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Page 1: InterSecVM/MW V5.0 for VMware セットアップ手順説 … ごあいさつ このたびは、InterSecVM/MW V5.0 for VMwareを購入いただき、まことにありがとうござい

2017年10月 第1版

InterSecVM/MW V5.0 for VMware

セットアップ手順説明書

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ごあいさつ

このたびは、InterSecVM/MW V5.0 for VMwareを購入いただき、まことにありがとうござい

ます。

本書は、購入いただいた製品のセットアップ手順を中心に記載しています。製品をお使い

になる前に必ずお読みください。

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目次

1章 はじめに .................................................................. 1

1.1. システム構成 ......................................................... 2

1.2. 動作環境 ............................................................. 3

2章 初期導入までの操作 ........................................................ 4

2.1. 事前準備 ............................................................. 4

2.1.1. VMware vCenter Serverへのログイン .............................. 4

2.1.2. vSphere Client セッションを開始する手順 ........................ 4

2.2. 仮想マシンの追加 ..................................................... 6

2.2.1. 仮想アプライアンスのデプロイ ................................... 6

2.2.2. メモリの追加/予約 ............................................ 13

2.2.3. 仮想プロセッサ数の変更 ........................................ 17

2.2.4. 仮想ハードディスクの追加 ...................................... 21

3章 初期導入 ................................................................. 27

3.1. 初期IPアドレスの設定 ................................................ 28

3.1.1. InterSecVMへのログイン ........................................ 28

3.1.2. 初期IPアドレスの変更 .......................................... 30

3.1.3. 初期IPアドレス設定後のIPアドレスを確認する .................... 33

3.2. InterSecVM/MWの初期導入について ..................................... 34

3.3. InterSecVM/MWの起動 ................................................. 34

4章 初期導入手順 ............................................................. 35

4.1. 初期導入の流れ ...................................................... 35

4.2. 初期導入の準備 ...................................................... 36

4.3. 初期導入画面への接続 ................................................ 37

4.4. 初期導入の実行 ...................................................... 39

5章 注意事項 ................................................................. 46

6章 付録 ..................................................................... 47

6.1. 仮想イーサネットアダプタ(NIC)の設定変更手順 ......................... 47

6.1.1. 仮想スイッチを作成する手順 .................................... 47

6.1.2. ネットワーク接続のネットワークラベルを変更する手順 ............ 52

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1章 はじめに InterSecVM/MWは、VMware vSphere 6.0 および 6.5(以降、VMware vSphereと表記します)

上で利用可能な、仮想アプライアンス製品です。

仮想アプライアンスとは、オペレーティングシステムと必要なアプリケーションが事前に

インストールされた仮想マシンです。

本書では、InterSecVM/MWをVMware vSphereにデプロイする手順(※1)と、初期導入につい

て説明します。InterSecVM/MWは、製品に添付されているインストールディスクに格納され

ています。

※1: VMware vSphere では、「OVFテンプレートのデプロイ」といいます。

詳細はVMwareのマニュアルを参照ください。

本書でのインポート手順は、VMware vSphere 6.5における、vCenter Serverを利

用した環境の手順について記載しています。

デプロイ手順中のメニューは、ご利用のVMware環境やVMware vSphere バージョン

によって異なる場合がありますので、適宜操作してください。

VMware vSphere関連製品の使用方法については、VMware vSphere製品のマニュアルを参照

してください。

仮想アプライアンス製品は、VMware vSphere上にデプロイすることで利用できるようにな

ります。

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1.1. システム構成 InterSecVM/MWのご利用には、VMware vSphere環境をご用意ください。

項目 説明

vSphere Web Clientに接続する

クライアント

ブラウザを経由しvSphere Web Clientを使用し VMware

vSphereを設定、管理します。

次のような機能があります。

・仮想マシンを操作するコンソール機能

・VMware vSphereの管理ツールとしての機能

VMware vSphereを運用している

サーバ

VMware vSphereを運用しているサーバは、VMware社から

認証を取得している機種、デバイスで構成されている必

要があります。例えば、CPUが2個搭載されているなどの

条件があります。詳細は、VMware vSphereのマニュアル

等を参照してください。

vSphere Web Clientに接続

するクライアント

VMware vSphereを運用してい

るサーバ

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1.2. 動作環境

InterSecVM/MWを利用可能なVMware vSphereのバージョンおよびエディションは以下のとお

りです。最新の情報はポータルサイトを参照してください。

InterSecVM/MW for VMware VMware vSphere

バージョン 製品名 エディション

V5.0 VMware vSphere 6.0

VMware vSphere 6.5

Essentials

Essentials Plus

Standard

Enterprise

Enterprise Plus

InterSecVM/MWの仮想マシンファイルは以下の諸元に設定されています。

リソース名 必要量

CPU(最小) 仮想CPU2個(コア)

