2019 年度 第1学年 授業要覧
東京⻭科⼤学短期⼤学⻭科衛⽣学科 Tokyo Dental Junior College
Department of Dental Hygiene
目 次
心理学 ······················································· 1- 2
法学 ························································· 3- 4
生命倫理 ····················································· 5- 6
コミュニケーション理論と実際 ································· 7- 8
社会福祉学 ··················································· 9-10
生物学 ······················································ 11-12
情報リテラシー ·············································· 13-14
経済学 ······················································ 15-16
国際保健学 ·················································· 17-18
統計学 ······················································ 19-20
食育論 ······················································ 21-22
英語Ⅰ(基礎英語) ·········································· 23-25
解剖・口腔解剖学 ············································ 26-27
生理・口腔生理学 ············································ 28-29
病理・口腔病理学 ············································ 30-32
微生物・口腔微生物学 ········································ 33-34
公衆衛生学 ·················································· 35-36
口腔衛生学 ·················································· 37-39
栄養学 ······················································ 40-41
薬理・歯科薬理学 ············································ 42-44
歯科感染予防学 ·············································· 45-46
歯科放射線学 ················································ 47-48
歯科材料学 ·················································· 49-50
歯科治療学Ⅰ(歯内療法学・保存修復学) ······················ 51-53
歯科治療学Ⅱ(歯周治療学) ·································· 54-55
歯科治療学Ⅲ(歯科補綴学) ·································· 56-57
歯科衛生学概論 ·············································· 58-59
歯科疾患予防論 ·············································· 60-61
発達歯科衛生学Ⅰ(小児・障害者) ···························· 62-63
発達歯科衛生学Ⅱ(成人・高齢者) ···························· 64-65
実習Ⅰ(歯科予防処置) ······································ 66-68
実習Ⅱ(歯科診療補助) ······································ 69-71
歯科保健指導論 ·············································· 72-74
歯科衛生統計学 ·············································· 75-76
科 目 名: 心理学 担当教員: 大橋 靖史 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
人間の心や行動をさまざまな視点から捉え、科学的に理解することを目標とする。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)人間の心を科学的に理解することの意義について理解する。 2)心の仕組みと働きについて理解する。 3)心のダイナミズムについて理解する。 4)社会の中における心について理解する。 5)心の障害や臨床について理解する。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: リアクションペーパー、小テスト、小レポート 2)総括的評価: 筆記試験
4. 教科書
サトウタツヤ、渡邊芳之 著 心理学・入門 心理学はこんなに面白い 有斐閣アルマ
5. 参考図書 6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
回数
⽉⽇ 曜⽇
時限
内容項⽬(SBOs など) ⽅略(LS)
場所
担当者
1 4/12 金 3 心理学とは? オリエンテーション:心理学とは何か? これからの授業の進め方について説明す
る。
講義 14階 教
室
大橋
2 4/26 金 3 悩みを抱える人を助ける(1) 臨床心理学について考える。
① 臨床心理学の範囲 ② 精神分析、催眠、短期療法
行動療法、認知行動療法
講義 14階 教
室
大橋
3 4/26 金 4 悩みを抱える人を助ける(2) 臨床心理学について更に考える。
③ カウンセリング、人間性心理学 ④ 集団療法、家族療法、芸術療法
子ども、学校、非行をめぐる臨床心
理学
講義 14階 教
室
大橋
4 5/10 金 3 性格は変えられるか(1) 性格と個人差の心理学について考える。
① 性格とは何か ② 性格心理学の歴史
性格をとらえる枠組み
講義 14階 教
室
大橋
5 5/17 金 3 性格は変えられるか(2) 性格と個人差の心理学について更に考え
る。 ③ 性格はどうつくられるか
モード性格と性格変容
講義 14階 教
室
大橋
- 1 -
6 5/24 金 3 身近な人や社会との関係(1) 社会的行動の心理学について考える。
① 社会的行動をつくり出すもの ② 他者の「心」がわかるしくみ
コミュニケーション
講義 14階
教
室
大橋
7 5/31 金 3 身近な人や社会との関係(2) 社会的行動の心理学について更に考える。
③ 人を好きになるのはなぜ? ④ 人を助ける、人を傷つける ⑤ 集団が人間を変える
群集心理
講義 14階
教
室
大橋
8 6/7 金 3 人が生まれてから死ぬまで(1) 発達心理学について考える。
① 発達のグランドセオリー ② 生物としてのヒト:新生児期 ③ 親密な他者とのつながり:乳児期
社会の広がり、個性の分化:幼児期
講義 14階
教
室
大橋
9 6/14 金 3 人が生まれてから死ぬまで(2) 発達心理学について更に考える。
④ 知識の獲得:児童期 ⑤ 人生は悩むこと:思春期・青年期 ⑥ 社会で活躍すること:成人期・中年期
円熟と終末と:老年期
講義 14階
教
室
大橋
10 6/21 金 3 心を測る(1) 心理学的アセスメントについて考える。
① 心理学的アセスメントの歴史 ② 心理学的測定の考え方
知能のアセスメント
講義 14階
教
室
大橋
11 6/28 金 3 心を測る(2) 心理学的アセスメントについて更に考え
る。 ③ 発達のアセスメント ④ 適性のアセスメント ⑤ 性格のアセスメント
心理学的アセスメントの問題点
講義 14階
教
室
大橋
12 7/5 金 3 世界をどうとらえるか(1) 知覚・認知・記憶の心理学について考える。
① 環境をとらえるしくみ ② 知覚のシステム
知覚とアフォーダンス
講義 14階 教
室
大橋
13 7/12 金 3 世界をどうとらえるか(2) 知覚・認知・記憶の心理学について更に考
える。 ③ 記憶のしくみ
認知のバイアス
講義 14階 教
室
大橋
14 7/19 金 3 あなたはなぜそのように行動するのか(1)
行動と学習の心理学について考える。 ① 行動とは何か、学習とは何か ② 生得的行動 ③ 学習される行動
レスポンデント条件づけ
講義 14階 教
室
大橋
15 9/6
金 3 あなたはなぜそのように行動するのか(2)
行動と学習の心理学について更に考える。
④ オペラント条件づけ ⑤ オペラント条件づけと人間行動
全体のまとめ これまでの授業で学んだことを振り返る
講義 14階 教
室
大橋
- 2 -
科 目 名: 法学 担当教員: 萩原 伸介 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
現代社会における歯科衛生士は、専門知識のみならず、幅広い知識が要求される。た
とえば、社会保障のように、現実に制度として機能しているものもあり、その役割を知
ることも必要であろう。わが国は、法治国家であり、それらの制度は、法が規律してい
る。そこで、将来、歯科衛生士として社会で活躍するにおいて必要となる、基礎的な法
制度や法的な知識を修得することを目標とする。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)法学を学ぶことの意義について理解する 2)わが国の法制度について理解する 3)国家の基本法について理解する 4)犯罪と法について理解する 5)財産関係と法について理解する 6)家族関係と法について理解する 7)法学と医療の関わりについて概説できる
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: リアクションペーパー 2)総括的評価: 客観試験
4. 教科書
伊藤正己、加藤一郎 編 現代法学入門 第4版 有斐閣 池田眞朗、宮島 司、安冨 潔、
三上威彦、三木浩一、小山
剛、北澤安紀 編集代表
法学六法 '19 信山社
5. 参考図書
野崎和義 著 コ・メディカルのための医事法学概論 ミネルヴァ書房 6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所 担当者
1 4/8 月 3 ・法学を学ぶことの意義について理解する
はじめに ―法学とは―
講義 14階 教
室
萩原
2 4/15
月 3 ・わが国の法制度について理解する さまざまな法規範と法秩序 ―六法をはじめとして―
講義 14階 教
室
萩原
3 4/22
月 3 ・国家の基本法について理解する 憲法の保障する人権(1) ―プライバシーの権利と個人情報―
講義 14階 教
室
萩原
4 5/13
月 3 ・国家の基本法について理解する 憲法の保障する人権(2) ―幸福追求権と自己決定権―
講義 14階 教
室
萩原
5 5/20 月 3 ・国家の基本法について理解する 憲法の保障する人権(3) ―社会権―
講義 14階 教
室
萩原
6 5/27 月 3 ・国家の基本法について理解する 憲法の保障する人権(4) ―参政権と民主制度―
講義 14階 教
室
萩原
7 6/3 月 3 ・犯罪と法について理解する 犯罪の成立要件(刑法) ―構成要件と違法性阻却―
講義 14階 教
室
萩原
8 6/10 月 3 ・犯罪と法について理解する 刑法における承諾 ―インフォームド・コンセント―
講義 14階 教
室
萩原
- 3 -
9 6/17 月 3 ・犯罪と法について理解する 刑法と医療過誤 ―業務上過失致死傷罪―
講義 14階
教
室
萩原
10 6/24 月 3 ・財産関係と法について理解する 民法と法律行為 ―契約の成立―
講義 14階
教
室
萩原
11 7/1 月 3 ・財産関係と法について理解する 民法における説明義務 ―診療契約の成立―
講義 14階
教
室
萩原
12 7/8 月
3 ・財産関係と法について理解する 契約と責任 ―債務不履行責任と賠償―
講義 14階
教
室
萩原
13 7/16 火 3 ・財産関係と法について理解する 民法と医療過誤 ―不法行為責任と賠償―
講義 14階
教
室
萩原
14 9/2 月 3 ・家族関係と法について理解する 民法と親族・相続 ―法における結婚と死亡―
講義 14階
教
室
萩原
15 9/9 月 3 ・法学と医療の関わりについて概説できる
総括 ―法の全体的考察―
講義 14階
教
室
萩原
- 4 -
科 目 名: 生命倫理
担当教員: 新島 典子
1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
日本社会で歯科医療従事者として必要な知識や見識を得るために、医の倫理や情報倫
理も含めた幅広い生命倫理の知識を学修する。
2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)現代社会の倫理・道徳にかかわる諸問題を説明する。
2)様々な理論、概念、事例を用いて、倫理・道徳的知識を説明する。
3)医の倫理と生命倫理の歴史経過と諸問題を幅広く説明する。
4)生と死に関わる倫理的問題について幅広く説明する。
5)患者を理解し、信頼関係を築くための方法を説明する。
6)現代社会の情報倫理(ネットリテラシー)を説明する。
3. 評価(Evaluation)
1)形成的評価:
リアクションペーパー
2)総括的評価:
試験
4. 教科書
必要に応じてプリントを配布する。
5. 参考図書
講義で適宜提示する。
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所 担当者
1 10/3 木 3 歯科衛生士に必要な倫理・道徳(1)
1.倫理の基本概念・歴史
2.医の倫理と生命倫理の歴史と諸問題
講義 14
階
教
室
新島
2 10/10 木 3 生と死を数値化する
1.死亡率、死因、平均寿命
2.現代社会の生きづらさ、さまざまな障
害と病い
講義 14
階
教
室
新島
3 10/17 木 3 生と死を定義する
1.死の社会的・物理的定義
2.脳死判定・臓器移植の諸問題
講義 14
階
教
室
新島
4 10/24 木 3 これまでのまとめ(1) 講義 14
階
教
室
新島
5 10/31 木 3 生と死を操作する
1.安楽死について、誰がいつ決めるか
2.決定のプロセスとインフォームドコン
セント
講義 14
階
教
室
新島
6 11/7 木 3 死を迎える
1.老い衰えゆくこと、家族の死
2.終末期医療とホスピス
講義 14
階
教
室
新島
7 11/14 木 3 死を受け入れる
1.喪失体験と回復
2.葬儀の意義と多様化
講義 14
階
教
室
新島
8 11/28 木 3 これまでのまとめ(2) 講義 14
階
教
室
新島
- 5 -
9 12/5 木 3 インターネットとメールの倫理
1.インターネットを用いた情報収集とモ
ラル
2.電子メールのモラルとマナー
3.トラブル回避のために
講義 14
階
教
室
新島
10 12/12 木 3 ネット上の個人情報と倫理
1.携帯電話やパソコンの個体識別と本人
追跡性
2.情報セキュリティ
3.トラブル回避のために
講義 14
階
教
室
新島
11 12/19 木 3 ソーシャルメディア利用の倫理
1.ソーシャルメディア利用のリスク
2.ソーシャルメディア利用上のモラルと
マナー
3.トラブル回避のために
講義 14
階
教
室
新島
12 1/9 木 3 歯科衛生士に必要な倫理・道徳(2)
1.道徳的正しさとは: 正義論
2.実験動物をめぐる倫理・道徳的議論
講義 14
階
教
室
新島
13 1/16 木 3 歯科衛生士に必要な倫理・道徳(3)
1.技術と実践のせめぎあい: いのちの
操作と優性思想
2.高度生殖医療の現状をめぐる倫理・道
徳的議論
講義 14
階
教
室
新島
14 1/23 木 3 歯科衛生士に必要な倫理・道徳(4)
1.患者理解と患者への配慮
2.患者の家族や家庭への配慮
終末期医療におけるケア
講義 14
階
教
室
新島
15 1/30 木 3 これまでのまとめ(3) 講義 14
階
教
室
新島
- 6 -
科 目 名: コミュニケーション理論と実際
担当教員: 保坂 誠
1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
歯科診療を行うに際し、患者との意思疎通を図ることは必須のことである。歯科衛生
士は患者のみならず、他の医療職種や介護職種、さらに地域の人たちとの良好な交流が
必要とされる業務に携わる。このために、コミュニケーションの基本姿勢と技法を学修
し、医療面接の知識と態度を学ぶ。
2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)コミュニケーションの意義を説明できる。
2)対人関係における自己理解を深めることができる。
3)人の行動とコミュニケーション情報の概念を説明できる。
4)効果的なコミュニケーションを行う要点を説明できる。
5)医療面接の基本的技能を修得する。
3. 評価(Evaluation)
1)形成的評価:
課題提出物、観察記録
2)総括的評価:
試験
4. 教科書
指定なし、資料配布
5. 参考図書
髙江洲儀矩 編 保健医療におけるコミュニケーショ
ン・行動科学
医歯薬出版
全国歯科衛生士教育協議会
監修 最新歯科衛生士教本 歯科医療倫理 第 2 版
医歯薬出版
諏訪茂樹 著 援助者のためのコミュニケーション
と人間関係 第 2 版
健帛社
井上 孝 他編 メディカル・インタビュー 求められ
る言葉の医療行為
デンタルダイヤ
モンド社
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
- 7 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 4/8 月 1 コミュニケーションについて 1:
・コミュニケーションの基本原理と意義
を理解する。
講義 14
階
教
室
保坂
2 4/15 月 1 コミュニケーションについて 2:
・習慣行動と学習の関係について説明で
きる。
・学習にもたらすコミュニケーション効
