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IT業界が大きな変化を迎えています。特にSCAM(Social, Cloud, Analytics, Mobile)という4つのコンポーネントを組み合わせる事によって生まれる、新しい考え方がIT業界のみならず、IoTも含めた統合的なコンセプトとして位置づける事が出来ます。このプレゼンで、その内容を簡単に解説しています。
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自己紹介鈴木いっぺい
アメリカ:CA州在住日本大手IT企業 + 北米IT企業4社 + M&A専門インベストメントバンキング + ITコンサル創業
企業代表 MongoDB, RightScale, 他数社
Suzuki Consulting: 北米有望IT技術の日本市場インキュベーション事業北米企業とのネットワーク、特にSCAM系のベンダー
今の時代:過剰商材時代何がヒットするか、予測が不可能何もしなくても海を越えた商売が始まっている
目指すべきもの顧客の目線に立った商材の抽出,評価、選択のプロセス小さく生んで大きく育てる売れなくても全然OK
ビデオを中心としたコンテンツの日本語化(Voice Over+Caption):クラウドソーシング事業
Seminar, Conference, Training等、今はビデオコンテンツの時代技術的なノウハウと、要点を押さえた翻訳能力(通訳技術とは異なる)声優である必要は全く無い人気のあるビデオコンテンツはタイムリーに日本語化すべき
クラウドソーシングによる、ビデオコンテンツの翻訳サービス戦略的パートナーシップ/出資/JV/KK設立/買収:全てをカバー
Technology Due Diligence: ターゲット企業のCTO/CIOを対象とした企業の開発能力Valuation
本当の顔:Rock Musician
Beatles Tribute80/90s Rock Cover Band
Christian Worship Music
ITバブルの到来バブルの再来を示唆する多くの記事
異常なP/E Ratioを出している企業LinkedIn(KNKD):942Guidewire Software(GWRE):782Amazon (AMZN):632Netflix (NFLX):245Facebook(FB):116Twitter(TWTR):赤字経営で企業価値$300億ドル
IBM: 11.42
超高額な買収FacebookによるWhasApp社の$190億ドルによる買収(創業4年、従業員55人 = $345M per employee))FacebookによるSnapchat社23歳経営者への買収オファーが$30億ドル
VCによる投資が高騰IPO準備中の600社が$550億ドルの資金を調達(1社あたり$1億ドル)47社が$10億ドルの企業価値を超える(Palantir, Pinterest, Box, Spotify, Fab, Square他)
クラウド系ベンダーもバブル傾向Workday, NetSuite, Salesforce.com等のSaaSベンダーは売上げの半分以上を営業/マーケティングコストに消費するも、今だに赤字経営Box.netがIPO計画を表明するも、2013年は$1.71億ドルを営業コストに消費するも、$1.68億ドルの損失を計上
ハイテク業界のVC exitの動向CBInsightsの報告
M&Aが大方を占めているFacebookの動きが大きい医療業界での伸びが顕著
パブリッククラウド事業の2極化AWSモデル:セルフ型/Dev志向
AWSのビジネスモデルマージンでは無く、Free Cash Flow(現金収支)を如何に増大させるかマージンを減らす事でFCFを増大させる(シェア拡大志向)長期的視野に投資(5~7年):顧客第一、創造する力、そして冷静な判断AWS市場シェア調査:$1bn/期の売上げ、しかし、MS, IBMの追い上げも強い(Synergy Research Group)
Proprietary戦略AWSのAPIに準拠したクラウドフレームワークを各社が提供しない理由
OracleのJava APIに対するコピーライト権が事例に(Google Androidに対する訴訟)
