Brocade SAN 製品概要 - ハードウェア

Brocade SAN製品概要

はじめに

本資料は2015年5月時点のBrocade Fibre Channel製品の紹介資料です。

ストレージベンダーによってはサポートしていない機能が含まれている場合があります。

詳細はストレージベンダーの情報をご確認ください。

© 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 2

目次

• Brocade 製品概要

• FC Switch 選定ガイド


Brocade 製品概要


Brocade SAN製品ラインアップ

高いパフォーマンス拡張性の高いソフトウェアとサービス BNAによる共通管理相互接続性継続的な投資の保護

ブレードサーバ向け内蔵スイッチモジュール

300 (8G) 8, 16, 24 ports

6505 (16G) 12, 24 ports

Brocade Network Advisor

(BNA)

7800

Extension

7840

Extension

FX8-24

DCX8510-4 DCX8510-8

6510 (16G) 24, 36, 48 ports

6520 (16G) 48, 64, 96 ports

FC16-32/48/64 ポートブレード


Brocade 300 低価格8Gbps FCスイッチ

• 1/2/4/8 Gbps Fibre Channel 24ポート

• アウトオブバンド管理用Ethernetポート (RJ45)

• シリアルコンソールポート (RJ45)

• USB ポート (ファームウェアアップグレードおよびシステムログダウンロード用)

• スイッチID タブ(シリアルナンバー、MACアドレス)

• 設置面積が小さく (高さ1U /奥行18 インチ未満) 柔軟な配置が可能

• システム冷却ファンと電源は筐体内蔵

24 Fibre Channelポート

1U

アウトオブバンド管理ポート USBポート

コンソールポートスイッチID

本体内蔵冷却ファン


Brocade 6505

• 2/4/8/16 Gbps Fibre Channel 24ポート






• システム冷却ファンは冗長化電源に集積

• 背面から前面へのエアフロー (ポート側排気)

• 標準で1つのホットスワップ対応電源

• オプションで電源冗長化が可能


1U

アウトオブバンド管理ポート USBポート

コンソールポート

スイッチID

電源及び冷却ファン冗長化電源 (オプション)


Brocade 6510

• 2/4/8/10/16 Gbps Fibre Channel 24～48ポート






• システム冷却ファンは冗長化電源に集積

• エアフローは前面吸気/背面吸気を選択可能

• 冗長化電源、ホットスワップ対応


アウトオブバンド管理ポート

USBポート


スイッチID

1U

冗長化電源電源及び冷却ファン


Brocade 6520

• 2/4/8/10/16 Gbps Fibre Channel 48～96ポート





• 設置面積が小さく (高さ2U /奥行24インチ未満) 柔軟な配置が可能

• 2つのホットスワップ対応冗長電源

• 3つのホットスワップ対応冷却ファン

• エアフローは前面吸気/背面吸気を選択可能


2U

USBポート

アウトオブバンド管理ポート


スイッチID

ホットスワップ対応冗長電源

ホットスワップ対応冷却ファン 2U


Brocade 7800 スイッチ

• 2つのモデル

‒ Brocade 7800 16/6: 16 x 8 Gbps FCポート, 6 GbEポート

‒ Brocade 7800 4/2: 4 x 8 Gbps FCポート, 2 GbEポート

• ライセンス・アップグレードにより簡単にBrocade 7800のオプション機能を有効に

‒ Advanced Extension: FCIP TrunkingとAdaptive Rate Limiting機能

‒ Adaptive Networking: Fibre Channel とFCIP QoS 機能

‒ Brocade 7800 4/2 アップグレード・ライセンス: すべてのポートを有効としOpen Systems Tape Pipeliningをサポート

‒ オプションのBrocade FOS advanced fabric service: Advanced Performance Monitoring, Fabric Watch, Integrated Routing, ISL Trunking

• Brocade 7800 16/6向けのオプションFICON機能

‒ FICON Management Server: Control Unit Port (CUP) により汎用機環境においてスイッチのホストコントロールを可能にするAdvanced Accelerator for FICON:長距離でのFCIONテープやディスクリモートレプリケーションの高速化

© 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC.

