を設定することができます。(P.131)

トーンの構成トーンは音の最小単位です。ただしトーンのみで演奏することはできません。演奏できる音の単位はパッチですが、トーンはそのパッチを形成する音の素材といえるものです。トーンは次の5つの要素で構成されています。

fig.04-002(トーンの構成 xvp83)

WG(ウェーブ・ジェネレーター)

音の元になるPCM波形(ウェーブ)を選び、音の高さ(ピッチ)の変化を設定します。

XV-5080 には、1083 種類の波形が内蔵されており(ウェーブフォーム一覧 P.275)、ひとつのトーンに対して2つの波形を割り当てることができます。(ステレオとして割り当て可能で、L に一つ、Rに一つとなります。)

XV-5080 に内蔵されているすべてのパッチは、これらの波形を元にトーンを作り、それらを組み合わせることでできています。各トーンの鳴りかたを鍵盤をひく強さやMIDI メッセージでコントロールできます。これをトーン・ミックス・テーブル(TMT)と呼びます。

さらにXV-5080 では、サンプラー用ライブラリーの中からウェーブ・データ(サンプル)を読み込んで、トーンに割り当てることもできます。

TVF(タイム・バリアント・フィルター)

音の周波数成分の変化を設定します。

TVA(タイム・バリアント・アンプリファイアー)

音量の変化と音の定位を設定します。

Envelope(エンベロープ)

エンベロープは時間の経過に伴う変化を設定します。Pitch(ピッチ)、TVF(フィルター)、TVA(音量)のそれぞれに専用のエンベロープが設定できます。例えば、音の立ち上がりや減衰する時間を変えたいときは、TVA Envelope で音量変化を設定します。

LFO(ロー・フリケンシー・オシレーター)

LFOは周期的な変化(ゆらぎ)を設定します。LFOは 2つあり、WG(ピッチ)、TVF(フィルター)、TVA(音量、パン)のそれぞれに効果がつけられます。WGのピッチにLFOの変化を加えるとビブラートの効果、TVF のカットオフ周波数だとワウ効果、TVA の音量だとトレモロの効果がつけられます。

トーン�1

トーン�2

トーン�3

トーン�4

パッチ�

例1 ひとつのトーンで構成されているパッチ�  (トーン2~4はオフになっている)�

トーン�1

トーン�2

トーン�3

トーン�4

パッチ�

例2 4つのトーンで構成されているパッチ�

WG

Pitch�Envelope

TVF

TVF �Envelope

TVA �Envelope

TVA

LFO 1 LFO 2

コントロール信号�

トーン�

音の信号�

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第4章 パッチを作る

マルチパーシャル・パッチサンプラー用ライブラリーをXV-5080 に読み込んだときのパッチが、これにあたります。

マルチパーシャル・パッチは、パーシャルと呼ばれる構成音を鍵盤に割り当てて作られ、(スプリット)最大で88個のパーシャルを割り当てることができます。ig.04-002(トーンの構成 xvp83)

トーンとパーシャルの異なる点は、トーンは2つのウェーブフォームからできているのに対し、パーシャルは最大で4つまでのサンプル(ウェーブ・データ)からできていることです。

※ マルチパーシャル・パッチはSIMM(メモリー・モジュール)に読み込んだサンプル(ウェーブ・データ)を使って作成します(インターナル・ウェーブは使用できません)。別途、XV-5080へサンプラー用ライブラリーなどからサンプルを読み込むための機器が必要になります。(P.181)

パーシャルの構成マルチパーシャル・パッチの構成音をパーシャルと呼びます。パーシャルは最大で4つのサンプルから成り、次の5つの要素で構成されています。ig.04-002(トーンの構成 xvp83)

SMT(サンプル・ミックス・テーブル)

音の元となるサンプルを選びます。

各サンプルの鳴りかたを鍵盤をひく強さやMIDI メッセージでコントロールできます。

TVF(タイム・バリアント・フィルター)

音の周波数成分の変化を設定します。

TVA(タイム・バリアント・アンプリファイアー)

音量の変化と音の定位を設定します。

Envelope(エンベロープ)

エンベロープは時間の経過に伴う変化を設定します。TVF(フィルター)、TVA(音量)のそれぞれに専用のエンベロープが設定できます。例えば、音の立ち上がりや減衰する時間を変えたいときは、TVA Envelope で音量変化を設定します。

また、TVF エンベロープでTVFカットオフ周波数だけでなくピッチも変化させることができます。

LFO(ロー・フリケンシー・オシレーター)

LFOは周期的な変化(ゆらぎ)を設定します。LFOは 1つで、WG(ピッチ)、TVF(フィルター)、TVA(音量、パン)のそれぞれに効果がつけられます。WGのピッチにLFOの変化を加えるとビブラートの効果、TVF のカットオフ周波数だとワウ効果、TVA の音量だとトレモロの効果がつけられます。

発音させるトーンを選ぶ(4 トーン・パッチのみ)発音させるトーンを「オン」に設定します。また、特定のトーンを確認したいときなどは、それ以外のトーンを「オフ」に設定します。

使用するパッチを選びます。

1. PATCH PLAY 画面であることを確認します。

2. TONE SW [1]~[4]を押して、トーンのオン(インジケーター点灯)/オフ(インジケーター消灯)を設定します。

3. PATCH PLAY 画面には、下図のようにオンにしたトー

ンの番号が表示されます。オフにしたトーンは、「-」で表示されます。

fig.04-003(画面図)

パーシャル�

マルチパーシャル・パッチ�

最大88パーシャル�

A0

C8

サンプル 2

サンプル 1

サンプル 3

サンプル 4

SMT TVF

TVF �Envelope

TVA �Envelope

TVA

LFOパーシャル�

音の信号� コントロール信号�

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第4章 パッチを作る

第4章

パッチ全体に共通の設定をする設定の基本手順は以下のとおりです。

1. 使用するパッチを選びます。

2. [F1(COMMON)]を押します。

3. [F1]~[F5]で設定したい画面を選びます。

※ 各設定画面が表示されているときに TONE SWITCH[1]~[4]を押すと、トーンのオン/オフを設定することができます。

4. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]でカーソルを設定

したいパラメーターに移動します。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して値

を設定します。

※ 設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこのパラメーターに合わせたときの値に戻ります。

6. [EXIT]を押して、PATCH PLAY 画面に戻ります。

パッチ・ネームの左側に、設定が変更されたことを示す「*」マークが表示されます。fig.04-004_70(画面図)

※ *マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチに切り替えると、変更したパッチの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(P.192)

Common(パッチ・コモン)

●PATCH Common General #1画面([PATCH]-[F1(General)])

fig.04-005_70(general 画面1)

Common(コモン)

Name(パッチ・ネーム)

パッチに名前をつけます。(12文字以内)

[ ]/[ ]でカーソルを移動させ、[VALUE]つまみを回すか、[INC]/[DEC]を押して文字を選びます。

選べる文字/記号:

空白、A~Z、a ~ z、0~ 9、! " # $ % & ’( ) * + , - . / : ;< = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } → ←

※ VALUE ダイヤルを押すとPatch Name ウィンドウが表示され、以下の機能が使えます。

[F2(←Prev)]:1文字前に戻ります。[F3(Next→)]:1文字後に進みます。[F4(Insert)]:カーソル位置に空白を挿入します。[F5(Delete)]:カーソル位置の文字を削除します。[F6(OK)]:名前を確定します。

Category(パッチ・カテゴリー)

パッチの種類(カテゴリー)を設定します。

パッチ・ファインダー機能は、ここの設定によって検索しています。また、フレーズ・プレビュー機能もここの設定によって鳴るフレーズが決まります。

カテゴリー名の詳しい説明は、20 ページをご覧ください。

Patch Type(パッチ・タイプ)

設定値: 4TONES/MULTI-PARTIAL

パッチのタイプ(4トーン・パッチ、マルチパーシャル・パッチ)を設定します。

Level(パッチ・レベル)

設定値:0 ~ 127

パッチの音量を設定します。

※ 各トーン/パーシャルの音量は、トーン・レベル(TVA P.143)/パーシャル・レベル(P.155)で設定します。

Pan(パッチ・パン)

設定値:L64~ 63R

パッチの音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

※ 各トーン/パーシャルの音の定位は、トーン・パン(TVA P.143)/パーシャル・パン(P.155)で設定します。

※ パッチを構成するトーン/パーシャルごとにパンが設定されていますが、各トーン/パーシャルの定位はこのパラメーターの設定分だけ移動します。

127

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第4章 パッチを作る

Output Assign(パッチ・アウトプット・アサイン)

パッチの出力先を設定します。

設定値

MFX:マルチエフェクトを通して出力します。出力先は、マルチエフェクトの設定に従います。

OUTPUT A~ D:OUTPUT A ~D から出力します。(ステレオ出力)

INDIV 1~ 8:INDIVUDUAL 1 ~ 8から出力します。(モノ出力)

TONE/KEY:各トーン/パーシャルの設定に従って出力します。

Octave&Tune(パッチ・オクターブ&チューン)

Octave Shift(オクターブ・シフト)

設定値:-3 ~ +3

パッチの音の高さをオクターブ単位(±3オクターブ)で設定します。

※ この設定はPATCH PLAY 画面でも設定できます。(P.23)

Coarse Tune(コース・チューン)

設定値:-48 ~ +48

トーン/パーシャルのピッチを半音単位で±4オクターブまで設定します。

Fine Tune(ファイン・チューン)

設定値:-50 ~ +50

トーン/パーシャルのピッチを1セント(半音の1/100)単位で上下にそれぞれ1/2半音まで設定します。

Strech Tune Depth(ストレッチ・チューン・デプス)

設定値:OFF/1/2/3

高音域はより高く、低音域はより低くというピアノの独特の調律手法(ストレッチ・チューニング)でピッチを設定します。OFFにすると平均律になり、3にすると高音域と低音域のピッチ変化がもっとも大きくなります。

図は横軸に音域、縦軸に平均律に対するピッチ変化としたもので、設定によって和音の響きが微妙に変わります。

fig.04-006_70(xv p.85)

Analog Feel(アナログ・フィール・デプス)

設定値:0 ~ 127

パッチにゆらぎ(小川のせせらぎやそよ風など、人間に心地よさを与えるゆらぎ。1/f ゆらぎ)を与える度合いを設定します。

この「1/f ゆらぎ」を与えると、アナログ・シンセサイザーのような不安定さを付加できます。

●PATCH Common General #2 画面([PATCH]-[F1(General)])

fig.04-007_70(general 画面2)

Modify(パッチ・モディファイ)

Cutoff Offset(カットオフ・オフセット)

設定値: -63 ~ +63

パッチを構成する各トーン/パーシャルごとに設定されているTVFのカットオフ周波数の値を相対的に変化させる割合を設定します。

Resonance Offset(レゾナンス・オフセット)

設定値:-63 ~ +63

パッチを構成するトーン/パーシャルごとに設定されているTVF のレゾナンスの値を相対的に変化させる割合を設定します。

Attack Offset(アタック・タイム・オフセット)

設定値:-63 ~ +63

1

2

3

OFF

2

1

OFF

3

高音部�

平均律とのピッチ差� 設定値�

低音部�

128

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第4章 パッチを作る

第4章

パッチを構成するトーン/パーシャルごとに設定されているTVF/TVA ENVELOPE T1の値を相対的に変化させる割合を設定します。

マルチパーシャル・パッチの場合は、TVAのみ変化します。

Release Offset(リリース・オフセット)

設定値:-63 ~ +63

パッチを構成するトーン/パーシャルごとに設定されているTVF/TVA ENVELOPE T4の値を相対的に変化させる割合を設定します。

マルチパーシャル・パッチの場合は、TVAのみ変化します。

Velo Sens Offset(ベロシティー・センス・オフセット)

設定値:-63 ~ +63

パッチを構成するトーン/パーシャルごとに設定されているTVF VELOCITY V-Cutoffと TVA V-Sensの値を相対的に変化させる割合を設定します。

Tempo(パッチ・テンポ)

Clock Source(パッチ・クロック・ソース)

LFOの周期、M-FXの変化、フレーズ・ループ(ブレーク・ビーツ)、トーン/パーシャルのディレイ時間をクロック(テンポ)に合わせることができます。これらをパッチで行う場合は、ここでどのクロックに合わせるかを設定します。

設定値

PATCH:Tempo(パッチ・テンポ)に合わせます。

SYSTEM:XV-5080全体で共通の System Tempo(システム・テンポ)、または外部シーケンサーのクロックにあわせます。

Tempo(パッチ・テンポ)

設定値:20 ~ 250

Clock Sourceで「PATCH」と設定したときは、この設定値が有効になります。

※ パッチ・テンポのクロックは、MIDI OUT コネクターから出力されません。

Voice Priority(ボイス・プライオリティー)最大同時発音数(128ボイス)を越えたときにどのように発音するかを設定します。

設定値

LAST:後から鳴るボイスを優先し、現在鳴っているボイスのうち先に鳴ったものから順に消していきます。

LOUDEST:音量の大きいボイスを優先し、現在鳴っているボイスのうち音量の小さいものから順に消していきます。

One Shot Mode(ワン・ショット・モード)設定値:OFF/ON

選択されているパッチに割り当てられているすべてのサンプルについて、そのループ・モード(P.139)を強制的にワン・ショットにして発音します。

※ インターナル/ウェーブ・エクスパンション・ボードのウェーブには無効です。

※ 各サンプルのループ・モードの設定は変更されません。

Control(パッチ・コントロール)

●PATCH Common Control 画面([PATCH]-[F2(Control)])

fig.04-008_70(Control 画面)

Key Mode(キー・アサイン・モード)

Key Assign(パッチ・キー・アサイン)

音の鳴らしかたを選びます。単音楽器(サックスやフルートなど)のパッチを使うときはMONO にすると効果的です。

MONO:1音ずつしか鳴りません。

POLY:複数の音が同時に鳴ります。

Legato Switch(レガート・スイッチ)

設定値:OFF/ON

レガートを使うときはON、使わないときは OFFにします。レガートはキー・アサイン・モードでMONO を選んでいるときに効果のある機能です。レガートをON にした場合、ある鍵を押さえている状態で他の鍵を押すと、音の鳴りかたはそのままで、後から押さえた鍵のピッチに変化させられます。ギターのハンマリング・オンやプリング・オフのような効果が得られます。

Legato Retrigger(レガート・リトリガー)

設定値:OFF/ON

レガート演奏をするとき、再発音するかどうかを決めます。

129

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第4章 パッチを作る

通常は「ON」にしておきます。「OFF」にすると、ひとつの鍵盤を押さえている間に別の鍵盤を押さえるとピッチだけが変化して、波形によっては不自然な音になる場合があります。管楽器や弦楽器のフレーズを演奏をするときや、モノ・シンセ・キーボードをシミュレートするときは「OFF」にするとよいでしょう。

※ レガート・スイッチが「OFF」のとき、この設定は無効になります。

※ レガート・スイッチ「 ON」、レガート・リトリガー「OFF」で、低い鍵を押さえたまま、高い鍵を押さえてレガート発音させるとき、ウェーブのピッチの上限を超えていると意図したピッチまで上がりきらず、ピッチの上昇が一定のピッチで止まる場合があります。また、複数のトーンを使っているパッチで、使用しているウェーブのピッチの上限がバラバラの場合はモノに聴こえなくなることがあります。大きくピッチ変化をさせたい場合は、レガート・リトリガーを「ON」にしてください。

Bender(ベンダー)ベンド・レンジを設定します。

Bend Range Up(ベンド・レンジ・アップ)

設定値:0 ~ 48

接続したMIDI キーボードのベンダー・レバーを、最も右(ホイールなら上)に傾けたときに上がるピッチの変化量を半音単位で設定します。たとえば、12 に設定して右側いっぱいに傾けると、ピッチが1オクターブ上がります。

Bend Range Down(ベンド・レンジ・ダウン)

設定値:0 ~ 48

接続したMIDI キーボードのベンダー・レバーを、最も左(ホイールなら下)に傾けたときに下がるピッチの変化量を半音単位で設定します。たとえば、48 に設定して左側いっぱいに傾けると、ピッチが4オクターブ下がります。

Portament(パッチ・ポルタメント)ポルタメントは、はじめに弾いた鍵と次に弾いた鍵のピッチをなめらかに変化させる機能です。キー・アサイン・モードをMONO にしているときはバイオリンのスライド奏法のような効果が得られます。

Switch(ポルタメント・スイッチ)

設定値:ON/OFF

ポルタメントを使うときはON にします。

Mode(ポルタメント・モード)

ポルタメント効果を付ける演奏方法を選びます。

設定値

NORMAL:常にポルタメントがかかります。

LEGATO:レガート奏法(ある鍵を押しながら他の鍵を押す)のときにポルタメントがかかります。

Type(ポルタメント・タイプ)

押さえる鍵の音程差と変化時間の関係を選びます。

設定値

RATE:音程差に比例してピッチの変化時間が変わります。

TIME:音程差に関係なく、一定の時間でピッチが変わります。

Start(ポルタメント・スタート)

ポルタメントは、ピッチの変化中に他の鍵を押さえると新たにピッチ変化が始まります。ここでは、変化を始めるピッチを選びます。

設定値

PITCH:鍵を押さえたときのピッチから変化させます。fig.04-009(xv p99)

NOTE:変化中の到達ピッチから変化させます。fig.04-010(xv p99)

Time(ポルタメント・タイム)

設定値:0 ~ 127

次のピッチに変化するまでの時間を調節します。

C5

D4

C4

C5

D4

C4

130

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第4章 パッチを作る

第4章

Struct(パッチ・ストラクチャー)4 トーン・パッチのときのみ、設定可能なパラメーターです。

●PATCH Common Structure 画面([PATCH]-[F3(Struct)])

fig.04-011_70(Structure 画面)

Tone 1&2/Tone 3&4トーン1と2、またはトーン3と 4をどのように組み合わせるかを設定します。

Type(ストラクチャー・タイプ)

設定値:1 ~ 10fig.04-012

fig.04-013

fig.04-014

fig.04-015

fig.04-016

fig.04-017

fig.04-018

fig.04-019

fig.04-020

fig.04-021

画面にはトーンの組み合わせ方を表示します。表示記号の意味は以下のとおりです。

W1(WG1), W2(WG2), F1(TVF1), F2(TVF2), A1(TVA1),A2(TVA2), B( ブースター ), R( リング・モジュレーター )

※ ストラクチャーの画面でトーンを選んだ場合、指定したトーンと組になるトーンの両方が選ばれます。

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVATVFWG

WG TVF TVA

TYPE 1

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVA TVFWG

WG TVF TVA

TYPE 2

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVA TVFWG

WG TVF TVA

B

TYPE 3

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVA TVFWG

WG TVF TVA

B

TYPE 4

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVA TVFWG

WG TVF TVA

R

TYPE 5

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVA TVFWG

WG TVF TVA

R

TYPE 6

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVATVFWG

WG TVF TVA

R

TYPE 7

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVATVFWG

WG TVF TVA

R

TYPE 8

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVATVFWG

WG TVF TVA

R

TYPE 9

TONE 1 (3)

TONE 2 (4)

TVATVFWG

WG TVF TVA

R

TYPE 10

131

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第4章 パッチを作る

※ Type2 ~ 10の組み合わせかたを選んで一方のトーンをオフにした場合、もう一方のトーンはWG/TVF/TVAが単純につながった構成になります。

Booster(ブースター・ゲイン)

設定値:0/+6/+12/+18

「Type」で3または 4を選んだときは、ブースターの効き具合を設定します。ブースターは入力信号を大きくして音を歪ませます。ギターのエフェクターでよく使われるディストーション効果が付けられます。

K.Range(パッチ・キー・レンジ)4 トーン・パッチのときのみ、設定可能なパラメーターです。

※ マルチパーシャル・パッチの場合、この設定画面は表示されません。

●PATCH Common TMT Key Range 画面([PATCH]-[F4(K.Range)])fig.04-023_70(Key Range 画面)

L.F(TMTキーボード・フェード・ウィズ・ロワー)設定値:0 ~ 127 

トーンの発音域の設定範囲の下限から外れた鍵を弾いたときの音量変化を設定します。値を大きくするほどなだらかに音量が下がります。設定した発音域以外の鍵を弾いたときに音を鳴らしたくない場合は0に設定します。fig.04-024(xv p87)

K.L(TMTキーボード・レンジ・ロワー)設定値:C -1 ~UPPER

各トーンにおいて、発音域の下限のキーを設定します。

K.U(TMTキーボード・レンジ・アッパー)設定値:LOWER~ G9

各トーンにおいて、発音域の上限のキーを設定します。

※ ロワーはアッパーより大きな値に、アッパーはロワーよりも小さな値に設定できません。設定しようとした場合、ロワーとアッパーの値は同じになって変化します。

リング・モジュレーターとは

リング・モジュレーターは、2つのトーンを掛け合わせます。トーンを掛け合わせるとそれぞれのが元々持っていない倍音(非整数倍音)を得られます。

この場合、各トーンのピッチ差で倍音成分が変化するため、音程感のない金属的な響きになります。鐘などの金属的な音を作るのに適しています。fig.04-022(xvp89)

L.Fade U.Fade

キー・ナンバー�0 127

132

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第4章 パッチを作る

第4章

U.F(TMT キーボード・フェード・ウィズ・アッパー)設定値:0 ~ 127

トーンの発音域の設定範囲の上限から外れた鍵を弾いたときの音量変化を設定します。値を大きくするほどなだらかに音量が下がります。設定した発音域以外の鍵を弾いたときに音を鳴らしたくない場合は0に設定します。

※ マルチパーシャル・パッチの場合、この設定画面は表示されません。

V.Range(パッチ・ベロシティー・レンジ)4 トーン・パッチのときのみ、設定可能なパラメーターです。

※ マルチパーシャル・パッチの場合、この設定画面は表示されません。

●PATCH Common TMT Vel Range 画面([PATCH]-[F5(V.Range)])

fig.04-025_70(Velo Range 画面)

Control(TMT ベロシティー・コントロール)XV-5080 では、発音域と鍵を弾く強さで各トーンごとの鳴らしかたを設定できます。これらの設定をまとめて TMT(Tone Mix Table)とよびます。

Velocity-Ctrl(TMTベロシティー・コントロール・スイッチ)設定値:OFF/ON/RANDOM

MIDI キーボードやシーケンサーからのベロシティー情報の有効(ON)、無効(OFF)を設定します。

RANDOM に設定すると、ベロシティー情報に関係なく構成するトーンがランダムに発音します。

Matorix-Ctrl(TMT マトリックス・コントロール・スイッチ)設定値:OFF/ON

マトリックス・コントロールのコントローラーで TMT をコントロールする(ON)、しない(OFF)の設定をします。Velo(TMT ベロシティー・コントロール・スイッチ)をOFF にしてこのパラメータをオン/オフすることで、全トーンを鳴らす場合とマトリックス・コントロールでコントロールする場合を簡単に切り替えられるので、音色の確認に有効です。

Toneトーン・ナンバーが表示されます。

L.F(TMTベロシティー・フェード・ウィズ・ロワー)設定値:0 ~ 127

鍵を弾く強さの設定範囲の下限から外れる強さで鍵を弾いたときの音量変化を設定します。値を大きくするほど、なだらかに音量が下がります。設定範囲外の強さで鍵を弾いたときに音を鳴らしたくない場合は0に設定します。fig.04-026(xv p86)

V.L(TMTベロシティー・レンジ・ロワー)設定値:1 ~UPPER

鍵を弾く強さによってトーンの鳴る範囲の下限を設定します。鍵を弾く強さでトーンを鳴らし分けたいときに設定します。

V.U(TMTベロシティー・レンジ・アッパー)設定値:LOWER~ 127

鍵を弾く強さによってトーンの鳴る範囲の上限を設定します。鍵を弾く強さでトーンを鳴らし分けたいときに設定します。

※ ロワーはアッパーより大きな値に、アッパーはロワーよ

1

L.Fade U.Fade

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第4章 パッチを作る

りも小さな値に設定できません。設定しようとした場合、ロワーとアッパーの値は同じになって変化します。

U.F(TMT ベロシティー・フェード・ウィズ・アッパー)設定値:0 ~ 127

鍵を弾く強さの設定範囲の上限から外れる強さで鍵を弾いたときの音量変化を設定します。値を大きくするほど、なだらかに音量が下がります。設定範囲外の強さで鍵を弾いたときに音を鳴らしたくない場合は0に設定します。

4トーン・パッチを作る

パッチを作るときのポイント

• イメージに近いパッチを選ぶ

新しい音を作る場合、適当なパッチを選んでやみくもに変更しても思った音はなかなか作れません。まず、自分がイメージする音に近いパッチを選ぶことが重要です。(音色を選ぶ P.19)

• どのトーンを鳴らすかを決める

パッチを作成する上で、どのトーンを使うかを決めることは重要です。不要なトーンはオフにして発音数をむやみに増やさないことも大切です。(発音させるトーンを選ぶ P.126)

• トーンの組み合わせ方の設定を確認する

Structure Type 1&2、3&4 は 4つのトーンの組み合わせを決める重要な設定項目です。実際にトーンを変更する前に、各トーンの関係を理解しておいてください。(P.131)

• エフェクターをオフにする

XV-5080 には高度な音作りができるように多彩なエフェクターが内蔵されています。エフェクターの効果は非常に大きく、エフェクターをオフにするだけで全く違った音になることもあります。エフェクターをオフにすればそのパッチ本来の音になるので、設定を変更したときの変化が確認しやすくなります。また、場合によってはエフェクターの設定を変えるだけでイメージする音が作れるかも知れません。(パッチ・モードでの設定(P.24))

トーンをさらにエディットするパッチの各トーンはさらにエディットすることができます。

各トーンについて設定できる項目は、[F2]~[F5]に次のように割り当てられています。

※ パッチのエディット中にパッチの種類(Patch TypeP.127)を変えないでください。パッチの種類によって音の構成や扱うパラメーターが異なるため、新たに設定し直さないと音が鳴りません。

設定の基本手順はつぎのとおりです。各パラメーターの説明は、上記の参照ページをご覧ください。

1. 使用するパッチを選びます。

2. 設定したいパラメーターが割り当てられている[F2]~[F5]を押して、画面グループを選びます。

3. さらに、[F1]~[F4]を押して、目的の画面を表示さ

せます。

4. TONE SELECT[1]~[4]を押して、設定するトー

ンを選びます。

インジケーターが点灯し、ディスプレイ左上にトーン・ナンバーが表示されます

[F2(WG)]

[F1(WG Prm)]波形の選択、FXM、トーン・ディレイ(P.136)

[F2(Pitch)]ピッチ(P.138)

[F3(Pch Env)]ピッチ・エンベロープ(P.138)

[F4(Sample)]サンプル・エディット(P.139)

[F3(TVF)]

[F1(TVF Prm)]フィルターで音の明るさを変える(P.140)

[F2(TVF Env)]TVFエンベロープ(P.142)

[F4(TVA)]

[F1(TVA Prm)]音量や音の定位を変える(P.143)

[F2(TVA Env)]TVAエンベロープ(P.144)

[F5(LFO&CTL)]

[F1(LFO1)]ビブラートやトレモロをかける(P.145)

[F2(LFO2)]ビブラートやトレモロをかける(P.145)

[F3(Control)]マトリックス・コントロール(P.146)

[F4(Ctrl Sw)]MIDI メッセージの受信(P.147)

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第4章 パッチを作る

第4章

fig.04-027_70(基本画面図)

5. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルを設定したいパラメーターに合わせます。

6. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、値を設定します。

※ 設定を間違えてしまったときや音色が気に入らない場合は、[UNDO]を押してこのパラメーターにカーソルを合わせたときの値に戻すことができます。

7. 2 ~ 6 を繰り返してパッチを作成します。

8. [EXIT]を押して、PATCH PLAY 画面に戻ります。

パッチ・ネームの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。fig.04-028_70(* 付きパッチネーム)

※ *マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチに切り替えると、変更したパッチの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(P.192)

パレット機能トーンのエディット時に、[F6(Palette)]を押すと、4つのトーンの設定を見比べながらパラメーターの設定ができます。

1. トーンのエディット時に[F6(Palette)]を押して、

Tone Palette 画面を表示させます。fig.04-029_70

2. TONE SELECT[1]~[4]または[ ]/[ ]を押して、エディットするトーンを選びます。

エディット対象のトーンのボタンのインジケーターが点灯します。

複数のトーンの同じパラメーターを一度にエディットするときは、TONE SELECT[1]~[4]のいずれか 1つを押しながら、他のTONE SELECT[1]~[4]を押します。

3. [ ]/[ ]を押して、カーソルを設定するパラメー

ターに合わせます。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

値を設定します。

エディットするトーンを複数選んでいるときは、それぞれの値の差を保ったまま変わります。

これらの値を同じに揃えたいときは、[ ]/[ ]を押して目標の値になっているトーンにカーソルを移動してから、[SHIFT]を押しながら VALUE ダイヤルを押します。

※ 設定を間違えてしまったときや音色が気に入らない場合は、[UNDO]を押してこのパラメーターにカーソルを合わせたときの値に戻すことができます。

5. 他のパラメーターをエディットするときは、[ ]/

[ ]を押して、エディットするパラメーターを選びます。

6. 2 ~ 5 を繰り返して、パラメーターの設定をします。

7. パレット画面を解除するときは、[F6]を押します。

[F6]には、ボタンを押したときに戻るトーン・ナンバーが表示されています。

8. [EXIT]を押して、PATCH PLAY 画面に戻ります。

波形の設定をするときのポイントXV-5080 はリアルな音色作りが可能ですが、複雑な波形(PCM)を基準にエディットしていくため、元波形と全く異なるようなエディットをしようとすると、思ったような結果が得られないことがあります。

XV-5080 の内蔵波形は、次の2つに分けることができます。

ワン・ショット:減衰時間の短い音。ワンショット波形では、音の立ち上がりから最後までをそのままの形で記憶しています。この中には打楽器音のようにこれ1つで完成された波形のものもありますが、ピアノのハンマー音や、ギターのフレット・ノイズのような楽器のアタック部の構成音なども数多く含まれています。

ループ:減衰時間の長いものや持続音など。ループ波形では、音を途中からループ処理して記録しています。ループとは、音色変化の落ち着いた段階で波形の一部分を何度も繰り返し再生する加工技術で、波形全体のメモリー容量を小さくすることができます。この中にはピアノの弦の響く音や管の胴鳴りのような構成音も数多く含まれています。

下の図はワン・ショットとループを組み合わせた音作りの例(エレクトリック・オルガン)です。

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第4章 パッチを作る

fig.04-030(xv p90)

ワン・ショット波形エディット時の注意ワン・ショットのものをエンベロープで変化させて元波形よりも長い減衰に変化させたり、持続音にすることはできません。仮にそういったエンベロープを設定して、元波形には含まれない成分を引き出そうとしても無効です。

ループ波形エディット時の注意ピアノやサックスなど、アコースティック楽器の多くは、音の立ち上がり部分で音色が急激に変化しており、この急激な変化がそれぞれの楽器らしさを形成しているといえます。XV-5080 でもこういった生楽器からセレクトされたウェーブの多くは、音の立ち上がり部分のリアルな音色変化が書き込まれています。これらのウェーブは、立ち上がり部分ではフィルターを全開にしてウェーブの複雑な音色変化をそのまま使い、減衰部分のみをエンベロープで補ってやればよいでしょう。立ち上がり部分もエンベロープで変化させてしまうと、元波形の影響を受けて思ったようにエディットできないことがあります。fig.04-031(xv p91)

また、TVFフィルターで、アタック部分のみ音色を明るくしたり、ディケイ部分のみをこもった感じにするときも当然元波形の影響を受けることになります。特に音色の一部を元波形より明るくするときは、フィルターを通す前にColor パラメーター、Depth パラメーター(Patch WG Prm 画面のFXMパラメーター)等で、元波形に無い高次倍音を発生させておかないと思ったような効果が得られません。音色全体を元波形より明るくするときは、TVFのパラメーターをエディットする前に、エンハンサーやイコライザーなどのエフェクトから調節してみてください。

波形や音の高さを変える([F2(WG)])トーンの基本となるPCM波形を選び、その波形に効果をかけたり音の高さをコントロールします。

●PATCH WG Parameter画面([PATCH]-[F2(WG)]-[F1(WGPrm)])fig.04-032_70(画面図)

WAVE(ウェーブ)

Group(ウェーブ・グループ)

トーンの基本となる波形のグループを選びます。

設定値

INT:本体に記憶されているウェーブフォーム

XP-A ~H:ウェーブ・エクスパンション・ボードA ~H のウェーブフォーム

※ 装着されていないウェーブ・エクスパンション・ボードのグループは選べません。

SAMPLE:サンプラー用ライブラリーなどからSIMM(メモリー・モジュール)に読み込んだサンプル(ウェーブ・データ)

L:****(ウェーブ・ナンバー L)

設定値:1 ~ ****

トーンの基本となる波形を選びます。

()内にウェーブ・ネームが表示されます。

R:****(ウェーブ・ナンバーR)

設定値:1 ~ ****

トーンの基本となる波形を選びます。

()内にウェーブ・ネームが表示されます。

※ ウェーブ・ナンバーRを「----」に設定すると、エディット中のトーンはMONO になります。

※ [SHIFT]を押しながら[F6]を押すことで、STEREOとMONO のトーンの切り替えがすばやくできます。

オルガンのループ波形の�TVAエンベロープ�

鍵盤を離す�

TVAエンベロープの�変化結果�

キー・クリックのワン・ショット�波形のTVAエンベロープ�

鍵盤を離す�

+ =

ウェーブに記憶された�音色変化�

TVFフィルターの�エンベロープ�

音色変化の結果�

ループ部分�

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第4章 パッチを作る

第4章

Gain(ウェーブ・ゲイン)

設定値:-6/0/+6/+12

波形のゲイン(振幅)を設定します。値は6dB(デシベル)づつ変わります。6dB 上がると、ゲインは2倍になります。ブースターを使って音を歪ませるときは、最大にしておくと効果があります。

Tempo Sync(ウェーブ・テンポ・シンク)

設定値:ON/OFF

各トーンのウェーブをパッチ・テンポに同期させて鳴らすか(ON)、鳴らさないか(OFF)の設定をします。

FXM(Frequency Cross Modulation)FXM(フリケンシー・クロス・モジュレーション)は、選んだ波形を特定の波形を使って周波数変調し、複雑な倍音を作り出します。激しい音や効果音を作るのに適しています。

Switch(ウェーブ FXMスイッチ)

設定値:ON/OFF

FXMを使うか(ON)、使わないか(OFF)を設定します。

Color(ウェーブ FXMカラー)

設定値:1 ~ 4

FXMによる周波数変調のしかたを設定します。値が大きくなるほどざらつきのある音に、値が小さくなるほど金属的な音になります。

Depth(ウェーブ FXMデプス)

設定値:0 ~ 16

FXMによる周波数変調の深さを設定します。

Tone Delay(トーン・ディレイ)トーン・ディレイは、鍵を押してから(または鍵を離してから)トーンが鳴り始めるまでの時間を遅らせるものです。各トーンの発音するタイミングをずらせることができるので、1つの鍵を押さえるだけで複数の音を鳴らしているような効果が得られます。

トーン・ディレイを使わないときは、モードをNORMAL、ディレイ・タイムを0にします。

Mode(トーン・ディレイ・モード)

トーンの鳴りかたを選びます。

設定値

NORMAL:指定のディレイ・タイム後にトーンが鳴ります。fig.04-033(xv p92)

HOLD:指定のディレイ・タイムより長く鍵を押さえているときは、ディレイ・タイム後にトーンが鳴ります。ディレイ・タイムより早く鍵を離したときはトーンが鳴りません。fig.04-034(xv p92)

KEY-OFF-NORMAL:鍵を押さえている間はトーンが鳴らず、鍵を離すと指定のディレイ・タイムでトーンが鳴ります。fig.04-035(xv p92)

KEY-OFF-DECAY:鍵を押さえている間はトーンが鳴らず、鍵を離すと指定のディレイ・タイムでトーンが鳴ります。この場合、鍵を押さえたときにTVA エンベロープの変化が始まるので、多くは減衰部分の音だけが鳴ります。fig.04-036(xv p92)

鍵を離す�

ディレイ・�タイム�

鍵を押す�

NORMAL

鍵を離す�

ディレイ・�タイム�

鍵を押す�

HOLD

発音しません�

鍵を離す�

ディレイ・�タイム�

鍵を押す�

KEY-OFF-NORMAL

鍵を離す�

ディレイ・タイム�

鍵を押す�

KEY-OFF-DECAY�

137

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第4章 パッチを作る

Time(トーン・ディレイ・タイム)

設定値:0 ~ 127/ 音符

トーン・ディレイを使うときのトーンの発音を遅らせる時間について調節します。

Type(STRUCT 画面)で2~10 の組み合わせを選んだ場合、トーン1(3)と 2(4)の出力はトーン2(4)にまとめられます。そのためトーン1(3)の設定は無効になります。

音符の種類については、パラメーター一覧をご覧ください。(P.239)

●PATCH WG Pitch 画面([PATCH]-[F2(WG)]-[F2(Pitch)])

fig.04-037_70(画面図)

Pitch(ピッチ)トーンの基準ピッチを設定します。

Coarse Tune(トーン・コース・チューン)

設定値:-48 ~ +48

トーンのピッチを半音単位で±4オクターブまで設定します。

Fine Tune(トーン・ファイン・チューン)

設定値:-50 ~ +50

トーンのピッチを1セント(半音の1/100)単位で上下にそれぞれ1/2半音まで設定します。

Random Pitch(トーン・ランダム・ピッチ )

Depth( デプス)

設定値:0 ~ 1200

キーを押すごとにピッチを不規則に変化させる変化幅を設定します。不規則に変化させないときは0にします。値の単位はセント(半音の100 分の1)です。

Pitch Keyfollow(ウェーブ・ピッチ・キーフォロー)

Depth(デプス)

設定値:-200 ~ +200

鍵を1オクターブ(12 鍵)上に移動したときのピッチの変化幅を設定します。

通常のキーボードのようにピッチを1オクターブ変化させたいときは+100 にします。ピッチを2オクターブ変化させたいときは+200 に、逆にピッチを下げたいときはマイナスの値にします。どのキーを押しても同じピッチにするには0にします。fig.04-038(xv p92)

●PATCH WG Pitch Envelope画面([PATCH]-[F2(WG)]-[F3(PchEnv)])fig.04-039_70(画面図)

Pitch Envelope(ピッチ・エンベロープ)ピッチ・エンベロープ(時間の経過にともなうピッチの変化)の効き具合、鍵盤タッチに対する時間変化、ピッチ・エンベロープ自体を設定します。fig.04-040(xv p93)

C2 C3 C4 C5 C6 C7

–100–70–50–30

–100+10+20+30+40+50+70

+100

+120+150+200

T1 T2 T3 T4

L3

L4L2

L1

L0

138

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第4章 パッチを作る

第4章

Depth(ピッチ・エンベロープ・デプス)

設定値:-12 ~ +12

ピッチ・エンベロープの効き具合いを調節します。値を大きくするほど変化が大きくなります。マイナスの値にするとエンベロープの変化が逆になります。

Time Keyfollow(ピッチ・エンベロープ・タイム・キーフォロー)

設定値:-100~ +100

押さえる鍵によってピッチ・エンベロープの時間(T2~T4)を変化させるときに設定します。中央C(C4)を基準に、値を大きくするほど変化が大きくなります。プラスの値にすると右の鍵を押さえるほど時間が短くなります。マイナスの値にすると逆に長くなります。

Time(ピッチ・エンベロープ・タイム 1~ 4)

設定値:0 ~ 127

次のポイントのピッチに達するまでの時間をそれぞれ設定します。

Level(ピッチ・エンベロープ・レベル 0~ 4)

設定値:-63 ~ +63

基準ピッチに対するピッチ変化をポイントごとに設定します。

Velocity Sens(ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・センス)

Amount(ピッチ・エンベロープ・アマウント・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵盤タッチでピッチ・エンベロープ全体の効き具合を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。マイナスの値にすると変化が逆になります。

Time1(ピッチ・エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を押さえる強さ(ベロシティー)でピッチ・エンベロープのT1(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。T1の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。

Time4(ピッチ・エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を離す速さ(キー・オフ・ベロシティー)でピッチ・エンベロープのT4(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵をゆっくり離したときと速く離したときの変化が大きくなります。T4の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。

●PATCH WG Sample画面([PATCH]-[F2(WG)]-[F4(Sample)])SIMM(メモリー・モジュール)に読み込んだ Sample(サンプル)をエディットします。

※ サンプルを使わない場合は、設定できません。fig.04-041_70(画面図)

Sample(サンプル)

Sampling Freq.(サンプリング・フリケンシー)

読み込んだサンプルのオリジナル・サンプリング周波数を表示します。

Original Key(オリジナル・キー)

サンプルをサンプリングされたときのピッチで鳴らすノート・ナンバーを設定します。

Loop(ループ)

Mode(ループ・モード)

読み込んだサンプルのループ・モードを設定します。

設定値

FWD(フォワード):

サンプルをスタート・ポイントからループ・エンド・ポイントまで再生した後、ループ・スタート・ポイントからループ・エンド・ポイントまでを順方向に再生をくり返します。

ONE-SHOT(ワンショット):

サンプルをスタート・ポイントからループ・エンド・ポイントまで1回だけ再生します。

ALT(オルタネート):

サンプルをスタート・ポイントからループ・エンド・ポイントまで再生した後、ループ・スタート・ポイントまで折り返

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第4章 パッチを作る

して再生し、ループ・スタート・ポイントとループ・エンド・ポイントとの間を往復して再生をくり返します。

REV-ONE(リバース・ワンショット):

サンプルをループ・エンド・ポイントからスタート・ポイントまで、通常と逆方向に1回だけ再生します。

REV(リバース):

サンプルをループ・エンド・ポイントからスタート・ポイントまで再生した後、ループ・スタート・ポイントからスタートポイントまでを通常とは逆方向に再生をくり返します。

Tune(ループ・チューニング)

設定値:-50 ~ +50

ループ区間のピッチを1セント(1/100 半音)単位で微調整します。

Start-Fine(スタート・ポイント -スタート・ポイント・ファイン)・スタート・ポイント

設定値:0 ~

サンプルのどのポイントからデータを読み出すかを設定します。

・スタート・ポイント・ファイン

設定値:0 ~ 255

スタート・ポイントを微調整します。

Loop Point Start-Fine(ループ・スタート・ポイント - ループ・スタート・ポイント・ファイン)・ループ・スタート・ポイント

設定値:0 ~

サンプルのどのポイントからループをスタートさせるかを設定します。

・ループ・スタート・ポイント・ファイン

設定値:0 ~ 255

ループ・スタート・ポイントを微調整します。

End-Fine(エンド・ポイント -エンド・ポイント・ファイン)・エンド・ポイント

設定値:0 ~

どのポイントまでループを読み出すかを設定します。

・エンド・ポイント・ファイン

設定値:0 ~ 255

エンド・ポイントの微調整をします。

フィルターで音の明るさを変える([F3(TVF)])TVF(Time Variant Filter)を設定します。音の明るさや太さなどを変化させて、トーンの音色を加工します。

●PATCH TVF Parameter 画面([PATCH]-[F3(TVF)]-[F1(TVFPrm)])fig.04-042_70(画面図)

TVF

Filter Type(TVFフィルター・タイプ)

フィルターの種類を選びます。フィルターとは、特定の周波数帯域をカットして音の明るさや音の太さなどを変化させる機能です。

設定値

OFF:フィルターを使いません。

LPF:ロー・パス・フィルター。カットオフ周波数(CutoffFrequency)より上の成分をカットします。高域の周波数をカットするので音が丸くなります。最も一般的に使われます。

BPF:バンド・パス・フィルター。カットオフ周波数付近の成分だけ残して他をカットします。クセのある音などを作るのに適しています。

HPF:ハイ・パス・フィルター。カットオフ周波数より下の成分をカットします。高域に特徴のある打楽器系の音などを作るのに適しています。

PKG:ピーキング・フィルター。カットオフ周波数付近の成分を強調します。LFOでカットオフ周波数を周期的に変えるとワウ効果を得ることもできます。

LPF2:ロー・パス・フィルター2。カットオフ周波数(Cutoff Frequency)より上の成分をカットします。カットオフ周波数を固定したまま、TVF エンベロープの設定にしたがってカットオフの度合いを変化させることができます。

音のエネルギー感をそこなわないため、アコースティック系の音色に効果的です。

※ レゾナンスの設定は無効になります。

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第4章 パッチを作る

第4章

LPF3:ロー・パス・フィルター3。カットオフ周波数(Cutoff Frequency)より上の成分をカットします。LPF2よりも高域のカットの度合いがゆるやかなフィルターです。

音のエネルギー感をそこなわないため、アコースティック系の音色に効果的です。

※ レゾナンスの設定は無効になります。

Cutoff Freq(TVF カットオフ・フリケンシー)

設定値:0 ~ 127

波形の周波数成分に対して、フィルターが効き始める周波数(カットオフ周波数)を設定します。

Filter Type が LPF/LPF2/LPF3のときは、カットオフ周波数を小さくすると高次倍音が少なくなるので、音色は丸くなります。大きくすると音色は明るくなります。

Filter Type がBPF のときは、カットオフ周波数の値によって発音される倍音成分が変わります。クセのある音などを作るのに適しています。

Filter Type がHPF のときは、カットオフ周波数を高くすると低次倍音が少なくなるので、音の明るい部分だけが強調されます。

Filter Type が PKGのときは、カットオフ周波数の値によって強調して発音される倍音成分が変わります。

Resonance(TVFレゾナンス)

設定値:0 ~ 127

カットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音色にクセをつけます。設定値を上げすぎると発振して音が歪むことがあります。fig.04-043(xv p94)

Resonance Velo(TVF レゾナンス・ベロシティー)

Sens(TVFレゾナンス・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵盤タッチでレゾナンスを変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたと

きの変化が大きくなります。マイナスの値にすると変化が逆になります。

Cutoff Keyfollow(TVFカットオフ・キーフォロー)設定値:-200 ~ +200

押さえる鍵の位置によってカットオフ周波数を変化させたいとき設定します。キー(C4)のカットオフ周波数を基準に、プラスの値にするとC4 より高音域の鍵を押さえるほどカットオフ周波数が高くなり、マイナスの値にするとカットオフ周波数が低くなります。値を大きくするほど変化が大きくなります。

Cutoff Velo(TVF カットオフ・ベロシティー)

Curve(TVF カットオフ・ベロシティー・カーブ)

設定値:FIXED/1~ 7

鍵盤タッチでカットオフ周波数を変化させるときの変化カーブを7種類の中から選びます。変化カーブは値のナンバーの下に表示されています。

「FIXED」に設定した場合、鍵盤タッチの強弱にかかわらず、カットオフ周波数は一定になります。

Sens(TVF カットオフ・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵盤タッチでカットオフ周波数を変化させるときの変化量を設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。マイナスの値にすると変化が逆になります。

LPF BPF HPF PKG

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第4章 パッチを作る

●PATCH TVF Envelope 画面([PATCH]-[F3(TVF)]-[F2(TVFEnv)])fig.04-044_70(画面図)

TVF Envelope(TVFエンベロープ)TVFエンベロープの効き具合、鍵盤タッチに対する時間変化、TVFエンベロープ(時間の経過にともなうカットオフ周波数の変化)自体を設定します。fig.04-045(xv p95)

Depth(TVFエンベロープ・デプス)

設定値:-63 ~ +63

TVFエンベロープの効き具合いを調節します。値を大きくするほど変化が大きくなります。マイナスの値にするとエンベロープの変化が逆になります。

Time Keyfollow(TVF エンベロープ・タイム・キーフォロー)

設定値:-100~ +100

押さえる鍵によってTVF エンベロープの時間(T2~T4)を変化させるときに設定します。C4(キー)を基準に、値を大きくするほど変化が大きくなります。プラスの値にすると右の鍵を押さえるほど時間が短くなります。マイナスの値にすると逆に長くなります。

Time1 ~4(TVFエンベロープ・タイム 1~4)

設定値:0 ~ 127

次のポイントのカットオフ周波数に達するまでの時間をそれぞれ設定します。

Level0 ~ 4(TVFエンベロープ・レベル 0~4)

設定値:0 ~ 127

基準のカットオフ周波数に対する周波数変化をポイントごとに設定します。

Velo Sens(TVFエンベロープ・ベロシティー・センス)

Amount(TVF エンベロープ・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵盤タッチでTVF エンベロープの効き具合を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。マイナスの値にすると変化が逆になります。

Time1(TVF エンベロープ・タイム1・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を押さえる強さ(ベロシティー)でTVF エンベロープのT1(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。T1の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。

Time4(TVF エンベロープ・タイム4・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を離す速さ(キー・オフ・ベロシティー)でTVF エンベロープのT4(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵をゆっくり離したときと速く離したときの変化が大きくなります。T4の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。

Velo Curve(TVF エンベロープ・ベロシティー・カーブ)設定値:FIXED/1~ 7

鍵盤タッチでTVF エンベロープを変化させるときの変化カーブを7種類の中から選びます。変化カーブは値のナンバーの右に表示されています。

T1 T2 T3 T4

L3

L1

L2

L4

L0

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第4章 パッチを作る

第4章

音量や音の定位を変える([F4(TVA)])TVA(Time Variant Amplifier)は、音量の変化と音の定位を設定します。

●PATCH TVA Parameter画面([PATCH]-[F4(TVA)]-[F1(TVAPrm)])fig.04-046_70(画面図)

TVA

Level(トーン・レベル)

設定値:0 ~ 127

トーンの音量を設定します。主に各トーンの音量バランスをとるときに使います。

パッチ全体の音量はLevel(Patch Common General 画面)で設定し、Level(トーン・レベル)はこの設定に乗算されます。(P.127)

V-Curve(TVAレベル・ベロシティー・カーブ)

設定値:FIXED/1~ 7

鍵盤タッチでトーンの音量を変化させるときの変化カーブを7種類の中から選びます。変化カーブは設定値の下に表示されます。

「FIXED」に設定した場合、鍵盤タッチの強弱にかかわらず、トーンの音量は一定になります。

V-Sens(TVAレベル・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵盤タッチでトーンの音量を変化させるときに使用します。キーを強く押さえるほど、トーンの音量変化を大きくするには+の値に、小さくするには-の値にします。

Bias(バイアス)バイアスは押さえる鍵によってTVA レベルを変化させるときに設定します。

fig.04-047(xv p96)

Level(TVA バイアス・レベル)

設定値:-100 ~ +100

バイアス・ディレクションの方向に対して音量変化の角度を調節します。値を大きくするほど変化が大きくなります。マイナスの値にすると変化が逆になります。

Position(TVA バイアス・ポジション)

設定値:C -1 ~G9

音量を変化させる基準のキーを選びます。

Direction(TVA バイアス・ディレクション)

バイアス・ポイントに対して変化を与える方向を選びます。

設定値

LOWER:バイアス・ポイントより低音域

UPPER:バイアス・ポイントより高音域

LOWER&UPPER:バイアス・ポイントを中心に左右対称

ALL:バイアス・ポイントを基準にバイアス・レベルで角度を変えます。

Pan(TVA パン)TVA パンの定位を変化させるときに設定します。

Pan(トーン・パン)

設定値:L64~ 0~ 63R

トーンの音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63R で最も右に定位します。

パッチ全体の音の定位はPan(Patch Common General 画面)で設定し、Pan(トーン・パン)はこの設定に加算されます。(P.127)

C-1 G9

+

0

C-1 G9

+

0

C-1 G9

+

0

C-1 G9

+

0

+

0

– +

0

–LOWER&UPPER

LOWER UPPER

ALL

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第4章 パッチを作る

Keyfollow(トーン・パン・キーフォロー)

設定値:-100~ +100

押さえる鍵によって音の定位を変えるときに設定します。中央C(C4)を基準に、値を大きくするほど変化が大きくなります。プラスの値にすると右の鍵を押さえるほど右に定位します。マイナスの値にすると逆に左に定位します。

Random(トーン・ランダム・パン・デプス)

設定値:0 ~ 63

鍵を押すたび、不規則に音の定位を変化させるときに設定します。値を大きくするほど変化幅が大きくなります。

Alternate(トーン・オルタネイト・パン・デプス)

設定値:L63~R63

鍵を押すたび、左右交互に音の定位を移動させるときに設定します。値を大きくするほど変化幅が大きくなります。値にはL とR があり、左右に定位する順番が逆になります。2つのトーンの定位を交互に入れ替えたいときは、各トーンのL とR を逆にします。

●PATCH TVA Envelope 画面([PATCH]-[F4(TVA)]-[F2(TVAEnv)])fig.04-048_70(画面図)

TVA Envelope(TVAエンベロープ)TVAエンベロープ(時間の経過にともなう TVAレベルの変化)を設定します。fig.04-049(xv p96)

Depth

Time Keyfollow(TVA エンベロープ・タイム・キーフォロー)

設定値:-100~ +100

押さえる鍵によってTVA エンベロープの時間(T2~T4)

を変化させるときに設定します。C4(キー)を基準に、値を大きくするほど変化が大きくなります。プラスの値にすると右の鍵を押さえるほど時間が短くなります。マイナスの値にすると逆に長くなります。

Time(TVA エンベロープ・タイム1 ~4)

設定値:0 ~ 127

次のポイントの音量に達するまでの時間をそれぞれ設定します。

Level(TVA エンベロープ・レベル1~ 3)

設定値:0 ~ 127

基準のTVA レベルに対する音量変化をポイントごとに設定します。

Velocity Sens(TVA エンベロープ・ベロシティー・センス)

Time1(TVA エンベロープ・タイム1・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を押さえる強さ(ベロシティー)でTVA エンベロープのT1(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。T1の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。

Time4(TVA エンベロープ・タイム4・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を離す速さ(キー・オフ・ベロシティー)でTVA エンベロープのT4(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵をゆっくり離したときと速く離したときの変化が大きくなります。T4の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。T1 T2 T3 T4

L3

L1L2

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第4章 パッチを作る

第4章

ビブラートやトレモロをかける([F5(LFO&CTL)])LFO(Low Frequency Oscillator)は、周期的な変化を与えるものです。LFOは各トーンに2つあり、WGピッチ/TVFカットオフ・フリケンシー/ TVAレベル/TVA パンのそれぞれに変化を与えることができます。マトリックス・コントロール(P.157)のソースとしても使えます。

LFO の使いかた

ピッチにLFOをかけるとビブラート効果が、TVF カットオフ・フリケンシーにかけるとワウ効果が、TVAレベルにかけるとトレモロ効果が付けられます。TVAパンにかけたときは、周期的に定位が変化する特殊な効果が得られます。

その他、設定によっては周期的に2つのトーンを入れ替えるような使いかたもできます。例えばトーン1と2を周期的に入れ替えたいときは、双方のLFO効果を同じにし、TVAレベルに対する LFOデプスの極性(+/ -)を逆にします。

●PATCH LFO&Ctrl LFO1/2 画面([PATCH]-[F5(LFO&CTL)]-[F1(LFO 1)]/[F2(LFO 2)])

fig.04-050_70(画面図)

Wave(LFO ウェーブ)

Form(LFO フォーム)

設定値

LFOの波形を選びます。

SIN:正弦波

TRI:三角波

SAW-UP:鋸歯状波

SAW-DW:鋸歯状波(負極性)

SQR:矩形波

RND:ランダム波

BEND-UP:LFOが出力する波形の立ち上がりが基準に達した後、そのまま持続する波

BEND-DW:LFOが出力する波形の立ち下がりが基準に達した後、そのまま持続する波

TRP:台形波

S&H:サンプル&ホールド波(1周期に1回、LFO値を変化)

CHAOS:カオス波

※ 「BEND-UP」または「BEND-DW」に設定するときは、Key Sync パラメーターを「ON」に設定してください。「OFF」にすると効果がかかりません。

Offset(LFO オフセット)

設定値:-100 ~ +100

LFO波形の基準値を上または下にずらします。

Rate(LFOレイト)設定値:0 ~ 127/ 音符

LFOの周期の速さを調節します。

※ ウェーブフォームのカオス波には周期がありません。そのため、カオス波を選んだときはレイトの設定が無効になります。

※ 音符の種類については、パラメーター一覧をご覧ください。(P.239)

Detune(LFO レイト・デチューン)

設定値:0 ~ 127

LFOのレイトを変化させます。

Delay(LFOディレイ)

Time(LFO ディレイ・タイム)

設定値:0 ~ 127

鍵を押してから(または離してから)LFOの振幅に変化を与えるまでの時間を調節します(フェード・モードの図参照)。

Keyfolw(LFO ディレイ・キーフォロー)

設定値:-100 ~ +100

C4(中央のド)を基準に押さえる鍵の位置によって、LFO1/LFO2 Delay Time パラメーターの値を変えます。高音域の鍵を押さえるほどLFOの効果がかかる(効果が持続する)までの時間を短くするにはプラスの値に、長くするにはマイナスの値にします。値を大きくするほど変化が大きくなります。押さえる鍵の位置によってLFOの効果がかかる(効果が持続する)までの時間を変えないときは「0」にします。

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第4章 パッチを作る

Fade(LFO フェード)

Mode(LFOフェード・モード)

LFO効果のかかりかたを選びます。

設定値

ON-IN:鍵を押してから徐々に効果がかかります。fig.04-051(xv p97,98)

ON-OUT:鍵を押すと効果がかかり、しだいに効果が消えます。fig.04-052(xv p97,98)

OFF-IN:鍵を離してから徐々に効果がかかります。fig.04-053(xv p97,98)

OFF-OUT:鍵を押しているときは効果があり、鍵を離すと徐々に効果が消えます。fig.04-054(xv p97,98)

Time(LFOフェード・タイム)

設定値:0 ~ 127

LFO効果の立ち上がり時間(または減衰時間)を調節します(フェード・モードの図参照)。

Key Sync(LFOキー・シンク)設定値:OFF/ON

鍵盤を弾いたタイミングと、LFOの周期が始まるタイミングを合わせるか(ON)、合わせないか(OFF)を設定します。

Depth(LFO デプス)

Pitch(ピッチLFO デプス)

設定値:-63 ~ +63

WG ピッチに対するLFOのかかり具合を調節します。

TVF(TVF LFO デプス)

設定値:-63 ~ +63

TVF カットオフ・フリケンシーに対するLFOのかかり具合を調節します。

TVA(TVA LFO デプス)

設定値:-63 ~ +63

TVA レベルに対するLFOのかかり具合を調節します。

Pan(パン LFOデプス)

設定値:-63 ~ +63

TVA パンに対するLFOのかかり具合を調節します。

●PATCH LFO&Ctrl #1/#2画面([PATCH]-[F5(LFO&Ctl)]-[F3(Control)])

fig.04-055_70(画面図)

Matrix Control 1~ 4(マトリックス・コントロール 1~ 4)

Source(マトリックス・コントロール・ソース)

マトリックス・コントロール・ソースに割り当てるコントローラーを以下の中からそれぞれ選びます。すべてのパッチに共通したコントローラーを使いたいときは、SYS-CTRL1~ 4 を選んだ後、System Control Source(System Control画面)でコントローラーを選びます。

設定値

OFF:コントローラーを使いません。

CC01~ CC95:コントローラー・ナンバー1~95(32を除く)

PITCH BEND:ピッチ・ベンド

AFTERTOUCH:アフタータッチ

SYS-CTRL1:システム・コントロール1

SYS-CTRL2:システム・コントロール2

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第4章 パッチを作る

第4章

SYS-CTRL3:システム・コントロール 3

SYS-CTRL4:システム・コントロール 4

VELOCITY:ベロシティー

KEYFOLLOW:キーフォロー

TEMPO:テンポ

LFO1

LFO2

PITCH ENV:ピッチ・エンベロープ

TVF ENV:TVFエンベロープ

TVA ENV:TVAエンベロープ

Destination(デスティネーション)

コントロールするパラメーターを選びます。(P.216)

Sens(センス)

設定値:-63 ~ +63

コントローラーの動きに対する変化量を調節します。マイナスの値にすると変化が逆になります。たとえば、LFOデプスをマイナスの値にしたときは位相が反転します。LFOレイトをマイナスの値にしたときは周期が長くなり、プラスの値にしたときは短くなります。

Tone(トーン)

前述の2つのパラメーターの設定を適用するトーンを選びます。「o」でオン、「_」でオフ、「R」は位相を反転して作用します。

●PATCH LFO&Ctrl Control Sw 画面([PATCH]-[F5(LFO&CTL)]-[F4(Ctrl Sw)])

fig.04-056_70(画面図)

MIDI Rx Switch(MIDI レシーブ・スイッチ)

Bender Sw(トーン・レシーブ・ベンダー)

設定値:OFF/ON

ピッチ・ベンド・メッセージを受信するときはON、受信しないときはOFFにします。

Expression Sw(トーン・レシーブ・エクスプレッション)

設定値:OFF/ON

エクスプレッション・メッセージを受信するときはON、受信しないときはOFFにします。

Hold-1 Sw(トーン・レシーブ・ホールド 1)

設定値:OFF/ON

ホールド1・メッセージ(ペダルを使って音を持続させる)を受信するときはON、受信しないときは OFFにします。

Redamper(トーン・リダンパー・スイッチ)

設定値:OFF/ON

ノート・オフ(鍵から指を離す)から音が消えるまでの間にホールド1メッセージを受信した場合、そのときに鳴っている音を持続させるかどうかを切り替えます。持続させるときはON にします。この機能を使うときはトーン・レシーブ・ホールド1も ONにしてください。

Pan Mode(トーン・レシーブ・パン・モード)

設定値

CONT:メッセージを受信するといつでも指定の定位に変えます。

KEY-ON:音を鳴らしたときに指定の定位に変えます。発音中にメッセージを受信しても、次の鍵を押すまで指定の定位に変わりません。この場合、指定の定位に変わるのは後から押さえた鍵の音だけで、発音中の音の定位は変わりません。

Tone Env Mode(トーン・エンベロープ・モード)

設定値:NO-SUS/SUSTAIN

ループ波形のウェーブを選んでいる場合、通常鍵を押している間は音が鳴り続けます。鍵を押していても自然に音を減衰させたいときは「NO-SUS」を選びます。

※ ワン・ショット波形のウェーブを選んでいるときは、「SUSTAIN」を選んでも音は持続しません。

147

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第4章 パッチを作る

マルチパーシャル・パッチをエディットするまず、サンプラー用ライブラリー(別売:L-CDXシリーズなど)からパッチやパフォーマンスをロードしてお使いになり、必要に応じて各パラメーターを設定すると良いでしょう。

また、XV-5080 内蔵のエフェクトをかけるのも効果的です。

※ マルチパーシャル・パッチをエディットしたり、演奏したりするためには、XV-5080 へサンプラー用ライブラリーなどからサンプルを読み込むための機器が、別途必要になります。

※ サンプラー用ライブラリーから読み込んだSample/.WAV/.AIF などのウェーブ・データから自動的にパッチを作る方法もあります。(Create Patch P.191)

※ パッチのエディット中にパッチの種類(Patch TypeP.127)を変えないでください。パッチの種類によって音の構成や扱うパラメーターが異なるため、新たに設定し直さないと音が鳴りません。

設定の基本手順はつぎのとおりです。

1. 使用するパッチを選びます。

2. 設定したいパラメーターが割り当てられている[F2]

~[F5]を押して、画面グループを選びます。

3. さらに、[F1]~[F4]を押して、目的の画面を表示さ

せます。

4. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルを設定したいパラメーターに合わせます。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、値を設定します。

※ 設定を間違えてしまったときや音色が気に入らない場合は、[UNDO]を押してこのパラメーターにカーソルを合わせたときの値に戻すことができます。

6. 2 ~ 5 を繰り返してパッチを作成します。

7. [EXIT]を押して、PATCH PLAY 画面に戻ります。

パッチ・ネームの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。fig.04-058_70(* 付きパッチネーム)

※ *マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチに切り替えると、変更したパッチの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします

(P.192)。

パーシャルを割り当てる

●PATCH Common Split 画面([PATCH]-[F1(Common)]-[F3(Split)])

fig.04-059_70(画面図)

※ [F5]を押して、スプリット設定を実行するときのモードを選択します。このボタンを押すたびに、表示が次のように切り替わります。[F6(Set)]を押すと、実行されます。

O.W:指定した範囲を上書きします。

Move:すでに設定されているスプリットの範囲を変更します。

1Key:指定したキーだけにスプリットします。

Note(ノート・ナンバー)設定値:A0 ~C8

パーシャルを割り当てるキーを設定します。

No.(パーシャル・ナンバー)割り当てるパーシャルを設定します。

Partial Name(パーシャル・ネーム)パーシャル名が表示されます。

L.P(ロワー・キー・ポイント)設定値:A0 ~C8

パーシャルの発音域の下限を設定します。

U.P(アッパー・キー・ポイント)設定値:A0 ~C8

パーシャルの発音域の上限を設定します。

148

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第4章 パッチを作る

第4章

Mute(ミュート・グループ)設定値:OFF/1~ 31

同時に鳴らしたくないパーシャルを同時に鳴らさないようにするための設定をします。同時に鳴らしたくないパーシャルを同じミュート・グループに設定しておくと、それらの音色は同時に鳴りません。

※ このとき発音は後着優先となり、最新の発音のみ行われます。

Assign(アサイン・タイプ)スプリット設定の適用範囲を設定します。

設定値

MULTI:すべてのパーシャルに対して設定が有効になります。

SINGLE:選択した一つのパーシャルに対して設定が有効になります。

MIDI(MIDI スイッチ)設定値:OFF/SELECT/SET

MIDI キーボードなどで選択や設定をするか/しないかを設定します。

OFF:MIDI 情報を受けません。

SELECT:MIDIキーボードでノート・ナンバーなどを選択できるようになります。

※ [F6(Set)]を押すと、設定されます。

SET:MIDI キーボードで選択した値が設定されます。

パーシャルをエディットする

●PATCH WG Parameter画面([PATCH]-[F2(WG)]-[F1(WGPrm)])fig.04-060_70(画面図)

Partial(パーシャル)

Name(パーシャル・ネーム)

パーシャルに名前をつけます。(15文字以内)

※ 名前の付け方については、パッチ・ネーム(P.127)と同様です。

Coarse Tune(パーシャル・コース・チューン)

設定値:-48 ~ +48

パーシャルのピッチを半音単位で±4オクターブまで設定します。

Fine Tune(パーシャル・ファイン・チューン)

設定値:-50 ~ +50

パーシャルのピッチを1セント(半音の 1/100)単位で上下にそれぞれ1/2 半音まで設定します。

[F5(Grobal)]を押して、機能名の左に「 ✔ 」を表示させ

るとGrobal がオンとなり、エディットしているパッチに使用しているすべてのパーシャルに対して同じ設定が反映されます。Global がオフのときは現在選択されているパーシャル(画面上に表示されているパーシャル)に対してのみエディットされます。

[F6(MIDISel)]を押して機能名の左に「 ✔ 」を表示させると、各キーに割り当てられているパーシャルをMIDI キーボードなどから選択することができます。

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第4章 パッチを作る

Sample(サンプル)をエディットする

●PATCH WG SMT#1画面([PATCH]-[F2(WG)]-[F2(SMT)])

fig.04-061_70(画面図)

SMT(Sample Mix Table)SMT ナンバーが表示されます。

XV-5080 では、鍵を弾く強さで各サンプルごとの鳴らしかたを設定できます。これらの設定をまとめて SMT(サンプル・ミックス・テーブル)とよびます。

No.(サンプル・ナンバー)割り当てるサンプルのナンバーを設定します。

Name(サンプル・ネーム)割り当てられているサンプルの名前が表示されます。

Level(サンプル・レベル)設定値:0 ~ 127

サンプルごとの音量レベルを設定します。

Pan(サンプル・パン)設定値:L32~ 32R/RANDOM/Key+/Key-/LFO+/LFO-/Alt

サンプルごとの定位を設定します。L32で最も左、0で中央、32Rで最も右に定位します。「RANDOM」では、定位が打鍵ごとに不規則に変化します。

「Key+、Key-」では、鍵盤を弾く位置(ノート・ナンバー)、によって定位が変化します。高域になるほど「Key+」では左から右へ、「Key-」では右から左へ定位が移動します。

「LFO+」、「LFO-」では設定値が0(センター)になっており、パンがLFOによって左右に振られます。パンの振られる深さは、パンTVA デプスによって決定されます。「LFO+」と「LFO-」とでは、LFOの位相が逆になります。

「Alt」では、左右交互にパンが振られます。

C.T(サンプル・コース・チューン)設定値:-48 ~ +48

使用するサンプルのピッチを半音単位で±4オクターブまで設定します。

F.T(サンプル・ファイン・チューン)設定値:-50 ~ +50

使用するサンプルの音程を1セント(1/100 半音)単位で微調整します。

P.KF(ピッチ・キー・フォロー)設定値:-16 ~ +16

使用するパーシャルのノート・ナンバー(鍵盤の位置)と実際に発音するピッチの関係を設定します。

※ ピッチはそれぞれのサンプルのオリジナル・キーを中心に変化します。

16/8:ノート・ナンバーが 1オクターブ上がると、ピッチは2オクターブ上がります。

Norm(8/8):ノート・ナンバーが1オクターブ上がると、ピッチは1オクターブ上がります(通常の半音単位のピッチ変化になります)。

Off(0/8):ノート・ナンバーが変わっても、ピッチは変化しません。

-8/8:ノート・ナンバーが1オクターブ上がると、ピッチは1オクターブ下がります。

-16/8:ノート・ナンバーが1オクターブ上がると、ピッチは2オクターブ下がります。fig.04-062(s760 p3-25) ピッチ�

鍵盤の位置�

オリジナル・キー�

88

Off

88

150

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第4章 パッチを作る

第4章

●PATCH WG SMT#2画面([PATCH]-[F2(WG)]-[F2(SMT)])

fig.04-063_70(画面図)

SMT Velo Control(SMT ベロシティー・コントロール・スイッチ)設定値:OFF/ON

MIDI キーボードやシーケンサーからのベロシティー情報の有効(ON)、無効(OFF)を設定します。

L.F(SMT ベロシティー・フェード・ウィズ・ロワー)設定値:0 ~ 125

SMT ベロシティー・レンジ・ロワーから音量をフェードする幅を設定します。

V.L(SMTベロシティー・レンジ・ロワー)設定値:1 ~ 126

鍵を弾く強さによってトーンの鳴る範囲の下限を設定します。鍵を弾く強さでトーンを鳴らし分けたいときに設定します。

V.U(SMT ベロシティー・レンジ・アッパー)設定値:2 ~ 127

鍵を弾く強さによってトーンの鳴る範囲の上限を設定します。鍵を弾く強さでトーンを鳴らし分けたいときに設定します。

※ ロワーはアッパーより大きな値に、アッパーはロワーよりも小さな値に設定できません。設定しようとした場合、ロワーとアッパーの値は同じになって変化します。

U.F(SMT ベロシティー・フェード・ウィズ・アッパー)設定値:0 ~ 125

SMT ベロシティー・レンジ・アッパーから音量をフェードする幅を設定します。

●PATCH WG Sample画面([PATCH]-[F2(WG)]-[F3(Sample)])fig.04-065_70(画面図)

Sample(サンプル)

Sample(サンプル)

エディットするサンプルを選択します。

Sampling Freq.(サンプリング・フリケンシー)

読み込んだサンプルのオリジナル・サンプリング周波数を表示します。

Original Key(オリジナル・キー)

サンプルをサンプリングされたときのピッチで鳴らすノート・ナンバーを設定します。

Loop(ループ)

Mode(ループ・モード)

読み込んだサンプルのループ・モードを設定します。

設定値

FORWARD(フォワード):

サンプルをスタート・ポイントからループ・エンド・ポイントまで再生した後、ループ・スタート・ポイントからループ・エンド・ポイントまでを順方向に再生をくり返します。

StartLoopStart P.

LoopEnd P.

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第4章 パッチを作る

ONE SHOT(ワンショット):

サンプルをスタート・ポイントからループ・エンド・ポイントまで1回だけ再生します。

ALT(オルタネート):

サンプルをスタート・ポイントからループ・エンド・ポイントまで再生した後、ループ・スタート・ポイントまで折り返して再生し、ループ・スタート・ポイントとループ・エンド・ポイントとの間を往復して再生をくり返します。

REV ONE(リバース・ワンショット):

サンプルをループ・エンド・ポイントからスタート・ポイントまで、通常と逆方向に1回だけ再生します。

REVERSE(リバース):

サンプルをループ・エンド・ポイントからスタート・ポイントまで再生した後、ループ・スタート・ポイントからスタートポイントまでを通常とは逆方向に再生をくり返します。

Tune(ループ・チューニング)

設定値:-50 ~ 50

ループ区間のピッチを1セント(1/100 半音)単位で微調整します。

Start-Fine(スタート・ポイント -スタート・ポイント・ファイン)・スタート・ポイント

設定値:0 ~

サンプルのどのポイントからデータを読み出すかを設定します。

・スタート・ポイント・ファイン

設定値:0 ~ 255

スタート・ポイントを微調整します。

Loop Point Start-Fine(ループ・スタート・ポイント -ループ・スタート・ポイント・ファイン)・ループ・スタート・ポイント

設定値:0 ~

サンプルのどのポイントからループをスタートさせるかを設定します。

・ループ・スタート・ポイント・ファイン

設定値:0 ~ 255

ループ・スタート・ポイントを微調整します。

End-Fine(エンド・ポイント -エンド・ポイント・ファイン)・エンド・ポイント

設定値:0 ~

どのポイントまでループを読み出すかを設定します。

・エンド・ポイント・ファイン

設定値:0 ~ 255

エンド・ポイントの微調整をします。

フィルターで音の明るさを変える([F3(TVF)])TVF(Time Variant Filter)を設定します。音の明るさや太さなどを変化させて、トーンの音色を加工します。

[F5(Grobal)]を押して、機能名の左に「 ✔ 」を表示させるとGrobal がオンとなり、エディットしているパッチに使用しているすべてのパーシャルに対して同じ設定が反映されます。Global がオフのときは現在選択されているパーシャル(画面上に表示されているパーシャル)に対してのみエディットされます。

StartLoopStart P.

LoopEnd P.

StartLoopStart P.

LoopEnd P.

StartLoopStart P.

LoopEnd P.

StartLoopStart P.

LoopEnd P.