独自チップ製造の動き(もはや汎用のチップAMDベースの独自チップがx386チップの1/10のコスト、半分の期間で製造出来る分析AWSが独自CPUをデザインして売る動き Googleが自社のチップをデザインしている
Googleが独自CPUをデザインして売る動き AWSが自社独自のチップデザイン事業に着手
価格競争(ほぼAWS, Google, Azureに限定)による価値提供Bezosの法則:3年間で50%の値下げ
この法則によれば、早々に自社内データセンタを放棄し、パブリッククラウドに移行する必要がある
Google分析:年間20~30%のHW値下げにクラウドサービスコストも同期すべき大手3社による価格競争激化の中で、それぞれの立ち位置が少し見えてきている
クラウド運用が予測出来る企業の場合は、AWSの長期リザーブを利用した方が得オンデマンドとリザーブの混在環境の場合は、両社の比較で選択する必要ありワークロードの予測が困難な場合は、Googleを使った方が有利Azureは価格帯はマッチするが、PaaSレイヤーで差別化を図ろうとしている面あり
SIによるソリューション事業DatapipeがAWSのクラウド管理サービス, Datapipe Cloud Analysisを開始CSCがAWS事業戦略を発表:エンタプライズ向けのハイブリッドクラウドソリューション
IBM/SoftLayerモデル:コンサル/SIがつくOps志向ビジネスモデル
プロフェッショナルサービス、コンサル、SI、アプリ開発/テストへのニーズに対応セキュリティ、コンプライアンスを重視したソリューション
価格維持(競争激化、標準化ゼロ)IDCの調査では、IBM, Cisco, HP, AT&Tがクラウドベンダーのトップとして評価既存のオンプレミスのユーザが販売対象:オンプレミス事業のクラウドへのシフト(自分のレガシーの顧客層を浸食)IaaSコストは安く押さえても、上位のサービスで高いマージンを確保する戦略
クラウド事業社としてのポジショニング
両方を狙うのは不可能:どちらかのモデルに今は偏る必要ありハイブリッドクラウド事業に事業を集中化する事への課題
プライベートクラウドの市場の変化
プライベートクラウドが下降方向にある、という分析記事
プライベート運用コストが従来のデータセンタ運営と変わらない事が問題として大きくなる特にパブリッククラウドのコスト低減が続くとさらに明暗が大手クラウド(AWS, Azure, Google)がデータセンタ運営の効率向上を極限までに高める方向限られた一部の企業内データがプライベートクラウドに残る (Data Gravity:重力の大きいデータはクラウドに上らない)カスタマイズ出来るパブリッククラウドも多く登場する
RightScaleのプライベートクラウド市場動向レレポート
実装レベルではVMWare仮想技術が大きな市場リードを取っているが、殆どがvSphere/vCenterの導入ケースで、vCloud Directorは実装率が少ない。
OpenStackに関心は多く、ただし、実験中のユーザが多い上、VMWare戦略を強化する必要あり
Positive投資
OpenStackのベンダー、Metacloud社が$1500万ドルの出資を受ける
パブリッククラウド事業HPの$10億ドル投じて展開するHelionというOpenStackベースのクラウド戦略を発表、OpenStackエンジニアを多数 Seattleで採用、世界20カ所のデータセンタでサービス提供Internap社がOpenStackベースのパブリッククラウドサービスをスタート
プライベートクラウド事業IBM Cloud Manager with OpenStackの発表:Icehouseを自社ハードウェアで実装し運用管理するソフトウェア製品Canonical社:Your Cloudを発表
OpenStack関連ベンダートップ15社の状況他サービス
Atlantaサミットで発表されたOpenStack関連の新しいデータOpenStack MarketPlace:OpenStack関連ソフトウェア/サービスのポータルMirantis社がStacklytics.comを発表:Canonical社がOpenStackトレーニング:JumpStart
NegativeOpenStackの業界での予測:オープンソフトとして運命、エンドユーザでの使われ方分析OpenStackリリースから4年間、現在の状況は?
