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日本ファブテック技報 No.236 日本ファブテック技報 No.2 37

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[報告] 寒冷積雪期における橋梁上部工事の現場施工 -国道 45 号 坪川橋上部工工事-

村上 大和 *

* 橋梁事業本部 工事統括工事一部工事一課

J-FaB 技報 No.2 (1)

1.はじめに 坪川橋は,東北縦貫自動車道八戸線を構成する天間林

道路の起点側で坪川河川上に位置している.架設場所の

青森県上北郡七戸町は,十和田湖の南東部にある田園地

帯の積雪地域であり,架設ヤード周辺も広大な田園に囲

まれている.

本橋の中央径間の橋梁下には坪川が交差しており,河

川管理者との協議により,河川内現場施工時期が渇水期

である11月~3月に制約された.そのため,冬季施工に

伴う積雪や凍結,季節風に伴う強風等により,安全およ

び品質面で過酷な環境での施工が予測された.

本稿では,寒冷積雪期における支承工,現場塗装工の

品質管理および輸送工の安全管理に対する留意点と対応

例について報告する.

本橋の施工位置および構造一般図を図-1,図-2に,

本橋の施工期間中の積雪状況を写真-1に示す.また,

工事概要を以下に示す.

工 事 名:国道45号坪川橋上部工工事

発 注 者:国土交通省東北地方整備局

工事場所:青森県上北郡七戸町

工 期:自)平成29年04月01日

至)平成30年03月23日

橋 長:171.0m

支 間 長:53.1+58.2+57.5m

幅 員:11.750m

形 式:鋼3径間連続5主鈑桁橋

縦断勾配:0.320%~0.712%

架設工法:クレーンベント工法

図-1 施工位置図

2.冬季施工時の課題

本橋の支承工および現場塗装工,輸送工は,冬季の12

月~3月に施工を行う必要があるため,過去の気象デー

タや地域特性から,積雪,凍結,低温等による品質低下

や安全性低下が予測された.以下に,各工種の施工時の

課題を挙げる.

2.1 支承工の課題

本橋の沓座アンカーホールは,最深部で1500㎜あり,

支承仮据付後にアンカーホール内が凍結した場合には,

解氷を行うことが困難となるため,アンカー部の凍結防

止方法が重要な課題であった.また,無収縮モルタル打

設後の材齢初期の凍害防止対策が必要であった.

(a) 橋梁側面図

(b) 橋梁断面図

図-1 構造一般図

写真-1 本橋施工時の積雪状況

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