果を理解する。
講義 14
階
教
室
保坂
3 4/22 月 1 コミュニケーションの基本姿勢 1:
・観察法の意義について説明できる。
・言語的表現と非言語的表現について説
明できる。
講義 14
階
教
室
保坂
4 5/13 月 1 コミュニケーションの基本姿勢 2:
・傾聴法の意義と効果を説明できる。
講義 14
階
教
室
保坂
5 5/20 月 1 コミュニケーションの基本姿勢 3:
・確認法の意義について説明できる。
・繰り返し、要約、解釈の意義について
説明できる。
講義 14
階
教
室
保坂
6 5/27 月 1 コミュニケーションの基本姿勢 4:
・共感について学び、相手の感情につい
て説明できる。
講義 14
階
教
室
保坂
7 6/3 月 1 コミュニケーション技法 1:
・患者およびその家族の期待を理解する
ためのコミュニケーション技法につい
て説明できる
講義 14
階
教
室
保坂
8 6/10 月 1 コミュニケーション技法 2:
・医療面接で重要な空間的位置関係につ
いて理解する。
・コミュニケーション場面で適切な対人
距離を設定できる。
講義 14
階
教
室
保坂
9 10/2 水 1 コミュニケーション技法 3:
・質問法の種類について理解し説明でき
る。
講義 14
階
教
室
保坂
10 10/9 水 1 コミュニケーション技法 4:
・効果的なコミュニケーションについて
理解する。
・効果的な沈黙や促しの意義を説明でき
る。
講義 14
階
教
室
保坂
11 10/23 水 1 コミュニケーション技法 5:
・医療面接で患者から得られる情報につ
いて述べることができる。
・繰り返し、反映、要約、確認、解釈に
ついて説明できる。
講義 14
階
教
室
保坂
12 10/30 水 1 コミュニケーション技法 6:
・コミュニケーション技法の役割につい
て説明できる。
・保健行動のシーソモデルを理解し支援
について説明できる。
講義 14
階
教
室
保坂
13 11/13 水 1 コミュニケーション情報について:
・患者およびその家族から得られる情報
について説明できる。
・歯科におけるコミュニケーショの特徴
を理解する。
・EBM と NBM を説明できる。
講義 14
階
教
室
保坂
14 11/20 水 1 医療面接の方法について:
・医療面接におけるコミュニケーション
技法の応用を学び理解する。
講義 14
階
教
室
保坂
15 11/27 水 1 多職種との連携について:
・歯科臨床におけるチームアプローチの
意義を理解する。
・多職種とのコミュニケーションの重要
性を理解し説明できる。
講義 14
階
教
室
保坂
- 8 -
科 目 名: 社会福祉学
担当教員: 上條 英之
1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
将来、歯科衛生士として保健医療福祉の一翼を担うことができるよう、わが国の社会
福祉制度並びに社会保障制度の基本的な考え方を理解する。
2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)社会福祉制度、社会保障制度に対する関心を高める。
2)新聞記事やテレビのニュースなどから社会福祉に関する情報を自ら収集する
3)わが国の社会福祉、社会保障に関する法と制度の体系を概説する。
3. 評価(Evaluation)
1)形成的評価:
小テスト
2)総括的評価:
試験
4. 教科書
上條英之 著 歯科保健医療に関連する社会保障制度
と関係法規
アナトーム社
5. 参考図書
厚生労働統計協会 国民の福祉と介護の動向 2017/2018 厚生労働統計協会 椋野美智子、田中耕太
郎 著 はじめての社会保障 福祉を学ぶ人へ
第 14 版 有斐閣アルマ
厚生労働省 平成 29 年版 厚生労働白書 日経印刷
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/本館 10 階歯科社会保障学研究室
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所 担当者
1 6/11 火 3 社会保障制度の概要と法
1 社会保障を学ぶ意義
2 社会保障制度の概要
3 社会保障の機能
□4 給付費の推移
□5 法律の概要
講義 14
階
教
室
上條
2 6/17 月 1 社会保障関係法律と関連施策
1 歯科保健医療関連法規
2 身分法と施設法規
3 健康増進関連法規
4 医療・食品法規
講義 14
階
教
室
上條
3 6/24 月 1 医療保険(1)
1 医療サービスを保証する仕組み
2 被保険者と保険料
3 保険給付
4 診療報酬と薬価基準
講義 14
階
教
室
上條
4 7/1 月 1 医療保険(2)と医療提供
1 高齢者医療制度
2 公費負担医療制度
3 医療と介護の提供体制
4 病床機能報告制度
講義 14
階
教
室
上條
5 7/8 月 1 介護保険制度
1 制度の仕組み
2 保険者と被保険者、保険料
3 保険給付
4 介護提供体制と地域包括ケア
5 地域包括ケアと介護保険
講義 14
階
教
室
上條
6 7/16 火 1 年金制度、労働保険
□1 所得保障の仕組み
2 年金と給付の種類
3 失業時の所得保障の仕組み
□4 業務事故の補償の仕組み
講義 14
階
教
室
上條
- 9 -
7 9/2 月 1 生活保護と社会福祉制度
1 対象者と財源
2 生活保護の原理
3 給付内容
4 生活困窮者自立支援
講義 14
階
教
室
上條
8 9/9 月 1 社会福祉制度
1 児童福祉と子育て支援制度
2 障害者福祉、精神保健福祉と自立支
援給付
3 地域福祉、高齢者福祉
4 社会手当
講義 14
階
教
室
上條
- 10 -
科 目 名: 生物学
担当教員: 橋本 貞充
1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective) 歯科衛生士として、ひとり一人のからだの変化をつかみ、さまざまな病気に対応して
いくためには、正常な人間の基本的な構造や細胞・組織の機能、成長と加齢にともなう
変化、そしてなぜ病気が起きるのかを理解する必要がある。
生物学では、多細胞生物として進化してきた人間の組織構造や機能について広く学ぶ
ことを通して、ひとに興味を持ち、考えるきっかけを提供することを目的としている。
2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives) 1)生物とは何か?について概説できる。
2)細胞とは何か?について概説できる。
3)細胞、細胞核と染色体について概説できる。
4)細胞膜と細胞小器官について概説できる。
5)上皮組織と結合組織について概説できる。
6)細胞骨格と細胞接着について概説できる。
7)筋・骨格系と呼吸器系について概説できる。
8)神経・内分泌系、泌尿性殖器系について概説できる。
9)消化器系について概説できる。
10)循環器系について概説できる。
11)血液・骨髄系と免疫系について概説できる。
12)唾液腺の構造と機能について概説できる。
13)顔面と口腔の発生について概説できる。
14)口腔粘膜の構造と機能について概説できる。
15)歯と歯周組織の構造と機能について概説できる。
16)細胞と個体の加齢と死について概説できる。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation) 1)形成的評価:
プレテスト・ポストテスト
2)総括的評価:
筆記試験・多肢選択式のマークシート試験
4. 教科書 三訂版 視覚でとらえるフォトサイエンス生物図録 数研出版
配布プリント
5. 参考図書
全国歯科衛生士教育協議会
監修
最新歯科衛生士教本
人体の構造と機能 1 解剖学・組織発生
学・生理学
医歯薬出版
全国歯科衛生士教育協議会
監修
最新歯科衛生士教本
歯・口腔の構造と機能 口腔解剖学・
口腔組織発生学・口腔生理学
医歯薬出版
※ 専門基礎科目と共用する。
6. オフィスアワー 講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
- 11 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 4/11 木 2 1)生物とは何か。
細胞を構成している物質
からだを構成している物質
からだの組織と器官と成り立ち
講義 14
階
教
室
橋本
2 4/18 木 2 2)細胞とは何か。
染色体と遺伝子
DNA・RNA とセントラルドグマ
細胞の構造と機能
講義 14
階
教
室
橋本
3 4/25 木 2 3)細胞膜と細胞小器官
細胞膜の構造と機能
細胞小器官の構造と機能
講義 14
階
教
室
橋本
4 5/9 木 2 4)上皮組織と結合組織
上皮組織の構造と機能
結合組織の構造と機能
講義
演習
14
階
教
室
橋本
5 5/16 木 2 5)細胞骨格と細胞接着
細胞骨格
細胞間接着装置の構造と機能
講義 14
階
教
室
橋本
6 5/23 木 2 6)筋・骨格系、呼吸器系、
骨格筋と平滑筋の構造と機能
呼吸器の構造と機能
講義 14
階
教
室
橋本
7 5/30 木 2 7)神経・内分泌系、泌尿性殖器系
中枢神経と末梢神経の構造と機能
内分泌系の仕組み
泌尿器の構造と機能
講義 14
階
教
室
橋本
8 6/6 木 2 8)消化器系
消化管の構造と機能
講義 14
階
教
室
橋本
9 6/13 木 2 9)循環器系
血液循環の仕組み
心臓の構造と機能
動脈と静脈の構造と機能
リンパ循環の仕組み
講義 14
階
教
室
橋本
10 6/20 木 2 10)血液・骨髄系と免疫系
血液の成分
血球の種類と機能
骨髄の構造と機能
自然免疫と獲得免疫
講義
演習
14
階
教
室
橋本
11 6/27 木 2 11)唾液腺の構造と機能
唾液の成分と機能
唾液腺の構造と機能
講義 14
階
教
室
橋本
12 7/4 木 2 12)顔面と口腔の発生
顔面の発生
口腔の発生
講義 14
階
教
室
橋本
13 7/11 木 2 13)口腔粘膜の構造と機能
口腔粘膜の構造
口腔粘膜の機能
講義 14
階
教
室
橋本
14 7/18 木 2 14)歯と歯周組織の構造と機能
歯と歯周組織の構造
歯周組織の機能
講義 14
階
教
室
橋本
15 9/5 木 2 15)細胞と個体の加齢と死
細胞・組織の再生と細胞死
個体の加齢と死
まとめ
講義
演習
14
階
教
室
橋本
- 12 -
科 目 名: 情報リテラシー 担当教員: 菅原 圭亮 1. 一般目標(GIO: General Instructional Objective)
情報機器及び情報処理技術が日常生活でどのように活用されているかを知り、そこか
ら得られた情報の倫理の実態、法規制について理解する。単なるインターネット利用で
はなく、コンピューターを利用した IT 技術でどのように情報発信が行われているかを
知り、さまざまな情報発信の方法について学ぶ。これから医療従事者として必要な、IT活用のための情報リテラシーを習得する。
2. 行動目標(SBOs: Specific Behavioral Objectives)
1)情報技術の有用性および情報倫理の重要性を述べることができる。 2)SNS を含めた情報発信の責任について述べることができる。 3)Word を用いて基本的な文章を作成することができる。 4)Excel を用いて表・グラフを作成できる。 5)情報収集の方法を述べることができる。 6)収集した情報を選別し、説明することができる。 7)収集した情報、データを処理することができる。 8)処理した情報、データを加工し、プレゼンテーションすることができる。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: プレ・ポストテスト 2)総括的評価: 実技試験・筆記試験
4. 教科書
教科書は用いず、講義、演習中にプリント等を配布する。 5. 参考図書
奥村晴彦 著 基礎からわかる情報リテラシー 改訂第 2 版 技術評論社 6. オフィスアワー 講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)場
所 担当者
1 4/10 水 1 情報リテラシー・情報倫理 ・情報リテラシーについて説明する。 ・情報倫理について説明する。 ・医療情報の開示に関する注意点を説明す
る。 コンピューターの利用の基本 1 ・ハードウエアの構成を説明する。 ・PC 接続確認 1
講義 14階
教
室
菅原
2 4/17 水 1 情報リテラシー・情報倫理 ・情報リテラシーについて説明する。 ・情報倫理について説明する。 ・SNS を含めた情報発信の責任について
説明する。 ・医療情報の開示に関する注意点を説明す
る。 ・PC 接続確認 2
講義
演習
14階
教
室
菅原
3 4/24 水 2 コンピューターによる情報処理 1 ・ID とパスワード管理・タッチタイピン
グ ・アカウントの概念、ネットワーク・メー
ル ・Word での文章ファイル作成、保存がで
きる。
講義
演習
14階
教
室
菅原
4 5/8 水 1 コンピューターによる情報処理 2 ・TDC ポータルへの接続 ・Gmail の活用 ・Excel の説明
講義
演習
14階
教
室
菅原
5 5/15 水 1 コンピューターによる情報処理 3 ・Excel による表の作成と計算(セル・列・
行の説明、計算式の入力方法)
講義
演習
14階
教
室
菅原
- 13 -
6 5/22 水 1 コンピューターによる情報処理 4 ・F 検定・T 検定・相関
講義
演習
14階
教
室
菅原
7 5/29 水 1 コンピューターによる情報処理 5 ・Excel によるデータの集計
講義
演習
14階
教
室
菅原
8 6/5 水 1 コンピューターによる情報処理 6 ・Excel による検定 F 検定・T 検定・相関
講義
演習
14階
教
室
菅原
9 6/12 水 1 コンピューターによる情報処理 7 ・Excel によるグラフの作成
講義
演習
14階
教
室
菅原
10 6/19 水 1 コンピューターによる情報処理 8 ・Excel によるグラフの作成 PowerPoint でのスライド作成
講義
演習
14階
教
室
菅原
11 6/26 水 1 コンピューターによる情報の収集 1 ・検索エンジンを用い必要な情報を探し出
すことができる。 コンピューターによる情報の収集 2 ・言語的コミュニケーションと非言語的コ
ミュニケーションを説明できる。 ・学術情報の種類について理解する。 ・図書館の蔵書検索を実行できる ・請求記号を理解し、目的の図書を探し出
すことができる。
講義
演習
14階
教
室
菅原
12 7/3 水 1 PowerPoint を用いたプレゼンテーション 1 ・選択した論文を要約する。 ・PowerPoint でのスライド作成ができる。
講義
演習
14階
教
室
菅原
13 7/10 水 1 コンピューターによる情報処理まとめ 講義
演習
14階
教
室
菅原
14 7/17 水 1 コンピューターの実技まとめ ・基本的な文章を作成することができる。
・収集した情報、データを処理することが
できる。
講義
演習
14階
教
室
菅原
15 9/4 水 1 PowerPoint を用いたプレゼンテーション 2 ・PowerPoint にて発表を行う。
情報リテラシーまとめ ・情報リテラシーについて説明する。 ・情報倫理について説明する。 ・医療情報の開示に関する注意点を説明す
る。 ・文章作成、図表作成、プレゼンテーショ
ンスライド作成の実際。
講義 14階
教
室
菅原
- 14 -
科 目 名: 経済学 担当教員: 野口 尚洋 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
現代社会で生活するのに役立つ経済の仕組みを理解することを目標とする。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)日常生活に関する経済に対する関心を高める。 2)日常生活に関する経済の諸問題を理解する。 3)物価、景気などの基本的事項を理解し、経済ニュースを読めるようになる。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: ポストテスト 2)総括的評価: 試験
4. 教科書
教科書は使用しない。随時プリント等を配布する。 5. 参考図書
木暮太一 著 今までで一番やさしい経済の教科書 新版 ダイヤモンド社 伊藤元重 著 入門 経済学 第4版 日本評論社
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所 担当者
1 4/11
木 4 オリエンテーション ・経済学を学ぶ理由は? ・これからの授業内容と進め方について
説明する。 経済学独特の考え方(1)
・インセンティブ
講義 14階 教
室
野口
2 4/18 木 4 経済学独特の考え方(2) 経済学独特の考え方を理解する。
① 機会費用 ② トレード・オフ ③ 比較優位 ④ 交換の利益
講義 14階 教
室
野口
3 4/25 木 4 経済学独特の考え方(3) 「限界」の考え方を理解する。
① 限界費用 ② 企業の生産量の決め方
③ 消費者の消費量の決め方
講義 14階 教
室
野口
4 5/9 木 4 需要と供給 需要と供給の関係と余剰を理解する。
① 均衡 ② 余剰 ③ 課税
講義 14階 教
室
野口
5 5/16 木 3 情報の経済学 情報の非対称性が存在する市場を理解す
る。 ① 保険について ② モラルハザード ③ 逆選択
講義 14階 教
室
野口
6 5/23 木 4 ゲーム理論 ゲーム理論について理解する。
① ゲーム理論の仕組み ② 囚人のジレンマ
講義 14階 教
室
野口
- 15 -
7 5/30 木 4 日本経済 日本経済の現状を概観する。
① GDP ② 戦後日本経済の概観
③ 産業連関表と経済効果
講義 14階
教
室
野口
8 6/6 木 4 財市場 財市場と財政政策の効果を理解する。
① 財市場の仕組み ② 乗数効果
講義 14階
教
室
野口
9 6/13 木 4 金融市場(1) 金融市場の仕組みを理解する。
① 貨幣とは? ② 銀行の役割 ③ 金利について
講義 14階
教
室
野口
10 6/20 木 4 金融市場(2) 金融政策について理解する。
① 日本銀行の役割 ② 金融政策
講義 14階
教
室
野口
11 6/27 木 4 日本の経済政策 日本で行われている経済政策について理
解する。 ① インフレとは? ② アベノミクスとは? ③ その効果
講義 14階
教
室
野口
12 7/4 木 4 国の財政 国の財政状態について理解する。
① 現在の財政状況 ② 税金について ③ 消費税増税と社会保障
講義 14階
教
室
野口
13 7/11 木 4 為替 日本と海外との経済関係を理解する。
① 円高と円安 ② 為替レートとGDP ③ 為替レートの変動
講義 14階
