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Page 1: 09月6日 自殺防止シンポジウム参加 於・ビッグサイト 返せない … · 〒134-8581 東京都江戸川区臨海町4ー2ー1 電話:03ー3878ー5551(代表)

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03-3207-7566この会報は日本財団の助成金の一部で作成しています。

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〒134-8581 東京都江戸川区臨海町4ー2ー1 電話:03ー3878ー5551(代表)

Excellent Trust信頼こそが、財産です。信濃グループ

信濃運輸株式会社

 去る6月9日(水)午後6時、当NPO新宿事務所に於いて《平成22年度NPO法人「再チャレンジ東京」総会》が開催された。織山武副理事長の司会進行の元、4つの議案と役員改選、質疑応答と議事は順調に進行し、午後7時30分に無事終了した。 昨年度に比べ、最も頼りとしていた日本財団からの2年間の給付が満了、NPOの生命線といえる寄付金が絶たれたことで今年度は厳しい船出が予想されている。 今回の“総会”も昨年までは外部の施設を借りての開催であったが、経費削減で新宿事務所での開催となった。幸い、大口の寄付をいただける企業が現れ、しばらくは活動に支障はないものの今年度の入出金の管理は慎重な対応が求められ、新たな浄財(寄付)の提供を募ることが今後の活動のために急務といえる。各理事にも資金提供者の確保への積極的な行動姿勢が求められ、今後の当NPOの活動には厳しさが伴うことが憂慮される。

 なお、議案内容は当NPOホームページで閲覧できる。アドレスは下記参照。

〈平成21年〉04月06日 日本財団 春の交流会参加05月13日 NPO役員会06月12日 NPO理事会 06月24日 NPO平成20年度総会 於・池袋あうるすぽっと 07月10日 中小企業交流会参加 於・椿山荘 07月18日 事業再生セミナー 於・池袋あうるすぽっと/65名参加07月22日 市原商工会議所主催セミナー・60名参加09月06日 自殺防止シンポジウム参加 於・ビッグサイト09月09日 セミナー開催 於・静岡県伊東市グリーンホテル/20名参加09月15日 NPO役員会 09月19日 事業再生セミナー 於・池袋あうるすぽっと/40名参加 09月30日 NPO役員会 10月14日 緊急経済セミナー 於・静岡県伊豆長岡/20名参加10月16日 事業再生セミナー 於・池袋あうるすぽっと/43名参加 11月04日 NPO役員会 11月06日 緊急経済セミナー 於・館山市商工会議所/35名参加11月21日 NPO3周年記念「自殺防止シンポジウム」開催/120名参加 12月04日 NPO役員会 12月16日 NPO役員会・忘年会 〈平成22年〉 01月19日 セミナー 於・千葉県茂原市/40名参加 02月10日 NPO役員会 03月16日 静岡県旅館ホテル組合研修セミナー(東グループ)/25名参加 03月18日 静岡県旅館ホテル組合研修セミナー(西グループ)/25名参加 03月19日 板橋区ロータリークラブセミナー/40名参加 03月23日 千葉県浦安市 目からうろこのセミナー/10名参加

  ※平成21年4月から22年3月までセミナー参加者は543名。    相談者は延198名に上っています。

第3期「再チャレンジ東京」定期総会を開催

《重点目標》  1. 経営者の自殺防止  2. 月1回の事業再生セミナーの開催  3. 商工会議所、各種業界、行政と組んで経営者の事業再生に    引き続き取り組んで行く  4. 無料相談会、研修会のより一層の充実  5. アドバイザー研修会の実施

◎経営者の自殺防止について年間3万人を超す自殺者が一向に減らず、むしろ増える傾向にある。そのためには以下のような行動を推し進める必要があると考える。  1. 自殺防止キャンペーンを積極的に行う。  2. 自殺防止のDVDを作成し、広く配布する。行政や議員さんか  3. 行政・各種団体と協力し、自殺防止にあたる。当NPOのホー  4. その他

