人類発祥の地、エチオピア。伝承上では紀元前10世紀頃キン
グソロモンとクイーンシバの間に生まれた王子メネリクにより建設と
されています。ヨーロッパ列強の植民地化から独立を守り抜いた
アフリカで唯一の国であり、今も神話の時代さながらの伝統文化
や風習が生活の中に根付いている一方、1970-80年代のエチ
オピア大飢餓より厳しい経済状況が続き、依然世界最貧国の
ひとつに数えられています。
澄み渡る空とどこまでも広がる大地。
この美しく、時に厳しい
エチオピアの自然の中で、
動物たちはのびのびと育まれます。
エチオピアはアフリカで一番、
世界でも10番目に多く家畜を有している国。
この国で産出される革はすべて、
食肉の副産物です。
エチオピアでは、エチオピア正教という
独自のキリスト教が信仰されています。
写真は世界遺産にも認定されている、一枚岩をくり抜いて作った教会。
なんと3階立てくらいの高さがあります。
独自の暦を持つエチオピアでは
9月11日が新年です。
何ヶ月も続いていた暗くて冷たい雨期が一気にあけ、
太陽の光とともに、アディアベバと呼ばれる
黄色い花が大地を埋め尽くします。
チョコレート色の肌、細くて長い手足、
大きな瞳、すっとのびた鼻筋…。
エチオピアは世界でもっとも気高く美しい人々の住む国
とも言われており、世界的に有名なモデルも多く輩出しています。
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