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第4章 パッチを作る

第4章

[F6(MIDISel)]を押して機能名の左に「 ✔ 」を表示させる

と、各キーに割り当てられているパーシャルをMIDI キーボードなどから選択することができます。

●PATCH TVF Parameter画面([PATCH]-[F3(TVF)]-[F1(TVFPrm)])fig.04-066_70(画面図)

TVF

Filter Type(TVFフィルター・タイプ)

フィルターの種類を選びます。フィルターとは、特定の周波数帯域をカットして音の明るさや音の太さなどを変化させる機能です。

設定値

OFF:フィルターを使いません。

LPF:ロー・パス・フィルター。カットオフ周波数(CutoffFrequency)より上の成分をカットします。高域の周波数をカットするので音が丸くなります。最も一般的に使われます。

BPF:バンド・パス・フィルター。カットオフ周波数付近の成分だけ残して他をカットします。クセのある音などを作るのに適しています。

HPF:ハイ・パス・フィルター。カットオフ周波数より下の成分をカットします。高域に特徴のある打楽器系の音などを作るのに適しています。

Cutoff Freq(TVF カットオフ・フリケンシー)

設定値:0 ~ 127

波形の周波数成分に対して、フィルターが効き始める周波数(カットオフ周波数)を設定します。

Resonance(TVFレゾナンス)

設定値:0 ~ 127

カットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音色にクセをつけます。設定値を上げすぎると発振して音が歪むことがあります。

fig.04-067(xv p94)

Cutoff(カットオフ)

Keyfollow Point(キー・フォロー・ポイント)

設定値:A0 ~C8

キー・フォロー効果の中心となるキーを設定します。ここで設定したキー・フォロー・ポイントを中心に、2つのキー・フォロー(カットオフ周波数とエンベロープ・タイム)がかかります。

Keyfollow(カットオフ・フリケンシー・キー・フォロー)

設定値:-63 ~ +63

カットオフ周波数をキー・フォロー・ポイントを中心に相対的に変化させます。プラスの値にするとキー・フォロー・ポイントより高音域の鍵を押さえるほどカットオフ周波数が高くなり、マイナスの値にするとカットオフ周波数が低くなります。値を大きくするほど変化が大きくなります。

TVF Velo(TVF ベロシティー)

Curve(ベロシティー・カーブ)

設定値:1 ~ 4

ベロシティー値とカットオフ周波数の対応カーブを選びます。変化カーブは値のナンバーの右に表示されています。「1」に設定すると、ベロシティーによるカットオフ周波数の変化はなくなります。

Sens(ベロシティー・カーブ・センス)

設定値:-63 ~ +63

ベロシティ・カーブの「かかる深さ」と「極性」を設定します。

63 でベロシティ・カーブで設定したカーブの効果が得られ、0に近づくにつれて効果が薄くなります。マイナスの値では反転された効果になります。

LPF BPF HPF PKG

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第4章 パッチを作る

●PATCH TVF Envelope 画面([PATCH]-[F3(TVF)]-[F2(TVFEnv)])TVFエンベロープの効き具合、鍵盤タッチに対する時間変化、TVFエンベロープ(時間の経過にともなうカットオフ周波数の変化)自体を設定します。fig.04-068_70(画面図)

TVF Envelope(TVFエンベロープ)fig.04-069(xv p95)

Depth(TVFエンベロープ・デプス)

設定値:-63 ~ +63

TVFエンベロープで TVFカットオフ周波数を変化させる場合は、ここでエンベロープのかかり方の深さを設定します。値を大きくするほど深くエンベロープがかかり、0で効果がなくなります。設定がマイナスのときは、反転した効果が得られます。

Time Keyfollow(エンベロープ・タイム・キー・フォロー)

設定値:-63 ~ +63

エンベロープ・タイム(Time 1 から4)をキー・フォロー・ポイントを中心に相対的に変化させます。値を大きくするほど変化が大きくなり、プラスの値にすると右の鍵を押さえるほど時間が短くなります。マイナスの値にすると逆に長くなります。

Time(TVFエンベロープ・タイム 1~4)

設定値:0 ~ 127

次のポイントのカットオフ周波数に達するまでの時間をそれぞれ設定します。

Level(TVF エンベロープ・レベル0 ~3)

設定値:0 ~ 127

基準のカットオフ周波数に対する周波数変化をポイントごとに設定します。ノート・オン時のレベルはL4 と連動します。

Velo Sens(ベロシティー・センス)

Amount(TVF エンベロープ・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵盤タッチでTVF エンベロープの効き具合を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。マイナスの値にすると変化が逆になります。

Time1(TVF エンベロープ・タイム1・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を押さえる強さ(ベロシティー)でTVF エンベロープのT1(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。T1の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。

Time4(TVF エンベロープ・タイム4・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を離す速さ(キー・オフ・ベロシティー)でTVF エンベロープのT4(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵をゆっくり離したときと速く離したときの変化が大きくなります。T4の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。

Pitch Depth(エンベロープ・ピッチ・デプス)設定値:-63 ~ +63

TVF エンベロープでTVFカットオフ周波数だけでなくピッチも変化させることができます。TVF エンベロープでピッチを変化させる場合は、ここで効果の深さを設定します。値を大きくするほど深くエンベロープがかかり、0で効果がなくなります。設定がマイナスのときは、反転した効果が得られます。

T1 T2 T3 T4

L3

L1

L2

L4

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第4章 パッチを作る

第4章

音量を変える([F4(TVA)])

[F5(Grobal)]を押して、機能名の左に「 ✔ 」を表示させ

るとGrobal がオンとなり、エディットしているパッチに使用しているすべてのパーシャルに対して同じ設定が反映されます。Globalがオフのときは現在選択されているパーシャル(画面上に表示されているパーシャル)に対してのみエディットされます。

[F6(MIDISel)]を押して機能名の左に「 ✔ 」を表示させると、各キーに割り当てられているパーシャルをMIDI キーボードなどから選択することができます。

●PATCH TVA Parameter画面([PATCH]-[F4(TVA)]-[F1(TVAPrm)])fig.04-070_70(画面図)

TVA

Level(パーシャル・レベル)

設定値:0 ~ 127

パーシャル全体の音量を設定します。

Pan(パーシャル・パン)

設定値:L32~ 32R

パーシャル全体のパンの設定をします。

Level

Keyfollow Point(キーフォロー・ポイント)

設定値:A0~ C8

キーフォロー効果の中心となるキーを設定します。ここで設定したキー・フォロー・ポイントを中心に、2つのキー・フォロー(レベルとエンベロープ・タイム)がかかります。

Keyfollow(レベル・キーフォロー)

設定値:-63 ~ +63

音量をキー・フォロー・ポイントを中心に相対的に変化させ

ます。値を大きくするほど変化が大きくなり、プラスの値にすると右の鍵を押さえるほど音量が大きくなります。マイナスの値にすると逆に小さくなります。

TVA Velo(TVA ベロシティー)

Curve(ベロシティー・カーブ)

設定値:1 ~ 4

ベロシティー値と音量レベルの対応カーブを選びます。「1」に設定すると、ベロシティーによる音量の変化はなくなります。

Sens(ベロシティー・カーブ・センス)

設定値:-63 ~ +63

ベロシティー・カーブの「かかる深さ」を設定します。

0でベロシティー・カーブで設定したカーブの効果が得られ、プラスの値では効果が強調され、マイナスの値では効果が弱まります。-63 では、ベロシティーによる音量変化はなくなります。

●PATCH TVA Envelope 画面([PATCH]-[F4(TVA)]-[F2(TVAEnv)])fig.04-071_70(画面図)

TVA Envelope(TVAエンベロープ)TVA エンベロープ(時間の経過にともなうTVAレベルの変化)を設定します。fig.04-072(xv p96)

Time Keyfollow(エンベロープ・タイム・キー・フォロー)

設定値:-63 ~ +63

エンベロープ・タイム(Time 1 から4)をキー・フォロー・ポイントを中心に相対的に変化させます。値を大きくするほ

T1 T2 T3 T4

L3

L1L2

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第4章 パッチを作る

ど変化が大きくなり、プラスの値にすると右の鍵を押さえるほど時間が短くなります。マイナスの値にすると逆に長くなります。

Time(TVA エンベロープ・タイム1~ 4)

設定値:0 ~ 127

次のポイントの音量に達するまでの時間をそれぞれ設定します。

Level(TVA エンベロープ・レベル1~ 3)

設定値:0 ~ 127

基準のTVA レベルに対する音量変化をポイントごとに設定します。

Velocity Sens(TVA エンベロープ・ベロシティー・センス)

Time1(TVAエンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を押さえる強さ(ベロシティー)でTVA エンベロープのT1(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。T1の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。

Time4(TVAエンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を離す速さ(キー・オフ・ベロシティー)でTVA エンベロープのT4(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵をゆっくり離したときと速く離したときの変化が大きくなります。T4の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くし

ビブラートやトレモロをかける([F5(LFO&CTL)])

[F5(Grobal)]を押して、機能名の左に「 ✔ 」を表示させ

るとGrobal がオンとなり、エディットしているパッチに使用しているすべてのパーシャルに対して同じ設定が反映されます。Global がオフのときは現在選択されているパーシャル(画面上に表示されているパーシャル)に対してのみエディットされます。

[F6(MIDISel)]を押して機能名の左に「 ✔ 」を表示させると、各キーに割り当てられているパーシャルをMIDI キーボードなどから選択することができます。

●PATCH LFO&Ctrl LFO画面([PATCH]-[F5(LFO&Ctl)]-[F1(LFO)])

fig.04-073_70(画面図)

Wave(LFO ウェーブ)

Form(LFO フォーム)

設定値

LFOの波形を選びます。

SIN:正弦波

TRI:三角波

SAW-UP:鋸歯状波

SAW-DW:鋸歯状波(負極性)

SQR:矩形波

RND:ランダム波

BEND-UP:LFOが出力する波形の立ち上がりが基準に達した後、そのまま持続する波

BEND-DW:LFOが出力する波形の立ち下がりが基準に達した後、そのまま持続する波

※ 「BEND-UP」または「BEND-DW」に設定するときは、Key Sync パラメーターを「ON」に設定してください。「OFF」にすると効果がかかりません。

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第4章 パッチを作る

第4章

Rate(LFOレイト)設定値:0 ~ 127

LFOの周期の速さを調節します。

Detune(LFO レイト・デチューン)

設定値:0 ~ 127

LFOのレイトを変化させます。

Delay(LFOディレイ)

Time(LFOディレイ・タイム)

設定値:0 ~ 127

鍵を押してからLFOの振幅に変化を与えるまでの時間を調節します。

Keyfolw(LFO ディレイ・キーフォロー)

設定値:-63 ~ +63

C4(中央のド)を基準に押さえる鍵の位置によって、LFO1Delay Time パラメーターの値を変えます。高音域の鍵を押さえるほどLFOの効果がかかる(効果が持続する)までの時間を短くするにはプラスの値に、長くするにはマイナスの値にします。値を大きくするほど変化が大きくなります。押さえる鍵の位置によってLFOの効果がかかる(効果が持続する)までの時間を変えないときは「0」にします。

Key Sync(キー・シンク)設定値:OFF/ON

鍵盤を弾いたタイミングと、LFOの周期が始まるタイミングを合わせるか(ON)、合わせないか(OFF)を設定します。

Depth(LFO デプス)

Pitch(ピッチLFO デプス)

設定値:-63 ~ +63

WG ピッチに対するLFOのかかり具合を調節します。

TVF(TVF LFO デプス)

設定値:-63 ~ +63

TVFカットオフ・フリケンシーに対する LFOのかかり具合を調節します。

TVA(TVA LFO デプス)

設定値:-63 ~ +63

TVAレベルに対する LFOのかかり具合を調節します。

Pan(パン LFOデプス)

設定値:-63 ~ +63

TVA パンに対するLFOのかかり具合を調節します。

●PATCH LFO&Ctrl Control #1/#2 画面([PATCH]-[F5(LFO&Ctl)]-[F2(Control)])

fig.04-074_70(画面図)

Matrix Control 1~ 4(マトリックス・コントロール 1~ 4)

Source(マトリックス・コントロール・ソース)

マトリックス・コントロール・ソースに割り当てるコントローラーを以下の中からそれぞれ選びます。すべてのパッチに共通したコントローラーを使いたいときは、SYS-CTRL1~ 4 を選んだ後、System Control Source(System Control画面)でコントローラーを選びます。

設定値

OFF:コントローラーを使いません。

CC01~ CC95:コントローラー・ナンバー1~95(32を除く)

PITCH BEND:ピッチ・ベンド

AFTERTOUCH:アフタータッチ

SYS-CTRL1:システム・コントロール1

SYS-CTRL2:システム・コントロール2

SYS-CTRL3:システム・コントロール3

SYS-CTRL4:システム・コントロール4

VELOCITY:ベロシティー

KEYFOLLOW:キーフォロー

TEMPO:テンポ

LFO1

LFO2 *1

PITCH ENV:ピッチ・エンベロープ *1

TVF ENV:TVFエンベロープ

TVA ENV:TVAエンベロープ

※ *1 が付いているパラメーターは、マルチパーシャル・パッチでは無効です。

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第4章 パッチを作る

Destination(デスティネーション)

コントロールするパラメーターを選びます。(P.216)

Sens(センス)

設定値:-63 ~ +63

コントローラーの動きに対する変化量を調節します。マイナスの値にすると変化が逆になります。たとえば、LFOデプスをマイナスの値にしたときは位相が反転します。LFOレイトをマイナスの値にしたときは周期が長くなり、プラスの値にしたときは短くなります。

エフェクトの設定をする「パッチ・モードでの設定」(P.24)をご覧ください。

作成したパッチを保存する「作った音色などをを保存する」(P.192)をご覧ください。

他のパッチの設定をコピーする(パッチ・トーン・コピー)任意のパッチのトーンの設定を、現在選んでいるパッチにコピーします。この機能をうまく利用することによって、エディット作業が楽になります。

1. コピー先のパッチが選ばれていることを確認します。

2. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅

させます。

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

3. [F6(Menu)]を押して、Menu1を選びます。

4. [F2(Copy)]を押します。

5. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルをType に合わせます。

6. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルを設定したいパラメーターに合わせます。

7. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

値を設定します。

8. [F6(Copy)]を押すと、コピーが実行されます。

パッチ・ネーム・コピー

前述の手順6において、値を「NAME」に設定すると、パッチの名前をコピーすることができます。

コンペア機能

パッチ・トーン・コピーでは、コンペア機能が使用できます。

コンペア機能は、コピー元のパッチを鳴らして確認するための機能です。コピー元のパッチを鳴らすときは、[F1(Compare)]を押して Patch Compare 画面に切り替えます。この画面でもコピー元のパッチを選ぶことはできますが、XP-A~H のパッチを選ぶことはできません。パッチを選んだら、再度を[F1]押して元の画面に戻します。

※ コピー元(Source)のパッチにテンポラリー・エリアのパッチ(Temporary Patch)が選ばれているときは、コンペア機能は使用できません。

※ コンペア機能を使ってパッチを鳴らすと、通常の演奏時の音とは多少異なることがあります。

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第5章 パフォーマンスを作る

第5章

パフォーマンスの構成パフォーマンスでは、パッチとリズム・セットを合計32 個組み合わせてアンサンブル演奏や重厚な音色で演奏を楽しむことができます。つまりパフォーマンスを使えば、1台のXV-5080 で 32 個の音色をコントロールできることになります。このように1台で複数の音色を別々にコントロールできる音源のことをマルチティンバー音源といいます。fig.05-001(構成図)

パフォーマンスの基本的な使い方パフォーマンスの基本的な使い方として次の3つがあります。

複数のパッチを重ねて鳴らす(レイヤー)クイック・スタートをご覧ください。(P.21)

鍵域を分割して異なるパッチを鳴らす(スプリット)クイック・スタートをご覧ください。(P.25)

マルチティンバー音源として使うパフォーマンスモードでは、XV-5080 を 32 パートのマルチティンバー音源として使うことができます。パート、音色を選び、複数のパートで演奏してみましょう。

ポイントとなる設定は、

• 発音させるパートを選ぶ(P.159)

• パッチ/リズム・セットを選択する(Patch)(P.162)

• 各パートのMIDI チャンネルを設定する(Part MIDI)

(P.164)

• 各パートごとに受信するMIDI 端子を設定する(Part

MIDI Receive Switch)(P.165)

です。

設定が終わったら、シーケンサーなどを使って曲データを再生してみましょう。

パフォーマンスを作るときの共通のポイントとして、次のような項目があげられます。

• パフォーマンスはマルチエフェクトを3つまで使うこと

ができます。(P.30)

• パフォーマンス・モードのまま各パートのパッチ(トー

ン)の設定を変更することができます。(P.167)

発音させるパートを選ぶ使用するパートのオン/オフをします。

1. 使用するパフォーマンスを選びます。

2. [RX]を押して、インジケーターを点灯させます。

3. PART SELECT[1/17]~[16/32]を押して、各パートのオン(インジケーター点灯)/オフ(インジケーター消灯)を設定します。

パート17 から32 をオン/オフするときは[1-16/17-32]を押してインジケーターを点灯させてから、PART SELECT[1/17]~[16/32]を押します。

4. [RX]を押して、インジケーターを消灯させます。

※ この設定は、Part MIDI Receive Switch(PerformanceMIDI #1 画面 P.165)の設定と連動しています。

手順2の操作後、次のような画面が表示されます。fig.(画面図)

[ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルを目的のパートに移動して、[INC]を押すとオンに[DEC]を押すとオフに切り替えることができます。

[F5(All Off)]/[F6(All On)]を押すことによって、すべてのパートを一度にオン/オフすることもできます。

また、[F1(Solo)]を押してSolo Part を「ON」にすることによって、カーソルのある一のパートだけが発音するSolo モードになります。Solo モードを抜けるときは、もう一度[F1(Solo)]押してSolo Partを「OFF」にします。

※ この設定は、Solo Part Select(Performance Common画面 P.160)の設定と連動しています。

パフォーマンス�

Part 1

Part 9

Part 10Part11

Part 32

4トーン・パッチ,�

マルチパーシャル・パッチ�

またはリズム・セット�

4トーン・パッチ,�

マルチパーシャル・パッチ�

またはリズム・セット�

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第5章 パフォーマンスを作る

※ ここでソロ・パートを設定しても、設定したパートのMIDI Rx(Performance MIDI #1画面 P.165)がオフになっているときは音は鳴りません。

パフォーマンス全体に共通の設定をする(Common)設定手順は次のとおりです。

1. 設定するパフォーマンスを選びます。

2. [F1(Common)]を押します。

3. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルを設定したいパラメーターに合わせます。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、値を設定します。

5. [EXIT]を押して、PERFORMANCE PLAY画面に戻り

ます。

●PERFORMANCE Common画面([PERFORM]-[F1(Common)])

fig.05-002_70(画面図)

Name(パフォーマンス・ネーム)パフォーマンスに名前をつけます。(12文字以内)

[ ]/[ ]でカーソルを移動させ、[VALUE]ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して文字を選びます。

選べる文字/記号:

空白、A~Z、a ~ z、0~9、! " # $ % & ’( ) * + , - . / : ;< = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } → ←

※ VALUE ダイヤルを押すとPerformance Nameウィンドウが表示され、以下の機能が使えます。

[F2(←Prev)]:1文字前に戻ります。[F3(Next→)]:1文字後に進みます。[F4(Insert)]:カーソル位置に空白を挿入します。[F5(Delete)]:カーソル位置の文字を削除します。[F6(OK)]:名前を確定します。

Solo Part Select(ソロ・パート・セレクト)設定値: OFF/PART 1 ~ 32

特定の1つのパートの音だけを鳴らす設定をします。

各パートの設定をするパフォーマンスの各パートについて設定できる項目は、[F2]~[F5]に次のように割り当てられています。

設定手順は次のとおりです。

1. 設定するパフォーマンスを選びます。

2. 設定したいパラメーターが割り当てられている[F2]

~[F5]を押して、画面グループを選びます。

画面によっては、さらに同じボタンを押して画面を切り替えるものもあります。

3. PART SELECT[1/17]~[16/32]で設定するパー

トを選びます。

パート17 から32 を選ぶときは[1-16/17-32]を押してインジケーターを点灯させてから、PART SELECT[1/17]~[16/32]を押します。

※ [SHIFT]を押しながら[ ]を押すことによって、カーソルを画面左上にあるパートを示す数字の位置にジャンプさせることができます。ここで、VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押すことによって、パートを切り替えることもできます。

[F2(K.Range)]

発音域を設定する(P.161)

[F3(Part)]

パッチ選択、音量、パン、音の高さ、発音数を設定する(P.162)

音の立ち上がり/余韻の補正、音の鳴り方を変える(P.163)

[F4(MIDI)]

MIDI 関連の設定をする(P.164)

[F5(Effects)]

エフェクトの設定をする(P.30)

[F6(Info)]

各パートのMIDI 情報を確認する(P.166)

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第5章 パフォーマンスを作る

第5章

4. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルを設定したいパラメーターに合わせます。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

値を設定します。

※ 設定を間違えてしまったときや音色が気に入らない場合は、[UNDO]を押してこのパラメーターにカーソルを合わせたときの値に戻すことができます。

6. 2 ~ 5 を繰り返してパフォーマンスを作成します。

7. [EXIT]を押して、PERFORMANCE PLAY画面に戻り

ます。

パフォーマンス・ネームの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。fig.05-003_70(* 付きパフォーマンスネーム)

※ *マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパフォーマンスに切り替えると、変更したパフォーマンスの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(P.192)

各パートの設定を比較しながら設定する8 つのパート(パート1~8、パート9~16、パート 17~24、パート 25~ 32)の値をひとつの画面にまとめて表示することができます。

1. 各パートの設定をしているときに、[F6(Palette)]を

押してPart Palette画面を表示させます。

※ Part Palette画面に切り替えることができる場合のみ、[F6(Palette)]が表示されます。

fig.05-004_70(切り替わり画面図)

2. PART SELECT[1/17]~[16/32]で設定するパートを選びます。

パート17 から32 を選ぶときは[1-16/17-32]を押してインジケーターを点灯させてから、PART SELECT[1/17]~[16/32]を押します。

[ ]/[ ]を押しても、設定するパートを選ぶことができます。

[F1]を押すたびに、パート1~8、パート9~16、パート17 ~24、パート 25~ 32の Part Palette画面が順に切り替わります。

3. [ ]/[ ]を押して、カーソルを設定したいパラメーターに合わせます。

[SHIFT]を押しながら[ ]を押すと、設定パラメーター

の一番上、[SHIFT]を押しながら[ ]を押すと、設定パラメーターの一番下にカーソルが移動します。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

値を設定します。

※ 設定を間違えてしまったときや音色が気に入らない場合は、[UNDO]を押してこのパラメーターにカーソルを合わせたときの値に戻すことができます。

5. 1 ~ 4 を繰り返してパフォーマンスを作成します。

6. Part Palette画面を解除するときは、[F6]を押します。

[F6]には、戻るパートのナンバーが表示されています。

発音域を設定する

●PERFORMANCE Key Range 画面([PERFORM]-[F2(K.Range)])

fig.05-005_70(画面図)

F.L(パート・キーボード・フェード・ウィズ・ロワー)設定値:0 ~ 127 

パートの発音域の設定範囲の下限から外れた鍵を弾いたときの音量変化を設定します。値を大きくするほどなだらかに音量が下がります。設定した発音域以外の鍵を弾いたときに音を鳴らしたくない場合は0に設定します。fig.05-006(XV p104)

L.Fade U.Fade

キー・ナンバー�0 127

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第5章 パフォーマンスを作る

K.L(パート・キーボード・レンジ・ロワー)設定値:C -1 ~UPPER

各パートにおいて、発音域の下限のキーを設定します。

K.U(パート・キーボード・レンジ・アッパー)設定値:LOWER~ G9

各パートにおいて、発音域の上限のキーを設定します。

ロワーはアッパーより大きな値に、アッパーはロワーよりも小さな値に設定できません。設定しようとした場合、ロワーとアッパーの値は同じになって変化します。

U.F(パート・キーボード・フェード・ウィズ・アッパー)設定値:0 ~ 127

パートの発音域の設定範囲の上限から外れた鍵を弾いたときの音量変化を設定します。値を大きくするほどなだらかに音量が下がります。設定した発音域以外の鍵を弾いたときに音を鳴らしたくない場合は0に設定します。

パッチ選択、音量、パン、音の高さ、発音数を設定する

●PERFORMANCE Part #1 画面([PERFORM]-[F3(Part)])

fig.05-007_70(画面図)

Patch(パート・パッチ)

Type(パート・タイプ)

設定値:PATCH/RHYTHM

各パートにパッチを割り当てるか(PATCH)、リズム・セットを割り当てるか(RHYTHM)を選びます。

Group(パート・グループ)

設定値:

各パートに割り当てるパッチあるいはリズム・セットのグループを選びます。

※ パッチ・ファインダー機能を使うことができます。(P.19)

※ フェイバリット・リストからの選択もできます。(P.205)

※ XP-A~ Hは、所定のスロットにウェーブ・エクスパンション・ボードが装着されていないと選べません。(クイック・スタートP.3)

※ CARDは、CARD スロットにメモリー・カードが挿入されていないと選べません。

Number(ナンバー)

各パートに割り当てるパッチあるいはリズム・セットのナンバーを選びます。

※ パッチ・ファインダー機能を使うことができます。(P.19)

※ フェイバリット・リストからの選択もできます。(P.205*)

Level&Pan(パート・レベル&パン)

Part Level(パート・レベル)

設定値:0 ~ 127

各パートの音量を設定します。主にパート間の音量バランスをとるために使います。

Part Pan(パート・パン)

設定値:L64~ 63R

各パートの音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Tune(パート・チューン)

Octave Shift(パート・オクターブ・シフト)

設定値:-3 ~ +3

各パートの音の高さをオクターブ単位(±3オクターブ)で設定します。

Course(パート・コース・チューン)

設定値:-48 ~ +48

各パートのピッチを半音単位で ±4オクターブまで設定します。

Fine(パート・ファイン・チューン)

設定値:-50 ~ +50

各パートのピッチを1セント(半音の 1/100)単位で上下

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第5章 パフォーマンスを作る

第5章

にそれぞれ1/2半音まで設定します。

Bend Range(パート・ピッチ・ベンド・レンジ)設定値:0 ~ 24/PATCH

ピッチ・ベンド・レバーを動かしたときのピッチの変化量を半音単位で設定します。レバーを傾けたときの変化量が、左右同じ値に設定されます。

PATCHに設定すると、割り当てられているパッチに設定されているベンド・レンジが有効になります。

Voice Reserve(パート・ボイス・リザーブ)128ボイスを越える発音数で演奏された場合に、各パートが確保するボイス数を設定します。

※ 各パートの設定値の合計が64 を越えることはできません。設定値の左(Rest=)には設定できる残りのボイス数が表示されています。表示を確認しながら設定してください。

音の立ち上がり/余韻の補正、音の鳴り方を変える

●PERFORMANCE Part #2画面([PERFORM]-[F3(Part)])

fig.05-008_70(画面図)

Modify(パート・モディファイ)

Cutoff Offset(パート・カットオフ・オフセット)

設定値:-64 ~ +63

パッチを構成する各トーンごとに設定されているTVF のカットオフ周波数の値を相対的に変化させる割合を設定します。

Resonance Offset(パート・レゾナンス・オフセット)

設定値:-64 ~ +63

パッチを構成するトーンごとに設定されているTVF のレゾナンスの値を相対的に変化させる割合を設定します。

Attack Time Offset(パート・アタック・タイム・オフセット)

設定値:-64 ~ +63

パートに割り当てているパッチ/リズム・セットに対して、これを構成するトーンごとに設定されているTVF/TVAエンベロープT1 の値を相対的に変化させる割合を設定します。

※ アタック・タイム・オフセットはパッチにもあります。最終的なTVF/TVAエンベロープのアタック・タイムの値は、トーンのTVF/TVAエンベロープの T1パラメーターと、パッチとパートのアタック・タイム・オフセットの和になります。したがって、トーンのT1 パラメーターが127 に設定されているときは、アタック・タイム・オフセットをプラスの値に設定しても変わりません。マルチパーシャル・パッチの場合は、TVA のみ変化します。

発音数の数えかた

発音数は、パッチに使われているトーンの数と押さえているキーの数によって決まります。例えば、ひとつのトーンでできているパッチでキーをひとつ押さえたときの音数は1音になります。XV-5080のトーンはウェーブを2つ持つことができ、このトーンでできたパッチの場合は、2倍の 2音になります。2つのウェーブを持つトーンを4つ使ったパッチで2つのキーを押さえたときの音数は16音になります。

(1ウェーブのトーンの数+ 2ウェーブのトーンの数x 2)

x押さえたキーの数で計算できます。

XV-5080の最大最大同時発音数は 128音です。アンサンブル演奏をするときは、音切れしないようにするために上記の内容を考慮して、パートごとに最低限必要な発音数を確保(ボイス・リザーブ)しておきましょう。

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第5章 パフォーマンスを作る

Release Offset(パート・リリース・タイム・オフセット)

設定値:-64 ~ +63

パートに割り当てているパッチ/リズム・セットに対して、これを構成するトーンごとに設定されているTVF/TVAエンベロープT4の値を相対的に変化させる割合を設定します。

※ リリース・タイム・オフセットはパッチにもあります。最終的なTVF/TVAエンベロープのリリース・タイムの値は、トーンのTVF/TVAエンベロープの T4パラメーターと、パッチとパートのリリース・タイム・オフセットの和になります。したがって、トーンのT4パラメーターが127 に設定されているときは、リリース・タイム・オフセットを プラスの値に設定しても変わりません。マルチパーシャル・パッチの場合は、TVAのみ変化します。 

Velocity Sens Offset(パート・ベロシティー・センス・オフセット)

設定値:-63 ~ +63

パートごとに、鍵を弾く強さで音量/カットオフ周波数を変えます。パッチを構成するトーンごとに設定されているTVF VELOCITY V-Cutoffと TVA V-Sensの値を相対的に変化させる割合を設定します。

※ ベロシティー・センス・オフセットはパッチにもあります。最終的なベロシティー・センス・オフセットの値は、パッチとパートのベロシティー・センス・オフセットの和になります。したがって、パッチのベロシティー・センス・オフセットが127 に設定されているときは、パートのベロシティー・センス・オフセットをプラスの値に設定しても変わりません。

Key Mode(パート・キーモード)

Mono/Poly(パート・モノ/ポリ)

設定値:MONO/POLY/PATCH

音の鳴らしかたを選びます。単音楽器(サックスやフルートなど)のパッチを使うときはMONO にすると効果的です。

MONO:1音ずつしか鳴りません。

POLY:複数の音が同時に鳴ります。

PATCH:パートに割り当てられているパッチの設定に従います。

Legato Switch(パート・レガート・スイッチ)

設定値:OFF/ON/PATCH

レガートを使うときはON、使わないときは OFFにします。レガートはキー・アサイン・モードでMONO を選んでいる

ときに効果のある機能です。レガートをON にした場合、ある鍵を押さえている状態で他の鍵を押すと、音の鳴りかたはそのままで、後から押さえた鍵のピッチに変化させられます。ギターのハンマリング・オンやプリング・オフのような効果が得られます。

「PATCH」に設定すると、割り当てられているパッチの設定に従います。

Portamento(パート・ポルタメント)

Switch(パート・ポルタメント・スイッチ)

設定値:OFF/ON/PATCH

ポルタメント効果をかけるか(ON)、かけないか(OFF)を設定します。

「PATCH」に設定すると、割り当てられているパッチの設定に従います。

Time(パート・ポルタメント・タイム)

設定値:0 ~ 127/PATCH

ポルタメント演奏時の音の高さが変化する時間を設定します。値が大きくなるほど、次の音の高さに移動する時間が長くなります。

「PATCH」に設定すると、割り当てられているパッチの設定に従います。

MIDI 関連の設定をする

●PERFORMANCE MIDI #1 画面([PERFORM]-[F4(MIDI)])

fig.05-009_70(画面図)

Part MIDI(パートMIDI)

Receive Channel(パート・レシーブ・チャンネル)

設定値:1 ~ 16

各パートのMIDI チャンネルを設定します。

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第5章 パフォーマンスを作る

第5章

Part MIDI Receive Switch(パートMIDIレシーブ・スイッチ)

MIDI Rx(パートMIDI レシーブ・スイッチ)

設定値:OFF/ON

各パートごとにMIDI 情報を受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

MIDI IN1(パート MIDI IN1 レシーブ・スイッチ)

設定値:OFF/ON

各パートごとにMIDI IN1 コネクターからの情報を受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

MIDI IN2(パート MIDI IN2 レシーブ・スイッチ)

設定値:OFF/ON

各パートごとにMIDI IN2 コネクターからの情報を受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Part Mute(パート・ミュート)

Switch(パート・ミュート・スイッチ)

設定値:OFF/MUTE

各パートごとに発音をミュートするか(MUTE)、ミュートしないか(OFF)を設定します。

※ 発音はミュートされますが、MIDI メッセージは受信していますので、曲データの再生中にミュートの切り替えを行っても、以降のデータは問題なく再生されます。

●PERFORMANCE MIDI #2 MIDI Filter画面([PERFORM]-[F4(MIDI)])fig.05-010_70(画面図)

MIDI Message(MIDI メッセージ)各MIDI チャンネル(1~ 16)ごとにつぎのMIDI メッセージを受信するか/しないかを設定します。

Program Change(プログラム・チェンジ・スイッチ)

設定値:OFF/ON

各MIDI チャンネルごとにMIDI のプログラム・チェンジ・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Bank Select(レシーブ・バンク・セレクト・スイッチ)

設定値:OFF/ON

各MIDI チャンネルごとにMIDI のバンク・セレクト・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Pitch Bend(レシーブ・ピッチ・ベンド・スイッチ)

設定値:OFF/ON

各MIDI チャンネルごとにMIDI のピッチ・ベンド・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Channel Pressure(レシーブ・チャンネル・プレッシャー・スイッチ)

設定値:OFF/ON

各MIDI チャンネルごとにMIDI のチャンネル・プレッシャー・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Poly Key Pressure(ポリフォニック・キー・プレッシャー・スイッチ)

設定値:OFF/ON

各MIDI チャンネルごとにMIDI のポリフォニック・キー・プレッシャー・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Modulation(レシーブ・モジュレーション・スイッチ)

設定値:OFF/ON

各MIDI チャンネルごとにMIDI のモジュレーション・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

●PERFORMANCE MIDI #3 MIDI Filter画面([PERFORM]-[F4(MIDI)])fig.05-011_70(画面図)

MIDI Message(MIDI メッセージ)各MIDI チャンネル(1~16)ごとにつぎのMIDI メッセージを受信するか/しないかを設定します。

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第5章 パフォーマンスを作る

Volume(レシーブ・ボリューム・スイッチ)

設定値:OFF/ON

各MIDI チャンネルごとにMIDI のボリューム・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Pan(レシーブ・パン・スイッチ)

設定値:OFF/ON

各MIDI チャンネルごとにMIDI のパン・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Expression(レシーブ・エクスプレッション・スイッチ)

設定値:OFF/ON

各MIDI チャンネルごとにがMIDI のエクスプレッション・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Hold-1(レシーブ・ホールド 1・スイッチ)

設定値:OFF/ON

各MIDI チャンネルごとにMIDI のホールド1・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Phase Lock(フェイズ・ロック)

設定値:OFF/ON

同じ MIDI チャンネルのパートの発音タイミングを同期させるか(ON)、同期させないか(OFF)を設定します。

※ いくつかのパートを重ねて音色設定した場合、パートのタイミングがずれるとアタック時のニュアンスがつかめません。フェイズ・ロックをオンにすることで、発音のタイミングが揃います。ただし、全体の発音までの時間が遅れるので、必要でないときは、オフにします。

Velocity Curve(ベロシティー・カーブ)

設定値:OFF/1/2/3/4

接続したMIDI キーボードの鍵盤タッチに最適なベロシティー・カーブを4種類の中から設定できます。MIDI キーボードのベロシティー・カーブで発音するときは「OFF」を選びます。

各MIDIチャンネルのMIDI情報を確認する

●PERFORMANCE Part Information 画面([PERFORM]-[F6(Info)])各種MIDI メッセージの受信状態などをMIDI チャンネルごとに確認できます。鍵盤または外部MIDI コントローラーからの操作に対して正しく音源が反応しているかを確認するときに便利です。

Part Info画面は、つぎの3つのメニューに分かれています。それぞれのメニューは、[F6(Menu)]を押して切り替えます。

Menu 1

[F1]Mod(モジュレーション・インフォメーション

[F2]Breath(ブレス・インフォメーション)

[F3]Foot(フット・インフォメーション)

[F4]Volume(ボリューム・インフォメーション)

[F5]Pan(パン・インフォメーション)

Menu 2

[F1]Exp(エクスプレッション・インフォメーション)

[F2]Hold(ホールド1インフォメーション)

[F3]Bend(ピッチ・ベンド・インフォメーション)

[F4]Aft(アフタータッチ・インフォメーション)

[F5]Voices(ボイス・インフォメーション)

Menu 3

[F1] Sys1(システム・コントロール 1インフォメーション)

[F2] Sys2(システム・コントロール 2インフォメーション)

[F3] Sys3(システム・コントロール 3インフォメーション)

[F4] Sys4(システム・コントロール 4インフォメーション)

エフェクトの設定をする「パフォーマンス・モードでの設定」(P.30)をご覧ください。

作成したパフォーマンスを保存する「作った音色などを保存する」(P.192)をご覧ください。

166

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第5章 パフォーマンスを作る

第5章

他のパートの設定をコピーする(パフォーマンス・パート・コピー)

1. コピー先のパフォーマンスが選ばれていることを確認します。

2. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅

させます。

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

3. [F6(Menu)]を押して、Menu1を選びます。

4. [F2(Copy)]を押します。

5. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルをType に合わせます。

6. VALUE ダイヤルを回して、「PART」に設定します。

7. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルを設定したいパラメーターに合わせます。

8. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、値を設定します。

9. [F6(Copy)]を押すと、コピーが実行されます。

パフォーマンス・ネーム・コピー

前述の手順6において、値を「NAME」に設定すると、パフォーマンスの名前をコピーすることができます。

パフォーマンス・モードのままパッチ/リズム・セットをエディットするパフォーマンスを作っている途中で、各パートに割り当てられているパッチ/リズム・セットを呼びだして設定を変更することができます。

1. PERFORM PLAY 画面であることを確認します。

2. 変更したいパッチ/リズム・セットが割り当てられてい

るパートを選びます。

3. [SHIFT]を押しながら[PERFORM]を押します。

4. パッチをエディットするなら[PATCH]を、リズム・セットをエディットするなら[RHYTHM]を押してインジケーターを点灯させる。

パートに割り当てられているパッチ/リズム・セットのPLAY 画面が表示されます。

5. 通常のパッチ/リズム・セットのエディットと同じ操作

で変更します。(パッチを作る P.125、リズム・セットを作る P.168)

6. 設定が終わったら[EXIT]を押して、PLAY 画面に戻り

ます。

バンクの左側には設定が変更されたことを示す「*」が表示されます。

※ 変更した設定を残しておきたい場合は、ここで保存します。(P.192)

7. [PERFORM]を押してPERFORM PLAY 画面に戻りま

す。

※ パッチ/リズム・セットの保存をしないでパフォーマンスの保存をしても、変更したパッチ/リズム・セットの設定は保存されません。パッチ/リズム・セットの設定を残しておきたいときは、必ず手順6の後に変更した設定を保存してください。

パレット機能パートのエディット時に、[PALETTE]を押すと、8つのパートの設定を見比べながらパラメーターの設定ができます。

1. パートのエディット時に[PALETTE]を押して、イン

ジケーターを点灯させます。

2. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して画面を切

り替え、エディットするパートを選びます

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1

第6章 リズム・セットを作る

打楽器音の構成リズム・セットは、複数の打楽器音を集めたグループのことです。各打楽器音は、次の4つの要素で構成されています。fig.06-001(xv p110)

WG(ウェーブ・ジェネレーター)

音の元になる PCM波形(ウェーブ)を選び、音の高さ(ピッチ)の変化を設定します。

XV-5080 には、1083 種類の波形が内蔵されており(ウェーブフォーム一覧 P.275)、ひとつのリズム・トーンに対して4つの波形を割り当てることができます。

XV-5080 に内蔵されているすべてのリズム・トーンは、これらの波形を元にトーンを作り、それらを組み合わせることでできています。

TVF(タイム・バリアント・フィルター)

音の周波数成分の変化を設定します。

TVA(タイム・バリアント・アンプリファイアー)

音量の変化と音の定位を設定します。

Envelope(エンベロープ)

エンベロープは時間の経過に伴う変化を設定します。Pitch(ピッチ)、TVF(フィルター)、TVA(音量)のそれぞれに専用のエンベロープが設定できます。例えば、音の立ち上がりや減衰する時間を変えたいときは、TVA Envelope で音量変化を設定します。

設定する打楽器音をMIDI キーボードで選ぶ各リズム・トーンの設定をする(P.170)際に、設定したい打楽器音を XV-5080 本体の操作で選ぶか、接続しているMIDI キーボードの鍵でも選べるようにするかを設定できます。

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

※ インジケーターが点滅しているときは、UTILITYモードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点灯させてください。

2. [F1(General)]を数回押して、SYSTEM General #1

画面を表示させます。

3. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルをRhythm Edit Keyに合わせます。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して値

を設定します。

PANEL:本体のTONE SELECT[1]~[4]で打楽器音を選びます。

PNL&MIDI:本体の[E]~[H]あるいは接続しているMIDI キーボードの鍵で、打楽器音を選びます。

※ 設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこのパラメーターに合わせたときの値に戻ります。

5. [EXIT]を押して、RHYTHM PLAY画面に戻ります。

たとえばMIDI キーボードで他の打楽器音を鳴らして、音を比較しながら設定をするときは、「PANEL」に設定します。

リズム・セットの共通の設定をする設定の基本手順は以下のとおりです。

1. 使用するリズム・セットを選びます。

2. [F1(Common)]を押します。

3. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]でカーソルを設定したいパラメーターに移動します。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して値

を設定します。

※ 設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこのパラメーターに合わせたときの値に戻ります。

5. [EXIT]を押して、RHYTHM PLAY画面に戻ります。

ノート・ナンバー 108 (C8)

ノート・ナンバー 107 (B7)

ノート・ナンバー 22 (Bb0)

ノート・ナンバー 21 (A0)

リズム・トーン(打楽器音)�

リズム・セット�

WG

PitchEnvelope

TVF

TVF Envelope

TVA Envelope

TVA

68

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第6章 リズム・セットを作る

第6章

リズム・セットの左側に、設定が変更されたことを示す「*」マークが表示されます。fig.06-002_70(画面図)

※ *マークが表示された状態で電源を切ったり、他のリズム・セットに切り替えると、変更したリズム・セットの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(P.192)

●RHYTHM Common画面([RHYTHM]-[F1(Common)])fig.06-002a_70(画面図)

Common(コモン)

Name(リズム・ネーム)

リズム・セットに名前をつけます。(12文字以内)

[ ]/[ ]でカーソルを移動させ、[VALUE]ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して文字を選びます。

選べる文字/記号:

空白、A~Z、a ~ z、0~9、! " # $ % & ’( ) * + , - . / : ;< = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } → ←

※ VALUE ダイヤルを押すとRhythm Nameウィンドウが表示され、以下の機能が使えます。

[F2(←Prev)]:1文字前に戻ります。[F3(Next→)]:1文字後に進みます。[F4(Insert)]:カーソル位置に空白を挿入します。[F5(Delete)]:カーソル位置の文字を削除します。[F6(OK)]:名前を確定します。

Level(リズム・レベル)

設定値:0 ~ 127

リズム・セットの音量を設定します。

※ 各リズム・トーンの音量は、トーン・レベル(P.177)で設定します。

Output Assign(リズム・アウトプット・アサイン)

リズム・セットの出力先を設定します。

設定値

MFX:マルチエフェクトを通して出力します。

OUTPUT A~ D:OUTPUT A ~D から出力します。

INDIV 1~ 8:INDIVUDUAL 1 ~ 8から出力します。

TONE:各リズム・トーンの設定に従って出力します。

Tempo(テンポ)

Clock Sourece(リズム・クロック・ソース)

M-FXの変化やフレーズ・ループ(ブレーク・ビーツ)をクロック(テンポ)に合わせることができます。これをリズム・セットで行う場合は、ここでどのクロックに合わせるかを設定します。

設定値

RHYTHM:Tempo(リズム・テンポ)に合わせます。

SYSTEM:XV-5080全体で共通の System Tempo(システム・テンポ)、または外部シーケンサーのクロックにあわせます。

Tempo(リズム・テンポ)

設定値:20 ~ 250

Clock Source(リズム・クロック・ソース)で「RHYTHM」と設定したときは、この設定値が有効になります。

※ リズム・テンポのクロックは、MIDI OUT コネクターから出力されません。

One Shot Mode(ワン・ショット・モード)

Switch(ワン・ショット・モード・スイッチ)

設定値:OFF/ON

選択されているリズム・トーンに割り当てられているすべてのサンプルについて、そのループ・モード(P.175)を強制的にワン・ショットにして発音します。

※ インターナル/ウェーブ・エクスパンション・ボードのウェーブには無効です。

※ 各サンプルのループ・モードの設定は変更されません。

169

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第6章 リズム・セットを作る

各リズム・トーンの設定をするリズム・セットの各打楽器音(リズム・トーン)について設定できるパラメーターは、[F2]~[F5]に次のように割り当てられています。

設定の基本手順は以下のとおりです。

1. 設定するリズム・セットを選びます。

2. 設定したいパラメーターが割り当てられている[F2]

~[F5]を押して、画面グループを選びます。

画面グループによっては、さらに、[F1]~[F4]を押して、目的の画面を表示させます。

3. TONE SELECT[1]~[4]を押して、設定したい打楽器音(キー)を選びます。

TONE SELECT[1]:現在選ばれているキーより1オクターブ低いキーが選ばれます。

TONE SELECT[2]:現在選ばれているキーより半音低いキーが選ばれます。

TONE SELECT[3]:現在選ばれているキーより半音高いキーが選ばれます。

TONE SELECT[4]:現在選ばれているキーより1オクターブ高いキーが選ばれます。

※ 接続したMIDI キーボードの鍵を弾いて、設定する打楽器音(キー)を選ぶこともできます。(P.168)

※ [SHIFT]を押しながら[ ]を押すことによって、カーソルを画面左上にあるキーを示す数字の位置にジャンプさせることができます。ここで、VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押すことによって、キーを切り替えることもできます。

4. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルを設定したいパラメーターに合わせます。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して値を設定します。

※ 設定を間違えてしまったときや音色が気に入らない場合は、[UNDO]を押してこのパラメーターにカーソルを合わせたときの値に戻すことができます。

6. 2 ~ 5 を繰り返してリズム・セットを作成します。

7. [EXIT]を押して、RHYTHM PLAY画面に戻ります。

リズム・セット・ネームの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。fig.04-003_70(* 付きリズム・セットネーム)

※ *マークが表示された状態で電源を切ったり、他のリズム・セットに切り替えると、変更したリズム・セットの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(P.192)

波形の設定をするときのポイントXV-5080 はリアルな音色作りが可能ですが、複雑な波形(PCM)を基準にエディットしていくため、元波形と全く異なるようなエディットをしようとすると、思ったような結果が得られないことがあります。

XV-5080 の内蔵波形は、次の2つに分けることができます。

ワン・ショット:減衰時間の短い音。ワン・ショット波形では、音の立ち上がりから最後までをそのままの形で記憶しています。この中には打楽器音のようにこれ1つで完成された波形のものもありますが、ピアノのハンマー音や、ギターのフレット・ノイズのような楽器のアタック部の構成音なども数多く含まれています。

ループ:減衰時間の長いものや持続音など。ループ波形では、音を途中からループ処理して記録しています。ループとは、音色変化の落ち着いた段階で波形の一部分を何度も繰り返し再生する加工技術で、波形全体のメモリー容量を小さくすることができます。この中にはピアノの弦の響く音や管の胴鳴りのような構成音も数多く含まれています。

[F2(KeyWG)]

[F1(WG Prm)]波形の選択、FXM、パン、チューニングなど(P.171)

[F2(Pitch)]ピッチ(P.173)

[F3(Pch Env)]ピッチ・エンベロープ(P.173)

[F4(V.Range)]WMTベロシティー・レンジ(P.174)

[F5(Sample)]サンプル・エディット(P.174)

[F3(Key TVF)]

[F1(TVF Prm)]フィルターで音の明るさを変える(P.175)

[F2(TVF Env)]TVFエンベロープ(P.177)

[F4(Key TVA)]

[F1(TVA Prm)]音量を変える(P.177)

[F2(TVA Env)]TVAエンベロープ(P.178)

[F5(KeyCtl)]

その他の設定(P.179)

170

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第6章 リズム・セットを作る

第6章

下の図はワン・ショットとループを組み合わせた音作りの例(エレクトリック・オルガン)です。fig.06-005_70(xv p90)

ワン・ショット波形エディット時の注意ワン・ショットのものをエンベロープで変化させて元波形よりも長い減衰に変化させたり、持続音にすることはできません。仮にそういったエンベロープを設定して、元波形には含まれない成分を引き出そうとしても無効です。

ループ波形エディット時の注意ピアノやサックスなど、アコースティック楽器の多くは、音の立ち上がり部分で音色が急激に変化しており、この急激な変化がそれぞれの楽器らしさを形成しているといえます。XV-5080 でもこういった生楽器からセレクトされたウェーブの多くは、音の立ち上がり部分のリアルな音色変化が書き込まれています。これらのウェーブは、立ち上がり部分ではフィルターを全開にしてウェーブの複雑な音色変化をそのまま使い、減衰部分のみをエンベロープで補ってやればよいでしょう。立ち上がり部分もエンベロープで変化させてしまうと、元波形の影響を受けて思ったようにエディットできないことがあります。fig.06-006(xv p91)

また、TVFフィルターで、アタック部分のみ音色を明るくしたり、ディケイ部分のみをこもった感じにするときも当然元波形の影響を受けることになります。特に音色の一部を元波形より明るくするときは、フィルターを通す前にColor パラメーター、Depth パラメーター(RHYTHM WG WgPrm画面のFXMパラメーター)等で、元波形に無い高次倍音を発生させておかないと思ったような効果が得られません。音色全体を元波形より明るくするときは、TVFのパラメーターをエディットする前に、エンハンサーやイコライザーなどのエフェクトから調節してみてください。

波形、音の定位や高さを変える([F2(Key WG)])

●RHYTHM WG Parameter画面([RHYTHM]-[F2(Key WG)]-[F1(WGPrm)])

fig.06-007_70(画面図)

Rhythm Tone(リズム・トーン)

Name(トーン・ネーム)

リズム・トーンに名前をつけます。(12文字以内)

[ ]/[ ]でカーソルを移動させ、[VALUE]ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して文字を選びます。

選べる文字/記号:

空白、A~Z、a ~ z、0~ 9、! " # $ % & ’( ) * + , - . / : ;< = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } → ←

※ VALUE ダイヤルを押すとRhythm Tone Nameウィンドウが表示され、以下の機能が使えます。

[F2(←Prev)]:1文字前に戻ります。[F3(Next→)]:1文字後に進みます。[F4(Insert)]:カーソル位置に空白を挿入します。[F5(Delete)]:カーソル位置の文字を削除します。[F6(OK)]:名前を確定します。

XV-5080 では、1つのリズム・トーンに4つのステレオ・ウェーブを割り当てることができます。これを鍵を弾く強さに応じた鳴らし方の設定することで、表現力の高いリズム・トーンを作ることができます。この機能をWMT(Wave

Mix Table)とよびます。

WAVE(ウェーブ)

Group(ウェーブ・グループ)

リズム・トーンの基本となる波形のグループを選びます。

設定値

INT:本体に記憶されているウェーブフォーム

XP-A ~H:ウェーブ・エクスパンション・ボードA ~H のウェーブフォーム

※ 装着されていないウェーブ・エクスパンション・ボードのグループは選べません。

オルガンのループ波形の�TVAエンベロープ�

鍵盤を離す�

TVAエンベロープの�変化結果�

キー・クリックのワン・ショット�波形のTVAエンベロープ�

鍵盤を離す�

+ =

ウェーブに記憶された�音色変化�

TVFフィルターの�エンベロープ�

音色変化の結果�

ループ部分�

171

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第6章 リズム・セットを作る

SAMPLE:サンプラー用ライブラリーなどからSIMM(メモリー・モジュール)に読み込んだサンプル(ウェーブ・データ)

L(ウェーブ・ナンバーL)

設定値:1 ~ ****

リズム・トーンの基本となる波形を選びます。XV-5080 ではL チャンネルでそれぞれに波形を設定することができます。

R(ウェーブ・ナンバー R)

設定値:1 ~ ****

リズム・トーンの基本となる波形を選びます。XV-5080 ではR チャンネルでそれぞれに波形を設定することができます。

※ [SHIFT]を押しながら[F6]を押すことで、STEREOとMONO のトーンの切り替えがすばやくできます。

Tempo Sync(ウェーブ・テンポ・シンク)

各リズム・トーンのウェーブをリズム・テンポに同期させて鳴らすか(ON)、鳴らさないか(OFF)の設定をします。

Gain & Level(ゲイン&レベル)

Gain(ウェーブ・ゲイン)

設定値:-6 ~ +12

波形のゲイン(振幅)を設定します。値は6dB(デシベル)づつ変わります。6dB 上がると、ゲインは2倍になります。

Level(ウェーブ・レベル)

設定値:0 ~ 127

各ウェーブの音量を設定します。主に各ウェーブの音量バランスをとるときに使います。

※ リズム・トーンの音量は トーン・レベル(RhythmTVA Parameter 画面)で設定し、ウェーブ・レベルはこの設定に乗算されます。(P.177)

Pan(パン)

Value(バリュー)

設定値:L64~ 63R

ウェーブの音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

リズム・トーンの音の定位は トーン・パン(Rhythm TVAParameter 画面)で設定し、ウェーブ・パンはこの設定に加算されます。(P.178)

Random(ウェーブ・ランダム・パン・スイッチ)

鍵を押すたび、不規則に音の定位を変化させる(ON)、させない(OFF)を設定します。

変化幅の設定は、ランダム・パン・デプス(Rhythm TVAParameter 画面)で設定します。(P.178)

Alternate(ウェーブ・オルタネート・パン・スイッチ)

鍵を押すたび、左右交互に音の定位を移動させる(ON)、させない(OFF)を設定します。

変化幅の設定は、オルタネート・パン・デプス(RhythmTVA Parameter 画面)で設定します。(P.178)

Tune(チューン)

Course(ウェーブ・コース・チューン)

設定値:-48 ~ +48

ウェーブのピッチを半音単位で±4オクターブまで設定します。

Fine(ウェーブ・ファイン・チューン)

設定値:-50 ~ +50

ウェーブのピッチを1セント(半音の 1/100)単位で上下にそれぞれ1/2 半音まで設定します。

FXM(Frequency Cross Modulation)FXM(フリケンシー・クロス・モジュレーション)は、選んだ波形を特定の波形を使って周波数変調し、複雑な倍音を作り出します。激しい音や効果音を作るのに適しています。

Switch(ウェーブ FXMスイッチ)

設定値:ON/OFF

FXMを使うか(ON)、使わないか(OFF)を設定します。

Color(ウェーブ FXMカラー)

設定値:1 ~ 4

FXMによる周波数変調のしかたを設定します。値が大きくなるほどざらつきのある音に、値が小さくなるほど金属的な音になります。

Depth(ウェーブ FXMデプス)

設定値:0 ~ 16

FXMによる周波数変調の深さを設定します。

172

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第6章 リズム・セットを作る

第6章

●RHYTHM WGPitch 画面([RHYTHM]-[F2(Key WG)]-[F2(Pitch)])fig.06-008_70(画面図)

Pitch(リズム・トーン・ピッチ)

Coarse Tune(リズム・トーン・コース・チューン)

設定値:C-1 ~G9

トーンのピッチを半音単位で±4オクターブまで設定します。

Fine Tune(リズム・トーン・ファイン・チューン)

設定値:-50 ~ +50

トーンのピッチを1セント(半音の1/100)単位で上下にそれぞれ1/2半音まで設定します。

Random Pitch(リズム・トーン・ランダム・ピッチ)

Depth(リズム・トーン・ランダム・ピッチ・デプス)

設定値:0 ~ 1200

キーを押すごとにピッチを不規則に変化させる変化幅を設定します。不規則に変化させないときは0にします。値の単位はセント(半音の100 分の1)です。

●RHYTHM WGPitch Envelope 画面([RHYTHM]-[F2(Key WG)]-[F3(Pch Env)])

fig.06-009_70(画面図)

Pitch Envelope(ピッチ・エンベロープ)ピッチ・エンベロープ(時間の経過にともなうピッチの変化)の効き具合、鍵盤タッチに対する時間変化、ピッチ・エンベロープ自体を設定します。

fig.06-010(xv p93)

Depth(ピッチ・エンベロープ・デプス)

設定値:-12 ~ +12

ピッチ・エンベロープの効き具合いを調節します。値を大きくするほど変化が大きくなります。マイナスの値にするとエンベロープの変化が逆になります。

Time1 ~4(ピッチ・エンベロープ・タイム1~ 4)

設定値:0 ~ 127

次のポイントのピッチに達するまでの時間をそれぞれ設定します。

Level0 ~ 4(ピッチ・エンベロープ・レベル0~ 4)

設定値:-63 ~ +63

基準ピッチに対するピッチ変化をポイントごとに設定します。

Velocity Sens(ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・センス)

Amount(ピッチ・エンベロープ・アマウント・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵盤タッチでピッチ・エンベロープ全体の効き具合を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。マイナスの値にすると変化が逆になります。

Time1(ピッチ・エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を押さえる強さ(ベロシティー)でピッチ・エンベロープのT1(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。T1の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。

T1 T2 T3 T4

L3

L4L2

L1

L0

173

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第6章 リズム・セットを作る

Time4(ピッチ・エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を離す速さ(キー・オフ・ベロシティー)でピッチ・エンベロープのT4(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵をゆっくり離したときと速く離したときの変化が大きくなります。T4の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。

●RHYTHM WGWMT Vel Range 画面([RHYTHM]-[F2(Key WG)]-[F4(V.Range)])

fig.06-011_70(画面図)

Velocity Control(ベロシティー・コントロール)

Switch(スイッチ)

ウェーブのベロシティー・レンジの有効(ON)/無効(OFF)を設定します。「RANDOM」に設定すると、ベロシティー情報に関係なく、ウェーブがランダムに発音します。

L.F(WMT ベロシティー・フェード・ウィズ・ロワー)設定値:0 ~ 127

鍵を弾く強さの設定範囲の下限から外れる強さで鍵を弾いたときの音量変化を設定します。値を大きくするほど、なだらかに音量が下がります。設定範囲外の強さで鍵を弾いたときに音を鳴らしたくない場合は0に設定します。fig.06-012(xv p86)

V.L(WMT ベロシティー・レンジ・ロワー)設定値:1 ~UPPER

鍵を弾く強さによってトーンの鳴る範囲の下限を設定します。鍵を弾く強さでトーンを鳴らし分けたいときに設定します。

V.U(WMT ベロシティー・レンジ・アッパー)設定値:LOWER~ 127

鍵を弾く強さによってトーンの鳴る範囲の上限を設定します。鍵を弾く強さでトーンを鳴らし分けたいときに設定します。

※ ロワーはアッパーより大きな値に、アッパーはロワーよりも小さな値に設定できません。設定しようとした場合、ロワーとアッパーの値は同じになって変化します。

U.F(WMT ベロシティー・フェード・ウィズ・アッパー)設定値:0 ~ 127

鍵を弾く強さの設定範囲の上限から外れる強さで鍵を弾いたときの音量変化を設定します。値を大きくするほど、なだらかに音量が下がります。設定範囲外の強さで鍵を弾いたときに音を鳴らしたくない場合は0に設定します。

Velocity Range(ベロシティー・レンジ)設定状態が表示されます。

●RHYTHM WG Sample画面([RHYTHM]-[F2(Key WG)]-[F5(Sample)])SIMM(メモリー・モジュール)に読み込んだ Sample(ウェーブ・データ)をエディットします。

※ Sample を使わない場合は、設定できません。fig.06-013_70(画面図)

Sample(サンプル)

Sampling Freq.(サンプリング・フリケンシー)

読み込んだサンプルのオリジナル・サンプリング周波数を表示します。

1

L.Fade U.Fade

174

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第6章 リズム・セットを作る

第6章

Original Key(オリジナル・キー)

サンプルをサンプリングされたときのピッチで鳴らすノート・ナンバーを設定します。

Loop(ループ)

Mode(ループ・モード)

読み込んだサンプルのループ・モードを設定します。

設定値

FWD(フォワード):

サンプルをスタート・ポイントからループ・エンド・ポイントまで再生した後、ループ・スタート・ポイントからループ・エンド・ポイントまでを順方向に再生をくり返します。

ONE-SHOT(ワンショット):

サンプルをスタート・ポイントからループ・エンド・ポイントまで1回だけ再生します。

ALT(オルタネート):

サンプルをスタート・ポイントからループ・エンド・ポイントまで再生した後、ループ・スタート・ポイントまで折り返して再生し、ループ・スタート・ポイントとループ・エンド・ポイントとの間を往復して再生をくり返します。

REV-ONE(リバース・ワンショット):

サンプルをループ・エンド・ポイントからスタート・ポイントまで、通常と逆方向に1回だけ再生します。

REV(リバース):

サンプルをループ・エンド・ポイントからスタート・ポイントまで再生した後、ループ・スタート・ポイントからスタートポイントまでを通常とは逆方向に再生をくり返します。

Tune(ループ・チューニング)

設定値:-50 ~ 50

ループ区間のピッチを1セント(1/100 半音)単位で微調整します。

Start-Fine(スタート・ポイント -スタート・ポイント・ファイン)・スタート・ポイント

設定値:0 ~

サンプルのどのポイントからデータを読み出すかを設定します。

・スタート・ポイント・ファイン

設定値:0 ~ 255

スタート・ポイントを微調整します。

Loop Point Start-Fine(ループ・スタート・ポイント -ループ・スタート・ポイント・ファイン)・ループ・スタート・ポイント

設定値:0 ~

サンプルのどのポイントからループをスタートさせるかを設定します。

・ループ・スタート・ポイント・ファイン

設定値:0 ~ 255

ループ・スタート・ポイントを微調整します。

End-Fine(エンド・ポイント -エンド・ポイント・ファイン)・エンド・ポイント

設定値:0 ~

どのポイントまでループを読み出すかを設定します。

・エンド・ポイント・ファイン

設定値:0 ~ 255

エンド・ポイントの微調整をします。

フィルターで音の明るさを変える([F3(Key TVF)])TVF(Time Variant Filter)を設定します。音の明るさや太さなどを変化させて、リズム・トーンの音色を加工します。

●RHYTHM TVF Parameter画面([RHYTHM]-[F3(Key TVF)]-[F1(TVF Prm)])

fig.06-014_70(画面図)

TVF

Filter Type(TVFフィルター・タイプ)

フィルターの種類を選びます。フィルターとは、特定の周波数帯域をカットして音の明るさや音の太さなどを変化させる機能です。

設定値

OFF:フィルターを使いません。

175

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第6章 リズム・セットを作る

LPF:ロー・パス・フィルター。カットオフ周波数(CutoffFrequency)より上の成分をカットします。高域の周波数をカットするので音が丸くなります。最も一般的に使われます。

BPF:バンド・パス・フィルター。カットオフ周波数付近の成分だけ残して他をカットします。クセのある音などを作るのに適しています。

HPF:ハイ・パス・フィルター。カットオフ周波数より下の成分をカットします。高域に特徴のある打楽器系の音などを作るのに適しています。

PKG:ピーキング・フィルター。カットオフ周波数付近の成分を強調します。LFO でカットオフ周波数を周期的に変えるとワウ効果を得ることもできます。

LPF2:ロー・パス・フィルター2。カットオフ周波数(Cutoff Frequency)より上の成分をカットします。カットオフ周波数を固定したまま、TVF エンベロープの設定にしたがってカットオフの度合いを変化させることができます。

音のエネルギー感をそこなわないため、アコースティック系の音色に効果的です。

レゾナンスの設定は無効になります。

LPF3:ロー・パス・フィルター3。カットオフ周波数(Cutoff Frequency)より上の成分をカットします。LPF2よりも高域のカットの度合いがゆるやかなフィルターです。

音のエネルギー感をそこなわないため、アコースティック系の音色に効果的です。

レゾナンスの設定は無効になります。

Cutoff Freq(TVF カットオフ・フリケンシー)

設定値:0 ~ 127

波形の周波数成分に対して、フィルターが効き始める周波数(カットオフ周波数)を設定します。

Filter Type が LPF/LPF2/LPF3のときは、カットオフ周波数を小さくすると高次倍音が少なくなるので、音色は丸くなります。大きくすると音色は明るくなります。

Filter Type がBPF のときは、カットオフ周波数の値によって発音される倍音成分が変わります。クセのある音などを作るのに適しています。

Filter Type がHPF のときは、カットオフ周波数を高くすると低次倍音が少なくなるので、音の明るい部分だけが強調されます。

Filter Type が PKGのときは、カットオフ周波数の値によって強調して発音される倍音成分が変わります。

Resonance(TVFレゾナンス)

設定値:0 ~ 127

カットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音色にクセをつけます。設定値を上げすぎると発振して音が歪むことがあります。

fig.06-015(xv p116)

Resonance Velo(TVF レゾナンス・ベロシティー)

Sens(TVF レゾナンス・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵盤タッチでレゾナンスを変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。マイナスの値にすると変化が逆になります。

Cutoff Velo(TVF カットオフ・ベロシティー)

Curv(TVFカットオフ・ベロシティー・カーブ)

設定値:FIXED/1~ 7

鍵盤タッチでカットオフ周波数を変化させるときの変化カーブを7種類の中から選びます。変化カーブは値のナンバーの右に表示されています。

「FIXED」に設定した場合、鍵盤タッチの強弱にかかわらず、カットオフ周波数は一定になります。

Sens(TVF カットオフ・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵盤タッチでカットオフ周波数を変化させるときの変化量を設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。マイナスの値にすると変化が逆になります。

LPF BPF HPF PKG

176

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第6章 リズム・セットを作る

第6章

●RHYTHM TVF Envelope 画面([RHYTHM]-[F3(Key TVF)]-[F2(TVF Env)])

fig.06-016_70(画面図)

TVF Envelope(TVFエンベロープ)TVFエンベロープの効き具合、鍵盤タッチに対する時間変化、TVFエンベロープ(時間の経過にともなうカットオフ周波数の変化)自体を設定します。

Depth(TVFエンベロープ・デプス)

設定値:-63 ~ +63

TVFエンベロープの効き具合いを調節します。値を大きくするほど変化が大きくなります。マイナスの値にするとエンベロープの変化が逆になります。

Time1 ~4(TVFエンベロープ・タイム 1~4)

設定値:0 ~ 127

次のポイントのカットオフ周波数に達するまでの時間をそれぞれ設定します。

Level0 ~ 4(TVFエンベロープ・レベル 0~4)

設定値:0 ~ 127

基準のカットオフ周波数に対する周波数変化をポイントごとに設定します。

Velo Sens(TVFエンベロープ・ベロシティー・センス)

Amount(アマウント)

設定値:-63 ~ +63

鍵盤タッチで TVF エンベロープの効き具合を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。マイナスの値にすると変化が逆になります。

Time1(TVF エンベロープ・タイム1・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を押さえる強さ(ベロシティー)で TVFエンベロープのT1(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が

大きくなります。T1の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。

Time4(TVF エンベロープ・タイム4・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を離す速さ(キー・オフ・ベロシティー)でTVF エンベロープのT4(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵をゆっくり離したときと速く離したときの変化が大きくなります。T4の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときは マイナスの値にします。

Velo Curve(TVF エンベロープ・ベロシティー・カーブ)設定値:FIXED/1~ 7

鍵盤タッチでTVF エンベロープを変化させるときの変化カーブを7種類の中から選びます。変化カーブは値のナンバーの右に表示されています。

「FIXED」に設定した場合、鍵盤タッチの強弱にかかわらず、TVF エンベロープは一定になります。

音量を変える([F4(Key TVA)])

●RHYTHM TVA Parameter画面([RHYTHM]-[F4(Key TVA)]-[F1(TVA Prm)])

fig.06-017_70(画面図)

TVATVA(Time Variant Amplifier)は、音量の変化と音の定位を設定します。

Level(トーン・レベル)

設定値:0 ~ 127

リズム・トーンの音量を設定します。主に各リズム・トーンの音量バランスをとるときに使います。

リズム・セット全体の音量はLevel(Rhythm Common 画面)で設定し、Level(トーン・レベル)はこの設定に乗算されます。(P.169)

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第6章 リズム・セットを作る

V-Curve(TVAレベル・ベロシティー・カーブ)

設定値:FIXED/1~ 7

鍵盤タッチでトーンの音量を変化させるときの変化カーブを7種類の中から選びます。変化カーブは設定値の下に表示されます。

「FIXED」に設定した場合、鍵盤タッチの強弱にかかわらず、トーンの音量は一定になります。

V-Sens(TVAレベル・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵盤タッチでトーンの音量を変化させるときに使用します。キーを強く押さえるほど、トーンの音量変化を大きくするにはプラスの値に、小さくするにはマイナスの値にします。

Pan(パン)

Pan(トーン・パン)

設定値:L64~ 63R

トーンの音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Random(ランダム・パン・デプス)

設定値:0 ~ 63

鍵を押すたび、不規則に音の定位を変化させるときに設定します。値を大きくするほど変化幅が大きくなります。

Alternate(オルタネート・パン・デプス)

設定値:L63~ 63R

鍵を押すたび、左右交互に音の定位を移動させるときに設定します。値を大きくするほど変化幅が大きくなります。値にはL とR があり、左右に定位する順番が逆になります。2つのトーンの定位を交互に入れ替えたいときは、各トーンのL とR を逆にします。

●RHYTHM TVA Envelope 画面([RHYTHM]-[F4(Key TVA)]-[F2(TVA Env)])

fig.06-018_70(画面図)

TVA Envelope(TVAエンベロープ)

Time1 ~4(TVAエンベロープ・タイム 1~4)

設定値:0 ~ 127

次のポイントの音量に達するまでの時間をそれぞれ設定します。

Level1 ~ 3(TVAエンベロープ・レベル 1~3)

設定値:0 ~ 127

基準の TVA レベルに対する音量変化をポイントごとに設定します。

Velocity Sens(ベロシティー・センス)

Time1(TVA エンベロープ・タイム1・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を押さえる強さ(ベロシティー)で TVA エンベロープのT1(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵を弱く押さえたときと強く押さえたときの変化が大きくなります。T1の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。

Time4(TVA エンベロープ・タイム4・ベロシティー・センス)

設定値:-63 ~ +63

鍵を離す速さ(キー・オフ・ベロシティー)で TVA エンベロープのT4(時間)を変化させるときに設定します。値を大きくするほど、鍵をゆっくり離したときと速く離したときの変化が大きくなります。T4の時間を速くしたいときはプラスの値に、遅くしたいときはマイナスの値にします。fig.06-019(xv p118改)

T1 T2 T3 T4

L3

L1L2

178

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第6章 リズム・セットを作る

第6章

その他の設定([F5(Key Ctl)])

●RHYTHM Key Control 画面([RHYTHM]-[F5(Key Ctl)])

fig.06-020_70(画面図)

Control(コントロール)

Bend Range(トーン・ピッチ・ベンド・レンジ)

設定値:0 ~ 48

ピッチ・ベンド・レバーを動かしたときのピッチの変化量を半音単位で設定します。設定値は、ベンド・レンジの上方および下方に等しく適用されます。

※ 使用しているウェーブによってはピッチが上がりきらず、ピッチの上昇が一定のピッチで止まる場合があります。

Mute Group(ミュート・グループ)

設定値:OFF/1~ 31

ミュート・グループは、同じ設定値のリズム・トーンを同時に鳴らさないようにする機能です。例えば、アコースティックのドラム・セットを考えた場合、オープン・ハイハットとクローズド・ハイハットは同時に鳴らせません。このような状況を XV-5080 で再現したいときは、各ハイハットのミュート・グループのナンバーを同じにします。

ミュート・グループはリズム・セットごとに 31 個まで設定できます。ミュートしないときは「OFF」にします。

Assign Type(アサイン・タイプ)

設定値:MULTI/SINGLE

同じリズム・トーンを続けて弾いたときに、前の音を消すか(SINGLE)、前の音に重ねるか(MULTI)を設定します。

Envelope Mode(リズム・トーン・エンベロープ・モード)

設定値:NO SUS/SUSTAIN

ループ波形のウェーブを選んでいる場合、通常鍵を押している間は音が鳴り続けます。鍵を押していても自然に音を減衰させたいときは「NO SUS」を選びます。

※ ワン・ショット波形のウェーブを選んでいるときは、「SUSTAIN」を選んでも音は持続しません。

MIDI Rx Switch(MIDI レシーブ・スイッチ)エクスプレッション/ホールド 1/パンのMIDI メッセージの受信について鍵ごとに設定します。

Expression Sw(エクスプレッション・レシーブ・スイッチ)

設定値:OFF/ON

エクスプレッション・メッセージを受信するときは「ON」、受信しないときは「OFF」にします。

Hold-1 Sw(ホールド 1・レシーブ・スイッチ)

設定値:OFF/ON

ホールド1メッセージを受信するときは「ON」、受信しないときは「OFF」にします。

Pan Mode(パン・モード・レシーブ・スイッチ)

設定値:CONT/KEY-ON

CONTINUOUS:メッセージを受信するといつでも指定の定位に変えます。

KEY-ON:音を鳴らしたときに指定の定位に変えます。発音中にメッセージを受信したときは次の鍵を押すまで指定の定位に変わりません。

エフェクトの設定をする「リズム・セット・モードでの設定」(P.36)をご覧ください。

作成したリズム・セットを保存する「作った音色などを保存する」(P.192)をご覧ください。

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第6章 リズム・セットを作る

他のリズム・トーンの設定をコピーする(リズム・キー・コピー)任意のリズム・セットのリズム・トーンの設定を、現在選んでいるリズム・トーンにコピーします。この機能をうまく利用することによって、エディット作業が楽になります。

1. コピー先のリズム・トーンが選ばれていることを確認し

ます。

2. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅

させます。

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

3. [F6(Menu)]を押して、Menu1を選びます。

4. [F2(Copy)]を押します。

5. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルをType に合わせます。

6. VALUE ダイヤルを回して、「Key」に設定します。

7. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルを設定したいパラメーターに合わせます。

8. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

値を設定します。

9. [F6(Copy)]を押すと、コピーが実行されます。

中止するときは、[EXIT]を押します。

※ キー選択のパラメーターでは、TONE SELECT[1]~[4]を押して、設定したい打楽器音(キー)を選べます。

TONE SELECT[1]:現在選ばれているキーより1オクターブ低いキーが選ばれます。

TONE SELECT[2]:現在選ばれているキーより半音低いキーが選ばれます。

TONE SELECT[3]:現在選ばれているキーより半音高いキーが選ばれます。

TONE SELECT[4]:現在選ばれているキーより1オクターブ高いキーが選ばれます。

※ 接続したMIDI キーボードの鍵を弾いて、設定する打楽器音(キー)を選ぶこともできます。(P.168)

リズム・トーン・ネーム・コピー

前述の手順6において、値を「NAME」に設定すると、リズム・トーンの名前をコピーすることができます。

コンペア機能

リズム・キー・コピーでは、コンペア機能が使用できます。

コンペア機能は、コピー元のリズム・トーンを鳴らして確認するための機能です。コピー元のリズム・トーンを鳴らすときは、[F1(Compare)]を押して RhythmCompare画面に切り替えます。この画面でもコピー元のリズム・トーンを選ぶことはできますが、XP-A~Hのリズム・トーンを選ぶことはできません。リズム・トーンを選んだら、再度を[F1]押して元の画面に戻します。

