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AIREXAIREX SHAFT
AIREX SHAFTとは、当社がウェブの巻取・繰出し用中軸、搬送用
中軸として商品化したエアーシャフトです。作業の省力化、合理化、高精度化を目的に開
発したシャフト、AIREX SHAFTです。
東京営業所
九州営業所
AIREX AIR SHAFTの構造は下図に示されている金属部(シャフト本体とラグ、ラグ板)と、膨脹体(特殊ゴムチューブ)とで構成されています。
空気を注入すると内部の膨脹体が拡張し、ラグ板を介して金属のラグを押し出し、コアを数秒で確実にクランプします。空気を抜くと膨脹体は収縮し、戻し用のばねによって金属ラグがシャフト内部に引き込まれ、コアはシャフトとの径差によって完全に自由となり、取り替え作業を容易にします。
空気注入作業は、ソケット(もしくは注入器)をシャフトに取り付けられているプラグへ押し込むことで行ないます。(ソケットを外しても空気は抜けません。)空気排出作業は、プラグの頭部を押すことで行ないます。
(1) 構造と動作原理
AIREX の特長
AIREX AIR SHAFT
─1─
(2) 種 類●支持方法
●ラグ形式
●特殊用途
(3) 空気注入口位置
(4) 注意事項●使用温度範囲 −20℃〜+80℃●ゴムチューブ耐圧力 0.4MPa〜0.7MPa(保証常用値)●エアー源
使用される空気は必ずフィルターを通してください。フィルターを通さない場合、プラグ等シール部分の損傷や、ゴムチューブの早期の劣化によるエアー漏れを発生し、トラブルの原因となります。
●使用環境内部膨脹体はゴムチューブですので、特殊雰囲気中(油、有機溶剤など)でのご使用の際はお問い合わせください。
ラグ平行Type ラグ千鳥Type リーフType
円周面注入口 軸端面注入口
─2─
その他、ラグ形式並びに特殊用途に関しても、ご相談に応じます。
その他、ロータリージョイント(オプション)による連続注入も可能です。特に片手持ちTypeでは、機械の制御盤にて一括制御が可能となります。
AIREX MECHANICAL SHAFT AIREX AIR CHUCK
AIREX MECHANICAL SHAFT(メカシャフト)の構造は下図に示されている金属部(シャフト本体とラグ、センターシャフト)と、樹脂部(スライダー)等で構成されています。センターシャフトに推力を与えますと、その力の方向にスライダーが移動します。ラグはシャフト本体によって推力方向の動きを規制してありますので、スライダーが水平方向に移動すると、スライダーのテーパー面に沿って押し上げられます。
このようにAIREX MECHANICAL SHAFTは、全てのラグが均等に張出してきますので、AIREX AIRSHAFTでは困難であった高精度の同芯度で確実にクランプできます。コアを解放する場合は、ラグを押し上げる方向と反対方向の推力を与えることにより、スライダーの溝(凸型のテーパー溝)に沿ってラグがシャフト本体内部に引き戻され、コアがフリーな状態になりますので、取り替え作業が容易です。
センターシャフトに与える推力は、2種類の方法があります。1.シリンダー式 ……空気圧により推力を発生させます。
空気の受圧面積がシャフト径によって規制されますので、軽負荷に適しています。操作は、AIREX AIR SHAFTと同様にソケットを、本体に取り付けられたプラグに押し込むことで行ないます。
2.ネ ジ 式 ……インパクトレンチ等による回転トルクを推力に変換しています。インパクトレンチによる供給力に依存しますので、高負荷にも対応できます。操作は、軸端面に設けられている六角棒にインパクトレンチのソケットを合わせ、インパクトレンチのレバーと引き金の操作により行ないます。
(1) 構造と動作原理AIREX AIR CHUCK(エアチャック)の構造は、下図に示されているように、全て高張力鋼で構成されて
います。空気を注入すると内部のピストンに空気圧がかかり、ピストンが推力方向に移動します。ツメはホルダー板によって推力方向の動きを規制してありますので、ピストンのテーパー面に沿って押し上げられます。