平成21年度事業活動報告 平成21年4月1日~22年3月31日

平成22年度事業活動基本方針

単なる「うつ病」対策では逆効果も「人身事故により、電車が止まっています」という駅のアナウンスが首都圏では絶えません。そのため、地下鉄や山手線でも、飛び込み防止柵の工事が進んでいます。 日本の自殺者は年間3万人が12年間も続くといった、最悪の状態が依然、続いています。つまり、長野市や高松市など30万都市の一つが少子高齢化の中で消えた事になります。 痛ましいのは、銀行は貸してくれないので闇金に手を出す。金利が高く返せなくなる。すると『保険を掛けているだろう。安心していきな』と背中を押されて飛び込むケースがこのところ増えているという。 政府も自殺対策基本法を作り、各自治体でも専門の相談員を置くなど、それなりの対策は立てているものの一向に減りません。何故でしょう?それは

自殺者の大半が「うつ病」であるところから、うつ病対策に偏っているからではないでしょうか。確かに政府も自殺予防週間を決め、『お父さん、眠れてる』などのポスターを貼ったり、テレビコマーシャルで『不眠は「うつ」のサインかもしれません。眠れないときは、お医者さんへ』というキャンペーンが目立ちました。 しかし、大きな悩みを抱えて眠れなくなっている人が病院へ行くと「うつ病」患者にさせられ、抗うつ剤を飲まされ、だんだん強い薬となり、自殺に直結というパターンが一般的といわれます。まず、病院へ行く前に、眠れない大きな悩みの原因を探り、それを取り除けば問題は解決するのです。 私たちのNPOへは多重債務や資金繰りで悩む方が多く訪れます。しかし、帰られるときは風呂上りのようにさっぱりして、元気を取り戻しています。これまで延べ2000人の方が相談に見え、この中から一人の自殺者も出てい

ません。つまり出口を教えてあげる事ではないでしょうか。

自殺は地獄への道 一般に自殺をすれば、今の苦しみから逃れて楽になるような錯覚がありますが、深い哲学は、使命があって人間に生まれてきているとされ、その命を自ら絶つ事は「金剛宝器戒」という宝を自ら壊すことになり「地獄に落ちる」といわれています。 自殺の原因は社会的要因など多方面にわたっていますが、日本の経済が落ち込んだままの現状では、まず経営者が安心して経営に当たれる施策が急務ではないでしょうか。 一日も早く世界から自殺大国と言われている汚名を返上し、生きる喜びを感じられる人々を増やしていく、NPOの使命を果たしたいものです。

(NPO法人「再チャレンジ東京」事務局長・平林朋紀)

「自殺者」は必ず減らせる! __適切なアドバイスが必須に!「自殺者」は必ず減らせる! __適切なアドバイスが必須に!

返せない借金は返さなくてもよい。敗者復活の社会をめざす!

発行:平成22年8月1日 企画:NPO法人再チャレンジ東京発行人:宇田川雄弘

NPO法人 再チャレンジ東京会報「チャレンジ」  通刊第4号

盛夏号目次

特定非営利活動法人(NPO)再チャレンジ東京広報紙「C

hallenge

」●企画・発行/NPO法人「再チャレンジ東京」

〒160-

0022

東京都新宿区新宿6-

28-

ラ・ベルティ新宿901 

●制作・印刷/有限会社リッキー工房

P.1…自殺者は必ず減らせる!_適切なアドバイスが必須に!/P2…ハイパーインフレって!?P.3…体験談報告_死の淵から甦った私/P.4…第3期定期総会開催

Page 2: 09月6日 自殺防止シンポジウム参加 於・ビッグサイト 返せない … · 〒134-8581 東京都江戸川区臨海町4ー2ー1 電話:03ー3878ー5551(代表)

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 なお、議案内容は当NPOホームページで閲覧できる。アドレスは下記参照。

