2015年11⽉26⽇
証券コード:5162
2016年3⽉期第2四半期決算説明会
サマリー
1
第2四半期累計期間の業績は、RFIDタグ用ゴム製品と卓球ラケット用ラバー、医療用ゴム製品の受注が減少したため、前年同期比で減収減益となった。
RFIDタグ用ゴム製品、卓球ラケット用ラバーの回復見通しが鈍いこと、また、ASA COLOR LEDの受注が計画より下がる見通しであることから、通期業績予想を下方修正した。
ライフサイエンス分野のマイクロ流体デバイスをはじめとした分子接着・接合技術を用いた製品づくりのため新工場建設を決定。
2016年3月期第2四半期決算説明資料 目次
Ⅰ.2016年3月期第2四半期決算実績
1.連結決算実績(前年同期比較) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
2.四半期会計期間の連結売上高・営業利益 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
3.連結セグメント別実績(前年同期比較) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
5.主要製品実績-自動車分野、医療分野、ライフサイエンス分野、その他の分野 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10~13
6.単体損益実績(前年同期比較) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
7.連結子会社の損益実績(前年同期比較) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
8.連結貸借対照表の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
6.配当実績と予定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
Ⅱ.2016年3月期決算見通し
2.連結損益見通し(前期比較、セグメント別) ・・・・・・・・・・・・・・・・・18
5.連結設備投資計画(前期比較) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
Ⅲ.第11次三ヵ年中期経営計画(V-1計画)について1.AR-2020VISION ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
2.第11次三ヵ年中期経営計画(V-1)計画の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・24
3.V-1計画 コア技術と事業分野 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25~27
2
4.連結セグメント別実績-中期事業分野(前年同期比較) ・・・・・・・・・・・・9
4.連結損益見通し-中期事業分野(前期比較) ・・・・・・・・・・・・・・・・・20
1.重点施策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
会社概要、海外展開、事業系統図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3~5
3.連結損益見通し(前回比較、セグメント別) ・・・・・・・・・・・・・・・・・19
4.V-1計画 自動車、医療、ライフサイエンス、その他分野 ・・・・・・・・28~31
会社名 株式会社朝日ラバー
所在地 埼玉県さいたま市大宮区
創業 1970年4月
資本金 5億1,687万円
従業員数 298名(うち正社員272名)
(2015年9月末現在)
主な事業内容 工業用ゴム製品の製造・販売
関連会社 株式会社朝日FR研究所
ARI International Corporation
朝日橡膠(香港)有限公司
東莞朝日精密橡膠制品有限公司
朝日科技(上海)有限公司本社
会社概要
3
海外展開
United States of America
ARI International Corp.(シカゴ)
Japan
本社(さいたま市)
福島工場
白河工場
第二福島工場
大阪営業所
朝日FR研究所
People's Republic of
China
朝日橡膠(香港)有限公司
朝日科技(上海)有限公司
東莞朝日精密橡膠制品有限公司(広東省)
本社販売拠点/事務所工場拠点/子会社
4
事業系統図
ARI InternationalCorp.