教
室
野口
14 7/18 木 4 年金 年金の基本的な仕組みについて理解す
る。 ①年金制度の概要 ②年金はもらえるのか
講義 14階 教
室
野口
15 9/5 木 2 株式 株価と景気の関係について理解する。
① 株式とは ② 株式の変動 ③ 株価と景気
講義 14階 教
室
野口
- 16 -
科 目 名: 国際保健学 担当教員: 遠藤 弘良 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
世界の途上国、先進国の人々の健康の現状、改善目標ならびにその改善のための国際
協力の仕組み(二国間協力、多国間協力など)と実施機関(JICA、WHO、NGO 等)
を理解したうえで、それぞれの課題と解決策を学修する。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)世界の人々の歯科も含めた健康の現状、改善のための仕組みと課題を理解する。 2)国際協力の仕組みと歯科分野における具体的な活動を理解する。
3. 評価(Evaluation)
1)形成的評価: プレ・ポストテスト 2)総括的評価: 試験
4. 教科書
教科書は使用しない。講義スライドのプリントアウトや関連資料を配布する。
5. 参考図書
田村やよひ 編 国際看護学 メヂカルフレンド社 日本国際保健医療学会 編 国際保健医療学 第 3 版 杏林書院
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所 担当者
1 4/10 水 4 オリエンテーション 国際保健とは何かを理解する。
講義 14階 教
室
遠藤
2 4/17 水 4 世界の人々の健康の現状① 女性の健康
講義 14階 教
室
遠藤
3 4/24 水 4 世界の人々の健康の現状② 子供の健康状態とその改善のために
何がなされているかを理解する。
講義 14階 教
室
遠藤
4 5/8 水 4 世界の人々の健康の現状③ 感染症について三大感染症(エイズ、
結核、マラリア)、インフルエンザやエ
ボラなど短い時間のうちに流行を起こ
す感染症などについて理解する。
講義 14階 教
室
遠藤
5 5/15 水 4 世界の人々の健康の現状④ 世界各国の歯科疾患・歯科保健活動
世界の国々における特徴的な歯科疾患、
歯科疾患に対する対応策について理解
する。
講義 14階 教
室
遠藤
6 5/22 水 4 世界の人々の健康の現状⑤ 非感染性疾患(がん、心臓病、糖尿病、
精神疾患、外傷など)の現状とその予防
のあり方について理解する。
講義 14階 教
室
遠藤
7 6/4 火 4 国際協力の仕組み 総論(政府開発援助、二国間協力、多
国間協力等)として、国際協力の基本的
な仕組みを理解する
講義 14階 教
室
遠藤
- 17 -
8 6/5 水 4 日本の国際協力① JICA の活動について具体例を通じて
理解する。
講義 14階
教
室
遠藤
9 6/12 水 4 日本の国際協力② 歯科保健分野の活動
GO/NGO/民間の、海外に対する
様々なスタイルの協力について理解す
る。
講義 14階
教
室
遠藤
10 6/25 火 3 国連機関の活動① WHO やその他の国連機関(ユニセフ
など)の仕組みや活動を理解する。
講義 14階
教
室
遠藤
11 6/26 水 4 国境を超える歯科医療職 歯科医療職の国境を越えた医療活動
に必要となる免許制度を、アジア・欧州
の制度を中心に理解する。
講義 14階
教
室
遠藤
12 7/3 水 4 在日外国人患者に対する歯科保健医療 国内の外国人について、その背景や問
題点から、その方々の歯科保健へのアプ
ローチ、歯科治療の対応について理解す
る。
講義 14階
教
室
遠藤
13 7/10 水 4 トラベルメディシン
海外に出かけるときにどのような病
気に気を付けなければならないか、また
その予防策を理解する。
講義 14階
教
室
遠藤
14 7/17 水 4 NGO の活動
国際的な NGO 歯科衛生士として何が
できるかを理解する。
講義 14階
教
室
遠藤
15 9/4 水 4 歯科保健医療の国際化への展望 あらゆる分野で国際化が進む中、今後
の歯科保健医療において、自らが国際的
に活躍するために解決すべき課題・目標
の設定を行う。
講義 14階
教
室
遠藤
- 18 -
科 目 名: 統計学 担当教員: 高際 睦 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
統計学の基礎的な知識を習得し、実際の問題に応用できるスキルを身に付ける。また、
学術誌の統計学に関する記述が理解できるようになる。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)度数分布表、ヒストグラムを使って、データをまとめることができる。 2)中心、広がりを表す代表値を説明し、計算できる。 3)二項分布、正規分布を説明できる。 4)区間推定、仮説検定の概念を説明し、その結果を解釈できる。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: ポストテスト、レポート 2)総括的評価: 試験
4. 教科書
指定しない(毎回、プリントを用意する) 5. 参考図書
全国歯科衛生士教育協議会 監修 最新歯科衛生士教本
歯・口腔の健康と予防に関わる
人間と社会の仕組み 3 保健情報
統計学
医歯薬出版
これ以外も適宜,紹介する. 6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時(事前アポイントが望ましい)/さいかち坂校舎 8階教員室
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所 担当者
1 10/4 金 2 ガイダンス 講義 14階 教
室
高際
2 10/11 金 2 度数分布表 ・統計学の基本用語を説明できる。 ・度数分布表を説明し、作成することが
できる。
講義 演習
14階 教
室
高際
3 10/18 金 2 ヒストグラム ・ヒストグラムを説明し、作成すること
ができる。 ・データの分布の特徴を説明できる。
講義 演習
14階 教
室
高際
4 11/1 金 2 中心を表す代表値 ・中心を表す代表値を説明し、計算する
ことができる。
講義 演習
14階 教
室
高際
5 11/8 金 2 広がりを表す代表値(散布度) ・広がりを表す代表値を説明し、計算す
ることができる。
講義 演習
14階 教
室
高際
6 11/15 金 2 相関係数 ・散布図を説明し、作成できる。 ・相関係数を説明し、計算することがで
きる。
講義 演習
14階 教
室
高際
7 11/22 金 2 線形回帰 ・回帰直線を説明し、計算することがで
きる。
講義 演習
14階 教
室
高際
8 11/29 木 2 確率論 ・確率論の基礎的な概念を説明できる。
講義 14階 教
室
高際
- 19 -
9 12/6 金 2 二項分布 ・離散型確率分布を説明できる。 ・二項分布を説明できる。
講義 14階
教
室
高際
10 12/13 金 2 正規分布 ・連続型確率分布を説明できる。 ・正規分布を説明できる。
講義 14階
教
室
高際
11 12/20 金 2 推定と検定 ・母集団と標本を説明できる。 ・推定と検定の概念を説明できる。
講義 14階
教
室
高際
12 1/10 金 2 区間推定 ・区間推定の概念を説明できる。 ・正規母集団における平均の信頼区間を
計算できる。
講義 演習
14階
教
室
高際
13 1/17 金 2 仮説検定(その1) ・仮説検定の概念を説明できる。 ・帰無仮説、対立仮説を説明できる。
講義 14階
教
室
高際
14 1/24 金 2 仮説検定(その2) ・片側検定、両側検定を説明できる。 ・検定結果を適切に解釈できる。 ・検定における過誤を説明できる。
講義 14階
教
室
高際
15 1/31 金 2 まとめ 講義 14階
教
室
高際
- 20 -
科 目 名: 食育論 担当教員: 渡邊 智子 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
歯科衛生士の役割を果たすために食育を理解し実践できることを目的に、①食習慣の
現状、②食と健康、③食の背景、④日本人の食べ物(食品成分表)および⑤日本人の食
べる基準(食事摂取基準)を理解する。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)食習慣の現状を説明できる。 2)食と健康の関わりを説明できる。 3)食の背景を説明できる。 4)日本人の食べ物(食品成分表)を説明できる。 5)日本人の食べる基準(食事摂取基準)を説明できる。 6)食育(自分自身の食習慣の改善を含む)を説明できる。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価:
課題、日ごろの学習態度
2)総括的評価:
試験
4. 教科書
一般社団法人 和食文化国民
会議 監修 和食と健康 思文閣
配布プリント 5. 参考図書
国立研究開発法人 医薬基
盤・健康・栄養研究所 監修
食べ物と健康 食事設計と栄
養・調理
南江堂
菱田 明、佐々木 敏 監修 日本人の食事摂取基準 2015年版
第一出版
文部科学省科学技術・学術審
議会資源調査分科会報告
日本食品標準成分表 2015 年版
(七訂)
全国官報販売協同組合
渡邊智子、鈴木亜夕帆 ちば型食生活実践ガイドブッ
ク
千葉県、千葉県教育庁
渡邊智子、鈴木亜夕帆 ちば型食生活実践ガイドブッ
ク資料編
千葉県、千葉県教育庁
渡邊智子、鈴木亜夕帆 グーパー食生活 千葉県、千葉県教育庁
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
- 21 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 10/7 月 1 ガイダンス ・食育とは何か ・自分の食習慣を測定してみよう ★実践的食育1:食事評価
講義 14階
教
室
渡邊
2 10/16 水 1 食育と健康 ・食育と食育推進計画 ・健康日本21 ★実践的食育2:箸の持ち方
講義 14階
教
室
渡邊
3 10/21 月 1 食習慣の現状 ・日本の現状 ・自分の現状 ★実践的食育3:割りばしの割り方
講義 14階
教
室
渡邊
4 10/28 月 1 食の文化的背景 ・世界、日本、地域の食文化 ★実践的食育4:お茶碗の持ち方
講義 14階
教
室
渡邊
5 11/6 水 1 食と健康のかかわり:日本の食生活の変遷
1 ・今につながる養生の思想
★実践的食育5:お椀の蓋の取り方
講義 14階
教
室
渡邊
6 11/11 月 1 食と健康のかかわり:日本の食生活の変遷
2 ・栄養学を取り入れた近代の健康と食 ★実践的食育6:和食のマナー1
講義 14階
教
室
渡邊
7 11/18 月 1 和食と食育 ・無形文化遺産に登録された和食の特徴
・和食の理解と食育への応用 ★実践的食育7:和食のマナー2
講義 14階
教
室
渡邊
8 11/25 月 1 現在とこれからの食と健康1: ・日本の食文化を反映する「日本食品成
分表」 ★実践的食育8:和食のマナー3
講義 14階
教
室
渡邊
9 12/2 月 1 現在とこれからの食と健康2: ・食事を科学的に考える基礎データ「日
本人の食事摂取基準の概要」 ★実践的食育9:洋食料理のマナー
講義 14階 教
室
渡邊
10 12/9 月 1 食品の安全・安心&おいしさ ・栄養表示
・おいしさの理解 ★実践的食育10:中華料理のマナー
講義 14階 教
室
渡邊
11 12/16 月 1 健康にすごすための食育事例 ・食事バランスガイド ・マイプレート ・グー・パー食生活 ★実感的食育1:多様な野菜ジュース
講義 14階 教
室
渡邊
12 12/23 月 1 具体的な食育の実践 ・ダイエットデザインハウス ・グー・パー食生活
★実感的食育2:多様なヨーグルト・牛
乳
講義 14階 教
室
渡邊
13 1/20 月 1 食育指導の実際 ・食事アセスメントを行い相互に食事ア
ドバイスをしてみよう
★実感的食育3:多様なだし・みそ
講義 14階 教
室
渡邊
14 1/27 月 1 食育の課題 ・ライフステージ別の課題 ★実感的食育4: 多様なお菓子
講義 14階 教
室
渡邊
15 2/3 月 1 まとめ ・専門職(歯科衛生士)が行う食育
講義 14階 教
室
渡邊
- 22 -
科 目 名: 英語Ⅰ(基礎英語) 担当教員: 森田 雅義 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
中学校・高等学校で学習した英語を基礎として、聞くこと・話すこと・読むこと・書
くことの英語の4技能の向上を目指しながら、日本や外国の言語・文化を尊重する心を
養う。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)様々な英語の文章を聞いたり、読んだりして、その内容を正しく理解できる。 2)発音記号を理解し、発音記号を見て発音することができる。 3)英語を書いたり、話したりすることを通じて、自分の考え等を伝えることができる。 4)日本や外国の言語や文化に興味をもち、大切にする。 5)プリント等を使った活動において、積極的に取り組んでいる。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: 実技テスト、課題提出物 2)総括的評価: 試験(前期試験、後期試験)
4. 教科書
山崎祐一 著 瞬時に出てくる英会話フレーズ大特訓 J リサーチ出版 自主作成教材(プリント)
5. 参考図書
必要に応じて授業にて紹介 6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所 担当者
1 4/10 水 2 Introduction 講義 14階 教
室
森田
2 4/17 水 2 英語レベルチェックテスト 講義
演習
14階 教
室
森田
3 4/24 水 2 瞬間英作文についての説明 発音記号演習
講義
演習
14階 教
室
森田
4 5/8 水 2 瞬間英作文 演習(1)
講義
演習
14階 教
室
森田
5 5/15 水 2 瞬間英作文 演習(2)
講義
演習
14階 教
室
森田
6 5/22 水 2 瞬間英作文 演習(3)
講義
演習
14階 教
室
森田
7 5/29 水 2 瞬間英作文 演習(4)
講義
演習
14階 教
室
森田
8 6/5 水 2 瞬間英作文 前期中間テスト
講義 14階 教
室
森田
- 23 -
9 6/12 水 2 Special Program 講義 14階
教
室
森田
10 6/19 水 2 Special Program 講義
演習
14階
教
室
森田
11 6/26 水 2 瞬間英作文 演習(5)
講義
演習
14階
教
室
森田
12 7/3 水 2 瞬間英作文 演習(6)
講義
演習
14階
教
室
森田
13 7/10 水 2 実技テスト+和訳課題 演習 14階
教
室
森田
14 7/17 水 2 実技テスト+和訳課題 演習 14階
教
室
森田
15 9/4 水 2 前期のまとめ 講義 14階
教
室
森田
16 10/1 火 1 日本の昔話の英訳に挑戦! 講義
演習
14階
教
室
森田
17 10/8 火 1 瞬間英作文 演習(7)
講義
演習
14階
教
室
森田
18 10/15 火 1 瞬間英作文 演習(8)
講義
演習
14階 教
室
森田
19 10/29 火 1 瞬間英作文 演習(9)
講義
演習
14階 教
室
森田
20 11/5 火 1 瞬間英作文 演習(10)
講義
演習
14階 教
室
森田
21 11/12 火 1 Japanese Culture (1) 講義 14階 教
室
森田
22 11/19 火 1 瞬間英作文 後期中間テスト
講義 14階 教
室
森田
23 11/26 火 1 Japanese Culture (2) 講義 14階 教
室
森田
24 12/3 火 1 Special Program 講義
演習
14階 教
室
森田
25 12/10 火 1 Special Program 講義
演習
14階 教
室
森田
26 12/17 火 1 Christmas Songs 講義
演習
14階 教
室
森田
- 24 -
27 1/14 火 1 英語で自己紹介 講義
演習
14階
教
室
森田
28 1/21 火 1 実技テスト+和訳課題 講義 14階
教
室
森田
29 1/28 火 1 実技テスト+和訳課題 講義 14階
教
室
森田
30 2/4 火 1 後期のまとめ 講義 14階
教
室
森田
- 25 -
科 目 名: 解剖・口腔解剖学 担当教員: 山田 好秋 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
歯科衛生士の役割を的確に果たすために、顎・顔面・口腔・歯の形態および構造を理
解することを目的とし、①顎・顔面の骨・筋・神経・脈管・口腔内臓および摂食嚥下の
解剖 ②歯の形態 ③歯・歯周組織の構造および発生について理解する。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)頭蓋を構成する骨について説明する。
2)顎顔面を構成する骨の各部の名称について説明する。
3)顎・顔面の筋(表情筋・咀嚼筋・舌骨上筋)について説明する。
4)顎・顔面に分布する脈管について説明する。
5)顎・顔面に分布する神経について説明する。
6)これまで学んだ頭部の構造について統合的に説明する。
7)口腔内臓について説明する。
8)歯の基本的名称について説明する。
9)永久歯の形態について説明する。
10)乳歯の形態について説明する。
11)歯の形成過程について説明する。
12)歯の組織構造について説明する。
13)歯周組織の組織構造について説明する。
14)口腔・咽頭の構造、摂食・嚥下のメカニズムについて説明する。
15) これまで学んだ解剖学的構造についてご遺体を用いて統合的に説明する。
3. 評価(Evaluation)
1)形成的評価: ポストテスト 2)総括的評価: 試験(中間試験、期末試験)
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会
監修 最新歯科衛生士教本
歯・口腔の構造と機能 口腔解剖学・口
腔組織発生学・口腔生理学
医歯薬出版
井出吉信 監修 口腔顎顔面解剖ノート 学研書院
5. 参考図書 6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
- 26 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 4/9 火 3 骨(1)
頭蓋を構成する骨(脳頭蓋・顔面頭蓋)
講義 14階
教
室
山田
2 4/16 火 3 骨(2)
頭蓋骨の各部の名称
講義 14階
教
室
山田
3 4/23 火 3 筋