※ コピー元(Source)のリズム・トーンにテンポラリー・エリアのリズム・トーン(TemporaryPatch)が選ばれているときは、コンペア機能は使用できません。

※ コンペア機能を使ってリズム・トーンを鳴らすと、通常の演奏時の音とは多少異なることがあります。

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第7章 各種データを読み込む

第7章

サンプラー用ライブラリー(CD-ROM)を読み込むサンプラー用のライブラリー(別売のL-CDXシリーズなど)をXV-5080 に読み込んで鳴らしてみましょう。

サンプラー用ライブラリーをXV-5080 で鳴らすためには、SCSI対応の CD-ROMドライブ(別売:CDR-88RW-2)と市販のSIMM(メモリー・モジュール)が必要になります。

※ メモリーは、最低16M バイト(32M バイト以上を推奨)の増設が必要です。

サンプラー用ライブラリーを読み込んだ場合、元の機種と同様に発音させるには細かい設定が必要になる場合があります。また、音色によってはXV-5080 では設定できないパラメーターを使用しているために、意図した音色にならないことがあります。

AKAI S1000/ 3000 のCD-ROMサウンド・ライブラリーを読み込むことも可能です。(P.185)

SIMM(メモリー・モジュール)を装着する市販のサンプラー用のライブラリーをXV-5080 に読み込むためには、SIMMを装着する必要があります。本体内にはSIMM用のスロットが2つ用意されており、最大128M バイト(64M バイトのSIMMを2枚)まで拡張することができます。

使用できるSIMM の仕様は次のとおりです。

ピン数: 72ピン

アクセスタイム:60 ns 以下

アクセス方式:FPMまたはEDO

電圧: 5 V

容量: 64M/32M/16Mバイト(混在可能)

※ パリティの有/無の両方に対応しています。

SIMMの高さ:36mm以下

SIMMを装着するときの注意●この基板は、静電気により部品が破壊される恐れがあります。基板を取り扱うときは、次の点に注意してください。

○基板を持つときは、あらかじめ何らかの金属に触れて、体や衣類にたまっている静電気を放電してください。

○基板を持つときは、基板の縁を持ち、部品やコネクターの部分に直接手を触れないでください。

○基板を保管するとき、または輸送するときなどは、購入時に基板が入っていた袋(導電袋)に入れてください。

●使用するプラス・ドライバーは、ネジの頭に合ったものを使ってください。ネジの頭に合っていないと、ネジの頭をつぶしてしまうことがあります。

ネジを外すときは、反時計方向にドライバーを回してください。ネジを締めるときは、時計方向にドライバーを回してください。fig.07-001(QS)

●カバーを外した開口部で手を切らないように注意してください。

●SIMMを増設するときは、指定されたネジだけを外してください。

●外したネジは、XV-5080 内部に落とさないように注意してください。

●回路部やコネクター部には手を触れないでください。

●基板を無理に押し込まないでください。装着しにくい場合、いったん基板を外してやり直してください。

●取り付けを終えたら、正しく取り付けられていることを再度確認してください。

●外したカバーをそのまま放置しないでください。SIMMの増設が終わったら、必ず元どおりに取り付けてください。

しまる�ゆるむ�

181

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第7章 各種データを読み込む

1. XV-5080 と接続機器の電源を切り、XV-5080 に接続さ

れているすべてのケーブルを外します。

2. XV-5080 の上部にあるカバーを外します。fig.07-002(QS)

3. 増設するSIMMの枚数により、スロットと取り付け順序

が決まります。以下の表で確認します。

SIMM スロット取り付け順序

2 枚 A、Bの順

1枚 A

4. SIMMの切り欠きの位置や向きを確認し、スロットに斜めに差し込みます。

5. SIMMが垂直になるように指で起こします。

SIMMがスロットの両側に付いている銀色のバネに固定されます。fig.07-003(QS)

6. 複数のSIMMを増設する場合は、手順4、5を繰り返しま

す。

7. XV-5080 の上部にあるカバーを元どおりに取り付けま

す。

これでSIMMの増設が終わりました。

SIMMを取り外すには増設時とは逆のスロットの順にSIMMを取り外します。

作業を始める前に、XV-5080 および接続機器の電源を必ず切ってください。

1. スロットの両側に付いている銀色のバネを、同時に外側

に押します。

SIMMが銀色のバネから外れ、スロットに斜めに差し込まれた状態になります。fig.07-004(QS)

2. SIMMをスロットから抜き取ります。

SIMM が正しく取り付けられているか確認する

1. [SYSTEM/UTILITY]ボタンを押して、インジケーター

を点灯させます。

※ インジケーターが点滅しているときは、UTILITYモードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]ボタンを押してインジケーターを点灯させてください。

2. [F6(Info)]ボタンを押します。

SYSTEM Info 画面が表示されます。

3. 取り付けたスロット名の横にSIMMの容量が表示されて

いることを確認します。

※ SIMMが装着されていないスロットや装着したSIMMが正しく認識されていない場合「-----」と表示されます。

※ SIMMが正しく認識されなかった場合や取り付けたSIMMの容量と表示されたSIMMの容量が異なる場合、電源を切って再度手順どおりにつけ直してください。その後確認を行い、同じ結果になった場合、そのSIMMはXV-5080では使用できません。

A

B

取り外すネジ�

A

A

182

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第7章 各種データを読み込む

第7章

CD-ROMドライブを接続するfig.07-005(接続図)

1. XV-5080 および接続機器の電源を切ります。

2. SCSI ケーブル(XV-5080 側はD-SUB 25 ピンタイプの

もの)でXV-5080 とCD-ROMドライブを接続します。

3. リア・パネルにあるSCSIスイッチでSCSI ID を設定しま

す。それぞれの機器のSCSI ID ナンバーが重複しないように設定してください。

※ CD-ROMドライブのSCSI ID の設定については、お使いの機器の取扱説明書をご覧ください。

XV-5080 では、SCSI ID スイッチにある「8」および「9」は使用しません。

4. CD-ROMドライブのターミネーターをオンにします。

※ CD-ROMドライブのターミネーターの設定については、お使いの機器の取扱説明書をご覧ください。

※ SCSI接続について、詳しくは取扱説明書の 237ページをご覧ください。

サンプラー用ライブラリーの場合

1. CD-ROMドライブ、XV-5080 の順に電源を入れます。

2. CD-ROMドライブに読み込みたいCD-ROM(サンプラー用ライブラリー)を入れます。

3. [DISK]を押します。

Disk Menu 画面が表示されます。

4. [F1(Load)]を押します。

Load 画面が表示されます。fig.07-006_70(画面図)

5. [F1(Drive)]を押します。

Drive ウィンドウが表示されます。

fig.07-007_70(画面図)

ウィンドウ内には、接続されているSCSI 機器のSCSI ID とVolume Label が表示されます。

6. VALUE ダイヤルを回して、CD-ROMドライブ接続時に設定したSCSI ID を選びます。

7. [F6(OK)]を押します。

CD-ROMの内容が表示されます。

※ <>で囲まれているものは、フォルダーを表します。フォルダーはLOAD できません。

※ 表示されるフォルダーの種類は、読み込むライブラリーの種類によって異なります。「各サンプラー用ライブラリーのフォルダーの種類(表示)について」(P.185)をご覧ください。

8. VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押して、読み込みたいファイルのフォルダーを選びます。

9. [ ]を押すと、読み込み可能なファイルが表示されます。

※ [ ]を押すと、階層が一つ上がります。

[F2(View)]を押すと、表示させるファイルをカテゴリーで指定できます。fig.07-008_70(画面図)

VALUE ダイヤルを回すか[ ]/[ ]を押して、カテゴリーを選び[F5(On/Off)]を押します。すべてのカテゴリーにマークをつけるときは、[F4(All)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。その後、[F6(OK)]を押して確定します。

カテゴリーの内容については、186ページをご覧ください。

XV-5080 CD-ROM �ドライブ�

SCSI�ケーブル�

[F5(Refresh)]について

このボタンを押すと、XV-5080本体のキャッシュがクリアされます。もう一台のXV-5080 などとZip ドライブを共有している場合に、共有している機器からデータを書き込んだときは、必ずこのボタンを押してください。

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第7章 各種データを読み込む

10.VALUE ダイヤルを回すか[ ]/[ ]を押して読み

込むファイルを選び、[F5(Mark)]を押して、「 ✔ 」マークをつけます。

※ すべてのファイルにマークをつけるときは、[F4(MkAll)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。

ファイルをソートすることもできます。[F3(Sort)]を押すと、ソート条件を選ぶウィンドウが表示されます。

VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押してソート条件を選び、[F6(OK)]を押します。

Without:ファイルがセーブされた順に表示されます。

Name:ファイル名を昇順でソートします。

Size :ファイル・サイズの小さい順にソートします。

Size :ファイル・サイズの大きい順にソートします。

11.[F6(Select)]を押します。

マークをつけたファイルの総容量が表示されます。

※ 容量を確認して、SIMMにロードしきれない場合は手順10 の方法で再度マークをつけ直します。

12.[F6(Load)]を押します。

Volume/Performance/Patch のファイルを選んだ場合は、「ユーザー・グループに上書きしてもいいですか?」という内容のメッセージと上書きされるユーザー・グループのパッチ/パフォーマンスのナンバーおよびネームを表示したウィンドウが表れます。fig.07-009_70(画面図)

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

※ パッチまたはパフォーマンスを読み込むときは、このウィンドウ内で読み込み先のパッチ/パフォーマンス・ナンバーの指定ができます。

13.上書きして読み込むときは、[F6(OK)]を押します。

ユーザー・グループ内の空いているところに読み込むときは、[F5(NxtUsr)]を押します。

※ [F5(NxtUsr)]を押したときにユーザー・グループ内に空きが無い場合は、「User Performances (Patches)Full Choose User location and OK to overwrite」と表示されます。この場合は、[F4(JmpDel)]を押してDelete 画面を表示させ、パフォーマンスまたはパッチの削除を行います(手順については、後記コラム参照)。

14.SIMM上にロードされているデータ(パーシャル/

ウェーブ)に上書きするか(OK)、追加するか(Append)を選択するウィンドウが表示されます。

fig.07-010_70(画面図)

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

※ SIMM上に空き容量がない場合は、[F4(JumpDel)]を押してDelete 画面を表示させ、不要なパーシャル/ウェーブを削除することができます。

※ 読み込めるパーシャルの上限は4096 個、サンプルの上限は8192 個です。(実装SIMMの容量を超えない場合)

15.読み込みが終了すると、ファイル選択の画面に戻りま

す。

Sample/.wav/.aif などのウェーブ・データのファイルは、選択時にVOLUME つまみを押すことによって音色の確認ができます。(サンプル・プレビュー)

※ Volume/Performance/Patch/Partial/Program を読み込む場合、下層のファイルも一緒に読み込まれます。

Free Area(フリー・エリア)

SIMM

SIMMの空き容量を表示します。

Disk(ディスク)

接続しているSCSI 機器の空きディスクの容量を表示します。[ ] 内にはディスクの種類が表示されます。また、パーティションがある場合は、そのナンバーが表示されます。

Marked(マークド)マークをつけた処理するサンプルの数とサイズを表示します。

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第7章 各種データを読み込む

第7章

各サンプラー用ライブラリーのフォルダーの種類(表示)について

S-700 シリーズの場合<Volume>:ボリュームのフォルダーです

<Performance>:パフォーマンスのフォルダーです。

<Patch>:パッチのフォルダーです。

<Partial>:パーシャルのフォルダーです。

<Sample>:サンプルのフォルダーです。

AKAI S1000/ 3000 用ライブラリーの場合<Partittion A~ ?>:パーティションのフォルダーです。

<Volume>:ボリュームのフォルダーです。実際は任意の名称が設定されています。読み込むCD-ROMに付属の資料をご参照ください。

※ Program ファイルはパッチとしてユーザー・エリアに読み込まれます。ファイル選択画面などでファイルが表示されるときは、「.AP」という拡張子が付きます。また、Sample ファイルはSIMM上にロードされます。ファイル選択画面などでファイルが表示されるときは、「.AS」という拡張子が付きます。

AIFF/WAV ライブラリーの場合フォルダーの表示および階層は、ライブラリー(CD-ROM)の種類によって異なります。

読み込むCD-ROMに付属の資料をご参照ください。

パッチ/パフォーマンスの削除のしかた

「サンプラー用ライブラリーの読み込み」の手順12 で「No」を選択した後に[F4(JumpDel)]を押すと、Delete画面が表示されます。fig.07-01_65(画面図)

1. VALUEダイヤルを回すか[ ]/[ ]を押して、削除するパッチ/パフォーマンスを選び[F5(Mark)]を押します。すべてのパッチ/パフォーマンスにマークをつけるときは、[F4(Mk All)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。

2. [F6(Delete)]を押すと、選択したパッチ/パ

フォーマンスが削除されます。

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

※ パッチを削除した場合、使用されているパーシャルやサンプルも同時に削除されます。ただし、パーシャルやサンプルが他のパッチでも使用されているときは、削除されません。

[F3(View)]を押すと、表示させるパッチをカテゴリーで指定できます。

View Switch ウィンドウが表示されたら、VALUEダイ

ヤルを回すか[ ]/[ ]を押して、表示させるカテゴリーを選び[F5(On/Off)]を押します。すべてのカテゴリーにマークをつけるときは、[F4(All)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。その後、[F6(OK)]を押して確定します。

※ Typeにカーソルを移動させパーシャルやサンプルに設定するとパッチなどと同じように削除することができます。

※ [SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させた後、[F4(Delete)]を押してもDelete 画面を表示することができます。

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第7章 各種データを読み込む

サンプラー用ライブラリー内ファイルのカテゴリー表示についてS-700 シリーズ用のファイルには、カテゴリーがつけられています。

カテゴリーの種類は次のとおりです。

other: No Assign(カテゴリーに分類していないもの)

BEL: Bell(ベル、ベル・パッド)

BRS: Brass(シンセ・ブラス)

BS : Bass(アコースティック・ベース、エレクトリック・ベース)

BTS: Beats(ビート、グルーブ)

CMB: Combination(スプリットやレイヤーを使ったその他のパッチ)

CYM: Cymbals(シンバル)

DRM: Drums(ドラム・セット)

FLT: Flute(フルート)

GTR: Guitar(アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター)

HAT: Hi Hats(ハイハット)

HIT: Hits(オーケストラ・ヒット)

KEY: Keyboards(キーボード)

KIK: Kick Drums(キック・ドラム)

KIT: Drum Kits(ドラム・キット)

MLT: Mallets(マレット)

ORC: Symphony Orchestra(オーケストラ・アンサンブル)

ORG: Organ(エレクトリック・オルガン、チャーチ・オルガン)

PAD: Synth Pads(パッド・シンセ)

PNO: Piano(アコースティック・ピアノ)

PRC: Percussion(パーカッション類)

SAX: Saxophones(サックス)

SFX: Sound Effects(サウンド・エフェクト)

SNR: Snare Drum(スネア・ドラム)

STR: Strings(ストリングス)

TOM: Toms(タム)

VOX: Voices(ボックス、クワイア)

WND: Winds(木管楽器)

S-700 シリーズ以外に次のようなものがあります。SVD: (XV-5080 の設定ファイル)

AIFF: AIFFファイル

WAV: WAVファイル

AS: AKAI サンプル

AP: AKAI パッチ

サンプル・ロード(Sample Load)メモリー・カード内に記録されているすべてのサンプル(ウェーブ・データ)をXV-5080 のSIMMに読み込みます。サンプルを使ったパッチ/パフォーマンスの入っているメモリー・カードに差し替えたときに、カード内のサンプルをSIMM上に読み込むときに使います。

※ 差し替えたカード内のサンプルがSIMM上にない場合、パッチ/パフォーマンスが正常に発音しないことがあります。

fig.07-02_70(画面図)

1. [DISK]を押してインジケーターを点灯させます。

2. [F3(SampLd)]を押します。

3. 「SIMM上のパーシャル/サンプルを破棄しますか? 」という内容のメッセージが表示されます。

4. [F6(Load)]を押すと、読み込みが開始されます。

読み込みが終了したら、「Completed!」と表示されます。

5. [DISK]を押すと、元の画面に戻ります。

Free Area(フリー・エリア)

SIMM

SIMMの空き容量を表示します。

Disk(ディスク)

接続しているSCSI 機器の空きディスクの容量を表示します。[ ] 内にはディスクの種類が表示されます。また、パーティションがある場合は、そのナンバーが表示されます。

Total(トータル)実装しているSIMMの容量とメモリー・カード内の全サンプルの合計サイズを表示します。

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第7章 各種データを読み込む

第7章

オート・ロード(Auto Load)本体の電源を入れたときに自動的に読み込ませるサンプルを設定します。

※ オートロードを設定すると、電源を入れたときに「自動的に読み込むサンプルが見つかりました。オートロードを実行しますか?」という内容のメッセージが10 秒間表示されます。サンプルを読み込む場合は[F6(Yes)]を押してください。読み込まない場合は[EXIT]を押します。メッセージが表示されている間(10 秒間)に何もしないでいると、サンプルは自動的に読み込まれます。

1. [DISK]を押してインジケーターを点灯させます。

2. [F4(Auto Ld)]を押します。

3. [F1(Drive)]を押します。

Drive ウィンドウが表示されます。

ウィンドウ内には、接続されているSCSI 機器のSCSI ID とVolume Label が表示されます。

4. VALUE ダイヤルを回して、読み込みたいドライブの

SCSI ID を選びます。

5. [F6(OK)]を押します。

[F2(View)]を押すと、表示させるファイルをカテゴリーで指定できます。

VALUE ダイヤルを回すか[ ]/[ ]を押して、読み込むカテゴリーを選び[F5(On/Off)]を押します。すべてのファイルにマークをつけるときは、[F4(All)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。その後、[F6(OK)]を押して確定します。

※ 画面右上にView 機能によるカテゴリー指定の状態が表示されます。カテゴリーが指定されているときは、「View(Filterd)」と表示されます。特に指定されていないときは、「View(All)」と表示されます。

ファイルをソートすることもできます。[F3(Sort)]を押すと、ソート条件を選ぶウィンドウが表示されます。

VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押してソート条件を選び、[F6(OK)]を押します。

Without:ファイルがセーブされた順に表示されます。

Name:ファイル名を昇順でソートします。

Size :ファイル・サイズの小さい順にソートします。

Size :ファイル・サイズの大きい順にソートします。

6. 読み込みたいサンプルを表示させたら、[F6(Select)]

を押します。

※ 設定を解除したいときは、[F5(OFF)]を押します。

Auto Load Path の下に、オート・ロードを行うメディアのパス名が表示されます。fig.07-03_70(画面図)

7. [DISK]を押すと、元の画面に戻ります。

Free Area(フリー・エリア)

SIMM

SIMMの空き容量を表示します。

Disk(ディスク)

接続しているSCSI 機器の空きディスクの容量を表示します。[ ] 内にはディスクの種類が表示されます。また、パーティションがある場合は、そのナンバーが表示されます。

Total(トータル)

SIMM

装着しているSIMMのトータルの容量を表示します。

Target(ターゲット)

選択したサンプル・フォルダー内の全サンプルの合計サイズを表示します。

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第7章 各種データを読み込む

読み込んだサンプラー用ライブラリーを再生するCD-ROMから読み込まれたパッチ、パフォーマンスは、USER グループ内に記録されます。

USER グループ内のパッチ、パフォーマンスを選択することによって、音を鳴らすことができます。

1. [USER]を押してインジケーターを点灯させます。

2. [PATCH]または[PERFORM]を押してインジケー

ターを点灯させます。

3. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、鳴らしたいパッチまたはパフォーマンスを選びます。

接続しているMIDI キーボードなどで発音させることができます。

※ VOLUMEつまみを押すことによっても、音を確認することができます。パフォーマンスの場合は、現在選ばれているパートのパッチが鳴ります。

Zip ディスクに保存したデータを読み込むZip ディスクには、パッチ、パフォーマンス、リズム・セット、システム、フェイバリット・リストの設定を一つにまとめたファイル (.SVD)およびこれに使用されているウェーブ・データ (.WAV/.AIF)が保存されています。(P.198)

このファイルをインターナル・メモリーに読み込みます(サンプル・フォルダー内のすべてのウェーブ・データもSIMM上にロードされます)。

※ Windows98/95/3.1 やMS-DOSで使えるディスクはそのまま読み込めます。

※ Mac OSフォーマットのディスクは読み込めません。

1. Zip ディスク・ドライブ、XV-5080 の順に電源を入れま

す。

2. 読み込みたいデータの入っているディスクを入れます。

3. [DISK]を押します。

Disk Menu 画面が表示されます。

4. [F1(Load)]を押します。

Load 画面が表示されます。fig.07-011_70(画面図)

5. [F1(Drive)]を押します。

Drive ウィンドウが表示されます。fig.07-012_70(画面図)

ウィンドウ内には、接続されているSCSI 機器のSCSI ID とVolume Label が表示されます。

6. VALUE ダイヤルを回して、読み込みたいドライブの

SCSI ID を選びます。

7. [F6(OK)]を押します。

ディスク・ドライブの内容が表示されます。

※ <>で囲まれているものは、フォルダーを表します。フォルダーはLOAD できません。

8. VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押して、読み込みたいファイルのあるフォルダーを選びます。

9. [ ]を押すと、読み込み可能なファイル(.SVD)が

表示されます。

※ [ ]を押すと、階層が一つ上がります。

10.読み込むファイル(.SVD)にカーソルを合わせて[F6(Select)]を押します。

11.[F6(Load)]を押します。

該当ファイルを保存したときのXV-5080 の設定すべてが読み込まれます。

※ ユーザー・エリアのデータはすべて上書きされます。

パッチ/パフォーマンス/リズム・セット単位で読み込むパッチ/パフォーマンス/リズム・セット単位でデータを読み込むこともできます。

手順は次のとおりです。

1. 前項の手順9で表示されたファイル(.SVD)にカーソルを合わせて、[ ]を押します。

ファイル内のパッチ/パフォーマンス/リズム・セットのフォルダーが表示されます。

2. 読み込みたい音色のタイプにカーソルを合わせて、

[ ]を押します。

読み込み可能なファイルが表示されます。

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第7章 各種データを読み込む

第7章

3. VALUE ダイヤルを回すか[ ]/[ ]を押して読み

込むファイルを選び、[F5(Mark)]を押して、「 ✔ 」マークをつけます。

※ すべてのファイルにマークをつけるときは、[F4(MkAll)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。

ファイルをソートすることもできます。[F3(Sort)]を押すと、ソート条件を選ぶウィンドウが表示されます。

VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押してソート条件を選び、[F6(OK)]を押します。

Without:ファイルがセーブされた順に表示されます。

Name:ファイル名を昇順でソートします。

Size :ファイル・サイズの小さい順にソートします。

Size :ファイル・サイズの大きい順にソートします。

4. [F6(Select)]を押します。

5. [F6(Load)]を押します。

「ユーザー・グループに上書きしてもいいですか?」という内容のメッセージと上書きされるユーザー・グループのパッチ/パフォーマンスのナンバーを表示したウィンドウが表れます。

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

※ パッチ/パフォーマンス/リズム・セット単位で読み込んだ場合、各音色で使われる必要な下層のデータのみ同時に本体へ読み込みます。実装しているSIMMの容量に合わせたXV-5080 全体の設定ファイル(.SVD)を作成するのに便利です。

メモリー・カード内のデータを読み込むメモリー・カードに記録されているパッチ、パフォーマンス、リズム・セット、システムの設定を記録したデータ・ファイル(.SVD)をインターナル・メモリーに読み込みます。ファイルを読み込むと、そのメモリーは書き替えられます。(サンプル・フォルダー内のすべてのウェーブ・データもSIMM上にロードされます)。大切なデータが記録されているときは、ロードを行う前にメモリー・カードに保存しておいてください。

1. [DISK]を押します。

2. [F1(Load)]を押します。

3. [F1(Drive)]を押します。

4. VALUE ダイヤルを回して、「CARD」を選びます。

5. [F6(OK)]を押します。

カードの内容が表示されます。

6. VALUE ダイヤルを回して、読み込みたいファイルを選

びます。

7. 読み込むファイル(.SVD)にカーソルを合わせて[F6(Select)]を押します。

8. [F6(Load)]を押します。

該当ファイルを保存したときのXV-5080 の設定すべてが読み込まれます。

※ 読み込むファイルにサンプルを使用している場合、SIMM上にロードされているデータ(パーシャル/ウェーブ)に上書きしてよいかを確認するメッセージが表示されます。[F6(OK)]を押すと、読み込みが実行されます。中止する場合は、[EXIT]を押します。

※ ファイルの中の一部のデータだけを読み込みたいときは、「パッチ/パフォーマンス/リズム・セット単位で読み込む」(P.188)、「ユーザー・メモリーに転送する」(P.202)をご覧ください。

※ メモリー・カード内のパッチ、パフォーマンス、リズム・セットは、プログラム・チェンジやパネル操作で直接呼びだして使用できますが、直接パネル操作や MIDIエクスクルーシブを使ってエディットすることはできません。エディットする場合は、いったんインターナル・メモリーに転送してから行ってください。

サンプルに関するユーティリティー

サンプルを送受信する(SampleDump)MIDI ユニバーサル・エクスクルーシブ・メッセージのサンプル・ダンプによるウェーブ・データの送受信ができます。サンプル・ダンプ・スタンダードに対応しているサンプラーと、ループ・ポイント、ループ・モードを含んだサンプル(ウェーブ・データ)のやりとりをします。

※ サンプル・ダンプ・スタンダードの送受信は、このモードでしかできません。

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第7章 各種データを読み込む

※ サンプルの名前や発音域などのデータは転送されません。受信したサンプラーで個別に設定してください。

※ XV-5080 が受信したデータは、「MIDI******」と自動的に名前をつけます。

サンプルの送信

1. XV-5080 と受信側のサンプラーをMIDI ケーブルで接続

します。

受信側の設定は、接続する機器の取扱説明書をご覧ください。

2. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅させます。

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

3. [F6(Menu)]を押して、Menu2を選びます。

4. [F2(S-Dump)]を押します。

Sample Dump Standard画面が表示されます。fig.07-04_70(画面図)

5. VALUE ダイヤルを回すか[ ]/[ ]を押して、送

信するサンプルを選び[F5(Mark)]を押します。すべてのサンプルにマークをつけるときは、[F4(Mk All)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。

※ 画面にマークをつけたサンプルの数とサイズが表示されます。

6. [F6(Trans)]を押すと、送信されます。

画面に送信状況が表示されます。

サンプルの受信

1. XV-5080 と送信側のサンプラーをMIDI ケーブルで接続

します。

送信側の設定は、接続する機器の取扱説明書をご覧ください。

2. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅

させます。

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

3. [F6(Menu)]を押して、Menu2を選びます。

4. [F2(S-Dump)]を押します。

Sample Dump Standard画面が表示されます。

これで受信準備は完了です。

5. 送信側の機器からサンプルを送信します。

画面に受信状況が表示されます。

Free Area(フリー・エリア)

SIMM

SIMMの空き容量を表示します。

Marked(マークド)マークをつけた送信するサンプルの数とサイズを表示します。

読み込んだサンプルの高域を強調/抑制する(Emphasis)サンプル・ダンプ(Sample Dump)で他社のサンプラーから受信したデータやサンプラー用ライブラリーから読み込んだデータの高域を強調すると、より音質が良くなる場合があります。また、他社のサンプラーにサンプル(ウェーブ・データ)を送信したときに、送信先のサンプルの高域が強調されることがあります。この場合、高域を抑制して送信することで送信側と受信側のデータの音質変化を最小現にとどめることができます。

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅

させます。

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

2. [F6(Menu)]を押して、Menu2を選びます。

3. [F3(Emphasis)]を押します。

Emphasis 画面が表示されます。fig.07-05_70(画面図)

4. VALUE ダイヤルを回すか[ ]/[ ]を押して、高

域を強調または抑制するサンプルを選び[F4(Mark)]を押します。すべてのサンプルにマークをつけるとき

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第7章 各種データを読み込む

第7章

は、[F3(Mk All)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。

5. 高域を強調するときは[F6(+Emphas)]を押します。

また、高域を抑制するときは[F5(-Emphas)]を押します。

Free Area(フリー・エリア)

SIMM

SIMMの空き容量を表示します。

Marked(マークド)マークをつけた処理するサンプルの数とサイズを表示します。

Processing(プロセッシング)Emphasis の処理にかかる大まかな時間を表示します。

マルチパーシャル・パッチを自動的に作る(Create Patch)SIMMに読み込んだサンプルからパーシャルを作成し、サンプル自体のオリジナル・キーに割り当て、自動的にマルチパーシャル・パッチを作成します。

※ 読み込んだサンプルの中に同じオリジナル・キーを持つサンプルがある場合、後から割り当てられるサンプルが優先されます。(割り当ては、ファイル名の昇順で行われます。)

※ パッチはテンポラリー・エリアに作成されます。エディット中のパッチがある場合は、事前に保存してください。

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅

させます。

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

2. [F6(Menu)]を押して、Menu2を選びます。

3. [F4(Create)]を押します。

Create Patch 画面が表示されます。fig.07-06_70(画面図)

4. VALUE ダイヤルを回すか[ ]/[ ]を押して、

パッチを構成するサンプルを選び[F5(Mark)]を押します。すべてのサンプルにマークをつけるときは、[F4(Mk All)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。

5. [F6(Create)]を押すと、「テンポラリー・エリアにパッチを作成します」という内容のメッセージが表示されます。

6. [F6(OK)]を押すと実行され、パッチが生成されます。

7. 生成後、必要に応じてスプリットをエディットしてくだ

さい。

Free Area(フリー・エリア)

SIMM

SIMMの空き容量を表示します。

Marked(マークド)マークをつけたサンプルの数とサイズを表示します。

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第8章 作った音色などを保存する

本体に保存する(Write)パッチ、パフォーマンスまたはリズム・セットの設定を変更した状態でパッチ、パフォーマンス、リズム・セットを選び直したり、電源を切ったりするとデータは失われてしまいます。そこで、データを残すためにはユーザー・メモリーに保存します。

本体に保存できるパッチ、パフォーマンス、リズム・セットの数は、次のとおりです。

パッチ 128、パフォーマンス 64、リズム・セット 4

※ SIMM上にロードしたサンプルを使った音色を保存したい場合は、Write 操作後にメモリー・カードやZip ディスクにSIMM上のデータも含めたデータ全体を保存する必要があります。(P.193、P.198)

※ 手順5でCARD およびXV-5080 の設定が記録されているファイル(.SVD)を選ぶことによって、直接メモリー・カードに保存することもできます。

1. 保存したいパッチ、パフォーマンス、またはリズム・

セットが選ばれていることを確認します。

2. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅

させます。

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

3. [F6(Menu)]を押して、Menu1を選びます。

4. [F1(Write)]を押します。

Write 画面が表示されます。fig.08-001_70(画面図)

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

保存先を選びます。

※ パッチまたはリズム・セット保存の場合は、コンペア機能で保存先のパッチまたはリズム・セットの音色を確認できます。

※ CARDに保存する場合は、保存先のファイルを選びます。この場合、パッチ、パフォーマンス、またはリズム・セットがカードに上書きされます。ファイルがない場合は、SAVE(P.193、P.198)でインターナル・メモリー全体の保存を行ってください。

※ XV-5080 以外で作成されたファイル(.SVD)は、Write 時には表示されません。

6. [F6(Write)]を押すと保存が実行され、各PLAY 画面

に戻ります。

7. 保存をやめるときは、[EXIT]を押します。

ウィンドウが表れ、「Write Protect ON」と表示される場合があります。保存操作を続ける場合は、[DEC]を押して「OFF」にし、[F6(OK)]を押してウィンドウを消します。その後もう一度[F6(Execute)]を押して、保存を実行します。

一度Write Protectを「OFF」にすると、電源を切るまでOFFのままです。

※ 手順5のとき VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押すと、一覧を表示して保存先を選ぶことができます。

fig.08-002_70(画面図)

•[F5(-10)]または[F6(+10)]を押すと、表示が 10個ずつ切り替わります。

• メモリー・カードをスロットに挿入している場合は、[F2]を押してSound List (Card)を表示させた後、[-Bnak]/[+Bank]を押すとバンクが切り替わります。

• VALUE ダイヤル(SOUND LIST)を押して、保存を実

行します。を押すと、通常の表示に戻ります。

コンペア機能(パッチ/リズム・セット)

コンペア機能は保存先のパッチ/リズム・セットを鳴らし、書き替えても良いかどうかを確認するための機能です。保存先のパッチ/リズム・セットを鳴らしたいときは、[F1(Compare)]を押して、Patch Compare /Rhythm Compare 画面に切り替えます。fig.08-003_65(画面図)

この画面でも保存先は、切り替えられます。保存先のパッチ/リズム・セットを選んだら、[F1(Write)]または[EXIT]を押して、Write 画面に戻ります。

※ コンペア機能を使ってパッチ/リズム・セットを鳴らすと、通常の演奏時とは多少鳴り方が異なることがあります。

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第8章 作った音色などを保存する

第8章

パフォーマンスのパートに割り当てられているパッチ/リズム・セットの設定を変更している場合パフォーマンスのパートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定を変更し、そのパッチ/リズム・セットを保存していない状態でパフォーマンスの保存をしようとすると、次のような画面が表示されます。fig.08-004_65(画面図)

保存されていないパッチ/リズム・セットが「*」で表示されます。

※ パッチの設定を残さなくても良いときは、[F5(PERF)]を押します。確認のメッセージが表示されますので、[F6(OK)]をもう一度押してパフォーマンスを保存します。

※ [EXIT]を押すと、Write画面に戻ります。

パッチ/リズム・セットの設定を残しておきたいときは、次の手順でパッチ/リズム・セットを保存してからパフォーマンスを保存しなければなりません。

1. [F6(OK)]を押します。

パッチまたはリズム・セットの保存画面が表示されます。fig.08-01_70(画面図)

2. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

保存先の番号を選びます。

※ パッチまたはリズム・セット保存の場合は、コンペア機能で保存先のパッチまたはリズム・セットの音色を確認できます。(P.192)

3. [F6(Write)]を押して、保存を実行します。

「*」表示が、「ー」表示に変わります。

保存しなければならないパッチ/リズム・セットが複数あるときは、Source が自動的に次のパートに移ります。

※ カーソルをSource に合わせ、保存するパッチのパートを自由に選ぶこともできます。

4. 2、3 をくり返し、パッチ/リズム・セットを保存しま

す。

途中でWrite 画面に戻るときは、[EXIT]を押します。

必要なパッチ/リズム・セットの保存が終わると、自動的にWrite 画面に戻ります。

5. [F6(Write)]を押して、保存を実行します。

XV-5080全体のデータをメモリー・カードに保存する([DISK]-[F2(SAVE)])インターナル・メモリーに記録されているパッチ、パフォーマンス、リズム・セット、システム、フェイバリット・リストの設定を1つのファイル(.SVD)として名前をつけて市販のメモリー・カード(スマートメディア 3.3/5V)に保存します。また、SIMM上ロードしたサンプル(ウェーブ・データ)も同時に保存します。

本体に保存しきれなくなったデータを保存したり、作ったデータを他のXV-5080 で使用する場合などに使います。

※ メモリー・カードへの保存ではサンプルは上書きされて保存されるため、すでにあるサンプルを消したくない場合は、別のカードに保存してください。

メモリー・カードをお使いになる前に

※ メモリー・カードは、金色の接点部分を下向きにしてメモリー・カード・スロットに挿入してください。

※ メモリー・カードは、確実に奥まで差し込んでください。

※ メモリー・カードの端子の部分に触れたり、汚したりしないでください。

※ メモリー・カードに対して、何らかの操作(フォーマット、データの書き込みや読み出し)をしているときは、絶対にメモリー・カードを抜いたり、電源を切ったりしないでください。メモリー・カードのデータが壊れる、またはメモリー・カードが使えなくなります。(メモリー・カードにアクセスしているときは、[CARD]のインジケーターが点滅します。)

※ メモリー・カード上のライト・プロテクト・エリアにライト・プロテクト・シールを貼ると、フォーマットやカードへのデータの書き込みができなくなります。フォーマットやカードへのデータの書き込みをするときは、ライト・プロテクト・シールを貼っていない状態でお使いください。ライト・プロテクト・シールの詳しい説明については、メモリー・カードの取扱説明書をご覧ください。

※ ライト・プロテクト・シールが貼られている状態で、フォーマットやカードへのデータの書き込みをしようとすると、次のようなメッセージが表示されます。

「Memory Card Write Protected」

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第8章 作った音色などを保存する

メモリー・カードをフォーマットするXV-5080 のデータを記録できるようにメモリー・カードを初期化(フォーマット)します。新しいメモリー・カードや他の機器で使用していたメモリー・カードをXV-5080 で使うときは、フォーマットをする必要があります。

※ フォーマットを実行すると、メモリー・カードにデータが記録されていた場合はすべて消去されますのでご注意ください。

1. [DISK]を押して、インジケーターを点灯させます。

2. [F5(Tool)]を押します。

3. [F1(Format)]を押します。

4. [F1(Drive)]を押します。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押して、

「CARD」を選びます。

6. [F6(OK)]を押します。

※ Volume Label を変更したい場合は、[F4(V.Label)]を押すとVolume Label の変更を行うことができます。

7. [F6(Quick)]を押すと、「Format, OK?」というメッ

セージが表示されます。

8. [F6(OK)]を押すと、フォーマットが実行されます。

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

メモリ・カードのフォーマットの場合は、[F5(Full)]を実行しても同様の結果が得られます。

データを保存するインターナル・メモリーに記憶されているパッチ、パフォーマンス、リズム・セット、システム、フェイバリット・リストの設定などを1つのファイルとして名前をつけてメモリー・カード(スマートメディア)に保存します。保存されたファイルは、サウンド・ライブラリーのCARD A ~H に登録されプリセット音色と同様に扱うことができます。

※ パッチなどにウェーブ・データを使用しているものがある場合は、自動的にSample フォルダーが作成され保存されます。

※ サンプル(ウェーブ・データ)を多用しているパッチが多いファイルを保存する場合、大容量のカードを必要とします。このような場合は、Zip ディスクなどの外部SCSI機器にデータを保存することをおすすめします。

1. [DISK]を押します。

2. [F2(Save)]を押します。

3. [F1(Drive)]を押します。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押して、「CARD」を選びます。

5. [F6(OK)]を押します。

6. [F6(SAVE)]を押します。

Save File ウィンドウが表示されます。fig.08-03_70(画面図) 

ここでファイルに名前をつけ、[F6(OK)]を押します。

名前をつけるときは、VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押してカーソルを移動させて文字を選び、[F3(Next→)]を押します。

[F2(←Prev)]:1 文字前に戻ります。

[F4(Insert)]:「_」を挿入します。

[F5(Delete)]:カーソルのある位置の文字を削除します。

Save what from SIMM? ウィンドウが表示されます。

WAV + PARAMETERS:本体の設定をすべて保存します。また、SIMMにロードされているサンプルはWAV形式で保存されます。

AIFF + PARAMETERS:本体の設定をすべて保存します。また、SIMMにロードされているサンプルはAIFF 形式で保存されます。

PARAMETERS ONLY:本体のSIMMにロードされているサンプルのウェーブ・データ以外の設定をすべて保存します。

※ 「PARAMETERS ONLY」でセーブを行った場合は、ウェーブ・データそのものは保存されません。ウェーブ自体の保存も行う「WAV + PARAMETERS」または「AIFF + PARAMETERS」でセーブを行った後、XV-5080 で音色をエディットし、再度同じメディアにセーブする場合などは「PARAMETERS ONLY」でセーブを行うと短時間で保存できます。新たにCD-ROM等からデータをロードした場合は、ウェーブ自体のセーブも行う「WAV + PARAMETERS」または「AIFF +PARAMETERS」でセーブを行ってください。

7. 設定を終えたら、[F5(FULL)]か[F6(Quick)]を

押します。

保存が実行されます。

[F5(FULL)]:SIMMにロードされているサンプルをすべて保存します。メモリー・カード内のサンプルはすべて上書きされます。

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第8章 作った音色などを保存する

第8章

[F6(Quick)]:メモリー・カードに対して増減のみの保存を行います。セーブを行うメモリー・カード内のサンプルと、XV-5080 のSIMMにロードされているサンプルの各々のサイズと名前の比較を行い、新たに追加されたものや置き換えられたもののみを保存します。また、SIMMにロードされていないサンプルが、セーブを行うメモリー・カード内にある場合は、メモリー・カードからそのサンプルを消去します。

ファイルは、CARD A ~H の中で空いているバンクへ自動的に登録されます。

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

Free Area(フリー・エリア)

SIMM

SIMMの空き容量を表示します。

Disk(ディスク)

接続しているSCSI 機器の空きディスクの容量を表示します。

[ ] 内にはディスクの種類が表示されます。また、パーティションがある場合は、そのナンバーが表示されます。

メモリー・カードの内容を整理する

< ファイル名の変更(Rename)>

1. [DISK]を押して、インジケーターを点灯させます。

2. [F5(Tool)]を押します。

3. [F2(Rename)]を押します。

Tool Rename画面が表示されます。

4. [F1(Drive)]を押します。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押して、「CARD」を選びます。

6. [F6(OK)]を押します。

7. VALUE ダイヤルを回して変更するファイルを選びます。

[F2(View)]を押すと、表示させるファイルをカテゴリーで指定できます。

VALUE ダイヤルを回すか[ ]/[ ]を押して、読み込むカテゴリーを選び[F5(Mark)]を押します。すべてのファイルにマークをつけるときは、[F4(Mk All)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。

ファイルをソートすることもできます。[F3(Sort)]を押すと、ソート条件を選ぶウィンドウが表示されます。

VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押してソート条件を選び、[F6(OK)]を押します。

Without:ファイルがセーブされた順に表示されます。

Name:ファイル名を昇順でソートします。

Size :ファイル・サイズの小さい順にソートします。

Size :ファイル・サイズの大きい順にソートします。

8. [F6(Rename)]を押します。

Renameウィンドウが表示されます。fig.08-04_70(画面図)

9. [VALUE]ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]/[ ]

/[ ]を押してカーソルを移動させて文字を選び、[F3(Next→)]を押します。

[F2(←Prev)]:1 文字前に戻ります。

[F4(Insert)]:「_」を挿入します。

[F5(Delete)]:カーソルのある位置の文字を削除します。

10.名前をつけ終えたら、[F6(OK)]を押します。

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

< ファイルの削除(Delete)>

1. [DISK]を押して、インジケーターを点灯させます。

2. [F5(Tool)]を押します。

3. [F2(Delete)]を押します。

Tool Delete 画面が表示されます。

4. [F1(Drive)]を押します。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

「CARD」を選びます。

6. [F6(OK)]を押します。

7. VALUE ダイヤルを回すか[ ]/[ ]を押して、削除するファイルを選び[F5(Mark)]を押します。すべてのファイルにマークをつけるときは、[F4(Mk All)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。

※ フォルダーにカーソルを合わせて、[ ]を押すとオープン、[ ]を押すとクローズできます。

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第8章 作った音色などを保存する

※ フォルダーの移動を行うと、設定したマークは消えます。

[F2(View)]を押すと、表示させるファイルをカテゴリーで指定できます。

VALUE ダイヤルを回すか[ ]/[ ]を押して、読み込むカテゴリーを選び[F5(Mark)]を押します。すべてのファイルにマークをつけるときは、[F4(Mk All)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。

ファイルをソートすることもできます。[F3(Sort)]を押すと、ソート条件を選ぶウィンドウが表示されます。

VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押してソート条件を選び、[F6(OK)]を押します。

Without:ファイルがセーブされた順に表示されます。

Name:ファイル名を昇順でソートします。

Size :ファイル・サイズの小さい順にソートします。

Size :ファイル・サイズの大きい順にソートします。

8. [F6(Delete)]を押します。

「Delete Sure?」という確認のメッセージが表示されます。

9. [F6(OK)]を押すと、削除が実行されます。

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

※ ファイル(.SVD)内のパッチやパフォーマンスを個別に削除することはできません。

Free Area(フリー・エリア)

SIMM

SIMMの空き容量を表示します。

Disk(ディスク)

接続しているSCSI 機器の空きディスクの容量を表示します。[ ] 内にはディスクの種類が表示されます。また、パーティションがある場合は、そのナンバーが表示されます。

Marked(マークド)マークをつけた削除するサンプルの数とサイズを表示します。

< ファイルのコピー/移動(Cp/Move)>

1. [DISK]を押して、インジケーターを点灯させます。

2. [F1(Crd&Dsk)]を押します。

3. [F5(Tool)]を押します。

Tool Copy/Move Source画面が表示されます。

4. [F1(Drive)]を押します。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押して、

「CARD」を選びます。

6. [F6(OK)]を押します。

7. VALUE ダイヤルを回すか[ ]/[ ]を押して、コピー/移動するファイルを選び[F5(Mark)]を押します。すべてのファイルにマークをつけるときは、[F4(Mk All)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。

[F2(View)]を押すと、表示させるファイルをカテゴリーで指定できます。

VALUE ダイヤルを回すか[ ]/[ ]を押して、読み込むカテゴリーを選び[F5(Mark)]を押します。すべてのファイルにマークをつけるときは、[F4(Mk All)]を押します。もう一度押すと、すべてのマークを取り消すことができます。

ファイルをソートすることもできます。[F3(Sort)]を押すと、ソート条件を選ぶウィンドウが表示されます。

VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押してソート条件を選び、[F6(OK)]を押します。

Without:ファイルがセーブされた順に表示されます。

Name:ファイル名を昇順でソートします。

Size :ファイル・サイズの小さい順にソートします。

Size :ファイル・サイズの大きい順にソートします。

8. [F6(Select)]を押します。

Card&Disk Copy Destination 画面が表示されます。

※ コピー/移動先のメディアの容量が表示されます。マークをつけたファイルが、コピー/移動可能かを確認することができます。

9. [F1(Drive)]を押した後、VALUEダイヤルを回すか、

[ ]/[ ]を押して、コピー/移動先のメディアを選びます。

フォルダー内にコピー/移動するときは、[ ]/[ ]を押して移動先のフォルダーを選び、[ ]を押してフォルダーを開きます。

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第8章 作った音色などを保存する

第8章

10.[F6(OK)]を押します。

11.[F6(Copy)]を押すと、コピーが実行されます。

ここで[F5(Move)]を押すと、移動が実行されます。

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

※ ファイル(.SVD)内のパッチやパフォーマンスを個別にコピー/移動することはできません。

< バンクへの登録(Regstry)>

1. [DISK]を押して、インジケーターを点灯させます。

2. [F5(Tool)]を押します。

3. [F5(Regstry)]を押します。

Tool Card Registration 画面が表示されます。fig.08-05_70(画面図)

※ 装着しているSIMMの容量と、カード内のサンプルのサイズが表示されます。

4. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、登録したいバンクへカーソルを移動させます。

5. [F1(List)]を押して、Sound File List ウィンドウを表示させます。

6. VALUE ダイヤルを回して登録したいファイルを選び、

[F6(OK)]を押します。

登録が実行されます。

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

空いているバンクがないときは、取り消したいバンクのファイルを選び[F5(Cancel)]を押すと、登録が取り消され空きバンクになります。

メモリー・カード内のファイルを別のカードにコピーする(CardCpy)メモリー・カード内のファイルを別のカードにコピーすることができます。

※ コピー先のメモリー・カードは、あらかじめフォーマットしておいてください。

ファイル・コピー時のカードの抜き差しは、必ず画面の指示にしたがって行ってください。他の手順のときに行うと、

カードが破損することがあります。

1. [DISK]を押して、インジケーターを点灯させます。

2. [F5(Tool)]を押します。

3. [F6(CardCpy)]を押します。

Tool Card File Copy 画面が表示されます。fig.08-06_70(画面図)

4. 手順3に示す画面が表示されたら、コピーしたいファイ

ルが入っているカードをスロットに挿入し、[F6(OK)]を押します。

5. VALUE ダイヤルを回してコピーするファイルを選び、

[F6(Select)]を押します。

画面は、次のようになります。fig.08-07_70(please insert)

6. 上記の画面が表示されたら、コピー先のカードに入れ替

えた後、[F6(OK)]を押します。fig.

コピー先のカードの内容が表示されます。一番上には、ファイル名の前に「+」が付いたコピー元のファイルが表示されます。

VALUE ダイヤルでファイルを選択しコピーを実行すると、コピー先の名前のままで内容だけ上書きされます。

[F5(Name)]を押すと、ファイル名が変更できます。

名前のつけかたについて詳しくは、「ファイル名の変更」(P.195)をご覧ください。

※ 名前をつけた後、[F6(OK)]を押すとコピーが実行されます。

7. [F6(Copy)]を押すと、ファイル・コピーが実行され、つぎのような表示が現れます。

※ コピーを中止するときは、[EXIT]を押します。

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第8章 作った音色などを保存する

fig.08-09_70(continue?)

8. もう一度別のファイルなどをコピーする場合は、[F6

(Yes)]を押します。終了する場合は、[EXIT]を押します。

※ この操作では、メモリー・カード内のサンプルはコピーされません。サンプルをコピーするときは、サンプル・ロード(P.186)で SIMM上にサンプルを読み込んだ後、カードに保存(P.193)してください。

XV-5080全体のデータを Zipディスクに保存する([DISK]-[F2(SAVE)])SCSI 対応の Zipドライブ(別売:ZIP-EXT-2S)を接続することによって、インターナル・メモリーに記録されているパッチ、パフォーマンス、リズム・セット、システム、フェイバリット・リストの設定などを一つのファイルとして名前をつけて保存できます。本体に保存しきれなくなったデータを保存したり、作ったデータを他のXV-5080 で使用する場合などに使います。

※ パッチなどにウェーブ・データを使用しているものがある場合は、自動的にSample フォルダーが作成され保存されます。

Zip ディスク/ハードディスクをフォーマットするXV-5080 のデータを記録できるようにZip ディスク/ハードディスクを初期化(フォーマット)します。新しいディスクをXV-5080 で使うときは、フォーマットする必要があります。

※ フォーマットを実行すると、ディスクにデータが記録されている場合はすべて消去されますのでご注意ください。

フォーマットは、「Quick」と「Full」の2種類があります。

Zip ディスクは、まず「Quick」でフォーマットしてみてください。フォーマットできない場合は、「Full」でのフォーマットをうながすメッセージが表示されます。フォーマットを続ける場合は[F6(OK)]、中止する場合は[EXIT]を押してください。

すでにフォーマット済みのハードディスクをフォーマットし直す場合は、次の内容にしたがってフォーマットしてください。

ハードディスクがパーティションで区切られていない場合

Quickでフォーマット

ハードディスクがいくつかのパーティションで区切られてお

り、特定のパーティションだけフォーマットする場合 

パーティションの番号を選んでQuick でフォーマット

いくつかのパーティションで区切られているハードディスクの全体をフォーマットする場合

Full でフォーマット(パーティションはなくなります)

※ ライト・プロテクト機能のある記憶装置では、ライト・プロテクトが設定されていることがあります。この記憶装置を「Quick」でフォーマットした場合、「Full」でのフォーマットをうながすメッセージが表示されます。フォーマットを続ける場合は[F6(OK)]、中止する場合は[EXIT]を押してください。

※ Windows98/95/3.1 や MS-DOSで使えるディスクはそのまま使えます。

※ Mac OS フォーマットのディスクは使えません。

※ XV-5080 では、ハードディスクのパーティションを区切ることはできません。

1. フォーマットするメディアを用意します。

2. [DISK]を押して、インジケーターを点灯させます。

3. [F5(Tool)]を押します。

4. [F1(Format)]を押します。

5. [F1(Drive)]を押します。

6. VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押して、ドライブまたはパーティションを選びます。

パーティションで区切られているハードディスクの場合、パーティションは「SCSI1:P0 *******」のように表示されます。

7. [F6(OK)]を押します。

※ Volume Label を変更したい場合は、[F4(V.Label)]を押すとVolume Label の変更を行うことができます。

8. [F5(Full)]または[F6(Quick)]を押すと、

「Format, OK?」というメッセージが表示されます。

※ パーティションを選択した状態で、「Full」を押すと該当するハードディスク全体がフォーマットされます。

9. [F6(OK)]を押すと、フォーマットが実行されます。

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

10.[EXIT]を押すと、元の画面に戻ります。

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第8章 作った音色などを保存する

第8章

データを保存する

1. [DISK]を押します。

2. [F2(Save)]を押します。

3. [F1(Drive)]を押します。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]を押して、「SCSI *:******」を選びます。

※ フォルダー内に保存するときは、さらに[ ]/[ ]を押して移動先のフォルダーを選び、[ ]を押してフォルダーを開きます。

5. [F6(OK)]を押します。

6. [F6(SAVE)]を押します。

Save File ウィンドウが表示されます。fig.08-03_70(画面図) 

ここでファイルに名前をつけ、[F6(OK)]を押します。

名前をつけるときは、VALUE ダイヤルを回すか、[ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押してカーソルを移動させて文字を選び、[F3(Next→)]を押します。

[F2(←Prev)]:1 文字前に戻ります。

[F4(Insert)]:スペースを挿入します。

[F5(Delete)]:カーソルのある位置の文字を削除します。

Save what from SIMM? ウィンドウが表示されます。

WAV + PARAMETERS:本体の設定をすべて保存します。また、SIMMにロードされているサンプルはWAV形式で保存されます。

AIFF + PARAMETERS:本体の設定をすべて保存します。また、SIMMにロードされているサンプルはAIFF 形式で保存されます。

PARAMETERS ONLY:本体のSIMMにロードされているサンプルのウェーブ・データ以外の設定をすべて保存します。

※ 「PARAMETERS ONLY」でセーブを行った場合は、ウェーブ・データそのものは保存されません。ウェーブ自体の保存も行う「WAV + PARAMETERS」または「AIFF + PARAMETERS」でセーブを行った後、XV-5080 で音色をエディットし、再度同じメディアにセーブする場合などは「PARAMETERS ONLY」でセーブを行うと短時間で保存できます。新たにCD-ROM等からデータをロードした場合は、ウェーブ自体のセーブも行う「WAV + PARAMETERS」または「AIFF +

PARAMETERS」でセーブを行ってください。

7. 設定を終えたら、[F5(FULL)]か[F6(Quick)]を

押します。

保存が実行されます。

[F5(FULL)]:SIMMにロードされているサンプルをすべて保存します。記憶装置内のサンプルはすべて上書きされます。

[F6(Quick)]:記憶装置に対して増減のみの保存を行います。セーブを行うZIP 等の外部記憶装置のフォルダー内のサンプルと、XV-5080 のSIMMにロードされているサンプルの各々のサイズと名前の比較を行い、新たに追加されたものや置き換えられたもののみを保存します。また、SIMMにロードされていないサンプルが、セーブを行う外部記憶装置のフォルダー内にある場合は、記憶装置からそのサンプルを消去します。

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

8. [DISK]を押すと、もとの画面に戻ります。

Free Area(フリー・エリア)

SIMM

SIMMの空き容量を表示します。

Disk(ディスク)

接続しているSCSI 機器の空きディスクの容量を表示します。[ ] 内にはディスクの種類が表示されます。また、パーティションがある場合は、そのナンバーが表示されます。

フォルダーの作成

Zipドライブなどの外部 SCSI機器にデータを保存する場合、フォルダーを作成することができます。

XV-5080の全設定をサンプルの内容ごとに別のフォルダーに保存することで、SIMMにロードするサンプルを使ったパッチなどを効率よく管理することができます。

[F2(New)]を押すと、Create New Folderウィンドウが表示されます。fig.08-11_70(画面図)

ここで名前をつけた後[F6(OK)]を押すと、フォルダーが作成されます。

名前のつけかたについては、「ファイル名の変更」の手順9(P.195)をご覧ください。

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第8章 作った音色などを保存する

Zip ディスクの内容を整理する

< ファイル/フォルダーの名の変更(Rename)>メモリー・カードの場合と全く同じです。「メモリー・カードの内容を整理する」(P.195)をご覧ください。

< ファイル/フォルダーの削除(Delete)>メモリー・カードの場合と全く同じです。「メモリー・カードの内容を整理する」(P.195)をご覧ください。

< ファイル/フォルダーのコピー/移動(Cp/Move)>メモリー・カードの場合と全く同じです。「メモリー・カードの内容を整理する」(P.196)をご覧ください。

特定の音色を初期化する(Initialize)現在選んでいるパッチ、パフォーマンス、リズム・セット、リズム・トーンの設定を標準値または工場出荷時の設定に戻します。

※ イニシャライズの操作では、現在選んでいるデータのみ(テンポラリ・エリア内のデータ)を対象にしていますので、ユーザー・メモリーに記憶しているデータが書き替わることはありません。すべての設定を工場出荷時の値に戻したい時は、ファクトリー・リセットを実行します。(P.204)

※ GMの初期化は、「GMの設定を初期化する」(P.227)をご覧ください。

Type(イニシャライズ・タイプ)

DEFAULT:現在選んでいるデータの設定を標準的な値にします。これをイニシャル・データ(INIT PATCH、INITPERFORMまたは INIT SET)と呼びます。一から音作りをしたいときに使います。

PRESET:現在選んでいるデータの設定を工場出荷時のユーザー・グループの値に戻します。

現在選んでいるデータがプリセット(PR-A ~PR-G)のパッチ、パフォーマンスまたはリズム・セットのとき、「PRESET」に設定してイニシャライズを行うと、同じナンバーのユーザー・グループの値になります。

パッチ、パフォーマンスの場合

1. 初期化したいパッチ/パフォーマンスを選びます。

「PRESET」でイニシャライズするときは、データを戻したいユーザー・グループのパフォーマンスまたはパッチと同じナンバーのパッチ/パフォーマンスを選んでください。

※ 「DEFAULT」でイニシャライズするときは、どのパッチ/パフォーマンスが選ばれていてもかまいません。

※ パッチの場合、「DEFAULT (4TONES)」および「DEFAULT (MULTI-PARTIAL)」が選択できます。

2. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅させます。

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

3. [F6(Menu)]を押して、Menu1を選びます。

4. [F3(Initialize)]を押します。

各 Initializet 画面が表示されます。fig.08-006_70(画面図)

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

「DEFAULT」または「PRESET」を選びます。

6. [F6(Init)]を押すとイニシャライズが実行され、各PLAY 画面に戻ります。

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

「DEFAULT」でイニシャライズしたときは、名前が INITPATCHまたは INIT PERFORM になります。

※ グループ表示の左側に設定が変更されたことを示す「*」マークが表示されます。設定を残しておきたいときは、保存してください。(P.192)

リズム・セットの場合

1. 初期化したいリズム・セットを選びます。

「PRESET」でイニシャライズするときは、データを戻したいユーザー・グループのリズム・セットと同じナンバーのリズム・セットを選んでください。

※ 「DEFAULT」でイニシャライズするときは、どのリズム・セットが選ばれていてもかまいません。

2. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅

させます。

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第8章 作った音色などを保存する

第8章

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

3. [F6(Menu)]を押して、Menu1を選びます。

4. [F3(Initialize)]を押します。

Initializet画面が表示されます。

5. イニシャライズする対象によって次のように操作しま

す。

リズム・トーンをイニシャライズするとき

[F1(Key)]を押します。Rhythm Initialize Key画面が表示されます。fig.08-007_70(画面図)

リズム・セットをイニシャライズするとき

[F2(All)]を押します。Rhythm Initialize All 画面が表示されます。fig.08-008_70(画面図)

6. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、「DEFAULT」または「PRESET」を選びます。

リズム・トーン(Key)のときは、さらにイニシャライズする打楽器音(キー)を選びます。

[ ]/[ ]を押してカーソルを Keyに合わせ、VALUEダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押してキーを選びます。

また、TONE SELECT[1]~[4]でも、設定したい打楽器音(キー)を選べます。

TONE SELECT[1]:現在選ばれているキーより1オクターブ低いキーが選ばれます。

TONE SELECT[2]:現在選ばれているキーより半音低いキーが選ばれます。

TONE SELECT[3]:現在選ばれているキーより半音高いキーが選ばれます。

TONE SELECT[4]:現在選ばれているキーより1オクターブ高いキーが選ばれます。

※ 接続したMIDI キーボードの鍵を弾いて、設定する打楽器音(キー)を選ぶこともできます。(P.168)

7. [F6(Execute)]を押すとイニシャライズが実行され、

RHYTHM PLAY 画面に戻ります。

リズム・セットを「DEFAULT」でイニシャライズしたときは、名前が INIT SETになります。

※ グループ表示の左側に設定が変更されたことを示す「*」マークが表示されます。設定を残しておきたいときは、保存してください。(P.192)

MIDI IN2からのMIDI信号処理の設定を変更する各初期化の画面において、[F2(MIDIIN2)]を押すことによって、MIDI IN2 から入力されるMIDI 信号の処理についての設定を変更できます。

VALUE ダイヤルでパラメーターを選び、[F6(Init)]を押すと設定されます。

MIDI IN2

Mode(モード)

GM OFF:MIDI IN1 とともにフォーマンス/パッチ/リズム・セットをコントロールします。

GM:GMシステムの基本設定に戻し、MIDI IN1 でコントロールされるパフォーマンス/パッチ/リズム・セットとは別にGM 音源をコントロールします。

GM2:GM2システムの基本設定に戻し、MIDI IN1でコントロールされるパフォーマンス/パッチ/リズム・セットとは別にGM 音源をコントロールします。

外部MIDI 機器とのデータ転送(Data Transfer)XV-5080 本体に記録されている音源やシステムの設定を外部MIDI 機器やユーザー・メモリーに転送します。

外部MIDI機器に転送するパッチ、パフォーマンス、リズム・セット、またはシステムの設定を外部MIDI 機器に転送します。この操作をバルク・ダンプと呼びます。もう1台同じ設定の XV-5080を接続して演奏したいときや、パッチ、パフォーマンス、リズム・セット、またはシステムの設定が壊れたときの場合に備えて、あらかじめデータを外部MIDI 機器に保存しておくときなどに使います。

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第8章 作った音色などを保存する

fig.08-009_70(画面図)

Source(ソース)転送するデータを以下の組み合わせによって設定します。

たとえば、USER グループのパッチ001~ 020 を転送したいときは「Type: PATCH」「Block: USER:001-020」と設定します。

TYPE BLOCK

ALL USER

TEMP

PERFORM USER 01 ~ 64

TEMP -PATCH *1

+PATCH *2

CTRL

PATCH USER 001 ~ 128

TEMP

RHYTHM USER 001 ~ 004

TEMP

SYSTEM USER

*1 現在選んでいるパフォーマンス

*2 現在選んでいるパフォーマンスとそのパートに割り当てられているパッチ、リズム・セットの設定

※ ALL は、その後に続く設定値(USER、または TEMP)の中にあるすべてのパッチ、パフォーマンス、リズム・セットを表します。

※ TEMPはテンポラリー・エリアにあるデータを転送します。

※ CTRL は、パフォーマンスのバンク・セレクト、パフォーマンスのプログラム・チェンジをエクスクルーシブではなくMIDI チャンネル・メッセージで転送します。転送されるMIDI チャンネル・メッセージについては、MIDI インプリメンテーションをご覧ください。(P.280)

※ GMシステムの設定を転送することはできません。

Destination(デスティネーション)「MIDI」に設定します。

設定の手順は以下のとおりです。

図のようにXV-5080 と外部MIDI 機器を接続してから操作します。fig.08-12(JV P.129)

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅

させます。

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

2. [F6(Menu)]を押して、Menu2を選びます。

3. [F1(Xfer)]を押します。

4. [F1(To MIDI)]を押します。

5. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルを設定したいパラメーターに合わせます。

6. VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、

値を設定します。

7. [F6(Trans)]を押すと、転送が実行されます。

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

ユーザー・メモリーに転送するパッチ、パフォーマンスまたはリズム・セットの設定をユーザー・メモリーに、システムの設定をシステム・メモリーに転送します。fig.08-010_70(画面図)

Source(ソース)転送するデータを以下の組み合わせによって設定します。

たとえば、PR-A グループのパッチ001だけを転送したいときは「Type: PATCH」「Block: PR-A:001-001」と設定します。

転送元のデータが転送先に入りきらないような設定をしてデータ転送を実行したときは、転送元のデータを先頭から順に、転送先に入る分だけ転送します。

XV-5080

シーケンサーなど�

MIDI IN

MIDI OUT

202

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第8章 作った音色などを保存する

第8章

(例)

Source

Type: PATCH

Block: PR-A:001~ 005

Destination

User:127

と設定して転送した場合は、PR-A グループのパッチ01と02 の 2つだけが、USER グループのパッチ127と 128 に転送されます。

TYPE BLOCK

ALL PR-A, B *1

PERFORM USER *2 01 ~ 64

PR-A, B 01 ~ 32

CARD 01 ~ 64 *6

PATCH USER *2 001 ~ 128

PR-A~ G *3001 ~ 128

CARD 001 ~ 128 *5

XP-A~H *4

RHYTHM USER *2 1 ~ 4

PR-A~ G *31 ~ 2

CARD 1 ~ 4 *5

XP-A~H *4

SYSTEM CARD *6

F-LIST CARD *6

*1 PR-A/B 以外はパフォーマンスがないため選択できません

*2 ユーザー・メモリー内をブロック単位で移動します。移動先のパッチは上書きされます

*3 PR-H は、GMデータのため転送できません

*4 装着されているウエーブ・エクスパンション・ボードによって異なります

*5 ファイルを指定した後、転送するブロックの範囲指定を設定します

*6 ファイルを指定します

※ 転送する数がユーザー・メモリーの容量を超えた場合は、一杯になった時点でデータの転送を終了します。

Destination(デスティネーション)「User」内の転送先のナンバーを設定します。

※ ALL/SYSTEM/F-LIST は設定できません。

設定の手順は以下のとおりです。

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅

させます。

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

2. [F6(Menu)]を押して、Menu2を選びます。

3. [F2(Xfer)]を押します。

4. [F2(to USER)]を押します。

5. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソルを設定したいパラメーターに合わせます。

6. VALUE ダイヤルを回すか[INC]/[DEC]を押して、値を設定します。

7. [F6(Trans)]を押すと、転送が実行されます。

※ 中止するときは、[EXIT]を押します。

本体への書き込みを禁止する(Protect)ユーザー・メモリーに保存してあるパッチ、パフォーマンス、リズム・セットの設定が、誤って書き替わらないように、本体への書き込みを禁止する機能です。

Internal Write Protect(インターナル・ライト・プロテクト)

インターナル・ライト・プロテクトはライト操作でユーザー・メモリーを誤って書き替えてしまわないように防止します。「ON」で書き替え禁止し、「OFF」で書き替え可能になります。電源を入れたときは常に「ON」になっていますが、ユーザー・メモリーの設定を書き替えるときは「OFF」にします。また、インターナル・ライト・プロテクトはライト操作時に「OFF」にすることもできます。

Exclusive Protect(エクスクルーシブ・プロテクト)

エクスクルーシブ・プロテクトは、外部MIDI 機器から送信されるシステム・エクスクルーシブ・メッセージでユーザー・メモリーの設定を書き替えてしまうことを防止します。ON で書き替え禁止、「OFF」で書き替え可能になります。「OFF」に設定されていると、インターナル・ライト・プロテクトが「ON」に設定されていても、インターナル・メモリーが書き替えられます。

設定の手順は以下のとおりです。

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅

させます。

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第8章 作った音色などを保存する

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

2. [F6(Menu)]を押して、Menu1を選びます。

3. [F5(Protect)]を押します。

User Memory Protect 画面が表示されます。fig.08-011_70(画面図)

4. [ ]/[ ]を押して、設定したいパラメーター

にカーソルを合わせます。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

保存先を選びます。

6. [EXIT]を数回押して、各PLAY画面に戻ります。

※ Internal Write Protectが「ON(書き込み禁止)」に設定されていても、Exclusive Protectが「OFF(書き込み可能)」に設定されていれば、外部からのシステム・エクスクルーシブ・メッセージによってユーザー・メモリーのデータは書き替わります。

 

すべての設定を工場出荷時の設定に戻す(Factory)XV-5080 に記録されているすべての設定を出荷時の設定に戻します。

XV-5080 本体内にあなたが作成したデータが保存されている場合、この操作を行うと、それらのデータがすべて失われてしまいます。データを残しておきたい場合は、市販のメモリー・カードに保存するか(P.193)、外部シーケンサーにデータを転送して保存してください(P.201)。

設定の手順は以下のとおりです。

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅

させます。

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

2. [F6(Menu)]を押して、Menu3を選びます。

3. [F5(Factory)]を押します。

Factory Reset画面が表示されます。fig.08-012_70(画面図)

4. [F6(Execute)]を押すと、ファクトリー・リセットが

実行されます。

ファクトリー・リセットの実行をやめるときは、[EXIT]を押します。

ファクトリー・リセット後は、PATCH PLAY 画面になります。

ウィンドウが表れ、「Write Protect ON」と表示される場合があります。ファクトリー・リセット操作を続ける場合は、[DEC]を押して「OFF」にし、[F6(OK)]を押してウィンドウを消します。その後もう一度[F6(Factory)]を押して、ファクトリー・リセットを実行します。

一度Write Protectを「OFF」にすると、電源を切るまでOFFのままです。

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第8章 作った音色などを保存する

第8章

お気に入りのパッチをフェイバリット・リストに登録するよく使用するお気に入りのパッチをFAVORITE LISTに登録することによって、まとめておくことができます。このFAVORITE LISTを使うと、本体、ウェーブ・エクスパンション・ボード、メモリーカード内に分散しているお気に入りのパッチを素早く選ぶことができます。登録できるパッチは、64 個までです。

エクスパンション・ボードおよびメモリー・カード内のパッチをリストに登録している場合、該当するエクスパンション・ボードおよびメモリー・カードが装着されていなければ、リストに登録されているパッチを選んでも音は鳴りません。

1. PATCH PLAY画面で、登録したいパッチを選びます。

2. VALUE ダイヤルを押します。

Sound ListまたはFavorite Listウィンドウが表示されます。

※ SOUND LISTが表示されているときは、[F2(Favorit)]を押します。

3. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、登録先の番号を選びます。

※ 工場出荷時の設定では、なにも登録されていません。

この状態でVOLUME つまみを押すと、現在登録されているパッチの音を確認することができます。

4. [F3(Regster)]を押します。

フェイバリット・リストへの登録が実行されます。

登録をやめるときは、[EXIT]を押します。

※ 登録を取り消す場合は、取り消したい番号を選んでから[F4(Remove)]を押します。

5. [EXIT]または VALUEダイヤルを押すと PATCH PLAY

画面に戻ります。

リズム・セットも同様の手順で登録することができます。

FAVORITE LISTからパッチを選ぶ

1. VALUE ダイヤルを押します。

Sound Listまたは Favorite Listウィンドウが表示されます。

※ SOUND LISTが表示されているときは、[F2(F-List)]を押します。

2. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

パッチを選びます。

※ 選択を取り消す場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこのパラメーターに合わせたときの値に戻ります。

3. [F6(Select)]を押して元の画面に戻ります。

PATCH/RHYTHM PLAY画面から直接リストに登録する。

PATCH/RHYTHM PLAY 画面で[SHIFT]を押しているあいだ、次のような画面が表示され、fig.08-13_65(画面図)

この状態で[F6(Registr)]を押すと、リスト中の空きのうち最も若い番号に登録されます。

登録が実行されたときは、画面に一瞬「COMPLETED」というメッセージが表示されますが、リストがいっぱいで登録できないときは、一瞬「Favorite List Full」というメッセージが表示されます。

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第9章その他の設定や状態確認をする

全体に共通の設定をする([SYSTEM/UTILITY]-[F1(General)])

fig.09-001_70(画面図)

設定の基本手順は以下のとおりです。

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点灯

させます。

※ インジケーターが点滅しているときは、UTILITYモードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点灯させてください。

2. [F1(General)]を数回押して、SYSTEM General #1

画面を表示させます。

3. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、設定したいパラメーターにカーソルを合わせます。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して値

を設定します。

※ 設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこのパラメーターに合わせたときの値に戻ります。

5. [EXIT]を押して、各PLAY画面に戻ります。

環境設定をする

Setup(セットアップ)

LCD Contrast(LCDコントラスト)

設定値:1 ~ 10

ディスプレイのコントラスト(明るさ)を調節します。値を大きくするほど、文字が濃くなります。

Patch Remain(パッチ・リメイン・スイッチ)

パッチ・モードで発音中に他のパッチやリズム・セットを選んだときに、発音中の音を残すか(ON)、残さないか(OFF)を設定します。

また、「ON」のときはMIDI から受信した Volume、Pan の情報やKey Mode 等の設定(CC 5, 7, 10, 65, 68, 71 ~ 74,RPN 0, 1, 2, MONO ON, POLY ON)を引き継ぎます。

Powerup Mode(パワー・アップ・モード)

電源投入時のXV-5080 の状態を設定します。

設定値

DEFAULT:USER:001 のパッチを演奏できる状態になります。

LAST:電源を切る前の状態になります。

Character Style(キャラクター・スタイル)

各Play 画面で表示される大きい文字(ナンバー、ネームなどの表示)の種類を選びます。

TYPE 1:等幅太字

TYPE 2:等幅細字

TYPE 3:文字幅が異なる太字

TYPE 4:文字幅が異なる細字

Rhythm Edit Key(リズム・エディット・キー)

設定対象の打楽器音をXV-5080 本体の操作で選ぶか、接続しているMIDI キーボードでも選べるようにするかを設定できます。

設定値

PANEL:本体のTONE SELECT[1]~[4]で打楽器音を選びます。

PANEL&MIDI:本体のTONE SELECT[1]~[4]あるいは接続している MIDI キーボードの鍵で、打楽器音を選びます。

たとえば MIDI キーボードで他の打楽器音を鳴らして、音を比較しながら設定をするときは、「PANEL」に設定します。

SCSI Probe Time(SCSI プローブ・タイム)

SCSI 機器を認識するのにかかる時間を設定します。値を大きくするほど、時間が長くなります。通常は「1」に設定しておきます。

設定値:1 ~ 10

※接続したSCSI 機器が認識されない場合は、この値を大きく設定し、クイック・スタートの「電源を切る」(P.8)の手順に従って一度電源を切ってください。その後、クイック・スタートの「電源を入れる」(P.8)を読んで、正しい順序で電源を入れ直してください。

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第9章その他の設定や状態確認をする

第9章

チューニングおよび音量を設定する

Master(マスター)マスター・チューン、マスター・キー・シフトおよびマスター・レベルはパッチ、パフォーマンス、リズム・セット、GM2モードすべてに共通の設定です。

Level(マスター・レベル)

設定値:0 ~ 127

XV-5080 全体の音量を設定します。

Tune(マスター・チューン)

設定値:415.3 ~ 466.2kHz

XV-5080 全体のチューニングをします。表示の値はA4キーの周波数です。

Key Shift(マスター・キー・シフト)

設定値:-24 ~ +24

XV-5080 全体の音域を半音単位で移動します。

※ マルチパーシャル・パッチおよびリズム・セットは除きます。

システムのテンポを設定する

System Tempo(システム・テンポ)

Clock Source(システム・クロック・ソース)

システムのテンポ・クロックについて設定します。

設定値

INT:システムのテンポ・クロックを内部クロックにします。

MIDI:システムのテンポ・クロックを外部クロックにします。

Tempo(システム・テンポ)

