[Devsumi2017]オルタナティブなチーム開発のすゝめ

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オルタナティブなチーム開発のすゝめ

株式会社オルターブース　小島　淳


本セッションは普通の受託開発に飽きた、もしくはもっと刺激のあるものへ変化させたいと感じている方に最も効果的です。

アジャイルや DevOpsな話はあまりしません。受託開発での失敗がなくなるわけではありません。


福岡発フルスタックサービス開発

つまらない世界からお客様を解放させ、もっと刺激のある世界へ変化させよう！

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株式会社オルターブース代表取締役　（金髪銀髪おにいさん）小島　淳（ Atsushi Kojima）

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とりあえずなんでもやるフルスタックエンジニアと思っている方が多いですが本人的にはOSSなミドルウェア職人と思っていてアプリケーション開発をバリバリしている人から見ると物足りないしネットワーク超絶詳しい人から見ても物足りないという中途半端な存在を打破しようと日々精進しています。

Microsoft MVP（Microsoft Azure）だったりします。


オルターブースが提供するものは、単なるソフトウェアではありません。箱を開ける前のワクワクと開けたときの感動を提供します。そのためには我々自身がクラウドを楽しみ、アプリケーションを作ることを楽しみ、お客様との触れ合いを楽しんでいます。お客様と共に楽しみながら、ワクワクしながらサービスを提供することができる。

それがオルターブースです。


お客様と共に成長し　　　　　　ビジネスを革新しよう


ほんとにワクワクしながら受託開発なんて出来るの？


そもそもワクワクする受託開発とは何か。

超かんたんな開発プロジェクト？高単価でお金払いの良いクライアント？スケジュールが余裕すぎて笑っちゃうやつ？そもそも中抜いて終わり？


違うでしょ？


ワクワクするってことは自分たちが楽しめないと感じることは出来ないです。だから、自分たちが楽しめるように「努力」しないといつまでもつまらないままで終わってしまいます。

