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SoftLayer Bluemix Community Festa 2016
ToolChainを使った次世代DevOps環境の作り方
伊藤忠テクノソリューションズ クラウドイノベーションセンター
原田 一樹
Copyright(C) ITOCHU Techno-Solutions Corporation | http://www.ctc-g.co.jp/
自己紹介
2
原田 一樹 (Kazuki Harada) o Bluemix UserGroup Community Leader
o クラウドアーキテクト/スクラムマスター
o クラウドイノベーションセンター所属
興味・関心:
Cloud/IoT/機械学習/OSS/API/Scrum/DevOps
書籍・記事・実績: o エンタープライズAWS導入ガイド
o 人口知能アプリケーション総覧-Watson
o BluemixとWatsonの全貌を知る-ITpro
o BluemixHack 最優秀賞
o BluemixChallenge2015 最優秀賞
o Watson日本語版ハッカソン 最優秀賞
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Bluemix UserGroup (BMXUG)
3
Bluemix UserGroupのコミュニティリーダーを担当
リアルな技術情報の集まる環境で最新の情報を収集・発信
Bluemix UserGroup(BMXUG) facebookページ
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2015年5月 Bluemix Hack 最優秀賞
Wearable Bluemix クーポン × ×
2015年12月 Watson日本語版ハッカソン 最優秀賞
Chat Watson QAナレッジ × ×
2015年9月 Bluemix Challenge 2015 最優秀賞
機械学習 Bluemix 観光 × ×
DevOpsとは?
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伝統的なDevとOpsの関係
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開発エンジニア(Developer)
新しい機能を追加したい
運用エンジニア(Operator)
安定稼働 させたい
利害の対立
ニーズの変化に応じて新しい機能を開発して反映させたい
手順書作成するのが手間。想定していないエラーまで手順化は困難
ユーザーの声が分からない
安定したシステムを手を加えたくない(変更リスクを負いたくない)
全て手順書にまとめてほしい(エラー時対応含めて)
ユーザーの要求に合わないアプリでクレーム対応が大変
開発部門と運用部門が自身の利益の最大化を目指し、利害不一致。
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理想的なDevとOpsの関係
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開発エンジニア(Developer) 運用エンジニア(Operator)
DevOps
ツールにより変更リスクを最小化
新機能や機能改善を即時反映
手順の自動化によりドキュメント作成負荷の軽減
顧客の声を取り入れて、ムダな開発を排除した効率の良い開発の実現
ビジネス変化・顧客要求に対応し、
ビジネス拡大/顧客満足度を最大化をしたい
本来の目的である「ビジネス拡大」や「顧客満足度の最大化」で利害が一致
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DevOpsの原点
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開発担当者と運用担当者が連携して協力する開発手法のこと。
「Velocity 2009」でFlickrの講演で初めて使われた言葉と言われている。
「開発と運用が協力することで1日に10回以上のリリースが可能になる」
http://www.slideshare.net/jallspaw/10-deploys-per-day-dev-and-ops-cooperation-at-flickr
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DevOpsの原点 ~必要なツールと文化~
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Flickrの講演では、DevOpsの実現に必要なツールと文化として、 下記の10の要素を紹介している。
自動化されたインフラ、バージョン管理、ビルドツールなどのツール群の整備と、 開発担当者と運用担当者がお互いに尊敬し、信頼しあう文化が大事。
必要なツール
インフラ構築の自動化
バージョン管理
継続的インテグレーション
デプロイ自動化
監視
情報共有(Wiki, IRC, BTC…)
お互いを尊重する
お互いを信頼する
失敗に対する健全な態度
お互いを非難しない
必要な企業文化
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DevOpsの適用領域(クネビンフレームワーク)
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無秩序
カオス
やや複雑
やや複雑 単純 複雑
複雑 ◆DevOps/Scrumの効果は大きい
複雑なものを「検証」と「適応」を繰り返し、右往左往しながらもより良いやり方をチームで考えて進行させる。
⇒ DevOps/Scrumを採用
◆DevOps/Scrumの効果は小さい
実現内容が単純明快で失敗する 可能性が小さいもの。要件が変わらない、それはウォーターフォールが得意分野。
⇒ ウォーターフォールを採用
安定した
技術
不安定な
技術
明確な
要件
未確定な
要件
DevOpsの適用は要件が未確定で変更する可能性が高い領域で効果大
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DevOps実現のための戦略立案
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「1日に10回以上のデプロイ」がDevOpsの目的ではない。 戦略を階層化し、DevOpsの根本的な必要性を考える必要がある。
→組織作り、文化そのものを変革するにはトップダウンの指針が必要
ツール群(インフラ自動化、CIツール、Git…)
アプリの更新頻度を増やす (1日に10回以上デプロイ)
ビジネスのスピードに合った価値提供
企業文化を変える(お互いを尊重)
競合優位性維持 / 顧客満足度の向上
国内シェア No1を目指す
サービス事業者として世界的に認知
…
…
…
…
…
…
…
DevOpsの目的
DevOpsで 実現できること
DevOps 実現の手段
DevOpsの先の 最終ビジョン ト
ップダウン
ボトムアップ
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DevOps実現のための戦略立案
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「1日に10回以上のデプロイ」がDevOpsの目的ではない。 戦略を階層化し、DevOpsの根本的な必要性を考える必要がある。
→組織作り、文化そのものを変革するにはトップダウンの指針が必要
ツール群(インフラ自動化、CIツール、Git…)
アプリの更新頻度を増やす (1日に10回以上デプロイ)
ビジネスのスピードに合った価値提供
企業文化を変える(お互いを尊重)
競合優位性維持 / 顧客満足度の向上
国内シェア No1を目指す
サービス事業者として世界的に認知
…
…
…
…
…
…
…
DevOpsの目的
DevOpsで 実現できること
DevOps 実現の手段
DevOpsの先の 最終ビジョン ト
ップダウン
ボトムアップ