北米・欧州・中南米の顧客国内・アジアの顧客
株式会社朝日FR研究所
朝日橡膠(香港)有限公司
中国の顧客
東莞朝日精密橡膠制品有限公司
朝日科技(上海)有限公司
5
Ⅰ-1.連結決算実績
2015年3月期
第2四半期
2016年3月期
第2四半期
実績 構成比 実績 構成比前年同期
増減率
売 上 高 3,025 100.0 2,898 100.0 ▲4.2
売 上 総 利 益 771 25.5 686 23.7 ▲11.0
営 業 利 益 156 5.2 75 2.6 ▲51.7
経 常 利 益 166 5.5 65 2.3 ▲60.4
四半期純利益 104 3.5 46 1.6 ▲55.7
(単位:百万円、%)
3,025 2,898
0
1,000
2,000
3,000
4,000
'15/3第2Q '16/3第2Q
連結売上高実績(単位:百万円)
連結利益実績(単位:百万円)
6
166
65
104
46
0
50
100
150
200
'15/3第2Q '16/3第2Q
経常利益 四半期純利益
設備投資額 178百万円 減価償却費 201百万円
●自動車用ゴム製品の受注は海外向けを中心に堅調に推移したが、RFIDタグ用ゴム製品と卓球ラケット用ラバー、医療用ゴム製品の
受注が減少した
Ⅰ-2.連結第2四半期決算実績(会計期間)
7
第1四半期会計期間(4-6月) 第2四半期会計期間(7-9月)
2015年
3月期2016年3月期
2015年
3月期2016年3月期
実績 実績 構成比前年同期増減率
実績 実績 構成比前年同期
増減率
当第1四半期
増減率
売 上 高 1,485 1,396 100.0 ▲6.0 1,539 1,502 100.0 ▲2.4 7.6
売 上 総 利 益 368 335 24.0 ▲9.0 402 351 23.4 ▲12.8 4.6
営 業 利 益 55 26 1.9 ▲52.2 101 49 3.3 ▲51.5 84.1
経 常 利 益 57 30 2.2 ▲47.2 108 35 2.4 ▲67.3 18.4
前 年 同 期 比 較
ASA COLOR LED、スイッチ用ゴム製品など自動車用ゴム製品の受注が好調に推移したものの、
RFID向けゴム製品、卓球ラケット用ラバー、医療用ゴム製品の受注が在庫調整の影響で減少したため減収減益となった。
会 計 期 間 比 較
ASA COLOR LEDをはじめとした自動車用のゴム製品が海外市場向けで受注が増加したため、増収増益となった。
(単位:百万円、%)
8
Ⅰ-3.連結セグメント別実績
売上高
2015年3月期
第2四半期
2016年3月期
第2四半期
実績 構成比 実績 構成比前年同期
増減率
工 業 用 ゴ ム 事 業 2,423 80.1 2,368 81.7 ▲2.3医 療 ・ 衛 生 用 ゴ ム 事 業 601 19.9 529 18.3 ▲11.9売 上 高 合 計 3,025 100.0 2,898 100.0 ▲4.2
(単位:百万円、%)
セグメント利益
2015年3月期
第2四半期
2016年3月期
第2四半期
実績 構成比 実績 構成比前年同期
増減率
工 業 用 ゴ ム 事 業 263 88.2 135 73.7 ▲48.7医 療 ・ 衛 生 用 ゴ ム 事 業 35 11.8 48 26.3 37.3
セ グ メ ン ト 利 益 合 計 299 100.0 183 100.0 ▲38.5
(単位:百万円、%)
●工業用ゴム製品はRFIDタグ用ゴム製品、卓球ラケット用ラバーの売上げ減などによりセグメント売上高が減少し、セグメント利益も減少。
●医療・衛生用ゴム事業は、前年同期で品質管理面の追加費用があったことからセグメント利益は増加。
9
Ⅰ-4.連結セグメント別実績-中期事業分野
売上高
2015年3月期
第2四半期
2016年3月期
第2四半期
実績 構成比 実績 構成比前年同期
増減率
自 動 車 分 野 1,753 58.0 1,815 62.7 3.6
医 療 分 野 583 19.3 514 17.8 ▲11.8ラ イ フ サ イ エ ン ス 分 野 200 6.6 181 6.2 ▲9.8そ の 他 分 野 487 16.1 386 13.3 ▲20.6売 上 高 合 計 3,025 100.0 2,898 100.0 ▲4.2
(単位:百万円、%)
1,753 1,815
0
500
1,000
1,500
2,000
'15/3第2Q '16/3第2Q