〈平成21年〉04月06日 日本財団 春の交流会参加05月13日 NPO役員会06月12日 NPO理事会 06月24日 NPO平成20年度総会 於・池袋あうるすぽっと 07月10日 中小企業交流会参加 於・椿山荘 07月18日 事業再生セミナー 於・池袋あうるすぽっと/65名参加07月22日 市原商工会議所主催セミナー・60名参加09月06日 自殺防止シンポジウム参加 於・ビッグサイト09月09日 セミナー開催 於・静岡県伊東市グリーンホテル/20名参加09月15日 NPO役員会 09月19日 事業再生セミナー 於・池袋あうるすぽっと/40名参加 09月30日 NPO役員会 10月14日 緊急経済セミナー 於・静岡県伊豆長岡/20名参加10月16日 事業再生セミナー 於・池袋あうるすぽっと/43名参加 11月04日 NPO役員会 11月06日 緊急経済セミナー 於・館山市商工会議所/35名参加11月21日 NPO3周年記念「自殺防止シンポジウム」開催/120名参加 12月04日 NPO役員会 12月16日 NPO役員会・忘年会 〈平成22年〉 01月19日 セミナー 於・千葉県茂原市/40名参加 02月10日 NPO役員会 03月16日 静岡県旅館ホテル組合研修セミナー(東グループ)/25名参加 03月18日 静岡県旅館ホテル組合研修セミナー(西グループ)/25名参加 03月19日 板橋区ロータリークラブセミナー/40名参加 03月23日 千葉県浦安市 目からうろこのセミナー/10名参加

  ※平成21年4月から22年3月までセミナー参加者は543名。    相談者は延198名に上っています。

第3期「再チャレンジ東京」定期総会を開催

《重点目標》  1. 経営者の自殺防止  2. 月1回の事業再生セミナーの開催  3. 商工会議所、各種業界、行政と組んで経営者の事業再生に    引き続き取り組んで行く  4. 無料相談会、研修会のより一層の充実  5. アドバイザー研修会の実施

◎経営者の自殺防止について年間3万人を超す自殺者が一向に減らず、むしろ増える傾向にある。そのためには以下のような行動を推し進める必要があると考える。  1. 自殺防止キャンペーンを積極的に行う。  2. 自殺防止のDVDを作成し、広く配布する。行政や議員さんか  3. 行政・各種団体と協力し、自殺防止にあたる。当NPOのホー  4. その他

平成21年度事業活動報告 平成21年4月1日~22年3月31日

平成22年度事業活動基本方針

単なる「うつ病」対策では逆効果も「人身事故により、電車が止まっています」という駅のアナウンスが首都圏では絶えません。そのため、地下鉄や山手線でも、飛び込み防止柵の工事が進んでいます。 日本の自殺者は年間3万人が12年間も続くといった、最悪の状態が依然、続いています。つまり、長野市や高松市など30万都市の一つが少子高齢化の中で消えた事になります。 痛ましいのは、銀行は貸してくれないので闇金に手を出す。金利が高く返せなくなる。すると『保険を掛けているだろう。安心していきな』と背中を押されて飛び込むケースがこのところ増えているという。 政府も自殺対策基本法を作り、各自治体でも専門の相談員を置くなど、それなりの対策は立てているものの一向に減りません。何故でしょう?それは

自殺者の大半が「うつ病」であるところから、うつ病対策に偏っているからではないでしょうか。確かに政府も自殺予防週間を決め、『お父さん、眠れてる』などのポスターを貼ったり、テレビコマーシャルで『不眠は「うつ」のサインかもしれません。眠れないときは、お医者さんへ』というキャンペーンが目立ちました。 しかし、大きな悩みを抱えて眠れなくなっている人が病院へ行くと「うつ病」患者にさせられ、抗うつ剤を飲まされ、だんだん強い薬となり、自殺に直結というパターンが一般的といわれます。まず、病院へ行く前に、眠れない大きな悩みの原因を探り、それを取り除けば問題は解決するのです。 私たちのNPOへは多重債務や資金繰りで悩む方が多く訪れます。しかし、帰られるときは風呂上りのようにさっぱりして、元気を取り戻しています。これまで延べ2000人の方が相談に見え、この中から一人の自殺者も出てい

ません。つまり出口を教えてあげる事ではないでしょうか。

自殺は地獄への道 一般に自殺をすれば、今の苦しみから逃れて楽になるような錯覚がありますが、深い哲学は、使命があって人間に生まれてきているとされ、その命を自ら絶つ事は「金剛宝器戒」という宝を自ら壊すことになり「地獄に落ちる」といわれています。 自殺の原因は社会的要因など多方面にわたっていますが、日本の経済が落ち込んだままの現状では、まず経営者が安心して経営に当たれる施策が急務ではないでしょうか。 一日も早く世界から自殺大国と言われている汚名を返上し、生きる喜びを感じられる人々を増やしていく、NPOの使命を果たしたいものです。

(NPO法人「再チャレンジ東京」事務局長・平林朋紀)

「自殺者」は必ず減らせる! __適切なアドバイスが必須に!「自殺者」は必ず減らせる! __適切なアドバイスが必須に!