メモリ(最小) 2GB

LANインタフェース (仮想NIC 1) VM Networkに接続 ※1

LANインタフェース (仮想NIC 2) VM Networkに接続 ※1

ディスク容量(初期値) 120GB (1台:sda) ※2

※1 出荷状態でのLANインタフェースは、仮想NIC 1、仮想NIC 2ともVM Networkに

接続するよう設定しており、仮想NIC 1のみ以下の設定で起動します。

LANインタフェース :eth0

IPアドレス :192.168.250.250

ネットワークマスク :255.255.255.0

ホスト名 :intersec.domain.local

InterSecVM/MWの二重化構築ライセンスオプション製品を利用するフェイルオ

ーバクラスタ構成など物理NICを二つ使用する場合は、

「6.1. 仮想イーサネットアダプタ(NIC)の設定変更手順」を参照して仮想NIC 2

の設定を変更してください。

※2 ユーザデータ(/home)用の仮想ハードディスクの追加が別途必要です。

デプロイする際に、VMware vSphere に上記のメモリやディスク容量などが確保できない場

合、InterSecVM/MW製品のデプロイに失敗したり、動作不良を起こしたり、あるいは、本来

の性能を発揮することができない場合があります。

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2章 初期導入までの操作 2.1. 事前準備

VMware vSphereへはvSphere Web Clientを利用してログインします。vSphere Web Client

を利用できるPCをご用意ください。Webブラウザの環境が必要となります。

2.1.1. VMware vCenter Server へのログイン

2.1.2. vSphere Client セッションを開始する手順

(1) ブラウザで以下の URLにアクセスします。

(2) ログイン画面が表示されますので、VMware vSphere の管理者権限アカウントにてロ

グインします。

・ ユーザ名に接続先の VMware vSphereに設定されたユーザ名を入力します。

・ パスワードを入力します。

アカウント情報を入力後、[ログイン]をクリックします。

http://<VMware vSphereのホスト名>/vsphere-client/

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(3) ログイン完了後、左ペイン中の「ホーム」を選択し、以下のような管理画面を表示

します。

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2.2. 仮想マシンの追加 この章では、vSphere Web Clientを利用してInterSecVM/MWを、VMware vCenter Server へ

仮想マシンとして追加する手順について記述しています。なお、本項の手順実施前に、

vCenter Serverに、データセンターおよびInterSecVM/MWを実行するホストがあらかじめ

登録されている状態であることが前提となっています。

2.2.1. 仮想アプライアンスのデプロイ

仮想アプライアンスとは、オペレーティング システムとアプリケーションがインストー

ルされた事前に作成済みの仮想マシンです。InterSecVM/MWは、仮想アプライアンスイメ

ージを製品添付のインストールディスクに格納しています。

(1) vCenter Serverの管理画面にて、 [ホストおよびクラスタ] を選択します。

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(2) デプロイするDatacenterを選択し、右クリックしてください。

次に、[OVFテンプレートのデプロイ...]を選択してください。

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(3) [OVFテンプレートのデプロイ] ウィザードダイアログボックス中の、[テンプレートの

選択]画面が表示されます。InterSecVM/MWのインストールディスクをvSphere Web

Clientが参照可能なドライブにセットし、ローカルファイルを選択の上、[参照...] を

クリックします。ファイル選択画面が表示されたらインストールディスクに格納され

ている仮想アプライアンスイメージファイルを選択して、[ 開く ] をクリックします。

(選択するファイルは、intersecvm_mw_5.0.ovf,intersecvm_mw_5.0-disk1.vmdkの二つ

です。これらのファイルを同時に選択してください。)