自動車分野(単位:百万円)
583 514
0
500
1,000
1,500
2,000
'15/3第2Q '16/3第2Q
医療分野(単位:百万円)
200 181
0
500
1,000
1,500
2,000
'15/3第2Q '16/3第2Q
ライフサイエンス分野(単位:百万円)
487 386
0
500
1,000
1,500
2,000
'15/3第2Q '16/3第2Q
その他分野(単位:百万円)
●自動車分野は海外市場向けに受注が堅調に推移した。
10
Ⅰ-5.主要製品実績-自動車分野
1,0621,126
0
200
400
600
800
1,000
1,200
'15/3第2Q '16/3第2Q
連結売上高推移(単位:百万円)
(単位:百万円) 四半期会計期間の売上高推移
蛍光体を配合したシリコーンゴム製のキャップを青色LEDに被せることで10,000色以上の光のバリエーションを提供できる。自動車内装照明や特殊照明向け。
542 520 488
567506
620
0
100
200
300
400
500
600
700
4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月
2014年 2015年
●国内自動車メーカーの販売・生産計画の調整は第1四半期で終了し、第2四半期は海外市場向けに受注が増加。
11
Ⅰ-5.主要製品実績-医療分野
583
514
0
200
400
600
'15/3第2Q '16/3第2Q
ディスポーザブル用ゴム製品
点滴輸液バッグ用ゴム栓や真空採血管用ゴム栓、プレフィルドシリンジ(薬液充填済み注射器)向けガスケットなど、使い捨てのディスポーザブル用ゴム製品。
(単位:百万円)四半期会計期間の売上高推移
(単位:百万円) 連結売上高推移
292 291 270 267 264250
0
50
100
150
200
250
300
350
4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月
2014年 2015年
●プレフィルドシリンジ用ガスケットや採血用・薬液混注用ゴム栓を販売している一部の顧客の生産調整により受注が減少。
12
Ⅰ-5.主要製品実績-ライフサイエンス分野
178
138
0
100
200
300
'15/3第2Q '16/3第2Q
卓球ラケット用ラバー
反発弾性、高摩擦抵抗などを追及した高品質の卓球ラケット用ラバー。
(単位:百万円)
(単位:百万円)
連結売上高推移
四半期会計期間の売上高推移
100
78 7387
69 69
0
50
100
150
4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月
2014年 2015年
●顧客の大幅な在庫調整による受注の減少が継続。
13
Ⅰ-5.主要製品実績-その他の分野
305
168
0
100
200
300
400
'15/3第2Q '16/3第2Q
RFIDタグ用ゴム製品
ICチップやアンテナ部をゴム素材で覆い、折り曲げに強く、耐水性、耐熱性に優れた、柔らかい小型のICタグ。
(単位:百万円)
(単位:百万円)
連結売上高推移
四半期会計期間の売上高推移
137
167
242
12095
72
0
50
100
150
200
250
4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月
2014年 2015年
製品イメージ
●新機種タイプへの切り替えで海外向けの受注調整が続く。
14
Ⅰ-6.単体損益実績
2015年3月期第2四半期
2016年3月期
第2四半期
実績 構成比 実績 構成比前年同期
増減率
売 上 高 2,867 100.0 2,661 100.0 ▲7.2
売 上 総 利 益 673 23.5 564 21.2 ▲16.2
営 業 利 益 121 4.2 23 0.9 ▲80.9
経 常 利 益 134 4.7 21 0.8 ▲83.9
四 半 期 純 利 益 64 2.3 14 0.5 ▲77.6
(単位:百万円、%)
●RFIDタグ用ゴム製品、卓球ラケット用ラバー、医療用ゴム製品の受注減少による売上げ減の影響で利益が大幅減少となった。
15
Ⅰ-7.連結子会社の損益実績
円換算レート:1米ドル120.50円
株式会社朝日FR研究所 ARI INTERNATIONAL Corp.