DevOpsの全体像を踏まえた上で、
Bluemixを利用した
DevOps環境の作り方の話をします。
IBM DevOps Services
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IBM DevOps Servicesとは
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http://www.slideshare.net/IBM-Software-Japan/bluemixibm-devops-services
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IBM DevOps Servicesの特徴
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Web IDE
(Webエディタ)
Code Management
(Git/バージョン管理)
Track/Plan
(スクラム管理)
Pipeline
(ビルド・デプロイ)
用意されたツールを使うことで、 一連の開発サイクルをWeb上で実現可能
(スクラム管理・コーディング・バージョン管理・ビルド&デプロイ)
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Track & Plan – Scrum管理ページ
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ダッシュボードページへのリンク
自分のタスク管理
バックログ、スプリント、チームのタスク管理
未完了、進行中のタスクの表示
未完了、進行中のタスクの表示
バックログ、スプリント、タスクの管理が可能
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Track & Plan – ダッシュボード
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タグ別にダッシュボードページを作成可能
ダッシュボードをカスタマイズで必要な情報を表示管理可能
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Track & Plan – ダッシュボード
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バーンダウン分析 サーバ監視/ ヘルスチェック
タスク進捗管理
Bluemixの監視機能を使ったヘルスチェックなども管理可能
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Web IDE – コード編集画面
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Web上でコード編集が可能。 Code Managementでバージョン管理される
Web上でデバッグ可能 (Node.jsのみ)
ライブ編集ON
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Web IDE – デバッグツール
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Node.jsをローカルで実行した時と同様の Console.logの内容をWeb上で取得可能。
ただし、接続は 少し不安定
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Code Management – Git管理
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ブランチ選択
ZIPダウンロード
共有中メンバー Git Log管理
無償でGitのプライベートリポジトリを利用可能
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Code Management – Git管理
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コミットの管理
Web IDEで編集したファイルを ここからコミットも可能
ブランチの管理
無償でGitのプライベートリポジトリを利用可能
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Build & Deploy
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間にテストステージを 追加することも可能
標準でGit連携してBuildとDeployを実行し、Bluemix実行環境に 反映することが可能。テストステージを追加することも可能。
Git pushのタイミングで実行開始 手動実行への変更も可能
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チーム開発における
IBM DevOps Servicesの
課題について
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チーム開発における課題
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【前提】 ・チーム開発 (スクラム手法で開発)
・本番稼動中にも高い頻度でデプロイが発生する
【課題】
スクラム管理の方式で”かんばん”を求める方には不適合
Web IDEを複数人で同時に触ると収集がつかなくなる
デバッグ・ツールで実行時のエラーログを確認することが可能だが、Node.js + Live Codingの環境が前提
Gitのブランチ管理が難しい
デフォルト設定だとデプロイ時にダウンタイムが発生する
→ ローカル環境や別ツールと連携するのが現実的
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代替策
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スクラム管理の方式で”かんばん”を求める方には不適合
→別のスクラム管理ツール、ホワイトボードを利用する
Web IDEを複数人で同時に触ると収集がつかなくなる
→ローカルの開発環境を使う
→Bluemix上に各個人の開発環境を用意する
デバッグ・ツールで実行時のエラーログを確認することが可能だが、Node.js + Live Codingが前提
→ローカルで動作確認するようにする
Gitのブランチ管理が難しい
→ローカルGit連携が可能なのでこちらを利用する
デフォルト設定だとデプロイ時にダウンタイムが発生する
→Active Deployを利用する
| http://www.ctc-g.co.jp
Next DevOps Services
〜ToolChain〜
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Open ToolChain
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各種DevOps関連ツール同士の連携を容易にする仕組み
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IBM Bluemix Garage Method
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https://www.ibm.com/devops/method/
DevOpsメソッドを体系化したベストプラクティス集
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Garage Methodの紹介ツール群(抜粋)
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Track and Plan
Track and Plan
IBM Rational Team Concert
Load Impact
