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鍋島キャンパス〒849-8501 佐賀県佐賀市鍋島5-1-1http://www.bunseki.med.saga-u.ac.jp/

本庄キャンパス〒840-8502 佐賀県佐賀市本庄1http://www.iac.saga-u.ac.jp/

総合分析実験センターAnalytical Research Center for Experimental Sciences

佐賀大学総合分析実験センターは教育研究支援を目的として設立された全学共同利用施設で、生物資源開発部門、機器分析部門、放射性同位元素利用部門、環境安全部門の4分門からなり、本庄・鍋島キャンパスに各部門が設置されています。当センターでは、①大型高性能分析装置を用いた機器分析、②生命現象解明のための生体分子の構造・機能解析、③遺伝子組換え実験、④動物福祉に基づいた動物実験、⑤放射線および放射性同位元素を利用した実験、⑥環境分析と作業環境管理、という6テーマに対する教育・研究支援をミッションに、学内だけでなく、学外への貢献を視野にいれ活動しています。

医学部・附属病院理工学部・農学部教育学部

学内利用者

企業近隣大学教育機関

学外利用者

実験の技術サポート利用者講習・トレーニングセンターセミナーの開催オンライン予約管理受託分析サービス他大学との共同利用ネットワーク機器・設備管理

総 合 分 析 実 験 セ ン タ ー

生 物 資 源 開 発 部 門機 器 分 析 部 門放射性同位元素利用部門環 境 安 全 部 門

スタッフセンター長(兼任)副センター長(兼任)専任教員 6名技術職員 6名教務員 2名技能補佐員等 5名

こんな測定・分析できるかな?共同利用機器を使いたい!大型機器を購入したい!最新機種・技術を知りたい!みたい!

やりたい!どうしよう?に応えます

共同研究したい!こんなことを調べてほしい!研究のこと教えてくれる?セミナー開催させてくれませんか?

機 器 分 析 部 門T h e D i v i s i o n o f I n s t r u m e n t a l A n a l y s i s

機器分析部門は、共同利用施設として、教育研究に必要な設備・機器の整備と、適切な管理運営により、先端的な研究の推進と実験実習の充実を図るとともに、各種機器取扱者への教育訓練により、機器の動作原理の理解と、その安全な取扱操作に関する知識と技術の普及をはかることを目的とした部門です。

佐賀大学 総合分析実験センター 鍋島キャンパス

こんな研究できる?当部門には、DNAシーケンサー、フローサイトメーター、顕微鏡、質量分析装置など、生命科学研究を中心とした幅広い実験に利用できる機器を整備しています。全ての機器は、佐賀大学の教職員・学生であれば誰でも利用可能です。

こんな研究したいけど、研究機器はあるかな?と悩んだときは、まずは当部門に相談してみませんか。多くの研究機器から、最適なものが見つかるかもしれません。

佐賀大学の教職員じゃないけど、研究機器を使える?当部門では、研究機器・実験室を学外利用者へ開放しています。研究目的に適した手法・機器を選定し、機器利用のお手伝いをします。いつでも気軽にお声掛けください。

この研究機器を使いたいけど、使い方がわからない!初めて使う機器については、担当者から使用方法の説明を行います。実験計画に合わせて、早めにお問い合わせください。

最先端技術を知りたい!月に1~2回センターセミナーを開催しています。みなさまの研究のヒントになるような内容盛りだくさんです!

あの研究機器について説明が聞きたい!デモ機を使ってみたいけど場所がない!学会や仲間内でそんな話が出たときは、ぜひお声掛けください。メーカー担当者と連絡を取り、セミナー開催・デモ機設置のお手伝いをします。

お問い合わせ☎ 0952-34-2404(部門管理室)📠📠 0952-34-2015

📩📩 [email protected]://www.kiki.med.saga-u.ac.jp/

DNAシーケンサー3130(サーモフィッシャー製)

高速液体クロマトグラフ質量分析装置(島津製作所製)

共焦点レーザースキャン顕微鏡(カールツァイス製)

生物資源開発部門は、動物実験に使用される実験動物の動物福祉に基づいた飼育管理ならびに動物実験に関する教育および研究支援サービスを行っている部門です。動物を用いた研究は医学生命科学分野の発展において大きな役割を担っていますが、法令、規則に則った適正な実施が必要です。動物を用いた研究が適正に実施できるように利用者の皆様をサポートしています。

生 物 資 源 開 発 部 門The Division of Biological Resources and Development

佐賀大学 総合分析実験センター 鍋島キャンパス

どんな動物を飼育できる?どんな実験動物が飼育可能なの?マウス、ラット、モルモット、ウサギ、イヌ、ブタ、ヤギ等が飼育できます。ただし、利用者自身で施設内に動物を勝手に持ち込むことはできません。

どんな設備 (飼育区域) があるの?一般動物飼育区域以外に特殊な実験区域として以下の区域があります。・SPFバリアー飼育区域 (免疫不全動物などの易感染性動物の飼育)・感染実験区域 (病原微生物を使用した感染実験)・有害物質実験区域 (発癌物質、重金属などを使用した動物実験)・隔離区域 (疾病動物の隔離飼育、外部研究機関から搬入される動物の検疫飼育)