戻った後、[ 次へ ] をクリックします。

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(4) [名前と場所の選択] 画面が表示されます。デプロイするデータセンターを選び[ 次へ]

をクリックします。

(5) 「リソースの選択」画面が表示されます。デプロイ先の仮想ホスト、または、クラス

ターを選択してください。選択後、[次へ]をクリックします。

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(6) [詳細の確認] 画面が表示されます。[次へ]をクリックします。

(7) [ストレージの選択] 画面が表示されます。InterSecVM/MW 5.0を保存するデータスト

ア先を指定してください。指定後、[次へ]をクリックします。

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(8) [ネットワークの選択]画面が表示されます。

MWサーバをインベントリ内の、どのネットワークにマップするかをターゲットネット

ワークから選択後、[ 次へ ] をクリックします。

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(9) [設定の確認] 画面が表示されます。[完了]をクリックしてください。

(10) デプロイが開始されます。デプロイ完了をタスク画面で、確認してください。

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2.2.2. メモリの追加/予約

※ メモリの追加は必要に応じて行ってください

※ メモリの予約は必ず行ってください InterSecVM/MW のご利用内容(起動するサービス)によっては、初期状態のメモリ容量

(2048MB)では不足する場合があります。必要に応じて使用メモリを変更することができ

ます。

※ メモリの追加/予約は、InterSecVM/MW が起動していない状態で行ってください。

(1) vSphere Client インベントリパネルからメモリ容量変更を行う仮想マシンを選択し

ます。

(2) [ 設定の編集... ] をクリックします。

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(3) [仮想ハードウェア] タブをクリックしてください。

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(4) 「メモリ」を選択し、右画面にて、「メモリサイズ」を変更します。

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(5) メモリを予約する場合は、「予約」に予約するメモリサイズを指定してください。

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2.2.3. 仮想プロセッサ数の変更

※ 仮想プロセッサ数の変更は必要に応じて行ってください

InterSecVM/MW のご利用内容(起動するサービス)により、初期状態の仮想プロセッサ数

(2コア)から、必要に応じて仮想プロセッサ数を変更することができます。

※ 仮想プロセッサ数の変更は、InterSecVM/MW が起動していない状態で行ってくださ

い。

(1) vSphere Client インベントリパネルから仮想プロセッサ数の変更を行う仮想マシン

を右クリックします。

(2) [ 設定の編集... ] をクリックします。

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(3) 表示された[設定の編集]ダイアログ ボックス中の[仮想ハードウェア]タブをクリ

ックしてください。

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(4) 「CPU」を選択し、右画面にて、ソケット数などの割当を変更します。

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(5) CPUリソースを予約する場合は、予約CPUヘルツを指定してください。

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2.2.4. 仮想ハードディスクの追加

※ この設定は必須です InterSecVM/MWは、ユーザデータ領域用として仮想ハードディスクを一つまたは二つ使用し

ます。InterSecVM/MWのサーバ構成にしたがい、以下のとおり仮想ハードディスクを追加し

てください。

※ 仮想ハードディスクの追加は、InterSecVM/MW が起動していない状態で行ってく

ださい。

※ InterSecVM/MWの初期導入後に仮想ハードディスクの追加や変更は行わないでく

ださい。InterSecVM/MWの初期導入後に仮想ハードディスク容量の変更を行いたい

場合は、再インストールが必要となります。

サーバ構成 仮想ディスク1

(sda)

仮想ディスク2

(sdb)

仮想ディスク3

(sdc)

システム領域 /home領域 ミラー領域

スタンドアロン構成 システム領域

(再構成不可)

追加が必要 ※ 未使用

フェイルオーバクラスタ構成 追加が必要 ※ 追加が必要 ※

※追加仮想ハードディスク容量の目安 追加する仮想ハードディスクの容量は、ユーザ数やユーザあたりのデータ使用量に

依存します。

・ スタンドアロン構成の場合

仮想ハードディスク1(sdb)の追加

10GB + (ユーザ数 × 1ユーザあたりのデータ領域必要量) 以上

※ 仮想ハードディスク2(sdc)の追加は必要ありません。

・ フェイルオーバクラスタ構成の場合

仮想ハードディスク1(sdb)の追加

10GB

仮想ハードディスク2(sdc)の追加

(ユーザ数 × 1ユーザあたりのデータ領域必要量) 以上

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仮想ハードディスクの追加の手順は以下のとおりです。

(1) vSphere Clientインベントリパネルから仮想ハードディスクを追加する仮想マシン

を選択します。

(2) [ インベントリ (N) ] - [ 仮想マシン (V) ] - [ 設定の編集 (E)... ] をクリッ

クします。

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(3) [仮想ハードウェア] タブをクリックしてください。

