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oda-shinsuke
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2014/10/30 三木会 http://www.insight-tec.com/seminars/20141030_3moku.html
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Microsoft Azure SQL Database のご紹介
2014/10/30 三木会SQLWorld お だ
自己紹介
織田 信亮 @shinsukeoda大阪で開発者やってますhttp://odashinsuke.hatenablog.comSQLWorld http://sqlworld.org/
Micorsoft MVP for SQL Server2012/10 ~ 2015/09
SQLWorld って?
SQL Server を中心に DB の勉強会やってます正規化 / モデリング , NoSQL とかもSQL を書くハンズオンやってます
平日夜開催 (2H 程度 )提示されたお題に対して、 SQL を書いてみる検索だけ (SELECT) 4, 5 問
注意事項
現時点 (2014/10/30) でのお話しです最新の情報は公式 Web でご確認下さい
SQL Database のご紹介
Micorsoft が提供する クラウド RDBRDB は SQL Server をベースにしたもの
当初は SQL Azure という名前でしたPaaS(Platform as a Service) で マイクロソフトが色々管理してくれています
SQL Server を使う場合…
1. 自前サーバー + SQL Server全部自分で管理
2. IaaS + SQL ServerOS/SQL Server は自分で管理
3. SQL Database (PaaS)データベース は自分で管理
SQL Server との違い
SQL Server には様々なサービスがあるDB エンジン /SSAS/SSIS/SSRS…
SQL Database では DB エンジンだけAzure には SQL Reporting という SSRS 相当のサービスがありましたが、 2014/10/31 でサービス終了
SQL Server との違い
DB エンジンでも未サポートの機能あり…Enterprise だけの機能が使えたり…
良い点 / 悪い点 両方あります
SQL Database基本と新機能
SQL DB ファイアーウォール
IP アドレスによるアクセス制御初期は全て接続拒否IP のレンジで指定
サーバー単位 / データベース単位で指定可
SQL DB サーバー
使うために最初に登録するものxxxxx.database.windows.net
サーバーと言ってるが物理ではなく、エンドポイント
SQL Server のインスタンスとは違う1 サーバーに複数のデータベースを作成出来る
SQL DB データベース
3 冗長化されているマスター 1 台 / セカンダリー 2 台
テーブルにクラスター化インデックスが必須自動フェールオーバー自動バックアップ
一部のサービス階層 (Service Tiers) のみ
サービス階層 (Serivce Tiers)
Web/Business2015/4 に終了予定DB サイズの違い / ベストエフォート型
Basic/Standard/Premiumパフォーマンスレベル / 提供機能の違いBasic/S0/S1/S2/P1/P2/P3 の 7 段階
新しいサービス階層
データベーススループットユニット(DTU) によるパフォーマンスレベル提供機能の差異
DB サイズポイントインタイム復元地理レプリケーション
DTU
Azure SQL Database Benchmark によって測定された値
OLTP ワークロードで頻繁に発生する様なデータベース操作でのパフォーマンス測定CPU/ メモリ /DiskIO 等 をセットにした単位
ワークロードによっては数値通りになるとは限らない
ベンチマーク概要DTU トランザクショ
ン /時間レスポンス要件
Basic 5 16,600/ 時間 => 4.6/ 秒
80% は 2 秒以内に
Standard - S0 10 521/ 分 => 8.6/ 秒 90% は 1 秒以内にStandard - S1 20 934/ 分 => 15.5/ 秒 〃Standard - S2 50 2,570 分 => 42.8/ 秒 〃Premium - P1 100 105/ 秒 95% は 0.5 秒以内にPremium - P2 200 228/ 秒 〃Premium - P3 800 735/ 秒 〃
Azure SQL Database Benchmark Overviewhttp://msdn.microsoft.com/en-us/library/azure/dn741327.aspx
サーバーの容量制限
1 サーバーに 1600 DTU までP3 なら 2 個まで
カスタマーに連絡すれば緩和可能Web/Business では 150 個まで
提供機能差異
DB サイズ
ポイントインタイム復元
地理レプリケーション
Basic 2GB 7 日以内 地理リストアStandard 250GB 14 日以内 地理リストア
標準地理レプリケーションPremium 500GB 35 日以内 地理リストア
標準地理レプリケーションアクティブ地理レプリケーション
ポイントインタイム復元
自動でバックアップ完全: 1 週間差分: 1 日トランザクションログ: 5 分
完全 / 差分は地域内でレプリケートされる削除したデータベースも復旧可能同じサーバーに新しいデータベースが作成される
地理リストア
日次バックアップからデータベース復元バックアップが地理冗長 ( 地域内コピー )
最大 24 時間以内の復旧最大 24 時間のデータロスト任意のリージョン / サーバーに作成可能
標準地理レプリケーション
マイクロソフト指定の DR ペアリージョンにセカンダリ配置オフラインセカンダリ非同期コミット
セカンダリへの反映完了を待たずコミット
標準地理レプリケーション
フェールオーバー (障害発生時 )1 時間経過でフェールオーバー可能24 時間経過すると、強制フェールオーバー
最大 2 時間以内の復旧最大 30 分のデータロスト
アクティブ地理レプリケーション
最大 4つの読取専用セカンダリを作成可能非同期コミットレプリケーションは手動で管理フェールオーバーは手動で最大 1 時間以内の復旧最大 5 分のデータロスト
価格
1 時間あたり~の時間割http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/sql-database/
サービスレベル (Basic~P3) は、 24 時間以内に 4回変更可能
合計で最大 4 個のデータベースを変更出来る通常 S2 で 夜間は S0 とかの運用も可能ダウングレードする場合は、 DB サイズや復旧機能に注意
監査
監査の設定を行い、アプリケーションの接続文字列を変更
xxxx.database.secure.windows.netログの出力先は Azure Table ストレージ
ポータルのダッシュボードや Power Query for Excel 等で確認
スケールアウト
スケールアウトの方法として、フェデレーションという機能があった。
Web/Business と同時に廃止代わりにクライアントライブラリを提供
Azure SQL Database Elastic Scale Libraries for .NETシャーディングを行うライブラリ
その他諸々…
データの圧縮が使用可パフォーマンスが出ない時は要検討
データベース コピー非同期でコピーを作成
インポート / エクスポートSQL Server SQL Database 等も可
その他諸々…
接続タイムアウトは 30秒以上にするデフォルト 15 秒
リトライ処理を組み込む事リトライ間隔は 10秒 ( 最低 5秒以上 )
参考資料 ( 日本語 )
Azure SQL データベースhttp://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/azure/ee336279.aspx
Microsoft Japan SQL Server Support Team Blog
http://blogs.msdn.com/b/jpsql/
Micorosoft Azure Japan Team Bloghttp://blogs.msdn.com/b/windowsazurej/