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発行:平成22年8月1日 企画:NPO法人再チャレンジ東京発行人:宇田川雄弘

NPO法人 再チャレンジ東京会報「チャレンジ」  通刊第4号

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特定非営利活動法人(NPO)再チャレンジ東京広報紙「C

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」●企画・発行/NPO法人「再チャレンジ東京」

〒160-

0022

東京都新宿区新宿6-

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ラ・ベルティ新宿901 

●制作・印刷/有限会社リッキー工房

P.1…自殺者は必ず減らせる!_適切なアドバイスが必須に!/P2…ハイパーインフレって!?P.3…体験談報告_死の淵から甦った私/P.4…第3期定期総会開催

Page 3: 09月6日 自殺防止シンポジウム参加 於・ビッグサイト 返せない … · 〒134-8581 東京都江戸川区臨海町4ー2ー1 電話:03ー3878ー5551(代表)

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当社は経営に関するあらゆる問題に対し各専門家が経営改善・事業再生・債務整理・企業再編・再建・資産運用・資産防衛及び相続対策等をサポートしています。

体験談報告

体験談/報告死の淵から甦った私………………山本 彰(四国/仮名) 「きっかけは事業再生セミナーでした。」と語る山本さん。しっかりとした現状認識と近未来への経営対策を持つ__実はこれだけで追い詰められずに済むのだ。死の直前から辛くもピンチを脱した経緯を語ってくれた。

 四国の山本と申します。 私は田舎でカジュアルショップを営んでおりまして経営に関するセミナーを受けるのが大好きで、その時は出店するのが良いというようなセミナーを受けたんです。ローコスト、ロープライスで少ない商圏人口でできるというような店でやっていくという指導を受け、二流立地を狙ってやってまいりました。

次から次に店を出したあげく… 田舎は人口が少ないのである程度いきますと壁に突き当たります。それなら東京は人口が多いので東京へ行ったらどうだということで羽田空港に近い蒲田の糀谷というところに1号店を出しました。それから近隣の梅屋敷、池上、雪谷、長原、鶴見と相次いで出店いたしました。 当初は売上も好調でまさに有頂天でした。しかし何年か経つ内に風向きが変わり、これはいけないぞと思う内に1号店の糀谷のはずれに今有名な「ユニクロ」が大きな店を出しました。あらっと思ってるうちにこんどは雪谷店の真ん前に、そして長原の環七にも「ユニクロ」が来ると。で、仕方なく好調な2店舗を残して廃業と思いましたが人の勧めもあり、やむなく全店舗廃業を決心しました。しかし、やめるのはそう簡単ではありませんでした。借金は増えるし担保能力はだんだん減っていくし、どうしたらいいかとホントに思い悩みました。 四国から本土へ行く時には鳴門大

橋、明石大橋と橋を渡ってきます。そこから飛び込んでやろうと思ったことも何回かありました。特に鳴門大橋の下は有名な渦巻きで飛び込んだら上がってきません。ほんとにそんなことを思いながら、どうしたらいいかと思っていた時に清水(洋・当NPO顧問)先生のセミナーの案内が来たのです。しかし、四国からだと交通費、宿泊費含めると10万円いるんです。毎日行こうか、どうしようか悩んでいたんです。 2005年5月の27日です。その日を忘れもしません。うちの家内に「そんなに悩むんなら行ってきなよ」と背中を押され、御茶の水のホテルでセミナーを聞き、個人面談を受けました。 そして「これ、いけるよ。もう少し遅かったらあぶなかった」というような催告を受けました。私は藁をもすがる気持ちで先生にお願いをしてその1週間後に新宿の事務所へいって指導を受けました。「もうちょっと遅かったら危なかったよ」と言われまして「ああ、よかったなー」と思いました。それから精神的に落ち着きました。その時、ふっと思ったんですが、もし家も土地も全部取られてしまったらどうなるんだろう。家族4人が汚いアパートの片隅で地域の人に蔑まれて暮らすと思ったら、死んだ方が良いと誰もが思います。 それでわかったことは私たちが思っている常識と非常識は逆なんですね。たとえば先生が、銀行へ行って毎月30万円払うものを1割以下にしてもらいなさいと言うんです。30万の時にひど

