Zerto Virtual Replication - Amazon S3s3.amazonaws.com/zertodownload_docs/4.0/Zerto_Virtual...1. クラウドベースのアーキテクチャの図については、Zerto イCloud

Zerto Virtual Replication インストールガイド VMware vSphere 環境

ZVR-INV-4.0U1-01-04-06-15

2

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ZVR-INV-4.0U1-01-04-06-15

目次

第 1 章 : ZERTO VIRTUAL REPLICATION のインストール ................................................................... 4

Zerto Virtual Replication アーキテクチャ ............................................................................................................................ 5

Zerto Virtual Replication 相互運用性マトリクス ................................................................................................................. 7

要件 ........................................................................................................................................................................................... 9

インストールの実行 .............................................................................................................................................................. 14

エクスプレスインストールの実行 ................................................................................................................................. 15 カスタムインストールの実行 ........................................................................................................................................ 16

サイレントインストールの実行 ........................................................................................................................................... 20

Zerto Virtual Replication コマンドレットのインストール ............................................................................................... 20

VSS エージェントのインストール ........................................................................................................................................ 21

現行インストールの再インストール .................................................................................................................................... 22

第 2 章 : ZERTO ユーザーインターフェイスへのアクセス ............................................................... 23

ブラウザから Zerto ユーザーインターフェイスを使用する .............................................................................................. 23

vSphere 内で Zerto ユーザーインターフェイスを使用する .............................................................................................. 23

vSphere Web Client の使用 ......................................................................................................................................... 24

vSphere Client コンソールの使用 ................................................................................................................................ 25

セキュリティ証明書の追加 ................................................................................................................................................... 25

第 3 章 : 開始時構成 ........................................................................................................................... 27

Zerto Virtual Replication ライセンスの登録 ...................................................................................................................... 27

Virtual Replication Appliance のインストール ............................................................................................................... 27

サイトのペアリング .............................................................................................................................................................. 31

リモートサイトの設定 ........................................................................................................................................................... 32

第 4 章 : ZERTO VIRTUAL REPLICATION のアンインストール .......................................................... 33

第 5 章 : アップグレード .................................................................................................................... 34

アップグレード Zerto Virtual Replication .......................................................................................................................... 34

VRA のアップグレード ......................................................................................................................................................... 38 PowerShell コマンドレットのアップグレード ................................................................................................................... 39

VMware コンポーネントのアップグレードと再インストール ......................................................................................... 40

3

4

第 1 章 : ZERTO VIRTUAL REPLICATION のインストール

Zerto Virtual Replication は、仮想環境の事業継続性 (BC) と災害回復 (DR) ソリューションを提供し、ミッションクリティカルなアプリケーションとデータの回復を、できるだけ速く、かつデータ紛失を最小限に抑えながら可能にします。回復プランを考案する際、これらの 2 つのオブジェクト、回復の最小時間および回復する最大データが、ターゲット値である目標復旧時間 (RTO) と目標復旧時点 (RPO) に割り当てられます。Zerto Virtual Replication により、 RTO

と RPO 両方について短時間での仮想対応回復が可能となります。さらに、Zerto Virtual Replication により、仮想マシンを保護してオフサイトバックアップから長期保存されたものを回復できます。

Zerto Virtual Replication は、仮想マシンがある保護および回復される各サイトにインストールされます。インストールには次のも

のが含まれます。

Zerto Virtual Manager (ZVM) – サイトレベルでの複製を管理する Windows サービス。ZVM は、vCenter Server が VM

のインベントリ、ディスク、ネットワーク、ホストなどを取得するのをモニタします。たとえば、あるホストから別のホストへの保護 VM の VMware vMotion 操作は ZVM によってモニタされ、保護と回復はそれに従って更新されます。各 Zerto Virtual Manager は、保護されているものやそのサイトに回復されたものなど、最高 5000 台までの仮想マシンを管理できます。

OVF to enable installing ( インストールを可能にする OVF)Virtual Replication Appliance (VRAs) – 保護または回復される仮想マシ

ンをホストする各 ESX/ESXi にインストールされている仮想マシンで、保護された仮想マシンから回復サイトへのディスク複製

を管理します。VRA は、保護か回復かに関わらず最大 500 ボリュームまで管理できます。

Virtual Backup Appliance ( 仮想バックアップアプライアンス ) (VBA) – Zerto Virtual Replication 内のバックアップを管理する Windows サービス。VBA サービスは、Zerto Virtual Manager サービスと同じマシンで実行され、オフサイトバックアップが保管されているリポジトリを管理します。これらのリポジトリはローカルまたは共有ネットワーク上にあります。

Zerto ユーザーインターフェイス – Zerto Virtual Replication を使った回復は、ブラウザまたは VMware Web Client また

は Client コンソールで管理されます。

次のトピックについては、この章に説明があります。

■ 「Zerto Virtual Replication アーキテクチャ」の下

■ 「Zerto Virtual Replication 相互運用性マトリクス」7 ページ

■ 「要件」9 ページ

■ 「インストールの実行」14 ページ

■ 「サイレントインストールの実行」20 ページ

■ 「Zerto Virtual Replication コマンドレットのインストール」20 ページ

■ 「VSS エージェントのインストール」21 ページ

■ 「現行インストールの再インストール」22 ページ

1. クラウドベースのアーキテクチャの図については、Zerto Cloud Manager インストールガイドを参照してください。

5 Zerto Virtual Replication のインストール

Zerto Virtual Replication アーキテクチャ

次の図は、Zerto Virtual Replication の主要コンポーネントがサイト間で展開され、障害回復を提供している仕組みを示しています。1

次の図は、1 つのサイトで展開された Zerto Virtual Replication コンポーネント、およびコンポーネント間で使用されるポートと

通信プロトコルを示しています。

/ ( )

Zerto Virtual Manager (ZVM) ESXi 4.x

ESX 4.x/5.x

Zetro Virtual Replication

Appliance (VRA) Zetro REST API

99

89/H

TT

P (3

1)

90

80/H

TT

P (1

5)

96

69

/HT

TP

S (5

)

96

69/H

TT

PS

(4)

96

69/H

TT

P (1

4)

40

09/T

CP

(12)

40

06/T

CP

(11)

40

05/T

CP

(10)


Zerto Virtual Replication は複数のサイトにインストールでき、これらの各サイトは別のサイトにもペアリングできるため、サイト間

の保護を実現できます。Zerto Virtual Replication はまた、単一の vCenter Server で管理されているサイト上の保護と回復もサポー

トします。次のシナリオは、単一の vCenter Server での保護と回復の例です。

■ １つのデータセンターや支社から別のデータセンターや本社へ ( 両方とも同じ vCenter Server で管理 )。

Zerto は、保護マシンが回復される本社サイトに Zerto Virtual Replication をインストールすることをお勧めしま

す。

■ 1 つのホストから 2 番目のホストへ ( 両方とも同じ vCenter Server で管理 )。

■ 同じホストだが、回復に異なるデータストアを使用。

単一の vCenter Server が使用される場合、上記の図に表示されたポート 9081 は使用されません。

次の表は、上の図に表示された、Zerto Virtual Replication によって使用されるポートに関する基本情報を示しています。詳しい説明

については、「ファイアウォールの注意事項」、12ページを参照してください。

参照番号

ポート目的

1 90801 ZVM と Zerto VSS エージェント間の通信。

2 443 Zerto Virtual Manager (ZVM) と vCenter Server 間に必要です。

3 96691 関連する vCenter Server のための、vSphere Web Client を実行するマシンと ZVM 間の通信。

4 96691 関連する vCenter Server のための、vSphere Client コンソールを実行するマシンと ZVM 間の通信。

5 96691 関連する vCenter Server のための、Zerto ユーザーインターフェイスを実行するマシンと ZVM 間の

通信。

6 443 Virtual Replication Appliance (VRA) のインストール中に、ESXi 4.x ホストと Zerto Virtual Manager

(ZVM) 間に必要です。

7 90811 サイト ZVM2 間の通信。

8 443 Virtual Replication Appliance (VRA) のインストール中に、ESXi 5.x ホストと Zerto Virtual Manager

(ZVM) 間に必要です。

9 22 Virtual Replication Appliance (VRA) のインストール中に、ESXi ホストと Zerto Virtual Manager (ZVM)

間に必要です。

10 4005 ZVM と vCenter Server 間のログ収集。

11 4006 ZVM とサイト VRA 間の通信。

12 4009 チェックポイントを処理するための、ZVM とサイト VRA 間の通信。

13 90801 ZVM と Zerto 内部 API 間の内部通信。

14 96691 ZVM と Zerto REST API 間の通信。

15 90801 ZVM と Zerto コマンドレット間の通信。

16 4007 保護と回復 VRA 間の通信を制御します。

17 4008 保護された仮想マシンから回復サイト上の VRA にデータを渡すための VRA 間の通信。

18 4006 ZVM とサイト VBA 間の通信。

19 91801 ZBA と VRA 間の通信。

1. Zerto Virtual Replication インストール中に提供されるデフォルトポートで、インストール中に変更できます。

2. 保護と回復サイトの両方に同じ vCenter Server が使用されている場合、Zerto Virtual Replication は 1 つのサイトにしかインストールされず、このポートは無視

してもかまいません。

注記：クラウドベースのアーキテクチャ環境で使用するアーキテクチャとポートの詳細については、Zerto Cloud

Manager インストールガイドを参照してください。

Zerto Virtual Replication 相互運用性マトリクス

次の表は、このリリースでサポートされている環境と VMware 機能の一覧です。Zerto Virtual Replication をインストールした後のサポートされている ESX/ESXi の最新リストについては、Zerto ユーザーインターフェイスの Site Settings ( サイト設定 ) ダイアログの Compatibility ( 互換性 ) タブを参照してください。

Zerto Virtual Replication でサポートされている環境

環境 ZERTO VIRTUAL REPLICATION

バージョン 4.0U1

Zerto Virtual Manager サポートされているサーバー

Windows Server 2003 および SP2 (32 および 64 ビット ) はい

Windows Server 2008 (32 ビット ) はい

Windows Server 2008 および SP2 (64 ビット )、R2 および R2 SP1 (64 ビット ) はい

Windows Server 2012 および SP1 および R2 はい

Zerto PowerShell コマンドレット

Windows PowerShell バージョン 2.0 ～ 4.0 はい

Zerto VSS Agent

Windows Server 2003 いいえ

Windows Server 2003 SP2 (32 および 64 ビット ) はい

Windows Server 2008 の全バージョン (32 ビット ) いいえ

Windows Server 2008 および SP2 (64 ビット )、R2 および R2 SP1 (64 ビット ) はい

Windows Server 2012 および SP1 および R2 はい

Re-IP でサポートされているオペレーティングシステム：Windows

Windows Server 2003、2008 および 2012 の全バージョンはい

Re-IP でサポートされているオペレーティングシステム：Linux

Red Hat Enterprise Linux バージョン 5 ～ 6 はい

Red Hat Enterprise Linux バージョン 10 ～ 11 はい

CentOS バージョン 5 ～ 6 はい

Oracle Linux バージョン 5.9、6.6 はい

Microsoft .NET

Microsoft .NET Framework 4.0、4.5 はい

VMware vCenter Server

vCenter Server 4.0 以下いいえ

vCenter Server 4 以上はい

VMware ホスト

ESX/ESXi 4.0 いいえ

ESX 4.0U1-4.0U41、4.1-4.1U3 はい

ESXi 4.0U1-4.0U42、4.1-4.1U3、5.0-5.0U3、5.1-5.1U2、5.5、5.5U1、5.5U2、6.0 はい

VMware vCloud Director および AMQP

vCloud Director 1.0、1.0.1、1.5、1.5.1、1.5.2 いいえ

vCloud Director 5.1-5.5.3、5.6、5.6.3-5.6.4 はい

AMQP3 はい

Zerto Virtual Replication のインストール

環境 ZERTO VIRTUAL REPLICATION


ストレージ

ストレージ：SAN、NAS、FC、iSCSI、DAS はい

ストレージ：IDE いいえ

ボリューム：すべての vdisks (VMFS、独立永続ディスク、仮想 RDM およびデデュープ

ストア ) および物理 RDM

はい

ボリューム：非デフォルトディスク形状プレシードを使用

1.既知の問題：

保護されている VM ディスクのサイズが変更されると、それが RDM である場合、回復ディスクは自動的にサイズ変更されず、サイズ変更中にサイト間の接続が解除されます。VPG 状態が「構成が必要」に変化します。ホストのアフィニティ規則が VRA またはテスト VM で設定されません。高度なクエリへのサポートが不十分であるため、vCenter Server に対するクエリが増加し、応答時間が長くなります。共有データストアにインストールされた VRA には手動による介入が必要であり、データストアを共有しているホストの電源が切れます。

