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MY WORKS ayumi sumitani

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MY WORKS

ayumi sumitani

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CONTENTS

あたたかくてやわらかくて気持ち良いものが好き

白くてシンプルでやさしいものが好き

みんな純粋だから子供が好き

そんな気持ちで

作りました

01シルクスクリーン

MESSAGE CARD

02sapporo art goods

ぬくもりてぶくろ

03西円山病院ピッコロ保育園

外壁デザイン よくできました!!

04Media Art Trial 2007

ゴミーズ体操

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01

シルクスクリーン

MESSAGE CARD

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課題内容  シルクスクリーン印刷を用いて、メッセージカードを

作成する。

作品にこめた想い      ある晴れた日、たくさんの人が外で楽しむ中、一人外

へ飛び出したくて飛び出せないかわいそうなやつがい

る。青信号機の中の彼である。嫌なものから解放され

た時の自由でのびのびした気持ちを表現したかった。

カードを受け取った人が、少しでも楽しい気分になる

よう想いを込めて作成した。

こんな晴れた日に

じっとなんかしてられないよ!

ある晴れた日。

空は青く、もくもく雲。

花や緑のいいにおい。

楽しそうな笑い声。

ぼくはいつもかわいそう。

どんなときでも家の中。

今日はなんだかごきげんな気分。

外に飛び出して

いろんなものを感じてみたい。

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02

sapporo art goods

ぬくもりてぶくろ

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ぬくもりてぶくろ男の子と女の子は手をつなぎます

寒い冬の日も手をつなぎます

でも

手袋をしていると

ぬくもりが伝わりません

そこで

手袋もつなぎました

ぬくもりてぶくろです

だってその方がきっとあったかいから

そして

いつか赤ちゃんができたらそのぬくもり

わけてあげてください。

課題内容

 2007 年、授業課題。札幌にまつわるアートグッツを作成。また、そのグッツを通して、人と人とがコミュニケーションをとれることが条件。4週間で完成させること。

作品への想い

 札幌は寒い。だからこそ、人と人とのコミュニケーションの中にに、あたたかみを感じられるのではないか。と思い、この手袋を作成した。手袋と手袋をつなげることで肌と肌とのあたたかみを感じることができる。子供にもそのあたたかさを伝えていってほしい。

作り方

 羊毛フエルトをぬるま湯で濡らし、フエルトとフエルトをたたいてつなげていった。たくさんたたかなきゃつながらない。その手間もまた、あたたかみにつながる。

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03

西円山病院ピッコロ保育園

外壁デザイン

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毛糸 か

ら う まれ る

札幌市立大学が進めている円山動物園再生プロジェ

クトの関連で、同エリア内にある西円山病院からの

依頼を受けた。依頼内容は、西円山病院に隣接して

いるピッコロ保育園が新築されるということで、そ

の外壁のデザインである。市立大学の学生、ならび

に札幌市立高等専門学校の学生によるコンペティ

ション形式により行われた。

西円山病院 外壁

デザインコンペティション

デザインコンセプト

 周辺が自然の多い環境だということで、環境と溶

け込む黄緑色の毛糸をメインにデザインした。顔や

花の色相はカラフルだが、透過させることによって

やさしい色づかいにした。毛糸からは、仲良く並ぶ

顔ができ、カラフルな花が咲いている。毛糸という

ひとつのものから様々なものができることで、子供

たちに自由な想像力を持ち続けてほしいという願い

をこめた。

 毛糸を様々な形にして画用紙に貼り、データ化し

てパソコんにとりこんだ。その後、パソコン上でカ

ラフルな丸をつくり、1 つ 1 つに表情をつけた。1

個の毛糸玉が 2 面の壁を転がるような配置にした。

実際に作られた壁のデザインが小さいのは様々な制

約のためである。

作り方

正面(東立面図)側面(南立面図)

《 template パース 》

たたの

しい

か ち

毛糸を転がそう

6つのまるを描こう

ほら、できあがり。

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04

メディア • アート • フェスタ 2007

ゴミーズ体操

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ゴミーズ体操みんなで 楽しく 分別しましょう

みんなで まちを キレイにしましょう

うたっておどってくるっとまわって

それでははじめましょう

生ゴミおちばはなかみティッシュ

おかしの空き箱えんぴつクレヨン

ふるしんぶんとふるざっしは

こしかいしゅう

はぶらしけしカスこわれたおもちゃ

われたおちゃわんガラスにでんち

もえないゴミはきけんがいっぱい

大人にまかせてね

まだまだつづくよゴミーズたいそう

ここまでできたらなかなかえらい

もう少しできたらもーっとえらい

ママもニコニコだ

ビニールぶくろとストローラップ

お肉のトレイにシャンプーボトル

よごれたものは洗ってすてて

くるくるリサイクル

さいごはビンカンペットボトル

だけどそのまますてちゃだめだよ

フタとラベルはきちんと分けよう

くるくるリサイクル

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ハブラシ

なぜ正しく捨てられないの?

楽しく覚えよう!

子供をターゲット 体操

分別がわかりづらいゴミに対する

モラルの問題

モラルを育てよう!

ゴミーズ体操

えんぴつお肉のトレイ ストロー だめだよでんち びん ふるしんぶん缶 生ゴミこわれたおもちゃシャンプーボトル

Sapporo Media Art

Trial 2007

 2007 年、道内の学生を参加対象とした札幌メディ

ア • アート • トライアルが開催された。課題テーマは『市

民がゴミを正しく捨てられるようになるための「モノ」

または「コト」の提案』。この課題に対する提案をブー

ス展示、ステージプレゼンテーションによって発表す

る。専門家による選考や、来場者による投票により賞

が決まり、贈賞される。

札幌メディアアートトライアル?

 21 世紀の社会において不可欠なテーマである

「ゴミ問題」に対し、多種多様なメディアやシステ

ムにおいて、解決方法や新しい価値観を提示する。

人間社会と自然との共進地域を目指すべき北海道

で、「ゴミ問題」の新たなモデルの構築につながる。

課題テーマのねらい

札幌市立大学の提案

課題テーマ 市民がゴミを正しく捨てるようになるための    「モノ」または「コト」の提案

これからの社会を

担っていく子供たちが

正しいゴミの分別について

関心を持つことができる。

がんばる子供たちを見て

大人たちも影響される。

ゴミーズ体操による効果

よくできました!!

子供たちがゴミの分別に対して

興味を持ち身近に感じられるよ

うに、「ゴモラ(ゴミ + モラル)」

と い う キ ャ ラ ク タ ー を 作 っ た。

「ゴモラ」はゴミの分別と子供と

の間をつなぐ役割を果たす。

ゴミの分別を覚えやすい歌にして、ゴミの特徴をつけた体操を

作った。楽しく歌いながら体を動かすことでゴミの分別を楽し

いイメージに変えることがねらい。

この提案は多くのメディアにとりあげられ、札幌市役所にて市

長の前でプレゼンテーションも行った。

私たちの提案がきっかけとなり、多くの子供たちだけでなく、

その周囲の大人たちにも影響を与え、

その結果市民がゴミを正しく捨てられるようになることが

私たちの願いである。

ゴモラスタンプカード

体操した回数スタンプがもらえる。

子供の意欲を高める

効果が期待できる。

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炭谷あゆみ

1987.04.27

札幌出身

札幌市立大学

デザイン学部デザイン学科

メディアデザインコース