い時は8千円ぐらいにしろと言うんです。そんなことをしたら銀行に殺されると思うわけです。何を言われても威張らず静かに頭を下げて、そして行けと。そう言われてそのようにしました。これは絶対銀行に怒られると思いつつもやっているとその後認めてくれたんです。案外、銀行はやさしくなるんですね。何故だか未だにわかりません。1割しか払わんのですから非常識ですよね。先生に教わったノウハウを素直にやっていかなければならないことを痛感いたしました。

田舎で突然消える人が増えている じつは田舎で、私の知り合いの何人かが突然消えるんです。しかも老舗の方で土地をたくさん持ってる方で、まさかというような方が消えていくんです。あとで聞くとやっぱり自殺です。借金と担保が一緒に並ばんということで死んでいくんですね。ほんとに可哀相です。しかも亡くなっていく方は真面目な方ばっかりなんです。 私は先生のおかげで家も土地も残り、今は田舎で毎日何気ない顔で生活をしております。そして、もしあの時セミナーを受けていなければと思うとゾっとします。おそらくいま地獄のど真ん中にいると思います。本当に感謝の毎日を送っている私です。

(昨年11月の当NPO主催「自殺防止シンポジウム2009」から)

ハイパーインフレって? ハイパーインフレとは猛烈な勢いで進行するインフレのことで月率50%程度から、極端な場合、一日単位や数時間単位で貨幣価値が変わることもある。通貨の信用が失われた状態である。それは国民にとっては最大の徴税であり、格差が極端に広がることになる。国家、金融、経営、雇用、家計、財産に甚大な影響を与えることとなる。

起こり得る要素●日本国の財政赤字と巨額の赤字国債と財投債… 年々赤字額が多くなり、財政規律が市場から疑われるようになる。つまり円の信認をなくし今後10年で見ると現在の円高状況から円安へとシフト。1ドル70円から300円程度になるだろう。一缶70円のコーラが10年後には300円になるということで、資産は海外へ流失する。●金利の上昇が起こる…1%の金利上昇で8兆円の金利負担増。これは消費税の3%分に相当し、国債の償還で税収は消えてしまい、予算が全く組めなくなる。

●郵貯資金は既に80%が国債購入に充てられている…あと5年で実質破綻。郵貯危機で資金が急速に逃げ出すかも。毎年10兆円の資金減が生じる。●日本は資産が多いというが金利を生まない資産が多い。

●特別会計の破綻…財投債の返済資金が殆どなく資金が枯渇している。

●郵便貯金の貸出先には不良債権が多い。●年金資金運用先の変更…巨額の運用損の確定と資金の多様化

●公務員等の退職金、年金引当額がない…膨大な額の引当損になり、結果一般会計での支払いになる。●経済のグローバル化の遅れ…税収が激減する恐れがある。●会計基準の変更(2012年)…年金積立不足の一括計上を迫られる。

常日頃のニュースを読み聞きしていても、このような文言は誰でも一度は見聞きしているのではないだろうか。

どんな状況? 激しいインフレが始まると、商品、ビジネスマン、企業など競争力のないものは市場から消えてゆき、価格は高止まり。淘汰された後に残る質の高い仕事だけが残り、超多忙になり値上げが可能となる。

もし、ハイパーインフレになってしまったら… では、そんな混沌とした時代を生き抜くにはどうしたらいいのか。要は真っ暗な海洋の中、いかに安全に船を進めるかということだ。●決して大きな舵を切らず、慌てず、速度をやや緩め見極めてから決断する。●常に姿勢を正しく保ち、決めた進路は決して外さず●自分の位置を見失ったり進路を決めず漂流する。●冷静かつ忍耐強く走る●3~5年後のイメージに向かっていく

 もう一度記すが、“通貨の信用が失われた状態”になるとハイパーインフレがやってくる。円高から円安に風向きが変わったあたりが「やばい」。それは2012年~2014年というのがもっぱらの予想だ。

去る6月28日に池袋で開催された当NPO共催セミナーで講演テーマとなったハイパーインフレ。夏季研修でもその件で清水洋先生にお話しいただいた。ハイパーインフレと言えば物価がべらぼうに上昇して我々の給料ではにっちもさっちも行かない状況…というイメージがある。そもそも牛丼が300円以下で食べられるデフレ真っ只中の日本で、そんな事はにわかには信じ難いというのが正直なところだ。しかし、かなりの確率で起こり得るという。ここではセミナー資料を元にもう一度検証してみる。

ハイパーインフレがやってくる!?ハイパーインフレがやってくる!?

