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  • IoT/ロボティクス×イノベーションがもたらす世界

    IoT/ロボティクスセミナー

    株式会社メルティンMMI CTO 關 達也

  • 1. メルティンMMIとは?2. メルティンMMIのビジョンと技術3. IoT/ロボティクス×イノベーション=?4. オープンソースが広げる IoT/ロボティク

    スの未来

    本日のコンテンツ

  • 1. メルティンMMIとは?

    IoT/ロボティクスセミナー

  • COMPANY

    電気通信大学発ベンチャーとして2013年に設立生体信号で操作する電動義手(筋電義手)の高度化、普及を目指し設立

    2016年にReal Teck Fundより資金調達

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  • TEAM

    M A S A H I R O K A S U Y AC E O

    T A T S U Y A S E K IC T O

    1988年生まれ、博士(工学)。26年前、3才の頃から人類の限界を感じ始め、15年前の中学生の頃からサイボーグ技術の実用化を進める。TIME誌の今年の発明50などに選出

    1987年生まれ、工学修士。幼少期より人を模したロボットの実現を夢見、在学中から生体信号で機械を操作する研究や、生物模倣によるロボットシステムの研究を行った。

    S U M I O I T OC O O

    工学学士。2000年から町工場にて超精密工作機械の設計制作を行い、2008年に独立。5年間大学や研究機関向けの実験機・試作機を開発した後、メルティン設立。

    T O S H I A K I I S H I IC S O

    1980年代に音楽業界でプロヂューサーとしてシングル1000曲以上をリリース。1994年に上場企画戦略SBUを担当。2004年にはベンチャーにてM2Mやモバイルのミドルウェアを提供。

    2011年よりSMBC日興証券の投資銀行部カバレッジバンカー、2015年よりリアルテックファンドに参画し、グロースマネジャー兼業務執行役として研究開発型ベンチャーへの投資育成の他、ファンド運営全般を行う。2017年にメルティンMMIの取締役に就任。

    M I Z U K I K O M A S A

  • TIM

    ELIN

    E

    北海道大学にて研究スタート

    s t a r t

    東京大学に移転筋電パターンの識別

    S i g n a l p r o c e s s i n g

    1996 2004

  • 起業f o u n d

    電気通信大学に移転ポータブル化

    p o r t a b l e

    TIM

    ELIN

    E

    2009 2013

  • BUSINESS

    筋電義手から生体信号利用とロボットハンドへ現在は、生体信号計測・解析技術を用いたアプリケーション、ワイヤ牽引駆動によるロボットハンドの開発・事業化を進める

    アプリケーション・遠隔操作ロボットハンド・生体信号から身体情報を取得し、体調管理やデバイス操作への応用

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  • 2.メルティンMMIのビジョンと技術

    IoT/ロボティクスセミナー

  • 生物が嫌う火を使い

    他生物よりもはるかに高度な道具を作り

  • 人類の進化

    他の種に類を見ないほど急速・高度に発展

    自らの形・環境を作り変える力

    I N T E L L I G E N C E

    種としてではなく個として変化

    A D V A N C E

    Source: Pexels

  • 2 0 1 6 / 2 0 1 7

    病気の克服

    身体限界の克服

    飛行機の発明

    病気による死は天命であった。

    翼のない人間

    医療技術の進歩で天命に対向

    Source: Wikipedia

    様々な形で限界を突破

  • 全てを克服したわけではない

    依然不可能なことは多数

  • 人類を超える可能性を

    Transcend the humanity

    O U R V I S I O N

  • 2 0 1 6 / 2 0 1 7

    OUR MISSIONサイボーグ技術の実用化による次なる発展

    これまで形を変えてきたが「人類」の域を出なかった

    L I M I T E D

    道具ではなく「自身」を変化させることによる次なる発展

    E V O L U T I O N

  • 精神ストレス思考意思伝達

    肉体病気極限環境への対応身体構成(スペック)

    人類の直面する壁

  • 精神ストレス思考意思伝達

    肉体病気極限環境への対応身体構成(スペック)

    人類の直面する壁

    自覚できない情報をフィードバックし、人の知覚を拡張し、

  • 精神ストレス思考意思伝達

    肉体病気極限環境への対応身体構成(スペック)

    人類の直面する壁

    機械が代替することで人の限界を超え、可能性を拡張する

  • 人の壁を超えるために…..

