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自己紹介 前多賢太郎 (@kencharos) Java プログラマー 最近の仕事 Spring(boot) のアプリケーション構築・教育 Playframework(Java) + Cassandra 案件の技術コンサル
仕事以外 Scala は独学中 前回の Reactive system Meetup(2016/9) から akka-doc ja に参加し、いくつか翻訳しました
akka とは アクターモデルによる非同期メッセージングを基本としたライブラリ アクターというオブジェクトがメッセージを送受してアプリケーションを構築 全ての処理が非同期だが、並列処理や通信処理を抽象化 スケールアップ / スケールアウトどちらも最小の変更で実現 すごい
ping
pong
PingActor PongAct
orpongActor ! "ping"def receive = { case "pong" => { println("pong) sender ! "ping" }}
def receive = { case "ping" => { println("ping) sender ! "pong" }}
akka-doc-ja について http://akka.io/ の翻訳を目指す 主な活動場所
Github( 翻訳ファイル置き場 ) https://github.com/akka-ja/akka-doc-ja
Gitter( チャット ) https://gitter.im/akka-ja/akka-doc-ja
Transifex( 翻訳サービス ) https://www.transifex.com/akka-ja/akka-doc-ja_2_4_11/
Netlify( 翻訳成果物 ) http://akka-ja-2411-translated.netlify.com/
どうして翻訳に参加しようと思ったか ?
Scala の勉強会やセミナーで akka の名前を聞かないことはない 分散処理を実現する上で欠かすことのできないライブラリになっている akka の基本的な知識がないと、わからない・対応できないことがある
一方、 akka を基礎から勉強するには日本語情報が少ない ( 英語に抵抗がないなら、「 Akka in Action 」 が良書 )
そんな時に、 akka-doc-ja の立ち上げを知り、翻訳しながら akka の勉強できたら一石二鳥と今日に至る
翻訳をやってみよう (1)
https://github.com/akka-ja/akka-doc-ja には翻訳のガイドラインがあるのでまずは目を通しましょう
github には、 sphinx 用の po ファイル ( 翻訳後のファイル ) がありますが、直接編集する必要はありません
翻訳やってみてどうだったか 良かったこと
内容が網羅的なので、 akka のちゃんとした知識を得ることができる akka だけでなく並列計算の用語なども登場するので、色々と勉強になることが多い 英語の勉強になる
苦労したこと akka.io は一文が結構長く、読み解いて日本語にするのが結構難しい 英語圏のフレーズや流行物をどうやって意訳するか