カウンセリング場面における夢の分析と解釈の一考察
-スクールカウンセリングにおける2つの事例から-
A study of dream analysis and interpretation in counseling.
From two cases in school counseling
野 口 康 彦
1.問題と目的
カウンセラーとしての筆者の経験上、カウンセリングの面接場面において、クライエントが自ら
見た夢を語ることは少なくないと感じている。夢の内容についてはそれぞれに千差万別であるが、
カウンセリングが進んでいくその経過の中で、クライエントがカウンセラーに対して夢を語ること
に意味があると思われる。人が見る夢は、その個人の無意識の願望や欲求がさまざまなものや人物
に象徴化されて現れるといわれている。河合隼雄が1987年に『明恵 夢を生きる』を記したように、
わが国にも、古来より夢の記録がされてきた歴史は存在する。むろん、近代において、夢の分析あ
るいは解釈については、FreudやJungによる功績や影響が大きいことは言うまでもない。
Freudが1900年に『夢判断』を著したことは広く知られている。土沼(1994)はFreudの夢の分析
について、夢が直接的な表現ではなく象徴的な表現をする理由として、人は眠っていてもこころの
中には無意識と意識をつなぐ前意識があり、象徴的表現をとらないと意識に影響してしまうのだと
いう。そして、無意識的願望が隠れるように潜在的な夢の内容が検閲されて、夢の内容は象徴化さ
れるのであると述べている。つまり、Freudにとって、夢を判断することは、これらの変装された夢
の仕事や象徴を解読し、無意識の願望や欲求を明らかにしていくことを意味していると言えよう。
一方、Jungについてであるが、大場(1992)は、Jung派の夢分析について、「意識はともすると偏っ
た傾向をもつものであるが、無意識には、この意識の偏りを補償・修正する機能が備えられている
とする考え方」として、「夢は、夢見者の意識的傾向をそのまま、あるいは拡大した形で鏡映してい
ることもある」として現実直視などのとらえ方を挙げている。つまり、Freudが夢を無意識へいたる
手がかりとか考えなかったのに対して、Jungは夢を無意識の心の表現であると考え、夢そのものの
内容を慎重に考慮することが大事であると考えたのである。また、夢の源泉を夢見者の過去の経験
にのみ関係づけるFreudの手法に対して、Jungは個人の過去、現在、未来に関係させ、現在の心の状
況を夢が反映していること、また、夢の内容が現在の自我に欠けているものを補償的に示している
こと、さらに、未来の可能性を示すこと、つまり夢の予見性を認めたと言える。川嵜(2005)は、
Freudは「夢は抑圧された願望の偽装された充足である」とし、「夢はごまかす」と考え、「夢を分析
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してその隠された意味を見出して意識化すること」を目指したのに対して、ユングは「夢はごまか
さない」とし、そのメッセージがわからないのは、「われわれがたんにその言語を理解できないだけ」
と考えたという。このようなFreudとJungの夢に対する見解の相違はあろう。いずれにしろ、夢の心
理学的な意味は、われわれが普段の生活の中で抑え込んでいる感情が夢の中では顕在化し、または、
夢を見ることによって満たされない意識を補完し心のバランスをとっているのではないかと考える。
本論文の目的は、スクールカウンセリングの面接場面において、2人の女子生徒から報告された
夢について検討し、夢の分析あるいは解釈を試みることである。なお、本稿において分析と解釈の
用語の使用については、鑪(1979)の指摘を参考としたい。両者は混同して用いられている部分も
あるが、夢の分析とは夢をいくつかに分解して、その「要素や構造を明らかにする」ことであり、
夢の解釈とは夢について表していると思われるところの「意味を理解する」作業という意味とする。
また、夢分析と解釈の方法について、先行研究を参照しながら、若干の検討を行いたい。
2.事例
① A子の事例の概要
学年と主訴
中学2年。リストカットをやめたい。
家族構成とA子の生活状況
30代の両親と小学校低学年の妹、幼稚園児の弟と妹との5人家族である。両親は共働きで、2人
ともフルタイムの仕事を持っていた。父親は夕方に仕事に出かける生活をしており、母親の帰宅時
間が夜の7時から8時になることもあるため、夕方からの時間帯はA子が家事の一部を手伝い、幼
いきょうだいたちの面倒をみなければならない状況にあった。
来談の経路
担任に勧められて来室。学校のトイレでリストカットしていることを担任が知り、A子と話し
合ったうえで、スクールカウンセラーである筆者(以後、SC)への来談を勧め、本人も同意した。
担任によるA子の学校生活の状況
文化系の部に所属している。性格的には大人しいが、授業中にぼうっとしているような面もある。
成績は中程度である。
面接の経過