このようにAIREX AIR CHUCKは、AIREX AIR SHAFTとは異なり、コアの両端を、取り付けてある機械の機構とはまったく独立した動きでクランプします。
コアを解放する場合は、空気を抜くことで、戻し用ばねによりクランプ時の推力方向と反対にピストンが移動し、ツメが収縮しコアはフリーな状態になりますので、取り替え作業が容易です。
空気注入作業は、基本的に側板の注排用の穴を利用して、電磁弁などで左右同時に空気の注入を行なってください。この場合、取付面にOリングなどのシール機構が必要となります。手作業で行なう場合は、AIREX AIRSHAFTと同様に本体にプラグを取り付け、ソケットを押し込むことで行ないます。
(2) 種 類
(3) パワーの供給口位置
(1) 構造と動作原理
(2) 種類・標準寸法
(4) 注意事項●使用温度範囲 −20℃〜+80℃●使 用 環 境 特殊雰囲気中でのご使用の際はお問い合わせください。●ネジ式の場合、図面指示以上の高いトルクはシャフトの寿命を著しく縮めますのでご注意ください。
AIREX AIR CHUCKは各種ありますが、コアの両側とも装着した場合の荷重を、種類としています。上記の能力値はAIR CHUCK1ヶ当りの能力です。標準製品は、コア内径φ75mm用となっておりますが、ツメにアダプター取付用のタップが設けてありますので、コア内径のサイズの違いに対応できます。詳細については、弊社にご相談ください。
(3) 注意事項●使用温度範囲 −20℃〜+80℃●使用空気圧 1.0MPa以下●原反を傾かせるようなクランプの方法は取らないでください。
─3─ ─4─
① シリンダー式 ② ネジ式
AIREX エアーシャフト 〜片持支持タイプ〜
AIREX エアーシャフト〜両持支持タイプ〜
〜特殊用途〜
AIREX リーフタイプ AIREX ハンガータイプ
・AIREXシリーズの代表製品です。
・原反やコアをクランプする、巻取・繰出し軸等に使用します。
・軸形状は装置に合わせ製作します。・ラグ配列は、仕様及び、原反やコアの装着状態に合わ
せて、平行タイプ、千鳥タイプ等、一品一品、最適な構成を検討したうえ設計・製作いたします。
・AIREXカプラ・ソケットを標準装備していますので、エアーは簡単な操作にて、注排気できます。
・AIREXシリーズの代表製品です。
・通常シャフトは装置に取り付けた状態にて使用しますので、シャフトを持つことなく原反の脱着が可能です。
・エアーの注排気は、ロータリージョイント(オプション)等の組合せにより、自動化が行えるようになります。
・装置の両側に装着すれば、シャフトレスとしても使用できます。
・薄肉紙管(変形しやすいコア)や、直巻きタイプ(コアレス仕様)用のエアーシャフトです。
・エアーシャフトのラグ頭部にリーフ板(扇形の板)を装着したものです。
・直巻タイプでは、シートはさみ機構付もあります。
・原反(巻物)搬送(吊下げ)用のエアーシャフトです。・特殊ラグ形状で、紙管の内部から確実にロックします。
─5─
内部に膨張体としてゴムチューブを利用し、エアーにより膨らませ、コアクランプ用にツメを持ち上げ、コアを確実にクランプ致します。φ25〜φ450の広範囲な実績あるサイズに加えて、両持支持用・片持支持用をはじめとする豊富なバリエーションがあります。
AIREXシリーズの代表製品
AIREX ストローク調整付タイプ(両持)
AIREX ドーナツタイプ AIREX W巻取タイプ
AIREX ストローク調整付タイプ(片持)
アダプタータイプ
AIREX 特殊オリジナル仕様タイプのご相談
・中空円筒形状したエアーシャフトです。・現在使用中の中軸がエアーシャフトでなくても、エア
ーシャフトに変わります。
・原反をチャックしたままの状態で、原反の横ズレ微調整が行えるエアーシャフトです。・軸固定、本体部のみが回転する本体制(駆)動タイプと、軸と本体が同時回転する軸制(駆)動タイプの2種類が
あります。
・サイズの違うコアに対応するためのエアーシャフト用アダプタです。
・3インチエアーシャフトなら外径6インチから可能です。
・一軸のシャフトにて、その左右部分を独立して回転できるようにしたエアーシャフトです。
・左右それぞれを、個別に駆動する場合や、ブレーキ調整することが出来ます。
─6─
・お客様のオリジナル仕様にあったAIREXシャフトを設計、製作致します。