設立 1987年4月 1999年6月
資本金 10,000,000円 200,000米ドル
業務内容 ゴム・プラスチック等に関する研究 工業用ゴム製品の販売
研究収入/売上高 45,000前年同期増減率 67,525
前年同期増減率
▲5.7% 37.2%
経常利益 7,555 18.4% ▲4,770 -
四半期純利益 4,545 22.7% ▲4,416 -
円換算レート:1人民元19.37円
朝日橡膠(香港)有限公司 東莞朝日精密橡膠制品有限公司 朝日科技(上海)有限公司
設立 2005年11月 2010年7月 2012年1月
資本金 19,700,000香港ドル 17,551,530人民元 50,000,000円
業務内容 工業用ゴム製品の販売 工業用ゴム製品の製造・販売 工業用ゴム製品の開発、設計、販売
売上高 151,393前年同期増減率 250,545
前年同期増減率 33,877
前年同期増減率
▲11.6% 0.9% 1,130.0%
経常利益 7,022 2.0% 19,656 ▲45.0% 4,788 -
四半期純利益 5,863 ▲14.8% 14,742 ▲45.0% 4,788 -円換算レート:1香港ドル15.54円
(単位:千円)
(単位:千円)
円換算レート:1人民元19.37円
16
Ⅰ-8.連結貸借対照表の状況
2015年
3月末残高
2015年
9月末残高差 主な変動科目
流動資産 5,070 4,690 ▲379 未収入金が252百万円減少
受取手形及び売掛金が92百万円減少
固定資産 4,114 4,042 ▲72
資産合計 9,184 8,732 ▲451
流動負債 3,002 2,436 ▲566 役員退職慰労引当金が358百万円減少
固定負債 2,571 2,680 +109 長期借入金が71百万円増加
負債合計 5,573 5,116 ▲457
純資産合計 3,610 3,616 +5
負債純資産合計 9,184 8,732 ▲451
(単位:百万円)
17
Ⅱ-1.2016年3月期 重点施策
1.国内事業の質的成長お客様から支持される製品・技術・仕組みを育成し、事業・業務の付加価値向上を目指す。
2.海外事業の量的成長海外拠点(東莞・上海・ARI)と朝日ラバー本体とは一体で活動し成果を出す。
3.新市場・新分野への事業展開新規事業のさらなる取り組み推進。
4.競争優位分野へのチャレンジ①各部署固有の技術をさらに磨き、さらに優れた技術へと進化させていく。
②“技と想い”を全社規模で、各部門が横につながりながら啓発活動に取り組む。
5.人材力の強化採用・教育・評価・処遇など、人材強化に関する全体を見直し、夢と希望があふれる会社にしていく。
18
Ⅱ-2.2016年3月期連結決算見通し(前期比)
2015年3月期 2016年3月期見通し
実績 構成比 見通し 構成比前期
増減率
売 上 高 6,059 100.0 6,110 100.0 0.8
売 上 総 利 益 1,569 25.9 1,541 25.2 ▲1.8
営 業 利 益 114 1.9 291 4.8 153.8
経 常 利 益 122 2.0 277 4.5 126.5
当 期 純 利 益 328 5.4 188 3.1 ▲42.9
(単位:百万円、%)
6,059 6,110
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
'15/3 '16/3
連結売上高見通し(単位:百万円)
連結利益見通し(単位:百万円)
セグメント別2015年3月期 2016年3月期見通し
実績 構成比 見通し 構成比前期
増減率
工 業 用 ゴ ム 事 業 4,894 80.8 4,997 81.8 2.1
医 療 ・ 衛 生 用 ゴ ム 事 業 1,165 19.2 1,113 18.2 ▲4.5
売 上 高 6,059 100.0 6,110 100.0 0.8
(単位:百万円、%)
(見通し)
(見通し)
122
277
328
188
0
50
100
150
200
250
300
350
400
'15/3 '16/3
経常利益
当期純利益
●医療用ゴム製品の受注は回復するものの、RFIDタグ用ゴム製品と卓球ラケット用ラバーの受注見通しが不透明であることから微増収。
●前期は役員退職慰労金の引当計上があったため今期は増益となる。
