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先日の「2012折込広告全国大会|折込広告の明日を考える」で講演したときの資料です。
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「ソーシャルメディアを理解する」3つの間で時代の変化を読み解く
株式会社創庵 佐々木博2012-09-10
流れ
• はじめに• ソーシャルメディアとは何か?
• ソーシャルメディアを学ぶ3つの間• 時間(歴史)の変化• 空間(サービス)の変化• 人間(価値観)の変化
• リージョナルメディアのこれから
はじめに
オープン
フラット シェア
協調分散
自立
インターネットの3大原則
最後の授業 ぼくの命があるうちに
ランディパウシュ
「僕が何を考えているか、心配する必要はない。いいことも悪いことも、考えていることはきみに教えるから」
「多くの人が一日のかなりの時間を、そうやって心配することに費やしている。他人が考えていることをだれも気にしなかったら、僕たちの生活と仕事の効率は33%アップする。」
最後の授業 ぼくの命があるうちに
ランディパウシュ
オープン
コミュニケーションのコストが下がる
決断にスピード感が生まれる
信頼関係が築ける
身の丈でいられる
個人 家族 コミュニティ 地域 社会 国 世界
ソーシャルメディアを学んで身近に実践してほしいリアリティスモール
オープン
フラット シェア
協調分散
自立
インターネット原則から何を学び実践するか?
インターネット原則から何を学び実践するか?
ソーシャルメディアとは何か?
ソーシャルメディアを理解する3つの間とその変化
人間
空間 時間
情報過剰化社会への変化
人間
空間
時間
ソーシャルメディアサービスの実態
人の欲求とソーシャルメディア
時間
1995年
2000年
2005年
2010年
アメリカ同時多発テロ
311
リーマンショック
阪神大震災
シェア移住(フラット)
渡米(オープン)
15年でなにが変化してきたのか?
インターネット元年
ブロードバンド元年
個人メディア元年web2.0, SNS,mixi,blog
ソーシャルメディア元年スマートフォン元年
株式会社シンクIT制作事業
NHK教育テレビIT教育
株式会社創庵IT教育コンサル
一般社団法人アスメディア教育者自立支援
モバイル元年
社会の変革に応じて意識的な変革もあった
(社会) (ネット) (個人)
§2001-2003年に蓄積された情報量は、人類30万年かけて蓄積された全情報分を超える。現在では3日分。University of California at Berkeley「HOW MUCH INFORMATION 2003?」
The Expanding Digital Universe (IDC)情報大爆発「秋山隆平著」より抜粋
5MB シェークスピアの全著作2GB DVDの映画一本の情報量10 TB 米国連邦議会図書館の所蔵図書2 PB (Petabyte) 全米の学術調査ライブラリー20 PB 1995年にハードディスクに蓄積された情報200 PB すべての印刷物もしくは95年にデジタル磁気テープに記録された情報2 EB (Exabyte) 1999年に発生した全情報量5 EB かつて人類が話をしたすべての言葉1024 EB (1Zetabyte) 2010年に発生した全情報量
洞窟画 楔形文字 紙 聖書 電話 WEB
農業革命 産業革命
B.C.3,500
B.C.30,000 1455 1990 2010105 1876
情報革命
0 1500 2000
コンピューター(1946)
ネットワーク(1969)
30万年でなにが変化してきたのか?
情報ネットワークの形の変化脱中央集権的ネットワーク
1対1 スター ツリー
メッシュ
9895 01 04 07 10
2007年には生み出される情報に対して蓄積できる量を超えた
University of California at Berkeley「HOW MUCH INFORMATION 2003?」The Expanding Digital Universe (IDC)膨張し続けるデジタルの宇宙 - The Expanding Digital Universe
http://japan.emc.com/microsites/japan/techcommunity/tre/universe/digital-univers-1.htm
1,800
1,400
1,000
600
200エクサバイト
利用可能なストレージ容量
情報量
情報大爆発は何故おこったか?
1995年 インターネット元年
2000年 ブロードバンド元年
2005年 ブログ、SNS、個人メディア元年
2010年 ソーシャルメディア元年
ソーシャルメディアと検索の歴史
ディレクトリー型検索
カメラ付き携帯電話、i-mode
web2.0、mixi、ブログ、wiki
twitter、facebook、スマートフォン
1995年インターネット元年
1995年 インターネット元年
大容量常時接続(情報受信時代)
ディレクトリー型検索
2000年
ブロードバンド元年
2005年 web2.0、mixi、ブログ、wiki
web2.0(情報発信時代)
キーワード型検索
個人メディア元年
世界で最も使われているサービスは?