1/4のクラウドベンダーが2015年にはいなくなる、という予測: Gartner Data Center Conferenceでの発表
IT企業トップ100社の内、25%がクラウド事業を断念する、という予測内容主として買収(Consolidation)が主要因になる。ユーザの8割がクラウドを利用する市場になる。この動向は、顧客に対する不安に繋がるので、クラウドサービスの安定供給をプロモートする事が重要。
IT市場の新しいプラットホームの登場
SCAM(Social, Cloud, Analytics, Mobile) が次世代のITを当面牽引する。
IDC: 第3のプラットホーム8割のアプリケーションはパブリッククラウド向けにで開発される。パブリッククラウド事業は大手6社だけが残る。AWS競合大手(MS, Google)はデータセンタ規模を倍近くに増強2014以降、AWSはデータセンタ規模を20%増強するプライベートクラウドの導入と比較してパブリッククラウド市場の成長が著しく早い2014年は$10億ドルがクラウド事業に使われ75%がパブリッククラウド
IBM: 次世代ITを構成するBig Four:Analytics, Social, Cloud, Mobileを推進
Cognosys : Social Mobile Analytics and Cloud (SMAC) Technology をコンサル事業として進める。
Congnizant: 次世代ITモデルとしてSMAC (Social, Mobile, Analytics, Cloud)コンセプトを提唱
SCAM市場への変遷
IoT(Internet of Things)市場にも影響を与えるSCAMモデル
データがこのSCAM市場を成長させる燃料になる
Data is the Next Oilという予測(実は、2006年からずっと語られていた)
原油を掘削し、付加価値の有る商品(ガソリン、プラスティック製品,等)を生産する事業が要
次世代ITの真の価値は今まで出来なかった(捨てていた、集める事ができなかった)大量のデータを有効活用する事にある。
データが、SCAMのコンポーネントを支える重要な要素データを共有し、戦略的な判断をするためのSocialデータを運用するプラットホームとしてのCloud(ビッグデータプラットホームも含む)データを分析するためのAnalyticsデータを収集/配信するためのMobile
データベースサービスがクラウド事業にとって最も重要な収益の柱に成る可能性
DBaaSが次のキラーアプリになる、という予測DynamoDBが2012年に発表された時点で、AWSにとって最も成長したサービス451 Research: MySQLのDBaaSは2012~2016の間にCAGR=81%の成長と遂げると予測
Technology Business Reviewのレポートトップ50社のクラウドベンダーは47%伸び、その多くがビッグデータアナリティクスによるもの
Internet of Thingsの市場規模予測
IoT市場規模(wpengine)79%の人間がコンピュータでインターネットアクセス43.5%がモバイルデバイスを利用17%がタブレットを利用モバイルインターネットアクセスがデスクトップを超えつつ有る80%のユーザに届くためには、156台のデバイスをサポートする必要あり
Best Computer Sciences Degrees現在、100億個のデバイスがインターネットに接続されている、とされている。この数、2015年には250億個、2020年には2000億個に増加する、と予測されている。
Cisco2015年には150億台、2020年には400億台のデバイスが繋がってネットワークを構築する2020年の台数の60%がIoE(Internet of Everything)系のデバイスIoT市場の総利益は2022年には$14.4兆ドルにも登る
IDC2020年までにデバイスは2120億台規模に2020年には、売上げ$4.8億ドルに達する
Gartner2020年までに、デバイスは 260億台に達する
業界は製造、医療、保険が最も伸びる
Juniper Research1000万軒の家が2017年までにスマートホーム化する、との予測
医療業界
データ収集目的:リアルタイムでの人の健康状態分析に必要なデータを収集(心拍、体温、歩数、睡眠、等)
