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Copyright © NTT Communications Corporation. All rights reserved.
インターネット技術@2020にむけて: ますます高速に!ますます便利に!ますますセキュアに!
NTTコミュニケーションズ株式会社
技術開発部
担当部長 博士(工学) 宮川 晋
ネットワークエバンジェリスト
6月12日(金)14:20-15:00
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本講演では
2015年現在、通信技術に関する将来予測・研究開発のターゲットとして、2020年、という年が注目されています 本講演では、この2020年という年を目安に弊社が取り組んでいる通信技術の(近い)将来の発展について、概観してみたいと思います
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なぜ2020年?
• ご存じのとおり2020年に東京オリンピックが開催されることが決定しています
• 弊社の正式なコメントとしてはありませんが、私個人としては、ここしばらくの通信技術も、このオリンピックへの対応を一つの目安とすることになると感じています
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たとえばどんなことが?
• 4Kあるいは8Kの映像伝送が普及しそうです • 放送だけでなく、インターネットストリーミングやVOD、携
帯端末での視聴も視野に入るでしょう • 現在のデジタルTV放送はMPEG2を利用しており、BSと地上
波デジタルで少し異なるものの、圧縮した情報としてですが20Mbps弱のストリームとなっています。インターネット上でのHDストリームは符号化・圧縮方式を異なるものとして5Mbps前後のストリームです • ちなみに現状のHDTVの「生伝送」は1.5Gbpsです
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さらなる高速伝送へ
• このように現状では5Mbpsから20Mbps程度の映像ストリーミング。現在の4K試験放送で37Mbpsとなっておりますが、本格版では数十Mbpsから100Mbps前後になる模様です。インターネットストリームも現状の数倍の20Mbps速度が必要になるでしょう
• また、企業活動でもクラウド化の進展などに伴い、ますます回線速度への需要が増していきます
• 徹底的な回線全体の増速が求められています • ただし価格の値上げはあまりできない…ですよね… …
わかっております。頑張らせていただきます…
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街中に公共無線LAN。携帯も増設・増速。
特に海外からのお客さまへの利便性を高めるために、街中にWiFiによるLANが多く整備されることになるのではないでしょうか
携帯電話も増設・増速になりそうです(5Gは2020年頃からと予想されています)
これらのワイヤレス基盤により、IoT(Internet of Things)も加速すると考えられます
問題はセキュリティ。特にアタッカーへ格好の目標と手がかりを同時に与えてしまいかねません。
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速いだけでなく強く・柔らかくなければなりません
• 昔のように、伝送装置をアップグレードして速度が速くなりました、というだけでは済まない時代です
• 必要な場所に必要なボリュームを迅速に展開、あるいは不必要になった場所から減速したり撤退することも自在に可能にしていきたい
• ネットワークも単なるパイプから、セキュリティや効率化の機能を付加したものが必要です
• 「柔らかくする」そして「強くする」ことが求められています。
• 強くて柔らかいNW、それがSDN/NFVの目標です
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よりセキュアな環境へ
サイバーセキュリティに関しては、攻撃する側の技術も次から次へと新手が出現しており、それに対抗して防御技術もどんどん進化しています。
サイバーセキュリティの世界では、攻撃側がかなり一方的に有利であることは論を待ちませんが、防御を合法的かつ効率的に行うことができるように、制度、法律の整備や、法律の解釈(特に違法性の阻却に関する考え方)の整理が進んできており、通信の秘密の保護を最大限、尊重しつつ、サイバーセキュリティ防護のために必要な措置を迅速にとることができるようになるものとおもわれます
たとえば、総務省様のJAIPAにおける講演『情報セキュリティ対策における「通信の秘密」について 平成26年7月 http://www.jaipa.or.jp/event/oki_ict2014/140703_hiramatsu.pdf 』 など、多くの資料が参考になります
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Web技術の新たな進展
アプリケーション層では、引き続きWeb技術が大きな要素として使われていくとおもわれます。
トピックとしては、例えば以下のような技術が進展しています
• トランスポートの進展
SPDY(既にChromeなどで対応)やQUIC(UDPベース)などの速くてセキュアなトランスポートがでてきています
規格上も、また、サービス上もHTTPSの利用が増えています
セキュリティが増す、ということから支持されている、一方で、IoTに使われるマシンで暗号化を必須にすることが難しいのではないか?とか、違法性の高いコンテンツの監視・規制には新しい考え方が必要になるのではないかといった議論があります
• WebRTCによるブラウザ間通信
ブラウザ同士を直接つなげるWebRTC技術が実用化されてきており、ビデオ会議システムやオンラインゲームなどでサーバーにあまり頼らない形のアプリケーションが利用され始めています
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もう少し深い話
次のページからは、これまでにあげさせていただいたいくつかのテーマについて深堀していきます
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高速伝送路の展開
• 2015年現在、実用化されているもっとも高速な伝送速度は100Gbpsです。
• NTTコミュニケーションズでは、NTTグループ各社とも協調し、すべてのバックボーンを100Gbps(以上)の伝送装置で構成できるようにネットワークの更新を進めております
• また、OCNなどお客さまへの御提供回線も100Gbpsでのメニューを御用意させていただき、ますます増大する需要におこたえしようとしています
• では、「次」はどのようになるのでしょうか?