2.既知の問題：

保護されている VM ディスクのサイズが変更されると、それが RDM である場合、回復ディスクは自動的にサイズ変更されず、サイズ変更中にサイト間で接続が解除されます。VPG 状態が「構成が必要」に変化します。ホストのアフィニティ規則が VRA またはテスト VM で設定されません。高度なクエリへのサポートが不足しているた

め、vCenter Server に対するクエリが増加し、応答時間が長くなります。共有データストアにインストールされた VRA には手動による介入が必要であり、データストアを共有しているホストの電源が切れます。

3. Zerto Virtual Replication は、Erlang/OTP とともに Rabbit MQ でテストされます。

Zerto Virtual Replication でサポートされている VMware 機能

機能 ZERTO VIRTUAL REPLICATION


vCenter

16Gb FC HBAs はい

データストアクラスタはい 1

分散型スイッチ QoS はい

フォールトトレランスいいえ

管理コントロール ( 回復サイト ) 付き / なしの高可用性 (HA)2 はい

ホストのアフィニティ規則および CPU ピン設定はい

リンクされたクローンはい 3

シンプロビジョニングを使って VM を保護はい

保護された VM DRS と DRS はい

FCoE 上のステートレス ESX はい

ストレージ IO コントロールはい

ストレージプロファイル 4 N/A

保護 VM のストレージ vMotion はい

保護 VRA のストレージ vMotion はい 5

vApp サポートはい

vCenter ロールおよび権限はい

保護 VM の vMotion (VM の共有ディスク付き / なし ) はい

VMware ホストメンテナンスモードはい

VSAN はい

vSphere Flash Read Cache はい 6


pg. 9

機能 ZERTO VIRTUAL REPLICATION


vSphere 6.0 の新機能 (ESXi の新しいロックダウンモードなど ) はい

vCloud Director (vCD) 5.1 ～ 5.6

AMQP 必須

延長された vCloud Networking and Security (vCNS) サービス：5 組のファイアウォールと

IPSec VPN サービス

はい

サードパーティの分散型スイッチサポートはい

vApp ネットワーク 7 はい

vCD パブリックアドレスはい

エラスティックな仮想データセンターはい

ストレージプロファイルはい

複製されたターゲットとしてストレージクラスタを持つストレージプロファイルはい

リンクされたクローンを使ったファストプロビジョニングはい 3

メタデータ ( カスタムゲストプロパティ ) GUI8 はい

Org vDC ネットワーク 9 はい

保護 VM のスナップショット 10 はい

シングルサインオン 11 はい

1. ストレージクラスタで仮想マシンの回復ストレージを指定する際、クラスタでデータストアを指定する必要があります。

2. フェールオーバーのテスト、管理コントロールが回復 VM の起動を可能にしない場合、フェールオーバーおよび移動は失敗します。

3. リバースプロテクションの前、回復時に破損します。 4. 複製に関与していません。 5. ストレージ vMotion 中には VRA に対して回復操作を実行できません。

6. 回復 VM は、仮想キャッシュが有効でない状態で作成されます。

7. Zerto Virtual Replication は、NAT、ファイアウォール、または DHCP 構成など vApp ネットワークの設定を複製しません。すべての vApp ネットワーク設定を複製するには、操作後のスクリプトを実装する必要があります。

8. メタデータが複製されます。各 vCD エンティティのメタデータは、複製の障害とならないためサポートされます。 9. すべての Org vDC ネットワークが組織全体の一部であるように取り扱います。 10. vCD VM および vApp メタデータのみ。

11. vCenter Server は Active Directory に接続する必要があります。

要件

Zerto Virtual Manager は、vCenter Server で管理されているサイト上にインストールされます。インストールは、

Windows オペレーションシステムを実行しているマシン上で行い、次の要件を満たす必要があります。

■ Windows Server 2003 SP2 以上、または Windows Server 2008、2008R2、2012、または 2012R2。

マシン上で使用できる少なくとも 2 つの CPU と 4GB RAM。Zerto は、サイトのサイズによって、Zerto Virtual

Replication を実行しているマシンについて次の CPU と RAM を推奨します。

最高 750 台の仮想マシン、最高 5 つのピアサイトを保護しているサイト：2 つの CPU および 4GB RAM。

最高 751 ～ 2000 台の仮想マシン最高 15 つのピアサイトを保護しているサイト：4 つの CPU および 2 つの

Dual Core CPI および 4GB RAM。

2000 台を超える仮想マシン、15 を超えるピアサイトを保護しているサイト：8 つの CPU および 4 つの Dual

Core CPI および 8GB RAM。

Zerto Virtual Replication がインストールされているマシンのクロックは、UTC と同期し、相互に同期する必要があり

ます ( 時間帯は異なっていてもかまいません )。Zerto は、NTP を使ってクロックを同期化することをお勧めしま

pg. 10

す。


注記：32 ビットの Windows オペレーティングシステムに Zerto Virtual Replication をインストールすると、メモリ

が 2GB に制限されます。これにより、保護できる仮想マシンの台数が制限されます。

■ 最低 2GB の空きディスク容量。

■ Microsoft .NET Framework 4 以上。4.0 インストール実行可能ファイルは、Zerto Virtual Replication インストール

キットの一部として含まれており、さらに 1.8GB の空きディスク容量が必要となります。最新の Windows オペレ

ーティングシステムには、オペレーティングシステムの一部として .NET が含まれていることに注意してくださ

い。Zerto サポートが特定のアップデートについて警告していない限りは、最新の .NET と Windows アップデ

ートがあることを確認してください。

Zerto Virtual Manager が使用される各サイトに少なくとも 1 つの ESX/ESXi ホストがインストールされた VMware

vCenter Server バージョン 4.0U1 以上が必要です。Zerto Virtual Manager には、vCenter Server に対して管理者レベル権限を持つユーザー経由で、vCenter Server に対するアクセスがある必要があります。回復が保護と同じ vCenter

Server によって管理されている場合、Zerto Virtual Manager は 1 度しかインストールする必要がありません。保護と回復サイトが異なる vCenter Servers によって管理されている場合、Zerto Virtual Manager は vCenter Server ごとに 1 度インストールされます。Zerto Cloud Manager が使用されている場合、vSphere 標準版は使用できません。Zerto Cloud

Manager の詳細については、Zerto Cloud Manager 管理ガイドを参照してください。

注記：vSphere Server が、vCenter Server Linux Virtual Appliance (vCSA) 経由で Linux プラットフォームにインストールされた場

合も、Windows マシンに Zerto Virtual Manager をインストールする必要があります。

Zerto は、次のプロファイルで Zerto Virtual Manager をインストールすることを推奨します。

■ 専用仮想マシン。

■ 専用管理者アカウントを使用。

■マシンには他のアプリケーションがインストールされていない。その他のアプリケーションがインストールされて

いる場合、Zerto Virtual Manager サービスには十分なリソースが用意されている必要があり、HA は有効なままで

す。 ■ VMware vSphere 高可用性 (HA) が有効な状態であること。

■ VM Restart Policy (VM 再起動ポリシー ) が High ( 高 ) に設定された状態であること。

注記：プロキシサーバーがサイトで使用されている場合、「プロキシサーバー」設定の例外リストで Zerto Virtual

Manager の IP アドレスを指定します。

スナップショットは、ピアサイト Zerto Virtual Manager との整合性が失われるなど、Zerto Virtual Manager の操作上の問題を発

生させるため、Zerto Virtual Manager のスナップショットはとれません。

ルーティング可能なネットワーク

Zerto Virtual Replication アーキテクチャは、次のネットワーク構成が含まれます。

■ フラット LAN ネットワーク

■ プライベート VLAN としんしゅくストレッチ VLAN を含む VLAN ネットワーク

■ WAN エミュレーション ■ VPN IPsec

Zerto Virtual Replication アーキテクチャは NAT ( ネットワークアドレス変換 ) ファイアウォールをサポートしません。

最小帯域幅

サイト間の接続には、サイト間のデータ複製を処理できるだけの帯域幅が必要です。最小帯域幅は 5 Mb/ 秒です。

Zetro ユーザーインターフェイス向け

Microsoft Windows Explorer 9 はサポートされておらず、バージョン 10 は Zetro ユーザーインターフェイスでうまく作動しません。Zerto は Chrome、Firefox またはそれより新しいバージョンの Internet Explorer の使用をお勧めします。推奨される最小画面解像度は 1024*768 です。

vSphere Web Client またはクライアントコンソールを使用する際、Zerto は Internet Explorer のバージョン 10 以降を使用するこ

とをお勧めします。

データベース要件

デフォルトで、埋め込まれた SQL ベースのデータベースが使用されますが、外部管理されたデータベースである

Microsoft SQL Server を使用することも可能です。外部管理されたデータベースを使用するには、インストール中に Custom Installation ( カスタムインストール ) オプションを選択してください。

次の Microsoft SQL Server バージョンがサポートされています。2008、2008R2、2012、2014。次の権限セットが必要

です。

■ Public ( パブリック ) および dbcreator サーバーロール

■ データベースエンジンに接続する権限

■ 有効化されたログイン

■ User Mapping ( ユーザーマッピング ) で、Zerto Virtual Replication データベースを作成する master データベースを選

択し、db_owner と public の両方をデータベースロールメンバーシップ向けに設定します。

Zerto は、保護または回復するサイトが 4 つ以上、仮想マシンを備えたホストが 40 以上ある場合、あるいは保護する仮想マシ

ンが 400 以上ある場合は、SQL Server Enterprise Edition の使用を推奨します。

外部管理されたデータベースを使用する場合、SQL Server を実行しているマシンについて次の構成が必要です。

■ 4 つの CPU および 2 つの Dual Core CPI および 16GB RAM。

■ Zerto Virtual Manager によって生成されるデータベースとログに対応するための 20GB。

注記：SQL Server が使用される場合、障害回復と事業継続性要件に合わせてデータベースダウンタイムを計画するのはユ

ーザーの責任です。データベースダウンタイム中、チェックポイントの管理など Zerto Virtual Manager 間で整合性がな

くなり、回復が必要な場合に問題が発生します。

ファイアウォールの注意事項

Zerto Virtual Manager では、保護および回復サイトのファイアウォールで次のポートが開いている必要があります。

ポート説明

221 Zerto Virtual Manager (ZVM) と ESXi ホスト IP 間の通信と、カスタマーサイトではなくクラウドサイトの

ZVM と Zerto Cloud Connector 間の継続的通信のための、ESXi 4.x および 5.x ホストの Virtual Replication

Appliance (VRA) インストール中。

443 ZVM と ESX/ESXi ホスト IP 間の通信と、ZVM と vCenter Server と vCloud Director 間の継続的通信のための、

ESXi 4.x および 5.x ホストの (VRA) インストール中。

4005 同じサイトの ZVM と VRA 間のログ収集。

4006 同じサイトの ZVM と VRA および VBA 間の TCP 通信。

4007 保護 VRA と回復 VRA 間、Zerto Cloud Connector と VRA 間の TCP 制御通信。

4008 保護された仮想マシンから回復サイト上の VRA にデータを渡す VRA 間、および Zerto Cloud Connector と

VRA 間の TCP 通信。

4009 チェックポイントを処理するための、ZVM とサイト VRA 間の TCP 通信。

5672 AMQP メッセージにアクセスするための、ZVM と vCloud Director 間の TCP 通信。

9080 ZVM と Zerto 内部 API、Zerto Cloud Manager (ZCM)、コマンドレット、および VSS Agent 間の HTTP 通信。

90812 ZVM3 間、おより ZVM と Zerto Cloud Connector 間の TCP 通信。


ポート説明

9082 A cloud service provider supplies disaster recovery services ( クラウドサービスプロバイダは障害回復サービス以上を提供します ) – 各 VRA に対する 2 つの TCP ポート (1 つはポート 4007 で、1 つはポート 4008) で、クラウ