誰でも利用できる?本学の教職員あるいは学生で、動物実験に関する教育訓練を受講し、申請した動物実験計画書が承認された方のみが利用できます。

実験支援内容を知りたい!動物実験を始めたい!専任教員が動物実験計画書の作成支援等を担当していますので、ご相談ください。

技術提供を受けたい!実験動物に関する技術提供として以下のような生殖工学支援サービスをしています。・体外受精、胚移植による微生物学的クリーニング・精子、胚の凍結保存および凍結精子、胚からの個体作成

お問い合わせ☎ 0952-34-2431(部門管理室)📠📠 0952-34-2024

📩📩 [email protected]://www.animal.med.saga-u.ac.jp/

マイクロマニピュレータシステム(胚操作に使用)

個別飼育ラック(感染実験区域)

液体窒素タンク(凍結精子・胚保存用)

放射性同位元素利用部門T h e D i v i s i o n o f R ad i o a c t i v e Co m p ou n d U t i l i t y

放射性同位元素利用部門は、放射性同位元素並びに放射線関係の施設及び機器を総合的に管理し、これを諸分野の研究・教育のための共同利用に提供して共同利用の効率化を計り、また放射線取扱者の教育訓練を実施して、放射性同位元素・放射線ならびにその安全取扱に関する正しい知識、技術の普及をはかることを目的とした部門です。

佐賀大学 総合分析実験センター 鍋島キャンパス

何のために放射線を使う?大きくトレーサ利用と照射利用に分けられます。トレーサ利用 : ラジオアイソトープは放射線を出しますので、それを目印として

物質の移動を追跡(トレース)することができます。照 射 利 用 : 放射線が物質に当たると、物質とさまざまな相互作用を引き起

します。この作用を上手く利用して、人々の生活に役立てます。※本庄地区では、トレーサ利用のみ

どんな研究機器が使えるの?ベータ線を出すアイソトープを測定する液体シンチレーションカウンター、ガンマー線を出すアイソトープを測定するオートガンマーカウンター、放射線照射用に、ガンマー線照射装置とX線照射装置が利用できます。

誰でも使える?本学の教職員及び学生で、放射線業務従事者として登録されれば利用できます。教育訓練は、本庄キャンパスでは年2回(5・12月)、鍋島キャンパスでは年1回(4月)開催しています。 ※学外の方の利用は、照射装置の受託試験に限られます。

でも、被ばくは怖い!ルールを守って使用される限り、恐れる必要はありません。照射装置は安全に設計されており、近づいても被ばくすることはありません。また、非密封のアイソトープを使用される際も、実験衣や手袋の着用、遮蔽板等を使用することにより、被ばくを回避することができます。

研究機器を使いたいんだけど、使い方がわからない!初めて使う機器については、担当者から使用方法の説明を行います。お気軽にご相談ください。

実験してみたい!

お問い合わせ本庄キャンパス☎ 0952-28-8785📩📩 [email protected]://ri.iac.saga-u.ac.jp/index.html

鍋島キャンパス☎ 0952-34-2421📩📩 [email protected]://www.ri-center.med.saga-u.ac.jp/

ガンマ線照射装置液体シンチレーションカウンター X線照射装置 GM計数管

環 境 安 全 部 門T h e D i v i s i o n o f E n v i r o n m e n t a l S a f e t y

環境安全部門は、作業環境測定、化学薬品管理、廃棄物管理等の活動により、学内教育・研究の安全衛生管理を通じて、その進展を支援するとともに、環境分析機器の安全管理とそれらを使った環境分析に関する支援を通じて、環境安全に関する正しい知識・技術の普及をはかることを目的とした部門です。本庄・鍋島キャンパスが連携して業務を行っています。

佐賀大学 総合分析実験センター 鍋島キャンパス

お問い合わせ☎本庄キャンパス 0952-28-8896☎鍋島キャンパス 0952-34-2421

📩📩 [email protected]://www.kankyoanzen.med.saga-u.ac.jp/

環境安全とは?どんなことをしているの?作業環境測定:化学物質を取り扱う実験室等の作業場で、空気中の有害物質濃度の測定を行っています。代表的なものは、シックハウス症候群の原因と考えられているホルムアルデヒドや、キシレンなどの有機溶剤です。化学薬品管理:薬品管理システムを管理運営し、毒劇物、危険物や高圧ガスを始めとした、各研究室における実験室内の薬品管理の支援を行っています。また、鍋島キャンパスでは実験廃液回収の実務を担当しています。局所排気装置管理:自主点検による管理のため、風速計を貸し出しています。どんな機器を使用するの?有機溶剤等の揮発性の高い物質の測定にはガスクロマトグラフを、ホルムアルデヒド測定には高速液体クロマトグラフを使用します。また、検知管を使用した簡易的な測定もあります。

分析機器もリサイクル!しばらく利用しないけど、ラボに置いておくには邪魔だなあ…長期保管する書類が山積みになっていて…当部門には、研究物品を一時保管できるスペースがあります。いつでもご相談ください。

まだ動作するけど、使わないし、廃棄しようかな?ちょっと待ってください! リサイクルファシリティをご存知ですか?その機械、別の研究室の先生が利用したいかもしれません。実験機器も「リサイクル」始めましょう!

化学薬品管理システム CRISガスクロマトグラフ GC-2014(島津製作所製)

風速計


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