Ⅱ-3.2016年3月期連結決算見通し(前回予測比)
5月12日時点 11月9日修正
見通し 構成比 見通し 構成比5/12時比較
増減率
売 上 高 6,540 100.0 6,110 100.0 ▲6.6売 上 総 利 益 1,660 25.4 1,541 25.2 ▲7.2営 業 利 益 330 5.0 291 4.8 ▲11.8経 常 利 益 300 4.6 277 4.5 ▲7.7当 期 純 利 益 190 2.9 188 3.1 ▲1.1
●下方修正要因
①第2四半期までのRFIDタグ用ゴム製品、卓球ラケット用ラバーの受注減
が年明けまで続く見通し。
②第3四半期以降、ASA COLOR LEDの受注が当初予測より伸び悩むこと
から売上げ減となる見通し。
(単位:百万円、%)
19
20
Ⅱ-4.連結セグメント別見通し-中期事業分野
売上高2015年3月期 2016年3月期
実績 構成比 見通し 構成比前期
増減率
自 動 車 分 野 3,489 57.6 3,679 60.2 5.4
医 療 分 野 1,122 18.5 1,081 17.7 ▲3.7ラ イ フ サ イ エ ン ス 分 野 389 6.4 399 6.5 2.6
そ の 他 分 野 1,058 17.5 950 15.6 ▲10.2売 上 高 合 計 6,059 100.0 6,110 100.0 0.8
(単位:百万円、%)
3,489 3,679
0
1,000
2,000
3,000
4,000
'15/3 '16/3
自動車分野(単位:百万円)
1,122 1,081
0
1,000
2,000
3,000
4,000
'15/3 '16/3
医療分野(単位:百万円)
389 399
0
1,000
2,000
3,000
4,000
'15/3 '16/3
ライフサイエンス分野(単位:百万円)
1,058 950
0
1,000
2,000
3,000
4,000
'15/3 '16/3
その他分野(単位:百万円)
(見通し)(見通し) (見通し) (見通し)
21
設備投資金額 約543百万円
Ⅱ-5.2016年3月期連結設備投資計画
減価償却費 430百万円(単位:百万円)
事業分野別設備投資内訳(百万円)
第2四半期実績
通期計画
自動車分野 35 205
医療分野 52 95
ライフサイエンス分野 81 132
その他分野 10 110
合計 178 543
・自動車分野・・・ASA COLOR LEDの増産ラインを導入。
・ライフサイエンス分野・・・マイクロ流体デバイスの接着工程設備導入。
575
444543
383 422 430
0
200
400
600
800
1,000
'14/3実績 '15/3実績 '16/3計画
設備投資額 減価償却費
●下期設備投資計画
22
Ⅱ-6.2016年3月期配当予定
50.047.4
22.618.0
31.4
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
'12/3 '13/3 '14/3 '15/3 '16/3
8 8 8
13 13
0
5
10
15
12/3 13/3 '14/3 '15/3 '16/3(予想) (予想)
一株当たり配当金推移(単位:円) (単位:%) 連結配当性向推移
2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期
中間配当 3円 3円 3円(予定)
期末配当 5円 10円 10円(予想)
年間 8円 13円 13円(予想)
23
Ⅲ-1.AR-2020VISION
2020年を見据えたビジョン「AR-2020VISION」
1.技術革新を基盤に、新しい価値を創造し続ける企業になる。
2.現在の仕事に慢心せず、常に変革を求め、経営環境の変化に応じ継続的に磨きをかける。
3.人財こそが、事業運営の要とし、人材の育成を行う。
Ⅲ-2.第11次三ヵ年中期経営計画(V-1計画)
24
1.既存事業の質・量の持続的成⻑2.新市場・新分野への事業展開3.2020年に向けた事業基盤の強化と整備
中期経営方針
2014年3⽉期⽐1.4倍の成⻑ 2014年3⽉期⽐2.8倍の成⻑
(単位:百万円)(単位:百万円)
2017年3月期連結売上高目標 80億円
連結営業利益目標 8億円
25
自動車分野製品
医療分野製品
