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121012高度気道管理指導員養成コース ver.1.0

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当地域MC協議会で行なうビデオ喉頭鏡研修の前提要件となる高度気道管理の指導員養成コースのワークブック(ver. 1.0.)です。

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Page 1: 121012高度気道管理指導員養成コース ver.1.0

ビデオ喉頭鏡指導者セミナー

高度気道管理指導員養成コースAdvanced Airway Management Instructor Course

池上敬一獨協医科大学越谷病院救命救急センター

121012

埼玉県東部地域メディカルコントロール協議会

112年10月12日金曜日

Page 2: 121012高度気道管理指導員養成コース ver.1.0

前提条件• 理解

• マニュアル1:教材開発の意図

• マニュアル2:教材の構成

• ドリル「教材設計と教授法の基本」でワーク

• 態度

• プロトコールではなく、蘇生・救命処置の基本(日本版ガイドライン2010)に従って救急活動を行う

• できる

• マニュアル3.1:基礎となる知識・能力

• マニュアル3.2:上気道閉塞の評価と対応

• マニュアル3.3:酸素療法と補助換気

• マニュアル3.4:器具を用いた気道確保

• マニュアル3.5:気管挿管

212年10月12日金曜日

Page 3: 121012高度気道管理指導員養成コース ver.1.0

ドリル:教授設計の基本• 学習目標を明確にする• 学習目標明確化の3要素• 目標行動• 評価条件• 合格基準

• 研修の責任範囲と3つのテスト• 前提テスト(資格があるか)• 事前テスト(必要があるか)• 事後テスト(合格かどうか)• マニュアル3の構造を説明する

312年10月12日金曜日

Page 4: 121012高度気道管理指導員養成コース ver.1.0

ドリル:教授設計の基本• 学習成果と目標行動の関係

• 言語情報・・・言う、書く

• 名称や単語など指定された用語を覚える

• 知的技能・・・区別する、選ぶ、分類する、例を挙げる、つくりだす

• ルールや原理、概念を利用して新しい問題に適用する

• 運動技能・・・行なう、実演する

• 体の一部や全体を使う動作や行動

• 認知的方略・・・採用する

• 学び方や考え方を意識して工夫・改善する

• 態度・・・選ぶ、・・・しようとする、・・・しないようにする

• 個人の選択や行動を方向付ける気持ち

412年10月12日金曜日

Page 5: 121012高度気道管理指導員養成コース ver.1.0

ドリル:教材設計の基本• 教材の構造を明らかにする• 「ビデオ喉頭鏡教材セット」の構造を明らかにする

• 学習成果の分類と目標行動を確認する• 「ビデオ喉頭鏡研修カリキュラムマップ」• 説明できる• 蘇生・救命処置の基本(日本版ガイドライン2010)に忠実であること(態度)をどのように指導するのか?

512年10月12日金曜日

Page 6: 121012高度気道管理指導員養成コース ver.1.0

ドリル:教授法の基本• 学習者の分析• 学習者について把握しておくべき項目• 前提条件• 関連知識• 学習意欲• 学習レベル• 学習方法の好み• クラスの特徴

612年10月12日金曜日

Page 7: 121012高度気道管理指導員養成コース ver.1.0

ドリル:教授法の基本

•教える内容についてエキスパートであること(よくできる)

•教材の設計意図(カリキュラムマップと各レッスン)をよく理解し、学習者が目標行動ができるようにインストラクションする

•どう教えるのか7

12年10月12日金曜日

Page 8: 121012高度気道管理指導員養成コース ver.1.0

ドリル:ガニェの9教授事象• 導入

• 1. 学習者の注意を喚起する

• 2. 学習目標を知らせる

• 3. 前提条件を確認する

• 展開

• 4. 新しい事項を提示する

• 5. 学習の指針を与える

• 6. 練習の機会を設ける

• 7. フィードバックする

• まとめ

• 8. 学習の成果を評価する

• 9. 学習の保持と転移を促す

812年10月12日金曜日

Page 9: 121012高度気道管理指導員養成コース ver.1.0

セミナー修了の条件• マニュアル3に含まれる項目について、インストラクションができることを実技テス

トで示す

• 実技テストの方法と合格の条件

• マニュアル3.1から3.4まで施行

• 模擬受講生がチェックシート1を用いて評価

• トレーナー(池上)がチェックシート2を用いて評価

• チェックシート1で「標準」項目で3以上、「-1」の項目に該当しない、かつ

• チェックシート2の「重要」項目で3以上、「標準」項目で3以上、「-1」の項目が該当しなことが合格の条件

• 実技テストに合格したものを「高度気道管理インストラクター候補者」として認定する

• インストラクター候補者は、トレーナー(池上)のモニタに合格し「高度気道管理インストラクター(埼玉県東部地域MC協議会)」として認定される

912年10月12日金曜日

Page 10: 121012高度気道管理指導員養成コース ver.1.0

スケジュール• 前提条件の確認

• チェックリスト1と2の説明

• マニュアル3.1インストラクション演習

• マニュアル3.2インストラクション演習

• マニュアル3.3インストラクション演習

• マニュアル3.4インストラクション演習

• マニュアル3.4インストラクション演習

• 実技テストの予行演習

• 実技テスト

1012年10月12日金曜日

Page 11: 121012高度気道管理指導員養成コース ver.1.0

チェックシート1模擬受講生による評価

• 「標準」項目

• 学習目標が事前に知らされた   ルーブリック:1・2・3・4

• 前提条件の説明があった   1・2・3・4

• これから学習することについて例示された   1・2・3・4

• どのように学習すればよいのか指針が与えられた   1・2・3・4

• 練習の機会が十分あった   1・2・3・4

• 適切なフィードバックが得られた   1・2・3・4

• 学習成果が評価された   1・2・3・4

• 学習項目が上位の学習目標とどのように関連するのか分かった   1・2・3・4

• 「-1」項目

• 話が論理的でなく、分かりにくい

• 話す内容に繰り返しが多く、くどい

• しゃべっている時間が長く、学習する時間が短くなるんじゃないかと不安になる

1112年10月12日金曜日

Page 12: 121012高度気道管理指導員養成コース ver.1.0

チェックシート2トレーナーによる評価

• 「重要」項目

• インストラクションの準備がきちんとされていた   ルーブリック:1・2・3・4

• 学習者の学習活動が活発であった   1・2・3・4

• 「標準」項目

• 学習目標が事前に知らされた   1・2・3・4

• 前提条件の説明があった   1・2・3・4

• これから学習することについて例示された   1・2・3・4

• どのように学習すればよいのか指針が与えられた   1・2・3・4

• 練習の機会が十分あった   1・2・3・4

• 適切なフィードバックが得られた   1・2・3・4

• 学習成果が評価された   1・2・3・4

• 学習項目が上位の学習目標とどのように関連するのか分かった   1・2・3・4

• 「-1」項目

• 時間管理ができていない

• 日本版ガイドライン2010の内容と異なったことを説明した12

12年10月12日金曜日