設定値:20 ~ 250

システム・テンポを設定します。

※ Clock Sourceが「MIDI」のときは外部 MIDI 機器のクロックに同期するため、テンポ値は無効になります。

スケール・チューンの設定をする([SYSTEM/UTILITY]-[F1(General)])

fig.09-002_70

Scale Tune(スケール・チューン)XV-5080 は平均律以外のさまざまな音律にもすることができます。音名ごとに平均律のピッチに対するずれを1セント(1/100 半音)単位で設定します。

スケール・チューンの設定は、パッチ・モードではすべてのパッチに共通でひとつです。パフォーマンス・モードやGMモードでは、すべてのパフォーマンスに共通で、各パートごとにひとつずつあります。

※ 設定した音律は外部MIDI 機器から受信したMIDI メッセージについても有効です。

Switch(スケール・チューン・スイッチ)

平均律以外の音律で鍵盤を演奏したいときは「ON」にします。

Patch Scale C ~B(パッチ・スケール C ~B)

設定値:-64 ~ +63

Key Scale C ~B(キー・スケール C~ B)

設定値:-64 ~ +63

パッチ・モードでの設定(Patch Scale)※ パッチのスケール・チューンの設定は、パフォーマンス

のパート1の設定と共通です。

1. [PATCH]を押して、インジケーターを点灯させます。

2. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点灯

させます。

※ インジケーターが点滅しているときは、UTILITYモードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点灯させてください。

3. [F1(General)]を数回押して、SYSTEM General #2画面を表示させます。

4. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、設定し

たい音名にカーソルを合わせます。

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第9章その他の設定や状態確認をする

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して値

を設定します。

※ 設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこのパラメーターに合わせたときの値に戻ります。

6. [EXIT]を押して、各PLAY画面に戻ります。

パフォーマンス/GMモードでの設定(Key Scale)

1. [PERFORM]または[GM]を押して、インジケーター

を点灯させます。

2. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

※ インジケーターが点滅しているときは、UTILITYモードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点灯させてください。

3. [F1(General)]を数回押して、SYSTEM General #2

画面を表示させます。

4. PART SELECT[1/17]~[16/32]で設定するパー

トを選びます。

パート17 から32 を選ぶときは[1-16/17-32]を押してインジケーターを点灯させてから、PART SELECT[1/17]~[16/32]を押します。

5. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、設定し

たい音名にカーソルを合わせます。

6. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して値を設定します。

※ 設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこのパラメーターに合わせたときの値に戻ります。

7. [EXIT]を押して、各PLAY画面に戻ります。

<平均律>

1 オクターブを12等分した音律で、現在、西洋音楽を中心に最も広く使われています。

<純正律(主音がC)>

平均律と比べると、主要3和音がとても美しく響きます。しかし1つの調でしかその効果は得られず、転調すると和音が濁ってしまいます。

<アラビア風音階>

平均律と比べて、E、Bは1/2半音低く、C♯、F ♯、G♯は1/2半音高い音階です。G~B、C ~E、F~G♯、B♭~ C♯、E ♭~F ♯の音程に中立三度(長三度と短三度の間の音程)を持っています。XV-5080では、G、C、Fの3つの調でアラビア風の音階を楽しめます。

例:

音名 平均律 純正律 アラビア風音階

(主音がCの場合)

C 0 0 - 6

C ♯ 0 -8 + 45

D 0 + 4 -2

E ♭ 0 + 16 - 12

E 0 - 14 - 51

F 0 - 2 -8

F ♯ 0 - 10 + 43

G 0 + 2 -4

G♯ 0 + 14 + 47

A 0 - 16 0

B ♭ 0 + 14 - 10

B 0 - 12 - 49

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第9章その他の設定や状態確認をする

第9章

イコライザーの設定をする([SYSTEM/UTILITY]-[F2(Outp&EQ)]-[F2(EQ)])アウトプット・ジャックごとにイコライザーの設定ができます。

※ イコライザーのオン/オフはまとめて行います。(P.24)fig.09-003_70

Output-A(1/2) ~ D(7/8)

L.F(ロー・フリケンシー)設定値:200/400Hz

低域を調節するときの基準周波数を設定します。

L.G(ロー・ゲイン)設定値:-15 ~ +15

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど低域が強調されます。

H.F(ハイ・フリケンシー)設定値:2000/4000/8000Hz

高域を調節するときの基準周波数を設定します。

H.G(ハイ・ゲイン)設定値:-15 ~ +15

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

プラスにするほど高域が強調されます。

設定の基本手順は以下のとおりです。

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点灯

させます。

※ インジケーターが点滅しているときは、UTILITYモードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点灯させてください。

2. [F2(Outp&EQ)]を押して、SYSTEM EQ 画面を表示させます。

3. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、設定し

たいパラメーターにカーソルを合わせます。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して値

を設定します。

※ 設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこのパラメーターに合わせたときの値に戻ります。

5. [EXIT]を押して、各PLAY画面に戻ります。

MIDI に関する設定をする([SYSTEM/UTILITY]-[F3(MIDI)])

fig.09-004_70

設定の基本手順は以下のとおりです。

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点灯

させます。

※ インジケーターが点滅しているときは、UTILITYモードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点灯させてください。

2. [F3(MIDI)]を押して、SYSTEM MIDI 画面を表示させます。

3. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、設定し

たいパラメーターにカーソルを合わせます。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して値

を設定します。

※ 設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこのパラメーターに合わせたときの値に戻ります。

5. [EXIT]を押して、各PLAY画面に戻ります。

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第9章その他の設定や状態確認をする

MIDI チャンネルを設定するXV-5080 は、他の機器からMIDI メッセージを受信して発音したり、内部の設定を切り替えたりします。このとき、送信側の機器(MIDI キーボードなど)と XV-5080の MIDIチャンネルを合わせる必要があります。

MIDI Receive Ch(MIDI レシーブ・チャンネル)

Perform Ctrl Ch(パフォーマンス・コントロール・チャンネル)

外部機器からMIDI メッセージでXV-5080 のパフォーマンスを切り替えたいときは、外部機器の送信チャンネルとこのチャンネルの設定を合わせます。

※ ファクトリー・リセット後は、Perform Ctrl Chが「16」に設定されています。

Patch/Rhy Rx Ch(パッチ/リズム・セット・レシーブ・チャンネル)

外部機器(MIDI キーボードなど)でパッチやリズム・セットを鳴らすときや、MIDI メッセージでパッチやリズム・セットを切り替えるときに、このチャンネルを合わせます。

MIDI 送受信スイッチを設定する

MIDI Tx(MIDIトランスミット)

Edit Data(トランスミット・エディット・データ・スイッチ)

パッチ、パフォーマンスまたはリズム・セットの設定を変更した場合、その設定をシステム・エクスクルーシブとして送信するか(ON)、送信しないか(OFF)を設定します。

Rx Switch(レシーブ・スイッチ)

Program Chg(レシーブ・プログラム・チェンジ・スイッチ)

プログラム・チェンジを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Bank Select(レシーブ・バンク・セレクト・スイッチ)

バンク・セレクトを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

GM System ON(レシーブGM-ON エクスクルーシブ・スイッチ)

GM-ON(GM システム・オン)を受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

GM2 System ON(レシーブ GM2-ONエクスクルーシブ・スイッチ)

GM Level2-ON(GM レベル2・システム・オン)を受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

GS Reset(レシーブGS リセット・エクスクルーシブ・スイッチ)

GSリセットを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

システム・エクスクルーシブの設定をする

System Exclusive(システム・エクスクルーシブ)

Device ID(デバイス IDナンバー)

設定値:17 ~ 32

システム・エクスクルーシブを送受信するときは、相互の機器のデバイス ID ナンバーを合わせます。

Receive Sw(レシーブ・システム・エクスクルーシブ・スイッチ)

システム・エクスクルーシブを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

音色ごとに受信スイッチを設定するパフォーマンスはパートごとに、パッチは各トーンごとに、リズム・セットはリズム・トーンごとにMIDI メッセージ受信スイッチを設定できます。

パフォーマンスの設定は、「MIDI 関連の設定をする(MIDI)」(P.164)をご覧ください。

パッチの設定は、MIDI Rx Switch(MIDI レシーブ・スイッチ)(P.147)をご覧ください。

リズム・セットの設定は、「その他の設定(Key Ctl)のMIDI Rx Switch(MIDI レシーブ・スイッチ)」(P.179)をご覧ください。

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第9章その他の設定や状態確認をする

第9章

MIDI INコネクターについてXV-5080 にはMIDI IN コネクターが2つあります。2つのMIDI IN コネクターを活用することで様々な使用状況に対応することができます。

XV-5080 において、MIDI IN1はキーボード等で演奏等に通常使うコネクター、MIDI IN2 は補助としてシーケンサー等で伴奏をさせるときに使うコネクターとして設計されています。

※ MIDI コネクターを 1つしか使わない場合は、MIDI IN1をお使いになることをおすすめします。

■パッチ/リズム・セット・モード

MIDI IN1/IN2を両方受信します。fig.09-MIDI IN-1

■パフォーマンス・モード

MIDI IN 1/2 両方の MIDI メッセージを32 パートで受信します。

また、各パートごとにMIDI IN1/2 の受信スイッチを設定すること(P.165)で、たとえば MIDI IN1からの情報でパート1~16 を鳴らし、MIDI IN2 からの情報でパート17~32 を鳴らすといったことができます。fig.09-MIDI IN-2

■GM2対応音源として使う場合。

• パネルのGM ボタンを押しGMモードにした場合。

MIDI IN 1/2 両方のMIDI メッセージを GM2 16 パートで受信します。

fig.09-MIDI IN-3

• MIDI IN からGM ON/GS Reset を受信した場合。

GM ON/GS Reset は受信するコネクターによりXV-5080の状態は以下のようになります。

a)MIDI IN1 からGM ON/GS Reset を受信した場合。

パネル操作で GMボタンを押して GM モードにした場合と同じです。fig.09-MIDI IN-4

b)MIDI IN2からGM ON/GS Reset を受信した場合。

• パッチ/リズム・セット・モード

XV-5080 のパッチと16 パートのGM2音源として動作します。

MIDI IN2 のGM2対応音源はパネルから音色を選んだり、音色をエディットすることはできません。外部MIDI 機器からのコントロール専用となります。fig.09-MIDI IN-5

IN 1

Patch

IN 2

IN 1

Performance

IN 2

Part IN2 RX Switch

Part IN1 RX Switch

IN 1 IN 2

GM2 16Part

IN 1 IN 2

GM2 16Part

IN 1 IN 2

GM2 16partPatch

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第9章その他の設定や状態確認をする

• パフォーマンス・モード

XV-5080 のパフォーマンス(32パート)音源と 16パートのGM2音源として動作します(合計 48 パート)。このとき、パフォーマンスの各パートのMIDI IN2 の受信スイッチの設定は無効(常にOFF)になります。

MIDI IN2 のGM2対応音源はパネルから音色を選んだり、音色をエディットすることはできません。外部MIDI 機器からのコントロール専用となります。fig.09-MIDI IN-6

• GMモード

MIDI IN 端子ごとに独立した16 パートのGM2音源として動作します。fig.09-MIDI IN-7

Initialize 画面([UTILITY]-[Init]-[MIDI In2])で MIDIIN2 のGM音源を初期化したり、「GM OFF」の状態に設定することができます。

XV-5080を複数台使って同時発音数を増やすスタック機能を使うと、XV-5080 を複数台使用して同時発音数を増やすことができます。最大8台まで接続して使用できます。fig.09-005(XV p133)

Stack(スタック)

Mode(スタック・モード)

設定値:OFF/2~ 8

何台同時に接続するか(2~8)、スタック機能を使用しないか(OFF)を設定します。

OFFにするとスタック機能は働かず、それぞれのXV-5080が受信したノート情報をすべて発音しようとします。

Number(スタック・ナンバー)

設定値:1 ~ 8

スタック機能を使用したときの、発音の優先順位を設定します。

Key Mode のKey Assign が「MONO」、あるいはPortament(ポルタメント)の Switchが「ON」(PatchCommon Control #1 画面)になっているパッチとリズム・セットは、スタック機能が働きません。Key Mode のKeyAssign が「MONO」、あるいは Portament(ポルタメント)のSwitchが「ON」になっているパッチは 1台目の XV-5080 で、リズム・セットは2台目の XV-5080で発音されます。

※ マルチパーシャル・パッチは、1台目のXV-5080 で発音されます。

IN 1 IN 2

GM2 16partPerformance

IN 1 IN 2

GM2 16partGM2 16part

キーボード�

XV-3080 (1 of 3) XV-3080 (2 of 3) XV-3080 (3 of 3)

THRU IN THRU INMIDI INMIDI OUT

設定値�発音する順番�

1 2 34 5 67 8 910

3台接続して使用する場合�

Stack Mode: 3�Stack Number: 1

Stack Mode: 3�Stack Number: 2

Stack Mode: 3�Stack Number: 3

212

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第9章その他の設定や状態確認をする

第9章

共通で使うコントローラーを選ぶ([SYSTEM/UTILITY]-[F4(Control)])パッチやパフォーマンスに含まれるパラメーターをコントロールする場合、共通で使いたいコントローラーを4つ選べます。ここで設定したコントローラーを使うかどうかは、パッチごと(またはパフォーマンスごと)で設定します。また、コントロールするパラメーターはパッチごと(またはパフォーマンスごと)に設定します。fig.09-006_70

System Control 1 ~ 4(システム・コントロール・ソース1 ~ 4)設定値:

OFF:コントローラーを使いません。

CC01~ 95:コントローラー・ナンバー1~95(32を除く)

PITCH BEND:ピッチ・ベンド

AFTERTOUCH:アフタータッチ

設定の手順は以下のとおりです。

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点灯

させます。

※ インジケーターが点滅しているときは、UTILITYモードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点灯させてください。

2. [F4(Control)]を押して、SYSTEM Control 画面を表

示させます。

3. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、設定したいSystem Control(システム・コントロール・ソース)にカーソルを合わせます。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して値

を設定します。

※ 設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこのパラメーターに合わせたときの値に戻ります。

5. [EXIT]を押して、各PLAY画面に戻ります。

現在の状態を確認する([SYSTEM/UTILITY]-[F6(Info)])

fig.09-007_70

操作の基本手順は以下のとおりです。

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点灯

させます。

※ インジケーターが点滅しているときは、UTILITYモードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点灯させてください。

2. [F6(Info)]を押して、SYSTEM Info 画面を表示させ

ます。

3. [EXIT]を押して、各PLAY画面に戻ります。

Wave Expansion A ~ D(ウェーブ・エクスパンション・ボード・ネーム A~D)EXP-A ~D スロットに装着されているウェーブ・エクスパンション・ボード(SR-JV80 シリーズ)の名前が表示されます。

何も装着されていないスロットは、「-----------」と表示されます。

SRX(SRX ボード・ネームE~ H)EXP-E ~H スロットに装着されているウェーブ・エクスパンション・ボード(SRXシリーズ)の名前が表示されます。

何も装着されていないスロットは、「-----------」と表示されます。

SIMMウェーブ・データ用のメモリー・モジュール(SIMM)の装着状況を表示します。

BATTERY CHECK(バッテリー・チェック)XV-5080 には、内部に記憶されているデータを保持するための電池を内蔵しています。ここでは、その電池の状態を表示します。「OK」が表示されているときは問題ありません。「LOW」が表示されているときは電池の電圧が低下していま

213

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第9章その他の設定や状態確認をする

すので、最寄りのローランド・サービスに電池の交換を依頼してください。

SCSI ID(スカジー ID)

XV-5080 Self

現在設定されているXV-5080 本体のスカジー ID ナンバーが表示されます。

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第10章 具体的な活用例

第10

外部MIDI 機器で本体をリアルタイムにコントロールする外部MIDI コントローラー(モジュレーション・レバー、フット・スイッチ、エクスプレッション・ペダルなど)を使って、マルチエフェクトの設定やトーンの設定をリアルタイムに変化させることができます。

外部MIDI機器でマルチエフェクトの設定を変化させる変化させることができるパラメーターは、マルチエフェクトによってあらかじめ決まっています。

P.44 からP.105 で説明している各マルチエフェクトのパラメーターのうち、「#」マークが付いているパラメーターがこれにあたります。

設定は、各パッチ、各パフォーマンス、各リズム・セットごとに可能です。

1. 使用するマルチエフェクトを選びます。

各Effects General 画面で設定します。設定手順については2章(P.24)をご覧ください。

2. 各Play 画面から次の手順でボタンを押して、Effects

MFX #2 画面を表示させます。

パッチおよびリズム・セットのとき

[F6(Effects)]-[F3(MFX Ctl)]fig.10-001_70(画面図)

パフォーマンスのとき

[F5(Effects)]-[F3(MFX Ctl)]fig.10-002_70(画面図)

パフォーマンスでは3つのマルチエフェクトが設定できます。[F3(MFX Ctl)]を押すたびに MFX-A画面、MFX-B画面、MFX-C 画面が切り替わります。3つのマルチエフェクトをコントロールするMIDI チャンネルは、MFX Source(P.32)によって決まります。MFX Source が「PERF」のときはPerformance MFX Ctrl Channel(P.216)の設定に、「Part1~ 32」のときは各パートの Receive Channel(P.164)の設定に従います。

3. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルを設定したいパラメーターに合わせます。

※ [SHIFT]を押しながら[ ]を押すと、最も左上にあるパラメーターに移動します。

4. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

値を設定します。

※ 設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこのパラメーターに合わせたときの値に戻ります。

5. [EXIT]を押して、各PLAY画面に戻ります。

※ グループ表示の左側に設定が変更されたことを示す「*」マークが表示されます。設定を残しておきたいときは、保存してください。(P.192)

※ パフォーマンスのSOURCE(マルチエフェクト・ソース P.32)がPART1~ 32のいずれかに設定されているとき、ディスプレイ右上にパート名が表示されます。これは、以下のパラメーターがそのパートに割り当てられているパッチのパラメーターであることを表しています。

●MFX Control 画面([PATCH]-[F6(Effects)]-[F3(MFX Ctl)]/[PERFORM]-[F5(Effects)]-[F3(MFX Ctl)])

MFX Control Source(MFX コントロール・ソース)

マルチエフェクトのパラメーターを変化させるコントロール・ソース、そのコントロール・ソースで変化させるパラメーターとセンスを設定します。

設定値

OFF:コントローラーを使いません。

CC01~ 95:コントローラー・ナンバー1~95(32を除く)

PITCH BEND:ピッチ・ベンド

AFTERTOUCH:アフタータッチ

SYS-CTRL 1~ 4:システム・コントロール1~4

MFX Control Sens(MFX コントロール・センス)

設定値:-63 ~ +63

設定したパラメーターの値を現在の値からプラス方向(大きい値、右方向、速いなど)に変化させるときはプラスの値に、マイナス方向(小さい値、左方向、遅いなど)の変化させるときはマイナスの値に設定します。数値が大きいほど変化は大きくなります。

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第10章 具体的な活用例

MFX Control Destination(MFXコントロール・デスティネーション)

MFXコントロール1~ 4ソースでコントロールするマルチエフェクトのパラメーターを選びます。選べるパラメーターの種類は、MFX Type で設定したマルチエフェクトの種類によって異なります。

Performance MFX Ctrl Channnel(パフォーマンスMFXコントロール・チャンネル)

MIDI Channel(MIDI チャンネル)

設定値:1 ~ 32/OFF

パフォーマンスのMFXをコントロールする MIDI チャンネルを設定します。パフォーマンスのMFX Source が「PERF」のMFX のみ有効です。

トーンの設定を変化させるマトリックス・コントロール・パラメーターを使って、トーンの設定をリアルタイムに変化させます。

コントロールに使う MIDI メッセージと変化させるパラメーターを選ぶ

1. 使用するパッチを選びます。

2. [F5(LFO&CTL)]を押します。

3. [F3(Control)]を押します。

4. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、カーソ

ルを設定したいパラメーターに合わせます。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

値を設定します。

※ 設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこのパラメーターに合わせたときの値に戻ります。

6. [EXIT]を押して、PATCH PLAY 画面に戻ります。

Matrix Control 1 ~ 4(マトリックス・コントロール1 ~ 4)

Source(マトリックス・コントロール・ソース)

マトリックス・コントロール・ソースに割り当てるコントローラーを以下の中からそれぞれ選びます。すべてのパッチに共通したコントローラーを使うときや、ここでは指定できないコントローラーを使いたいときは、SYS-CTRL1~ 4を選んだ後、System Control Source(SYSTEM Control 画

面)でコントローラーを選びます。

設定値

OFF:コントローラーを使いません。

CC01~ CC95:コントローラー・ナンバー1~95(32を除く)

BENDER:ベンダー

AFTERTOUCH:アフタータッチ

SYS-CTRL1:システム・コントロール1

SYS-CTRL2:システム・コントロール2

SYS-CTRL3:システム・コントロール3

SYS-CTRL4:システム・コントロール4

VELOCITY:ベロシティー

KEYFOLLOW:キーフォロー

TEMPO:テンポ

LFO1

LFO2

PITCH-ENV:ピッチ・エンベロープ

TVF-ENV:TVFエンベロープ

TVA-ENV:TVA エンベロープ

Destination(デスティネーション)

設定値

コントロールするパラメーターを選びます。

OFF コントロールしません

PICTH ピッチ

TMT トーン・ミックス・テーブル

Effectsのパラメーター([PATCH]-[F6(Effects)]P.26)

DRY LEVEL

CHORUS LEVEL

REVERB LEVEL

MFX CTRL1

MFX CTRL2

MFX CTRL3

MFX CTRL4

WG のパラメーター([PATCH]-[F2(WG)]-[F1(WG

Prm)]P.137)

FXM DEPTH

LFO のパラメーター([PATCH]-[F5(LFO&CTL)]P.146)

LFO1 PCH DEPTH

LFO2 PCH DEPTH

LFO1 TVF DEPTH

LFO2 TVF DEPTH

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第10章 具体的な活用例

第10

LFO1 TVA DEPTH

LFO2 TVA DEPTH

LFO1 PAN DEPTH

LFO2 PAN DEPTH

LFO1 RATE

LFO2 RATE

PITCHのパラメーター([PATCH]-[F2(WG)]-[F1

(Pch Env)]P.138)

PIT ENV A-TIME

PIT ENV D-TIME

PIT ENV R-TIME

TVFのパラメーター([PATCH]-[F3(TVF)]P.140)

CUTOFF

RESONANCE

TVF ENV A-TIME

TVF ENV D-TIME

TVF ENV R-TIME

TVAのパラメーター([PATCH]-[F4(TVA)]P.143)

LEVEL

PAN

TVA ENV A-TIME

TVA ENV D-TIME

TVA ENV R-TIME

Sens(センス)

設定値:-63 ~ +63

コントローラーの動きに対する変化量を調節します。マイナスの値にすると変化が逆になります。LFOデプスをマイナスの値にしたときは位相が反転します。LFOレイトをマイナスの値にしたときは周期が長くなり、プラスの値にしたときは短くなります。

Tone(トーン)

前述の2つのパラメーターの設定を適用するトーンを選びます。「o」でオン、「_」でオフ、「R」は位相を反転して作用します。

パッチを使った応用

LFO の周期をシステムのテンポに同期させる

1. PATCH PLAY 画面で同期させるパッチを選びます。

2. パッチのClock Source(PATCH Common General #2

画面)を「SYSTEM」に設定します。

3. 各トーンの Rate(PATCH LFO&CTL LFO 1, 2 画面)を同期させるテンポに対する音符の長さに設定します。

4. システムのClock Source(SYSTEM General #1 画面)を「INT」に設定します。

※ システムのClock Source を「MIDI」に設定すると、外部MIDI 機器のテンポに同期させることができます。

5. システムのTempo(SYSTEM General #1 画面)をいろ

いろな値に変えると、システムのテンポにしたがって、音の揺れるテンポも変わります。

6. 音の揺れる深さは各トーンのLFO のDepth(PATCHLFO&CTL LFO 1, 2 画面)で好みの値に設定してください。

※ マルチパーシャル・パッチでは、テンポ同期はできません。

マルチエフェクトの変化をシステムのテンポに合わせる次のマルチエフェクトを選んでいるときは、システムのテンポにしたがってマルチエフェクトのパラメーターを変えることができます。

MFX Type MFX パラメーター

16:STEP-FLANGER Step Rate

19:TRIPLE-TAP-DELAY Delay L ~ R

20:QUADRUPLE-TAP-DELAY Delay1 ~ 4

41:STEREO PHASER Rate, Step Rate

42:KEYSYNC FLANGER Rate, Step Rate

43:FORMANT FILTER Rate

45:MULTI TAPDELAY Delay1 ~ 4

46:REVERSE DELAY Delay1 ~ 4

47:SHUFFLE DELAY Delay

48:3D DELAY Delay Left/Right/Center

58:SLICER Rate

60:3D CHORUS Rate

61:3D FLANGER Rate, Step Rate

62:TREMOLO Rate

63:AUTO PAN Rate

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第10章 具体的な活用例

64:STEREO PHASER 2 Rate, Step Rate

65:STEREO AUTO WAH Rate

66:ST FORMANT FILTER Rate

67:MULTI TAP DELAY 2 Delay1 ~ 4

68:REVERSE DELAY 2 Delay1 ~ 4

69:SHUFFLE DELAY 2 Delay

70:3D DELAY 2 Delay Left/Right/Center

71:ROTARY 2 Woofer Speed Slow/Fast, TweeterSpeed Slow/Fast

72:ROTARY MULTI Rotary High/Low Slow Rate, RotaryHigh/Low Fast Rate

73:KEYBOARD MULTI Phaser Rate, Delay Time Left/Right

74:RHODES MULTI Phaser Rate, CF Rate, TP Rate

81:GUITAR MULTI A Delay Time Left/Right, CF Rate

82:GUITAR MULTI B CF Rate

83:GUITAR MULTI C AW Rate, Delay Time Left/Right, CFRate

84:CLEAN GUITAR MULTI A Delay Left/Right, CF Rate

85:CLEAN GUITAR MULTI B AW Rate, Delay Left/Right, CF Rate

86:BASS MULTI CF Rate

89:3D AUTO SPIN Speed

ここでは、マルチエフェクトにSTEP FLANGERを使用しているときの例を説明します。

1. PATCH PLAY画面でパッチを選びます。

2. パッチのClock Source(PATCH Common General #2

画面)を「SYSTEM」に設定します。

3. MFX Type(PATCH Effects General 画面)が STEP

FLANGER であることを確認します。

STEP FLANGER 以外に設定されているときは設定し直してください。

4. Step Rate(PATCH Effects MFX画面)が音符で設定

されていることを確認します。

音符以外に設定されているときは、設定し直してください。

5. システムのClock Source(SYSTEM General #1 画面)

を「INT」に設定します。

※ システムのClock Source を「MIDI」に設定すると、外部MIDI 機器のテンポに同期させることができます。

6. システムのTempo(SYSTEM General #1 画面)をいろ

いろな値に変えると、システムのテンポにしたがって、音の揺れるテンポも変わります。

トーン・ディレイの時間をシステムのテンポに合わせる※ トーン・ディレイが使えるのは4トーン・パッチのみで

す。

1. PATCH PLAY 画面でパッチを選びます。

2. パッチのClock Source(PATCH Common General #2

画面)を「SYSTEM」に設定します。

3. トーン・ディレイのTime(PATCH WG Parameter 画面)

を同期させるテンポに対する音符の長さに設定します。

音符以外に設定されているときは、設定し直してください。

4. システムのClock Source(SYSTEM General #1 画面)

を「INT」に設定します。

※ システムのClock Source を「MIDI」に設定すると、外部MIDI 機器のテンポに同期させることができます。

5. システムのTempo(SYSTEM General #1 画面)をいろ

いろな値に変えると、システムのテンポにしたがって、トーン・ディレイ・タイムのテンポも変わります。

ロータリーの回転周期をペダルで切り替える

1. ペダル・スイッチ(DP-2、DP-6等)を外部 MIDI 機器

(MIDI キーボードなど)に接続します。

2. 外部MIDI 機器のペダル・スイッチのアサインを FOOT

TYPE (CC4) に設定します。

設定のしかたは外部 MIDI 機器の取扱説明書を参照してください。

3. PATCH PLAY 画面で「PR-A:050 Perky B」を選びま

す。

このパッチはマルチエフェクトに ROTARY(ロータリー)を使っています。

4. PATCH Effects MFX Control 画面に切り替えて、MFX

Control 1 の Source を「FOOT TYPE」に設定します。

5. つぎに、Destination を「SPEED」、Sens を「+63」に設定します。

ペダル・スイッチを踏むと、ロータリーのスピードが速くなります。ペダル・スイッチを離すとロータリーのスピードが遅くなります

システムと同じテンポでフレーズ・ループを使用する別売のウェーブ・エクスパンション・ボードの中には、テンポ(BPM)の表示のあるウェーブ(フレーズ・ループ)を使用しているパッチがあります。このフレーズ・ループはシステムのテンポに合わせて演奏することができます。

1. PATCH PLAY 画面でフレーズ・ループを使用している

パッチを選びます。

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第10章 具体的な活用例

第10

2. パッチのClock Source(PATCH Common General #2

画面)を「SYSTEM」に設定します。

3. PATCH WG Parameter 画面に切り替えます。

4. TONE SELECT[1]~[4]を押してトーンを切り替

えて、BPM表示のあるウェーブを使用しているトーンを選びます。

ウェーブ・ネームの表示で、「132:WAVE NAME」のようにウェーブ・ネームの最初にBPM表示があるものが、フレーズ・ループを使用しているトーンです。

5. Wave Tempo Sync が「ON」であることを確認します。

6. トーン・ディレイのTime(PATCH WG Parameter 画

面)を「0」に設定します。

0 以外の値にすると、ディレイ効果がかかり、思ったとおりの演奏ができません。

7. システムのClock Source(SYSTEM General #1 画面)

を「INT」に設定します。

※ システムのClock Source を「MIDI」に設定すると、外部MIDI 機器のテンポに同期させることができます。

8. システムのTempo(SYSTEM General #1 画面)をいろいろな値に変えると、システムのテンポにしたがって、フレーズ・ループの速さも変わります。

※ 押さえる鍵盤の位置にかかわらずシステムのテンポで発音します。このとき、ピッチに関する設定、およびFXMに関する設定は無効になります。

外部MIDI 機器からパフォーマンスのパートの設定を変えるXV-5080 に接続する外部MIDI 機器から、パートの音量、音の定位、ピッチなどの設定に対応するコントロール・チェンジ・メッセージを送信することで変えることができます。これにより、外部MIDI 機器からリアルタイムに、フェード・イン/アウトをさせたり、フィルターを開閉させたりすることができます。

設定を変えることができるパラメーターと、値を変化させるコントロール・チェンジ・メッセージは以下のとおりです。

コントロール・チェンジ・メッセージについて、詳しくは「MIDI インプリメンテーション」(P.280)をご覧ください。

マルチエフェクト、リバーブ、コーラスの種類などを、外部MIDI 機器から変えるときは「システム・エクスクルーシブ・メッセージ」を送信します(P.283)。

●音量を変える(P.280)

• Volume:コントローラー・ナンバー7

●音の定位を変える(P.280)

• Pan:コントローラー・ナンバー 10

●ポルタメントをかける(P.280、P.281)

• Portament:コントローラー・ナンバー 65(ポルタメ

ント・スイッチ)、コントローラー・ナンバー5(ポルタメント・タイム)

●音の立ち上がり/余韻を変える(P.281)

• Rel:コントローラー・ナンバー 72

• Atk:コントローラー・ナンバー 73

●カットオフ周波数を変える(P.281)

• Cut:コントローラー・ナンバー 74

●レゾナンスを変える(P.281)

• Res:コントローラー・ナンバー 71

●内蔵コーラス/リバーブのかかり具合を変える(P.282)

• Chorus:コントローラー・ナンバー 93

• Reverb:コントローラー・ナンバー 91

●ピッチを変える(P.282)

• Coarse:コントローラー・ナンバー 100(値:2)、コ

ントローラー・ナンバー101(値:0)、コントローラー・ナンバー6(値:16 ~112)

• Fine:コントローラー・ナンバー 100(値:1)、コン

トローラー・ナンバー101(値:0)、コントローラー・ナンバー6(値:32 ~96)、コントローラー・ナンバー38(値:0 ~127)

Coarse パラメーターを変えるとき、ピッチの変化量はコントローラー・ナンバー6(データ・エントリーMSB)の値で設定します。値が「64」のとき、ピッチに変化はありま

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第10章 具体的な活用例

せん。値が64 より大きいときはピッチが上がり、64より小さいときはピッチが下がります。

Fine パラメーターを変えるとき、ピッチの変化量はコントローラーナンバー6(データ・エントリーMSB)とコントローラー・ナンバー38(データ・エントリー LSB)で設定します。データ・エントリーMSBが「64」、データ・エントリーLSB が「0」のとき、ピッチに変化はありません。これらより値が大きいときはピッチが上がり、小さいときはピッチが下がります。

●ピッチ・ベンドの範囲を設定する(P.282)

• BendRng:コントローラー・ナンバー100(値:0)、

コントローラー・ナンバー101(値:0)、コントローラー・ナンバー6(値:0 ~12)

<操作>

外部MIDI 機器が、コントロール・チェンジ・メッセージを送信する状態にします。

例えば、音量を変化させたいときは、外部MIDI 機器がコントローラー・ナンバー7(ボリューム・メッセージ)を送信するように設定します。このとき、MIDI チャンネルは音量を変えたいパートのMIDI チャンネルに合わせます。

設定のしかたは、お使いの外部MIDI 機器の取扱説明書をご覧ください。

外部MIDI 機器を操作(操作子を動かす/シーケンサーを再生する など)して、設定を変えます。

実際に鳴っている音だけでなく、画面に表示される値も書き変わります。

RPNとは

RPN(Registered Parameter Number;レジスタード・パラメーター・ナンバー)とは、コントロール・チェンジ・メッセージに用意された拡張メッセージのことです。外部MIDI 機器から、XV-5080 のピッチやピッチ・ベンドの範囲の設定を変えるときはRPNを設定します。RPNには上位部分(RPN MSB)と下位部分(RPNLSB)があります。RPN MSB(コントローラー・ナンバー101)ではこれからRPN の設定をすることをXV-5080 に知らせ、RPN LSB(コントローラー・ナンバー100)の値でどのパラメーターを設定するのかを知らせます。そして最後にデータ・エントリー(コントロール・チェンジ6)の値でパラメーターの変化量を設定します。

また、XV-5080がいったん RPNを受信すると、その後同一のMIDI チャンネルで受信するデータ・エントリーは、すべてそのパラメーターに対する値の変更とみなされます。誤動作を防ぐために、必要なパラメーターとその値の設定が終わったら、RPNヌルを設定します。

例えば、あるパートのピッチを半音上げるとき、外部MIDI 機器から以下のコントロール・チェンジ・メッセージを送信します。

• コントローラー・ナンバー100:値「2」

• コントローラー・ナンバー101:値「0」

• コントローラー・ナンバー6:値「65」

• コントローラー・ナンバー 100:値「127」←RPNヌル

• コントローラー・ナンバー 101:値「127」←RPNヌル

RPNについて詳しくは「MIDI インプリメンテーション」(P.280)をご覧ください。

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第10章 具体的な活用例

第10

マトリックス・コントロールを使った応用

TMTをLFOでコントロールし、トーンを鳴らすタイミングを周期的に変化させるマトリックス・コントロールのデスティネーションに TMT(Tone Mix Table)を選ぶことで、パッチで使用しているトーンを鳴らすタイミングをコントロース・ソースのコントローラーで変化させることができます。

ここでは、LFO1 をコントロール・ソースに設定して、LFO1 の波高値によってトーンの鳴るタイミングが変化するパッチの例を紹介します。

1. PATCH PLAY画面で、「PR-E:043 Morph Pad」を選び

ます。

2. PATCH Common TMT Vel Range 画面(P.133)で

トーン1とトーン2のベロシティー・レンジの V.L(ロワー)とV.U(アッパー)を設定します。

ここでは、各トーンのベロシティー・レンジをつぎのように設定します。

V.L : V.U

tone=1 1 : 64

tone=2 65 : 127

3. PATCH Common TMT Vel Range 画面でトーン1と

トーン2のベロシティー・フェード L.F, U.Fを「10」に設定します。

トーンの発音時と消音時の切り替わりがなめらかになります。

4. TMT Control SwitchのVelocity-Ctrl を「OFF」にしま

す。

この設定で手順 2 で設定したベロシティー・レンジは無効になり、MIDI キーボードやシーケンサーからのベロシティー情報(鍵盤を弾く強さ)に関係なく、2 つのトーンが同時に鳴ります。

5. TMT Control SwitchのMatrix-Ctrl を「ON」にします。

この設定でマトリックス・コントロールのコントローラでTMT をコントロールできるようになります。下の表は、TMT Control SwitchのVelocity-Ctrl とMatrix-Ctrl の関係をまとめた物です。

(1) (2) (3) (4)

[Velocity-Ctrl] ON OFF ON OFF

[Matrix-Ctrl] OFF OFF ON ON

(1)(3):ベロシティー・コントロールの設定が有効になり、

MIDI キーボードやシーケンサーからのベロシティー情報で2つのトーンが切り替わります。

(2):ベロシティー・コントロールの設定とマトリックス・コントロールからのTMT のコントロールが無効になり、MIDI キーボードやシーケンサーからのベロシティー情報に関係なく、2つのが同時に鳴ります。

(4):TMT のマトリックス・コントロールが有効になり、マトリックス・コントロール・ソースのコントロール情報で、トーンの鳴るタイミングが変化します。

※ Velocity-Ctrl とMatrix-Ctrlが両方「ON」のときは、Velocity-Ctrl の設定が優先されます。

6. PATCH LFO&Ctrl #1 画面(P.146)で Matrix Control1

のソースに「LFO1」を選びます。

7. つぎに、Matrix Control1の Destination、Sns、Toneの

一つを次のように設定します。

Destination:TMT

Sns: +63

Tone: o o _ _(トーン 1 と2 に適用する)

8. PATCH LFO&Ctrl LFO1画面(P.145)でForm(Wave)およびValue(Rate) を次のように設定します。

tone=1 tone=2

Form: SIN SIN

Value: 64 127

他のウェーブに変えるときは、PATCH WG Parameter 画面(P.136)で、トーン1とトーン2の ウェーブを設定します。

このとき、パレット機能(P.135)を使って4つのトーンのパラメーターを1つの画面に表示させると、設定しやすくなります。

9. [EXIT]を押して、PATCH PLAY 画面に戻ります。

さらに応用として、コントロール・ソースのLFOの周期をテンポに同期させたり、モジュレーションなどをコントロール・ソースに割り当てて、MIDI キーボードなどからリアルタイムにTONE を変化させることもできます。

221

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第10章 具体的な活用例

GM音源として使うXV-5080 にはGMスコア(GM 音源用のミュージックデータ)を再生したり、作ったりするために便利なGMモード

(GM2)があります。市販のGMスコアを再生するだけでなく、さまざまなパラメーターの設定を変えることで、より豊かな演奏表現を得ることもできます。

GMモードに切り替えるGMモードは、音源をあらかじめ GM システムに対応させて、パート10 にはGMシステム用のリズム・セットを、その他のパートにはGM システム用のパッチを割り当てるパフォーマンスのようなものです。

ただし、GMモードの設定をユーザー・メモリーに保存することはできません。fig.10-003_70(GM PLAY画面図)

GM PLAY 画面では、各パートに割り当てられたパッチまたはリズム・セットが表示されます。

GMモードに切り替えたときは、常にパート 10はGMDrum Set、それ以外のパートは Piano 1 が割り当てられていますので、演奏に合わせて各パートにいろいろなGMパッチやGM ドラム・セットを選んでください。

1. MODEの[GM]を押して、GM PLAY 画面に切り替え

ます。

GMモードに切り替えると、音源が GMシステムの基本設定に初期化されます。

2. カレント・パートを切り替えるときは、[ ]または

[ ]を押します。

3. パートに割り当てているGM パッチまたはGMリズム・セットを変える手順は、通常のパッチまたはリズム・セットを選ぶ操作と同じです。

GM システムの基本設定に戻すGMスコアを正しく再生するためには、まず音源を GMシステムの基本設定に戻さなくてはなりません。XV-5080 では、以下のときにGM システムの基本設定に戻ります。

• GMモードに切り替えたとき

• 外部MIDI 機器からGMシステム・オン・メッセージを受

信したとき

• 再生しているソングにGM システム・オン・メッセージが記録されているとき

• 本体の電源を再投入したとき

• GMイニシャライズを実行したとき(P.227)

GM スコアを再生するXV-5080 はGMモードに切り替えることで GMスコアを正しく再生できます。ただし本機はGM システムでは定義されていないさまざまな拡張機能を装備していますので、これらの機能に依存したミュージックデータを作成すると、他のGMシステムに適合した音源ではうまく演奏できない場合があります。

また、本機はGS Reset メッセージを MIDI で受信することにより、GSフォーマットにも対応できますが、当社サウンド・キャンバス・シリーズ(SC-8850/SC-8820など)とは音源方式や音色の拡張マップが異なるため、サウンド・キャンバス・シリーズ専用に作成されたMIDI データ(GSミュージックデータ)は正しく再生できないことがあります。

通常、GMスコアの最初に GMシステム・オン・メッセージが記録されているので、GMスコアの最初から再生を始めると自動的にGM モードに切り替わります。しかし、GMスコアの途中から再生を始めるとGM モードに切り替わらず、正しく再生されません。GMスコアを再生するときは、あらかじめボタン操作でGM モードに切り替えておくことをおすすめします。

特定の演奏をミュートするGMモードに切り替えると、すべてのパートは MIDI メッセージが受信できる状態になります。GMスコアの再生時に特定のパートの演奏を消したいときは、そのパートのレシーブ・スイッチをオフにします。

まず、[RX]を押してインジケーターを点灯させます。

このとき、PART SELECT[1/17]~[16/32]のインジケーターで各パートのオン/オフが確認できます。点灯がオン、消灯がオフです。

PART SELECT[1/17]~[16/32]を押して、パートのオン/オフを切り替えます。

※ GMモードのときは、[1-16/17-32]は無効になります。

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第10章 具体的な活用例

第10

エフェクトのオン/オフをするfig.10-004_70(画面図)

1. [EFFECTS ON/OFF]を押します。

2. 各エフェクトに対応する[F3]~[F6]ボタンを押し

て、オン/オフします。

On/Off 表示が切り替わります。

3. [EFFECTS ON/OFF]ボタンを押して、インジケー

ターを消灯させます。

EQ(イコライザー)

音の周波数成分レベルを増減して、音質を変えるエフェクターです。

※ XV-5080 では各出力ジャックごとにEQ をかけることができますが、この操作ですべての出力ジャックのEQが同時にオン/オフされます。

Chorus(コーラス)

コーラスは音に厚みや広がりを与えるエフェクターです。

Reverb(リバーブ)

リバーブはホールで音を鳴らしているような響きを与えるエフェクターです。

GMモードの設定を変更するGMモードでもパートごとに変更できるパラメーターがあります。エフェクト、パンまたはレベルなどの設定を変えることでより豊かな演奏表現が可能になります。

GMモードを初期化(P.227)すると、ここでの設定はすべて無効になります。

1. [GM]を押して、GMモードにします。

2. [F2]~[F5]を押して、設定するパラメーターの画面

グループを選びます。

3. [ ]/[ ]/[ ]/[ ]を押して、設定す

るパラメーターにカーソルを合わせます。

パートごとに設定ができるパラメーターの画面を選んだ場合、エディット対象のパート・ナンバーがディスプレイの左上に表示されます。他のパートをエディットするときは、[1/17]~[16/32]で選びます。

4. VALUE ダイヤル、[INC]/[DEC]を使って値を変更し

ます。

※ 設定を間違えてしまったときや音色が気に入らない場合は、[UNDO]を押してこのパラメーターにカーソルを合わせたときの値に戻すことができます。

5. 他の画面グループに切り替えたいときは、[F2]~

[F5]で選びます。

※ 画面グループは[SHIFT]を押しながら[ ]または[ ]を押しても切り替えられます。

6. 手順2~ 5を繰り返してGMモードを完成させます。

7. 操作を終えたら、[EXIT]を押して GM PLAY画面に戻

します。

※ パフォーマンスのエディット操作と同様にパレット画面を使用することができます(P.167)。

■ 音の鳴らし方を設定する([F2(Control)])

fig.10-005_70(画面図)

Modify(パート・モディファイ)パートごとに、カットオフ周波数、レゾナンス、TVF/TVAエンベロープの音の立ち上がり(アタック・タイム)や余韻(リリース・タイム)を補正します。

Cutoff Offset パート・カットオフ・オフセット)

設定値:-64 ~ +63

パートで選択されている音色に対して、TVF のカットオフ周波数の値を相対的に変化させる割合を設定します。

Resonance Offset(パート・レゾナンス・オフセット)

設定値:-64 ~ +63

パートで選択されている音色に対して、TVF のレゾナンスの値を相対的に変化させる割合を設定します。

Attack Time Offset(パート・アタック・タイム・オフセット)

設定値:-64 ~ +63

パートで選択されている音色に対して、TVF/TVAエンベロープ のアタック・タイムの値を相対的に変化させる割合を設定します。

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第10章 具体的な活用例

Release Offset(パート・リリース・タイム・オフセット)

設定値:-64 ~ +63

パートで選択されている音色に対して、TVF/TVAエンベロープ のリリース・タイムの値を相対的に変化させる割合を設定します。

Key Mode(キー・モード)

Mono/Poly パート・モノ/ポリ)

設定値:MONO/POLY

パートの鳴らし方をポリフォニック(POLY)にするか、モノフォニック(MONO)にするかを設定します。単音楽器(サックスやフルートなど)のパッチを使うときは、MONOにすると効果的です。

Portament(ポルタメント)

Switch(ポルタメント・スイッチ)

ポルタメント効果をかけるか(ON)、かけないか(OFF)を設定します。

Time(ポルタメント・タイム)

設定値:0 ~ 127

ポルタメント演奏時の音の高さが変化する時間を設定します。値が大きくなるほど、次の音の高さに移動する時間が長くなります。

■ パッチ選択、音量、音の定位、音の高さを設定する([F3(Part)])fig.10-006_70(画面図)

Patch(パート・パッチ)各パートに割り当てるパッチ、リズム・セットを選択します。

Type(タイプ)

設定値:PATCH/RHYTHM

各パートにパッチを割り当てるか(PATCH)、リズム・セットを割り当てるか(RHYTHM)を選びます。

Number(ナンバー)

各パートに割り当てるパッチ(1~256)あるいはリズム・セット(1~9)のナンバーを選びます。

Level&Pan(パート・レベル&パン)各パートの音量、パンについて設定します。

Part Volume(パート・ボリューム)

設定値:0 ~ 127

各パートの音量を設定します。

Part Pan(パート・パン)

設定値:RANDOM/L63 ~ 63R

各パートの定位を設定します。L63で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

※ Part VolumeとPart Pan の設定を変更すると、PartInformation 画面に反映されます。

Tune(パート・チューン)各パートのピッチについて設定します。

Course(パート・コース・チューン)

設定値:-48 ~ +48

各パートのピッチを半音単位で±4オクターブまで設定します。

Fine(パート・ファイン・チューン)

設定値:-50 ~ +50

コース・チューンで設定したピッチを1セント単位で微調整します(-50 ~ +50セント)。

1セントは100 分の1半音です。

Bend Range(パート・ベンド・レンジ)

Value(バリュー)

設定値:0 ~ 24

ピッチ・ベンド・レバーを動かしたときのピッチの変化量を半音単位で設定します。

レバーを傾けたときの変化量が、左右同じ値に設定されます。

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第10章 具体的な活用例

第10

■ 各パートの MIDIの設定をする([F4(MIDI)])

fig.10-007_70(画面図)

PART MIDI(パートMIDI)

Receive Channel(MIDI チャンネル)

設定値:1 ~ 16 /OFF

パートのMIDI チャンネルを設定します。

Part MIDI Receive Switch(パートMIDIレシーブ・スイッチ)

Receive Switch(レシーブ・スイッチ)

外部MIDI 機器からのMIDI メッセージを受信するか(ON)、しないか(OFF)をパートごとに設定します。

Part Mute (パート・ミュート)

Switch(パート・ミュート・スイッチ)

パートごとにミュートするか(MUTE)、しないか(OFF)を設定します。

■ エフェクトを設定する([F5(Effects)])GMモードで使うコーラス/リバーブの効果を設定します。

画面右上にエフェクター名が破線が表示されている場合、画面に対応するエフェクターはオフに設定されています。指定のエフェクターをオンにしてから設定してください(P.223)。

● GM Effects General 画面([F5(Effects)]-[F1(General)])fig.10-008_70(画面図)

Part Output Assign(パート・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

各パートの出力先を設定します。

Part Dry Send Level(パート・ドライ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

各パートの音量を設定します。

Part Chorus Send Level(パート・コーラス・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスのかかり具合をパートごとに設定します。

Part Reverb Send Level(パート・リバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

リバーブのかかり具合をパートごとに設定します。

Reverb Send Level(リバーブ・センド・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスからリバーブへのセンド・レベルを設定します。

Chorus Output Assign(コーラス・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

コーラス音の出力先を設定します。

Reverb Output Assign(リバーブ・アウトプット・アサイン)

設定値:A ~D

リバーブ音の出力先を設定します。

● GM Effects Chorus 画面([F5(Effects)]-[F2(Chorus)])

GMモードでのコーラス効果を設定します。

GMモードでは、各パートに割り当てられている GMパッチのコーラス効果(センド・レベルを除く)が無効になります。fig.10-009_70(画面図)

Type(コーラス・タイプ)

コーラスの種類を選びます。

設定値

CHORUS 1 ~ 4:コーラス1 ~ 4

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第10章 具体的な活用例

FB CHORUS:フィードバック・コーラス

FLANGER:フランジャー

Rate(コーラス・レイト)

設定値:0 ~ 127

コーラス音のうねりの速さを設定します。

Depth(コーラス・デプス)

設定値:0 ~ 127

コーラス音のうねりの深さを設定します。

Feedback(コーラス・フィードバック・レベル)

設定値:0 ~ 127

コーラスを通した音を再びコーラスに戻す(フィードバック)量を設定します。値を大きくするほど変化が激しくなります。

● GM Effects Reverb画面([F5(Effects)]-[F3(Reverb)])

GMモードのリバーブ効果を設定します。

GMモードでは、各パートに割り当てられている GMパッチのリバーブ効果(センド・レベルを除く)が無効になります。fig.10-010_70(画面図)

Type(リバーブ・タイプ)

リバーブの種類を選びます。

設定値

SMALL ROOM:小さい室内

MEDIUM ROOM:やや大きい室内

LARGE ROOM:大きい室内

MEDIUM HALL:中ぐらいのコンサートホール

LARGE HALL:大きいコンサートホール

PLATE:プレートリバーブの効果

Time(リバーブ・タイム)

設定値:0 ~ 127

残響時間を設定します。

■ 各パートの MIDI情報を確認する([F6(Info)])この画面では、各種MIDI メッセージの受信状態などをパートごとに確認できます。鍵盤または外部MIDI コントローラーからの操作に対して正しく音源が反応しているかを確認するときに便利です。

Part Info画面は、つぎの2つのメニューに分かれています。それぞれのメニューは、[F6(Menu)]を押して切り替えます。

Menu 1

[F1]Mod(モジュレーション・インフォメーション)

[F2]Breath(ブレス・インフォメーション)

[F3]Foot(フット・インフォメーション)

[F4]Volume(ボリューム・インフォメーション)

[F5]Pan(パン・インフォメーション)

Menu 2

[F1]Exp(エクスプレッション・インフォメーション)

[F2]Hold(ホールド1インフォメーション)

[F3]Bend(ピッチ・ベンド・インフォメーション)

[F4]Aft(アフタータッチ・インフォメーション)

[F5]Voices(ボイス・インフォメーション)

GMモードでのユーティリティー機能GMモードでのユーティリティー機能には、GM モードのイニシャライズ、GMモードの設定の転送、プロテクトの設定があります。

ユーティリティー・モードへの入り方の手順は、次のとおりです。

1. GMモードで[SYSTEM/UTILITY]を押してインジ

ケーターを点滅させます。

ユーティリティー・モードに入ります。

2. [F6(MENU)]を押して、設定したい機能のあるメニュー選びます。

3. 該当する[F*]を押します。

4. GM PLAY 画面に戻るときは、[SYSTEM/UTILITY]を押します。

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第10章 具体的な活用例

第10

GM の設定を初期化する(Initialize)fig.10-013_70(GM INIT)

GMのイニシャライズ操作では、GM モードの設定のみを対象にしていますので、ユーザー・メモリーに記憶しているデータが初期化されることはありません。すべての設定を工場出荷時の値に戻したいときは、ファクトリー・リセットを実行します(P.204)。

XV-5080 では、2つのMIDI IN それぞれについて16 パートのGM 音源を動作させることができ、別々に初期化することができます。

● GMモードで使用するGM音源を初期化する。([F1(GM)])

Mode(モード)

GM:GMシステムの基本設定に戻します。

GM2:GM2システムの基本設定に戻します。

● MIDI IN2 専用の GM音源を初期化する。([F2(MIDI In2)])

Mode(モード)

GM:GMシステムの基本設定に戻します。

GM2:GM2システムの基本設定に戻します。

GM OFF:MIDI IN2専用の GM音源をオフにします。「GMOFF」に設定すると、MIDI IN1/2 の両方のデータをGMモードで使用するGM 音源で受信します。

パラメーターを設定した後、[F6(Init)]を押すことによって、イニシャライズが実行されます。

GM モードの設定を転送する(Data Xfer)fig.10-014_70(GM XFER)

GMモードの設定はユーザー・メモリーに保存できません。GMモードの設定を残しておきたいときは、外部 MIDI 機器

にMIDI メッセージとして送信して保存します。

外部MIDI 機器をデータが記録できる状態に設定してから[ENTER]を押します。

送信される設定については、「MIDI インプリメンテーション」(P.280)をご覧ください。

特定のパートの設定を送信したくないときは、そのパートのレシーブ・スイッチをオフにしてください(P.225)。

本体への書き込みを禁止する(Protect)ユーザー・メモリーに保存してあるパッチ、パフォーマンス、リズム・セットの設定が、誤って書き替わらないように、本体への書き込みを禁止する機能です。

Internal Write Protect(インターナル・ライト・プロテクト)

インターナル・ライト・プロテクトはライト操作でユーザー・メモリーを誤って書き替えてしまわないように防止します。「ON」で書き替え禁止し、「OFF」で書き替え可能になります。電源を入れたときは常に「ON」になっていますが、ユーザー・メモリーの設定を書き替えるときは「OFF」にします。また、インターナル・ライト・プロテクトはライト操作時に「OFF」にすることもできます。

Exclusive Protect(エクスクルーシブ・プロテクト)

エクスクルーシブ・プロテクトは、外部MIDI 機器から送信されるシステム・エクスクルーシブ・メッセージでユーザー・メモリーの設定を書き替えてしまうことを防止します。ON で書き替え禁止、「OFF」で書き替え可能になります。「OFF」に設定されていると、インターナル・ライト・プロテクトが「ON」に設定されていても、インターナル・メモリーが書き替えられます。

設定の手順は以下のとおりです。

1. [SYSTEM/UTILITY]を押して、インジケーターを点滅

させます。

※ インジケーターが点灯しているときは、SYSTEM モードになっています。もう一度[SYSTEM/UTILITY]を押してインジケーターを点滅させてください。

2. [F6(Menu)]を押して、Menu1を選びます。

3. [F5(Protect)]を押します。

User Memory Protect 画面が表示されます。fig.08-011_70(画面図)

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第10章 具体的な活用例

4. [ ]/[ ]を押して、設定したいパラメーターに

カーソルを合わせます。

5. VALUE ダイヤルを回すか、[INC]/[DEC]を押して、

保存先を選びます。

6. [EXIT]を数回押して、各PLAY画面に戻ります。

※ Internal Write Protectが「ON(書き込み禁止)」に設定されていても、Exclusive Protectが「OFF(書き込み可能)」に設定されていれば、外部からのシステム・エクスクルーシブ・メッセージによってユーザー・メモリーのデータは書き替わります。

 

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資  料

資 料

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2

故障かな?と思ったら

思ったように動作しないときは、まず以下の点をチェックしてください。チェックしても原因がわからないときは、お買い上げ店または最寄りのローランド・サービス・ステーションにお問い合わせください。

操作中、何らかのメッセージが画面に表示されたときは、「エラー・メッセージ一覧」(P.233)をご覧ください。

音が出ない

VOLUMEが下がっていませんか?

• VOLUMEつまみや、接続しているアンプ/ミキサーな

どのボリュームを確認してください。

接続は正しくしてありますか?

• ヘッドホンから音が出るようであれば、接続しているケーブルが断線していたり、アンプやミキサーが故障している場合が考えられます。もう一度、接続ケーブルや機器を確認してください。

MIDI の受信チャンネルは合っていますか?

• 接続機器のMIDI 送信チャンネルとXV-5080の受信チャンネルが一致しているか確認してください。

トーン、パッチ、パートのレベルの設定が小さくなっていませんか?

• 各トーン、パッチ、各パートのレベルをそれぞれ確認し

てください。

トーンやパートがオフになっていませんか?

• 各トーン、各パートのオン/オフをそれぞれ確認してく

ださい。

発音域の設定は正しいですか?

• 各トーン、各パートの発音域の設定をそれぞれ確認して

ください。

外部機器からのボリューム/エクスプレッション・メッセージでレベルが下がっていませんか?

• 電源を入れ直すと元に戻ります。なお、パフォーマンスを選んでいるときは、Part Info画面で各メッセージの受信状態を確認できます。(P.166、P.226)

エフェクトの設定は正しいですか?

• エフェクトのオン/オフ、エフェクト・バランスやレベ

ルなどの設定を確認してください。

出力先の設定は正しいですか?

• アウトプット・アサインやMFX アウトプット・アサイ

ンの設定を確認してください。

パフォーマンスが選べない

[RX]がオンになっていませんか?

• PERFORM PLAY 画面で[RX]がオンのときは、[A]~[H](PART SELECT[1/17]~[16/32])はパートのオン/オフボタンになります。[RX]をオフにしてください。

設定対象のパートが選べない

[RX]がオンになっていませんか?

• パフォーマンスの各設定画面で[RX]がオンのときは、

PART SELECT[1/17]~[16/32]はパートのオン/オフボタンになります。[RX]をオフにしてください。

音の高さ(ピッチ)がおかしい

マスター・チューンの設定は正しいですか?

• 設定を確認してください(P.207)

スケール・チューンを設定していませんか?

• 設定を確認してください(P.207)

各トーン、各パートのピッチの設定は正しいですか?

• 各設定を確認してください。

外部機器からのピッチ・ベンド・メッセージを受けたままになっていませんか?

• 電源を入れ直すと元に戻ります。なお、パフォーマンス

を選んでいるときは、Part Info画面で各メッセージの受信状態を確認できます。(P.166、P.226)

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故障かな?と思ったら

資  料

エフェクトがかからない

[MFX][CHORUS][REVERB][EQ]がオフになっていませんか?

•[EFFECTS ON/OFF]ボタンを押して、各設定を確認

してください。

エフェクトの各設定は正しいですか?

• 各エフェクトへのセンド・レベルが0になっているとエフェクトはかかりません。各設定を確認してください。

• 各エフェクトへのセンド・レベルが0以外に設定されて

いても、MFXアウトプット・レベル、コーラス・レベル、リバーブ・レベルが0になっているとエフェクトはかかりません。各設定を確認してください。

• パフォーマンスの各パートのアウトプット・アサインを

PATCH に設定すると、そのパートに割り当てられているパッチ(トーンごと)のアウトプット・アサインの設定にしたがって出力されます。したがって、パッチ(トーンごと)のアウトプット・アサインがMFX以外に設定されていると、MFXの音は出力されません。

MIDI メッセージが正しく受信できない

受信チャンネルと受信スイッチの設定は正しいですか?

• MIDI 受信チャンネルと、各 MIDI メッセージの受信ス

イッチの設定を確認してください。

エクスクルーシブの受信設定は正しいですか?

• システム・エクスクルーシブ・メッセージを受信する場

合は、送信側とデバイス ID ナンバーを一致させ、システム・エクスクルーシブの受信スイッチをオンに設定してください。(P.210)また、USERグループのデータを書き替える場合は、さらにシステム・エクスクルーシブ・メッセージのプロテクト・スイッチをオフに設定してください。(P.203)

DEMO PLAY画面が表示されていませんか?

• DEMO PLAY 画面が表示されている間は、外部機器から

MIDI メッセージを受信しても無視します。

メモリー・カードが使えない

メモリー・カード(スマートメディア)は初期化されていますか?

• 初期化されていないメモリー・カードは使えません。初

期化の操作を行ってください。(P.194)

XV-5080に対応していないカードを使っていませんか?

• XV-5080 以外のカードの内容を読み出すことはできません。また、XV-5080 以外でフォーマットしたメモリー・カードには、データを書き込むことができません。

曲データが正しく再生できない

曲の途中から再生していませんか?

• GMスコアの曲の頭には、GM システム・オン・メッセージが書き込まれています。このメッセージを受信しないと、GMスコアが正しく再生できない場合があります。

GS フォーマットの曲データを再生していませんか?

• XV-5080 はGMシステムに対応した音源なので、GS

フォーマットに適合した曲データは正しく再生できない場合があります。

SCSI 機器を認識しない。

電源を入れる順番を間違っていませんか?

• クイック・スタートの「電源を入れる」(P.8)を読んで、正しい順序で電源を入れてください。

SCSI 機器によっては、認識されるのに時間がかかる場合があります。

• このような場合は、SCSIプローブ・タイムを大きな値

に設定にしてください(P.206)。クイック・スタートの「電源を切る」(P.8)の手順に従って一度電源を切ってください。その後、クイック・スタートの「電源を入れる」(P.8)を読んで、正しい順序で電源を入れ直してください。最大値に設定しても認識されない場合、そのSCSI 機器はXV-5080 では使用できません。

SCSI IDが重複していませんか?

• SCSI ID が重複している場合は接続している機器が正し

く認識されません。P.183 の手順に従ってSCSI ID が重複しないように設定して下さい。

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故障かな?と思ったら

市販の他機種用のサンプラー用データがロードできない。

• XV-5080はS-700シリーズとAKAI S-1000/3000用の

データの読み込みに対応しています。他のフォーマットは対応していません。市販のデータCD-ROM等の対応機種を確認して下さい。

• AKAI S-1000/3000 はXV-5080 用にコンバート・ロードされます。AKAI S-1000/3000 で鳴らした場合と異なる場合があります。

デジタル・アウトから音が出ない。ノイズがのる。

• XV-5080 のデジタル・アウトのサンプリング周波数

(ワードクロック)は 44.1/48kHz以外は対応していません。XV-5080 のデジタルアウトを外部機器に同期させて使う場合は外部機器のサンプリング周波数(ワードクロック)を確認してください。

• XV-5080 のデジタル・アウトのサンプリング周波数

(ワードクロック)を外部に同期させる場合、信号線の引き回しによって信号にノイズがのり、結果として音声信号にノイズがのったり、音が出ない場合があります。この場合は、機器間の配線を見直すことで改善される場合があります。

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エラー・メッセージ一覧

資  料

メッセージ/エラー・メッセージはアルファベット順に並べています。

All Data on the Disk Will Be Lost. It WillTake a Long Time. Are You Sure?状況: フル・フォーマットをすると、ディスク上のデー

タが全部消えます。また、フル・フォーマットは時間がかかりますが、実行して良いですか?

対応: 操作を中止するときは、[EXIT]を押します。フル・フォーマットを実行するときは、[F6(OK)]を押します。

All Data on the Drive Will Be Lost. AreYou Sure?状況: クイック・フォーマットをすると、ディスク上の

データが全部消えます。実行して良いですか?

対応: 操作を中止するときは、[EXIT]を押します。クイック・フォーマットを実行するときは、[F6(OK)]を押します。

Battery Low原因: 本体内のバックアップ・バッテリー(ユーザー・

メモリーのデータを保持するための電池)の寿命です。

対応: お買い上げ店または最寄りのローランド・サービスに電池の交換を依頼してください。

Cannot Find Target File!原因: オート・ロードに指定したファイルが見つかりま

せん。

対応1: オート・ロードに指定したドライブが接続されているか確認してください。

対応2: Zipディスクの場合、ドライブに挿入してください。

Checking the disk...状況: ディスクをチェックしています。

Completed!状況: 実行が終了しました。

Create Folder...状況: フォルダーを作成しています。

Dest Disk Incorrect!原因: XV-5080で書き込めないフォーマットのメディ

アです。

対応: XV-5080で書き込めるフォーマットのメディアを用意してください。

Disk Full!原因: メディアの容量がいっぱいになって、書き込むこ

とができません。

対応: メディアの不要なファイルを削除してください(P.195)。または、空き容量のある別のメディアを用意してください。

Disk Not Ready!原因: メディアが用意されていません。

対応: メディアを挿入してください。

DISK, Read Error!状況: ディスク読み込み時にエラーが起こりました。

対処: このディスクは使用できません。

DISK, Write Error!状況: ディスク書き込み時にエラーが起こりました。

対処: このディスクは使用できません。

File Format Error原因: XV-5080では扱えないファイルです。

File I/O Error原因: ファイルのセーブ/ロードができません。

対応: もう一度操作を繰り返してください。同じメッセージが表示される場合、そのファイルは壊れているので削除してください。

FILENAME DUPLICATE, File (ファイル名)Already Exists!状況: 同じ名前のファイルがすでにあります。

対処: ディスク上の同じ名前のファイルを消して、上書き保存する場合はそのまま実行してください。ディスク上の同じ名前のファイルを消したくない場合は、別のファイル名で保存するか、別のディスクに保存してください。

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エラー・メッセージ一覧

File Name(Folder, Volume) Format Error原因: ファイル・ネームが付いていません。

対応: ファイル・ネームを付けてください。

File not Found原因: 指定のファイルが見つかりません。

対応: 指定のファイルが入っているメモリー・カードに入れ替えて操作し直してください。

File Read Error!原因 1: データが壊れているので、読み込むことができま

せん。

対応1: このファイルは使わないでください。

原因2: 接続されているSCSI機器に何らかの異常が発生しました。

対応2: SCSI 機器の接続や電源を確認してください。

File Write Error!原因 1: XV-5080で書き込めないフォーマットのメディ

アです。

対応1: XV-5080で書き込めるフォーマットのメディアを用意してください。

原因2: 接続されているSCSI機器に何らかの異常が発生しました。

対応2: SCSI 機器の接続や電源を確認してください。

Folder Level Too Deep!原因: フォルダー内に作成できるフォルダーの深さの上

限を越えました。

対応: 今の階層よりも浅い別の階層にフォルダーを作成してください。

Format Completed!状況: フォーマットが終わりました。

対応: [F6(ACCEPT)]を押して、メッセージを消します。

IMPROPER DISK, This Disk is not for theXV-5080状況: XV-5080で使用できないフォーマットのディス

クです。

対処: XV-5080で使用できるディスクに交換するか、ディスクの初期化(P.194、P.198)を実行してXV-5080で使用できるようにしてください。

Illegal Format!原因: このファイルのフォーマットは正しくないので読

み込むことができません。

対応: このファイルは使わないでください。

Illegal PCM Wave! Cannot Load ThisWave.原因: このファイルは、XV-5080では読めない圧縮方

式になっています。

対応: 別の機器で、8ビットまたは16ビットのウェーブに変換してください。

Memory Card Full原因: メモリー・カードの空き容量が不足しているた

め、データを保存できません。

対応: 他のメモリー・カードに入れ替えるか、不要なデータを削除してから操作し直してください。

Memory Card I/O Error原因: メモリー・カードに傷が付いている可能性があり

ます。

対応: メモリー・カードに傷が付いているときは、そのメモリー・カードを使わないようにしてください。同じメッセージが何度も表示されるときは、お買い上げ店または最寄りのローランド・サービスに修理を依頼してください。

Memory Card not Ready原因: MEMORY CARDスロットにメモリー・カードが

入っていません。

対応: いったん電源を切って、メモリー・カードを入れてください。

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エラー・メッセージ一覧

資  料

Memory Card Write Protected原因: メモリー・カードにライト・プロテクト・シール

が貼られているため、カード・バンクへ保存できません。

対応: メモリー・カードのライト・プロテクト・シールを剥がしてから操作し直してください。

Memory Error!原因: ウェーブ・メモリーの読み書きができません。

対応: SIMMが壊れている可能性があります。装着し直しても同じメッセージが出る場合は、他のSIMMと交換してください。

Memory Full!原因: ウェーブ・メモリーの容量がいっぱいになって、

データを読み込むことができません。

対応: 本体上の不要なサンプルを削除してください(カードと同様 P.195)。

MIDI Buffer Full原因: 受信した MIDI メッセージの量が多いため、正し

く処理できませんでした。

対応: 送信するMIDI メッセージの量を減らしてください。

MIDI Communication Error原因: MIDI ケーブルの接続に問題があります。

対応: MIDI ケーブルの抜けや断線がないことを確認してください。

Number '****' Will Be Deleted. Are YouSure?状況: 本体のサンプル・ナンバー '****' にあるサンプル

を削除します。実行して良いですか?

対応: 操作を中止するときは、[EXIT]を押します。削除を実行するときは、[F6(OK)]を押します。

PASSWORDPROTECTED, This Zip Diskis Protected by Password!状況: パスワード付の書き込み禁止ディスクです。XV-

5080 では書き込み禁止解除することはできません。

対処: パスワード設定を行った機器で書き込み禁止を解除するか、書き込み禁止になっていないZip ディスクを用意してください。

Path Duplicate!原因: 同じ階層に書き込もうとしています。

対応: 書き込み先を変更してください。

Path Name Too Long!原因: パスの名前が長過ぎます。

対応: 各フォルダーの名前を短くしてください。または、今の階層よりも浅い階層へフォルダーごと移動してください(P.200)。

※ パスとは、ファイルがどの階層にあるかを表すものです。フォルダー名を繋げて表します。

Performance(Patch/Partial/Sample) Full!原因: 指定したデータをロードするのに必要な

Performance (Patch/Partial/Sample) の空きエリアがありません。

対応: 不要なPerformance (Patch/Partial/Sample) を削除してロードし直してください。

Please wait a minute.意味: しばらくお待ちください。

Processing...状況: 操作を実行しています。

Receive Data Error原因: MIDI メッセージが正しく受信できませんでした。

対応: 何度も同じメッセージが表示されるときは、MIDIメッセージの内容に問題があります。

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エラー・メッセージ一覧

Source Disk Incorrect!原因: 実行しようとしている操作は、このメディアに対

応していません。

対応: 操作対象に、このメディアを選ばないでください。

This Will Clear the File(s)/Folder(s). AreYou Sure?状況: ディスクのファイル、またはフォルダーを削除し

ます。実行して良いですか?

