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基本情報技術者試験の概要説明です
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基本情報技術者試験 勉強会
基本情報技術者試験 概要テクノロジ系 50 問マネジメント系 10 問ストラテジ系 20 問
独学で学習できるか
テクノロジ系
1 基本理論
1 基本理論 少し難しい
2 アルゴリズムとプログラミング 難しい
2コンピュータシステム
3 コンピュータ構成要素 難しい4 システム構成要素 少し難しい5 ソフトウェア 少し難しい6 ハードウェア 難しい
3 技術要素
7 ヒューマンインタフェース できる8 マルチメディア できる9 データベース 難しい
10 ネットワーク 難しい11 セキュリティ 少し難しい
4 開発技術
12 システム開発技術 できる
13 ソフトウェア開発管理技術 できる
独学で学習できるか
マネジメント系
5プロジェクトマネジメント 14
プロジェクトマネジメント できる
6 サービスマネジメント
15 サービスマネジメント できる
16 システム監査 できる
ストラテジ系
7 システム戦略
17 システム戦略 できる
18 システム企画 できる
8 経営戦略
19 経営戦略マネジメント できる
20 技術戦略マネジメント できる
21 ビジネスインダストリ できる
9 企業と法務
22 企業活動 できる
23 法務 できる
趣旨勉強のための勉強分かりにくそうな部分の概要を説明
プログラム(予定)内容 時間
基本理論 25 分
データベース 30 分
ネットワーク 30 分
セキュリティ 15 分アルゴリズムとプログラミング
10 分
システム構成要素 10 分
ハードウェア 10 分
ソフトウェア 15 分
1 基本理論数学っぽい内容
1.1 2 進数→ 10 進数 10 進数 … 0~9 を使用 ( 人間が使う ) 2 進数 … 0~1 を使用 (PC が使う )
10 進数0, 1, 2, 3, 4, 5, 6 ,7, 8, 9, 10,11, … 19, 20, … ,98, 99, 100, 101, …2 進数0, 1, 10, 11, 100, 101, 110, 111, 1000, …
1.1 2 進数→ 10 進数 ※ 数字の後のカッコは何進数かをあらわす
10 進数◦ 2014 = 2 × 10^3 + 0 × 10^2 + 1 × 10^1 + 4 × 1
2 進数◦ 1011(2) = 1 × 2^3 + 0 × 2^2 + 1 × 2^1 + 1 × 1 = 11
10 が 2 に変わっただけ!!
1.1 2 進数→ 10 進数練習◦ 10(2) = 1 × 2^1 + 0 × 1 = 2◦ 111(2) = 1 × 2^2 + 1 × 2^1 + 1 × 1 = 7
1.2 10 進数→ 2 進数10 進数の 1 の位を求めるには ?
→10 で割った余り
10 進数の 10 の位を求めるには ?→10 で割った商 の 10 で割った余り
253 ÷10 = 25 … 3 ← 1 の位25 ÷ 10 = 2 … 5 ← 10 の位
1.2 10 進数→ 2 進数2 進数の 1 の位を求めるには ?
→2 で割った余り
2 進数の 10 の位を求めるには ?→2 で割った商 の 2 で割った余り
7 ÷2 = 3 … 1 ← 1 の位3 ÷2 = 1 … 1 ← 10 の位
7 = 111(2)
10 が 2 に変わっただけ!!
1.2 2 の補数 PC 内では, 0, 1 のみで負の数を表現する必要がある1 の補数
0 と 1 を入れ替える(e. g.) 6 = 0110(2) → -6 = 1001(2)
2 の補数0 と 1 を入れ替える + 1 ( そのまま足し算可能 )
(e. g.) 6 = 0110(2) → -6 = 1001 + 1 (2) = 1010
0110 + 1010 = 0000
9 データベース9.1 データモデル関係データベース(リレーショナルデータベース)が一般的エクセルの表みたいなイメージ (Microsoft Access)
受注番号 受注日 顧客番号 顧客名 商品番号 商品名 数量0001 11/10 100 A さん S20 消しゴム 10
T10 コピー用紙 50
0002 11/15 200 B さん S20 消しゴム 30
9.2 正規化主キー … 行を一意に識別する列 (その場所の値が同じものは一つしか存在しない)複数列の組み合わせが主キーとなることもある
外部キー … ほかの表の主キーを参照する列
学籍番号 名前 性別 クラス011 A さん 男 1C
012 B さん 女 1B
013 C さん 男 1C
クラス 名前 人数1A X さん 30 人1B Y さん 32 人1C Z さん 34 人
主キー : 学籍番号外部キー:クラス
9.2 正規化第1正規化繰り返し項目をなくす
受注番号
受注日
顧客番号
顧客名 商品番号
商品名 数量
0001 11/10 100 A さん S20 消しゴム 10
T10 コピー用紙
50
0002 11/15 200 B さん S20 消しゴム 30
繰り返し
受注番号 受注日 顧客番号 顧客名 商品番号 商品名 数量0001 11/10 100 A さん S20 消しゴム 10
0001 11/10 100 A さん T10 コピー用紙 500002 11/15 200 B さん S20 消しゴム 30
9.2 正規化第2正規化主キーの一部だけによってきまる値を別の表に分割
受注番号
受注日
顧客番号
顧客名
商品番号
商品名 数量
0001 11/10 100 A さん
S20 消しゴム 10
0001 11/10 100 A さん
T10 コピー用紙 50
0002 11/15 200 B さん