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100Gを超えて
• 昔からの光ファイバーにおけるレーザーのON/OFFを基本とした通信方式とは異なり、無線技術などで発達した位相変調を利用した「光コヒーレント(あるいはデジタルコヒーレント)伝送」が実用化されています • 100Gbps伝送は、この技術で実現されています
NTTエレクトロニクス社 2014年9月22日付ニュースリリース 「NTTエレクトロニクス社、20nm低電力コヒーレントDSPを世界初出荷 - 最先端CMOS 半導体LSIで100Gコヒーレントプラガブル光トランシーバを実現 -」
http://www.ntt-electronics.com/new/information/2014/9/20nm-low-power-coherent-dsp.html より引用
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今後の通信速度の伸び
• 研究開発の現場からは、既に一本の光ファイバで100Gbpsを超える速度記録も生まれてきています。
• 弊社でも持株研究所と共同で、既存の伝送網を利用して2015年3月に400Gbpsの伝送を成功させました
• 「世界最高水準400ギガビット伝送のフィールドトライアルに成功~既設100G光伝送網で現行の4倍の高速通信を低コストで実現可能~」
• http://www.ntt.co.jp/news2015/1503/150319a.html 2015年3月19日付けニュースリリース
• 近年中に1Tbps程度の通信速度を商用で展開できると思われます。
• ただし100Tbpsの先へ行くには あらたな壁を突破しないといけません
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将来のネットワーク高速化技術の進展(予測)
Com
pute
DC/C
loud
WAN
LAN
Serv
ice N
W T
ransport N
W
NW
CPE
Access N
W
~2020年頃 2015年現在 2020年以降~
Consumer Enterprise mobile Consumer Enterprise mobile
Ethernet ~1Gbps
Ethernet ~10Gbps /100G
LTE-A ~225Mbps
Ethernet ~10Gbps
Ethernet ~100Gbps /400Gbps
5G ~10Gbps?
~400Gbps/ch ~100Tbps/fiber
~100Gbps/ch ~10Tbps/fiber
OTN(*1
PTN(*2
OTN
Rouer Rouer Switch Switch
~100G Ethernet ~n x 100G Ethernet (一部400GEも)
Rouer Switch
40/100G Ethernet
Rouer Switch
~100G Ethernet (一部400GE (*3も?)
10GEPON(*4
16
Consumer 40G over? Enterprise 400G/1Tbps? Mobile 10Gbps over?
Tbps/ch 超へ? (ファイバーの物理的限界により 100T/fiber超は マルチコア技術適用でPbps化へ)
n x 400G LAG Tbps超技術へ?
n x 400G LAG Tbps超技術へ?
*1)OTN:Optical Transport Network *2)PTN:Packet Transport Network *3)400GE:2017年 標準化完了見込み *4)10GEPON:2017年 標準化完了見込み
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スイッチ・ルーターも高速化へ
• 一方で、通信を受けるためのスイッチやルーター、サーバーの高速化が求められています
• CPUやデジタル素子の高速化もさることながら、以外にも、スイッチングに用いられる数学アルゴリズムの改良やOSの抜本的な見直しにより、通常のx86アーキテクチャによるソフトウェアスイッチングでも40Gbps越えを達成するといった記録も現れており、ホワイトボックス化とあわせて注目すべき分野と考えております
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参考)トランスポート/光通信システムの高速化
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NTT技術ジャーナル 2014年8月号 NTT未来ねっと研究所 「毎秒ペタビット級伝送の実現を目指した高密度空間多重光通信技術」より
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回線を柔らかく(Softに)する
• 例えば支社・支店の増設、臨時のイベント、その他さまざまな理由により、回線といえども単に速いだけでなく「必要な時に必要なところに必要なだけ」という調達ができると理想的です
• コストが高くてよいわけでもありません • 高速伝送に要所要所に低価格ながら制御可能な
スイッチを組み合わせて配備しておき、必要な時にスイッチを制御して必要な回線を(可能な限り)自動的に用意する、というシステムがもっと普及してくると思います
• SDN (Software Defined Network)
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MPLS-SDN (IBC2013 Innovation Award Content Delivery)
背景:ビデオ素材の伝送は事前予測不可能 解:クリックによる自動的なOn-demand LSP 生成
Total 4.5Gbps
1.5G
1.5G 1.5G
broadcaster
台風はどこにいつごろやってくるのかわからないから全部に回線を用意しておこう
バンド幅が持たないよ
Total 1.5Gbps
1.5G
1.5G 1.5G
broadcaster
必要なバンド幅だけ!