特定地域で生じた疾病のリアルタイムでの発見,分析、予防対策が可能になる通院していない人も含めたデモグラフィックを収集(Meaningful Use準拠)医療機器としての業界規制への対応に大きな注目がある
医療機関が絶対に収集出来ない非通院患者も含めた健康状況の把握
mHealthの市場成長予測BCC Research
2018年には市場規模は$215億ドルに達するAllied Research
2013年には$83億ドルだった市場が2020年には$588億ドルに達するRock Health
2014年1Qだけで、Digital Health市場に対する投資は$7億ドルを超え、87%の増加を継続
Telemedecine系への投資が最も多いEMR市場
EMR市場が$230億ドルを超える、 という予測:Kalorama調査
ウェアラブル業界の大きな変化Appleが狙っている、としている健康+フィットネスサービスプラットホーム(AppleStoreと似たプラットホーム)
Appleが医療業界のスペシャリストを戦略的に採用している状況とiWatchとの関連性
元Skypeの創業者が、ウェアラブルの新プロジェクト、Project Floridaを発足
データ収集の手法としてのウェアラブルデバイスの買収がIoT/M2M事業にとって重要なキーになりつつある。
買収戦略FacebookのOculus社の買収はハードウェア事業の買収ラッシュを生むのか?Intel社、ウェアラブルデバイスメーカ、BASIS Science社を買収スマートウォッチ戦略:LG社が Androidサポートのスマートウォッチを発表
製品発表Apple Healthbook: 来るiWatchをサポートするソフトウェアGoogle Android Wear: Motorola, LGが出荷する腕時計装置をサポート
現在のウェアラブルの問題点を指摘したレポート(Endeavour Partners)入手6ヶ月以内に、1/3のユーザは使用しなくなる10人にActivity Trackerの所有者3つの重要ゴール
習慣付けを促すデザインソーシャル志向ゴールの明確化
自動車業界
データ収集目的:リアルタイムの自動車/ユーザの行動パターンの把握
ジオフェンシング(地域限定)、自動車保険の新たなソリューション(既に有り)自動運転技術の実用化に必須
警察もDoT(米国交通省)も収集出来ないリアルタイムデータの把握
主たる事業戦略Apple CarPlay:車載OSAndroid: Open Automotive AllianceGoogleのWaze買収
自動車業界での動向調査ABI Research社レポート
車載ナビの搭載率は2013年の22%から2019年には38%に伸びる車内で利用されるスマホベースのナビ機能は遥かに数字が大きく、2019年には16.8億台出荷される予測伸びる要因として、AppleのCarPlay、Car Connectivity ConsortiumのMirrorLink、GoogleのOpen Automotive Alliance等の浸透が大きい
Kontron社調査
自動車搭載PC市場は5つの分野に整理:警察、コマーシャル、公共交通、In-Vehicle技術、農業
各社のConnected Cars戦略が活発
自動車メーカ
VW Chairman, Martin Winkerton氏がスマートカービッグデータの今後の方針について解説:4つのコアステップ
アナログ技術をデジタルに変える自動車のコンポーネントに戦略的にデジタル技術をEmbedするデバイス間のコミュニケーションを向上する自動車に関連するコンテンツの収集、提供
VolvoのConnected Cars戦略Car-to-Car 通信をクラウド経由で提供:道路/渋滞情報を共有する実証試験雪道等の道路コンディションを検知、これから通過する自動車に通知道路メンテナンスの最適化
テレコム事業者
Spireon と Sprintがパートナーシップを組み、Fleet Managementサービスを共同で展開Telefonica社がTesla Model Sの欧州でのネットワークサービスを提供する事を発表Sprintが Chryslerと協業、Connected Car戦略を進めるNokiaが自動車IoT業界向けの投資ファンドを設立、$1億ドルの資金を調達、Connected Carソリューションを狙う
IT企業
