Aws summit tokyo 2016

NTT DATA CORPORATION Kazuhiro SASADA

Shotaro MOTOMURA Hironori SHIBAYAMA

大規模エンタープライズ開発を支えるクラウド基盤

2 2 Copyright © 2016 NTT DATA Corporation

1. NTTデータのクラウド戦略

2. 電力事業者向けクラウドサービス「ECONO-CREA®」を支えた技術力

3. クラウド提供型統合サービス開発プラットフォーム「AltemistaTM Cloud」

4. まとめ

Today’s Agenda


Introduce myself

笹田和宏（ささだかずひろ）

執行役員

ビジネスソリューション事業本部長

略歴：

1999年6月

NTTデータ入社、新世代情報サービス事業本部部長

2007年7月

ビジネスソリューション事業本部ネットワークソリューションBU長

2012年6月

執行役員ビジネスソリューション事業本部長


Internal Trends – What’s happened?

利用総額

総アカウント数パブリッククラウド体制を強化 ◆マーケットトレンド

1.攻めのITへの投資増大売上拡大を狙ったIT投資（Agilityが重要）

2.ハイブリッドクラウドの採用増加システム特性に合わせたクラウド利用


Internal Trends – Why AWS ?

各社パブリッククラウドの指名率

クラウド指定なし 19％

◆AWSがお客様に指名される理由

1. マーケットリーダーとしての実績豊富な導入実績とサービスへの信頼感

2. 徹底的な“Clients First” 真に必要なサービスだけを迅速にリリース

3. 手厚い技術サポート最新動向や必要な技術情報をタイムリーに提供


NTT DATA provide “VALUEs” : Infra Director

CUSTOMER VALUE

インフラディレクターがお客様に代わり、最適なIT基盤を選択、運用 ⇒お客様は常に最適なIT基盤を活用し、実ビジネスに注力

お客様

On-premise Public Cloud Private Cloud

NTTデータ

お客様

On-premise Public Cloud Private Cloud

最適な環境をテーラリングし提供、コントロール

インフラディレクター

IT基盤の運用を「すべておまかせ」

？課題2：複数ベンダ・基盤の煩雑な管理、コントロールが必要

課題1：システムごとに個別最適。IT基盤全体の最適化が困難。

常に「最適なIT基盤」を提供


NTT DATA provide “VALUEs” : ECO System

CUSTOMER VALUE

クラウドリーダーであるAWSと数々の社会インフラを構築してきた NTTデータが融合することより最適な次世代エコシステムを社会に提供

エネルギー

金融

流通・製造

農業

ヘルスケア

教育

公官庁

オムニチャネル

Connected Car

スマートメータ

スマートメディア

ブロックチェーン

ウェアラブル

自動車

× 次世代エコシステム

マイナンバー

センサーデータ EV

充電器

株式会社NTTデータテレコム・ユーティリティ事業本部

第一テレコム事業部第一統括部

本村昭太郎

電力事業者向けクラウドサービス「ECONO-CREA®」を支えた技術力


What graph?

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80,000

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100,000

2012/4 2013/4 2014/4 2015/4 2016/4


First

From When 4 years ago

AWS Services

Instances 100,000 over

32/53 by tokyo region


What graph?

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2012/4 2013/4 2014/4 2015/4 2016/4