X年5月Y日からX年7月Y日までの間に計4回の面接を行い、夏休み前の7月には母親との面
接も行った。リストカットをしてしまう理由についてA子は、家事やきょうだいの世話よりも自分
にはやりたいことがあるためにイライラしてしまい、「よくないことだけど、やめられない。自分で
も何でか分からないと感じているうちに自室でリストカットをしている」と話した。リストカット
をしていることを母親に見つかり、やめた時期もあったが、ここにきて再びするようになったのだ
という。A子は、「ばれないうちにやめたいけど、やめられない。お母さんに心配はさせたくない」
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と不安そうに語った。また、母親の帰りが遅くなったのは職場で昇進したからであり、自分も母親
と同じ職業に就きたいと話した。
7月の母親との面接では、4月から管理職となったため帰宅が遅くなることが多く、子どもたち
とのふれあいの時間も少なくなり、家の中の雰囲気が殺伐となったことを語った。また、子どもた
ちへの態度も、冷たい感じになっていたと振り返った。さらに、A子が長女ということもあり、一
番上だから妹や弟の面倒をみるように本人に言っていたという。母親は「自分も長女なんです。自
分が親から言われていたことを本人に言っていますね」と反省するような口調で話した。2学期に
入ると、相談室へのA子の来室はなくなった。担任からA子の生活状況を聞くと、やや不安定な面
はあるが、学校生活は落ち着いており、リストカットはやめているということだった。また、A子
は担任に夏休みに家族で旅行に行ったことを嬉しそうに話したという。
A子の見た夢
SCとの 3 回目の面接で、A子は自分の見た夢を語った。以下、「 」はA子の発言を示してい
るが、なるべく本人の言葉を用いることにした。なお、< >はSCの発言である。
「2つあって、一つは音が全くなくて、黒い湖の上に白いがれきがあって、そこに一人でたってい
る。そうしたら、湖の底から家族が死体で浮かび上がってくる」
<もう一つは>
「家族に殴られてけられて、そのうち、ナイフで自分を刺して死んでしまう」
<誰が殴っている>
「分からない。顔を抱えている。リンチのように殴られている。それではっとして起きる。寝汗を
かいている」
B子の事例の概要
学年と主訴
中学 1 年生。学校に(来たいけど)来れない。部活をやめづらい。
家族構成とB子の生活状況
40代の両親と高校生の姉との4人家族。父親はサラリーマンで母親もパートタイムの仕事を持っ
ている。本人が小学校 2 年生の時、同じ市内から現在の住まいに引越し、小学校を転校した。小学
校5年生の頃から、たまに学校を休むようになった。本人によれば、4歳違いの姉は勉強ができて
容姿も良く、母親は姉の方ばかり可愛がるとのことであった。
来談の経路
担任に勧められて来室。
担任によるB子の学校生活の状況
2学期に入り、9月の下旬から学校を休み続けるようになった。運動部に所属しており、部活に
はたまに顔を出すことがある。
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カウンセリング場面における夢の分析と解釈の一考察
面接の経過
B子との面接は、X年10月Y日からX+1年9月Y日の間に計12回の面接を行った。B子は面接
の中で、学校に行きたくて行けないことで苦しくなっていること、高校に進学したらアルバイトを
して母親を助けたいこと、母親が姉の方ばかり可愛がることなどを語った。B子は部活動への参加
をしながら、徐々に登校をし始めるようになった。だが、結局、中学2年生の夏休みに、以前住ん
でいた地区の中学に転校した。B子との最後の面接は、本人が転校した後であった。その後、B子
が中学 3 年生になった際にも本人の希望で面接を行い、毎日登校し、以前よりは気持ちがラクになっ
たなど、楽しそうな学校生活の様子を聞いている。
B子が見た夢
SCとの3回目の面接で、B子は自分の見た夢を語った。以下、「 」はA子の発言を示してい
るが、なるべく本人の言葉を用いることにした。なお、< >はSCの発言である。
「この頃、夢を見る。追いかけられていて、後ろに誰かいる。そして、階段みたいなところから、
担がれて突き落とされる。一晩のうちに、3、4回見ることがある。最近、頻繁になった。それで
眠れないことがある。この頃、物事をくよくよ考えるからかな」
<夢の内容>
「怖くはないけど、追いかけられて逃げる。すごい速さで追いかけられる。でもベッドがあるんで
安心するんだけど、担がれて落とされる。1回だけ、追いかけている人がお父さんで、落とす人が
お母さんだったことがあった。自分は後ろを見ていて、ベッドは黒い。周りは白いというか、あま
り何も見えない。落とされるという感覚があって、はっとする。心臓はバクバクしている」
「お母さんが部屋の中に入ってきて、なんか、隅っこの方にある穴の中に手を入れていて、何かを
探している。それで、捕まえたのがミミズ。ミミズを外に逃がして、ほらこれで眠れるよーと私に
言った。その時は良く眠れた」
3.考察
