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広報えたじま 平成28年8月 西退研修制度を活用し、農業にチャレンジ!! 広報えたじま 平成28年8月 45 28 31 研修実施 就農支援 1期生(キュウリ栽培) 高橋康治さん (江田島町宮ノ原) 調2期生(キュウリ栽培) 赤川謙吾さん (江田島町切串) 3期生(花栽培) 田中智さん (能美町鹿川)

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広報えたじま 平成28年8月②

農業を志す

 7月1日㈮、市役所において、2年間の新規就農研修を終えた峰崎泰昌

さん(江田島町小用)に、田中市長から修了証書が手渡されました。

 この制度を活用し、研修を修了したのは峰崎さんで4人目となりました。

 江田島市で新たに農業を志す若者は着実に増えつつあります。

問農林水産課☎(43)1642

 今回、研修を終えた峰崎さんにお

話を伺いました。

●この制度を活用するきっかけは?

 大学を卒業して、JICAの青年

海外協力隊で西アフリカのブルキナ

ファソへ行き、村落部で水道管理組

合の設立支援などに携わりました。

そこで最初に農業に興味を持ちまし

た。

 帰国後、就職しましたが、改めて

農業をやりたいと思い、退社して地

元に戻り、この制度を知り、申し込

みました。

●研修を受けて感じたことは?

 研修が始まった当初は、農業につ

いて何も知識が無かったため、主体

性が無く、指導者の指示に従って動

くことしかできませんでしたが、時

間を掛けてやっていく中で、こうな

るべきと思うこととやるべきことが

だんだん結びついていきました。

 現在所属しているキュウリ部会で

は、就農を目指す人を受け入れる体

制が整っており、後継者の育成に熱

心に取り組んでいます。

●今後の展望は?

 長期的なビジョンとして、産地の

活性化や技術向上に取り組んでいく

つもりです。江田島市全体を、農業

やさまざまな資源を活かしてより良

い町にするため、できることを提案

していきます。また家庭菜園レベル

でもいいので、実際に土に触れ合う

人がもっと増えるような取り組みも

行っていきたいです。

 それから栽培をやめた柑橘の畑な

どに、雑木や雑草が生えて荒れてい

る場所を多く目にします。こういっ

た場所を、昔の段々畑の景色に戻し、

活用するための行動もしていきたい

と思っています。

研修制度を活用し、農業にチャレンジ!!

広報えたじま 平成28年8月③

 農業に強い意欲を持ち、市内で新

たに就農を希望する人を対象に、野

菜や花き栽培に必要な、実践的な体

験実習を主体とした基本的な知識・

技術、経営管理などについて学ぶこ

とができます。

応募資格

・就農時45歳未満の方

・農業経営に対し強い意志がある方

・研修中および修了後、市内で居住

と就農が可能な方

対象作物

・野菜(主としてキュウリ)

・花き(主として菊)

研修期間 最長で2年間

研修内容

・�

先進農家研修または研修ハウスに

おける農業実践研修

・農業基礎研修

・経営管理研修

・流通研修 など

制度を活用した就農までの流れ

 平成28年度新規就農研修生を募集

しています。詳しくは市ホームペー

ジをご覧になるか農林水産課までお

問い合わせください。

募集期限 8月31日㈬

新規就農研修生を募集して

います!

就農相談

・江田島市に問い合わせ

研修申込

書類審査

面接

研修生決定

・研修に当たっての契約

先進農家研修

農業実践研修

農業基礎研修

経営管理研修

流通研修

研修実施

就農準備

・就農時の設備投資

・農地確保

就農支援新規就農スタート

新規就農研修制度って?

市の基幹産業である農業。

 近年ではその担い手である農家

の減少や高齢化が進んでいます。

 またそれにより、耕作放棄地も

増え、荒れた畑を市のいたるとこ

ろで目にします。

 このような状況の中、新たに農

業に魅力を感じ、就農を志す若者

が徐々にではありますが増えてき

ています。

 地域の産業が元気なまち「恵み

多き島えたじま」の実現に向けて、

今後もその「志」をしっかりと後

押ししていきます。

●この制度を活用するきっかけは?

 江田島市で農業をしたいと思い、市

に相談したことがきっかけです。ちょ

うどこの制度の立ち上げ時期でした。

●現在の状況・農業を志す方に一言

 研修後、独立して3年目。だんだ

んと必要な機械や道具などが揃って

きました。就農は覚悟が必要。努力

を楽しいと思ってやることが大事で

す。

1期生(キュウリ栽培)高橋康治さん

(江田島町宮ノ原)

●この制度を活用するきっかけは?

 地元(呉市)に戻って農業をした

いと思い、調べていたらこの制度を

見つけ、研修を受けました。

●現在の状況・農業を志す方に一言

 自前のハウスで1年を通して栽培

することができたところです。農業

は自分のやる気次第で道が開けるの

で、やる気がある方はぜひ挑戦して

欲しいです。

2期生(キュウリ栽培)赤川謙吾さん

(江田島町切串)

●この制度を活用するきっかけは?

 もともと農業の勉強をしていまし

たが、菊栽培を行っている父親から

勧められてこの制度に応募しました。

●現在の状況・農業を志す方に一言

 自分で栽培を始めて一年あまり経

ちました。花は同じように作っても

同じものができないので毎年新鮮で

す。自分のやりたいことをやって生

活することが一番。ゆくゆくは親が

やっている菊の栽培や品質向上を考

えて行きたいです。

3期生(花栽培)田中智さん(能美町鹿川)

これまでの研修生の声

新たな農業の担い手へ