(4) [仮想マシンのプロパティ] ダイアログボックスが表示されたことを確認し、[ハー

ドウェア] タブの[追加...]をクリックしてください。

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(4) 「新規デバイス」項において、プルダウンボタンを押下し、「新規ハードディスク」

を選択してください。次に、「追加」を押下してください。

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(5)「新規ハードディスク」の項が表示されます。詳細を表示するために、「新規ハ

ードディスク」項の矢印を押下してください。

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(6)「新規ハードディスク」項の詳細が表示されます。新規に作成するハードディス

クのサイズを指定してください。また、ディスクプロビジョニングの項において、

「シックプロビジョニング(Lazy Zero)」を選択してください。

指定が終わりましたら「OK」を押下してください。

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3章 初期導入 前章で VMware環境に追加した InterSecVM/MW は、お客様のネットワーク環境に合わせて、

初期導入を行っていただく必要があります。

初期導入では、主にInterSecVM/MW のネットワーク設定やサーバ構成などを行います。

InterSecVM/MWの初期導入は、Windows®が動作するPCからWebブラウザを使用して行います。

出荷状態(VMware環境にデプロイした直後の状態)のInterSecVM/MW は以下のネットワー

ク設定が行われています。

LANポート :eth0

IPアドレス :192.168.250.250

ネットワークマスク:255.255.255.0

ホスト名 :intersec.domain.local

お客様のネットワーク環境に応じたネットワーク構成で初期導入を行えるようにするため

に初期IPアドレスを変更することができます。

初期IPアドレスを変更しない場合は、「3.2. InterSecVM/MWの初期導入について」から参

照してください。

初期IPアドレスを変更する場合は、次ページの手順を実施してください。

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3.1. 初期 IP アドレスの設定

3.1.1. InterSecVM へのログイン

(1) vCenter Server Clientの管理画面にて、デプロイしたInterSecVM/MWの仮想マシンを右

クリックします。[電源] - [パワーオン]を選択します。

(2) vCenter Serverの管理画面にて、デプロイしたInterSecVM/MWの仮想マシンを右クリッ

クします。[コンソールを開く]を選択します。

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(3) 正常に起動すると以下のようなコンソール画面にログイン画面が表示されます。

(4) ログインします

ログイン名「root」でログインしてください。

ログインユーザ名、パスワードは以下のとおりです。

・ユーザ名、パスワードは、大文字小文字を区別します。

・初期パスワード(※)には、本製品の『管理者用パスワード』に記載して

いるパスワードを入力してください。

ユーザ名 :root

パスワード :初期パスワード(※)

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3.1.2. 初期 IP アドレスの変更

(1) 初期IPアドレス変更コマンドの実行

rootアカウントのプロンプトから以下のコマンドを実行してください。

(2) イントロダクション画面が表示されます

[< Next >]を選択([Enter]キーを押下)してください。

intersec-init-c

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(3) IPアドレス情報の入力画面が表示されます。

IPアドレス(IP address[*]) 、ネットマスク(Netmask[*])、Gatewayの項、それぞれに

対してアドレス情報を入力します。入力が完了しましたら「< Next >」を選択してくだ

さい。

[*] は入力必須項目です

(4) 確認画面が表示されます。

入力した内容を確認してください。入力した内容に問題がなければ[< Apply>]を選択し

てください。ネットワーク設定を行います。訂正したい場合は、[< Previous>]を選択

し (3)からやり直してください。

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(5) 完了画面が表示されます。

[< OK! >]を選択してください。入力されたIPアドレスが有効な状態になります。

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3.1.3. 初期 IP アドレス設定後の IP アドレスを確認する 変更した初期IPアドレスを確認したい場合は、rootアカウントのプロンプトから以下のコ