対応: 操作を中止するときは、[EXIT]を押します。削除を実行するときは、[F6(OK)]を押します。

Too Many Channels! Cannot Load ThisWave.原因: このファイルは、3チャンネル以上のウェーブを

持っており、XV-5080に読み込むことはできません。

対応: このファイルは使わないでください。

Too Many Files!原因: フォルダー内に作成できるファイル数の上限を越

えました。

対応: 不要なファイルを削除するか(P.195)、別のフォルダーに書き込んでください。

Too Many Folders!原因: フォルダー内に作成できるフォルダー数の上限を

越えました。

対応: 不要なフォルダーを削除するか(P.200)、別のフォルダーに作成してください。

Unformatted Memory Card原因: XV-5080では扱えないメモリー・カードです。

対応: XV-5080でメモリー・カードをフォーマットしてください。

Unknown Disk Error!原因: 原因不明のディスク・エラーです。

対応: お買い上げ店または最寄りのローランド・サービスへ修理を依頼してください。

User Memory Damaged原因: ユーザー・メモリーのデータが壊れています。

対応: FACTORY RESET機能(UTILITY/Factory(Menu 3))の操作で、お買い上げ時の設定に戻してください。

User Memory Write Protected原因1: Internal Write Protect(UTILITY/Protect(Menu

1))がオンに設定されています。

対応1: Internal Write Protectをオフにしてください。

原因2: Sysytem Exclusive Protect(UTILITY/Protect(Menu 1))がオンに設定されているため、エクスクルーシブ・メッセージを受信できません。

対応2: Sysytem Exclusive Protectをオフにしてください。

User Performances(Patches/Rhythm)FullChoose User location and OK tooverwrite原因: 指定したデータをロードするのに必要な

Performance (Patch/Rhythm) の空きエリアがありません。

対応: 「OK」を押して上書きするか、不要なPerformance (Patch/Rhythm) を削除してロードし直してください。

Write Protected!原因: ディスクが書き込み禁止になっています。

対応: 書き込み可能な別のメディアを用意してください。

Writing...状況: 書き込みをしています。

You Cannot Use This Device!原因: 実行しようとしている操作は、このメディアに対

応していません。

対応: 操作対象に、このメディアを選ばないでください。

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SCSI について

資  料

SCSI(スカジー)機器を接続するサウンド・ライブラリー(音色やフレーズが記録されたCD-ROM)のウェーブ・データを XV-5080 に読み込んだり、データをリムーバブル・ディスクやハード・ディスクなどに保存するには、別売のSCSI 機器を接続する必要があります。

SCSI機器は精密機器です。接続のしかたや使いかたを誤ると、正しく動作しないばかりか、ディスクに記録されているデータを壊したり、最悪の場合はSCSI 機器を壊してしまうことにもなります。お使いのSCSI 機器の取扱説明書と合わせてお読みください。

使用できる SCSI 機器XV-5080 で使用できるSCSI機器は以下のとおりです。

Zip ドライブ

データの読み書きも速い上に、衝撃やほこりに強いリムーバブル・ディスク・ドライブです。

MOドライブ

レーザー光と磁場を利用し、高密度で情報を記録する光磁気ディスクを記憶メディアとするリムーバブル・ディスク・ドライブです。

ハード・ディスク

データの読み書きの速度が最も速い記憶機器です。大容量なので、非常に多くのデータを保存することができます。ただし、ディスクを取り外すことができないので、データのやりとりや持ち運びには不便です。

※ 1台のハード・ディスクを2台のXV-5080で共有する接続をした場合、2台のXV-5080 から同時にハードディスクの読み書きはしないでください。データが壊れたり、接続した機器が壊れる可能性があります。

※ 1台のハード・ディスクをXV-5080 とコンピューターで共有しないでください。データが壊れたり、接続した機器が壊れる可能性があります。コンピューターの中には自動で定期的にハード・ディスクにアクセスするものがあり、XV-5080 とコンピューターから同時にハードディスクにアクセスする可能性があるためです。

CD-ROMドライブ

サウンド・ライブラリーのウェーブ・データを読み込むための機器です。

接続の前に必要な知識

SCSI ケーブルと SCSI コネクターの形状XV-5080 は、SCSI コネクター(D-SUB 25 ピン・タイプ)を標準で装備しています。fig.SCSI-1

XV-5080 とSCSI 機器を接続するには、SCSI ケーブルを使います。接続するSCSI 機器のコネクターの形状やピン数を確認し、ケーブルを購入してください。

できるだけ短く、SCSI規格に対応したインピーダンス(110Ω±10%)を持ち、完全にシールドされているSCSIケーブルをお使いください。

各SCSI 機器を接続したSCSIケーブルの総延長が6.5m を超えないようにしてください。

SCSI チェーンについてXV-5080 は、最大7台のSCSI 機器を接続することができます。SCSI機器は、SCSI ケーブルを使って以下のように接続してください。SCSIコネクターには入力と出力の区別がないので、どちらに接続してもかまいません。このような接続のしかたをSCSI チェーンまたはデイジー・チェーンと呼びます。fig.SCSI-2(vp p17)

XV-5080 Disk Drive1(Zip Drive, etc)

Disk Drive7(CD-ROM Drive, etc)

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SCSI について

ターミネーターについて折り返しノイズによる誤動作を防ぐために、SCSI チェーンの両端の機器には終端抵抗を付けなければいけません。これをターミネーターと呼びます。ターミネーターには、スイッチでオン/オフを切り替えるもの(内蔵型)と、SCSI コネクターに取り付けるもの(外付け型)の2種類があります。XV-5080 のターミネーターは内蔵型です。

外付け型のターミネーターは、アクティブ・ターミネーターをお使いになることをおすすめします。このとき、ターミネーター・パワーをオン/オフできるSCSI 機器をお使いならば、必ずオンに設定してください。アクティブ・ターミネーターの取り付けかたについては、お使いのSCSI 機器の取扱説明書をお読みください。

※ お使いのSCSI 機器によっては、ターミネーターのスイッチがオンのまま(ターミネーターが常に有効)のものがあります。このような機器は、SCSI チェーンの端に取り付けてください。

※ ターミネーターを二重に取り付けないでください。例えば、内蔵型のターミネーターのSCSI 機器に、さらに外付けのターミネーターを取り付けることなどはおやめください。

SCSI IDナンバーそれぞれのSCSI 機器は、SCSI IDナンバー(0~ 7)で区別されます。したがって、複数のSCSI 機器を接続するときは、接続しているSCSI 機器のSCSI ID ナンバーが重複しないように設定する必要があります。SCSI ID ナンバーが重複していると、XV-5080 はSCSI 機器を正しく認識しません。お買い上げ時のXV-5080 は、SCSI ID ナンバーが「7」に設定されています。接続するSCSI 機器のSCSI ID ナンバーは「7」以外に設定してください。fig.SCSI-3(SCSI IDナンバー設定つまみ)

接続するSCSI 機器のSCSI ID ナンバーが「7」以外に設定できない場合は、XV-5080 のSCSI ID ナンバーを変えてください。リア・パネルの ID つまみを回して設定します。

接続のしかた「接続の前に必要な知識」を理解したら、接続例を参照して、SCSI機器を接続してみましょう。

以下の3つのことをするときは、必ず各機器の電源を切った状態で行ってください。

• SCSI ケーブルの抜き差し

• ターミネーターのオン/オフ

• SCSI ID ナンバーの設定

※ 電源の入れかたは(クイック・スタートP.8)をご覧ください。

接続例

1台の SCSI機器を接続する場合fig.SCSI-4

複数の SCSI機器を接続する場合fig.SCSI-5

XV-5080 Disk Drive1

Terminator ONTerminator ON

XV-5080 Disk Drive1 Disk Drive2

Terminator OFF Terminator ONTerminator ON

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パラメーター一覧

資  料

■ パッチ・パラメーター

PATCH Common General #1 ([PATCH]-[F1(Common)]-[F1(General)])(p. 127)グループ パラメーター 設定値

Common Name パッチ・ネーム ASCII キャラクター(最大 12文字)

Category パッチ・カテゴリー (*1)Patch Type パッチ・タイプ 4 TONES, MULTI-PARTIALLevel パッチ・レベル 0 ~127Pan パッチ・パン L64~ 0 ~63ROutput Assign パッチ・アウトプット・アサイン MFX, OUTPUTA ~D, INDIV 1 ~8, TONE

Octave & Tune Octave shift オクターブ・シフト -3 ~ 0~ +3Coarce Tune コース・チューン -48 ~+48Fine Tune ファイン・チューン -50 ~+50Stretch TuneDepth ストレッチ・チューン・デプス OFF, 1, 2, 3Analog Feel アナログ・フィール・デプス 0 ~127

*1: NO ASSIGN, AC.PIANO, EL.PIANO, KEYBOARDS, BELL, MALLET, ORGAN, ACCORDION, HARMONICA, AC.GUITAR, EL.GUITAR, DIST.GUITAR, BASS,SYNTH BASS, STRINGS, ORCHESTRA, HIT&STAB, WIND, FLUTE, AC.BRASS, SYNTH BRASS, SAX, HARD LEAD, SOFT LEAD, TECHNO SYNTH,PULSATING, SYNTH FX, OTHER SYNTH, BRIGHT PAD, SOFT PAD, VOX, PLUCKED, ETHNIC, FRETTED, PERCUSSION, SOUND FX, BEAT&GROOVE,DRUMS, COMBINATION

PATCH Common General #2 ([PATCH]-[F1(Common)]-[F1(General)])(p. 128)グループ パラメーター 設定値

Modify Cutoff offset パッチ・カットオフ・オフセット -63 ~+63Resonance offset パッチ・レゾナンス・オフセット -63 ~+63Attack offset パッチ・アタック・タイム・オフセット -63 ~+63Release offset パッチ・リリース・タイム・オフセット -63 ~+63Velo Sens offset パッチ・ベロシティー・センス -63 ~+63

Tempo Clock Source パッチ・クロック・ソース PATCH, SYSETEMTempo パッチ・テンポ 20~ 250

Voice priority Mode ボイス・プライオリティー・モード LAST, LOUDESTOne shot Mode Switch スイッチ OFF, ON

PATCH Common Control ([PATCH]-[F1(Common)]-[F2(Control)])(p. 129)グループ パラメーター 設定値

Key Mode Key Assign キー・アサイン・モード POLY, MONOLegato Switch レガート・スイッチ OFF, ONLegato Retrigger レガート・リトリガー・スイッチ OFF, ON

Bender Bend Range ベンド・レンジ・アップ 0 ~+48ベンド・レンジ・ダウン -48 ~0

Portamento Switch ポルタメント・スイッチ OFF, ONMode ポルタメント・モード NORMAL, LEGATOType ポルタメント・タイプ RATE, TIMEStart ポルタメント・スタート・ピッチ PITCH, NOTETime ポルタメント・タイム 0 ~127

PATCH Common Structure ([PATCH]-[F1(Common)]-[F3(Struct)])(p. 131)グループ パラメーター 設定値

Tone 1 & 2 Type ストラクチャー・タイプ 1&2, 3&4 1 ~10Tone 3 & 4 Type ストラクチャー・タイプ 1&2, 3&4 1 ~10

Booster ブースター・ゲイン 1&2, 3&4 0, +6, +12, +18 dB

PATCH Common TMT Key Range ([PATCH]-[F1(Common)]-[F4(K.Range)])(p. 132)グループ パラメーター 設定値

F.L キー・フェード・ウィズ・ロワー 0 ~127K.L キー・レンジ・ロワー C-1 ~ UPPERK.U キー・レンジ・アッパー LOWER~ G9F.U キー・フェード・ウィズ・アッパー 0 ~127

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パラメーター一覧

PATCH Common TMT Vel Range ([PATCH]-[F1(Common)]-[F5(V.Range)])(p. 133)グループ パラメーター 設定値

TMT Velocity Control Switchl TMTベロシティー・コントロール・スイッチ OFF, ON, RANDOMTMT Matrix Control Switch TMTマトリックス・コントロール・スイッチ OFF, ONTMT VEL RANG L.F ベロシティー・フェード・ウィズ・ロワー 0 ~127

V.L ベロシティー・レンジ・ロワー 1 ~UPPERV.U ベロシティー・レンジ・アッパー LOWER~ 127U.F ベロシティー・フェード・ウィズ・アッパー 0 ~127

PATCH WG Parameter ([PATCH]-[F2(WG)]-[F1(WG Prm)])(p. 136)グループ パラメーター 設定値

Wave Group ウェーブ・グループ INT, XP-A ~ H, SMPLNumber ウェーブ・ナンバー(L, R) 0001~ 1083Gain ウェーブ・ゲイン -6, 0, +6, +12dBTempo Sync ウェーブ・テンポ・シンク OFF, ON

FXM Switch フリケンシー・クロス・モジュレーション・スイッチ OFF, ONColor フリケンシー・クロス・モジュレーション・カラー 1 ~4Depth フリケンシー・クロス・モジュレーション・デプス 0 ~16

Tone Delay Mode トーン・ディレイ・モード (*1)Time トーン・ディレイ・タイム 0 ~127(*2)

*1: NORMAL, HOLD, KEY-OFF-NORMAL, KEY-OFF-DECAY

*2:音符による指定が可能。

PATCH WG Pitch ([PATCH]-[F2(WG)]-[F2(Pitch)])(p. 138)グループ パラメーター 設定値

Pitch Coarse Tune コース・チューン -48 ~+48半音Fine Tune ファイン・チューン -50 ~+50 cent

Random pitch Depth ランダム・ピッチ・デプス 0 ~1200 cent(*1)Keyfollow Value ピッチ・キーフォロー -200 ~+200(*2)

*1: 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, 100, 200, 300, 400, 500, 600, 700, 800, 900, 1000, 1100, 1200

*2: -200, -190, -180, -170, -160, -150, -140, -130, -120, -110, -100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90, +100, +110,+120, +130, +140, +150, +160, +170, +180, +190, +200

PATCH WG Pitch Envelope ([PATCH]-[F2(WG)]-[F3(Pch Env)])(p. 138)グループ パラメーター 設定値

Pitch Envelope Depth ピッチ・エンベロープ・デプス -12 ~+12Time Keyfollow ピッチ・エンベロープ・タイム・キーフォロー -100 ~+100(*1)T1, T2, T3, T4 ピッチ・エンベロープ・タイム 1 ~4 0 ~127L0, L1, L2, L3, L4 ピッチ・エンベロープ・レベル 1 ~4 -63 ~+63

Velocity Sens Amount ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・センス -63 ~+63Time1 ピッチ・エンベロープ・タイム 1 ベロシティー・センス -63 ~+63Time 4 ピッチ・エンベロープ・タイム 4 ベロシティー・センス -63 ~+63

*1: -100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90, +100

PATCH WG Sample ([PATCH]-[F2(WG)]-[F4(Sample)])(p. 139)グループ パラメーター 設定値

Sample Original Key オリジナル・キー C-1 ~ G9Loop Mode ループ・モード FORWARD, ONE SHOT, ALT, REV ONE, REVERSELoop Tune ループ・チューン -50 ~50

Start-Fine --- スタート・ポイント -スタート・ポイント・ファイン 0 ~/0 ~ 255Loop PointStart Fine --- ループ・ポイント・スタート・ポイント - 0 ~/0 ~ 255

ループ・ポイント・スタート・ポイント・ファインEnd - Fine --- エンド・ポイント -エンド・ポイント・ファイン 0 ~/0 ~ 255

(倍全音符)�(付点全音符)、�(付点2分音符)、�

(付点32分音符)、�

(全音符)、� (3連倍全音符)、�

(3連16分音符)、�(32分音符)、�(3連64分音符)、� (64分音符)、� (3連32分音符)、�

(付点8分音符)、�(3連4分音符)、�(8分音符)、� (3連2分音符)、�(4分音符)、�

(付点4分音符)、� (3連全音符)、�(2分音符)、�

(16分音符)、�

(3連8分音符)、� (付点16分音符)、�

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パラメーター一覧

資  料

PATCH TVF Parameter ([PATCH]-[F3(TVF)]-[F1(TVF Prm)])(p. 140)グループ パラメーター 設定値

TVF Filter type フィルター・タイプ OFF, LPF, BPF, HPF, PKG, LPF2, LPF3Cutoff freq カットオフ・フリケンシー 0 ~127Resonance レゾナンス 0 ~127

Resonance Velo Sens レゾナンス・ベロシティー・センス 0 ~127Cutoff keyfollow Keyfollow カットオフ・フリケンシー・キーフォロー -200 ~+200(*1)Cutoff Velo Curve TVF カットオフ・ベロシティー・カーブ FIXED, 1 ~ 7

Sens TVF カットオフ・ベロシティー・センス -63 ~+63

*1: -200, -190, -180, -170, -160, -150, -140, -130, -120, -110, -100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90, +100, +110,+120, +130, +140, +150, +160, +170, +180, +190, +200

PATCH TVF Envelope ([PATCH]-[F3(TVF)]-[F2(TVF Env)])(p. 142)グループ パラメーター 設定値

TVF Envelope Depth TVF エンベロープ・デプス -63 ~+63Time Keyfollow TVF エンベロープ・タイム・キーフォロー -100 ~+100(*1)T1, T2, T3, T4 TVF エンベロープ・タイム 1, 2, 3, 4 0 ~127L0, L1, L2, L3, L4 TVF エンベロープ・レベル 0, 1, 2, 3, 4 0 ~127

Velo Sens Amount TVF エンベロープ・ベロシティー・センス・アマウント -63 ~+63Time 1 TVF エンベロープ・タイム 1 ベロシティー・センス -63 ~+63Time 4 TVF エンベロープ・タイム 4 ベロシティー・センス -63 ~+63

Velo Curve Amount TVF エンベロープ・ベロシティー・カーブ FIXED, 1 ~ 7

*1: -100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90, +100

PATCH TVA Parameter ([PATCH]-[F4(TVA)]-[F1(TVA Prm)])(p. 143)グループ パラメーター 設定値

TVA Level レベル 0 ~127V-Curve TVA エンベロープ・ベロシティー・カーブ FIXED, 1 ~ 7V-Sens TVA エンベロープ・ベロシティー・センス -63 ~+63

Bias Level TVA バイアス・レベル -100 ~+100(*1)Position TVA バイアス・ポジション C-1 ~ G9Direction TVA バイアス・ディレクション LOWER, UPPER, LOWER&UPPER, ALL

Pan Pan トーン・パン L64~ 0 ~63RKeyfollow トーン・パン・キーフォロー -100 ~+100(*1)Random トーン・ランダム・パン・デプス 0 ~63Alternate トーン・オルタネイト・パン・デプス L63~ 0 ~63R

*1: -100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90, +100

PATCH TVA Envelope ([PATCH]-[F4(TVA)]-[F2(TVA Env)])(p. 144)グループ パラメーター 設定値

TVA Envelope Time Keyfollow TVA エンベロープ・タイム・キーフォロー -100 ~+100(*1)T1, T2, T3, T4 TVA エンベロープ・タイム1, 2, 3, 4 0 ~127L1, L2, L3 TVA エンベロープ・レベル1, 2, 3 0 ~127

Velocity Sens Time 1 TVA エンベロープ・タイム1 ベロシティー・センス -63 ~+63Time 4 TVA エンベロープ・タイム 4ベロシティー・センス -63 ~+63

*1: -100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90, +100

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パラメーター一覧

PATCH LFO&Ctrl LFO1, LFO2 ([PATCH]-[F5(LFO&CTL)]-[F1(LFO1)])(p. 145)グループ パラメーター 設定値

Wave Form LFO フォーム SIN,TRI, SAW-UP, SAW-DW,SQR, RND,BEND-UP, BEND-DW, TRP,S&H, CHAOS

Offset LFO オフセット -100, -50, 0, +50, +100Rate Value LFO レイト 0 ~127(*1)

Detune LFO デチューン 0 ~127Delay Time LFO ディレイ・タイム 0 ~127

Keyfollow LFO ディレイ・キーフォロー -100 ~+100Fade Mode LFO フェード・モード ON-IN, ON-OUT, OFF-IN, OFF-OUT

Time LFO フェード・タイム 0 ~127Key Sync Switch LFO キー・シンク・スイッチ OFF, ONDepth Pitch ピッチ LFOデプス 1, 2 -63 ~+63

TVF TVF LFO デプス 1, 2 -63 ~+63TVA TVA LFOデプス 1, 2 -63 ~+63Pan パン LFOデプス 1, 2 -63 ~+63

*1:音符による設定が可能。

PATCH LFO&Ctrl #1 ([PATCH]-[F5(LFO&CTL)]-[F3(Control)])(p. 146)グループ パラメーター 設定値

Matrix Control 1 Source コントロール・ソース 1 (*1)Destination Destination コントロール 1 ディスティネーション1 ~ 4 (*2)

Sns コントロール 1 センス1 ~ 4 -63 ~+63Tone トーン・セレクト 1 ~4 OFF, ON, R

Matrix Control 2 Source コントロール・ソース 2 (*1)Destination Destination コントロール 2 ディスティネーション1 ~ 4 (*2)

Sns コントロール 2 センス1 ~ 4 -63 ~+63Tone トーン・セレクト 1 ~4 OFF, ON, R

PATCH LFO&Ctrl #2 ([PATCH]-[F5(LFO&CTL)]-[F3(Control)])(p. 146)グループ パラメーター 設定値

Matrix Control 3 Source コントロール・ソース 3 (*1)Destination Destination コントロール 3 ディスティネーション1 ~ 4 (*2)

Sns コントロール 3 センス1 ~ 4 -63 ~+63Tone トーン・セレクト 1 ~4 OFF, ON, R

Matrix Control 4 Source コントロール・ソース 4 (*1)Destination Destination コントロール 4 ディスティネーション1 ~ 4 (*2)

Sns コントロール 4 センス1 ~ 4 -63 ~+63Tone トーン・セレクト 1 ~4 OFF, ON, R

*1: OFF, CC01 ~ 95 (32 を除く), PITCH BEND, AFTERTOUCH, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, SYS-CTRL3,SYS-CTRL4, VELOCITY, KEYFOLLOW, TEMPO, LFO1,LFO2, PITCHENV, TVF ENV, TVA ENV

*2: OFF, PITCH,CUTOFF, RESONANCE, LEVEL, PAN, DRYLEVEL, CHORUS SEND, REVERBSEND, LFO1 PCH DEPTH, LFO2 PCH DEPTH, LFO1 TVF DEPTH,LFO2 TVF DEPTH, LFO1 TVA DEPTH, LFO2 TVADEPTH, LFO1 PAN DEPTH, LFO2 PAN DEPTH, LFO1 RATE, LFO2 RATE, PITENV A-TIME, PIT ENV D-TIME,PIT ENV R-TIME, TVF ENV A-TIME, TVF ENV D-TIME, TVF ENV R-TIME, TVA ENV A-TIME, TVA ENV D-TIME, TVA ENV R-TIME, TMT, FXM DEPTH, MFXCTRL1, MFX CTRL2, MFX CTRL3, MFX CTRL4

PATCH LFO&Ctrl Control Sw ([PATCH]-[F5(LFO&CTL)]-[F4(Ctrl Sw)])(p. 147)グループ パラメーター 設定値

MIDI Rx Switch Bender Sw レシーブ・ピッチ・ベンド・スイッチ OFF, ONExpression Sw レシーブ・エクスプレッション・スイッチ OFF, ONHold-1 Sw レシーブ・ホールド 1 スイッチ OFF, ONRedamper レシーブ・リダンパー・スイッチ OFF, ONPan Mode レシーブ・パン・モード・スイッチ CONTINUOUS, KEY-ONTone Env Mode エンベロープ・モード NOSUSTAIN, SUSTAIN

(倍全音符)�(付点全音符)、�(付点2分音符)、�

(付点32分音符)、�

(全音符)、� (3連倍全音符)、�

(3連16分音符)、�(32分音符)、�(3連64分音符)、� (64分音符)、� (3連32分音符)、�

(付点8分音符)、�(3連4分音符)、�(8分音符)、� (3連2分音符)、�(4分音符)、�

(付点4分音符)、� (3連全音符)、�(2分音符)、�

(16分音符)、�

(3連8分音符)、� (付点16分音符)、�

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パラメーター一覧

資  料

PATCH Effects General ([PATCH]-[F6(Effects)]-[F1(General)])(p. 25)グループ パラメーター 設定値

Patch Output Assign パッチ・アウトプット・アサイン MFX, A~ D, 1~ 8, TONETone Output Assign トーン・アウトプット・アサイン MFX, OUTPUTA ~D, INDIV1 ~8Tone Dry Send Level トーン・ドライ・センド・レベル 0 ~127Tone Chorus Send Level トーン・コーラス・センドレベル 0 ~127(non MFX/MFX)Tone Reverb Send Level トーン・リバーブ・センド・レベル 0 ~127(non MFX/MFX)MFX Type MFXタイプ 0 ~90MFX Dry Send Level MFXドライ・センド・レベル 0 ~127MFX Chorus Send Level MFXコーラス・センドレベル 0 ~127MFX Reverb Send Level MFXリバーブ・センド・レベル 0 ~127Chorus Type コーラス・タイプ OFF, Chrus, DelayChorus Output Select コーラス・アウトプット・セレクト MAIN, REV, M+RChorus Level コーラス・レベル 0 ~127Reverb Type リバーブ・タイプ OFF, Revrb, Room, Hall, PlateReverb Level リバーブ・レベル 0 ~127MFX Output Assign MFXアウトプット・アサイン A, B, C, DChorus Output Assign コーラス・アウトプット・アサイン A, B, C, DReverb Output Assign リバーブ・アウトプット・アサイン A, B, C, D

PATCH Effects MFX Control ([PATCH]-[F6(Effects)]-[F2(MFX Prm)])(p. 26)グループ パラメーター 設定値

* MFXパラメーターを参照。(p. 41)

PATCH Effects MFX Control ([PATCH]-[F6(Effects)]-[F3(MFX Ctl)])(p. 26)グループ パラメーター 設定値

MFX CTRL Source MFX コントロール・ソース 1, 2, 3, 4 (*1)Destination MFX コントロール・デスティネーション 1, 2, 3, 4 (*2)Sens MFX コントロール・センス 1, 2, 3, 4 -63 ~+63

*1: OFF, CC01 ~95 (32 を除く ), PITCH BEND, AFERTOUCH, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, SYS-CTRL3, SYS-CTRL4

*2: MFX パラメーターを参照。(p. 41)

PATCH Effects Chorus ([PATCH]-[F6(Effects)]-[F4(Chorus)])(p. 27)* コーラス・パラメーター参照。(p. 27)

PATCH Effects Reverb ([PATCH]-[F6(Effects)]-[F5(Reverb)])(p. 28)* リバーブ・パラメーター参照。(p. 28)

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パラメーター一覧

マルチパーシャル・パッチ

PATCH Common Split ([PATCH]-[F1(Common)]-[F3(Split)])(p. 148)グループ パラメーター 設定値

Note --- ノート・ナンバー A0~ C8No. --- パーシャル・ナンバー ---Partial Name --- パーシャル・ネーム ---L.P --- ロワー・キー・ポイント A0~ C8U.P --- アッパー・キー・ポイント A0~ C8Mute --- ミュート・グループ OFF, 1~ 31Assign --- アサイン・タイプ Multi, SingleMIDI --- MIDI スイッチ OFF, Select, Set

PATCH WG Parameter ([PATCH]-[F2(WG)]-[F1(WG Prm)])(p. 149)グループ パラメーター 設定値

Partial Name パーシャル・ネーム ASCII キャラクター(最大 12文字)Course Tune パーシャル・コース・チューン -48 ~+48Fine Tune パーシャル・ファイン・チューン -50 ~+50

PATCH WG SMT #1 ([PATCH]-[F2(WG)]-[F2(SMT)])(p. 150)グループ パラメーター 設定値

No. --- サンプル・ナンバー ---Name --- サンプル・ネーム ---Level --- サンプル・レベル 0 ~127Pan --- サンプル・パン L32~ 32R, RANDOM, Key+, Key-, LFO+, LFO-,ALTC.T --- サンプル・コース・チューン -48 ~+48F.T --- サンプル・ファイン・チューン -50 ~+50P.KF --- ピッチ・キーフォロー -16 ~+16

PATCH WG SMT #2 ([PATCH]-[F2(WG)]-[F2(SMT)])(p. 151)グループ パラメーター 設定値

SMT Vel Control Switch SMT ベロシティー・コントロール・スイッチ OFF, ONL.F --- ベロシティー・フェード・ウィズ・ロワー 0 ~127V.L --- ベロシティー・レンジ・ロワー 1 ~UPPERV.U --- ベロシティー・レンジ・アッパー LOWER~ 127U.F --- ベロシティー・フェード・ウィズ・アッパー 0 ~127

PATCH WG Sample ([PATCH]-[F2(WG)]-[F2(SMT)]-[F3(Sample)])(p. 151)グループ パラメーター 設定値

Sample Original Key オリジナル・キー C-1 ~ G9Loop Mode ループ・モード FORWARD, ONE SHOT, ALT, REV ONE, REVERSELoop Tune ループ・チューン -50 ~50

Start-Fine --- スタート・ポイント -スタート・ポイント・ファイン 0 ~/0 ~ 255Loop PointStart Fine --- ループ・ポイント・スタート・ポイント - 0 ~/0 ~ 255

ループ・ポイント・スタート・ポイント・ファインEnd - Fine --- エンド・ポイント -エンド・ポイント・ファイン 0 ~/0 ~ 255

PATCH TVF Parameter ([PATCH]-[F3(TVF)]-[F1(TVF Prm)])(p. 153)グループ パラメーター 設定値

TVF Filter type フィルター・タイプ OFF, LPF, BPF, HPFCutoff freq カットオフ・フリケンシー 0 ~127Resonance レゾナンス 0 ~127

Cutoff Keyfollow Point カットオフ・フリケンシー・キーフォロー・ポイント A0~ C8Keyfollow カットオフ・フリケンシー・キーフォロー -63 ~+63

TVF Velo Curve TVF カットオフ・ベロシティー・カーブ 1 ~4Sens TVF レゾナンス・ベロシティー・センス 0 ~127

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パラメーター一覧

資  料

PATCH TVF Envelope ([PATCH]-[F3(TVF)]-[F2(TVF Env)])(p. 154)グループ パラメーター 設定値

TVF Envelope Depth TVF エンベロープ・デプス -63 ~+63Time Keyfollow TVF エンベロープ・タイム・キーフォロー -63 ~+63T1, T2, T3, T4 TVF エンベロープ・タイム 1, 2, 3, 4 0 ~127L0, L1, L2, L3 TVF エンベロープ・レベル 0, 1, 2, 3 0 ~127

Velo Sens Amount TVF エンベロープ・ベロシティー・センス -63 ~+63Time 1 TVF エンベロープ・タイム 1 ベロシティー・センス -63 ~+63Time 4 TVF エンベロープ・タイム 4 ベロシティー・センス -63 ~+63Pitch Depth TVF エンベロープ・ピッチ・デプス -63 ~+63

PATCH TVA Parameter ([PATCH]-[F4(TVA)]-[F1(TVA Prm)])(p. 155)グループ パラメーター 設定値

TVA Level パーシャル・レベル 0 ~127Pan パーシャル・パン -64 ~+63

Level Key follow Point キーフォロー・ポイント A0~ C8Key follow レベル・キーフォロー -63 ~+63

TVA Velo Curve TVA ベロシティー・カーブ FIXED, 1 ~ 7Sens TVA ベロシティー・カーブ・センス -63 ~+63

PATCH TVA Envelope ([PATCH]-[F4(TVA)]-[F2(TVA Env)])(p. 155)グループ パラメーター 設定値

TVA Envelope Time Keyfollow TVA エンベロープ・タイム・キーフォロー -63 ~+63T1, T2, T3, T4 TVA エンベロープ・タイム1, 2, 3, 4 0 ~127L1, L2, L3 TVA エンベロープ・レベル1, 2, 3 0 ~127

Velocity Sens Time 1 TVA エンベロープ・タイム1 ベロシティー・センス -63 ~+63Time 4 TVA エンベロープ・タイム 4ベロシティー・センス -63 ~+63

PATCH LFO&Ctrl LFO ([PATCH]-[F5(LFO&Ctl)]-[F1(LFO)])(p. 156)グループ パラメーター 設定値

Wave Form LFO フォーム SIN,TRI, SAW-UP, SAW-DW,SQR, RND,BEND-UP, BEND-DW

Rate Value LFO レイト 0 ~127Detune LFO デチューン 0 ~127

Delay Time LFO ディレイ・タイム 0 ~127Keyfollow LFO ディレイ・キーフォロー -63 ~+63

Key Sync Switch LFO キー・シンク・スイッチ OFF, ONDepth Pitch ピッチ LFOデプス 1, 2 -63 ~+63

TVF TVF LFO デプス 1, 2 -63 ~+63TVA TVA LFOデプス 1, 2 -63 ~+63Pan パン LFOデプス 1, 2 -63 ~+63

PATCH LFO&Ctrl Control #1 ([PATCH]-[F5(LFO&Ctl)]-[F2(Control)])(p. 157)グループ パラメーター 設定値

Matrix Control 1 Source コントロール・ソース 1 (*1)Destination Destination コントロール 1 ディスティネーション1 ~ 4 (*2)

Sens コントロール 1 センス1 ~ 4 -63 ~+63Matrix Control 2 Source コントロール・ソース 2 (*1)Destination Destination コントロール 2 ディスティネーション1 ~ 4 (*2)

Sens コントロール 2 センス1 ~ 4 -63 ~+63

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パラメーター一覧

PATCH LFO&Ctrl Control #2 ([PATCH]-[F5(LFO&Ctl)]-[F2(Control)])(p. 157)グループ パラメーター 設定値

Matrix Control 3 Source コントロール・ソース 3 (*1)Destination Destination コントロール 3 ディスティネーション1 ~ 4 (*2)

Sens コントロール 3 センス1 ~ 4 -63 ~+63Matrix Control 4 Source コントロール・ソース 4 (*1)Destination Destination コントロール 4 ディスティネーション1 ~ 4 (*2)

Sens コントロール 4 センス1 ~ 4 -63 ~+63

*1: OFF, CC01 ~ 95 (32 を除く), PITCH BEND, AFTERTOUCH, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, SYS-CTRL3,SYS-CTRL4, VELOCITY, KEYFOLLOW, TEMPO, LFO1,LFO2, PITCHENV, TVF ENV, TVA ENV

*2: OFF, PITCH,CUTOFF, RESONANCE, LEVEL, PAN, DRYLEVEL, CHORUS SEND, REVERBSEND, LFO1 PCH DEPTH, LFO2 PCH DEPTH, LFO1 TVF DEPTH,LFO2 TVF DEPTH, LFO1 TVA DEPTH, LFO2 TVADEPTH, LFO1 PAN DEPTH, LFO2 PAN DEPTH, LFO1 RATE, LFO2 RATE, PITENV A-TIME, PIT ENV D-TIME,PIT ENV R-TIME, TVF ENV A-TIME, TVF ENV D-TIME, TVF ENV R-TIME, TVA ENV A-TIME, TVA ENV D-TIME, TVA ENV R-TIME, TMT, FXM DEPTH, MFXCTRL1, MFX CTRL2, MFX CTRL3, MFX CTRL4

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パラメーター一覧

資  料

■ パフォーマンス・パラメーター

PERFORMANCE Common ([PERFORMANCE]-[F1(Common)])(p. 160)グループ パラメーター 設定値

Performance Name Name パフォーマンス・ネーム ASCII キャラクター(最大 12文字)Solo Part Select Number ソロ・パート・ナンバー OFF, PART 1 ~ 32

PERFORMANCE Key Range ([PERFORMANCE]-[F2(K.Range)])(p. 161)グループ パラメーター 設定値

F.L パート・フェード・ウィズ・ロワー 0 ~127K.L キー・レンジ・ロワー C-1 ~ UPPERK.U キー・レンジ・アッパー LOWER~ G9F.U パート・フェード・ウィズ・アッパー 0 ~127

PERFORMANCE Part #1 ([PERFORMANCE]-[F3(Part)])(p. 162)グループ パラメーター 設定値

Patch Type パート・タイプ PATCH/RHYTHMGroup パッチ・グループ USER, PR-A, PR-B, PR-C, PR-D, PR-E, PR-F, PR-G, GM

XP-A-H, CD-A ~ HNumber パッチ・ナンバー 001~ 256

Level & Pan Level レベル 0 ~127Pan パン L64~ 0 ~63R

Bend Range Value ピッチ・ベンド・レンジ 0 ~24, PATCHTune Octave オクターブ・シフト -3 ~ +3

Coarse コース・チューン -48 ~+48半音Fine ファイン・チューン -50 ~+50 cent

Voice Reserve --- --- 0 ~63, FULL

PERFORMANCE Part # 2 ([PERFORMANCE]-[F3(Part)])(p. 163)グループ パラメーター 設定値

Modify Cutoff Offset パート・カットオフ・オフセット -64 ~+63Resonance Offset パート・レゾナンス・オフセット -64 ~+63Attack Time Offset パート・アタック・タイム・オフセット -64 ~+63Release Offset パート・リリース・タイム・オフセット -64 ~+63Velocity Sens Offset パート・ベロシティー・センス・オフセット -64 ~+63

Key Mode Mono/Poly パート・モノ/ポリ MONO, POLY, PATCHLegato Switch レガート・スイッチ OFF, ON, PATCH

Portamento Switch ポルタメント・スイッチ OFF, ON, PATCHTime ポルタメント・タイム 0 ~127, PATCH

PERFORMANCE MIDI #1 ([PERFORMANCE]-[F4(MIDI)])(p. 164)グループ パラメーター 設定値

Part MIDI Receive Channel MIDI レシーブ・チャンネル 1 ~16Part Mute Switch パートミュート・スイッチ OFF, MUTEPart MIDI Receive SwitchMIDI Rx レシーブ・スイッチ OFF, ON

MIDI IN 1 MIDI IN1 レシーブ・スイッチ OFF, ONMIDI IN 2 MIDI IN2 レシーブ・スイッチ OFF, ON

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パラメーター一覧

PERFORMANCE MIDI #2 MIDI Filter ([PERFORMANCE]-[F4(MIDI)])(p. 165)グループ パラメーター 設定値

MIDI Message Program Change レシーブ・プログラム・チェンジ・スイッチ OFF, ONBank Select レシーブ・バンク・セレクト・スイッチ OFF, ONPitch Bend レシーブ・ベンダー・スイッチ OFF, ONChannel Pressure レシーブ・チャンネル・プレッシャー・スイッチ OFF, ONPoly Key Pressure レシーブ・ポリフォニック・キー・プレッシャー・スイッチ OFF, ONModulation レシーブ・モジュレーション・スイッチ OFF, ON

PERFORMANCE MIDI #3 MIDI Filter ([PERFORMANCE]-[F4(MIDI)])(p. 165)グループ パラメーター 設定値

MIDI Message Volume レシーブ・ボリューム・スイッチ OFF, ONPan レシーブ・パン・スイッチ OFF, ONExpression レシーブ・エクスプレッション・スイッチ OFF, ONHold-1 レシーブ・ホールド 1 スイッチ OFF, ONPhase Lock フェイズ・ロック OFF, ONVelocity Curve ベロシティー・カーブ OFF, 1, 2, 3, 4

PERFORMANCE Effects General #1 ([PERFORMANCE]-[F5(Effects)]-[F1(General)])(p. 31)グループ パラメーター 設定値

Part Output Assign パート・アウトプット・アサイン MFX, A~ D, 1~ 8, PATPart Output MFX Select パート・アウトプット MFXセレクト A~ CPart Dry Send Level パート・ドライ・センド・レベル 0 ~127Part Chorus Send Level パート・コーラス・センドレベル 0 ~127(non MFX/MFX)Part Reverb Send Level パート・リバーブ・センド・レベル 0 ~127(non MFX/MFX)MFX Type MFXタイプ 0 ~90MFX Source MFXソース PRF/P1~ 32MFX Dry Send Level MFXドライ・センド・レベル 0 ~127MFX Chorus Send Level MFXコーラス・センドレベル 0 ~127MFX Reverb Send Level MFXリバーブ・センド・レベル 0 ~127Chorus Type コーラス・タイプ OFF, Chrus, DelayChorus Source コーラス・ソース PRF/P1~ 32Chorus Output Select コーラス・アウトプット・セレクト MAIN, REV, M+RChorus Level コーラス・レベル 0 ~127Reverb Type リバーブ・タイプ OFF, Revrb, Room, Hall, PlateReverb Source リバーブ・ソース PRF/P1~ 32Reverb Level リバーブ・レベル 0 ~127MFX Output Assign MFXアウトプット・アサイン A, B, C, DChorus Output Assign コーラス・アウトプット・アサイン A, B, C, DReverb Output Assign リバーブ・アウトプット・アサイン A, B, C, D

PERFORMANCE Effects General #2 ([PERFORMANCE]-[F5(Effects)]-[F1(General)])(p. 31)グループ パラメーター 設定値

Output Assign Output アウトプット・アサイン MFX, A~ D, 1~ 8, PATOutput MFX Select MFX アウトプット MFX セレクト MFX-A~ CMFX Source MFX-A MFX-A ソース PERFORM, PART 1 ~ 16

MFX-B MFX-B ソース PERFORM, PART 1 ~ 16MFX-C MFX-C ソース PERFORM, PART 1 ~ 16

MFX Type MFX-A MFX-A タイプ 0 ~90MFX-B MFX-B タイプ 0 ~90MFX-C MFX-C タイプ 0 ~90

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パラメーター一覧

資  料

PERFORMANCE Effects MFX A~ C Control ([PERFORMANCE]-[F5(Effects)]-[F3(MFX Ctl)])(p. 31)グループ パラメーター 設定値

Source Control 1 MFX コントロール・ソース 1 (*1)Control 2 MFX コントロール・ソース 2 (*1)Control 3 MFX コントロール・ソース 3 (*1)Control 4 MFX コントロール・ソース 4 (*1)

Destination Control 1 MFX コントロール・デスティネーション 1 (*2)Control 2 MFX コントロール・デスティネーション 2 (*2)Control 3 MFX コントロール・デスティネーション 3 (*2)Control 4 MFX コントロール・デスティネーション 4 (*2)

Sens Control 1 MFX コントロール・センス 1 -63 ~+63Control 2 MFX コントロール・センス 2 -63 ~+63Control 3 MFX コントロール・センス 3 -63 ~+63Control 4 MFX コントロール・センス 4 -63 ~+63

Performance MFXCtrl Channel MIDI Channel MFX コントロール・チャンネル 1 ~16, OFFReceive MIDI IN1 Switch レシーブ MIDI IN1スイッチ OFF, ONReceive MIDI IN2 Switch レシーブ MIDI IN2スイッチ OFF, ON

*1: OFF, CC01 ~95 (32 を除く ), PITCH BEND, AFERTOUCH, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, SYS-CTRL3, SYS-CTRL4

*2: MFX パラメーターを参照。(p. 41)

PERFORMANCE Effects Chorus ([PERFORMANCE]-[F5(Effect)]-[F4(Chorus)])(p. 32)* コーラス・パラメーター参照。(p. 33)

PERFORMANCE Effects Reverb ([PERFORMANCE]-[F5(Effect)]-[F5(Reverb)])(p. 34)* リバーブ・パラメーター参照。(p. 34)

PERFORMANCE Part Information ([PERFORMANCE]-[F6(Info)])(p. 166)グループ パラメーター 設定値

INFO Mod モジュレーション・インフォメーション 0 ~127Breath ブレス・インフォメーション 0 ~127Foot フット・インフォメーション 0 ~127Volume ボリューム・インフォメーション 0 ~127Pan パン・インフォメーション L64~ 0 ~63RExp エクスプレッション・インフォメーション 0 ~127Hold ホールド 1 インフォメーション 0 ~127Bend ピッチ・ベンド・インフォメーション -128 ~+127Aft アフタータッチ・インフォメーション 0 ~127Voices ボイス・インフォメーション 0 ~64Sys 1 システム・コントロール 1 インフォメーション 0 ~127/-128 ~+127Sys 2 システム・コントロール 2 インフォメーション 0 ~127/-128 ~+127Sys 3 システム・コントロール 3 インフォメーション 0 ~127/-128 ~+127Sys 4 システム・コントロール 4 インフォメーション 0 ~127/-128 ~+127

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パラメーター一覧

■ リズム・セット・パラメーター

RHYTHM Common ([RHYTHM]-[F1(Common)])(p. 169)グループ パラメーター 設定値

Common Name リズム・セット・ネーム ASCII キャラクター(最大 12文字)Level リズム・レベル 0 ~127Output Assign リズム・アウトプット・アサイン MFX, OUTPUTA ~D, INDIV 1 ~8, TONE

Tempo Clock Source リズム・クロック・ソース RHYTHM, SYSETEMTempo リズム・テンポ 20~ 250

One Shot Mode Switch ワン・ショット・モード OFF, ON

RHYTHM WG Parameter ([RHYTHM]-[F2(Key WG)]-[F1(WG Prm)])(p. 171)グループ パラメーター 設定値

Rhythm Tone ---- トーン・ネーム ASCII キャラクター(最大 12文字)Tempo Sync ウェーブ・テンポ・シンク OFF, ON

Wave Group ウェーブ・グループ INT, XP-A ~ H, SAMPLEL, R ウェーブ・ナンバー(L, R) 1 ~****

Gain&Level Gain ウェーブ・ゲイン -6, 0, 6, 12 dBLevel レベル 0 ~127

Pan Value バリュー L64~ 0 ~63RRandom ランダム・パン・スイッチ OFF, ONAlternate オルタネート・パン・スイッチ OFF, ON

Tune Course コース・チューン -48 ~+48Fine ファイン・チューン -50 ~+50

FXM Switch FXM スイッチ OFF, ONColor FXM カラー 1 ~4Depth FXM デプス 0 ~16

RHYTHM WG Pitch ([RHYTHM]-[F2(Key WG)]-[F2(Pitch)])(p. 173)グループ パラメーター 設定値

Pitch Coarse Tune コース・チューン C-1 ~ G9Fine Tune ファイン・チューン -50 ~+50 cent

Random Pitch Depth ランダム・ピッチ・デプス 0 ~1200 cent(*1)

*1: 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, 100, 200, 300, 400, 500, 600, 700, 800, 900, 1000, 1100, 1200

RHYTHM WG Pitch Envelope ([RHYTHM]-[F2(Key WG)]-[F3(Pch Env)])(p. 173)グループ パラメーター 設定値

Pitch Envelope Depth ピッチ・エンベロープ・デプス -12 ~+12L0 ピッチ・エンベロープ・レベル 0 -63 ~+63T1, T2, T3, T4 ピッチ・エンベロープ・タイム 1 ~4 0 ~127L1, L2, L3, L4 ピッチ・エンベロープ・レベル 1 ~4 -63 ~+63

Velocity Sens Amount ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・センス -63 ~+63Time1 ピッチ・エンベロープ・タイム 1 ベロシティー・センス -63 ~+63Time 4 ピッチ・エンベロープ・タイム 4 ベロシティー・センス -63 ~+63

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パラメーター一覧

資  料

RHYTHM WG WMT Vel Range ([RHYTHM]-[F2(Key WG)]-[F4(V.Range)])(p. 174)グループ パラメーター 設定値

Velocity Control Switch ベロシティー・コントロール・スイッチ OFF, ON, RANDOML.F ベロシティー・フェード・ウィズ・ロワー 0 ~127V.L ベロシティー・レンジ・ロワー 1 ~UPPERV.U ベロシティー・レンジ・アッパー LOWER~ 127U.F ベロシティー・フェード・ウィズ・アッパー 0 ~127

RHYTHM WG Sample ([RHYTHM]-[F2(Key WG)]-[F5(Sample)])(p. 174)グループ パラメーター 設定値

Sample Original Key オリジナル・キー A0~ C8Loop Mode ループ・モード FORWARD, ONE SHOT, ALT, REV ONE, REVERSELoop Tune ループ・チューン -50 ~50

Start-Fine --- スタート・ポイント -スタート・ポイント・ファイン 0 ~/0 ~ 255Loop PointStart Fine --- ループ・ポイント・スタート・ポイント - 0 ~/0 ~ 255

ループ・ポイント・スタート・ポイント・ファインEnd - Fine --- エンド・ポイント -エンド・ポイント・ファイン 0 ~/0 ~ 255

RHYTHM TVF Parameter ([RHYTHM]-[F3(Key TVF)]-[F1(TVF Prm)])(p. 175)グループ パラメーター 設定値

TVF FILTER Type フィルター・タイプ OFF, LPF, BPF, HPF, PKG, LPF2, LPF3Cutoff カットオフ・フリケンシー 0 ~127Resonance レゾナンス 0 ~127

TVF VELOCITY V-Cutoff TVF カットオフ・ベロシティー・センス -63 ~+63V-Curve TVF カットオフ・ベロシティー・カーブ FIXED, 1 ~ 7V-Resonance TVF レゾナンス・ベロシティー・センス -63 ~+63

RHYTHM TVF Envelope ([RHYTHM]-[F3(Key TVF)]-[F2(TVF Env)])(p. 177)グループ パラメーター 設定値

TVF ENVELOPE Depth TVF エンベロープ・デプス -63 ~+63V-Sens TVF エンベロープ・ベロシティー・センス -63 ~+63V-Curve TVF エンベロープ・ベロシティー・カーブ FIXED, 1 ~ 7V-T1 TVF エンベロープ・タイム 1 ベロシティー・センス -63 ~+63V-T4 TVF エンベロープ・タイム 4 ベロシティー・センス -63 ~+63L0 TVF エンベロープ・レベル 0 0 ~127T1, T2, T3, T4 TVF エンベロープ・タイム 1, 2, 3, 4 0 ~127L1, L2, L3, L4 TVF エンベロープ・レベル 1, 2, 3, 4 0 ~127

RHYTHM TVA Parameter ([RHYTHM]-[F4(Key TVA)]-[F1(TVA Prm)])(p. 177)グループ パラメーター 設定値

TVA Level レベル 0 ~127Pan パン L64~ 0 ~63RRandom ランダム・パン・デプス 0 ~63Alternate オルタネイト・パン・デプス L63~ 0 ~63R

TVA VELOCITY Velocity Sens TVA エンベロープ・ベロシティー・センス -63 ~+63Velocity Curve TVA エンベロープ・ベロシティー・カーブ FIXED, 1 ~ 7

RHYTHM TVA Envelope ([RHYTHM]-[F4(Key TVA)]-[F2(TVA Env)])(p. 178)グループ パラメーター 設定値

TVA TIMEENV V-T1 TVA エンベロープ・タイム1 ベロシティー・センス -63 ~+63V-T4 TVA エンベロープ・タイム 4ベロシティー・センス -63 ~+63

TVA ENVELOPE T1 ~ 4 TVA エンベロープ・タイム1 ~ 4 0 ~127L1 ~ 3 TVA エンベロープ・レベル1 ~ 3 0 ~127

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パラメーター一覧

RHYTHM Key Control ([RHYTHM]-[F5(Key Ctl)])(p. 179)グループ パラメーター 設定値

CONTROL Bend Range ベンド・レンジ 0 ~48Envelope Mode エンベロープ・モード NOSUS, SUSTAINMute Group ミュート・グループ OFF, 1~ 31Assign Type アサイン・タイプ MULTI, SINGLE

Rx MIDI Expression レシーブ・エクスプレッション・スイッチ OFF, ONPan レシーブ・パン・コントロール・スイッチ CONTINUOUS, KEY-ONHold-1 レシーブ・ホールド 1 スイッチ OFF, ON

RHYTHM Effects General ([RHYTHM]-[F6(Effects)]-[F1(General)])(p. 37)グループ パラメーター 設定値

Rhythm Output Assign リズム・アウトプット・アサイン MFX, A~ D, 1~ 8, TONERhythm Tone Output Assign リズム・トーン・アウトプット・アサイン MFX, A~ D, 1~ 8Rhythm Tone Dry Send Level リズム・トーン・ドライ・センド・レベル 0 ~127Rhythm Tone Chorus Send Level リズム・トーン・コーラス・センドレベル 0 ~127(non MFX/MFX)Rhythm Tone Reverb Send Level リズム・トーン・リバーブ・センド・レベル 0 ~127(non MFX/MFX)MFX Type MFXタイプ 0 ~90MFX Dry Send Level MFXドライ・センド・レベル 0 ~127MFX Chorus Send Level MFXコーラス・センドレベル 0 ~127MFX Reverb Send Level MFXリバーブ・センド・レベル 0 ~127Chorus Type コーラス・タイプ OFF, Chrus, DelayChorus Output Select コーラス・アウトプット・セレクト MAIN, REV, M+RChorus Level コーラス・レベル 0 ~127Reverb Type リバーブ・タイプ OFF, Revrb, Room, Hall, PlateReverb Level リバーブ・レベル 0 ~127MFX Output Assign MFXアウトプット・アサイン A, B, C, DChorus Output Assign コーラス・アウトプット・アサイン A, B, C, DReverb Output Assign リバーブ・アウトプット・アサイン A, B, C, D

RHYTHM MFX Control ([RHYTHM]-[F6(Effects)]-[F2(MFX Prm)])(p. 37)グループ パラメーター 設定値

*(MFX パラメーターを参照)

RHYTHM MFX Control ([RHYTHM]-[F6(Effects)]-[F3(MFX Ctl)])(p. 37)グループ パラメーター 設定値

MFX CTRL Source MFX コントロール・ソース 1, 2, 3, 4 (*1)Destination デスティネーション 1, 2, 3, 4 (*2)Sens MFX コントロール・センス 1, 2, 3, 4 -63 ~+63

*1: OFF, CC01 ~95(except 32), PITCH BEND, AFERTOUCH, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, SYS-CTRL3, SYS-CTRL4

*2: MFX パラメーターを参照

RHYTHM Effects Chorus ([RHYTHM]-[F6(Effects)]-[F3(Chorus)])(p. 38)* コーラス・パラメーター参照。(p. 38)

RHYTHM Effects Reverb ([RHYTHM]-[F6(Effects)]-[F4(Reverb)])(p. 39)* リバーブ・パラメーター参照。(p. 40)

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パラメーター一覧

資  料

■GMモード・パラメーター

GM Control ([GM]-[F2(Control)])(p. 223)グループ パラメーター 設定値

Modify Cutoff offset カットオフ・オフセット -64 ~+63Resonance offset レゾナンス・オフセット -64 ~+63Attack time offset アタック・タイム・オフセット -64 ~+63Release time offset リリース・タイム・オフセット -64 ~+63

Key Mode Mono/Poly モノ/ポリ MONO, POLYPortamento Switch ポルタメント・スイッチ OFF, ON

Time ポルタメント・タイム 0 ~127

GM Part ([GM]-[F3(Part)])(p. 224)グループ パラメーター 設定値

Patch Type パート・タイプ PATCH,RHYTHMNumber GMパッチ・ナンバー 001~ 256

Bend Range Value ピッチ・ベンド・レンジ 0 ~24Level & Pan Part Volume パート・ボリューム 0 ~127

Part Pan パート・パン RND, L63~ 0 ~63RTune Coarse コース・チューン -48 ~+48半音

Fine ファイン・チューン -50 ~+50 cent

GM MIDI ([GM]-[F4(MIDI)])(p. 225)グループ パラメーター 設定値

Part MIDI Receive Channel MIDI チャンネル 1 ~16, OFFPart Mute Switch ミュート・スイッチ OFF, MUTEPart MIDI Receive Switch MIDI レシーブ・スイッチ OFF, ON

GM Effects General ([GM]-[F5(Effects)])(p. 225)グループ パラメーター 設定値

Part Output Assign パート・アウトプット・アサイン A~ DPart Dry Send Level パート・ドライ・センド・レベル 0 ~127Part Chorus Send Level パート・コーラス・センド・レベル 0 ~127Part Reverb Send Level パート・リバーブ・センド・レベル 0 ~127Chorus Type コーラス・タイプ Cho1~ 4, FBCho, FlangChorus Output Assign コーラス・アウトプット・アサイン A~ DReverb Send Level リバーブ・センド・レベル 0 ~127Reverb Type リバーブ・タイプ SRoom,MRoom, LRoom, MHall, LHall, PlateReverb Output Assign リバーブ・アウトプット・アサイン A~ D

GM Effects Chorus ([GM]-[F5(Effects)]-[F2(Chorus)])(p. 225)グループ パラメーター 設定値

GM Effect Chorus Type コーラス・タイプ CHORUS 1 ~ 4, FB CHORUS, FLANGERRate コーラス・レイト 0 ~127Depth コーラス・デプス 0 ~127Fbk コーラス・フィードバック・レベル 0 ~127

GM Effects Reverb ([GM]-[F5(Effects)]-[F3(Reverb)])(p. 226)グループ パラメーター 設定値

GM Effect Reverb Type リバーブ・タイプ SMALL ROOM,MEDIUM ROOM, LARGE ROOM,MEDIUM HALL, LARGEHALL, PLATE

Time リバーブ・タイム 0 ~127

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パラメーター一覧

GM Part Information ([GM]-[F6(Info)])(p. 226)グループ パラメーター 設定値

Infometion Mod モジュレーション・インフォメーション 0 ~127Breath ブレス・インフォメーション 0 ~127Foot フット・インフォメーション 0 ~127Volume ボリューム・インフォメーション 0 ~127Pan パン・インフォメーション L64~ 0 ~63RExp エクスプレッション・インフォメーション 0 ~127Hold ホールド 1 インフォメーション 0 ~127Bend ピッチ・ベンド・インフォメーション -128 ~+127Aft アフタータッチ・インフォメーション 0 ~127Voices ボイス・インフォメーション 0 ~64

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パラメーター一覧

資  料

■MFXパラメーター

1:STEREO EQ(p. 44)パラメーター 設定値

Freq/GainLowFreq Low frequency 200, 400 HzLowGain Low gain -15 ~ +15 dBMid1 Freq Middle 1 frequency 200 ~8000Hz(*1)Mid1 Gain Middle 1 gain -15 ~ +15 dBMid2 Freq Middle 2 frequency 200 ~8000 Hz(*1)Mid2 Gain Middle 2 gain -15 ~ +15 dBHigh Freq High frequency 4000, 8000 HzHigh Gain High gain -15 ~ +15 dB

Band WidthMid1 Q Mid1 Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0Mid2 Q Mid2 Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz

2:OVERDRIVE(p. 44)パラメーター 設定値

OverdriveDrive Drive 0 ~ 127

Amp simulatorType Amp simulator type SMALL, BUILT-IN,

2-STACK, 3-STACK

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0-127Pan Output pan L64 ~63R

3:DISTORTION(p. 45)パラメーター 設定値

OverdriveDrive Drive 0 ~ 127

Amp simulatorType Amp simulator type SMALL, BUILT-IN,

2-STACK, 3-STACK

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~63R

4:PHASER(p. 45)パラメーター 設定値

PhaserManual Manual 100 ~8000 HzRate Rate 0.05 ~10.00 HzDepth Depth 0 ~ 127Resonance Resonance 0 ~ 127Mix Level Mix level 0 ~ 127

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~63R

5:SPECTRUM(p. 46)パラメーター 設定値

Gain250Hz 250Hz gain -15 ~ +15 dB500Hz 500Hz gain -15 ~ +15 dB1000Hz 1000Hz gain -15 ~ +15 dB1250Hz 1250Hz gain -15 ~ +15 dB2000Hz 2000Hz gain -15 ~ +15 dB3150Hz 3150Hz gain -15 ~ +15 dB4000Hz 4000Hz gain -15 ~ +15 dB8000Hz 8000Hz gain -15 ~ +15 dB

Band WidthQ Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~63R

6:ENHANCER(p. 46)パラメーター 設定値

EnhancerSens Sens 0 ~ 127Mix Level Mix level 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127

7:AUTO WAH(p. 47)パラメーター 設定値

Auto WahFilter type Filter type LPF, BPFSens Sens 0 ~ 127Manual Manual 0 ~ 127Peak Peak 0 ~ 127Rate Rate 0.05 ~10.00 HzDepth Depth 0 ~ 127

OutputLevel Output level 0 ~ 127

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パラメーター一覧

8:ROTARY(p. 47)パラメーター 設定値

RotarySpeed Speed SLOW, FAST

WooferSlow Rate Low frequency slow rate 0.05~ 10.00 HzFast Rate Low frequency fast rate 0.05~ 10.00 HzAcceleration Low frequency acceleration 0 ~ 15Level Low frequency level 0 ~ 127

SeparationSeparation 0 ~ 127

TweeterSlow Rate High frequency slow rate 0.05~ 10.00 HzFast Rate High frequency fast rate 0.05~ 10.00 HzAccelerationl High frequency acceleration 0 ~ 15Level High frequency level 0 ~ 127

OutputLevel Output level 0 ~ 127

9:COMPRESSOR(p. 48)パラメーター 設定値

CompressorAttack Attack 0 ~ 127Sustain Sustain 0 ~ 127Post Gain Post gain 0, +6, +12, +18dB

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~63R

10:LIMITER(p. 48)パラメーター 設定値

LimiterThreshold Threshold level 0 ~ 127Ratio Compression ratio 1.5:1, 2:1, 4:1, 100:1Release Release time 0 ~ 127Post gain Post gain 0, +6, +12, +18dB

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~63R

11:HEXA-CHORUS(p. 49)パラメーター 設定値

Hexa ChorusRate Rate 0.05~ 10.00 HzDepth Depth 0 ~ 127Depth Dev Depth deviation -20 ~ +20Pre Delay Pre delay time 0.0 ~100.0 msPre Delay Dev Pre delay deviation 0 ~ 127Pan Dev Pan deviation 0 ~ 127

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

12:TREMOLO CHORUS(p. 49)パラメーター 設定値

ChorusRate Chorus rate 0.05 ~10.00 HzDepth Chorus depth 0 ~ 127Pre Delay Pre delay time 0.0 ~100.0 ms

TremoloRate Tremolo rate 0.05 ~10.00 HzPhase Tremolo phase 0 ~ 180 degreeSeparation Tremolo separation 0 ~ 127

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

13:SPACE-D(p. 50)パラメーター 設定値

ChorusRate Rate 0.05 ~10.00 HzDepth Depth 0 ~ 127Phase Phase 0 ~ 180 degreePre Delay Pre delay time 0.0 ~100.0 ms

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

14:STEREO CHORUS(p. 50)パラメーター 設定値

ChorusRate Rate 0.05 ~10.00 HzDepth Depth 0 ~ 127Phase Phase 0 ~ 180 degreePre Delay Pre delay time 0.0 ~100.0 ms

FilterType Filter type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff frequency 200 ~8000 Hz (*1)

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz

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パラメーター一覧

資  料

15:STEREO FLANGER(p. 51)パラメーター 設定値

FlangerRate Rate 0.05~ 10.00 HzDepth Depth 0 ~ 127Feedback Feedback level -98 ~ +98%Phase Phase 0 ~ 180 degreePre Delay Pre delay time 0.0 ~100.0 ms

FilterType Filter type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff frequency 200 ~8000 Hz (*1)

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz

16:STEP FLANGER(p. 52)パラメーター 設定値

FlangerRate Rate 0.05~ 10.00 HzDepth Depth 0 ~ 127Feedback Feedback level -98 ~ +98%Phase Phase 0 ~ 180 degreePre Delay Pre delay time 0.0 ~100.0 ms

Step RateStep rate 0.10 ~ 20.00 Hz, note *1

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

17:STEREO DELAY(p. 52)パラメーター 設定値

DelayLeft Delay time left 0.0 ~500.0 msRight Delay time right 0.0 ~500.0 msHF Damp HF damp 200 ~8000 Hz,Feedback Feedback level -98 ~ +98%FBK Mode Feedback mode NORMAL, CROSS

PhasePhase Left Feedback phase left NORMAL, INVERTPhase Right Feedback phase right NORMAL, INVERT

BYPASS (*1)

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

18:MODULATION DELAY(p. 53)パラメーター 設定値

DelayLeft Delay time left 0.0 ~500.0 msRight Delay time right 0.0 ~500.0 msHF Damp HF damp 200 ~8000 Hz,Feedback Feedback level -98 ~ +98%FBK Mode Feedback mode NORMAL, CROSS

ModulationRate Rate 0.05 ~10.00 HzDepth Depth 0 ~ 127Phase Phase 0 ~ 180 degree

BYPASS (*1)

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

LevelLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

19:TRIPLE TAP DELAY(p. 54)パラメーター 設定値

DelayCenter Delay timecenter 200~ 1000 ms, note *1Left Delay time left 200~ 1000 ms, note *1Right Delay time right 200~ 1000 ms, note *1HF Damp HF damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS (*1)Feedback Feedback level -98 ~ +98%

Delay LevelCenter Center level 0 ~ 127Left Left level 0 ~ 127Right Right level 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

LevelLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

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パラメーター一覧

20:QUADRUPLE TAP DELAY(p. 55)パラメーター 設定値

DelayDelay 1 Delay time 1 200~ 1000 ms, note *1Delay 2 Delay time 2 200~ 1000 ms, note *1Delay 3 Delay time 3 200~ 1000 ms, note *1Delay 4 Delay time 4 200~ 1000 ms, note *1HF Damp HF damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS (*1)Feedback Feedback level -98 ~ +98%

Delay LevelLevel 1 Level 1 0 ~ 127Level 2 Level 2 0 ~ 127Level 3 Level 3 0 ~ 127Level 4 Level 4 0 ~ 127

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

LevelLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

21:TIME CONTROL DELAY(p. 56)パラメーター 設定値

DelayTime Delay time 200 ~1000 msAcceleration Acceleration 0 ~ 15HF Damp HF damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS (*1)Feedback Feedback level -98 ~ +98%

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~63R

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

22:2VOICE PITCH SHIFTER(p. 56)パラメーター 設定値

Pitch ACoarse Coarse pitch -24 ~ +12 semitoneFine Fine pitch -100 ~ +100 centPan Output pan L64 ~63RPre Delay Pre delay time 0.0 ~500.0 ms

Pitch ShiftMode Pitch shifter mode 1, 2, 3, 4, 5

Pitch BCoarse Coarse pitch -24 ~ +12 semitoneFine Fine pitch -100 ~ +100 centPan Output pan L64 ~63RPre Delay Pre delay time 0.0 ~500.0 ms

Level BalanceLevel balance A100:0B ~A0:100B

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

LevelOutput level 0 ~ 127

23:FBK PITCH SHIFTER(p. 57)パラメーター 設定値

PitchCoarse Coarse pitch -24 ~ +12 semitoneFine Fine pitch -100 ~ +100 centPre Delay Pre delay time 0.0 ~500.0 msMode Pitch shifter mode 1, 2, 3, 4, 5Feedback Feedback level -98 ~ +98%

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~63R

24:REVERB(p. 58)パラメーター 設定値

ReverbType Reverb type ROOM1, ROOM2,

STAGE1, STAGE2,HALL1, HALL2

Pre Delay Pre delay time 0.0 ~100.0 msTime Gate time 0 ~ 127HF Damp HF damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS (*1)

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

25:GATED REVERB(p. 58)パラメーター 設定値

ReverbType Gated Reverb type NORMAL, REVERSE,

SWEEP1, SWEEP2Pre Delay Pre delay time 0.0 ~100.0 msGate Time Gate time 5 ~ 500ms

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

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パラメーター一覧

資  料

26:OVERDRIVE→CHORUS(p. 59)パラメーター 設定値

OverdriveDrive Drive 0 ~ 127Pan Pan L64 ~63R

ChorusPre Delay Chorus pre delay time 0.0 ~100.0 msRate Chorus Rate 0.05~ 10.00 HzDepth Chorus depth 0 ~ 127Balance Chorus balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

27:OVERDRIVE

FLANGER(p. 59)パラメーター 設定値

OverdriveDrive Drive 0 ~ 127Pan Pan L64 ~63R

FlangerPre Delay Flanger pre delay time 0.0 ~100.0 msRate Flanger rate 0.05~ 10.00 HzDepth Flanger depth 0 ~ 127Feedback Flanger feedback level -98 ~ +98%Balance Flanger balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

28:OVERDRIVE

DELAY(p. 60)パラメーター 設定値

OverdriveDrive Drive 0 ~ 127Pan Pan L64 ~63R

DelayTime Delay time 0.0 ~500.0 msFeedback Delay feedback level -98 ~ +98%HF Damp Delay HF damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS (*1)Balance Delay balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

29:DISTORTION

CHORUS(p. 60)設定項目は「6: OVERDRIVE →CHORUS」とほぼ同じで、以下の 1ヶ所だけ

異なります。Overdrive → Distortion

30:DISTORTION

FLANGER(p. 60)設定項目は「27: OVERDRIVE →FLANGER」とほぼ同じで、以下の 1ヶ所だ

け異なります。Overdrive → Distortion

31:DISTORTION

DELAY(p. 60)設定項目は「28: OVERDRIVE →DELAY」とほぼ同じで、以下の 1ヶ所だけ異

なります。Overdrive → Distortion

32:ENHANSER

CHORUS(p. 61)パラメーター 設定値

EnhanserSens Enhancer sens 0 ~ 127Mix Level Enhancer mix level 0 ~ 127

ChorusPre Delay Chorus pre delay time 0.0 ~100.0 msRate Chorus rate 0.05 ~10.00 HzDepth Chorus depth 0 ~ 127Balance Chorus balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127 33:ENHANSER

FLANGER(p. 61)

パラメーター 設定値

EnhanserSens Enhancer sens 0 ~ 127Mix Level Enhancer mix level 0 ~ 127

FlangerPre Delay Flanger pre delay time 0.0 ~100.0 msRate Flanger rate 0.05 ~10.00 HzDepth Flanger depth 0- ~ 127Feedback Flanger feedback level -98 ~ +98%Balance Flanger balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127 34:ENHANSER

DELAY(p. 62)

パラメーター 設定値

EnhanserSens Enhancer sens 0 ~ 127Mix Level Enhancer mix level 0 ~ 127

DelayTime Delay time 0.0 ~500.0 msFeedback Delay feedback level -98 ~ +98%HF Damp Delay HF damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS (*1)Balance Delay balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

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パラメーター一覧

35:CHORUS→DELAY(p. 62)パラメーター 設定値

ChorusPre Delay Chorus pre delay time 0.0 ~100.0 msRate Chorus rate 0.05~ 10.00 HzDepth Chorus depth 0 ~ 127Balance Chorus balance D100:0W ~ D0:100W

DelayTime Delay time 0.0 ~500.0 msFeedback Delay Feedback level -98 ~ +98%HF Damp Delay HF damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS (*1)Balance Delay balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

36:FLANGER

DELAY(p. 63)パラメーター 設定値

FlangerPre Delay Chorus pre delay time 0.0 ~100.0 msRate Chorus rate 0.05~ 10.00 HzDepth Chorus depth 0 ~ 127Feedback Delay Feedback level -98 ~ +98%Balance Chorus balance D100:0W ~ D0:100W

DelayTime Delay time 0.0 ~500.0 msFeedback Delay Feedback level -98 ~ +98%HF Damp Delay HF damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS (*1)Balance Delay balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

37:CHORUS

FLANGER(p. 63)パラメーター 設定値

ChorusPre Delay Chorus pre delay time 0.0 ~100.0 msRate Chorus rate 0.05~ 10.00 HzDepth Chorus depth 0 ~ 127Balance Chorus balance D100:0W ~ D0:100W

FlangerPre Delay Flanger pre delay time 0.0 ~100.0 msRate Flanger rate 0.05~ 10.00 HzDepth Flanger depth 0 ~ 127Feedback Flanger feedback level -98 ~ +98%Balance Flanger balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

38:CHORUS/DELAY(p. 64)「35: CHORUS→ DELAY」参照。

39:FLANGER/DELAY(p. 64)「36: FLANGER → DELAY」参照。

40:CHORUS/FLANGER(p. 64)「37: CHORUS→ FLANGER」参照。

41:STEREO PHASER(p. 65)パラメーター 設定値

PhaserType Phaser type 1, 2Mode Mode 4-STAGE, 8-STAGEPolarity Polarity INVERSE, SYNCHROManual Manual 0 ~ 127Rate Phaser rate 0.05 ~ 10.00 Hz , note *2Depth Phaser depth 0 ~ 127Resonance Phaser resonance 0 ~ 127X-Feedback Cross feedback level -98 ~ +98 %Mix Level Mix level 0 ~ 127

Step RateSwitch Switch OFF, ONRate Step rate 0.1 ~20.0 Hz , note *2

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127

42:KEYSYNC FLANGER(p. 65)パラメーター 設定値

FlangerPrDly Pre delay time 0.0 ~ 100msRate LFO rate 0.05~ 10.00 Hz , note *2Depth LFO depth 0 ~ 127Fbk Feedback -98 ~ +98 %Phase Phase 0 ~ 180 degree

FilterType Filter type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff frequency 200 ~8000 H(*1)

Step RateSwitch Switch OFF, ONRate Step rate (*2) 0.1 ~20.0 Hz , note *2

KeysyncSwitch Switch OFF, ONThres Keysync threshold 0 ~ 127Phase Keysync phase 0 ~ 360 degree

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceBalance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz

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パラメーター一覧

資  料

43:FORMANT FILTER(p. 66)パラメーター 設定値

OverdriveSwitch Switch OFF, ONDrive Drive 0 ~ 127

FilterVowel 1 Vowel 1 a, e, i, o, uVowel 2 Vowel 2 a, e, i, o, uRate Rate 0.05~ 10.00Hz , note *2Depth Depth 0 ~ 127Manual Manual 0 ~ 100

KeysyncSwitch Keysync switch OFF, ONThres Keysync threshold 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~ 63R

44:RING MODULATOR(p. 67)パラメーター 設定値

Ring ModulatorFreq Frequency 0 ~ 127Modulator Modulator source OFF, SOURCE, A, B,

C, DModulator Monitor Modulator monitor OFF, ONSens Sens 0 ~ 127Polarity Polarity UP, DOWN

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

45:MULTI TAP DELAY(p. 68)パラメーター 設定値

Delay1 Delay time 1 0 ~ 1800ms , note *22 Delay time 2 0 ~ 1800ms , note *23 Delay time 3 0 ~ 1800ms , note *24 Delay time 4 0 ~ 1800ms , note *2Feedback Feedback -98 ~ +98 %HF Damp HF Damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS(*1)

Delay Level1 Level 1 0 ~ 1272 Level 2 0 ~ 1273 Level 3 0 ~ 1274 Level 4 0 ~ 127

Delay Pan1 Output pan 1 L64 ~ 63R2 Output pan 2 L64 ~ 63R3 Output pan 3 L64 ~ 63R4 Output pan 4 L64 ~ 63R

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W~ D0:100W

LevelLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

46:REVERSE DELAY(p. 69)パラメーター 設定値

Delay1 Delay time 1 0 ~ 900 ms , note *22 Delay time 2 0 ~ 900 ms , note *23 Delay time 3 0 ~ 900 ms , note *24 Delay time 4 0 ~ 900 ms , note *2

Feedback1 Feedback 1 -98 ~ +98 %4 Feedback 4 -98 ~ +98 %

HF Damp1 HF Damp 1 200 ~8000 Hz,

BYPASS(*1)4 HF Damp 4 200 ~8000 Hz,

BYPASS(*1)

Level1 Level 1 0 ~ 1272 Level 2 0 ~ 1273 Level 3 0 ~ 127

Pan1 Output pan 1 L64 ~ 63R2 Output pan 2 L64 ~ 63R3 Output pan 3 L64 ~ 63R

ThreshThreshold level 0 ~ 127

EQ GainLowGain Low gain -15 ~ +15 dBHi Gain High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

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パラメーター一覧

47:SHUFFLE DELAY(p. 70)パラメーター 設定値

DelayTime Delay time 0 ~ 1800ms , note *2Shuffle Rate Shuffle rate 0 ~ 100 %Acceleration Acceleration 0 ~ 15Feedback Feedback -98 ~ +98 %HF Damp HF Damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS(*1)

PanA Pan A L64 ~ 63RB Pan B L64 ~ 63R

BalanceLevel balance A100:0B ~ A0:100B

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0E ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

48:3D DELAY(p. 70)パラメーター 設定値

DelayCenter Delay time center 0 ~ 1800ms, note *2Left Delay time left 0 ~ 1800ms, note *2Right Delay time right 0 ~ 1800ms, note *2HF Damp HF Damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS(*1)Feedback Feedback -98 ~ +98 %

Delay LevelCenter Level center 0 ~ 127Left Level left 0 ~ 127Right Level right 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0E ~ D0:100W

OutputOut Output mode SPEAKER, PHONESLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

49:3VOICE PITCH SHIFTER(p. 71)パラメーター 設定値

Pch Coarse1-3 Coarse pitch 1-3 -24 ~ +12

Pch Fine1-3 Fine pitch 1-3 -100 ~ +100 [cent]

Pitch ShiftMode Pitch shifter mode 1, 2, 3, 4, 5

Fbk1-3 Feedback level 1-3 -98 ~ +98 %

Pre Delay 1-3 Pre Delay time 1-3 0.0 ~ 500 [ms]

Balance

Effect balance D100:0E ~ D0:100W

Level1-3 Level 1-3 0 ~ 127

Pan1-3 Output pan 1-3 L64 ~ 63R

OutputOutput level 0 ~ 127

50:LOFI COMPRESS(p. 72)パラメーター 設定値

Lo-FiType LOFI type 1 ~ 9

Pre FilterType Pre Filter type 1 ~ 6

Post Filter 1Type Post Filter 1 type 1 ~ 6

Post Filter 2Type Post Filter 2 type OFF, LPF, HPF:(*1)Cutoff Cutoff Frequency (*1)

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0E ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~ 63R

*1: Post Filter cutoff frequency:200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz

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パラメーター一覧

資  料

51:LOFI NOISE(p. 72)パラメーター 設定値

Lo-FiType LOFI type 1 ~ 9

Post FilterType Post Filter Type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff Frequency (*1)

Radio NoiseDetune Radio detune 0 ~ 127:0~ 127 (*2)Level Output level 0 ~ 127

Disk NoiseType Disc noise type (*3)LPF Disc noise LPF (*4)Level Level (*5)

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0E ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~ 63R

*1: Post Filter cutoff frequency:200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz

*2: Radio detune:Radio noise level

*3: Disc noise type:LP, EP, SP, RND

*4: Disc noise LPF:200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

*5: Disc noise level:0—127

52:SPEAKER SIMULATOR(p. 73)パラメーター 設定値

SpeakerType Speaker type (*1)

MicSetting Mic setting 1, 2, 3Level Mic level 0 ~ 127Direct Level Direct level 0 ~ 127

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: Small 1, Small 2, Middle, JC-120, Built In 1, Built In 2, Built In 3, Built In 4, Built In 5, BG Stack 1, BG Stack 2, MS Stack 1, MS Stack 2, Metal Stack, 2 Stack, 3 Stack

53:OVERDRIVE 2(p. 74)パラメーター 設定値

OverdriveDrive Drive 0 ~ 127Tone Tone 0 ~ 127

Amp simulatorSwitch Switch OFF,ONType Amp. simulator type SMALL,BUILT-IN,

2-STACK, 3-STACK

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~ 63R

54:DISTORTION 2(p. 74)パラメーター 設定値

DistortionDrive Drive 0 ~ 127Tone Tone 0 ~ 127

Amp simulatorSwitch Switch OFF,ONType Amp. simulator type SMALL,BUILT-IN,

2-STACK, 3-STACK

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~ 63R

55:STEREO COMPRESSOR(p. 75)パラメーター 設定値

CompressorAttack Attack time 0 ~ 127Sustain Sustain 0 ~ 127Post Gain Post gain 0, +6, +12, +18