Answer：Changes in the number of instances that Immutable

About 70 Instances/1day


Agenda

1. 電力事業者向けクラウドサービス

「ECONO-CREA®」とは

2. ECONO-CREA®がAWSを選定した背景

3. ECONO-CREA® ＝ AWS × NTT DATA


What 「ECONO-CREA®」






ECONO-CREA® Concept

「ECONO-CREA®（エコノクレア）」、

それは「ecosystem（企業間連携）」「economy（経済圏）」「co-creation（共創）」

という3つの単語をキーワードに生まれました。このサービス名には、わたしたちの思い描く

「企業間連携で経済圏を共創する」という未来が投影されています。

公共社会基盤を支える電力事業に必要な機能を

クラウドサービスとして提供


ECONO-CREA®

ECONO-CREA® Stage1

ECONO-CREA® Stage1は電力小売事業に参入する企業に対して

電力小売事業に必要な機能を提供するクラウドサービス

ECONO-CREA®の特長

特別高圧

新たな電力小売会社

需要家

高圧低圧

法人個人

関連組織・機関

送配電事業者広域機関取引所

需給管理顧客管理

ポータル電力取引

機能拡充

NTTデータ、協和エクシオ、富士電機の 3社の強みを融合したクラウドサービス

電力小売事業に必要な機能をオールインワンで提供

将来の電力事業拡大に向けて、他社との差別化を実現する機能を随時拡充

実績ベースのレベニューシェア型料金、拡張性・柔軟性を有したアーキテクチャにより、事業規模に応じたIT投資を実現

事業立ち上げコンサルやBPOなど、システム以外のオプションメニューも提供


ECONO-CREA® Road map

コンビニ銀行・保険

鉄道住宅

通信電力会社様

ECONO-CREA

パートナーパートナー

電力〇〇 × 需要家

業界の垣根を越えた事業創出

随時新たなパートナーを組込みながらプラットホームとしての提供サービス拡充

Stage３事業者間サービス創出

プラットホーム提供

電力小売以外の収益

発電設備等の自社資産を活用し、パートナーやアグリゲータと共同事業をECONO-CREA®上で創出し、電力小売以外の収益源を獲得

Stage２電力データ活用サービス提供

付加価値サービスの創出・提供

競合との差別化として、電力データの分析を活かした新規電力サービスを創出・提供

Stage1 電力小売事業を支えるクラウドサービス提供

低圧需要取り込みによる事業拡大

電力小売事業に必要なサービスを安価に提供し、新規参入障壁を下げ、低圧需要取り込み

提供サービス

利用企業

【電力会社様の事業発展とECONO-CREA®のサービス拡充】

ECONO-CREA® Stage2/3では電力小売事業のみならず、電力データ活用、

アプリケーションプラットホームとして、様々な企業が事業を創出するエコシステムを提供


Why 「ECONO-CREA®」 select AWS？






Features of ECONO-CREA®

「ECONO-CREA®」システムは下記の特性を持っている

▶ 電力エコシステムとしての特性

- 多様な構成

- 法制度施行までの短期間開発

▶ クラウドサービスとしての特性

- 伸縮性

▶ 公共社会基盤としての特性

- 高信頼性

- 高度なセキュリティ対策


Features of ECONO-CREA® Complex

高信頼性

セキュリティ短期間

伸縮性

多様な構成

▶ 様々な機能やPKG利用のため多種多様なOS/MW

▶ 多くの対向システム

一般送配電事業者

広域機関(国)

電力取引所

収納代行

気象情報システム

個別対向システム

事業者

ユーザ

…


Features of ECONO-CREA® Short delivery

高信頼性

セキュリティ

伸縮性

多様な構成

短期間

▶ 複数の開発ベンダが同時に開発 &複数のStage開発が並走

▶ 複数のDev＆Test環境が同時に必要

Stage1.0

Stage2.0 Stage3.0


▶ スモールスタート＆需要拡大への拡張性

Features of ECONO-CREA® Elasticity

高信頼性

セキュリティ

多様な構成

短期間

▶ サービスアドオンスピード

スモールスタート

需要拡大

伸縮性


Features of ECONO-CREA® Reliability

セキュリティ

多様な構成

短期間

伸縮性高信頼性

▶ クラウドサービスとしてサービスレベルを提示


Features of ECONO-CREA® Security

多様な構成

短期間


セキュリティ

▶ 個人情報保護のための高いセキュリティ要件への対応

AP サーバ

DB サーバ

ポータルサーバ

外部連携サーバ

パブリックサブネッ(DMZ)

プライベートサブネット

ディスク

需要家広域機関事業者

収納代行

他システム

拠点

一般送配電

ディスクストレージ

非機能サーバ

踏台サーバ

http(ソースIP)

PrivateNetworkGW

InternetGW

https http(ソースIP) http(ソースIP)

1 2

3

4

A

5

1 アクセス制限

2 NWレイヤ

3 ホストレイヤ

4 外部攻撃対策

5 内部不正対策

6 暗号化対策


高信頼性

セキュリティ

多様な構成

短期間

伸縮性

Which Cloud Services are good?

