C# から Ruby に

乗り換えた

2013年8月31日 mollifier

自己紹介

名前 : 三宅 はてな : id mollifier twitter : @mollifier 神戸のプログラマ

好きなもの

zsh vim vimperator

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FaithCreates という会社で働いています

主に Windows と C# を使って開発していま

す

でも、なんか良くなさそうな感じになってき

た

特に Windows

Linux に乗り換えたほうがいいんじゃない

の、という話になってきてる

何が良くないか

いろいろある

コマンドプロンプトがしょぼい

PowerShell もなんかめんどくさい

何かと再起動が必要になる

初期状態では便利なものが入っていない

エクスプローラーも使いにくい

Windows Update が長い

なんか凝ったことしようとしたら全部自分で何か書かないといけな

い

ブログ記事とか参考になるものが少ない

いろいろあるけど

何が一番だめかというと

Windows の哲学がだめ

哲学というのは

OSには基礎となる考え方があって、文化を

作っている

「哲学」というのは、そういう文化や考え方

のこと

Unix系OS の哲学

なんでもテキスト

対話的インターフェイスは避ける

アプリケーションは他と組み合わせて使える

ようにする

これがサーバーを運用、管理するのに向い

てる

一方 Windows の哲学は

なんでもバイナリ。データ形式は秘密にす

る。

1つのアプリは他と協調しない

わざと移植性を低くして真似できないように

する

これで Windows の依存度が高くなって、抜け出せなくなって、

グフフ

アホとちゃうか!

もう、死ね!

(僕の想像です)

これで Windows がゴミという事が分かってもらえたと思います

よし、Linux に乗り換えよう

OS は問題無さそう

じゃあ言語はどうするか

どれを使うかはけっこう迷いました

良い言語がいっぱいあります

「こっちのはいろんなことできるよ」

「あっちのはいい感じのフレームワークがあ

るよ」

いろいろ検討しました

でも、これも OS と同じで

哲学が大事

プログラム言語は文化

便利なライブラリとかそういうのは、今なくても後から作ることが

できる

でも哲学は変わらない

哲学に共感できなかったらダメ

そして Ruby が一番共感できた

Ruby の哲学

「プログラミングを楽しむ」

これに優るものはない

Ruby は楽しい

書くだけで楽しい

p で何か表示するのも楽しい

普通に分かりやすく書くこともできるし

メタプログラミングとか黒魔術的なこともで

きる

!@THEqQUICKbBROWNfFXjJMPSvVLAZYDGgkyz&[%r{\"}mosx,4>6]|?'while(putc 3_0-~$.+=9/2^5;)<18*7and:`#

こういう変態コードが書けるのも楽しい

そして何よりも大事なのは

Ruby を使っている人はみんな楽しい

楽しいからいい物が作れる

仕事でやってたらトラブルにも会うこともあ

るけど

楽しかったら絶対解決できる

というわけで

哲学は大事

Ruby は楽しい

そして

今日の関西 Ruby 会議 で発表できて最高に楽

しい!

ありがとうございました