顎・顔面の筋(表情筋・咀嚼筋・舌骨上
筋)
講義 14階
教
室
山田
4 5/7 火 3 脈管
顎・顔面に分布する脈管
講義 14階
教
室
山田
5 5/14 火 3 神経
顎・顔面に分布する神経
講義 14階
教
室
山田
6 5/21 火 3 骨学実習・中間試験 骨の構造、筋の付着部位および 血管神経の走行に関する総復習
試験 14階
教
室
山田
7 5/28 火 3 口腔内臓
口腔前庭・固有口腔
唾液腺・舌
講義 14階
教
室
山田
8 6/4 火 3 歯の総論
歯の基本的名称
歯の交換
講義 14階
教
室
山田
9 6/11 火 2 永久歯の形態
前歯・臼歯の形態
講義 14階 教
室
山田
10 6/18 火 2 解剖実習見学
ご遺体を用いた解剖学実習
解剖学標本室見学
講義 14階 教
室
山田
11 6/25 火 2 乳歯の形態
乳前歯・乳臼歯の形態
講義 14階 教
室
山田
12 7/2 火 2 歯の発生
歯の形成過程
講義 14階 教
室
山田
13 7/9 火 2 歯の組織
エナメル質・象牙質・歯髄の組織構造
講義 14階 教
室
山田
14 9/3 火 2 歯周組織
セメント質・歯根膜・歯槽骨・歯肉の組
織構造
講義 14階 教
室
山田
15 9/10 火 2 摂食・嚥下の解剖
口腔・咽頭の構造
摂食・嚥下のメカニズム
講義 14階 教
室
山田
- 27 -
科 目 名: 生理・口腔生理学
担当教員: 山田 好秋
1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
臨床専門科目の学習効果を上げるために、人体内で行われている生命現象と、人体を
構成する器官の構造とその機能を理解する。
2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)体を構成する細胞と組織の機能を説明できる。
2)運動・感覚・統合機能を説明できる。
3)自律機能(循環,呼吸,消化,排出,代謝,分泌,体温,生殖など)を説明できる。
4)生体の情報伝達 (神経系、内分泌系)の機能を説明できる。
5)顔面・口腔・咽頭の構造と機能を説明できる。
6)咀嚼・嚥下時の諸器官の運動およびその調節機構を説明できる。
7)口腔感覚・味覚・嗅覚の機能を説明できる。
8)唾液分泌機序およびその機能を説明できる。
9)発声・発音の原理および口腔諸器官の関連を説明できる。
3. 評価(Evaluation)
1)形成的評価:
ポストテスト
2)総括的評価:
試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会
監修
最新歯科衛生士教本
人体の構造と機能 1 解剖学・組織発生
学・生理学
医歯薬出版
5. 参考図書
森本俊文、山田好秋、二ノ
宮裕三、岩田幸一 編著
基礎歯科生理学 第 6版 医歯薬出版
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所 担当者
1 4/12 金 1 生理学とは
生物の進化と内部環境の恒常性
外部環境の相互作用(=行動)
バイタルサイン
なぜ生理・口腔生理学を学ぶのか
講義 14
階
教
室
山田
2 4/19 金 1 血液
血液の組成、血液の機能
血液の凝固、血液型と輸血
講義 14
階
教
室
山田
3 4/26 金 1 呼吸・循環
呼吸運動、肺容量と換気量
呼吸ガスと血液ガス
血液循環、リンパ循環
講義 14
階
教
室
山田
4 5/10 金 1 神経・筋
神経の基本機能
体性神経・自律神経
筋の構造とその種類
筋の種類と収縮メカニズム
講義 14
階
教
室
山田
5 5/21 火 4 中枢神経系
脊髄、脳幹、間脳、大脳
摂食の制御機構
講義 14
階
教
室
山田
6 5/23 木 3 感覚
感覚の基本的性質
特殊感覚
体性感覚
講義 14
階
教
室
山田
7 5/28 火 4 消化・吸収
唾液腺・唾液
消化と吸収の意義
消化管ホルモン
講義 14
階
教
室
山田
8 6/6 木 3 排泄・体温
内分泌、生殖
講義 14
階
教
室
山田
- 28 -
9 6/13 木 3 摂食行動Ⅰ
食欲
食物認知
咀嚼
講義 14
階
教
室
山田
10 6/20 木 3 摂食行動Ⅱ
嚥下
増齢に伴う摂食機能の変化
講義 14
階
教
室
山田
11 6/27 木 3 下顎の姿勢と咬合
下顎位
顎運動
顎反射
咬合力
講義 14
階
教
室
山田
12 7/4 木 3 口腔感覚
歯の感覚
歯根膜感覚
口腔粘膜の感覚
味覚・嗅覚
講義 14
階
教
室
山田
13 7/11 木 3 構音器官としての口腔
発声のメカニズム
音と歯列
舌訓練と発音
講義 14
階
教
室
山田
14 7/18 木 3 健康と生理学
増齢に伴う機能の変化
講義 14
階
教
室
山田
15 9/5 木 3 まとめ 講義 14
階
教
室
山田
- 29 -
科 目 名: 病理・口腔病理学 担当教員: 國分 克寿 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
全身および口腔の疾患がどのような原因で発現し、どんな変化、経過をとっていくの
か、そして最終的にはどのような転帰を取るのかについて、自分から積極的に考えてい
くための知識を習得する。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives) Ⅰ編:病理学:
1)疾病の原因について、外因と内因から説明できる。 2)染色体の異常、遺伝子病および奇形について説明できる。 3)循環障害が関与する疾患について、血液・リンパ液・組織液の循環障害から病態
を説明できる。 4)代謝障害(退行性病変)に関連する病変について説明できる。 5)増殖と修復(進行性病変)に関連する病変について説明できる。 6)炎症の概念を説明できる。 7)炎症の分類について説明できる。 8)炎症の病態・転帰について説明できる。 9)免疫の概念を説明できる。 10)腫瘍の概念を説明できる。 11)腫瘍の分類について説明できる。 12)腫瘍の病態・転帰について説明できる。
Ⅱ編:口腔病理学: 13)歯の発育異常について、種類、原因、好発部位、特徴を説明できる。 14)歯の損傷の分類と原因、病理所見を説明できる。 15)象牙質とセメント質の増生について、その形成機序を説明できる。 16)う蝕の発生機序、原因、分類、好発部位について説明できる。 17)歯髄疾患の特殊性を理解し、原因、分類、病理所見を説明できる。 18)歯周組織に生じる諸病変について、原因、分類、病理所見を説明できる。 19)抜歯創の治癒機転とその異常について説明できる。 20)口腔粘膜疾患についてその種類と好発部位、臨床所見、病理像を説明できる。 21)口腔領域の奇形、顎骨の病変を説明できる。 22)口腔領域の嚢胞と腫瘍について分類、臨床所見、成り立ち、病理所見を説明でき
る。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation) 1)形成的評価: 課題レポート 2)総括的評価: 試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会
監修 最新歯科衛生士教本
疾病の成り立ち及び回復過程の促進1
病理学・口腔病理学
医歯薬出版
5. 参考図書 6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/本館 9 階臨床検査病理学講座医局
- 30 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 4/10 水 3 Ⅰ編:病理学 第1章:病理学序論と病因論
内因と外因 第2章:遺伝性疾患と奇形
講義 14階
教
室
國分
2 4/17 水 3 Ⅱ編:口腔病理学 第 11 章:口腔領域の奇形
顔面および口腔の被裂、口腔、舌の
発育異常、顎、顎関節の発育異常、
唾液腺の発育異常 第1章:歯の発育異常
大きさ、形、数、構造、色、萌出、
位置、咬合の異常 第 12 章:歯の硬組織の加齢変化
講義 14階
教
室
國分
3 4/24 水 3 Ⅰ編:病理学 第3章:循環障害
貧血、充血、うっ血、出血、血栓症、
塞栓、梗塞、出血性素因、ショック、
リンパ循環障害
講義 14階
教
室
國分
4 5/8 水 3 Ⅰ編:病理学 第4章:代謝障害と退行性病変
変性、萎縮、壊死
講義 14階
教
室
國分
5 5/15 水 3 Ⅱ編:口腔病理学 第2章:歯の損傷と着色・付着物
機械的損傷、化学的損傷、プラーク、
歯石、歯の着色 第6章:口腔粘膜の病態
色調異常、アフタ性疾患、感染症、
免疫異常、粘膜上皮疾患、舌疾患 第 12 章:舌・口腔粘膜の加齢変化
講義 14階
教
室
國分
6 5/22 水 3 Ⅰ編:病理学 第 5 章:増殖と修復(進行性病変)
肥大、増生、再生、化生、肉芽組織、
創傷治癒、異物処理、移植
講義 14階
教
室
國分
7 5/29 水 3 Ⅰ編:病理学 第 6 章:炎症と免疫応答異常(アレルギ
ー)1 総論、滲出性炎(定義・分類)
講義 14階 教
室
國分
8 6/5 水 3 Ⅰ編:病理学 第 6 章:炎症と免疫応答異常(アレルギ
ー)2 特異性炎、アレルギー性炎、免疫、
体性神経、自律神経
講義 14階 教
室
國分
9 6/12 水 3 課題レポート作成:(形成評価) 病理総論(第8回までの講義内容)に関
する課題に対して、各自でレポートを作成
する。
講義 14階 教
室
國分
10 6/19 水 3 Ⅱ編:口腔病理学 第 3 章:う蝕
原因、分類、エナメル質う蝕、象牙
質う蝕、セメント質う蝕、乳歯う蝕
第 4 章:象牙質歯髄複合体の病態 歯髄充血、歯髄炎、歯髄の退行性変
化、進行性変化、創傷治癒 第 12 章:歯髄の加齢変化
講義 14階 教
室
國分
11 6/26 水 3 Ⅱ編:口腔病理学 第 5 章:歯周組織の病態
根尖部歯周組織の病変・根尖性歯周
炎 辺縁部歯周組織の病変・歯肉炎、歯
周炎、咬合性外傷、エプーリス 第 12 章:歯周組織の加齢変化 第 7 章:口腔領域の嚢胞
歯原性嚢胞、非歯原性嚢胞
講義 14階 教
室
國分
12 7/3 水 3 Ⅰ編:病理学 第 7 章:腫 瘍
総論(定義、分類、良性腫瘍、悪性
腫瘍)
講義 14階 教
室
國分
- 31 -
13 7/10 水 3 Ⅱ編:口腔病理学 第7章:口腔領域の腫瘍
歯原性腫瘍、非歯原性腫瘍 第8章:口腔癌・前癌病変
講義 14階
教
室
國分
14 7/17 水 3 Ⅱ編:口腔病理学 第9章:顎骨の病変
顎骨骨髄炎、腫瘍様病変、顎関節の
病変 第 12 章:顎骨の加齢変化
講義 14階
教
室
國分
15 9/4 水 3 Ⅱ編:口腔病理学 第 10 章:唾液腺の病変
流行性耳下腺炎、シェーグレン症候
群、唾石症、粘液嚢胞、唾液腺腫瘍
第 12 章:唾液腺の加齢変化
講義 14階
教
室
國分
- 32 -
科 目 名: 微生物・口腔微生物学
担当教員: 柴山 和子
1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
微生物の種類と特性,病原性を学び,感染症の概念と治療・予防法および宿主防御機
構を理解する。
齲蝕や歯周病の原因となる口腔細菌とバイオフィルム形成に関する知識を習得する。
2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)細菌、マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア、真菌、原虫、ウイルスの特徴を
説明する。
2)細菌の分類、形態・構造、代謝・増殖、病原因子を説明する。
3)感染症の成立について説明する。
4)生体の防御機構、細胞性免疫、体液性免疫について説明する。
5)アレルギーについて説明する。
6)消毒と滅菌の定義、および具体的な方法を説明する。
7)化学療法薬の種類とその作用機序、耐性菌について説明する。
8)齲蝕とその原因細菌について説明する。
9)歯周病とその原因細菌について説明する。
10)デンタルプラークバイオフィルムの特性やそのコントロールの意義を説明する。
11)細菌、真菌、ウイルスによる口腔疾患について説明する。
12)細菌および真菌の培養法と観察方法を説明する。
3. 評価(Evaluation)
1)形成的評価:
小テスト、受講態度
2)総括的評価:
試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会
監修
最新歯科衛生士教本
疾病の成り立ち及び回復過程の促進 2
微生物学
医歯薬出版
5. 参考図書
石原和幸 他編 口腔微生物学 第 5 版 学建書院 奥田克爾 監修・著 最新口腔微生物学 第 2 版 一世出版
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
- 33 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 4/11 木 1 微生物学総論
・微生物の分類と一般性状について学習
する。
・感染の成り立ちについて学習する。
講義 14
階
教
室
柴山
2 4/18 木 1 微生物の構造と病原性(1)
・微生物の形態と構造、病原性について
学習する。
講義 14
階
教
室
柴山
3 4/25 木 1 微生物の構造と病原性(2)
・細菌の分類、代謝・増殖について学習
する。
・細菌培養・顕微鏡観察について学習す
る。
講義 14
階
教
室
柴山
4 5/9 木 1 免疫(1)
・生体の防御機構の概略を学習する。
・免疫担当細胞、抗原、抗体、補体につ
いて学習する。
講義 14
階
教
室
柴山
5 5/16 木 1 免疫(2)
・体液性免疫について学習する。
・抗体の種類と産生機構を学習する。
・抗原抗体反応を利用した感染症の診断
について学習する。
講義 14
階
教
室
柴山
6 5/23 木 1 免疫(3)
・細胞性免疫について学習する。
講義 14
階
教
室
柴山
7 5/30 木 1 アレルギー
・アレルギーの分類と成立機序について
学習する。
講義 14
階
教
室
柴山
8 6/6 木 1 感染症(1)
・細菌、マイコプラズマ、リケッチア、
クラミジアによる感染症ついて学習
する。
講義 14
階
教
室
柴山
9 6/13 木 1 感染症(2)
・真菌、原虫、ウイルスによる感染症つ
いて学習する。
講義 14
階
教
室
柴山
10 6/20 木 1 消毒と滅菌
・スタンダードプレコーションについて
学習する。
・院内感染について学習する。
・消毒と滅菌の定義、方法を学習する。
講義 14
階
教
室
柴山
11 6/27 木 1 化学療法
・化学療法薬の種類と作用機序、副作用
について学習する。
・耐性菌について学習する。
講義 14
階
教
室
柴山
12 7/4 木 1 口腔微生物学概論
・口腔感染症の特性について学習する。
・口腔微生物叢の成立と生態について学
習する。
講義 14
階
教
室
柴山
13 7/11 木 1 齲蝕の細菌学・免疫学
・齲蝕症の細菌学について学習する。
・口腔レンサ球菌について学習する。
講義 14
階
教
室
柴山
14 7/18 木 1 歯周病の細菌学・免疫学
・歯周病原細菌について学習する。
・歯周病原細菌の諸因子・宿主の抵抗性
について学習する。
・歯周組織破壊の機序・歯周病のリスク
ファクターについて学習する。
講義 14
階
教
室
柴山
15 9/5 木 1 口腔感染症
・口腔内ウイルス感染症について学習す
る。
・口腔領域を中心とした宿主の抵抗性に
ついて学習する。
・口腔ケアの意義について学習する。
講義 14
階
教
室
柴山
- 34 -
科 目 名: 公衆衛生学 担当教員: 杉原 直樹 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
健康と環境についての関係や地球規模の環境保全、食中毒の安全や栄養学の重要性を
理解する。人間の健康の科学である衛生学の知識を身につけ、歯科衛生士として歯科医
療の現場や公衆衛生活動の中で、たえず思考し、広い視野と社会的洞察力で展開できる
能力を修得する。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)健康および予防医学の概念について説明できる。 2)疫学の定義および目的について理解し、研究方法について説明する。 3)人口について人口静態、人口動態および生命表を説明する。 4)健康と環境についての関係および地球規模の環境保全を理解する。 5)感染症の3要因を理解し、その予防について説明する。 6)食中毒の疫学、分類および予防について説明する。 7)歯科保健医療分野における栄養学の重要性を理解する。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: 授業態度およびノートの提出 2)総括的評価: 筆記試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会
監修 最新歯科衛生士教本
歯・口腔の健康と予防に関わる人間と
社会の仕組み 1 保健生態学 第 2 版
医歯薬出版
松久保 隆、八重垣 健、前
野正夫、那須郁夫、小松﨑
明、杉原直樹 監修・執筆
口腔衛生学 2018 一世出版
5. 参考図書 6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/本館 10 階衛生学講座
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所 担当者
1 4/9 火 2 (1) 公衆衛生総論 公衆衛生学とは 健康の概念 疾病の自然史と疾病予防 健康政策の概念
講義 14階 教
室
杉原
2 4/16 火 2 (2) 疫学 定義および概念 疾病や異常の発生要因 有病と罹患 疫学の調査方法 疫学研究の時間的流れによる分類 疫学の研究方法 疫学で用いられる用語
講義 14階 教
室
杉原
3 4/23 火 2 (3) 人口統計 人口静態 人口動態 生命表
講義 14階 教
室
杉原
4 5/7 火 2 (4)‐1 健康と環境Ⅰ 環境の概念 空気・水と健康 放射線と健康 住居・衣服と健康
講義 14階 教
室
杉原
5 5/14 火 2 (4)‐2 健康と環境Ⅱ 地球環境の変化と健康への影響 公害と健康への影響 廃棄物処理
講義 14階 教
室
杉原
6 5/21 火 2 (5) 感染症 感染症の成り立ち 感染症の予防 主な感染症の動向 感染症の医療体制
講義 14階 教
室
杉原
- 35 -
7 5/28 火 2 (6)‐1 食品と健康Ⅰ 食中毒とは 食中毒の分類 食中毒の統計(食中毒の疫学) 食中毒の予防 食中毒の安全性確保
講義 14階
教
室
杉原
8 6/4 火 2 (6)‐2 食品と健康Ⅱ 日本人の食事摂取量 食事摂取基準と現状 食生活指針と食事バランスガイド 「食育」の推進
講義 14階
教
室
杉原
- 36 -