Brocade7800 スイッチ正面・背面

B7800 16/6 8 Gbps FC/FICON 拡張12ポート

B7800 16/6 GbE FCIP 拡張4ポート

B7800 4/2 GbE FCIP 標準 2ポート

(RJ-45 とSFPのどちらか選択)

B7800 4/2 8 Gbps FC/FICON 標準4ポート

150W 冗長電源・ファンユニット x2

マネージメントポート

(RJ-45, GbE, and USB)

※GbE用SFPは4Gb FC SFP(Optical)もしくは 1GbE Copper SFPを使用

8Gb FC SFPは使用できないので要注意

※FCIP用GbEポートは1Gbps固定

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Brocade 7840

• Gen 5 (16Gbps) FC対応次世代FCIPエクステンション製品

• 高さ2U

• ポート構成 ‒ 24x 16Gbps FC

• 2/4/8/10/16Gbps FCをサポート

‒ 16x 1/10Gbps Ethernet (FCIP用) ‒ 2x 40Gbps Ethernet (FCIP用)

• 2つのFCIP Data Processor(DP)を搭載

• 2つのFPGA(HW圧縮、HW IPsec等の機能提供)を搭載

• ふたつのトンネルモード(10VEモード/20VEモード)をサポート

• FCIPリンク (データパス)のHCL (Hot Code Load)に対応 ‒ オンラインでのファームウエアアップグレードが可能

• Fabric OS 7.3以降でサポート

• Brocade 7800/FX8-24に比べて大幅にパフォーマンスを向上

• Fabric Visionテクノロジーをサポート

• ポート種別： F/E/EX/M/Dポート


DCX8510-4Slot

• 16Gbpsフルスピードで最大256ポート搭載可能

• 最大16 個のオプティカルInter-Chassis Link (ICL) ポート

• シャーシ総帯域幅: 4.1 Tbps

‒ ユニバーサルポート帯域幅: 3.1 Tbps

‒ ICL帯域幅: 1.0 Tbps

• スロット帯域幅: 512 Gbps

• 水平型カードケージ: 8スロット

‒ 2個のControl Processor (CP) ブレード

‒ 2個のCore (CR) スイッチング・ブレード

‒ ポートスロットまたは特定ブレード用カードケージ:4スロット

• パワー・サプライ

‒ 出荷時2個搭載(ベイ: 4つ)

‒ 標準: 2000 W, 180-264 VAC

‒ オプション: 1000 W, 85-132 VAC

‒ Brocade DCXと同一のFRU

• 2×220 mm冷却ファンFRU

‒ DCX8510-8と同一のFRU

9U

高さ9U ＝シャーシ高8U＋下部排気シェルフ1U

CPブレード×2 CR ブレード×2

ICLポート×16

4 スロット

WWNカード ×2 （ロゴプレートの後ろ）

非ポート側からポート側へのエアフロー

パワーサプライ

冷却ファン

パッシブ・バックプレーン (メモリ、CPU、コンデンサのような電子部品は搭載していない)


DCX8510-8Slot

• 16Gbpsフルスピードで最大512ポート搭載可能

• 最大32個のオプティカルInter-Chassis Link (ICL) ポート

• シャーシ総帯域幅: 8.2 Tbps

‒ ユニバーサルポート帯域幅: 6.1 Tbps

‒ ICL帯域幅: 2.1 Tbps

• スロット帯域幅: 512 Gbps

• 垂直カードケージ: 12スロット

‒ 2個のControl Processor (CP) ブレード

‒ 2個のCore (CR) スイッチング・ブレード

‒ ポートスロットおよび特定ブレード用カードケージ: 8スロット

• パワー・サプライ

‒ 出荷時2個搭載(ベイ: 4つ)

‒ 標準: 2000 W, 180-264 VAC

‒ オプション: 1000 W, 85-132 VAC

‒ Brocade DCX 8510-4と同一のFRU

• 3×220 mm 冷却ファンFRU ‒ Brocade DCX 8510-4と同一のFRU

‒ 動作するためには2つが必須

2 CP Blades

冗長構成

Act/Std

2 CR Blades バックエンド帯域を提供するASIC搭載

標準搭載

Act/Act

32 ICL ports

8 slots 各種Port Blade搭載用Slot 搭載するBladeを選択

14U

パワーサプライ

冷却ファン

WWNカード ×2 （ロゴプレートの後

ろ）

パッシブ・バックプレーン (メモリ、CPU、コンデンサのような電子部品は搭載していない)