マンドを実行します。

実行結果イメージ

誤って初期IPアドレスを設定した場合は、「3.1.2. 初期IPアドレスの変更」から実行する

ことで初期IPアドレスを変更することが可能です。

なお、「初期導入」実施後に、IPアドレスを変更する場合は、管理コンソール「Management

Console」画面から変更してください。

intersec-setupinfo

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3.2. InterSecVM/MW の初期導入について 初期導入を行うため、InterSecVM/MWと同一のセグメントIPアドレス(例えば、

192.168.250.1/255.255.255.0)を設定したWeb接続可能なWindowsが動作するPCを用意し

てください。

※ 他の機器が存在するネットワーク環境に接続する場合は、InterSecVM/MWの初期状

態のネットワーク設定IPアドレスと他機器のIPアドレスが 重複していないか確

認してください。

※ ご使用になるブラウザは、Microsoft® Internet Explorer® 11 以上を推奨します。

3.3. InterSecVM/MW の起動

仮想マシンを起動(パワーオン)してください。正常に起動すると以下のようなコンソ

ール画面が表示されます。

InterSecVM/MWの初期導入の具体的な手順は、「4章 初期導入手順」を参照してください。

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4章 初期導入手順 InterSecVM/MWの初期導入は、Windows®クライアントPC(以下、クライアントPC)からWeb

ブラウザにて行います。

4.1. 初期導入の流れ

InterSecVM/MWの初期導入の流れは以下のとおりです。運用するネットワーク環境に合わせ

て初期設定を行ってください。

7.ディスク構成の設定

5. ネットワークの設定

4. システム管理者パスワードの設定

6. サーバ構成の設定

8. 設定内容確認

9. 再起動

1. 初期設定の開始

2. システム時刻の設定

3. 製品ライセンスの投入

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4.2. 初期導入の準備 InterSecVM/MWの初期導入は、「初期IPアドレスの設定」後に行います。

初期IPアドレスを変更していない場合は、以下の設定となっています。

LANポート :eth0

IPアドレス :192.168.250.250

ネットワークマスク:255.255.255.0

ホスト名 :intersec.domain.local

初期導入を行うため、InterSecVM/MWと同一のセグメントIPアドレス(例えば、

192.168.250.1/255.255.255.0)を設定したWeb接続可能なWindows®が動作するPCを用意し

てください。

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4.3. 初期導入画面への接続

InterSecVM/MWの初期導入実行に際し、別途ご用意いただいたクライアントPCのWebブラ

ウザから InterSecVM/MWへの接続、およびログインを行ってください。

■ InterSecVM/MW 初期導入画面への接続

InterSecVM/MW の初期導入画面には、Windows®が動作するPCのWebブラウザから以下のU

RLを指定して接続してください。

接続できない場合、Windows®が動作するPCから、ping コマンドなどを使用して通信状態

を確認してください。

[実行例]C:\> ping 192.168.250.250

InterSecVM/MW と通信できない場合は、設定されているネットワークと接続できる

よう、Windowsが動作するPCのネットワーク設定を確認してください。

上記は、IPアドレスが”192.168.250.250”の場合の例となります。

InterSecVM/MWのIPアドレス設定状況を確認したい場合は、「3.1.3. 初期IPア

ドレス設定後のIPアドレスを確認する」を参照してください。

http://192.168.250.250:50453/

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■ InterSecVM/MW 初期導入画面へのログイン

InterSecVM/MWの初期導入画面に接続すると、ユーザ名とパスワードの入力ダイアログが

表示されます。初期導入画面へのログインユーザ名、パスワードは以下のとおりです。

・ユーザ名、パスワードは、大文字小文字を区別します。

・初期パスワード(※)には、本製品の『管理者用パスワード』に記載して

いるパスワードを入力してください。

ユーザ名 :root

パスワード :初期パスワード(※)