輸液バッグ用ゴム栓 プレフィルドシリンジ用ガスケット
ライフサイエンス分野製品
卓球ラケット用ラバー
マイクロ流体デバイスサンプル
Ⅲ-3.V-1計画 - コア技術と事業分野
【技術1グループ】STR解析チップの
量産化準備
【技術2グループ】診断医療・先端医療の
開発業務
白河工場 福島工場第二福島工場
工場技術間の連携を深める
【技術3グループ】自動車分野向け複合製品の
開発業務
Ⅲ-3.V-1計画 - コア技術と事業分野
26
自動車分野製品医療分野製品
ライフサイエンス分野製品
白河工場白河工場 福島工場 第二福島工場
電子部品対応CR仕様
一般ゴム製造環境医療ゴム製造環境
水処理仕様
主に自動車分野 主に医療・ライフサイエンス分野
分子接着・接合技術 ☆マイクロ加工 ☆複合化技術
要求環境:クリーンルーム(接着に必要な温湿度環境など)
(仮)第二白河工場
解析・体外診断CR仕様
+
独自技術
(イメージ)
色と光のコントロール技術 素材変性技術表面改質およびマイクロ加工技術
27
Ⅲ-3.V-1計画 - コア技術と事業分野
28
Ⅲ-4.V-1計画 - 自動車分野
(単位:億円) 自動車分野連結売上高目標
主な製品
接点ラバー、Oリング
●今期は24億円を見込んでいたが、下期から既存の受注先の数量減や新規採用品の生産時期の後ろ倒しなどにより、23億円の見通し。(前期比7.4%増)
●海外向けのスイッチ用ラバー、スイッチ用防水カバーの受注拡大で売上増加。
連結売上高目標 37億円
ASA COLOR LED
●青色LEDに蛍光体を配合したシリコーン製キャップを被せることで、自動車内装照明用に10,000色以上の均質な光を提供。
4 4 4 4
9 9 10 12
21 21 23 21
0
10
20
30
40
50
14/3実績 15/3実績 16/3計画 17/3目標
ASA COLOR LED 接点ラバー、Oリング
34
40
3437 37
29
(単位:億円) 医療分野連結売上高目標
11 11 1113
0
5
10
15
20
14/3実績 15/3実績 16/3計画 17/3目標
●安全性の高い材料を開発し、独自のコーティング技術で“漏れない”と“滑る”を両立し、注射速度の微妙な調節が可能。
主な製品
プレフィルドシリンジ(薬液充填済み注射器)用ガスケット
プレフィルドシリンジ向けガスケットイメージ
Ⅲ-4.V-1計画 - 医療分野
●V-1計画では新製品の開発期間として要素技術の深掘りを進める。
連結売上高目標 13億円
30
(単位:億円)
ライフサイエンス分野連結売上高目標
3 3 40.5 1.1
12.5
0
5
10
15
20
14/3実績 15/3実績 16/3計画 17/3目標
卓球ラケット用ラバー マイクロ流体デバイス
16.5
●ゴムと金属、ゴムと樹脂を接着させる分子接着・接合技術で独自の積層流路を形成し、複雑な分析に対応可能
主な製品
マイクロ流体デバイス
●2016年3月期売上高は1.1億円を見込む。うちNEC様のポータブルDNA解析装置向け製品は0.8億円を計画。
マイクロ流体デバイスサンプル
3.54 4.1
連結売上高目標 16.5億円
●分子接着・接合技術によるマイクロ流体デバイスなどの複合製品の生産拠点として、白河工場(福島県白河市)の隣接地に新工場の建設を決定。完成は来年春を目指す。工場と生産設備は福島県の「平成27年度福島医療・福祉機器開発・事業化事業費補助金」の補助対象事業として採択を受ける。交付金額は 大7.5億円。
Ⅲ-4.V-1計画 - ライフサイエンス分野
31
(単位:億円) その他分野連結売上高目標
7
10 9
13.5
0
5
10
15
20
14/3実績 15/3実績 16/3計画 17/3目標
●溶剤を使わずに接着させる“分子接着技術”を応用し、IC チップやアンテナ部をゴム素材で覆い、折り曲げに強く、耐水性、耐熱性に優れた、柔らかい小型のIC タグをご提供
主な製品
RFIDタグ用ゴム製品
Ⅲ-4.V-1計画 - その他分野
RFIDタグ用ゴム製品イメージ
●顧客の在庫調整と新タイプの生産準備が長引き、前期売上高6.6億円から、今期売上高は3.6億円となる見込み。(前期比45.8%減)
連結売上高目標 13.5億円
32
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