ドサービスプロバイダによってインストールされた Zerto Cloud Connector 経由でアクセスされます。これら

のポートには方向性があります。Zerto は、ポート 9082 から始まるポート範囲を使うことを推奨します。

たとえば、カスタマー A ネットワークには 3 つの VRA があり、カスタマー B ネットワークには 2 つの VRA

があり、クラウドサービスプロバイダネットワークには 4 つの VRA がある場合、各クラウドについて次の

ポートがファイアウォールで開いている必要があります。クラウドサービスプロバイダの VRA は、カスタ

マー A の VRA に到達するのに 6 つのポートが必要であり、カスタマー A の VRA はクラウドの VRA に到達

するのに 8 つのポートが必要です。クラウドサービスプロバイダの VRA は、カスタマー B の VRA に到達す

るのに 4 つのポートが必要であり、カスタマー B の VRA はクラウドの VRA に到達するのに 8 つのポートが

必要です。

9180 ZBA と VRA 間の通信。

9669 Zerto ユーザーインターフェイスを実行するマシンと ZVM 間、および Zerto RESTful API を呼び出すための

HTTPS 通信。

9779 Zerto Self-Service Portal for in-cloud (ICDR) カスタマーと ZVM 間の HTTPS 通信。

9989 ブラウザと Zerto Cloud Manager 間の HTTPS 通信。

1. ESX/ESXi ホストが所定の名称である場合、Zerto Virtual Manager がこれらの名称を解決できることを確認してください。

2. Zerto Virtual Replication インストール中のデフォルトポート。ZVM を Zerto Cloud Connector にペアリングする際、この値は変更できません。

3. 保護と回復の両方に同じ vCenter Server が使用されている場合、Zerto Virtual Replication は 1 つのサイトにしかインストールされず、このポートは無視されま

す。

Zerto Virtual Replication で必要な VMware 権限

Zerto Virtual Replication が vCenter Server にアクセスする際、次の表で指定された vSphere 権限が必要です。デフォルトでは、

これらの権限は管理者ロールに割り当てられています。

カテゴリ権限注記

アラームアラームを作成インストールとアンインストール中のみアラームを削除

認証権限を変更インストールとアンインストール中のみロールを変更

ロール権限を再割当て

データストア容量割当データストアのソース / ターゲット

アプリケーション用データストアを参照

ファイルを削除

低レベルのファイル操作

データストアを移動

仮想マシンファイルを更新

拡張子拡張子を登録インストールとアンインストール中のみ拡張子の登録を解除

拡張子を更新

フォルダフォルダを作成

フォルダを削除

フォルダを移動




グローバルタスクをキャンセル診断

グローバルタグ

ログイベント

カスタム属性を管理

スクリプトアクション

カスタム属性を設定

Host ( ホスト ) > Configuration

( 構成 )

詳細設定

仮想マシン自動起動構成

設定を変更

セキュリティプロファイルとファイアウォール

Host ( ホスト ) > Inventory ( イン

ベントリ )

クラスタを変更

ネットワークネットワークを割当て

リソースの割当て vApp をリソースプールに割当て

仮想マシンをリソースプールに割当て

セッションセッションを検証

タスクタスクを作成

タスクを更新

仮想マシンの構成仮想マシン互換性をアップグレード

vApp vApp アプリケーションの構成

リソースプールを割当て

仮想マシンを追加

作成

削除

インポート

vApp インスタンスの構成

vApp managedBy の構成

電源オフ

電源オン

名称変更

vApp リソースの構成

登録解除



Virtual Machine ( 仮想マシン ) >

Configuration ( 構成 )

既存ディスクを追加新しいディスクを追加

デバイスを追加または削除

詳細

注釈を設定

CPU 数を変更

仮想データを延長

デバイス設定を変更

managedBy を構成

メモリ

Rawデバイス

ディスクを削除

名称変更

リソースを変更

設定

仮想マシン互換性をアップグレード


Interaction ( 相互作用 )

電源オフ

電源オン


Inventory ( インベントリ )

既存から作成

新規作成

移動

登録

削除

登録解除

インストールの実行

Zerto Virtual Replication インストールは Zerto Virtual Manager (ZVM) を導入し、Virtual Replication Appliance (VRA) のインスト

ールソフトウェアをコピーします。

完全なインストールには、保護およびピア、回復、サイトに Zerto Virtual Replication をインストールすることが含まれます。これ

らのサイトの両方が単一の vCenter Servers によって管理されている場合、Zerto Virtual Replication は 1 つのサイトのみにインス

トールされます。この場合、Zerto は次を推奨します。

■ 保護マシンが回復されるサイトに Zerto Virtual Replication をインストールします。

■ vCenter Server を実行しているマシンも、保護でなく回復に使用されるデータセンターにあることを確認してくださ

い。

すべてのケースで、Zerto は vCenter Server を実行しているマシンに Zerto Virtual Replication をインストールしないことを推奨し

ます。

Zerto が提供するデフォルトを使って Zerto Virtual Replication をインストールするか、または Zerto Virtual Replication

が使用するポートを決定できる、カスタムインストールを実行できます。

■ 「エクスプレスインストールの実行」、の下

■ 「カスタムインストールの実行」、17 ページ


エクスプレスインストールの実行

Zerto が提供するデフォルトを使って、Zerto Virtual Replication をインストールできます。Zerto ユーザーインターフェイスを

インストールした後、サイト情報と vCloud Director に接続する情報は、必要に応じて提供できます。

注記：別バージョンの Zerto Virtual Replication がインストールされたマシンには、Zerto Virtual Replication はインス

トールできません。たとえば、Zerto Virtual Replication for Microsoft Hyper-V バージョンがマシンにインストールされ

ているような場合ます。

Zerto Virtual Replication のエクスプレスインストールを実行するには：

1. Zerto Virtual Replication Installer.exe を実行します。

注記：Microsoft .NET Framework 4 以上がインストールされていない場合、インストールはできません。 Zerto

Virtual Replication インストールパッケージに含まれている .NET Framework 4 をインストールしてください。マシン

を再起動して、Zerto Virtual Replication インストールを再実行してください。

2. Installation Type (インストールタイプ ) のダイアログが表示されるまでインストールのウィザードの指示に従い、

Express Installation (エクスプレスインストール ) オプションを選択します。

3. Next ( 次へ ) をクリックします。

vCenter Server and Site Connectivity (vCenter Server とサイト接続 ) ダイアログが表示されます。

4. 次の項目を指定します。

IP / Host Name (IP/ ホスト名 ) – vCenter Server が実行されているマシンの IP アドレスまたはホスト名。

User Name ( ユーザー名 ) – vCenter Server の管理者レベルの権限を持つユーザーのユーザー名。名前は次のいずれかのフォ

ーマットで入力できます。

username ( ユーザー名 )

domain\username ( ドメイン \ ユーザー名 )

Password ( パスワード ) – 所定のユーザー名の有効なパスワード。

Site Name ( サイト名 ) – サイトを識別するのに使用される名前。

5. Next ( 次へ ) をクリックします。インストールでは、インストールが正常に完了できることを確

認するチェックを実行します。

6. チェックが正常に完了したら、Next ( 次へ ) をクリックして、インストールを最後まで続けます。

7. このマシンから障害回復を管理する場合、インストールの最後に Zerto Virtual Manager (ZVM) インターフェイスを

開き、Zerto Virtual Manager に接続された vCenter Server のユーザー名とパスワードでログインします。このユー

ザーインターフェイスなら、「開始時構成」、27 ページの説明に従って Zerto Virtual Replication を設定します。

8. マシンで実行されているウイルス対策ソフトウェアは、Zerto Virtual Replication がインストールされているフォ

ルダをスキャンしないように設定します。

ピアサイトに Zerto Virtual Replication をインストールします。


カスタムインストールの実行

Zerto Virtual Replication によって使用されるポートと詳しいコンタクト情報を含む特定の詳細を提供する Zerto

Virtual Replication をインストールできます。さらに、カスタムインストールを実行する際、情報を入力して vCloud

Director に接続できます。

Zerto Virtual Replication のカスタムインストールを実行するには：

1. Zerto Virtual Replication Installer (インストーラ ) 実行可能ファイルを実行します。

注記：Microsoft .NET Framework 4 以上がインストールされていない場合、インストールはうまくいきません。

Zerto Virtual Replication インストールパッケージに含まれている .NET Framework 4 をインストールしてください。

マシンを再起動して、Zerto Virtual Replication インストールを再実行してください。

2. Installation Type ( インストールタイプ ) のダイアログが表示されるまでインストールのウィザードの指示に従い、

Custom Installation ( カスタムインストール ) オプションを選択します。


Zerto Virtual ManagerSetup ( 設定 ) ダイアログが表示されます。

IP/Host name used by Zerto User Interface (Zerto ユーザーインターフェイスによって使用される IP/ ホスト名 ) –

Zerto ユーザーインターフェイスから Zerto Virtual Manager にアクセスするための IP。マシンに複数の NIC がある場合、リストから適切な IP を選択します。それ以外の場合は、表示される IP だけがオプションとなります。

HTTP ポート (ZVM) – Zerto Virtual Manager と Zerto 内部 API、コマンドレット、および VSS エージェント間の受信通信に

使用されるポート。

HTTPS ポート (ZVM <-> Zetro ユーザーインターフェイス) – Zerto ユーザーインターフェイスと Zerto Virtual

Manager 間の受信通信に使用されるポート。

TCP ポート (ZVM <-> 別のサイトの ZVM) – Zerto Virtual Manager 間の通信にポート。 Both the protected and recovery sites belong to the same enterprise (保護および回復サイトが同じ企業に所属 ) – サイトを

ペアリングするときに値を変更した場合、ここで指定する TCP ポート値を使用します。サイトのペアリング

は、「サイトのペアリング」、31ページに説明があります。

An enterprise using a cloud service provider to supply disaster recovery services ( 障害回復サービスを提供するた

めにクラウドサービスプロバイダを使用している企業 ) – この値は変更してはいけません。

TCP ポート (ZVM -> VBA) – Zerto Virtual Manager と仮想バックアップアプライアンス間の通信に使用されるポー

ト。



Service User ( サービスユーザー ) ダイアログが表示されます。

5. Local System account (ローカルシステムアカウント ) または This account ( このアカウント ) を選択します。

Local System account (ローカルシステムアカウント ) – ローカルシステムアカウントを使って、Zerto Virtual

Replication の一部としてインストールされている Zerto Virtual Manager サービスを実行します。ローカルシステ

ムアカウントは、ローカルリソースに無制限でアクセスできます。

This account (このアカウント ) – 特定のアカウントを使って、Zerto Virtual Replication の一部としてインストール

されている Zerto Virtual Manager サービスを実行します。アカウントには、ローカルリソースに無制限のアクセス

権がある必要があります。 Password (パスワード ) – 指定したアカウント下でサービスを実行するのに使用するパスワード。

Confirm password (パスワードの確認 ) – パスワードの確認。


Database Selection ( データベースの選択 ) ダイアログが表示されます。Zerto Virtual Replication で必要な情報は、 Zerto Virtual Manager に埋め込まれたデータベースに保管されます。この情報には、Zerto Virtual Manager がインストールされたサイトの詳細、Virtual Replication Appliance の詳細およびそこで使用されるボリューム、回復目的で記録されるポイントインタイムが含まれます。デフォルトで、埋め込まれた SQL ベースのデータベースが使用されますが、外部管理されたデータベースである Microsoft SQL Server か SQL Server Express を使用することも可能です。