?
2010年3月15日
FacebookがGoogleを追い越した日当時4億人
インターネットからソーシャルメディア何が変化してきたのか?欲求と共に進化してきた歴史
時間
人間
ソーシャルメディア元年2010年
ライブ検索 ソーシャルグラフ検索リアルタイムな
インタレストグラフ
ライブ/ソーシャルグラフ検索実際の人間関係や、情報をもっていそうな人と「あらかじめ」つながっておく事で、検索することなくリアルタイムに情報が届く。
スマートフォン元年2010年
ライブ検索 ソーシャルグラフ検索
リアルタイムに発信している人がいなければ、技術があっても×
情報は検索するのではなく向うからやってくるもの
社会的変化
内面的変化
感性的変化技術的変化
情報受信者と発信者の境目がなくなる
ゼタバイトの時代とこれから。
http://www.youtube.com/watch?v=t_GRv7sJleU
0
28
55
83
110
2011 2012 2013 2014 2015 2016
110EB94EB
77EB
59EB44EB
31EB
ひと月あたりのインターネット情報流通量Source: Cisco VNI Global Forecast, 2011-2016
5 EB かつて人類が話をしたすべての言葉
2016年情報流通量倍増
・2016年に毎月、トラフィックに流れるムービーの総量は、見ようと思うと600万年以上かかる長さ。・2016年には毎秒120万分(2万時間)の映像が通信でやりとりされる。
・モバイルのトラフィックは2011年から2016年で18倍になる。・2011年から2016年の年平均成長率は78%。・2016年のモバイルトラフィックは月間10.8エクサバイトに達する。・2011年から2016年まで、モバイルトラフィックはIPトラフィックの3倍で増加する。
http://gigazine.net/news/20120612-cisco-forecast-methodology-2011-2016/
モバイル化映像化
モバイル化映像化
9895 01 04 07 10§ 95年あたりから2000年あたりに向けて一気に増加し、その後順調に1億人に向けて推移。
§ 携帯によるネットコミュケーションはちょうど10年
(出典)ネットワークの現状と課題に関する調査(出典)wikipedia<加入者数の推移>(出典)電子情報技術産業協会(出典)株式会社 MM総研
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
カメラ付き携帯電話の推移61.4%
3.3%PHS
携帯電話
(万人)
カメラ付き携帯発売(01)
IT革命(2000年度大賞)
iモード(99)
インターネット(95)
ブロードバンド(99)
ブログ(05)
mixi(06)
携帯電話の総出荷台数
スマートフォン総出荷台数
携帯電話加入数と出荷台数の推移
スマーフォフォンの出荷台数
31%
69%
スマートフォン携帯電話
総出荷台数4060万台うち2790万台(68.7%)(出典)インターネットメディア総合研究所「ソーシャルメディア調査報告書2012」
66.7%がソーシャルメディア利用
Social Media Revolution 2011
どの場所でもどの時間でも情報にアクセスし発信出来る
何が起きているのだろう?
メール検索 発信 参加通信 創造 交流
9895 01 04 07 10
国内トラフィックの急激な推移
(出典)総務省「通信利用動向調査」
http://www.onehourpersecond.com/http://youtubejpblog.blogspot.jp/2012/01/60-40.html
有名企業の8割はYouTubeを活用している。
5-Insights-into-Global-Social-Media-in-2012
ターゲットにあわせてアカウントを使い分けている
5-Insights-into-Global-Social-Media-in-2012
時間
情報過剰化社会への突入
受信者から発信者へ
映像視聴コミュニケーションの日常化
モバイル、スマートフォンの普及
ライブ検索、ソーシャルグラフ検索
発信者同士が結びつく脱中央集権型分散ネットワーク
見たいときに見たい場所で閲覧。モバイルとスマートTV。
つながりたいときにどこででも。アンビエント化。WIFI。
情報発信、承認欲求、縁の最大化。ニーズを満たすサービス
ソーシャルシフト。フィルタリング。キュレーション。
変化
空間
10秒でなにが起きているのか?
Twitter 21470ツイート483件(09) -> 11041件(10)
2012年8月31日
Facebook 39万2千いいね!