① A子の夢について
A子の夢について検討する前に、まず、A子がリストカットを行うことの心理について考えみた
い。A子には母親に認めて欲しい自分と、母親から受け入れてもらえず傷を負ってしまった自分と
が交差する中で、その葛藤をリストカットで鎮めるという自己防衛の様式があった。それは、思春
期自体がもつ自己愛の増大(鍋田,1997)とも大きな関連を持つ。つまり、思春期の子どもは心の
中にあるべき理想の自己像が築かれていくが、現実の自分との差を大きく感じるほど、自分はダメ
であるという図式を持つようになる。その一方で、このような苦しい自分の思いを誰かに気づいて
欲しいという意味から、他者に対する「メッセージ」あるいは「サイン」としてリストカットを行
う場合も見受けられるのである。思春期におけるリストカットという行為そのものは、その年代に
おける独特の心の揺れが、“自己の確認と否定をいう峡間で行動として表現されている”(平岩,2004)
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とも言えるだろう。
以上のことを踏まえてA子の夢の分析と解釈を行ってみたい。3回目の面接でA子はSCに2つ
の夢の報告をしている。一つは「音が全くなくて、黒い湖の上に白いがれきがあって、そこに一人
でたっている。そうしたら、湖の底から家族が死体で浮かび上がってくる」という夢であり、もう
一つは「家族に殴られてけられて、そのうち、ナイフで自分を刺して死んでしまう」という夢であ
り、この2つの夢に共通しているのは「死」である。
まず、最初の夢であるが、黒い湖はまさに、A子の抑圧された無意識の感情を象徴していると言
えるであろう。A子の両親は共働きであったが、両親ともに夕方から夜にかけて不在のことが多
かった。そのため、A子はきょうだいの面倒をみたり、家事の一部をやらなければならず、A子が
したいことができないというのがA子の不満として蓄積された。自分の頑張りを誰も認めてくれな
いという家族に対する怒りを感じる一方で、ガマンできない自分はダメな子という感情をA子は無
意識のうちに封じ込めようとしていた。それが、夢の中では、黒い湖となり、そして家族が死体で
浮かび上がってくることに象徴されたのではないだろうか。東山(2002)は死の夢について、夢の
主体は夢見者であるが、死んだ人と夢見者との関係が夢分析にとって大切であるとしている。夢の
中では、家族に対する内在したA子の怒りの感情のフタが開いてしまった状態とも考えられるであ
ろう。
もう一つの「家族に殴られてけられて、そのうち、ナイフで自分を刺して死んでしまう」という
夢であるが、やはり東山(2002)は、思春期における子どもの夢について、自分が死ぬことは、そ
れは自分の子ども性の死を意味し、大人としての再生をはかることであると指摘している。A子の
夢についても、母親にしがみつきたいが、親の傍を離れないと生きていくことができないのではな
いかという思春期のテーマについて、親が死ぬことと、自分が死ぬというシーンで表出されたもの
と考える。A子ばかりではなく、思春期には誰でも自分の子ども性や親への依存性を一部なりとも
捨てる必要がある。思春期は、まさに子どもから大人になる時期であり、A子にとっても、大人と
しての自己をもつための過渡期であったとも言えよう。
② B子の事例について
B子も2つの夢を報告している。一つは両親に追いかけられる、つまり追われる夢であるが、鑪
(1979)は、追われる夢を典型夢とし、恐怖を感じることの理由として、追われることによって危
害が加えられ、身を滅ぼされることを知っているからだと指摘している。B子の場合は、追ってく
る相手が父親と母親である。それは、自分がいくら頑張っても親が自分のことを認めてくれようと
せず、むしろ学校に行けと言う両親に対する気持ちが、自分が追いかけられて逃げるという夢になっ
たのではないだろうか。それは、子どもは学校に行くものであるという義務から追いかけられてい
ることであるとも言えよう。B子にとって、学校は通うのが当然の場所であり、むしろ行かなくて
はいけないという気持ちが強かった。それゆえ、その義務感と不登校状態という葛藤が両親から追
われる夢として表出された。また、追いかけられて、捕まえられて落とされるというのは、たとえ
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カウンセリング場面における夢の分析と解釈の一考察
学校に行くという義務を果たしたとしても、もっと頑張れといわれるのではないかとB子が感じて
いたからであろう。ミミズの夢も母親にケアをして欲しいという気持ちがあらわれていると思われ
る。
思春期は、親との同一化から脱価値化を図り、親の傍を離れて同世代の仲間や自分よりも年上の
大人たちとも付き合いを始める時期でもある。しかし、子どもにとって、親の傍を離れることは不
安もつきまとう。B子にとって、良い子の基準は親が条件を出している面があり、このような意味
では、これまで母親に従って生きてきたが、ここにきて母親に従うことに疲れてしまった状態になっ