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127

56:STEREO LIMITER(p. 75)パラメーター 設定値

LimiterThreshold Threshold level 0 ~ 127Ratio Compression ratio 1.5:1, 2:1, 4:1, 100:1Release Release time 0 ~ 127Post Gain Post gain 0, +6, +12, +18

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127

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パラメーター一覧

57:GATE(p. 76)パラメーター 設定値

GateMode Mode GATE, DUCKAttack Time Attack time 0 ~ 127Hold Time Hold time 0 ~ 127Release Time Release time 0 ~ 127

Gate KeyKey Key SOURCE, A, B, C, DThreshold Key threshold 0 ~ 127Monitor Key monitor OFF, ON

BalanceEffect balance D100:0E ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

58:SLICER(p. 76)パラメーター 設定値

Level 1, 2, 3, 4Beat 1 ~ 4 Beat 1 ~ 4 0 ~ 127

RateRate 0.05 ~ 10.0 , note *2

AttackAttack 0 ~ 127

ResetTrigger Trigger OFF, SOURCE, A, B,

C, DThreshold Reset threshold 0 ~ 127Monitor Reset monitor switch OFF, ON

Beat ChangeMode Mode LEGATO, SLASHShuffle Shuffle 0 ~ 127

OutputLevel Output level 0 ~ 127

59:ISOLATOR(p. 77)パラメーター 設定値

Boost/CutLow Level low -60 ~ +4 dBMid Level middle -60 ~ +4 dBHigh Level high -60 ~ +4 dB

Anti Phase LowSwitch Switch OFF, ONLevel Level 0 ~ 127

Anti Phase MidSwitch Switch OFF, ONLevel Level 0 ~ 127

Low BoostSwitch Switch OFF, ONLevel Level 0 ~ 127

OutputLevel Output level 0 ~ 127

60:3D CHORUS(p. 77)パラメーター 設定値

ChorusRate LFO rate 0.05 ~ 10.00 Hz,

note *2Depth LFO depth 0 ~ 127Phase Phase 0 ~ 180 degreePre Delay Pre delay time 0.0 ~ 100ms

FilterType Filter Type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff frequency 200 ~8000 Hz (*1)

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputOutput mode SPEAKER, PHONES

Level Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz

61:3D FLANGER(p. 78)パラメーター 設定値

FlangerRate LFO rate 0.05 ~ 10.00 Hz,

note *1Depth LFO depth 0 ~ 127Feedback Feedback -98 ~ +98 %Phase Phase 0 ~ 180 degreePrDly Pre delay time 0.0 ~ 100ms

FilterType Filter Type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff frequency 200 ~8000 Hz (*1)

Step RateSwitch Switch OFF, ONRate Step Rate 0.1 ~20.0 Hz, note *2

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputOut Output mode SPEAKER, PHONESLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz

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パラメーター一覧

資  料

62:TREMOLO(p. 79)パラメーター 設定値

TremoloMod Wave Modulation wave TRI, SQR, SIN, SAW1,

SAW2Rate Rate 0.05 ~ 10.0 Hz,

note *2Depth Depth 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127

63:AUTO PAN(p. 79)パラメーター 設定値

Auto PanMod Wave Modulation wave TRI, SQR, SIN, SAW1,

SAW2Rate Rate 0.05 ~ 10.0 Hz,

note *2Depth Depth 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127

64:STEREO PHASER 2(p. 80)パラメーター 設定値

PhaserType Type 1, 2Mode Mode 4 stage, 8 stage,

12 stage, 16 stagePolarity Polarity INVERSE, SYNCHROManual Manual 0 ~ 127Rate Rate 0.05 ~ 10.00Hz, note *2Depth Depth 0 ~ 127Resonance Resonance 0 ~ 127X-Feedback Cross Feedback -98 ~ +98 [%]Mix Level Mix level 0 ~ 127

Step RateSwitch Switch OFF, ONRate Step rate 0.1 ~20.0 Hz, note *2

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127

65:STEREO AUTO WAH(p. 81)パラメーター 設定値

Auto WahFilter type Filter type LPF, BPFSens Sens 0 ~ 127Manual Manual 0 ~ 127Peak Peak 0 ~ 127Rate Rate 0.05 ~ 10.00Hz, note *2Depth Depth 0 ~ 127

Polarity Polarity UP, DOWNPhase Phase 0 ~ 180

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127

66:ST FORMANT FILTER(p. 81)パラメーター 設定値

OverdriveSwitch Switch OFF, ONDrive Drive 0 ~ 127

FilterVowel 1 Vowel 1 a, e, i, o, uVowel 2 Vowel 2 a, e, i, o, uRate Rate 0.05 ~ 10.00 Hz,note*2Depth Depth 0 ~ 127Manual Manual 0 ~ 100Phase Formant phase 0 ~ 180 degree

KeysyncSwitch Keysync switch OFF, ONThres Keysync threshold 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127

67:MULTI TAP DELAY(p. 82)パラメーター 設定値

Delay1-4 Delay time 1-4 0 ~ 3000ms, note *2Feedback Feedback level -98 ~ +98%HF Damp HF damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS (*1)

Level1-4 Level 1-4 0 ~ 127

Pan1-4 Pan 1-4 L64 ~63R

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

LevelLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

265

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パラメーター一覧

68:REVERSE DELAY 2(p. 83)パラメーター 設定値

Delay1-4 Delay time 1-4 0 ~ 1500ms, note *2

Feedback1, 4 Feedback level 1, 4 -98 ~ +98%

HF Damp1, 4 HF damp 1, 4 200~8000 Hz, BYPASS

(*1)

Level1-3 Level 1-3 0 ~ 127

Pan1-3 Pan 1-3 L64 ~63R

ThresholdValue Value 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

69:SHUFFLE DELAY 2(p. 83)パラメーター 設定値

DelayTime Delay time 0 ~ 3000ms, note *2Shuffle Rate Shuffle Rate 0 ~ 100%Acceleration Acceleration 0 ~ 15Feedback Feedback level -98 ~ +98%HF Damp HF damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS (*1)

Delay PanA, B Pan A, B L64 ~63R

BalanceLevel Balance A100:0B ~A0:100B

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

70:3D DELAY 2(p. 84)パラメーター 設定値

DelayCenter Delay time center 0 ~ 3000ms, note *2Left Delay time left 0 ~ 3000ms, note *2Right Delay time right 0 ~ 3000ms, note *2HF Damp HF damp 200 ~8000 Hz,

BYPASS (*1)Feedback Feedback level -98 ~ +98%

Delay LevelCenter Center level 0 ~ 127Left Left level 0 ~ 127Right Right level 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W ~ D0:100W

LevelOut Output mode SPEAKER, PHONESLevel Output level 0 ~ 127

71:ROTARY 2(p. 85)パラメーター 設定値

RotarySpeed Speed SLOW, FASTBrake Brake OFF,ON

SpreadValue Value 0 ~ 127

WooferSlow Woofer slow rate 0.05 ~ 10.00Hz, note *2Fast Woofer fast rate 0.05 ~ 10.00Hz, note *2Level Woofer level 0 ~ 127Trans Up Woofer transition up 0 ~ 127Trans Down Woofer transition down 0 ~ 127

TweeterSlow Tweeter slow rate 0.05 ~ 10.00Hz, note *2Fast Tweeter fast rate 0.05 ~ 10.00Hz, note *2Level Tweeter level 0 ~ 127Trans Up Tweeter transition up 0 ~ 127Trans Down Tweeter transition down 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127

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パラメーター一覧

資  料

72:ROTARY MULTI(p. 86)パラメーター 設定値

SequenceOD/Dist Overdrive/Distortion Switch OFF,ONAmp Sim Amp Simulator Switch OFF,ON3 Band EQ 3 Band EQ Switch OFF,ONRotary Rotary Switch OFF,ON

Overdrive/DistortionType Type Overdrive, DistortionDrive Drive 0 ~ 127Tone Tone 0 ~ 127Level Level 0 ~ 127

Amp SimulatorType Type SMALL, BUILT-IN,

2-STACK, 3-STACK

EQ GainLow EQ Low Gain -15 ~ +15Mid EQ Mid Gain -15 ~ +15High EQ High Gain -15 ~ +15

MidMid Freq EQ Mid Freq (*1)Mid Q EQ Mid Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0

RotarySpeed Speed SLOW, FASTSeparation Separation 0 ~ 127

WooferSlow Low frequency slow rate 0.05 ~ 10.00Hz, note *2Fast Low frequency fast rate 0.05 ~ 10.00Hz, note *2Accel Low frequency acceleration 0 ~ 15Level Low frequency level 0 ~ 127

TweeterSlow High frequency slow rate 0.05 ~ 10.00Hz, note *2Fast High frequency fast rate 0.05 ~ 10.00Hz, note *2Accel High frequency acceleration 0 ~ 15Level High frequency level 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 [Hz]

73:KEYBOARD MULTI(p. 87)パラメーター 設定値

SequenceRing Mod Ring Mod. Sw OFF,ON3 Band EQ EQ Sw OFF,ONPch Shft Pitch Shifter Sw OFF,ONPhaser Phaser Sw OFF,ONDelay Delay Sw OFF,ON

Ring ModulatorFreq Ring Mod. Freq 0 ~ 127Balance Ring Mod. Balance D100:0W~ D0:100W

EQ GainLow EQ Low Gain -15 ~ +15Mid EQ Mid Gain -15 ~ +15High EQ High Gain -15 ~ +15

MidMid Freq EQ Mid Freq (*1)Mid Q EQ Mid Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0

Pitch ShifterMode Mode 1, 2, 3, 4, 5Coarse Tune Coarse Tune -24 ~ +12Fine Tune Fine Tune -100 ~ +100Delay Delay 0.0 ~500Feedback Feedback -98 ~ +98Balance Balance D100:0W~ D0:100W

PhaserMode Mode 4 stage, 8 stageManual Manual 0 ~ 127Rate Rate 0.05 ~10.0, note *2Depth Depth 0 ~ 127Resonance Resonance 0 ~ 127Mix Level Mix Level 0 ~ 127

DelayLeft Time Left Time 0 ~ 3000, note *2Right Time Right Time 0 ~ 3000, note *2Feedback Feedback -98 ~ +98HF Damp HF Damp (*2)Balance Balance D100:0W~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 [Hz]

*2: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000, BYPASS

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パラメーター一覧

74:RHODES MULTI(p. 89)パラメーター 設定値

SequenceEnhancer Enhancer Switch OFF, ONPhaser Phaser Switch OFF, ONCho/Flg Chorus/Flanger Switch OFF, ONTre/Pan Tremolo/Pan Switch OFF, ON

EnhancerSens Sens 0 ~ 127Mix Level Mix Level 0 ~ 127

PhaserMode Mode 4 stage, 8 stageManual Manual 0 ~ 127Mix Level Mix Level 0 ~ 127Rate Rate 0.05 ~10.0, note *2Depth Depth 0 ~ 127Resonance Resonance 0 ~ 127

Chorus/FlangerType Type CHORUS,FLANGERRate Rate 0.05 ~10.0, note *2Depth Depth 0 ~ 127Feedback Feedback -98 ~ +98PreDly PreDelay 0.0 ~ 100Balance Balance D100:0W~ D0:100W

FilterType Type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff Frequency (*1)

Tremolo/Auto PanType Type TREMOLO, PANModWave ModWave TRI, SQU, SIN, SAW1,

SAW2Rate Rate 0.05 ~10.0, note *2Depth Depth 0 ~ 127

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 [Hz]

75:JD MULTI(p. 90)パラメーター 設定値

SequenceDist Distortion Switch OFF, ONPhaser Phaser Switch OFF, ONSpectrum Spectrum Switch OFF, ONEnhancer Enhancer Switch OFF, ON

DistortionType Type (*1)Drive Drive 0 ~ 127Level Level 0 ~ 127

PhaserManual Manual 50 ~ 15000 HzMix Level Mix Level 0 ~ 100Rate Rate 0.1 ~10.0 HzDepth Depth 0 ~ 100Resonance Resonance 0 ~ 100

SpectrumBand Width Band Width 1, 2, 3, 4, 5

Band Gain250Hz Band1 -15 ~ +15500Hz Band2 -15 ~ +151000Hz Band3 -15 ~ +152000Hz Band4 -15 ~ +154000Hz Band5 -15 ~ +158000Hz Band6 -15 ~ +15

EnhancerSens Sens 0 ~ 100Mix Level Mix Level 0 ~ 100

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~ 63R

*1: MELLOW DRIVE, OVERDRIVE, CRY DRIVE, MELLOW DIST, LIGHT DIST, FAT DIST, FUZZ DIST

76:STEREO LOFI COMPRESS(p. 91)パラメーター 設定値

Lo-FiType LOFI type 1 ~ 9

Pre FilterType Pre Filter type 1 ~ 6

Post Filter 1Type Post Filter 1 type 1 ~ 6

Post Filter 2Type Post Filter 2 type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff Frequency (*1)

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: Post Filter cutoff frequency:200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz

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パラメーター一覧

資  料

77:STEREO LOFI NOISE(p. 92)パラメーター 設定値

Lo-FiType LOFI type 1 ~ 9

HumType Hum Type 50, 60 [Hz]LPF Hum LPF (*1)Level Hum Level 0 ~ 127

Post FilterType Post Filter Type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff Frequency (*2)

Disc NoiseType Disc noise type WHITE, PINKLPF Disc noise LPF (*1)Level Disc noise Level 0 ~ 127

Radio NoiseDetune Radio detune 0 ~ 127Level Radio Noise Level 0 ~ 127

NoiseType White/Pink Noise Type (*3)LPF White/Pink Noise LPF (*1)Level White/Pink Noise Level 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

BalanceEffect balance D100:0W~ D0:100W

OutputLevel Output level 0 ~ 127

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

*2: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz

78:GUITAR AMP SIMULATOR(p. 93)パラメーター 設定値

Amp SimulatorSwitch Switch OFF, ONType Pre Amp Type (*1)

Amp LevelVolume Pre Amp Volume 0 ~ 127Master Pre Amp Master 0 ~ 127Gain Pre Amp Gain LOW, MID, HIGH

Amp TonePresence Pre Amp Presence 0 ~ 127

(Match Drive -127 - 0)Bright Pre Amp Bright OFF,ONBass Pre Amp Bass 0 ~ 127Middle Pre Amp Middle 0 ~ 127Treble Pre Amp Treble 0 ~ 127

SpeakerSwitch Switch OFF, ONSpeaker Type Speaker Type (*2)

MicSetting Mic Setting 1,2,3Level Mic Level 0 ~ 127Direct Output level 0 ~ 127

OutputLevel Output level 0 ~ 127Pan Output pan L64 ~ 63R

*1: JC-120,Clean Twin,Match Drive, BG Lead,MS1959I,MS1959II, MS1959I+II,SLDN Lead,Metal 5150, Metal Lead,OD-1,OD-2 Turbo, Distortion,Fuzz

*2: Small1,Small2,Middle,JC-120, Built In 1,Built In 2,Built In 3, Built In 4, Built In 5, BG Stack 1,BG Stack 2, MS Stack 1,MS Stack 2, Metal Stack, 2 Stack, 3 Stack

79:STEREO OVERDRIVE(p. 94)パラメーター 設定値

OverdriveDrive Drive 0 ~ 127Tone Tone 0 ~ 127

Amp simulatorSwitch Amp Switch OFF, ONType Amp simulator type SMALL, BUILT-IN,

2-STACK, 3-STACK

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127

80:STEREO DISTORTION(p. 94)パラメーター 設定値

DistortionDrive Drive 0 ~ 127Tone Tone 0 ~ 127

Amp simulatorSwitch Amp Switch OFF, ONType Amp simulator type SMALL, BUILT-IN,

2-STACK, 3-STACK

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

OutputLevel Output level 0 ~ 127

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パラメーター一覧

81:GUITAR MULTI A(p. 95)パラメーター 設定値

SequenceComp Cmp Switch OFF,ONOD/Dist Overdrive/Distortion Switch OFF,ONAmp Sim Amp Simulator Switch OFF,ONDelay Delay Switch OFF,ONCho/Flg Chorus/FlangerF Switch OFF,ON

CompressorAttack Attack 0 ~ 127Sustain Sustain 0 ~ 127Level Level 0 ~ 127

Overdrive/DistortionType Type OVERDRIVE,

DISTORTIONDrive Drive 0 ~ 127Tone Tone 0 ~ 127Level Level 0 ~ 127

Amp SimulatorType Type SMALL, BUILT-IN,

2STACK, 3STACK

DelayLeft Time Left Time 0 ~ 3000 [ms], note *2Right Time Right Time 0 ~ 3000 [ms], note *2Feedback Feedback -98 ~ +98 [%]HF Damp HF Damp (*1)Balance Balance D100:0W~ D0:100W

Chorus/FlangerType Type CHORUS,FLANGERRate Rate 0.05 ~ 10.0 [Hz], note *2Depth Depth 0 ~ 127Feedback Feedback -98 ~ +98 [%]Pre Delay Pre Delay 0.0 ~ 100 [ms]Balance Balance D100:0W~ D0:100W

FilterType Filter Type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff Freq (*2)

OutputLevel Level 0 ~ 127Pan Pan L64 ~63R

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000, BYPASS

*2: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 [Hz]

82:GUITAR MULTI B(p. 96)パラメーター 設定値

SequenceComp Compressor Switch OFF,ONOD/Dist Overdrive/Distortion Switch OFF,ONAmp Sim Amp Simulator Switch OFF,ON3 Band EQ 3 Band EQ Switch OFF,ONCho/Flg Chorus/Flanger Switch OFF,ON

CompressorAttack Attack 0 ~ 127Sustain Sustain 0 ~ 127Level Level 0 ~ 127

Overdrive/DistortionType Type OVERDRIVE,

DISTORTIONDrive Drive 0 ~ 127Tone Tone 0 ~ 127Level Level 0 ~ 127

Amp SimulatorType Type SMALL, BUILT-IN,

2STACK, 3STACK

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBMid Mid gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

MidMid Freq Mid Freq (*1)Mid Q Mid Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0

Chorus/FlangerType Type CHORUS,FLANGERPre Delay Pre Delay 0.0 ~ 100 [ms]Rate Rate 0.05 ~ 10.0 [Hz], note *2Depth Depth 0 ~ 127Feedback Feedback -98 ~ +98 [%]Balance Balance D100:0W~ D0:100W

FilterType Filter Type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff Freq (*2)

OutputLevel Level 0 ~ 127Pan Pan L64 ~ 63R

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 [Hz]

*2: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 [Hz]

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パラメーター一覧

資  料

83:GUITAR MULTI C(p. 98)パラメーター 設定値

SequenceOD/Dist Overdrive/Distortion Switch OFF,ONWah Wah Switch OFF,ONAmp Sim Amp Simulator Switch OFF,ONDelay Delay Switch OFF,ONCho/Flg Chorus/FlangerF Switch OFF,ON

Overdrive/DistortionType Type OVERDRIVE,

DISTORTIONDrive Drive 0 ~ 127Tone Tone 0 ~ 127Level Level 0 ~ 127

WahFilter type Filter type LPF, BPFRate Rate 0.05-10.00 Hz, note *2Depth Depth 0 ~ 127Sens Sens 0 ~ 127Manual Manual 0 ~ 127Peak Peak 0 ~ 127

Amp SimulatorType Type SMALL, BUILT-IN,

2STACK, 3STACK

DelayLeft Time Left Time 0 ~ 3000 [ms], note *2Right Time Right Time 0 ~ 3000 [ms], note *2Feedback Feedback -98 ~ +98 [%]HF Damp HF Damp (*1)Balance Balance D100:0W~ D0:100W

Chorus/FlangerType Type CHORUS,FLANGERRate Rate 0.05 ~ 10.0 [Hz], note *2Depth Depth 0 ~ 127Feedback Feedback -98 ~ +98 [%]Pre Delay Pre Delay 0.0 ~100 [ms]Balance Balance D100:0W~ D0:100W

FilterType Filter Type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff Freq (*2)

OutputLevel Level 0 ~ 127Pan Pan L64 ~63R

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000, BYPASS

*2: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 [Hz]

84:CLEAN GUITAR MULTI A(p. 99)パラメーター 設定値

SequenceComp Compressor Sw OFF, ON3 Band EQ 3 Band EQ Sw OFF, ONDelay Delay Sw OFF, ONCho/Flg Chorus/Flanger Sw OFF, ON

CompressorAttack Attack 0 ~ 127Sustain Sustain 0 ~ 127Level Level 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBMid Mid gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

MidMid Freq Mid Freq (*1)Mid Q Mid Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0

DelayLeft Time Left Time 0 ~ 3000 [ms], note *2Right Time Right Time 0 ~ 3000 [ms], note *2Feedback Feedback -98 ~ +98 [%]HF Damp HF Damp (*2)Balance Balance D100:0E ~ D0:100E

Chorus/FlangerType Type CHORUS,FLANGERPre Delay Pre Delay 0.0 ~100 [ms]Rate Rate 0.05 ~10.0 [Hz]Depth Depth 0 ~ 127Feedback Feedback -98 ~ +98 [%]Balance Balance D100:0E ~ D0:100E

FilterType Type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff Frequency (*1)

OutputLevel Level 0 ~ 127Pan Pan L64 ~63R

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 [Hz]

*2: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000, BYPASS

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パラメーター一覧

85:CLEAN GUITAR MULTI B(p. 101)パラメーター 設定値

SequenceWah Wah Switch OFF, ON3 Band EQ 3 Band EQ Switch OFF, ONDelay Delay Switch OFF, ONCho/Flg Chorus/Flanger Switch OFF, ON

WahFilter type Filter type LPF, BPFRate Rate 0.05 ~ 10.00Hz, note *2Depth Depth 0 ~ 127Sens Sens 0 ~ 127Manual Manual 0 ~ 127Peak Peak 0 ~ 127

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBMid Mid gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

MidMid Freq Mid Freq (*1)Mid Q Mid Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0

DelayLeft Time Left Time 0 ~ 3000 [ms], note *2Right Time Right Time 0 ~ 3000 [ms], note *2Feedback Feedback -98 ~ +98 [%]HF Damp HF Damp (*2)Balance Balance D100:0W~ D0:100W

Chorus/FlangerSelect Select CHORUS,FLANGERPre Delay Pre Delay 0.0 ~100 [ms]Rate Rate 0.05 ~ 10.0 [Hz], note *2Depth Depth 0 ~ 127Feedback Feedback -98 ~ +98 [%]Balance Balance D100:0W~ D0:100W

FilterType Type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff Frequency (*1)

OutputLevel Level 0 ~ 127Pan Pan L64 ~63R

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 [Hz]

*2: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000, BYPASS

86:BASS MULTI(p. 102)パラメーター 設定値

SequenceComp Compressor Switch OFF, ONOD/Dist Overdrive/Distortion Switch OFF, ONAmp Sim Amp Simulator Switch OFF, ON3 Band EQ 3 Band EQSwitch OFF, ONCho/Flg Chorus/Flanger Switch OFF, ON

CompressorAttack Attack 0 ~ 127Sustain Sustain 0 ~ 127Level Level 0 ~ 127

Overdrive/DistortionType Type OVERDRIVE, DISTORTIONDrive Drive 0 ~ 127Tone Tone 0 ~ 127Level Level 0 ~ 127

Amp SimulatorType Type SMALL,BUILT-IN, 2-STACK

EQ GainLow Low gain -15 ~ +15 dBMid Mid gain -15 ~ +15 dBHigh High gain -15 ~ +15 dB

MidMid Freq Mid Freq (*1)Mid Q Mid Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0

Chorus/FlangerType Type CHORUS,FLANGERRate Rate 0.05 ~ 10.0 [Hz], note *2Depth Depth 0 ~ 127Feedback Feedback -98 ~ +98 [%]Pre Delay Pre Delay 0.0 ~100 [ms]Balance Balance D100:0W~ D0:100W

FilterType Type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff Frequency (*1)

OutputLevel Level 0 ~ 127Pan Pan L64 ~63R

*1: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 [Hz]

87:ISOLATOR 2(p. 104)パラメーター 設定値

Boost/CutLow Level low -60 ~ +4 dBMid Level middle -60 ~ +4 dBHigh Level high -60 ~ +4 dB

Anti Phase LowSwitch Switch OFF, ONLevel Level 0 ~ 127

Anti Phase MidSwitch Switch OFF, ONLevel Level 0 ~ 127

Post FilterSwitch Switch OFF, ONType Filter type OFF, LPF, HPFCutoff Cutoff frequency 0 ~ 127Resonance Resonance 0 ~ 127Slope Slope -12, -24 dBGain Gain 0 ~ 24 dB

Low BoostSwitch Switch OFF, ONLevel Level 0 ~ 127

OutputLevel Output level 0 ~ 127

272

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パラメーター一覧

資  料

88:STEREO SPECTRUM(p. 104)パラメーター 設定値

Band Gain250Hz 250Hz gain -15 ~ +15 dB500Hz 500Hz gain -15 ~ +15 dB1000Hz 1000Hz gain -15 ~ +15 dB1250Hz 1250Hz gain -15 ~ +15 dB2000Hz 2000Hz gain -15 ~ +15 dB3150Hz 3150Hz gain -15 ~ +15 dB4000Hz 4000Hz gain -15 ~ +15 dB8000Hz 8000Hz gain -15 ~ +15 dB

Band WidthQ Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0

OutputLevel Output level 0 ~ 127

89:3D AUTO SPIN(p. 105)パラメーター 設定値

Auto SpinAzimuth Azimuth (*1)Speed Speed 0.05~ 10.0 [Hz],

note *2Clockwise Clockwise -, +Turn Turn OFF, ON

OutputOut Output mode SPEAKER, PHONESLevel Output level 0 ~ 127

*2: L180, L168, L156, L144, L132, L120, L108, L96, L84, L72, L60, L48, L36, L24, L12, 0, R12, R24, R36, R48, R60, R72, R84, R96, R108, R120, R132, R144, R156, R168, R180

90:3D MANUAL(p. 105)パラメーター 設定値

Auto SpinAzimuth Azimuth (*1)

OutputOut Output mode SPEAKER, PHONESLevel Output level 0 ~ 127

*1: L180, L168, L156, L144, L132, L120, L108, L96, L84, L72, L60, L48, L36, L24, L12, 0, R12, R24, R36, R48, R60, R72, R84, R96, R108, R120, R132, R144, R156, R168, R180

note *1:

note *2:

(付点8分音符)、�(3連4分音符)、�

(8分音符)、�

(3連2分音符)、�(4分音符)、�

(付点4分音符)、� (2分音符)�

(16分音符)、� (3連8分音符)、� (付点16分音符)、�

(倍全音符)�(付点全音符)、�

(付点2分音符)、�

(付点32分音符)、�

(全音符)、� (3連倍全音符)、�

(3連16分音符)、�

(32分音符)、�(3連64分音符)、� (64分音符)、� (3連32分音符)、�

(付点8分音符)、�(3連4分音符)、�(8分音符)、�

(3連2分音符)、�(4分音符)、� (付点4分音符)、�

(3連全音符)、�

(2分音符)、�

(16分音符)、� (3連8分音符)、�

(付点16分音符)、�

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パラメーター一覧

■ システム・パラメーター

SYSTEM General #1 ([SYSTEM/UTILITY]-[F1(General)])(p. 206)グループ パラメーター 設定値

Setup LCD Contrast LCD コントラスト 1 ~10Patch Remain パッチ・リメイン・スイッチ OFF, ONPowerup Mode パワー・アップ・モード LAST-SET, DEFAULTCharacter Style キャラクター・スタイル TYPE1 ~ 4Rhythm Edit Key リズム・エディット・キー PANEL, PANEL&MIDISCSI Probe Time SCSI プローブ・タイム 1 ~10

Master Level マスター・レベル 0 ~127Tune マスター・チューン 415.3~ 466.2 HzKey Shift キー・シフト -24 ~+24半音

System Tempo Clock Source クロック・ソース INT, MIDTempo システム・テンポ 20~ 250

SYSTEM General #2 ([SYSTEM/UTILITY]-[F1(General)])(p. 207)グループ パラメーター 設定値

Scale Tune Switch スケール・チューン・スイッチ OFF, ONPATCH SCALE C ~ B スケール・チューン C~ B -64 ~+63KEY SCALE C ~ B スケール・チューン C~ B -64 ~+63

SYSTEM Output ([SYSTEM/UTILITY]-[F2(Outp&EQ)-[F2(Output)])(p. 119)グループ パラメーター 設定値

Digital Interface Master Clock マスター・クロック INTERNAL/R-BUS/WORD CLOCK INMaster Freq マスター・フリケンシー 44.1/48kHz

DIF Control DIF-AT Clk Select DIF-AT クロック・セレクト R-BUS/ADAT/DA-88Output Mix/Parallel Mode ミックス/パラレル MIX, PARALLELOutput Gain Gain アウトプット・ゲイン -12, -6, 0, +6, +12dB

SYSTEM EQ ([SYSTEM/UTILITY]-[F2(Outp&EQ)-[F2(EQ)])(p. 209)グループ パラメーター 設定値

Output-A ~ D L.F ロー・フリケンシー 200/400HzL.G ロー・ゲイン -15 ~+15H.F ハイ・フリケンシー 2000/4000/8000HzH.G ハイ・ゲイン -15 ~+15

SYSTEM MIDI ([SYSTEM/UTILITY]-[F3(MIDI)])(p. 209)グループ パラメーター 設定値

MIDI Receive Ch Perform Ctrl Ch パフォーマンス・コントロール・チャンネル 1 ~16, OFFPatch/Rhy Rx Ch パッチ/リズム・セット・レシーブ・チャンネル 1 ~16

System Exclusive Device ID デバイス ID ナンバー 17~ 32Receive Sw レシーブ・システム・エクスクルーシブ・スイッチ OFF, ON

MIDI Tx Edit Data トランスミット・エディット・データ・スイッチ OFF, ONStack Mode スタック・モード OFF, 2~ 8

Number スタック・ナンバー 1 ~8Rx Switch Program Chg レシーブ・プログラム・チェンジ・スイッチ OFF, ON

Bank Select レシーブ・バンク・セレクト・スイッチ OFF, ONGM System ON レシーブ GM-ON エクスクルーシブ・スイッチ OFF, ONGM2 System ON レシーブ GM2-ON エクスクルーシブ・スイッチ OFF, ONGS Reset レシーブ GS リセット・エクスクルーシブ・スイッチ OFF, ON

SYSTEM Control ([SYSTEM/UTILITY]-[F4(Control)])(p. 213)グループ パラメーター 設定値

System Control 1~ 4 Source システム・コントロール・アサイン 1 ~4 OFF, CC01~ 95 (32 を除く), PITCH BEND,AFTERTOUCH

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ウェーブフォーム一覧

資  料

No. Wave Name

1 StGrand pA L

2 StGrand pA R

3 StGrand pB L

4 StGrand pB R

5 StGrand pC L

6 StGrand pC R

7 StGrand fA L

8 StGrand fA R

9 StGrand fB L

10 StGrand fB R

11 StGrand fC L

12 StGrand fC R

13 Ac Piano2 pA

14 Ac Piano2 pB

15 Ac Piano2 pC

16 Ac Piano2 fA

17 Ac Piano2 fB

18 Ac Piano2 fC

19 Ac Piano1 A

20 Ac Piano1 B

21 Ac Piano1 C

22 Piano Thump

23 Piano Up TH

24 Piano Atk

25 MKS-20 P3 A

26 MKS-20 P3 B

27 MKS-20 P3 C

28 SA Rhodes 1A

29 SA Rhodes 1B

30 SA Rhodes 1C

31 SA Rhodes 2A

32 SA Rhodes 2B

33 SA Rhodes 2C

34 Dyn Rhd mp A

35 Dyn Rhd mp B

36 Dyn Rhd mp C

37 Dyn Rhd mf A

38 Dyn Rhd mf B

39 Dyn Rhd mf C

40 Dyn Rhd ff A

41 Dyn Rhd ff B

42 Dyn Rhd ff C

43 Wurly soft A

44 Wurly soft B

45 Wurly soft C

46 Wurly hard A

47 Wurly hard B

48 Wurly hard C

49 E.Piano 1A

50 E.Piano 1B

No. Wave Name

51 E.Piano 1C

52 E.Piano 2A

53 E.Piano 2B

54 E.Piano 2C

55 E.Piano 3A

56 E.Piano 3B

57 E.Piano 3C

58 MK-80 EP A

59 MK-80 EP B

60 MK-80 EP C

61 EP Hard

62 EP Distone

63 Clear Keys

64 D-50 EP A

65 D-50 EP B

66 D-50 EP C

67 Celesta

68 Music Box

69 Music Box 2

70 Clav 1A

71 Clav 1B

72 Clav 1C

73 Clav 2A

74 Clav 2B

75 Clav 2C

76 Clav 3A

77 Clav 3B

78 Clav 3C

79 Clav 4A

80 Clav 4B

81 Clav 4C

82 Clav Wave

83 MIDI Clav

84 HarpsiWave A

85 HarpsiWave B

86 HarpsiWave C

87 Jazz Organ 1

88 Jazz Organ 2

89 Organ 1

90 Organ 2

91 Organ 3

92 Organ 4

93 60's Organ1

94 60's Organ2

95 60's Organ3

96 60's Organ4

97 Full Organ

98 Full Draw

99 Rock Organ

100 RockOrg1 A L

No. Wave Name

101 RockOrg1 A R

102 RockOrg1 B L

103 RockOrg1 B R

104 RockOrg1 C L

105 RockOrg1 C R

106 RockOrg2 A L

107 RockOrg2 A R

108 RockOrg2 B L

109 RockOrg2 B R

110 RockOrg2 C L

111 RockOrg2 C R

112 RockOrg3 A L

113 RockOrg3 A R

114 RockOrg3 B L

115 RockOrg3 B R

116 RockOrg3 C L

117 RockOrg3 C R

118 Dist. Organ

119 Rot.Org Slw

120 Rot.Org Fst

121 Pipe Organ

122 Soft Nylon A

123 Soft Nylon B

124 Soft Nylon C

125 Nylon Gtr A

126 Nylon Gtr B

127 Nylon Gtr C

128 Nylon Str

129 6-Str Gtr A

130 6-Str Gtr B

131 6-Str Gtr C

132 StlGtr mp A

133 StlGtr mp B

134 StlGtr mp C

135 StlGtr mf A

136 StlGtr mf B

137 StlGtr mf C

138 StlGtr ff A

139 StlGtr ff B

140 StlGtr ff C

141 StlGtr sld A

142 StlGtr sld B

143 StlGtr sld C

144 StlGtr Hrm A

145 StlGtr Hrm B

146 StlGtr Hrm C

147 Gtr Harm A

148 Gtr Harm B

149 Gtr Harm C

150 Jazz Gtr A

No. Wave Name

151 Jazz Gtr B

152 Jazz Gtr C

153 LP Rear A

154 LP Rear B

155 LP Rear C

156 Rock lead 1

157 Rock lead 2

158 Comp Gtr A

159 Comp Gtr B

160 Comp Gtr C

161 Comp Gtr A+

162 Mute Gtr 1

163 Mute Gtr 2A

164 Mute Gtr 2B

165 Mute Gtr 2C

166 Muters

167 Pop Strat A

168 Pop Strat B

169 Pop Strat C

170 JC Strat A

171 JC Strat B

172 JC Strat C

173 JC Strat A+

174 JC Strat B+

175 JC Strat C+

176 Clean Gtr A

177 Clean Gtr B

178 Clean Gtr C

179 Stratus A

180 Stratus B

181 Stratus C

182 Scrape Gut

183 Strat Sust

184 Strat Atk

185 OD Gtr A

186 OD Gtr B

187 OD Gtr C

188 OD Gtr A+

189 Heavy Gtr A

190 Heavy Gtr B

191 Heavy Gtr C

192 Heavy Gtr A+

193 Heavy Gtr B+

194 Heavy Gtr C+

195 PowerChord A

196 PowerChord B

197 PowerChord C

198 EG Harm

199 Gt.FretNoise

200 Syn Gtr A

No. Wave Name

201 Syn Gtr B

202 Syn Gtr C

203 Harp 1A

204 Harp 1B

205 Harp 1C

206 Harp Harm

207 Pluck Harp

208 Banjo A

209 Banjo B

210 Banjo C

211 Sitar A

212 Sitar B

213 Sitar C

214 E.Sitar A

215 E.Sitar B

216 E.Sitar C

217 Santur A

218 Santur B

219 Santur C

220 Dulcimer A

221 Dulcimer B

222 Dulcimer C

223 Shamisen A

224 Shamisen B

225 Shamisen C

226 Koto A

227 Koto B

228 Koto C

229 Taishokoto A

230 Taishokoto B

231 Taishokoto C

232 Pick Bass A

233 Pick Bass B

234 Pick Bass C

235 Fingerd Bs A

236 Fingerd Bs B

237 Fingerd Bs C

238 E.Bass

239 P.Bass 1

240 P.Bass 2

241 Stick

242 Fretless A

243 Fretless B

244 Fretless C

245 Fretless 2A

246 Fretless 2B

247 Fretless 2C

248 UprightBs 1

249 UprightBs 2A

250 UprightBs 2B

275

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ウェーブフォーム一覧

No. Wave Name

251 UprightBs 2C

252 Ac.Bass A

253 Ac.Bass B

254 Ac.Bass C

255 Slap Bass 1

256 Slap & Pop

257 Slap Bass 2

258 Slap Bass 3

259 Jz.Bs Thumb

260 Jz.Bs Slap 1

261 Jz.Bs Slap 2

262 Jz.Bs Slap 3

263 Jz.Bs Pop

264 Funk Bass1

265 Funk Bass2

266 Syn Bass A

267 Syn Bass C

268 Syn Bass

269 Syn Bass 2 A

270 Syn Bass 2 B

271 Syn Bass 2 C

272 Mini Bs 1A

273 Mini Bs 1B

274 Mini Bs 1C

275 Mini Bs 2

276 Mini Bs 2+

277 MC-202 Bs A

278 MC-202 Bs B

279 MC-202 Bs C

280 Hollow Bs

281 Flute 1A

282 Flute 1B

283 Flute 1C

284 Jazz Flute A

285 Jazz Flute B

286 Jazz Flute C

287 Flute Tone

288 Piccolo A

289 Piccolo B

290 Piccolo C

291 Blow Pipe

292 Pan Pipe

293 BottleBlow

294 Rad Hose

295 Shakuhachi

296 Shaku Atk

297 Flute Push

298 Clarinet A

299 Clarinet B

300 Clarinet C

No. Wave Name

301 Oboe mf A

302 Oboe mf B

303 Oboe mf C

304 Oboe f A

305 Oboe f B

306 Oboe f C

307 E.Horn A

308 E.Horn B

309 E.Horn C

310 Bassoon A

311 Bassoon B

312 Bassoon C

313 T_Recorder A

314 T_Recorder B

315 T_Recorder C

316 Sop.Sax A

317 Sop.Sax B

318 Sop.Sax C

319 Sop.Sax mf A

320 Sop.Sax mf B

321 Sop.Sax mf C

322 Alto mp A

323 Alto mp B

324 Alto mp C

325 Alto Sax 1A

326 Alto Sax 1B

327 Alto Sax 1C

328 T.Breathy A

329 T.Breathy B

330 T.Breathy C

331 SoloSax A

332 SoloSax B

333 SoloSax C

334 Tenor Sax A

335 Tenor Sax B

336 Tenor Sax C

337 T.Sax mf A

338 T.Sax mf B

339 T.Sax mf C

340 Bari.Sax f A

341 Bari.Sax f B

342 Bari.Sax f C

343 Bari.Sax A

344 Bari.Sax B

345 Bari.Sax C

346 Syn Sax

347 Chanter

348 Harmonica A

349 Harmonica B

350 Harmonica C

No. Wave Name

351 OrcUnisonA L

352 OrcUnisonA R

353 OrcUnisonB L

354 OrcUnisonB R

355 OrcUnisonC L

356 OrcUnisonC R

357 BrassSectA L

358 BrassSectA R

359 BrassSectB L

360 BrassSectB R

361 BrassSectC L

362 BrassSectC R

363 Tpt Sect. A

364 Tpt Sect. B

365 Tpt Sect. C

366 Tb Sect A

367 Tb Sect B

368 Tb Sect C

369 T.Sax Sect A

370 T.Sax Sect B

371 T.Sax Sect C

372 Flugel A

373 Flugel B

374 Flugel C

375 FlugelWave

376 Trumpet 1A

377 Trumpet 1B

378 Trumpet 1C

379 Trumpet 2A

380 Trumpet 2B

381 Trumpet 2C

382 HarmonMute1A

383 HarmonMute1B

384 HarmonMute1C

385 Trombone 1

386 Trombone 2 A

387 Trombone 2 B

388 Trombone 2 C

389 Tuba A

390 Tuba B

391 Tuba C

392 French 1A

393 French 1C

394 F.Horns A

395 F.Horns B

396 F.Horns C

397 Violin A

398 Violin B

399 Violin C

400 Violin 2 A

No. Wave Name

401 Violin 2 B

402 Violin 2 C

403 Cello A

404 Cello B

405 Cello C

406 Cello 2 A

407 Cello 2 B

408 Cello 2 C

409 Cello Wave

410 Pizz

411 STR Attack A

412 STR Attack B

413 STR Attack C

414 DolceStr.A L

415 DolceStr.A R

416 DolceStr.B L

417 DolceStr.B R

418 DolceStr.C L

419 DolceStr.C R

420 JV Strings L

421 JV Strings R

422 JV Strings A

423 JV Strings C

424 JP Strings1A

425 JP Strings1B

426 JP Strings1C

427 JP Strings2A

428 JP Strings2B

429 JP Strings2C

430 PWM

431 Pulse Mod

432 Soft Pad A

433 Soft Pad B

434 Soft Pad C

435 Fantasynth A

436 Fantasynth B

437 Fantasynth C

438 D-50 HeavenA

439 D-50 HeavenB

440 D-50 HeavenC

441 Fine Wine

442 D-50 Brass A

443 D-50 Brass B

444 D-50 Brass C

445 D-50 BrassA+

446 Doo

447 Pop Voice

448 Syn Vox 1

449 Syn Vox 2

450 Voice Aahs A

No. Wave Name

451 Voice Aahs B

452 Voice Aahs C

453 Voice Oohs1A

454 Voice Oohs1B

455 Voice Oohs1C

456 Voice Oohs2A

457 Voice Oohs2B

458 Voice Oohs2C

459 Choir 1A

460 Choir 1B

461 Choir 1C

462 Oohs Chord L

463 Oohs Chord R

464 Male Ooh A

465 Male Ooh B

466 Male Ooh C

467 Org Vox A

468 Org Vox B

469 Org Vox C

470 Org Vox

471 ZZZ Vox

472 Bell VOX

473 Kalimba

474 JD Kalimba

475 Klmba Atk

476 Wood Crak

477 Block

478 Gamelan 1

479 Gamelan 2

480 Gamelan 3

481 Log Drum

482 Hooky

483 Tabla

484 Marimba Wave

485 Xylo

486 Xylophone

487 Vibes

488 Bottle Hit

489 Glockenspiel

490 Tubular

491 Steel Drums

492 Pole lp

493 Fanta Bell A

494 Fanta Bell B

495 Fanta Bell C

496 FantaBell A+

497 Org Bell

498 AgogoBells

499 FingerBell

500 DIGI Bell 1

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ウェーブフォーム一覧

資  料

No. Wave Name

501 DIGI Bell 1+

502 JD Cowbell

503 Bell Wave

504 Chime

505 Crystal

506 2.2 Bellwave

507 2.2 Vibwave

508 Digiwave

509 DIGI Chime

510 JD DIGIChime

511 BrightDigi

512 Can Wave 1

513 Can Wave 2

514 Vocal Wave

515 Wally Wave

516 Brusky lp

517 Wave Scan

518 Wire String

519 Nasty

520 Wave Table

521 Klack Wave

522 Spark VOX

523 JD Spark VOX

524 Cutters

525 EML 5th

526 MMM VOX

527 Lead Wave

528 Synth Reed

529 Synth Saw 1

530 Synth Saw 2

531 Syn Saw 2inv

532 Synth Saw 3

533 JD Syn Saw 2

534 FAT Saw

535 JP-8 Saw A

536 JP-8 Saw B

537 JP-8 Saw C

538 P5 Saw A

539 P5 Saw B

540 P5 Saw C

541 P5 Saw2 A

542 P5 Saw2 B

543 P5 Saw2 C

544 D-50 Saw A

545 D-50 Saw B

546 D-50 Saw C

547 Synth Square

548 JP-8 SquareA

549 JP-8 SquareB

550 JP-8 SquareC

No. Wave Name

551 DualSquare A

552 DualSquare C

553 DualSquareA+

554 JD SynPulse1

555 JD SynPulse2

556 JD SynPulse3

557 JD SynPulse4

558 Synth Pulse1

559 Synth Pulse2

560 JD SynPulse5

561 Sync Sweep

562 Triangle

563 JD Triangle

564 Sine

565 Metal Wind

566 Wind Agogo

567 Feedbackwave

568 Spectrum

569 CrunchWind

570 ThroatWind

571 Pitch Wind

572 JD Vox Noise

573 Vox Noise

574 BreathNoise

575 Voice Breath

576 White Noise

577 Pink Noise

578 Rattles

579 Ice Rain

580 Tin Wave

581 Anklungs

582 Wind Chimes

583 Orch. Hit

584 Tekno Hit

585 Back Hit

586 Philly Hit

587 Scratch 1

588 Scratch 2

589 Scratch 3

590 Shami

591 Org Atk 1

592 Org Atk 2

593 Sm Metal

594 StrikePole

595 Thrill

596 Switch

597 Tuba Slap

598 Plink

599 Plunk

600 EP Atk

No. Wave Name

601 TVF_Trig

602 Org Click

603 Cut Noiz

604 Bass Body

605 Flute Click

606 Gt&BsNz MENU

607 Ac.BassNz 1

608 Ac.BassNz 2

609 El.BassNz 1

610 El.BassNz 2

611 DistGtrNz 1

612 DistGtrNz 2

613 DistGtrNz 3

614 DistGtrNz 4

615 SteelGtrNz 1

616 SteelGtrNz 2

617 SteelGtrNz 3

618 SteelGtrNz 4

619 SteelGtrNz 5

620 SteelGtrNz 6

621 SteelGtrNz 7

622 Sea

623 Thunder

624 Windy

625 Stream

626 Bubble

627 Bird

628 Dog Bark

629 Horse

630 Telephone 1

631 Telephone 2

632 Creak

633 Door Slam

634 Engine

635 Car Stop

636 Car Pass

637 Crash

638 Gun Shot

639 Siren

640 Train

641 Jetplane

642 Starship

643 Breath

644 Laugh

645 Scream

646 Punch

647 Heart

648 Steps

649 Machine Gun

650 Laser

No. Wave Name

651 Thunder 2

652 AmbientSN pL

653 AmbientSN pR

654 AmbientSN fL

655 AmbientSN fR

656 Wet SN p L

657 Wet SN p R

658 Wet SN f L

659 Wet SN f R

660 Dry SN p

661 Dry SN f

662 Sharp SN

663 Piccolo SN

664 Maple SN

665 Old Fill SN

666 70s SN

667 SN Roll

668 Natural SN1

669 Natural SN2

670 Ballad SN

671 Rock SN p L

672 Rock SN p R

673 Rock SN mf L

674 Rock SN mf R

675 Rock SN f L

676 Rock SN f R

677 Rock Rim p L

678 Rock Rim p R

679 Rock Rim mfL

680 Rock Rim mfR

681 Rock Rim f L

682 Rock Rim f R

683 Rock Gst L

684 Rock Gst R

685 Snare Ghost

686 Jazz SN p L

687 Jazz SN p R

688 Jazz SN mf L

689 Jazz SN mf R

690 Jazz SN f L

691 Jazz SN f R

692 Jazz SN ff L

693 Jazz SN ff R

694 Jazz Rim p L

695 Jazz Rim p R

696 Jazz Rim mfL

697 Jazz Rim mfR

698 Jazz Rim f L

699 Jazz Rim f R

700 Jazz Rim ffL

No. Wave Name

701 Jazz Rim ffR

702 Brush Slap

703 Brush Swish

704 Jazz Swish p

705 Jazz Swish f

706 909 SN 1

707 909 SN 2

708 808 SN

709 Rock Roll L

710 Rock Roll R

711 Jazz Roll

712 Brush Roll

713 Dry Stick

714 Dry Stick 2

715 Side Stick

716 Woody Stick

717 RockStick pL

718 RockStick pR

719 RockStick fL

720 RockStick fR

721 Dry Kick

722 Maple Kick

723 Rock Kick p

724 Rock Kick mf

725 Rock Kick f

726 Jazz Kick p

727 Jazz Kick mf

728 Jazz Kick f

729 Jazz Kick

730 Pillow Kick

731 JazzDry Kick

732 Lite Kick

733 Old Kick

734 Hybrid Kick

735 Hybrid Kick2

736 Verb Kick

737 Round Kick

738 MplLmtr Kick

739 70s Kick 1

740 70s Kick 2

741 Dance Kick

742 808 Kick

743 909 Kick 1

744 909 Kick 2

745 Rock TomL1 p

746 Rock TomL2 p

747 Rock Tom M p

748 Rock Tom H p

749 Rock TomL1 f

750 Rock TomL2 f

277

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ウェーブフォーム一覧

No. Wave Name

751 Rock Tom M f

752 Rock Tom H f

753 Rock Flm L1

754 Rock Flm L2

755 Rock Flm M

756 Rock Flm H

757 Jazz Tom L p

758 Jazz Tom M p

759 Jazz Tom H p

760 Jazz Tom L f

761 Jazz Tom M f

762 Jazz Tom H f

763 Jazz Flm L

764 Jazz Flm M

765 Jazz Flm H

766 Maple Tom 1

767 Maple Tom 2

768 Maple Tom 3

769 Maple Tom 4

770 808 Tom

771 Verb Tom Hi

772 Verb Tom Lo

773 Dry Tom Hi

774 Dry Tom Lo

775 Rock ClHH1 p

776 Rock ClHH1mf

777 Rock ClHH1 f

778 Rock ClHH2 p

779 Rock ClHH2mf

780 Rock ClHH2 f

781 Jazz ClHH1 p

782 Jazz ClHH1mf

783 Jazz ClHH1 f

784 Jazz ClHH2 p

785 Jazz ClHH2mf

786 Jazz ClHH2 f

787 Cl HiHat 1

788 Cl HiHat 2

789 Cl HiHat 3

790 Cl HiHat 4

791 Cl HiHat 5

792 Rock OpHH p

793 Rock OpHH f

794 Jazz OpHH p

795 Jazz OpHH mf

796 Jazz OpHH f

797 Op HiHat

798 Op HiHat 2

799 Rock PdHH p

800 Rock PdHH f

No. Wave Name

801 Jazz PdHH p

802 Jazz PdHH f

803 Pedal HiHat

804 Pedal HiHat2

805 Dance Cl HH

806 909 NZ HiHat

807 70s Cl HiHat

808 70s Op HiHat

809 606 Cl HiHat

810 606 Op HiHat

811 909 Cl HiHat

812 909 Op HiHat

813 808 Claps

814 HumanClapsEQ

815 Tight Claps

816 Hand Claps

817 Finger Snaps

818 Rock RdCym1p

819 Rock RdCym1f

820 Rock RdCym2p

821 Rock RdCym2f

822 Jazz RdCym p

823 Jazz RdCymmf

824 Jazz RdCym f

825 Ride 1

826 Ride 2

827 Ride Bell

828 Rock CrCym1p

829 Rock CrCym1f

830 Rock CrCym2p

831 Rock CrCym2f

832 Rock Splash

833 Jazz CrCym p

834 Jazz CrCym f

835 Crash Cymbal

836 Crash 1

837 Rock China

838 China Cym

839 Cowbell

840 Wood Block

841 Claves

842 Bongo Hi

843 Bongo Lo

844 Cga Open Hi

845 Cga Open Lo

846 Cga Mute Hi

847 Cga Mute Lo

848 Cga Slap

849 Timbale

850 Cabasa Up

No. Wave Name

851 Cabasa Down

852 Cabasa Cut

853 Maracas

854 Long Guiro

855 Tambourine 1

856 Tambourine 2

857 Open Triangl

858 Cuica

859 Vibraslap

860 Timpani

861 Timp3 pp

862 Timp3 mp

863 Applause

864 Syn FX Loop

865 Loop 1

866 Loop 2

867 Loop 3

868 Loop 4

869 Loop 5

870 Loop 6

871 Loop 7

872 R8 Click

873 Metronome 1

874 Metronome 2

875 MC500 Beep 1

876 MC500 Beep 2

877 Low Saw

878 Low Saw inv

879 Low P5 Saw

880 Low Pulse 1

881 Low Pulse 2

882 Low Square

883 Low Sine

884 Low Triangle

885 Low White NZ

886 Low Pink NZ

887 DC

888 REV Orch.Hit

889 REV TeknoHit

890 REV Back Hit

891 REV PhillHit

892 REV Steel DR

893 REV Tin Wave

894 REV AmbiSNpL

895 REV AmbiSNpR

896 REV AmbiSNfL

897 REV AmbiSNfR

898 REV Wet SNpL

899 REV Wet SNpR

900 REV Wet SNfL

No. Wave Name

901 REV Wet SNfR

902 REV Dry SN

903 REV PiccloSN

904 REV Maple SN

905 REV OldFilSN

906 REV 70s SN

907 REV SN Roll

908 REV NatrlSN1

909 REV NatrlSN2

910 REV BalladSN

911 REV RkSNpL

912 REV RkSNpR

913 REV RkSNmfL

914 REV RkSNmfR

915 REV RkSNfL

916 REV RkSNfR

917 REV RkRimpL

918 REV RkRimpR

919 REV RkRimmfL

920 REV RkRimmfR

921 REV RkRimfL

922 REV RkRimfR

923 REV RkGstL

924 REV RkGstR

925 REV SnareGst

926 REV JzSNpL

927 REV JzSNpR

928 REV JzSNmfL

929 REV JzSNmfR

930 REV JzSNfL

931 REV JzSNfR

932 REV JzSNffL

933 REV JzSNffR

934 REV JzRimpL

935 REV JzRimpR

936 REV JzRimmfL

937 REV JzRimmfR

938 REV JzRimfL

939 REV JzRimfR

940 REV JzRimffL

941 REV JzRimffR

942 REV Brush 1

943 REV Brush 2

944 REV Brush 3

945 REV JzSwish1

946 REV JzSwish2

947 REV 909 SN 1

948 REV 909 SN 2

949 REV RkRoll L

950 REV RkRoll R

No. Wave Name

951 REV JzRoll

952 REV Dry Stk

953 REV DrySick

954 REV Side Stk

955 REV Wdy Stk

956 REV RkStk1L

957 REV RkStk1R

958 REV RkStk2L

959 REV RkStk2R

960 REV Thrill

961 REV Dry Kick

962 REV Mpl Kick

963 REV RkKik p

964 REV RkKik mf

965 REV RkKik f

966 REV JzKik p

967 REV JzKik mf

968 REV JzKik f

969 REV Jaz Kick

970 REV Pillow K

971 REV Jz Dry K

972 REV LiteKick

973 REV Old Kick

974 REV Hybrid K

975 REV HybridK2

976 REV 70s K 1

977 REV 70s K 2

978 REV Dance K

979 REV 909 K 2

980 REV RkTomL1p

981 REV RkTomL2p

982 REV RkTomM p

983 REV RkTomH p

984 REV RkTomL1f

985 REV RkTomL2f

986 REV RkTomM f

987 REV RkTomH f

988 REV RkFlmL1

989 REV RkFlmL2

990 REV RkFlm M

991 REV RkFlm H

992 REV JzTomL p

993 REV JzTomM p

994 REV JzTomH p

995 REV JzTomL f

996 REV JzTomM f

997 REV JzTomH f

998 REV JzFlm L

999 REV JzFlm M

1000 REV JzFlm H

278

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ウェーブフォーム一覧

資  料

No. Wave Name

1001 REV MplTom2

1002 REV MplTom4

1003 REV 808Tom

1004 REV VerbTomH

1005 REV VerbTomL

1006 REV DryTom H

1007 REV DryTom M

1008 REV RkClH1 p

1009 REV RkClH1mf

1010 REV RkClH1 f

1011 REV RkClH2 p

1012 REV RkClH2mf

1013 REV RkClH2 f

1014 REV JzClH1 p

1015 REV JzClH1mf

1016 REV JzClH1 f

1017 REV JzClH2 p

1018 REV JzClH2mf

1019 REV JzClH2 f

1020 REV Cl HH 1

1021 REV Cl HH 2

1022 REV Cl HH 3

1023 REV Cl HH 4

1024 REV Cl HH 5

1025 REV RkOpHH p

1026 REV RkOpHH f

1027 REV JzOpHH p

1028 REV JzOpHHmf

1029 REV JzOpHH f

1030 REV Op HiHat

1031 REV OpHiHat2

1032 REV RkPdHH p

1033 REV RkPdHH f

1034 REV JzPdHH p

1035 REV JzPdHH f

1036 REV PedalHH

1037 REV PedalHH2

1038 REV Dance HH

1039 REV 70s ClHH

1040 REV 70s OpHH

1041 REV 606 ClHH

1042 REV 606 OpHH

1043 REV 909 NZHH

1044 REV 909 OpHH

1045 REV HClapsEQ

1046 REV TghtClps

1047 REV FingSnap

1048 REV RealCLP

1049 REV RkRCym1p

1050 REV RkRCym1f

No. Wave Name

1051 REV RkRCym2p

1052 REV RkRCym2f

1053 REV JzRCym p

1054 REV JzRCymmf

1055 REV JzRCym f

1056 REV Ride 1

1057 REV Ride 2

1058 REV RideBell

1059 REV RkCCym1p

1060 REV RkCCym1f

1061 REV RkCCym2p

1062 REV RkCCym2f

1063 REV RkSplash

1064 REV JzCCym p

1065 REV JzCCym f

1066 REV CrashCym

1067 REV Crash 1

1068 REV RkChina

1069 REV China

1070 REV Cowbell

1071 REV WoodBlck

1072 REV Claves

1073 REV Conga

1074 REV Timbale

1075 REV Maracas

1076 REV Guiro

1077 REV Tamb 1

1078 REV Tamb 2

1079 REV Cuica

1080 REV Timpani

1081 REV Timp3 pp

1082 REV Timp3 mp

1083 REV Metro

279

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2

MIDI インプリメンテーション

Model :XV-5080Date :2000.5.20Version :1.00

1. 受信データ

■チャンネル・ボイス・メッセージ

※ パフォーマンス・モードでは、Receive Switch パラメーター(PERFORM/PART)がOFFのときには受信しません。

●ノート・オフステータス 第2 バイト 第 3バイト8nH kkH vvH9nH kkH 00Hn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)kk=ノート・ナンバー:00H - 7FH(0 - 127)vv=ノート・オフ・ベロシティー:00H - 7FH(0 - 127)

※ EnvelopeMode パラメーター(PATCH/TONE または RHYTHM/TONE)が NO-SUSのときには受信しません。

●ノート・オンステータス 第2 バイト 第 3バイト9nH kkH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)kk=ノート・ナンバー:00H - 7FH(0 - 127)vv=ノート・オン・ベロシティー:01H - 7FH(1 - 127)

●ポリフォニック・キー・プレッシャーステータス 第2 バイト 第 3バイトAnH kkH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)kk=ノート・ナンバー:00H - 7FH(0 - 127)vv=ポリフォニック・キー・プレッシャー:00H - 7FH(0 - 127)

※ パフォーマンス・モードでは、Receive Polyphonic Key Pressure パラメーター(PERFORM/MIDI)がOFFのときには受信しません。

●コントロール・チェンジ

※ Patch Control Source 1/2/3/4(PATCH/COMMON)に該当するコントローラー・ナンバーを選んだ場合、設定に応じてそれぞれの効果がかかります。

※ SystemControl Source 1/2/3/4(SYSTEM/COMMON)に該当するコントローラー・ナンバーを選び、Patch Control Source 1/2/3/4(PATCH COMMON)のいずれかにSYS-CTRL1/CTRL-2/CTRL-3/CTRL-4のいずれかを選んだ場合、設定に応じてそれぞれの効果がかかります。

○バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー 0, 32)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 00H mmHBnH 20H llHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)mm, ll=バンク・ナンバー:00 00H - 7F 7FH (bank.1 - bank.16384)

※ パフォーマンス・モードでは、Receive Bank Select パラメーター(PERFORM/MIDI)がOFFのときには受信しません。

※ 各バンクセレクトとパフォーマンス、パッチ、リズムの対応は以下のとおりです。※ SRXシリーズのバンクセレクトの対応は SRX シリーズの取り扱い説明書を御覧くださ

い。

BANK SELECT | PROGRAM | GROUP | NUMBER MSB | LSB | NUMBER | | -----+-----------+-----------+----------------------+----------- 000 | | 001 - 128 | GM Patch | : | | | | 032 | | 001 - 128 | GM Patch | 085 | 000 | 001 - 064 | User Performance | 001 - 064 | 032 | 001 - 064 | Card Performance A | 001 - 064 | 033 | 001 - 064 | Card Performance B | 001 - 064 | : | | : | | 064 | 001 - 032 | Preset Performance A | 001 - 032 | 065 | 001 - 032 | Preset Performance B | 001 - 032 | : | | : | 086 | 000 | 001 - 004 | User Rhythm | 001 - 004 | 032 | 001 - 004 | Card Rhythm A | 001 - 004 | 033 | 001 - 004 | Card Rhythm B | 001 - 004 | : | | : |

| 064 | 001 - 002 | Preset Rhythm A | 001 - 002 | 065 | 001 - 002 | Preset Rhythm B | 001 - 002 | : | | : | 087 | 000 | 001 - 128 | User Patch | 001 - 128 | 032 | 001 - 128 | Card Patch A | 001 - 128 | 033 | 001 - 128 | Card Patch B | 001 - 128 | : | | : | | 064 | 001 - 128 | Preset Patch A | 001 - 128 | 065 | 001 - 128 | Preset Patch B | 001 - 128 | : | | : | 088 | 000 - 001 | 001 - 128 | SR-JV80-01 Rhythm | 001 - 256 | 002 - 003 | 001 - 128 | SR-JV80-02 Rhythm | 001 - 256 | : | | : | 089 | 000 - 001 | 001 - 128 | SR-JV80-01 Patch | 001 - 256 | 002 - 003 | 001 - 128 | SR-JV80-02 Patch | 001 - 256 | : | | : | 092 | 000 - | 001 - | SRX Rhythm | 001 - | : | | : | 093 | 000 - | 001 - | SRX Patch | 001 - | : | | : | 120 | | 001 - 057 | GM Rhythm | 001 - 009 121 | 000 - 009 | 001 - 128 | GM Patch | 001 - 256

○モジュレーション(コントローラー・ナンバー 1)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 01H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=モジュレーション・デプス:00H - 7FH(0 - 127)

※ パフォーマンス・モードでは、Receive Modulation パラメーター(PERFORM/MIDI)がOFF のときには受信しません。

○ブレス・タイプ(コントローラー・ナンバー 2)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 02H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=コントロール値:00H - 7FH (0 - 127)

○フット・タイプ(コントローラー・ナンバー 4)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 04H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=コントロール値:00H - 7FH (0 - 127)

○ポルタメント・タイム(コントローラー・ナンバー 5)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 05H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=ポルタメント・タイム:00H - 7FH(0 - 127)

※ パフォーマンス・モードでは、Part Portamento Timeパラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

○データ・エントリー(コントローラー・ナンバー 6, 38)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 06H mmHBnH 26H llHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)mm, ll= RPN/ NRPNで指定されたパラメーターに対する値mm =上位バイト(MSB), ll =下位バイト(LSB)

○ボリューム(コントローラー・ナンバー 7)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 07H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=ボリューム :00H - 7FH(0 - 127)

※ パフォーマンス・モードでは、Receive Volume パラメーター(PERFORM/MIDI)がOFFのときには受信しません。

※ パフォーマンス・モードでは、Part Levelパラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

○バランス(コントローラー・ナンバー 8)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 08H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=バランス :00H - 7FH(0 - 127)

○パンポット(コントローラー・ナンバー 10)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 0AH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=パンポット :00H - 40H - 7FH(左 - 中央 - 右)

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MIDI インプリメンテーション

資  料

※ パフォーマンス・モードでは、Receive Pan パラメーター(PERFORM/MIDI)が OFFのときには受信しません。

※ パフォーマンス・モードでは、Part Pan パラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

○エクスプレッション(コントローラー・ナンバー 11)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 0BH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=エクスプレッション:00H - 7FH(0 - 127)

※ Tone Receive Expression パラメーター(PATCH/TONEまたは RHYTHM/TONE)がOFFのときには受信しません。

※ パフォーマンス・モードでは、Receive Expression パラメーター(PERFORM/MIDI)がOFFのときには受信しません。

○ホールド 1(コントローラー・ナンバー 64)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 40H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=コントロール値:00H - 7FH(0 - 127)0-63 =OFF, 64-127= ON

※ Tone Receive Hold-1 パラメーター(PATCH/TONEまたは RHYTHM/TONE)が OFFのときには受信しません。

※ パフォーマンス・モードでは、Receive Hold-1パラメーター(PERFORM/MIDI)が OFFのときには受信しません。

○ポルタメント(コントローラー・ナンバー 65)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 41H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=コントロール値:00H - 7FH(0 - 127)0-63 =OFF, 64-127= ON

※ パフォーマンス・モードでは、Part Portamento Switch パラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

○ソステヌート(コントローラー・ナンバー 66)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 42H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=コントロール値:00H - 7FH(0 - 127)0-63=OFF, 64-127 = ON

○ソフト(コントローラー・ナンバー 67)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 43H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=コントロール値:00H - 7FH(0 - 127)0-63=OFF, 64-127 = ON

○レガート・フットスイッチ(コントローラー・ナンバー 68)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 44H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=コントロール値:00H - 7FH(0 - 127)0-63=OFF, 64-127 = ON

※ パフォーマンス・モードでは、Part Legato Switch パラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

○ホールド 2(コントローラー・ナンバー 69)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 45H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=コントロール値:00H - 7FH (0 - 127)

※ ホールド動作はしません。

○レゾナンス(コントローラー・ナンバー 71)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 47H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=レゾナンス値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

※ パフォーマンス・モードでは、Part Resonance Offset パラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

○リリース・タイム(コントローラー・ナンバー 72)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 48H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)

vv=リリース・タイム値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

※ パフォーマンス・モードでは、Part Release Time Offset パラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

○アタック・タイム(コントローラー・ナンバー 73)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 49H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=アタック・タイム値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

※ パフォーマンス・モードでは、Part Attack Time Offset パラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

○カットオフ(コントローラー・ナンバー 74)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 4AH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=カットオフ値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

※ パフォーマンス・モードでは、Part Cutoff Offset パラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

○ディケイ・タイム(コントローラー・ナンバー 75)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 4BH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=ディケイ・タイム値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

※ GMモードではディケイ・タイムが変化します。

○ビブラート・レイト(コントローラー・ナンバー 76)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 4CH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=ビブラート・レイト値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

※ GMモードではビブラート・レイトが変化します。

○ビブラート・デプス(コントローラー・ナンバー 77)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 4DH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=ビブラート・デプス値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

※ GMモードではビブラート・デプスが変化します。

○ビブラート・ディレイ(コントローラー・ナンバー 78)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 4EH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=ビブラート・ディレイ値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

※ GMモードではビブラート・ディレイが変化します。

○汎用操作子 5(コントローラー・ナンバー 80)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 50H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=コントロール値:00H - 7FH(0 - 127)

※ トーン1の Tone Levelパラメーター(PATCH/TONE)が変化します。

○汎用操作子 6(コントローラー・ナンバー 81)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 51H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=コントロール値:00H - 7FH(0 - 127)

※ トーン2の Tone Levelパラメーター(PATCH/TONE)が変化します。

○汎用操作子 7(コントローラー・ナンバー 82)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 52H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=コントロール値:00H - 7FH(0 - 127)

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MIDI インプリメンテーション

※ トーン3の Tone Levelパラメーター(PATCH/TONE)が変化します。

○汎用操作子 8(コントローラー・ナンバー 83)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 53H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=コントロール値:00H - 7FH(0 - 127)

※ トーン4の Tone Levelパラメーター(PATCH/TONE)が変化します。

○ポルタメント・コントロール(コントローラー・ナンバー 84)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 54H kkHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)kk=ソース・ノート・ナンバー:00H - 7FH(0 - 127)

※ ポルタメント・コントロール直後に受信したノート・オンは、ソース・ノート・ナンバーのピッチから連続的にピッチが変化して発音します。

※ ソース・ノート・ナンバーと等しいノート・ナンバーですでに発音しているボイスがある場合、このボイスはポルタメント・コントロール直後に受信したノート・オンで新たな音程にピッチが変化して発音が継続され(レガート演奏が行なわれ)ます。

※ ポルタメント・コントロールによるピッチ変化の速さは、ポルタメント・タイムの設定値で決まります。

○エフェクト 1(リバーブ・センド・レベル)(コントローラー・ナンバー 91)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 5BH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=リバーブ・センド・レベル:00H - 7FH(0 - 127)

※ パフォーマンス・モードでは、Part Reverb Send Level パラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

○エフェクト 3(コーラス・センド・レベル)(コントローラー・ナンバー 93)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 5DH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=コーラス・センド・レベル:00H - 7FH(0 - 127)

※ パフォーマンス・モードでは、Part Chorus Send Level パラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

○ RPNMSB /LSB(コントローラー・ナンバー 100, 101)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 65H mmHBnH 64H llHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)mm =RPNで指定するパラメーター・ナンバーの上位バイト(MSB)ll =RPN で指定するパラメーター・ナンバーの下位バイト(LSB)

<<< RPN >>>コントロール・チェンジには、RPN(レジスタード・パラメーター・ナンバー)、すなわちMIDI 規格で機能が定義されている拡張パラメーターがあります。実際の使用にあたっては、まずRPN(コントローラー・ナンバー100 および101、順番はどちらからでもよい)を送信して制御するパラメーターを指定し、その後データ・エントリー(コントローラー・ナンバー 6, 38)で指定パラメーターの値を設定します。一旦RPNのパラメーターが指定されると、その後同一チャンネルで受信するデータ・エントリーは全てそのパラメーターに対する値の変更とみなされます。誤動作を防止するために、必要なパラメーターとその値の設定が終わったら、RPNヌルを設定することをお勧めします。

本機は、以下に示す RPNを受信します。

RPN Data entryMSB, LSB MSB, LSB 解説00H, 00H mmH, llH ピッチ・ベンド・センシティビティー

mm:00H - 18H(0 - 24半音)ll: 無視します(00Hとして処理します)半音ステップで2 オクターブまで指定可能です。※ パフォーマンス・モードでは、Part Pitch BendRange パラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

00H, 01H mmH, llH チャンネル・ファイン・チューニングmm, ll:20 00H - 40 00H - 60 00H( -8192 * 50 /8192 - 0 - +8192 * 50/ 8192 cent )

※ パフォーマンス・モードでは、Part Fine Tuneパラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

00H, 02H mmH, llH チャンネル・コース・チューニングmm:10H - 40H - 70H(-48 - 0 - +48 半音)ll: 無視します(00H として処理します)※ パフォーマンス・モードでは、Part Coarse Tuneパラメーター(PERFORM/PART)が変化します。

00H, 05H mmH, llH モジュレーション・デプス・レンジmm, ll:00 00H - 06 00H(0 - 16384 * 600 / 16384cent )※ パフォーマンス・モードおよびパッチ・モードでは受信しません。

7FH, 7FH ---, --- RPNヌルRPNおよびNRPNが指定されていない状態にします。RPNヌルに設定後受信したデータ・エントリーは無視します。(RPNヌルの設定にはデータ・エントリーの送信は不要です。)既に設定済みの設定値は変化しません。mm, ll:無視します。

●プログラム・チェンジステータス 第2 バイトCnH ppHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)pp =プログラム・ナンバー:00H - 7FH(prog.1 - prog.128)

※ パフォーマンス・モードでは、Receive Program Change パラメーター(PERFORM/MIDI)がOFFのときには受信しません。

●チャンネル・プレッシャーステータス 第2 バイトDnH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=チャンネル・プレッシャー:00H - 7FH(0 - 127)

※ パフォーマンス・モードでは、Receive Channel Pressure パラメーター(PERFORM/MIDI)がOFFのときには受信しません。

●ピッチ・ベンド・チェンジステータス 第2 バイト 第3バイトEnH llH mmHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)mm, ll=ピッチ・ベンド値:00 00H - 40 00H - 7F 7FH(-8192 - 0 - +8191)

※ Tone Receive Bender パラメーター(PATCH/TONE)が OFFのときには受信しません。※ パフォーマンス・モードでは、Receive Bender パラメーター(PERFORM/MIDI)が

OFFのときには受信しません。

■チャンネル・モード・メッセージ

※ パフォーマンス・モードでは、Receive Switch パラメーター(PERFORM/PART)がOFFのときには受信しません。

●オール・サウンド・オフ (コントローラー・ナンバー 120)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 78H 00Hn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ このメッセージを受信すると、該当チャンネルの発音中の音を全て消音します。

●リセット・オール・コントローラー (コントローラー・ナンバー 121)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 79H 00Hn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ このメッセージを受信すると、以下のコントローラーがリセット値に設定されます。

コントローラー リセット値ピッチ・ベンド・チェンジ ± 0(中点)ポリフォニック・キー・プレッシャー 0(オフ)

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MIDI インプリメンテーション

資  料

チャンネル・プレッシャー 0(オフ)モジュレーション 0(オフ)ブレス・タイプ 0(最小)エクスプレッション 127(最大)ただしコントローラーは最小になります。ホールド 1 0(オフ)ソステヌート 0(オフ)ソフト 0(オフ)ホールド 2 0(オフ)RPN 未設定状態、設定済みのデータは変化しませんNRPN 未設定状態、設定済みのデータは変化しません

●オール・ノート・オフ(コントローラー・ナンバー 123)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 7BH 00Hn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ オール・ノート・オフを受信すると、該当チャンネルのオンになっているノートをすべてオフします。ただし、ホールド1 またはソステヌートがオンの場合は、それらがオフになるまで発音は終了しません。

●オムニ・オフ(コントローラー・ナンバー 124)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 7CH 00Hn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ないます。

●オムニ・オン(コントローラー・ナンバー 125)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 7DH 00Hn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ないます。OMNI ON にはなりません。

●モノ(コントローラー・ナンバー 126)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 7EH mmHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)mm =モノ数 :00H - 10H(0 - 16)

※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ないます。※ パフォーマンス・モードでは、Part Mono/Poly パラメーター(PERFORM/PART)が

変化します。

●ポリ(コントローラー・ナンバー 127)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 7FH 00Hn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)

※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ないます。※ パフォーマンス・モードでは、Part Mono/Poly パラメーター(PERFORM/PART)が

変化します。

■システム・リアルタイム・メッセージ

●タイミング・クロックステータスF8H

※ Clock Source パラメーターパラメーター(SYSTEM/COMMON)が MIDI の時に受信します。

●アクティブ・センシングステータスFEH

※ アクティブ・センシングを受信すると、それ以降のすべてのメッセージ間隔を監視する状態になります。監視している状態では、メッセージ間隔が 420ms を超えると、オール・サウンド・オフ/オール・ノート・オフ/リセット・オール・コントローラーを受信したときと同じ処理をして、メッセージ間隔を監視しない状態に戻ります。

