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Azure開発の基本的な操作手順の説明 技術ひろば.net 2010年3月に実施 2010年3月13日
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瀬尾佳隆 ([email protected]) Microsoft MVP for Visual C#
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瀬尾 佳隆 (せお よしたか) ◦ MVP for Visual C# (Jan 2009 – Dec 2010)
◦ Windowsアプリ、Office、SharePoint が好き
Webもやります(それなしでは、お仕事的に・・・)
Azure は気になります(個人でできるエンタープライズ)
◦ 個人事業主です(屋号は瀬尾ソフト)
◦ 根っからの技術屋・開発屋
インフラ苦手です orz ◦ どうでもいい情報としては、ミュージカルが大好きです
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基本的な開発手順をお持ち帰りいただく/再確認していただくこと ◦ 今日のポイントは Webロール と テーブルストレージ
Azure 未経験の方へ ◦ もう “その時期” に来ています。すぐに評価を! ◦ 大まかな開発手順を理解していただき、自習の材料 にしてください 間違っても「この場で Azure がわかる」とは思わないでください
Azure 経験済みの方へ ◦ Azure を使ったソリューションを 改めて考える きっかけにしてください
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開発環境
基礎知識(最低限の復習) ◦ ロール
◦ ストレージ
Azure開発デモ ◦ ソリューション作成/ロール作成
◦ コーディング
◦ サービスの作成とアプリケーションの配置
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念のため、見ておきましょう
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Visual Studio ◦ 2008 SP1 / 2010 Beta 2 / 2010 RC
◦ Express Edition も可
◦ 環境によってはHotFixが必要
Windows Azure Tools for Microsoft Visual Studio ◦ http://www.microsoft.com/japan/windowsazure/to
ols/
1.1 (February 2010)・・・2008 SP1 / 2010 RC用
November 2009・・・2010 Beta 2用
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Windows Azure Platform Training Kit – December Update ◦ 評価、自習には絶対持っていてください
◦ http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=413E88F8-5966-4A83-B309-53B7B77EDF78&displaylang=en
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Azure Storage Explorer ◦ ストレージのメンテナンスに便利
◦ http://azurestorageexplorer.codeplex.com/
◦ 似たようなツールで Windows Azure Management Tool もありますが、Storage Explorer のほうがよさそうです
http://code.msdn.microsoft.com/windowsazuremmc
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取りかかるための最低限の知識を復習
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Windows Azure Platform
•アプリケーション基盤
• コンピューティング、ストレージ、ホスティング、管理
SQL Azure
• クラウドベースのRDB (SQL Server)
Windows Azure Platform AppFablic
•オンプレミスとクラウドの橋渡し
•旧称 “.NET Services”
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今日のテーマ
コンピューティング ◦ Webロール・・・Webアプリケーション/Webサービス
◦ Workerロール・・・バックエンドの処理
ストレージ ◦ BLOB
◦ テーブル
◦ キュー
ファブリックコントローラー ◦ 負荷分散の自動化
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http://www.microsoft.com/japan/windowsazure/img/azure-fabric-infographic_lg.gif 今日のテーマ
•単純な階層のファイルストレージ
•ファイルシステムに相当 BLOB
• Key-Value型の構造化ストレージ
•リレーションは持たない テーブル
•メッセージ交換のための
ストレージ キュー
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http://www.microsoft.com/japan/powerpro/TF/column/ns_01_1.mspx
RDBのテーブルとは違う ◦ Key-Value型の 構造化ストレージ
◦ リレーションを持たない ◦ 固定的なスキーマを持たない
RDBとの対比で言うと ◦ テーブル・・・RDBのテーブルに 相当する概念
◦ エンティティ・・・RDBの行に相当する概念
必須プロパティ ◦ Partition Key・・・テーブルの分割単位 ◦ Row Key・・・パーティション内部での一意な値、行の特定
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http://www.microsoft.com/japan/powerpro/TF/column/ns_01_2.mspx
ソリューション作成/ロール作成
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Azure Toolsをインストールすると、プロジェクトテンプレートに “Cloud” が出てきます
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作成したいロールを選択して、名前を決める ◦ 今回は “ASP.NET Web Role” を選択して、名前は
“SimpleGuestBook” とします
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コーディング
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ストレージ接続用の文字列を追加
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接続文字列をアプリケーションに設定
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“System.Data.Services.Client” への参照を追加
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“GuestBook.cs” を “SimpleGuestBook” プロジェクトに追加
3つのクラス(資料の以下の3ページ分)のコードを記述 ◦ もちろん、クラスごとにファイルを分けてもかまいません
◦ デモでは手間を減らすために1ファイルにまとめます
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こんな感じ
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開発ファブリック上での実行
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開発ファブリックが自動的に起動して・・・
アプリが起動する
デバッグもできます
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サービスの作成とアプリケーションの配置
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サービス名、アフィニティを決めます
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少し待つとサービスができます
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同様にストレージも作成
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少し待つとストレージができます
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ストレージの生成結果にあわせて、プロジェクトの接続文字列を変更
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ビルドし直して、Solution Explorer から配置
Staging環境に [Deploy]
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以上で一連の手順は終わり
開発環境は Visual Studio に Azure Toolkit を入れるだけ ◦ Training Kit と Azure Storage Explorer も忘れずに
ロールの役割 を認識
ストレージ の使い方を理解 ◦ TableストレージはRDBではない・・・考え方を少しだけ変える必要があります
Azureは現実のソリューション ◦ まだの方・・・すぐに評価を始めましょう!
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「Windows Azure アプリケーション開発入門」(日経BP社 刊、酒井達明 著、2800円)
「Windows Azure 入門」(アスキー・メディアワークス 刊、マイクロソフト株式会社 監修、2600円)
「クラウドの技術」(アスキー・メディアワークス 刊、1800円)
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Windows Azure Platform デベロッパーセンター ◦ http://msdn.microsoft.com/ja-
jp/azure/default.aspx
Windows Azure 製品サイト ◦ http://www.microsoft.com/japan/windowsazure/
Channel 9 (Windows Azure タグ) ◦ http://channel9.msdn.com/tags/Windows+Azure/
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Tech Days でいただいた ペーパークラフトを作りました
タイヤが面倒でした(数が多いので)
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