S20 消しゴム 30
受注番号 商品番号 数量
0001 S20 10
0001 T10 50
0002 S20 30
受注番号 受注日 顧客番号 顧客名
0001 11/10 100 A さん0002 11/15 200 B さん
商品番号 商品名
S20 消しゴムT10 コピー用紙
9.2 正規化第3正規化非キー(主キーにならないキー)だけによってきまる値を別の表に分割
受注番号
商品番号
数量
0001 S20 100001 T10 500002 S20 30
受注番号 受注日 顧客番号 顧客名
0001 11/10 100 A さん0002 11/15 200 B さん
商品番号 商品名
S20 消しゴムT10 コピー用紙
受注番号 受注日 顧客番号
0001 11/10 100
0002 11/15 200
顧客番号 顧客名
100 A さん200 B さん
11 セキュリティ 目的他人に情報を知られたくないユーザの認証をしたい
11.1 暗号化他人に情報を知られたくないネットワークを流れる情報は読み取られる
元の文章を第三者に読み取られないように変更する暗号化
簡単な例: ひらがなを 3 字ずらす 「こんにちは」→「すうのとへ」
11.1 暗号化逆に,元の文章に戻すことを復号という.簡単な例: ひらがなを 3 字もどす
「すうのとへ」→「こんにちは」
暗号や復号に必要な情報を鍵という.簡単な例: 鍵は 3
11.1 暗号化共通鍵暗号暗号化と復号に使用する鍵が同じ鍵が盗まれると第三者に読み取られる
メリット … 速いデメリット … 危険
11.1 暗号化公開鍵暗号2 つの鍵がペア一方の鍵で暗号化するともう一方の鍵でのみ復号できる
自分の秘密鍵
自分相手
自分の公開鍵
データ データ
11.1 暗号化公開鍵暗号メリット … 安全デメリット … 遅い
自分の秘密鍵
自分相手
自分の公開鍵
データ データ
11.2 認証公開鍵,秘密鍵を利用自分の秘密鍵で暗号化したデータを相手に渡す相手は公開鍵で復号するちゃんと復号できたならば,通信相手は正しい
自分の秘密鍵
自分相手
自分の公開鍵
データ データ
2 アルゴリズムとプログラミング午後の問題にも出てくる自分でプログラミングを書いてみるのが一番いい → Java がおすすめ (研修でやる )
2.1 配列とリスト複数のデータをまとめて扱いたい場合,配列やリストが使われる.クラスのテストの点数( A さんの点数, B さんの点数, C さんの点数…)毎日の気温(1日の気温, 2日の気温,3日の気温, ... )
1 432配列
リスト1 101 2 38 3 62
2.1 配列とリスト 回覧板が 3 番目に回ってくる家にお菓子を届けたい! 回覧板の順序 A さん -> B さん -> C さん -> D さん
A さん B さん C さん
左から 3 番目に行けばいい(簡単)
配列 リストA さん B さんC さんD さん
順番にたどる必要がある(大変)
2.1 配列とリスト(挿入) 回覧板の順序を A さん -> B さん -> Z さん ->C さん -> D さん に変更したい
A さん B さん C さん
配列 リストA さん B さんC さ
んD さん
B さんが渡す相手を変えるだけ ( 簡単)
D さん
A さん B さん Z さん
C さん
D さん
C さん ,D さんは引っ越し (大変 )
A さん B さん
C さんD さん Z さん
2.2 スタックとキュー処理したいデータがたくさんあるときに,順番に処理するために使うスタック
後に入れたものが先にとり出される. ものを積むイメージ
キュー先に入れたものが先にとり出される.ところてん
2.2 スタックとキュー 使用例スタック
Todo リスト … 一番最新の Todo から処理していくキュー
待合室 … 早く来た人から順番に受け付ける
4 システム構成要素 4.1 稼働率
◦システムが稼働している時間の割合(稼働している確率)◦ 90時間動くと故障し,修理に 10時間かかる場合,
稼働率 = 90 / (90 + 10 ) = 0.9
4.1 稼働率直列 (両方動いていないとだめ)
r1 r2
R = r1 × r2
4.1 稼働率並列 (片方でも動いていればOK)
r1
r2
両方壊れている確率… (1-r1) ×(1-r2)R = 1 – (1-r1) × ( 1-r2)
4.1 稼働率組み合わせ
r1
r2
R1 = 1 – (1-r1) × ( 1-r2)
r3
R1
組み合わせ4.1 稼働率
R1 = 1 – (1-r1) × ( 1-r2)R = R1 ×r3
r3R1
3 コンピュータ構成要素 (6 ハードウェア )
CPU
計算などの処理を行う
メモリ( 主記憶装置 )
補助記憶装置
プログラムやデータなど作業中のデータを保存しておく
データを保存する.HDD, SSD などがある
頭 机 引き出し
3 コンピュータ構成要素 (6 ハードウェア )
CPUメモリ
( 主記憶装置 )
キャッシュ
計算するところ
キャッシュ メモリ速度 速い 遅い容量 小さい 大きい
5 ソフトウェア5.1 実記憶管理プログラム実行時にプログラム全体を主記憶装置 (メモリ)にロードする
主記憶装置
プログラム A
補助記憶装置
プログラム B
プログラム B
5.2 仮想記憶管理補助記憶装置を利用して,実際の主記憶装置より大きな記憶空間を提供する仕組みページング方式プログラム,実記憶領域をページという固定長の大きさに分割
主記憶装置
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補助記憶装置
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ページ 6
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