注記：保護と回復は、データベース実行中にのみ実行できます。そのため、外部データベースを使用しており何らかの理由でダウンしている場合、保護は停止されます。

7. エンベデットデータベースを使用するには、デフォルトをそのまま使用するか、外部 Microsoft SQL Server データ

ベースに接続するオプションを選択します。

Zerto は、保護が必要な仮想マシンを持つサイトが 40 以上ある場合、および保護が必要な仮想マシンが 400 台以上ある場

合は、SQL Server の使用を推奨します。

外部データベースオプションを選択した場合：

Server name ( サーバ名 ) – 接続先のドメイン名とサーバーインスタンス。フォーマットは domain\instance。



次の認証オプションの 1 つを指定します。

Windows Authentication (Windows 認証 ) – Windows 認証を使用します。このオプションは、特定のサービスユーザーアカウントが前の Service User ( サービスユーザー ) ダイアログで指定された場合にのみ有効化されますが、この場合、サービスアカウント名とパスワードが使用されます。

SQL Server Authentication (SQL サービス認証 ) – SQL サーバー認証を使用します。 User Name (ユーザ名 ) – SQL サーバーデータベースのユーザ名。 Password ( パ

スワード ) – 所定のユーザー名の有効なパスワード。


Zerto Virtual ManagerSite Details ( サイト詳細 ) ダイアログが表示されます。

9. サイト詳細を入力します。

Site Name ( サイト名 ) – サイトを識別するのに使用される名前。この名前は、Zerto ユーザーインターフェイスに表示され

ます。

Location ( ロケーション ) – サイトのアドレスまたはそれを識別する意味のある名前などの情報。

Contact Info ( 連絡先情報 ) – 電話番号または電子メールアドレスなど、必要な場合に連絡する人物。


vCenter Server Connectivity (vCenter Server 接続 ) ダイアログが表示されます。

11. Zerto Virtual Manager が vCenter Server と通信するのに使用する接続設定を入力します。

IP / Host Name (IP/ ホスト名 ) – vCenter Server が実行されているマシンの IP アドレスまたはホスト名。

User Name ( ユーザ名 ) – vCenter Server の管理者レベルの権限を持つユーザーのユーザー名。名前は次のいずれかのフォー

マットで入力できます。

username ( ユーザ名 ) domain\username

( ドメイン \ ユーザー名 )

Password ( パスワード ) – ユーザー名の有効なパスワード。


vCenter Director Connectivity (vCenter Director 接続 ) ダイアログが表示されます。

13. vCloud Director を使用していて、AMQP サーバーをインストールした場合、Enable VMware vCloud BC/DR

(VMware vCloud BC/DR を有効化 ) チェックボックスをクリックして、VMware vCloud Director アクセス詳細を入

力します。 IP / Host Name (IP/ ホスト名 ) – vCD が実行されているマシンの IP アドレスまたはホスト名。複数セルの

vCD に接続する際、セルが使用するネットワーク負荷分散の仮想 IP を入力します。

User Name ( ユーザ名 ) – vCD への管理者のユーザ名。

Password ( パスワード ) – 所定のユーザ名の有効なパスワード。

AMQP User Name (AMQP ユーザ名 ) – AMQP サーバーのユーザー名。

AMQP Password (AMQP パスワード ) – 所定の AMQP ユーザー名の有効なパスワード。

vCD 接続設定が指定されていない場合、たとえば AMQP サーバーがインストールされていない場合など、Zerto

Cloud Manager 管理ガイドの説明通り、インストール後 Zerto ユーザインターフェイスで、Site

Configuration ( サイト構成 ) パネルの Advanced Settings ( 詳細設定 ) ダイアログで設定できます。

vCD にまだインストールされていない場合、Zerto は、AMQP インストールキットを提供します。Zerto Cloud

Manager 管理ガイドの説明通り、次の資格情報を使って ZertoAMQPInstallWizard.exe を実行します。 User Name ( ユーザ名 ) – Zerto が使用する AMQP アカウント。バージョン 3.3 までの RabbitMQ では、デフォルト管理

者ユーザ：guest でインストールされます。バージョン 3.3 以上の RabbitMQ では、管理者権限を持つユーザを指定し

ます。

Password ( パスワード ) – ユーザ名のパスワード。バージョン 3.3 以下の RabbitMQ では、ゲストのデフォルトパスワ

ードでインストールされます。


Check Prerequisites ( 前提条件をチェック ) ダイアログが表示されます。インストールでは、インストールが正常に完了でき

ることを確認するチェックを実行します。

15. チェックが正常に完了したら、Next ( 次へ ) をクリックして、インストールを最後まで続けます。このマシンから障害回復

を管理する場合、インストールの最後に Zerto Virtual Manager (ZVM) インターフェイスを開くことを選択し、Zerto Virtual

Manager に接続された vCenter Server のユーザ名とパスワードでログインし

ます。このユーザーインターフェイスなら、「開始時構成」、27 ページの説明に従って Zerto Virtual Replication を

設定します。

16. マシンで実行されているウイルス対策ソフトウェアは、Zerto Virtual Replication がインストールされているフォルダをスキャン

しないように設定します。

ピアサイトに Zerto Virtual Replication をインストールします。

注記：vSphere Client コンソールがインストール中に開いている場合は、一旦閉じてから開きなおし、Zerto Virtual

ReplicationUI が読み込まれるようにします。

Zerto Virtual Replication をインストールした後、ホストの起動時に、Zerto Virtual Manager を実行しているこのマシンの電源も

自動的にオンになるよう、関連ホスト起動構成にマシンを追加します。


サイレントインストールの実行

次の環境変数を設定後、Zerto Virtual Replication Installer.exe -s を実行することにより、Zerto Virtual

Replication のサイレントインストールを実行できます。

■ ZertoAutomation_Username – 任意です。Zerto Virtual Manager サービスを実行するユーザーアカウントとして特定

のアカウントを使う場合は、アカウントの名前。 ■ ZertoAutomation_Password – 任意です。所定のユーザアカウントの有効なパスワード。

■ ZertoAutomation_DbServer – 任意です。接続先の外部データベースドメイン名とサーバインスタンス。フォー

マットは domain\instance。

■ ZertoAutomation_DbUsername – 任意です。SQL サーバーデータベースのユーザ名。

■ ZertoAutomation_DbPassword – 任意です。所定の SQL サーバーデータベースのユーザアカウントの有効なパス

ワード。 ■ ZertoAutomation_SiteName – サイトを識別するのに使用される名前。この名前は、Zerto ユーザインターフェイ

スに表示されます。

■ ZertoAutomation_Contact – 電話番号または電子メールアドレスなど、必要な場合に連絡先。

■ ZertoAutomation_VcenterIP – vCenter Server が実行されているマシンの IP アドレスまたはホスト名。

■ ZertoAutomation_vcUsername – vCenter Server にアクセスするユーザ名。

■ ZertoAutomation_vcPassword – vCenter Server にアクセスするためのパスワード。

■ ZertoAutomation_VCDIP – 任意です。vCD が実行されているマシンの IP アドレスまたはホスト名。複数セルの vCD

に接続する際、セルが使用するネットワーク負荷分散の仮想 IP を入力します。

■ ZertoAutomation_vcdUsername – 任意です。vCloud Director にアクセスするユーザ名。

■ ZertoAutomation_vcdPassword – 任意です。vCloud Director にアクセスするパスワード。

■ ZertoAutomation_vcdMQUsername – 任意です。vCloud Director を使用する際、AMQP にアクセスするユーザ名。

■ ZertoAutomation_vcdMQPassword – 任意です。vCloud Director を使用する際、AMQP にアクセスするためのパス

ワード。

Zerto Virtual Replication コマンドレットのインストール

Windows PowerShell は、Windows 下で実行中のシステム管理者向けのコマンドラインシェルです。Windows

PowerShell には、インタラクティブコマンドラインプロンプトとスクリプティング環境の両方が含まれます。それぞれ個別に使用することも、一緒に使用することもできます。

Windows PowerShell は .NET Framework 共通言語ランタイム (CLR) 上にビルドされ、そこで .NET Framework オブジェクトを受け

取って戻すようにすることができます。

Zerto Virtual Replication コマンドレットを実行するには、まず Zerto が提供するインストールパッケージを実行する必要があり

ます。

注記：Microsoft .NET Framework 4 と Windows PowerShell の両方をインストールする必要があります。

Zerto Virtual Replication コマンドレットをインストールするには：

1. Windows PowerShell が閉じていることを確認します。

2. インストールファイルを実行します。

Zerto Virtual Replication コマンドレットをインストール後、Windows PowerShell を開くたびにコマンドレットを追加するか、または Windows PowerShell プロファイルを作成します。次の手順は、Windows PowerShell セッションそれ

ぞれに対して Zerto Virtual Replication コマンドレットを追加する方法を説明しています。


現行セッションに Zerto Virtual Replication コマンドレットを追加するには：

■ 次の引数で Windows PowerShell を開きます。

-NoExit -Command Add-PSSnapIn Zerto.PS.Commands

Add-PSSnapin コマンドレットは、登録された Windows PowerShell スナップインを現行セッションに追加します。

Zerto Virtual Replication コマンドレットを各セッションに追加するには、PowerShell ショートカットの Properties ( プロ

パティ ) ダイアログで、次のような Target ( ターゲット ) 値を指定します。

注記：Windows PowerShell ヘルプに従って、Windows PowerShell プロファイルを作成して、スナップインをそれ以降

の Windows PowerShell セッションに追加します。

詳細については、Zerto Virtual Replication PowerShell コマンドレットガイドを参照してください。

VSS エージェントのインストール

Microsoft Volume Shadow Copy Service (VSS) を使用すると、ロックがかかっていても、定期的な間隔のポイントインタイムで特定のボリュームについて、手動または自動でデータのバックアップコピーまたはスナップショットが取れます。これにより、回復が必要な場合、データにクラッシュ整合性だけでなく、アプリケーション整合性も生まれます。

Zerto Virtual Replication を使うと、VSS スナップショットで同期される履歴に対してチェックポイントを追加できま

す。

アプリケーション整合性を確保するために Zerto Virtual Replication を VSS と使用するには、Zerto Virtual Replication で

保護する各仮想マシンと、VSS を使用している各仮想マシンに ZertoVssAgent をインストールする必要があります。

Zerto VSS Agent は、Zerto Ltd. が提供しており、32 ビットと 64 ビットの両方のバージョンがあります。 Zerto VSS

Agent は、サポートされている次の Windows オペレーティングシステムにインストールできます。

32 ビットオペレーティングシステム 64 ビットオペレーティングシステム

Windows Server 2003 SP2 Windows Server 2003 SP2

Windows Server 2008、全バージョン (SP および R2)

Windows Server 2012、全バージョン (SP および R2)

Zerto VSS Agent をインストールするには：

1. ZertoVss32Agent.msi が 32 ビットの Windows オペレーティングシステム、ZertoVss64Agent.msi が 64 ビットの Windows オペレーティングシステムである、VSS を使用する各仮想マシンと、Zerto Virtual Replication で保護する各仮想マシンで ZertoVss32Agent.msi または ZertoVss64Agent.msi を実行します。

2. ウィザードに従ってインストールを完了します。

Zerto Virtual Manager Connections Settings ( 接続設定 ) ダイアログが表示されます。

C:\Windows\SysWOW64\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe -NoExit

-Command Add-PSSnapIn Zerto.PS.Commands


3. 仮想マシンの保護を管理している Zerto Virtual Manager に対して、ローカルサイトと、任意でペアリングされたリモートサイトの、IP アドレスと HTTP ポート番号を指定します。保護と回復の仮想マシンの両方に同じ

vCenter Server が使用されている場合、インストールされた 1 つの Zerto Virtual Manager に対して IP アドレスと

HTTP ポート番号を指定します。

注記：Zerto Virtual Replication がインストールされたときのデフォルトポート番号は 9080 です。入力し

た IP アドレスまたはポートが間違っていた場合、ZertoVssAgent がインストールされたフォルダ

(C:\Program Files (x86)\Zerto など ) の下にある ZertoVssAgent フォルダの ZertoVssAgentGUI.exe.conf ファイルを編集することにより、修正することができます。