Active Deploy Build & Deploy UrbanCode Deploy
Monitoring and Analytics Alert Notification PagerDuty
Timeline Analytics
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ToolChain-初期カタログ
32
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公開されているデモ動画
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https://www.youtube.com/watch?v=4fu5_f6VRAY
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The Information Model
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ToolChainはユーザ側に用意される「Tool instance」と、 ツールプロバイダー向けに用意される「Tool broker」によって構成される
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The lifecycle model
各フェーズにおいてユーザからToolChainへの指示に応じて、 Tool instanceとTool brokerが連携し、全ライフサイクルをサポート
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The LifeCycle Model
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各フェーズにおいてユーザからToolChainへの指示に応じて、 Tool instanceとTool brokerが連携し、全ライフサイクルをサポート
| http://www.ctc-g.co.jp
Coming Soon… (いつか使えるようになるはず…)
| http://www.ctc-g.co.jp
Bluemix Garage Methodを
参考にToolChainで得られる
価値を模倣してみた。
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DevOps on Bluemix
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下記のツール群を使ってDevOps環境を試してみた
ZenHub
Load Impact Active Deploy
Build & Deploy
Monitoring and Analytics
Alert Notification
Application Security on Cloud
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【準備】 アプリ構成 〜オンラインストア〜
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■作成手順 https://developer.ibm.com/bluemix/2015/03/16/sample-application-using-microservices-bluemix/
Bluemix Dev blogに公開されているMicroserviceアーキテクチャの アプリケーションを用意し、今回のDevOps環境を試してみる。
| http://www.ctc-g.co.jp
〜THINK/Culture〜
ZenHub
Load Impact Active Deploy
Build & Deploy
Monitoring and Analytics
Alert Notification
Application Security on Cloud
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MURAL 〜Design Thinking as a Service〜
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https://mural.ly/
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MURALでできること
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チームで同時作業可能
リーンキャンバスなどのフレームワークも配置可能
画像や動画、テキストを 任意の位置に配置可能
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ZenHub 〜GitHub特化のスクラム管理ツール〜
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GitHubにスクラム管理機能を追加する拡張機能をインストールし利用 かんばん方式で直感的にタスク管理が可能。
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GitHub × Slack
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SlackにGitHub Integrationを追加 GitHubへのイシュー操作、Git操作をするとSlackへ通知が可能に
SlackのApp Directoryから GitHub Integrationを追加
認証完了後、通知対象を設定する
認証へ
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ZenHub
Load Impact Active Deploy
Build & Deploy
Monitoring and Analytics
Alert Notification
Application Security on Cloud
〜Code〜
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hub-jazzからGitHubへの切り替え
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Git on Bluemixから、 Git on GitHubへ切り替え可能
自身のGitHubアカウントに、Orders/Catalog/UI用のリポジトリを作成 DevOps Servicesが参照するリポジトリをそれぞれGitHubに切り替える
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hub-jazzからGitHubへの切り替え
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GitHubへの切り替え設定をすると、GitHubのWebhooksの設定画面で、 DevOps Servicesとの連携の設定がされていることが確認できる。
自動でGitHubのWebhooksに、 DevOps Servicesとの連携が設定される
上記設定があるため、GitHubにプッシュすると Build & Deployと連携が可能。
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SauceLabs
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SauceLabsはOS/ブラウザ横断のテスト環境をクラウド提供しているサービス 複数環境でブラウザ操作をシミュレートしキャプチャ取得が可能。
複数のOS/ブラウザ及びバージョンを 選択してテスト対象にすることが可能
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【参考】 Git管理 – SourceTree