SDN Controller
中継元をクリックするだけ!
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SDN利用の実例Gateway(WAN-DC) Service
SDN/OpenFlowにより
• MPLS VPNとデータセンター内のVPNを自動接続 (人間によるサービスオーダー作業なし)
Data center
Network MPLS-VPN
VLAN MPLS
Router GateSW
eBGP OpenFlow
API SDN Controller
SDN Controller
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回線を強くする
回線は、ただ、ビットを右から左へ運べばよい、という時代は急速に終わりを告げつつあります
インターネットの元々の哲学である「End-To-End」は大事にしつつ、どうしても
• セキュリティ
• 効率化
のために、回線に「機能を入れて」強くする必要があります。
NFV(Network Function Virtualization)によるサービスチェイニングなどにも取り組んでおりますほか、われわれもマルウェア対策をはじめとするさまざまなセキュリティ対策に取り組んでいます。
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MassiveなDDoSにおいては・・・
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• 単にサーバーの手前にファイアウォールを置くだけでは守りきれない
– 大量のパケットを送りつけられたら、アクセス回線を埋め尽くされてそれだけで負け
Internet ホスト FW
アタッカーから同時に大量のトラフィックで狙われ、このアクセス回線が埋め尽くされたら、それだけで負け
アタッカーが単にパケットを投げつけるだけでも
このファイアウォールで何をしても無駄とさえいえる
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多層防御
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他のISPのネットワーク
我々のネットワーク
境界ルーター(EBGPルーター)
収容ルーター
顧客回線
お客さまFW サーバー
他のISPのネットワーク
アタック!
遮断
顧客回線は埋められているので負けている
遮断
まだ他のお客様も巻き込まれてるかも もう一声
遮断
影響がかなり限定される かなりいい感じ
インテリジェントな攻撃は 最終的にここで処理
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多層防御
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我々のネットワーク
境界ルータ(EBGPルータ)
収容ルーター
顧客回線
お客さまFW サーバー
他のISPのネットワーク
遮断
遮断
SAMURAIが分担する範囲: ネットワークによる防御
他のISPのネットワーク
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DoS軽減(Mitigation)技術
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• ソースアドレスを詐称されると、正当な通信と見分けが付かなくなる
• 「らしい」トラフィックだけをフィルタで残すことにより、DoSを排除する
• DoS Mitigation Device (DoS軽減装置)とよばれる
• 「らしくない」トラフィックの例
– TCPのSYNばかり来る
– TCPに存在するパケットのシリアルカウンタ値がでたらめ
– など
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DoS軽減装置つきの防御
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他のISPのネットワーク
我々のネットワーク
境界ルーター(EBGPルーター)
収容ルーター
顧客回線
お客さまFW サーバー
他のISPのネットワーク
アタック!
DoS軽減装置
リダイレクト
フィルタ
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標的
DDoS 軽減システム
攻撃者
通常トラフィック
DDoS トラフィック
DDoSトラフィック のみフィルタ
フィルタ 要求
トラフィック迂回要求
①アタック発生 ②アタック検知&通知 ③軽減(Filter)指示 ④トラフィック迂回要求 ⑤全トラフィックが迂回 ⑥DDoS パケットのみフィルタ ⑦通常トラフィックを返す
①
②
③ ④
⑥
⑤
⑦
検知
異常トラフィック軽減システム
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Samurai DDoS検知システム
顧客
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仮想化をおしすすめると
• NFV(Network Function Virtualization)は、いろいろな解釈が可能な技術用語ですが、ここでは、御客様側からの視点でみた、企業ソリューションに的を絞った利用方法のアイデアをご紹介します。
• 2020年ごろには、後述するNFV/SDN全体の実現とともに、次からご紹介するような利用が可能になっていることでしょう
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NFVの進展
• 現在、さまざまなアプライアンスの仮想化がおしすすめられています。
• かつては、専用のハードウェアが必要であった、ファイアウォール、ロードバランサー、ルーター、スイッチなどが、仮想基盤の上でVirtual Applianceとして動作ささせることが可能になってきました
• 弊社技術開発部では、そのような仮想アプライアンスを収集し、性能・機能を世界に先がけていち早く集中的に評価、また、それぞれのベンダーにフィードバックをしています。
• そのような技術を使ってどのようなソリューションが可能になるか、という一例をご紹介したいと思います
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クラシカルな企業ICT
- すべてはオフィス側に -
Internet
RT/FW
Server (内部用) Server (外部用:wwwなど)
DMZ LAN
Client (オフィス端末)
WAN (ISP Connection)
Client (外の端末)
office
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外向けのサーバをアウトソース
Internet
RT/FW
Server (内部用)
Server (外部用:wwwなど)
LAN
Client (オフィス端末)
WAN (ISP Connection)
Client (外の端末) RT/FW
Hosting Service
office
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外部サーバをクラウド化(今ココ)
Internet
RT/FW
