Upload
yoichi-kayama
View
416
Download
0
Tags:
Embed Size (px)
DESCRIPTION
Presentation at the workshop of OSMFJ 2nd Anniversary founding
Citation preview
オープンなデータと
プログラムが牽引する
新世代のジオ
OSGeo財団 日本支部
嘉山陽一
OSMFJ設立2周年記念ワークショップ
自己紹介
� OSGeo.JP 運営委員� OSGeo.org Charter member� GIS 学会(FOSS4G 分科会)会員� QGIS 日本語GUI 翻訳 コーディネータ
マニュアル翻訳
� GIS プログラマ 研究員
朝日航洋株式会社
� Twitter ID @pokopen� CSIS寄附研究部門 協力研究員
�社会基盤情報流通推進協議会システムWG�
アイコン詐欺とかいわれなき中傷
OSMFJ
設立2周年
おめでとう
ございます
OSGeo財団
ジオに関する
オープンソース
ソフトウェアを
広めるコミュニティ
OSM
自由な
ジオデータをつくる
コミュニティ
ジオデータが
なければ
FOSS4Gは
役にたちません
デジタルジオデータ
を扱うためには
ジオを扱える
プログラムが
必要です
OSMと
OSGeoは
お互いを必要とする
隣接コミュニティと
いえるでしょう
従来の日本のジオ
法律としては測量法
阪神大震災の時
�被災状況の把握や復興支援のためにデ
ジタル空間情報が利用できる場面が少
なかった
� GISシステムは高価で導入されている官庁や大学・研究所は限られていた
�システムがあってもデータは???
�個人やボランティアがデジタル空間情
報を利用できるような場所???
阪神大震災以後の
旧来のジオの世界を
変える
いくつかのできごと
測量法改正 世界測地系の採用
�平成13年6月20日公布�平成14年4月1日施行�ベッセル楕円体
赤道長半径 a = 6377397.155 (m)扁平率の逆数 f1 = 299.152813
→GRS80楕円体赤道長半径 a = 6378137. (m)扁平率の逆数 f1 = 298.257222101
もし世界測地系が
採用されていなければ
こういう混乱はもっと
たくさんおこっていたでしょう
Webによる地図情報配信の登場� 1993 Xerox PARC Map Viewer� 1996 マピオン� 1996 厚生省 市区町村のすがた
� 2005 GoogleMaps� 2005 MSN Virtual Earth ベータ
� 2005 Google Earth� 2007 Google Street View
最初期のWEB地図配信
1993 Xerox PARC Map Viewer
Internet GIS:Distributed Geographic Information Services for the Internet and Wireless Networks
Neogeographyの登場
http://www.osgeo.jp/wp-content/uploads/2007/11/20071112osgeotokyo_aac.pdf
http://mappinghacks.com/talks/foss4g2006/neogeography.ppt
http://www.slideshare.net/ajturner/how-neogeography-killed-gis
http://www.slideshare.net/mapconcierge/gitajapan-poer-of-neogeographer-15379799
http://www.slideshare.net/SetoToshikazu/abcdgissetoharvardcga
東日本大震災時のOSMメンバをはじめとした活動
WEB地図による斜め写真撮影位置表示
オルソ画像のオーバーレイ
阪神大震災の時に
このようなジオ系ボランティア
活動はできなかった
�阪神淡路大震災発生時と東日本大震災
発生時のちがい
� Neogographerの出現� OSM,OSGeoコミュニティの形成�ネットの普及
またOSM,OSGeoは国際的コミュニティ
�ハイチやニュージーランド地震のとき
のOSMを中心とした活動が参考になった
�国際的な技術革新を
利用できている
たとえば
�中越地震の時にGISボランティアとかいうものが作られた……..
東日本大震災におけるOSMメンバ有志に代表されるボランティアの活動は新
しいジオ利用の可能性を示した
産学官とカテゴリでくくれないボラン
ティアの力
国際的
コミュニティ
(人脈、
技術)
ジオ系の
新しい
動きがいろいろ
地理空間情報活用推進基本法
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/00/001213/02.pdf
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/sokuitiri/tirikuukan-keikaku/pdf/keikaku_gaiyou1.pdf
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/sokuitiri/tirikuukan-keikaku/pdf/keikaku_gaiyou2.pdf
OpenData OpenGovernment
Open Government
www.data.gov
IT戦略本部戦略本部戦略本部戦略本部 電子行政オープンデータ戦略電子行政オープンデータ戦略電子行政オープンデータ戦略電子行政オープンデータ戦略
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/pdf/120704_gaiyou.pdf
オープンデータ
の動きにおいて
地理空間情報は
重要なコンテンツ
OSMデータデータ利用の自由
データを自分で追加、修正できる
自分でレンダリングできる
様々な集計、解析、加工に利用可
タイル配信されているものも利用可
このような
新しい動きの中で
OSMのような空間情報の
存在は重要
たとえばバリアフリーマップは
行政等が作るよりこちらで
データ蓄積したほうがいいのでは?
デジタル空間データ
利用状況が多様化します
是非OSMFJの活動を発展させて下さい
またデジタル空間データ利用や
加工ツールとしてFOSS4Gをよろしくお願いします
ご清聴ありがとうございました