短期間且つ伸縮性を満たすに

はクラウドサービスが必須

その他の特性を満たす事ができるクラウドサービスは？


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20,000

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40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

100,000

2012/4 2013/4 2014/4 2015/4 2016/4

Adopted AWS

Public Cloud Service Technical Capabilities


ECONO-CREA® ＝ AWS × NTT DATA




3. ECONO-CREA® = AWS × NTT DATA


Concept

環境構築を

再利用可能な形で

とことん自動化


Concept Detail

環境構築

出展:http://www.slideshare.net/dev2ops/velocity-online-provisioningtoolchainkey

システム基盤テスト

基本/詳細/パラメータ設計

システム運用



Pro

vis

ion

ing

D

ep

loy

システム運用


Key : 機能毎は疎であるが自動で連結可能な仕組み

Concept Detail

自動取込自動コンフィグ出力

自動テスト実行

自動対象追従

設計書

Provisioning Deploy

環境構築



システム運用



システム運用


Infrastructure as Code

Point 1 : プロビジョニング機能

環境確認Web機能

プロビジョニング機能環境状態監視機能

差分定義ファイル配置機能

設計/状態管理機能

出力表示

構築突合

AWSに関連する設計及び状態などの

構成管理情報を一元管理



▶ Agentless：SSHベースのため事前にエージェントインストール不要

▶ Module：標準コマンドを簡易実行可能なモジュール機能

▶ Playbook：実行内容を管理する可読性の良いコンフィグファイル

AMI

Service

3rdParty

Code

OS

AMI

Service

3rdParty

Code

OS

どこに修正が入ってもAMI再取得が必要

Playbookのみの修正でAMIの変更はほぼなし

Point 2 : デプロイ機能



Point 2 : デプロイ機能

設計書

Config.yml

Config.py

設計書からAnsible及びTestInfra用Configファイルを自動で生成

出力

出力

ユーザ/ディレクトリ作成やMWのインストールからAPデプロイまで実施

Ansible実行後の適用状況を確認


Automation Flow

AP

Auto Scaling

Desired Capacity

AP

Describe/30s

マスタテーブル

：設計情報

トランザクションテーブル

：状態情報

1

2

環境定義書

手順書

Deploy

サーバターミネイト

環境状態差分検知

プロビジョニング

Ansible実行

TestInfra実行

コードコミット

画面クリック

Repo

Test

Click

Commit

環境構築フロー

AP

Pro

vis

ion

ing

D

ep

loy

&Test

Click


Architecture

Cmn Func Sec.

Ex Co Sec. Portal Sec.

CIS Sec.

Demand Supply Sec.

…

…

… Sharding

Cmn No Func Sec.

Amazon SES

VPN gateway

Internet gateway

Portal DS Web DS AP

DS Mgr

DS DB

HMDB

CIS BWeb

CIS OBAP

CIS BBA

CIS BAP

CIS CWeb

CIS DB

Portal DB

CFM

OCR

OPM

SCM

RSM Bastion Linux

Bastion Windows

Mail

EAA AP

ECA AP

ECA DB

こんな環境の構築を自動化できる！

RSW

NAS

Internet gateway

AWS Service Sec.