たのである。母親だけでなく、担任やクラスメートに対しても、相手に合わせていくことに疲れて
しまい、誰も自分の価値を見てくれないことがB子の不登校へとつながっていった。孤立無援と
なったB子にとって、せめて両親には頑張らなくて良いと言って欲しいという気持ちが本人にあり、
それが夢に顕在化されたのだと考える。
③ 夢の分析と解釈に関する検討
これまで、2人の中学生女子生徒の夢に関する検討を行ってきた。だが、夢の解釈はクライエン
ト自身がその夢についてどう考えるかであって、分析者はあくまでクライエントの理解を助ける補
助的存在に過ぎない(山添,1998)という意見があるように、カウンセラーが一方的に夢の分析や
解釈を行うことは禁忌である。しかしながら、心理療法を行う際、クライエントから夢を聞くこと
は、個人の内的世界を知る上で重要な手段ともなる。ここでは、まとめとして、夢の分析や解釈に
関する先行研究を紹介しながら、夢の分析と解釈に関する基本的な姿勢の構えについて若干の検討
を行いたい。
野宮(1999)は、夢分析の場合、全体というものは、夢見者のテーマ(人生のテーマや、症状の
背後にあるテーマ)であり、ユング心理学でいうならば元型のイメージという全体構成であろうと
述べている。確かに、夢見者の人生の文脈を念頭において、夢見者の夢に関する分析や解釈がされ
ることが望ましいだろう。
Bonime(1962)は、夢分析の基本的なアプローチとして、①夢の4つの要素(活動性、人格像、
周囲の状況、感情)、②連想活動、③解釈活動、に分けて臨床場面で考えられることを詳細に論じて
いる。鑪(1979)は、夢の分析の方法として「形態分析」(夢の文体や形態の特徴を調べる)と「内
容分析」(夢の要素や内容の意味を調べる)を挙げ、その着眼点を整理している。名島(2003)は、
クライエントからの情報収集として、夢を見た年月日、時刻、場所、夢を見たときの身体的状態に
着目することが大切であるとしている。また、夢の内容はもちろんであるが、夢のタイトル、夢の
中の感情についても「体験された感情」と「象徴された感情」があるという。さらに、夢に夢主が
登場した場合は、服装や年齢に注意し、夢を見る前日ないし、数日前の出来事も重要であるという。
このように、夢自身がもっている物語性に注視するとともに、夢を見た人の生活状況、前日の出来
事、身体条件に着目することも大切であろう。
また、夢の中の対人関係と実際のクライエントの生活場面(目覚めの世界)との対応性を見てい
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くことも大切であるが、この場合は夢見者に対する適切な質問の仕方が必要であろう。名島(2003)
は、夢分析における一般的介入として、夢素材連想質問と全体感想質問をあげ「この夢についてど
う思いますか」という質問とともに、夢ポイント質問として「この夢のポイントはどこだと思いま
すか」という質問をすることの有効性を指摘している。また、「この夢はいったいあなたに何を伝え
ようとしていると思いますか」や「そのようなことがあなたの実生活にもありますか」といったよ
うに、対応性質問を具体的にすると、クライエントの「夢自己」(夢の中の自分)と「覚醒自己」(目
覚めている時の自分)との対応性を問うことができるとしている。
既述したように、カウンセラーがクライエントから報告された夢を、例えば、空を飛ぶ夢は性的
欲求の問題があるなどというように、図式的に分析や解釈をすることは好ましくない。だが、クラ
イエントから報告された夢がカウンセラーと共有できれば、カウンセラーがクライエント理解する
ための有効な情報となり、クライエントとカウンセラーとの関係性も深まってくるものと思われる。
そのためには、やはり、適切な夢の分析と解釈に関する理解を深める必要がある。
文献
Bonime W(1962)The clinical use of Dreams, New York Basic Books.鑪幹八郎・一丸藤太郎・
山本力訳(1987)夢の臨床的利用.誠心書房.
東山紘久(2002)プロカウンセラーの夢分析-心の声を聞く技術-.創元社.
平岩幹男(2005)思春期相談の対応とポイント.小児科診療,68( 6 ),1100-1106.診断と治療社.
川嵜克哲(2005)夢の分析.講談社.
鍋田恭孝(1997)対人恐怖・醜形恐怖.金剛出版.
名島潤慈(2003)臨床場面における夢の利用-能動的分析-.誠信書房.
野宮新(1999)夢分析における解釈についての一考察,障害児教育研究紀要,22,71-79.
大場登(1992)夢,心理臨床大事典.培風館.
鑪幹八郎(1979)夢分析の実際.創元社.
土沼雅子(1994)夢と現実-ユングとともに自己と出会う-.二期出版.
山添正(1998)夢の心理学的研究,神戸親和女子大学研究論業,31,152-172.
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カウンセリング場面における夢の分析と解釈の一考察