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Oracle WebLogic Server 研修コースのご案内

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オラクルユニバーシティの講習に、Oracle WebLogic Server 11g管理コースが登場しました。本資料ではその中から自習では学びにくい、クラスタ管理に関する箇所を抜粋し紹介しております。力試し問題もありますので、研修コースの参加検討にご活用ください。

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Oracle WebLogic Server

研修コースのご案内

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以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。

OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

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ORACLE MASTER Expert 試験

• Oracle WebLogic Server 10g 管理者

• Oracle WebLogic Server 10g 開発者

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試験情報サイト

http://www.oracle.com/global/jp/education/

certification/path/weblogic10g_adm.html

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WebLogic Server 10g

System Administration 試験概要

• WebLogic Serverのインストールからドメインの作成、データソースなどのサービスの設定、およびアプリケーションのデプロイメントまでの管理作業ができる

• WebLogic Serverのチューニングや障害発生時の対処方法など実際の運用時に必要な知識を網羅している

• 試験概要(2010年10月現在)• 試験時間 : 120分

• 出題数 : 51問

• 合格ライン : 66%

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WebLogic Server 10g

System Administration 試験範囲

• WebLogic Serverのインストール

• ドメインの作成

• サーバライフサイクルの管理

• ドメインコンフィグレーションの変更管理

• データベースや他システムへの接続設定

• JMSリソースの設定

• 高可用性のための設定

• サービスとリソースの監視

• アプリケーションのデプロイメント

• アプリケーションの更新

• セキュリティ設定

• ロギングの設定およびログファイルの表示

• エラーの診断とトラブルシューティング

• 開発環境からプロダクション環境への移行

• WebLogic Serverのチューニング

• ベストプラクティス

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WebLogic Server 9/10 によるシステム管理 IWebLogic Server 9/10 によるシステム管理 II

受講期間 3日間/2日間 定価¥207,900(税込)/ ¥138,600(税込)

ORACLE MASTER WebLogic Server Expert対応コース

システム管理Iでは、WebLogic Serverのインストールからドメイン構成、アプリケーションのデプロイメントやデータベース接続の設定など業務アプリケーションの運用環境を管理する上で必須となる知識を習得できます。

システム管理IIでは、WebLogic Serverのクラスタ構成やWebサーバとの連携方法、診断フレームワークによるサーバの監視設定やパフォーマンスチューニングなど大規模運用環境で必要とされる知識を習得できます。

おすすめ研修コース

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Oracle WebLogic Server 11g : 管理

受講期間 5日間 定価¥346,500(税込)

WebLogic Server 9/10によるシステム管理I/IIの内容に加えて、Oracle Fusion Middlewareとしての基盤として追加された新機能を網羅しています。

また、 WebLogic Serverシステム管理I/II で不足していた説明を新たに追加し、基本から大規模構成の管理までをより理解しやすく構成しています。

おすすめ研修コース

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“Oracle WebLogic Server 11g: 管理” コース資料よりクラスタに関する説明部分を抜粋