非ポート側からポート側へのエアフロー


DCX8510 バックボーンスイッチング・アーキテクチャ

• “カットスルー”フレームルーティング

‒ スイッチの最小遅延時間よりも長くフレームがASICに留まることがない。

• フレーム・レイテンシ

‒ バックプレーンを通過する場合: ポート間で2.1 µsec

‒ ローカル・スイッチングの場合: ポート間で700 ns

• ローカル・スイッチング

‒ 同じポートグループ内のデータトラフィックは、バックプレーンを通過しない

• 32/48ポートブレード: 2ポートグループ

• 64ポートブレード: 8ポートグループ

‒ スロットの帯域幅を消費しない

Core Blade*

Passive Backplane

(no active components)

6.1 Tbps (DCX8510-8)

3.1 Tbps (DCX8510-4)

512 Gbps

16 Gbps Port Blade 16 Gbps Port Blade

512 Gbps

2.1 Tbps (DCX8510-8)

1.0 Tbps (DCX8510-4)

ASIC

ASIC

ASIC

ASIC

ASIC

ASIC

ASIC

ASIC

Core Blade*

ASIC

ASIC

ASIC

ASIC

* CR16-8 blade (DCX8510-8): 4x 16G ASIC CR16-4 blade (DCX8510-4): 2x 16G ASIC

ICL


Brocade DCX 8510 パワーサプライ

• DCX 8510-8 とDCX 8510-4は同じパワーサプライ

• DCX 8510-8

‒ ベイ4つ：標準は2000Wパワーサプライ 2個で出荷 (180-264 VAC; 冗長, アクティブ/アクティブ)

• FS8-18ブレードを2つ以上搭載する場合は、2000Wパワーサプライが2つ必要

‒ 1000W (85-132 VAC)パワーサプライ(オプション)：4つ必須

‒ FX8-24ブレードを2つ以上とFS8-18ブレードを搭載する場合は、2000W PSが必須

• DCX 8510-4

‒ ベイ2つ：標準は2000Wパワーサプライ 2個で出荷 (180-264 VAC; 冗長, アクティブ/アクティブ)

‒ Supports 1000Wパワーサプライと2枚までのFA4-18およびFX8-24ブレード、ポートブレードをサポート

‒ FS8-18ブレードを搭載する場合は、2000Wパワーサプライが必須


コントロール・プロセッサ・ブレード (CP8) DCX 8510-8と8510-4は同じCPブレード

• 2つのControl Processor (CP8) ブレード (Active/Standby)

• シャーシの全体的な機能の管理と監視

‒ 全てのハードウェアの機能

‒ Brocade FOSの全てのソフトウェア機能

• サポート用ログ (supportSave)およびファームウェア書き換え (firmwareDownload)用のUSBポート

• RJ-45シリアルポート

• 2つのGbE管理ポート


CR16-8コア・ブレード (DCX8510-8用) ポートブレード間を繋ぐバックエンドブレード

• シャーシあたり2つのCR16-8ブレード

• Condor3 16 Gbps ASICを4つ搭載

• 16個のQSFP (4x16 Gbps) ICLポート (64x16 Gbpsポートと相当)

• ICLで最大6シャーシを接続可能

• ICLリンクの長さは最長50mまでサポート

• ICLの最大トランクグループは 4 × QSFP (フロントパネルに凡例が記載)


CR16-4コア・ブレード (DCX8510-4用) ポートブレード間を繋ぐバックエンドブレード

• シャーシあたり2つのCR16-4ブレード

• Condor3 16 Gbps ASICを2つ搭載

• 8 × QSFP (4x16 Gbps) ICLポート (32 × 16 Gbpsポートに相当)

• ICLで最大5シャーシまで接続可能

• ICLリンクの長さは最長50mまでサポート

• ICLの最大トランクグループは 4 × QSFP (フロントパネルに凡例が記載)


DCX8510ブレードオプションフロントエンドのブレードオプション

• FC16-32,48およびFC16-64

‒ 32/48/64 ポート 16 Gbps Fibre Channelブレード

‒ 2/4/8/10/16 Gbps ユニバーサルFibre Channel/FICONポート (E, F, D, M, and EX) ※2Gbpsは8Gbps SFP+が必要、10Gbpsはオプションライセンスと10Gbps SFP+が必要

