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UCSと共に挑むクラウド基盤構築
~アルとタスかるクラウドになるために~
GMOクラウド株式会社
技術部 インフラセクション
立山 恵土
1. GMOクラウドのご紹介
2. GMOクラウドの課題
3. Cisco UCSを導入した理由
4. Cisco UCS導入による効果
1. GMOクラウドのご紹介
GMOインターネットグループの一員です
上場8社を中心とする
グループ79社
GMOインターネットグループでの当社の位置づけ
GMOクラウド株式会社
代表者
青山 満 アオヤマ ミツル
社員624名 平成26年12月31日現在
本社 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
東京証券取引所マザーズから
東証一部へ市場変更
2014年10月
1993年 設立
情報セキュリティ国際規格
ISMS取得
2006年11月
ホスティングサービスおよびセキュリティサービスを中核とした各種インターネットソリューションの開発・運用
クラウドを基盤に、セキュリティとIAMで、IoT社会の発展に貢献
レンタルサーバーからクラウドまで幅広いラインナップ
GMOクラウド ALTUS アルタス
GMOクラウド ALTUS アルタス
2つのパブリッククラウドシリーズと必要に応じて連携できる オブジェクトストレージを提供
GMOクラウド ALTUS[ Basicシリーズ ]Web構築に最適
GMOクラウド ALTUS[ Isolateシリーズ ]業務システムに最適
GMOクラウド ALTUS[ オブジェクトストレージ ]データ保管に
2. GMOクラウドの課題
求められるサービス レベルの上昇
継続的な価格の下落
押し寄せる 新技術の波
IaaSベンダが置かれている環境
GMOクラウドのNWインフラの変遷
第1期(2011年~) Cisco Catalyst主体のスタンダードなNW
第2期(2012年~) Cisco Nexus5000シリーズを導入し、 イーサネットファブリックを実現
Basicシリーズ設計に際し、GMOクラウドが抱えていた課題
• フラッシュストレージ等技術の進化に対応したい
• “リソース型パブリッククラウド”としてCPU/メモリの他突発的な帯
域増にもインフラとして対応したい
1gbインフラでは解決できない課題
• Citrix® XenServer®に対するメーカーとしてのサポート
• “良いサービスを低価格で提供する“というミッション
SPとして信頼を担保するための課題
→VIC(仮想インターフェースカード)で解決
→ Cisco UCSそのもので解決
Basicシリーズ設計に際し、個人的に実現したかった野望
• 物理構築で忙しく、新技術の勉強ができない
• サーバ設定/運用に時間を取られ新しい開発ができない
エンジニアの“ない”を削減する
• NWエンジニアだからNWだけ、サーバエンジニアだからサーバだけ
を緩和したい
エンジニアの“だけ”を緩和する
→VICとXML APIで解決
→CIMCからVICを設定し、仕組み、考え方を学んでもらい サーバ、NWそれぞれに“きっかけ”は作れた
3. Cisco UCSを導入した理由
選定において苦労した点
各社製品それぞれ良かったが、 「OSのサポート」「仮想NICの提供」「低コスト」 すべてを満たすものはなく、何か一つ欠けていた
Cisco UCSはすべてを満たしており、検証結果も良好だった。
Citrix® XenServer®
は、未サポート
仮想NICは、 提供していない
仮想NICはあるが、 価格が高い
採用において苦労した点
社内からは Cisco UCS を不安視する声があった。
サービスに適した機器を採用することが重要であり、 サポート含め確認し問題ないと判断した。
スイッチ/ルーターならわかるが、
サーバでCisco?
ベンダー ロックインだ!
サポートは大丈夫?
Cisco UCSを導入した理由
Citrix® XenServer®が Cisco UCSのサポートOSであり、かつXenServer®のHCL(動作確認済みH/W)に Cisco UCS、VIC共に登録されていた
仮想NIC毎に柔軟に変更できる帯域幅と、 設定した帯域でしっかり制御してくれるレートリミット
VICの設定含め、RAIDからBIOSまですべてXML APIで 一括設定できる機能性
GMOクラウドでは、3つの理由でCisco UCSを IaaS基盤を支えるパートナーとして導入
4. Cisco UCS導入による効果
開梱検品 積み込み 結線
整線 結合
ケーブル本数の削減で得た効果
開梱検品 積み込み 結線、整線 結合
1.5営業日/2人 2~2.5営業日/2人 0.5営業日/2人
0.5~1営業日/2人
UCSで2ラック(サーバ約60台)を構築した際の工数
既存1gbシステムを2ラック(サーバ約60台)構築した際の工数
1.5営業日/2人 0.5営業日/2人
XML
API OS等のセットアップ 組込
XML APIによる一括設定で得た効果
起動確認+BIOS等の
初期設定 OS等のセットアップ 組込
15分/台 60分/台 5分/台
UCSでハイパーバイザーを構築した際の工数
既存システムでハイパーバイザーを構築した際の工数
5分/台 60分/台 5分/台
写真で見るUCS導入の効果 会場限り
UCS導入によりすっきりとしたケーブル構成に。
写真で見るUCS導入の効果 会場限り
削減効果で実現できたこと
新しいツールの検証/導入、ソフトウェアの検証に時間を 取れるようになってきた。
サービス面におけるCisco UCS/Cisco Nexus導入の効果
4.5. Cisco UCSへの要望
Cisco UCS/CIMCへの要望
CIMCのベースをFlash以外にしてほしい。
Cisco UCS/CIMCへの要望
Cisco FabricPathをCisco UCSManagerに実装してほしい。
Cisco ACIがリリースされた今となっては難しそう・・・。
他はなかった。
まとめ
多彩なハイパーバイザーOSへの対応
VICの柔軟な帯域設定
XML APIによる迅速なサービスデリバリー
Cisco UCSはクラウドに最適
ご清聴ありがとうございました。
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