YouTube 24万5千ビデオ視聴11万(09) -> 24万(10)
Skype 1227分テレビ電話
Apps 16万3千ダウンロードiPhone Apps only
586 (09) -> 2086(10)
Blog 245記事ポスト104(09) -> 110(10)
「Social Media Counts」
32億万いいね!(1日)
Apple Android
国内ユーザーの現状
0万人
1500万人
3000万人
4500万人
6000万人
2011 2012
5060万人3530万人
日本国内のソーシャルメディア人口
(出典)インターネットメディア総合研究所「ソーシャルメディア調査報告書2012」
3290万(65%)が情報発信
ソーシャルネットワークの国別浸透率
参考 社会実情データ図録(2007/1/23) http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8170.html
(資料)総務省統計局「世界の統計2006」
mixi Facebook twitter mobage gree
8%8%
26%25%
26%
8%7%
16%
8%
27%
2011年2012年
日本国内のSNS人口増加率2012
(出典)インターネットメディア総合研究所「ソーシャルメディア調査報告書2012」
SNS全体利用率も32.1%から45.6%に増加
YouTube Yahoo! 知恵袋Wikipedia 価格.com ニコ動 Twitter mixi Facebookクックパッド 2ちゃん
21%22%25%26%26%27%
34%36%
39%
56%
日本国内のサービス利用率2012
(出典)「インターネット白書2012」(監修:財団法人インターネット協会、発行:株式会社インプレスジャパン)
YouTube 56.4% 日本のネットユーザーの半数が利用
動画共有
SNS情報検索
79%
21%
利用している利用していない
年齢別利用率は、男性10代の46.3%、次いで女性20代の43.4%、男性20代の32.7%
(出典)インターネットメディア総合研究所「ソーシャルメディア調査報告書2012」
チャットサービス「LINE」の利用率
日本経済新聞 2012/8/31
■アドレス帳情報の利用についてLINE利用のために収集するアドレス帳内の情報は、LINE利用登録の際に、利用者がアドレス帳に登録されている電話番号および携帯電話用メールアドレスを利用して友だちを追加する機能を有効化した場合に限り取得します。アドレス帳情報を利用したくない場合は、この情報を利用しなくてもLINEをご利用いただけます。出典情報の取扱いに関するLINEの利用規約改定のお知らせ |
NAVER公式ブログ - NAVERLAND
電話番号に紐(ひも)づけされた形でユーザー登録される
ソーシャルメディア大陸の歩き方有名観光スポットにはなぜ人がたくさんいるのか?
何がサービスを産み出したのか?
連携の重要性エコシステム共存
既存ビジネスの再活性
コミュニティの再活性 圏域
ライフログ
ソーシャルメディア観光ガイド
SOCIAL SHARING REGION
VIDEO/IMAGECONTENT REGION
SMARTPHONEREGION
ソーシャルメディア観光ガイド
SOCIAL SHARING REGION
VIDEO/IMAGECONTENT REGION
SMARTPHONEREGION
SOCIAL SHARING REGION
9億人の
http://jp.techcrunch.com/archives/20120423facebooks-amended-s-1-500-million-mobile-users-paid-300m-cash-23-million-shares-for-instagram/
27億 (2011/12)32億 (2012/4)
写真アップロード3億枚 (日)
9億人モバイルユーザー5億人
1250億の友達関係
2012年4月21日現在
http://vincos.it/world-map-of-social-networks/
Facebookで押さえておきたい3つのポイント
2)ザッカーバーグ
3)エッジランク
1)人気の理由欲求に根ざしたサービスであること、実名登録、承認欲求、友達検索、関係性
顔写真に名前がつく。他人の撮った写真に紐づく。
彼の考えていること。
Facebook人気の理由
ソーシャルグラフ
人間関係承認欲求
実名性
その前に私たちはソーシャルネットワークに何を求めているのか?
1
承認欲求
炎上抑制
いいね!の効用
実名登録の効用
実名性
マークザッカーバーグFACEBOOKの生みの親は何を考えているか?