AppleのCarPlay準拠の車載ダッシュボードが登場BlackBerryのQNX OSがイタリア企業、VisLab社によって車載OSとして採用
エネルギー業界
データ収集目的:リアルタイムでの詳細な電力(他含む)消費パターンの把握
スマートホーム市場の急速な成長
スマートホーム系のデバイスの数が2017年には1000万台を超えるという予測:Juniper ResearchTechNavio社の調査によると、家庭向けのM2M市場は2013~2016の間に年間35.61%の成長率に達する、と予測。
電力会社が絶対入手出来ない、家庭内の電力使用状況の把握
GoogleのNest買収:Connected Homeデバイスリアルタイムで家庭内の電力使用状況の正確な把握
節約策の提示電力会社のdemand response対応に有益なデータ家電品の利用状況を把握、製品サービスに適用
OPower社がIPOを達成ユーティリティ事業者向けのSaaSベンダー
家庭や企業の電力使用状況をデータとして収集/分析、サービスを提供(州によっては義務化)
料金請求の最適化電力使用の節約提言
2014月時点で、2,200万軒の家庭で使用されている。技術的には,ビッグデータ技術を駆使して、エネルギー使用状況に関する大量のデータを分析し、個別に顧客に対するソリューションを提供するBIシステムを運用している既に電力事業社と協業でソリューションを導入済み
Googleに買収されたNest社がIPO予定のOpower社より企業価値が高い理由
価値 ハードウェア製造 ターゲット顧客
将来ビジョン
Nest
買収金額:$32億ドル
各家庭に設置するデバイスのデザイン,製造を実施
コンシューマ
ロボティクスに注力:製品にそのコンセプトを投入
OPower
資産価値:$8.54億ドル
ソフトウェア開発で、ハードはHoneywell等のメーカに依託
ユーティリティ事業者
スマートグリッド企業に固執
このモデルにあまり合わないデバイス
Beats headphone:
音楽を聴いている時だけのデモグラフィック
fitbit, Nike等のフィットネス系のウェアラブル
運動/睡眠している時だけのデモグラフィック
スマホ
常に使用しているわけでは無い。Human Interfaceはユーザ主導のアクションが必要
Google Glass
集める情報量は膨大だが、利用ユーザのプロファイルが限定絶対的台数が少ない
データの時代
データ管理技術NoSQL/Hadoopの台頭
勝ち組がかなり明確に:バックエンドDWHデータソース:Hadoop: Cloudera: 投資額=$900M(Intelが筆頭株主)フロントエンドリアルタイムデータハブ:NoSQL: MongoDB: 投資額=$243M(評価額$1.2B)
バッチ型Hadoop+リアルタイム型NoSQLの組み合わせが汎用的なモデル高度な分析はHadoopで運用処理リアルタイム型のSCAM型アプリにはMongoDBのデータハブを構築IoT業界でもこのモデルがかなり汎用的になりつつある。
既存のRDB/データウェアハウスインフラに対してもフロントエンドにSCAM対応データハブを置く
MongoDBでマルチRDBシステムからデータAggregationし、リアルタイムのカスタマーサポートポータル、営業支援ポータル、企業内ポータルの構築
(ものすごく早く開発出来る)SCAMモデルにはMEANスタックがよく合う
データ収集技術ウェアラブル
facebookのOculus買収JawboneのBodymedia買収LG, SamsungがAndroid wearable対応のスマートウォッチ開発AppleのHealthbook戦略
スマートメータ/サーモスタットGoogle: NestOpower IPOSilver Springs IPO
車載デバイスApple CarPlay戦略自動車メーカ各社のConnected Car戦略
ロボティクスFacebookが Droneのメーカ、Ascentaと協業、インターネットサービスを遠隔地に提供する計画Googleが合計7社のロボティクス企業を買収
GoogleがTitan Aerospace社を買収 (GigaomBoston Robotics社を買収
Amazon Prime AirはFAAの認可待ち
ビッグデータ/アナリティクス業界の動き(5月だけの動き)
投資/買収買収