Server (内部用)
Server (外部用:wwwなど)
as VM
LAN
Client (オフィス端末)
WAN (ISP Connection)
Client (外の端末) RT/FW
Cloud Service
office
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内部用サーバもクラウド化(次はココ)
Internet
RT/FW
Server (内部用)
Server (外部用:wwwなど)
as VM
LAN
Client (オフィス端末)
WAN (ISP Connection)
Client (外の端末) RT/FW
Cloud Service
VPN (LAN extension)
office
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全部クラウドへ 端末だけがオフィスに残る
Internet
Virtual RT/FW
Server (内部用)
Server (外部用:wwwなど)
as VM
LAN
Client (オフィス端末)
ISP Connection もクラウドで接続
Client (外の端末) RT/FW
Cloud Service
(LAN extension) VPN
Virtual LAN
office
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全部クラウドへ 外部サーバはCDNへ
Internet
Virtual RT/FW
Server (内部用)
Server (外部用:wwwなど)
CDN
LAN
Client (オフィス端末)
ISP Connection もクラウドで接続
Client (外の端末) RT/FW
Cloud Service
(LAN extension) VPN
Virtual LAN
office
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クラウド側のストレージと ローカルパフォーマンス向上のためのWAN高速化
Internet
Virtual RT/FW
Server (内部用)
Server (外部用:wwwなど)
CDN
LAN
Client (オフィス端末)
ISP Connection もクラウドで接続
Client (外の端末) RT/FW
Cloud Service
VPN
Virtual LAN
office
WAN高速化
WAN高速化
Storage
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このようにネットワークに多くの機能が盛り込まれます
以上でご覧いただきましたように、これからますます、ネットワークおよびクラウド側に様々な機能が配備されていきます。
キーポイントなるのは、
• いかに利用しやすいオーケストレーションシステムや、
• あるいは御客様が御用意になるシステムとうまく連携できるAPIを御提供できるか、
ということだと考えています
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OSS-ToBe
OSS/B
SS
Porta
l Porta
l
OSS/B
SS
Orc
hestra
tion
Com
Orc
hestra
tor
NFV Ctrler
Cloud Ctrler
DCNW Ctrler
APGW Ctrler
Service NW
Ctrler
Transport NW
Ctrler
Controller
42
SDN/NFV Technology Development Areas
Area4
Area1 Cloud NW:SDN devices (incl. whitebox SWs) and the controller for DC
Area2 NFV:NFV platform and VNFs to provide carrier grade NFV services
Area3 Transport SDN controller:Control to provide multi-layer/domain transport NW
Area4 Com orchestrator:Resource/API orchestration platform for various controllers
3/8
IP/ MPLS
Optical/Packet Transport (Aggregation & Long haul)
Access
SW/R
100G- PTS
100G- PTS
100G- PTS
100G- PTS
100G- PTS
Access
SW/R SW/R SW/R
VM VM VM vFW VM VM VM vFW
vCDN vCPE vPE vCDN vCPE vPE
APGW -SW
APGW -SW
・・・ ・・・
Inter-DC NW
CPE CPE
NFV
(App)
Com
pute
DC/C
loud
LAN
Serv
ice
NW
Tra
nsport N
W
GW
N
W
CPE
Area2
Area2
Area1
Area3
100G- PTS
WAN
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43
Development Area
1 Reinforce “Carrier Cloud”
2
Network • “APGW” automation and enhancement • “Com Orchestrator” development • White Box switch evaluation • “SAMURAI” development
Security • Original security and defense
Data Analysis • Service related data analysis
Accelerate Virtualization 3
Enhance API
Cloud • Integrated API-GW development
Web • HTML5/WebRTC
Development to lead the global market along with our company strategy
Company Strategy Focus Area
Network • SDN • vCPE
Cloud/Storage • IaaS TD • Distributed Storage evaluation • White Box server evaluation
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以上、簡単ではございますが
• 近い将来(2020年頃)を見通した、通信関係の技術に関するわれわれの取り組みをいくつか取り上げてご紹介申し上げました。
• 本講演では、弊社のクラウド関係の取り組みや、総合的なサイバーセキュリティといった技術については、あまり触れることができませんでしたが、これらに関しましても非常に積極的に取り組んでおりますので、また機会を頂いてお話をさせていただければ幸いです。
• 弊社では、世界最先端のネットワーク技術を維持し、将来にわたってお客さまに快適で使いよいネットワークサービスを御提供できるように、これからも努力してまいりたいと存じます。
• 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。