福井工業大学 経営情報学科 4年メディアデザインコース山口智行2012年 01月 24日
「 LISTENER_OTAMA 」&
「 PlayTime 」
@kuroarizuka
自己紹介
山口 智行 (23)
•生年月日: 1988 年 3 月 19 日•うお座 O 型 辰年•厄年•趣味:読書 ジャクリング•「智行」はトモタカと読みます
Android アプリを作りたい!
どうせならスマートフォンの特徴を生かしたアプリにしたい
↓
スマートフォンの特徴の利用
日常生活に密着した情報が利用可能
日常生活の情報を記録できる↓
それらの情報を利用したアプリを作りたい↓
ゲームを作りたい+
Q. なぜ、ゲームにしようと思ったのか?
A. 最近「ゲーミフィケーション」が流行っていて、面白そうだったから
ゲーミフィケーションって?
現実生活上の問題解決にゲームを利用すること。
※類義語:シリアス・ゲーム、代替現実ゲーム( ARG)
イメージ
ゲーム現実
ゲーム内の課題
現実の課題
プレイする
モチベーションを高める
行動する
以上を踏まえて、コンセプトを設定
日常的な行為をゲーム化する。
「 」
コンセプト
日常行為の情報
具体的に、何の情報?
.
.
.
自分は、スマホの利用時間のうち音楽再生に使っていた時間が長かった
音楽の再生情報を利用することに
↓
「音楽の再生が一番身近かなぁ・・・」
↓
作成内容
音楽を聞くことで、オタマジャクシをカエルに育てるゲーム
概要 今回応募した作品は以下の2つのアプリから構成されています
•音楽プレイヤーアプリ「 PlayTime 」• プレイヤーとして最低限の機能はカ
バーしている。• アーティスト名、再生時間を記録する。
•育成ゲーム本体「 LISTENER_OTAMA 」• 「 PlayTime 」からアーティスト名、
再生時間を取得してオタマジャクシの育成を行う。
• 以後「オタマジャクシやカエル」のことを「OTAMA」という言い方でまとめて呼びます。
• OTAMAは同時に12匹まで育てられます。
PlayTime
データを取得
LISTENEROTAMA
「 LISTENER_OTAMA 」がデータを取得
成長 成長
再生時間をもとに、オタマジャクシが成長アーティスト名をもとに、種類が変わる種類によって、鳴き声が異なる
「 PlayTime 」で音楽の再生データを記録
概要
※ データベースをアプリ間で共有していることがポイントこれは質疑応答にでも・・・。
音楽プレイヤーの方は特にひねりが無いので、
育成ゲーム本体について話します
OTAMAタブ
OTAMAたちの泳ぐ様子が見られる
カエルをタッチすると鳴き声を発する
オタマジャクシをタッチすると、水を跳ねる音を発する
各画面
OTAMA をリスト表示
タッチ
リストから OTAMA を選ぶと、詳しい情報を表示名前変更ボタン
逃がすボタン
各画面DATAタブ
戻るボタン
Earth
Female
Wind FireWater
Cancer
Pisces
Scorpius
Taurus
Capriconus
Virgo
Gemini
Libra
Aquarius
Leo
Sagittarius
Aries
Male
•12星座に対応してカエルは 12種類•星座の分類に応じて、成長の系統が異なる•鳴き声は 12種類ごとに半音ずつ異なる
OTAMAの種類
実演
評価と発展
Q. 目標は達成できたか?
A. 目標ってなんでしたっけ…。
日常的な行為をゲーム化する。
「 」
コンセプト
音楽の再生情報を利用したオタマジャクシ育成ゲームを作っ
た↓
「日常行為のゲーム化」は達成できている!
( ・ `ω ・´)
ドヤァ・・・
(´ ・ ω ・ `) <でも、何か足りない気がするよね…。
( `ω ´) エッ…
イメージ
ゲーム現実
ゲーム内の課題
現実の課題
プレイする
モチベーションを高める
行動する
イメージ
ゲーム現実
ゲーム内の課題
現実の課題
プレイする
モチベーションを高める
行動する
ε ======┌( ^ω^ )┘【東尋坊】
\出来とらんやんかっ!/
今後は「もっと音楽を聴くようになる」
などの「現実へのフィードバック」を
行うようなものを作れたらいいです。└( ^ω^ )┐====== 3 【東尋坊】
<優秀賞取ったよ~
ソフコン提出後に追加のアプリを作成ライブ壁紙
OTAMA をダブルタップすると、「 LISTENER_OTAMA 」を起動します。
実演
「ねこライブ壁紙」みたいなのが作れそう。
かわいいアプリです。
さいごに
今回は、 Mashup Seminar という趣旨。
今回、データベースを共有することで、2つのアプリを連携させまし
た。
アプリも、それ単体で動かすよりも、他のアプリや情報端末との
「 Mashup 」をすると、面白いものが作れるかも!
特に Android は「インテント」のおかげで
他のアプリとの連携が柔軟だよ!だから僕と契約して Android アプリを作ってよ!>
iPhone でも NFC通信できるようにするmicroSD が出来たらしい…。 NFC 定着しそう…。
ユビキタス社会にまた一歩近づいた。
「通信」「連携」も
ある意味Mashup 。
かも。
一時期流行った「ユビキタス社会」って
モノとモノとが Mashup する世界なんだと思う。
スマートフォンは、他の端末と連動 (Mashup) し、
その UI として働くことによってより大きな力を発揮する、
とか言い逃げてみる。
本日はありがとうございました。
みんな~
補足
①アーティスト名・再生時間を書込
③OTAMAのデータを書込④OTAMAのデータを取得
②アーティスト名・再生時間を取得
PlayTime LISTENER_OTAMA
②アーティスト名・再生時間を取得
データベースの操作
PlayTime LISTENER_OTAMA
同じ SharedUserId を設定する↓
アプリ間でデータベースが共有できるように
SharedUserId
※SharedUserId は、 AndroidManifest という XML ファイル内に記述する
問題点
データベースの操作が多いためか
具体的には: 20曲ほどきいた後では、表示まで 30秒以上
アプリの表示が遅い
ε ======┌( ^ω^ )┘【東尋坊】
\動いとらんやんかっ!/
解決案①非同期処理を取り入れる
②貨幣制・ポイント制を導入し、データベース管理をシンプルにする
③ユーザ-がポイントを使用して成長させる形にし、更新タイミングを手動化する
発展例「育成ゲーム」として
•種類を増やす•通信・交換•配合
•メール•通話•位置情報
e.t.c…•WebAPI との連携これらの組み合わせ
「日常行為のゲーム化」として