科 目 名: 口腔衛生学 担当教員: 杉原 直樹 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
歯科疾患を予防するために、個人における口腔の健康と機能の維持増進のための全身
的要因、生活習慣、社会経済的要因および環境要因のリスク評価について理解し、リス
ク評価およびライフステージに基づいた保健指導および予防処置を修得する。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)口腔衛生学および口腔ケアを概説する。 2)歯・口腔の健康について概説する。 3)齲蝕の疫学と根拠に基づいた予防法について概説する。 4)齲蝕の発病要因を説明する。 5)齲蝕の発病要因の評価方法(齲蝕活動性試験)を説明する。 6)齲蝕の保健指導と予防処置を説明する。 7)歯周疾患の保健指導と予防処置を説明する。 8)口腔清掃の方法を説明する。 9)その他の歯科疾患の予防方法を説明する 10)ライフステージにおける口腔保健管理について理解する。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: 授業態度およびノートの提出 2)総括的評価: 筆記試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会 監修 最新歯科衛生士教本 歯・口腔の健康と予防に関わる人
間と社会の仕組み 1 保健生態学
第 2 版
医歯薬出版
松久保 隆、八重垣 健、前野正夫、
那須郁夫、小松﨑 明、杉原直樹 監
修・執筆
口腔衛生学 2018 一世出版
5. 参考図書
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/本館 10 階衛生学講座
- 37 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 4/9 火 1 (1)‐1 口腔衛生学 総論 講義の概要について 口腔衛生学の定義 口腔ケアの概念と分類
講義 14階
教
室
杉原
2 4/16 火 1 (1)‐2 口腔衛生学 総論 疾病の自然史と疾病予防 ハイリスクストラテジーとポピュレーシ
ョンストラテジー 健康日本 21(第 2 次)と歯・口腔の健康
歯科口腔保健の推進に関する法律
講義 14階
教
室
杉原
3 4/23 火 1 (2)歯・口腔の健康についての基本的知識 歯・口腔の健康(歯・口腔の構造、歯・
口腔の発生と成長・発育、歯・口腔の機
能) 口腔の健康と全身の健康 歯・口腔の付着物・沈着物
講義 14階
教
室
杉原
4 5/7 火 1 (3)歯科疾患の疫学歯科疾患に対する疫学
的アプローチの意義 齲蝕の疫学 歯周疾患の疫学 その他の疾患の疫学
講義 14階
教
室
杉原
5 5/14 火 1 (4)齲蝕の病因論 齲蝕発生のメカニズム 齲蝕の発生要因 齲蝕の第一次予防、第二次予防、第三次
予防
講義 14階
教
室
杉原
6 5/21 火 1 (5)齲蝕発病因子の評価法 齲蝕活動性とは 齲蝕活動性試験の目的 齲蝕活動性試験の具備すべき条件 齲蝕活動性試験の臨床における使用目的
齲蝕活動性試験の分類と種類
講義 14階
教
室
杉原
7 5/28 火 1 (6)‐1 齲蝕予防-非齲蝕誘発性甘味料と間
食指導- 齲蝕発病と食事要因との関係 糖質の種類と齲蝕発病性 Stephan’s curve(ステファン・カーブ)
非齲蝕誘発性甘味料の種類と特徴
講義 14階 教
室
杉原
8 6/4 火 1 (6)‐2 齲蝕予防-小窩裂溝填塞法(齲蝕予防
填塞法)- 小窩裂溝填塞法(齲蝕予防填塞法)とは
填塞材の種類と特徴 填塞術式 酸処理
講義 14階 教
室
杉原
9 6/11 火 1 (6)‐3 齲蝕予防-フッ化物による齲蝕予防
法Ⅰ- フッ化物の基本知識 フッ化物の計算問題1 フッ化物摂取量とその基準 フッ素の代謝 オーラル・ケアの分類とフッ化物応用
講義 14階 教
室
杉原
10 6/18 火 1 (6)‐4 齲蝕予防-フッ化物による齲蝕予防
法Ⅱ- フッ化物応用における齲蝕予防方法 局所応用 全身応用 フッ化物の計算問題2
講義 14階 教
室
杉原
11 6/25 火 1 (6)‐5 齲蝕予防-フッ化物による齲蝕予防
法Ⅲ- フッ化物による齲蝕予防メカニズム フッ化物の毒性 フッ化物の計算問題3 ライフステージに応じたフッ化物応用
講義 14階 教
室
杉原
12 7/2 火 1 (7)歯周疾患の予防 歯周疾患の症状と分類 歯周疾患の発症機序 歯周疾患の全身に与える影響 歯周疾患の予防手段と処置
講義 14階 教
室
杉原
- 38 -
13 7/9 火 1 (8)口腔清掃法と口腔清掃指導 口腔清掃と口腔清掃法の分類 人工的清掃法 口腔清掃による為害作用 歯磨剤と洗口剤
講義 14階
教
室
杉原
14 9/3 火 1 (9)その他の歯科疾患の予防 歯の酸蝕症の予防 口内炎の予防 口腔癌の予防 不正咬合の予防 顎関節症の予防 歯の形成不全の予防 口臭症の予防 口腔乾燥症の予防
講義 14階
教
室
杉原
15 9/10 火 1 (10)ライフステージごとの口腔保健管理 口腔保健管理の目標 母子口腔保健 小児の口腔保健 成人期・老年期の口腔保健 まとめ
講義 14階
教
室
杉原
- 39 -
科 目 名: 栄養学 担当教員: 本田 佳子、柴山 和子 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
生体を構成する基本的物質の分子構造と機能、それらの生体内での代謝過程と調節機
構について理解し、多くの生命現象を分子や物質を例にあげ説明できる。 生体の組織・器官・器官系による生理現象、各疾患の治療にどう栄養学が関与するか
を理解し、内部環境の保持や生体防御、疾患の治療による生命活動への栄養学を説明で
きる。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)アミノ酸,タンパク質の構造と機能,代謝について説明できる 2)糖質の機能と代謝について説明できる 3)脂質の機能と代謝について説明できる 4)食物の成分、栄養について説明できる 5)組織・器官・器官系による生理現象を説明できる 6)各疾患の原因・病態・治療の概要について説明できる 7)各疾患の栄養食事療法について説明できる
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: 受講態度、振り返り要点小テストの成果 2)総括的評価: 試験(多肢選択式試験、記述試験)
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議
会 監修 最新歯科衛生士教本 人体の構造と機能 2 栄養と代謝
医歯薬出版
本田佳子 編 新臨床栄養学 第 3 版 栄養ケアマネジメント 最新「管理栄養
士国家試験ガイドライン」準拠
医歯薬出版
5. 参考図書
6. オフィスアワー 講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
- 40 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 4/11 木 3 糖質の代謝(Ⅰ) 糖質の構造・消化吸収
講義 14階
教
室
柴山
2 4/18 木 3 糖質の代謝(Ⅱ) 糖質の分解・代謝 血糖の調整
講義 14階
教
室
柴山
3 4/25 木 3 脂質の代謝 脂質の構造・消化吸収 脂質の分解・代謝
講義 14階
教
室
柴山
4 5/9 木 3 タンパク質の代謝 タンパク質の構造・消化吸収 タンパク質の分解・代謝
講義 14階
教
室
柴山
5 5/17 金 1 栄養の概念 栄養と栄養素 食欲と摂食
内部環境の恒常性維持と栄養
講義 14階
教
室
本田
6 5/24 金 1 身体構成組成と栄養補給量
栄養補給法
栄養補給法の種類と特徴
講義 14階
教
室
本田
7 5/31 金 1 栄養素成分と食品 食品の特徴 食品と栄養素成分
講義 14階
教
室
本田
8 6/7 金 1 消化器疾患と栄養 胃疾患の病態生理と栄養ケア 腸疾患の病態生理と栄養ケア
講義 14階
教
室
本田
9 6/14 金 1 消化器疾患と栄養 肝・胆道疾患の病態生理と栄養ケア
講義 14階 教
室
本田
10 6/21 金 1 代謝性疾患と栄養 肥満症の病態生理と栄養ケア 糖尿病の病態生理と栄養ケア
高尿酸血症の病態生理と栄養ケア
講義 14階 教
室
本田
11 6/28 金 1 循環器疾患と栄養 高血圧疾患の病態生理と栄養ケア 心疾患の病態生理と栄養ケア
講義 14階 教
室
本田
12 7/5 金 1 腎疾患と栄養 腎疾患の病態生理と栄養ケア
講義 14階 教
室
本田
13 7/12 金 1 呼吸器・血液疾患と栄養 呼吸器疾患の病態生理と栄養ケア 血液疾患の病態生理と栄養ケア 症候と栄養 発熱・浮腫・脱水
講義 14階 教
室
本田
14 7/19 金 1 摂食機能障害と栄養
嚥下障害と栄養ケア
咀嚼障害と栄養ケア
講義 14階 教
室
本田
15 9/6 金 1 摂食機能および栄養状態の評価と判定 栄養状態の評価指標 栄養状態の判定の根拠と要因 嚥下・咀嚼機能と栄養
講義 14階 教
室
本田
- 41 -
科 目 名: 薬理・歯科薬理学 担当教員: 笠原 正貴 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
歯科医師の行う薬物療法について、その指示に適切に対応でき、かつ、適切な薬物の
取り扱いを行えるように、薬物および生体の反応について基本的な知識を習得する。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)薬物の作用形式を説明できる。 2)生体内での薬物の動態を説明できる。 3)薬物の併用によって生ずる現象を説明できる。 4)薬物の連用によって生ずる現象を説明できる。 5)薬物の管理の方法を説明できる。 6)中枢神経系に作用する薬物を説明できる。 7)自律神経系に作用する薬物を説明できる。 8)局所麻酔薬の種類と特徴を説明できる。 9)鎮痛薬の種類と作用を説明できる。 10)抗炎症薬の種類と使用目的を説明できる。 11)抗菌薬の種類と使用目的を説明できる。 12)歯科専用薬物について説明できる。 13)主要疾患に用いられる代表的な治療薬を説明できる。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: ポストテスト 2)総括的評価: 筆記試験
4. 教科書
大浦 清、戸苅彰史 編著 歯科衛生士テキスト 最新薬理学 学建書院 講義資料として、プリント(カラー印刷)配布も行う。
5. 参考図書
医療情報科学研究所 編 薬がみえる vol.1 メディックメディア 医療情報科学研究所 編 薬がみえる vol.2 メディックメディア 医療情報科学研究所 編 薬がみえる vol.3 メディックメディア
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時(事前アポイントが望ましい)/新館 6 階薬理学講
座医局
- 42 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 10/3 木 2 総論(1) ・薬理作用の考え方 ・薬物の作用形式(受容体、トランスポ
ーター、酵素など) 薬理作用に影響する因子
講義 14
階
教
室
笠原
2 10/10 木 2 総論(2) ・薬物動態(吸収・分布・代謝・排泄)
講義 14
階
教
室
笠原
3 10/17 木 2 総論(3) ・薬物連用 ・薬物併用(協力作用・拮抗作用) ・副作用(有害作用)
講義 14
階
教
室
笠原
4 10/24 木 2 総論(4) ・医薬品管理(毒薬・劇薬・麻薬・覚せ
い剤) 剤形
講義 14
階
教
室
笠原
5 10/31 木 2 中枢神経系に作用する薬物(1) ・中枢神経系のまとめ ・全身麻酔薬
催眠薬
講義 14
階
教
室
笠原
6 11/7 木 2 中枢神経系に作用する薬物(2) ・向精神薬、抗精神病薬、抗不安薬、抗
うつ薬、抗けいれん薬 中枢神経興奮薬
講義 14
階
教
室
笠原
7 11/14 木 2 末梢神経系に作用する薬物(1) ・神経伝達物質
自律神経系に作用する薬物
講義 14
階
教
室
笠原
8 11/28 木 2 末梢神経系に作用する薬物(2) ・局所麻酔薬
講義 14
階
教
室
笠原
9 12/5 木 2 鎮痛薬 ・麻薬性鎮痛薬 ・非麻薬性鎮痛薬
解熱性鎮痛薬
講義 14
階
教
室
笠原
10 12/12 木 2 抗炎症薬 ・ステロイド性抗炎症薬 ・非ステロイド性抗炎症薬
抗アレルギー薬
講義 14
階
教
室
笠原
11 12/19 木 2 血液に作用する薬物 ・止血薬
抗凝固薬
講義 14
階
教
室
笠原
- 43 -
12 1/9 木 2 呼吸・循環に作用する薬物 ・呼吸器に作用する薬物
循環器に作用する薬物
講義 14
階
教
室
笠原
13 1/16 木 2 感染と薬物 ・ 抗菌薬 ・ 抗ウイルス薬
消毒薬
講義 14
階
教
室
笠原
14 1/23 木 2 歯科専用薬物 ・歯内療法に使用する薬物 ・歯周病治療に使用する薬物
口腔用薬
講義 14
階
教
室
笠原
15 1/30 木 2 まとめ 講義 14
階
教
室
笠原
- 44 -
科 目 名: 歯科感染予防学 担当教員: 平田 創一郎 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
主に外来において、観血的小外科処置を中心に行う歯科医療現場における感染症の伝
播を予防・管理し、患者および医療従事者の健康・安全上の問題に対処するため、安全
管理・感染予防に関する知識・技能・態度を身につける。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)安全管理の考え方を説明する。 2)歯科医療現場における安全管理の具体的手法を列挙する。 3)標準予防策を説明する。 4)感染経路別予防策を説明する。 5)接触感染のリスクを低減する。 6)飛沫感染のリスクを低減する。 7)歯科医療機器と環境表面の清掃、消毒、滅菌法を説明する。 8)抗菌薬の適正使用を説明する。 9)廃棄物の処理を説明する。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: プレ・ポストテストによるフィードバック 2)総括的評価: 客観試験
4. 教科書
ICHG 研究会 ほか編 新・歯科医療における感染予防対策と滅
菌・消毒・洗浄 医歯薬出版
5. 参考図書
石川雅彦、平田創一郎、
中島 丘 編著
すぐに使える! 歯科診療室での医療安
全実践ガイド 起こりやすいエラーの予
防と対応策
医歯薬出版
満田年宏、丸森英史
監訳
歯科医療における感染管理のための CDCガイドライン(米国)
サラヤ株式会社
med.saraya.com/gakujutsu/guideline/pdf/dentalcdc.pdf
Centers for Disease Control and Prevention
Infection Prevention & Control Guidelines & Recommendations
Centers for Disease Control and Prevention
https://www.cdc.gov/oralhealth/infectioncontrol/guidelines/index.htm
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/本館 10 階社会歯科学講座医局
- 45 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 12/5 木 1 1)安全管理の考え方を説明する。 ・事故の発生要因
講義 14階
教
室
平田
2 12/5 木 4 2)歯科医療現場における安全管理の具体
的手法を列挙する。 ・事故の防止対策
講義 14階
教
室
平田
3 12/12 木 4 3)標準予防策を説明する。 4)感染経路別予防策を説明する。
講義 14階
教
室
平田
4 12/19 木 4 5)接触感染のリスクを低減する。 6)飛沫感染のリスクを低減する。
講義 14階
教
室
平田
5 1/9 木 1 7)歯科医療機器と環境表面の清掃、消毒、
滅菌法を説明する。 ・滅菌・消毒・洗浄の基本
講義 14階
教
室
平田
6 1/16 木 4 7)歯科医療機器と環境表面の清掃、消毒、
滅菌法を説明する。 ・器具・器械の滅菌・消毒・洗浄の実際
講義 14階
教
室
平田
7 1/23 木 4 8)抗菌薬の適正使用を説明する。 講義 14階
教
室
平田
8 1/30 木 4 2)歯科医療現場における安全管理の具体
的手法を列挙する。 ・医療従事者の感染予防対策 9)廃棄物の処理を説明する。 ・廃棄物の処理及び清掃に関する法律
講義 14階
教
室
平田
- 46 -
科 目 名: 歯科放射線学 担当教員: 音成 実佳 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
適正な歯科衛生士業務を行うために、エックス線検査や放射線防護について理解する。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)歯科診療においてエックス線検査が果たす役割を概説する。 2)エックス線画像の形成について概説する。 3)歯科におけるエックス線検査の種類と方法について概説する。 4)歯科のエックス線撮影における歯科衛生士の役割について概説する。 5)歯科診療における放射線防護について概説する。
3. 評価(Evaluation)
1)形成的評価: 小テスト 2)総括的評価: 試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会
監修 最新歯科衛生士教本 歯科放射線
医歯薬出版
5. 参考図書
有地榮一郎、笹野高嗣、馬嶋秀
行、湯浅賢治、代居 敬 監修
歯科衛生士テキスト わかりやすい歯科放射線学 第 2 版
学建書院
6. オフィスアワー
火曜日の 12 時から 18 時/本館 9 階歯科放射線学講座医局
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所 担当者
1 11/25 月 2 歯科医療と放射線 ・歯科診療においてエックス線検査が果
たす役割を概説する。 ・エックス線の性質と生体への影響を概
説する。 ・歯科診療における放射線防護を概説す
る。
講義 14階 教
室
音成
2 12/2 月 2 エックス線画像の形成 ・エックス線画像の成り立ちを概説す
る。 ・エックス線と生体物質との相互作用を
概説する。 ・エックス線フィルムとエックス線セン
サーを概説する。
講義 14階 教
室
音成
3 12/9 月 2 歯科におけるエックス線検査 1 ・口内法エックス線撮影に用いる装置の
構造とフィルムの種類を述べる。 ・口内法エックス線撮影法の種類を列挙