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4.4. 初期導入の実行

(1) 初期設定の開始

ログインが成功すると以下の画面が表示されます。[開始]をクリックし、初期導入

を実施します。

メモ:初期設定を中断したい場合は、各設定画面の[中止]をクリックします。

(2) 時刻設定

ここでは、本体の時刻に関する設定を行います。システム時刻を入力し[次へ]をクリ

ックします。

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(3) ライセンス登録

ここでは、InterSecVM/MWの製品ライセンスの登録を行います。

InterSecVM/MW 製品パッケージに添付されている

『InterSecVM/MW 製品ライセンス ライセンスシート』の「ライセンス認証番号」を

入力し[次へ]をクリックします。

「InterSecVM/MW V5.0 for VMware(二重化2台目)」の場合、1台目となる

「InterSecVM/MW V5.0 for VMware」の製品ライセンスをお使いください。

「InterSecVM/MW V5.0 for VMware(二重化2台目)」に製品ライセンスシート

は、添付されておりません。

メモ:ライセンス入力を省略した場合は、30日間の試用ライセンスになります。

試用期間経過後は、InterSecVM/MWの主要サービスが停止しご利用いただけなく

なります。

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(4) システム管理者設定

ここでは、システム管理者のパスワードの設定を行います。

システム管理者のアカウントは “admin” (固定)です。

システム管理者用のパスワードを「パスワード」「パスワード再入力」に入力して[次

へ]をクリックします。 システム管理者名のパスワードの指定は必須です。

パスワードに指定できる文字は、半角英数字、半角記号文字となります。

パスワードにスペースを使用することはできません。

パスワードは6文字以上、14文字以下で指定してください。

メモ:rootアカウントのパスワードもあわせて変更されます。

メモ:システム管理者のアカウントは、初期導入完了後、システム管理者用Management

Console画面で変更できます。

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(5) ネットワーク設定

お客様の運用ネットワークに合わせたネットワーク情報の設定を行います。

「ホスト名(FQDN)」にはセカンドレベル以上のドメイン名を含むホスト名を入力して

ください。

「ホスト名(FQDN)」、「IPアドレス」、「サブネットマスク」、「デフォルトゲート

ウェイ」、「プライマリネームサーバ」、「セカンダリネームサーバ」に設定内容を

入力し、[次へ] をクリックします。

※ 項目名の先頭に‘*’があるものは必須入力項目です。

メモ:「ホスト名(FQDN)」は、InterSecVM/MWの実ドメインのメールアドレスのドメイン部

としても使用されます。

項目名 設定内容

* ホスト名 InterSecVM/MWのFQDNを設定します

* IPアドレス InterSecVM/MWのIPアドレスを設定します

* サブネットマスク ネットワークマスクを設定します

デフォルトゲートウェイ デフォルトゲートウェイを設定します

プライマリネームサーバ プライマリネームサーバを設定します

セカンダリネームサーバ セカンダリネームサーバを設定します

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(6) InterSecVM/MW のシステム構成を設定する