• 15章 クラスタ化の概要

• 16章 クラスタのコンフィグレーション

• 17章 クラスタの管理

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WebLogic ドメイン

クラスタ 1

クラスタ 2

ドメイン: 概要

• Oracle WebLogic Server の基本的な管理単位です。

• 管理サーバとしてコンフィグレーションされた 1 つの Oracle

WebLogic Server インスタンスが必ず含まれます。

• 管理対象サーバと呼ばれる Oracle WebLogic Server インスタンスが必要に応じてドメインに含まれる場合があります。

• また、連携して動作するサーバ インスタンスのクラスタが含まれる場合もあります。

WebLogic Server システム

管理ツール

管理対象サーバ

管理サーバ

管理対象サーバ

管理対象サーバ

管理対象サーバ

管理対象サーバ

… NodeManager

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クラスタ化の利点

概念 説明

スケーラビリティアーキテクチャを大きく変更することなく、サーバを追加することによって、アプリケーションのキャパシティを拡大します。

ロード バランシングクラスタのメンバー間で処理(クライアント リクエストなど)を分散します。

アプリケーション フェイルオーバ

タスクを実行しているアプリケーションのオブジェクトが利用できなくなった場合、他のサーバにあるアプリケーションのオブジェクトがジョブを引き継いで終了させます。

可用性あるサーバでシステムに障害が発生すると、実行中の処理が自動的に他のサーバで継続されます。

移行あるサーバでシステムに障害が発生すると、コンポーネントを他のサーバに移動することによって、実行中の処理が継続されます。

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クラスタ化できるもの

• 次のオブジェクトをクラスタ化できます。• サーブレット

• JSP

• EJB

• Remote Method Invocation(RMI)オブジェクト

• Java Message Service(JMS)送り先

• Java Database Connectivity(JDBC)接続

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基本クラスタ アーキテクチャ

• 基本クラスタ アーキテクチャでは、静的な HTTP、プレゼンテーション ロジック、ビジネス ロジックおよびオブジェクトが 1 つのクラスタに組み込まれます。

ドメイン

ファイアウォール クラスタ

サーバ 1Webコンテナ

EJBコンテナ

サーバ 2Webコンテナ

EJBコンテナ

ロードバランサ

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基本クラスタ アーキテクチャ:

メリットとデメリット• メリット:

• 管理のしやすさ

• ロード バランシングの柔軟性

• 堅牢なセキュリティ

• デメリット:

• EJB メソッド呼出しの負荷分散はできません。

• 各層間の負荷が分散されない場合があります。

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多層クラスタ アーキテクチャ

• Web 層と、ビジネス ロジックおよびサービスを 2 つのクラスタに分割できます。

ドメイン

ファイアウォール クラスタ A

サーバ 1Webコンテナ

サーバ 2Webコンテナ

クラスタ B

サーバ 3EJBコンテナ

サーバ 4EJBコンテナ

ロードバランサ

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多層: メリットとデメリット

• メリット:

• ロード バランシングの向上

• EJB メソッドのロード バランシング

• 可用性の向上

• セキュリティ オプションの向上

• デメリット:

• プレゼンテーション層からビジネス ロジックが頻繁に呼び出される場合は、ボトルネックが発生することがあります。

• ライセンスの費用が増加する可能性があります。

• ファイアウォールのコンフィグレーションがより複雑になる場合があります。

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クラスタでのサーバ通信

• クラスタ内の WebLogic Server インスタンスは、次の方法で相互に通信します。

• IP ソケット。クラスタ化されたサーバ インスタンス間でピア ツー ピア通信を行うための経路として機能します。

• IP ユニキャストまたはマルチキャスト。サービスの可用性および(利用可能であることを示す)ハートビートをブロードキャストするために、サーバ インスタンスによって使用されます。

• マルチキャストでは、クラスタ化されたインスタンス間で 1 対多通信がブロードキャストされます。

• クラスタにおけるメッセージングおよび通信を処理するための方法として、マルチキャスト以外にユニキャストも使用できます。ユニキャストは、マルチキャストでは必要なネットワーク全体のコンフィグレーションが不要であるため、より簡単にコンフィグレーションできます。

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ピア ツー ピア通信

• Oracle WebLogic Server では、次の場合にピア ツー ピア通信が使用されます。• クラスタ内のリモート サーバ インスタンスにある、クラスタ化されてい

ないオブジェクトまたは固定オブジェクトにアクセスする場合。

• プライマリ サーバとセカンダリ サーバとの間で、HTTP セッション ステートおよびステートフル セッション EJB ステートをレプリケートする場合。

• (通常は多層クラスタ アーキテクチャにおいて)リモート サーバ インスタンスにある、クラスタ化されたオブジェクトにアクセスする場合。

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クラスタワイドの JNDI ネーミング サービス

• クラスタ内の各 WebLogic Server では、クラスタのすべてのメンバーによって提供されるサービスが一覧表示される、クラスタワイドの JNDI ツリーの独自のローカル コピーが作成および維持されます。 IP 通信

サーバ A

サーバ C

1

3

2

4

サーバ B

3

サーバ D

A

A

A

B

B

B

B

A4

4

4

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名前の競合と解決

• クラスタに新しいサービスが追加されると、クラスタレベルの JNDI の競合が発生する場合があります。

• 名前の競合が発生した場合は、ローカルでのバインドは成功しますが、他のサーバの他のオブジェクト名のバインドに失敗します。

• クラスタレベルの JNDI の競合を回避するには、すべてのレプリカ対応オブジェクトを、クラスタ内のすべての WebLogic Server インスタンスにデプロイする必要があります。