4. OK をクリックします。

ZertoVssAgent がインストールされ、Add VSS Checkpoint (VSS チェックポイントを追加 ) がデスクトップに配置されます。

Windows サービス、ZertoVssprovider としてエージェントが実行されます。

ZertoVssAgent の詳細については、Zerto Virtual Manager 管理ガイドを参照してください。

現行インストールの再インストール

新しいインストールがインストールされたバージョンと同じ場合、インストールオプションは Reinstall ( 再インスト

ール ) または Uninstall ( アンインストール ) です。

バージョンを再インストールすると、サイトに定義されたすべてのペアリングが削除されます。「現在のバージョンから 1 バージョン以上アップグレードするにの説明通り、Zerto Diagnostics (Zerto 診断 ) ユーティリティオプション Export ( エクスポート ) と Import ( インポート ) オプションを使って、設定を保存します。

vSphere Client コンソールが再インストール中に開いている場合は、一旦閉じてから開きなおし、必ずアップグレードさ

れた Zerto ユーザーインターフェイスを使うようにしてください。

23

第 2 章 : ZERTO ユーザーインターフェイスへのアクセス

Zerto ユーザーインターフェイスを使って、保護と回復サイト間で、vSphere で仮想マシンの保護および複製を管理します。ユーザーインターフェイスへの初回アクセス時に、セキュリティ証明書を追加してセキュアな通信を設定する必要がある可能性があります。Zerto はまた、一連の RESTful API と PowerShell コマンドレットを提供して、スクリプトまたはプログラム内の障害回復機能のいくつかを組み込むことができます。

次のうちいずれかを使って、保護と回復サイト間で、仮想マシンの保護および複製を管理します。

■ Zerto Virtual Manager Web Client

■ vSphere Web Client

■ vSphere Client コンソール

注記：Microsoft Internet Explorer 9 はサポートされておらず、バージョン 10 はユーザーインターフェイスでうまく作動しま

せん。Zerto は Chrome、Firefox またはそれより新しいバージョンの Internet Explorer の使用をお勧めします。


■ 「ブラウザから Zerto ユーザーインターフェイスを使用する」、の下

■ 「vSphere 内で Zerto ユーザーインターフェイスを使用する」、23 ページ

■ 「セキュリティ証明書の追加」、25 ページ

ブラウザから Zerto ユーザーインターフェイスを使用する

Zerto Virtual Manager Web Client を使用するには：

1. ブラウザに次の URL を入力します。

https://zvm_IP:9669

zvm_IP には、管理するサイトの Zerto Virtual Manager の IP アドレスを入力します。

2. Zerto Virtual Manager に接続された vCenter Server のユーザー名とパスワードを使ってログインします。

vSphere 内で Zerto ユーザーインターフェイスを使用する

Zerto ユーザーインターフェイスは、vSphere Web Client とクライアントコンソールの両方をプラグインとして搭載しています。

vSphere 内から Zerto ユーザーインターフェイスにアクセスすると、vSphere ユーザインターフェイスのタブ経由でインターフェ

イスを使用することができます。vSphere 経由で Zerto ユーザーインターフェイスを使用する際、次の追加機能があります。

■ ESX/ESXi ホスト下で定義された任意の vApp の VPG について、vApp を単一エンティティとして保護することができ

ます。vApp VPG で定義されたすべての仮想マシンは保護されており、回復サイトに対して単一エンティティとして vApp 全体を移行または回復できます。

注記：回復サイトには、Microsoft SCVMM も Amazon Web Services (AWS) も使用できません。

■ すでに VPG に含まれていない仮想マシンは、vSphere Client コンソールの仮想マシンの Zerto タブから直接保護でき

ます。

24

vSphere Web Client の使用

VMware Web Client を使って、Zerto Virtual Replication を管理できます。

vSphere Web Client は、インストールすると仮想マシンの構成と管理のためのブラウザベースのインターフェイスが使用できるよ

うになるサービスで、vCenter Server システムに接続して、ブラウザ経由で ESXi ホストを管理できます。次の手順は、Zerto

Virtual Replication ダイアログを表示する vSphere Web Client の構成方法を説明しています。

この手順は、バージョン 5.0 以上の vCenter Server と通信する vSphere Web Client バージョン 5.1 に対して有効です。

注記：次の手順は、vSphere Web Client バージョン 5.1 がインストール済みであるという前提です。vSphere Web

Client バージョン 5.1 は vSphere Server 5.0 と 5.1 で実行できますが、vSphere Web Client をインストールする際には、

vSphere Web Client インストールに必要な、シングルサインオンのオプションを含む vSphere Server バージョン 5.1 に

アクセスする必要があります。

注記：vSphere Web Client 経由で使用する Zerto Virtual Replication を設定すると、VDP や VSA など他の VMware プラ

グインが使用できなくなり、Web クライアントに表示されなくなります。これは既知の VMware 問題です。詳細については、http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2042455 を参照

してください。この問題を解決するには、異なるサーバに 2 つの Web クライアントを設定します。1 つは Zerto

Virtual Replication を実行し、もう 1 つは VMware プラグインを実行します。

vSphere Web Client を Zerto Virtual Replication と連携するよう設定するには：

1. vSphere Web Client サービスが Microsoft Windows プラットフォームにインストールされた場合： VsphereWebClientPluginEnabler.exe を web クライアントサービスを実行するマシンにコピーして、実行します。このファイルは、Zerto Virtual Replication がインストールされたフォルダの下にある Zerto Virtual Replication フォルダにあります。関連するマシンの任意のフォルダに VsphereWebClientPluginEnabler.exe をコピーできます。管理者として VsphereWebClientPluginEnabler.exe を実行します。

vSphere Web Client が、vCenter Server Linux Virtual Appliance (vCSA) 経由で Linux プラットフォームにインストールされた場合：ディレクトリ /var/lib/vmware/vsphere-client で、テキストエディタを使って webclient.properties ファイルを開き、次をファイルに追加します。

scriptPlugin.enabled = true

2. vSphere Web Client サービスを再起動します。注記：サービスが開始して数分間待つと、ブラウ

ザで vSphere Web Client を開くことができます。

vSphere Web Client を使用するには：

1. Zerto Virtual Manager に接続された vCenter Server の vCenter Server アクセス資格情報を使ってログインします。

2. ブラウザで、ルートノードまたは仮想マシンなど Zerto Virtual Replication でサポートされている vSphere ノード

に移動し、Related Objects ( 関連オブジェクト ) タブの後に表示されている Classic Solution ( 基本的ソ

リューション ) タブを選択します。

注記：Chrome と Firefox ブラウザの場合、少なくとも 1 回は外部タブでスクリプトプラグインページをロードしな

いと、vSphere Web Client 内に表示されません。Classic Solutions ( 基本的ソリューション ) タブは、プラグ

インがインストールされていれば表示されます ( この場合は Zerto Virtual Replication ユーザーインターフェイス

プラグイン )。

3. プロンプトが表示された場合、ブロックされたコンテンツを表示できます。

http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2042455

25 Zerto ユーザーインターフェイスへのアクセス

4. 複数のプラグインがインストールされている場合、Zerto をクリックして、Zerto Virtual Replication ユーザーインターフェ

イスを表示します。

vSphere Client コンソールの使用

vSphere Client コンソールを使用するには：

1. Zerto Virtual Manager に接続された vCenter Server のユーザ名とパスワードを使ってログインします。

2. ルートノードについて表示される Zerto タブにアクセスします。

注記：Zerto タブは、データセンターノードにも表示され、ルートノードと同じ情報が表示されます。仮想マシン

または vApp ノードについては、Zerto タブに仮想マシンまたは vApp に特有の情報が表示されます。

セキュリティ証明書の追加

Zerto Virtual Manager とユーザインターフェイスの通信には、HTTPS が使用されます。Zerto ユーザーインターフェイスへ初めてログインする時には、ログインのたびにセキュリティを受諾しなくても続行できるよう、セキュリティ証明書をインストールする必要があります。

Zerto ユーザーインターフェイスのセキュリティ証明書をインストールするには：

Zerto ユーザーインターフェイスへ初めてアクセスする際、セキュリティ証明書をまだインストールしていないと、セキュリ

ティアラートが表示されます。

注意事項：

■ この手順は Microsoft Internet Explorer を基準としています。Google Chrome と Mozilla Firefox についても手順は類似

しています。

■ Zerto Virtual Replication がインストールされたマシンの名前ではなく、IP を使って Zerto ユーザーインターフェイス

にアクセスします。1. View Certificate ( 証明書を表示 ) をクリックします。

Certificate ( 証明書 ) ダイアログが表示されます。

2. Install Certificate ( 証明書をインストール ) をクリックします。

Certificate Import Wizard ( 証明書インポートウィザード ) ダイアログが表示されます。

26 Zerto ユーザーインターフェイスへのアクセス

3. ウィザードの指示に従います。Trusted Root Certification Authorities ( 信頼されたルート証明書機関 ) ストアにすべての証明書を配置します。Place all certificates in the following store ( すべての証明書を次の

ストアに配置 ) オプションを選択して、Trusted Root Certification Authorities ( 信頼されたルート証明書機

関 ) ストアを選択します。

4. ウィザードの最後まで進みます。セキュリティ警告が表示されたら、Yes ( はい ) をクリックします。

5. インストールが成功したら、OK をクリックします。

6. プロンプトが表示されたら OK をクリックし、次に Security Alert ( セキュリティアラート ) で Yes ( はい ) をクリッ

クします。

27

第 3 章 : 開始時構成

Zerto Virtual Replication をインストールした後、サイトを構成します。Zerto Virtual Replication は、Zerto ユーザインターフェイスから構成および管理します。この章では、Zerto Virtual Replication インストール後に必要な開始時構成に

ついて説明します。


■ 「Zerto Virtual Replication ライセンスの登録」、の下

■ 「Virtual Replication Appliance のインストール」、27 ページ

■ 「サイトのペアリング」、31 ページ

■ 「リモートサイトの設定」、32 ページ

クラウドサービスプロバイダは、Zerto Virtual Manager と Zerto Cloud Manager の両方を、Zerto Cloud Manager インスールガイドと Zerto Cloud Manager 管理ガイドに従って構成する必要があります。

Zerto Virtual Replication ライセンスの登録

Zerto ユーザーインターフェイスへの初回アクセス時には、Zerto が提供するライセンスキーを入力して Zerto Virtual

Replication の使用を登録するか、またはライセンスがすでに入力されたサイトにペアリングする必要があります。

注記：クラウドサービスプロバイダ (CSP) を使って障害回復を管理している顧客は、CSP が提供する IP アドレスを使って CSP とペアリングし、ライセンスキーは入力しません。複数のクラウドサイトを持つ CSP は、ライセンス付きのクラウドサイトとペアリングする代わりに各クラウドサイトにライセンスを入力します。ライセンスは、別のクラウドサイトで使用されているものと同じライセンスでもかまいません。次に、CSP は「サイトのペアリング」、31 ページの説明に従ってサイトにペアリングできます。CSP が、ライセンスを入力することで登録するのではなく、ライセンスを使って別のサイトとペアリングすることで Zerto Virtual Replication を登録する場合、登録は行われ CSP はどちらのサイトも使用できますが、顧客はライセンスなしではサイトにペアリングできません。

有効なライセンスを入力した後、DASHBOARD ( ダッシュボード ) タブにサイトの概要が表示されます。このサイトで仮想マシ

ンの保護を開始するためには、サイトのホストに Virtual Replication Appliance をインストールし、次のセクションの説明通り、

保護および回復サイトをペアリングする必要があります。

Virtual Replication Appliance のインストール

Zerto Virtual Replication のインストールには、Virtual Replication Appliance (VRA) の OVF テンプレートが含まれます。