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スプリント実行環境へのリモートブ
ランチを追加
作業ブランチをチェックアウトし
作業
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ZenHub
Load Impact Active Deploy
Build & Deploy
Monitoring and Analytics
Alert Notification
Application Security on Cloud
〜Deliver/Run/Culture〜
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Delivery Pipelineの拡張
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Delivery Pipelineは拡張することが可能。詳細は下記参照。 https://hub.jazz.net/docs/deploy_ext/
■追加可能な機能の例
Static Code Scansの追加
→Javaアプリのセキュリティチェック (.war .ear .jar .class)
Globalizing stringsの追加
→別の言語への翻訳
HipChat notificationsの追加
→HipChatへの通知
Slack notificationの追加
→Slackへの通知機能
Active Deployの追加
→ゼロダウンタイムのデプロイ
Build & Deploy
今回試した内容
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Slack通知の追加
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Build & Deploy
SlackのApp Directoryから、[Incoming WebHooks]を追加
Incoming WebHooksを追加
Webhook URLをメモする
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Slack通知の追加
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Build & Deploy
環境プロパティーにWebhookURLを保存しておくことで再利用が簡単に。 任意のジョブのスクリプトにSlack通知用のコマンドを追記することで通知可能に。
curl -X POST --data-urlencode 'payload={"text": "デプロイ成功!"}' ${SLACK_WEBHOOK_PATH}
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Bluemix上に本番稼動環境と最新状態の環境(非アクセス)を用意する
本番環境に変更内容をデプロイする際に、ダウンタイムが発生しないように最新稼動環境にも一時的にアクセスが通る状態になる
デプロイ成功時は本番環境だったものが非アクセス状態となり、最新状態の環境にアクセスが切り替わる
(参考) http://qiita.com/khara914/items/aacb6b0de5752db450c7
Active Deployとは Active Deploy Build & Deploy
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【準備】 Active Deploy (1/6)
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Active Deployを実行したいアプリと同じ組織にサービスを追加
Active Deploy Build & Deploy
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【準備】 Active Deploy (2/6)
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Active Deploy実行用に新規インタンスを生成するスクリプトを作成
[ステージの構成]を選択
#!/bin/bash
NAME="${CF_APP}_${BUILD_NUMBER}"
cf push "${NAME}" --no-route -i 1
export NAME
Active Deploy
はじめに経路情報(URL)のないインスタンスを新規生成するスクリプトを記述。
自動採番されるBuild番号を名前に利用し、 名前をエクスポートしておく。
(エクスポート先の設定は後述を参照)
Build & Deploy
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【準備】 Active Deploy (3/6)
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Active Deployを開始するジョブを追加する
デプロイヤー・タイプを、 「IBM Active Deploy」 に変更
スクリプトはデフォルトのままでも 動作する
Active Deploy Build & Deploy
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【準備】 Active Deploy (4/6)
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テスト・ジョブを追加し、任意のテストコードを実行することも可能。
#!/bin/bash set -x if [[ -n ${TEST_RESULT_FOR_AD} ]] && (( ${TEST_RESULT_FOR_AD} )); then exit 0 fi if (($(($RANDOM % 100)) < 30)); then export TEST_RESULT_FOR_AD=1 else export TEST_RESULT_FOR_AD=0 fi
任意のテストコードを記述し、 デプロイ前にテスト可能。
※必須ではない。
Active Deploy Build & Deploy
テストコードの テスト用スクリプト。
(ランダムでエラー発生)
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【準備】 Active Deploy (5/6)
60
テスト・ジョブを追加し、任意のテストコードを実行することも可能。
デプロイヤー・タイプを、 「CompleteIBM Active Deploy」 に変更
スクリプトはデフォルトのままでも 動作する
Active Deploy Build & Deploy
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【準備】 Active Deploy (6/6)
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下記の3つの[文字プロパティ]を 追加する
Active Deploy
新バージョンのアプリ名を 保管するプロパティ
アプリケーションの インスタンス数
テスト結果保管用の プロパティ
スクリプトで使用する独自プロパティを追加する
Build & Deploy
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Active Deployダッシュボード
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Active Deploy Build & Deploy
Active Deployの実行中/実行結果を確認できる
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【準備】 Load Impact