2
ユーザーの欲求実名承認制プライバシーコントロール実社会との結びつき
マークザッカーバーグ
仕事上の友だちや同僚と、それ以外の知り合いとで異なるイメージを見せる時代は、もうすぐ終わる
現代社会の透明性は、ひとりがふたつのアイデンティティーを持つことは許さない
オープン性の高いところまで人々を持っていくこと―それは大きな挑戦だ
人と人をつなぐことこそがインターネットの一番大切な機能だ
情報共有の手段を改良するだけで人々の人生を変えることができる
もっとオープンになって誰もがすぐに自分の意見を言えるようになれば、経済はもっと贈与経済のように機能し始めるだろう。贈与経済は、企業や団体に対してもっと善良にもっと信頼されるようになれ、という責任を押しつける
フェイスブックが目標とするのは、一つには自分たちの世界がどうなっているのか、それを知る力を高めることであり、そのために必要な情報をみんなに伝えようということだ
人間とは、本能的に繋がりたい生き物なのです
フェイスブック 若き天才の野望
情報共有の手段を改良するだけで人々の人生を変えることができる
仕事上の友だちや同僚と、それ以外の知り合いとで異なるイメージを見せる時代は、もうすぐ終わる
もっとオープンになって誰もがすぐに自分の意見を言えるようになれば、経済はもっと贈与経済のように機能し始めるだろう。 マークザッカーバーグ
人間関係の重みづけエッジランクというアルゴリズムによる関係の把握
3
(1)affinity score(アフィニティスコア, 親密度)…その記事を見る人と作者とのあいだの親密度。あるフレンドに大量のFacebookメッセージを送ったり、その人のプロフィールをしょっちゅう見たりしていたら、その人との親密度は、たとえばここ数年話をしたこともない旧知の人よりも高い。
(2)weight(ウェイト)…エッジのタイプ別に与えられる重み。たとえば、コメントはLikeよりも重要だ。
(3)time(タイム)…エッジの古い新しいを表す経過時間。古いエッジほど重要性が低いと見なされる。
http://jp.techcrunch.com/archives/20100422facebook-edgerank/http://blog.flok.co/2012/08/24/facebook-edgerank/
エッジランク
顔のタグ付け
SOCIAL SHARING REGION
twitterで押さえておきたい3つのポイント
2)地域情報との連携
3)ライブ性
1)有事に強いデマが流布しやすい脆弱さに強さがある。リアルタイム。
顔写真に名前がつく。他人の撮った写真に紐づく。
ライブ性とスマートフォン、GPS。地域性。
有事におけるtwitterの有用性匿名の脆弱な情報伝達手段が、即時性や様々な目によって強さを発揮する
1
2011年3月11日
google trend
全世界ベース
google trend
位置情報との親和性即時発信できるライブ性と位置情報の組み合わせにより空間検索が可能に
2
スマートフォンのGPS(位置情報)と連動し、地域と今を結びつけ、
行動を促す仕組み。
ライブ性この瞬間を理解する
3
リアルタイムな情報収集・共有匿名情報の脆弱性や炎上対応緩やかなつながりと拡散性オープンなプラットフォーム地域性や既存産業の活性化
What's Happening?(いま、なにしてる?)
人間
なぜ人は情報発信をするのか?
大切なことは「信頼」と「共感」
承認、共感されたい
人の欲求
1
信頼性を担保したい
人の欲求
2
オープン
フラット シェア
協調分散
自立
個の信頼性を高める3つの要素
共感や承認欲求を満たすサービス
支持されるサービス
RT フォロー♡
1
信頼性を担保するサービス
支持されるサービス
実名 承認
2
ソーシャルメディア社会での信頼はお金では買えない。
でも、お金がなくても信頼の貯金は誰にも貯めることができる。
その「信頼」がいつか、持続的社会のあり方に必要な時代がくる。
これからのリージョナルメディアの「3つの可能性」
ソーシャルメディア的視点から観る
ソーシャルメディアはリアルなコミュニティに影響を及ぼす「出会いたくなるメディア」
1
地域の中で可視化されていない新たなつながりや、人となりコミュニティレイヤーの発見
承認欲求と信頼性を高める欲求に根ざしたサービスのあり方「選択や消費によって認められたい」
2
信頼性はコミュニケーションのスピードを上げ、コストを下げる「ご近所コミュニケーションの鍵」
「あなたを見ていますよ」という安心感
無個性で画一的な媒体からの脱却
3
消費者ではなく「人」に近づけるか?
日本の将来を案じる危機感や課題意識はこれからの地域や日本を変えるチャンス
地域やコミュニティのメディアとしてその役割を見出せるか?
人を動かすのは「課題」意識この問題を自分ごとにできる物語をいかにつくるか?
Copyright @ Hiroshi Sasaki, Soan inc., 2008 All Rights Reserved.
ソーシャルメディアマトリクス
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表現表現
整理
収集
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無縁化
加工 確認
発信
分析
IN
OUT
RL
プロフィール
課題設定
場づくり
目的意識
アンビエント
編集
情報収集情報分析
情報表現 情報発信
レピュテーション情報収集
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問題意識
問題解決
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フラッシュモブ
強い紐帯
音楽
動作
演出準拠集団
持続
承認欲求
パブリック化
ソーシャルメディア
共感
アカウント
信頼性の担保
ウッフィー
技術的変化
個
集団
環境構築
物語化
書籍情報接触
非所有
欲求
縁
共感
評価
iTunes
Facebook いいね!
スマートフォン
モチベーション
メディア化
表現欲求