AWS CloudTrail

AWS WAF

Amazon Elasticsearch

Service

Amazon Route 53

AWS Lamda

Amazon S3 bucket

Amazon CloudFront

Amazon Glacier

endpoints

・・・

・・・

VPC peering

SVN

Other Site

Other Site

Other Site

Other Site


Cloud Design Pattern

新しいBlue Green Deploy方式も確立

AutoScalingGroup AutoScalingGroup AutoScalingGroup AutoScalingGroup

従来方式：DNS切替方式 AS切替方式

DNSのWeightによる切替のため、TTLの伝搬に依存するが、上手く切り替わらないことも・・

AutoScaleGroupに紐づくELBの付け替えなので確実に切替が可能！

新規方式：


▶ 公共社会基盤に影響のあるシステムの基盤をAWSで構築

▶ NTT DATAの4年もの実績が

ECONO-CREA®がAWSを採用した背景

▶ 我々のAWSにおける自動化ノウハウは

どこでも再利用可能

Part Ending

株式会社 NTTデータ技術開発本部

アジャイルプロフェッショナルセンタ

柴山洋徳（Hironori Shibayama）

クラウド提供型統合サービス開発プラットフォーム

AltemistaTM Cloud


新しい社会インフラによる生活体験の変化

新しい世の中にないサービスと

出会うよろこび

多様な消費者がリアルとバーチャルを行き来しながら

生活していく

多様な業界をシームレスにつなげた

新しい購買体験

店舗にいながらネットともつながる

新しいおもてなし体験


社会インフラを支えるエコシステム

CUSTOMER VALUE

クラウドリーダーであるAWSと数々の社会インフラを提供してきた NTTデータが融合することより最適な次世代エコシステムを社会に提供

エネルギー

金融

流通・製造

農業

ヘルスケア

教育

公官庁


Connected Car




ウェアラブル

自動車

× 次世代エコシステム

マイナンバー


充電器

40 Copyright © 2016 NTT DATA Corporation

求められるスピード

ビジネス価値

時間

サービス開発完了

想定よりも

価値が大きく下がる


求められるスピード

ビジネス価値

時間

短いスパンで変化に追随する

ことで価値を低下させない


ビジネスの成功確率を増加

継続的なビジネス価値の向上

IT投資対効果の最大化

ITサービスの価値に対する考え方のシフト


次世代エコシステムの実現に必要な特性

多様な構成

短期間


セキュリティ






▶ 複数の開発ベンダが同時に開発& 複数のStage開発が並走





多様な構成

短期間


セキュリティ






▶ 複数の開発ベンダが同時に開発& 複数のStage開発が並走



ビジネス価値

▶ IT投資対効果の最大化

▶ 継続的なビジネス価値の向上

▶ IT投資対効果の最大化



多様な構成

短期間


セキュリティビジネス価値

Agile Development ビジネス要件を即時に実現し、高速なリリースを実現する開発プロセスと環境

Service Delivery 開発したサービスをオンデマンドに提供するサービス実行インフラ

Service Discovery ビジネスにおけるさまざまな仮説検証を最重視し、消費者の真のニーズをシステム化するアプローチ


オープンサービス開発プラットフォーム ”AltemistaTM Cloud”

Altemista Cloud

サービス企画開発

開発者運用者サービス企画者

運用

Service Discovery

Agile Development

Service Delivery


AltemistaTM Cloudの機能

Analytics ユーザ行動を評価・検証する分析基盤

Omni-Channel 「プッシュ通知」をはじめとするモバイルサービス基盤

AB Test ユーザ体験を最適化するためのユーザ実験基盤

Agile Management プロセスと開発成果物を効率的に管理するための管理ツール

Continuous Delivery プロダクトにおける自動ビルド・自動テストを実現するための継続的インテグレーションツール

Application Manager 隠蔽化されたミドルウェア郡を含む環境管理や運用監視を効率的に運用するための実行基盤

DevOps Dashboard Altemista Cloudソリューションを俯瞰する統合ビュー

Feedback ユーザと開発チームのコミュニケーション基盤

Service Discovery

Agile Development

Service Delivery

ユーザ行動を評価・検証し、市場ニーズを理解するための分析基盤

高速かつ効率的なAgile開発を実現するための開発基盤

開発と運用をシームレスに繋ぎ、オンデマンドかつ安定したサービス運用を実現する

ための実行基盤

チームや組織に合わせて必要なソリューションのみを選択し利用することができます。

※本機能は、Pivotal社のPaaS基盤（Pivotal Cloud Foundry）により実現しています


スモールスタート

AltemistaTM Cloud活用によるサービス開発のスタートアップ

最小限の構成で迅速にサービス開発をスタート


オープン‘＆クローズ

既存システム

サービス開発

Altemista Cloud

業界標準オープンなツール群

マーケットプレイス基幹系情報系

クローズ領域（非公開）オープン領域（公開）

ＧＷ

API API


安心して他サービスと連携した新規サービス開発が可能


ポータブル


開発環境から本番環境へ簡単にポーティング


AltemistaTM Cloudの自由な利用形態

SaaS型提供 1つのプロジェクト用に1つのAltemistaTM Cloudを払い出します。

PaaS型提供多くのプロジェクトを運営してTM場合は、AltemistaTM Cloud Private PaaSの導入がお勧めです。プロジェクトの需要に合わせて、AltemistaTM Cloudを払い出せます。

Altemista™ Cloud Private PaaS

Altemista™ Cloud

Altemista™ Cloud

Project

Project

Altemista™ Cloud Project

Altemista™ Cloud Project


次世代エコシステムを実現するAltemistaTM Cloud

Other PF

Other PF

API

Cloud Layer

自動車 Service

ファッション Service

医療 Service

API API

AltemistaTM Cloud

PaaS Layer

Service Layer

EcoSystem Layer エネルギー

金融

流通・製造

農業

ヘルスケア

教育

公官庁


Connected Car




ウェアラブル

自動車

×

次世代エコシステム

マイナンバー


充電器

Service Discovery

Agile Dev

Service Delivery

NTTデータブースも是非お越しくださいご清聴ありがとうございました

Presentations & Public Speaking

Aws summit tokyo 2016