TIBCO Softwareが Jaspersoftを買収Hortonworks社がHadoop SecurityのスタートアップであるXA Secure社を買収DellがStatsoft社というビッグデータアナリティクスを行なう会社を$200Mで買収
投資アナリティクスベンダー、New Relic社が$1億ドルの投資を受ける。Pepperdata社、$500万ドルの投資を受ける:Hadoopの運用管理を行なうツールアナリティクスベンダー、Sumo Logic社が $3000万ドルの投資をVCから受けるIBM Watson系投資
IBMがe-retailベンダであるFluid社に投資:Watsonの投資戦略の一環IBMが医療アプリケーションベンダーのWelltok社に投資: Watson事業戦略の一環
製品/戦略発表Cloudera社とMongoDB社が戦略的提携:Hadoop/MongoDBの統合ソリューション
OracleOracleが自社のNoSQL, Oracle NoSQL Database 3.0を発表
SAPSAPがSAP HANAのリアルタイム分析ツールをバンドルで提供HPがConverged System for SAP HANAと呼ばれる開発支援ツールを発表
IBMIBMがオンライン詐欺や金融犯罪による損害に対処するためのビッグデータアナリティクスソフトウェア事業を発足
PivotalPivotal社が自社のビッグデータ関連製品をバンドルし、年間サブスクリプションで提供開始PivotalがHD 2.0を発表、Hadoopを正式に製品として提供開始、さらに
Gemfire XD:インメモリDBをPivotal HDと統合して
MongoDBMongoDB 2.6を発表:高度なAggregation Engineのエンハンスでデータハブ機能を強化
TeradataTeradata社がQueryGridを発表、複数データストアをサポートするSQLインタフェースを提供、またJSONサポートを通してM2M業界への進出も図る
この考え方に基づく、幾つかの私見
プライベートクラウドの行き先は暗いビッグデータを運用するプラットホームでは無いパブリッククラウドの価格戦略の最大の犠牲者OpenStackのプロジェクトの動向
指向性が分散(ベンダーによってOpenStackビジネスモデルが異なる)エンドユーザが増えないProprietary技術が市場の大部分を占めているIaaSの市場にオープンソースが参入するモデル:Linux:Microsoftリーダ企業のけん引力
全ての意味での標準化はあきらめろ独自サービス、独自API、独自ハードウェア、独自CPUチップ、等の台頭散々カスタマイズしたあげくにオープンソースとして公開:
Open Computing Project等:マザーボード、ストレージサーバ、スイッチ、ラック、等
OpenStackの最終形はクラウドインフラを自由にカスタマイズできるオープンソー
ス
データを司るためのインフラを事業にする事がポイント大量データを管理出来る事は当たり前
今はペタバイト級のデータベースは当然:RDBではスケール出来ない世界に突入
大量のデータを単にストレージ管理出来るだけではためBox.net, DropBox, etc…
特定の検索しか出来ない様では駄目Key/Value Store, Memcached, DWH
変化の激しいSCAMに必要な機能をサポートする必要あり機能性高いクエリーインデックスによる高速化アナリティクス/ビジュアライゼーション複数データソースのアグリゲーション(レガシーデータ含む)ジオスペーシャルアクセス動的なスキーマ変更
とるべきSCAM戦略は、ITソリューションに限らず、IoTにも適用すべき
クラウドインフラは、IoT業界の固有性にも対応出来るアーキテクチャIoT業界に於けるサーチエンジン技術の動向
デバイスの所有者情報、利用状況、顔認証、周辺情報(気温、気圧,等)
Sigfox社が米エリアでIoT専用のセルラーネットワークサービスを開始San Francisco市内でIoT専用のサービス(通信速度:遅、ノード数:大量)
M2Mの時代に向けてセルラーキャリアが意識する必要の有る要件IoT専用の周波数帯域セキュリティの確保IoT固有の顧客サポートローミング対応
IoTがネットワーク事業に与える影響を簡潔にまとめた記事IoTノードは、自動車、ユーティリティ、リテール、医療で最も伸びが顕著