‒ ローカル・スイッチングで全ポート16 Gbpsスピードを実現

• 特殊ブレードは機能を拡張し、B8510のための比類のない価値を提供

‒ FX8-24：FCIP SANエクステンション・ブレード

‒ FCOE10-24：FCoEブレード


Brocade FX8-24エクステンション・ブレード 10GbEポートを搭載した広帯域FCIP接続用ブレード

• 最適な柔軟性

‒ 12個の8 Gbps Fibre Channelポートおよび10個の1 Gigabit Ethernet (GbE) ポート

‒ オプション: 10 GbEポート帯域幅を最高20Gbpsまでアップグレード可能

‒ Brocade DCX 8510シャーシあたり最大4ブレード

‒ メインフレーム/オープンシステム用

• クラス最高のパフォーマンス

‒ 最高のポート密度、帯域幅、およびスループット

‒ 業界初で唯一の10 GbpsのFCIPソリューション

‒ FCIPトンネルの帯域幅を最大にするFCIPトランキング

‒ Adaptive rate limitingおよびadvanced compressionはネットワークリソースを最適化

• 付加価値の高いソリューション

‒ 任意の距離を介して複製とバックアップを拡張

‒ より速く、より信頼性の高いデータレプリケーション、バックアップ、およびリカバリを可能に


スケールアウト型オプティカルICL バックボーンのスケーラビリティ、パフォーマンス、信頼性

• SANファブリックのパフォーマンスとスケーラビリティを最大化

‒ ICLポートあたり64 Gbps (4×16 Gbps) 帯域幅

‒ Brocade DCX 8510-8：32 ICLポート

‒ Brocade DCX 8510-4：16 ICLポート

‒ ICL最大帯域幅：2 Tbps

‒ 最大50 mのユニバーサル光ケーブルを使用

• シャーシ間のレイテンシを最小化

‒ 最小レイテンシでのスイッチング

‒ FICON環境において1ホップとカウントされない

• 負荷分散と可用性を最大化

‒ 4つのICL間はフレーム・ベース・トランキングが自動で有効

‒ DPSはすべてのフレームトランクを通してエクスチェンジを分散

‒ ICLがフェイルしても、トラフィックは自動的に他のICLで継続

コア・ルーティング・ブレードとICLポート

ICLオプティカルQSFP (4×16

Gbps)

8510-8 Core 8510-4 Core


QSFPによるDCX8510のICL 概要

• ICLケーブル1本当たり64Gbps

‒ 16Gbps x4本分

• 最大接続数 (筺体当たり)

‒ DCX8510-8: 32本

• 32 x 64Gbps = 2Tbps (2048Gbps)

‒ DCX8510-4: 16本

• 16 x 64Gbps = 1Tbps (1024Gbps)

‒ 最大6筺体のICL (Core-Edge/Full Mesh構成) (Fabric OS 7.0)

• 冗長化のため、筺体間で最低4本 (4 x 64Gbps)接続することを推奨

‒ 筺体内の各Coreブレードを、対向する筺体の各々のCoreブレードと接続 (上図参照)

‒ ICLポート間でICL Trunkを形成


QSFPによるDCX8510のICL ICL Trunking

• 1つのICL内の各ポート (4ポート)はそれぞれ異なるCondor3 ASICと終端

‒ 1つのICL内ではICL Trunkは形成されない

• 複数のICLポート間でTrunkを形成可能

‒ 最大4ポート (64Gbps ICL)

‒ Trunkを形成するには、各ICLポートが同一の「ICLポートグループ (boundary)」に属していることが必要

• CR16-8: 4グループ

• CR16-4: 2グループ


QSFPによるDCX8510のICL 接続イメージ (6筺体接続時)


Brocade SAN製品のASIC

ASIC世代 ASIC開発コード名搭載機種特長

第1世代 Stich/Flannel SilkWorm 1000 ・1 Gbit/sec

第2世代 Loom SilkWorm 2000シリーズ

SilkWorm 6400

・1 Gbit/sec ・4ポート/ASIC ・ループデバイスサポート (Tranlativeモード)

第3世代

Bloom SilkWorm 3200/3800/3900/12000

・1/2 Gbit/sec ・8ポート/ASIC、4/quad ランキング・Loomの機能+各種拡張機能 - フレームフィルタリング - ハードウエアベースのゾーニング

Bloom-Ⅱ SilkWorm 3250/3850/24000

第4世代

Golden Eye Brocade 200E ・1/2/4 Gbit/sec ・24ポート/ASIC、4ポートグループトランキング

Condor Brocade 4100/5000/4900/7500/48000 ・1/2/4 Gbit/sec ・32ポート/ASIC、8ポートグループトランキング