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負荷テストサービス。ユーザー数や操作シナリオを簡単に決めて Webサービスに負荷をかけることが可能。
Load Impact
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Load Impact 〜負荷テストシナリオ〜
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Load Impact
URLとアクセス数を指定するだけで負荷テストが可能。 また、操作記録で簡単に負荷シナリオの作成も可能。
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Load Impact 〜負荷テスト中の画面〜
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Load Impact
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ZenHub
Load Impact Active Deploy
Build & Deploy
Monitoring and Analytics
Alert Notification
Application Security on Cloud
〜Manage/Learn〜
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Monitoring and Analytics
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Monitoring and Analytics
Bluemixで使える無償の死活監視及びパフォーマンス監視サービス 高度なことはできないが無償なので追加しておく。
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Monitoring and Analytics
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Monitoring and Analytics
アプリケーションの可用性や応答時間を視覚的に確認可能。
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Alert Notification
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Alert Notification
Bluemixサービスの稼働状況を監視できるサービス
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Alert Notification 〜ポリシー作成〜
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Alert Notification
通知ポリシーやエスカレーションルールを作成し、状況を察知可能
通知方法は下記の通り ・Eメール ・SMS ・音声通知
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New Relic
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Webパフォーマンス監視サービス。レスポンスタイムやスロークエリなど、 様々な統計情報を可視化。マルチ言語に対応している。
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New Relic × Slack
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SlackのAppDirectoryからNew Relicを追加できる 取得したWebhook URLをNew Relic側で設定することでSlack通知が可能。
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Application Security
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Application Security
モバイル、Web、デスクトップアプリのセキュリティスキャンができるサービス 実行結果をレポートとして閲覧することが可能
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Application Security
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Application Security
スキャン結果レポートは有償版であれば、 問題の詳細な説明と対処方法を含めたレポートが生成される
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Google Analytics
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無料で十分使えるWebアクセス解析とレポートサービス Webサービスのアクセス解析を元にサービス改善を検討する。
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DevOps on Bluemix
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必要なフェーズに必要なツールが揃っていることを確認できた
ZenHub
Load Impact Active Deploy
Build & Deploy
Monitoring and Analytics
Alert Notification
Application Security on Cloud
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Open ToolChain
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各種DevOps関連ツール同士の連携を容易にする仕組み
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DevOps実現のための戦略立案
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「1日に10回以上のデプロイ」がDevOpsの目的ではない。 戦略を階層化し、DevOpsの根本的な必要性を考える必要がある。
→組織作り、文化そのものを変革するにはトップダウンの指針が必要
ツール群(インフラ自動化、CIツール、Git…)
アプリの更新頻度を増やす (1日に10回以上デプロイ)
ビジネスのスピードに合った価値提供
企業文化を変える(お互いを尊重)
競合優位性維持 / 顧客満足度の向上
国内シェア No1を目指す
サービス事業者として世界的に認知
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DevOpsの目的
DevOpsで 実現できること
DevOps 実現の手段
DevOpsの先の 最終ビジョン ト
ップダウン
ボトムアップ
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BMXUGへの参加のススメ
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BMXUG - facebookページ https://www.facebook.com/groups/bmxug/
BMXUG – DoorKeeper https://bmxug.doorkeeper.jp/
ご静聴ありがとうございました。 引き続き、SoftLayer Bluemix Community Festa 2016をお楽しみください。
引き続きBMXUGではBluemixに関する情報を発信していきます。