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環境の準備

• クラスタをコンフィグレーションする前に、環境を準備する必要があります。• クラスタ アーキテクチャを決定します。

• ネットワーク トポロジとセキュリティ トポロジについて理解します。

• クラスタ インストール用のマシンを選択します。

• クラスタ内のサーバ インスタンスの IP アドレスまたは DNS 名とポート番号を特定します。

• プロキシ アーキテクチャでは、次の場所にファイアウォールを配置できます。

• 信頼性のないクライアントと Web サーバ レイヤの間

• プロキシ レイヤとクラスタの間

• ノード マネージャをコンフィグレーションします。

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ハードウェア

• デモンストレーションまたは開発用に、1 台のコンピュータにクラスタを設定できます。

• この方法は、プロダクション環境では実際的ではありません。

• クラスタ内の各コンピュータには、静的な IP アドレスを割り当てる必要があります。

• クラスタ内のサーバ インスタンス数に関する制限はありません。

• 大規模なマルチプロセッサ サーバでは、数多くのサーバをもつクラスタをホストできます。

• 2 つの CPU に対して 1 つのサーバ インスタンスとすることをお薦めします。

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IP アドレスとホスト名

• 次の項目をコンフィグレーションおよび管理するには、IP アドレス情報とホスト名情報が必要です。

• 管理サーバ

• 管理対象サーバ

• マルチキャスト通信

• プロダクション環境では、IP アドレスではなく、DNS で解決されるホスト名を使用します。

• ファイアウォールで IP アドレス変換エラーが発生する可能性があります。

• 各サーバには、ユニークな名前を割り当てる必要があります。

• マルチキャスト アドレスは、クラスタ通信にのみ使用する必要があります。

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コンフィグレーション ウィザードを使用したクラスタの作成

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Administration Console を使用したクラスタの作成

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3

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クラスタへのアプリケーションのデプロイ

1 つのサーバではなくクラスタを対象指定します。

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2 フェーズ デプロイメント

• アプリケーションは 2 フェーズ デプロイメント(TPD)を使用してデプロイされます。

• フェーズ 1: アプリケーション コンポーネントおよびモジュールがサーバに配布されます。

• フェーズ 2: フェーズ 1 が正常に完了してクライアント アクセスが許可された場合は、アプリケーションがデプロイされます。

• これにより、クライアントがアプリケーションにアクセスできるようになる前に、各ノードでアプリケーションが使用可能およびアクティブな状態になります。

クラスタ

アプリケーションの配布12

クライアント アクセスの有効化

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クラスタへのデプロイ時の考慮事項

• アプリケーションをクラスタにデプロイする前に、クラスタ内のすべてのサーバを実行する必要があります。

• 1 つのサーバでフェーズ 2 が失敗した場合でも、アプリケーションはクラスタ内の他のサーバにはデプロイされます。

• アプリケーションをクラスタにデプロイする間はクラスタ メンバシップを変更しないでください。

• Oracle WebLogic Server では、デフォルトで、分断されたサーバへの部分的なデプロイメントが許可されています。

• enforceClusterConstraints タグを使用して、部分的なデプロイメントを実行できないように Oracle WebLogic Server をコンフィグレーションできます。

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HTTP セッションのフェイルオーバ

• Web アプリケーションでは、HTTP セッションを使用して各クライアントのサーバ メモリの情報を追跡します。

• デフォルトでは、クライアントがクラスタ内の別のサーバにフェイルオーバすると、そのセッション情報は失われます。

• Oracle WebLogic Server では、障害が発生したサーバからセッションを回復するためのいくつかのセッション レプリケーション方式がサポートされています。

• インメモリ レプリケーション

• JDBC レプリケーション

• ファイル レプリケーション

• レプリケーションは、Web アプリケーションごとに各 weblogic.xml ファイル内でコンフィグレーションされます。

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HTTP セッション ステートのレプリケーション

• セッション永続性は、weblogic.xml デプロイメント記述子ファイル内で<session-descriptor> 要素を使用してコンフィグレーションします。

• 各永続性メソッドには、それぞれ独自のコンフィグレーション可能なパラメータ セットがあります。

• また、プロキシ プラグインのコンフィグレーションが一致する Web サーバの集合、またはロード バランシング ハードウェアのいずれかを使用して、クラスタへのアクセスをコンフィグレーションする必要もあります。

• WebLogic では、別のサーバをセッション情報のバックアップとして選択するとき、マシン定義を要因の 1 つとして考慮します。

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力試し 1問目

• ハードウェアにまたがるセッションレプリケーションを発生させるためには、どのような設定が必要?