し、それぞれの特徴を述べる。
講義 14階 教
室
音成
4 12/16 月 2 歯科におけるエックス線検査 2 ・パノラマエックス線撮影を概説する。
・歯科・口腔外科領域で用いる画像検査
法を概説する。
講義 14階 教
室
音成
5 12/23 月 2 口内法エックス線撮影の実際と歯科衛生
士の役割 ・口内法エックス線撮影の準備手順と留
意点を述べる。 ・口内法エックス線撮影のフィルムの位
置づけ方法を説明する。 ・口内法エックス線撮影および写真処理
時の失敗原因を説明する。
講義 14階 教
室
音成
- 47 -
6 1/20 月 2 パノラマエックス線撮影の実際と歯科衛
生士の役割 ・パノラマエックス線撮影の準備手順と
留意点を述べる。 ・パノラマエックス線撮影の患者の位置
づけを説明する。 ・正常なパノラマエックス線像について
概説する。
講義 14階
教
室
音成
7 1/27 月 2 写真処理と画像保管の実際 ・写真処理の方法と手順を説明する。 ・写真処理をする。 ・画像保管を説明する。
放射線治療と口腔管理 ・口腔癌の放射線治療について説明す
る。 ・放射線治療患者の口腔管理について説
明する。
講義 14階
教
室
音成
8 2/3 月 2 放射線の生物学的作用と術者・患者の防護
・放射線の生物学的作用について概説す
る。 ・歯科診療における放射線防護を概説す
る。 ・歯科医療における放射線被曝を概説す
る。
講義 14階
教
室
音成
- 48 -
科 目 名: 歯科材料学 担当教員: 武本 真治 1. 一般目標(GIO: General Instructional Objective)
歯科疾患を予防または治療する過程では、種々の道具・器材を使用し、金属、セラミ
ックス、レジンなど多種類の材料を駆使して歯の欠損を補い、口腔機能の回復を図る。
その治療に用いられる種々の歯科材料は、口腔内で短時間に使用するものから、口腔内
で長期に機能を維持するものまである。歯科材料学では、歯科衛生士として歯科予防処
置や歯科診療の補助を行う上で必要な歯科材料の基礎的知識を身につけ、その材料が最
も有効に利用でき、正しい選択と取り扱い方法を修得することを目標とする。
2. 行動目標(SBOs: Specific Behavioral Objectives) 1)一連の歯科診療補助で扱う歯科材料の種類と用途を説明する。 2)生体材料と歯科材料の力学的、物理的、化学的及び生物学的所要性質ならびに安全
性の評価を説明する。 3)印象材の種類と所用性質、用途を説明する。 4)模型材の種類と所用性質、用途を説明する。 5)ワックスの種類と用途を説明する。 6)歯科用レジン、成形修復材、予防填塞材の種類と用途、使用方法を説明する。 7)歯冠修復材料の種類と成分及び特性を説明する。 8)セメントの種類と成分および特性を説明する。 9)切削・研磨用器具、道具の種類、用途を説明する。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: プレ・ポストテスト
日常的な授業における取組状況 2)総括的評価: 多肢選択、多真偽選択、空欄補充等の記述試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会 監修 最新歯科衛生士教本 歯科材料
医歯薬出版
5. 参考図書
編集 服部雅之/武本真治 新編歯科理工学 第 6 版 学建書院
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/本館 10 階歯科理工学講座医局
- 49 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 10/7 月 2 歯科材料概論/修復物の製作過程 ・歯科材料の種類、歯科材料がどのよう
な目的で、どのように用いられている
かを説明する。 ・修復物の製作過程を説明する。
講義 14階
教
室
武本
2 10/16 水 2 歯科材料の科学/歯冠修復材料 ・歯科材料に必要な科学的性質を説明す
る。 ・歯冠修復材料の種類を説明する。 ・歯科用合金の種類と組成、用途を説明
する。
講義 14階
教
室
武本
3 10/21 月 2 印象材 1 ・印象材の種類と組成、特性を説明する。
講義 14階
教
室
武本
4 10/28 月 2 印象材 2/模型材 ・印象材の用途を説明する。 ・模型材の種類と特性、用途を説明する。
講義 14階
教
室
武本
5 11/11 月 2 歯科用セメント/接着材 ・歯科用セメントの種類、組成、性質、
取り扱い法を説明する。
講義 14階
教
室
武本
6 11/18 月 2 歯科用レジン/ワックス ・歯科用レジンの種類、組成、性質、取
り扱い法を説明する。 ・歯科用ワックスの種類、性質、取り扱
い法を説明する。
講義 14階
教
室
武本
7 11/22 金 4 成形修復材/予防填塞材/歯科用セラミッ
クス ・成形修復材/予防填塞材の種類、組成、
性質、取り扱い法を説明する。 ・歯科用セラミックスの種類と組成、用
途を説明する。
講義 14階
教
室
武本
8 11/28 木 1 切削・研磨/インプラント ・切削・研磨に用いる道具、器具の種類
と取り扱い法を説明する。 ・インプラントの組成、性質と取り扱い
法を説明する。
講義 14階 教
室
武本
- 50 -
科 目 名: 歯科治療学Ⅰ(歯内療法学・保存修復学)
担当教員: 杉戸 博記
1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
歯科診療の補助と歯科保健指導を行うために、歯の硬組織疾患、歯髄疾患および根尖
性歯周組織疾患と治療を理解する。
2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)歯の硬組織の常態を説明する。
2)歯の硬組織疾患の病因・病態について説明する。
3)歯の硬組織疾患の診断および治療計画の立案に必要な診査項目を説明する。
4)修復処置における歯科衛生士の役割と業務を説明する。
5)修復処置の臨床的意義と方法について説明する。
6)修復処置に必要な器具の使用方法および目的を説明する。
7)修復処置に必要な歯科材料の特性、成分および構造を説明する。
8)修復処置後の口腔内の健康管理と健康づくり支援の方法について説明する。
9)歯髄疾患および根尖性歯周組織疾患の病因・病態を説明する。
10)歯髄疾患および根尖性歯周組織疾患の診断および治療計画の立案に必要な診査項目
を説明する。
11)歯内療法処置における歯科衛生士の役割と業務を説明する。
12)歯内療法処置の臨床的意義と方法について説明する。
13)歯内療法処置に必要な器具の使用方法および目的を説明する。
14)歯内療法処置に必要な薬剤の特性、成分を説明する。
15)歯内療法処置後の口腔内の健康管理と健康づくり支援の方法について説明する。
3. 評価(Evaluation)
1)形成的評価:
プレ・ポストテスト
2)総括的評価:
試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会 監修 最新歯科衛生士教本
歯の硬組織・歯髄疾患
保存修復・歯内療法
医歯薬出版
5. 参考図書
片山 直、小松正志、松尾敬
志 編著 新・歯科衛生士教育マニュ
アル 保存修復 クインテッセンス出版
笠原悦男、林 宏行、吉田隆
一 編著
新・歯科衛生士教育マニュ
アル 歯内治療
クインテッセンス出版
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
- 51 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1
・
2
・
3
10/4
・
10/11
・
10/18
金 1 保存修復学概論
目的、意義、対象疾患
保存修復学総論
診断のための検査
歯の硬組織疾患
分類
う蝕(分類、病因、病態、好発部位、
進行、リスクファクター)
非う蝕性の硬組織疾患(分類、病因、
病態)
窩洞(構成、分類、条件)
歯の切削
歯の切削とう蝕除去
ミニマルインターベンション(MI)
象牙質・歯髄複合体の保護
講義 14
階
教
室
杉戸
4 11/1 金 1 保存修復学各論①(直接修復)
コンポジットレジン修復
特徴、適応症と禁忌症、臨床術式と補
助
歯質との接着メカニズム
講義 14
階
教
室
杉戸
5 11/8 金 1 保存修復学各論①(直接修復)
グラスアイオノマーセメント修復
特徴、適応症と禁忌症、臨床術式と補
助
アマルガム修復
水銀と余剰アマルガムの取り扱い
講義 14
階
教
室
杉戸
6 11/15 金 1 保存修復学各論②(間接修復)
メタルインレー修復
特徴、適応症と禁忌症、臨床術式と補
助
製作方法とその特徴
講義 14
階
教
室
杉戸
7 11/22 金 1 保存修復学各論②(間接修復)
セラミックインレー修復、コンポジット
インレー修復
特徴、適応症と禁忌症、臨床術式と補
助
製作方法とその特徴
合着・接着方法と修復物の仕上げ、研
磨
講義 14
階
教
室
杉戸
8 11/29 金 1 保存修復学各論③(変色歯への対応)
ベニア修復、歯の漂白法
分類、特徴、適応症と禁忌症、臨床術
式と補助
講義 14
階
教
室
杉戸
9
・
10
12/6
・
12/13
金 1 歯内療法学概論
目的、意義、対象疾患
歯内療法学総論
対象疾患の分類、原因、症状、処置方
針
歯髄疾患
根尖性歯周組織疾患
歯内療法学各論①
基本理念
基本的処置:防湿法、仮封処置、歯髄除
痛法
種類、特徴、臨床術式と補助
講義 14
階
教
室
杉戸
11 12/20 金 1 歯内療法学各論②
歯髄保存療法(歯髄鎮痛消炎療法、覆髄
法)
特徴、適応症、使用薬剤、臨床術式と
補助
歯髄除去療法(歯髄切断法、抜髄法)
特徴、適応症、使用薬剤、臨床術式と
補助
講義 14
階
教
室
杉戸
- 52 -
12
・
13
1/10
・
1/17
金 1 歯内療法学各論③
根管治療
使用器材、使用薬剤
感染根管治療法:特徴、適応症
ラバーダム防湿
髄室開拡
根管口の形成
根管長の測定
根管の拡大形成
根管消毒
根管充填
使用器材、使用薬剤
根管充塡の実施時期
根管充填法
講義 14
階
教
室
杉戸
14
・
15
1/24
・
1/31
金 1 歯内療法学各論④
根未完成歯の根管治療
種類、特徴
外科的歯内療法
分類、特徴、適応症、臨床術式と補
助
歯の外傷
分類、特徴、処置法
歯内療法時の偶発症
原因、予防、処置法
歯科治療学Ⅰまとめ
講義 14
階
教
室
杉戸
- 53 -
科 目 名: 歯科治療学Ⅱ(歯周治療学)
担当教員: 杉戸 博記
1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
歯科の 2 大疾患の一つであり、成人・高齢者の生活習慣病でもある歯周疾患に対する
診査、診断、治療に対する診療補助業務、さらに歯周治療に伴い変化する口腔内環境に
対応できる口腔衛生指導と健康づくり支援に必要な知識を習得する。
2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)歯周組織の構造と機能を説明する。
2)歯周疾患の発症機序と進行を説明する。
3)歯周疾患の症状を説明する。
4)歯周疾患の分類を説明する。
5)歯周疾患の原因を説明する。
6)歯周治療の流れを説明する。
7)歯周基本治療の目的と内容を説明する。
8)歯周外科治療の目的と内容を説明する。
9)メインテナンス・SPT を説明する。
10)歯周治療における歯科衛生士の役割と業務を説明する。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価:
プレ・ポストテスト
2)総括的評価:
筆記試験
4. 教科書
沼部幸博、齋藤 淳、梅田 誠 編 歯科衛生士講座
歯周病学 第 3 版
永末書店
5. 参考図書
全国歯科衛生士教育協議会 監修 最新歯科衛生士教本
歯周病学 第 2 版
医歯薬出版
吉江弘正、伊藤公一、村上伸也、申 基喆 編 臨床歯周病学 第 2 版 医歯薬出版
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
- 54 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1
・
2
10/4
・
10/11
金 4 歯周治療学概論
歯周病の現状
歯周治療学総論
正常な歯周組織の構造と機能
歯周疾患の病態
歯周疾患の発症機序と進行
歯周疾患の原因、リスクファクター
歯周疾患の症状
歯周疾患の分類
特殊な歯周疾患
歯周疾患と全身疾患との関連
講義 14
階
教
室
杉戸
3 10/18 金 4 歯周治療学各論①
歯周治療の流れ
歯周組織の検査
歯周疾患の診断
歯周治療の予後の判定
歯周疾患の治療計画の立案
講義 14
階
教
室
杉戸
4 11/1 金 4 歯周治療学各論②
歯周基本治療
プラークコントロール
スケーリング・ルートプレーニング
暫間固定
咬合調整
その他
再評価
講義 14
階
教
室
杉戸
5
・
6
11/8
・
11/15
金 4 歯周治療学各論③
歯周外科治療
歯周外科治療に用いる器具
組織付着療法
歯周ポケット搔爬術、
新付着術(ENAP)、フラップ手術
歯周組織再生療法
組織再生誘導法(GTR 法)、
増殖因子等を用いた再生療法
切除療法
歯肉切除術、歯肉弁根尖側移動術、
歯槽骨の処置
歯周形成手術
歯肉歯槽粘膜形成術(MGS)
講義 14
階
教
室
杉戸
7
・
8
11/18
・
11/29
月
金
4 歯周治療学各論④
根分岐部病変の処置
検査・治療方針、処置法
口腔機能回復治療
目的、処置法
メインテナンス・SPT
意義・目的、実施内容、実施間隔
歯周疾患の薬物療法
口臭
歯科治療学Ⅱまとめ
講義 14
階
教
室
杉戸
- 55 -
科 目 名: 歯科治療学Ⅲ(歯科補綴学)
担当教員: 山下 秀一郎
1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
適切な口腔保健指導および円滑な歯科診療補助を行うために、補綴診療に関する基礎
的な知識を修得する。
2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)歯科補綴の概要を説明できる。
2)補綴歯科治療の意義と目的について説明できる。
3)顎口腔系の形態と機能を説明できる。
4)歯の欠損に伴う障害について説明できる。
5)補綴装置の種類と構造について説明できる。
6)補綴歯科治療における検査·診断について説明できる。
7)クラウン・ブリッジ治療の流れについて説明できる。
8)クラウン・ブリッジ治療における歯科衛生士業務について説明できる。
9)全部床義歯治療の流れについて説明できる。
10)全部床義歯治療における歯科衛生士業務について説明できる。
11)部分床義歯治療の流れについて説明できる。
12)部分床義歯治療における歯科衛生士業務について説明できる。
13)インプラント治療の流れについて説明できる。
14)インプラント治療における歯科衛生士業務について説明できる。
15)補綴歯科治療で使用する器材について説明できる。
16)補綴歯科治療における歯科技工について説明できる。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価:
プレ・ポストテスト
2)総括的評価:
筆記試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会
監修
最新歯科衛生士教本
咀嚼障害・咬合異常 1 歯科補綴
医歯薬出版
5. 参考図書
栢 豪洋、升井一朗、石川隆
義、玄 景華、小菅直樹、雫
石 聰、濵元一美、本間和代、
鱒見進一 編
歯科衛生士のための ポケット
版 最新歯科用語辞典
クインテッセンス
出版
公益社団法人 日本補綴歯科
学会 編 歯科補綴学専門用語集 第4版 医歯薬出版
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/本館 8 階パーシャルデンチャー補綴学講座医局
- 56 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 10/7 月 3 歯科補綴治療に関する基礎知識1
歯科補綴の概要
歯科補綴治療の基礎知識
講義 14
階
教
室
山下
2 10/16 水 3 歯科補綴治療に関する基礎知識2
歯科補綴治療の基礎知識2
歯の欠損に伴う障害と補綴歯科治療1
講義 14
階
教
室
山下
3 10/21 月 3 歯科補綴治療に関する基礎知識3
歯の欠損に伴う障害と補綴歯科治療2
講義 14
階
教
室
山下
4 10/28 月 3 歯科補綴治療に関する基礎知識4
補綴装置の種類とその構造1
講義 14
階
教
室
山下
5 11/6 水 3 歯科補綴治療に関する基礎知識5
補綴装置の種類とその構造2
講義 14
階
教
室
山下
6 11/11 月 3 歯科補綴治療の実際1
歯科補綴治療における検査・診断
講義 14
階
教
室
山下
7 11/18 月 3 歯科補綴治療の実際2
クラウン・ブリッジ治療の実際
講義 14
階
教
室
山下
8 11/25 月 3 歯科補綴治療の実際3
有床義歯治療の実際
講義 14
階
教
室
山下
9 12/2 月 3 歯科補綴治療の実際4
インプラント治療の実際
講義 14
階
教
室
山下
10 12/9 月 3 歯科補綴治療の実際5
補綴歯科治療に用いられる器材
講義 14
階
教
室
山下
11 12/16 月 3 歯科補綴治療の実際6
補綴歯科治療における歯科技工
講義 14
階
教
室
山下
12 12/23 月 3 補綴歯科治療における歯科衛生士の役割1
治療時の業務1
クラウン・ブリッジ治療
講義 14
階
教
室
山下
13 1/20 月 3 補綴歯科治療における歯科衛生士の役割2
治療時の業務2
全部床義歯治療
部分床義歯治療
講義 14
階
教
室
山下
14 1/27 月 3 補綴歯科治療における歯科衛生士の役割3
患者指導
講義 14
階
教
室
山下
15 2/3 月 3 総括 講義 14
階
教
室
山下
- 57 -
科 目 名: 歯科衛生学概論 担当教員: 日下 和代 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
自立的かつ道徳的な歯科衛生援助者として人々の QOL 向上に貢献するために、歯科
衛生を担う専門的職業を理解する。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)歯科衛生学について概要を説明する。 2)医療倫理について説明する。 3)歯科衛生士法に規定された歯科衛生士の業務と役割について説明する。 4)歯科衛生士の歴史的経緯について説明する。 5)患者や相談者とのコミュニケーション能力について説明する。 6)他専門職と協働する重要性および方法を説明する。 7)歯科衛生士職の将来を考える。