VRA は、サイト全体の仮想マシンの複製を管理する Zerto Virtual Replication 仮想マシンです。VRA は、保護サイトで

保護を必要とする仮想マシンをホストする各ハイパーバイザー、および回復サイトで複製される仮想マシンをホスト

動時に DHCP サーバが IP の割当を変更しても、VRA はその変更に対処しません。

28 開始時構成

する各ハイパーバイザーにインストールする必要があります。VRA は、保護サイトから回復サイトに WAN 経由で渡されるデ

ータを圧縮します。VRA は、必要に応じて完全に無効化することを含め、CPU 使用率によって圧縮レベルを自動調整します。

VRA は、保護か回復かに関わらず最大 1500 ボリュームまで管理できます。

VRA は、フットプリント、ディスク、メモリ、CPU が小型で非常に層の薄い Linux ベースのカスタム仮想マシンで、最小限の

サービスしかインストールされていないため、セキュリティが強化されています。

Zerto は、保護仮想マシンがクラスタのホストからクラスタの別のホストに移行された場合、その仮想マシンを保護

する VRA が常に存在するよう各ハイパーバイザーホストに VRA をインストールすることを推奨します。

VMware vApps では、vApp を保護する場合、保護および回復サイトの両方のクラスタにある各 ESX/ESXi ホストに

VRA をインストールし、これらのクラスタで DRS を必ず有効にする必要があります。

VRA インストール要件

VRA をインストールするには、次の要件を満たす必要があります。

■ 12.5GB のデータストア容量

■ 最低 1GB の割り当てられたメモリ

■ ESX/ESXi バージョンは 4.0U1 以上で、インストール中にポート 22 および 443 をホストで有効化する必要がありま

す。

また、VRA をインストールするには次の情報を知っておく必要もあります。

■ ESXi 4.x および 5.x のホストルートアカウントにアクセスするためのパスワード。

■ VRA が使用するストレージおよびホストが使用するローカルネットワーク。

■ ピアサイトにアクセスするためのネットワーク設定：デフォルトゲートウェイ、または IP アドレス、サブネット

マスク、およびゲートウェイのいずれか。

■ DHCP ではなく静的 IP (Zerto 推奨 )1 を使用している場合、その IP アドレス、サブネットマスク、およびデフォルト

ゲートウェイが VRA によって使用されます。

注記：VRA のインストール中は、Zerto Virtual Manager が vCenter Server で SSH を有効にします。

ピアサイトでは、VRA がピアサイト Zerto Virtual Manager とは異なるネットワーク上にあるため、Zerto Virtual

Manager がピアサイト VRA と通信できるようにするにはルーティングを設定する必要があります。

ルーティングを設定するには：

1. SETUP ( 設定 )> VRAs タブで、MORE ( その他 ) > Paired Site Routing ( ペアリング済みサイトルーティング ) を選択

します。

Configure Paired Site Routing ( ペアリング済みサイトルーティングを構成する ) ダイアログが表示されます。

2. Enable Paired Site Routing ( ペアリング済みサイトルーティングを有効化 ) をクリックします。

1. 非運用環境では、一般的に IP を VRA に割り当てるのに DHCP を使用すると便利です。運用環境では、これは推奨されません。たとえば、再起

Network ( ネットワーク ) – VRA にアクセスするのに使用されるネットワーク。

29 開始時構成

3. 次の項目を指定して、Save ( 保存 ) をクリックします。

Address ( アドレス ) – ローカルサイト、ルータまたはゲートウェイアドレスの next hop ( 次ホップ ) の IP アドレスで、ピア

サイトネットワークへのアクセスに使用されます。

Subnet Mask ( サブネットマスク ) – ピアサイトネットワークのサブネットマスク。

Gateway ( ゲートウェイ ) – ピアサイトネットワークのゲートウェイ。これらのアクセス詳

細は、ピアサイトの VRA にアクセスするために使用されます。

Configure Paired Site Routing ( ペアリング済みサイトルーティングを構成する ) ダイアログは、情報保存後にインストールされたすべての VRA に適用されます。既存の VRA は影響を受けず、これらの VRA へのアクセスは引き続きデフォルトゲートウェイ経由で行われます。デフォルトゲートウェイの使用が停止された場合、ペアリング済みサイトルーティング設定前にインストールされた VRA をインストールしなおす必要があります。

ZertoVirtual Replication Appliance (VRA) を ESX/ESXi ホストにインストールするには：

1. Zerto ユーザーインターフェイスで、SETUP ( 設定 ) > VRA をクリックします。

2. VRA が必要なホストを選択し、NEW VRA ( 新しい VRA) をクリックします。

Configure and Install VRA (VRA の設定およびインストール ) ダイアログが表示されます。

注記：クラスタまたは複数ホストを選択した場合、表示されたリストの最初のホストのみがインストールされます。

3. 次の Host Details ( ホスト詳細 ) を指定します。

Host ( ホスト ) – VRA がインストールされたホスト。ドロップダウンには、VRA がインストールされていないハ

イパーバイザー管理ツールによって管理されたホストが表示され、選択したホストがデフォルト表示されます。

Host Root Password ( ホストルートパスワード ) – ルートユーザーがホストにアクセスするために使用するパス

ワード。このフィールドは ESXi 4.x および 5.x ホストで必須です。このフィールドは ESXi 4.x ホストには無効化されます。横のチェックボックスにチェックマークが入っている場合、パスワードはアスタリスクで表示されます。ホストで VRA を展開およびアップグレードする際は、Zerto Virtual Manager によってパスワードが使用されます。また、Zerto のホストコンポーネントがダウンしている場合はルートアクセスが必須であり、自動再起動が必要です。Zerto Virtual Manager

は、パスワードが有効かどうか 1 日 1 回確認します。パスワードが変更された場合、アラートがトリガーされ、ユーザに新しいパスワードを入力するよう求めます。

Datastore ( データストア ) – 回復サイトで保護仮想マシン向けに VRA が使用する、履歴などのデータストア。同じデータ

ストアに複数の VRA をインストールできます。

30 開始時構成

VRA RAM – VRA に割り当てるメモリの量。この量により、VRA 回復のため書き込みがネットワーク経由で送信される前に、保護仮想マシンにより書き込まれる IO をバッファリングするための VRA の最大バッファサイズが

決まります。回復 VRA はまた、受信 IO が履歴に書き込まれるまでバッファします。バッファがいっぱいになっ

た場合、バッファのスペースが空いた後、Bitmap Sync ( ビットマップの同期化 ) が実行されます。

VRA RAM の量 VRA バッファプールサイズ

1GB 450MB

2GB 1450MB

3GB 2300MB

3GB 2300MB

4GB 3,300MB

5GB 4,300MB

6GB 5,300MB

7GB 6,300MB

8GB 7,300MB

9GB 8,300MB

10GB 9,300MB

11GB 10,300MB

12GB 11,300MB

13GB 12,300MB

14GB 13,300MB

15GB 14,300MB

16GB 15,300MB

ネットワーク経由で送信するには、保護 VRA は IO に対してバッファの 90% を使用し、回復 VRA はバッファの

75% を使用します。つまり、たとえば 2GB の RAM で定義された保護 VRA は、バッファがいっぱいになるまで

約 1305MB をバッファし、Bitmap Sync ( ビットマップ同期化 ) が必要です。

注記：VRA がサポートできる仮想マシン台数は、VRA RAM の量によって変化しません。

VRA Group (VRA グループ ) – ドロップダウンリストから VRA Group (VRA グループ ) を選択します。新しい VRA

グループを作成する場合、新しいグループの名前を入力して、CREATE ( 作成 ) をクリックします。次にドロップ

ダウンリストから新しいグループを選択できます。

VRA が異なるネットワークを使用する際は、VRA をネットワーク別などでグループ化します。たとえば、保護お

よび回復サイトが同じ vCenter Server によって管理されている場合、ブランチサイトからメインサイトに複製するとよいでしょう。グループ内では、VPG に割り当てられた優先度が使用されている帯域幅を決定し、グループ

内では適用可能ですが、グループ間では不可能です。そのため、優先度が低い VPG の前に、優先度が高い VPG

が帯域幅に割り当てられます。たとえば、VRA グループが異なる (VPG1 がグループ 1 の VRA1 にあり、VPG2 が

グループ 2 の VRA2 にある ) VRA 上の VPG であれば、その優先度は各グループ内でのみ関連性があるため、相互に影響しません。

4. 次の VRA Network Details (VRA ネットワーク詳細 ) を指定します。

Configuration ( 構成 ) – 静的 IP 経由または DHCP サーバー経由で IP を割り当てます。推奨される Static ( 静的 )

オプションを選択した場合、次の項目に値を入力します。

Address ( アドレス ) – VRA の IP アドレス。

Subnet Mask ( サブネットマスク ) – ネットワークのサブネットマスク。デフォルト値は 255.255.255.0 で

す。 Default Gateway ( デフォルトゲートウェイ ) – ネットワークのデフォルトゲートウェイ。

31 開始時構成

5. INSTALL ( インストール ) をクリックします。

VRA インストールが開始し、ステータスバーまたは MONITORING ( モニタリング ) > TASKS ( タスク ) の TASKS

( タスク ) ポップアップダイアログにステータスが表示されます。

VRA 名は Z-VRA-host ( ホスト ) です。前の VRA が削除されていない場合など、この名前と同じ仮想マシンが存在する

場合、VRA 名には番号が付きます。

複製する仮想マシンをホストする各ホストに VRA を追加します。Zerto は、リストされた各ホストに VRA をインストールす

ることを推奨します。クラスタに最初の VRA をインストールした後、クラスタ内の他のホストに VRA をインストールするよ

うに求めるアラートが表示されます。クラスタのホストすべてに VRA がインストールされると、アラートは自動的に削除さ

れます。

VRA は、保護か回復かに関わらず最大 1500 ボリュームまで管理できます。

注記：VRA は Zerto Virtual Manager によって構成および管理されます。スナップショットは VRA に操作上の問題を発生させる

ため、VRA のスナップショットは撮れません。

サイトのペアリング

Zerto Virtual Replication は複数のサイトにインストールでき、これらの各サイトは Zerto Virtual Replication がインストールされた

他のサイトにもペアリングが可能です。1 つのサイトで保護されている仮想マシンは、それにペアリングされたサイトに対しても

回復できます。

サイトをペアリングするには：

1. Zerto ユーザーインターフェイスの SITES ( サイト ) タブで PAIR ( ペアリング ) をクリックします。

Add Site ( サイトを追加 ) ダイアログが表示されます。

2. 次の項目を指定します。

Remote Site ZVM IP Address ( リモートサイト ZVM IP アドレス ) – ペアリング先のリモートサイト Zerto Virtual

Manager の IP アドレスまたは完全修飾 DNS ホスト名。

Port ( ポート ) – サイト間の TCP ポート通信。インストール中に指定されたポートを入力します。インストール中のデフ

ォルトポートは 9081 です。

3. PAIR ( ペアリング ) をクリックします。

サイトがペアリングされるということは、ローカル vCenter サイトの Zerto Virtual Manager がリモート vCenter サ

イトの Zerto Virtual Manager に接続されるということです。

ペアリングが完了すると、SITES ( サイト ) タブのコンテンツが変更され、ペアリングしたサイトに関する概要情報が表示され

ます。

32 開始時構成

リモートサイトの設定

同じサイトではなくリモートサイトに対して回復を行っている場合、「サイトのペアリング」、31 ページの説明通りに

サイトに対してペアリングを行うことによりリモートサイトを設定し、次にそのサイトに VRA をインストールしま

す。

リモートサイトのホストに VRA をインストールするには：

■ リモートサイトの Zerto ユーザーインターフェイス経由で、手順「Virtual Replication Appliance のインストール」、

27 ページを繰り返します。

サイトをペアリングする前にリモートサイトで VRA をインストールした場合、「Zerto Virtual Replication ライセンスの

登録」、27 ページに従って Zerto Virtual Replication を使用するためのライセンスを入力する必要があります。

注記：Zerto Cloud Manager ユーザーインターフェイス内で、すべてのサイトに VRA をインストールできます。

33

第 4 章 : ZERTO VIRTUAL REPLICATION のアンインストール

この章では、Zerto Virtual Replication のアンインストール方法を説明してます。

Zerto Virtual Replication は、次のいずれかの方法でアンインストールします。

■ Start ( スタート ) > Programs ( プログラム ) > Zerto Virtual Replication > Uninstaller ( アンインストーラ )。