1. バックアップ用のサーバ定義

2. セッションオブジェクトに対してホスト名情報を追加

3. サーバに対するマシンの定義

4. 特に設定は必要ない

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HTTP セッション: インメモリ レプリケーション

• 各ユーザのセッションは常に次の 2 つのサーバ上に存在します。

• プライマリ

• セカンダリ

• プライマリ セッションに対する更新が行われるたびに、更新内容が同期的に(デフォルト)または非同期的に(バッチ)セカンダリ サーバに自動レプリケートされます。

クラスタ

サーバ サーバ サーバ

プライマリ セカンダリ

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インメモリ レプリケーションとプロキシ サーバ

• Oracle WebLogic Server では、非永続的なクッキーを使用して、クライアントごとにプライマリ サーバとセカンダリ サーバを追跡します。

• 同じクライアントからの後続のリクエストは、プロキシによって同じプライマリ サーバに転送される必要があります。

• フェイルオーバ先のサーバは、自動的にプライマリ サーバの役割を引き継ぎます。

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注:クッキーです

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力試し 2問目

• Apacheプラグインを用いた負荷分散構成でクラスタを構築した場合、接続サーバに障害が発生した後、フェイルオーバ先をどこで判断する?

1. ハートビート

2. クッキー

3. 管理サーバ

4. ランダムに決定する

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インメモリ レプリケーションの要件

• 同じクライアントからの後続のリクエストでは、同じプライマリ オブジェクトにアクセスできる必要があります。

• HTTP セッション ステートにインメモリ レプリケーションを使用するには、クライアントが次のいずれかを使用してクラスタにアクセスする必要があります。

• ロード バランシング ハードウェア(WLS 対応)

• mod_wl_ohs モジュールが含まれる Oracle HTTP Server

• Web サーバの集合または単一の Web サーバ、および(同じコンフィグレーションの)WebLogic プロキシ プラグイン

• HTTPClusterServlet でコンフィグレーションされた Oracle WebLogic Server

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インメモリ レプリケーションのコンフィグレーション

• 1. プロキシ サーバをコンフィグレーションします(該当する場合)。

• 2. 必要に応じて、レプリケーション グループまたはマシン(あるいはその両方)を定義します。

• 3. weblogic.xml デプロイメント記述子内での永続性タイプを指定します。オプションは次のとおりです。

• replicated

• replicated-if-clustered

• async-replicated

• async-replicated-if-clustered

...

<session-descriptor>

<persistent-store-type>replicated</persistent-store-type>

</session-descriptor>

...

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HTTP セッション: JDBC を使用したレプリケーション

• HTTP セッションは、共通の JDBC データ ソースを使用してデータベース内に保持できます。

• 必要なデータ定義言語(DDL)ファイルはドキュメントで入手可能です。

• クラスタのすべてのメンバー(プライマリでもセカンダリでもない)は、フェイルオーバの目的で任意のクライアントのセッションにアクセスできます。

クラスタ

サーバ

サーバ

サーバ

プロキシ

データベース

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JDBC レプリケーションのコンフィグレーション

1.必要なテーブルをデータベース内に作成します。

2.データベースに対する読取り/書込み権限を持つ JDBC データ ソースを作成します。

3.weblogic.xml デプロイメント記述子内に JDBC セッション永続性をコンフィグレーションします。

...

<session-descriptor>

<persistent-store-type>jdbc</persistent-store-type>

<persistent-store-pool>MyDataSource</persistent-store-pool>

</session-descriptor>

...

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JDBC 永続テーブルのコンフィグレーション

• 読取り/書込みアクセス権が設定されたWL_SERVLET_SESSIONS というデータベース テーブルが存在する必要があります。

主キー

カラムの見出し カラムのデータ型

WL_ID char、最大 100 文字、可変長

WL_CONTEXT_PATH

WL_CREATE_TIME 数値、20 桁

WL_IS_VALID char、1 文字

WL_SESSION_VALUES BLOB、非常に大きい

WL_ACCESS_TIME 数値、20 桁

WL_IS_NEW 数値、20 桁

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ファイルを使用した HTTP セッションのレプリケーション

• ファイル レプリケーションは JDBC レプリケーションと似ていますが、高可用性ファイル システムにセッションが保持されます。

クラスタ

サーバ

サーバ

サーバ

プロキシ

ファイル システム

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ファイル レプリケーションのコンフィグレーション

1.クラスタ内のすべてのサーバで共有されるフォルダを高可用性ファイル システムに作成します。

2.読取り/書込み権限をフォルダに割り当てます。

3.weblogic.xml デプロイメント記述子内にファイル セッション永続性をコンフィグレーションします。

...

<session-descriptor>

<persistent-store-type>file</persistent-store-type>

<persistent-store-dir>/mnt/wls_share</persistent-store-dir>

</session-descriptor>

...

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力試し 3問目

• セッションインメモリレプリケーションを設定するweblogic.xmlの<PersistentType>パラメータは?

1. cookie

2. memory

3. server-copy

4. replicated

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