第5世代

Golden Eye2 Brocade 300/5300 ・1/2/4/8 Gbit/sec ・24ポート/ASIC、8ポートグループトランキング

Condor2 Brocade 5100/DCX/DCX-4S Brocade 8000/7800

・1/2/4/8 Gbit/sec ・40ポート/ASIC、8ポートグループトランキング

第6世代 Condor3 Brocade DCX8510-8,4/6520/6510/6505 Brocade 7840

・2/4/8/10/16Gbit/sec ・48ポート/ASIC、8ポートグループトランキング - FC通信経路暗号化、圧縮


FC Switch 選定ガイド


初期導入時のSANスイッチ選定ポイント

• カスケードを前提とした構成はしないこと

‒ カスケードの場合、トラフィック量と可用性を考慮した設計が重要です。1台のスイッチで完結する構成は考慮点が少なく、誰でも安心して構築できます。初期導入時からカスケード構成は避けるべきです。

• 機器増設する前提で構成すること

‒ 共通基盤化環境では想定以上にサーバ・ストレージが集約されることがあり得ます。初期導入時には十分な空きポートを確保できるスイッチを選定してください。

• ファブリックは冗長構成にすること

‒ 必ず独立した2つ以上のファブリックでSANを構成します。


「初期必要ポート数」推奨SANスイッチ SANは拡張することを前提とした機器選定が重要

初期必要ポート数（１ファブリック当たり）

推奨スイッチ 2～21 21～24 25～42 43～48 49～84 85～96 97～

B8510-8 △ △ △ △ ○ ◎ ◎

B8510-4 △ △ △ ○ ◎ ◎ ◎

B6520 △ △ ○ ◎ ◎ △ ×

B6510 ○ ◎ ◎ △ × × ×

B6505 ◎ △ × × × × ×

B300 ◎ △ × × × × × ◎：推奨 ○：利用可能 △：可用性・拡張性に考慮点 ×：非推奨

拡張性を考慮し、初期構成では基本構成（ポート拡張無し）で機種選定すると、後の拡張が簡単です。初期導入時のサーバーポート数、ストレージポート数の合計を調べて上記早見表から推奨スイッチを選択してください。 ※上記表は1ファブリックのポート数を想定しています。


Brocade6505/300 機能比較 B6505は活性保守可能なエントリーモデル

【Brocade6505】可用性重視の小規模SAN （拡張時に12ポート以上24ポート未満程度のSAN） • 仮想サーバ環境 • SSD/Flash Storage 接続 • Blade Serverの外部接続スイッチ

小規模でも可用性を確保したいユーザー向け

【Brocade300】価格最優先の小規模SAN （8ポート未満で将来的な拡張がない限定されたSAN） • 物理サーバ環境 • 1Gbps FCデバイス/Loopデバイス接続

可用性よりも価格を重視したい小規模SANユーザー向け電源障害時にはスイッチの入替作業が必要になり、経路の縮退稼働時間が発生します。可用性よりも価格を重視する場合

機能 Brocade6505 Brocade300 備考

電源冗長化 ○ × B6506は電源・ファンモジュールの追加によって電源冗長化が可能

電源・冷却ファン交換 ○ × B6505は電源・ファンモジュールの交換を交換できる為、活性保守が可能

SANスイッチカスケード

(Full Fabricライセンス) ○ △

B6505は標準機能としてスイッチカスケードが可能

B300は追加ライセンスが必要

16Gbps FC ○ × B6505は16Gbps FCに対応し、SSD,Flash ストレージの能力を引き出せる

Fabric Vision ○ △ ポート診断、トラフィックモニターなど充実した保守、監視機能

○・・・可能 ×・・・不可 △・・・条件付きで可

Brocade 6505 Brocade 300

活性交換可能追加電源


ボックス型スイッチの拡張性

• ボックス型スイッチはポート拡張ライセンスの追加によって非活性ポートが使用可能

• 初期導入時に拡張ポートを使い切ると、デバイス増設時にスイッチの追加・カスケードが必要になります。初期導入時はポート拡張しなくて済むスイッチを選定するのが望ましい

‒ 24ポート必要な場合、B6510 24ポート基本構成で導入すると追加ハードウェア無しで拡張できます

初期導入一次拡張二次拡張

将来の為に初期導入時は使わない初期導入で必要になる場合は、上位スイッチの基本構成を検討

例)B6510の場合

ポート拡張ライセンス入れた最大構成よりも、上位スイッチの基本構成がお勧め


ありがとうございました

本件に関するお問い合わせブロケードコミュニケーションズシステムズ株式会社 https://www.brocadejapan.com/form/contact

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