    Toward a realization for the Cyborg Technology

    人と機械をつなぐためには生体信号の解析人と同等レベルの体が必要

  • TECHNOLOGY

    生体信号の解析技術とロボットハンド

    生体信号から意味を取り出す解析技術高機能高出力ながらも小型なロボットハンド

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  • TECHNOLOGY 1

    生体信号の解析技術人の身体情報、操作意図を理解したい

    生体信号はあいまいで複雑似た信号はあっても・・・個人差、時間差の塊

    信号の意味を理解するのはきわめて難しい

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  • TECHNOLOGY 1

    生体信号の解析技術

    従来技術は生体信号の大小を見分ける

    手指の筋配置と信号取得の一般的な貼り付け位置

    センサ1

    センサ2

    センサ1が大ならパー

    大 小

    センサ2が大ならグー

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  • INNOVATION 1

    生体信号の解析技術

    メルティンの技術は生体信号の形を見分ける

    リアルタイム利用可能な高速処理チャンネルを遥かに超える識別数

    グー

    チョキ

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  • TECHNOLOGY 2

    ロボットハンド身体の代替として活動できるだけの機能

    ロボットハンドの実情は・・・非力実は関節数が少ない感覚機能も乏しい

    ロボットハンドまだまだ能力不足

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  • TECHNOLOGY 2

    ロボットハンド

    従来のロボットハンドは独立した駆動系がパラレル

    パワーは1アクチュエータ依存で非力

    アクチュエータ 自由度①

    アクチュエータ 自由度②

    アクチュエータ 自由度③

    全自由度を駆動した場合

    アクチュエータ 自由度①

    アクチュエータ 自由度②

    アクチュエータ 自由度③

    一部の自由度だけ駆動した場合

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  • INNOVATION 2

    ロボットハンド

    メルティンのロボットハンドは駆動系がネットワーク

    パワーは常にアクチュエータ郡の合算

    アクチュエータ 自由度①

    アクチュエータ 自由度②

    アクチュエータ 自由度③

    全自由度を駆動した場合

    アクチュエータ 自由度①

    アクチュエータ 自由度②

    アクチュエータ 自由度③

    一部の自由度だけ駆動した場合

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  • INNOVATION 2

    ロボットハンド

    つまみ握力 [N] (右上に行くほど○)

    自由度

    手先重量

    [g]

    自由度 (右下に行くほど○)27

  • TECHNOLOGY

    生体信号の解析技術とロボットハンド

    生体信号から意味を取り出す解析技術高機能高出力ながらも小型なロボットハンド

    のテクノロジーをもってサイボーグの実用化

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  • 3.IoT/ロボティクス×イノベーション=?

    本日のコンテンツ

  • ROBOTICS

    これまでのロボティクス人ができるけど単純作業、決まった作業の繰り返しを行う機械

    産業用マニピュレータ:決められた対象に対して決められた動作を自動で繰り返していく生産機械

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  • ROBOTICS

    これからのロボティクス人にはできないことこそロボティクスがが開拓、拡張する

    ドローン:人が持たない飛行機能により、人が行けない場所へ行ける目

    人がいけない場所で人の代わりとして、人が操作する遠隔操作デバイス

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  • ROBOTICS

    ロボティクスの市場人が操作する遠隔操作デバイスとしてのヒューマノイドロボティクスの需要

    宇宙や深海など人類の行けない環境へ行ける機械の体(目、手、足 etc.)

    NASAをはじめとして盛んに実用化

    Ocean One ( Stanford University)

    Robonaut 2 (NASA)

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  • ROBOTICS × INNOVATIONメルティンのイノベイション

    ロボットハンド:人が持つ手を人が行けない場所へ届けるデバイス

    機能までも人の手に近い、あるいは人を超えたロボットハンドをメルティンが実用化する

    手が再現できて初めて人の代替が実現

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  • IoT × ROBOTICS

    ロボティクス実用化の壁ただの遠隔化の技術だけではない

    ロボティクス:これまでに無い高次な遠隔デバイス

    インターフェース:動かすには膨大なインプットが必要人が体を動かす身体内外の膨大な情報のユーザーフィードバック

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  • IoT × ROBOTICS × INNOVATION

    IoTがもたらすイノベイション情報の蓄積と解析:操作を補助するインテリジェント制御の獲得

    補助AI

    クラウド

    データ 解析AI35

  • 4.オープンソースが広げる IoT/ロボティクスの未来

    本日のコンテンツ

  • OPEN SOURCE

    オープンソースがもたらす進化の促進デバイスの操作性、操作アルゴリズムの共進化

    クラウド

    データ 解析AI

    補助AI

    ユーザーカスタムの操作アルゴリズム

    メルティンがサービスとしてハードウェア、インターフェース、補助と解析のAIプラットフォーム

    ユーザーたちはカスタムアルゴリズムを共有して更なる進化を!!

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  • BUSINESS人の活動領域の拡張

    危険にさらすことなく

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  • EXTRA

    Avatar XPRIZE機械の体作りのチーム作りをスタート

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  • 今後は?

    IoT/ロボティクスセミナー

    株式会社メルティンMMI CTO 關 達也

  • ご清聴ありがとうございました

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