InterSecVM/MWのシステム構成に関する設定を行います。

InterSecVM/MWでは、以下の構成を選択できます。

・スタンドアロン構成

・Webサーバ/メールサーバのフェイルオーバクラスタ構成

スタンドアロン構成

InterSecVM/MW を1台で運用する構成です。

設定を確認後、[次へ]をクリックします。

メモ:確保サイズを変更する場合は、初期設定を中止し、仮想ハードディスクを

VMware vSphere上で再確保してください。

※ /home用ディスクは、/dev/sdbに作成しますので、十分な領域を確保してください。

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フェイルオーバクラスタ構成

InterSecVM/MWをCLUSTERPRO Xを用いたフェイルオーバクラスタで運用する場合の構

成です。設定を確認後、[次へ]をクリックします。

「ミラーディスク用デバイス名」 ミラー用デバイス名が表示されます

「ミラーサイズ」 ミラー用ディスクサイズを表示します。

冗長化構成を組む二つのInterSecVM/VMにミラー領域用として同一サイズのディスク

を作成しておく必要があります。

メモ:確保サイズを変更する場合は、初期設定を中止し、仮想ディスクを

VMware vSphere上で再確保してください。

※ フェイルオーバクラスタ構成を構築する場合は、

別売りの『InterSecVM/MW 二重化構成構築ライセンス』が必要です。

※ /home用ディスクは、10GB以上の/dev/sdbに作成します。ミラーパーティション用ディ

スクは、/dev/sdcに作成しますので、十分な領域を確保してください。

注意:フェイルオーバクラスタ構成を構築する場合は、初期導入完了後システム管理者Man

agement Console画面からの設定が必要です。『ユーザーズガイド』を参照してください。

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(7) 設定内容確認

入力した設定内容を確認してください。

設定内容に間違いがなければ、[次へ] をクリックしてください。

設定内容を変更する場合は、[前へ] をクリックして変更対象画面に戻り設定を修正し

てください。

(8) システム再起動

設定を有効にしてシステムを運用可能な状態にするため、システムを再起動します。

[システムを停止する] をクリックした場合、システムは停止状態となりますので、

再度起動(パワーオン)を行ってください。

[システムを再起動する] をクリックした場合、システムの再起動を行います。

以上で、初期導入は終了です。

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5章 注意事項

1. vSphere Clientから二重化構成の構築など複数台のInterSecVMを導入する場合は、

1台ずつ仮想ホストの「OVFテンプレートのデプロイ」、初期導入を行ってくださ

い。同時に行った場合、IPアドレスの重複が発生して正しく初期導入が行えません。

2. フェイルオーバクラスタ構成を構築している場合は、稼動系の仮想マシンをサスペ

ンド(一時停止)することはできません。

スタンドアロンの場合は、可能です。NTPサーバを利用している場合は、サスペン

ドによる影響により時刻の再設定が必要になる場合があります。

3. VMware HAと フェイルオーバクラスタ構成の併用はサポートしていません。

4. フェイルオーバクラスタ構成の構築完了後、システムの停止および再起動を行う場

合、以下の方法にて実施してください。

・停止時

CLUSTERPRO WebManagerより CLUSTERPROシャットダウン

・再起動時

CLUSTERPRO WebManagerより CLUSTERPROシャットダウンリブート

※ CLUSTERPRO WebManagerの操作手順については、インストールディスク:

\doc\clusterproに含まれる、「CLUSTERPRO X 3.3 for Linux リファレンス

ガイド」の「クラスタ全体のオブジェクト」を参照してください。

5. フェイルオーバクラスタ構成からスタンドアロン構成に変更する場合は、ディスク

構成の変更が必要になりますので、再度、初期導入から実施してください。

スタンドアロン構成からフェイルオーバクラスタ構成に変更する場合も同様とな

ります。

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6章 付録 6.1. 仮想イーサネットアダプタ(NIC)の設定変更手順

仮想NIC 3の通信を物理NIC 1(vmnic2)で使用するための変更手順です。

お客様環境にあわせて読み替えてください。

6.1.1. 仮想スイッチを作成する手順 未使用のネットワークアダプタを使用して仮想スイッチを作成します。

1. vSphere Web Client で、インベントリパネルから[ホスト および クラスタ]を

選択します。

2. 仮想スイッチ設定を行う仮想ホストをクリックし、[ 仮想スイッチ ] を

クリックします。

3. スイッチの追加アイコン をクリックします。

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4. [ネットワークの追加]画面が表示されます。[仮想スイッチの仮想マシンのポート

グループ]を選択してください。[ 次へ ] をクリックします。

5. [ターゲットデバイスの選択]画面が表示されます。[新しい標準スイッチ]を選択し

てください。[ 次へ ] をクリックします。

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6. [標準スイッチ作成]画面が表示されます。割当先を選択し、”+”を選択してくだ

さい。

7. [スイッチに物理アダプタを追加する]ページが表示されます。割当先のネットワー

クアダプタを選択し、[OK]をクリックしてください。

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8. [仮想スイッチの作成]ページが表示されます。[ 次へ ] をクリックします。

9. [接続設定]画面が表示されます。ネットワークラベル(仮想スイッチ名)の指定、お

よび VLAN ID(任意)を指定してください。指定が終わったら、[ 次へ ] をクリッ

クします。

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10. [ネットワークの追加]ページが表示されます。設定内容に相違がないことを確認し、

[完了]をクリックします。

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6.1.2. ネットワーク接続のネットワークラベルを変更する手順 (1) vSphere Client インベントリパネルからネットワークラベルの変更を行う仮想マシ

ンを選択します。

(2) [ 設定の編集... ] をクリックします。

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(3) [仮想ハードウェア] タブをクリックしてください。

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(4) ネットワークアダプタにおいて、接続先の仮想スイッチを選択してください。


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