・お気軽にご相談ください。
AIREX メカニカルシャフト〜インパクト タイプ〜
AIREX メカニカルシャフト 〜エアーシリンダタイプ〜
AIREX メカニカルシャフト〜インパクト側面型タイプ〜
・原反や、コアのチャック振れの少ない高精度なシャフトです。
・ネジの推力を利用しているため、質量の大きな原反をチャックできる高負荷用のシャフトです。
・インパクトレンチ等を使用して、ラグの拡縮を行います。
・原反や、コアのチャック振れの少ない高精度なシャフトです。
・エアーシリンダを内臓した軽負荷用のシャフトです。・エアーを使用して、ラグの拡縮を行います。・エアーの注排気は、AIREXカプラ・ソケットを標準装
備しています。
・インパクトレンチの挿入部を、軸端面からでなく、本体部の側面から行えるようにしました。
0.25t
0.5t
1 t 2 t
付属品 〜アダプタ〜 特殊ツメ形状 〜2段タイプ〜・サイズの違うコアに対応するためのエアーチャック用
アダプタです。・アダプタをツメの上に乗せ、ボルト止めするだけで簡
単に装着できます。
・ツメを2段にすることにより、2種類のコア内径に対応できます。
・その他、ゴムライニングを施したツメ等も製作できます。
─7─ ─8─
シャフト内部はメカニカル機構になっており、内部にあるテーパを持ったスライダーが、ラグを張出し、シャフトの芯と同芯を確保し、コアを確実にクランプ致します。φ74を標準サイズとし、最大張径が83となりますので、対応コア内径はφ74.5mmからφ80mmまで広く適応可能です。インパクトレンチ等を利用する高出力のAIREXネジ式メカシャフト内部にエアーシリンダ構造をもち空気を注入するだけの簡単なAIREXシリンダー式メカシャフトの2種類を準備しております。お客さまのご希望に応じて、標準サイズ以外の各種製品も製作致しております。
コアクランプ時に高性能を発揮内部のテーパを持った大きなピストンをもつエアーシリンダがあり、高出力でコアを確実にクランプ致します。
また、高負荷に耐えられるようにコアとの接触面積が大きく取ってあります。出力別に、0.25t用、0.5t用、1t用、2t用があり、標準サイズは3インチとなっておりますが、アダプタの追加により、各種サイズに対応できるようになっています。エアーチャックは、エアーシリンダによりクランプ部の拡張を行なう為、両サイドからの押付け力は不要です。(両サイドからの押付け力によりクランプ部の拡張を行なうAIREXメカチャックも製作致しております。どちらも、シャフトレスですので、着脱作業の自動化が容易です)
高荷重用シャフトレスタイプ
AIREX小径シャフト、AIREX大径シャフト
AIREX 精密級シャフトAIREX メカニカル手動タイプシャフト AIREX コロ付 シャフト
AIREX メカニカルチャック
AIREX カーボン シャフト
・シャフト本体径φ25〜φ400の実績があります。・本体径は、仕様にあわせて、設計、製作致します。
・エアー源がないところでも使用ができるシャフトです。・原反の着脱方法は、先端のツマミを回します。・セパレータ板や、スリッター下刃を固定するためのエ
アーシャフトです。・シャフト本体部は、軸受部と同時ケンマしており、さ
らにラグ頭部も張径ケンマしているため、高精度なチャッキングが可能です。
・ラグ頭部をゴムライニングすることも出来ます。
・シャフト本体部に特殊コロユニットを埋め込みました。・原反の挿入や取り出しするときに、よりスムーズに脱
着することが出来ます。
・シャフト本体材質に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を使用しています。
・製品にやさしい高弾性、低タワミタイプのType1と、力持ちの高強度タイプのType2の2種類があります。
・シャフト本体径:3インチ
・シャフトレス装置用のチャックです。・従来のテーパーコーン(側圧式)の線接触と違い、ラ
グによりコアを内部から確実にチャックします。・AIREXエアーチャックと異なり、装置側に原反をチャ
ックする為の推力が必要です。
─9─ ─10─
AIREX メカニカル リーフタイプシャフト〜インパクトタイプ〜
AIREX メカニカル リーフタイプシャフト〜エアーシリンダタイプ〜
