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makoto-hashimoto
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2017 年 3 月 4 日 橋本誠(一般社団法人ノマドプロダクション 代表理事)
アートを社会のニーズに変える ! 『 アートマネジメント講座・入門編 』継続していくために必要なこと
プロデュース事業〈生活と表現〉
スイッチ総研『上野御徒町 燕湯スイッチ』給湯流茶道 & 狂言部『御徒町の宝石商がつむいできたエピソードを狂言にしてみた!茶会』新里碧《ことば宝石商会》
情報提供projectart.jp ( β 版)
タイアップ記事トップページ
人材育成Tokyo Art Rsearch Lab
コーディネート企画・制作等
大橋可也&ダンサーズ『テンペスト』アーツ前橋 シンポジウム ヨコハマトリエンナーレパブリックプログラム(一部)
コーディネート記録・編集等
トーキョーワンダーサイトアニュアルレポート 2015ヨコハマ パラトリエンナーレ記録集・映像 まえばしアートスクール計画事業報告書・映像
ネットワーク
芸術祭ツアー新年賀詞交換会 勉強会
ミッション
✤ 急増する芸術文化プログラムの推進に様々な形で貢献する (請負、コーディネート、人材育成等)✤ 非正規やフリーランスのマネジメント人材等のセーフティネット構築✤ 現代的なアートプロジェクトの価値を伝える /残す✤ 2020年以降のアートプロジェクトのあり方を考え、行動していく
今日のテーマ①アートプロジェクトにおける「事業評価 / 検証」
✤ 大地の芸術祭/莇平(日比野克彦《明後日新聞社》)✤ 札幌国際芸術祭 2014
✤ 東京アートポイント計画/墨東まち見世 2009-2012
✤ としまアートステーション構想
大地の芸術祭莇平(日比野克彦《明後日新聞社》)[ 資料 ]・大地の芸術祭 2012 総括報告書(十日町市)http://www.city.tokamachi.lg.jp/kanko/K001/K005/1454068600343.html
・「莇平の事例研究」活動記録と検証報告( A4 冊子)http://tarl.jp/library/output/2013/impact_research/
札幌国際芸術祭 2014
[ 資料 ]・札幌国際芸術祭 2014 事業評価検証会 報告書https://www.sapporo-internationalartfestival.jp/2014/2016/03/7471
東京アートポイント計画墨東まち見世 2009-2012
[ 資料 ]・アーツカウンシル東京 https://www.artscouncil-tokyo.jp/・ NPO 法人向島学会 http://www.mukojima.org/・墨東まち見世 2009-2012 ドキュメント 論考 消費されないアートプロジェクトを求めて( A4 :ホチキス) (東京文化発信プロジェクト室)
東京アートポイント計画
「墨東まち見世」の参与観察者による論考の視点
✤ まちづくりの視点(真野洋介/東京工業大学社会理工学研究科)✤ 担い手の視点、地域住民×アーティストによる芸術性(橋本)✤ 社会学の視点(金善美/一橋大学 大学院社会学研究科)
としまアートステーション構想[ 資料 ]・としまアートステーション Z のつくり方 3. 残す編( A4/ ホチキス) (としまアートステーション構想事務局)http://www.toshima-as.jp/document
アートプロジェクトにおける「事業評価 / 検証」
✤ 内容(質)、数(量)を通して測られることが多いが複雑になりがち✤ 立場により評価軸や観点が変わる✤ される「評価」と自らのための「検証」✤ 指標や記録などの「根拠」が無いと評価、検証はできない
今日のテーマ②アートプロジェクトにおける「記録 / アーカイブ」
✤ 何を記録し、どのように使うのか✤ ヨコハマ・パラトリエンナーレ 2014
✤ どのようにアーカイブするのか✤ アート・アーカイブ・キット✤ アートアーカイブの便利帖
ヨコハマ・パラトリエンナーレ[ 資料 ]・ヨコハマ・パラトリエンナーレ 2014 ドキュメント http://www.paratriennale.net
写真:会場の雰囲気(無人)
写真:会場の雰囲気(有人)
写真:作品(全体) ※後ろに柵やコードが写り込んでしまっている
写真:作品(部分)
映像に収録された参加者の言葉
制作物:ポスター・チラシ、リーフレット等
制作物:会場図・作品リスト
日報・連絡ノート等
アンケート・コミュニケーションフラッグ(参加型プロジェクト)
プロジェクトトーク
ウェブサイト、 facebook,twitter 等の SNS
ニュースレター、 SLOW JOURNAL
図録、記録集
取材先への協力・写真提供
記録映像展示
デジタルアーカイブhttps://paratri.digital-archive.jp.net/
デジタルデータの整理方法
テキスト・ウェブページ/印刷物のアーカイブ
アート・アーカイブ・キット[ 資料 ]・アーカイブワークフロー、業務分類表( A4 ホチキス)http://tarl.jp/library/output/2013/art_archive_kit/http://www.art-society.com/parchive/( Tokyo Art Research Lab/ P+ARCHIVE )・フォルダ・ツリー フォーマットhttp://www.art-society.com/parchive/kit/folder_tree.html
アートアーカイブの便利帖http://tarl.jp/library/output/2015/art_archive_benricho/http://www.art-society.com/parchive/( Tokyo Art Research Lab/ P+ARCHIVE )
アートプロジェクトにおける「記録」
✤ その場でしか鑑賞・体験できない状況・価値を何らかの形で残す
✤ 記録(安定した形で定着・保存された状態にある情報)≠記憶✤ まず求められがちなのは客観的な資料性、一方で主観的な視点も✤ 写真や映像、文章は同時に著作物でもありえる
✤ 写真、映像、音声、記述・文章化された語り、批評・報道実績…
✤ データ( 5W1H)・ビジュアル(写真・映像等)・エピソード(作品がどのように体験されたのかなど)の 3点セットが基本
なぜ「記録」が重要なのか
✤ 活動を「伝える」「続ける」ためのツールになる✤ 評価(検証)のための材料になる
✤ 記録や評価が歴史をつくる
✤ 作業を介して見えてくる世界がある
アートプロジェクトにおける「記録 / アーカイブ」
✤ 整理され、使える状態になっている状態が「アーカイブ」✤ 「記録」されていないものは「アーカイブ」されえない✤ 活動を通して生成される全てのものが対象になりえる✤ アーカイブに含める /含めないの判断が存在する✤ 活動を推進することとの両立が求められる✤ やりっぱなしにせずバックアップしたり、使っていく!