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当社は経営に関するあらゆる問題に対し各専門家が経営改善・事業再生・債務整理・企業再編・再建・資産運用・資産防衛及び相続対策等をサポートしています。

体験談報告

体験談/報告死の淵から甦った私………………山本 彰(四国/仮名) 「きっかけは事業再生セミナーでした。」と語る山本さん。しっかりとした現状認識と近未来への経営対策を持つ__実はこれだけで追い詰められずに済むのだ。死の直前から辛くもピンチを脱した経緯を語ってくれた。

 四国の山本と申します。 私は田舎でカジュアルショップを営んでおりまして経営に関するセミナーを受けるのが大好きで、その時は出店するのが良いというようなセミナーを受けたんです。ローコスト、ロープライスで少ない商圏人口でできるというような店でやっていくという指導を受け、二流立地を狙ってやってまいりました。

次から次に店を出したあげく… 田舎は人口が少ないのである程度いきますと壁に突き当たります。それなら東京は人口が多いので東京へ行ったらどうだということで羽田空港に近い蒲田の糀谷というところに1号店を出しました。それから近隣の梅屋敷、池上、雪谷、長原、鶴見と相次いで出店いたしました。 当初は売上も好調でまさに有頂天でした。しかし何年か経つ内に風向きが変わり、これはいけないぞと思う内に1号店の糀谷のはずれに今有名な「ユニクロ」が大きな店を出しました。あらっと思ってるうちにこんどは雪谷店の真ん前に、そして長原の環七にも「ユニクロ」が来ると。で、仕方なく好調な2店舗を残して廃業と思いましたが人の勧めもあり、やむなく全店舗廃業を決心しました。しかし、やめるのはそう簡単ではありませんでした。借金は増えるし担保能力はだんだん減っていくし、どうしたらいいかとホントに思い悩みました。 四国から本土へ行く時には鳴門大

橋、明石大橋と橋を渡ってきます。そこから飛び込んでやろうと思ったことも何回かありました。特に鳴門大橋の下は有名な渦巻きで飛び込んだら上がってきません。ほんとにそんなことを思いながら、どうしたらいいかと思っていた時に清水(洋・当NPO顧問)先生のセミナーの案内が来たのです。しかし、四国からだと交通費、宿泊費含めると10万円いるんです。毎日行こうか、どうしようか悩んでいたんです。 2005年5月の27日です。その日を忘れもしません。うちの家内に「そんなに悩むんなら行ってきなよ」と背中を押され、御茶の水のホテルでセミナーを聞き、個人面談を受けました。 そして「これ、いけるよ。もう少し遅かったらあぶなかった」というような催告を受けました。私は藁をもすがる気持ちで先生にお願いをしてその1週間後に新宿の事務所へいって指導を受けました。「もうちょっと遅かったら危なかったよ」と言われまして「ああ、よかったなー」と思いました。それから精神的に落ち着きました。その時、ふっと思ったんですが、もし家も土地も全部取られてしまったらどうなるんだろう。家族4人が汚いアパートの片隅で地域の人に蔑まれて暮らすと思ったら、死んだ方が良いと誰もが思います。 それでわかったことは私たちが思っている常識と非常識は逆なんですね。たとえば先生が、銀行へ行って毎月30万円払うものを1割以下にしてもらいなさいと言うんです。30万の時にひど

い時は8千円ぐらいにしろと言うんです。そんなことをしたら銀行に殺されると思うわけです。何を言われても威張らず静かに頭を下げて、そして行けと。そう言われてそのようにしました。これは絶対銀行に怒られると思いつつもやっているとその後認めてくれたんです。案外、銀行はやさしくなるんですね。何故だか未だにわかりません。1割しか払わんのですから非常識ですよね。先生に教わったノウハウを素直にやっていかなければならないことを痛感いたしました。