自分たちが楽しむために、何をどのように努力すれば良いのか。


サービス品質を徹底的に上げる　※デブサミ 2016福岡でお話した内容です

技術の追求　最新技術にチャレンジする

全く関係ないものを取り入れる　ワクワク要素（オルタナティブ）


オルタナティブ＝異端、型にはまらない

突拍子もないアイデアでも面白ければやる


ここでちょっとおさらいします。

「機能的組織のすゝめ」ダイジェスト版


機能的組織とは・・・「サービス品質」を支える放射状組織のこと。仕事と機能が疎結合で結ばれる RESTfulな組織です。

機能成果

REQUEST PUSH

仕事


一般的な組織の成り立ち。

責任


一般的なラインマネジメントの問題点責任は上に行けば行くほど大きくなるが、現場からも離れていくので責任は回避する傾向にある

情報伝達（伝言ゲーム）をしなくてはいけない管理能力という謎の能力を発揮しないと階段を登れない人に依存する組織になりやすいいろいろ面倒（笑）


機能的組織の作り方


☆ 目的仕事がどのように進められているかを可視化し、どこに課題があるかを認識する。

☆ 必要なツールバリューストリームマップ　 - 仕事の流れを可視化するカンバン（物理）　 - 仕事の経過を計測する

第 1ステップ　仕事を全て洗い出す


☆ 目的機能を中心に仕事を再度組み立て直す。この時点では人のスキルは考慮しなくても良い。将来やるであろう仕事の機能も出しておくと尚良。

やらなくてはいけないこと＝必須機能できること＝仕事とは関係ない機能やりたいこと＝将来的に必要な機能

で分けると良いかも。

第 2ステップ　必要な機能を洗い出す


ここまで出来たら人をアサインするだけ。その機能を有するメンバーを機能の上に配置する。

第 3ステップ　機能に人をアサインする

機能

人

機能

人

機能

人


☆機能的組織の大きなメリットどういう役割の人材が必要か可視化できるなのでアサイン後のミスマッチが起こりにくい

人が辞めたとしても機能は明確に残るので募集しやすい


機能的組織は本当にチーム開発を良くするものなのか


機能的組織はあくまでも各機能を円滑に動かすための組織であり、チームの結束を高めるための組織ではありません。



遊びじゃないよ！

いや、半分遊びだけど


機能

機能

機能人人

人


開発プロジェクトに必要なリソースを見直す

多くのプロジェクトで投入されるおおよその役割プログラマープロジェクトマネージャーテスターインフラエンジニアセールス


オルターブースの場合

プログラマープロジェクトマネージャー

Webディレクターサービスプロデューサー


マイルストーンを見直す

大抵はこんなマイルストーンを設定するはず納期（リリース日）スプリント会議週末



納期スプリント会議

給与日（まだやってないけど）


お客様との関係を深くする

コミュニケーション手段としてこんな感じ業後の飲み会週末の飲み会二人きりの飲み会飲み会の後の飲み会



酒飲まない！！（飲めない）

一緒にプロダクトを考える場を提供する

僕以外はみんな酒飲みますｗ


お客様と共に楽しむ


ワールドカフェ形式全体の参加人数は 20 名くらいがちょうどいい

1つのテーブル 4 名くらい統一テーマとテーブルテーマディスカッション 20分くらい最後に各テーブル毎に発表 3分くらい

テーブルをシャッフルして 3 回くらいやる


新技術検証（ハッカソン形式）世間的に注目度の高い技術をお客様と共に検証する。

1日程度の合宿もあり。


ビジネスモデルの浸透エンジニアリングはビジネスの成長を補佐するものと捉えると、ビジネスそのものを理解していなければ良いサービスは提供出来ない。


クライアントとの関わり方


受託開発で培ったノウハウを自社サービスとして再構築する。しかし受託開発時の契約事項などで強い縛りがあるとなかなか難しい。。。。

自分　クライアント

ビジネスをシェアする（レベニューシェア）


あっ！と驚くサービス、おっ！と唸る仕組み

コラボレーション


世界でたったひとつだけの、自分だけのオリジナルソースを作ろ

う。簡単に、お手軽に。あなたの「コレ、好き！」を作るお

手伝い。https://mysaucefactory.com/


「マイソースファクトリー」とは？

ベースソース（醤油、サラダドレシング、焼肉のタレなどのディップ素材）の配合をお好みで調整し、“甘みが強い”・“辛味が強い”、といった自分好みの味感覚でオリジナルのソースを作ることが出来るサービスです。

オリジナルの商品は、 1本から注文可能。商品は工場からユーザーに直送されます。

また、作ったオリジナルのソースレシピは、 SNSでシェアすることが出来、「世界でひとつだけのマイソース」を公開することが可能です。

Factoryユーザー自作のレシピに従って調味料を

作成

System誰でも簡単にお手軽に。マイスースファクトリーは直感で使

えます

Userマイソースファクトリーで簡単にレシピ作成＆注文！


Architectureへの採用


オルタナ感をシステムでも見せることは出来ます。見せ方大事です。

一般的なアーキテクチャー図、ネットワーク図、フロー図などは使いません。


アイコンと矢印で表現する

JSON

Data Store

ASP.NET Core×API Server

Learning

Release Management

Third party

Develop Management

PC Platform

Mobile Platform

Analytics


Azure DNS

Cognito

API Gateway

Azure Container Service

LB

docker swarm

DocumentDB

SQL Database

WebApps

ASP.NET Core

Terraform


{ api }Microsoft Azure

BLOB

Application

Analytics

Operations & Monitoring

Database & Storage

Notification


クラウドを使っているのであれば、ベンダーが用意したアイコンを使うと尚良！


フルスタックな開発プロセスの導入

アイデアを創るビジネスモデルを創る仕組みを創るモノを創る

コンサルティングデザイン設計開発運用

フルスタック


僕たちはまだまだ組織としてはひよっこかもしれませんが、関わる人すべてが楽しくて楽しくてしょーがない環境を一生懸命作っています。


ご清聴ありがとうございました。

Engineering

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