StuCon!課題
Airbnb 日本Localization「信頼&安全」ページへの導引及びAirbnb neighborhood への導引の促進
Kentaro Yamauchi [email protected]
Microso8 Student Partners 2013
もくじ1.日本ユーザーの一般的な性向考察 (日本のサイトには、余白が少なく文字量が多いものが多い。)
2.Hotels.comのローカライゼーション考察 (日本版サイトには情報量が多く、「地図から探す」機能が存在し、旅行イメージをかき立 てる画像の利用が多い。)
3.Air bnb改善提言 二つの観点から、UX改善を提言。
1.日本ユーザーの一般的な性向考察 (クラウドソーシングサービスサイト)
日本のサイトには、余白が少なく文字量が多いものが多い。
O desk アメリカ版サイト
クラウドワークス 日本版サイト
1.日本ユーザーの一般的な性向考察 (EC大手)
楽天市場 日本語サイト
Amazon.com アメリカ版サイト
日本のサイトには、余白が少なく文字量が多いものが多い。
1.日本ユーザーの一般的な性向考察 (雑誌)
日本の雑誌表紙も、米国雑誌と比較した場合余白が少なく文字量が多いものが多い。参考:「なぜ日本のWebデザインはダサいのか?(MEMOPATCH)」http://memo.goodpatch.co/2013/02/is-japanese-web-design-bad/
日本雑誌表紙をGogleにて検索
米国雑誌表紙をGogleにて検索
もくじ1.日本ユーザーの一般的な性向考察 (日本のサイトには、余白が少なく文字量が多いものが多い。)
2.Hotels.comのローカライゼーション考察 (日本版サイトには情報量が多く、「地図から探す」機能が存在し、旅行イメージをかき立 てる画像の利用が多い。)
3.Air bnb改善提言 二つの観点から、UX改善を提言。
2.Hotels.com ローカイラゼーション例考察
<日本語サイトを英語サイトと比較した場合>①情報量(文量)が多い。②「地図から選ぶ」機能が存在する。③旅行目的地ごとの名物・風景写真を入れている。ユーザーの持つ旅行イメージをかき立てる。(日本語サイトにはこの下に、海外主要都市の写真が続く。)
Hotels.com 英語サイト 日本語サイト
2.Hotels.com ローカイラゼーション例について(参考資料:韓国・中国現地語サイト例)
<韓国サイト・中国サイトの特性>①(米サイトよりも)情報量が多い 文化的背景によると推測②(日米サイトよりも)写真が少ない 戦略として日本市場における写真資料獲得を優先したためと推測
Hotels.com 中国サイト 韓国サイト
2.Hotels.com ローカイラゼーション例考察
<日本語サイトを英語サイトと比較した場合、以下のような特色がある。>①情報量(文量)が多い。 ➡日本人は余白の少ないデザインに慣れているという文化的背景が存在す ると推測される。
②「地図から選ぶ」機能が存在する。 ➡日本版旅行サイトのユーザーはサイトに来た後に旅行先を選ぶ傾向があ ると推測される。 (参考:”プチ旅行”するためのWEBサイトへh%p://www.slideshare.net/stucon/web-‐27804260?ref=h%ps://stucon.jp/issues/10/plans)
③旅行目的地ごとの名物・風景写真を入れている。ユーザーの旅行イメージをかき立てる。 ➡②と関連するが、サイト利用者の様々な旅行イメージをかき立てること の重要性が高いと推測される。
もくじ1.日本ユーザーの一般的な性向考察 (日本のサイトには、余白が少なく文字量が多いものが多い。)
2.Hotels.comのローカライゼーション考察 (日本版サイトには情報量が多く、「地図から探す」機能が存在し、旅行イメージをかき立 てる画像の利用が多い。)
3.Air bnb改善提言 二つの観点から、UX改善を提言。
3.Air bnb改善提案日本市場の潜在顧客の性向とAirbnbの提供価値について
■日本市場の潜在顧客日本市場の潜在顧客は海外マーケットと比較して、以下のような傾向があると予測される。①英語が話せる人口の割合が少ない。②安全性に対する警戒心が強い。③他者と公共の場で対話する習性が乏しい。(「人の家(うち)」に入ることに抵抗があることや、都心部では他者とコミュニケーションが極度が少ない。)④価格弾力性が低い。(「安い」ことよりも、「安全」「安心」を重視する傾向にある)
■Airbnbの提供価値Airbnbの提供価値及び提供サービスの競合優位性は、以下の二点であると推測される。(参考:Airbnb Neighborhoods & Local Lounges 他http://vimeo.com/53535631)
①相対的に価格の低い宿泊サービス②異文化・異コミュニティでの交流体験
3.Air bnb改善提案セグメントごとの課題点と「あるべき顧客体験」
1.「価格の安さ」に魅力を感じるセグメント(例:学生・パートタイマー労働者など) 課題:英語が話せる層が少な。海外渡航への心理的障壁の高い層の割合が多い。 あるべき顧客体験①:サイトを通して、ホストファミリーや地元コミュニ ティにて、「安心」できる場所があると思えること
2.「異文化・コミュニティへでの交流体験」に魅力を感じるセグメント(例:
バックパッカー経験を持つもの、海外志向の強い人々など) 課題:所得が一定度ある層が多い。安全面を考えるとホテルを利用しよ うと思う。(価格の低さに魅力を感じづらい) あるべき顧客体験②:サイトを通してローカルコミュニティでの異文化体
験の楽しさがひしひしと伝わってくること
(今回はairbnbを利用した海外旅行を想定)
3.Air bnb改善提案①➡「適切なタイミングで「信頼&安全」ページへユーザーを引き込む」
「Airbnbの安全対策」のページはクオリティが高いにも関わらず、小さい文字で表記されているため、目立っていない。(トップページでも同様)ユーザーに「安心感」を得てもらうため、「安全対策ページ」のアイコンをつくり「今すぐ予約」アイコンの近くに大きく表示するか、予約ボタンを押す前に必ず安全対策ページを見るようなフローにする。
I’m sorry that I used this photo without asking permission to Avnish & Disha.
予約前ページ
3.Air bnb改善提案➡Airbnb neighborhoodへのユーザー導引を重視Airbnb neighborhoodには素晴らしいコンテンツが用意されているのにも関わらず、初見では「ご近所ガイド」が何なのかよくわからない上に、文字が小さくアイコンも無いために、クリックするユーザーは少ないと推測される。
①「ご近所ガイド」の名称を変更する。(「ご近所ガイド」が旅行先コミュニティの魅力についてのページであるとわかりづらいため。)「世界のご近所ガイド」という名前にするなどが良いと考える。(ユーザーに海外旅行専用サイトと思われるリスクがあるが、響きは良いと思う。)
②青色枠内に「ご近所ガイド」の魅力を感じさせるような文言を足し、「ご近所ガイド」へのユーザー導引を図る。
③ご近所ガイドの日本語対応の促進を行うこと。
④部屋検索機能表示の上に「ご近所ガイド」紹介アイコンを載せてしまうことも検討の余地がある。
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Thank you.
I respect Brian Chesky a lot.I LOVE the way airbnb provide travel experience.
Even though there seemed to be some obstacles, I support it. Kentaro