■システム・エクスクルーシブ・メッセージ

ステータス データ・バイト ステータスF0H iiH, ddH, ......, eeH F7H

F0H : システム・エクスクルーシブ・メッセージのステータスii = ID ナンバー: どのメーカーのエクスクルーシブ・メッセージであるかの識別をするための IDナンバー(マニファクチャラーID)です。ローランドのマニファクチャラーIDは41H です。7EHと 7FH の IDナンバーは、ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ(7EH)、ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ(7FH)として MIDI 規格の拡張として使用されます。dd,..., ee= データ: 00H - 7FH(0 - 127)F7H : EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

本機が受信するシステム・エクスクルーシブ・メッセージには、ユニバーサル・ノンリアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ、ユニバーサル・リアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ、データ要求(RQ1)、データ・セット(DT1)があります。

●ユニバーサル・ノンリアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ

○アイデンティティー・リクエスト・メッセージステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 06H, 01H F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)06H サブID #1(General Information)01H サブID #2(Identity Request)F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ このメッセージを受信すると、本機は所定のアイデンティティー・リプライ・メッセージ(P.287)を送信します。

○ GM1システム・オンステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, 7FH, 09H, 01H F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)09H サブID#1(General MIDI Message)01H サブID#2(General MIDI1 On)F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ このメッセージを受信すると、GM1モードになります。※ Receive GM1 System On パラメーター(SYSTEM/COMMON)がOFF のときには受

信しません。

○ GM2システム・オンステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, 7FH, 09H, 03H F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)09H サブID#1(General MIDI Message)03H サブID#2(General MIDI 2 On)F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ このメッセージを受信すると、GM2モードになります。※ Receive GM2 System On パラメーター(SYSTEM/COMMON)がOFF のときには受

信しません。

○ GMシステム・オフステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, 7FH, 09H, 02H F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)

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MIDI インプリメンテーション

09H サブID#1(General MIDI Message)02H サブID#2(General MIDI Off)F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ このメッセージを受信すると、パフォーマンスモードになります。

●ユニバーサル・リアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ

○マスター・ボリュームステータス データ・バイト ステータスF0H 7FH, 7FH, 04H, 01H, llH, mmH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7FH IDナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)04H サブID #1(Device Control Message)01H サブID #2(Master Volume)llH マスター・ボリュームの下位バイトmmH マスター・ボリュームの上位バイトF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ マスター・ボリュームの下位バイト(llH)は、00Hとして処理します。※ Master Levelパラメーター(SYSTEM/COMMON)が変化します。

○マスター・ファイン・チューニングステータス データ・バイト ステータスF0H 7FH, 7FH, 04H, 03H, llH, mmH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7FH IDナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)04H サブID#1(Device Control)03H サブID#2(Master Fine Tuning)llH マスター・ファイン・チューニングの下位バイトmmH マスター・ファイン・チューニングの上位バイトF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

ll,mm: 00 00H - 40 00H - 7F 7FH(-100 - 0 - +99.9 セント)

※ Master Tuneパラメーター(SYSTEM/COMMON)が変化します。

○マスター・コース・チューニング

ステータス データ・バイト ステータスF0H 7FH, 7FH, 04H, 04H, llH, mmH F7

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7FH IDナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)04H サブID#1(Device Control)04H サブID#2(Master Coarse Tuning)llH マスター・コース・チューニングの下位バイトmmH マスター・コース・チューニングの上位バイトF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

mmH: 28H - 40H - 58H(-24 - 0 - +24 半音)llH: 無視します。(00Hとして処理します。)

※ Master Key Shift パラメーター(SYSTEM/COMMON)が変化します。

●グローバル・パラメーター・コントロール

※ パフォーマンス・モードおよびパッチ・モードでは受信しません。

○リバーブ・パラメーターステータス データ・バイト ステータスF0H 7FH, 7FH, 04H, 05H, 01H, 01H, 01H, 01H, 01H, ppH, vvH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7FH IDナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)

04H サブID#1(Device Control)05H サブID#2(Global Parameter Control)01H スロット・パス・レングス01H パラメーターID ウィドゥス01H バリュー・ウィドゥス01H スロット・パスの下位バイト(Effect 0101: Reverb)01H スロット・パスの上位バイトppH パラメーターvvH バリュー

pp=0 Reverb Typevv = 00H Small Roomvv = 01H Medium Roomvv = 02H Large Roomvv = 03H Medium Hallvv = 04H Large Hallvv = 08H Platepp=1 Reverb Timevv = 00H - 7FH 0 - 127

F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○コーラス・パラメーターステータス データ・バイト ステータスF0H 7FH, 7FH, 04H, 05H, 01H, 01H, 01H, 02H, 01H, ppH, vvH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7FH IDナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)04H サブID#1(Device Control)05H サブID#2(Global Parameter Control)01H スロット・パス・レングス01H パラメーターID ウィドゥス01H バリュー・ウィドゥス02H スロット・パスの下位バイト(Effect 0102: Chorus)01H スロット・パスの上位バイトppH パラメーターvvH バリュー

pp=0 Chorus Typevv=0 Chorus1vv=1 Chorus2vv=2 Chorus3vv=3 Chorus4vv=4 FB Chorusvv=5 Flangerpp=1 ModRatevv= 00H - 7FH 0 - 127pp=2 ModDepthvv = 00H - 7FH 0 - 127pp=3 Feedbackvv = 00H - 7FH 0 - 127pp=4 Send To Reverbvv = 00H - 7FH 0 - 127

F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○チャンネル・プレッシャーステータス データ・バイト ステータスF0H 7FH, 7FH, 09H, 01H, 0nH, ppH, rrH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7FH IDナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)09H サブID#1(Controller Destination Setting)01H サブID#2(Channel Pressure)0nH MIDI チャンネル (00-0F)ppH パラメーターrrH レンジ

pp=0 Pitch Controlrr = 28H - 58H -24 - +24 半音pp=1 Filter Cutoff Controlrr = 00H - 7FH -9600 - +9450セントpp=2 Amplitude Controlrr = 00H - 7FH 0 - 200%pp=3 LFOPitch Depthrr = 00H - 7FH 0 - 600 セントpp=4 LFOFilter Depthrr = 00H - 7FH 0 - 2400 セント

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MIDI インプリメンテーション

資  料

pp=5 LFO Amplitude Depthrr = 00H - 7FH 0 - 100%

F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○コントローラーステータス データ・バイト ステータスF0H 7FH, 7FH, 09H, 03H, 0nH, ccH, ppH, rrH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7FH IDナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)09H サブID#1(Controller Destination Setting)03H サブID#2(Conrol Change)0nH MIDI チャンネル(00-0FH)ccH コントローラーppH パラメーター(01-1FH, 40-5FH)rrH レンジ

pp=0 Pitch Controlrr = 28H - 58H -24 - +24 半音pp=1 Filter Cutoff Controlrr = 00H - 7FH -9600 - +9450セントpp=2 Amplitude Controlrr = 00H - 7FH 0 - 200%pp=3 LFO Pitch Depthrr = 00H - 7FH 0 - 600 セントpp=4 LFO Filter Depthrr = 00H - 7FH 0 - 2400 セントpp=5 LFO Amplitude Depthrr = 00H - 7FH 0 - 100 %

F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○スケール/オクターブ・チューニングステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, 7FH, 08H, 08H, ffH, ggH, hhH, ssH... F7

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)08H サブID#1(MIDI Tuning Standard)08H サブID#2(scale/octave tuning 1-byte form)ffH チャンネル/オプション・バイト1

bits 0 to 1 = channel 15 to 16bit 2 to 6 = 未定義ggHチャンネル・バイト 2bits 0 to 6 = channel 8 to 14hhHチャンネル・バイト 3bits 0 to 6 = channel 1 to 7

ssH 12 byte tuning offset of 12 semitones from C to B00H = -64セント40H = 0 セント(平均律)7FH = +63 セント

F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○キー・ベースド・インスト・コントローラーステータス データ・バイト ステータスF0H 7FH, 7FH, 0AH, 01H, 0nH, kkH, nnH, vvH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7FH IDナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)7FH デバイスID(Broadcast)0AH サブID#1(Key-Based Instrument Control)01H サブID#2(Controller)0nH MIDI チャンネル(00 - 0FH)kkH キー・ナンバーnnH コントロール・ナンバーvvH バリュー

nn=07H Levelvv = 00H - 7FH 0 - 200%(相対値)nn=0AH Panvv = 00H - 7FH Left - Right(絶対値)nn=5BH Reverb Sendvv = 00H - 7FH 0 - 127(絶対値)nn=5D Chorus Sendvv = 00H - 7FH 0 - 127(絶対値)

: :F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ ドラム・インストゥルメントのみに有効なメッセージです。

●サンプル・ダンプ・スタンダード

※ サンプル・ダンプ・モードでのみ受信します。

○ダンプ・リクエストステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 03H, ssH, ssH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)03H サブID(Dump Request)ssH サンプル・ナンバー上位バイトssH サンプル・ナンバー下位バイトF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○ダンプ・ヘッダーステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 01H, ssH, ssH, eeH, ffH, ffH, ffH,

ggH, ggH, ggH, hhH, hhH, hhH, iiH, iiH, iiH, jjH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)01H サブID(Dump Header)ssH サンプル・ナンバー下位バイトssH サンプル・ナンバー上位バイトeeH サンプル・フォーマットffH サンプル・ピリオド下位バイトffH サンプル・ピリオド中位バイトffH サンプル・ピリオド上位バイトggH サンプル・レングス下位バイトggH サンプル・レングス中位バイトggH サンプル・レングス上位バイトhhH ループ・スタート・ポイント下位バイトhhH ループ・スタート・ポイント中位バイトhhH ループ・スタート・ポイント上位バイトiiH ループ・エンド・ポイント下位バイトiiH ループ・エンド・ポイント中位バイトiiH ループ・エンド・ポイント上位バイトjjH ループ・タイプF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○データ・パケットステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 02H, kkH, aaH, ... bbH, sum F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)02H サブID(Data Packet)kkH パケット番号aaH データ(120 バイト): :bbH データsum チェックサムF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○ ACKステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 7FH, ppH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)7FH サブID(ACK)ppH パケット番号F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

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MIDI インプリメンテーション

○ NAKステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 7EH, ppH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)7EH サブID(NAK)ppH パケット番号F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○キャンセルステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 7DH, ppH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)7DH サブID(Cancel)ppH パケット番号F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○ウェイトステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 7CH, ppH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)7CH サブID(Wait)ppH パケット番号F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

●データ転送本機は、エクスクルーシブ・メッセージを使用して、機器内部のさまざまな設定や機器間のデータ転送を行なうことができます。本機のデータ転送に使用するエクスクルーシブ・メッセージのモデル IDは 00H10H です。

○データ要求 1(RQ1)相手の機器に対して「データを送れ」という要求をするメッセージです。アドレスとサイズで要求するデータの種類や量を指示します。データ要求メッセージを受信した場合、その機器がデータを送ることのできる状態にあり、アドレスとサイズが適当なものであれば、要求されたデータを「データ・セット1(DT1)」メッセージで送信します。そうでない場合は何も送信しません。

ステータス データ・バイト ステータスF0H 41H, dev, 00H, 10H, 11H, aaH, bbH, ccH,

ddH, ssH, ttH, uuH, vvH, sum F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス41H IDナンバー(Roland)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)00H モデルID #1(XV-5080)10H モデルID #2(XV-5080)11H コマンドID(RQ1)aaH アドレス上位バイトbbH アドレスccH アドレスddH アドレス下位バイトssH サイズ上位バイトttH サイズuuH サイズvvH サイズ下位バイトsum チェックサムF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ データの種類により一度に転送するデータの量は決まっており、決められた先頭アドレスとサイズでデータ要求をする必要があります。「3. パラメータ・アドレス・マップ」(P.289)に記載されたアドレスとサイズを参照してください。

※ チェックサムについては(P.301)を参照してください。※ Receive Exclusiveパラメーター(SYSTEM/COMMON)がOFF のときには受信しませ

ん。

○データ・セット 1(DT1)実際のデータの転送を行なうメッセージで、機器に対してデータを設定したい場合に使用します。

ステータス データ・バイト ステータスF0H 41H, dev, 00H, 10H, 12H, aaH, bbH, ccH, ddH,

eeH, ... ffH, sum F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス41H IDナンバー(Roland)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)00H モデルID #1(XV-5080)10H モデルID #2(XV-5080)12H コマンドID(DT1)aaH アドレス上位バイトbbH アドレスccH アドレスddH アドレス下位バイトeeH データ:送信するデータの本体。複数バイトのデータはアドレス順に

送信します: :ffH データsum チェックサムF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ データの種類により一度に転送するデータの量は決まっており、決められた先頭アドレスとサイズのデータ以外は受信しません。「3. パラメータ・アドレス・マップ」(P.289)に記載されたアドレスとサイズを参照してください。

※ 256バイトを越えるサイズのデータは256バイト以下のパケットに区切って送信してください。「データ・セット1」を続けて送る場合、パケット間は20ms 以上の時間間隔をあけてください。

※ チェックサムについては(P.301)を参照してください。※ Receive Exclusiveパラメーター(SYSTEM/COMMON)が OFFのときには受信しませ

ん。

○データ・セット 1(DT1)実際のデータの転送を行なうメッセージで、機器に対してデータを設定したい場合に使用します。

ステータス データ・バイト ステータスF0H 41H, dev, 42H, 12H, aaH, bbH, ccH, ddH, ... eeH, sum F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス41H IDナンバー(Roland)dev デバイスID(dev:10H)42H モデルID(GS)12H コマンドID(DT1)aaH アドレス上位バイトbbH アドレス中位バイトccH アドレス下位バイトddH データ:送信するデータの本体。複数バイトのデータはアドレス順に

送信します: :eeH データsum チェックサムF7H EOX (エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ データの種類により一度に転送するデータの量は決まっており、決められた先頭アドレスとサイズのデータ以外は受信しません。「3. パラメータ・アドレス・マップ」(P.289)に記載されたアドレスとサイズを参照してください。

※ 256バイトを越えるサイズのデータは256バイト以下のパケットに区切って送信してください。「データ・セット1」を続けて送る場合、パケット間は20ms 以上の時間間隔をあけてください。

※ チェックサムについては(P.301)を参照してください。※ Receive Exclusiveパラメーター(SYSTEM/COMMON)が OFFのときには受信しませ

ん。

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MIDI インプリメンテーション

資  料

2. 送信データ(音源セクション)

■チャンネル・ボイス・メッセージ

GM データ・トランスファーを実行した際に、以下のコントロール・チェンジとプログラム・チェンジが送信されます。

●コントロール・チェンジ

○バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー 0, 32)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 00H mmHBnH 20H llHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)mm, ll=バンク・ナンバー:00 00H - 7F 7FH (bank.1 - bank.16384)

○ポルタメント・タイム(コントローラー・ナンバー 5)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 05H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=ポルタメント・タイム:00H - 7FH(0 - 127)

○データ・エントリー(コントローラー・ナンバー 6, 38)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 06H mmHBnH 26H llHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)mm, ll= RPN/ NRPNで指定されたパラメーターに対する値mm =上位バイト(MSB), ll =下位バイト(LSB)

○ボリューム(コントローラー・ナンバー 7)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 07H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=ボリューム :00H - 7FH(0 - 127)

○パンポット(コントローラー・ナンバー 10)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 0AH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=パンポット :00H - 40H - 7FH(左 - 中央 - 右)

○ポルタメント(コントローラー・ナンバー 65)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 41H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=コントロール値:00H - 7FH(0 - 127)0-63 =OFF, 64-127= ON

○レゾナンス(コントローラー・ナンバー 71)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 47H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=レゾナンス値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

○リリース・タイム(コントローラー・ナンバー 72)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 48H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=リリース・タイム値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

○アタック・タイム(コントローラー・ナンバー 73)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 49H vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=アタック・タイム値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

○カットオフ(コントローラー・ナンバー 74)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 4AH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=カットオフ値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

○ディケイ・タイム(コントローラー・ナンバー 75)ステータス 第2 バイト 第 3バイトBnH 4BH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)

vv=ディケイ・タイム値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

○ビブラート・レイト(コントローラー・ナンバー 76)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 4CH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=ビブラート・レイト値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

○ビブラート・デプス(コントローラー・ナンバー 77)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 4DH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=ビブラート・デプス値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

○ビブラート・ディレイ(コントローラー・ナンバー 78)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 4EH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH (ch.1 - ch.16)vv=ビブラート・ディレイ値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

○エフェクト 1(リバーブ・センド・レベル)(コントローラー・ナンバー 91)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 5BH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=リバーブ・センド・レベル:00H - 7FH(0 - 127)

○エフェクト 3(コーラス・センド・レベル)(コントローラー・ナンバー 93)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 5DH vvHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)vv=コーラス・センド・レベル:00H - 7FH(0 - 127)

○ RPNMSB /LSB(コントローラー・ナンバー 100, 101)ステータス 第2 バイト 第3バイトBnH 65H mmHBnH 64H llHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)mm =RPNで指定するパラメーター・ナンバーの上位バイト(MSB)ll =RPN で指定するパラメーター・ナンバーの下位バイト(LSB)

<<< RPN >>>コントロール・チェンジには、RPN(レジスタード・パラメーター・ナンバー)、すなわちMIDI 規格で機能が定義されている拡張パラメーターがあります。実際の使用にあたっては、まずRPN(コントローラー・ナンバー100 および101、順番はどちらからでもよい)を送信して制御するパラメーターを指定し、その後データ・エントリー(コントローラー・ナンバー 6, 38)で指定パラメーターの値を設定します。一旦 RPNのパラメーターが指定されると、その後同一チャンネルで受信するデータ・エントリーは全てそのパラメーターに対する値の変更とみなされます。誤動作を防止するために、必要なパラメーターとその値の設定が終わったら、RPNヌルを設定することをお勧めします。

本機は、以下に示す RPNを送信します。

RPN Data entryMSB, LSB MSB, LSB 解説00H, 00H mmH, llH ピッチ・ベンド・センシティビティー

mm:00H - 18H(0 - 24 半音)ll: 00H

00H, 01H mmH, llH チャンネル・ファイン・チューニングmm, ll:20 00H - 40 00H - 60 00H( -8192 * 50 / 8192 - 0- +8192 * 50/ 8192 cent )

00H, 02H mmH, llH チャンネル・コース・チューニングmm:10H - 40H - 70H(-48 - 0 - +48 半音)ll: 00H

00H, 05H mmH, llH モジュレーション・デプス・レンジmm, ll:00 00H - 06 00H( 0 - 16384 * 600 / 16384 cent )

7FH, 7FH ---, --- RPNヌルRPNおよび NRPNが指定されていない状態にします。

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MIDI インプリメンテーション

●プログラム・チェンジステータス 第2 バイトCnH ppHn= MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)pp =プログラム・ナンバー:00H - 7FH(prog.1 - prog.128)

■システム・エクスクルーシブ・メッセージ

本機が送信するシステム・エクスクルーシブ・メッセージには、ユニバーサル・ノンリアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ、データ・セット(DT1)があります。

●ユニバーサル・ノンリアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ

○アイデンティティー・リプライ・メッセージアイデンティティー・リクエスト・メッセージを受信した場合、このメッセージを送信します。

ステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 06H, 02H, 41H, 10H, 01H, 00H, 00H, 00H,

00H, 00H, 00H F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H)06H サブID #1(General Information)02H サブID #2(Identity Reply)41H IDナンバー(Roland)10H 01H デバイス・ファミリー・コード01H 01H デバイス・ファミリー・ナンバー・コード02H 00H 00H 00H ソフトウェアー・リビジョン・レベルF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

●サンプル・ダンプ・スタンダード

※ サンプル・ダンプ・モードでのみ送信します。

○ダンプ・ヘッダーステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 01H, ssH, ssH, eeH, ffH, ffH, ffH, ggH, ggH,

ggH, hhH, hhH, hhH, iiH, iiH, iiH, jjH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)01H サブID(Dump Header)ssH サンプル・ナンバー下位バイトssH サンプル・ナンバー上位バイトeeH サンプル・フォーマットffH サンプル・ピリオド下位バイトffH サンプル・ピリオド中位バイトffH サンプル・ピリオド上位バイトggH サンプル・レングス下位バイトggH サンプル・レングス中位バイトggH サンプル・レングス上位バイトhhH ループ・スタート・ポイント下位バイトhhH ループ・スタート・ポイント中位バイトhhH ループ・スタート・ポイント上位バイトiiH ループ・エンド・ポイント下位バイトiiH ループ・エンド・ポイント中位バイトiiH ループ・エンド・ポイント上位バイトjjH ループ・タイプF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○データ・パケットステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 02H, kkH, aaH, ... bbH, sum F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)

02H サブID(Data Packet)kkH パケット番号aaH データ :送信するデータの本体120 バイト。: :bbH データsum チェックサムF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○ ACKステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 7FH, ppH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)7FH サブID(ACK)ppH パケット番号F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○ NAKステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 7EH, ppH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)7EH サブID(NAK)ppH パケット番号F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

○キャンセルステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, dev, 7DH, ppH F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス7EH IDナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)dev デバイスID(dev:10H - 1FH, 7FH)7DH サブID(Cancel)ppH パケット番号F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

●データ転送

○データ・セット 1(DT1)

ステータス データ・バイト ステータスF0H 41H, dev, 00H, 10H, 12H, aaH, bbH, ccH, ddH,

eeH, ... ffH, sum F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス41H IDナンバー(Roland)dev デバイスID(dev:10H)00H モデルID #1(XV-5080)10H モデルID #2(XV-5080)12H コマンドID(DT1)aaH アドレス上位バイトbbH アドレスccH アドレスddH アドレス下位バイトeeH データ:送信するデータの本体。複数バイトのデータはアドレス順に

送信します。: :ffH データsum チェックサムF7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ データの種類により一度に転送するデータの量は決まっており、決められた先頭アドレスとサイズでデータ要求をする必要があります。「3. パラメータ・アドレス・マップ」(P.289)に記載されたアドレスとサイズを参照してください。

※ サイズの大きなデータは256 バイト以下のパケットに区切り、約20msの時間間隔をあけて送信します。

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MIDI インプリメンテーション

資  料

3. パラメータ・アドレス・マップ

※ #のついているアドレスは、データを複数にわけて転送します。例えば、16進数で ABHというデータであれば、0AH、0BHと分けられ、この順序で送受信が行なわれます。

1. XV-5080(Model ID = 00H 10H)

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Start | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 00 | System *1-1||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 10 00 00 00 | Temporary Performance *1-2|| 11 00 00 00 | Temporary Patch/Rhythm (Performance Mode Part 1) *1-3|| 11 20 00 00 | Temporary Patch/Rhythm (Performance Mode Part 2) || : | || 18 60 00 00 | Temporary Patch/Rhythm (Performance Mode Part 32) || 1F 00 00 00 | Temporary Patch/Rhythm (Patch Mode) ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 20 00 00 00 | User Performance (01) *1-2|| 20 01 00 00 | User Performance (02) || : | || 20 3F 00 00 | User Performance (64) ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 30 00 00 00 | User Patch (001) *1-3-1|| 30 01 00 00 | User Patch (002) || : | || 30 7F 00 00 | User Patch (128) ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 40 00 00 00 | User Rhythm (001) *1-3-2|| 40 10 00 00 | User Rhythm (002) || 40 20 00 00 | User Rhythm (003) || 40 30 00 00 | User Rhythm (004) |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-1 System

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 | System Common *1-1-1|| 00 02 00 | System EQ *1-1-2|| 00 10 00 | System Part (Part 1) *1-1-3|| 00 11 00 | System Part (Part 2) || : | || 00 2F 00 | System Part (Part 32) |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3 Temporary Patch/Rhythm

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 | Temporary Patch *1-3-1|| 10 00 00 | Temporary Rhythm *1-3-2|+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-2 Performance

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 | Performance Common *1-2-1|| 00 02 00 | Performance Common MFX *1-2-2|| 00 04 00 | Performance Common Chorus *1-2-3|| 00 06 00 | Performance Common Reverb *1-2-4|| 00 10 00 | Performance MIDI (Channel 1) *1-2-5|| 00 11 00 | Performance MIDI (Channel 2) || : | || 00 1F 00 | Performance MIDI (Channel 16) || 00 20 00 | Performance Part (Part 1) *1-2-6|| 00 21 00 | Performance Part (Part 2) || : | || 00 3F 00 | Performance Part (Part 32) |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-1 Patch

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 | Patch Common *1-3-1-1|| 00 02 00 | Patch Common MFX *1-3-1-2|| 00 04 00 | Patch Common Chorus *1-3-1-3|| 00 06 00 | Patch Common Reverb *1-3-1-4|| 00 10 00 | Patch TMT (Tone Mix Table) *1-3-1-5|| 00 20 00 | Patch Tone (Tone 1) *1-3-1-6|| 00 22 00 | Patch Tone (Tone 2) || 00 24 00 | Patch Tone (Tone 3) || 00 26 00 | Patch Tone (Tone 4) || 00 30 00 | Patch Split Key (Key # 21) *1-3-1-7|| 00 30 20 | Patch Split Key (Key # 22) || : | || 00 45 60 | Patch Split Key (Key # 108) |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-2 Rhythm

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 | Rhythm Common *1-3-2-1|| 00 02 00 | Rhythm Common MFX *1-3-2-2|| 00 04 00 | Rhythm Common Chorus *1-3-2-3|| 00 06 00 | Rhythm Common Reverb *1-3-2-4|| 00 10 00 | Rhythm Tone (Key # 21) *1-3-2-5|| 00 12 00 | Rhythm Tone (Key # 22) || : | || 01 3E 00 | Rhythm Tone (Key # 108) |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-1-1 System Common

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0000 0aaa | Sound Mode (0 - 4) || | | PERFORM, PATCH, GM1, GM2, GS ||# 00 01 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Master Tune (24 - 2024) || | | -100.0 - 100.0 [cent] || 00 05 | 00aa aaaa | Master Key Shift (40 - 88) || | | -24 - +24 |

| 00 06 | 0aaa aaaa | Master Level (0 - 127) || 00 07 | 0000 000a | Scale Tune Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 08 | 0000 000a | Patch Remain (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 09 | 0000 000a | Mix/Parallel (0 - 1) || | | MIX, PARALLEL ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 0A | 0000 000a | MFX Switch (0 - 1) || | | BYPASS, ON || 00 0B | 0000 000a | Chorus Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 0C | 0000 000a | Reverb Switch (0 - 1) || | | OFF, ON ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 0D | 000a aaaa | Performance Control Channel (0 - 16) || | | 1 - 16, OFF || 00 0E | 0aaa aaaa | Performance Bank Select MSB (CC# 0) (0 - 127) || 00 0F | 0aaa aaaa | Performance Bank Select LSB (CC# 32) (0 - 127) || 00 10 | 0aaa aaaa | Performance Program Number (PC) (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 11 | 0000 aaaa | Patch Receive Channel (0 - 15) || | | 1 - 16 || 00 12 | 0aaa aaaa | Patch Bank Select MSB (CC# 0) (0 - 127) || 00 13 | 0aaa aaaa | Patch Bank Select LSB (CC# 32) (0 - 127) || 00 14 | 0aaa aaaa | Patch Program Number (PC) (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 15 | 0000 000a | System Clock Source (0 - 1) || | | INT, MIDI ||# 00 16 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | System Tempo (20 - 250) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 18 | 0aaa aaaa | System Control 1 Source (0 - 97) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT || 00 19 | 0aaa aaaa | System Control 2 Source (0 - 97) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT || 00 1A | 0aaa aaaa | System Control 3 Source (0 - 97) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT || 00 1B | 0aaa aaaa | System Control 4 Source (0 - 97) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 1C | 0000 000a | Receive Program Change (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 1D | 0000 000a | Receive Bank Select (0 - 1) || | | OFF, ON ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 1E | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-1-2 System EQ

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0000 000a | EQ Switch (0 - 1) || | | BYPASS, ON || 00 01 | 0000 000a | EQ1 Low Frequency (0 - 1) || | | 200, 400 [Hz] || 00 02 | 000a aaaa | EQ1 Low Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 03 | 0000 00aa | EQ1 High Frequency (0 - 2) || | | 2000, 4000, 8000 [Hz] || 00 04 | 000a aaaa | EQ1 High Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 05 | 0000 000a | EQ2 Low Frequency (0 - 1) || | | 200, 400 [Hz] || 00 06 | 000a aaaa | EQ2 Low Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 07 | 0000 00aa | EQ2 High Frequency (0 - 2) || | | 2000, 4000, 8000 [Hz] || 00 08 | 000a aaaa | EQ2 High Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 09 | 0000 000a | EQ3 Low Frequency (0 - 1) || | | 200, 400 [Hz] || 00 0A | 000a aaaa | EQ3 Low Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 0B | 0000 00aa | EQ3 High Frequency (0 - 2) || | | 2000, 4000, 8000 [Hz] || 00 0C | 000a aaaa | EQ3 High Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 0D | 0000 000a | EQ4 Low Frequency (0 - 1) || | | 200, 400 [Hz] || 00 0E | 000a aaaa | EQ4 Low Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 0F | 0000 00aa | EQ4 High Frequency (0 - 2) || | | 2000, 4000, 8000 [Hz] || 00 10 | 000a aaaa | EQ4 High Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 11 | 0000 000a | EQ5 Low Frequency (0 - 1) || | | 200, 400 [Hz] || 00 12 | 000a aaaa | EQ5 Low Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 13 | 0000 00aa | EQ5 High Frequency (0 - 2) || | | 2000, 4000, 8000 [Hz] || 00 14 | 000a aaaa | EQ5 High Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 15 | 0000 000a | EQ6 Low Frequency (0 - 1) || | | 200, 400 [Hz] || 00 16 | 000a aaaa | EQ6 Low Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 17 | 0000 00aa | EQ6 High Frequency (0 - 2) || | | 2000, 4000, 8000 [Hz] || 00 18 | 000a aaaa | EQ6 High Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 19 | 0000 000a | EQ7 Low Frequency (0 - 1) || | | 200, 400 [Hz] || 00 1A | 000a aaaa | EQ7 Low Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 1B | 0000 00aa | EQ7 High Frequency (0 - 2) || | | 2000, 4000, 8000 [Hz] || 00 1C | 000a aaaa | EQ7 High Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 1D | 0000 000a | EQ8 Low Frequency (0 - 1) || | | 200, 400 [Hz] || 00 1E | 000a aaaa | EQ8 Low Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 || 00 1F | 0000 00aa | EQ8 High Frequency (0 - 2) || | | 2000, 4000, 8000 [Hz] || 00 20 | 000a aaaa | EQ8 High Gain (0 - 30) || | | -15 - +15 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 21 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-1-3 System Part

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0aaa aaaa | Scale Tune for C (0 - 127) || | | -64 - +63 || 00 01 | 0aaa aaaa | Scale Tune for C# (0 - 127) || | | -64 - +63 |

289

Page 290: XV-5080 r j - Rolandlib.roland.co.jp/support/jp/manuals/res/1810365/XV-5080...この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2、3)と「使用上の

MIDI インプリメンテーション

| 00 02 | 0aaa aaaa | Scale Tune for D (0 - 127) || | | -64 - +63 || 00 03 | 0aaa aaaa | Scale Tune for D# (0 - 127) || | | -64 - +63 || 00 04 | 0aaa aaaa | Scale Tune for E (0 - 127) || | | -64 - +63 || 00 05 | 0aaa aaaa | Scale Tune for F (0 - 127) || | | -64 - +63 || 00 06 | 0aaa aaaa | Scale Tune for F# (0 - 127) || | | -64 - +63 || 00 07 | 0aaa aaaa | Scale Tune for G (0 - 127) || | | -64 - +63 || 00 08 | 0aaa aaaa | Scale Tune for G# (0 - 127) || | | -64 - +63 || 00 09 | 0aaa aaaa | Scale Tune for A (0 - 127) || | | -64 - +63 || 00 0A | 0aaa aaaa | Scale Tune for A# (0 - 127) || | | -64 - +63 || 00 0B | 0aaa aaaa | Scale Tune for B (0 - 127) || | | -64 - +63 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 0C | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-2-1 Performance Common

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0aaa aaaa | Performance Name 1 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 01 | 0aaa aaaa | Performance Name 2 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 02 | 0aaa aaaa | Performance Name 3 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 03 | 0aaa aaaa | Performance Name 4 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 04 | 0aaa aaaa | Performance Name 5 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 05 | 0aaa aaaa | Performance Name 6 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 06 | 0aaa aaaa | Performance Name 7 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 07 | 0aaa aaaa | Performance Name 8 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 08 | 0aaa aaaa | Performance Name 9 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 09 | 0aaa aaaa | Performance Name 10 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 0A | 0aaa aaaa | Performance Name 11 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 0B | 0aaa aaaa | Performance Name 12 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 0C | 00aa aaaa | Solo Part Select (0 - 32) || | | OFF, 1 - 32 || 00 0D | 000a aaaa | MFX Control Channel (0 - 16) || | | 1 - 16, OFF || 00 0E | 0000 000a | MFX Control MIDI1 (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 0F | 0000 000a | MFX Control MIDI2 (0 - 1) || | | OFF, ON ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 10 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 1 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 11 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 2 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 12 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 3 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 13 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 4 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 14 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 5 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 15 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 6 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 16 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 7 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 17 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 8 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 18 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 9 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 19 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 10 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 1A | 0aaa aaaa | Voice Reserve 11 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 1B | 0aaa aaaa | Voice Reserve 12 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 1C | 0aaa aaaa | Voice Reserve 13 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 1D | 0aaa aaaa | Voice Reserve 14 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 1E | 0aaa aaaa | Voice Reserve 15 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 1F | 0aaa aaaa | Voice Reserve 16 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 20 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 17 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 21 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 18 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 22 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 19 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 23 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 20 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 24 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 21 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 25 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 22 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 26 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 23 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 27 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 24 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 28 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 25 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 29 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 26 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 2A | 0aaa aaaa | Voice Reserve 27 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 2B | 0aaa aaaa | Voice Reserve 28 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 2C | 0aaa aaaa | Voice Reserve 29 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 2D | 0aaa aaaa | Voice Reserve 30 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 2E | 0aaa aaaa | Voice Reserve 31 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL || 00 2F | 0aaa aaaa | Voice Reserve 32 (0 - 64) || | | 0 - 63, FULL ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 30 | 00aa aaaa | MFX1 Source (0 - 32) || | | PERFORM, 1 - 32 || 00 31 | 00aa aaaa | MFX2 Source (0 - 32) || | | PERFORM, 1 - 32 || 00 32 | 00aa aaaa | MFX3 Source (0 - 32) || | | PERFORM, 1 - 32 || 00 33 | 00aa aaaa | Chorus Source (0 - 32) || | | PERFORM, 1 - 32 || 00 34 | 00aa aaaa | Reverb Source (0 - 32) || | | PERFORM, 1 - 32 |

|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 35 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-2-2 Performance Common MFX

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0aaa aaaa | MFX Type (0 - 127) || 00 01 | 0aaa aaaa | MFX Dry Send Level (0 - 127) || 00 02 | 0aaa aaaa | MFX Chorus Send Level (0 - 127) || 00 03 | 0aaa aaaa | MFX Reverb Send Level (0 - 127) || 00 04 | 0000 00aa | MFX Output Assign (0 - 3) || | | A, B, C, D ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 05 | 0aaa aaaa | MFX Control 1 Source (0 - 101) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4 || 00 06 | 0aaa aaaa | MFX Control 1 Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 07 | 0aaa aaaa | MFX Control 2 Source (0 - 101) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4 || 00 08 | 0aaa aaaa | MFX Control 2 Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 09 | 0aaa aaaa | MFX Control 3 Source (0 - 101) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4 || 00 0A | 0aaa aaaa | MFX Control 3 Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 0B | 0aaa aaaa | MFX Control 4 Source (0 - 101) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4 || 00 0C | 0aaa aaaa | MFX Control 4 Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 0D | 000a aaaa | MFX Control Assign 1 (0 - 16) || | | OFF, 1 - 16 || 00 0E | 000a aaaa | MFX Control Assign 2 (0 - 16) || | | OFF, 1 - 16 || 00 0F | 000a aaaa | MFX Control Assign 3 (0 - 16) || | | OFF, 1 - 16 || 00 10 | 000a aaaa | MFX Control Assign 4 (0 - 16) || | | OFF, 1 - 16 ||# 00 11 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 1 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 15 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 2 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 19 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 3 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 1D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 4 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 21 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 5 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 25 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 6 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 29 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 7 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 2D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 8 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 31 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 9 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 35 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 10 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 39 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 11 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 3D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 12 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 41 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 13 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 45 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 14 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 49 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 15 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 4D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 16 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 51 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 17 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 55 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 18 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 59 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | |

290

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MIDI インプリメンテーション

資  料

| | 0000 dddd | MFX Parameter 19 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 5D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 20 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 61 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 21 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 65 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 22 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 69 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 23 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 6D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 24 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 71 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 25 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 75 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 26 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 79 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 27 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 7D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 28 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 01 01 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 29 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 01 05 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 30 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 01 09 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 31 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 01 0D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 32 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 01 11 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-2-3 Performance Common Chorus

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0000 aaaa | Chorus Type (0 - 2) || 00 01 | 0aaa aaaa | Chorus Level (0 - 127) || 00 02 | 0000 00aa | Chorus Output Assign (0 - 3) || | | A, B, C, D || 00 03 | 0000 00aa | Chorus Output Select (0 - 2) || | | MAIN, REV, MAIN+REV ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————||# 00 04 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 1 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 08 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 2 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 0C | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 3 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 10 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 4 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 14 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 5 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 18 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 6 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 1C | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 7 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 20 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 8 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 24 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 9 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 28 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 10 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 2C | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 11 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 |

|# 00 30 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 12 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 34 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-2-4 Performance Common Reverb

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0000 aaaa | Reverb Type (0 - 4) || 00 01 | 0aaa aaaa | Reverb Level (0 - 127) || 00 02 | 0000 00aa | Reverb Output Assign (0 - 3) || | | A, B, C, D ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————||# 00 03 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 1 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 07 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 2 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 0B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 3 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 0F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 4 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 13 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 5 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 17 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 6 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 1B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 7 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 1F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 8 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 23 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 9 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 27 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 10 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 2B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 11 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 2F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 12 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 33 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 13 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 37 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 14 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 3B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 15 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 3F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 16 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 43 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 17 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 47 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 18 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 4B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 19 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 4F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 20 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 53 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-2-5 Performance MIDI

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0000 000a | Receive Program Change (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 01 | 0000 000a | Receive Bank Select (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 02 | 0000 000a | Receive Bender (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 03 | 0000 000a | Receive Polyphonic Key Pressure (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 04 | 0000 000a | Receive Channel Pressure (0 - 1) |

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MIDI インプリメンテーション

| | | OFF, ON || 00 05 | 0000 000a | Receive Modulation (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 06 | 0000 000a | Receive Volume (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 07 | 0000 000a | Receive Pan (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 08 | 0000 000a | Receive Expression (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 09 | 0000 000a | Receive Hold-1 (0 - 1) || | | OFF, ON ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 0A | 0000 000a | Phase Lock (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 0B | 0000 0aaa | Velocity Curve Type (0 - 4) || | | OFF, 1 - 4 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 0C | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-2-6 Performance Part

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0000 aaaa | Receive Channel (0 - 15) || | | 1 - 16 || 00 01 | 0000 000a | Receive Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 02 | 0000 000a | Receive MIDI1 (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 03 | 0000 000a | Receive MIDI2 (0 - 1) || | | OFF, ON ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 04 | 0aaa aaaa | Patch Bank Select MSB (CC# 0) (0 - 127) || 00 05 | 0aaa aaaa | Patch Bank Select LSB (CC# 32) (0 - 127) || 00 06 | 0aaa aaaa | Patch Program Number (PC) (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 07 | 0aaa aaaa | Part Level (CC# 7) (0 - 127) || 00 08 | 0aaa aaaa | Part Pan (CC# 10) (0 - 127) || | | L64 - 63R || 00 09 | 0aaa aaaa | Part Coarse Tune (RPN# 2) (16 - 112) || | | -48 - +48 || 00 0A | 0aaa aaaa | Part Fine Tune (RPN# 1) (14 - 114) || | | -50 - +50 || 00 0B | 0000 00aa | Part Mono/Poly (MONO ON/POLY ON) (0 - 2) || | | MONO, POLY, PATCH || 00 0C | 0000 00aa | Part Legato Switch (CC# 68) (0 - 2) || | | OFF, ON, PATCH || 00 0D | 000a aaaa | Part Pitch Bend Range (RPN# 0) (0 - 25) || | | 0 - 24, PATCH || 00 0E | 0000 00aa | Part Portamento Switch (CC# 65) (0 - 2) || | | OFF, ON, PATCH ||# 00 0F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | Part Portamento Time (CC# 5) (0 - 128) || | | 0 - 127, PATCH || 00 11 | 0aaa aaaa | Part Cutoff Offset (CC# 74) (0 - 127) || | | -64 - +63 || 00 12 | 0aaa aaaa | Part Resonance Offset (CC# 71) (0 - 127) || | | -64 - +63 || 00 13 | 0aaa aaaa | Part Attack Time Offset (CC# 73) (0 - 127) || | | -64 - +63 || 00 14 | 0aaa aaaa | Part Release Time Offset (CC# 72) (0 - 127) || | | -64 - +63 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 15 | 0aaa aaaa | Part Octave Shift (61 - 67) || | | -3 - +3 || 00 16 | 0aaa aaaa | Part Velocity Sens Offset (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 17 | 0aaa aaaa | Keyboard Range Lower (0 - 127) || | | C-1 - UPPER || 00 18 | 0aaa aaaa | Keyboard Range Upper (0 - 127) || | | LOWER - G9 || 00 19 | 0aaa aaaa | Keyboard Fade Width Lower (0 - 127) || 00 1A | 0aaa aaaa | Keyboard Fade Width Upper (0 - 127) || 00 1B | 0000 000a | Mute Switch (0 - 1) || | | OFF, MUTE ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 1C | 0aaa aaaa | Part Dry Send Level (0 - 127) || 00 1D | 0aaa aaaa | Part Chorus Send Level (CC# 93) (0 - 127) || 00 1E | 0aaa aaaa | Part Reverb Send Level (CC# 91) (0 - 127) || 00 1F | 0000 aaaa | Part Output Assign (0 - 13) || | | MFX, A, B, C, D, || | | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, PATCH || 00 20 | 0000 00aa | Part Output MFX Select (0 - 2) || | | MFX1, MFX2, MFX3 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 21 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-1-1 Patch Common

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0aaa aaaa | Patch Name 1 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 01 | 0aaa aaaa | Patch Name 2 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 02 | 0aaa aaaa | Patch Name 3 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 03 | 0aaa aaaa | Patch Name 4 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 04 | 0aaa aaaa | Patch Name 5 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 05 | 0aaa aaaa | Patch Name 6 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 06 | 0aaa aaaa | Patch Name 7 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 07 | 0aaa aaaa | Patch Name 8 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 08 | 0aaa aaaa | Patch Name 9 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 09 | 0aaa aaaa | Patch Name 10 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 0A | 0aaa aaaa | Patch Name 11 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 0B | 0aaa aaaa | Patch Name 12 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 0C | 0aaa aaaa | Patch Category (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 0D | 0000 000a | Tone Type (0 - 1) || | | 4TONES, MULTI-PARTIAL ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 0E | 0aaa aaaa | Patch Level (0 - 127) || 00 0F | 0aaa aaaa | Patch Pan (0 - 127) || | | L64 - 63R || 00 10 | 0000 000a | Patch Priority (0 - 1) || | | LAST, LOUDEST || 00 11 | 0aaa aaaa | Patch Coarse Tune (16 - 112) || | | -48 - +48 || 00 12 | 0aaa aaaa | Patch Fine Tune (14 - 114) || | | -50 - +50 || 00 13 | 0000 0aaa | Octave Shift (61 - 67) || | | -3 - +3 || 00 14 | 0000 00aa | Stretch Tune Depth (0 - 3) || | | OFF, 1 - 3 |

| 00 15 | 0aaa aaaa | Analog Feel (0 - 127) || 00 16 | 0000 000a | Mono/Poly (0 - 1) || | | MONO, POLY || 00 17 | 0000 000a | Legato Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 18 | 0000 000a | Legato Retrigger (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 19 | 0000 000a | Portamento Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 1A | 0000 000a | Portamento Mode (0 - 1) || | | NORMAL, LEGATO || 00 1B | 0000 000a | Portamento Type (0 - 1) || | | RATE, TIME || 00 1C | 0000 000a | Portamento Start (0 - 1) || | | PITCH, NOTE || 00 1D | 0aaa aaaa | Portamento Time (0 - 127) || 00 1E | 0000 000a | Patch Clock Source (0 - 1) || | | PATCH, SYSTEM ||# 00 1F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | Patch Tempo (20 - 250) || 00 21 | 0000 000a | One Shot Mode (0 - 1) || | | OFF, ON ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 22 | 0aaa aaaa | Cutoff Offset (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 23 | 0aaa aaaa | Resonance Offset (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 24 | 0aaa aaaa | Attack Time Offset (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 25 | 0aaa aaaa | Release Time Offset (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 26 | 0aaa aaaa | Velocity Sens Offset (1 - 127) || | | -63 - +63 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 27 | 0000 aaaa | Patch Output Assign (0 - 13) || | | MFX, A, B, C, D, || | | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, TONE ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 28 | 0000 000a | TMT Control Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 29 | 00aa aaaa | Pitch Bend Range Up (0 - 48) || 00 2A | 00aa aaaa | Pitch Bend Range Down (0 - 48) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 2B | 0aaa aaaa | Matrix Control 1 Source (0 - 109) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4, VELOCITY, || | | KEYFOLLOW, TEMPO, LFO1, LFO2, || | | PIT-ENV, TVF-ENV, TVA-ENV || 00 2C | 00aa aaaa | Matrix Control 1 Destination 1 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 2D | 0aaa aaaa | Matrix Control 1 Sens 1 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 2E | 00aa aaaa | Matrix Control 1 Destination 2 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 2F | 0aaa aaaa | Matrix Control 1 Sens 2 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 30 | 00aa aaaa | Matrix Control 1 Destination 3 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 31 | 0aaa aaaa | Matrix Control 1 Sens 3 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 32 | 00aa aaaa | Matrix Control 1 Destination 4 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 33 | 0aaa aaaa | Matrix Control 1 Sens 4 (1 - 127) || | | -63 - +63 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 34 | 0aaa aaaa | Matrix Control 2 Source (0 - 109) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4, VELOCITY, || | | KEYFOLLOW, TEMPO, LFO1, LFO2, || | | PIT-ENV, TVF-ENV, TVA-ENV || 00 35 | 00aa aaaa | Matrix Control 2 Destination 1 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 36 | 0aaa aaaa | Matrix Control 2 Sens 1 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 37 | 00aa aaaa | Matrix Control 2 Destination 2 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 38 | 0aaa aaaa | Matrix Control 2 Sens 2 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 39 | 00aa aaaa | Matrix Control 2 Destination 3 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 3A | 0aaa aaaa | Matrix Control 2 Sens 3 (1 - 127) || | | -63 - +63 |

292

Page 293: XV-5080 r j - Rolandlib.roland.co.jp/support/jp/manuals/res/1810365/XV-5080...この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2、3)と「使用上の

MIDI インプリメンテーション

資  料

| 00 3B | 00aa aaaa | Matrix Control 2 Destination 4 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 3C | 0aaa aaaa | Matrix Control 2 Sens 4 (1 - 127) || | | -63 - +63 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 3D | 0aaa aaaa | Matrix Control 3 Source (0 - 109) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4, VELOCITY, || | | KEYFOLLOW, TEMPO, LFO1, LFO2, || | | PIT-ENV, TVF-ENV, TVA-ENV || 00 3E | 00aa aaaa | Matrix Control 3 Destination 1 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 3F | 0aaa aaaa | Matrix Control 3 Sens 1 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 40 | 00aa aaaa | Matrix Control 3 Destination 2 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 41 | 0aaa aaaa | Matrix Control 3 Sens 2 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 42 | 00aa aaaa | Matrix Control 3 Destination 3 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 43 | 0aaa aaaa | Matrix Control 3 Sens 3 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 44 | 00aa aaaa | Matrix Control 3 Destination 4 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 45 | 0aaa aaaa | Matrix Control 3 Sens 4 (1 - 127) || | | -63 - +63 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 46 | 0aaa aaaa | Matrix Control 4 Source (0 - 109) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4, VELOCITY, || | | KEYFOLLOW, TEMPO, LFO1, LFO2, || | | PIT-ENV, TVF-ENV, TVA-ENV || 00 47 | 00aa aaaa | Matrix Control 4 Destination 1 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 48 | 0aaa aaaa | Matrix Control 4 Sens 1 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 49 | 00aa aaaa | Matrix Control 4 Destination 2 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 4A | 0aaa aaaa | Matrix Control 4 Sens 2 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 4B | 00aa aaaa | Matrix Control 4 Destination 3 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 4C | 0aaa aaaa | Matrix Control 4 Sens 3 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 4D | 00aa aaaa | Matrix Control 4 Destination 4 (0 - 33) || | | OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, || | | DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, || | | PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, || | | TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, || | | PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, || | | PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, || | | TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, || | | TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, || | | TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4 || 00 4E | 0aaa aaaa | Matrix Control 4 Sens 4 (1 - 127) || | | -63 - +63 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 4F | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-1-2 Patch Common MFX

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0aaa aaaa | MFX Type (0 - 127) || 00 01 | 0aaa aaaa | MFX Dry Send Level (0 - 127) || 00 02 | 0aaa aaaa | MFX Chorus Send Level (0 - 127) || 00 03 | 0aaa aaaa | MFX Reverb Send Level (0 - 127) || 00 04 | 0000 00aa | MFX Output Assign (0 - 3) || | | A, B, C, D ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 05 | 0aaa aaaa | MFX Control 1 Source (0 - 101) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |

| | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4 || 00 06 | 0aaa aaaa | MFX Control 1 Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 07 | 0aaa aaaa | MFX Control 2 Source (0 - 101) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4 || 00 08 | 0aaa aaaa | MFX Control 2 Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 09 | 0aaa aaaa | MFX Control 3 Source (0 - 101) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4 || 00 0A | 0aaa aaaa | MFX Control 3 Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 0B | 0aaa aaaa | MFX Control 4 Source (0 - 101) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4 || 00 0C | 0aaa aaaa | MFX Control 4 Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 0D | 000a aaaa | MFX Control Assign 1 (0 - 16) || | | OFF, 1 - 16 || 00 0E | 000a aaaa | MFX Control Assign 2 (0 - 16) || | | OFF, 1 - 16 || 00 0F | 000a aaaa | MFX Control Assign 3 (0 - 16) || | | OFF, 1 - 16 || 00 10 | 000a aaaa | MFX Control Assign 4 (0 - 16) || | | OFF, 1 - 16 ||# 00 11 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 1 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 15 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 2 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 19 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 3 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 1D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 4 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 21 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 5 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 25 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 6 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 29 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 7 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 2D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 8 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 31 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 9 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 35 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 10 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 39 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 11 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 3D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 12 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 41 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 13 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 45 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 14 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 49 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 15 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 4D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 16 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 51 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 17 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 55 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 18 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 59 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 19 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 5D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 20 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 61 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 21 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 65 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 22 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 69 | 0000 aaaa | |

293

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MIDI インプリメンテーション

| | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 23 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 6D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 24 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 71 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 25 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 75 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 26 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 79 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 27 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 7D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 28 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 01 01 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 29 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 01 05 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 30 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 01 09 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 31 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 01 0D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 32 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 01 11 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-1-3 Patch Common Chorus

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0000 aaaa | Chorus Type (0 - 2) || 00 01 | 0aaa aaaa | Chorus Level (0 - 127) || 00 02 | 0000 00aa | Chorus Output Assign (0 - 3) || | | A, B, C, D || 00 03 | 0000 00aa | Chorus Output Select (0 - 2) || | | MAIN, REV, MAIN+REV ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————||# 00 04 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 1 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 08 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 2 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 0C | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 3 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 10 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 4 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 14 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 5 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 18 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 6 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 1C | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 7 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 20 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 8 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 24 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 9 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 28 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 10 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 2C | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 11 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 30 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 12 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 34 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-1-4 Patch Common Reverb

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0000 aaaa | Reverb Type (0 - 4) || 00 01 | 0aaa aaaa | Reverb Level (0 - 127) || 00 02 | 0000 00aa | Reverb Output Assign (0 - 3) |

| | | A, B, C, D ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————||# 00 03 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 1 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 07 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 2 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 0B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 3 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 0F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 4 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 13 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 5 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 17 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 6 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 1B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 7 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 1F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 8 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 23 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 9 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 27 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 10 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 2B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 11 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 2F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 12 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 33 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 13 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 37 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 14 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 3B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 15 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 3F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 16 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 43 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 17 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 47 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 18 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 4B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 19 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 4F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 20 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 53 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-1-5 Patch TMT (Tone Mix Table)

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0000 aaaa | Structure Type 1 & 2 (0 - 9) || | | 1 - 10 || 00 01 | 0000 00aa | Booster 1 & 2 (0 - 3) || | | 0, +6, +12, +18 [dB] || 00 02 | 0000 aaaa | Structure Type 3 & 4 (0 - 9) || | | 1 - 10 || 00 03 | 0000 00aa | Booster 3 & 4 (0 - 3) || | | 0, +6, +12, +18 [dB] ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 04 | 0000 00aa | TMT Velocity Control (0 - 2) || | | OFF, ON, RANDOM ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 05 | 0000 000a | TMT1 Tone Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 06 | 0aaa aaaa | TMT1 Keyboard Range Lower (0 - 127) || | | C-1 - UPPER || 00 07 | 0aaa aaaa | TMT1 Keyboard Range Upper (0 - 127) || | | LOWER - G9 || 00 08 | 0aaa aaaa | TMT1 Keyboard Fade Width Lower (0 - 127) || 00 09 | 0aaa aaaa | TMT1 Keyboard Fade Width Upper (0 - 127) || 00 0A | 0aaa aaaa | TMT1 Velocity Range Lower (1 - 127) || | | 1 - UPPER || 00 0B | 0aaa aaaa | TMT1 Velocity Range Upper (1 - 127) || | | LOWER - 127 || 00 0C | 0aaa aaaa | TMT1 Velocity Fade Width Lower (0 - 127) || 00 0D | 0aaa aaaa | TMT1 Velocity Fade Width Upper (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|

294

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MIDI インプリメンテーション

資  料

| 00 0E | 0000 000a | TMT2 Tone Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 0F | 0aaa aaaa | TMT2 Keyboard Range Lower (0 - 127) || | | C-1 - UPPER || 00 10 | 0aaa aaaa | TMT2 Keyboard Range Upper (0 - 127) || | | LOWER - G9 || 00 11 | 0aaa aaaa | TMT2 Keyboard Fade Width Lower (0 - 127) || 00 12 | 0aaa aaaa | TMT2 Keyboard Fade Width Upper (0 - 127) || 00 13 | 0aaa aaaa | TMT2 Velocity Range Lower (1 - 127) || | | 1 - UPPER || 00 14 | 0aaa aaaa | TMT2 Velocity Range Upper (1 - 127) || | | LOWER - 127 || 00 15 | 0aaa aaaa | TMT2 Velocity Fade Width Lower (0 - 127) || 00 16 | 0aaa aaaa | TMT2 Velocity Fade Width Upper (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 17 | 0000 000a | TMT3 Tone Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 18 | 0aaa aaaa | TMT3 Keyboard Range Lower (0 - 127) || | | C-1 - UPPER || 00 19 | 0aaa aaaa | TMT3 Keyboard Range Upper (0 - 127) || | | LOWER - G9 || 00 1A | 0aaa aaaa | TMT3 Keyboard Fade Width Lower (0 - 127) || 00 1B | 0aaa aaaa | TMT3 Keyboard Fade Width Upper (0 - 127) || 00 1C | 0aaa aaaa | TMT3 Velocity Range Lower (1 - 127) || | | 1 - UPPER || 00 1D | 0aaa aaaa | TMT3 Velocity Range Upper (1 - 127) || | | LOWER - 127 || 00 1E | 0aaa aaaa | TMT3 Velocity Fade Width Lower (0 - 127) || 00 1F | 0aaa aaaa | TMT3 Velocity Fade Width Upper (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 20 | 0000 000a | TMT4 Tone Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 21 | 0aaa aaaa | TMT4 Keyboard Range Lower (0 - 127) || | | C-1 - UPPER || 00 22 | 0aaa aaaa | TMT4 Keyboard Range Upper (0 - 127) || | | LOWER - G9 || 00 23 | 0aaa aaaa | TMT4 Keyboard Fade Width Lower (0 - 127) || 00 24 | 0aaa aaaa | TMT4 Keyboard Fade Width Upper (0 - 127) || 00 25 | 0aaa aaaa | TMT4 Velocity Range Lower (1 - 127) || | | 1 - UPPER || 00 26 | 0aaa aaaa | TMT4 Velocity Range Upper (1 - 127) || | | LOWER - 127 || 00 27 | 0aaa aaaa | TMT4 Velocity Fade Width Lower (0 - 127) || 00 28 | 0aaa aaaa | TMT4 Velocity Fade Width Upper (0 - 127) ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 29 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-1-6 Patch Tone

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0aaa aaaa | Tone Level (0 - 127) || 00 01 | 0aaa aaaa | Tone Coarse Tune (16 - 112) || | | -48 - +48 || 00 02 | 0aaa aaaa | Tone Fine Tune (14 - 114) || | | -50 - +50 || 00 03 | 000a aaaa | Tone Random Pitch Depth (0 - 30) || | | 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, || | | 10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80, || | | 90, 100, 200, 300, 400, 500, || | | 600, 700, 800, 900, 1000, 1100, || | | 1200 || 00 04 | 0aaa aaaa | Tone Pan (0 - 127) || | | L64 - 63R || 00 05 | 000a aaaa | Tone Pan Keyfollow (54 - 74) || | | -100 - +100 || 00 06 | 00aa aaaa | Tone Random Pan Depth (0 - 63) || 00 07 | 0aaa aaaa | Tone Alternate Pan Depth (1 - 127) || | | L63 - 63R || 00 08 | 0000 000a | Tone Env Mode (0 - 1) || | | NO-SUS, SUSTAIN || 00 09 | 0000 00aa | Tone Delay Mode (0 - 3) || | | NORMAL, HOLD, KEY-OFF-NORMAL, || | | KEY-OFF-DECAY ||# 00 0A | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | Tone Delay Time (0 - 149) || | | 0 - 127, MUSICAL-NOTES ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 0C | 0aaa aaaa | Tone Dry Send Level (0 - 127) || 00 0D | 0aaa aaaa | Tone Chorus Send Level (MFX) (0 - 127) || 00 0E | 0aaa aaaa | Tone Reverb Send Level (MFX) (0 - 127) || 00 0F | 0aaa aaaa | Tone Chorus Send Level (non MFX) (0 - 127) || 00 10 | 0aaa aaaa | Tone Reverb Send Level (non MFX) (0 - 127) || 00 11 | 0000 aaaa | Tone Output Assign (0 - 12) || | | MFX, A, B, C, D, || | | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 12 | 0000 000a | Tone Receive Bender (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 13 | 0000 000a | Tone Receive Expression (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 14 | 0000 000a | Tone Receive Hold-1 (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 15 | 0000 000a | Tone Receive Pan Mode (0 - 1) || | | CONTINUOUS, KEY-ON || 00 16 | 0000 000a | Tone Redamper Switch (0 - 1) || | | OFF, ON ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 17 | 0000 00aa | Tone Control 1 Switch 1 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 18 | 0000 00aa | Tone Control 1 Switch 2 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 19 | 0000 00aa | Tone Control 1 Switch 3 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 1A | 0000 00aa | Tone Control 1 Switch 4 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 1B | 0000 00aa | Tone Control 2 Switch 1 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 1C | 0000 00aa | Tone Control 2 Switch 2 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 1D | 0000 00aa | Tone Control 2 Switch 3 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 1E | 0000 00aa | Tone Control 2 Switch 4 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 1F | 0000 00aa | Tone Control 3 Switch 1 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 20 | 0000 00aa | Tone Control 3 Switch 2 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 21 | 0000 00aa | Tone Control 3 Switch 3 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 22 | 0000 00aa | Tone Control 3 Switch 4 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 23 | 0000 00aa | Tone Control 4 Switch 1 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 24 | 0000 00aa | Tone Control 4 Switch 2 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 25 | 0000 00aa | Tone Control 4 Switch 3 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 26 | 0000 00aa | Tone Control 4 Switch 4 (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 27 | 0000 00aa | Wave Group Type (0 - 3) || | | INT-WAVE, SRJV80-EXP, SRX-EXP, || | | SAMPLE ||# 00 28 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | |

| | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Wave Group ID (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 ||# 00 2C | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Wave Number L (Mono) (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 ||# 00 30 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Wave Number R (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 || 00 34 | 0000 00aa | Wave Gain (0 - 3) || | | -6, 0, +6, +12 [dB] || 00 35 | 0000 000a | Wave FXM Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 36 | 0000 00aa | Wave FXM Color (0 - 3) || | | 1 - 4 || 00 37 | 000a aaaa | Wave FXM Depth (0 - 16) || 00 38 | 0000 000a | Wave Tempo Sync (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 39 | 00aa aaaa | Wave Pitch Keyfollow (44 - 84) || | | -200 - +200 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 3A | 000a aaaa | Pitch Env Depth (52 - 76) || | | -12 - +12 || 00 3B | 0aaa aaaa | Pitch Env Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 3C | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 1 Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 3D | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 4 Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 3E | 000a aaaa | Pitch Env Time Keyfollow (54 - 74) || | | -100 - +100 || 00 3F | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 1 (0 - 127) || 00 40 | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 2 (0 - 127) || 00 41 | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 3 (0 - 127) || 00 42 | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 4 (0 - 127) || 00 43 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 0 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 44 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 1 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 45 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 2 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 46 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 3 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 47 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 4 (1 - 127) || | | -63 - +63 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 48 | 0000 0aaa | TVF Filter Type (0 - 6) || | | OFF, LPF, BPF, HPF, PKG, LPF2, || | | LPF3 || 00 49 | 0aaa aaaa | TVF Cutoff Frequency (0 - 127) || 00 4A | 00aa aaaa | TVF Cutoff Keyfollow (44 - 84) || | | -200 - +200 || 00 4B | 0000 0aaa | TVF Cutoff Velocity Curve (0 - 7) || | | FIXED, 1 - 7 || 00 4C | 0aaa aaaa | TVF Cutoff Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 4D | 0aaa aaaa | TVF Resonance (0 - 127) || 00 4E | 0aaa aaaa | TVF Resonance Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 4F | 0aaa aaaa | TVF Env Depth (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 50 | 0000 0aaa | TVF Env Velocity Curve (0 - 7) || | | FIXED, 1 - 7 || 00 51 | 0aaa aaaa | TVF Env Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 52 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 1 Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 53 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 4 Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 54 | 000a aaaa | TVF Env Time Keyfollow (54 - 74) || | | -100 - +100 || 00 55 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 1 (0 - 127) || 00 56 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 2 (0 - 127) || 00 57 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 3 (0 - 127) || 00 58 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 4 (0 - 127) || 00 59 | 0aaa aaaa | TVF Env Level 0 (0 - 127) || 00 5A | 0aaa aaaa | TVF Env Level 1 (0 - 127) || 00 5B | 0aaa aaaa | TVF Env Level 2 (0 - 127) || 00 5C | 0aaa aaaa | TVF Env Level 3 (0 - 127) || 00 5D | 0aaa aaaa | TVF Env Level 4 (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 5E | 000a aaaa | Bias Level (54 - 74) || | | -100 - +100 || 00 5F | 0aaa aaaa | Bias Position (0 - 127) || | | C-1 - G9 || 00 60 | 0000 00aa | Bias Direction (0 - 3) || | | LOWER, UPPER, LOWER&UPPER, ALL || 00 61 | 0000 0aaa | TVA Level Velocity Curve (0 - 7) || | | FIXED, 1 - 7 || 00 62 | 0aaa aaaa | TVA Level Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 63 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 1 Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 64 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 4 Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 65 | 000a aaaa | TVA Env Time Keyfollow (54 - 74) || | | -100 - +100 || 00 66 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 1 (0 - 127) || 00 67 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 2 (0 - 127) || 00 68 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 3 (0 - 127) || 00 69 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 4 (0 - 127) || 00 6A | 0aaa aaaa | TVA Env Level 1 (0 - 127) || 00 6B | 0aaa aaaa | TVA Env Level 2 (0 - 127) || 00 6C | 0aaa aaaa | TVA Env Level 3 (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 6D | 0000 aaaa | LFO1 Wave Form (0 - 10) || | | SIN, TRI, SAW-UP, SAW-DW, SQR, || | | RND, BEND-UP, BEND-DW, TRP, S&H || | | CHS ||# 00 6E | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | LFO1 Rate (0 - 149) || | | 0 - 127, MUSICAL-NOTES || 00 70 | 0000 0aaa | LFO1 Offset (0 - 4) || | | -100, -50, 0, +50, +100 || 00 71 | 0aaa aaaa | LFO1 Rate Detune (0 - 127) || 00 72 | 0aaa aaaa | LFO1 Delay Time (0 - 127) || 00 73 | 000a aaaa | LFO1 Delay Time Keyfollow (54 - 74) || | | -100 - +100 || 00 74 | 0000 00aa | LFO1 Fade Mode (0 - 3) || | | ON-IN, ON-OUT, OFF-IN, OFF-OUT || 00 75 | 0aaa aaaa | LFO1 Fade Time (0 - 127) || 00 76 | 0000 000a | LFO1 Key Trigger (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 77 | 0aaa aaaa | LFO1 Pitch Depth (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 78 | 0aaa aaaa | LFO1 TVF Depth (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 79 | 0aaa aaaa | LFO1 TVA Depth (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 7A | 0aaa aaaa | LFO1 Pan Depth (1 - 127) || | | -63 - +63 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 7B | 0000 aaaa | LFO2 Wave Form (0 - 10) || | | SIN, TRI, SAW-UP, SAW-DW, SQR, |

295

Page 296: XV-5080 r j - Rolandlib.roland.co.jp/support/jp/manuals/res/1810365/XV-5080...この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2、3)と「使用上の

MIDI インプリメンテーション

| | | RND, BEND-UP, BEND-DW, TRP, S&H || | | CHS ||# 00 7C | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | LFO2 Rate (0 - 149) || | | 0 - 127, MUSICAL-NOTES || 00 7E | 0000 0aaa | LFO2 Offset (0 - 4) || | | -100, -50, 0, +50, +100 || 00 7F | 0aaa aaaa | LFO2 Rate Detune (0 - 127) || 01 00 | 0aaa aaaa | LFO2 Delay Time (0 - 127) || 01 01 | 000a aaaa | LFO2 Delay Time Keyfollow (54 - 74) || | | -100 - +100 || 01 02 | 0000 00aa | LFO2 Fade Mode (0 - 3) || | | ON-IN, ON-OUT, OFF-IN, OFF-OUT || 01 03 | 0aaa aaaa | LFO2 Fade Time (0 - 127) || 01 04 | 0000 000a | LFO2 Key Trigger (0 - 1) || | | OFF, ON || 01 05 | 0aaa aaaa | LFO2 Pitch Depth (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 06 | 0aaa aaaa | LFO2 TVF Depth (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 07 | 0aaa aaaa | LFO2 TVA Depth (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 08 | 0aaa aaaa | LFO2 Pan Depth (1 - 127) || | | -63 - +63 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 01 09 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-1-7 Patch Split Key

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————||# 00 00 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Partial Number (0 - 4096) || | | OFF, 1 - 4096 || 00 04 | 0000 000a | Assign Type (0 - 1) || | | MULTI, SINGLE || 00 05 | 000a aaaa | Mute Group (0 - 31) || | | OFF, 1 - 31 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 06 | 0aaa aaaa | Split Dry Send Level (0 - 127) || 00 07 | 0aaa aaaa | Split Chorus Send Level (MFX) (0 - 127) || 00 08 | 0aaa aaaa | Split Reverb Send Level (MFX) (0 - 127) || 00 09 | 0aaa aaaa | Split Chorus Send Level (non MFX) (0 - 127) || 00 0A | 0aaa aaaa | Split Reverb Send Level (non MFX) (0 - 127) || 00 0B | 0000 aaaa | Split Output Assign (0 - 12) || | | MFX, A, B, C, D, || | | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 0C | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-2-1 Rhythm Common

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 1 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 01 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 2 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 02 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 3 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 03 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 4 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 04 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 5 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 05 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 6 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 06 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 7 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 07 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 8 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 08 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 9 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 09 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 10 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 0A | 0aaa aaaa | Rhythm Name 11 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 0B | 0aaa aaaa | Rhythm Name 12 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 0C | 0aaa aaaa | Rhythm Level (0 - 127) || 00 0D | 0000 000a | Rhythm Clock Source (0 - 1) || | | RHYTHM, SYSTEM ||# 00 0E | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | Rhythm Tempo (20 - 250) || 00 10 | 0000 000a | One Shot Mode (0 - 1) || | | OFF, ON ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 11 | 0000 aaaa | Rhythm Output Assign (0 - 13) || | | MFX, A, B, C, D, || | | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, TONE ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 12 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-2-2 Rhythm Common MFX

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0aaa aaaa | MFX Type (0 - 127) || 00 01 | 0aaa aaaa | MFX Dry Send Level (0 - 127) || 00 02 | 0aaa aaaa | MFX Chorus Send Level (0 - 127) || 00 03 | 0aaa aaaa | MFX Reverb Send Level (0 - 127) || 00 04 | 0000 00aa | MFX Output Assign (0 - 3) || | | A, B, C, D ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 05 | 0aaa aaaa | MFX Control 1 Source (0 - 101) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4 || 00 06 | 0aaa aaaa | MFX Control 1 Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 07 | 0aaa aaaa | MFX Control 2 Source (0 - 101) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4 || 00 08 | 0aaa aaaa | MFX Control 2 Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 09 | 0aaa aaaa | MFX Control 3 Source (0 - 101) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4 || 00 0A | 0aaa aaaa | MFX Control 3 Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 00 0B | 0aaa aaaa | MFX Control 4 Source (0 - 101) || | | OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, || | | BEND, AFT, SYS1 - SYS4 || 00 0C | 0aaa aaaa | MFX Control 4 Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 0D | 000a aaaa | MFX Control Assign 1 (0 - 16) || | | OFF, 1 - 16 || 00 0E | 000a aaaa | MFX Control Assign 2 (0 - 16) |

| | | OFF, 1 - 16 || 00 0F | 000a aaaa | MFX Control Assign 3 (0 - 16) || | | OFF, 1 - 16 || 00 10 | 000a aaaa | MFX Control Assign 4 (0 - 16) || | | OFF, 1 - 16 ||# 00 11 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 1 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 15 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 2 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 19 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 3 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 1D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 4 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 21 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 5 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 25 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 6 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 29 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 7 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 2D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 8 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 31 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 9 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 35 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 10 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 39 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 11 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 3D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 12 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 41 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 13 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 45 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 14 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 49 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 15 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 4D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 16 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 51 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 17 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 55 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 18 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 59 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 19 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 5D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 20 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 61 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 21 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 65 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 22 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 69 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 23 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 6D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 24 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 71 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 25 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 75 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 26 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 79 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | |

296

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MIDI インプリメンテーション

資  料

| | 0000 dddd | MFX Parameter 27 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 7D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 28 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 01 01 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 29 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 01 05 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 30 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 01 09 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 31 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 01 0D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | MFX Parameter 32 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 01 11 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-2-3 Rhythm Common Chorus

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0000 aaaa | Chorus Type (0 - 2) || 00 01 | 0aaa aaaa | Chorus Level (0 - 127) || 00 02 | 0000 00aa | Chorus Output Assign (0 - 3) || | | A, B, C, D || 00 03 | 0000 00aa | Chorus Output Select (0 - 2) || | | MAIN, REV, MAIN+REV ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————||# 00 04 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 1 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 08 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 2 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 0C | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 3 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 10 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 4 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 14 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 5 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 18 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 6 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 1C | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 7 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 20 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 8 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 24 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 9 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 28 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 10 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 2C | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 11 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 30 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Chorus Parameter 12 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 34 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-2-4 Rhythm Common Reverb

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0000 aaaa | Reverb Type (0 - 4) || 00 01 | 0aaa aaaa | Reverb Level (0 - 127) || 00 02 | 0000 00aa | Reverb Output Assign (0 - 3) || | | A, B, C, D ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————||# 00 03 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 1 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 07 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 2 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 0B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 3 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 0F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 4 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 |

|# 00 13 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 5 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 17 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 6 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 1B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 7 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 1F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 8 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 23 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 9 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 27 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 10 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 2B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 11 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 2F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 12 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 33 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 13 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 37 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 14 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 3B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 15 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 3F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 16 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 43 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 17 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 47 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 18 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 4B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 19 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||# 00 4F | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Reverb Parameter 20 (12768 - 52768) || | | -20000 - +20000 ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 00 53 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

*1-3-2-5 Rhythm Tone

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Offset | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 | 0aaa aaaa | Tone Name 1 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 01 | 0aaa aaaa | Tone Name 2 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 02 | 0aaa aaaa | Tone Name 3 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 03 | 0aaa aaaa | Tone Name 4 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 04 | 0aaa aaaa | Tone Name 5 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 05 | 0aaa aaaa | Tone Name 6 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 06 | 0aaa aaaa | Tone Name 7 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 07 | 0aaa aaaa | Tone Name 8 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 08 | 0aaa aaaa | Tone Name 9 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 09 | 0aaa aaaa | Tone Name 10 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 0A | 0aaa aaaa | Tone Name 11 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 00 0B | 0aaa aaaa | Tone Name 12 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 0C | 0000 000a | Assign Type (0 - 1) || | | MULTI, SINGLE || 00 0D | 000a aaaa | Mute Group (0 - 31) || | | OFF, 1 - 31 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 0E | 0aaa aaaa | Tone Level (0 - 127) || 00 0F | 0aaa aaaa | Tone Coarse Tune (0 - 127) || | | C-1 - G9 || 00 10 | 0aaa aaaa | Tone Fine Tune (14 - 114) || | | -50 - +50 || 00 11 | 000a aaaa | Tone Random Pitch Depth (0 - 30) || | | 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, || | | 10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80, || | | 90, 100, 200, 300, 400, 500, || | | 600, 700, 800, 900, 1000, 1100, || | | 1200 || 00 12 | 0aaa aaaa | Tone Pan (0 - 127) || | | L64 - 63R || 00 13 | 00aa aaaa | Tone Random Pan Depth (0 - 63) || 00 14 | 0aaa aaaa | Tone Alternate Pan Depth (1 - 127) || | | L63 - 63R || 00 15 | 0000 000a | Tone Env Mode (0 - 1) || | | NO-SUS, SUSTAIN ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|