メカニカルシャフトのリーフタイプです。薄肉紙管(変形しやすいコア)用でコアのチャック振れの少ない高精度なシャフトです。
シャフト本体径:3インチ シャフト本体径:6インチ
・エアーシャフトの本体材質が樹脂製のシャフトです。・摩耗粉に鉄粉が出ないようにしました。
AIREX 樹脂製シャフト
標準付属品とオプションパーツ
●エアーシャフトパンク修理用ユニット (ゴムチューブユニット)
●標準付属品
●標準オプションパーツ
エアーシリンダータイプ(片持)
標準プラグ用注入器(ゲージ付)
標準プラグ用注入器
ロータリージョイント小型プラグ用注入器
─11─ ─12─
注)ご依頼の際は必ず、AIREX No.(刻印)を連絡願います。
<特長および仕様>・新方式のコアチャック構造により、巻ずれの少ない高
精度な巻取軸用として最適です。・圧縮による膨脹を利用しているため、パンクが少なく、
長期間安定してご使用いただけます。・コアに接触する部分が鉄製のラグ(ツメ)でなく特殊
ゴムであるため、チャックしたコアを傷つけて磨耗粉を発生させることはありません。このため、クリーンな環境での使用も可能です。
・シャフト本体径:φ76
ラバ シャフトは特殊ゴムを圧縮し、その外周を膨脹させてコアをチャックする新発想ウェブ巻取り、繰出し用中軸です。
多様なニーズにお応えいたしますので、お気軽にご相談下さい。
小型プラグ
標準プラグ交換用ソケットレンチセット
標準プラグ(トク1P)
標準ソケット(MA-1S)
ホースニップル
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▼ 16
11
6.5Rc1/8
φ18
φ19
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φ8
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▲φ10.8
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23
50
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12
37
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Rc1/4
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▼ Rc1/4
対辺14
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対辺11
CMM 展示会 会場
LPC とは、Line Position Controlの頭文字を取って当社のウェブガイドシステムの商品名としたものです。LPCウェブガイドシステムは、1953年に開発、商品化して以来、紙、フイルム業界からゴム、繊維業界等、幅広い分野にご使用いただいております。常に最先端の技術で新製品の開発に力を入れ、より一層ニーズにお応えすべくラインアップの充実をはかっています。
AIREX 御見積仕様書
御客様名
御担当者
年 月 日
WEB関連
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LPCWEB GUIDE SYSTEM
U EFLAT EXPANDER
●ミラボーロール(MRV)とは、非湾曲の直線状ロールで構成したシワ取りロールです。
ロール外周面を被覆したゴム筒が、ロールの回転につれて伸縮します。ゴム収縮位置でロールに巻付いたウエブがゴム伸張位置を通過して展開拡布され、これにより、ウエブからシワが除去されます。
●フラットエキスパンダー(FE)とは、ゴムひもタイプの非湾曲の直線状のシワ取りロールです。
ロール外周面に装着した多数のゴムコードが、ロールの回転につれて伸縮します。ゴム収縮位置でロールに巻付いたウエブがゴム伸張位置を通過して展開拡布され、これにより、ウエブからシワが除去されます。
2005年11月よりユー技研工業株式会社から営業譲渡を受け、製造販売を開始しました。
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