Windowsから始めるOracle Cloud - (4)開発・テスト環境構築・運用のためのTips

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Windows から始める Oracle Cloud.NET + Oracle DB 構成を Oracle Cloud 上で実現したら？　Before/After　開発・テスト環境構築・運用のための Tips

日本オラクル株式会社アライアンス事業統括 - ISV/OEM 営業本部大田　浩


以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント（確約）するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。

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Disclaimer


Agenda

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• 開発・テスト環境構築・運用のための Tips–開発環境における課題–インスタンス・スナップショット作成用のボリューム作成–インスタンス・スナップショットの作成–インスタンス・スナップショットをイメージと関連付け–インスタンス・スナップショットより環境のリカバリ

• Appendix DBCS instance のスナップショット• まとめ

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開発環境における課題

OSの設定を変更したらアプリケーションが動かなくなってしまった。どのようにして戻せば良いかがわからないパラメータ変更に伴う影響を検証したいが、手軽に試せる環境が無い

開発者が増えるたびに開発環境を準備するのが大変だ

インスタンス・スナップショット機能の活用により、開発・検証を効率化可能


インスタンス・スナップショット機能のイメージ

Oracle Linux

WebLogic Server

アプリケーション_ver3

アプリケーション _ver1 時点のインスタンス・スナップショット



ある時点のインスタンスの状態をテンプレートとして丸ごと保存（ OSの設定状態なども含む）

Oracle Linux

WebLogic Server

アプリケーション_ver1

Storage Cloud Service

任意のインスタンス・スナップショットからインスタンスの作成が可能


インスタンス・スナップショット機能のメリット

• 誤った設定からの復旧が容易–過去の Snapshot を利用して、正常だった状態に戻ることが可能

• 各開発者（開発チーム）に対して、環境を簡単に配布できる–テンプレート（インスタンス・スナップショット）さえ作っておけば、後は

それを配布するだけ


インスタンス・スナップショット作成用のボリューム作成


インスタンス・スナップショット機能の利用　インスタンス・スナップショット作成用のボリューム作成

「新規ボリュームの追加」ボタンをクリック



「ブート・ドライブ」チェックボックスを外す



デフォールトのディスクを削除



上記の状態でインスタンスを作成


インスタンス・スナップショットの作成


既存インスタンスのインスタンス・スナップショットを作成

インスタンス・スナップショット機能の利用　インスタンス・スナップショットの作成



インスタンス・スナップショットの名前を入力



インスタンス・スナップショットを作成中



インスタンス・スナップショットを作成完了



作成されたインスタンス・スナップショット対応のファイル格納場所が表示されます。


インスタンス・スナップショットをイメージを関連付け

インスタンス・スナップショット機能の利用　インスタンス・スナップショットとイメージの関連付け



インスタンス・スナップショットのイメージ関連付けの説明を追加


イメージが作成されます



インスタンス・スナップショットより環境のリカバリ



作成されたイメージを使って、インスタンスを作成



イメージを選択する



形状を選択して、次のボタン「 >」をクリックする



RDPを「有効」に選択して、次のボタン「 >」をクリックする



次のボタン「 >」をクリックする



「作成」ボタンをクリックする


オーケストレーションよりインスタンスを作成




オーケストーションが準備完了


インスタンスを作成完了



Appendix : DBCS instance のスナップショット


• 解決したい課題：– インスタンスの新規作成においては、初

期のインストールだけでなく、各パラメータの設定やスクリプトの配置等、多くの工数を要してしまいます

• Oracle Cloud での解決方法：– DBCS インスタンスで取得したスナップ

ショットを利用し、当該インスタンスを複製します

Create DBCS instance using Snapshot

32Oracle Confidential – Internal/Restricted/Highly Restricted

Database Cloud Service

Storage Snapshot(Linked-Clone)


• メリット：– Linked-Clone 技術を利用しているため、取得

済みのスナップショットには変更が加わりません

– よって、同一のスナップショットから複数のインスタンスを作成でき、各々をアプリケーションの開発に利用できます

• 補足事項：– スナップショットからの複製は同一アイデン

ティティ・ドメインのみ可能です。

– Database インスタンスのみを複製したい場合は、 Database 12c の Multi-tenant 機能を用いることでより迅速、かつ最小限のリソースで環境を複製することが可能です

Create DBCS instance using Snapshot設計ガイド

Oracle Confidential – Internal/Restricted/Highly Restricted

Oracle Database 12cMulti-tenant


[Step1] クローンからの DBCS インスタンスの作成

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[1-1] Snapshot(Linked-Clone) の作成

1. マイ・サービスにログインし、 Database Cloud Service Consoleを表示します。Snapshot を作成したいインスタンス名を選択します。

2. 管理メニューからスナップショットタブを選択し、スナップショット作成を選択します。

構築ガイドDBCS Clone



[Step1] Snapshot からの DBCS インスタンスの作成

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[1-2] Snapshot(Linked-Clone) の作成

4. 任意の名前を入力し、スナップショットを作成します。

※ スナップショット取得時は、一時的にバックアップモード（メンテナンスモード）に遷移する





36

[2-1] Snapshot(Linked-Clone) から新規インスタンスの作成

1. マイ・サービスにログインし、 Database Cloud Service Consoleを表示。Snapshot を作成したインスタンス名を選択します。

2. 管理メニューからスナップショットタブを選択し、作成済みのスナップショットから DBCS インスタンス作成を選択します。





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[2-2] Snapshot(Linked-Clone) から新規インスタンスの作成

3. その後は、インスタンスを新規作成する場合と手順にて新規インスタンスを作成します。

以下は複製元のインスタンスの設定に従うため選択不可　　サービスレベル（ DBCS or DBCS–virtual Image ）

　　ソフトウェアリリース (11gR2 or 12cR1)　　ソフトウェアエディション（ SE,EE,HP,EP ）

　　タイムゾーン

　　 PDB 名

　　 RAC は選択不可




お手軽な Oracle Cloudを是非体感くださいトライアル環境で様々な移行、連携方法をお試しください

まとめ


Windows から始める Oracle Cloud: 技術ドキュメント公開• 本日ご紹介したトピックの技術ドキュメントは以下で公開しております• https://blogs.oracle.com/oracle4e

ngineer/entry/column_cloud_windows_seminar– 1. Oracle Cloud Platform のアーキテク

チャ– 2. IaaS と DBCS 環境の構築– 3. Windows のアプリケーション実行環境

の設定– 4. 開発・テスト環境構築・運用のための

Tips

39

https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/column_cloud_windows_seminar




http://www.oracle.com/partners/ja/index.html

本日配布資料の電子データは、約 1週間後を目安にアップロードいたします。

http://www.oracle.com/partners/secure/news/japan-event-presentations-150704-ja.html

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