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MIDI インプリメンテーション

| 00 16 | 0aaa aaaa | Tone Dry Send Level (0 - 127) || 00 17 | 0aaa aaaa | Tone Chorus Send Level (0 - 127) || 00 18 | 0aaa aaaa | Tone Reverb Send Level (0 - 127) || 00 19 | 0aaa aaaa | Tone Chorus Send Level (non MFX) (0 - 127) || 00 1A | 0aaa aaaa | Tone Reverb Send Level (non MFX) (0 - 127) || 00 1B | 0000 aaaa | Tone Output Assign (0 - 12) || | | MFX, A, B, C, D, || | | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 1C | 00aa aaaa | Tone Pitch Bend Range (0 - 48) || 00 1D | 0000 000a | Tone Receive Expression (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 1E | 0000 000a | Tone Receive Hold-1 (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 1F | 0000 000a | Tone Receive Pan Mode (0 - 1) || | | CONTINUOUS, KEY-ON ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 20 | 0000 00aa | WMT Velocity Control (0 - 2) || | | OFF, ON, RANDOM ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 21 | 0000 000a | WMT1 Wave Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 22 | 0000 00aa | WMT1 Wave Group Type (0 - 3) || | | INT-WAVE, SRJV80-EXP, SRX-EXP, || | | SAMPLE ||# 00 23 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | WMT1 Wave Group ID (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 ||# 00 27 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | WMT1 Wave Number L (Mono) (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 ||# 00 2B | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | WMT1 Wave Number R (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 || 00 2F | 0000 00aa | WMT1 Wave Gain (0 - 3) || | | -6, 0, +6, +12 [dB] || 00 30 | 0000 000a | WMT1 Wave FXM Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 31 | 0000 00aa | WMT1 Wave FXM Color (0 - 3) || | | 1 - 4 || 00 32 | 000a aaaa | WMT1 Wave FXM Depth (0 - 16) || 00 33 | 0000 000a | WMT1 Wave Tempo Sync (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 34 | 0aaa aaaa | WMT1 Wave Coarse Tune (16 - 112) || | | -48 - +48 || 00 35 | 0aaa aaaa | WMT1 Wave Fine Tune (14 - 114) || | | -50 - +50 || 00 36 | 0aaa aaaa | WMT1 Wave Pan (0 - 127) || | | L64 - 63R || 00 37 | 0000 000a | WMT1 Wave Random Pan Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 38 | 0000 00aa | WMT1 Wave Alternate Pan Switch (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 39 | 0aaa aaaa | WMT1 Wave Level (0 - 127) || 00 3A | 0aaa aaaa | WMT1 Velocity Range Lower (1 - 127) || | | 1 - UPPER || 00 3B | 0aaa aaaa | WMT1 Velocity Range Upper (1 - 127) || | | LOWER - 127 || 00 3C | 0aaa aaaa | WMT1 Velocity Fade Width Lower (0 - 127) || 00 3D | 0aaa aaaa | WMT1 Velocity Fade Width Upper (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 3E | 0000 000a | WMT2 Wave Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 3F | 0000 00aa | WMT2 Wave Group Type (0 - 3) || | | INT-WAVE, SRJV80-EXP, SRX-EXP, || | | SAMPLE ||# 00 40 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | WMT2 Wave Group ID (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 ||# 00 44 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | WMT2 Wave Number L (Mono) (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 ||# 00 48 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | WMT2 Wave Number R (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 || 00 4C | 0000 00aa | WMT2 Wave Gain (0 - 3) || | | -6, 0, +6, +12 [dB] || 00 4D | 0000 000a | WMT2 Wave FXM Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 4E | 0000 00aa | WMT2 Wave FXM Color (0 - 3) || | | 1 - 4 || 00 4F | 000a aaaa | WMT2 Wave FXM Depth (0 - 16) || 00 50 | 0000 000a | WMT2 Wave Tempo Sync (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 51 | 0aaa aaaa | WMT2 Wave Coarse Tune (16 - 112) || | | -48 - +48 || 00 52 | 0aaa aaaa | WMT2 Wave Fine Tune (14 - 114) || | | -50 - +50 || 00 53 | 0aaa aaaa | WMT2 Wave Pan (0 - 127) || | | L64 - 63R || 00 54 | 0000 000a | WMT2 Wave Random Pan Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 55 | 0000 00aa | WMT2 Wave Alternate Pan Switch (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 56 | 0aaa aaaa | WMT2 Wave Level (0 - 127) || 00 57 | 0aaa aaaa | WMT2 Velocity Range Lower (1 - 127) || | | 1 - UPPER || 00 58 | 0aaa aaaa | WMT2 Velocity Range Upper (1 - 127) || | | LOWER - 127 || 00 59 | 0aaa aaaa | WMT2 Velocity Fade Width Lower (0 - 127) || 00 5A | 0aaa aaaa | WMT2 Velocity Fade Width Upper (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 5B | 0000 000a | WMT3 Wave Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 5C | 0000 00aa | WMT3 Wave Group Type (0 - 3) || | | INT-WAVE, SRJV80-EXP, SRX-EXP, || | | SAMPLE ||# 00 5D | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | WMT3 Wave Group ID (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 ||# 00 61 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | WMT3 Wave Number L (Mono) (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 ||# 00 65 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | WMT3 Wave Number R (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 || 00 69 | 0000 00aa | WMT3 Wave Gain (0 - 3) || | | -6, 0, +6, +12 [dB] || 00 6A | 0000 000a | WMT3 Wave FXM Switch (0 - 1) || | | OFF, ON |

| 00 6B | 0000 00aa | WMT3 Wave FXM Color (0 - 3) || | | 1 - 4 || 00 6C | 000a aaaa | WMT3 Wave FXM Depth (0 - 16) || 00 6D | 0000 000a | WMT3 Wave Tempo Sync (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 6E | 0aaa aaaa | WMT3 Wave Coarse Tune (16 - 112) || | | -48 - +48 || 00 6F | 0aaa aaaa | WMT3 Wave Fine Tune (14 - 114) || | | -50 - +50 || 00 70 | 0aaa aaaa | WMT3 Wave Pan (0 - 127) || | | L64 - 63R || 00 71 | 0000 000a | WMT3 Wave Random Pan Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 72 | 0000 00aa | WMT3 Wave Alternate Pan Switch (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 00 73 | 0aaa aaaa | WMT3 Wave Level (0 - 127) || 00 74 | 0aaa aaaa | WMT3 Velocity Range Lower (1 - 127) || | | 1 - UPPER || 00 75 | 0aaa aaaa | WMT3 Velocity Range Upper (1 - 127) || | | LOWER - 127 || 00 76 | 0aaa aaaa | WMT3 Velocity Fade Width Lower (0 - 127) || 00 77 | 0aaa aaaa | WMT3 Velocity Fade Width Upper (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 00 78 | 0000 000a | WMT4 Wave Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 00 79 | 0000 00aa | WMT4 Wave Group Type (0 - 3) || | | INT-WAVE, SRJV80-EXP, SRX-EXP, || | | SAMPLE ||# 00 7A | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | WMT4 Wave Group ID (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 ||# 00 7E | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | WMT4 Wave Number L (Mono) (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 ||# 01 02 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | WMT4 Wave Number R (0 - 16384) || | | OFF, 1 - 16384 || 01 06 | 0000 00aa | WMT4 Wave Gain (0 - 3) || | | -6, 0, +6, +12 [dB] || 01 07 | 0000 000a | WMT4 Wave FXM Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 01 08 | 0000 00aa | WMT4 Wave FXM Color (0 - 3) || | | 1 - 4 || 01 09 | 000a aaaa | WMT4 Wave FXM Depth (0 - 16) || 01 0A | 0000 000a | WMT4 Wave Tempo Sync (0 - 1) || | | OFF, ON || 01 0B | 0aaa aaaa | WMT4 Wave Coarse Tune (16 - 112) || | | -48 - +48 || 01 0C | 0aaa aaaa | WMT4 Wave Fine Tune (14 - 114) || | | -50 - +50 || 01 0D | 0aaa aaaa | WMT4 Wave Pan (0 - 127) || | | L64 - 63R || 01 0E | 0000 000a | WMT4 Wave Random Pan Switch (0 - 1) || | | OFF, ON || 01 0F | 0000 00aa | WMT4 Wave Alternate Pan Switch (0 - 2) || | | OFF, ON, REVERSE || 01 10 | 0aaa aaaa | WMT4 Wave Level (0 - 127) || 01 11 | 0aaa aaaa | WMT4 Velocity Range Lower (1 - 127) || | | 1 - UPPER || 01 12 | 0aaa aaaa | WMT4 Velocity Range Upper (1 - 127) || | | LOWER - 127 || 01 13 | 0aaa aaaa | WMT4 Velocity Fade Width Lower (0 - 127) || 01 14 | 0aaa aaaa | WMT4 Velocity Fade Width Upper (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 01 15 | 000a aaaa | Pitch Env Depth (52 - 76) || | | -12 - +12 || 01 16 | 0aaa aaaa | Pitch Env Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 17 | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 1 Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 18 | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 4 Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 19 | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 1 (0 - 127) || 01 1A | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 2 (0 - 127) || 01 1B | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 3 (0 - 127) || 01 1C | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 4 (0 - 127) || 01 1D | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 0 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 1E | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 1 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 1F | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 2 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 20 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 3 (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 21 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 4 (1 - 127) || | | -63 - +63 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 01 22 | 0000 0aaa | TVF Filter Type (0 - 6) || | | OFF, LPF, BPF, HPF, PKG, LPF2, || | | LPF3 || 01 23 | 0aaa aaaa | TVF Cutoff Frequency (0 - 127) || 01 24 | 0000 0aaa | TVF Cutoff Velocity Curve (0 - 7) || | | FIXED, 1 - 7 || 01 25 | 0aaa aaaa | TVF Cutoff Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 26 | 0aaa aaaa | TVF Resonance (0 - 127) || 01 27 | 0aaa aaaa | TVF Resonance Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 28 | 0aaa aaaa | TVF Env Depth (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 29 | 0000 0aaa | TVF Env Velocity Curve Type (0 - 7) || | | FIXED, 1 - 7 || 01 2A | 0aaa aaaa | TVF Env Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 2B | 0aaa aaaa | TVF Env Time 1 Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 2C | 0aaa aaaa | TVF Env Time 4 Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 2D | 0aaa aaaa | TVF Env Time 1 (0 - 127) || 01 2E | 0aaa aaaa | TVF Env Time 2 (0 - 127) || 01 2F | 0aaa aaaa | TVF Env Time 3 (0 - 127) || 01 30 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 4 (0 - 127) || 01 31 | 0aaa aaaa | TVF Env Level 0 (0 - 127) || 01 32 | 0aaa aaaa | TVF Env Level 1 (0 - 127) || 01 33 | 0aaa aaaa | TVF Env Level 2 (0 - 127) || 01 34 | 0aaa aaaa | TVF Env Level 3 (0 - 127) || 01 35 | 0aaa aaaa | TVF Env Level 4 (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 01 36 | 0000 0aaa | TVA Level Velocity Curve (0 - 7) || | | FIXED, 1 - 7 || 01 37 | 0aaa aaaa | TVA Level Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 38 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 1 Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 39 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 4 Velocity Sens (1 - 127) || | | -63 - +63 || 01 3A | 0aaa aaaa | TVA Env Time 1 (0 - 127) || 01 3B | 0aaa aaaa | TVA Env Time 2 (0 - 127) || 01 3C | 0aaa aaaa | TVA Env Time 3 (0 - 127) || 01 3D | 0aaa aaaa | TVA Env Time 4 (0 - 127) || 01 3E | 0aaa aaaa | TVA Env Level 1 (0 - 127) || 01 3F | 0aaa aaaa | TVA Env Level 2 (0 - 127) |

298

Page 299: XV-5080 r j - Rolandlib.roland.co.jp/support/jp/manuals/res/1810365/XV-5080...この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2、3)と「使用上の

MIDI インプリメンテーション

資  料

| 01 40 | 0aaa aaaa | TVA Env Level 3 (0 - 127) ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 00 00 01 41 | Total Size |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+

2. GS(Model ID = 42H)

* System Parameter

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Start | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————||# 40 00 00 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | || | 0000 cccc | || | 0000 dddd | Master Tune (24 - 2024) || | | -100.0 - 100.0 [cent] || 40 00 04 | 0aaa aaaa | Master Volume (0 - 127) || 40 00 05 | 0aaa aaaa | Master Key Shift (40 - 88) || | | -24 - +24 [semitone] || 40 00 06 | 0aaa aaaa | Master Pan (1 - 127) || | | L63 - 63R ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 40 00 7F | 0aaa aaaa | Mode Set (0, 127) || | | GS-RESET, GS-EXIT ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|

* Common Parameter

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Start | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 40 01 10 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 1 (0 - 24) || 40 01 11 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 2 (0 - 24) || 40 01 12 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 3 (0 - 24) || 40 01 13 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 4 (0 - 24) || 40 01 14 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 5 (0 - 24) || 40 01 15 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 6 (0 - 24) || 40 01 16 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 7 (0 - 24) || 40 01 17 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 8 (0 - 24) || 40 01 18 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 9 (0 - 24) || 40 01 19 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 10 (0 - 24) || 40 01 1A | 0aaa aaaa | Voice Reserve 11 (0 - 24) || 40 01 1B | 0aaa aaaa | Voice Reserve 12 (0 - 24) || 40 01 1C | 0aaa aaaa | Voice Reserve 13 (0 - 24) || 40 01 1D | 0aaa aaaa | Voice Reserve 14 (0 - 24) || 40 01 1E | 0aaa aaaa | Voice Reserve 15 (0 - 24) || 40 01 1F | 0aaa aaaa | Voice Reserve 16 (0 - 24) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 40 01 30 | 0aaa aaaa | Reverb Macro (0 - 7) || 40 01 31 | 0aaa aaaa | Reverb Character (0 - 7) || 40 01 32 | 0aaa aaaa | Reverb Pre-LPF (0 - 7) || 40 01 33 | 0aaa aaaa | Reverb Level (0 - 127) || 40 01 34 | 0aaa aaaa | Reverb Time (0 - 127) || 40 01 35 | 0aaa aaaa | Reverb Delay Feedback (0 - 127) || 40 01 36 | 0aaa aaaa | Reverb Send Level to Chorus (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 40 01 38 | 0aaa aaaa | Chorus Macro (0 - 7) || 40 01 39 | 0aaa aaaa | Chorus Pre-LPF (0 - 7) || 40 01 3A | 0aaa aaaa | Chorus Level (0 - 127) || 40 01 3B | 0aaa aaaa | Chorus Feedback (0 - 127) || 40 01 3C | 0aaa aaaa | Chorus Delay (0 - 127) || 40 01 3D | 0aaa aaaa | Chorus Rate (0 - 127) || 40 01 3E | 0aaa aaaa | Chorus Depth (0 - 127) || 40 01 3F | 0aaa aaaa | Chorus Send Level to Reverb (0 - 127) ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|

* Part Parameter

+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Start | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————||# 40 1x 00 | 0aaa aaaa | Tone Number CC#00 Value (0 - 127) || | 0aaa aaaa | Tone Number PC Value (0 - 127) ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 40 1x 02 | 0aaa aaaa | Rx. Channel (0 - 16) || | | 1 - 16, OFF || 40 1x 03 | 0000 000a | Rx. Pitch Bend (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 04 | 0000 000a | Rx. Channel Pressure (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 05 | 0000 000a | Rx. Program Change (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 06 | 0000 000a | Rx. Control Change (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 07 | 0000 000a | Rx. Poly Pressure (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 08 | 0000 000a | Rx. Note Message (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 09 | 0000 000a | Rx. RPN (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 0A | 0000 000a | Rx. NRPN (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 0B | 0000 000a | Rx. Modulation (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 0C | 0000 000a | Rx. Volume (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 0D | 0000 000a | Rx. Panpot (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 0E | 0000 000a | Rx. Expression (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 0F | 0000 000a | Rx. Hold-1 (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 10 | 0000 000a | Rx. Portamento (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 11 | 0000 000a | Rx. Sostenuto (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 12 | 0000 000a | Rx. Soft (0 - 1) || | | OFF, ON ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 40 1x 13 | 0aaa aaaa | Mono / Poly Mode (0 - 1) || | | MODE, POLY || 40 1x 14 | 0aaa aaaa | Assign Mode (0 - 2) || | | SINGLE, LIMITED-MULTI, || | | FULL-MULTI || 40 1x 15 | 0aaa aaaa | Use for Rhythm Part (0 - 2) || | | OFF, MAP1, MAP2 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 40 1x 16 | 0aaa aaaa | Pitch Key Shift (40 - 88) || | | -24 - +24 [semitone] ||# 40 1x 17 | 0000 aaaa | || | 0000 bbbb | Pitch Offset Fine (8 - 248) || | | -12.0 - +12.0 [Hz] || 40 1x 19 | 0aaa aaaa | Part Level (CC# 7) (0 - 127) || 40 1x 1A | 0aaa aaaa | Velocity Sens Depth (0 - 127) || | | -64 - +63 || 40 1x 1B | 0aaa aaaa | Velocity Sens Offset (0 - 127) || | | -64 - +63 || 40 1x 1C | 0aaa aaaa | Part Panpot (CC# 10) (0 - 127) || | | RANDOM, L63 - 63R || 40 1x 1D | 0aaa aaaa | Keyboard Range Low (0 - 127) |

| 40 1x 1E | 0aaa aaaa | Keyboard Range High (0 - 127) || 40 1x 1F | 0aaa aaaa | CC1 Controller Number (0 - 95) || 40 1x 20 | 0aaa aaaa | CC2 Controller Number (0 - 95) || 40 1x 21 | 0aaa aaaa | Chorus Send Level (CC# 93) (0 - 127) || 40 1x 22 | 0aaa aaaa | Reverb Send Level (CC# 93) (0 - 127) || 40 1x 23 | 0000 000a | Rx. Bank Select (0 - 1) || | | OFF, ON || 40 1x 24 | 0000 000a | Rx. Bank Select LSB (0 - 1) || | | OFF, ON ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 40 1x 30 | 0aaa aaaa | Tone Modify 1 (Vibrato Rate) (0 - 127) || | | -64 - +63 || 40 1x 31 | 0aaa aaaa | Tone Modify 2 (Vibrato Depth) (0 - 127) || | | -64 - +63 || 40 1x 32 | 0aaa aaaa | Tone Modify 3 (TVF Cutoff Freq.) (0 - 127) || | | -64 - +63 || 40 1x 33 | 0aaa aaaa | Tone Modify 4 (TVF Resonance) (0 - 127) || | | -64 - +63 || 40 1x 34 | 0aaa aaaa | Tone Modify 5 (TVF&TVA Env. Attack) (0 - 127) || | | -64 - +63 || 40 1x 35 | 0aaa aaaa | Tone Modify 6 (TVF&TVA Env. Decay) (0 - 127) || | | -64 - +63 || 40 1x 36 | 0aaa aaaa | Tone Modify 7 (TVF&TVA ENv. Release) (0 - 127) || | | -64 - +63 || 40 1x 37 | 0aaa aaaa | Tone Modify 8 (Vibrato Delay) (0 - 127) || | | -64 - +63 ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 40 1x 40 | 0aaa aaaa | Scale Tuning C (0 - 127) || | | -64 - +63 [cent] || 40 1x 41 | 0aaa aaaa | Scale Tuning C# (0 - 127) || | | -64 - +63 [cent] || 40 1x 42 | 0aaa aaaa | Scale Tuning D (0 - 127) || | | -64 - +63 [cent] || 40 1x 43 | 0aaa aaaa | Scale Tuning D# (0 - 127) || | | -64 - +63 [cent] || 40 1x 44 | 0aaa aaaa | Scale Tuning E (0 - 127) || | | -64 - +63 [cent] || 40 1x 45 | 0aaa aaaa | Scale Tuning F (0 - 127) || | | -64 - +63 [cent] || 40 1x 46 | 0aaa aaaa | Scale Tuning F# (0 - 127) || | | -64 - +63 [cent] || 40 1x 47 | 0aaa aaaa | Scale Tuning G (0 - 127) || | | -64 - +63 [cent] || 40 1x 48 | 0aaa aaaa | Scale Tuning G# (0 - 127) || | | -64 - +63 [cent] || 40 1x 49 | 0aaa aaaa | Scale Tuning A (0 - 127) || | | -64 - +63 [cent] || 40 1x 4A | 0aaa aaaa | Scale Tuning A# (0 - 127) || | | -64 - +63 [cent] || 40 1x 4B | 0aaa aaaa | Scale Tuning B (0 - 127) || | | -64 - +63 [cent] ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 40 2x 00 | 0aaa aaaa | Mod Pitch Control (40 - 88) || | | -24 - +24 [semitone] || 40 2x 01 | 0aaa aaaa | Mod TVF Cutoff Control (0 - 127) || | | -9600 - +9600 [cent] || 40 2x 02 | 0aaa aaaa | Mod Amplitude Control (0 - 127) || | | -100.0 - +100.0 [%] || 40 2x 03 | 0aaa aaaa | Mod LFO1 Rate Control (0 - 127) || | | -10.0 - +10.0 [Hz] || 40 2x 04 | 0aaa aaaa | Mod LFO1 Pitch Control (0 - 127) || | | 0 - 600 [cent] || 40 2x 05 | 0aaa aaaa | Mod LFO1 TVF Depth (0 - 127) || | | 0 - 2400 [cent] || 40 2x 06 | 0aaa aaaa | Mod LFO1 TVA Depth (0 - 127) || | | 0 - 100.0 [%] || 40 2x 07 | 0aaa aaaa | Mod LFO2 Rate Control (0 - 127) || | | -10.0 - +10.0 [Hz] || 40 2x 08 | 0aaa aaaa | Mod LFO2 Pitch Control (0 - 127) || | | 0 - 600 [cent] || 40 2x 09 | 0aaa aaaa | Mod LFO2 TVF Depth (0 - 127) || | | 0 - 2400 [cent] || 40 2x 0A | 0aaa aaaa | Mod LFO2 TVA Depth (0 - 127) || | | 0 - 100.0 [%] ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 40 2x 10 | 0aaa aaaa | Bend Pitch Control (64 - 88) || | | 0 - 24 [semitone] || 40 2x 11 | 0aaa aaaa | Bend TVF Cutoff Control (0 - 127) || | | -9600 - +9600 [cent] || 40 2x 12 | 0aaa aaaa | Bend Amplitude Control (0 - 127) || | | -100.0 - +100.0 [%] || 40 2x 13 | 0aaa aaaa | Bend LFO1 Rate Control (0 - 127) || | | -10.0 - +10.0 [Hz] || 40 2x 14 | 0aaa aaaa | Bend LFO1 Pitch Control (0 - 127) || | | 0 - 600 [cent] || 40 2x 15 | 0aaa aaaa | Bend LFO1 TVF Depth (0 - 127) || | | 0 - 2400 [cent] || 40 2x 16 | 0aaa aaaa | Bend LFO1 TVA Depth (0 - 127) || | | 0 - 100.0 [%] || 40 2x 17 | 0aaa aaaa | Bend LFO2 Rate Control (0 - 127) || | | -10.0 - +10.0 [Hz] || 40 2x 18 | 0aaa aaaa | Bend LFO2 Pitch Control (0 - 127) || | | 0 - 600 [cent] || 40 2x 19 | 0aaa aaaa | Bend LFO2 TVF Depth (0 - 127) || | | 0 - 2400 [cent] || 40 2x 1A | 0aaa aaaa | Bend LFO2 TVA Depth (0 - 127) || | | 0 - 100.0 [%] ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 40 2x 20 | 0aaa aaaa | CAf Pitch Control (40 - 88) || | | -24 - +24 [semitone] || 40 2x 21 | 0aaa aaaa | CAf TVF Cutoff Control (0 - 127) || | | -9600 - +9600 [cent] || 40 2x 22 | 0aaa aaaa | CAf Amplitude Control (0 - 127) || | | -100.0 - +100.0 [%] || 40 2x 23 | 0aaa aaaa | CAf LFO1 Rate Control (0 - 127) || | | -10.0 - +10.0 [Hz] || 40 2x 24 | 0aaa aaaa | CAf LFO1 Pitch Control (0 - 127) || | | 0 - 600 [cent] || 40 2x 25 | 0aaa aaaa | CAf LFO1 TVF Depth (0 - 127) || | | 0 - 2400 [cent] || 40 2x 26 | 0aaa aaaa | CAf LFO1 TVA Depth (0 - 127) || | | 0 - 100.0 [%] || 40 2x 27 | 0aaa aaaa | CAf LFO2 Rate Control (0 - 127) || | | -10.0 - +10.0 [Hz] || 40 2x 28 | 0aaa aaaa | CAf LFO2 Pitch Control (0 - 127) || | | 0 - 600 [cent] || 40 2x 29 | 0aaa aaaa | CAf LFO2 TVF Depth (0 - 127) || | | 0 - 2400 [cent] || 40 2x 2A | 0aaa aaaa | CAf LFO2 TVA Depth (0 - 127) || | | 0 - 100.0 [%] ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 40 2x 30 | 0aaa aaaa | PAf Pitch Control (40 - 88) || | | -24 - +24 [semitone] || 40 2x 31 | 0aaa aaaa | PAf TVF Cutoff Control (0 - 127) || | | -9600 - +9600 [cent] || 40 2x 32 | 0aaa aaaa | PAf Amplitude Control (0 - 127) || | | -100.0 - +100.0 [%] || 40 2x 33 | 0aaa aaaa | PAf LFO1 Rate Control (0 - 127) || | | -10.0 - +10.0 [Hz] || 40 2x 34 | 0aaa aaaa | PAf LFO1 Pitch Control (0 - 127) || | | 0 - 600 [cent] || 40 2x 35 | 0aaa aaaa | PAf LFO1 TVF Depth (0 - 127) || | | 0 - 2400 [cent] || 40 2x 36 | 0aaa aaaa | PAf LFO1 TVA Depth (0 - 127) || | | 0 - 100.0 [%] || 40 2x 37 | 0aaa aaaa | PAf LFO2 Rate Control (0 - 127) || | | -10.0 - +10.0 [Hz] || 40 2x 38 | 0aaa aaaa | PAf LFO2 Pitch Control (0 - 127) |

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Page 300: XV-5080 r j - Rolandlib.roland.co.jp/support/jp/manuals/res/1810365/XV-5080...この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2、3)と「使用上の

MIDI インプリメンテーション

| | | 0 - 600 [cent] || 40 2x 39 | 0aaa aaaa | PAf LFO2 TVF Depth (0 - 127) || | | 0 - 2400 [cent] || 40 2x 3A | 0aaa aaaa | PAf LFO2 TVA Depth (0 - 127) || | | 0 - 100.0 [%] ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 40 2x 40 | 0aaa aaaa | CC1 Pitch Control (40 - 88) || | | -24 - +24 [semitone] || 40 2x 41 | 0aaa aaaa | CC1 TVF Cutoff Control (0 - 127) || | | -9600 - +9600 [cent] || 40 2x 42 | 0aaa aaaa | CC1 Amplitude Control (0 - 127) || | | -100.0 - +100.0 [%] || 40 2x 43 | 0aaa aaaa | CC1 LFO1 Rate Control (0 - 127) || | | -10.0 - +10.0 [Hz] || 40 2x 44 | 0aaa aaaa | CC1 LFO1 Pitch Control (0 - 127) || | | 0 - 600 [cent] || 40 2x 45 | 0aaa aaaa | CC1 LFO1 TVF Depth (0 - 127) || | | 0 - 2400 [cent] || 40 2x 46 | 0aaa aaaa | CC1 LFO1 TVA Depth (0 - 127) || | | 0 - 100.0 [%] || 40 2x 47 | 0aaa aaaa | CC1 LFO2 Rate Control (0 - 127) || | | -10.0 - +10.0 [Hz] || 40 2x 48 | 0aaa aaaa | CC1 LFO2 Pitch Control (0 - 127) || | | 0 - 600 [cent] || 40 2x 49 | 0aaa aaaa | CC1 LFO2 TVF Depth (0 - 127) || | | 0 - 2400 [cent] || 40 2x 4A | 0aaa aaaa | CC1 LFO2 TVA Depth (0 - 127) || | | 0 - 100.0 [%] ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 40 2x 50 | 0aaa aaaa | CC2 Pitch Control (40 - 88) || | | -24 - +24 [semitone] || 40 2x 51 | 0aaa aaaa | CC2 TVF Cutoff Control (0 - 127) || | | -9600 - +9600 [cent] || 40 2x 52 | 0aaa aaaa | CC2 Amplitude Control (0 - 127) || | | -100.0 - +100.0 [%] || 40 2x 53 | 0aaa aaaa | CC2 LFO1 Rate Control (0 - 127) || | | -10.0 - +10.0 [Hz] || 40 2x 54 | 0aaa aaaa | CC2 LFO1 Pitch Control (0 - 127) || | | 0 - 600 [cent] || 40 2x 55 | 0aaa aaaa | CC2 LFO1 TVF Depth (0 - 127) || | | 0 - 2400 [cent] || 40 2x 56 | 0aaa aaaa | CC2 LFO1 TVA Depth (0 - 127) || | | 0 - 100.0 [%] || 40 2x 57 | 0aaa aaaa | CC2 LFO2 Rate Control (0 - 127) || | | -10.0 - +10.0 [Hz] || 40 2x 58 | 0aaa aaaa | CC2 LFO2 Pitch Control (0 - 127) || | | 0 - 600 [cent] || 40 2x 59 | 0aaa aaaa | CC2 LFO2 TVF Depth (0 - 127) || | | 0 - 2400 [cent] || 40 2x 5A | 0aaa aaaa | CC2 LFO2 TVA Depth (0 - 127) || | | 0 - 100.0 [%] |+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+ x: BLOCK NUMBER (0-F) Part 1 (MIDI ch = 1) x = 1 Part 2 (MIDI ch = 2) x = 2 : : : Part 9 (MIDI ch = 9) x = 9 Part10 (MIDI ch = 10) x = 0 Part11 (MIDI ch = 11) x = A Part12 (MIDI ch = 12) x = B : : : Part16 (MIDI ch = 16) x = F

* Drum Setup Parameter+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+| Start | || Address | Description ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|| 41 m0 00 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 1 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 41 m0 01 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 2 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 41 m0 02 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 3 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 41 m0 03 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 4 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 41 m0 04 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 5 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 41 m0 05 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 6 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 41 m0 06 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 7 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 41 m0 07 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 8 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 41 m0 08 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 9 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 41 m0 09 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 10 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 41 m0 0A | 0aaa aaaa | Drum Map Name 11 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] || 41 m0 0B | 0aaa aaaa | Drum Map Name 12 (32 - 127) || | | 32 - 127 [ASCII] ||—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|| 41 m1 rr | 0aaa aaaa | Play Note Number (0 - 127) || 41 m2 rr | 0aaa aaaa | Level (0 - 127) || 41 m3 rr | 0aaa aaaa | Assign Group Number (0 - 127) || | | NON, 1 - 127 || 41 m4 rr | 0aaa aaaa | Panpot (0 - 127) || | | RAMDOM, L63 - 63R || 41 m5 rr | 0aaa aaaa | Reverb Send Level (0 - 127) || | | 0.0 - 1.0 || 41 m6 rr | 0aaa aaaa | Chorus Send Level (0 - 127) || | | 0.0 - 1.0 || 41 m7 rr | 0000 000a | Rx. Note Off (0 - 1) || | | OFF, ON || 41 m8 rr | 0000 000a | Rx. Note On (0 - 1) || | | OFF, ON ||—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————| m: Map number (0 = MAP1, 1 = MAP2) rr: drum part note number (00H-7FH)

● 10進数と 16 進数の対応表(16 進数表記の数字の後ろには “H”をつけています。)MIDI では、データ値や、エクスクルーシブ・メッセージのアドレスやサイズには、7 ビットごとの 16進表記が使用されます。10進表記との対応表は次のとおりです。

+——————+——————++——————+——————++——————+——————++——————+——————+| D | H || D | H || D | H || D | H |+——————+——————++——————+——————++——————+——————++——————+——————+| 0 | 00H || 32 | 20H || 64 | 40H || 96 | 60H || 1 | 01H || 33 | 21H || 65 | 41H || 97 | 61H || 2 | 02H || 34 | 22H || 66 | 42H || 98 | 62H || 3 | 03H || 35 | 23H || 67 | 43H || 99 | 63H || 4 | 04H || 36 | 24H || 68 | 44H || 100 | 64H || 5 | 05H || 37 | 25H || 69 | 45H || 101 | 65H || 6 | 06H || 38 | 26H || 70 | 46H || 102 | 66H || 7 | 07H || 39 | 27H || 71 | 47H || 103 | 67H || 8 | 08H || 40 | 28H || 72 | 48H || 104 | 68H || 9 | 09H || 41 | 29H || 73 | 49H || 105 | 69H || 10 | 0AH || 42 | 2AH || 74 | 4AH || 106 | 6AH || 11 | 0BH || 43 | 2BH || 75 | 4BH || 107 | 6BH || 12 | 0CH || 44 | 2CH || 76 | 4CH || 108 | 6CH || 13 | 0DH || 45 | 2DH || 77 | 4DH || 109 | 6DH || 14 | 0EH || 46 | 2EH || 78 | 4EH || 110 | 6EH || 15 | 0FH || 47 | 2FH || 79 | 4FH || 111 | 6FH || 16 | 10H || 48 | 30H || 80 | 50H || 112 | 70H || 17 | 11H || 49 | 31H || 81 | 51H || 113 | 71H || 18 | 12H || 50 | 32H || 82 | 52H || 114 | 72H || 19 | 13H || 51 | 33H || 83 | 53H || 115 | 73H || 20 | 14H || 52 | 34H || 84 | 54H || 116 | 74H || 21 | 15H || 53 | 35H || 85 | 55H || 117 | 75H || 22 | 16H || 54 | 36H || 86 | 56H || 118 | 76H || 23 | 17H || 55 | 37H || 87 | 57H || 119 | 77H || 24 | 18H || 56 | 38H || 88 | 58H || 120 | 78H || 25 | 19H || 57 | 39H || 89 | 59H || 121 | 79H || 26 | 1AH || 58 | 3AH || 90 | 5AH || 122 | 7AH || 27 | 1BH || 59 | 3BH || 91 | 5BH || 123 | 7BH || 28 | 1CH || 60 | 3CH || 92 | 5CH || 124 | 7CH || 29 | 1DH || 61 | 3DH || 93 | 5DH || 125 | 7DH || 30 | 1EH || 62 | 3EH || 94 | 5EH || 126 | 7EH || 31 | 1FH || 63 | 3FH || 95 | 5FH || 127 | 7FH |+——————+——————++——————+——————++——————+——————++——————+——————+D:decimalH:hexadecimal

※ MIDI チャンネル、バンク・セレクト、プログラム・チェンジなどの 10進表記は、前表の10進数に 1を足した値になっています。

※ 7ビットごとの 16進表記では、1 バイトのデータで表せる値は最大 128 段階です。それ以上の分解能のデータは複数のバイトを使います。たとえば、aa bbH と 2 バイトの7ビットごとの16 進表記された値は、aa x 128 + bb となります。

※ ±の符号のある値は、00H= -64, 40H= ± 0, 7FH = +63 となり、10進表記には上表の 10 進数から 64 引いた値を使います。2 バイトの場合は、00 00H = -8192, 4000H = ±0, 7F 7FH= +8191 となり、たとえば aa bbH を 10進表記すると aa bbH- 40 00H = aa x 128 + bb - 64 x 128 となります。

※「nibbled」と書かれたデータの場合は、4 ビットごとの 16 進表記が使用されます。0a0bHと 2バイトのニブル表記された値は、a x 16 + bとなります。

<例 1> 5AHの 10進表記は?前表より 5AH = 90となります。

<例 2> 7ビットごとの 16進表記された値 12 34H の 10進表記は?前表より 12H = 18, 34H = 52ですから18 x 128 + 52= 2356となります。

<例 3> 0A 03 09 0D とニブル表記された値の 10進表記は?前表より 0AH = 10, 03H= 3, 09H = 9, 0DH = 13 ですから((10 x 16 + 3)x 16 + 9)x 16 + 13= 41885となります。

<例 4> 10進数表記の 1258をニブル表記すると?

16 ) 125816 ) 78...1016 ) 4...14 0... 4

前表より 0= 00H, 4 =04H, 14 = 0EH, 10 = 0AHですから00 04 0E 0AHとなります。

●実際のMIDI メッセージの例

<例 1> 92 3E 5F9n はノート・オンのステータスで、nは MIDI チャンネル・ナンバーです。2H = 2, 3EH= 62, 5FH = 95 ですから、これは MIDI CH= 3、ノート・ナンバー62(音名は D4)、ベロシティー 95 のノート・オン・メッセージです。

<例 2> CE 49CnH はプログラム・チェンジのステータスで、nは MIDI チャンネル・ナンバーです。EH

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MIDI インプリメンテーション

資  料

= 14, 49H = 73ですから、これは MIDI CH = 15、プログラム・ナンバー74(GSではFlute)のプログラム・チェンジ・メッセージです。

<例 3> EA 00 28EnH はピッチ・ベンド・チェンジのステータスで、n は MIDI チャンネル・ナンバーです。第 2バイト(00H =0)がピッチ・ベンド値の下位バイト、第3バイト(28H= 40)が上位バイトですが、ピッチ・ベンド値は 40 00H( = 64 x 128 + 0= 8192)を 0 とする符号のある値ですから、この場合のピッチ・ベンド値は、28 00H - 40 00H = 40 x 128 + 0 -(64 x 128 + 0)= 5120 - 8192 = -3072

ピッチ・ベンド・センシティビティーが 2 半音になっているとすると、-8192(00 00H)で -200 セントだけピッチを変化させますから、この場合は -200 x(-3072)÷(-8192)= -75 セントのピッチ・ベンドを MIDI CH = 11 に指示していることになります。

<例 4> B3 64 00 65 00 06 0C 26 00 64 7F 65 7FBnH はコントロール・チェンジのステータスで、n は MIDI チャンネル・ナンバーです。コントロール・チェンジは、第 2 バイトがコントローラー・ナンバー、第 3 バイトはそのパラメーターの値です。MIDI では、ランニング・ステータスといって、同じステータスのメッセージが連続する場合は、2つめ以降のステータスを省略してもよいことになっていますから、このメッセージは以下の情報が順番に送られています。

(B3)64 00 MIDI CH = 4 にRPNパラメーター・ナンバーの下位バイト:00H(B3)65 00 MIDI CH = 4 にRPNパラメーター・ナンバーの上位バイト:00H(B3)06 0C MIDI CH = 4 にパラメーター値の上位バイト:0CH(B3)26 00 MIDI CH = 4 にパラメーター値の下位バイト:00H(B3)64 7F MIDI CH = 4 にRPNパラメーター・ナンバーの下位バイト:7FH(B3)65 7F MIDI CH = 4 にRPNパラメーター・ナンバーの上位バイト:7FH

つまり、MIDI CH = 4 の RPN パラメーター・ナンバー 00 00H に 0C 00H のパラメーター値を送り、その後 RPNパラメーター・ナンバー 7F 7FH に設定するメッセージです。

RPN パラメーター・ナンバー 00 00H の機能はピッチ・ベンド・センシティビティーで、パラメーター値の上位バイトが半音単位を示しています。この例ではパラメーター値の上位バイトは 0CH= 12 ですから、ピッチベンドの最大変化幅を±12半音(1オクターブ)に設定しています。(GS 音源ではピッチ・ベンド・センシティビティーの下位バイトは無視されますが、どの機器でも正しく動作させるために下位バイト(パラメーター値は 0 )も一緒に送りましょう。)

RPNや NRPNは一度パラメーター・ナンバーを設定すると、その後同一チャンネルに送られたデータ・エントリーが全て有効になってしまうため、必要なパラメーター値を送った後でパラメーター・ナンバーを 7F 7FH に設定して誤動作を防止することが推奨されています。最後の(B3)64 7F(B3)65 7F はそのためのものです。

曲データ(たとえばスタンダードMIDI ファイルのデータ)中では<例 4>のように多くのイベントをランニング・ステータスで記述することは好ましくありません。曲中で、ポーズ/早送り/巻き戻し、などの操作を行なった場合に、シーケンサーが正しいステータスを出力できず、音源が誤った解釈をしてしまう可能性があります。すべてのイベントにそれぞれステータスをつけるようにしてください。

また、RPNや NRPNはパラメーター・ナンバーの設定とパラメーター値の送信が正しい順序で行なわれなければなりません。シーケンサーによっては、同一(または近接した)クロックに記述されたイベントの送信順序がデータに記載されている順序と変わってしまうものもありますから、各イベントの時刻を(TPQN= 96で 1-Tick, TPQN= 480 なら 5-Ticks 程度)ずらして記述するのがよいでしょう。

※ TPQN :Ticks Per Quarter Note (4分音符あたりのティック数)

ローランドのエクスクルーシブ・メッセージ(RQ1,DT1)では、メッセージが正しく受信できているかどうかのチェックを行なうために、データの後ろ(F7 の前)にチェックサムを付けてメッセージを送ります。チェックサムの値は、送られるエクスクルーシブ・メッセージのアドレス、データ(またはサイズ)によって決まります。

○チェックサムの計算のしかた(16進表記の数字の後ろには Hをつけています。)チェックサムは、アドレス、サイズ、およびチェックサム自身を加算した値の下位 7 ビットがゼロになる値です。具体的な計算は、送りたいエクスクルーシブ・メッセージのアドレスは aa bb cc ddH、データまたはサイズが ee ffH とすると、以下のようになります。aa + bb + cc + dd + ee + ff = 合計合計 ÷ 128 = 商 … 余り128 - 余り = チェックサム

<例 1 > パフォーマンス・コモン・コーラスの CHORUS TYPE を DELAY に設定する(DT1)場合

「パラメーター・アドレス・マップ」より、テンポラリー・パフォーマンスのスタート・アドレスは 10 00 00 00H、パフォーマンス・コモン・コーラスのオフセット・アドレスは04 00H、CHORUSTYPE のアドレスは 00 00H ですからアドレスは

10 00 00 00H 04 00H+) 00 00H 10 00 04 00H

DELAY はパラメーター値 02H ですから

F0 41 10 00 10 12 10 00 04 00 02 ?? F7(1) (2) (3) (4) (5) アドレス データ チェックサム (6)

(1)エクスクルーシブ・ステータス(2)IDナンバー(Roland)(3)デバイス ID(17)(4)モデル ID(XV-5080)(5)コマンド ID(DT1)(6)EOX

次にチェックサムの計算をします。

10H + 00H + 04H + 00H + 02H = 16 + 0 + 4 + 0 + 2 = 22(sum)22(合計)÷ 128 = 0(商)… 22(余り)チェックサム = 128 - 22(余り)=106 = 6AH

したがって、F0 41 10 00 10 12 10 00 04 00 02 6A F7 が送信するメッセージです。

<例 2> USER:03 のパフォーマンス・パート3 のデータを取り出す(RQ1)場合「パラメーター・アドレス・マップ」より、USER:03 のスタート・アドレスは 20 02 0000H、パフォーマンス・パート 3 のオフセット・アドレスは 00 22 00H ですからアドレスは

20 02 00 00H+) 00 22 00H 20 02 22 00H

パフォーマンス・パートのサイズは 00 00 00 21H ですから

F0 41 10 00 10 11 20 02 22 00 00 00 00 21 ?? F7(1) (2) (3) (4) (5) アドレス データ チェックサム (6)

(1)エクスクルーシブ・ステータス(2)IDナンバー(Roland)(3)デバイス ID(17)(4)モデル ID(XV-5080)(5)コマンド ID(RQ1)(6)EOX

次にチェックサムの計算をします。

20H + 02H + 22H + 00H + 00H + 00H + 00H + 21H = 32 + 2 + 34 + 0 + 0 + 0 + 0 +33 = 101(sum)101(合計)÷ 128 = 0(商)… 101(余り)チェックサム = 128 - 101(余り)= 27= 1BH

したがって、F0 41 10 00 10 11 20 02 22 00 00 00 00 21 1B F7 が送信するメッセージです。

<例 3> テンポラリー・パフォーマンスのデータを取り出す(RQ1)場合註)ユーティリティー・モードのデータ・トランスファーを実行する場合、Type パラメーターを PERFORM 、Source パラメーターを TEMP:- PATCH に設定したときに転送されるのと同じデータが取り出されます。

「パラメーター・アドレス・マップ」より、テンポラリー・パフォーマンスのスタート・アドレスは次のように割り付けられています。

10 00 00 00H Temporary Performance Common:

10 00 20 00H Temporary Performance Part 1:

10 00 3F 00H Temporary Performance Part 32

パフォーマンス・パートのサイズは 00 00 00 21H ですから、テンポラリー・パフォーマンス・パート 32のスタート・アドレスにそのサイズを加算すると

10 00 3F 00H+) 00 00 00 21H 10 00 3F 21H

となります。したがって、取り出すデータのサイズは

10 00 3F 21H-) 10 00 00 00H 00 00 3F 21H

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MIDI インプリメンテーション

F0 41 10 00 10 11 10 00 00 00 00 00 3F 21 ?? F7(1) (2) (3) (4) (5) アドレス データ チェックサム (6)

(1)エクスクルーシブ・ステータス(2)IDナンバー(Roland)(3)デバイス ID(17)(4)モデル ID(XV-5080)(5)コマンド ID(RQ1)(6)EOX

チェックサムを<例 2 >と同様に計算すると、F0 41 10 00 10 11 10 00 00 00 00 003F 21 10 F7 が送信するメッセージです。

<例 4> テンポラリー・パフォーマンスのデータと、全パートのパフォーマンス・モード・テンポラリー・パッチおよびリズムのデータを、まとめて取り出す(RQ1)場合

註) ユーティリティー・モードのデータ・トランスファーを実行する場合、Type パラメーターを PERFORM 、Source パラメーターを TEMP:+ PATCH に設定したときに転送されるのと同じデータが取り出されます。

「パラメーター・アドレス・マップ」より、テンポラリー・パフォーマンス、パフォーマンス・モード・テンポラリー・パッチおよびリズムのスタート・アドレスは次のように割り付けられています。10 00 00 00H Temporary Performance11 20 00 00H Temporary Patch(Performance Mode Part 1)11 30 00 00H Temporary Rhythm(Performance Mode Part 1)

:14 60 00 00H Temporary Patch(Performance Mode Part 32)14 70 00 00H Temporary Rhythm(Performance Mode Part 32)

また、リズムのオフセット・アドレスは次のように割り付けられています。00 00 00H Rhythm Common

:00 10 00H Rhythm Tone 1

:01 3E 00H Rhythm Tone 4

リズム・トーンのサイズは 00 00 01 41H ですから、パフォーマンス・モード・テンポラリー・パッチ(パート 16)のトーン4のスタート・アドレスにそのサイズを加算すると

14 70 00 00H 01 3E 00H+) 00 00 01 41H 14 71 3F 41Hとなります。したがって、取り出すデータのサイズは

14 71 3F 41H-) 10 00 00 00H 04 71 3F 41H

F0 41 10 00 10 11 10 00 00 00 04 71 3F 41 ?? F7(1) (2) (3) (4) (5) アドレス データ チェックサム (6)

(1)エクスクルーシブ・ステータス(2)IDナンバー(Roland)(3)デバイス ID(17)(4)モデル ID(XV-5080)(5)コマンド ID(RQ1)(6)EOX

チェックサムを<例 2 >と同様に計算すると、F0 41 10 00 10 11 10 00 00 00 04 713F 41 7B F7 が送信するメッセージです。

●スケール・チューン機能(Model ID:42H (GS)、アドレス:40 1x 40H)スケール・チューンは、C~ Bそれぞれのピッチを微調整する機能です。1オクターブ分の設定ですべてのオクターブのピッチが微調整されます。スケール・チューンを設定することで、平均律以外のさまざまな音律で演奏することができます。ここでは、例として 3 種類の設定を説明します。

※ パッチ・モードでは、パート1で受信したスケール・チューンが反映されます。

○平均律1オクターブを 12等分した音律で、現在、西洋音楽を中心に最も広く使われています。本機のスケール・チューン機能の初期設定は平均律になっています。

○純正律(主音が C)平均律と比べると、主要 3 和音がとても美しく響きます。しかし 1 つの調でしかその効果は得られず、転調すると和音が濁ってしまいます。ここでは主音を C とする調の設定を紹介します。

○アラビア風音階スケール・チューン機能を使うことで、さまざまな民族音楽のチューニングができます。ここでは、代表的なアラビア風音階のデータを紹介します。

設定例

音名 平均律 純正律(主音がC) アラビア風音階C 0 0 -6C# 0 -8 +45D 0 +4 -2Eb 0 +16 -12E 0 -14 -51F 0 -2 -8F# 0 -10 +43G 0 +2 -4G# 0 +14 +47A 0 -16 0Bb 0 +14 -10B 0 -12 -49

表の値の単位はセントです。16 進数に変換し、エクスクルーシブ・データとして送信してください。例えば、パート 1 のスケール・チューンをアラビア風にするには、以下のデータを送ってください。F0 41 10 42 12 40 11 40 3A 6D 3E 34 0D 38 6B 3C 6F 40 36 0F 76 F7

●ASCII コード対応表XV-5080 では、パッチ・ネームやパフォーマンス・ネーム等のデータを扱うとき、以下に示すような ASCII コードを用います。

+——————+——————+——————++——————+——————+——————++——————+——————+——————+| D | H | Char || D | H | Char || D | H | Char |+——————+——————+——————++——————+——————+——————++——————+——————+——————+| 32 | 20H | SP || 64 | 40H | @ || 96 | 60H | ` || 33 | 21H | ! || 65 | 41H | A || 97 | 61H | a || 34 | 22H | " || 66 | 42H | B || 98 | 62H | b || 35 | 23H | # || 67 | 43H | C || 99 | 63H | c || 36 | 24H | $ || 68 | 44H | D || 100 | 64H | d || 37 | 25H | % || 69 | 45H | E || 101 | 65H | e || 38 | 26H | & || 70 | 46H | F || 102 | 66H | f || 39 | 27H | ` || 71 | 47H | G || 103 | 67H | g || 40 | 28H | ( || 72 | 48H | H || 104 | 68H | h || 41 | 29H | ) || 73 | 49H | I || 105 | 69H | i || 42 | 2AH | * || 74 | 4AH | J || 106 | 6AH | j || 43 | 2BH | + || 75 | 4BH | K || 107 | 6BH | k || 44 | 2CH | , || 76 | 4CH | L || 108 | 6CH | l || 45 | 2DH | - || 77 | 4DH | M || 109 | 6DH | m || 46 | 2EH | . || 78 | 4EH | N || 110 | 6EH | n || 47 | 2FH | / || 79 | 4FH | O || 111 | 6FH | o || 48 | 30H | 0 || 80 | 50H | P || 112 | 70H | p || 49 | 31H | 1 || 81 | 51H | Q || 113 | 71H | q || 50 | 32H | 2 || 82 | 52H | R || 114 | 72H | r || 51 | 33H | 3 || 83 | 53H | S || 115 | 73H | s || 52 | 34H | 4 || 84 | 54H | T || 116 | 74H | t || 53 | 35H | 5 || 85 | 55H | U || 117 | 75H | u || 54 | 36H | 6 || 86 | 56H | V || 118 | 76H | v || 55 | 37H | 7 || 87 | 57H | W || 119 | 77H | w || 56 | 38H | 8 || 88 | 58H | X || 120 | 78H | x || 57 | 39H | 9 || 89 | 59H | Y || 121 | 79H | y || 58 | 3AH | : || 90 | 5AH | Z || 122 | 7AH | z || 59 | 3BH | ; || 91 | 5BH | [ || 123 | 7BH | { || 60 | 3CH | < || 92 | 5CH | \ || 124 | 7CH | | || 61 | 3DH | = || 93 | 5DH | ] || 125 | 7DH | } || 62 | 3EH | > || 94 | 5EH | ^ ||——————+——————+——————+| 63 | 3FH | ? || 95 | 5FH | _ |+——————+——————+——————++——————+——————+——————+D:decimalH:hexadecimal

註)SP はスペースです。

※GS( )は、ローランド株式会社の登録商標です。

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303

ファンクション...

ベーシック�チャンネル�

モード�

ノート�ナンバー�

ベロシティ�

アフター�タッチ�

ピッチ・ベンド�

コントロール�チェンジ�

プログラム�チェンジ�

エクスクルーシブ�

コモン�

リアル�タイム�

その他�

備考�

送   信� 受   信� 備   考�

電源ON時�設定可能�

電源ON時�メッセージ�代用�

:音域�

ノート・オン�ノート・オフ�

キー別�チャンネル別�

0, 32�1�2�4�5�

6, 38�7�10�11�64�65�66�67�68�69�71�72�73�74�75�76�77�78�80�81�82�83�84�91�93�

1~31, 64~95 *3�1~31, 64~95 *3�

98, 99�100, 101

:設定可能範囲�

:ソング・ポジション�:ソング・セレクト�:チューン�

:クロック�:コマンド�

:オール・サウンド・オフ�:リセット・オール・コントローラー�:ローカルON/OFF�:オール・ノート・オフ�:アクティブ・センシング�:システム・リセット�

��

��

��

�

×�○�

○�

○�○�○�○�○�○�○�○�×�×�○�×�×�×�×�○�○�○�○�○�○�○�○�×�×�×�×�×�○�○�×�×�×�○�

*4�*7�*7�*7�*4�*4�*4, *7�*4, *7���*4�����*4�*4�*4�*4�*4�*4�*4�*4������*4�*4����*4��

○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○ �○ �○ �○ �○ (Tone 1 Level)�○ (Tone 2 Level)�○ (Tone 3 Level)�○ (Tone 4 Level)�○�○ (Reverb)�○ (Chorus)�○�○�×�○�

*1�*1�����*1�*1�*1�*1����������*6�*6�*6�*6��

○        *4 �**************

○        *5

���

��

×�×�×�×�×         �×�

1~16�1~16

モード3�モード3, 4(M=1)�

○�○�

0~127 �0~127

○        *1�○        *1��

○        *1

○        *1 �0~127

○        *1

���

��

○ (120, 126, 127)�○�×�○(123~127)�○�×�

バンク・セレクト�モジュレーション�ブレス・タイプ�フット・タイプ�ポルタメント・タイム�データ・エントリー�ボリューム�パンポット�エクスプレッション�ホールド1�ポルタメント�ソステヌート�ソフト�レガート・フットスイッチ�ホールド2�レゾナンス�リリース・タイム�アタック・タイム�カットオフ�ディケイ・タイム�ビブラート・レイト�ビブラート・デプス�ビブラート・ディレイ�汎用操作子5�汎用操作子6�汎用操作子7�汎用操作子8�ポルタメント・コントロール�汎用エフェクト1�汎用エフェクト3�CC1, 2(汎用コントローラー1, 2)�CC3, 4(汎用コントローラー3, 4)�NRPN LSB, MSB�RPN LSB, MSB��

*1 ○×切り換え可能�*2 M≠1の場合もM=1として扱う�*3 任意に設定可能�*4 GMデータ・トランスファー実行時送信�*5 データ・トランスファー実行時、またはRQ1受信時送信�*6 GMモードのみ�*7 パート・インフォーメーション値変更時送信��

SYNTHESIZER MODULEModel XV-5080

Date : May. 20, 2000Version : 1.00MIDIインプリメンテーション・チャート�

**************

**************

モード 1 : オムニ・オン、ポリ�モード 3 : オムニ・オフ、ポリ�

O : あり�X : なし�

モード 2 : オムニ・オン、モノ�モード 4 : オムニ・オフ、モノ�

プログラム・ナンバー1~128

*2

�*7

*7

*1

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3

主な仕様

XV-5080 128 ボイス・サウンド・モジュール

(GMレベル2システム対応)

●パート

32

●最大同時発音数

128 音

●波形メモリ

64MB (16 ビットリニア換算)

●拡張スロット

ウェーブ・エクスパンション・ボード SR-JV80 シリーズ 最大 4 枚

新ウェーブ・エクスパンション・ボード SRXシリーズ最大 4枚

SIMMスロット× 2(72pin FP/EDO 16/32/64MB SIMMに対応、最大128MBまで拡張可能)

●プリセット・メモリー

パッチ 896(128 × 7 バンク)+ GMレベル 2パッチ 256

パフォーマンス 64 (32 × 2バンク)

リズムセット 14 (2 × 7 バンク)+ GMレベル2 リズムセット 9

●ユーザー・メモリー

パッチ 128

パフォーマンス 64

リズムセット 4

●外部メモリー

スマートメディア・カード:1スロット

(2~ 128MB、5/3.3 V 両対応)

●エフェクト

マルチエフェクト:90 種類

(パフォーマンス・モードでは3種類の異なるマルチエフェクトを同時に使用可)

リバーブ:4 種類

コーラス:2 種類

2バンドEQ(システム EQとして8個の各アウトプットに機能)

●ディスプレイ

320× 80ドットグラフィック LCD ( バックライト付き)

●接続端子

A(MIX)アウトプット・ジャック(L(MONO), R)

B アウトプット・ジャック (L, R)

C アウトプット・ジャック (L, R)

D アウトプット・ジャック (L, R)

もしくはインディビデュアル 1~8 ジャック

デジタル・オーディオ・アウト S/P DIF 44.1/48kHz(COAXIAL 1, OPTICAL 1)

ワードクロック・イン(BNC)

SCSI 端子(D-SUB 25 ピン)

R-BUS(アウトプットのみ)

MIDI コネクター(IN 1/2, OUT, THRU (IN1))

ヘッドホン・ジャック

●電源

AC100V(50/60Hz)

●消費電力

25 W

●外形寸法

482 (幅)x 281 (奥行)x 88 (高さ)mm

(EIA-2Uラック・マウント・タイプ)

●重量

4.9 kg

●付属品

クイック・スタート

Q&A、音色一覧

取扱説明書

電源コード

●別売品

ウェーブ・エクスパンション・ボード (SRX シリーズ、SR-JV80 シリーズ)

Zip ドライブ(ZIP-EXT-2S)

CDライティング・キット(CDR-88RW-2)

R-BUSケーブル(RBC-1/RBC-5)

※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

04

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索 引

数字2VOICE PITCH SHIFTER ............................................562 ボイス・ピッチ・シフター .......................................563D .................................................................................... 1063D AUTO SPIN ............................................................ 1053D CHORUS ....................................................................773D DELAY ........................................................................703D DELAY 2 ....................................................................843D FLANGER ..................................................................783D MANUAL ................................................................ 1053D コーラス .....................................................................773D ディレイ .....................................................................703D ディレイ 2 .................................................................843D フランジャー .............................................................783D エフェクト .............................................................. 1063Dオート・スピン ...................................................... 1053Dマニュアル .............................................................. 1053VOICE PITCH SHIFTER ............................................713 ボイス・ピッチ・シフター .......................................714 トーン・パッチ ......................................................... 125

AAuto Load ..................................................................... 187AUTO PAN ......................................................................79AUTO WAH .....................................................................47

BBASS MULTI ...............................................................102BATTERY CHECK ...................................................... 213

CCARD .................................................................................18CardCpy .........................................................................197CD-ROM ........................................................................ 181Character Style ........................................................... 206CHORUS → DELAY ......................................................62CHORUS → FLANGER ................................................63CHORUS/DELAY ...........................................................64CHORUS/FLANGER .....................................................64CLEAN GUITAR MULTI A ..........................................99CLEAN GUITAR MULTI B .......................................101Clock Source ...............................................................207COMPRESSOR ...............................................................48Control ...........................................................................213Control (GM) ................................................................ 223Create Patch ................................................................ 191

DData Xfer (GM) ............................................................ 227Delete ..............................................................................195Device ID .......................................................................210DIF-AT Clk Select ....................................................... 119DIF-AT クロック・セレクト ..................................... 119DISTORTION ...................................................................45DISTORTION 2 ...............................................................74DISTORTION → CHORUS ..........................................60DISTORTION → DELAY ..............................................60

DISTORTION → FLANGER ........................................60

EEmphasis .......................................................................190ENHANCER ...................................................................... 46ENHANCER → CHORUS .............................................61ENHANCER → DELAY .................................................62ENHANCER → FLANGER ...........................................61Envelope ................................................ 125~ 126, 168Exclusive Protect ..............................................203, 227EXP .....................................................................................18

FFactory ...........................................................................204FAVORITE LIST ..........................................................205FBK PITCH SHIFTER ...................................................57FLANGER → DELAY ....................................................63FLANGER/DELAY .........................................................64FORMANT FILTER ........................................................66Frequency Cross Modulation ................................. 137FXM .................................................................................137

GGATE .................................................................................76GATED REVERB ............................................................58GM ......................................................................................17GM Effects Chorus 画面 ........................................... 225GM Effects General 画面 ..........................................225GM Effects Reverb 画面 ........................................... 226GM System ON ............................................................ 210GM2 System ON .........................................................210GM2 モード ...................................................................... 17GMシステム ................................................................. 222GMスコア .....................................................................222GMモード .....................................................................222GM音源 .........................................................................222Grobal ............................................................................. 149GS Reset .......................................................................210GUITAR AMP SIMULATOR .......................................93GUITAR MULTI A ..........................................................95GUITAR MULTI B ..........................................................96GUITAR MULTI C ..........................................................98

HHEXA-CHORUS ..............................................................49

IInfo .................................................................................. 213Info (GM) .......................................................................226Initialize ...........................................................................200Initialize (GM) ................................................................227Internal Write Protect ...................................... 203, 227ISOLATOR .......................................................................77ISOLATOR 2 ................................................................104

JJD MULTI .........................................................................90

305

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索 引

JD マルチ ..........................................................................90

KKey Scale ...................................................................... 208KEYBOARD MULTI .......................................................87KEYSYNC FLANGER ....................................................65

LLCD Contrast ...............................................................206LCDコントラスト ....................................................... 206LFO ................................................................... 125 ~126LIMITER ............................................................................48LOFI COMPRESS ..........................................................72LOFI NOISE ......................................................................72Loop ............................................................139, 151, 175

MMaster Clock ................................................................ 119Master Freq ..................................................................119Matrix Control ..........................................146, 157, 216MFX Control Destination .........................................216MFX Control Sens .....................................................215MFX Control Source .................................................215MFX Control 画面 ........................................................215MFX コントロール・センス ...................................... 215MFX コントロール・ソース ...................................... 215MFX コントロール・デスティネーション ............. 216MIDI (GM) ...................................................................... 225MIDI IN コネクタ ..........................................................211MIDI Tx ...........................................................................210MIDISel ...........................................................................149MIDI トランスミット ...................................................210MIDI 送受信スイッチ ...................................................210MODULATION DELAY .................................................53MULTI TAP DELAY ......................................................68MULTI TAP DELAY 2 ..................................................82

OOne Shot Mode ..........................................................169Output Mix/Parallel ..................... 109, 112, 116, 118OVERDRIVE ....................................................................44OVERDRIVE 2 ................................................................74OVERDRIVE → CHORUS ............................................59OVERDRIVE → DELAY ................................................60OVERDRIVE → FLANGER ..........................................59

PPart (GM) ...................................................................... 224PATCH ..............................................................................17PATCH Common Control 画面 ................................ 129PATCH Common General #1 画面 ......................... 127PATCH Common General #2画面 ......................... 128PATCH Common Split画面 ...................................... 148PATCH Common Structure 画面 ............................ 131PATCH Common TMT Key Range 画面 ..............132PATCH Common TMT Vel Range 画面 ............... 133PATCH LFO&Ctrl Control #1/#2画面 .......146, 157

PATCH LFO&Ctrl Control Sw 画面 ....................... 147PATCH LFO&Ctrl LFO1/2 画面 .............................145PATCH LFO&Ctrl LFO 画面 ....................................156Patch Remain ...............................................................206Patch Scale ..................................................................207PATCH TVA Enveloape 画面 ..................................144PATCH TVA Envelope 画面 ....................................155PATCH TVA Parameter 画面 .........................143, 155PATCH TVF Envelope 画面 ...........................142, 154PATCH TVF Parameter 画面 .........................140, 153PATCH WG Pitch Envelope画面 ...........................138PATCH WG Pitch 画面 ..............................................138PATCH WG Sample 画面 ................................139, 151PATCH WG SMT#1 画面 .........................................150PATCH WG SMT#2 画面 .........................................151PATCH WG Parameter 画面 .......................... 136, 149Patch/Rhy Rx C ..........................................................210Perf Ctl Ch ....................................................................210PERFORM ........................................................................17PERFORMANCE Common 画面 ..............................160PERFORMANCE Key Range 画面 .........................161PERFORMANCE MIDI #1画面 ................................164PERFORMANCE MIDI #2 MIDI Filter 画面 ........... 165PERFORMANCE MIDI #3 MIDI Filter 画面 ........... 165PERFORMANCE Part #1 画面 ................................162PERFORMANCE Part #2 画面 ................................163PERFORMANCE Part Information 画面 ...............166Phase Lock ..................................................................166PHASER ............................................................................45Powerup Mode ............................................................ 206PRESET ............................................................................18Preview 1 ~4 Note Number ......................................16Preview 1 ~4 Velocity ................................................ 16Preview Mode ................................................................. 16Protect ................................................................. 203, 227

QQUADRUPLE TAP DELAY .........................................55

RR-BUS .................................................................... 14, 119Refresh ..........................................................................183Regstry ..........................................................................196Rename ..........................................................................195REVERB ............................................................................58REVERSE DELAY ..........................................................69REVERSE DELAY 2 ......................................................83RHODES MULTI .............................................................89RHYTHM ..........................................................................17RHYTHM Common画面 ............................................169Rhythm Edit Key .........................................................206RHYTHM Key Control 画面 .....................................179RHYTHM TVA Envelope画面 ................................. 178RHYTHM TVA Parameter画面 ...............................177RHYTHM TVF Envelope 画面 ................................. 177RHYTHM TVF Parameter 画面 ...............................175RHYTHM WG Pitch Envelope画面 ....................... 173

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RHYTHM WG Pitch 画面 .......................................... 173RHYTHM WG Sample Edit 画面 .............................174RHYTHM WG Parameter 画面 ................................ 171RHYTHM WG WMT Vel Range 画面 .................... 174RING MODULATOR ......................................................67RMDB 2 ............................................................................14ROTARY ...........................................................................47ROTARY 2 .......................................................................85ROTARY MULTI ............................................................86RPN ................................................................................. 220Rx Switch ...................................................................... 210

SSample ............................................................................ 174Sample Dump ...............................................................189Sample Load ................................................................ 186Sample Mix Table ........................................................150SCSI ID ...........................................................................214SCSI Probe Time ........................................................206SCSI プローブ・タイム ..............................................206Setup ..............................................................................206SHUFFLE DELAY ..........................................................70SHUFFLE DELAY 2 ......................................................83SIMM ....................................................................181, 213SLICER ..............................................................................76SMT ......................................................................126, 150Solo ................................................................................. 159SPACE-D ..........................................................................50SPEAKER SIMULATOR ...............................................73SPECTRUM .....................................................................46Split ................................................................................. 148SRX ................................................................................. 213ST FORMANT FILTER ................................................81Stack ..............................................................................212STEP FLANGER ............................................................52STEREO AUTO WAH ...................................................81STEREO CHORUS ........................................................50STEREO COMPRESSOR ............................................75STEREO DELAY ............................................................52STEREO DISTORTION .................................................94STEREO FLANGER .......................................................51STEREO LIMITER ..........................................................75STEREO LOFI COMPRESS ........................................91STEREO LOFI NOISE ...................................................92STEREO OVERDRIVE ..................................................94STEREO PHASER .........................................................65STEREO PHASER 2 .....................................................80STEREO SPECTRUM ................................................ 104STEREO EQ .....................................................................44System Control ............................................................ 213System Exclusive ........................................................210SYSTEM Output画面 ................................................ 119

TTIME CONTROL DELAY .............................................56TMT ................................................................................125TREMOLO ........................................................................79

TREMOLO CHORUS ....................................................49TRIPLE TAP DELAY .....................................................54TVA .........................................................125~ 126, 168TVF .........................................................125~ 126, 168

UUSER .................................................................................18

WWave Expansion .........................................................213WG .........................................................................125, 168WORD CLOCK IN ............................................... 14, 119Write ................................................................................192

XXV-5080 Self ...............................................................214

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索 引

あアイソレーター ................................................................77アイソレーター 2 ......................................................... 104アウトプット・ミックス/パラレ ...........................112アウトプット・ミックス/パラレル ...109, 116, 118

いイコライザー ....................................................................24イコライザーの設定 .................................................... 209インターナル・ライト・プロテクト .............203, 227

うウェーブ・ジェネレーター ..............................125, 168

えエクスクルーシブ・プロテクト ......................203, 227エクスパンション ...........................................................18エフェクト (GM) ..........................................................223エンハンサー ....................................................................46エンベロープ .........................................125~126, 168

おオート・パン ....................................................................79オート・ロード .............................................................187オート・ワウ ....................................................................47オーバードライブ ...........................................................44オーバードライブ 2 .......................................................74オクターブ・シフト .......................................................23

かカード ................................................................................18各エフェクターへの出力(パッチ)............................25各エフェクターへの出力(パフォーマンス)............31各エフェクターへの出力(リズム)............................37カテゴリー ..............................................................20, 186

きキーシンク・フランジャー ...........................................65キーボード・マルチ .......................................................87ギター・アンプ・シミュレーター ..............................93ギター・マルチ A ............................................................95ギター・マルチ B ............................................................96ギター・マルチ C ............................................................98キャラクター・スタイル ............................................206

くクアドラプル・タップ・ディレイ ..............................55クリーン・ギター・マルチ A .......................................99クリーン・ギター・マルチ B ....................................101

けゲート ................................................................................76ゲート・リバーブ ...........................................................58

こコーラス ............................................................................24

コーラスの設定(パッチ).............................................26コーラスの設定(パフォーマンス)............................32コーラスの設定(リズム).............................................38コンプレッサー ................................................................48コンペア機能 ....................................................... 158, 180コンペア機能(パッチ/リズム・セット).............192

さサウンド・ライブラリー ...............................................18サンプラー用ライブラリー ........................................181サンプル .........................................................................174サンプル・ダンプ .........................................................189サンプル・ミックス・テーブル ......................126, 150サンプル・ロード .........................................................186

しシステム・エクスクルーシブ ....................................210システム・クロック・ソース ....................................207システム・コントロール・ソース ...........................213システム・テンポ .........................................................207シャッフル・ディレイ ...................................................70シャッフル・ディレイ 2 ...............................................83受信チャンネル ................................................................17出力ジャックの設定(GMモード).......................... 117出力ジャックの設定(パッチ・モード).................107出力ジャックの設定(パフォーマンス・モード)111出力ジャックの設定(リズム・セット).................114

すスカジー ID ....................................................................214スケール・チューン ....................................................207スタック .........................................................................212ステップ・フランジャー ...............................................52ステレオ・イコライザー ...............................................44ステレオ・オート・ワウ ...............................................81ステレオ・オーバードライブ .......................................94ステレオ・コーラス .......................................................50ステレオ・コンプレッサー ...........................................75ステレオ・スペクトラム ............................................104ステレオ・ディストーション .......................................94ステレオ・ディレイ .......................................................52ステレオ・フェイザー ...................................................65ステレオ・フェイザー 2 ...............................................80ステレオ・フォルマント・フィルター ......................81ステレオ・フランジャー ...............................................51ステレオ・リミッター ...................................................75ステレオ・ローファイ・コンプレス .......................... 91ステレオ・ローファイ・ノイズ ...................................92ストラクチャー .............................................................131スピーカー・シミュレーター .......................................73スプリット ...........................................................148, 159スペース D ........................................................................50スペクトラム ....................................................................46スマートメディア .........................................................193スライサー ........................................................................76

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索 引

せセットアップ ................................................................. 206

たタイム・コントロール・ディレイ ..............................56タイム・バリアント・アンプリファイアー 125~126,........................................................................................... 168タイム・バリアント・フィルター ...125~126, 168

てディストーション ...........................................................45ディストーション 2 .......................................................74データ転送 ..................................................................... 201デバイス IDナンバー .................................................. 210

とトーン・ミックス・テーブル ....................................125トリプル・タップ・ディレイ .......................................54トレモロ ............................................................................79トレモロ・コーラス .......................................................49

はパート・モノ/ポリ .................................................... 164パッチ・トーン・コピー ............................................158パッチ・ネーム・コピー ............................................158パッチ・ファインダー ...................................................19パッチ・モード ................................................................17パッチ・リメイン ........................................................206パッチ/リズム・レシーブ・チャンネル ............... 210パフォーマンス・コントロール・チャンネル .......210パフォーマンス・モード ...............................................17パレット機能 .......................................................135, 167パワー・アップ・モード ............................................206バンク ................................................................................21バンクへの登録 .............................................................196バンク・セレクト・ナンバー .......................................21

ふファイルの削除 .............................................................195ファイル名の変更 ........................................................195フィードバック・ピッチ・シフター ..........................57フェイザー ........................................................................45フェイズ・ロック ........................................................166フェイバリット・リスト ............................................205フォーマット(ディスク).......................................... 198フォーマット(メモリー・カード)......................... 194フォルマント・フィルター ...........................................66フリケンシー・クロス・モジュレーション ........... 137プリセット ........................................................................18フレーズ・プレビュー ...................................................16プレビュー 1~ 4 ノート・ナンバー .........................16プレビュー 1~ 4 ベロシティー .................................16プレビュー・モード .......................................................16

へベース・マルチ .............................................................102ヘキサ・コーラス ...........................................................49

ほポリフォニック ................................................................23

まマスター・クロック ....................................................119マスター・フリケンシー ............................................119マトリックス・コントロール ..... 146, 157, 216, 221マトリックス・コントロール・ソース 146, 157, 216マルチエフェクト ............................................................24マルチエフェクトの設定(パッチ)............................26マルチエフェクトの設定(パフォーマンス)............31マルチエフェクトの設定(リズム)............................37マルチティンバー .........................................................159マルチパーシャル・パッチ ........................................126マルチ・タップ・ディレイ ...........................................68マルチ・タップ・ディレイ 2 .......................................82

みミュート .........................................................................222

めメモリー・カード .........................................................193メモリー・モジュール ................................................ 181

もモジュレーション・ディレイ .......................................53モノフォニック ................................................................23

ゆユーザー ............................................................................18

りリズム・エディット・キー ........................................206リズム・キー・コピー ................................................ 180リズム・セット・モード ...............................................17リズム・トーン・ネーム・コピー ...........................180リバース・ディレイ .......................................................69リバース・ディレイ 2 ...................................................83リバーブ ....................................................................24, 58リバーブの設定(パッチ).............................................28リバーブの設定(パフォーマンス)............................34リバーブの設定(リズム).............................................39リミッター ........................................................................48リング・モジュレーター .................................... 67, 132

るループ .........................................................139, 151, 175

れレイヤー .........................................................................159レガート・リトリガー ................................................ 129レシーブ・スイッチ ....................................................210

ろローズ・マルチ ................................................................89ロータリー ........................................................................47

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索 引

ロータリー 2 ....................................................................85ロータリー・マルチ .......................................................86ローファイ・コンプレス ...............................................72ローファイ・ノイズ .......................................................72ロー・フリケンシー・オシレーター ......... 125 ~126

わワードクロック・イン ...................................................14ワン・ショット・モード ............................................169

工場出荷時の設定 ........................................................204初期化 ............................................................................. 200発音域 ............................................................................. 161発音数 ............................................................................. 163保存 .......................................................................192, 194保存(Zipディスク)...................................................198保存(メモリー・カード).......................................... 193

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02019790 ’03-9-7N

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