3. 評価((Evaluation)
1)形成的評価: レポート、グループワークの学修態度
2)総括的評価: 筆記試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会
監修 最新歯科衛生士教本
歯科衛生学総論 医歯薬出版
歯科保健指導関係資料 2019 年版 一般財団法人
口腔保健協会
5. 参考図書 指定しない。授業の中で適宜紹介する。
6. オフィスアワー 講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
回
数 月日 曜
日
時
限
内容項目(SBOs など) 方略
(LS)場
所 担当者
1 4/12 金 2 (1)‐1 歯科衛生学の概要 ガイダンス 自己紹介、歯科衛生学とは何か
講義 14階
教
室
日下
2 4/19 金 2 (1)‐2 歯科衛生学の概要 歯科疾患・歯科保健の現状
講義 14階
教
室
日下
3 4/26 金 2 (1)‐3 歯科衛生学の概要 歯科衛生理論 歯科衛生活動の実践をより適切で効果的なものに
していくための理論
講義 14階 教
室
日下
4 5/10 金 2 (2)‐1 歯科医療倫理 歯科衛生士としての倫理 医の倫理、歯科衛生倫理、法的責任と道義的責任、
守秘義務および個人情報管理等の医療人として
の倫理
講義 14階 教
室
日下
5 5/17 金 2 (3) 歯科衛生士法と歯科衛生士業務 歯科衛生士の業務と責務 歯科衛生士法に規定される歯科衛生士の業務と責
務
講義 14階 教
室
日下
6 5/24 金 2 (4)‐1 歯科衛生士の歴史的経緯 歯科衛生士の変遷 歯科衛生士の誕生から現在に至るまでの業務変
遷、法律改正、カリキュラム改正等
講義 14階 教
室
日下
7 5/31 金 2 (4)‐2 歯科衛生士の歴史的経緯 歯科衛生士の活動場面と役割
講義 14階 教
室
日下
- 58 -
8
9 6/7 6/14
金 2 (5)‐1 多職種協働 歯科衛生士業務の展開 歯科衛生士業務の展開(歯科診療所・病院・保健
センター・歯科関連企業・福祉関係機関)につ
いてグループワーク、報告会
講義 14階
教
室
日下
10 6/21 金 2 (5)‐2 多職種協働 他職種との連携 歯科医師や保健行政、病院、介護施設等の他領域
における専門職の各活動および専門職との協働
講義 14階
教
室
日下
11 12
6/28 7/5
金 2 (6) 患者・相談者とのコミュニケーション 医療人としての態度 適切な患者対応(接遇)コミュニケーションのあ
り方
講義 14階
教
室
日下
13 7/12 金 2 (7)‐1 歯科衛生士職の将来 歯科衛生士職の発展(討議) 課題と将来についてグループ討議
講義 14階
教
室
日下
14 7/19 金 2 (7)‐2 歯科衛生士職の将来 歯科衛生士職の発展 歯科衛生士職の将来についてグループ発表
講義 14階
教
室
日下
15 9/6 金 2 総括 歯科衛生士の将来を展望するなかで各自の将来の
方向性を模索する
講義 14階
教
室
日下
- 59 -
科 目 名: 歯科疾患予防論
担当教員: 杉戸 博記、多田 美穂子
1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
歯科予防処置行為を行い、人々の健康づくりを支援するために、う蝕と歯周疾患の発
症理由と抑制方法について理解する。
2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)健康な歯と歯周組織の構造を説明できる
2)歯の付着物,沈着物を説明できる
3)う蝕発病のメカニズムを説明できる
4)う蝕の発病要因に対する予防方法を説明できる
5)う蝕活動性試験の意義と方法を説明できる
6)リスクに応じたう蝕予防方法を選択できる
7)歯周疾患の病因と病態を説明できる
8)歯周疾患のリスクファクターを列挙できる
9)歯周疾患の検査項目を列挙できる
10)歯面研磨の目的と方法を説明できる
11)歯石除去の方法と使用器具の特徴を説明できる
12)歯周組織への洗浄・貼薬の目的と方法を説明できる
13)歯面清掃研磨器の目的と種類、方法を説明できる
3. 評価(Evaluation)
1)形成的評価:
プレ・ポストテスト
2)総括的評価:
試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会
監修
最新歯科衛生士教本
歯科予防処置論・歯科保健指導論
医歯薬出版
一般財団法人 日本口腔衛
生学会 フッ化物応用委員
会 編
フッ化物応用の科学 一般財団法人
口腔保健協会
5. 参考図書
E・M・ウィルキンス 著/
遠藤圭子、中垣晴男、西 真
紀子、眞木吉信、松井恭平、
山根 瞳、若林則幸 監訳
ウィルキンス歯科衛生士の臨床 原著
第 11 版
医歯薬出版
松久保 隆、八重垣 健、
前野正夫、那須郁夫、小松
﨑 明、杉原直樹 監修・
執筆
口腔衛生学 2016 一世出版
荒川浩久、尾崎哲則、神原
正樹、三宅達郎 編著
歯科衛生士テキスト 口腔衛生学 第
3 版 -口腔保健統計を含む-
学建書院
田上順次、花田信弘、桃井
保子 編
う蝕学 チェアサイドの予防と回復の
プログラム
永末書店
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
- 60 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 4/8 月 2 科目の概要と講義計画
・1~15回の講義内容について説明
・他教科との関連を説明
健康な歯と歯周組織の構造
歯の付着物,沈着物
講義 14
階
教
室
杉戸
2 4/15 月 2 う蝕発病のメカニズムと予防方法
・微生物因子
・宿主因子
・基質因子
講義 14
階
教
室
多田
3 4/22 月 2 う蝕発病性の評価
・微生物因子(う蝕活動性試験の意義と
方法)
・宿主因子
・基質因子
講義 14
階
教
室
多田
4 5/13 月 2 う蝕予防方法 (1)
・フッ化物全身応用法,局所応用法
・PMTC
・シーラント
講義 14
階
教
室
多田
5 5/20 月 2 う蝕予防方法 (2)
・非・低う蝕甘味料
・ホームケア(歯磨剤の応用、洗口剤)
講義 14
階
教
室
多田
6 5/27 月 2 ライフステージ,リスクに応じたう蝕予防
方法
講義 14
階
教
室
多田
7 6/3 月 2 健康な歯周組織の構造
歯の付着物,沈着物
バイオフィルムの形成過程,歯石の形成過
程と成分
講義 14
階
教
室
杉戸
8 6/10 月 2 歯周疾患の病因と病態
歯周疾患のリスクファクター
講義 14
階
教
室
杉戸
9 6/17 月 2 歯周疾患の検査項目
・プラークインデックス
・歯肉の炎症
・歯周ポケット測定
・歯の動揺
講義 14
階
教
室
多田
10 6/24 月 2 歯石除去の方法と使用器具(1)
・スケーリングとは
・手用スケーラーの種類と特徴
・シャープニング
講義 14
階
教
室
多田
11 7/1 月 2 歯石除去の方法と使用器具(2)
・超音波スケーラーの種類、特徴、原理
・エアースケーラーの特徴、原理
講義 14
階
教
室
多田
12 7/8 月 2 歯石除去の方法と使用器具(3)
・スケーリング時のポジショニング
講義 14
階
教
室
多田
13 7/16 火 2 歯面研磨の目的と方法
歯面清掃研磨器の目的と種類,方法
講義 14
階
教
室
多田
14 9/2 月 2 歯周組織への洗浄・貼薬 講義 14
階
教
室
多田
15 9/9 月 2 メインテナンス
・う蝕におけるメインテナンスの目的
・歯周疾患におけるメインテナンスの目
的
・メインテナンス時の評価項目と方法
・健康づくりの支援
講義 14
階
教
室
杉戸
- 61 -
科 目 名: 発達歯科衛生学Ⅰ(小児・障害者)
担当教員: 大多和 由美
1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
歯科診療補助行為と歯科保健指導を行うために、小児の心身の成長・発達と発達期口
腔疾患と予防・治療法について理解する。
2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)小児の心身の成長・発達を説明できる。
2)顎・顔面・歯列・咬合の成長過程を説明できる。
3)小児期の口腔疾患と治療法を説明できる。
4)障害の概念、種類と歯科的特徴を説明できる。
5)小児患者および障害者の対応法を説明できる。
6)小児患者および障害者に対する歯科保健指導と健康づくり支援に必要な知識と技能
を説明できる。
3. 評価(Evaluation)
1)形成的評価:
小テスト
2)総括的評価:
試験
4. 教科書
編集主幹 新谷誠康 歯科衛生士講座 小児歯科学 永末書店 全国歯科衛生士教育協議会 監修 最新歯科衛生士教本
障害者歯科 第 2 版
医歯薬出版
5. 参考図書
全国歯科衛生士教育協議会 監修 最新歯科衛生士教本
小児歯科
医歯薬出版
全国歯科衛生士教育協議会 監修 最新歯科衛生士教本
歯科診療補助論 第 2 版
医歯薬出版
全国歯科衛生士教育協議会 監修 最新歯科衛生士教本
歯科予防処置論・歯科保健指導論
医歯薬出版
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所 担当者
1 10/2 水 2 (1) 小児の心身の成長・発達
発達歯科衛生学の意義と目的
発達歯科(小児歯科・障害者歯科)の
範囲
発育概論
心身の成長、精神発達、生理的特徴
講義 14
階
教
室
大多和
2 10/9 水 2 (2)-1 顎・顔面・歯列・咬合の成長過程
顎、顔面、頭蓋、歯の発育
顎、顔面、頭蓋の発育
歯の形成と異常
講義 14
階
教
室
大多和
3 10/23 水 2 (2)-2 顎・顔面・歯列・咬合の成長過程
歯列、咬合の発育と異常
乳歯列期の歯列、咬合の発育と異常
混合歯列期の歯列、咬合の発育と異常
講義 14
階
教
室
大多和
4 10/30 水 2 (3)-1 小児期の口腔疾患と治療法
乳歯・幼若永久歯の特徴とう蝕
乳歯・幼若永久歯の特徴
乳歯・幼若永久歯のう蝕の特徴
講義 14
階
教
室
大多和
5 11/13 水 2 (3)-2 小児期の口腔疾患と治療法
歯科診療体系の流れ
診察、診断、治療計画
定期管理の意義、目的
講義 14
階
教
室
大多和
6 11/20 水 2 (3)-3 小児期の口腔疾患と治療法
う蝕および歯周疾患の予防
講義 14
階
教
室
大多和
7 11/27 水 2 (3)-4 小児期の口腔疾患と治療法
乳歯・幼若永久歯の歯冠修復
乳歯・幼若永久歯の歯内療法
講義 14
階
教
室
大多和
- 62 -
8 12/4 水 2 (3)-5 小児期の口腔疾患と治療法
小児の歯周疾患
小児の外科的疾患
講義 14
階
教
室
大多和
9 12/11 水 2 (3)-6 小児期の口腔疾患と治療法
咬合誘導
咬合誘導法の意義と目的
咬合誘導法
講義 14
階
教
室
大多和
10 12/18 水 2 小テスト
(4)-1 障害の概念、種類と歯科的特徴
障害の概念、
ノーマライゼーション
講義 14
階
教
室
大多和
11 1/8 水 2 (4)-2 障害の種類と歯科的特徴
障害の種類と歯科的特徴
知的障害
身体障害
内部障害
精神障害
講義 14
階
教
室
大多和
12 1/15 水 2 (5)-1 小児患者および障害者の対応法
小児の歯科的対応法
情動の特徴
行動調整
講義 14
階
教
室
大多和
13 1/22 水 2 (5)-2 小児患者および障害者の対応法
障害者の歯科的対応法
障害者の特徴
行動調整
講義 14
階
教
室
大多和
14 1/29 水 2 (6) 小児患者および障害者に対する歯科保
健指導
歯科保健指導、口腔保健管理
歯科衛生士の役割
講義 14
階
教
室
大多和
15 2/5 水 2 まとめ
発達歯科・障害者歯科の実際と健康づく
り支援
講義 14
階
教
室
大多和
- 63 -
科 目 名: 発達歯科衛生学Ⅱ(成人・高齢者) 担当教員: 上田 貴之 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
高齢者に対する歯科衛生士業務を適切に実施するために必要な知識を習得すること
を目的に、我が国の高齢者を取り巻く状況、加齢変化・老化、高齢者の身体・精神・社
会的特徴、主要な疾病と歯科治療時の対応法および高齢者の歯科診療の特徴について学
ぶ。また、高齢者の口腔機能の評価法、口腔機能の維持・向上、口腔機能管理および口
腔機能のリハビリテーションについても学習する。
2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives) 1)高齢者を取り巻く社会を説明できる。 2)加齢の科学を説明できる。 3)高齢者における口腔領域の疾患を説明できる。 4)全身状態の把握と対応を説明できる。 5)高齢者歯科医療の場を説明できる。 6)口腔衛生管理を説明できる。 7)摂食嚥下障害とリハビリテーションを説明できる。 8)介護保険における歯科衛生士の役割を説明できる。
3. 評価(Evaluation)
1)形成的評価: 客観試験(各回授業終了時)、レポート 2)総括的評価: 筆記試験
4. 教科書 森戸光彦 編集主幹 歯科衛生士講座 高齢者歯科学 第 3 版 永末書店
5. 参考図書 全国歯科衛生士教育協議会
監修 最新歯科衛生士教本
高齢者歯科 第 2 版 医歯薬出版
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/本館 8 階老年歯科補綴学講座医局
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所 担当者
1 10/1 火 2 ①高齢者を取り巻く社会を説明できる。 1. 社会環境
講義 14階 教
室
上田
2 10/8 火 2 ①高齢者を取り巻く社会を説明できる。 2. 社会保障
講義 14階 教
室
上田
3 10/15 火 2 ②加齢の科学を説明できる。 1. 加齢と老化 2. 組織・器官の変化 3. 身体機能の変化
講義 14階 教
室
上田
4 10/29 火 2 ②加齢の科学を説明できる。 4. 精神・心理的機能の変化 5. 口腔領域の変化 6. 口腔機能の変化
講義 14階 教
室
上田
5 11/5 火 2 ③高齢者における口腔領域の疾患を説明で
きる。 1. 齲蝕 2. 歯周疾患 3. 口腔粘膜疾患
講義 14階 教
室
上田
6 11/12 火 2 ③高齢者における口腔領域の疾患を説明で
きる。 4. 口腔乾燥 5. 口臭 6. その他の疾患
講義 14階 教
室
上田
7 11/19 火 2 ④全身状態の把握と対応を説明できる。 1. 医療情報 2. 全身疾患の評価と対応
講義 14階 教
室
上田
8 11/26 火 2 ④全身状態の把握と対応を説明できる。 3. 特別な配慮を必要とする患者への対
応
講義 14階 教
室
上田
- 64 -
9 12/3 火 2 ⑤高齢者歯科医療の場を説明できる。 1. 通院困難者とは 2. 外来診療 3. 往診と訪問診療
講義 14階
教
室
上田
10 12/10 火 2 ⑥口腔衛生管理を説明できる。 1. 口腔衛生管理の視点から見た高齢者
の口腔内環境 2. 口腔環境の評価法
講義 14階
教
室
上田
11 12/17 火 2 ⑥口腔衛生管理を説明できる。 3. 口腔環境の管理の実際
講義 14階
教
室
上田
12 1/14 火 2 ⑦摂食嚥下障害とリハビリテーションを説
明できる。 1. 摂食嚥下機能のメカニズム
講義 14階
教
室
上田
13 1/21 火 2 ⑦摂食嚥下障害とリハビリテーションを説
明できる。 2. 摂食嚥下機能の評価・診断 3. 摂食嚥下障害への対応
講義 14階
教
室
上田
14 1/28 火 2 ⑧介護保険における歯科衛生士の役割を説
明できる。 1. 介護予防 2. 施設高齢者における「口腔ケア・マネ
ジメントの実際」
講義 14階
教
室
上田
15 2/4 火 2 ⑧介護保険における歯科衛生士の役割を説
明できる。 3. 在宅における口腔健康管理 4. 栄養管理
講義 14階
教
室
上田
- 65 -
科 目 名: 実習Ⅰ(歯科予防処置) 担当教員: 杉戸 博記、多田 美穂子、江口 貴子 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
臨床・臨地実習の場で、歯周疾患、う蝕予防の処置を実施するために必要な知識と技
術および態度を習得する。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)う蝕の特徴を説明できる 2)う蝕リスクファクターとその予防方法を説明できる 3)う蝕のリスクテストを実施できる 4)歯周組織の構造について説明できる 5)歯周疾患の検査項目と方法を説明できる 6)術部に応じたポジショニングを実施できる 7)歯周ポケット測定を模型上で実施できる 8)歯石除去の方法を列挙できる 9)超音波スケーラーの原理と特徴、操作方法を説明できる 10)エアースケーラーの原理と特徴、操作方法を説明できる 11)超音波スケーラーとエアースケーラーの操作を模型上で実施できる 12)シックルタイプスケーラーの特徴と把持方法、操作方法を説明できる 13)シックルタイプスケーラーの操作を模型上で実施できる 14)キュレットタイプスケーラーの特徴と把持方法、操作方法を説明できる 15)キュレットタイプスケーラーの操作を模型上で実施できる 16)歯面研磨(PMTC)の目的と方法を説明できる 17)歯面研磨を模型上で実施できる 18)歯周ポケットの洗浄、貼薬の目的と使用薬液、方法を説明できる 19)フッ化物応用の意義と安全性を説明できる 20)フッ化物応用法の術式を説明できる 21)小窩裂溝塡塞法の意義と使用材料を説明できる 22)小窩裂溝塡塞法の術式を説明できる 23)スケーラーのシャープニングの原理と意義を説明する 24)砥石の種類と使用用途を説明できる
3. 評価(形成的評価、総括的評価)(Evaluation) 1)形成的評価: レポート 2)総括的評価: 筆記試験、実技試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会
監修 最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論
医歯薬出版
一般財団法人 日本口腔衛生学
会 フッ化物応用委員会 編 フッ化物応用の科学 一般財団法人
口腔保健協会
5. 参考図書
E・M・ウィルキンス 著/遠
藤圭子、中垣晴男、西 真紀子、
眞木吉信、松井恭平、山根 瞳、
若林則幸 監訳
ウィルキンス歯科衛生士の臨床
原著第 11 版 医歯薬出版
全国歯科衛生士教育協議会
監修 最新歯科衛生士教本 歯周病学 第 2 版
医歯薬出版
金子至、下野正基 編著 月刊「デンタルハイジーン」別冊 歯肉を読み解く 臨床×病理の
眼から歯肉の“なぜ”にこたえま
す!
