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WETSEMTM カプセルを利用したSEM観察の特徴
ユニークなカプセルを用いたSEM観察により、液体サンプルを直接観察することができます。
液体サンプルのin-situ SEM観察
Cat.No 3S4J-062-00-131126
QuantomiXTM社のWETSEMTMカプセルを利用すると、液体サンプルをそのまま電子顕微鏡(SEM)観察することができます。
通常のSEM観察のようにサンプルをドライにすることがないので、溶液中の粒子の分散状態や凝集の様子を実体に近い状態で観察することができます。
さらに、EDXによる元素分析や他の解析ソフトと組み合わせて、観察粒子の定量評価をすることも可能です。
15μℓの牛乳をWETSEMTMカプセルに直接入れ、電子顕微鏡(SEM)により観察しました。
牛乳は水ベースに油滴が分散したO/W型のエマルジョンで、乳脂肪が小さな粒子として存在しています。
粒子の大きさは、約0.1~2μmと様々であることが分かります。
解析例
QuantmiXTM社のWETSEMTMカプセルを利用した新しいSEM観察技術をご紹介いたします。
● 牛乳に分散する脂肪滴の観察加速電圧:15kV, BSE像
10µm 1µm脂肪滴
粒子サイズ(長さ),μm
個数
,個
粒子解析の例