■ インストールを再実行して、Uninstall ( アンインストール ) オプションを選択します。

■ Windows コントロールパネルの Add or Remove Programs ( プログラムの追加または削除 ) を使用します。

Zerto Virtual Replication をアンインストールすると、次も削除されます。

■ Virtual Replication Appliance。

■ 保護されている仮想マシンの VRA により管理されるすべてのターゲットディスクを含む、仮想マシンを保護する

よう定義された仮想保護グループすべて ■ Zerto 仮想バックアップアプライアンス

■ 任意の Zetro Cloud Connector

何らかの理由で Virtual Replication Appliance が削除できない場合、たとえば VMware vSphere 環境、vCenter Server が

ダウンしていたり Virtual Replication Appliance が ESXi ホストにインストールされていて、ホストのパスワードが変更

されていたりする場合、アンインストールを続行して、後に vSphere Web クライアントまたは Client コンソール内で

Virtual Replication Appliance を手動で削除することができます。うまくいかない場合は、Zerto サポートにお問い合わ

せください。

第 5 章 : アップグレード

34

Zerto Virtual Replication は定期的にアップデートをリリースしています。VMware と Microsoft も、Zerto Virtual

Replication に影響を与える製品の新しいバージョンをリリースしています。この章では、さまざまなアップグレードのシナリオに関する異なるオプションについて説明します。


■ 「アップグレード Zerto Virtual Replication」、の下

■ 「VRA のアップグレード」、38 ページ

■ 「PowerShell コマンドレットのアップグレード」、39 ページ

■ 「VMware コンポーネントのアップグレードと再インストール」、40 ページ

アップグレード Zerto Virtual Replication

Zerto Virtual Replication は、現行バージョン内のアップデートを含む、バージョン N からバージョン (N+1) にアップグレードで

きます。N+2 のアップグレードを直接行うことはできません。

保護か回復かに関わらず、サイトをアップグレードする順序は、ペアリングしたサイトのバージョンの違いが 1 つである限り

関係ありません。

注記：バージョン 3.0U1 の前のリリースはすべて、アップデートではなくバージョンとみなされます。そのため、リリース 2.0、2.0U1、2.0U2 などは、異なるバージョンです。バージョン 3.0U1 からは、アップグレードリリースは同

じバージョンのアップグレードとみなされるため、リリース 3.0U1、3.0U2 などは同じバージョンです。

そのため、2.0 から 2.0U5 に直接アップグレードすることはできませんが、3.0U1 から 3.0U5 はできます。同様に、

2.0U5 から 3.0Ux、および 3.1 から 3.1Ux に直接アップグレードすることはできませんが、2.0U5 から 3.1Ux はできます。次の表

は、サイトで実行中の現行バージョンに基づいた、どのバージョンにアップグレードできるかの一覧です。

現行バージョンアップグレード可能なバージョン

2.0U5 3.0Ux

3.0Ux 3.1、3.1Ux

3.1、3.1Ux 3.5、3.5Ux

3.5、3.5Ux 4.0、4.0Ux

4.0、4.0Ux N/A

注記：Zerto は、ご使用の環境をサポートする Zerto Virtual Replication の最新バージョンにアップグレードすることを

お勧めします。このバージョンの Zerto Virtual Replication がサポートする VMware 環境のリストについては、「Zerto

Virtual Replication 相互運用性マトリクス」、8 ページを参照してください。

Zerto Virtual Manager は、他のバージョンが 1 つしか離れていない場合は、別のサイトで異なるバージョンと使用することもできます。次の表は、サイトで実行中の現行バージョンに基づいた、ピアサイトで使用可能なバージョンの一覧です。

バージョン N ( このバージョン ) バージョン N-1 バージョン N+1

2.0U5 2.0U4 3.0Ux

3.0Ux 2.0U5 3.1、3.1Ux

3.1、3.1Ux 3.0Ux 3.5、3.5Ux

3.5、3.5Ux 3.1、3.1Ux 4.0、4.0Ux

4.0、4.0Ux 3.5、3.5Ux N/A

注記：vSphere Client コンソールがアップグレード中に開いている場合は、一旦閉じてからもう一度開けます。

35 アップグレード

Zerto Virtual Replication をアップグレードする際、前のバージョンにインストールされた VRA は自動的にアップグレードされません。インストールされた VRA の新しいバージョンが存在する場合、現行 VRA を新しいバージョンの

Zerto Virtual Replication と引き続き使用するか、または「VRA のアップグレード」、38 ページの説明に従って、Zerto ユ

ーザインターフェイス内からこれらの VRA をアップグレードします。Zerto は、VRA を常にサイトで最新バージョンにアップグレードすることを推奨しています。

保護か回復かに関わらず、サイトをアップグレードする順序は、ペアリングしたサイトのバージョンの違いが上下

1 つである限り関係ありません。

注記：Zerto Virtual Replication と Zerto Cloud Manager を平行してアップデートします。バージョン間の差異が必ず

1 バージョン以下になるよう、まず Zerto Virtual Replication をアップグレードし、次に Zerto Cloud Manager をアップグレード

します。

アップグレード前

既存バージョンに新バージョンをインストールか、既存バージョンをアンインストールしてから新バージョンをインストールすることにより新しいバージョンにアップグレードする前に、Zerto は次の操作を行うことを推奨します。

■ Microsoft Internet Explorer の一時インターネットファイルのキャッシュをクリアします。一時ファイルのキャッシュをクリアしないと、vSphere Client コンソール経由で Zerto Virtual Manager にアクセスする際、問題が発生す

る可能性があります。

■ すべての VPG が Delta Sync (デルタ同期) などの同期状態でも、Missing Configuration (構成が欠落しています)

などのエラー状態ではなく、Protecting ( 保護 ) 状態にあることを確認してください。

インストール手順では、新バージョンより 1 つ前のバージョンか、同じバージョンの既存インストールを確認します。インス

トールが見つかったら、アップグレード、再インストール、またはアンインストールできます。

現行インストールのアップグレード

既存の Virtual Replication Appliance と保護仮想マシンは、チェックポイント、履歴、サイト、およびペアリング詳細などの他の情報とともに保持され、アップグレードされたインストールでも使用可能です。アップグレードは保護を中断せずに実行されますが、新しいチェックポイントは実際のアップグレード中に履歴に書き込まれます。これにより、影響を受けるサイトが 1

つであっても、履歴および RPO が指定されたターゲット設定を満たさないというアラートが一時的に表示されます。

バージョンをアップグレードするには：

1. vSphere に対して実行可能な Zerto インストールを実行します。

Zerto Virtual Replication インストールウィザードが表示されます。

2. Upgrade ( 更新 ) を選択して、Next ( 次へ ) をクリックします。

アップグレードが自動的に進行します。

3. 完了します。


その他の注意事項アップグレード時には次の情報を考慮してくだ

さい。

■ Zerto Cloud Manager を使用する際は、CSP によって実行される Zerto Virtual Replication の最新バージョンと同じになるよう Zerto Cloud Manager をアップグレードする必要があります。また、Zerto Cloud Manager の前に、CSP

によって実行される Zerto Virtual Replication のバージョンをアップグレードします。バージョン間の差異が必ず 1 バージョン以下になるようにしてください。Zerto Cloud Manager のアップグレードの詳細については、Zerto

Cloud Manager インストールガイドを参照してください。

■ 既存インストールからの VRA は、Zerto Virtual Replication のアップグレード時に自動的にアップグレードされませ

ん。Zerto Virtual Replication の前のバージョンでインストールされた VRA は、VRA バージョンの違いが上下 1 つ

だけである限り、保護と回復サイトの両方で、現行バージョンでも、すべて 1 つのバージョンから、または VRA

バージョンの混合などの任意の組み合わせでも引き続き使用できます。Zerto は、VRA が最新バージョンと一貫

性を保つようにアップグレードすることを推奨しています。

既存 VRA へのアップグレードに関する情報については、「VRA のアップグレード」、38 ページを参照してくださ

い。

複数サイトのアップグレード

Zerto Virtual Manager は、各バージョンが上下に 1 つしか離れていない場合は、異なるバージョンを実行しているサイトにインストールできます。複数のサイトがある場合、Zerto Virtual Manager のバージョンが、ペアリングされたサイト

で実行されているバージョンのいずれについても上下に 1 つのバージョンしか違わないようにしてください。

複数サイトにインストールされた Zerto Virtual Replication をアップグレードするには：

1. 必要なバージョンより低いバージョンのサイトをアップグレードします。バージョンが最も低いサイトからアップグレードを開始します。

注記：常に、ペアリングされた任意のサイトとの上下の差異が 1 バージョンより大きいか小さいことがないようにしてくだ

さい。

2. サイトの VRA にアップグレードが必要な場合、ペアリングされた任意のサイトとの上下の差異が 1 バージョンよ

り大きいか小さいことがないようにこれらの VRA をアップグレードしてください。

3. すべてのサイトについて上記のステップを繰り返します。

たとえば、3.1U7 を実行しているサイトにペアリングされたバージョン 3.0U4 を実行していて、それが 3.5U4 と

3.5U5 を実行しているサイトとペアリングされており、4.0 にアップグレードしようとしている場合、3.0U4 サイトを 3.1Ux バージョンにアップグレードしてから、3.5Ux バージョンにアップグレードし、次に 3.5Ux、3.5U4 および

3.5U5 サイトをバージョン 4.0 にアップグレードする前に、3.1U7 を 3.5Ux バージョンにアップグレードする必要があります。

現在のバージョンから 1 バージョン以上アップグレードする

1 現在のバージョンから 1 バージョン以上アップグレードする必要がある場合、次のうちいずれかを行います。

■ ステップに従って、必要なバージョンに到達するまで、上記の説明通り一度に 1 バージョンずつアップグレードし

ます。 ■ Zerto Diagnostics (Zerto 診断 ) ユーティリティのエクスポートオプションを使って、既存の VPG 定義をエクスポート

し、次に Zerto Virtual Replication の旧バージョンをアンインストールします。新しいバージョンをインストール

し、Zerto Diagnostics (Zerto 診断 ) ユーティリティのインポートオプションを使って、VPG を再作成します。

注記：新しいバージョンにアップグレードする前に、すべての VPG が Delta Sync ( デルタ同期 ) などの同期状態で

も、Missing Configuration ( 構成が欠落しています ) などのエラー状態ではなく、Protecting ( 保護 ) 状態にある

ことを確認してください。


Zerto 診断ユーティリティを使って Zerto Virtual Replication をアップグレードするには：

1. Start ( スタート ) > Programs ( プログラム ) > Zerto Virtual Replication > Zerto Diagnostics (Zerto 診断 ) をクリックしま

す。

Zerto Virtual Replication Diagnostics ( 診断 ) ダイアログが表示されます。

2. Export Virtual Protection Group (VPG) settings ( 仮想保護グループ (VPG) エクスポートの設定 ) オプションを選択し

て、Next ( 次へ ) をクリックします。

注記：Zerto Virtual Replication は、定期的に Zerto_Installation_Folder\Zerto Virtual Replication\ ExportedSettings フォルダに設定をエクスポートします。最後にエクスポートされたファイルを使用できます。 Zerto_Installation_Folder のデフォルト場所は C:\Program Files (x86)\Zerto です。