医歯薬出版
田上 順次、花田 信弘、桃井 保子 編
う蝕学 チェアサイドの予防と回
復のプログラム 永末書店
松久保 隆、八重垣 健、前野
正夫、那須郁夫、小松﨑 明、
杉原直樹 監修・執筆
口腔衛生学 2016 一世出版
荒川浩久、尾崎哲則、神原正樹、
三宅達郎 編著 歯科衛生士テキスト 口腔衛生学
第 3 版 -口腔保健統計を含む-
学建書院
6. オフィスアワー
実習実施日の実習終了後から 18 時/教員室 (スケーリング、シャープニングなど自主練習の指導を含む)
- 66 -
回数 月日 曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 2 10/ 2 水 3
・
4
健康な歯周組織
歯周疾患の検査項目の目的と方法(プラー
クインデックス、歯肉観察、歯周ポケッ
ト測定、歯の動揺度) 歯周ポケット測定(器具の種類、測定方法、
記録方法) マネキン実習のポジショニング 歯周疾患のリスクファクター(リスクテス
トを含む)
講義
実習
14階
実
験
室
杉戸 多田 江口
3 4 10/ 9 水 3
・
4
シックルタイプスケーラーの特徴、把持方
法、操作方法 マネキン実習 シックルタイプスケーラー 1、2
講義
実習
14階
実
験
室
杉戸 多田 江口
5 6 10/23 水 3
・
4
マネキン実習 シックルタイプスケーラー 3、4
講義
実習
14階
実
験
室
杉戸 多田 江口
7 8 10/30 水 3
・
4
マネキン実習 シックルタイプスケーラー 5、6
実習 14階
実
験
室
杉戸 多田 江口
9 10 11/13 水 3
・
4
マネキン実習 シックルタイプスケーラー7
キュレットタイプスケーラーの特徴、把持
方法、操作方法
講義
実習
14階
実
験
室
杉戸 多田 江口
11 12 11/20 水 3
・
4
マネキン実習 キュレットタイプスケーラー 1、2
実習 14階
実
験
室
杉戸 多田 江口
13 14 11/27 水 3
・
4
マネキン実習 キュレットタイプスケーラー 3、4
実習 14階
実
験
室
杉戸 多田 江口
15 16 12/ 4 水 3
・
4
マネキン実習 キュレットタイプスケーラー 5、6
講義
実習
14階
実
験
室
杉戸 多田 江口
17 18 12/11 水 3
・
4
超音波スケーラー、エアースケーラーの原
理、特徴、操作方法 マネキン実習のポジショニング
実習 14階
実
験
室
杉戸 多田 江口
19 20 12/18 水 3
・
4
歯面研磨(PMTC)の目的、方法 マネキン実習
歯面研磨(PMTC) 貼薬、洗浄の目的、使用薬液、方法
実習
実習
14階
実
験
室
杉戸 多田 江口
21 22 1/ 8 水 3
・
4
シックルタイプスケーラーのシャープニ
ング原理、砥石の種類、方法、実習 フッ化物の応用(プロフェッショナルケ
講義
実習
14階
実
杉戸 多田 江口
- 67 -
ア)使用薬液、術式、安全性 験
室
23 24 1/15 水 3
・
4
キュレットタイプスケーラーのシャープ
ニング原理、砥石の種類、方法、実習 フッ化物の応用(セルフケア)
使用薬液、方法、安全性、効果的使用法
講義
実習
14階
実
験
室
杉戸 多田 江口
25 26 1/22 水 3
・
4
う蝕のリスクファクター(カリエスリスク
テスト、生活習慣、う蝕罹患状態)
講義
実習
14階
実
験
室
杉戸 多田 江口
27 28 1/29 水 3
・
4
小窩裂溝填塞法 意義、使用材料、方法、安全性
講義
実習
14階
実
験
室
杉戸 多田
29 30 2/ 5 水 3
・
4
実技総復習(プロービング、シックル・キ
ュレットスケーラー、歯面研磨) 講義
実習
14階
実
験
室
杉戸 多田 江口
- 68 -
科 目 名: 実習Ⅱ(歯科診療補助) 担当教員: 大多和 由美、多田 美穂子 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
臨床実習を実施するために必要な器具・材料の取り扱いおよび診療における補助動作
の基本的知識、技術、態度を習得する 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)歯科診療補助について説明できる 2)基本診査用具・衛生用品について説明できる 3)各種印象材の特徴を説明できる 4)各種印象材を取り扱うことができる 5)石膏の特徴を説明できる 6)石膏模型を作製できる 7)各種歯科用セメントの特徴を説明できる 8)歯科用セメントを連和できる 9)各種仮封材の特徴を説明できる 10)仮封材を模型上で操作できる 11)バキュームテクニックを模型上で実施する 12)歯内療法処置に用いる器材の取り扱いができる 13)歯周療法処置に用いる器材の取り扱いができる 14)外科処置に用いる器材の取り扱いができる 15)矯正歯科に用いる器材の取り扱いができる 16)臨床検査について説明する 17)全身管理の基本を説明する 18)全身管理の診療補助ができる 19)心肺蘇生法と緊急時の患者対応をマネキンで実施できる
3. 評価(形成的評価、総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: 小テスト 2)総括的評価: 筆記試験、実技試験
4. 教科書 全国歯科衛生士教育
協議会 監修 最新歯科衛生士教本 歯科診療補助論 第 2 版
医歯薬出版
5. 参考図書
全国歯科衛生士教育
協議会 監修 最新歯科衛生士教本 歯の硬組織・歯髄疾患 保存修復・
歯内療法
医歯薬出版
片山 直、小松正志、
松尾敬志 編著 新・歯科衛生士教育マニュアル 保存修復
クインテッセンス出版
全国歯科衛生士教育
協議会 監修 最新歯科衛生士教本 歯周病学 第 2 版
医歯薬出版
全国歯科衛生士教育
協議会 監修 最新歯科衛生士教本 顎・口腔粘膜疾患 口腔外科・歯科
麻酔
医歯薬出版
全国歯科衛生士教育
協議会 監修 最新歯科衛生士教本 咀嚼障害・咬合異常 1 歯科補綴
医歯薬出版
全国歯科衛生士教育
協議会 監修 最新歯科衛生士教本 咀嚼障害・咬合異常 2 歯科矯正
医歯薬出版
全国歯科衛生士教育
協議会 監修 最新歯科衛生士教本 小児歯科
医歯薬出版
全国歯科衛生士教育
協議会 監修 最新歯科衛生士教本 臨床検査
医歯薬出版
全国歯科衛生士教育
協議会 監修 最新歯科衛生士教本 歯科放射線
医歯薬出版
有地榮一郎、笹野高
嗣、馬嶋秀行、湯浅賢
治、代居 敬 監修
歯科衛生士テキスト わかりやすい歯科放射線学 第 2版
学建書院
全国歯科衛生士教育
協議会 監修 最新歯科衛生士教本 歯科材料
医歯薬出版
竹澤保政 監修 イラストと写真でわかる 歯科材
料の基礎 第 3 版 永末書店
6. オフィスアワー 講義、実習終了後から 18 時実験室(各手技の自主練習への指導を含む)
- 69 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1
2
10/1 火 3
・
4
歯科診療補助総論・オリエンテーション 歯科診療補助とは 基本的治療の流れ 基本診査用具
衛生用品(綿花、ガーゼ取扱い)
講義
実習
14階
実
験
室
大多和
多田 助手
3
4
10/8 火 3
・
4
歯科用セメント取扱い1
合着セメント(種類、用途、取扱い、練
和法)
歯科用セメント取扱い2
仮封セメント(種類、用途、取扱い、練
和法)
講義
実習
14階
実
験
室
大多和
多田 助手
5
6
10/15 火 3
・
4
歯科用セメント取扱い3 仮着セメント(種類、用途、取扱い、練
和法) 保存修復処置の診療補助 1
間接修復(インレー)、
直接修復(コンポジットレジン修復、セ
メント修復)
実習 14階
実
験
室
大多和
多田 助手
7
8
10/29 火 3
・
4
印象採得1 アルジネート印象材の取扱い
印象採得2
アルジネート印象採得
実習 14階
実
験
室
大多和
多田 助手
9
10
11/5 火 3
・
4
印象採得3 アルジネート全顎印象採得
印象採得4
寒天・アルジネート連合印象採得
実習 14階
実
験
室
大多和
多田 助手
11
12
11/12 火 3
・
4
印象採得5 シリコンゴム印象材の取扱い
印象採得6
ラバー印象材(モデリングコンパウン
ド・インジェクション)の取扱い
石膏模型作製法
石膏の種類、用途、取扱い
硬石膏模型作製の手順、手技
実習 14階
実
験
室
大多和 多田 助手
13
14
11/19 火 3
・
4
歯内療法処置の診療補助(Ⅰ) ラバーダム防湿法の基本 歯間分離、歯肉排除、隔壁法
歯内療法処置の診療補助(Ⅱ)
根管治療、治療薬、根管充填材料の取扱
い
実習 14階
実
験
室
大多和 多田 助手
15
16
11/26
火 3
・
4
歯周外科治療の診療補助 歯周外科治療の手順と器材 歯周用パック 局所麻酔器材、メス、縫合器の取扱い
実習 14階
実
験
室
大多和 多田 助手
17
18
12/3 火 3
・
4
歯科診療補助(Ⅰ) 診療の流れ バキュームテクニック、フォーハンドテ
クニック
実習 14階
実
験
室
大多和 多田 助手
19
20
12/10 火 3
・
4
エックス線撮影時の診療補助(Ⅰ) 各種撮影法(パノラマエックス線撮影、
口内法) エックス線撮影時の診療補助(Ⅱ)
フィルムの取り扱い、放射線防護法
実習 14階
実
験
室
大多和 多田 助手
21
22
12/17 火 3
・
4
歯科診療補助(Ⅱ)
バイタルサイン(呼吸、脈拍、血圧、体
温、SpO2、意識)
実習 14階
実
験
室
大多和 多田
助手
- 70 -
23
24
1/14 火 3
・
4
臨床検査法(Ⅰ) 病気とは何か 臨床検査概論
臨床検査法(Ⅱ)
臨床検査の実際
歯科特殊検査
実習 14階
実
験
室
村上
大多和
多田
25
26
1/21 火 3
・
4
偶発事故の防湿その対策 バイタルサインとは何か バイタルサインの取り方、モニターとは
全身疾患を持つ患者への対応
バイタルサインの確認、モニターの応
用、心肺蘇生法、緊急時の患者対応
実習 14階
実
験
室
一戸 大多和
多田
27
28
1/28 火 3
・
4
臨床の現場から(Ⅰ) 審美修復(漂白法)、接着性レジンセメ
ント 臨床の現場から(Ⅱ)
歯科臨床で用いられる新しい機器につ
いて(レーザー治療)
講義
実習
14階
実
験
室
村松
大多和
多田
29
30
2/4 火 3
・
4
実技に関する総復習 まとめ
実習 14階
実
験
室
大多和
多田 助手
- 71 -
科 目 名: 歯科保健指導論
担当教員: 日下 和代、白鳥 たかみ、江口 貴子
1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
対象者に歯科保健指導と健康づくり支援を行うために、各ライフステージの一般的特
徴を理解し、歯科衛生の意義および口腔疾患の特徴を学習し、専門職として人々の生涯
にわたる歯科衛生の維持・向上に寄与できる能力を身につける
2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)歯科保健指導の概要を説明する
2)歯科保健指導を個人と集団に分けて説明する
3)歯ブラシの構造と選択条件を述べる
4)補助的清掃用具の種類と特徴を説明する
5)各ライフステージの一般的特徴、口腔内の特徴を説明する
6)各ライフステージにおける歯科保健行動を述べる
7)各ライフステージに適した歯科保健指導内容を説明する
8)各ライフステージの特徴に合った必要な栄養素とその摂取基準を説明する
9)特別な配慮を要する患者の口腔衛生管理法について説明する
10)禁煙指導について説明する
3. 評価(Evaluation)
1)形成的評価:
プレ・ポストテスト、レポート
2)総括的評価:
筆記試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会 監修 最新歯科衛生士教本
歯科予防処置論・歯科保健指導論
医歯薬出版
5. 参考図書
全国歯科衛生士教育協議会 監修 新歯科衛生士教本
歯科予防処置・歯科保健指導
医歯薬出版
全国歯科衛生士教育協議会 監修 最新歯科衛生士教本 人体の構造と機能 2 栄養と代謝
医歯薬出版
E・M ウィルキンス 著/遠藤圭
子、中垣晴男、西 真紀子、眞木
吉信、松井恭平、山根 瞳、若林
則幸 監訳
ウィルキンス歯科衛生士の臨床
原著第 11 版
医歯薬出版
文部科学省 学校歯科保健参考資料 「生きる
力」をはぐくむ学校での歯・口の健
康づくり
社 団 法 人
日本学校歯
科医会
6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/教員室
- 72 -
回
数 月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所担当者
1 10/4 金 3 ・科目の概要について説明
・歯科保健指導の概要
・歯科保健指導の定義について(個人と集
団)
健康とは(定義やヘルスプロモーショ
ン)
ハイリスクアプローチ
ポピュレーションアプローチ
講義 14
階
教
室
日下
2 10/11 金 3 口腔清掃方法について①
歯ブラシ・歯磨剤・補助的清掃用具
・口腔ケア用品(歯ブラシや電動歯ブラ
シ、歯磨剤、デンタルフロスの構造、
種類、使用目的等について説明)
講義 14
階
教
室
江口
3 10/18 金 3 口腔清掃方法について②
歯ブラシ・歯磨剤・補助的清掃用
具・口腔ケア用品(小歯ブラシや歯間ブ
ラシ、舌ブラシ、染めだし剤の構造、
種類、使用目的について説明)
講義 14
階
教
室
江口
4 11/1 金 3 ライフステージ別歯科保健指導①
妊産婦期:妊娠期および授乳期を含む出
産前後の女性
一般的特徴・口腔の特徴・望ましい
歯科保健行動・栄養、食事摂取基準に
ついて
講義 14
階
教
室
江口
5 11/8 金 3 ライフステージ別歯科保健指導②
新生児期~幼児期:出生から5歳
一般的特徴・口腔の特徴・望ましい歯
科保健行動・栄養、食事摂取基準につい
て
講義 14
階
教
室
江口
6 11/15 金 3 ライフステージ別歯科保健指導③
学齢期~青年期:6歳~29歳
一般的特徴・口腔の特徴・望ましい歯
科保健行動・栄養、食事摂取基準につい
て
講義 14
階
教
室
江口
7 11/22 金 3 ライフステージ別歯科保健指導④
成人期:30歳~64歳
一般的特徴・口腔の特徴・望ましい歯
科保健行動・栄養、食事摂取基準につい
て
講義 14
階
教
室
江口
8 11/29 木 3 ライフステージ別歯科保健指導⑤
老年期:65歳以上
一般的特徴・口腔の特徴・望ましい歯
科保健行動・栄養、食事摂取基準につい
て
講義 14
階
教
室
江口
9 12/6 金 3 食生活指導について①
自分たちの食生活状況を知り、望まし
い食生活を考える。
講義 14
階
教
室
江口
10 12/13 金 3 食生活指導について②
症例検討
講義 14
階
教
室
白鳥
江口
11 12/20 金 3 配慮を要する者への指導
・全身疾患を有する者
講義 14
階
教
室
江口
12 1/10 金 3 配慮を要する者への指導
・大規模災害被災者
講義 14
階
教
室
江口
13 1/17 金 3 禁煙指導
喫煙の害と依存性について
禁煙のステージと支援について
講義 14
階
教
室
白鳥
14 1/24 金 3 歯科衛生教育活動
歯科衛生教育活動の場と実際について
講義 14
階
教
室
日下
- 73 -
15 1/31 金 3 総括
対象者にあった歯科保健指導と健康づ
くり支援を行うために必要な能力を考
える。
講義 14
階
教
室
江口
- 74 -
科 目 名: 歯科衛生統計学 担当教員: 杉原 直樹 1. 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
歯科衛生教育並びに歯科保健指導を実施するために、衛生統計の基礎的知識、歯科疾
患の指数、および統計資料の活用法を理解し、習得する。 2. 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)歯科衛生統計学を概説する。 2)疫学の定義、目的、研究デザインを列挙し、説明する。 3)EBM(根拠に基づく医療)を概説する。 4)歯科保健調査における情報の性質および情報の取集方法について説明する。 5)有病と罹患を説明し、集計方法を理解する。 6)歯科疾患の指数を列挙し、集計方法を理解する。 7)歯科に関連のある国家統計調査を列挙し、概説する。
3. 評価(形成的評価・総括的評価)(Evaluation)
1)形成的評価: 授業態度およびノートの提出 2)総括的評価: 筆記試験
4. 教科書
全国歯科衛生士教育協議会 監修 最新歯科衛生士教本
歯・口腔の健康と予防に関わる
人間と社会の仕組み 3 保健情報
統計学
医歯薬出版
松久保 隆、八重垣 健、前野正夫、
那須郁夫、小松﨑 明、杉原直樹 監
修・執筆
口腔衛生学 2018 一世出版
5. 参考図書 6. オフィスアワー
講義実施日の講義終了後から 18 時/本館 10 階衛生学講座
回
数月日
曜
日
時
限内容項目(SBOs など)
方略
(LS)
場
所 担当者
1 12/4 水 1 (1) 歯科衛生統計と疫学 歯科衛生統計とは 歯科衛生統計の目標 歯科衛生統計で用いられる情報 疫学
講義 14階 教
室
杉原
2 12/11 水 1 (2) 疫学と臨床疫学およびEBM 疫学(前回からの続き) 臨床疫学とEBM(根拠に基づく医療)
講義 14階 教
室
杉原
3 12/18 水 1 (3)スクリーニング検査と保健統計の基本
スクリーニング検査 情報の収集 歯科集団検診
講義 14階 教
室
杉原
4 1/8 水 1 (4)‐1 歯科疾患の指数Ⅰ(う蝕の指数)
指標と指数 一般衛生統計で用いられる主な指数 有病と罹患 齲蝕の指数
齲蝕の検出基準 齲蝕の疫学的特性 DMF を用いた指数 RID index(齲蝕増量指数) 齲蝕抑制率
講義 14階 教
室
杉原
5 1/15 水 1 (4)‐2歯科疾患の指数Ⅱ(歯周疾患の指数)歯周疾患の検出基準 歯周疾患の疫学的特性 歯周疾患の指数 PMA Index GI(Gingival Index) CPI(Community Periodontal Index)
PI(Periodontal Index) PDI(Periodontal Disease Index)
講義 14階 教
室
杉原
- 75 -
6 1/22 水 1 (4)‐3 歯科疾患の指数Ⅲ(歯口清掃状態
の指数) OHI(Oral Hygiene Index)
OHI-S ( Simplified Oral Hygiene Index)
講義 14階
教
室
杉原
7 1/29 水 1 (4)‐4 歯科疾患の指数Ⅳ(口腔清掃状態
と歯のフッ素症の指数) 口腔清掃状態の指数
PCR(Plaque Control Record) PHP(Patient Hygiene Performance)
PlI(Plaque Index) 歯のフッ素症の指数
CFI(地域フッ素症指数)
講義 14階
教
室
杉原
8 2/5
水 1 (5) 国家統計調査 国家統計調査の種類 歯科疾患実態調査 学校保健統計調査 国民健康・栄養調査 患者調査
講義 14階
教
室
杉原
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