田舎で突然消える人が増えている じつは田舎で、私の知り合いの何人かが突然消えるんです。しかも老舗の方で土地をたくさん持ってる方で、まさかというような方が消えていくんです。あとで聞くとやっぱり自殺です。借金と担保が一緒に並ばんということで死んでいくんですね。ほんとに可哀相です。しかも亡くなっていく方は真面目な方ばっかりなんです。 私は先生のおかげで家も土地も残り、今は田舎で毎日何気ない顔で生活をしております。そして、もしあの時セミナーを受けていなければと思うとゾっとします。おそらくいま地獄のど真ん中にいると思います。本当に感謝の毎日を送っている私です。

(昨年11月の当NPO主催「自殺防止シンポジウム2009」から)

ハイパーインフレって? ハイパーインフレとは猛烈な勢いで進行するインフレのことで月率50%程度から、極端な場合、一日単位や数時間単位で貨幣価値が変わることもある。通貨の信用が失われた状態である。それは国民にとっては最大の徴税であり、格差が極端に広がることになる。国家、金融、経営、雇用、家計、財産に甚大な影響を与えることとなる。

起こり得る要素●日本国の財政赤字と巨額の赤字国債と財投債… 年々赤字額が多くなり、財政規律が市場から疑われるようになる。つまり円の信認をなくし今後10年で見ると現在の円高状況から円安へとシフト。1ドル70円から300円程度になるだろう。一缶70円のコーラが10年後には300円になるということで、資産は海外へ流失する。●金利の上昇が起こる…1%の金利上昇で8兆円の金利負担増。これは消費税の3%分に相当し、国債の償還で税収は消えてしまい、予算が全く組めなくなる。●郵貯資金は既に80%が国債購入に充てられている…あと5年で実質破綻。郵貯危機で資金が急速に逃げ出すかも。毎年10兆円の資金減が生じる。●日本は資産が多いというが金利を生まない資産が多い。

●特別会計の破綻…財投債の返済資金が殆どなく資金が枯渇している。

●郵便貯金の貸出先には不良債権が多い。●年金資金運用先の変更…巨額の運用損の確定と資金の多様化

●公務員等の退職金、年金引当額がない…膨大な額の引当損になり、結果一般会計での支払いになる。●経済のグローバル化の遅れ…税収が激減する恐れがある。●会計基準の変更(2012年)…年金積立不足の一括計上を迫られる。

常日頃のニュースを読み聞きしていても、このような文言は誰でも一度は見聞きしているのではないだろうか。

どんな状況? 激しいインフレが始まると、商品、ビジネスマン、企業など競争力のないものは市場から消えてゆき、価格は高止まり。淘汰された後に残る質の高い仕事だけが残り、超多忙になり値上げが可能となる。

もし、ハイパーインフレになってしまったら… では、そんな混沌とした時代を生き抜くにはどうしたらいいのか。要は真っ暗な海洋の中、いかに安全に船を進めるかということだ。●決して大きな舵を切らず、慌てず、速度をやや緩め見極めてから決断する。

●常に姿勢を正しく保ち、決めた進路は決して外さず●自分の位置を見失ったり進路を決めず漂流する。●冷静かつ忍耐強く走る●3~5年後のイメージに向かっていく

 もう一度記すが、“通貨の信用が失われた状態”になるとハイパーインフレがやってくる。円高から円安に風向きが変わったあたりが「やばい」。それは2012年~2014年というのがもっぱらの予想だ。

去る6月28日に池袋で開催された当NPO共催セミナーで講演テーマとなったハイパーインフレ。夏季研修でもその件で清水洋先生にお話しいただいた。ハイパーインフレと言えば物価がべらぼうに上昇して我々の給料ではにっちもさっちも行かない状況…というイメージがある。そもそも牛丼が300円以下で食べられるデフレ真っ只中の日本で、そんな事はにわかには信じ難いというのが正直なところだ。しかし、かなりの確率で起こり得るという。ここではセミナー資料を元にもう一度検証してみる。

ハイパーインフレがやってくる!?ハイパーインフレがやってくる!?

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