3. エクスポートされた設定を含むファイルのエクスポート先を選択し、保護サイトの Zerto Virtual Manager IP アド

レスとポートを入力します。

4. Next ( 次へ ) をクリックします。エクスポートされ

た VPG のリストが表示されます。

5. Done ( 完了 ) をクリックします。

6. Zerto ユーザーインターフェイスで、VPG を削除して、ターゲットディスクを維持します。

注記：設定をエクスポートしなかった場合は、Zerto Virtual Replication が定期的に Zerto_Installation_Folder\Zerto Virtual Replication\ExportedSettings フォルダに設定をエクスポートします。前回エクスポートしたファイルを入力として使用し、このポイントインタイムに対して VPG を再作成することができます。 Zerto_Installation_Folder のデフォルト場所は C:\Program Files (x86)\Zerto です。

7. 既存の Zerto Virtual Replication バージョンをアンインストールします。

8. 「インストールの実行」、14 ページの説明に従って、新しい Zerto Virtual Replication バージョンをインストールしま

す。

9. 「Virtual Replication Appliance のインストール」、27 ページの説明に従ってサイトのホスト上に VRA をインストールし、「サイ

トのペアリング」、31ページの説明に従ってサイトをペアリングします。

注記：エクスポートされた VPG のいずれかについて保護サイトと回復サイトが同じである場合、Zerto Virtual

Manager 管理ガイドの説明に従って、Site Settings ( サイト設定 ) ダイアログの Policies ( ポリシー ) セクションで

Enable replication to self ( 自身への複製を許可する ) を設定します。


10. Start ( スタート ) > Programs ( プログラム ) > Zerto Virtual Replication > Zerto Diagnostics (Zerto 診断 ) をクリックしま

す。

Zerto Virtual Replication Diagnostics ( 診断 ) ダイアログが表示されます。

11. Export Virtual Protection Group (VPG) settings ( 仮想保護グループ (VPG) エクスポートの設定 ) を選択します。


13. 事前にエクスポートされたファイルを選択し、保護サイトの Zerto Virtual Manager IP アドレスとポートを入力しま

す。

14. Next ( 次へ ) をクリックします。エクスポートされ

た VPG のリストが表示されます。

15. インポートする VPG を選択します。現在のインストールで既に定義済みの VPG と名前が同じ VPG はインポートできま

せん。インポートファイルの VPG の名前が既存 VPG と同じである場合、無効となりグレー表示されます。


インポートされた VPG のリストが表示されます。VPG がインポートできない場合、理由が指定されます。

17. Done ( 完了 ) をクリックします。

VRA のアップグレード

Zerto Virtual Replication をアップグレードする際、前のバージョンにインストールされた VRA は自動的にアップグ

レードされません。インストールされた VRA の新しいバージョンが存在する場合、現行 VRA を新しいバージョンの

Zerto Virtual Replication と引き続き使用するか、または Zerto ユーザーインターフェイス内からこれらの VRA をアップグレードします。

VRA がサイトにインストールされた Zerto Virtual Replication バージョンが上下に 1 つ異なるのみである限り、Zerto

Virtual Replication の前のバージョンでインストールされた VRA は、現行バージョンの Zerto Virtual Replication でイン


ストールされた VRA と、どのような組み合わせ ( すべて 1 つのバージョンから、または VRA バージョンの混合 ) でも使用でき

ます。

Zerto は、VRA を常にサイトで最新バージョンにアップグレードすることを推奨しています。

Zerto Virtual Replication の新しいインストールすべてで、VRA のアップグレードが必要なわけではありません。VRA が Zerto Virtual Replication の現行バージョンと比較して期限切れで、アップグレードがある場合、VRA バージョンはカラムに outdated ( 期限切れ ) と報告されます。さらに、古い VRA を使ったサイトとそれとペアリングされているサイトにアラートが表示されます。

注記：マウスを outdated ( 期限切れ ) 値の上に移動させると、ツールチップとして VRA バージョンが表示されま

す。

VRA アップグレード時の注意事項：

■ VRA が管理する保護仮想マシンについては、次のうちいずれかを行います。

■ VRA によって管理される保護仮想マシンを、VRA で同じサイトの別のホストに vMotion します。

■ VRA を仮想マシンの vMotion なしでアップグレードします。Delta Sync ( デルタ同期 ) がアップグレード後に

実行されます。 ■ 仮想マシンの回復を管理する VRA をアップグレードすると、Bitmap Sync ( ビットマップ同期 ) がアップグレード

後に実行されます。

注記：VRA をアップグレードするのに必要な時間は短いため、Bitmap Sync ( ビットマップ同期 ) も短時間です。

VRA をアップグレードするには：

1. VRA 保護仮想マシンに対して、および保護された仮想マシンを vMotion する場合：

a) アップグレードする VRA を使って、ホストで保護仮想マシンのアフィニティ規則を削除します。

b) これらの保護仮想マシンを、VRA によってホストから別のホストに vMotion します。

2. Zerto ユーザーインターフェイスで、SETUP ( 設定 ) > VRA をクリックし、アップグレードする VRA を選択して、

MORE ( その他 ) > Upgrade ( アップグレード ) をクリックします。

Upgrade VRAs (VRA をアップグレード ) ダイアログが表示され、選択した VRA とアップグレードを利用できるかどうかが表

示されます。

3. リストをレビューして、アップグレードしないと判断した VRA のチェックマークを外します。

4. Upgrade Selected VRAs ( 選択した VRA をアップグレード ) をクリックします。

VRA タブに、アップグレードプロセスが表示されます。

VRA 保護仮想マシンについては、アップグレード後に Delta Sync ( デルタ同期 ) が実行されます。

VRA 回復仮想マシンについては、アップグレード後に Bitmap Sync ( ビットマップ同期 ) が実行されます。

注記：最新バージョンの命名規則が異なり、新しい VRA の命名規則が異なっている場合でも、VRA 名は変更されま

せん。

VRA で、VMware ツールをアップグレードする必要はありません。

PowerShell コマンドレットのアップグレード

Zerto Virtual Replication PowerShell コマンドレットをアップグレードする際、新しいバージョンをインストールする前

に Windows PowerShell が閉じられていることを確認してください。


VMware コンポーネントのアップグレードと再インストール

インストールまたはアップグレード前に、VMware 製品のインストールとアップグレードに関する詳細情報について、

VMware マニュアルを参照してください。

インストールまたはアップグレードを開始する前に、Zerto Virtual Replication のバージョンが新しい VMware バージョンをサポ

ートすることを確認してください。

このバージョンの Zerto Virtual Replication をサポートする VMware 環境のリストについては、「Zerto Virtual

Replication 相互運用性マトリクス」、7 ページを参照してください。

vCenter Server のアップグレード

Zerto は、vCenter Server を再インストールするのではなくアップグレードすることを推奨します。

vCenter と ESX/ESXi の両方をアップグレードする際、最初に vCenter をアップグレードします。

Zerto Virtual Replication コンポーネントは vCenter Server アップグレードによって影響を受けません。保護は続行され、その他の

手順は必要ありません。vCenter Server をアップグレードする際、vCenter データベースを必ず確保するようにしてください。既存の Zerto Virtual Replication インストールを使用し続けるには、既存のデータベースを確保することが必要です。

注記：vCenter Server サービスが停止された場合、vCenter Server を再起動した時点ですべての保護仮想マシンに

Zerto Virtual Replication デルタ同期が実行されます。

vCenter Server の再インストール

何らかの理由で、データベースの再構築を含む vCenter Server を再インストールする必要がある場合、Zerto サポートに問い合わ

せて再インストールの指示を受けてください。

vCloud Director のアップグレード

Zerto は、vCD を再インストールするのではなくアップグレードすることを推奨します。Zerto Virtual Replication コンポーネント

は影響を受けません。保護は続行され、その他の手順は必要ありません。

vCD をバージョン 1.5 から 5.1 以上にアップグレードする際、各保護仮想マシンのストレージプロファイルを * ( 任意

) からその仮想マシンに使用する有効なストレージプロファイルに変更する必要があります。VPG のアップグレード方法につ

いては、Zerto サポートにお問い合わせください。

何らかの理由で、vCould Director を再インストールする必要がある場合、Zerto サポートに問い合わせて再インストールの指示を

受けてください。

ホストのアップグレードと再インストール

vCenter と ESX/ESXi の両方をアップグレードする際、最初に vCenter をアップグレードします。

パッチ適用を含むアップグレードの際、または有効な VRA でホストを再インストールする際、ホストがアップグレードされ、VRA が起動された後に Delta Sync ( デルタ同期 ) が発生しないよう、このホストに対して回復する各 VPG で各仮想マシンの回復ホストを変更します。その後、ホストをアップグレードします。下記の通り、または

Zerto Virtual Replication PowerShell コマンドレットガイドの説明の通りコマンドレットを使って、Zerto ユーザーインターフェイス内から異なるホストに仮想マシンを移動することができます。

ホスト VRA を変更するには：

1. Zerto ユーザーインターフェイスで、SETUP ( 設定 ) > VRAs をクリックし、MORE ( その他 ) > Change VM Recovery

VRA (VM 回復 VRA を変更 ) をクリックします。

Change Target Host ( ターゲットホストを変更 ) ダイアログに、ホスト上のすべての仮想マシンが表示されます。

2. リストをレビューして、ターゲットホストを変更する仮想マシンを選択します。

3. Select the replacement host ( 置換ホストを選択 ) ドロップダウンリストで、これらの仮想マシンの新しい

ターゲットホストを選択します。いくつかの仮想マシンを 1 つの置換ターゲットホストに移動することができ、

その操作を繰り返すことで、他の仮想マシンも異なる置換ターゲットホストに移動することができます。 ■ 選択したターゲットホストが使用可能なことを確認するために、検証が実行されます。たとえば、VRA に

よって使用されるデータストアは両方のホストからアクセス可能である必要があります。

■ ダイアログには、変更により考えられる結果が表示されます。

4. OK をクリックします。

5. すべての仮想マシンについて、ステップ 2 からこの手順を繰り返します。

VPG 回復ホスト定義が変更され、各 VRA の影響を受ける回復データが新しい回復ホスト VRA に転送されます。変更

手順では、影響を受ける VPG を編集することも、フェールオーバー、移動、フェールオーバーテスト、またはクロ

ーン操作を試行することもできません。

ESXi 4.x および 5.x ホストにインストールしている VRA には、ホストにアクセスするためのパスワードが必要です。

ホストがアップグレードされたときなど、ホストパスワードが変更された場合、VMware vSphere 環境向け Zerto

Virtual Manager 管理ガイドの説明のように VRA を新しいパスワードで更新する必要があります。

VRA に必要なホストパスワードを変更するには：

1. Zerto ユーザーインターフェイスで、SETUP ( 設定 ) > VRAs をクリックし、MORE ( その他 ) > Change Host Password

( ホストパスワードを変更 ) をクリックします。

Change Host Password VRA ( ホストパスワード VRA を変更 ) ダイアログが表示されます。

2. 新しいホストルートパスワードを入力します。

New Password ( 新しいパスワード ) – 新しいパスワードを入力します。

3. Save ( 保存 ) をクリックします。

注記：1 回で複数のホストのパスワードを変更する手順については、VMware vSphere 環境向け Zerto Virtual Manager 管理ガイドに説明があります。

VMware Tool のアップグレード

VRA で、VMware Tool をアップグレードする必要はありません。

について

は、スケーラブルなビジネス継続性ソフトウェアソリューションを提供することにより、企業およびクラウドを継続的に維持することに尽力しています。クラウド継続性プラットフォームを使用することで、組織はパブリック、プライベートおよびハイブリッドクラウド間で仮想化されたワークロードをシームレスに移動および保護します。会社のフラグシップ製品である、

はクラウドおよび仮想化されたデータセンターのアプリケーション保護の標準です。

Zer

の使用方

法については、サポート

http://www.zerto.com/

mailto:[email protected]

Documents

Zerto Virtual Replication - Amazon S3s3.amazonaws.com/zertodownload_docs/4.0/Zerto_Virtual...1. クラウドベースのアーキテクチャの図については、Zerto イCloud